JP6190623B2 - ユーザ端末、無線基地局及び無線通信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、次世代の通信システムに適用可能なユーザ端末、無線基地局及び無線通信方法に関する。
UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)ネットワークにおいて、さらなる高速データレート、低遅延などを目的としてロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)が仕様化された(非特許文献1)。LTEではマルチアクセス方式として、下り回線(下りリンク)にOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)をベースとした方式を用い、上り回線(上りリンク)にSC−FDMA(Single Carrier Frequency Division Multiple Access)をベースとした方式を用いている。また、LTEからのさらなる広帯域化及び高速化を目的として、LTEの後継システム(例えば、LTEアドバンスト又はLTEエンハンスメントと呼ぶこともある(以下、「LTE−A」という))も検討され、仕様化されている。
LTE、LTE−Aシステムの無線通信における複信形式として、上りリンク(UL)と下りリンク(DL)を周波数で分割する周波数分割複信(FDD)と、上りリンクと下りリンクを時間で分割する時間分割複信(TDD)とがある。TDDの場合、上りリンクと下りリンクの通信に同じ周波数領域が適用され、一つの送受信ポイントから上りリンクと下りリンクが時間で分けられて信号の送受信が行われる。
LTEシステムのTDDにおいては、上りサブフレーム(ULサブフレーム)と下りサブフレーム(DLサブフレーム)間の送信比率が異なる複数のフレーム構成(DL/UL configuration(DL/UL構成))が規定されている。具体的には、図1に示すように、DL/UL構成0〜6の7つのフレーム構成が規定されており、サブフレーム#0と#5は下りリンクに割当てられ、サブフレーム#2は上りリンクに割当てられる。また、各DLサブフレームで送信される下り共有チャネル(PDSCH)に対する送達確認信号(HARQ)は、各DL/UL構成毎に規定された所定のULサブフレームを用いてフィードバックされる。
一般に、DLのトラヒックとULのトラヒックの比率は一定ではなく、時間的に、あるいは、場所的に変動する。そのため、TDDを適用する場合、無線リソースの有効利用という観点では、図1に示したDL/UL構成は固定されるのではなく、実際のトラヒックの変動に応じて時間的に、あるいは、場所的に変更することが望ましい。
そこで、LTE−Aシステム(Rel.12)以降のTDDでは、送受信ポイント(無線基地局、セルであってもよい)毎にDLサブフレームとULサブフレームの送信比率を時間領域で動的(Dynamic)又は準静的(Semi-static)に変更すること(dynamic time configuration scenario)が検討されている。
しかし、既存のLTEシステムでは、各DLサブフレームにそれぞれ対応するフィードバック信号(送達確認信号等)は、所定のULサブフレームで送信されるように規定されている。そのため、DL/UL構成が変更した際にDL/UL構成変更前のフィードバックタイミングをそのまま適用すると、DL/UL構成変更後の無線フレームにおいて送達確認信号等を適切に送信できなくなるおそれがある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、TDDにおいてDL/UL構成を変更する場合であっても、送達確認信号等のフィードバック信号を適切にフィードバックすることができるユーザ端末、無線基地局及び無線通信方法を提供することを目的とする。
本発明のユーザ端末は、DL/UL構成を変更する無線基地局と時間分割複信で通信するユーザ端末であって、各DLサブフレームに対する送達確認を判断する判断部と、各DLサブフレームに対する送達確認信号をULサブフレームに割当ててフィードバックするフィードバック制御部と、を有し、前記フィードバック制御部は、DL/UL構成変更後の無線フレームにおいて、ULサブフレームに対応するDLサブフレーム数が所定値より大きい場合に、当該ULサブフレームに対応する複数のDLサブフレームの送達確認信号の少なくとも一部をバンドリングしてフィードバックし、前記フィードバック制御部は、ULサブフレームに対応するDLサブフレーム数が所定値より大きい場合に、DLサブフレームのバンドリング単位となるバンドリンググループを複数設定し、各バンドリンググループにおいて時間軸方向で最も早く配置されたDLサブフレームを選択し、各バンドリンググループからそれぞれ選択されたDLサブフレームに対応するPUCCHリソースを利用して、PUCCHフォーマット1bに基づくチャネルセレクションを適用することを特徴とする。
本発明によれば、TDDにおいてDL/UL構成を変更する場合であっても、送達確認信号等のフィードバック信号を適切にフィードバックすることができる。
TDDにおけるDL/UL構成の一例を説明するための図である。 TDDにおける各DLサブフレームに対応するPUCCHリソースの割当て方法を説明するための図である。 隣接する無線基地局間でそれぞれDL/UL構成を制御する無線通信システムの一例を示す図である。 DL/UL構成を変更する場合の一例を示す図である。 DL/UL構成の変更に応じて、各DLサブフレームの上り制御信号のフィードバックメカニズムを変更する一例を示す図である。 DL/UL構成の変更に応じて、DL/UL構成変更前の各DLサブフレームの送達確認信号のフィードバック方法の一例を説明するための図である。 DL/UL構成の変更に応じて、DL/UL構成変更前の各DLサブフレームの送達確認信号のフィードバック方法の他の例を説明するための図である。 DL/UL構成の変更に応じて、DL/UL構成変更前の各DLサブフレームの送達確認信号のフィードバック方法の他の例を説明するための図である。 DL/UL構成の変更に応じて、DL/UL構成変更前の各DLサブフレームの送達確認信号のフィードバック方法の他の例を説明するための図である。 本実施の形態に係る無線通信システムの一例を示す概略図である。 本実施の形態に係る無線基地局の全体構成の説明図である。 本実施の形態に係る無線基地局の機能構成の説明図である。 本実施の形態に係るユーザ端末の全体構成の説明図である。 本実施の形態に係るユーザ端末の機能構成の説明図である。
まず、時間分割複信(TDD)において、所定の上りサブフレームのPUCCHを介して下りデータ信号(PDSCH信号)に対する送達確認信号(HARQ−ACK、あるいはACK/NACKとも呼ぶ)をフィードバックする方法について、図2を参照して説明する。
図2Aは、TDD(ここでは、DL/UL Configuration2(以下、「DL/UL構成2」とも記す))における無線フレーム構成を示している。また、図2Bは、複数のDLサブフレームに対する送達確認信号をPUCCHフォーマットに基づくチャネルセレクションを適用する場合の模式図を示している。
図2Aにおいては、左から5番目〜9番目におけるDLサブフレーム及び特殊サブフレーム(以下、単に「DLサブフレーム」とも記す)の下りデータ信号に対する送達確認信号を、左から13番目のULサブフレームのPUCCHに割当ててフィードバックする場合を示している。左から7番目の特殊サブフレーム(Special subframe)は、上りリンクと下りリンクの切り替えに必要なガード期間を有しており、当該ガード期間を介してPDSCHやPUSCH等が割当てられる。図2Aでは、フィードバックするサブフレーム数が4(M=4)であるため、これらを構成するサブフレームの番号mは、m=0、1、2、3となる。なお、図2Aでは、mの番号は、DLサブフレームが特殊サブフレームに優先して付されており、左から5番目のサブフレームはm=0、6番目のサブフレームはm=1、7番目のサブフレームはm=3、9番目のサブフレームはm=2となる。なお、サブフレーム番号mのナンバリング方法はこれに限られない。なお、以下の説明では、特殊サブフレームをDLサブフレームとみなして説明する。
各DLサブフレームに対する送達確認信号は、それぞれ1ビット(ACK/NACK)で生成することができる。そのため、4つのDLサブフレームの送達確認信号を1つのULサブフレームでフィードバックするには、4ビット必要となる。既存のLTEシステム(Rel.10)では、PUCCHフォーマット1bによる2ビット(QPSK)と、各DLサブフレームに対応するPUCCHリソース(チャネル)のチャネル選択による2ビットと、を組み合わせた4ビットを利用している(図2B参照)。
各DLサブフレームに対応するPUCCHリソースは、各DLサブフレームで送信される下り制御信号(PDCCH)の制御チャネル要素(CCE)等に基づいて決定することができる。例えば、図2Aに示すように、複数のDLサブフレームの送達確認信号を所定のULサブフレームを介してフィードバックする場合、各DLサブフレームに対応するPUCCHリソース(チャネル)は、下記の式(1)によって決定することができる。
Figure 0006190623
PUCCHフォーマット1bに基づくチャネルセレクション(PUCCH format 1b with channel selection)では、QPSKで表される情報(2ビット)と、各DLサブフレームに対応して確保されるPUCCHリソース(チャネル)の選択情報(最大2ビット)を組み合わせて利用する。例えば、図2Aの場合(M=4)には、4つのDLサブフレームに対応するPUCCHリソース(nPUCCH,0〜nPUCCH,3)と、QPSKで表される情報を組み合わせた最大4ビットを用いて、各DLサブフレームに対する送達確認信号をフィードバックする(図2B参照)。
このように、PUCCH format 1b with channel selection(以下、単に「チャネルセレクション」とも記す)では、最大4ビットの送達確認信号をサポートすることができる。DL/UL構成を変更しない場合には、1つのULサブフレームに対応するDLサブフレーム数は、上記図1に示したDL/UL構成5を除いて4以下となる。したがって、1つのULサブフレームでフィードバックされる送達確認信号は、DL/UL構成5を除いて4ビット以下となる。このため、従来のシステム(Rel.10等)では、DL/UL構成5以外のDL/UL構成では、チャネルセレクションを適用して送達確認信号のフィードバックを行う(DL/UL構成5ではチャネルセレクションを適用しない)。
ところで、上述したように、Rel.12以降では、送受信ポイント毎にDLサブフレームとULサブフレームの送信比率を時間領域で変更すること(dynamic time configuration scenario)が検討されている。以下に、図3Aを参照して、DL/UL構成が変更される無線通信システムの一例について説明する。図3Aに示す無線通信システムは、複数の送受信ポイント(ここでは、無線基地局#1、#2)と、各無線基地局#1、#2と通信するユーザ端末#1、#2とを含んで構成されている。
図3Aにおいて、無線基地局#1とユーザ端末#1との間、及び無線基地局#2とユーザ端末#2との間では、時間分割複信(TDD)により無線通信が行われる。つまり、無線基地局#1、#2は、DLとULの送信に同じ周波数領域を適用し、DLとULを時間領域で分割して送信する。
各無線基地局が、LTE Rel.10で規定されているDL/UL構成(上記図1におけるDL/UL構成0〜6)をトラフィックやユーザ端末数等に応じて変更する場合を想定する。この場合、サブフレーム0、1、2、5、6はDL/UL構成0〜6で共通しているため、サブフレーム3、4、7、8、9において伝送方向が変更することとなる(図3B参照)。
続いて、無線基地局が、DL/UL構成4からDL/UL構成2に変更(reconfiguration)する場合について図4を参照して説明する。
DL/UL構成が変更されない場合(図4A参照)には、サブフレーム0、1、4、5で送信される各PDSCH信号に対する送達確認信号は次フレームのサブフレーム2でフィードバックされる。また、サブフレーム6〜9で送信される各PDSCH信号に対する送達確認信号は次フレームのサブフレーム3でフィードバックされる。
しかし、DL/UL構成が変更される場合(図4B参照)、変更後のDL/UL構成2では、3サブフレーム目がDLサブフレームとなる。つまり、DL/UL構成の変更に伴い、3サブフレーム目の伝送方向がULからDLに変更される。その結果、ユーザ端末は、DL/UL構成4のDLサブフレーム6〜9に対応する送達確認信号をフィードバックすることができなくなる。
このように、DL/UL構成が変更される場合に、Rel.10における送達確認信号のフィードバックメカニズムをそのまま適用すると、送達確認信号等のフィードバック時に問題が生じる。そこで、DL/UL構成が変更される場合に、各DLサブフレームに対する送達確認信号のフィードバックメカニズムを変更することが検討されている。
例えば、DL/UL構成の変更前後の無線フレームにおけるULサブフレームの変更状況に応じて、フィードバックメカニズムを制御する方法がある。この場合、DL/UL構成の変更前後の無線フレームにおいて、伝送方向がULのまま変更されないサブフレームに対応するDLサブフレームの送達確認信号は、既存のフィードバックメカニズムでフィードバックを行う。一方で、伝送方向がULからDLに変更されるサブフレームに対応するDLサブフレームの送達確認信号は、基準となる参照DL/UL構成(reference time configuration)を選択して、当該DL/UL構成のフィードバックメカニズムを利用する。
参照DL/UL構成は、DL/UL構成の変更前後の無線フレームにおけるULサブフレームの変更状況に応じて選択することができる。図5Aでは、DL/UL構成の変更前後の無線フレームにおいて、伝送方向がULのまま変更しないサブフレームがULサブフレーム2となる。したがって、サブフレーム2のみにULサブフレームが設定されるDL/UL構成5(図5B参照)が参照DL/UL構成として選択される。その結果、図5Aでは、DL/UL構成変更前の無線フレームにおけるDLサブフレーム0、1、4〜8の送達確認信号が、DL/UL構成変更後の無線フレームにおけるULサブフレーム2でフィードバックされる。
また、他の送達確認信号のフィードバックメカニズムとして、DL/UL構成が変更する場合であっても、各DLサブフレームから4サブフレーム以降で最も近いULサブフレームを用いる方法も考えられる(図5C参照)。図5Cでは、DL/UL構成変更前の無線フレームにおけるDLサブフレーム0、1、4〜8の送達確認信号が、DL/UL構成変更後の無線フレームにおけるULサブフレーム2でフィードバックされる。
このように、DL/UL構成の変更に伴い各DLサブフレームに対するHARQのフィードバックメカニズムを変更することが検討されている。しかし、フィードバックメカニズムを変更する場合、1つのULサブフレームに対応するDLサブフレーム数が4より大きくなるおそれがある。例えば、図5A、5Cに示す場合には、DL/UL構成の変更直後の無線フレームにおけるULサブフレーム2を用いて、7つのDLサブフレーム0、1、4〜8の送達確認信号をフィードバックする必要がある。
この場合、各DLサブフレームの送達確認信号をそれぞれ1ビットで生成すると、ULサブフレームに対応するDLサブフレームが4より大きい場合には、上述したPUCCH format 1b with channel selectionではサポートできない問題が生じる(bit mapping problem)。また、チャネルセレクションでは、PUCCHリソース(チャネル)を最大4つ確保する必要がある。しかし、1つのULサブフレームに対応するDLサブフレームが4より大きい場合には、確保(reserve)するPUCCHリソース数が4つより大きくなり、リソースの利用効率が低下する問題が生じる(PUCCH resource allocation problem)。
なお、上記図1に示した7種類のDL/UL構成を考慮すると、DL/UL構成の変更パターンは42種類(7×6)考えられる。また、DL/UL構成の変更に伴い、上記図5Aに示すフィードバックメカニズムを適用する場合には、1つのULサブフレームに対応するDLサブフレーム数が4より大きくなるのが12パターン考えられる。さらに、上記図5A以外の他のフィードバックメカニズムを適用する場合にも、1つのULサブフレームに対応するDLサブフレーム数が4より大きく場合が生じることが考えられる。このように、DL/UL構成の変更によりULサブフレームに対応するDLサブフレーム数が所定値(ここでは、4)より大きくなる場合、既存のチャネルセレクションを適用してフィードバックすることが困難となる。
この問題を解決する方法として、異なるPUCCHフォーマット(例えば送信可能なビット数が大きいPUCCHフォーマット3)を適用することが考えられる。PUCCHフォーマット3は、LTE−Aで新たに規定されたPUCCHフォーマットであり、多数のACK/NACKビット(20ビット)を伝送することができる。PUCCHフォーマット3では、PDSCHと同様に、信号がDFT(Discrete Fourier Transform)ベースのプリコーディングにより生成され、直交符号(OCC:Orthogonal Cover Code)により異なるUEを多重することができる。
また、PUCCHフォーマット3を適用する場合、送達確認信号を割当てるリソースとして、ユーザ端末にPUCCHリソース候補をRRCシグナリングで通知すると共に、特定のPUCCHリソース候補を示す識別子(ARI:A/N Resource Indicator)を下り制御情報に含めて通知する。
しかし、PUCCHフォーマット3を適用する場合、PUCCHフォーマット1bを適用する場合と比較してPUCCH送信の信頼性が低下する問題や、シグナリングオーバーヘッドが増加する問題がある。また、ULサブフレームに対応するDLサブフレーム数に応じて適用するPUCCHフォーマットを変更することも考えられる。しかし、ユーザ端末が適用するPUCCHフォーマットは、上位レイヤシグナリング(例えば、RRCシグナリング)で通知されるため、異なるPUCCHフォーマットを動的に変更することは困難となる。
そこで、本発明者等は、DL/UL構成変更後の無線フレームにおいて、ULサブフレームに対応するDLサブフレーム数に応じて、複数のDLサブフレームの送達確認信号の少なくとも一部を束ねて(バンドリングして)フィードバックすることを着想した。より具体的には、ULサブフレームに対応するDLサブフレーム数が所定値より大きい場合に、複数のDLサブフレームの送達確認信号の少なくとも一部をバンドリングして所定のビット数(例えば、4ビット)とすることを見出した。
これにより、DL/UL構成が変更されて、1つのULサブフレームに対応するDLサブフレーム数が4より大きくなる場合であっても、同一のPUCCHフォーマット(例えば、PUCCHフォーマット1bに基づくチャネルセレクション)を適用してフィードバックすることができる。さらに、本発明者等は、複数のDLサブフレームの送達確認信号の少なくとも一部をバンドリングしてチャネルセレクションを適用する際に、チャネルセレクションで利用するPUCCHリソースの選択方法を新たに見出した。
以下に、本実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の説明では、DL/UL構成としてLTE Rel.10で規定されている構成(図1参照)を例に挙げているが、本実施の形態で適用可能なDL/UL構成はこれに限られない。また、DL/UL構成変更時に利用するフィードバックメカニズムとして、上記図5Aに示した方法を例に挙げているが、これに限られない。本実施の形態は、DL/UL構成変更に伴いULサブフレームに対応するDLサブフレーム数が所定値(例えば、4)より大きくなる場合であれば適用することが可能である。
<bit mapping>
本実施の形態では、DL/UL構成変更後の無線フレームにおいて、ULサブフレームに対応するDLサブフレームの数に応じて、当該ULサブフレームに対応する複数のDLサブフレームの送達確認信号の少なくとも一部を束ねて(bundle)フィードバックする。なお、ULサブフレームに対応するDLサブフレームの数とは、当該ULサブフレームを用いてPDSCHの送達確認信号のフィードバックを行うDLサブフレーム数に相当する。
例えば、ユーザ端末は、DL/UL構成変更後の無線フレームにおいて、ULサブフレームに対応するDLサブフレーム数Mが所定値(例えば、4)以下であるか判断し、送達確認信号のバンドリングの有無を制御する。各ULサブフレームに対応するDLサブフレーム数は、無線基地局から通知されるDL/UL構成に関する情報や、DL/UL構成の変更時に利用するフィードバックメカニズム等に基づいて判断することができる。なお、DL/UL構成変更後の無線フレームは、DL/UL構成変更直後の無線フレームに限られず、次フレームを含んでもよい。
ULサブフレームに対応するDLサブフレーム数Mが所定値以下である場合(例えば、M≦4)、ユーザ端末は、既存(LTE Rel.10)のビットマッピング手順を利用する。つまり、ユーザ端末は、既存のPUCCH format 1b with channel selectionを適用して、各DLサブフレームの送達確認信号のフィードバックを行う。
一方で、ULサブフレームに対応するDLサブフレーム数Mが所定値より大きい場合(例えば、M>4)、ユーザ端末は、当該ULサブフレームに対応する複数のDLサブフレームの送達確認信号のうち、少なくとも一部の送達確認信号をバンドリングして、所定のビット数(例えば、4ビット)とする。
ここで、複数のDLサブフレームの送達確認信号の少なくとも一部の送達確認信号をバンドリングするとは、一部のDLサブフレームの送達確認信号同士をバンドリングすることを指す。つまり、全てのDLサブフレームの送達確認信号をまとめてバンドリングして1ビットとすることは含まれない。以下に、DL/UL構成4からDL/UL構成2に変更される場合のフィードバック方法について、図6を参照して詳細に説明する。
図6Aは、DL/UL構成変更の際に上記図5Aで示したフィードバックメカニズムを適用する場合を示している。この場合、DL/UL構成変更後の無線フレームにおいて、ULサブフレーム2に対して、DL/UL構成変更前の無線フレームにおけるDLサブフレーム0、1、4〜8が対応する。つまり、ULサブフレーム2に対応するDLサブフレーム数Mが7(M>4)となるため、ユーザ端末は、DLサブフレーム0、1、4〜8にそれぞれ対する送達確認信号の一部をバンドリングして所定ビット(例えば、4ビット)とする。
例えば、DL/UL構成変更後のULサブフレーム2に対応するM個のDLサブフレームに対して、時間軸方向に早く配置されているDLサブフレームから順に0〜M−1のインデックスを付す。そして、インデックスの先頭から3番目(インデックス#0、#1、#2)のDLサブフレームの送達確認信号をそれぞれ1ビットで生成する。一方で、4番目以降(インデックス#3〜#M−1)のDLサブフレームの送達確認信号をバンドリングして1ビットで生成することができる。例えば、DLサブフレーム5、6、7、8の送達確認信号が全てACKであれば「ACK」とし、いずれかがNACKである場合には「NACK」とすることができる。なお、バンドリング方法は、図6Aに示した方法に限定されない。
このように、1つのULサブフレームに対応するDLサブフレーム数Mの値に応じて、各DLサブフレームの送達確認信号の一部をバンドリングして所定ビット以下とすることにより、DLサブフレーム数Mに関わらずチャネルセレクションを適用してフィードバックすることができる。
<PUCCH allocation>
上述したように、本実施の形態では、ULサブフレームに対応するDLサブフレーム数Mが所定値より大きい場合に、少なくとも一部のDLサブフレームに対する送達確認信号をバンドリングして所定ビットとすることにより、チャネルセレクションを適用する。一方で、チャネルセレクションを適用する場合には、チャネル選択に利用するPUCCHリソースを確保する必要がある。
既存システムのチャネルセレクションでは、ULサブフレームに対応するDLサブフレーム毎にそれぞれ対応するPUCCHリソースを確保する。より詳細には、各DLサブフレームでそれぞれ送信される下り制御信号の制御チャネル要素(CCE)に基づいて、各DLサブフレームに対応するPUCCHリソースを確保する(上記式(1))。
一方で、本実施の形態では、ULサブフレームに対応するDLサブフレーム数Mが所定値(例えば、4)より大きい場合(バンドリングを行う場合)、当該ULサブフレームに対応する全てのDLサブフレームに対してPUCCHリソースを確保するのでなく、複数のDLサブフレームの中から選択された一部のDLサブフレームに対応するPUCCHリソースを確保する。これにより、無線リソースの利用効率を向上することができる。
ユーザ端末は、ULサブフレームに対応するDLサブフレーム数Mが4より大きい場合であっても、複数のDLサブフレームの中から4個のDLサブフレームを選択する。そして、上記式(1)を用いて、選択したDLサブフレームに対応するPUCCHリソース(例えば、4つ)を確保する。
例えば、ユーザ端末は、バンドリングしないDLサブフレームと、バンドリングされたDLサブフレームの中で時間軸方向において最も早く配置されたDLサブフレームとを選択して、当該DLサブフレームに対応するPUCCHリソースを確保する。上記図6Aに示すように、DLサブフレーム0、1、4の送達確認信号をそれぞれ1ビットで生成し、DLサブフレーム5〜8の送達確認信号を束ねて1ビットで生成する場合、DLサブフレーム0、1、4、5に対応するPUCCHリソースを設定する(図6B参照)。
このように、ULサブフレームに対応するDLサブフレーム数Mが所定値より大きい場合に、少なくとも一部のDLサブフレームの送達確認信号をバンドリングして所定ビットにすると共に、所定数のPUCCHリソースを確保する。これにより、DL/UL構成変更に伴いULサブフレームに対応するDLサブフレーム数が多くなる場合であっても、チャネルセレクションを適切に利用することが可能となる。また、本実施の形態では、複数のDLサブフレームの送達確認信号の一部をバンドリングし、全ての送達確認信号をまとめて1ビットにバンドリングしないため、再送に利用するリソースを抑制することができる。また、1つのULサブフレームに対応するDLサブフレーム数Mが所定値より大きい場合であっても、全てのDLサブフレームにそれぞれ対応するPUCCHリソースを確保するのでなく、一部のDLサブフレームに対応するPUCCHリソースを確保する。これにより、PUCCH信号の衝突を効果的に抑制すると共にリソースの有効活用を図ることができる。
<変形例>
本実施の形態では、ULサブフレームに対応するDLサブフレーム数Mが所定値より大きい場合に、複数のDLサブフレームの送達確認信号をバンドリングするが、バンドリング方法(bundling scheme)は、上述した方法に限られない。以下に、本実施の形態で適用可能なバンドリング方法の他の例について説明する。
ULサブフレームに対応する複数のDLサブフレームの中で、バンドリングを適用するDLサブフレームとして、各DLサブフレームに対して時間軸方向の配置順序に応じて決定することができる(Category1)。あるいは、バンドリングするDLサブフレームのグループ(バンドリンググループ)のサイズが同一又は均等となるようにバンドリングを行うDLサブフレームを決定することができる(Category2)。
図7Aは、Category1における一例(Scheme−A)を示している。Scheme−Aでは、ULサブフレームに対応する複数のDLサブフレームの中で、時間軸方向において最初から3番目までの3つのDLサブフレームの送達確認信号をそれぞれ1ビットで生成する(合計3ビット)。一方で、4番目以降の残りのDLサブフレームの送達確認信号をバンドリングして1ビットで生成する。図7Aでは、DL/UL構成変更前の無線フレームにおけるDLサブフレーム0、1、4の送達確認信号をそれぞれ1ビットで生成する。そして、DLサブフレーム5〜8の送達確認信号をバンドリングして1ビットで生成する。なお、図7Aは、上記図6Aにおけるバンドリング方法と同じである。
この場合、4つのDLサブフレーム0、1、4、5でそれぞれ送信されるPDCCHのCCEインデックス等に基づいて、チャネルセレクションで利用するPUCCHリソースを確保することができる。各DLサブフレームに対応するPUCCHリソースの決定方法は、既存と同様の方法(上記式(1))を利用することができる。
図7Bは、Category1における他の一例(Scheme−B)を示している。Scheme−Bでは、ULサブフレームに対応する複数のDLサブフレームの中で、時間軸方向において最後から数えて3番目までの3個のDLサブフレームの送達確認信号をそれぞれ1ビットで生成する(合計3ビット)。一方で、残りのDLサブフレームの送達確認信号をバンドリングして1ビットで生成する。図7Bでは、DL/UL構成変更前の無線フレームにおけるDLサブフレーム8、7、6の送達確認信号をそれぞれ1ビットで生成する。そして、DLサブフレーム0、1、4、5の送達確認信号をバンドリングして1ビットで生成する。
この場合、4つのDLサブフレーム0、6、7、8でそれぞれ送信されるPDCCHのCCEインデックス等に基づいて、チャネルセレクションで利用するPUCCHリソースを確保することができる。つまり、複数のDLサブフレームがバンドリングされたバンドリンググループからは、1個のDLサブフレーム(時間軸方向で早く配置されたDLサブフレーム)を選択することができる。
図8Aは、Category1における他の一例(Scheme−C)を示している。Scheme−Cでは、ULサブフレームに対応する複数のDLサブフレームの中で、時間軸方向において1番目、2番目、最後に配置された3個のDLサブフレームの送達確認信号をそれぞれ1ビットで生成する(合計3ビット)。一方で、その他のDLサブフレームの送達確認信号をバンドリングして1ビットで生成する。図8Aでは、DL/UL構成変更前の無線フレームにおけるDLサブフレーム0、1、8の送達確認信号をそれぞれ1ビットで生成する。そして、DLサブフレーム4〜7の送達確認信号をバンドリングして1ビットで生成する。
この場合、4つのDLサブフレーム0、1、4、8にそれぞれ対応するPUCCHリソースを確保することができる。つまり、複数のDLサブフレームがバンドリングされたバンドリンググループからは、1個のDLサブフレーム(時間軸方向で早く配置されたDLサブフレーム)を選択することができる。
図8Bは、Category1における他の一例(Scheme−D)を示している。Scheme−Dでは、ULサブフレームに対応する複数のDLサブフレームの中で、時間軸方向において1番目、最後から数えて2番目、最後に配置された3個のDLサブフレームの送達確認信号をそれぞれ1ビットで生成する(合計3ビット)。一方で、その他のDLサブフレームの送達確認信号をバンドリングして1ビットで生成する。図8Bでは、DL/UL構成変更前の無線フレームにおけるDLサブフレーム0、7、8の送達確認信号をそれぞれ1ビットで生成する。そして、DLサブフレーム1、4〜6の送達確認信号をバンドリングして1ビットで生成する。
この場合、4つのDLサブフレーム0、1、7、8にそれぞれ対応するPUCCHリソースを確保することができる。つまり、複数のDLサブフレームがバンドリングされたバンドリンググループからは、1個のDLサブフレーム(時間軸方向で早く配置されたDLサブフレーム)を選択することができる。
図9Aは、Category2における一例(Scheme−A)を示している。Scheme−Aでは、ULサブフレームに対応する複数のDLサブフレームを、4つのバンドリンググループに分類する。この際、各バンドリンググループを構成するDLサブフレーム数が均等となるように、バンドリンググループを決定する。
バンドリンググループは、DLサブフレームのバンドリング単位となるグループであり、各バンドリンググループにおいてそれぞれDLサブフレームがバンドリングされる。つまり、同一のバンドリンググループに属するDLサブフレームの送達確認信号は、1ビットで生成される。
図9Aでは、3つのバンドリンググループがそれぞれ2個のDLサブフレームを有し、1つのバンドリンググループが1個のDLサブフレームを有している。また、各バンドリンググループを構成するDLサブフレームは、時間軸方向に配置されたDLサブフレームから順に選択して決定することができる。つまり、各バンドリンググループのサイズ(DLサブフレーム数)に応じて、時間軸方向に配置されたDLサブフレームを順に各バンドリンググループに割当てることができる。
この場合、ユーザ端末は、各バンドリンググループにおいて時間軸方向で最も早く配置されたDLサブフレームを選択し、各バンドリンググループからそれぞれ選択されたDLサブフレームに対応するPUCCHリソースを確保することができる。図9Aでは、4つのDLサブフレーム0、4、6、8が選択される。
図9Bは、Category2における他の一例(Scheme−B)を示している。Scheme−Bでは、ULサブフレームに対応する複数のDLサブフレームを、4つのバンドリンググループに分類する。この際、各バンドリンググループを構成するDLサブフレーム数が均等となるように、バンドリンググループを決定する。
図9Bでは図9Aと同様に、3つのバンドリンググループがそれぞれ2個のDLサブフレームを有し、1つのバンドリンググループが1個のDLサブフレームを有する。また、各バンドリンググループを構成するDLサブフレームは、ランダムに選択して決定することができる。図9Bでは、DLサブフレーム0と5が同一のバンドリンググループを構成し、DLサブフレーム1と8が同一のバンドリンググループを構成し、DLサブフレーム4と7が同一のバンドリンググループを構成する場合を示している。この場合、時間軸方向において離れたDLサブフレームの送達確認信号がバンドリングされて1ビットとして生成される。
また、図9Bでも図9Aと同様に、PUCCHリソースを確保することができる。例えば、図9Bにおいて、4つのDLサブフレーム0、1、4、6に対応するPUCCHリソースを確保することができる。
(無線通信システムの構成)
以下、本実施の形態に係る無線通信システムについて、詳細に説明する。
図10は、本実施の形態に係る無線通信システムの概略構成図である。なお、図10に示す無線通信システムは、例えば、LTEシステム或いは、SUPER 3Gが包含されるシステムである。この無線通信システムでは、LTEシステムのシステム帯域幅を1単位とする複数の基本周波数ブロック(コンポーネントキャリア)を一体としたキャリアアグリゲーション(CA)を適用することができる。また、この無線通信システムは、IMT−Advancedと呼ばれても良いし、4G、FRA(Future Radio Access)と呼ばれても良い。
図10に示す無線通信システム1は、マクロセルC1を形成する無線基地局11と、マクロセルC1内に配置され、マクロセルC1よりも狭いスモールセルC2を形成する無線基地局12a及び12bとを備えている。また、マクロセルC1及び各スモールセルC2には、ユーザ端末20が配置されている。ユーザ端末20は、無線基地局11及び無線基地局12の双方に接続すること(dual connectivity)ができる。この場合、ユーザ端末20は、異なる周波数を用いるマクロセルC1とスモールセルC2を、CA(キャリアアグリゲーション)により同時に使用することが想定される。
ユーザ端末20と無線基地局11との間は、相対的に低い周波数帯域(例えば、2GHz)で帯域幅が狭いキャリア(既存キャリア、Legacy carrier等と呼ばれる)を用いて通信が行なわれる。一方、ユーザ端末20と無線基地局12との間は、相対的に高い周波数帯域(例えば、3.5GHz等)で帯域幅が広いキャリアが用いられてもよいし、無線基地局11との間と同じキャリアが用いられてもよい。ユーザ端末20と無線基地局12間のキャリアタイプとしてニューキャリアタイプ(NCT)を利用してもよい。無線基地局11と無線基地局12(又は、無線基地局12間)は、有線接続(Optical fiber、X2インターフェース等)又は無線接続されている。
無線基地局11及び各無線基地局12は、それぞれ上位局装置30に接続され、上位局装置30を介してコアネットワーク40に接続される。なお、上位局装置30には、例えば、アクセスゲートウェイ装置、無線ネットワークコントローラ(RNC)、モビリティマネジメントエンティティ(MME)等が含まれるが、これに限定されるものではない。また、各無線基地局12は、無線基地局11を介して上位局装置に接続されてもよい。
なお、無線基地局11は、相対的に広いカバレッジを有する無線基地局であり、eNodeB、マクロ基地局、送受信ポイントなどと呼ばれてもよい。また、無線基地局12は、局所的なカバレッジを有する無線基地局であり、スモール基地局、ピコ基地局、フェムト基地局、Home eNodeB、RRH(Remote Radio Head)、マイクロ基地局、送受信ポイントなどと呼ばれてもよい。以下、無線基地局11及び12を区別しない場合は、無線基地局10と総称する。各ユーザ端末20は、LTE、LTE−Aなどの各種通信方式に対応した端末であり、移動通信端末だけでなく固定通信端末を含んでよい。
無線通信システムにおいては、無線アクセス方式として、下りリンクについてはOFDMA(直交周波数分割多元接続)が適用され、上りリンクについてはSC−FDMA(シングルキャリア−周波数分割多元接続)が適用される。OFDMAは、周波数帯域を複数の狭い周波数帯域(サブキャリア)に分割し、各サブキャリアにデータをマッピングして通信を行うマルチキャリア伝送方式である。SC−FDMAは、システム帯域幅を端末毎に1つ又は連続したリソースブロックからなる帯域に分割し、複数の端末が互いに異なる帯域を用いることで、端末間の干渉を低減するシングルキャリア伝送方式である。
ここで、図10に示す無線通信システムで用いられる通信チャネルについて説明する。下りリンクの通信チャネルは、各ユーザ端末20で共有されるPDSCH(Physical Downlink Shared Channel)と、下りL1/L2制御チャネル(PDCCH、PCFICH、PHICH、拡張PDCCH)とを有する。PDSCHにより、ユーザデータ及び上位制御情報が伝送される。PDCCH(Physical Downlink Control Channel)により、PDSCHおよびPUSCHのスケジューリング情報等が伝送される。PCFICH(Physical Control Format Indicator Channel)により、PDCCHに用いるOFDMシンボル数が伝送される。PHICH(Physical Hybrid-ARQ Indicator Channel)により、PUSCHに対するHARQのACK/NACKが伝送される。また、拡張PDCCH(EPDCCH)により、PDSCH及びPUSCHのスケジューリング情報等が伝送されてもよい。このEPDCCHは、PDSCH(下り共有データチャネル)と周波数分割多重される。
上りリンクの通信チャネルは、各ユーザ端末20で共有される上りデータチャネルとしてのPUSCH(Physical Uplink Shared Channel)と、上りリンクの制御チャネルであるPUCCH(Physical Uplink Control Channel)とを有する。このPUSCHにより、ユーザデータや上位制御情報が伝送される。また、PUCCHにより、下りリンクの無線品質情報(CQI:Channel Quality Indicator)、送達確認信号(ACK/NACK)等が伝送される。なお、以下の説明では、無線基地局12がTDDを適用する場合について説明する。
図11は、本実施の形態に係る無線基地局10(無線基地局11及び12を含む)の全体構成図である。無線基地局10は、MIMO伝送のための複数の送受信アンテナ101と、アンプ部102と、送受信部103と、ベースバンド信号処理部104と、呼処理部105と、伝送路インターフェース106とを備えている。
下りリンクにより無線基地局10からユーザ端末20に送信されるユーザデータは、上位局装置30から伝送路インターフェース106を介してベースバンド信号処理部104に入力される。
ベースバンド信号処理部104では、PDCPレイヤの処理、ユーザデータの分割・結合、RLC(Radio Link Control)再送制御の送信処理などのRLCレイヤの送信処理、MAC(Medium Access Control)再送制御、例えば、HARQの送信処理、スケジューリング、伝送フォーマット選択、チャネル符号化、逆高速フーリエ変換(IFFT:Inverse Fast Fourier Transform)処理、プリコーディング処理が行われて各送受信部103に転送される。また、下りリンクの制御チャネルの信号に関しても、チャネル符号化や逆高速フーリエ変換等の送信処理が行われて、各送受信部103に転送される。
また、ベースバンド信号処理部104は、上位レイヤシグナリング(例えば、RRCシグナリング、報知情報等)により、ユーザ端末20に対して、当該セルにおける通信のための制御情報を通知する。当該セルにおける通信のための情報には、例えば、上りリンク又は下りリンクにおけるシステム帯域幅等が含まれる。また、DL/UL構成を変更する場合には、DL/UL構成に関する情報を上位レイヤシグナリングによりユーザ端末20に通知する。
各送受信部103は、ベースバンド信号処理部104からアンテナ毎にプリコーディングして出力されたベースバンド信号を無線周波数帯に変換する。アンプ部102は、周波数変換された無線周波数信号を増幅して送受信アンテナ101により送信する。
一方、上りリンクによりユーザ端末20から無線基地局10に送信されるデータについては、各送受信アンテナ101で受信された無線周波数信号がそれぞれアンプ部102で増幅され、各送受信部103で周波数変換されてベースバンド信号に変換され、ベースバンド信号処理部104に入力される。
ベースバンド信号処理部104では、入力されたベースバンド信号に含まれるユーザデータに対して、FFT処理、IDFT処理、誤り訂正復号、MAC再送制御の受信処理、RLCレイヤ、PDCPレイヤの受信処理がなされ、伝送路インターフェース106を介して上位局装置30に転送される。呼処理部105は、通信チャネルの設定や解放等の呼処理や、無線基地局10の状態管理や、無線リソースの管理を行う。
図12は、本実施の形態に係る無線基地局10(例えば、スモール基地局となる無線基地局12)が有するベースバンド信号処理部104の主な機能構成図である。なお、図12においては、下りリンク(送信)用の機能構成を主に示しているが、無線基地局10は、上りリンク(受信)用の機能構成を備えてもよい。
図12に示すように、無線基地局12が有するベースバンド信号処理部104は、スケジューラ(制御部)301と、DL/UL構成判断部302と、下り制御信号生成部303と、下りデータ信号生成部304と、DL/UL構成情報生成部305と、を含んで構成されている。
DL/UL構成判断部302は、無線基地局12がTDDで適用するDL/UL構成を判断する。例えば、DL/UL構成が変化する場合、DL/UL構成判断部302は、変更後のDL/UL構成についてスケジューラ301、DL/UL構成情報生成部305に通知する。なお、DL/UL構成判断部302の機能をスケジューラ301に設けた構成としてもよい。
スケジューラ(制御部)301は、PDSCHで送信される下りデータ信号、PDCCH及び/又は拡張PDCCH(EPDCCH)で伝送される下り制御信号、下り参照信号等のスケジューリングを制御する。また、スケジューラ301は、PUSCHで伝送される上りデータ、PUCCH又はPUSCHで伝送される上り制御情報、上り参照信号のスケジューリングの制御(割当て制御)も行う。上りリンク信号(上り制御信号、上りユーザデータ)の割当て制御に関する情報は、下り制御信号(DCI)を用いてユーザ端末に通知される。
具体的に、スケジューラ301は、上位局装置30からの指示情報や各ユーザ端末20からのフィードバック情報(例えば、CQI、RIなどを含むCSI)に基づいて、無線リソースの割り当てを行う。
下り制御信号生成部303は、スケジューラ301により割当てが決定された下り制御信号(PDCCH信号及び/又はEPDCCH信号)を生成する。具体的に、下り制御信号生成部303は、スケジューラ301からの指示に基づいて、下りリンク信号の割当て情報を通知するDL assignmentと、上りリンク信号の割当て情報を通知するUL grantを生成する。
下りデータ信号生成部304は、スケジューラ301によりリソースへの割当てが決定された下りデータ信号(PDSCH信号)を生成する。下りデータ信号生成部304により生成されるデータ信号には、各ユーザ端末20からのCSI等に基づいて決定された符号化率、変調方式に従って符号化処理、変調処理が行われる。
DL/UL構成情報生成部305は、システムで適用されるDL/UL構成に関する情報を生成する。例えば、DL/UL構成が変更される場合には、変更後に適用されるDL/UL構成に関する情報を生成する。DL/UL構成情報生成部305で生成された情報は、上位レイヤシグナリング(RRCシグナリング、報知信号等)でユーザ端末20に通知してもよいし、下り制御信号生成部302で生成される下り制御信号に含めてユーザ端末に通知することも可能である。
図13は、本実施の形態に係るユーザ端末20の全体構成図である。ユーザ端末20は、MIMO伝送のための複数の送受信アンテナ201と、アンプ部202と、送受信部(受信部)203と、ベースバンド信号処理部204と、アプリケーション部205とを備えている。
下りリンクのデータについては、複数の送受信アンテナ201で受信された無線周波数信号がそれぞれアンプ部202で増幅され、送受信部203で周波数変換されてベースバンド信号に変換される。このベースバンド信号は、ベースバンド信号処理部204でFFT処理や、誤り訂正復号、再送制御(HARQ−ACK)の受信処理等がなされる。この下りリンクのデータの内、下りリンクのユーザデータは、アプリケーション部205に転送される。アプリケーション部205は、物理レイヤやMACレイヤより上位のレイヤに関する処理等を行う。また、下りリンクのデータの内、報知情報もアプリケーション部205に転送される。
一方、上りリンクのユーザデータについては、アプリケーション部205からベースバンド信号処理部204に入力される。ベースバンド信号処理部204では、再送制御(HARQ−ACK)の送信処理や、チャネル符号化、プリコーディング、DFT処理、IFFT処理等が行われて各送受信部203に転送される。送受信部203は、ベースバンド信号処理部204から出力されたベースバンド信号を無線周波数帯に変換する。その後、アンプ部202は、周波数変換された無線周波数信号を増幅して送受信アンテナ201により送信する。
図14は、ユーザ端末20が有するベースバンド信号処理部204の主な機能構成図である。図14に示すように、ユーザ端末20が有するベースバンド信号処理部204は、下り制御信号復号部401と、下りデータ信号復号部402と、判断部403と、フィードバック制御部404と、を少なくとも有している。なお、上述したように、ベースバンド信号処理部204は、チャネル符号化、プリコーディング、DFT処理、IFFT処理等を行う機能部も有している。
下り制御信号復号部401は、下り制御チャネル(PDSCH)で送信された下り制御信号(UL grant、DL assignment)を復号し、スケジューリング情報(上りリソースへの割当て情報等)をフィードバック制御部404へ出力する。下りデータ信号復号部402は、下り共有チャネル(PDSCH)で送信された下りデータ信号を復号し、判断部403へ出力する。
判断部403は、下りデータ信号復号部402の復号結果に基づいて、各DLサブフレームに対する再送制御判定(送達確認(ACK/NACK))を行う。判断部403における送達確認の判断結果は、フィードバック制御部404に出力される。
フィードバック制御部404は、下り制御信号復号部401から出力されるスケジューリング情報や判断部403から出力される再送制御判定結果に基づいて、送達確認信号(ACK/NACK)の生成、PUCCHリソースへの割当て、フィードバックタイミング等を制御する。
具体的に、フィードバック制御部404は、DL/UL構成変更後の無線フレームにおいて、ULサブフレームに対応するDLサブフレーム数が所定値より大きい場合に、上述したフィードバックメカニズムを適用する。例えば、図6に示すように、フィードバック制御部404は、当該ULサブフレームに対応する複数のDLサブフレームの送達確認信号の少なくとも一部(図6におけるDLサブフレーム5〜8)をバンドリングしてフィードバックする。この場合、フィードバック制御部404は、DLサブフレーム0、1、4、5に対応するPUCCHリソースを利用して、PUCCHフォーマット1bに基づくチャネルセレクションを適用することができる。
一方で、フィードバック制御部404は、ULサブフレームに対応するDLサブフレーム数が所定値以下の場合には、既存のシステムと同様に、各DLサブフレームにそれぞれ対応するPUCCHリソースを利用して、PUCCHフォーマット1bに基づくチャネルセレクションを適用する。なお、フィードバック方法は、上記図6で示した方法に限られず、上記図7〜図9で示した方法を適用してもよい。
このように、ULサブフレームに対応するDLサブフレーム数Mが所定値より大きい場合に、少なくとも一部のDLサブフレームの送達確認信号をバンドリングして所定ビットにすると共に、所定数のPUCCHリソースを確保する。これにより、DL/UL構成変更に伴いULサブフレームに対応するDLサブフレーム数が多くなる場合であっても、チャネルセレクションを適切に利用すること(PUCCHフォーマットを変更せずにフィードバックを行うこと)が可能となる。また、本実施の形態では、複数のDLサブフレームの送達確認信号の一部をバンドリングし、全ての送達確認信号をまとめて1ビットにバンドリングしないため、再送に利用するリソースを抑制することができる。また、1つのULサブフレームに対応するDLサブフレーム数Mが所定値より大きい場合であっても、全てのDLサブフレームにそれぞれ対応するPUCCHリソースを確保するのでなく、一部のDLサブフレームに対応するPUCCHリソースを確保する。これにより、PUCCH信号の衝突を効果的に抑制すると共にリソースの有効活用を図ることができる。
以上、上述の実施形態を用いて本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。従って、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
1…無線通信システム
10…無線基地局
11…無線基地局(マクロ基地局)
12、12a、12b…無線基地局(スモール基地局)
20…ユーザ端末
30…上位局装置
40…コアネットワーク
101…送受信アンテナ
102…アンプ部
103…送受信部
104…ベースバンド信号処理部
105…呼処理部
106…伝送路インターフェース
201…送受信アンテナ
202…アンプ部
203…送受信部
204…ベースバンド信号処理部
205…アプリケーション部
301…スケジューラ(制御部)
302…DL/UL構成判断部
303…下り制御信号生成部
304…下りデータ信号生成部
305…DL/UL構成情報生成部
401…下り制御信号復号部
402…下りデータ信号復号部
403…判断部
404…フィードバック制御部

Claims (6)

  1. DL/UL構成を変更する無線基地局と時間分割複信で通信するユーザ端末であって、
    各DLサブフレームに対する送達確認を判断する判断部と、
    各DLサブフレームに対する送達確認信号をULサブフレームに割当ててフィードバックするフィードバック制御部と、を有し、
    前記フィードバック制御部は、DL/UL構成変更後の無線フレームにおいて、ULサブフレームに対応するDLサブフレーム数が所定値より大きい場合に、当該ULサブフレームに対応する複数のDLサブフレームの送達確認信号の少なくとも一部をバンドリングしてフィードバックし、
    前記フィードバック制御部は、ULサブフレームに対応するDLサブフレーム数が所定値より大きい場合に、DLサブフレームのバンドリング単位となるバンドリンググループを複数設定し、各バンドリンググループにおいて時間軸方向で最も早く配置されたDLサブフレームを選択し、各バンドリンググループからそれぞれ選択されたDLサブフレームに対応するPUCCHリソースを利用して、PUCCHフォーマット1bに基づくチャネルセレクションを適用することを特徴とするユーザ端末。
  2. 前記フィードバック制御部は、ULサブフレームに対応するDLサブフレーム数が所定値以下の場合に、各DLサブフレームにそれぞれ対応するPUCCHリソースを利用して、PUCCHフォーマット1bに基づくチャネルセレクションを適用することを特徴とする請求項1に記載のユーザ端末。
  3. 前記フィードバック制御部は、ULサブフレームに対応するDLサブフレーム数が所定値より大きい場合に、各バンドリンググループに含まれるDLサブフレーム数が均等となるようにバンドリングを制御することを特徴とする請求項1又は請求項に記載のユーザ端末。
  4. 前記フィードバック制御部は、前記無線基地局から通知されるDL/UL構成に関する情報に基づいて、DL/UL構成変更後の無線フレームの各ULサブフレームに対応するDLサブフレーム数を判断することを特徴とする請求項1から請求項のいずれかに記載のユーザ端末。
  5. ユーザ端末と時間分割複信で通信すると共にDL/UL構成を変更して制御する無線基地局であって、
    DL/UL構成の変更を制御する制御部と、
    DL/UL構成に関する情報をユーザ端末に送信する送信部と、
    ユーザ端末からフィードバックされる送達確認信号を受信する受信部と、を有し、
    前記受信部は、DL/UL構成変更後の無線フレームにおいて、ULサブフレームに対応するDLサブフレーム数が所定値より大きい場合に、当該ULサブフレームに対応する複数のDLサブフレームの少なくとも一部がバンドリングされた送達確認信号を所定のPUCCHリソースにおいて受信し、
    前記所定のPUCCHリソースは、ULサブフレームに対応するDLサブフレーム数が所定値より大きい場合に、DLサブフレームのバンドリング単位となるバンドリンググループを複数設定し、各バンドリンググループにおいて時間軸方向で最も早く配置されたDLサブフレームを選択し、各バンドリンググループからそれぞれ選択されたDLサブフレームに対応するPUCCHリソースのうち、PUCCHフォーマット1bに基づくチャネルセレクションを適用して選択されるPUCCHリソースであることを特徴とする無線基地局。
  6. DL/UL構成を変更する無線基地局と、前記無線基地局と時間分割複信で通信するユーザ端末との無線通信方法であって、
    前記ユーザ端末は、各DLサブフレームに対する送達確認を判断する工程と、各DLサブフレームに対する送達確認信号をULサブフレームに割当ててフィードバックする工程と、を有し、DL/UL構成変更後の無線フレームにおいて、ULサブフレームに対応するDLサブフレーム数が所定値より大きい場合に、当該ULサブフレームに対応する複数のDLサブフレームの送達確認信号の少なくとも一部をバンドリングしてフィードバックし、
    ULサブフレームに対応するDLサブフレーム数が所定値より大きい場合に、DLサブフレームのバンドリング単位となるバンドリンググループを複数設定し、各バンドリンググループにおいて時間軸方向で最も早く配置されたDLサブフレームを選択し、各バンドリンググループからそれぞれ選択されたDLサブフレームに対応するPUCCHリソースを利用して、PUCCHフォーマット1bに基づくチャネルセレクションを適用することを特徴とする無線通信方法。
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