JP5781028B2 - 無線通信方法、無線基地局、ユーザ端末及び無線通信システム - Google Patents

無線通信方法、無線基地局、ユーザ端末及び無線通信システム Download PDF

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Description

本発明は、次世代無線通信システムにおける無線通信方法、無線基地局、ユーザ端末及び無線通信システムに関する。
UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)ネットワークにおいて、更なる高速データレート、低遅延などを目的としてロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)が検討されている(非特許文献1)。LTEではマルチアクセス方式として、下り回線(下りリンク)にOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)をベースとした方式を用い、上り回線(上りリンク)にSC−FDMA(Single Carrier Frequency Division Multiple Access)をベースとした方式を用いている。
また、LTEからのさらなる広帯域化及び高速化を目的として、LTEの後継システム(例えば、LTEアドバンスト又はLTEエンハンスメントと呼ぶこともある(以下、「LTE−A」という))も検討されている。LTE(リリース8)やLTE−A(リリース9以降)においては、複数のアンテナでデータを送受信し、周波数利用効率を向上させる無線通信技術としてMIMO(Multi Input Multi Output)技術が検討されている。MIMO技術においては、送受信機に複数の送信/受信アンテナを用意し、異なる送信アンテナから同時に異なる送信情報系列を送信する。
LTE−Aなどの将来のシステムでは、異なる送信アンテナから同時に異なるユーザに送信情報系列を送信するマルチユーザMIMO(MU−MIMO:Multiple User MIMO)伝送が検討されている。このMU−MIMO伝送は、Hetnet(Heterogeneous network)やCoMP(Coordinated Multi-Point)伝送にも適用される。一方で、この将来のシステムでは、下り制御情報を伝送する下り制御チャネルの容量の不足により、MU−MIMO伝送等のシステム特性を十分に発揮できない恐れがある。
そこで、下り制御チャネル用の無線リソース領域を拡張して、より多くの下り制御情報を伝送することも考えられる。しかしながら、拡張された下り制御チャネルを用いて下り制御情報が伝送される場合、当該下り制御情報に基づいて復調される下り共有データチャネルの送達確認情報(ACK(Acknowledgement)/NACK(Negative Acknowledgement)/DTX(Discontinuous Transmission))に対して、適切な上り無線リソースを割当てることができない恐れがある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、拡張された下り制御チャネルを用いて下り制御情報が伝送される場合に、当該下り制御情報に基づいて復調される下り共有データチャネルの送達確認情報に対して、適切な上り無線リソースを割当て可能な無線通信方法、無線基地局、ユーザ端末及び無線通信システムを提供することを目的とする。
本発明の無線通信方法は、無線基地局が、下り共有データチャネルと周波数分割多重される拡張下り制御チャネルを用いて下り制御情報を送信する無線通信システムにおける無線通信方法であって、前記無線基地局が、ユーザ端末に対して、前記拡張下り制御チャネルに割り当てられる拡張制御チャネル要素を複数含んでそれぞれ構成される複数のリソースセットを設定する工程と、前記無線基地局が、前記ユーザ端末に対して、リソース識別子が付加された下り制御情報を送信する工程と、前記ユーザ端末が、前記リソース識別子に関連付けられるオフセット値に基づいて、前記下り共有データチャネルの送達確認情報の送信に用いられる上り制御チャネル用無線リソースを決定する工程と、を有し、前記オフセット値は、リソースセット当たりの前記拡張制御チャネル要素の数に基づいて設定されることを特徴とする。
本発明の無線基地局は、下り共有データチャネルと周波数分割多重される拡張下り制御チャネルを用いて下り制御情報を送信する無線基地局であって、ユーザ端末に対して、前記拡張下り制御チャネルに割り当てられる拡張制御チャネル要素を複数含んでそれぞれ構成される複数のリソースセットを設定する設定部と、前記ユーザ端末に対して、リソース識別子が付加された下り制御情報を送信する送信部と、を具備し、前記リソース識別子は、前記下り共有データチャネルの送達確認情報の送信に用いられる上り制御チャネル用無線リソースのオフセット値に関連付けられ、前記オフセット値は、リソースセット当たりの前記拡張制御チャネル要素の数に基づいて設定されることを特徴とする。
本発明のユーザ端末は、下り共有データチャネルと周波数分割多重される拡張下り制御チャネルを用いて下り制御情報を受信するユーザ端末であって、リソース識別子が付加された下り制御情報を、無線基地局から受信する受信部と、前記リソース識別子に関連付けられるオフセット値に基づいて、前記下り共有データチャネルの送達確認情報の送信に用いられる上り制御チャネル用無線リソースを決定する決定部と、を具備し、前記拡張下り制御チャネルに割り当てられる拡張制御チャネル要素を複数含んでそれぞれ構成される複数のリソースセットが設定され、前記オフセット値は、リソースセット当たりの前記拡張制御チャネル要素の数に基づいて設定されることを特徴とする。
本発明の無線通信システムは、無線基地局が、下り共有データチャネルと周波数分割多重される拡張下り制御チャネルを用いて下り制御情報を送信する無線通信システムであって、前記無線基地局は、ユーザ端末に対して、前記拡張下り制御チャネルに割り当てられる拡張制御チャネル要素を複数含んでそれぞれ構成される複数のリソースセットを設定する設定部と、前記ユーザ端末に対して、リソース識別子が付加された下り制御情報を送信する送信部と、を具備し、前記ユーザ端末は、前記リソース識別子に関連付けられるオフセット値に基づいて、前記下り共有データチャネルの送達確認情報の送信に用いられる上り制御チャネル用無線リソースを決定する決定部を具備し、前記オフセット値は、リソースセット当たりの前記拡張制御チャネル要素の数に基づいて設定されることを特徴とする。
本発明によれば、拡張された下り制御チャネルを用いて下り制御情報が伝送される場合に、当該下り制御情報に基づいて復調される下り共有データチャネルの送達確認情報に対して、適切な上り無線リソースを割当てることができる。特に、ユーザ端末に対して、拡張された下り制御チャネル用の複数のリソースセットが設定される場合に、当該複数のリソースセット間で上り無線リソースが衝突するのを防止できると共に、上り無線リソースのオーバーヘッドの増大を抑えることができる。
MU−MIMOが適用される無線通信システムの概略図である。 下りリンクのMU−MIMO伝送が行われるサブフレームの一例を示す図である。 拡張PDCCHのサブフレーム構成の説明図である。 拡張PDCCHのマッピング方法の説明図である。 拡張PDCCHの分散マッピングの一例を示す図である。 拡張PDCCHセットの一例を示す図である。 拡張PDCCHセットの他の例を示す図である。 PUCCHリソースの割当て例を示す図である。 eCCEインデックス番号の付与例を示す図である。 本実施の形態に係るARIに関連付けられるオフセット値を示す図である。 本実施の形態に係るPUCCHリソースの割当て例を示す図である。 本実施の形態に係る無線通信システムのシステム構成の説明図である。 本実施の形態に係る無線基地局の全体構成の説明図である。 本実施の形態に係るユーザ端末の全体構成の説明図である。 本実施の形態に係る無線基地局のベースバンド処理部及び一部の上位レイヤを示す機能構成図である。 実施の形態に係るユーザ端末のベースバンド処理部の機能構成図である。
図1は、MU−MIMO伝送が適用される無線通信システムの一例を示す図である。図1に示すシステムは、無線基地局(例えば、eNB:eNodeB)のカバレッジエリア内に局所的なカバレッジエリアを有する小型基地局(例えば、RRH:Remote Radio Headなど)が設けられ、階層的に構成されている。このようなシステムにおける下りリンクのMU−MIMO伝送では、無線基地局の複数のアンテナから複数のユーザ端末UE(User Equipment)#1及び#2に対するデータが同時に送信される。また、複数の小型基地局の複数のアンテナから複数のユーザ端末UE#3、#4に対するデータも同時に送信される。
図2は、下りリンクのMU−MIMO伝送が適用される無線フレーム(例えば、1サブフレーム)の一例を示す図である。図2に示すように、MU−MIMO伝送が適用されるシステムでは、各サブフレームにおいて先頭から所定のOFDMシンボル(最大3OFDMシンボル)まで、下り制御チャネル(PDCCH:Physical Downlink Control Channel)用の無線リソース領域(PDCCH領域)として確保される。また、サブフレームの先頭から所定のシンボルより後の無線リソースに、下り共有データチャネル(PDSCH:Physical Downlink Shared Channel)用の無線リソース領域(PDSCH領域)が確保される。
PDCCH領域には、ユーザ端末UE(ここでは、UE#1〜#4)に対する下り制御情報(DCI:Downlink Control Information、以下、DCIという)が割当てられる。DCIには、PDSCH領域におけるユーザ端末UEに対するデータの割り当て情報等が含まれる。例えば、図2において、ユーザ端末UE#2は、PDCCH領域に割り当てられたユーザ端末UE#2に対するDCIに基づいて、PDSCH領域に割り当てられたユーザ端末UE#2に対するデータを受信する。
また、MU−MIMO伝送においては、同一時間及び同一周波数で複数のユーザ端末UEに対するデータ送信が可能となる。このため、図2のPDSCH領域において、ユーザ端末UE#1に対するデータとユーザ端末UE#5に対するデータを同一の周波数領域に多重することが考えられる。同様に、ユーザ端末UE#4に対するデータとユーザ端末UE#6に対するデータを同一の周波数領域に多重することも考えられる。
しかしながら、図2に示すように、PDSCH領域においてユーザ端末UE#1〜#6に対するデータを割り当てようとしても、PDCCH領域において全てのユーザ端末UE#1〜#6に対するDCIの割り当て領域を確保できない場合がある。例えば、図2のPDCCH領域では、ユーザ端末UE#5及び#6に対するDCIを割り当てることができない。この場合、DCIを割り当てるPDCCH領域の不足によりPDSCH領域に多重されるユーザ端末UEの数が制限されるため、MU−MIMO伝送による無線リソースの利用効率の向上効果を十分に得られない恐れがある。
このようなPDCCH領域の不足を解決する方法として、サブフレームの先頭から最大3OFDMシンボルの制御領域以外にPDCCHの割当て領域を拡張する(4OFDMシンボル以降の既存のPDSCH領域にPDCCH領域を拡張する)ことが考えられる。PDCCH領域の拡張方法としては、図3Aに示すように、既存のPDSCH領域においてPDSCHとPDCCHとを時分割多重する方法(TDMアプローチ)、図3Bに示すように、既存のPDSCH領域においてPDSCHとPDCCHとを周波数分割多重する方法(FDMアプローチ)が考えられる。
図3Aに示すTDMアプローチでは、サブフレームの4OFDMシンボル以降の一部OFDMシンボルにおいてシステム帯域全体に渡りPDCCHが配置される。一方、図3Bに示すFDMアプローチでは、サブフレームの4OFDMシンボル以降の全OFDMシンボルにおいてシステム帯域の一部にPDCCHが配置される。このFDMアプローチによりPDSCHと周波数分割多重されるPDCCHは、ユーザ固有の参照信号である復調用参照信号(DM−RS:DeModulation-Reference Signal)を用いて復調される。このため、かかるPDCCHで伝送されるDCIは、PDSCHで伝送される下りデータと同様に、ビームフォーミングゲインを得ることができ、PDCCHのキャパシティの増大に有効である。今後は、このFDMアプローチが重要となると考えられる。
以下、FDMアプローチにおいてPDSCHと周波数分割多重されるPDCCHを拡張PDCCH(enhanced PDCCH)と称する。この拡張PDCCHは、拡張下り制御チャネル(enhanced physical downlink control channel)、ePDCCH、E−PDCCH、FDM型PDCCH、UE−PDCCH等と呼ばれてもよい。
以上のようなFDMアプローチの拡張PDCCHにおいて、DCIのマッピング方法として、局所マッピング(Localized mapping)と分散マッピング(Distributed Mapping)とが検討されている。図4は、拡張PDCCHにおけるDCIのマッピング方法を説明するための図である。図4Aは、局所マッピングを示し、図4Bは、分散マッピングを示す。
図4A及び4Bに示すように、拡張PDCCHは、システム帯域に分散された所定数のリソースブロック(PRB(Physical Resource Block)ペア、以下、PRBペアという)から構成される。PRBペアは、時間方向に連続する2つのPRBから構成され、周波数方向に付与されるPRBインデックスにより識別される。拡張PDCCHを構成する複数のPRBペアは、上位レイヤによって定められる。当該複数のPRBペアの各々を識別するPRBインデックスは、上位レイヤシグナリングによりユーザ端末UEに通知される。また、拡張PDCCHを構成する複数のPRBペアは、予め仕様で定められる場合もある。
図4Aに示すように、局所マッピングでは、1DCIが、拡張PDCCHを構成する特定のPRBペアに局所的にマッピングされる。具体的には、1DCIが、ユーザ端末UEからフィードバックされたCQIに基づいて、1PRBペア(例えば、チャネル品質が最も良いPRBペア)内にマッピングされる。局所マッピングでは、CQIを用いることにより、周波数スケジューリングゲインを得ることができる。なお、図4Aにおいて、拡張PDCCHを構成する複数のPRBペアのうち、DCIがマッピングされないPRBペアには、PDSCHがマッピングされてもよい。
図4Bに示すように、分散マッピングでは、1DCIが、拡張PDCCHを構成する複数のPRBペアに分散してマッピングされる。具体的には、1DCIが複数の分割ユニットに分割され、各分割ユニットが上記複数のPRBペア(全てのPRBペアでもよい)に分散してマッピングされる。分散マッピングでは、1DCIをシステム帯域に分散させることにより、周波数ダイバーシチゲインを得ることができる。
このように、分散マッピングでは、局所マッピングとは異なり、各DCIが複数の分割ユニットに分割され、各分割ユニットが拡張PDCCHを構成する複数のPRBペアに分散してマッピングされる。このため、図5Aに示すように、拡張PDCCHが多くのPRBペア(図5Aでは、8つのPRBペア)から構成される場合、1DCIのみをマッピングしようとすると、無線リソースの利用効率が低下する。1DCIの分割ユニットが多くのPRBペアに分散してマッピングされるので、PDSCHをマッピング可能なPRBペア数が減少するためである。
そこで、分散マッピングでは、図5Bに示すように、1DCIの分割ユニットが分散してマッピングされるPRBペア数を制限することが検討されている。図5Bでは、1DCIの分割ユニットが分散してマッピングされるPRBペア数が4に制限される。このため、図5Bでは、図5Aに示す場合と比較して、PDSCHをマッピング可能なPRBペア数が増加する。この1DCIの分割ユニットが分散してマッピングされる複数のPRBペアの組み合わせは、拡張PDCCHセット(enhanced PDCCHセット、ePDCCHセット、E−PDCCHセット、単に、セット)とも呼ばれる。
また、分散マッピングでは、図6Aに示すように、各ユーザ端末UEに対して複数の拡張PDCCHセットを設定(configure)することも検討されている。図6Aでは、ユーザ端末UE#1−#10のそれぞれに対して、拡張PDCCHセット#1及び#2が重複して設定される。図6Aでは、DCIが伝送されるユーザ端末UEの数が所定数より少ない場合、一方の拡張PDCCHセット#1だけにDCIがマッピングされるので、他方の拡張PDCCH#2をPDSCHのために利用可能となる。このように、各ユーザ端末UEに対して複数の拡張PDCCHセットを重複して設定することで、無線リソースの利用効率を向上させることができる。
図6Aに示すように、各ユーザ端末UEに対して拡張PDCCHセット#1及び#2が重複して設定される場合、各ユーザ端末UEは、拡張PDCCHセット#1及び#2の双方をブラインド復号する必要がある。かかる場合、図6Bに示すように、拡張PDCCHセット#1及び#2全体でのサーチスペース候補数が増加しないように、1拡張PDCCHセット当たりのサーチスペース候補数が設定されてもよい。これにより、各ユーザ端末UEが複数の拡張PDCCHセットをブラインド復号する場合でも、ブラインド復号回数が増加するのを防止できる。
また、各ユーザ端末UEに対して複数の拡張PDCCHセットが設定される場合、図7Aに示すように、各ユーザ端末UEに対して、プライマリセットとセカンダリセットとが設定されてもよい。ここで、プライマリセットとは、全てのユーザ端末UEに共通して設定される拡張PDCCHセットであり、共通サーチスペース(CSS)として使用されてもよい。一方、セカンダリセットとは、少なくとも1つのユーザ端末UEに個別に設定される拡張PDCCHセットであり、個別サーチスペース(UE-specific SS)として使用されてもよい。
図7Aでは、拡張PDCCHセット#1がプライマリセットであり、拡張PDCCHセット#2、#3が、それぞれ、ユーザ端末UE#1−#8、#9−#15のセカンダリセットである。かかる場合、図7Bに示すように、プライマリセットのサーチスペース候補数が、セカンダリセットのサーチスペース候補数よりも多く設定されてもよい。これにより、全てのユーザ端末UEがブラインド復号するプライマリセットにおいて、ブロッキングの発生確率を減少させることができる。
ところで、LTEシステム(リリース8)やリリース10以前のLTE−Aシステムでは、PDSCHの送達確認情報(ACK/NACK/DTX)(PUCCHフォーマット1a/1b)の送信に用いられる上り制御チャネル(PUCCH:Physical Uplink Control Channel)用の無線リソース(以下、PUCCHリソースという)が、PDCCHに割り当てられる制御チャネル要素(CCE:Control Channel Element)のインデックス番号(以下、CCEインデックス番号という)に基づいて決定される。具体的には、PUCCHリソースは、式(1)に示すように、決定される。なお、CCEとは、PDCCHに割り当てられる無線リソース単位である。
Figure 0005781028
ここで、
Figure 0005781028
は、アンテナポートpにより上記送達確認情報を送信するためのPUCCHリソースである。また、nCCEは、DCIの送信に用いられる最小CCEインデックス番号である。この最小CCEインデックス番号は、ユーザ端末UEにおいてPDCCHのサーチスペースをブラインド復号することで検出される。また、
Figure 0005781028
は、上位レイヤシグナリングによりユーザ端末UEに通知されるパラメータである。上記式(1)により、PUCCHリソースに対して、システム帯域の両端の無線リソース領域が割り当てられる。
一方で、上述のように、リリース11以降のLTE−Aシステムでは、無線基地局が、PDSCHと周波数分割多重される拡張PDCCHを用いて、DCIを送信することが検討されている。かかる場合、拡張PDCCHで送信されるDCIに基づいて復調されるPDSCHの送達確認情報用のPUCCHリソース(以下、拡張PDCCHに対応するPUCCHリソースという)が上記式(1)に基づいて決定されると、PDCCHで送信されるDCIに基づいて復調されるPDSCHの送達確認情報用のPUCCHリソース(以下、PDCCHに対応するPUCCHリソースという)と衝突することとなる。
そこで、拡張PDCCHに対応するPUCCHリソースを、PDCCHに割り当てられるCCEの総数に基づいて決定することで、拡張PDCCHに対応するPUCCHリソースとPDCCHに対応するPUCCHリソースとの衝突を防ぐことが検討されている。
図8は、拡張PDCCHに対応するPUCCHリソースとPDCCHに対応するPUCCHリソースとを示す図である。図8に示すように、PDCCHに対応するPUCCHリソースは、上記式(1)に基づいて、システム帯域の両端の無線リソース領域に割り当てられる。上述のように、拡張PDCCHに対応するPUCCHリソースは、PDCCHに割り当てられるCCEの総数Ntotal_CCEが考慮されるので、PDCCHに対応するPUCCHリソースに連続する無線リソース領域に割り当てられる。これにより、拡張PDCCHに対応するPUCCHリソースとPDCCHに対応するPUCCHリソースとの衝突を防止できる。
しかしながら、図6及び図7を参照して説明したように、ユーザ端末UEに対して複数の拡張PDCCHセットが設定される場合、当該複数の拡張PDCCHセット間で拡張PDCCHに対応するPUCCHリソースが衝突するという問題点があった。そこで、本発明者らは、ユーザ端末UEに対して複数の拡張PDCCHセットが設定される場合に、当該複数の拡張PDCCHセット間で拡張PDCCHに対応するPUCCHリソースが衝突するのを防止可能な無線通信方法を検討し、本発明に至った。
本実施の形態に係る無線通信方法では、無線基地局が、ユーザ端末UEに対して、複数の拡張PDCCHセット(リソースセット)を設定(configure)する。また、無線基地局が、ユーザ端末UEに対して、複数の拡張PDCCHセット間で異なるリソース識別子が付加されたDCIを送信する。ユーザ端末UEは、リソース識別子に関連付けられるオフセット値に基づいて、PDSCHの送達確認情報(ACK/NACK/DTX)(フォーマット1a/1b)の送信に用いられるPUCCHリソースを決定する。ユーザ端末UEは、決定されたPUCCHリソースを用いて、上記送達確認情報を無線基地局に送信する。
ここで、リソース識別用に、DCIにACK/NACK resource indicator(ARI)を配置する。リソース識別子は、DCIに付加される他の情報又はDCIに含まれる情報などダイナミックに通知可能な情報であれば、ARIに限られない。
また、各拡張PDCCHセットは、拡張PDCCHに割り当てられる複数の拡張制御チャネル要素(eCCE:enhanced Control Channel Element)を含む。eCCEとは、拡張PDCCHに割り当てられる無線リソース単位である。eCCEは、複数のリソースエレメントからなるeREG(enhanced Resource Element Group)で構成されてもよいし、PRBペアを周波数分割、時間分割、符号分割の少なくとも1つを用いて分割して構成されてもよい。eCCEには、後述するように、インデックス番号(以下、eCCEインデックス番号)が付与される。
以下、本実施の形態に係る無線通信方法について説明する。
図9は、eCCEインデックス番号の付与例を示す図である。図9では、各ユーザ端末UEに対して、プライマリセットである拡張PDCCHセット(set)#1と、セカンダリセットである拡張PDCCHセット(set)#2又は#3が設定される。なお、図9は例示にすぎず、各ユーザ端末UEに対して複数の拡張PDCCHセットが設定されれば、複数の拡張PDCCHセットはどのように設定されてもよい。
図9Aでは、拡張PDCCHセット毎に、eCCEにeCCEインデックス番号が付与される。具体的には、拡張PDCCHセット#1−#3のそれぞれを構成するeCCEに対して、eCCEインデックス番号#1−#Nが付けられる。図9Aでは、拡張PDCCHセット#1−#3間で同じeCCEインデックス番号が用いられる。このため、当該eCCEインデックス番号に基づいて拡張PDCCHに対応するPUCCHリソースを決定する場合、拡張PDCCHセット#1−#3間でPUCCHリソースが衝突する場合がある。
図9Bでは、ユーザ端末UE毎に、複数の拡張PDCCHセットのeCCEに連続してeCCEインデックス番号が付与される。具体的には、プライマリセットである拡張PDCCHセット#1に含まれるeCCEに対して、eCCEインデックス番号#1−#Nが付けられる。また、セカンダリセットである拡張PDCCHセット#2又は#3に含まれるeCCEに対して、eCCEインデックス番号#N+1−#2Nが付与される。図9Bでは、セカンダリセットである拡張PDCCHセット#2、#3間で同じeCCEインデックス番号が用いられる。このため、当該eCCEインデックス番号に基づいて拡張PDCCHに対応するPUCCHリソースを決定する場合、拡張PDCCHセット#2、#3間でPUCCHリソースが衝突する場合がある。
図9Cでは、全ての拡張PDCCHセットのeCCEに連続してeCCEインデックス番号が付与される。具体的には、拡張PDCCHセット#1に含まれるeCCEに対して、eCCEインデックス番号#1−#Nが付与される。また、拡張PDCCHセット#2に含まれるeCCEに対して、拡張PDCCHセット#1に連続するeCCEインデックス番号#N+1−#2Nが付与される。また、拡張PDCCH#3に含まれるeCCEに対して、拡張PDCCHセット#2に連続するeCCEインデックス番号#2N+1−#3Nが付与される。図9Cでは、拡張PDCCHセット#1−#3間で同じeCCEインデックス番号が用いられることがない。このため、当該eCCEインデックス番号に基づいて拡張PDCCHに対応するPUCCHリソースを決定する場合でも、拡張PDCCHセット#1−#3間でのPUCCHリソースの衝突を回避できる。
図9B、図9Cでは、図9Aに示す場合と比較して、拡張PDCCHセット#1−#3間でのPUCCHリソースの衝突の確率を低減できる。一方で、図9B、図9Cでは、図9Aに示す場合と比較して、PUCCHリソースのオーバーヘッドが増大する。このため、無線リソースの利用効率を高める観点からは、図9Aに示すように、拡張PDCCHセット毎に、eCCEにeCCEインデックス番号を付与することが望まれる。
そこで、本実施の形態に係る無線通信方法では、ユーザ端末UEが、DCIに付加されたARI(リソース識別子)に関連付けられるオフセット値に基づいて、拡張PDCCHに対応するPUCCHリソースを決定する。これにより、拡張PDCCHセット間でのeCCEインデックス番号の重複によるPUCCHリソースの衝突を回避できる。
図10は、ARI(リソース識別子)に関連付けられるオフセット値を説明するための図である。図10に示すように、ARIは、拡張PDCCHセット(set)間のPUCCHリソースのオフセット値に関連付けられる。このオフセット値は、拡張PDCCHセット当たりのeCCE数に基づいて設定される。
例えば、図10に示すように、拡張PDCCHセット当たりのeCCE数が16である場合、ARI値「00」は、オフセット値「0」に関連付けられる。また、ARI値「01」は、拡張PDCCHセット当たりのeCCE数と等しいオフセット値「16」に関連付けられる。同様に、また、ARI値「10」、「11」は、それぞれ、拡張PDCCHセット当たりのeCCE数の倍数と等しいオフセット値「32」、「48」に関連付けられる。このように、拡張PDCCHセット当たりのeCCE数に基づいてオフセット値を設定することで、拡張PDCCHセット間でのeCCEインデックス番号の重複によるPUCCHリソースの衝突をより確実に回避できる。
また、図10では、プライマリセット用のオフセット値が「0(ゼロ)」に設定され、セカンダリセット用のオフセット値が、拡張PDCCHセット当たりのeCCE数の倍数に設定される。図7で説明したように、プライマリセットとは、全てのユーザ端末UEに共通して設定される拡張PDCCHセットである。また、セカンダリセットとは、少なくとも1つのユーザ端末UEに個別に設定される拡張PDCCHセットである。このように、使用頻度が高いプライマリセットのオフセット値を「0(ゼロ)」に設定することで、上りの空き無線リソースを発生させずに、PUCCHリソースを割当て可能となる。
なお、ARIとオフセット値との関連付けは、図10に示すものに限られない。例えば、図10では、プライマリセットとセカンダリセットとが示されるが、これに限られるものではなく、複数の拡張PDCCHセットが設定されていればよい。
ここで、図10を参照して、無線基地局におけるDCIに対するARI(リソース識別子)の付加方法について詳述する。無線基地局は、ユーザ端末UEに対して拡張PDCCHセット(set)#1だけを設定する場合、拡張PDCCHセット#1で送信されるDCIに、プライマリセット用のオフセット値「0」に関連付けられるARI「00」を付加する。
また、無線基地局は、ユーザ端末UEに対して、拡張PDCCHセット(set)#1及び#3を設定する場合、拡張PDCCHセット#1で送信されるDCIには、プライマリセット用のオフセット値「0」に関連付けられるARI「00」を付加し、拡張PDCCHセット#3で送信されるDCIには、1つ目のセカンダリセット用のオフセット値「16」に関連付けられるARI「01」を付加する。これにより、拡張PDCCHセット#1及び#3間でのPUCCHリソースの衝突を回避しながら、当該PUCCHリソースを連続する無線リソース領域に配置できる。
また、無線基地局は、ユーザ端末UEに対して、拡張PDCCHセット(set)#1及び#2を設定する場合、拡張PDCCHセット#1で送信されるDCIには、プライマリセット用のオフセット値「0」に関連付けられるARI「00」を付加し、拡張PDCCHセット#2で送信されるDCIには、1つ目のセカンダリセット用のオフセット値「16」に関連付けられるARI「01」を付加する。これにより、拡張PDCCHセット#1及び#2間でのPUCCHリソースの衝突を回避しながら、当該PUCCHリソースを連続する無線リソース領域に配置できる。
また、無線基地局は、ユーザ端末UEに対して、拡張PDCCHセット(set)#1、#2及び#3を設定する場合、拡張PDCCHセット#1で送信されるDCIには、プライマリセット用のオフセット値「0」に関連付けられるARI「00」を付加し、拡張PDCCHセット#2及び#3で送信されるDCIには、それぞれ、1つ目及び2つ目のセカンダリセット用のオフセット値「16」及び「32」に関連付けられるARI「01」及び「10」を付加する。これにより、拡張PDCCHセット#1−#3間でのPUCCHリソースの衝突を回避しながら、当該PUCCHリソースを連続する無線リソース領域に配置できる。
また、無線基地局は、ユーザ端末UEに対して、4つ以上の拡張PDCCHセットを設定する場合、4つ目以降の拡張PDCCHセットで送信されるDCIには、3つ目のセカンダリセット用のオフセット値「48」に関連付けられるARI「11」を付加する。ARI「11」の拡張PDCCHセット間で重複するeCCEインデックス番号のeCCEが使用されていなければ、同じオフセット値が用いられても、PUCCHリソースの衝突は生じないためである。
以上のように、本実施の形態に係る無線通信方法では、DCIに、ユーザ端末UEに設定される複数の拡張PDCCHセット間で異なるARI(リソース識別子)が付加される。ユーザ端末UEは、このARIに関連づけられるオフセット値に基づいて、拡張PDCCHに対応するPUCCHリソースを決定する。具体的には、ユーザ端末UEは、式(2)を用いて、拡張PDCCHに対応するPUCCHリソースを決定する。
Figure 0005781028
ここで、
Figure 0005781028
は、アンテナポートpにより上記送達確認情報を送信するためのPUCCHリソースである。また、neCCEは、DCIがマッピングされる最小eCCEインデックス番号である。この最小CCEインデックス番号は、ユーザ端末UEにおいて各拡張PDCCHセットのサーチスペースをブラインド復号することで検出される。また、
Figure 0005781028
は、上位レイヤシグナリングによりユーザ端末UEに通知されるパラメータである。
また、Ntotal_CCEは、サブフレームの先頭の最大3OFDMシンボルにPDCCHが配置される場合、当該PDCCCHに割当てられるCCEの総数である。このCCEの総数は、上位レイヤシグナリングによりユーザ端末UEに通知される拡張PDCCHの先頭OFDMシンボルに基づいて算出されてもよい。この場合、CCEの総数は、上述のパラメータ
Figure 0005781028

と纏めて1つの値として通知されてもよい。或いは、CCEの総数は、物理制御フォーマット通知チャネル(PCFICH:Physical Control Format Indicator Channel)で伝送されるCFI(Control Format Indicator)に基づいて算出されてもよい。CFIは、PDCCHを構成するOFDMシンボル数を示す。また、ARIは、DCIに付加されるARI(リソース識別子)に関連付けられるオフセット値である。
なお、本実施の形態に係る無線通信方法において、上記式(2)以外で、拡張PDCCHに対応するPUCCHリソースが決定されてもよい。具体的には、上記式(2)において、アンテナポートや、上位レイヤから通知されるパラメータや、eCCEの総数については、省略されてもよい。
例えば、ユーザ端末UEは、ARIに関連付けられるオフセット値と、DCIがマッピングされるeCCEのeCCEインデックス番号とに基づいて、拡張PDCCHに対応するPUCCHリソースを決定してもよい。サブフレームの先頭の最大3OFDMシンボルにPDCCHが配置されないキャリア(additional carrier、new type carrier、capacity carrier等とも呼ばれる)の場合、拡張PDCCHに対応するPUCCHリソースとPDCCHに対応するPUCCHリソースとが衝突することはない。このため、ARIに関連付けられるオフセット値とeCCEインデックス番号とを考慮すれば、拡張PDCCHセット間の衝突を回避してPUCCHリソースを適切に決定できる。
次に、図11を参照し、本実施の形態に係る無線通信方法によるPUCCHリソースの割当て例を詳述する。図11では、PDCCHに対応するPUCCHリソースと、拡張PDCCHのプライマリセットに対応するPUCCHリソースと、1つ目から3つ目のセカンダリセットのそれぞれに対応するPUCCHリソースと、が示される。
例えば、PDCCHに対応するPUCCHリソースは、式(3)に示すように、決定される。
Figure 0005781028
上述の通り、
Figure 0005781028
は、アンテナポートpにより上記送達確認情報を送信するためのPUCCHリソースである。nCCEは、DCIがマッピングされる最小CCEインデックス番号である。また、
Figure 0005781028
は、上位レイヤシグナリングによりユーザ端末UEに通知されるパラメータである。
式(3)により、PDCCHに対応するPUCCHリソースが、上りリンクのシステム帯域幅の両端部のPRBから決定される。なお、図11に示すように、PUCCHリソースは、第1スロットではシステム帯域の一端部のPRBに配置され、第2スロットでは当該システム帯域の他端部のPRBに配置される。このように、PUCCHリソースを周波数ホッピングさせることにより、送達確認情報の周波数ダイバーシチ効果を得ることができる。
また、拡張PDCCHのプライマリセットに対応するPUCCHは、式(4)に示すように、決定される。
Figure 0005781028
上述の通り、neCCEは、DCIがマッピングされる最小eCCEインデックス番号である。Ntotal_CCEは、PDCCHを構成するCCEの総数である。なお、式(3)と同じ変数の意味は、説明を省略する。
式(4)により、CCEの総数Ntotal_CCEが考慮されるので、図11に示すように、プライマリセットに対応するPUCCHリソースとして、PDCCHに対応するPUCCHリソースに衝突させずに連続するPRBを決定できる。また、プライマリセットで送信されるDCIにはARI「00」が付加され、このARI「00」にプライマリセット用のオフセット値「0」が関連付けられる(図10)。オフセット値「0」であるので、プライマリセットに対応するPUCCHリソースが、PDCCHに対応するPUCCHリソースに連続することになる。なお、式(4)では、オフセット値ARIが記載されていないが、オフセット値「0」が加算されてもよい。
また、拡張PDCCHのセカンダリセットに対応するPUCCHは、式(5)に示すように、決定される。
Figure 0005781028
上述の通り、ARIは、DCIに付加されるARI(リソース識別子)に関連付けられるオフセット値である。なお、式(3)(4)と同じ変数の意味は、説明を省略する。
式(5)により、DCIに付加されるARIに関連付けられるオフセット値が考慮されるので、図11に示すように、1つ目のセカンダリセットに対応するPUCCHリソースとして、プライマリセットに対応するPUCCHリソースに衝突させずに連続するPRBを決定できる。また、2つ目、3つ目のセカンダリセットで送信されるDCIには、異なるARIが付加されるので、セカンダリセット間でPUCCHリソースが衝突するのを防止できる。
以下、本実施の形態に係る無線通信システムについて詳細に説明する。
(無線通信システムの構成)
図12は、本実施の形態に係る無線通信システムの概略構成図である。なお、図12に示す無線通信システムは、例えば、LTEシステム或いは、SUPER 3Gが包含されるシステムである。この無線通信システムでは、LTEシステムのシステム帯域を1単位とする複数の基本周波数ブロック(コンポーネントキャリア)を一体としたキャリアアグリゲーションが適用される。また、この無線通信システムは、IMT−Advancedと呼ばれても良いし、4G、FRA(Future Radio Access)と呼ばれても良い。
図12に示すように、無線通信システム1は、マクロセルC1を形成する無線基地局11と、マクロセルC1内に配置され、マクロセルC1よりも狭いスモールセルC2を形成する無線基地局12a及び12bとを備えている。また、マクロセルC1及び各スモールセルC2には、ユーザ端末20が配置されている。ユーザ端末20は、無線基地局11及び無線基地局12の双方と無線通信可能に構成されている。
ユーザ端末20と無線基地局11との間は、相対的に低い周波数帯域(例えば、2GHz)で帯域幅が広いキャリア(既存キャリア、Legacy carrierなどと呼ばれる)を用いて通信が行なわれる。一方、ユーザ端末20と無線基地局12との間は、相対的に高い周波数帯域(例えば、3.5GHzなど)で帯域幅狭いキャリアが用いられてもよいし、無線基地局11との間と同じキャリアが用いられてもよい。無線基地局11及び各無線基地局12は、有線接続又は無線接続されている。
無線基地局11及び各無線基地局12は、それぞれ上位局装置30に接続され、上位局装置30を介してコアネットワーク40に接続される。なお、上位局装置30には、例えば、アクセスゲートウェイ装置、無線ネットワークコントローラ(RNC)、モビリティマネジメントエンティティ(MME)等が含まれるが、これに限定されるものではない。また、各無線基地局12は、無線基地局11を介して上位局装置に接続されてもよい。
なお、無線基地局11は、相対的に広いカバレッジを有する無線基地局であり、eNodeB、無線基地局装置、送信ポイントなどと呼ばれてもよい。また、無線基地局12は、局所的なカバレッジを有する無線基地局であり、ピコ基地局、フェムト基地局、Home eNodeB、RRH(Remote Radio Head)、マイクロ基地局、送信ポイントなどと呼ばれてもよい。以下、無線基地局11及び12を区別しない場合は、無線基地局10と総称する。各ユーザ端末20は、LTE、LTE−Aなどの各種通信方式に対応した端末であり、移動通信端末だけでなく固定通信端末を含んでよい。
無線通信システムにおいては、無線アクセス方式として、下りリンクについてはOFDMA(直交周波数分割多元接続)が適用され、上りリンクについてはSC−FDMA(シングルキャリア−周波数分割多元接続)が適用される。OFDMAは、周波数帯域を複数の狭い周波数帯域(サブキャリア)に分割し、各サブキャリアにデータをマッピングして通信を行うマルチキャリア伝送方式である。SC−FDMAは、システム帯域を端末毎に1つ又は連続したリソースブロックからなる帯域に分割し、複数の端末が互いに異なる帯域を用いることで、端末間の干渉を低減するシングルキャリア伝送方式である。
ここで、図12に示す無線通信システムで用いられる通信チャネルについて説明する。下りリンクの通信チャネルは、各ユーザ端末20で共有されるPDSCH(Physical Downlink Shared Channel)と、下りL1/L2制御チャネル(PDCCH、PCFICH、PHICH)とを有する。PDSCHにより、ユーザデータ及び上位制御情報が伝送される。PDCCH(Physical Downlink Control Channel)により、PDSCHおよびPUSCHのスケジューリング情報等が伝送される。PCFICH(Physical Control Format Indicator Channel)により、PDCCHに用いるOFDMシンボル数が伝送される。PHICH(Physical Hybrid-ARQ Indicator Channel)により、PUSCHに対するHARQのACK/NACKが伝送される。また、拡張PDCCH(Enhanced Physical Downlink Control Channel、ePDCCH、E-PDCCH、FDM型PDCCH等とも呼ばれる)により、PDSCH及びPUSCHのスケジューリング情報等が伝送されてもよい。この拡張PDCCH(拡張下り制御チャネル)は、PDSCH(下り共有データチャネル)と周波数分割多重され、PDCCHの容量不足を補うために使用される。
上りリンクの通信チャネルは、各ユーザ端末20で共有される上りデータチャネルとしてのPUSCH(Physical Uplink Shared Channel)と、上りリンクの制御チャネルであるPUCCH(Physical Uplink Control Channel)とを有する。このPUSCHにより、ユーザデータや上位制御情報が伝送される。また、PUCCHにより、下りリンクの無線品質情報(CQI:Channel Quality Indicator)、ACK/NACK等が伝送される。
図13は、本実施の形態に係る無線基地局10(無線基地局11及び12を含む)の全体構成図である。無線基地局10は、MIMO伝送のための複数の送受信アンテナ101と、アンプ部102と、送受信部(送信部)103と、ベースバンド信号処理部104と、呼処理部105と、伝送路インターフェース106とを備えている。
下りリンクにより無線基地局10からユーザ端末20に送信されるユーザデータは、上位局装置30から伝送路インターフェース106を介してベースバンド信号処理部104に入力される。
ベースバンド信号処理部104では、PDCPレイヤの処理、ユーザデータの分割・結合、RLC(Radio Link Control)再送制御の送信処理などのRLCレイヤの送信処理、MAC(Medium Access Control)再送制御、例えば、HARQの送信処理、スケジューリング、伝送フォーマット選択、チャネル符号化、逆高速フーリエ変換(IFFT:Inverse Fast Fourier Transform)処理、プリコーディング処理が行われて各送受信部103に転送される。また、下りリンクの制御チャネルの信号に関しても、チャネル符号化や逆高速フーリエ変換等の送信処理が行われて、各送受信部103に転送される。
また、ベースバンド信号処理部104は、報知チャネルにより、ユーザ端末20に対して、当該セルにおける通信のための制御情報を通知する。当該セルにおける通信のための情報には、例えば、上りリンク又は下りリンクにおけるシステム帯域幅などが含まれる。
各送受信部103は、ベースバンド信号処理部104からアンテナ毎にプリコーディングして出力されたベースバンド信号を無線周波数帯に変換する。アンプ部102は、周波数変換された無線周波数信号を増幅して送受信アンテナ101により送信する。
一方、上りリンクによりユーザ端末20から無線基地局10に送信されるデータについては、各送受信アンテナ101で受信された無線周波数信号がそれぞれアンプ部102で増幅され、各送受信部103で周波数変換されてベースバンド信号に変換され、ベースバンド信号処理部104に入力される。
ベースバンド信号処理部104では、入力されたベースバンド信号に含まれるユーザデータに対して、FFT処理、IDFT処理、誤り訂正復号、MAC再送制御の受信処理、RLCレイヤ、PDCPレイヤの受信処理がなされ、伝送路インターフェース106を介して上位局装置30に転送される。呼処理部105は、通信チャネルの設定や解放等の呼処理や、無線基地局10の状態管理や、無線リソースの管理を行う。
図14は、本実施の形態に係るユーザ端末20の全体構成図である。ユーザ端末20は、MIMO伝送のための複数の送受信アンテナ201と、アンプ部202と、送受信部(受信部)203と、ベースバンド信号処理部204と、アプリケーション部205とを備えている。
下りリンクのデータについては、複数の送受信アンテナ201で受信された無線周波数信号がそれぞれアンプ部202で増幅され、送受信部203で周波数変換されてベースバンド信号に変換される。このベースバンド信号は、ベースバンド信号処理部204でFFT処理や、誤り訂正復号、再送制御の受信処理等がなされる。この下りリンクのデータの内、下りリンクのユーザデータは、アプリケーション部205に転送される。アプリケーション部205は、物理レイヤやMACレイヤより上位のレイヤに関する処理等を行う。また、下りリンクのデータの内、報知情報もアプリケーション部205に転送される。
一方、上りリンクのユーザデータについては、アプリケーション部205からベースバンド信号処理部204に入力される。ベースバンド信号処理部204では、再送制御(H−ARQ (Hybrid ARQ))の送信処理や、チャネル符号化、プリコーディング、DFT処理、IFFT処理等が行われて各送受信部203に転送される。送受信部203は、ベースバンド信号処理部204から出力されたベースバンド信号を無線周波数帯に変換する。その後、アンプ部202は、周波数変換された無線周波数信号を増幅して送受信アンテナ201により送信する。
図15は、本実施の形態に係る無線基地局10が有するベースバンド信号処理部104及び一部の上位レイヤの機能構成図である。なお、図15においては、下りリンク(送信)用の機能構成を主に示しているが、無線基地局10は、上りリンク(受信)用の機能構成を備えてもよい。
図15に示すように、無線基地局10は、上位レイヤ制御情報生成部300、データ生成部301、チャネル符号化部302、変調部303、マッピング部304、下り制御情報生成部305、共通制御情報生成部306、チャネル符号化部307、変調部308、制御チャネル多重部309、インタリーブ部310、測定用参照信号生成部311、IFFT部312、マッピング部313、復調用参照信号生成部314、ウェイト乗算部315、CP挿入部316、スケジューリング部317を具備する。なお、無線基地局10が、スモールセルC2を形成する無線基地局12である場合、制御チャネル多重部309、インタリーブ部310は省略されてもよい。
上位レイヤ制御情報生成部300は、ユーザ端末20毎に上位レイヤ制御情報を生成する。また、上位レイヤ制御情報は、上位レイヤシグナリング(例えば、RRCシグナリング)される制御情報であり、例えば、拡張PDCCHセットの割り当て情報(後述)や、PUCCHリソース用のパラメータなどを含む。データ生成部301は、ユーザ端末20毎に下りユーザデータを生成する。
データ生成部301で生成された下りユーザデータと上位レイヤ制御情報生成部300で生成された上位レイヤ制御情報とは、PDSCHで伝送される下りデータとして、チャネル符号化部302に入力される。チャネル符号化部302は、各ユーザ端末20に対する下りデータを、各ユーザ端末20からのフィードバック情報に基づいて決定された符号化率に従ってチャネル符号化する。変調部303は、チャネル符号化された下りデータを各ユーザ端末20からのフィードバック情報に基づいて決定された変調方式に従って変調する。マッピング部304は、スケジューリング部317からの指示に従って、変調された下りデータをマッピングする。
下り制御情報生成部305は、ユーザ端末20毎に、UE固有(UE-specific)の下り制御情報を生成する。UE固有の下り制御情報には、PDSCHの割り当て情報(DLグラント、DCIフォーマット1A、1Cなど)、PUSCHの割り当て情報(ULグラント、DCIフォーマット0、4など)などが含まれる。共通制御情報生成部306は、セル共通(Cell-specific)の共通制御情報を生成する。セル共通制御情報には、例えば、DCIフォーマット1A、1の制御情報などが含まれる。
下り制御情報生成部305で生成された下り制御情報、共通制御情報生成部306で生成された共通制御情報は、PDCCH又は拡張PDCCHで伝送される下り制御情報として、チャネル符号化部307に入力される。チャネル符号化部307は、入力された下り制御情報を、後述するスケジューリング部317から指示された符号化率に従ってチャネル符号化する。変調部308は、チャネル符号化された下り制御情報をスケジューリング部317から指示された変調方式に従って変調する。
ここで、PDCCHで伝送される下り制御情報は、変調部308から制御チャネル多重部309に入力されて多重される。制御チャネル多重部309で多重された下り制御情報は、インタリーブ部310においてインタリーブされる。インタリーブされた下り制御情報は、測定用参照信号生成部311で生成された測定用参照信号(CSI−RS:Channel State Information-Reference Signal、CRS:Cell specific Reference Signalなど)とともに、IFFT部312に入力される。
一方、拡張PDCCHで伝送される下り制御情報は、変調部308からマッピング部313に入力される。マッピング部313は、後述するスケジューリング部317からの指示に従って、下り制御情報を所定の割り当て単位(例えば、eCCEやeREG)でマッピングする。マッピング部313は、スケジューリング部317の指示に従って、分散マッピング(Distributed Mapping)を用いて下り制御情報をマッピングしてもよいし、局所マッピング(Localized Mapping)を用いて下り制御情報をマッピングしてもよい。
マッピングされた下り制御情報は、PDSCHで伝送される下りデータ(すなわち、マッピング部304でマッピングされた下りデータ)と、復調用参照信号生成部314で生成された復調用参照信号(DM−RS)とともに、ウェイト乗算部315に入力される。ウェイト乗算部315は、PDCSHで伝送される下りデータ、拡張PDCCHで伝送される下り制御情報、復調用参照信号に対して、ユーザ端末20固有のプリコーディングウェイトを乗算し、プリコーディングを行う。プリコーディングされた送信データは、IFFT部312に入力され、逆高速フーリエ変換により周波数領域の信号から時系列の信号に変換される。IFFT部312からの出力信号には、CP挿入部316によりガードインターバルとして機能するサイクリックプリフィクス(CP)が挿入され、送受信部103に出力される。
スケジューリング部317は、PDSCHで伝送される下りデータ、拡張PDCCHで伝送される下り制御情報、PDCCHで伝送される下り制御情報のスケジューリングを行う。具体的には、スケジューリング部317は、上位局装置30からの指示情報や各ユーザ端末20からのフィードバック情報(例えば、CQI(Channel Quality Indicator)、RI(Rank Indicator)などを含むCSI(Channel State Information)など)に基づいて、無線リソースの割り当てを行う。
本実施の形態において、スケジューリング部317は、各ユーザ端末20に対して、複数の拡張PDCCHセット(リソースセット)を設定(configure)する。各拡張PDCCHセットは、拡張PDCCHに割り当てられる拡張制御チャネル要素(eCCE)を複数含み、複数のPRBペアから構成される。なお、複数の拡張PDCCHセットは、全てのユーザ端末20に共通に割り当てられるプライマリセットと、少なくとも1つのユーザ端末20に個別に割り当てられるセカンダリセットと、を含んでもよい。本発明の設定部は、スケジューリング部317により構成される。
なお、複数の拡張PDCCHセットの割り当て情報は、RRCシグナリングなどの上位レイヤシグナリング又は報知チャネル(PBCH:Physical Broadcast Channel)の少なくとも1つを用いて、ユーザ端末20に通知される。この拡張PDCCHの割り当て情報は、例えば、PRBペアのインデックス番号、拡張PDCCHセットを構成するeCCEのeCCEインデックス番号などであってもよい。
また、本実施の形態において、下り制御情報生成部305は、ユーザ端末20に割り当てられる複数の拡張PDCCHセット間で異なるARI(リソース識別子)が付加された下り制御情報を生成する。図10で説明したように、ARIは、ARIが付加される下り制御情報に基づいて復調されるPDSCHの送達確認情報(ACK/NACK/DTX)を送信するためのPUCCHリソースのオフセット値に関連付けられる。
図16は、ユーザ端末20が有するベースバンド信号処理部104の機能構成図である。ユーザ端末20は、下りリンク(受信)用の機能構成として、CP除去部401、FFT部402、デマッピング部403、デインタリーブ部404、PDCCH復調部405、PDSCH復調部406、拡張PDCCH復調部407、チャネル推定部408を具備する。
無線基地局10から受信データとして受信された下り信号は、CP除去部401でサイクリックプリフィクス(CP)が除去される。CPが除去された下り信号は、FFT部402へ入力される。FFT部402は、下り信号を高速フーリエ変換(FFT:Fast Fourier Transform)して時間領域の信号から周波数領域の信号に変換し、デマッピング部403へ入力する。デマッピング部403は、下り信号をデマッピングする。なお、デマッピング部403によるデマッピング処理は、アプリケーション部205から入力される上位レイヤ制御情報に基づいて行われる。デマッピング部403から出力された下り制御情報は、デインタリーブ部404でデインタリーブされる。
PDCCH復調部405は、後述するチャネル推定部408によるチャネル推定結果に基づいて、デインタリーブ部404から出力された下り制御情報(DCI)のブラインド復号、復調、チャネル復号などを行う。具体的には、PDCCH復調部405は、無線基地局10から予め通知されたサーチスペース候補、または予め決められたサーチスペース候補をブラインド復号して、下り制御情報を取得する。例えば、PDCCH復調部405は、報知チャネルで通知された共通サーチスペース候補をブラインド復号して、共通制御情報を取得する。また、PDCCH復調部405は、上位レイヤ制御情報として通知されたUE固有サーチスペース候補をブラインド復号して、UE固有の下り制御情報を取得する。
また、本実施の形態において、PDCCH復調部405は、ブラインド復号により下り制御情報がマッピングされるCCEの最小CCEインデックス番号を検出する。PDCCH復調部405は、検出した最小CCEインデックス番号をPUCCHリソース決定部412に出力する。
PDSCH復調部406は、後述するチャネル推定部408によるチャネル推定結果に基づいて、デマッピング部403から出力された下りデータの復調、チャネル復号などを行う。具体的には、PDSCH復調部406は、PDCCH復調部405又は拡張PDCCH復調部407で復調された下り制御情報(例えば、DLグラントなどの下りスケジューリング情報)に基づいて自端末に割り当てられたPDSCHを復調し、自端末宛ての下りデータ(下りユーザデータ及び上位レイヤ制御情報)を取得する。
拡張PDCCH復調部407は、後述するチャネル推定部408によるチャネル推定結果に基づいて、デマッピング部403から出力された拡張PDCCH復調部407のブラインド復号、復調、チャネル復号などを行う。具体的には、拡張PDCCH復調部407は、仕様により設定されたサーチスペース候補、あるいは無線基地局10から予め通知されたサーチスペース候補をブラインド復号して、下り制御情報を取得する。例えば、拡張PDCCH復調部407は、報知チャネルで通知された共通サーチスペース候補をブラインド復号して、共通制御情報を取得する。また、拡張PDCCH復調部407は、上位レイヤ制御情報として通知されたUE固有サーチスペース候補をブラインド復号して、UE固有の下り制御情報を取得する。
また、本実施の形態において、拡張PDCCH復調部407は、ブラインド復号により下り制御情報がマッピングされるeCCEの最小eCCEインデックス番号を検出する。拡張PDCCH復調部407は、検出した最小eCCEインデックス番号をPUCCHリソース決定部412に出力する。
チャネル推定部408は、復調用参照信号(DM−RS)、測定用参照信号(CRS、CSI−RS)などを用いてチャネル推定を行う。チャネル推定部408は、測定用参照信号(CRS、CSI−RS)によるチャネル推定結果をPDCCH復調部405に出力する。一方、チャネル推定部408は、復調用参照信号(DM−RS)によるチャネル推定結果をPDSCH復調部406及び拡張PDCCH復調部407に出力する。ユーザ端末20に固有の復調用参照信号(DM−RS)を用いた復調により、PDSCH及び拡張PDCCHについては、ビームフォーミングゲインを得ることができる。
ユーザ端末20は、上りリンク(送信)用の機能構成として、上り制御情報生成部409、チャネル符号化部410、変調部411、PUCCHリソース決定部412、マッピング部413、IFFT部414、CP挿入部415を具備する。
上り制御情報生成部409は、上り制御情報(UCI)を生成する。上り制御情報には、PDSCH復調部406で復調されるPDSCHの送達確認情報(ACK/NACK/DTX)(PUCCHフォーマット1a/1b)が含まれる。また、上り制御情報には、チャネル品質識別子(CQI)(PUCCHフォーマット2a/2b)、スケジューリング要求(PUCCHフォーマット1)や、キャリアアグリゲーション用の制御情報(PUCCHフォーマット3)などが含まれてもよい。生成された上り制御情報は、チャネル符号化部410でチャネル符号化され、変調部411で変調される。
PUCCHリソース決定部412は、上り制御情報生成部409で生成された上り制御情報の送信に用いられるPUCCHリソースを決定する。具体的には、PUCCHリソース決定部412は、PDCCH復調部405から入力された最小CCEインデックス番号と上位レイヤ制御情報に含まれるパラメータとに基づいて、例えば、上記式(3)に従って、送達確認情報の送信に用いられるPUCCHリソースを決定する。
また、本実施の形態において、PUCCHリソース決定部412は、図10及び図11に示すように、ARI(リソース識別子)に関連付けられるオフセット値に基づいて、送達確認情報の送信に用いられるPUCCCHリソースを決定する。ここで、ARIは、拡張PDCCH復調部407でブラインド復号される下り制御情報に付加されている。
また、本実施の形態において、PUCCHリソース決定部412は、拡張PDCCH復調部407から入力された最小eCCEインデックス番号と、上位レイヤ制御情報に含まれるパラメータと、PDCCHを構成するCCEの総数に基づいて、例えば、上記式(2(4)(5)に従って、送達確認情報の送信に用いられるPUCCHリソースを決定する。なお、サブフレームの先頭の最大3OFDMシンボルにPDCCHが配置されない場合、CCEの総数は省略されてもよい。本発明の決定部は、PUCCHリソース決定部412で構成される。
マッピング部413は、PUCCHリソース決定部412で決定されたPUCCHリソースに、変調部411から出力された上り制御情報をマッピングする。IFFT部414は、システム帯域に相当する入力データを逆高速フーリエ変換して時系列データに変換し、CP挿入部415は時系列データに対してデータ区切りでサイクリックプレフィックスを挿入する。
以上のように、本実施の形態に係る無線通信システム1によれば、無線基地局10が、ユーザ端末20に設定される複数の拡張PDCCHセット毎に異なるARIを下り制御情報に付加する。ユーザ端末20は、当該下り制御情報に付加されたARIに関連付けられるオフセット値に基づいて、PUCCHリソースを決定する。このため、ユーザ端末20に対して複数の拡張PDCCHセットが設定される場合に、当該複数の拡張PDCCHセット間でPUCCHリソースが衝突するのを防止できる。また、PUCCHリソースのオーバーヘッドの増大を抑えることができる。
以上、上述の実施形態を用いて本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。従って、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
1…無線通信システム
10、11、12…無線基地局
20…ユーザ端末
30…上位局装置
40…コアネットワーク
101…送受信アンテナ
102…アンプ部
103…送受信部
104…ベースバンド信号処理部
105…呼処理部
106…伝送路インターフェース
201…送受信アンテナ
202…アンプ部
203…送受信部
204…ベースバンド信号処理部
205…アプリケーション部
300…上位レイヤ制御情報生成部
301…データ生成部
302…チャネル符号化部
303…変調部
304…マッピング部
305…下り制御情報生成部
306…共通制御情報生成部
307…チャネル符号化部
308…変調部
309…制御チャネル多重部
310…インタリーブ部
311…測定用参照信号生成部
312…IFFT部
313…マッピング部
314…復調用参照信号生成部
315…ウェイト乗算部
316…CP挿入部
317…スケジューリング部
401…CP除去部
402…FFT部
403…デマッピング部
404…デインタリーブ部
405…PDCCH復調部
406…PDSCH復調部
407…拡張PDCCH復調部
408…チャネル推定部
409…上り制御情報生成部
410…チャネル符号化部
411…変調部
412…PUCCHリソース決定部
413…マッピング部
414…IFFT部
415…CP挿入部

Claims (7)

  1. 無線基地局が、下り共有データチャネルと周波数分割多重される拡張下り制御チャネルを用いて下り制御情報を送信する無線通信システムにおける無線通信方法であって、
    前記無線基地局が、ユーザ端末に対して、前記拡張下り制御チャネルに割り当てられる拡張制御チャネル要素を複数含んでそれぞれ構成される複数のリソースセットを設定する工程と、
    前記無線基地局が、前記ユーザ端末に対して、リソース識別子が付加された下り制御情報を送信する工程と、
    前記ユーザ端末が、前記リソース識別子に関連付けられるオフセット値に基づいて、前記下り共有データチャネルの送達確認情報の送信に用いられる上り制御チャネル用無線リソースを決定する工程と、
    を有し、
    前記オフセット値は、リソースセット当たりの前記拡張制御チャネル要素の数に基づいて設定されることを特徴とする無線通信方法。
  2. 前記上り制御チャネル用無線リソースは、上位レイヤシグナリングにより通知されるパラメータに基づいて、決定されることを特徴とする請求項1に記載の無線通信方法。
  3. 各拡張制御チャネル要素には、リソースセット毎に、インデックス番号が付与されており、
    前記上り制御チャネル用無線リソースは、前記下り制御情報がマッピングされる前記拡張制御チャネル要素のインデックス番号に基づいて、決定されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の無線通信方法。
  4. 前記リソース識別子は、ACK/NACK resource indicator(ARI)であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の無線通信方法。
  5. 下り共有データチャネルと周波数分割多重される拡張下り制御チャネルを用いて下り制御情報を送信する無線基地局であって、
    ユーザ端末に対して、前記拡張下り制御チャネルに割り当てられる拡張制御チャネル要素を複数含んでそれぞれ構成される複数のリソースセットを設定する設定部と、
    前記ユーザ端末に対して、リソース識別子が付加された下り制御情報を送信する送信部と、を具備し、
    前記リソース識別子は、前記下り共有データチャネルの送達確認情報の送信に用いられる上り制御チャネル用無線リソースのオフセット値に関連付けられ
    前記オフセット値は、リソースセット当たりの前記拡張制御チャネル要素の数に基づいて設定されることを特徴とする無線基地局。
  6. 下り共有データチャネルと周波数分割多重される拡張下り制御チャネルを用いて下り制御情報を受信するユーザ端末であって、
    リソース識別子が付加された下り制御情報を、無線基地局から受信する受信部と、
    前記リソース識別子に関連付けられるオフセット値に基づいて、前記下り共有データチャネルの送達確認情報の送信に用いられる上り制御チャネル用無線リソースを決定する決定部と、を具備し、
    前記拡張下り制御チャネルに割り当てられる拡張制御チャネル要素を複数含んでそれぞれ構成される複数のリソースセットが設定され
    前記オフセット値は、リソースセット当たりの前記拡張制御チャネル要素の数に基づいて設定されることを特徴とするユーザ端末。
  7. 無線基地局が、下り共有データチャネルと周波数分割多重される拡張下り制御チャネルを用いて下り制御情報を送信する無線通信システムであって、
    前記無線基地局は、ユーザ端末に対して、前記拡張下り制御チャネルに割り当てられる拡張制御チャネル要素を複数含んでそれぞれ構成される複数のリソースセットを設定する設定部と、前記ユーザ端末に対して、リソース識別子が付加された下り制御情報を送信する送信部と、を具備し、
    前記ユーザ端末は、前記リソース識別子に関連付けられるオフセット値に基づいて、前記下り共有データチャネルの送達確認情報の送信に用いられる上り制御チャネル用無線リソースを決定する決定部を具備し、
    前記オフセット値は、リソースセット当たりの前記拡張制御チャネル要素の数に基づいて設定されることを特徴とする無線通信システム。
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