JPWO2017175478A1 - 無線基地局及び通信制御方法 - Google Patents

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Abstract

MACスケジューラなどの上位レイヤの機能と、無線物理レイヤの機能とが分離して実装された場合でも、中央集約装置から無線リソースの割り当て情報に基づいて、張出装置が下りデータを正しく送信し得る無線基地局及び通信制御方法を提供する。無線基地局の中央集約装置210が、無線リソースの割り当てを示す割り当て情報と、ユーザ装置300に向けて送信されるデータである下りデータとをそれぞれ含むフレームを張出装置260に送信するステップと、張出装置260が、受信したフレームに基づいて、PDCCHを介して割り当て情報をユーザ装置300に送信するとともに、DLSCHを介して下りデータをユーザ装置300に送信するステップとを含む。中央集約装置210は、割り当て情報と下りデータとの対応関係を示す構成を有するフレームを送信する

Description

本発明は、張出装置と中央集約装置とを含み、ユーザ装置と無線通信を実行する無線基地局及び通信制御方法に関する。
3rd Generation Partnership Project(3GPP)は、Long Term Evolution(LTE)の更なる高速化を目的としてLTE-Advanced(以下、LTE-Advancedを含めてLTEという)を仕様化している。また、3GPPでは、さらに、5G(5th generation mobile communication system)などと呼ばれるLTEの後継システムの仕様が検討されている。
LTEでは、MAC層におけるスケジューラ機能(MACスケジューラ)などを有する中央集約装置と、中央集約装置の設置場所から張り出して遠隔に配置する張出装置とを含む、いわゆるC-RAN型の無線基地局が用いられている。張出装置は、PA(Power Amplifier)/LNA(Low Noise Amplifier)、無線送受信モジュール及び変復調モジュールなどの無線部(RF部)を備える。
また、中央集約装置と張出装置とは、フロントホールと呼ばれる有線伝送路で接続される。このような中央集約装置と張出装置とのインタフェースとしては、例えば、Common Public Radio Interface(CPRI)が知られている。
ところで、上述した5Gの仕様検討に際して、これまで中央集約装置に実装されていた無線物理レイヤ(レイヤ1)の機能を張出装置に実装することが提唱されている(例えば、非特許文献1)。このような実装によれば、フロントホールの所要伝送帯域を削減することができる。
3GPP RWS-150051(3GPP RAN workshop on 5G), "5G Vision for 2020 and Beyond"、3GPP、2015年9月
上述したように、これまで中央集約装置に実装されていた無線物理レイヤの機能を張出装置に実装した場合、次のような問題がある。すなわち、MACスケジューラなどの上位レイヤ(レイヤ2など)の機能は、これまでどおり中央集約装置に実装される。
このため、例えば、中央集約装置は、下り制御チャネル(PDCCH: Physical Downlink Control Channel)を介して送信される無線リソースの割り当て情報、及びユーザ装置(無線通信端末または移動局ともいう)に向けて、下り共有チャネル(DLSCH: Downlink Shared Channel)を介して送信されるユーザデータなどの下りデータを、張出装置に順次送信する必要がある。
しかしながら、中央集約装置が、割り当て情報及び下りデータを単純に張出装置に送信しても、張出装置は、当該下りデータの送信に用いる無線リソースの割り当て情報を特定することができない。このため、張出装置は、ユーザ装置に対して下りデータを正しく送信することができない。
そこで、本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、MACスケジューラなどの上位レイヤの機能と、無線物理レイヤの機能とが分離して実装された場合でも、中央集約装置から無線リソースの割り当て情報に基づいて、張出装置が下りデータを正しく送信し得る無線基地局及び通信制御方法の提供を目的とする。
本発明の一態様に係る無線基地局は、張出装置と中央集約装置とを含み、ユーザ装置と無線通信を実行する。前記中央集約装置は、無線リソースの割り当てを示す割り当て情報と、前記ユーザ装置に向けて送信されるデータである下りデータとをそれぞれ含むフレームを前記張出装置に送信するフレーム送信部を備え、前記張出装置は、前記フレームを受信するフレーム受信部と、前記フレーム受信部が受信した前記フレームに基づいて、下り制御チャネルを介して前記割り当て情報を前記ユーザ装置に送信するとともに、下り共有チャネルを介して前記下りデータを前記ユーザ装置に送信するチャネル送信部とを備え、前記フレーム送信部は、前記割り当て情報と前記下りデータとの対応関係を示す構成を有する前記フレームを送信し、前記チャネル送信部は、前記対応関係に基づいて、前記下り制御チャネル及び前記下り共有チャネルを設定する。
本発明の一態様に係る通信制御方法は、張出装置と中央集約装置とを含み、ユーザ装置と無線通信を実行する無線基地局において用いられる。通信制御方法は、前記中央集約装置が、無線リソースの割り当てを示す割り当て情報と、前記ユーザ装置に向けて送信されるデータである下りデータとをそれぞれ含むフレームを前記張出装置に送信するステップと、前記張出装置が、受信した前記フレームに基づいて、下り制御チャネルを介して前記割り当て情報を前記ユーザ装置に送信するとともに、下り共有チャネルを介して前記下りデータを前記ユーザ装置に送信するステップとを含み、前記フレームを前記張出装置に送信するステップでは、前記割り当て情報と前記下りデータとの対応関係を示す構成を有する前記フレームを送信し、前記下りデータを前記ユーザ装置に送信するステップでは、前記対応関係に基づいて、前記下り制御チャネル及び前記下り共有チャネルを設定する。
図1は、無線通信システム10の全体概略構成図である。 図2は、無線通信システム10の全体ブロック構成図である。 図3は、中央集約装置210の機能ブロック構成図である。 図4は、張出装置260の機能ブロック構成図である。 図5は、中央集約装置210、張出装置260及びユーザ装置300による下り制御チャネル(PDCCH)及び下り共有チャネル(PDSCH)の送信動作の概念図である。 図6は、中央集約装置210から送信されるフレームに基づくチャネル送信シーケンスを示す図である。 図7は、フレームの構成例(その1)を示す図である。 図8は、フレームの構成例(その2)を示す図である。 図9は、フレームの構成例(その3)を示す図である。
以下、実施形態を図面に基づいて説明する。なお、同一の機能や構成には、同一または類似の符号を付して、その説明を適宜省略する。
(1)無線通信システムの全体概略構成
図1は、本実施形態に係る無線通信システム10の全体概略構成図である。無線通信システム10は、Long Term Evolution(LTE)、及びLTEの後継システムである5Gに従った無線通信システムである。
なお、本実施形態では、5Gと対応させる観点から、LTE(LTE-Advancedを含む)を適宜「4G」と称呼する。また、本実施形態では、5Gが導入された直後における無線通信システムの構成を想定しており、5Gが4Gを補完するLTE assisted operationを実現する。
無線通信システム10は、コアネットワーク20、無線基地局100、無線基地局200及びユーザ装置300を含む。
コアネットワーク20は、Evolved Packet Core(EPC)とも呼ばれ、移動管理エンティティ(MME)、サービングゲートウェイ(S-GW)及びPDNゲートウェイ(P-GW)などによって構成される。
無線基地局100は、4Gに従った無線基地局であり、eNodeBとも呼ばれている。無線基地局100は、S1-MMEまたはS1-Uインタフェースを介してコアネットワーク20を構成する装置(ノード)と接続される。
無線基地局200は、5Gに従った無線基地局である。無線基地局200は、X2インタフェース(ここでは、便宜的に、X2-AP’, X2-U’と呼ぶ)を介して無線基地局100と接続される。
ユーザ装置300(UE)は、無線基地局100及び無線基地局200と無線通信を実行することができる。ユーザ装置300は、無線通信端末、或いは移動局と呼ばれてもよい。無線基地局200及びユーザ装置300は、複数のアンテナ素子から送信される無線信号を制御することによって、より指向性の高いビームを生成するMassive MIMO、複数のコンポーネントキャリア(CC)を用いるキャリアアグリゲーション(CA)、及び複数の無線基地局とユーザ装置300との間においてコンポーネントキャリアを同時送信するデュアルコネクティビティ(DC)などに対応することができる。
図2は、無線通信システム10の全体ブロック構成図である。図2に示すように、無線基地局100は、中央集約装置110及び張出装置160によって構成される。同様に、無線基地局200は、中央集約装置210及び張出装置260によって構成される。なお、無線基地局100及び無線基地局200は、中央集約装置及び張出装置以外の他の装置を含んでもよい。
中央集約装置110は、無線物理レイヤ(L1)、ミディアムアクセス制御レイヤ(MAC)、無線リンク制御レイヤ(RLC)、パケット・データ・コンバージェンス・プロトコルレイヤ(PDCP)を有する。また、中央集約装置110は、PDCPの上位レイヤとして、無線リソース制御レイヤ(RRC)を有する。
張出装置160は、中央集約装置110の設置場所から張り出して遠隔に配置することができる。張出装置160は、PA(Power Amplifier)/LNA(Low Noise Amplifier)、無線送受信モジュール及び変復調モジュールなどの無線部(RF)を有する。
中央集約装置110は、デジタル処理部(Digital Unit(DU))またはCentral Unit(CU)とも呼ばれ、張出装置160は、無線処理部(Radio Unit(RU))またはRemote Unit(RU)とも呼ばれる。中央集約装置110と張出装置160とは、フロントホールと呼ばれる有線伝送路で接続される。このような中央集約装置110と張出装置160とのインタフェースとしては、例えば、Common Public Radio Interface(CPRI)が用いられる。
中央集約装置210及び張出装置260は、上述した中央集約装置110及び張出装置160にそれぞれ対応するが、レイヤ構成が異なっている。
具体的には、中央集約装置210は、ミディアムアクセス制御レイヤ(MAC)及び無線リンク制御レイヤ(RLC)を有する。張出装置260は、無線物理レイヤ(L1)及び無線部(RF)を有する。
なお、上述したように、中央集約装置210は、X2-AP’, X2-U’インタフェースを介して中央集約装置110と接続される。
(2)無線通信システムの機能ブロック構成
次に、無線通信システム10の機能ブロック構成について説明する。具体的には、中央集約装置210及び張出装置260の機能ブロック構成について説明する。
(2.1)中央集約装置210
図3は、中央集約装置210の機能ブロック構成図である。図3に示すように、中央集約装置210は、情報送信部211、情報受信部213、スケジューラ機能部215、チャネル制御部217及びX2 IF部219を備える。
なお、図3に示すように、中央集約装置210の各機能ブロックは、プロセッサ(メモリを含む)、機能モジュール(外部接続IFなど)、及び電源などのハードウェア要素によって実現される。
情報送信部211は、無線基地局100、具体的には、張出装置260とユーザ装置300との無線通信に必要な情報を張出装置260に送信する。特に、本実施形態では、情報送信部211は、当該無線通信に用いられる無線リソースの割り当てを示す割り当て情報と、ユーザ装置300に向けて送信されるデータ(例えば、ユーザデータ)である下りデータとをそれぞれ複数含むフレームを張出装置260に送信する。本実施形態において、情報送信部211は、フレーム送信部を構成する。
具体的には、情報送信部211は、チャネル制御部217からの通知などに基づいて、図7〜図9に示すような構成を有するフレームF10, F20, F30を、割り当て情報及び下りデータの発生に応じて、張出装置260に順次送信することができる。
なお、フレームとは、時間軸上における所定長さの枠組みであり、各種の制御情報(無線リソースの割り当て情報を含む)及びユーザデータなどのデータの送信に用いられる。また、フレームは、サブフレーム、スロット或いは単に信号などと呼ばれてもよい。
割り当て情報とは、スケジューラ機能部215がスケジューリングしたユーザ装置300に対して割り当てられる無線リソースブロック(周波数、時間など)の位置を示すものであり、DCI(Downlink Control Information)と呼ばれてもよい。当該割り当て情報は、下り制御チャネル、具体的には、下り方向の物理チャネルであるPDCCH(Physical Downlink Control Channel)を介してユーザ装置300に送信される。なお、フレームに含まれる割り当て情報は、実際にPDCCHを介してユーザ装置300に送信される情報自体でもよいし、DCIのうちの一部或いは全部でもよい。
下りデータとは、下り共有チャネル、具体的には、下り方向のトランスポートチャネルであるDLSCH(Downlink Shared Channel)を介して送信されるものであり、ユーザデータなどが含まれるが、必ずしもユーザデータに限定されるものでもない。
情報送信部211は、割り当て情報と下りデータとの対応関係を示す構成を有するフレームを送信する。具体的には、当該フレームは、受信側、つまり、張出装置260が割り当て情報(PDCCH情報)と対応付けられる下りデータ(DLSCH情報)を判定できる構成を有する。判定できる構成とは、明示的に当該対応が示されるものでもよいし、暗示的に当該対応が示されるものでもよい。
より具体的には、情報送信部211は、割り当て情報及び下りデータに対して、対応するユーザ装置300を識別するユーザ識別子を割り当てたフレームを送信することができる。ユーザ識別子としては、例えば、C-RNTI(Cell-Radio Network Temporary Identity)、IMSI(International Mobile Subscriber Identity)及びMEI(International Mobile Equipment Identity)が挙げられる。
また、情報送信部211は、割り当て情報及び下りデータに対して、割り当て情報及び下りデータとの組合せを識別するインデックスを割り当てたフレームを送信することができる。具体的には、フレーム内の下りデータ毎に、対応する割り当て情報と関連付けられたインデックス(番号や文字など)を付与する。
なお、情報送信部211は、当該フレーム内において、割り当て情報が下りデータよりも先に割り当てられたフレームを構成し、当該フレームを張出装置260に送信することが好ましい。
上述したように、情報送信部211は、割り当て情報と下りデータとの対応関係を明示的に示すフレームを構成することができるが、以下に説明するように、フレームの構成によって暗示的に当該対応が示してもよい。
具体的には、情報送信部211は、所定の配置規則に基づいて定められるフレームの所定位置に割り当て情報及び下りデータが配置されたフレームを送信する。つまり、情報送信部211は、割り当て情報(PDCCH情報)が通知される順番(位置)と、下りデータ(DLSCH情報)が通知される順番とに規則性を持たせることによって、どの割り当て情報がどの下りデータに対応するのかを暗示的に示すことができる。
さらに、情報送信部211は、割り当て情報と対応付けられる下りデータを複数のフレームに跨がって割り当てる場合、当該割り当て情報が割り当てられているフレームと異なる他のフレームに割り当てられる下りデータの位置を示す位置情報、つまり、タイミングを含むフレームを送信することもできる。
このような位置情報は、PDCCHと、DLSCHに対応する物理チャネルであるPDSCH(Physical Downlink Shared Channel)とが、異なるフレーム(具体的には、subframe)において送信される場合に必要となる。従来(LTE Rel-12まで)、PDCCHとPDSCHとは、同一のsubframeにおいて送信されていたが、Narrow Band IoT(LTE Rel-13)では、PDCCHと、当該PDCCHに対応するPDSCHとが、異なるsubframeにおいて送信される制御(Cross subframe scheduling)が導入されている。従って、このような場合でも、割り当て情報と下りデータとの対応関係が判定できるようにする必要がある。
具体的には、情報送信部211は、位置情報として、H-SFN(System Frame Number)、SFN、Subframeの番号を用いて下りデータの絶対的な時間位置を示すことができる。或いは、情報送信部211は、位置情報として、割り当て情報(PDCCH情報)の位置からの相対的な時間位置(この場合、割り当て情報が下りデータよりも先に送信されることを前提とする)を示してもよい。
または、情報送信部211は、上述したインデックスが適用される範囲を、他のフレームまで拡張することによって、複数のフレームに跨がる下りデータの位置情報を示すようにしてもよい。つまり、情報送信部211は、割り当て情報と対応付けられる下りデータを複数のフレームに跨がって割り当てる場合、複数のフレームに跨がって共通であるインデックスを割り当てたフレームを送信する。
なお、情報送信部211が送信するフレームの具体的な構成については、さらに後述する。
情報受信部213は、張出装置260から送信された情報を受信する。例えば、情報受信部213は、CQI(Channel Quality Indicator)、PMI(Precoding Matrix Indicator)及びRI(Rank Indicator)などの下りリンク品質情報を受信する。また、情報受信部213は、CSI(Channel State Information)及びSRS(Sounding Reference Signal)の判定結果、ランダムアクセスレスポンス(RAR)及び下り方向のスケジューリング要求などを受信する。
スケジューラ機能部215は、無線基地局200と接続されている複数のユーザ装置300の状況、及びそれぞれのユーザ装置300からのスケジューリング要求などに応じて、無線リソースのユーザ装置300へのスケジューリング(MACスケジューラなど)を実行する。また、スケジューラ機能部215は、スケジューリングの結果をチャネル制御部217に通知する。
チャネル制御部217は、無線基地局100(具体的には、張出装置260)と、ユーザ装置300との間において送受信される各種チャネル、具体的には、論理チャネル、トランスポートチャネル及び物理チャネルの制御を実行する。
チャネル制御部217は、下り方向の物理チャネルとして、例えば、PDCCH、PDSCH、PHICH(Physical HARQ Indicator Channel)、PCFICH(Physical Control Format Indicator Channel)などの送信タイミング及び内容を決定する。また、チャネル制御部217は、下り方向のトランスポートチャネルとして、DLSCH、BCH(Broadcast Channel)及びPCH(Paging Channel)などの送信タイミング及び内容を決定する。
チャネル制御部217は、上り方向の物理チャネルとして、例えば、PUCCH(Physical Uplink Control Channel)、SRS(Sounding Reference Signal)、PRACH(Physical Random Access Channel)及びPUSCH(Physical Uplink Shared Channel)などの受信に関する制御を実行する。
チャネル制御部217は、各種チャネルの制御内容を情報送信部211に通知する。
X2 IF部219は、中央集約装置110との通信を実現するためのインタフェースを提供する。具体的には、X2 IF部219は、中央集約装置110と中央集約装置210とをMAC及びRLCを用いて直接接続するインタフェースであり、既存のオープンインタフェースであることが好ましい。ユーザ装置300の送受信データは、X2 IF部219を介して無線基地局100と中継される。
(2.2)張出装置260
図4は、張出装置260の機能ブロック構成図である。図4に示すように、張出装置260は、無線通信部261、情報受信部263、チャネル送信部265、情報取得部267及び情報送信部269を備える。
なお、図4に示すように、張出装置260の各機能ブロックは、デュープレクサ、PA(Power Amplifier)/LNA(Low Noise Amplifier)、無線送受信モジュール(RF変換)、機能モジュール(直交変復調など)、及び電源などのハードウェア要素によって実現される。
無線通信部261は、ユーザ装置300との無線通信を実行する。具体的には、無線通信部261は、5Gの仕様に従ってユーザ装置300との無線通信を実行する。上述したように、無線通信部261は、Massive MIMO、キャリアアグリゲーション(CA)、及びデュアルコネクティビティ(DC)などに対応することができる。
情報受信部263は、中央集約装置210から送信された情報を受信する。具体的には、情報受信部263は、中央集約装置210から送信される無線通信に必要な情報などを受信する。
特に、本実施形態では、情報受信部263は、無線リソースの割り当てを示す割り当て情報と、ユーザ装置300に向けて送信される下りデータとを含むフレームを受信する。本実施形態において、情報受信部263は、フレーム受信部を構成する。
チャネル送信部265は、各種チャネル、具体的には、下り方向のトランスポートチャネル及び物理チャネルなどをユーザ装置300に向けて送信する。
より具体的には、チャネル送信部265は、情報受信部263が受信したフレームに基づいて、下り制御チャネル(具体的には、PDCCH)を介して割り当て情報をユーザ装置300に送信するとともに、下り共有チャネル(具体的には、DLSCH)を介して下りデータをユーザ装置300に送信する。なお、上述したように、トランスポートチャネルであるDLSCHは、下り方向の物理チャネルであるPDSCHにマッピングされる。
情報取得部267は、ユーザ装置300から送信された下りリンク品質情報(CQIなど)及び下り方向のスケジューリング要求などを取得する。
情報送信部269は、チャネル送信部265が取得した下りリンク品質除法及び下り方向のスケジューリング要求などを中央集約装置210に送信する。
(3)無線通信システムの動作
次に、無線通信システム10の動作について説明する。具体的には、中央集約装置210から張出装置260されるフレームに基づいて、張出装置260が下り制御チャネル及び下り共有チャネルを送信する動作について説明する。
(3.1)概略動作
図5は、中央集約装置210、張出装置260及びユーザ装置300による下り制御チャネル(PDCCH)及び下り共有チャネル(PDSCH)の送信動作の概念図である。
図5に示すように、中央集約装置210から張出装置260に送信されるフレームには、割り当て情報(PDCCH情報)及び下りデータ(DLSCH情報)が含まれている。中央集約装置210は、当該フレームを張出装置260に順次送信する。
張出装置260は、受信した当該フレームの内容、つまり、割り当て情報(PDCCH情報)に基づいてPDCCHを生成し、ユーザ装置300に送信する。また、張出装置260は、下りデータ(DLSCH情報)に基づいて、DLSCHに対応するPDSCHを生成し、ユーザ装置300に送信する。
(3.2)チャネル送信シーケンス
図6は、中央集約装置210から送信されるフレームに基づくチャネル送信シーケンスを示す。図6に示すように、中央集約装置210は、割り当て情報(PDCCH情報)及び下りデータ(DLSCH情報)を含むフレームを生成する(S10)。
次いで、中央集約装置210は、生成したフレーム(PDCCH情報及びDLSCH情報を含む)を張出装置260に送信する(S20)。
張出装置260は、受信したフレームに含まれる割り当て情報に基づいてPDCCHを生成する(S30)。次いで、張出装置260は、生成したPDCCHをユーザ装置300に向けて送信する(S40)。
また、張出装置260は、受信したフレームに含まれる割り当て情報及び下りデータ(DLSCH情報)に基づいて、PDSCHを生成する(S50)。次いで、張出装置260は、生成したPDSCHをユーザ装置300に向けて送信する(S60)。
なお、PDCCHを生成、送信するタイミング(S30, S40)と、PDSCHを生成、送信するタイミング(S50, S60)とは、図6に示したタイミングと入れ替わってもよい。
(3.3)フレーム構成例
次に、中央集約装置210から送信されるフレームの構成例について説明する。図7は、フレームの構成例(その1)を示す。
図7に示すように、フレームF10は、ヘッダフィールド、複数の割り当て情報(PDCCH情報)、及び複数の下りデータ(DLSCH情報)を含む。各PDCCH情報は、ユーザ装置300を一意に識別するユーザ識別子(ここでは、C-RNTI)を有する。同様に、各DLSCH情報も当該ユーザ識別子(C-RNTI)を有する。
つまり、PDCCH情報とDLSCH情報とは、同一のC-RNTI(例えば、UE#1)によって対応付けられている。これにより、フレームF10を受信した張出装置260は、それぞれのPDCCH情報が、何れのDLSCH情報と対応するかを判定することができる。
図8は、フレームの構成例(その2)を示す。図8に示すように、フレームF20も、複数の割り当て情報(PDCCH情報)と、複数の下りデータ(DLSCH情報)とを含む。
フレームF20は、フレームの構成によって暗示的にPDCCH情報とDLSCH情報との対応関係を示す例であり、フレームF10と比較すると、PDCCH情報及びDLSCH情報がユーザ識別子を有していない。フレームF20では、フレーム内におけるPDCCH情報及びDLSCH情報の位置、つまり、送信順序が所定の配置規則に基づいて定められている。これにより、フレームF20を受信した張出装置260は、それぞれのPDCCH情報が、何れのDLSCH情報と対応するかを判定することができる。
図8に示す構成例では、ユーザ装置#1(UE#1)向けのPDCCH情報から順番に配置(つまり、送信)され、PDCCH情報の後に、PDCCH情報と対応する当該ユーザ装置(UE#1, UE#2…)向けのDLSCH情報(図中の矢印線参照)がPDCCH情報を配置した順番と同じ順番で順次配置(送信)される。
なお、フレームF20では、単純にPDCCH情報及びDLSCH情報が順次配置されているが、所定の配置規則に基づいて定められており、張出装置260が当該配置規則を認識していれば、一方或いは両方の情報の配置順序は、変更(例えば、昇順でなく降順)してもよい。
図9は、フレームの構成例(その3)を示す。図9に示すように、フレームF30のPDCCH情報及びDLSCH情報は、インデックスまたはDLSCH情報の位置情報(フレーム位置)を示す領域A1, A2, A11, A12を有する。
インデックスの場合、例えば、その範囲を0〜1023(10ビット)と定義し、中央集約装置210は、DLSCH情報の送信順序に応じて数値をインクリメントし、当該数値が、DLSCH情報の領域A11, A12に示される。また、中央集約装置210は、DLSCH情報と対応するPDCCH情報に同一のインデックスの値を付与する。
なお、上述したように、インデックスが適用される範囲を、他のフレームまで拡張することによって、複数のフレームに跨がる下りデータの位置情報を示すようにしてもよい。つまり、PDCCH情報と対応する複数のDLSCH情報のインデックスの数値が、複数のフレームに跨がって示される。
また、フレーム位置の場合、図9に示すように、PDCCH情報を送信する際、対応するDLSCH情報が配置される位置を示すH-SFN(System Frame Number)、SFN、Subframeの番号が、PDCCH情報の領域A1, A2に示される。これにより、張出装置260は、PDCCH情報と対応するDLSCH情報を判定することができる。
(4)作用・効果
上述した実施形態によれば、以下の作用効果が得られる。具体的には、中央集約装置210(情報送信部211)は、割り当て情報(PDCCH情報)と下りデータ(DLSCH情報)との対応関係を示す構成を有するフレームを送信する。また、張出装置260(チャネル送信部265)は、当該対応関係に基づいて、下り制御チャネル(PDCCH)及び下り共有チャネル(DLSCH, PDSCH)を設定する。
このため、張出装置260は、当該下りデータの送信に用いる無線リソースの割り当て情報を特定することができ、ユーザ装置300に対して下りデータを正しく送信できる。
すなわち、MACスケジューラなどの上位レイヤの機能と、無線物理レイヤの機能とが分離して実装された場合でも、中央集約装置210から無線リソースの割り当て情報に基づいて、張出装置260が下りデータを正しく送信し得る。
本実施形態では、中央集約装置210は、フレームF10に示したように、ユーザ識別子が割り当てられたフレームを送信することができる。このため、張出装置260は、当該ユーザ識別子を参照することによって、迅速かつ容易に割り当て情報(PDCCH情報)と下りデータ(DLSCH情報)との対応関係を判定できる。
また、中央集約装置210は、フレームF20に示したように、所定の配置規則に基づいて定められるフレームの所定位置に割り当て情報(PDCCH情報)及び下りデータ(DLSCH情報)が配置されたフレームを送信することができる。このため、張出装置260は、ユーザ識別子を示すための情報量を増大させることなく、当該対応関係を判定できる。
さらに、中央集約装置210は、フレームF30に示したように、割り当て情報(PDCCH情報)及び下りデータ(DLSCH情報)の組合せを識別するインデックスを割り当てたフレーム、或いは下りデータ(DLSCH情報)のフレーム位置(位置情報)を含むフレームを送信することができる。
このため、張出装置260は、当該対応関係を迅速かつ容易に判定できるとともに、特に、割り当て情報と対応付けられる下りデータを複数のフレームに跨がって割り当てる場合でも、当該対応関係を確実に判定することができる。
また、本実施形態では、中央集約装置210は、フレーム内において、割り当て情報が下りデータよりも先に割り当てられた前記フレームを送信する。このため、張出装置260は、DLSCH(PDSCH)に優先してPDCCHを送信することができ、ユーザ装置300は、速やかにPDSCHの受信に備えることができる。
(5)その他の実施形態
以上、実施形態に沿って本発明の内容を説明したが、本発明はこれらの記載に限定されるものではなく、種々の変形及び改良が可能であることは、当業者には自明である。
例えば、上述した実施形態では、PDCCHとDLSCHとの対応関係を例として説明したが、本発明は、他の下り制御チャネルと下り共有チャネルとの対応関係にも適用できる場合がある。この場合、下り制御チャネルとしては、PCFICH及びPHICHなどが挙げられる。また、下り共有チャネルとしては、PDSCHなどが挙げられる。
また、上述した実施形態では、5Gが導入された直後における無線通信システムの構成を想定しており、5Gが4Gを補完するLTE assisted operationを実現している体について説明したが、本発明は、このようなLTE assisted operationに限らず、例えば、5G単独でのoperationにも適用し得ることは勿論である。
さらに、上述した実施形態全体を通じて、3GPPにおいて規定される用語を主に用いて説明したが、当該用語は、他の用語に置き換えられても構わない。例えば、上述した実施形態の中でも言及したように、ユーザ装置は、無線通信端末、移動局、或いはユーザ端末などと呼ばれてもよいし、無線基地局は、ノード或いは無線通信装置またはシステムなどと呼ばれても構わない。
さらに、 上述した実施形態におけるシーケンス及びフローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。
また、本明細書で説明した用語及び/または本明細書の理解に必要な用語については、同一のまたは類似する意味を有する用語と置き換えてもよい。例えば、チャネル及び/またはシンボルは信号(シグナル)であってもよい。また、信号はメッセージであってもよい。また、「システム」及び「ネットワーク」という用語は、互換的に使用されてもよい。
さらに、上述したパラメータなどは、絶対値で表されてもよいし、所定の値からの相対値で表されてもよいし、対応する別の情報で表されてもよい。例えば、無線リソースはインデックスで指示されるものであってもよい。
無線基地局(無線基地局100, 200、以下、基地局)は、1つまたは複数(例えば、3つ)のセル(セクタとも呼ばれる)を収容することができる。基地局が複数のセルを収容する場合、基地局のカバレッジエリア全体は複数のより小さいエリアに区分できる。
「セル」または「セクタ」という用語は、このカバレッジにおいて通信サービスを行う基地局、及び/または基地局サブシステムのカバレッジエリアの一部または全体を指す。さらに、「基地局」「eNB」、「セル」、及び「セクタ」という用語は、本明細書では互換的に使用され得る。基地局は、固定局(fixed station)、NodeB、eNodeB(eNB)、アクセスポイント(access point)、フェムトセル、スモールセルなどの用語で呼ばれる場合もある。
ユーザ装置300は、当業者によって、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、またはいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
本明細書で使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
さらに、「含む(including)」、「含んでいる(comprising)」、及びそれらの変形の用語は、「備える」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本明細書或いは特許請求の範囲において使用されている用語「または(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
本明細書で使用した「第1」、「第2」などの呼称を使用した要素へのいかなる参照も、それらの要素の量または順序を全般的に限定するものではない。これらの呼称は、2つ以上の要素間を区別する便利な方法として本明細書で使用され得る。したがって、第1及び第2の要素への参照は、2つの要素のみがそこで採用され得ること、または何らかの形で第1の要素が第2の要素に先行しなければならないことを意味しない。
本明細書の全体において、例えば、英語でのa, an, 及びtheのように、翻訳により冠詞が追加された場合、これらの冠詞は、文脈から明らかにそうではないことが示されていなければ、複数のものを含むものとする。
なお、本発明は、以下のように表現されてもよい。本発明の一態様は、張出装置(張出装置260)と中央集約装置(中央集約装置210)とを含み、ユーザ装置(ユーザ装置300)と無線通信を実行する無線基地局(無線基地局100)であって、前記中央集約装置は、無線リソースの割り当てを示す割り当て情報と、前記ユーザ装置に向けて送信されるデータである下りデータとをそれぞれ含むフレーム(例えば、フレームF10)を前記張出装置に送信するフレーム送信部(情報送信部211)を備え、前記張出装置は、前記フレームを受信するフレーム受信部(情報受信部263)と、前記フレーム受信部が受信した前記フレームに基づいて、下り制御チャネル(PDCCH)を介して前記割り当て情報を前記ユーザ装置に送信するとともに、下り共有チャネル(DLSCH)を介して前記下りデータを前記ユーザ装置に送信するチャネル送信部(チャネル送信部265)とを備え、前記フレーム送信部は、前記割り当て情報と前記下りデータとの対応関係を示す構成を有する前記フレームを送信し、前記チャネル送信部は、前記対応関係に基づいて、前記下り制御チャネル及び前記下り共有チャネルを設定する。
本発明の一態様において、前記フレーム送信部は、前記割り当て情報及び前記下りデータに対して、対応する前記ユーザ装置を識別するユーザ識別子を割り当てた前記フレームを送信してもよい。
本発明の一態様において、前記フレーム送信部は、前記割り当て情報及び前記下りデータに対して、前記割り当て情報及び前記下りデータの組合せを識別するインデックスを割り当てた前記フレームを送信してもよい。
本発明の一態様において、前記フレーム送信部は、所定の配置規則に基づいて定められる前記フレームの所定位置に前記割り当て情報及び前記下りデータが配置された前記フレームを送信してもよい。
本発明の一態様において、前記フレーム送信部は、前記割り当て情報と対応付けられる前記下りデータを複数の前記フレームに跨がって割り当てる場合、他のフレームに割り当てられる前記下りデータの位置を示す位置情報を含む前記フレームを送信してもよい。
本発明の一態様において、前記フレーム送信部は、前記割り当て情報と対応付けられる前記下りデータを複数の前記フレームに跨がって割り当てる場合、複数の前記フレームに跨がって共通である前記インデックスを割り当てた前記フレームを送信してもよい。
本発明の一態様において、前記フレーム送信部は、前記フレーム内において、前記割り当て情報が前記下りデータよりも先に割り当てられた前記フレームを送信してもよい。
本発明の一態様は、張出装置と中央集約装置とを含み、ユーザ装置と無線通信を実行する無線基地局における通信制御方法であって、前記中央集約装置が、無線リソースの割り当てを示す割り当て情報と、前記ユーザ装置に向けて送信されるデータである下りデータとをそれぞれ含むフレームを前記張出装置に送信するステップと、前記張出装置が、受信した前記フレームに基づいて、下り制御チャネルを介して前記割り当て情報を前記ユーザ装置に送信するとともに、下り共有チャネルを介して前記下りデータを前記ユーザ装置に送信するステップとを含み、前記フレームを前記張出装置に送信するステップでは、前記割り当て情報と前記下りデータとの対応関係を示す構成を有する前記フレームを送信し、前記下りデータを前記ユーザ装置に送信するステップでは、前記対応関係に基づいて、前記下り制御チャネル及び前記下り共有チャネルを設定する。
上記のように、本発明の実施形態を記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
なお、日本国特許出願第2016-078455号(2016年4月8日出願)の全内容が、参照により、本願明細書に組み込まれている。
上述した無線基地局及び通信制御方法によれば、MACスケジューラなどの上位レイヤの機能と、無線物理レイヤの機能とが分離して実装された場合でも、中央集約装置から無線リソースの割り当て情報に基づいて、張出装置が下りデータを正しく送信し得る。
10 無線通信システム
20 コアネットワーク
100 無線基地局
110 中央集約装置
160 張出装置
200 無線基地局
210 中央集約装置
211 情報送信部
213 情報受信部
215 スケジューラ機能部
217 チャネル制御部
219 X2 IF部
260 張出装置
261無線通信部
263 情報受信部
265 チャネル送信部
267 情報取得部
269 情報送信部
300 ユーザ装置
F10, F20, F30 フレーム

Claims (8)

  1. 張出装置と中央集約装置とを含み、ユーザ装置と無線通信を実行する無線基地局であって、
    前記中央集約装置は、無線リソースの割り当てを示す割り当て情報と、前記ユーザ装置に向けて送信されるデータである下りデータとをそれぞれ含むフレームを前記張出装置に送信するフレーム送信部を備え、
    前記張出装置は、
    前記フレームを受信するフレーム受信部と、
    前記フレーム受信部が受信した前記フレームに基づいて、下り制御チャネルを介して前記割り当て情報を前記ユーザ装置に送信するとともに、下り共有チャネルを介して前記下りデータを前記ユーザ装置に送信するチャネル送信部と
    を備え、
    前記フレーム送信部は、前記割り当て情報と前記下りデータとの対応関係を示す構成を有する前記フレームを送信し、
    前記チャネル送信部は、前記対応関係に基づいて、前記下り制御チャネル及び前記下り共有チャネルを設定する無線基地局。
  2. 前記フレーム送信部は、前記割り当て情報及び前記下りデータに対して、対応する前記ユーザ装置を識別するユーザ識別子を割り当てた前記フレームを送信する請求項1に記載の無線基地局。
  3. 前記フレーム送信部は、前記割り当て情報及び前記下りデータに対して、前記割り当て情報及び前記下りデータの組合せを識別するインデックスを割り当てた前記フレームを送信する請求項1に記載の無線基地局。
  4. 前記フレーム送信部は、所定の配置規則に基づいて定められる前記フレームの所定位置に前記割り当て情報及び前記下りデータが配置された前記フレームを送信する請求項1に記載の無線基地局。
  5. 前記フレーム送信部は、前記割り当て情報と対応付けられる前記下りデータを複数の前記フレームに跨がって割り当てる場合、他のフレームに割り当てられる前記下りデータの位置を示す位置情報を含む前記フレームを送信する請求項1に記載の無線基地局。
  6. 前記フレーム送信部は、前記割り当て情報と対応付けられる前記下りデータを複数の前記フレームに跨がって割り当てる場合、複数の前記フレームに跨がって共通である前記インデックスを割り当てた前記フレームを送信する請求項3に記載の無線基地局。
  7. 前記フレーム送信部は、前記フレーム内において、前記割り当て情報が前記下りデータよりも先に割り当てられた前記フレームを送信する請求項1に記載の無線基地局。
  8. 張出装置と中央集約装置とを含み、ユーザ装置と無線通信を実行する無線基地局における通信制御方法であって、
    前記中央集約装置が、無線リソースの割り当てを示す割り当て情報と、前記ユーザ装置に向けて送信されるデータである下りデータとをそれぞれ含むフレームを前記張出装置に送信するステップと、
    前記張出装置が、受信した前記フレームに基づいて、下り制御チャネルを介して前記割り当て情報を前記ユーザ装置に送信するとともに、下り共有チャネルを介して前記下りデータを前記ユーザ装置に送信するステップと
    を含み、
    前記フレームを前記張出装置に送信するステップでは、前記割り当て情報と前記下りデータとの対応関係を示す構成を有する前記フレームを送信し、
    前記下りデータを前記ユーザ装置に送信するステップでは、前記対応関係に基づいて、前記下り制御チャネル及び前記下り共有チャネルを設定する通信制御方法。
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