JP5793131B2 - 無線基地局、ユーザ端末、無線通信システム及び無線通信方法 - Google Patents

無線基地局、ユーザ端末、無線通信システム及び無線通信方法 Download PDF

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Description

本発明は、次世代無線通信システムにおける無線基地局、ユーザ端末、無線通信システム及び無線通信方法に関する。
UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)ネットワークにおいて、更なる高速データレート、低遅延などを目的としてロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)が検討されている(非特許文献1)。LTEではマルチアクセス方式として、下り回線(下りリンク)にOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)をベースとした方式を用い、上り回線(上りリンク)にSC−FDMA(Single Carrier Frequency Division Multiple Access)をベースとした方式を用いている。
また、LTEからのさらなる広帯域化及び高速化を目的として、LTEの後継システム(例えば、LTEアドバンスト又はLTEエンハンスメントと呼ぶこともある(以下、「LTE−A」という))も検討されている。LTE(リリース8)やLTE−A(リリース9以降)においては、複数のアンテナでデータを送受信し、周波数利用効率を向上させる無線通信技術としてMIMO(Multi Input Multi Output)技術が検討されている。MIMO技術においては、送受信機に複数の送信/受信アンテナを用意し、異なる送信アンテナから同時に異なる送信情報系列を送信する。
LTE−Aなどの将来のシステムでは、異なる送信アンテナから同時に異なるユーザに送信情報系列を送信するマルチユーザMIMO(MU−MIMO:Multiple User MIMO)伝送が検討されている。このMU−MIMO伝送は、Hetnet(Heterogeneous network)やCoMP(Coordinated Multi-Point)伝送にも適用される。一方で、この将来のシステムでは、下り制御情報を伝送する下り制御チャネルの容量の不足により、MU−MIMO伝送等のシステム特性を十分に発揮できない恐れがある。
そこで、下り制御チャネル用の無線リソース領域を拡張して、より多くの下り制御情報を伝送することも考えられる。かかる場合、拡張された下り制御チャネルを構成する無線リソースをどのようにユーザ端末に通知するかが問題になる。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、拡張された下り制御チャネルを構成する無線リソースの通知に適した無線基地局、ユーザ端末、無線通信システム及び無線通信方法を提供することを目的とする。
本発明の第1側面に係る無線基地局は、下り共有データチャネルに周波数分割多重される拡張下り制御チャネルを用いて、ユーザ端末に対する下り制御情報を送信する無線基地局であって、前記ユーザ端末に対して、前記拡張下り制御チャネルに割り当てられる複数のリソースブロックを含んで構成されるリソースセットを設定する設定部と、前記ユーザ端末に対して、前記リソースセットを構成する前記複数のリソースブロックのパターン情報と、前記リソースセットを構成するリソースブロック数(n)を示す情報とを通知する通知部と、を具備することを特徴とする。
本発明の第2側面に係るユーザ端末は、下り共有データチャネルに周波数分割多重される拡張下り制御チャネルを用いて、無線基地局から下り制御情報を受信するユーザ端末であって、前記拡張下り制御チャネルに割り当てられる複数のリソースブロックを含んで構成されるリソースセットが前記ユーザ端末に設定される場合、前記無線基地局から、前記リソースセットを構成する前記複数のリソースブロックのパターン情報と、前記リソースセットを構成するリソースブロック数(n)を示す情報とを受信する受信部と、を具備することを特徴とする。
本発明によれば、拡張された下り制御チャネルを構成する無線リソースの通知に適した無線基地局、ユーザ端末、無線通信システム及び無線通信方法を提供できる。
MU−MIMOが適用される無線通信システムの概略図である。 下りリンクのMU−MIMO伝送が行われるサブフレームの一例を示す図である。 拡張PDCCHのサブフレーム構成の説明図である。 拡張PDCCHのマッピング方法の説明図である。 拡張PDCCHの分散マッピングの一例を示す図である。 拡張PDCCHセットの一例を示す図である。 ビットマップを用いた通知例を示す図である。 PRBインデックスを用いた通知例を示す図である。 第1態様に係る無線通信方法の説明図である。 第1態様に係るPRBパターンとPRBパターンインデックスとの一例を示す図である。 第1態様に係るPRBパターンインデックスの算出例を示す図である。 第1態様に係る拡張PDCCHセットを構成するPRBペアの特定例を示す図である。 第1態様に係る無線通信方法によるオーバヘッドの削減効果を示す図である。 第2態様に係る無線通信方法の説明図である。 第3態様に係る無線通信方法の説明図である。 第4態様に係る無線通信方法の説明図である。 本実施の形態に係る無線通信システムのシステム構成の説明図である。 本実施の形態に係る無線基地局の全体構成の説明図である。 本実施の形態に係るユーザ端末の全体構成の説明図である。 本実施の形態に係る無線基地局のベースバンド処理部及び一部の上位レイヤを示す機能構成図である。 実施の形態に係るユーザ端末のベースバンド処理部の機能構成図である。
図1は、MU−MIMO伝送が適用される無線通信システムの一例を示す図である。図1に示すシステムは、無線基地局(例えば、eNB:eNodeB)のカバレッジエリア内に局所的なカバレッジエリアを有する小型基地局(例えば、RRH:Remote Radio Headなど)が設けられ、階層的に構成されている。このようなシステムにおける下りリンクのMU−MIMO伝送では、無線基地局の複数のアンテナから複数のユーザ端末UE(User Equipment)#1及び#2に対するデータが同時に送信される。また、複数の小型基地局の複数のアンテナから複数のユーザ端末UE#3、#4に対するデータも同時に送信される。
図2は、下りリンクのMU−MIMO伝送が適用される無線フレーム(例えば、1サブフレーム)の一例を示す図である。図2に示すように、MU−MIMO伝送が適用されるシステムでは、各サブフレームにおいて先頭から所定のOFDMシンボル(最大3OFDMシンボル)まで、下り制御チャネル(PDCCH:Physical Downlink Control Channel)用の無線リソース領域(PDCCH領域)として確保される。また、サブフレームの先頭から所定のシンボルより後の無線リソースに、下り共有データチャネル(PDSCH:Physical Downlink Shared Channel)用の無線リソース領域(PDSCH領域)が確保される。
PDCCH領域には、ユーザ端末UE(ここでは、UE#1〜#4)に対する下り制御情報(DCI:Downlink Control Information、以下、DCIという)が割当てられる。DCIには、PDSCH領域におけるユーザ端末UEに対するデータの割り当て情報等が含まれる。例えば、図2において、ユーザ端末UE#2は、PDCCH領域に割り当てられたユーザ端末UE#2に対するDCIに基づいて、PDSCH領域に割り当てられたユーザ端末UE#2に対するデータを受信する。
また、MU−MIMO伝送においては、同一時間及び同一周波数で複数のユーザ端末UEに対するデータ送信が可能となる。このため、図2のPDSCH領域において、ユーザ端末UE#1に対するデータとユーザ端末UE#5に対するデータを同一の周波数領域に多重することが考えられる。同様に、ユーザ端末UE#4に対するデータとユーザ端末UE#6に対するデータを同一の周波数領域に多重することも考えられる。
しかしながら、図2に示すように、PDSCH領域においてユーザ端末UE#1〜#6に対するデータを割り当てようとしても、PDCCH領域において全てのユーザ端末UE#1〜#6に対するDCIの割り当て領域を確保できない場合がある。例えば、図2のPDCCH領域では、ユーザ端末UE#5及び#6に対するDCIを割り当てることができない。この場合、DCIを割り当てるPDCCH領域の不足によりPDSCH領域に多重されるユーザ端末UEの数が制限されるため、MU−MIMO伝送による無線リソースの利用効率の向上効果を十分に得られない恐れがある。
このようなPDCCH領域の不足を解決する方法として、サブフレームの先頭から最大3OFDMシンボルの制御領域以外にPDCCHの割当て領域を拡張する(4OFDMシンボル以降の既存のPDSCH領域にPDCCH領域を拡張する)ことが考えられる。PDCCH領域の拡張方法としては、図3Aに示すように、PDSCHとPDCCHとを時分割多重する方法(TDMアプローチ)、図3B、図3Cに示すように、PDSCHとPDCCHとを周波数分割多重する方法(FDMアプローチ)が考えられる。
図3Aに示すTDMアプローチでは、サブフレームの4OFDMシンボル以降の一部OFDMシンボルにおいてシステム帯域幅(system bandwidth)全体に渡りPDCCHが配置される。一方、図3Bに示すFDMアプローチでは、サブフレームの4OFDMシンボル以降の全OFDMシンボルにおいてシステム帯域幅の一部にPDCCHが配置される。また、図3Cに示すFDMアプローチでは、サブフレームの全OFDMシンボルにおいてシステム帯域幅の一部にPDCCHが配置される。なお、図3Cに示すリソース配置は、Newキャリアタイプ等と呼ばれてもよい。
FDMアプローチによりPDSCHと周波数分割多重されるPDCCHは、ユーザ固有の参照信号である復調用参照信号(DM−RS:DeModulation-Reference Signal)を用いて復調される。このため、かかるPDCCHで伝送されるDCIは、PDSCHで伝送される下りデータと同様に、ビームフォーミングゲインを得ることができ、PDCCHのキャパシティの増大に有効である。
以下、FDMアプローチにおいてPDSCHと周波数分割多重されるPDCCHを拡張PDCCH(enhanced PDCCH)と称する。この拡張PDCCHは、拡張下り制御チャネル(enhanced physical downlink control channel)、ePDCCH、E−PDCCH、FDM型PDCCH、UE−PDCCH等と呼ばれてもよい。
拡張PDCCHにおけるDCIのマッピング方法としては、局所マッピング(Localized mapping)と分散マッピング(Distributed Mapping)とが検討されている。図4は、拡張PDCCHにおけるDCIのマッピング方法を説明するための図である。図4Aは、局所マッピングを示し、図4Bは、分散マッピングを示す。
図4A及び4Bに示すように、拡張PDCCHは、システム帯域幅に分散された所定数の物理リソースブロック(PRB)ペアから構成される。PRBペアは、時間方向に連続する2つのPRBから構成され、周波数方向に付与されるPRBインデックスにより識別される。なお、拡張PDCCHを構成する複数のPRBペアは、上位レイヤなどによって動的に定められてもよいし、仕様により固定的に定められてもよい。
図4Aに示すように、局所マッピングでは、1DCIが、拡張PDCCHを構成する特定のPRBペアに局所的にマッピングされる。具体的には、1DCIが、ユーザ端末UEからフィードバックされたCQIに基づいて、所定数のPRBペア(例えば、チャネル品質が良い1又は2のPRBペア)内にマッピングされる。局所マッピングでは、CQIを用いることにより、周波数スケジューリングゲインを得ることができる。なお、図4Aにおいて、拡張PDCCHを構成する複数のPRBペアのうち、DCIがマッピングされないPRBペアには、PDSCHがマッピングされてもよい。
図4Bに示すように、分散マッピングでは、1DCIが、拡張PDCCHを構成する複数のPRBペアに分散してマッピングされる。具体的には、1DCIが複数の分割ユニットに分割され、各分割ユニットが上記複数のPRBペア(全てのPRBペアでもよい)に分散してマッピングされる。分散マッピングでは、1DCIをシステム帯域幅に分散させることにより、周波数ダイバーシチゲインを得ることができる。
このように、分散マッピングでは、各DCIが複数の分割ユニットに分割され、各分割ユニットが拡張PDCCHを構成する複数のPRBペアに分散してマッピングされる。このため、図5Aに示すように、拡張PDCCHが多くのPRBペア(図5Aでは、8つのPRBペア)から構成される場合、1DCIのみをマッピングしようとすると、無線リソースの利用効率が低下する。1DCIの分割ユニットが多くのPRBペアに分散してマッピングされるので、PDSCHをマッピング可能なPRBペア数が減少するためである。
そこで、分散マッピングでは、図5Bに示すように、1DCIの分割ユニットが分散してマッピングされるPRBペア数を制限することが検討されている。図5Bでは、1DCIの分割ユニットが分散してマッピングされるPRBペア数が「4」に制限される。このため、図5Bでは、図5Aに示す場合と比較して、PDSCHをマッピング可能なPRBペア数が増加する。
ところで、拡張PDCCHを用いてDCIを伝送する場合、ユーザ端末UEに対して拡張PDCCHセットを設定(configure)することも検討されている。図6に示すように、拡張PDCCHセット#1、#2は、それぞれ、拡張PDCCHに割り当てられる複数のPRBペアを含んで構成される。
ここで、拡張PDCCHセットは、enhanced PDCCHセット、ePDCCHセット、E−PDCCHセット、単に、セット等と呼ばれてもよい。また、各ユーザ端末UEに設定される拡張PDCCHセット数(K)は、例えば、1≦K≦2であるが、これに限られない。また、各拡張PDCCHセットを構成するPRBペア数(n)は、例えば、2、4、8、16であるが、これに限られない。
また、図6において、拡張PDCCHセット#1、#2は、複数のユーザ端末UE(例えば、ユーザ端末UE#1−#10)に重複して設定されてもよい。これにより、DCIが伝送されるユーザ端末UEの数が所定数(例えば、5)より少ない場合は、一方の拡張PDCCHセット#1だけにDCIをマッピングすることができ、他方の拡張PDCCHセット#2をPDSCHに利用することができる。このように、ユーザ端末UE間で複数の拡張PDCCHセットを重複して設定することで、無線リソースの利用効率を向上させることができる。
なお、各拡張PDCCHセットにおいて、DCIは、分散マッピングされてもよいし(図4B、図5参照)、局所マッピング(図4A参照)されてもよい。また、各ユーザ端末UEに対してプライマリセットやセカンダリセットが設定されてもよい。プライマリセットとは、全てのユーザ端末UEに共通して設定される拡張PDCCHセットであり、例えば、共通サーチスペース(CSS)として使用される。一方、セカンダリセットとは、少なくとも1つのユーザ端末UEに個別に設定される拡張PDCCHセットであり、例えば、個別サーチスペース(UE-specific SS)として使用される。
以上のように、ユーザ端末UEに対して拡張PDCCHセットが設定される場合、拡張PDCCHセットのリソース構成をユーザ端末UEに通知する必要がある。このため、ビットマップを用いた通知方法(図7)やPRBインデックスを用いた通知方法(図8)など、種々の通知方法が検討されている。
図7は、ビットマップを用いた通知方法の一例を示す図である。図7に示す通知方法では、拡張PDCCHセット(set)を構成するPRBペアを示すビットマップが、RRCシグナリングなどの上位レイヤシグナリングにより、ユーザ端末UEに通知される。拡張PDCCHセット毎のビットマップは、システム帯域幅を構成するPRBペア数と等しい数のビットで構成される。各ビットは、PRBペアに対応し、各ビットの設定値(「0」又は「1」)によって、対応するPRBペアが拡張PDCCHセットを構成するか否かが示される。
例えば、図7では、拡張PDCCHセット#1及び#2が設定されるユーザ端末UE#1に対して、拡張PDCCHセット#1及び#2を構成するPRBペアを示すビットマップがそれぞれ通知される。一方、拡張PDCCHセット#1及び#3が設定されるユーザ端末UE#2に対して、拡張PDCCHセット#1及び#3を構成するPRBペアを示すビットマップがそれぞれ通知される。
ビットマップを用いた通知方法では、拡張PDCCHセット毎に、システム帯域幅を構成するPRBペア数と等しい数のビットを通知する必要がある。例えば、システム帯域幅を構成するPRBペア数が「100」である場合、拡張PDCCHセット毎に100ビットを通知する必要がある。
図8は、PRBインデックスを用いた通知方法の一例を示す図である。図8に示す通知方法では、拡張PDCCHセット(set)を構成するPRBペアのPRBインデックスが、RRCシグナリングなどの上位レイヤシグナリングにより、ユーザ端末UEに通知される。
図8に示すように、システム帯域幅が100個のPRBペアで構成される場合、当該100個のPRBペアは、7ビットのPRBインデックスにより一意に識別される。ここで、拡張PDCCHセット#1がPRBペア#1、#10、#50、#96で構成されるとすると、当該PRBペア#1、#10、#50、#96をそれぞれ識別するPRBインデックス「0000001」、「0000110」、「0110010」、「1100000」が、ユーザ端末UEに通知される。
PRBインデックスを用いた通知方法では、拡張PDCCHセット毎に、PRBインデックスのビット数と拡張PDCCHセット当たりのPRBペア数nとの乗算値と等しい数のビットを通知する必要がある。例えば、システム帯域幅が100個のPRBペアで構成される場合、PRBインデックスのビット数「7」と拡張PDCCHセット当たりのPRBペア数n「4」との乗算値の28ビットを、拡張PDCCHセット毎に通知する必要がある。
以上のような通知方法では、拡張PDCCHセットを構成する複数のPRBペアそのものをそれぞれ示す情報(例えば、図7のビットマップや、図8のPRBインデックス)が、ユーザ端末UEに通知される。このため、拡張PDCCHセットの構成の通知に伴い、オーバヘッドが増大する恐れがある。
そこで、本発明者らは、拡張PDCCHセットを構成する複数のPRBペアそのものを示す情報(例えば、図7のビットマップや図8のPRBインデックス)の代わりに、当該複数のPRBペアの組み合わせを示すパターン情報をユーザ端末UEに通知することで、拡張PDCCHセットのリソース構成の通知に伴うオーバヘッドを削減するという着想を得て、本発明に至った。
本発明に係る無線通信方法では、無線基地局が、ユーザ端末UEに対して、拡張PDCCHセット(リソースセット)を設定(configure)する。無線基地局は、ユーザ端末UEに対して、当該拡張PDCCHセットを構成する複数のリソースブロックのパターン情報と、当該拡張PDCCHセットを構成するリソースブロック数(n)を示す情報とを通知する。ユーザ端末UEは、パターン情報とリソースブロック数(n)とに基づいて、拡張PDCCHセットを構成する複数のリソースブロックを特定する。
ここで、パターン情報とは、拡張PDCCHセットを構成する複数のリソースブロックの組み合わせを示す情報である。例えば、パターン情報は、当該複数のリソースブロックの組み合わせであるリソースブロックパターンを示すパターンインデックスであってもよい(後述する第1及び第2態様)。或いは、パターン情報は、当該複数のリソースブロックをそれぞれ含む複数のリソースブロックグループ(RBG)の組み合わせであるRBGパターンを示すパターンインデックスと、当該複数のRBGそれぞれにおける上記複数のリソースブロックの位置情報と、を含んでもよい(後述する第3及び第4態様)。
また、リソースブロックは、拡張PDCCHセットを構成する周波数リソース単位であり、例えば、PRBペアやPRBである。以下では、リソースブロックとして、PRBペアを用いる例を説明するが、これに限られない。また、リソースブロックグループ(RBG)は、周波数方向に連続する所定数のリソースブロックで構成される。以下では、リソースブロックグループが、周波数方向に連続する所定数のPRBペアで構成される例を説明するが、周波数方向に連続する所定数のPRBで構成されてもよい。
(第1態様)
図9−図13を参照し、本発明の第1態様に係る無線通信方法を説明する。第1態様に係る無線通信方法では、無線基地局は、PRBパターン(リソースブロックパターン)を示すPRBパターンインデックス(パターンインデックス)と、当該拡張PDCCHセットを構成するPRBペア数(n)を示す情報と、をユーザ端末UEに通知する。ここで、PRBパターンとは、拡張PDCCHセットを構成するn個のPRBペアの組み合わせである。
図9は、第1態様に係る無線通信方法の説明図である。図9では、システム帯域幅を構成するPRBペアの総数Nが「25」であり、25個のPRBペアに対して、それぞれ、PRBインデックス(例えば、1−25)が付与されるものとする。なお、システム帯域幅を構成するPRBペアの総数は、「25」に限られない。また、図9に示すPRBインデックスは、例示にすぎず、例えば、25個のPRBペアに対して、0−24のPRBインデックスが付与されてもよい。
また、図9では、拡張PDCCHセット(set)を構成するPRBペア数nが、例えば、「2」、「4」、「8」、「16」の4種類であるものとする。4種類のPRBペア数nは、2ビットの情報(例えば、「00」、「01」、「10」、「11」)で示される。なお、拡張PDCCHセットを構成するPRBペア数nは、「2」、「4」、「8」、「16」に限られない。また、PRBペア数nを示す情報は、2ビットに限られず、PRBペア数nの種類数などに応じて増減されてもよい。
図9に示すように、システム帯域幅を構成するPRBペアの総数Nが「25」であり、拡張PDCCHセットを構成するPRBペア数nが「4」である場合、PRBパターンの種類は、25個のPRBペアから重複なしで選択される4個のPRBペアの組み合わせ数(=25=12650)と等しくなる。12650種類のPRBパターンには、それぞれのPRBパターンを識別するPRBパターンインデックス(例えば、1−12650)が付与される。この12650種類のPRBパターンは、14ビットのPRBパターンインデックスにより一意に識別される。
図9に示すように、ある拡張PDCCHセットが4PRBペア#2、#6、#10、#20で構成される場合、当該拡張PDCCHセットのPRBパターンは、PRBパターンインデックス「2716」によって識別される。かかる場合、無線基地局は、PRBパターンインデックス「00101010011100(10進数で「2716」)」と、拡張PDCCHセットを構成するPRBペア数n「4」を示す情報「01」と、をユーザ端末UEに通知する。当該通知は、例えば、RRCシグナリングなどの上位レイヤシグナリングを用いて行なわれる。
図10を参照し、PRBパターンとPRBパターンインデックスとについて詳述する。図10は、PRBパターンとPRBパターンインデックスとの一例を示す図である。なお、図10では、システム帯域幅を構成するPRBペアの総数Nが「25」であり、拡張PDCCHセットを構成するPRBペア数nが「4」である場合を一例として説明する。
図10に示す場合、PRBパターンの種類は、(=25=12650)種類である。図10の横軸に示すように、各PRBパターンにおいてn(=4)個のPRBペアは、PRBインデックスの昇順に配列(arranged)される。また、図10の縦軸に示すように、全種類(=12650種類)のPRBパターンは、PRBパターン間において1番目のPRBペアのPRBインデックスA1の昇順に配列される。また、PRBインデックスA1が同一である場合、2番目のPRBペアのPRBインデックスA2の昇順に、PRBインデックスA1、A2が同一である場合、3番目のPRBペアのPRBインデックスA3の昇順に、以降も同様に、全種類のPRBパターンが配列される。
以上のように、全種類のPRBパターンが配列される場合、無線基地局は、式(1)に従って、PRBパターンインデックスを算出する。
Figure 0005793131
ここで、Nは、システム帯域幅を構成するPRBペアの総数である。また、nは、拡張PDCCHセットを構成するPRBペア数である。また、Ai(1≦i≦n)は、PRBパターン内のi番目のPRBペアのPRBインデックスである。
図11を参照し、無線基地局におけるPRBパターンインデックスの算出方法を説明する。図11では、システム帯域幅を構成するPRBペアの総数Nが「25」であり、拡張PDCCHセット当たりのPRBペア数nが「4」であり、拡張PDCCHセット用のPRBパターンがPRBペア#2、#6、#10、#20で構成される場合を一例として、式(1)を用いたPRBパターンインデックスの算出方法を説明する。
なお、図11では、図10で説明したように、25(=12650)種類のPRBパターンが配列されているものとする。拡張PDCCHセットがPRBペア#2、#6、#10、#20で構成される場合、1−4番目のPRBペアのPRBインデックスA1、A2、A3、A4は、それぞれ、「2」、「6」、「10」、「20」である。
図11Aの式(1)の第1項では、1番目のPRBペアのPRBインデックスがA1(=2)となるまでのPRBパターンの合計数が算出される。図11Bに示すように、当該PRBパターンの合計数は、「2024」である。
また、図11Aの式(1)の第2項では、1番目のPRBペアのPRBインデックスがA1(=2)になってから2番目のPRBペアのPRBインデックスがA2(=6)になるまでのPRBパターンの合計数が算出される。図11Bに示すように、当該PRBパターンの合計数は、「631」である。
また、図11Aの式(1)の第3項では、2番目のPRBペアのPRBインデックスがA2(=6)になってから3番目のPRBインデックスがA3(=10)になるまでのPRBパターンの合計数が算出される。図11Bに示すように、当該PRBパターンの合計数は、「51」である。
また、図11Aの式(1)の第4項では、3番目のPRBペアのPRBインデックスがA3(=6)になってから4番目のPRBペアのPRBインデックスがA4(=20)になるまでのPRBパターンの合計数が算出される。図11Bに示すように、当該PRBパターンの合計数は、「9」である。
以上のように、式(1)では、拡張PDCCHセットを構成するn個のPRBペアの組み合わせ(ここでは、PRBペア#2、#6、#10、#20の組み合わせ)となるまでのPRBパターンの合計数(2024+631+51+9)が算出される。式(1)では、当該合計数に1を加算することで、上記拡張PDCCHセット用のPRBパターンを識別するPRBパターンインデックス(=2716)が算出される。
無線基地局は、式(1)を用いて算出したPRBパターンインデックスと、拡張PDCCHセットを構成するPRBペア数nを示す情報とを、ユーザ端末UEに通知する。ユーザ端末UEは、無線基地局から通知されたPRBパターンインデックスと、PRBペア数nと、に基づいて、拡張PDCCHセットを構成する複数のPRBペアを特定する。
具体的には、ユーザ端末UEは、式(2−1)を満たすPRBインデックスA1を見つけて、拡張PDCCHセットを構成する1番目のPRBペアを特定する。同様に、ユーザ端末UEは、式(2−2)、(2−3)、…をそれぞれ満たすPRBインデックスA2、A3、…を見つけて、拡張PDCCHセットを構成する2、3、…番目のPRBペアを特定する。
Figure 0005793131
ここで、indexは、無線基地局からユーザ端末UEに通知されるPRBパターンインデックスである。Nは、システム帯域幅を構成するPRBペアの総数である。また、nは、拡張PDCCHセットを構成するPRBペア数である。また、Ai(1≦i≦n)は、PRBパターン内のi番目のPRBペアのPRBインデックスである。また、i、j、xは、それぞれ、所定の添え字である。
図12を参照し、ユーザ端末UEにおける拡張PDCCHセットを構成する複数のPRBペアの特定方法を説明する。図12では、無線基地局からユーザ端末UEに対して、PRBパターンインデックス(index)「2716」と、拡張PDCCHセットを構成するPRBペア数n「4」と、が通知されるものとする。また、システム帯域幅を構成するPRBペアの総数Nは、「25」であるものとする。なお、システム帯域幅を構成するPRBペアの総数Nは、無線基地局からユーザ端末UEに通知されてもよいし、仕様により予め定められてもよい。
図12に示すように、ユーザ端末UEは、無線基地局から通知されたPRBパターンインデックス「2716」と、拡張PDCCHセット当たりのPRBペア数n「4」、システム帯域幅を構成するPRBペアの総数N「25」とを、式(2−1)に代入し、式(2−1)を満たすPRBインデックスA1を特定する。図12では、PRBインデックスA1が「2」である場合に式(2−1)が満たされるので、拡張PDCCHセットを構成する1番目のPRBペア#2が特定される。
同様に、ユーザ端末UEは、式(2−2)、(2−3)、(2−4)をそれぞれ満たすPRBインデックスA2、A3、A4を特定する。図12では、PRBインデックスA2、A3、A4がそれぞれ「6」、「10」、「20」である場合に、式(2−2)、(2−3)、(2−4)が満たされる。このため、拡張PDCCHセットを構成する2、3、4番目のPRBペア#6、#10、#20がそれぞれ特定される。
以上のように、ユーザ端末UEは、無線基地局から通知されたPRBパターンインデックス「2716」と拡張PDCCHセットを構成するPRBペア数n「4」とに基づいて、式(2−1)、(2−2)、(2−3)、(2−4)をそれぞれ満たすPRBインデックスA1、A2、A3、A4を見つけて、PRBパターンを再生する。これにより、拡張PDCCHセットを構成するPRBペア#2、#6、#10、#20が特定される。
第1態様に係る無線通信方法によれば、無線基地局が、PRBパターンインデックスと拡張PDCCHセットを構成するPRBペア数nを示す情報とを通知するだけで、ユーザ端末UEは、拡張PDCCHセットを構成するPRBペアを特定できる。このため、拡張PDCCHセットを構成する複数のPRBペアそのものを示す情報(例えば、図7のビットマップや図8のPRBインデックス)を通知する場合と比較して、拡張PDCCHセットのリソース構成の通知に伴うオーバヘッドを削減できる。
図13を参照し、第1態様に係る無線通信方法によるオーバヘッドの削減効果を説明する。図13に示すように、ビットマップを用いた通知方法(図7参照)では、システム帯域幅を構成するPRBペアの総数Nに比例して、上記オーバヘッドが増加する。また、PRBインデックスを用いた通知方法(図8参照)では、PRBインデックスのビット数の増加に応じて、上記オーバヘッドが増加する。一方、第1態様に係る無線通信方法では、ビットマップやPRBインデックスを用いた通知方法と比較して、上記オーバヘッドを全体的に削減できる。
なお、第1態様に係る無線通信方法では、図10−図12で説明した演算処理が必要となるため、ビットマップやPRBペアを用いた通知方法と比較して、複雑性(Complexity)は高くなる。このように、第1態様に係る無線通信方法では、演算処理の複雑性をある程度容認することで、拡張PDCCHセットのリソース構成の通知に伴うオーバヘッドを削減する。
(第2態様)
図14を参照し、本発明の第2態様に係る無線通信方法を説明する。第2態様に係る無線通信方法は、PRBパターンインデックスと、当該拡張PDCCHセットを構成するPRBペア数(n)を示す情報と、をユーザ端末UEに通知する点で、第1態様と共通する。一方、第2態様に係る無線通信方法は、PRBパターンが、PRBペア間の間隔が等しいn個のPRBペアの組み合わせに制限される点で、第1態様と異なる。以下では、第1態様との相違点を中心に説明する。
図14は、第2態様に係る無線通信方法の説明図である。図14に示すように、システム帯域幅を構成するPRBペアの総数Nが「25」であり、拡張PDCCHセットを構成するPRBペア数nが「4」である場合、25個のPRBペアから重複なしで選択される4個のPRBペアの組み合わせは、(=25=12650)種類である。ここで、PRBペア間の間隔が等しいn(=4)個のPRBペアの組み合わせにPRBパターンを制限する場合、PRBパターンの種類数が少なくなるので、PRBパターンインデックスのビット数を削減できる。
例えば、図14では、PRBパターンが、PRBペア間の間隔が所定間隔となるn(=4)個のPRBペアの組み合わせに制限される。所定間隔は、例えば、N/n(=25/4)に基づいて決定される。上述のように、Nは、システム帯域幅を構成するPRBペアの総数であり、nは、拡張PDCCHセットを構成するPRBペア数である。かかる場合、PRBパターンは、図14に示す6種類となり、3ビットのPRBパターンインデックスにより一意に識別される。
また、図14に示す場合、6種類のPRBパターンは、1番目のPRBペアのPRBインデックスA1により、一意に識別される。このため、当該PRBインデックスA1をPRBパターンインデックスとして用いることができる。
図14において、ある拡張PDCCHセットが4PRBペア#3、#9、#15、#21で構成される場合、当該拡張PDCCHセットのPRBパターンは、1番目のPRBペアのPRBインデックスと等しいPRBパターンインデックス「3」で識別される。かかる場合、無線基地局は、3ビットのPRBパターンインデックス「011(10進数で「3」)」と、拡張PDCCHセットを構成するPRBペア数n「4」を示す2ビットの情報「01」と、をユーザ端末UEに通知する。当該通知は、例えば、RRCシグナリングなどの上位レイヤシグナリングを用いて行なわれる。
また、図14において、ユーザ端末UEは、無線基地局から通知されたPRBパターンインデックスと、システム帯域を構成するPRBペアの総数Nと、拡張PDCCHセットを構成するPRBペア数nと、に基づいて、拡張PDCCHセットを構成する複数のPRBペアを特定する。
具体的には、ユーザ端末UEは、システム帯域を構成するPRBペアの総数Nと拡張PDCCHセットを構成するPRBペア数nに基づいて、PRBペア間の間隔(オフセット)を演算する。例えば、図14では、PRBペア間の間隔(オフセット)は、25/6=4に特定される。ユーザ端末UEは、PRBパターンインデックス「3」により、1番目のPRBペアのPRBインデックスA1(=3)を特定する。また、ユーザ端末UEは、PRBインデックスA1に上記間隔「6」を加算することで、2番目のPRBペアのPRBインデックスA2(=9)を特定する。同様に、ユーザ端末UEは、3、4番目のPRBペアのPRBインデックスA3(=15)、A4(=21)を特定する。
以上のように、ユーザ端末UEは、無線基地局から通知されたPRBパターンインデックス「3」と、システム帯域を構成するPRBペアの総数N「25」及び拡張PDCCHセットを構成するPRBペア数n「4」により演算した間隔「6」に基づいて、PRBインデックスA1、A2、A3、A4を特定する。これにより、拡張PDCCHセットを構成するPRBペア#3、#9、#15、#21が特定される。
第2態様に係る無線通信方法によれば、PRBパターンを構成するPRBペア間の間隔が等しくなるようにn(=4)個のPRBペアの組み合わせが制限される。これにより、PRBパターンの種類数が少なくなるので、PRBパターンインデックスのビット数を削減できる。この結果、第1態様と比較して、拡張PDCCHセットのリソース構成の通知に伴うオーバヘッドを削減できる。
また、第2態様に係る無線通信方法では、PRBパターンインデックスとしてPRBパターンを構成する1番目のPRBインデックスA1を用いる。このため、無線基地局は、第1態様で説明したPRBパターンインデックスの演算処理を行う必要がない。このように、第2態様に係る無線通信方法では、無線基地局における演算処理の複雑性を軽減しながら、拡張PDCCHセットのリソース構成の通知に伴うオーバヘッドを削減できる。
(第3態様)
図15を参照し、本発明の第3態様に係る無線通信方法を説明する。第3態様に係る無線通信方法では、無線基地局は、PRBパターンインデックスに代えて、RBGパターンを示すRBGパターンインデックス(パターンインデックス)及びリソースブロックグループ(RBG)内のリソースブロックの位置情報を、ユーザ端末UEに通知する点で第1態様と異なる。ここで、RBGパターンとは、拡張PDCCHセットを構成するn個のPRBペアをそれぞれ含む複数のRBGの組み合わせである。以下では、第1態様との相違点を中心に説明する。
図15は、第3態様に係る無線通信方法の説明図である。図15では、周波数方向に連続する2PRBペアで1RBGが構成されるものとする。なお、1RBGを構成するPRBペア数は「2」に限られない。図15に示すように、RBGが2PRBペアで構成される場合、システム帯域幅を構成するRBGの総数Nは「13」であり、13個のRBGには、RBGインデックス(例えば、1−13)が付与される。
図15に示すように、システム帯域幅を構成するRBGの総数Nが「13」であり、拡張PDCCHセットを構成するPRBペア数nが「4」である場合、RBGパターンの種類は、13個のRBGから重複なしで選択される4個のRBGの組み合わせ数(=13=715)と等しくなる。715種類のRBGパターンには、それぞれのRBGパターンを識別するRBGパターンインデックス(例えば、1−715)が付与される。この715種類のRBGパターンは、10ビットのRBGパターンインデックスにより一意に識別される。このように、RBGパターンインデックスのビット数(例えば、10ビット)はPRBパターンインデックスのビット数(例えば、14ビット)よりも少ない。
また、図15において、RBGが2PRBペアで構成される場合、RBGにおけるリソースブロックの位置(例えば、1番目、2番目)は、1ビットの位置情報により識別される。このため、図15では、10ビットのRBGパターンインデックスに1ビットの位置情報を加えても、14ビットのPRBパターンインデックスより、ビット数を削減できる。なお、1RBGが3PRBペア以上で構成される場合、2ビット以上の位置情報が用いられてもよい。
なお、第3態様に係る無線通信方法において、無線基地局は、上述の式(1)を用いて、RBGパターンインデックスを算出してもよい。このとき、上述の式(1)のNは、システム帯域幅を構成するRBGの総数である。また、nは、拡張PDCCHセットを構成するPRBペア数である。また、Ai(1≦i≦n)は、RBGパターン内のi番目のRBGのRBGインデックスである。
また、第3態様に係る無線通信方法において、ユーザ端末UEは、RBGパターンインデックスと、システム帯域幅を構成するRBGの総数Nと、拡張PDCCHセットを構成するPRBペア数nとに基づいて、RBGパターン内のi番目のRBGインデックスAi(1≦i≦n)を特定し、該RBGインデックスAi(1≦i≦n)と上記位置情報に基づいて、拡張PDCCHセットを構成する複数のPRBペアを特定する。
具体的には、ユーザ端末UEは、上記式(2−1)、(2−2)、(2−3)…をそれぞれ満たすRBGインデックスA1、A2、A3、…を特定する。ユーザ端末UEは、特定されたRBGインデックスA1、A2、A3、…と、各RBG内におけるPRBペアの位置情報とに基づいて、拡張PDCCHセットを構成する、1、2、3、…番目のPRBペアを特定する。
第3態様に係る無線通信方法によれば、PRBパターンインデックスよりもビット数が少ないRBGパターンインデックスとRBG内におけるPRBペアの位置情報とがユーザ端末UEに通知される。これにより、第1態様と比較して、拡張PDCCHセットのリソース構成の通知に伴うオーバヘッドを削減できる。
(第4態様)
図16を参照し、本発明の第4態様に係る無線通信方法を説明する。第4態様に係る無線通信方法は、RBGパターンインデックスとRBG内におけるPRBペアの位置情報とをユーザ端末UEに通知する点で、第3態様と共通する。一方、第4態様に係る無線通信方法は、RBGパターンが、RBG間の間隔が等しいn個のRBGの組み合わせに制限される点で、第3態様と異なる。以下では、第3態様との相違点を中心に説明する。
図16は、第4態様に係る無線通信方法の説明図である。図16に示すように、システム帯域幅を構成するRBGの総数Nが「13」であり、拡張PDCCHセットを構成するPRBペア数nが「4」である場合、13個のRBGから重複なしで選択される4個のRBGの組み合わせは、(=13=715)種類である。ここで、RBG間の間隔が等しいn(=4)個のRBGの組み合わせにRBGパターンを制限する場合、RBGパターンの種類数が少なくなるので、RBGパターンインデックスのビット数を削減できる。
例えば、図16では、RBGパターンが、RBG間の間隔が所定間隔となるn(=4)個のRBGの組み合わせに制限される。所定間隔は、例えば、N/n(=13/4)に基づいて決定される。上述のように、Nは、システム帯域幅を構成するRBGの総数であり、nは、拡張PDCCHセットを構成するPRBペア数である。かかる場合、RBGパターンは、図16に示す3種類となり、2ビットのRBGパターンインデックスにより一意に識別される。
また、図16に示す場合、3種類のRBGパターンは、1番目のRBGのRBGインデックスA1により、一意に識別される。このため、当該RBGインデックスA1をRBGパターンインデックスとして用いることができる。
図16に示す場合、無線基地局は、2ビットのRBGパターンインデックス「01(10進数で「1」)」と、拡張PDCCHセットを構成するPRBペア数n「4」を示す2ビットの情報「01」と、各RBG内におけるPRBの位置が1番目であることを示す1ビットの位置情報「0」をユーザ端末UEに通知する。当該通知は、例えば、RRCシグナリングなどの上位レイヤシグナリングを用いて行なわれる。
また、図16に示す場合、ユーザ端末UEは、無線基地局から通知されたRBGパターンインデックスと、システム帯域を構成するRBGペアの総数Nと、拡張PDCCHセットを構成するPRBペア数nと、に基づいて、RBGインデックスAi(1≦i≦n)を特定し、RBGインデックスAi(1≦i≦n)と上記位置情報とに基づいて、拡張PDCCHセットを構成する複数のPRBペアを特定する。
具体的には、ユーザ端末UEは、RBGの総数N「13」をPRBペア数n「4」で除算した結果に基づいて、RBG間の間隔(オフセット)「3」を演算する。ユーザ端末UEは、PRBパターンインデックス「1」により、1番目のRBGのRBGインデックスA1(=1)を特定する。また、ユーザ端末UEは、RBGインデックスA1に上記間隔(オフセット)「3」を加算することで、2番目のRBGのRBGインデックスA2(=4)を特定する。同様に、ユーザ端末UEは、3、4番目のRBGのRBGインデックスA3(=7)、A4(=10)を特定する。また、ユーザ端末UEは、上記位置情報に基づいて、RBG#1、#4、#7、#10それぞれにおける1番目のPRBペア#1、#7、#13、#19を特定する。
第4態様に係る無線通信方法によれば、RBG間の間隔が等しくなるようにn(=4)個のRBGの組み合わせが制限される。これにより、RBGパターンの種類数が少なくなるので、RBGパターンインデックスのビット数を削減できる。この結果、第3態様と比較して、拡張PDCCHセットのリソース構成の通知に伴うオーバヘッドを削減できる。
また、第4態様に係る無線通信方法では、RBGパターンインデックスとしてRBGパターンを構成する1番目のRBGインデックスA1を用いる。このため、無線基地局は、第3態様で説明したRBGパターンインデックスの演算処理を行う必要がない。このように、第4態様に係る無線通信方法では、無線基地局における演算処理の複雑性を軽減しながら、拡張PDCCHセットのリソース構成の通知に伴うオーバヘッドを削減できる。
以下、本実施の形態に係る無線通信システムについて詳細に説明する。この無線通信システムでは、上述の第1−第4態様に係る無線通信方法が適用される。
(無線通信システムの構成)
図17は、本実施の形態に係る無線通信システムの概略構成図である。なお、図17に示す無線通信システムは、例えば、LTEシステム或いは、SUPER 3Gが包含されるシステムである。この無線通信システムでは、LTEシステムのシステム帯域幅を1単位とする複数の基本周波数ブロック(コンポーネントキャリア)を一体としたキャリアアグリゲーションが適用される。また、この無線通信システムは、IMT−Advancedと呼ばれても良いし、4G、FRA(Future Radio Access)と呼ばれても良い。
図17に示すように、無線通信システム1は、マクロセルC1を形成する無線基地局11と、マクロセルC1内に配置され、マクロセルC1よりも狭いスモールセルC2を形成する無線基地局12a及び12bとを備えている。また、マクロセルC1及び各スモールセルC2には、ユーザ端末20が配置されている。ユーザ端末20は、無線基地局11及び無線基地局12の双方と無線通信可能に構成されている。
ユーザ端末20と無線基地局11との間は、相対的に低い周波数帯域(例えば、2GHz)で帯域幅が広いキャリア(既存キャリア、Legacy carrierなどと呼ばれる)を用いて通信が行なわれる。一方、ユーザ端末20と無線基地局12との間は、相対的に高い周波数帯域(例えば、3.5GHzなど)で帯域幅狭いキャリアが用いられてもよいし、無線基地局11との間と同じキャリアが用いられてもよい。無線基地局11及び各無線基地局12は、有線接続又は無線接続されている。
無線基地局11及び各無線基地局12は、それぞれ上位局装置30に接続され、上位局装置30を介してコアネットワーク40に接続される。なお、上位局装置30には、例えば、アクセスゲートウェイ装置、無線ネットワークコントローラ(RNC)、モビリティマネジメントエンティティ(MME)等が含まれるが、これに限定されるものではない。また、各無線基地局12は、無線基地局11を介して上位局装置に接続されてもよい。
なお、無線基地局11は、相対的に広いカバレッジを有する無線基地局であり、eNodeB、無線基地局装置、送信ポイントなどと呼ばれてもよい。また、無線基地局12は、局所的なカバレッジを有する無線基地局であり、ピコ基地局、フェムト基地局、Home eNodeB、RRH(Remote Radio Head)、マイクロ基地局、送信ポイントなどと呼ばれてもよい。以下、無線基地局11及び12を区別しない場合は、無線基地局10と総称する。各ユーザ端末20は、LTE、LTE−Aなどの各種通信方式に対応した端末であり、移動通信端末だけでなく固定通信端末を含んでよい。
無線通信システムにおいては、無線アクセス方式として、下りリンクについてはOFDMA(直交周波数分割多元接続)が適用され、上りリンクについてはSC−FDMA(シングルキャリア−周波数分割多元接続)が適用される。OFDMAは、周波数帯域を複数の狭い周波数帯域(サブキャリア)に分割し、各サブキャリアにデータをマッピングして通信を行うマルチキャリア伝送方式である。SC−FDMAは、システム帯域幅を端末毎に1つ又は連続したリソースブロックからなる帯域に分割し、複数の端末が互いに異なる帯域を用いることで、端末間の干渉を低減するシングルキャリア伝送方式である。
ここで、図17に示す無線通信システムで用いられる通信チャネルについて説明する。下りリンクの通信チャネルは、各ユーザ端末20で共有されるPDSCH(Physical Downlink Shared Channel)と、下りL1/L2制御チャネル(PDCCH、PCFICH、PHICH、拡張PDCCH)とを有する。PDSCHにより、ユーザデータ及び上位制御情報が伝送される。PDCCH(Physical Downlink Control Channel)により、PDSCHおよびPUSCHのスケジューリング情報等が伝送される。PCFICH(Physical Control Format Indicator Channel)により、PDCCHに用いるOFDMシンボル数が伝送される。PHICH(Physical Hybrid-ARQ Indicator Channel)により、PUSCHに対するHARQのACK/NACKが伝送される。また、拡張PDCCH(Enhanced Physical Downlink Control Channel、ePDCCH、E-PDCCH、FDM型PDCCH等とも呼ばれる)により、PDSCH及びPUSCHのスケジューリング情報等が伝送されてもよい。この拡張PDCCH(拡張下り制御チャネル)は、PDSCH(下り共有データチャネル)と周波数分割多重され、PDCCHの容量不足を補うために使用される。
上りリンクの通信チャネルは、各ユーザ端末20で共有される上りデータチャネルとしてのPUSCH(Physical Uplink Shared Channel)と、上りリンクの制御チャネルであるPUCCH(Physical Uplink Control Channel)とを有する。このPUSCHにより、ユーザデータや上位制御情報が伝送される。また、PUCCHにより、下りリンクの無線品質情報(CQI:Channel Quality Indicator)、ACK/NACK等が伝送される。
図18は、本実施の形態に係る無線基地局10(無線基地局11及び12を含む)の全体構成図である。無線基地局10は、MIMO伝送のための複数の送受信アンテナ101と、アンプ部102と、送受信部103と、ベースバンド信号処理部104と、呼処理部105と、伝送路インターフェース106とを備えている。
下りリンクにより無線基地局10からユーザ端末20に送信されるユーザデータは、上位局装置30から伝送路インターフェース106を介してベースバンド信号処理部104に入力される。
ベースバンド信号処理部104では、PDCPレイヤの処理、ユーザデータの分割・結合、RLC(Radio Link Control)再送制御の送信処理などのRLCレイヤの送信処理、MAC(Medium Access Control)再送制御、例えば、HARQの送信処理、スケジューリング、伝送フォーマット選択、チャネル符号化、逆高速フーリエ変換(IFFT:Inverse Fast Fourier Transform)処理、プリコーディング処理が行われて各送受信部203に転送される。また、下りリンクの制御チャネルの信号に関しても、チャネル符号化や逆高速フーリエ変換等の送信処理が行われて、各送受信部103に転送される。
また、ベースバンド信号処理部104は、報知チャネルにより、ユーザ端末20に対して、当該セルにおける通信のための制御情報を通知する。当該セルにおける通信のための情報には、例えば、上りリンク又は下りリンクにおけるシステム帯域幅などが含まれる。
各送受信部103は、ベースバンド信号処理部104からアンテナ毎にプリコーディングして出力されたベースバンド信号を無線周波数帯に変換する。アンプ部102は、周波数変換された無線周波数信号を増幅して送受信アンテナ101により送信する。
一方、上りリンクによりユーザ端末20から無線基地局10に送信されるデータについては、各送受信アンテナ101で受信された無線周波数信号がそれぞれアンプ部102で増幅され、各送受信部103で周波数変換されてベースバンド信号に変換され、ベースバンド信号処理部104に入力される。
ベースバンド信号処理部104では、入力されたベースバンド信号に含まれるユーザデータに対して、FFT処理、IDFT処理、誤り訂正復号、MAC再送制御の受信処理、RLCレイヤ、PDCPレイヤの受信処理がなされ、伝送路インターフェース106を介して上位局装置30に転送される。呼処理部105は、通信チャネルの設定や解放等の呼処理や、無線基地局10の状態管理や、無線リソースの管理を行う。
図19は、本実施の形態に係るユーザ端末20の全体構成図である。ユーザ端末20は、MIMO伝送のための複数の送受信アンテナ201と、アンプ部202と、送受信部(受信部)203と、ベースバンド信号処理部204と、アプリケーション部205とを備えている。
下りリンクのデータについては、複数の送受信アンテナ201で受信された無線周波数信号がそれぞれアンプ部202で増幅され、送受信部203で周波数変換されてベースバンド信号に変換される。このベースバンド信号は、ベースバンド信号処理部204でFFT処理や、誤り訂正復号、再送制御の受信処理等がなされる。この下りリンクのデータの内、下りリンクのユーザデータは、アプリケーション部205に転送される。アプリケーション部205は、物理レイヤやMACレイヤより上位のレイヤに関する処理等を行う。また、下りリンクのデータの内、報知情報もアプリケーション部205に転送される。
一方、上りリンクのユーザデータについては、アプリケーション部205からベースバンド信号処理部204に入力される。ベースバンド信号処理部204では、再送制御(H−ARQ (Hybrid ARQ))の送信処理や、チャネル符号化、プリコーディング、DFT処理、IFFT処理等が行われて各送受信部203に転送される。送受信部203は、ベースバンド信号処理部204から出力されたベースバンド信号を無線周波数帯に変換する。その後、アンプ部202は、周波数変換された無線周波数信号を増幅して送受信アンテナ201により送信する。
図20は、本実施の形態に係る無線基地局10が有するベースバンド信号処理部104及び一部の上位レイヤの機能構成図である。なお、図20においては、下りリンク(送信)用の機能構成を主に示しているが、無線基地局10は、上りリンク(受信)用の機能構成を備えてもよい。
図20に示すように、無線基地局10は、上位レイヤ制御情報生成部300、データ生成部301、チャネル符号化部302、変調部303、マッピング部304、下り制御情報生成部305、共通制御情報生成部306、チャネル符号化部307、変調部308、制御チャネル多重部309、インタリーブ部310、測定用参照信号生成部311、IFFT部312、マッピング部313、復調用参照信号生成部314、ウェイト乗算部315、CP挿入部316、スケジューリング部317を具備する。なお、無線基地局10が、スモールセルC2を形成する無線基地局12である場合、制御チャネル多重部309、インタリーブ部310は省略されてもよい。
上位レイヤ制御情報生成部300は、ユーザ端末20毎に上位レイヤ制御情報を生成する。また、上位レイヤ制御情報は、上位レイヤシグナリング(例えば、RRCシグナリング)される制御情報であり、例えば、パターン情報(後述)などを含む。
データ生成部301は、ユーザ端末20毎に下りユーザデータを生成する。データ生成部301で生成された下りユーザデータと上位レイヤ制御情報生成部300で生成された上位レイヤ制御情報とは、PDSCHで伝送される下りデータとして、チャネル符号化部302に入力される。チャネル符号化部302は、各ユーザ端末20に対する下りデータを、各ユーザ端末20からのフィードバック情報に基づいて決定された符号化率に従ってチャネル符号化する。変調部303は、チャネル符号化された下りデータを各ユーザ端末20からのフィードバック情報に基づいて決定された変調方式に従って変調する。マッピング部304は、スケジューリング部317からの指示に従って、変調された下りデータをマッピングする。
下り制御情報生成部305は、ユーザ端末20毎に、UE固有(UE-specific)の下り制御情報(DCI)を生成する。UE固有の下り制御情報には、PDSCH割当情報(DLグラント)、PUSCH割当情報(ULグラント)などが含まれる。共通制御情報生成部306は、セル共通(Cell-specific)の共通制御情報を生成する。
下り制御情報生成部305で生成された下り制御情報、共通制御情報生成部306で生成された共通制御情報は、PDCCH又は拡張PDCCHで伝送される下り制御情報として、チャネル符号化部307に入力される。チャネル符号化部307は、入力された下り制御情報を、後述するスケジューリング部317から指示された符号化率に従ってチャネル符号化する。変調部308は、チャネル符号化された下り制御情報をスケジューリング部317から指示された変調方式に従って変調する。
ここで、PDCCHで伝送される下り制御情報は、変調部308から制御チャネル多重部309に入力されて多重される。制御チャネル多重部309で多重された下り制御情報は、インタリーブ部310においてインタリーブされる。インタリーブされた下り制御情報は、測定用参照信号生成部311で生成された測定用参照信号(CSI−RS:Channel State Information-Reference Signal、CRS:Cell specific Reference Signalなど)とともに、IFFT部312に入力される。
一方、拡張PDCCHで伝送される下り制御情報は、変調部308からマッピング部313に入力される。マッピング部313は、後述するスケジューリング部317からの指示に従って、下り制御情報を所定の割り当て単位(例えば、eCCEやeREG)でマッピングする。マッピング部313は、スケジューリング部317の指示に従って、分散マッピング(Distributed Mapping)を用いて下り制御情報をマッピングしてもよいし、局所マッピング(Localized Mapping)を用いて下り制御情報をマッピングしてもよい。
マッピングされた下り制御情報は、PDSCHで伝送される下りデータ(すなわち、マッピング部304でマッピングされた下りデータ)と、復調用参照信号生成部314で生成された復調用参照信号(DM−RS)とともに、ウェイト乗算部315に入力される。ウェイト乗算部315は、PDCSHで伝送される下りデータ、拡張PDCCHで伝送される下り制御情報、復調用参照信号に対して、ユーザ端末20固有のプリコーディングウェイトを乗算し、プリコーディングを行う。プリコーディングされた送信データは、IFFT部312に入力され、逆高速フーリエ変換により周波数領域の信号から時系列の信号に変換される。IFFT部312からの出力信号には、CP挿入部316によりガードインターバルとして機能するサイクリックプリフィクス(CP)が挿入され、送受信部103に出力される。
スケジューリング部317は、PDSCHで伝送される下りユーザデータ、拡張PDCCHで伝送される下り制御情報、PDCCHで伝送される下り制御情報のスケジューリングを行う。具体的には、スケジューリング部317は、上位局装置30からの指示情報や各ユーザ端末20からのフィードバック情報(例えば、CQI(Channel Quality Indicator)、RI(Rank Indicator)などを含むCSI(Channel State Information)など)に基づいて、無線リソースの割り当てを行う。
本実施の形態において、スケジューリング部317は、ユーザ端末20に対して、拡張PDCCHセット(リソースセット)を設定(configure)する。スケジューリング部317は、本発明の設定部を構成する。また、スケジューリング部317は、拡張PDCCHセットを構成する複数のPRBペアを決定する。また、スケジューリング部317は、当該複数のPRBペアをそれぞれ含む複数のリソースブロックグループ(RBG)を決定してもよい。
また、本実施の形態において、上位レイヤ制御情報生成部300は、拡張PDCCHセットを構成する複数のPRBペアのパターン情報と、拡張PDCCHセットを構成するPRBペア数(n)とを示す情報を生成する。パターン情報と拡張PDCCHセットを構成するPRBペア数(n)を示す情報とは、上位レイヤシグナリング(例えば、RRCシグナリング)により、ユーザ端末20に通知される。上位レイヤ制御情報生成部300及び送受信部103は、本発明の通知部を構成する。
ここで、パターン情報は、スケジューリング部317で決定された複数のPRBペアの組み合わせであるPRBパターン(リソースブロックパターン)を示すPRBパターンインデックス(パターンインデックス)であってもよい(第1及び第2態様)。なお、PRBパターンインデックスは、例えば、式(1)を用いて算出されてもよい(第1態様)。また、PRBパターンがPRBペア間の間隔が等しいn個のPRBペアの組み合わせに制限される場合、PRBパターンインデックスは、PRBパターン内の1番目のPRBペアのPRBインデックスであってもよい(第2態様)。
また、パターン情報は、スケジューリング部317で決定された複数のRBGの組み合わせであるRBGパターンを示すRBGパターンインデックス(パターンインデックス)と、各RBG内におけるPRBペアの位置情報とを含んでもよい(第3及び第4態様)。なお、RBGパターンインデックスは、例えば、式(1)を用いて算出されてもよい(第3態様)。また、RBGパターンがRBG間の間隔が等しいn個のRBGの組み合わせに制限される場合、RBGパターンインデックスは、RBGパターン内の1番目のRBGのRBGインデックスであってもよい(第4態様)。
図21は、ユーザ端末20が有するベースバンド信号処理部104の機能構成図である。ユーザ端末20は、下りリンク(受信)用の機能構成として、CP除去部401、FFT部402、デマッピング部403、デインタリーブ部404、PDCCH復調部405、拡張PDCCH復調部406、PDSCH復調部407、チャネル推定部408を具備する。
無線基地局10から受信データとして受信された下り信号は、CP除去部401でサイクリックプリフィクス(CP)が除去される。CPが除去された下り信号は、FFT部402へ入力される。FFT部402は、下り信号を高速フーリエ変換(FFT:Fast Fourier Transform)して時間領域の信号から周波数領域の信号に変換し、デマッピング部403へ入力する。デマッピング部403は、下り信号をデマッピングする。なお、デマッピング部403によるデマッピング処理は、アプリケーション部205から入力される上位レイヤ制御情報に基づいて行われる。デマッピング部403から出力された下り制御情報は、デインタリーブ部404でデインタリーブされる。
PDCCH復調部405は、後述するチャネル推定部408によるチャネル推定結果に基づいて、デインタリーブ部404から出力された下り制御情報(DCI)のブラインド復号、復調、チャネル復号などを行う。
拡張PDCCH復調部406は、後述するチャネル推定部408によるチャネル推定結果に基づいて、デマッピング部403から出力された下り制御情報(DCI)のブラインド復号、復調、チャネル復号などを行う。
PDSCH復調部407は、後述するチャネル推定部408によるチャネル推定結果に基づいて、デマッピング部403から出力された下りデータの復調、チャネル復号などを行う。具体的には、PDSCH復調部407は、PDCCH復調部405又は拡張PDCCH復調部406で復調された下り制御情報に基づいて自端末に割り当てられたPDSCHを復調し、自端末宛ての下りデータ(下りユーザデータ及び上位レイヤ制御情報)を取得する。
チャネル推定部408は、復調用参照信号(DM−RS)、測定用参照信号(CRS、CSI−RS)などを用いてチャネル推定を行う。チャネル推定部408は、測定用参照信号(CRS、CSI−RS)によるチャネル推定結果をPDCCH復調部405に出力する。一方、チャネル推定部408は、復調用参照信号(DM−RS)によるチャネル推定結果をPDSCH復調部407及び拡張PDCCH復調部406に出力する。ユーザ端末20に固有の復調用参照信号(DM−RS)を用いた復調により、PDSCH及び拡張PDCCHについては、ビームフォーミングゲインを得ることができる。
本実施の形態において、拡張PDCCH復調部406は、PDSCH復調部407から入力される上位レイヤ制御情報(ここでは、パターン情報及び拡張PDCCHセットを構成するPRBペア数(n))に基づいて、拡張PDCCHセットを構成する複数のPRBペアを特定する。拡張PDCCH復調部406は、特定されたPRBペアをブラインド復号して、下り制御情報を取得する。拡張PDCCH復調部406は、本発明の特定部を構成する。
また、本実施の形態において、拡張PDCCH復調部406は、PRBパターンインデックス(パターンインデックス)と、システム帯域幅を構成するRBGの総数(N)と、拡張PDCCHセットを構成するPRBペア数(n)とに基づいて、PRBパターン(リソースブロックパターン)内の複数のPRBペアに付されたPRBインデックス(インデックス)(Ai(1≦i≦n))を特定する(第1及び第2態様)。
例えば、拡張PDCCH復調部406は、式(2−1)、(2−2)、(2−3)、…を用いてPRBインデックス(Ai(1≦i≦n))を特定してもよい(第1態様)。また、PRBパターンがPRBペア間の間隔が等しいn個のPRBペアの組み合わせに制限される場合、拡張PDCCH復調部406は、PRBペア間の間隔(例えば、N/n)とRPBパターンインデックスとを用いて、PRBインデックス(Ai(1≦i≦n))を特定してもよい(第2態様)。
また、本実施の形態において、拡張PDCCH復調部406は、RBGパターンインデックス(パターンインデックス)と、システム帯域幅を構成するRBGの総数(N)と、拡張PDCCHセットを構成するPRBペア数(n)と、に基づいて、RBGパターン内の複数のRBGに付されたRBGインデックス(インデックス)(Ai(1≦i≦n))を特定する。また、拡張PDCCH復調部406は、RBGインデックス(Ai(1≦i≦n)と各RBG内におけるPRBペアの位置情報とに基づいて、拡張PDCCHセットを構成する複数のPRBペアを特定してもよい(第3及び第4態様)。
例えば、拡張PDCCH復調部406は、式(2−1)、(2−2)、(2−3)、…を用いてRBGインデックス(Ai(1≦i≦n))を特定してもよい(第3態様)。また、RBGパターンがRBG間の間隔が等しいn個のRBGの組み合わせに制限される場合、拡張PDCCH復調部406は、RBG間の間隔(例えば、N/n)とRBGパターンインデックスとを用いて、RBGインデックス(Ai(1≦i≦n))を特定してもよい(第4態様)。
以上のように、本実施の形態に係る無線通信システム1によれば、無線基地局が、拡張PDCCHセットを構成する複数のPRBペアのパターン情報と拡張PDCCHセットを構成するPRBペア数nを示す情報とを通知するだけで、ユーザ端末UEは、拡張PDCCHセットを構成するPRBペアを特定できる。このため、拡張PDCCHセットのリソース構成の通知に伴うオーバヘッドを削減できる。
以上、上述の実施形態を用いて本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。従って、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
1…無線通信システム
10、11、12…無線基地局
20…ユーザ端末
30…上位局装置
40…コアネットワーク
101…送受信アンテナ
102…アンプ部
103…送受信部
104…ベースバンド信号処理部
105…呼処理部
106…伝送路インターフェース
201…送受信アンテナ
202…アンプ部
203…送受信部
204…ベースバンド信号処理部
205…アプリケーション部
300…上位レイヤ制御情報生成部
301…データ生成部
302…チャネル符号化部
303…変調部
304…マッピング部
305…下り制御情報生成部
306…共通制御情報生成部
307…チャネル符号化部
308…変調部
309…制御チャネル多重部
310…インタリーブ部
311…測定用参照信号生成部
312…IFFT部
313…マッピング部
314…復調用参照信号生成部
315…ウェイト乗算部
316…CP挿入部
317…スケジューリング部
401…CP除去部
402…FFT部
403…デマッピング部
404…デインタリーブ部
405…PDCCH復調部
406…拡張PDCCH復調部
407…PDSCH復調部
408…チャネル推定部

Claims (10)

  1. 下り共有データチャネルに周波数分割多重される拡張下り制御チャネルを用いて、ユーザ端末に対する下り制御情報を送信する無線基地局であって、
    前記ユーザ端末に対して、前記拡張下り制御チャネルに割り当てられる複数のリソースブロックを含んで構成されるリソースセットを設定する設定部と、
    前記ユーザ端末に対して、前記リソースセットを構成する前記複数のリソースブロックのパターン情報と、前記リソースセットを構成するリソースブロック数(n)を示す情報とを通知する通知部と、
    を具備することを特徴とする無線基地局。
  2. 前記パターン情報は、前記複数のリソースブロックの組み合わせであるリソースブロックパターンを示すパターンインデックスであることを特徴とする請求項1に記載の無線基地局。
  3. 前記パターンインデックスは、システム帯域幅を構成するリソースブロックの総数(N)と、前記リソースブロック数(n)と、前記リソースブロックパターン内の前記複数のリソースブロックに付されたインデックス(Ai(1≦i≦n))と、に基づいて算出されることを特徴とする請求項2に記載の無線基地局。
  4. 前記通知部は、上位レイヤシグナリングを用いて、前記パターン情報と前記リソースブロック数(n)を示す情報とを通知することを特徴とする請求項1から請求項のいずれかに記載の無線基地局。
  5. 下り共有データチャネルに周波数分割多重される拡張下り制御チャネルを用いて、無線基地局から下り制御情報を受信するユーザ端末であって、
    前記拡張下り制御チャネルに割り当てられる複数のリソースブロックを含んで構成されるリソースセットが前記ユーザ端末に設定される場合、前記無線基地局から、前記リソースセットを構成する前記複数のリソースブロックのパターン情報と、前記リソースセットを構成するリソースブロック数(n)を示す情報とを受信する受信部と、を具備することを特徴とするユーザ端末。
  6. 前記パターン情報は、前記複数のリソースブロックの組み合わせであるリソースブロックパターンを示すパターンインデックスであることを特徴とする請求項に記載のユーザ端末。
  7. 前記パターンインデックスは、システム帯域幅を構成するリソースブロックの総数(N)と、前記リソースブロック数(n)と、前記リソースブロックパターン内の前記複数のリソースブロックに付されたインデックス(Ai(1≦i≦n))と、に基づいて算出されることを特徴とする請求項6に記載のユーザ端末。
  8. 前記受信部は、上位レイヤシグナリングを用いて、前記パターン情報と前記リソースブロック数(n)を示す情報を受信することを特徴とする請求項から請求項のいずれかに記載のユーザ端末。
  9. 下り共有データチャネルに周波数分割多重される拡張下り制御チャネルを用いて、無線基地局がユーザ端末に対する下り制御情報を送信する無線通信システムであって、
    前記無線基地局は、前記ユーザ端末に対して、前記拡張下り制御チャネルに割り当てられる複数のリソースブロックを含んで構成されるリソースセットを設定する設定部と、前記ユーザ端末に対して、前記リソースセットを構成する前記複数のリソースブロックのパターン情報と、前記リソースセットを構成するリソースブロック数(n)を示す情報とを通知する通知部と、を具備することを特徴とする無線通信システム。
  10. 下り共有データチャネルに周波数分割多重される拡張下り制御チャネルを用いて、無線基地局がユーザ端末に対する下り制御情報を送信する無線通信方法であって、
    前記無線基地局において、前記ユーザ端末に対して、前記拡張下り制御チャネルに割り当てられる複数のリソースブロックを含んで構成されるリソースセットを設定する工程と、前記ユーザ端末に対して、前記リソースセットを構成する前記複数のリソースブロックのパターン情報と、前記リソースセットを構成するリソースブロック数(n)を示す情報とを通知する工程と、を有することを特徴とする無線通信方法。
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