JP6190513B1 - 電子機器、その制御方法及びプログラム - Google Patents

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【課題】利用状況に応じてパフォーマンスを向上させることができる電子機器を提供する。【解決手段】キーボードと、電子デバイスと、外付けのキーボードが接続されていることを検知する検知部112と、電子デバイスの発熱による温度上昇を抑制する処理を実行する温度調整部111と、を備え、温度調整部111は、外付けのキーボードが接続されているかどうかに応じて、温度上昇を抑制する処理を実行するための条件を異ならせる。【選択図】図3

Description

本発明は、電子機器、その制御方法及びプログラムに関する。
一般に、ノートブック型パーソナルコンピュータ(以下、「ノートパソコン」という。)等の電子機器は、筐体の内部にCPU(central processing unit)、メモリ、バッテリ、HDD(Hard Disk Drive)等の電子デバイスを実装している。それらの電子デバイスは、電子機器の動作に応じて熱を発生することから、その発生した熱により筐体の温度が必要以上に上昇することも想定される。ノートパソコンでは、キーボードが筐体と一体化されているため、ユーザはキーボードを操作する際に筐体(例えばパームレスト)の上に手を置くことになる。その際、電子デバイスから発生した熱によってユーザが熱いと感じることがないように対策をとる必要がある。下記特許文献1には、CPUの発熱が大きい場合に、CPUの動作速度を低下させることや、電動ファンを駆動することが開示されている。
特開平8−328698号公報
ところで、特許文献1のように、CPUの動作速度を低下させることや、電動ファンを駆動させることとすると、処理能力の低下や、ノイズ(騒音)が発生する等の要因となる。したがって、ノートパソコンの利用状況によっては、筐体の温度を下げるよりも、可能な限り処理能力や静寂性等のパフォーマンスを高めた方がユーザの要望に応えられることが想定され、改善の余地がある。
そこで、本発明は、利用状況に応じてパフォーマンスを向上させることができる電子機器を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る電子機器は、第1のキーボードと、電子デバイスと、外部から第2のキーボードが接続されていることを検知する検知部と、電子デバイスの発熱による温度上昇を抑制する処理を実行する温度調整部と、を備え、温度調整部は、第2のキーボードが接続されているかどうかに応じて、温度上昇を抑制する処理を実行するための条件を異ならせる。
本発明の一態様に係る電子機器の制御方法は、第1のキーボード及び電子デバイスを備える電子機器の制御方法であって、外部から第2のキーボードが接続されていることを検知する検知ステップと、電子デバイスの発熱による温度上昇を抑制する処理を実行する温度調整ステップと、を含み、温度調整ステップは、第2のキーボードが接続されているかどうかに応じて、温度上昇を抑制する処理を実行するための条件を異ならせる。
本発明の一態様に係るコンピュータは、第1のキーボード及び電子デバイスを備える電子機器の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、外部から第2のキーボードが接続されていることを検知する検知ステップと、電子デバイスの発熱による温度上昇を抑制する処理を実行する温度調整ステップと、を実行させ、温度調整ステップは、第2のキーボードが接続されているかどうかに応じて、温度上昇を抑制する処理を実行するための条件を異ならせる。
これらの態様によれば、第2のキーボードが接続されていることを検知できるように構成したうえで、第2のキーボードが接続されているときに温度上昇を抑制する処理を実行するための条件と、第2のキーボードが接続されていないときに温度上昇を抑制する処理を実行するための条件とを、異なる条件とすることができる。
上記電子機器は、温度センサをさらに備え、温度調整部は、温度センサによる測定温度に基づいて、温度上昇を抑制する処理を実行することとしてもよい。
このような構成によれば、対象となる温度を監視し、その温度が必要以上に上昇したときに、温度上昇を抑制する処理を実行することができる。
上記電子機器は、放熱ファンをさらに備え、温度調整部は、温度センサによる測定温度が放熱ファン用の閾値に達した時に、放熱ファンの回転速度を上げる処理を実行し、第2のキーボードが接続されている場合には、放熱ファン用の閾値を高くすることとしてもよい。
このような構成によれば、第2のキーボードが接続されている場合には、第2のキーボードが接続されていない場合に比べ、より高い温度に達したときに放熱ファンを駆動させることができるため、放熱ファンによる消費電力を低減し、放熱ファンによるノイズ(騒音)を軽減することが可能となる。
上記放熱ファン用の閾値は、第2のキーボードの接続の有無に対応付けてそれぞれ多段階に設けられていることとしてもよい。
このような構成によれば、第2のキーボードが接続されている場合には、第2のキーボードが接続されていない場合に比べ、より高い温度に達したときに放熱ファンの回転速度を順次上げていくことができるため、放熱ファンによる消費電力を低減し、放熱ファンによるノイズを軽減することが可能となる。
上記電子デバイスは、プロセッサを含み、温度調整部は、温度センサによる測定温度がプロセッサ用の閾値に達した時に、プロセッサを間欠動作させる処理又はプロセッサの動作周波数を下げる処理のいずれかを実行し、第2のキーボードが接続されている場合には、プロセッサ用の閾値を高くすることとしてもよい。
このような構成によれば、第2のキーボードが接続されている場合には、第2のキーボードが接続されていない場合に比べ、より高い温度に達したときにプロセッサを間欠動作させるか、プロセッサの動作周波数を下げることができるため、プロセッサの処理能力を向上させることが可能となる。
上記電子機器は、表示装置と、第2のキーボードが接続されている場合に、温度センサによる測定温度に基づいて、温度に関する情報を表示装置に表示させる表示制御部と、をさらに備えることとしてもよい。
このような構成によれば、第2のキーボードが接続されているときに、温度が必要以上に上昇した場合には、ユーザに対し、注意を喚起することが可能となる。
利用状況に応じてパフォーマンスを向上させることができる電子機器を提供することができる。
実施形態に係るノートパソコン(電子機器)の外観斜視図である。 図1のノートパソコンのハードウェア構成を例示するブロック図である。 図1のノートパソコンの機能構成を例示するブロック図である。 放熱ファン用の閾値テーブルを例示する図である。 放熱ファン用の閾値テーブルを例示する図である。 図1のノートパソコンの動作の一例を説明するためのフローチャートである。
添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。本発明に係る電子機器は、例えば、ノートパソコン等のようにキーボードと一体化された電子機器に適用可能である。
以下の実施形態においては、本発明に係る電子機器をノートパソコンに適用した例を用いて説明する。なお、以下の各図においては、同一又は同様の部材には、同一の符号を付している。
図1及び図2を参照して、ノートパソコン1の構成について説明する。図1は、ノートパソコン1の外観を例示する斜視図であり、図2は、ノートパソコン1のハードウェア構成を例示する概略ブロック図である。図1に示すように、ノートパソコン1は、本体2と、本体2の後端にヒンジ接続されて本体2に対して開閉可能な蓋体3とを有する。蓋体3の本体2に対向する面には、各種情報を表示する表示デバイスとして、例えば液晶ディスプレイ4が設けられている。
本体2は、扁平な箱状の筐体5を有する。筐体5は、上面カバー5aと底面カバー5bとを互いに対向させて取り付けることで構成されている。筐体5の上面カバー5a側には、キーボード(第1のキーボード)6やタッチパット7等の入力デバイスが設けられている。筐体5の内部には、図示しない基板、後述する各種の電子デバイス等が収納されている。
図2に示すように、ノートパソコン1は、例えば、CPU(プロセッサ)11、メモリ12、バッテリ13、HDD14、温度センサ15、放熱ファン16、キーボード6、タッチパッド7及び液晶ディスプレイ4を備える。CPU11、メモリ12、バッテリ13及びHDD14は、電子デバイスの一例である。以下において、CPU11、メモリ12、バッテリ13及びHDD14を総称し、「電子デバイス」と呼ぶこともある。なお、電子デバイスは、これらのデバイスに限定されず、動作中に熱を発生するデバイス全般に適用することができる。
温度センサ15は、例えば、いずれかの電子デバイスの近傍に配置することとしてもよいし、いずれかの電子デバイスのチップに埋め込み形成することとしてもよい。温度センサ15は、一つであってもよいし、電子デバイスごとに設けることとしてもよい。
放熱ファン16は、筐体5の内部に外気を取り入れて内部の空気を排気することにより、筐体5の内部に発生した熱を放散させる。放熱ファン16は、放熱量を効率よく調整できるように、複数段階の回転速度で駆動可能となっている。本実施形態における放熱ファン16は、例示的に、低速回転、中速回転及び高速回転の3段階の回転速度で駆動できることとする。
CPU11は、算術論理演算ユニット及び各種レジスタ(プログラムカウンタ、データレジスタ、命令レジスタ、汎用レジスタ等)から構成され、例えば、オペレーティングシステムプログラム、ドライバプログラム及びアプリケーションプログラム等を実行することで、所定の演算処理結果を出力し、後述するノートパソコン1の各種機能を実現する。
ここで、ノートパソコン1に外付けのキーボードを接続した場合、ユーザは外付けのキーボードを使用してノートパソコン1を操作することになる。したがって、ユーザはノートパソコン1の筐体5に触れずに操作することが想定される。この場合、ノートパソコン1の筐体5の温度が、ユーザが熱いと感じる温度に上昇することがないように制御する必要性は高くない。このような観点から、実施形態に係るノートパソコン1は、以下の機能を有することとした。
図3を参照して、ノートパソコン1の機能構成について説明する。ノートパソコン1は、例えば、温度調整部111、検知部112及び表示制御部113を有する。
温度調整部111は、温度センサ15により測定された温度(以下、「測定温度」ともいう。)に基づいて、電子デバイスの発熱による温度上昇を抑制する処理(以下、「温度上昇抑制処理」ともいう。)を実行する。
温度上昇抑制処理として、例えば、放熱ファン16を駆動させる処理、CPU11を間欠動作させる処理及びCPU11の動作周波数を下げる処理がある。各処理の内容については後述する。
温度調整部111は、図示しない外付けのキーボード(第2のキーボード)が接続されているかどうかに応じて、温度上昇抑制処理を実行するための条件を異ならせる。
外付けのキーボードが接続されているかどうかは、外付けのキーボードが接続されていることを検知する検知部112の検知結果に基づいて判定する。検知部112は、外付けのキーボードがノートパソコン1に接続されてから、その接続が解除されるまでの間、外付けのキーボードが接続されていると検知する。
外付けのキーボードは、ノートパソコン1の外部に接続されるキーボードである。この外付けのキーボードには、接続コネクタ又は接続ケーブルを介してノートパソコン1に接続されるキーボードに加え、例えばドッキングステーション等の機能拡張ユニットを介してノートパソコン1に接続されるキーボードも含まれる。
温度調整部111は、温度センサ15の測定温度が、後述する放熱ファン用の閾値に達した時に、放熱ファン16の回転速度を上げる処理を実行する。温度調整部111は、外付けのキーボードが接続されている場合には、放熱ファン用の閾値を高くする。
放熱ファン用の閾値は、例えば、外付けのキーボードの接続の有/無(有又は無)に対応付けてそれぞれ設けることができる。その際、放熱ファン用の閾値は、それぞれ一段階ずつ設けることとしてもよいし、それぞれ多段階設けることとしてもよい。本実施形態では、例示的に、放熱ファン用の閾値を三段階設けた場合について説明する。
図4及び図5を参照して、放熱ファン用の閾値テーブルについて説明する。放熱ファン用の閾値テーブルは、いずれかの温度センサ15に対して設けることとしてもよいし、温度センサ15ごとに設けることとしてもよい。いずれにしても、各温度センサ15の測定温度と筐体5の温度との関係を、実験等を繰り返して分析し、その分析結果に基づいて適宜テーブルを設けることが好ましい。
図4は、外付けのキーボードが接続されていないときに参照する放熱ファン用の閾値テーブルの一例であり、図5は、外付けのキーボードが接続されているときに参照する放熱ファン用の閾値テーブルの一例である。各テーブルは、外付けのキーボードの接続有/無に対応付けられて記憶されている。
図4は、温度センサ15の測定温度が54[℃]に達した場合に、放熱ファン16の回転速度を低速回転用の速度に設定したうえで回転を開始させ、温度センサ15の測定温度が56[℃]に達した場合に、放熱ファン16の回転速度を低速回転用の速度から中速回転用の速度に上げ、温度センサ15の測定温度が91[℃]に達した場合に、放熱ファン16の回転速度を中速回転用の速度から高速回転用の速度に上げるために設定された放熱ファン用の閾値を示すテーブルである。
図5は、温度センサ15の測定温度が59[℃]に達した場合に、放熱ファン16の回転速度を低速回転用の速度に設定したうえで回転を開始させ、温度センサ15の測定温度が61[℃]に達した場合に、放熱ファン16の回転速度を低速回転用の速度から中速回転用の速度に上げ、温度センサ15により測定された温度が96[℃]に達した場合に、放熱ファン16の回転速度を中速回転用の速度から高速回転用の速度に上げるために設定された放熱ファン用の閾値を示すテーブルである。
図3の説明に戻る。温度調整部111は、温度センサ15により測定された温度が、後述するCPU用の閾値に達した時に、CPU11を間欠動作させる処理を実行する。温度調整部111は、外付けのキーボードが接続されている場合には、CPU用の閾値を高くする。
CPU用の閾値は、例えば、外付けのキーボードの接続の有/無に対応付けてそれぞれ一つずつ設けることができる。
例示的に、外付けのキーボードが接続されていないときに参照するCPU用の閾値として、80[℃]を設定し、外付けのキーボードが接続されているときに参照するCPU用の閾値として、85[℃]を設定することができる。
CPU11を間欠動作させる処理は、例えばスロットリングの技術を用いて実現することができる。スロットリングは、CPU11を一定間隔で動作及び停止させて間欠動作させることにより平均的な処理速度を低下させる機能である。スロットリングを実行することで、CPUの処理能力を低減させ、発熱量を低下させることができる。
なお、温度調整部111は、CPU11を間欠動作させる処理に替えて、CPU11の動作周波数を下げる処理を実行することとしてもよいし、CPU11を間欠動作させる処理に加え、CPU11の動作周波数を下げる処理を実行することとしてもよい。CPU11の動作周波数を下げる処理は、例えばスピード・ステップの技術を用いて実現することができる。スピード・ステップは、米国インテル社が開発した、CPUの動作周波数及び動作電圧を任意に設定できる機能である。スピード・ステップを実行することで、CPU11の処理能力を低減させ、発熱量を低下させることができる。
CPU11の動作周波数を下げる処理を実行する場合には、例えば、図4及び図5に示す放熱ファン用の閾値テーブルと同様に、多段階に設けた動作周波数に対応付けて閾値(温度[℃])を設定したCPU用の閾値テーブルを用意することが好ましい。
また、CPU11を間欠動作させる処理とCPU11の動作周波数を下げる処理とを併用する場合には、例えば、温度の上昇に合わせ、スピード・ステップによる最低の動作周波数を維持したままスロットリングに移行することとしてもよい。
図3の表示制御部113は、外付けのキーボードが接続されている場合に、温度センサ15により測定された温度に基づいて、温度に関する情報を液晶ディスプレイ4に表示させる。例えば、温度センサ15により測定された温度が所定の警告温度に達した場合に、筐体5(例えばパームレスト部やその近傍)の温度が上がったことを喚起するメッセージや、現在の温度と警告温度との関係を表すグラフ等を液晶ディスプレイ4に表示させることができる。これにより、外付けのキーボードが接続されているときに、筐体5の温度が必要以上に上昇した場合に、ユーザに対し、注意を喚起することが可能となる。
次に、図6を参照して、ノートパソコン1において実行される温度上昇抑制処理の流れについて、その一例を説明する。図6に示す一連の処理は、ノートパソコン1が起動している間に繰り返し実行される。
最初に、温度調整部111は、外付けのキーボードがノートパソコン1に接続されているか否かを判定する(ステップS101)。この判定がYESである場合(ステップS101;YES)に、温度調整部111は、外付けのキーボードが接続されているときに参照する閾値(閾値テーブルの閾値を含む。以下同様。)に基づいて、温度センサ15の測定温度が、温度上昇抑制処理を実行する条件を満たす温度に達したかどうかを判定する(ステップS102)。この判定がNOである場合(ステップS102;NO)には、本処理を終了する。
上記ステップS102において、温度センサ15の測定温度が、温度上昇抑制処理を実行する条件を満たす温度に達したと判定した場合(ステップS102;YES)に、温度調整部111は、外付けのキーボードが接続されているときに参照する閾値に基づいて、温度上昇抑制処理を実行する(ステップS103)。そして本処理を終了する。
上記ステップS101において、外付けのキーボードがノートパソコン1に接続されていないと判定された場合(ステップS101;NO)に、温度調整部111は、外付けのキーボードが接続されていないときに参照する閾値(閾値テーブルを含む。以下同様。)に基づいて、温度センサ15の測定温度が、温度上昇抑制処理を実行する条件を満たす温度に達したかどうかを判定する(ステップS104)。この判定がNOである場合(ステップS104;NO)には、本処理を終了する。
上記ステップS104において、温度センサ15の測定温度が、温度上昇抑制処理を実行する条件を満たす温度に達したと判定した場合(ステップS104;YES)に、温度調整部111は、外付けのキーボードが接続されていないときに参照する閾値に基づいて、温度上昇抑制処理を実行する(ステップS105)。そして本処理を終了する。
実施形態におけるノートパソコン1によれば、外付けのキーボードが接続されていることを検知できるように構成したうえで、外付けのキーボードが接続されているときに温度上昇抑制処理を実行するための条件と、外付けのキーボードが接続されていないときに温度上昇抑制処理を実行するための条件と、を異ならせることができる。
つまり、外付けのキーボードが接続されている場合には、外付けのキーボードが接続されていない場合に比べ、より高い温度に達したときに放熱ファン16を駆動させることや、より高い温度に達したときにCPU11を間欠動作させるか、CPU11の動作周波数を下げることができる。したがって、放熱ファン16による消費電力を低減させ、放熱ファン16によるノイズ(騒音)を軽減させることや、CPU11の処理能力を向上させることが可能となる。
それゆえ、実施形態におけるノートパソコン1によれば、外付けのキーボードを接続したときのパフォーマンスを向上させることができる。
(変形例)
上記実施形態は、本発明を説明するための例示であり、本発明をその実施の形態のみに限定する趣旨ではなく、本発明は、その要旨を逸脱しない限り、さまざまな変形が可能である。
(A)閾値
上述した実施形態では、放熱ファン用の閾値及びCPU用の閾値を、各温度上昇抑制処理を開始(他段階への切替も含む)する際の基準温度として用いる場合について説明しているが、放熱ファン用の閾値及びCPU用の閾値を、各温度上昇抑制処理を終了(他段階への切替も含む)する際の基準温度として用いることもできる。また、放熱ファン用の閾値及びCPU用の閾値を、各温度上昇抑制処理を開始する際の基準温度(イネーブル温度)と、各温度上昇抑制処理を終了する際の基準温度(ディスエーブル温度)と、に区別して設定することとしてもよい。ディスエーブル温度をイネーブル温度よりも低い値に設定することで、測定温度が閾値付近でゆらぐような場合に、温度上昇抑制処理の開始/終了が短期間で繰り返されることを防止することができる。
また、上述した実施形態では、予め設定された放熱ファン用の閾値及びCPU用の閾値を用いて温度上昇抑制処理を実行しているが、放熱ファン用の閾値及びCPU用の閾値は、予め設定された値に固定するのではなく、任意に変更できることとしてもよい。
1……ノートパソコン、2……本体、3……蓋体、4……液晶ディスプレイ、5……筐体、5a……上面カバー、5b……底面カバー、6……キーボード、7……タッチパッド、11……CPU、12……メモリ、13……バッテリ、14……HDD、15……温度センサ、16……放熱ファン、111……温度調整部、112……検知部、113……表示制御部

Claims (8)

  1. 第1のキーボードと、
    電子デバイスと、
    外部から第2のキーボードが接続されていることを検知する検知部と、
    前記電子デバイスの発熱による温度上昇を抑制する処理を実行する温度調整部と、
    を備え、
    前記温度調整部は、前記第2のキーボードが接続されているかどうかに応じて、前記温度上昇を抑制する処理を実行するための条件を異ならせる、
    電子機器。
  2. 温度センサをさらに備え、
    前記温度調整部は、前記温度センサによる測定温度に基づいて、前記温度上昇を抑制する処理を実行する、
    請求項1に記載の電子機器。
  3. 放熱ファンをさらに備え、
    前記温度調整部は、前記温度センサによる測定温度が放熱ファン用の閾値に達した時に、前記放熱ファンの回転速度を上げる処理を実行し、前記第2のキーボードが接続されている場合には、前記放熱ファン用の閾値を高くする、
    請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記放熱ファン用の閾値は、前記第2のキーボードの接続の有無に対応付けてそれぞれ多段階に設けられている、
    請求項3に記載の電子機器。
  5. 前記電子デバイスは、プロセッサを含み、
    前記温度調整部は、前記温度センサによる測定温度がプロセッサ用の閾値に達した時に、前記プロセッサを間欠動作させる処理又は前記プロセッサの動作周波数を下げる処理のいずれかを実行し、前記第2のキーボードが接続されている場合には、前記プロセッサ用の閾値を高くする、
    請求項2から4のいずれか一項に記載の電子機器。
  6. 表示装置と、
    前記第2のキーボードが接続されている場合に、前記温度センサによる測定温度に基づいて、温度に関する情報を前記表示装置に表示させる表示制御部と、をさらに備える、
    請求項2から5のいずれか一項に記載の電子機器。
  7. 第1のキーボード及び電子デバイスを備える電子機器の制御方法であって、
    外部から第2のキーボードが接続されていることを検知する検知ステップと、
    前記電子デバイスの発熱による温度上昇を抑制する処理を実行する温度調整ステップと、
    を含み、
    前記温度調整ステップは、前記第2のキーボードが接続されているかどうかに応じて、前記温度上昇を抑制する処理を実行するための条件を異ならせる、
    電子機器の制御方法。
  8. 第1のキーボード及び電子デバイスを備える電子機器の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    外部から第2のキーボードが接続されていることを検知する検知ステップと、
    前記電子デバイスの発熱による温度上昇を抑制する処理を実行する温度調整ステップと、
    を実行させ、
    前記温度調整ステップは、前記第2のキーボードが接続されているかどうかに応じて、前記温度上昇を抑制する処理を実行するための条件を異ならせる、
    プログラム。
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