JP6190231B2 - 復水器 - Google Patents

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発明の実施形態は、不凝縮ガスを含む蒸気を凝縮させるための復水器に関する。
一般に、地熱発電所の復水器は凝縮した蒸気を再び加熱して使用することはないため、蒸気と冷却水とを直接接触させる形式の復水器が使用される。しかしながら、次のような場合は表面接触式の復水器が使用されることがある。(1)地熱水を地域暖房用のプレヒーターとして使用する場合。(2)地熱蒸気に含まれる硫化水素の除去が必要な場合(直接接触式は冷却塔に含まれる空気も同時に処理する必要があり、硫化水素除去装置の負荷が上がる)。(3)地下から汲み出した熱水や蒸気を冷却水と混合せずに還元したい場合。
表面接触式の復水器は、円形または矩形断面の本体胴容器と、この本体胴容器内に配列された複数の伝熱管を備え、伝熱管内に冷却水を流して伝熱管外側を流れる蒸気を冷却することにより蒸気を凝縮させる。
地熱蒸気中に含まれる二酸化炭素などの不凝縮ガスの量は、火力発電及び原子力発電の蒸気と比較すると、約3000倍〜5000倍以上である。純蒸気を凝縮させる場合と異なり、不凝縮ガスを含む蒸気を凝縮させる際には、凝縮が進むにつれて蒸気分圧の飽和温度が大きく低下すると同時に流速が小さくなることにより伝熱効率も低下していく。このため、一般的な構成の復水器では、冷却面積を大幅に増加させることが必要となり、このことは機器の大型化にもつながる。
特開平11−148783号公報
発明の実施形態は、不凝縮ガスを含む蒸気を効率よく冷却して復水器から排出することを可能とすることにより、復水器の冷却面積を小さくし、機器の小型化を図ることを目的としている。
発明の実施形態によれば、蒸気と不凝縮ガスの混合ガスを流入させるための混合ガス入口と、不凝縮ガスを流出させるための不凝縮ガス出口と、蒸気を凝縮させた凝縮水を流出させるための凝縮水出口と、を有する本体胴容器と、この本体胴容器内を所定方向に延びるとともに、各々の内部を冷媒が流れる複数の冷却管と、を備えた表面接触式の復水器が提供される。
本体胴容器内を前記所定方向に延びる囲み部材が設けられ、混合ガス入口に近い側を近位側、遠い側を遠位側と呼ぶこととし、前記所定方向に直交する本体胴容器の断面で見たときに、
囲み部材の近位側端部は閉塞され、かつ、囲み部材の遠位側端部に開口が設けられ、囲み部材の内部空間の近位側部分は不凝縮ガス出口と連通しており、また、
冷却管のうちの第1部分が囲み部材の内側空間内に配置され、冷却管のうちの第2部分が本体胴容器の内部空間における囲み部材の外側であってかつ囲み部材の近位側端部よりも遠位側にある遠位側領域に配置されている。
複数の冷却管は複数パスの管配列を有しており、囲み部材の内側空間内に配置される前記第1部分は、最上流の1パス目の部分である。
第1実施形態に係る復水器の側面図。 第1実施形態に係る復水器の横断方向断面図。 第2実施形態に係る復水器の横断方向断面図。 第3実施形態に係る復水器の横断方向断面図。 第4実施形態に係る復水器の側面図。 第4実施形態に係る復水器の横断方向断面図。 第5実施形態に係る復水器の横断方向断面図。
以下、復水器の実施形態としての多管式の表面接触式復水器について添付図面を参照して説明する。なお、図1〜図7において、同一または概ね同一の部材に対しては同一符号を付して、重複説明は省略する。
図1及び図2に示すように、実施形態に係る復水器は、長手方向軸線が水平方向を向いた円筒型の本体胴容器1を有している。本体胴容器1の上部中央部には蒸気と不凝縮ガスの混合ガスが流入する混合ガス入口2が設けられている。
本体胴容器1の両側部には、冷却水の水室3が取り付けられている。水室3には、冷却水入口4及び冷却水出口5が設けられている。本体胴容器1内には、多数の冷却管6(図2に示しているが図1には示していない。)が水平方向(図1中左右方向)に延びている。各冷却管6の図1における左端及び右端は、図1の左側及び右側の水室3にそれぞれ接続されている。
本体胴容器1の底部中央部には、凝縮蒸気からなる復水を本体胴容器1から排出するための凝縮水出口7が設けられている。また、本体胴容器1の周面側部には不凝縮ガス出口8が設けられている。
特に図2に示すように、本実施形態では、冷却管6は複数パスの管配列(図示例では6パス)となっている。冷却管6は、6つの群、すなわち、第1群6A、第2群6B、第3群6C、第4群6D、第5群6E、第6群6Fをなしている。冷却水入口4からいずれかの水室3に入った冷却水は、第1群6Aの冷却管6(1パス目)→第2群6Bの冷却管6(2パス目)→第3群6Cの冷却管6(3パス目)→第4群6Dの冷却管6(4パス目)→第5群6Eの冷却管6(5パス目)→第6群6Fの冷却管6(6パス目(最終パス))を順次通って流れ、いずれかの水室3に設けられた冷却水出口5から流出する。従って、1パス目に導入される冷却水は、冷却水と混合ガスとの熱交換は一度も行われておらず冷却水の水温は最も低く、パスを重ねるに従って(すなわちパス次数が大きくなるに従って)冷却水の温度は上昇する。なお、本明細書において、用語「パス次数」とは、そのパスが何パス目であるかを意味し、例えばあるパスが4パス目であるなら、パス次数は「4」である。
各水室3は冷却管6のパス数に応じた数の小室に分割されており、前パスを経た冷却水が水室3内の小室で向きを変えて次のパスに進む。冷却水出口座5は最終パスの冷却管6の下流側に位置する水室3に設けられている。従って、冷却水入口4及び冷却水出口座5が同じ水質3に設けられることもある。水室3の内部構造及び水室3と冷却管6との接続関係は、当該技術分野において周知であるので、図示及び詳細な説明は省略する。
本体胴容器1の内部には、本体胴容器1の長手方向全長にわたって延びる囲み部材9が設けられている。以下の説明において、本体胴容器1の長手方向に直交する横断方向の断面である図2において、混合ガス入口2に近い側を近位側、遠い側を遠位側と呼ぶこととする。囲み部材9は、近位側端部9a(図示例では上端部)が閉塞するとともに遠位側端部9b(図示例では下端部)が開口している。
囲み部材9の内側空間内には、第1群6Aの冷却管6が収容されている。第2群6B〜第6群6Fの冷却管6は囲み部材9の外側にある。囲み部材9の外側において、囲み部材9の近位側端部9aよりも遠位側の領域(図2において一点鎖線Hより下方の領域:単に「遠位側領域」とも呼ぶ)には、第2群6B及び第3群6Cの冷却管6が配置されている。また、囲み部材9の外側において、囲み部材9の近位側端部9aよりも近位側の領域(図2において一点鎖線Hより上方の領域:単に「近位側領域」とも呼ぶ。)には、第4群6D、第5群6E及び第6群6Fの冷却管がある。
また、配置されている位置により冷却管6を分類するなら、複数の冷却管6のうちの囲み部材9の内側空間内にある第1群6Aの冷却管6を「第1部分」、囲み部材9の外側の遠位側領域にある第2群6B及び第3群6Cの冷却管6を「第2部分」、そして囲み部材9の外側の近位側領域にある第4群6D、第5群6E及び第6群6Fの冷却管6を「第3部分」とすることもできる。
囲み部材9の内部空間の最も奥の部分である近位側部分(図示例では上端部分)は、破線で概略的に示された管路15を介して不凝縮ガス出口8に連通している。不凝縮ガス出口8に連結されて本体胴容器1の外側で延びる配管(図示せず)には、真空ポンプまたはエゼクタ(いずれも図示せず)が介設されており、不凝縮ガス出口8を吸引している。
従って、図2において白抜き矢印で示すように、本体胴容器1内には、混合ガス入口2から出発して、下向きに流れ、囲み部材9の外側を通り(迂回し)、囲み部材9の内側空間に流入し、囲み部材9の内側空間を通過した後に不凝縮ガス出口8から流出する混合ガスの流れが形成される。
混合ガス入口2から本体胴容器1内に流入した混合ガスは、第6群6Fの冷却管6の間(6パス目(最終パス))→第5群6Eの冷却管6の間(5パス目)→第4群6Dの冷却管6の間(4パス目)→第3群6Cの冷却管6の間(3パス目)→第2群6Bの冷却管6の間(2パス目)→第1群6Aの冷却管6(1パス目)の間を順次通過して流れる。各冷却管6の表面上あるいは冷却管6間で凝縮した蒸気は重力により本体胴容器1の下部に流下ないし滴下し、凝縮水出口7を通って本体胴容器1から排出される。
混合ガスが通過する冷却管群の温度は下流側にゆくに従って低くなり、混合ガスは最も温度が低い1パス目の(第1群6Aの)冷却管群を通過した後に、不凝縮ガス出口8から排出される。
混合ガス中に含まれる蒸気が凝縮すると、蒸気分圧の飽和温度が下がるため、混合ガスの温度は徐々に低下するが、本実施形態の復水器では混合ガス流れの下流側にある冷却管群の温度が低いため、混合ガスと冷却管群の温度差を確保できることから、不凝縮ガス濃度が高い状態でも効率よく冷却し蒸気を凝縮させることが可能である。
また、凝縮のために下流側にゆくに従って混合ガス中に含まれる蒸気が減少するので、何の対処もされていない場合には、混合ガスの流速が徐々に低下してゆくことになる。しかし、本実施形態においては、囲み部材9の幅(図2における水平方向の幅)の分だけ混合ガスの流路幅が減少する。このため、混合ガス流路の下流側部分(図示例では第2群6B及び第3群6Cの冷却管6が配置されている囲み部材9の近位側端部9aよりも遠位側の遠位側領域)における混合ガスの流速の低下が抑制される。
さらに、第1群6Aの冷却管6が配置されている囲み部材9の内部空間も囲み部材9により流路幅が制限されているので、囲み部材9内においても混合ガスの流速の低下が抑制される。このため、混合ガスの流速を維持しながら冷却管群を通過させることにより、伝熱効率を向上させることができる。
なお、本実施形態では、本体胴容器1が円筒形断面を有しているので、混合ガスの流路幅が下流側ゆくに従ってより狭くなるという傾向が強くなるので好ましい。しかしながら、本体胴容器1は他の断面形状例えば概ね矩形断面形状を有していてもよく、この場合も、囲み部材9による流路幅制限効果は有効である。
図3に示すように、囲み部材9を遠位側から近位側にゆくに従って幅が狭くなるように構成することが好ましい。この場合、囲み部材9は、本体胴容器1の長手方向に直交する横断方向の断面でみて、例えば台形または三角形の形状とすることができる。またこの場合、囲み部材9内に配置される第1群6Aの冷却管6も、台形または三角形等の囲み部材9の形状に合わせて配置することが好ましい。
図3の実施形態によれば、不凝縮ガス濃度が最も高くなる1パス目の冷却管群周辺の流路面積(断面で見れば流路幅)を下流側にゆくほど小さくすることにより、混合ガスの通過流速を下流側にゆくほど大きくすることができる(あるいは、通過流速が下流側にゆくに従って減少する傾向を少なくとも抑制することができる)。このため、図1の実施形態と比較して更に効率よく混合ガスを冷却することができる。
また、囲み部材9を上記の形状とすることにより、混合ガス流路の下流側部分(図示例では第2群6B及び第3群6Cの冷却管6が配置されている囲み部材9の近位側端部9aよりも遠位側の領域)における流路幅も下流側にゆくに従って狭くなり、この領域においても、混合ガスの通過流速を上昇させて(或いは少なくとも通過流速の減少傾向を抑制し)、図1の実施形態と比較して更に効率よく混合ガスを冷却することができる。
なお、図3の実施形態の上記特徴は、後述する図4〜図7の実施形態と組み合わせることができる。
図4に示すように、本体胴容器1の内周面とその近傍にある冷却管6との間の隙間に、本体胴容器1の長手方向全域にわたって延びるフローガイド10やショートパス防止板11等の流れ案内構造物を設け、上記隙間を通過しようとする混合ガスの流れを遮ることが好ましい。
復水器においては本体胴容器1の内面に沿う混合ガスの流れが多く、このような流れが冷却管群をショートパスして通過することが懸念される。混合ガスがショートパスすると蒸気が十分に凝縮されないため復水器の圧力が増加しプラント効率が低下してしまう。ショートパス防止板11やフローガイド10を設置することにより混合ガスがショートパスする流れを遮るため、混合ガスをより確実に冷却管群を通過させることができ、更に効率良く蒸気を凝縮させることができる。
また、図4に示すようなフローガイド10を設けた場合には、図5及び図6に示すように、他の機器からのドレンや高エネルギー流体を導入するための導入口12を、当該導入口12から流入する流体がフローガイド10の外側面に衝突するように設けることができる。
復水器にはプラント運転時に排出される各機器からのドレンなどが流入する座(流入口)を設置することが多く、その中には高エネルギーの流体(例えばバイパス蒸気)が含まれることがある。高エネルギー流体が直接冷却管に接触すると冷却管が損傷する可能性があるため避けなければならない。復水器に高エネルギーの流体を入れなければならない場合、図6に示すようにフローガイド10が配置されている部分に導入口12を設置すれば、高エネルギー流体は復水器流入後に冷却管群の下方に回り込み、冷却管群から落下してくる凝縮水で冷却される。すなわち、フローガイド10は、他の機器からのドレンや高エネルギー流体が復水器に流入後に冷却管に直接衝突することを防止する冷却管保護板としての役割を果たすことになる。
また、図4及び図6などに示したショートパス防止板11を設けることに代えて、図7に示すように冷却管6を本体胴容器1に固定するためのステーボルト13をショートパス防止板11と概ね同じ位置に設けて、ショートパス防止板11に相当または準じるショートパス防止機能を持たせてもよい。通常は、冷却管6はその長手方向の何カ所かを冷却管6を通すための複数の孔が形成されたプレートにより支持されており、このようなプレートがステーボルトにより固定されている(この点については図示していない)。このようにもともと存在するステーボルトを、ショートパス防止機能を持たせるように配置することにより、部品点数の削減及び復水器製造コストの低減を図ることができる。
以上、本発明の実施形態について説明してきたが、実施形態は例示的なものであり、本発明の範囲は上記の実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
例えば、冷却管6の配列は上記実施形態に限定されるものではなく、例えば、第1群6Aだけでなく、第2群6B及び第3群6Cも1パス目の冷却管6であってもよい。また、第1群6Aを1パス目、第2群6B及び第3群6Cを2パス目、第4群6D、第5群6E及び第6群6Fを3パス目の冷却管6とすることもできる。第1群6Aが1パス目の冷却管6であるならば、混合ガスの流れ方向に関してより下流側にある冷却管群のパス次数がより小さいという傾向に概ねなっていればよい。
1 本体胴容器
2 混合ガス入口
6 冷却管
6A〜6F 冷却管群
7 凝縮水出口
8 不凝縮ガス出口
9 囲み部材
10,11 流れ案内構造物
13 ステーボルト

Claims (8)

  1. 蒸気と不凝縮ガスの混合ガスを流入させるための混合ガス入口と、不凝縮ガスを流出させるための不凝縮ガス出口と、蒸気を凝縮させた凝縮水を流出させるための凝縮水出口と、を有する本体胴容器と、
    前記本体胴容器内を所定方向に延びるとともに、各々の内部を冷媒が流れる複数の冷却管と、
    を備えた表面接触式の復水器において、
    前記本体胴容器内を前記所定方向に延びる囲み部材が設けられ、前記混合ガス入口に近い側を近位側、遠い側を遠位側と呼ぶこととし、前記所定方向に直交する前記本体胴容器の断面で見たときに、
    記囲み部材の遠位側端部に開口が設けられ、前記囲み部材の前記遠位側端部以外の部分は閉塞されており、これにより、前記混合ガス入口から前記本体胴容器内に流入した混合ガスが、前記囲み部材の外側を流れた後に前記開口から前記囲み部材の内側空間に流入するようになっており、
    記囲み部材の内空間の近位側部分は前記不凝縮ガス出口と連通しており、
    前記冷却管のうちの第1部分が前記囲み部材の内側空間内に配置され、前記冷却管のうちの第2部分が前記本体胴容器の内部空間における前記囲み部材の外側であってかつ前記囲み部材の近位側端部よりも遠位側にある遠位側領域に配置され、前記冷却管のうちの第3部分が前記本体胴容器の内部空間における前記囲み部材の外側であってかつ前記囲み部材の前記近位側端部よりも近位側にある近位側領域に配置され、前記本体胴容器の内部空間のうちの前記囲み部材の前記遠位側端部の前記開口よりも遠位側には冷却管は配置されておらず、
    前記複数の冷却管は複数パスの管配列を有しており、前記囲み部材の内側空間内に配置される前記第1部分は、1パス目の部分であり、前記囲み部材の外側の前記遠位側領域に配置される前記第2部分のパス次数は前記第1部分のパス次数より大きく、前記囲み部材の外側の前記近位側領域に配置される前記第3部分のパス次数は前記第2部分のパス次数より大きい、ことを特徴とする復水器。
  2. 前記囲み部材は、遠位側から近位側にゆくに従って幅が狭くなる、請求項1記載の復水器。
  3. 前記囲み部材の外側の前記遠位側領域における流路幅は前記囲み部材の前記近位側端部から前記遠位側端部に近づくに従って小さくなる、請求項1または2に記載の復水器。
  4. 前記囲み部材の外側にある冷却管のパス次数は、前記混合ガスの流れ方向に沿って前記囲み部材の前記遠位側端部に近づくほど小さくなることを特徴とする、請求項1から3のうちのいずれか一項に記載の復水器。
  5. 前記混合ガス入口は前記本体胴容器の上部に設けられ、前記囲み部材は前記本体胴容器の内部空間の下部に設けられるとともに下部が開口している、請求項1からのうちのいずれか一項に記載の復水器。
  6. 前記本体胴容器の内面とその近傍にある前記冷却管との間の隙間に、前記混合ガスが前記冷却管の間を通らずに前記隙間を通って流れることを防止するための、前記所定方向に延びる流れ案内構造物を設けた、請求項1からのうちのいずれか一項に記載の復水器。
  7. 前記本体胴容器はさらに高エネルギー流体入口を有し、
    前記高エネルギー流体入口は、そこから吐出される高エネルギー流体が前記冷却管に直接衝突しないように前記流れ案内構造物に向けて開口している、請求項記載の復水器。
  8. 前記冷却管を前記本体胴容器に対して固定するためのステーボルトを前記流れ案内構造物として用いた、請求項記載の復水器。
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