JP6189563B1 - 植物乾燥装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】乾燥用熱源としての化石燃料や電気エネルギーが不要で、自然乾燥と同等の効果を短い乾燥期間で得られる植物乾燥装置およびその方法を提供する。【解決手段】被乾燥物11の一部を、粉粒状の乾燥剤14を溜めた空間に埋没させ被乾燥物11を乾燥させる。化石燃料や電気エネルギーが不要で、自然乾燥と同等の効果が短期間で得られる。乾燥剤14を撹拌して乾燥を行えば、被乾燥物11と接触する乾燥剤14が増え、乾燥効率が高まる。乾燥中、乾燥剤14に湿度インジケータ15,16を接触させ、乾燥剤14の吸湿度合いをそれらの色の変化で表示すれば、乾燥剤14の交換時期を視覚的に判断できる。【選択図】図1

Description

この発明は植物乾燥装置、詳しくは植物を乾燥剤により乾燥させる植物乾燥装置に関する。
例えば、林業において、伐採直後の伐木(被乾燥物)は多量の水分が含まれている。そのため、従前の伐採現場では、樹木を根株から切り離した後、枝葉を付けたまま穂先を山頂に向かって倒し、6ヶ月間くらい放置する一般に「アク抜き」あるいは「渋出し」と称する"葉枯らし乾燥"が行われていた。この間、伐木は枝葉を通して水分が発散し、予備的な自然乾燥がなされる。これにより、伐材の色出し効果や虫菌類(カビを含む)の被害が軽減されるとともに、伐材が軽量化して出材作業が容易となり、出材のコスト低下を図ることができる。
このような"葉枯らし乾燥"は、昭和20年代まで伐木運材の一工程として多くの林業地で行なわれていた。しかしながら、昭和30年代に入ってからは、伐木運材が機械化され、各種の人工乾燥技術の開発や、樹皮利用の低下も相まって衰退していった。
[平成29年3月10日検索]、インターネット<URL:https://www.pref.ehime.jp/h35700/1461/5_guide/documents/hagarasi1.pdf>
ところで、旧来の技術である"葉枯らし乾燥"は、最近見直しの気運が高まっている。要因としては、近年、消費者ニーズとして高品質乾燥材の利用が増加しており、"葉枯らし乾燥"はそれが期待できる乾燥方法の一つとして注目されてきたためである。また、"葉枯らし乾燥"は自然乾燥の一種であるため、乾燥時に化石燃料や電気エネルギーが不要で、ランニングコストがかからないという利点もある。
しかしながら、"葉枯らし乾燥"では、上述したように伐採した現場で6ヶ月もの放置期間を要するため、木材の生産性が低いという課題が残っていた。
そこで、発明者は鋭意研究の結果、被乾燥物の少なくとも一部を、乾燥容器に投入した粉粒状の乾燥剤に埋没し、この状態を維持して、被乾燥物の水分を乾燥剤に吸収させるようにすれば、上述した課題は全て解消されることを知見した。
すなわち、この発明は、被乾燥物を乾燥させる熱源確保のための化石燃料や電気エネルギーが不要であるとともに、自然乾燥と同等の効果を、短い乾燥期間で得ることができる植物乾燥装置を提供することを目的としている。
請求項1に記載の発明は、植物またはその加工品である被乾燥物を収納する乾燥容器と、該乾燥容器に溜められて、上記被乾燥物の少なくとも一部を埋没させる粉粒状の乾燥剤とを備え、上記乾燥容器は、上記被乾燥物の全体が収納される横長な回転ドラムで、該回転ドラムは、回転駆動部を有する回転手段によって回転可能に設けられ、該回転ドラム内には、上記乾燥剤と接触することにより、該乾燥剤の吸湿度合いを色の変化によって表示する粒状の湿度インジケータが、上記乾燥剤との混在状態で収納され、上記湿度インジケータの粒サイズは、上記被乾燥物より小さくて上記乾燥剤よりも大きく、上記回転ドラムの長さ方向の一端面は開口して、該開口は蓋体により塞がれ、該蓋体には、該蓋体の厚さ方向の外側から順に、着脱自在な外板と、上記湿度インジケータより小さく上記乾燥剤より大きい網目サイズの着脱自在な外側メッシュ板と、上記被乾燥物より小さく上記湿度インジケータより大きい網目サイズの着脱自在な内側メッシュ板とが、離間した層状態で配設された植物乾燥装置である
被乾燥物は、各種の植物でも、各種の植物の加工品でもよい。
植物の種類は限定されない。例えば、各種の伐材を含む材木、各種の野菜、各種の果物、各種の穀物などを採用することができる。
また、植物の加工品としては、各種の木質燃料ペレット(木質バイオマスペレット)、各種のカット野菜、各種のカット果物などを採用することができる。
乾燥剤の中に埋没されるのは、被乾燥物の一部でも、その全部でもよい。
乾燥剤の種類は限定されない。例えば、化学的乾燥剤でも、物理的乾燥剤でもよい。化学的乾燥剤としては、例えば、生石灰、塩化カルシウムを採用することができる。また、物理的乾燥剤としては、例えば、シリカゲル、シリカアルミゲル、塩化カルシウム、モレキュラーシーブ、アロフェン、ゼオライト、クレイなどを採用することができる。
乾燥剤は、紛体でも粒体でもよい。または、これらの混合体でもよい。
乾燥剤が溜められる空間(プール)としては、例えば、容器内の空間、箱体内の空間などを採用することができる。空間の大きさや形状は任意である。
上記被乾燥物は棒状の木材であってもよい。
棒状の木材の種類は限定されない。例えば、伐採直後の伐木、材木工場で加工された角柱、丸柱(丸太)などを採用することができる。
上記乾燥容器内には、上記乾燥剤と接触することにより、該乾燥剤の吸湿度合いを色の変化によって表示する湿度インジケータを収納している。
湿度インジケータの指示薬としては、例えば、塩化コバルト、臭化コバルトなどを採用することができる。その他、コバルトを何れも含まない無機化合物系指示薬や有機化合物系指示薬でもよい。
湿度インジケータの形状は任意である。例えば、球状、多面体状、カード状などを採用することができる。
このうち、球状や多面体(立方体を含む)状の湿度インジケータの具体的な構成としては、例えば、球体や多面体からなる剛性基材(コア)の表面に、両面テープを介して指示薬を含浸させた紙を貼着したものを採用することができる。その他、球体や多面体からなるインジケータ本体の表面に接着剤を下地塗布し、その上に指示薬を塗布して乾燥させたものでもよい。この場合には、指示薬を保護するため、指示薬の表面に水分を透過する各種の保護シートを貼着した方が望ましい。また、カード状の湿度インジケータの場合には、例えば、被乾燥物の内面に湿度インジケータを貼着して使用することができる。
湿度インジケータは、乾燥剤と混在した状態で乾燥容器内に収納してもよい。または、乾燥容器の内面に取り付けてもよい。
乾燥容器内には、湿度インジケータを、乾燥剤との接触が可能な状態で収納したメッシュ状のインジケータボックスを取り付けてもよい。
インジケータボックスの形状は任意である。例えば、多面体状、球状などを採用することができる。メッシュ状の箇所は、インジケータボックスの一部でも、全体でもよい。インジケータボックスをメッシュ状とすることで、収納された湿度インジケータと乾燥剤とが接触する。また、メッシュ部分の網目サイズを、湿度インジケータより小さくて乾燥剤より大きくすれば、湿度インジケータを収納したインジケータボックスの中に乾燥剤を取り込み、互いの接触面積を大きくすることができる。
回転ドラムは、1層式のものでも、2層式のものでもよい。
回転ドラムの内周面には、収納された物を撹拌する撹拌羽根を1つまたは2つ以上配設した方が好ましい。
回転駆動部としては、各種のアクチュエータ(電動モータ、油圧モータなど)を採用することができる。
回転手段の構造は、回転駆動部の回転力により、水平軸を中心にして回転ドラムを回転できるものであれば任意である。
被乾燥物は、回転ドラムに収納可能なサイズのものとなる。
乾燥剤に混ぜられる湿度インジケータの粒径は任意である。例えば、3mm〜5mmでもよい。
外側メッシュ板および内側メッシュ板の素材としては、例えば、鉄、ステンレスなどの各種の金属を採用することができる。これらは、網状でも、金属板に表裏面を貫通した多数の貫通孔を形成したものでもよい。
外側メッシュ板による分級サイズと、内側メッシュ板による分級サイズとは、対応するメッシュ板により篩われる乾燥剤、湿度インジケータ、被乾燥物の大きさにより適宜変更される。
また、湿度インジケータを、粒状磁性体の表面に指示薬が固定されたものとし、外側メッシュ板を粒状磁性体が磁着する金網としてもよい。このようにすれば、被乾燥物の乾燥後、乾燥剤を回転ドラムの開口から排出する際、粒状磁性体を基材とする湿度インジケータが外側メッシュ板に磁着される。そのため、仮にドラム回転中、湿度インジケータが破砕しても、その破砕物が外側メッシュ板を通過しにくい。
粒状磁性体の素材としては、例えば、アルニコ磁石、フェライト磁石、サマリウムコバルト磁石、ネオジム鉄ボロン磁石、サマリウム鉄窒素磁石などを採用することができる。
外側メッシュ板の素材としては、例えば、鉄などを採用することができる。
回転ドラムとして、被乾燥物および乾燥剤を入れるメッシュ状の内筒と、内筒を回転自在に収納する外筒とを有したものを採用し、外筒の内面に、内筒内の乾燥剤を乾燥するヒータを設けてもよい。これにより、被乾燥物の乾燥時には、外筒内で内筒を回転しながら被乾燥物を乾燥し、乾燥剤の乾燥剤の吸湿度合いが高まった場合に、ヒータの熱によって内筒内の乾燥剤を乾燥させる。これにより、乾燥剤の機能を回復させることができる。
ヒータとしては、電気、蒸気、ガスなどエネルギーとした各種の発熱体、例えばホットプレートなどを採用することができる。特に、電熱ヒータ、各種の温風ヒータが好ましい。なお、このヒータにより加熱してインジケータを再使用することもできる。
請求項2に記載の発明は、上記蓋体は、上記内側メッシュ板より上記蓋体の厚さ方向の内側に、内板を着脱自在に設けた4層構造体で、上記外板と上記内板とは透明素材からなり、上記内板の内面には、上記粒状の湿度インジケータを、上記乾燥剤との接触が可能な状態で収納したメッシュ状のインジケータボックスを取り付けた請求項1に記載の植物乾燥装置である。
外板および内板の素材としては、例えば、各種の透明なプラスチック(強化プラスチックなど)、各種のガラス(強化ガラスなど)を採用することができる。
内板の内面におけるインジケータボックスの取り付け位置は、粒状の湿度インジケータと乾燥剤とが接触可能な位置であれば任意である。例えば、内板の外周部に貫通孔を形成し、そこにインジケータボックスを着脱自在に設けてもよい。
請求項3に記載の発明は、上記被乾燥物は、伐材を含む材木、野菜、果物、木質燃料ペレットを含む請求項1または請求項2に記載の植物乾燥装置である。
請求項1〜3に記載の発明によれば、被乾燥物を、乾燥容器に投入した粉粒状の乾燥剤に埋没し、この状態を維持して、被乾燥物の水分を乾燥剤に吸収させ、被乾燥物を乾燥させる。これにより、被乾燥物を乾燥させる熱源確保のための化石燃料や電気エネルギーが不要になるとともに、自然乾燥と同等の効果を短い乾燥期間で得ることができる。なお、乾燥剤はその吸湿度または水分計で測定した被乾燥物の水分量に応じて交換など行うことができる。
また、被乾燥物の乾燥中、乾燥剤に湿度インジケータを接触させる。これにより、被乾燥物の水分の吸収によって生じる乾燥剤の機能低下の度合い(乾燥剤の吸湿度合い)を湿度インジケータの色の変化によって表示することができる。
請求項1〜3に記載の発明によれば、乾燥剤を撹拌して被乾燥物を乾燥させるため、乾燥中に被乾燥物と接触する乾燥剤の総数が、撹拌しない場合に比べて多くなる。これにより、被乾燥物の乾燥効率が高まる。
このうち、請求項1に記載の発明によれば、被乾燥物の乾燥時、回転ドラムの回転に伴い粒状の湿度インジケータと乾燥剤とが撹拌される。このとき、乾燥剤の水分を湿度インジケータが吸収し、乾燥剤の吸湿度合いに応じて湿度インジケータの色が変化する。この変化を作業者が視認することで、乾燥剤の交換時期を判断することができる。
乾燥後、被乾燥物のドラム排出時には、まず外板を開け、開口側を下にして回転ドラムを傾斜することで、乾燥剤は内側メッシュ板と外側メッシュ板とを通過して開口からドラム外へ排出される。このとき、湿度インジケータと、ドラム回転中に破砕した被乾燥物の破片とが外側メッシュ板に止まり、被乾燥物は内側メッシュ板により回転ドラム内に留まっている。
その後、外側メッシュ板を外すことで、湿度インジケータと被乾燥物の破片とがドラム外へ排出され、最後に内側メッシュ板を外すことにより、被乾燥物をドラム外へ排出する。
このように、網目サイズが異なる2枚のメッシュ板を利用することで、乾燥剤と、湿度インジケータ(破砕した被乾燥物を含む)と、被乾燥物とを、回転ドラムから簡単に分けて取り出すことができる。
請求項2に記載の発明によれば、被乾燥物の乾燥時、内側メッシュ板よりドラム内側に内板が配置されているため、ドラム回転時、2枚のメッシュ板を原因とした被乾燥物、湿度インジケータや乾燥剤の破砕を防止することができる。
また、各透明な外板および内板と、網状の2枚のメッシュ板とを通して、インジケータボックス内の粒状の湿度インジケータを覗く。これにより、湿度インジケータの色の変化を通して乾燥剤の吸湿度合いを判断することができる。このように、乾燥容器内の定位置に設けたインジケータボックスに、湿度インジケータを、乾燥剤との接触が可能な状態で収納している。そのため、例えば、乾燥剤との混在状態で湿度インジケータを乾燥容器に収納した場合に比べて、乾燥容器内での湿度インジケータの発見が容易となる。
この発明の参考例1に係る植物乾燥装置の使用状態を示す縦断面である。 この発明の参考例1に係る植物乾燥装置の使用状態を示す斜視図である。 この発明の参考例1に係る植物乾燥装置の要部を示す斜視図である。 この発明の参考例2に係る植物乾燥装置の使用状態を示す縦断面図である。 この発明の参考例3に係る植物乾燥装置の使用状態を示す斜視図である。 この発明の実施例4に係る植物乾燥装置の使用状態を示す斜視図である。 この発明の実施例4に係る植物乾燥装置の一部を構成する蓋体の内部構造を示す斜視図である。 この発明の実施例5に係る植物乾燥装置の使用状態を示す斜視図である。
以下、この発明の実施例を、図面を参照して具体的に説明する。
図1において、10はこの発明の参考例1に係る植物乾燥装置で、この植物乾燥装置10は、樹木(杉)の伐採現場で、"葉枯らし乾燥"と同じように、伐木11の"アク抜き(渋出し)"に利用される。
図1〜図3に示すように、植物乾燥装置10は、六面が矩形状の箱体からなり、垂直な背板の中央部に、横向き状態の伐木(被乾燥物)11の基端部を挿入するための木材挿入口12が形成された乾燥容器13と、乾燥容器13に溜められて、伐木11の基端部を埋没させる粒状のシリカゲル(乾燥剤)14と、シリカゲル14との混在状態で乾燥容器13内に投入されて、シリカゲル14と接触することにより、シリカゲル14の吸湿度合いを色の変化によって表示する小粒インジケータ(湿度インジケータ)15と、乾燥容器13に設けられて、大粒インジケータ(湿度インジケータ)16を、シリカゲル14との接触が可能な状態で収納するメッシュ状のインジケータボックス17と、木材挿入口12に挿入した伐木11の外周面の露出部分の上部と、乾燥容器13の上部とに展張状態で掛け渡されて、木材挿入口12からの雨水の浸入を防ぐ防水カバー18とを備えている。
図1および図2に示すように、乾燥容器13は、正方形状の前板13aおよび背板13bと、縦長な矩形状の左側板13cおよび右側板13dと、横長な矩形状の上板13eおよび下板13fとからなる。上板13eの前部から前板13aの上端部にかけては、シリカゲル14の投入口19が形成されている。また、前板13aの下部には、使用済みのシリカゲル14の排出口20が形成されている。投入口19には上蓋Aが設けられ、排出口20には下蓋Bが設けられている。また、前板13aの中央部には、インジケータボックス17の取り付け口21が形成されている。取り付け口21は横長な矩形状のものである。
乾燥容器13の内部空間は、全面に多数の貫通孔22aが配された仕切り板22により、前後に2等分割されている。仕切り板22はパンチングメタルからなり、各貫通孔22aの口径はシリカゲル14が挿通可能なサイズである。シリカゲル14は、直径が4mmの球体である。
小粒インジケータ15は、シリカゲル14と同一直径の球体の基材(コア)15aの表面に、両面テープを介して、指示薬15bを含浸させた紙を貼着したものである。また、大粒インジケータ16は、一辺が10mmのキューブ状の基材16aの表面に、両面テープを介して指示薬16bを含浸させた紙を貼着したものである。基材16aはプラスチック製で、指示薬16bは塩化コバルトである。
図3に示すように、インジケータボックス17は、六面が矩形状の横長な小箱である。その前板17aおよび後板17bは透明な強化プラスチック製で、左側板17c、右側板17d、上板17eおよび下板17fは格子状の金枠17Aからなる。金枠17Aの隙間は、大粒インジケータ16の1辺の長さより短く、シリカゲル14の直径より長い。したがって、乾燥容器13に充填したシリカゲル14は、格子の隙間を通過し、インジケータボックス17内の大粒インジケータ16と接触する。
防水カバー18は、合成樹脂を含浸させた上底(基端)より下底(先端)の方が台形状の織布である。防水カバー18の基端側の端部が、背板13bのうち、上辺部と左右側の辺部の上半分とに、ゴム製の固定用ベルト23により縛り付けられる。防水カバー18の先端側の辺の長さは、伐木11の周方向の長さの約半分の長さである。
次に、図1〜図3を参照して、この発明の参考例1に係る植物乾燥装置10による植物乾燥方法を説明する。
図1〜図3に示すように、あらかじめ、樹木(杉)の伐採現場に植物乾燥装置10を運び込むとともに、枝葉を付けたまま穂先を山頂に向かって樹木を切り倒す。
その後、伐木11の基端面が仕切り板22に当接するまで、伐木11の基端部を乾燥容器13の木材挿入口12に挿入する。一方、乾燥容器13の前板13aの取り付け口21に、所定量の大粒インジケータ16を投入したインジケータボックス17を装着する。このように、定位置である前板13aの中央部にインジケータボックス17を設けたため、小粒インジケータ15の場合のように、上蓋Aを開いて小粒インジケータ15を探さなくても、作業者が乾燥容器13を正面に立つだけで、大粒インジケータ16を発見することができる。しかも、透明な前板13aや格子状の金枠17Aの隙間(網目)を通して、簡単にインジケータボックス17内の大粒インジケータ16の色の変化を視認することができる。
次いで、防水カバー18を木材挿入口12に挿入した伐木11の枝葉方向へ引っ張り、ゴム製の固定用ベルト23を介して、防水カバー18の先端部を伐木11の外周面の露出部分の上部に締結する。これにより、防水カバー18が、伐木11の外周面の露出部分の上部と、乾燥容器13の上部との間に展張状態で掛け渡される。その結果、乾燥容器13内への木材挿入口12からの雨水の浸入が防止される。
その後、上蓋Aを開き、投入口19からシリカゲル14と、所定量の小粒インジケータ15との混合物を投入し、これらで乾燥容器13の内部空間を満たし、上蓋Aを閉じる。
それから約1カ月間、伐木11の基端部をシリカゲル14に埋没させた状態で、伐木11を伐採現場に放置する。この間、当初は含水率150%だった伐木11の水分が、シリカゲル14に吸収される。しかも、伐木11中の水分が葉の面から蒸散作用によって放出され、伐木11の含水率(目標含水率50%)が低下する。これにより、伐木11の乾燥時、伐木11を乾燥させる熱源確保のための化石燃料や電気エネルギーが不要になるとともに、"葉枯らし乾燥"と同等の効果を、この乾燥を行うときより短い期間で得ることができる。
ここでいう「葉枯らし乾燥と同等の効果」とは、屋外での天日乾燥の一種となるため、製品木材の材色や艶が良くなるとともに、ヒータ加熱による人工乾燥時の課題であった、含水率の低下に伴った伐木11の収縮や割れなどの抑制効果が挙げられる。
乾燥中、シリカゲル14の吸湿機能の低下は、透明な前板13aを通してインジケータボックス17内の大粒インジケータ16の色の変化や、上蓋Aを開けた投入口19を通して、小粒インジケータ15の色の変化を見て判断することができる。
シリカゲル14が機能低下した場合には、下蓋Bを開き、シリカゲル14と小粒インジケータ15とを排出口20から排出し、その後、下蓋Bを閉じて上蓋Aを開き、新しいシリカゲル14と小粒インジケータ15とを乾燥容器13に装填する。また、インジケータボックス17も新しい大粒インジケータ16を収納したものに交換する。以上の作業をシリカゲル14の機能が低下する度に行う。
乾燥中は、適時、上蓋Aを開き、投入口19から乾燥容器13の中に手や撹拌棒を差し込んで、これらの充填物の撹拌を行う。これにより、乾燥容器13に充填されたシリカゲル14が、満遍なく伐木11の基端部と接触し、伐木11の乾燥効率を高めることができる。
次に、図4を参照して、この発明の参考例2に係る植物乾燥装置およびその方法を説明する。
図4に示すように、この発明の参考例2に係る植物乾燥装置10Aの特徴は、伐採現場で予備乾燥された伐木11を木材工場(材木店)まで運搬し、ここで枝葉が付いた上部を切除して皮を剥ぐことで丸太11Aとし、その後、含水率が15%となるまで、シリカゲル14と小粒インジケータ15とに満たされた乾燥用プール(乾燥容器)Pの中に、丸太11Aを例えば2日間程度埋没させるようにした点である。
これにより、丸太11Aの露出面の全体がシリカゲル14と接触し、比較的短期間で丸太11Aの本乾燥が行われる。
また、乾燥期間中、丸太11Aを回転させること、およびまたは、作業者が乾燥用プールP内のシリカゲル14と小粒インジケータ15とを手作業で撹拌することにより、その乾燥効率を高めることができる。
その他の構成、作用および効果は、参考例1から推測可能な範囲であるため、説明を省略する。
次に、図5を参照して、この発明の参考例3に係る植物乾燥装置およびその方法を説明する。
図5に示すように、この発明の参考例3に係る植物乾燥装置10Bの特徴は、材木工場で使用される参考例2の乾燥用プールPに代えて、参考例1の箱状の乾燥容器13,13Aを2台使用した点である。
各乾燥容器13,13Aは、背板同士を対峙した状態で離間配置され、それぞれの木材挿入口12に丸太11Aの長さ方向の両端部を挿入する。これにより、丸太11Aが2台の乾燥容器13の間に横架され、シリカゲル14による丸太11Aの本乾燥が行われる。なお、ここでの本乾燥は、屋内作業となるため、雨除けの防水カバー18は使用しない。
このように、参考例3では、2台の乾燥容器13,13Aを利用して丸太11Aを本乾燥する。そのため、丸太11Aの全体をシリカゲル14に埋没させる乾燥用プールPの設置ができない小規模工場でも、この発明の植物乾燥装置を利用できる。
なお、本乾燥後、例えば丸太11Aから木質燃料ペレットを製造する際などには、クリンカ対策のため、本乾燥後の丸太11Aの露出面に圧縮空気をブローし、その露出面からシリカゲル14や小粒インジケータ15を除去した方がよい。
その他の構成、作用および効果は、参考例1および参考例2から推測可能な範囲であるため、説明を省略する。
次に、図6および図7を参照して、この発明の実施例4に係る植物乾燥装置について説明する。
図6および図7に示すように、実施例4の植物乾燥装置10Cの特徴は、参考例2および参考例3のように、丸太11Aを本乾燥させるのではなく、木材工場において、本乾燥前の丸太11Aを破砕してペレット化した木質燃料ペレット(被乾燥物)24を本乾燥するものである。
すなわち、参考例2の乾燥用プールPや参考例3の乾燥容器13,13Aに代えて、木質燃料ペレット24、シリカゲル14および小粒インジケータ15が投入される横長な回転ドラム25を採用し、回転ドラム25を回転手段26により自動回転させながら、木質燃料ペレット24のシリカゲル14を利用した吸湿乾燥を行うようにした点である。なお、シリカゲル14の使用量は、回転ドラム25の回転停止時、全ての木質燃料ペレット24がシリカゲル14に埋没される量である。
以下、図6および図7を参照して、これらの構成体を具体的に説明する。
木質燃料ペレット24は、材木工場からの廃材を直径8mm、長さ30mmのペレット状に加工したものである。ここでの小粒インジケータ15の直径は、シリカゲル14(4mm)より大径な6mmである。
回転ドラム25は、水平な回転軸を中心にして回転するステンレス製の円筒ドラムである。回転ドラム25の内周面には、周方向へ90°ピッチで、横長な4枚の撹拌羽根27が配設されている。また、回転ドラム25の一端面には、4層構造の蓋体28によって閉じられた開口25aが形成されている。
蓋体28は中空の厚肉な円盤で、胴部となる外周板29を有し、この外周板29の内部空間には、蓋体28の厚さ方向の外側から順に、着脱自在な外板30と、小粒インジケータ15より小さくシリカゲル14より大きい網目サイズ5mmの着脱自在な外側金網(外側メッシュ板)31と、木質燃料ペレット24より小さく小粒インジケータ15より大きい網目サイズ7mmの着脱自在な内側金網(内側メッシュ板)32と、着脱自在な内板33とが、所定ピッチで離間した層状態で配設されている。
外板30および内板33は、透明な強化プラスチックからなる円板である。
内板33の外周部の内面には、大粒インジケータ16を収納したインジケータボックス17がねじ止めされている(図7)。
回転手段26は、回転ドラム25の下部の両側方に配置されて、回転ドラム25を回転自在に支持するための一対のドラム支持ローラ34と、このうち、左側のドラム支持ローラ34を駆動ローラとして、図示しない回転力伝達部材を介して回転ドラム25を回転駆動する電動モータ(回転駆動部)35とを有している。
次に、図6および図7を参照して、この発明の実施例4に係る植物乾燥装置10Cによる植物乾燥方法を説明する。
図6および図7に示すように、木質燃料ペレット24の乾燥にあたっては、あらかじめ蓋体28を開き、開口25aを通して、木質燃料ペレット24、シリカゲル14および小粒インジケータ15を、それぞれ所定割合で回転ドラム25内に投入する。全投入量は、回転ドラム25の内容積の40〜80%である。一方、内板33の内面に、大粒インジケータ16入りのインジケータボックス17をねじ止めしておく。
その後、蓋体28を閉じ、電動モータ(回転駆動部)35により駆動側のドラム支持ローラ34を回転する。これにより、一対のドラム支持ローラ34に下方支持された回転ドラム25が、水平な回転軸を中心にして所定の回転速度で回転する。
この回転中、木質燃料ペレット24、シリカゲル14、小粒インジケータ15が4枚の撹拌羽根27により撹拌される。この撹拌中、木質燃料ペレット24の水分が、これと接するシリカゲル14に吸収され、木質燃料ペレット24が徐々に吸湿乾燥されて行く。
また、撹拌中には、小粒インジケータ15が、シリカゲル14(木質燃料ペレット24を含む)に接触し、シリカゲル14(木質燃料ペレット24)の水分を小粒インジケータ15が吸収し、吸湿度合いに応じて小粒インジケータ15の色が変化する。作業者は、この色の変化を透明な外板30および内板33と、外側金網31および内側金網32とを通して視認し、シリカゲル14の交換時期を判断することができる。
さらに、回転ドラム25の回転時、内板33の外周部の内面に設けたインジケータボックス17では、金枠17Aの隙間を通してシリカゲル14がボックス内の大粒インジケータ16と接触する。これにより、作業者は、透明な外板30および内板33と、外側金網31および内側金網32とを通して、インジケータボックス17内の大粒インジケータ16の色を視認し、シリカゲル14の交換時期を判断することができる。
ここで、シリカゲル14の交換時期と判断された場合には、まず蓋体28を開き、外板30と内板33とを外してから蓋体28を閉じる。この状態で、開口側を下にして回転ドラム25を傾ける。これにより、直径4mmのシリカゲル14が、網目サイズ7mmの内側金網32と、網目サイズ5mmの外側金網31とを通って開口からドラム外へ排出される。このとき、直径6mmの小粒インジケータ15と、ドラム回転中に破砕した直径8mm、長さ30mmの木質燃料ペレット24の破片とが外側金網31に止まる。一方、質燃料ペレット24は、内側金網32によって回転ドラム25の内部空間に留まる。
次に、再び蓋体28を開閉して外側金網31を外し、その後、回転ドラム25を下方傾斜して、小粒インジケータ15と、木質燃料ペレット24の破片とを、ドラム外へ排出する。最後に、もう一回だけ蓋体28を開閉して内側金網32を外し、その後、回転ドラム25を下方傾斜して、木質燃料ペレット24をドラム外へ排出する。
このように、網目サイズが異なる2枚の外側金網31と内側金網32とを利用することで、シリカゲル14と、小粒インジケータ(破砕した木質燃料ペレット24を含む)15と、木質燃料ペレット24とを、回転ドラム25から簡単に篩い分けて取り出すことができる。
また、内側金網32よりドラム内側に内板33を配置したため、ドラム回転において、外側金網31と内側金網32とを原因とした木質燃料ペレット24、小粒インジケータ15およびシリカゲル14の破砕を防止することができる。
なお、小粒インジケータ15として、強磁性を有する球状の基材(粒状磁性体)15cの表面に、塩化コバルトの指示薬15dを固定した小粒インジケータ15Aを採用し(図7の部分拡大図)、外側金網31を鉄製のものとしてもよい。これにより、木質燃料ペレット24の乾燥後、内板30を外して回転ドラム25Aからシリカゲル14を排出する際、小粒インジケータ15Aが外側金網31に磁着して止まる。そのため、仮にドラム回転中、何らかの原因で小粒インジケータ15Aが破砕しても、その破砕物が外側金網31を通過しにくくなる。
その他の構成、作用および効果は、参考例1から推測可能な範囲であるため、説明を省略する。
次に、図8を参照して、この発明の実施例5に係る植物乾燥装置およびその方法を説明する。
図8に示すように、この発明の実施例5に係る植物乾燥装置10Dの特徴は、実施例4の回転ドラム25に代えて、内筒36と外筒37とを有した2層式の回転ドラム25Aを採用し、さらに外筒37の内周面に、内筒36に収納されたシリカゲル14を間接して機能を回復する電熱ヒータ38を設けた点である。
以下、これらの構成体を具体的に説明する。
内筒36は、長さ方向の両端部を除いた全面に、シリカゲル14より小径な多数の通気孔39が形成されて、長さ方向の一端面が開口したパンチングメタル製の円筒ドラムである。内筒36の内部空間には、木質燃料ペレット24、シリカゲル14、小粒インジケータ15が収納される。内筒36の内周面には、4枚の撹拌羽根27が配設されている。また、内筒36の開口は、蓋体28Aにより塞がれている。
また、外筒37は、軸線が水平なステンレス製の円筒ドラムである。外筒37の一端面には、蓋体28Aによって閉じられる開口37aが形成されている。
外筒37の下部の両側方には、内筒36を回転自在に支持する左右一対の一対の内筒支持ローラ34Aが配設されている。このうち、左側の内筒支持ローラ34Aを駆動ローラとして、図示しない回転力伝達部材によって電動モータ(回転駆動部)35Aが連結されている。
外筒37の長さ方向の中間部分の上端部には、木質燃料ペレット24やシリカゲル14などのヒータ加熱時に発生した水蒸気を大気開放するため、矩形状の排気窓43が形成されている。排気窓43には開閉扉44が設けられている。
次に、図8を参照して、この発明の実施例5に係る植物乾燥装置10Dによる木質燃料ペレット24の乾燥方法を説明する。
図8に示すように、内筒36内に所定割合で木質燃料ペレット24、シリカゲル14、小粒インジケータ15を投入し、蓋体28Aを閉蓋する。
その後、電動モータ35Aを回転駆動する。これにより発生した回転力は、内筒支持ローラ34Aを介して内筒36に伝達され、内筒36が外筒37内で回転する。
このように、シリカゲル14の吸湿機能が低下した場合には、電熱ヒータ38の熱によって内筒36内のシリカゲル14を乾燥させる。これにより、シリカゲル14の機能を回復させることができる。また、小粒インジケータ15および大粒インジケータ16も、この加熱時により水分を蒸発して機能を回復させることができる。
このとき、電熱ヒータ38の加熱によって水蒸気が発生するが、その水蒸気は、外筒37の開閉扉44が開いた排気窓43から大気開放される。これにより、水蒸気が回転ドラム25A内に留まり、別のシリカゲル14に吸着されるおそれは少ない。
その他の構成、作用および効果は、実施例4と略同じであるため、説明を省略する。
この発明は、植物を乾燥剤により乾燥させるための技術として有用である。
10,10A〜10D 植物乾燥装置、
11 伐木(被乾燥物)、
11A 丸太(被乾燥物)、
12 木材挿入口、
13,13A 乾燥容器、
14 シリカゲル(乾燥剤)、
15,15A 小粒インジケータ(湿度インジケータ)、
16 大粒インジケータ(湿度インジケータ)、
17 インジケータボックス、
24 木質燃料ペレット(被乾燥物)、
25,25A 回転ドラム、
25a 開口、
26 回転手段、
28,28 蓋体、
30 外板、
31 外側メッシュ板、
32 内側メッシュ板、
34 内板、
35 電動モータ(回転駆動部)。

Claims (3)

  1. 植物またはその加工品である被乾燥物を収納する乾燥容器と、
    該乾燥容器に溜められて、上記被乾燥物の少なくとも一部を埋没させる粉粒状の乾燥剤とを備え、
    上記乾燥容器は、上記被乾燥物の全体が収納される横長な回転ドラムで、
    該回転ドラムは、回転駆動部を有する回転手段によって回転可能に設けられ、
    該回転ドラム内には、上記乾燥剤と接触することにより、該乾燥剤の吸湿度合いを色の変化によって表示する粒状の湿度インジケータが、上記乾燥剤との混在状態で収納され、
    上記湿度インジケータの粒サイズは、上記被乾燥物より小さくて上記乾燥剤よりも大きく、
    上記回転ドラムの長さ方向の一端面は開口して、該開口は蓋体により塞がれ、
    該蓋体には、該蓋体の厚さ方向の外側から順に、着脱自在な外板と、上記湿度インジケータより小さく上記乾燥剤より大きい網目サイズの着脱自在な外側メッシュ板と、上記被乾燥物より小さく上記湿度インジケータより大きい網目サイズの着脱自在な内側メッシュ板とが、離間した層状態で配設された植物乾燥装置。
  2. 上記蓋体は、上記内側メッシュ板より上記蓋体の厚さ方向の内側に、内板を着脱自在に設けた4層構造体で、
    上記外板と上記内板とは透明素材からなり、
    上記内板の内面には、上記粒状の湿度インジケータを、上記乾燥剤との接触が可能な状態で収納したメッシュ状のインジケータボックスを取り付けた請求項1に記載の植物乾燥装置。
  3. 上記被乾燥物は、伐材を含む材木、野菜、果物、木質燃料ペレットを含む請求項1または請求項2に記載の植物乾燥装置。
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