JP6189259B2 - 労務管理システム、労務管理方法及び労務管理プログラム - Google Patents

労務管理システム、労務管理方法及び労務管理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、従業員のメンタルヘルスを維持、管理するための労務管理システム、労務管理方法及び労務管理プログラムに関するものである。
各企業において、従業員の勤務管理が行なわれている。この勤務管理においては、残業や休日出勤、遅刻や早退等を管理する。ここで、各勤務の届出の手間を軽減する勤務管理システムが検討されている(例えば、特許文献1を参照。)。この文献に記載された技術では、タイムカードなどの出退勤時刻を記録する装置で取得した従業員の出退勤時刻に基づいて、企業で決められた勤務ルールに応じて残業届や、休日出勤届などの申請を自動的に送付する。
また、雇用・勤務・賃金形態も多様化している。このような多様化に対応するため、複雑で煩雑な勤怠情報を自動計算する管理システムも検討されている(例えば、非特許文献1を参照。)。
また、近年、過重労働が社会的問題となっている。このような過重労働を防止するため、労働時間が所定時間を超える場合や、疲労蓄積が認められる場合には、医師等による面接指導等を行なう必要がある。そこで、厚生労働省から、職場におけるメンタルヘルス対策・過重労働対策・心身両面にわたる健康づくりを目的として、各種情報が提供されている(例えば、非特許文献2を参照。)。
特開2004−341968号公報(第1頁、図1)
日通システム株式会社、″労務管理キーワードからの勤次郎Enterpriseコンセプト″、[online]、日通システム株式会社ホームページ、[平成25年12月31日検索]、インターネット<http://www.nittsusystem.co.jp/home/erp/index.asp> 厚生労働省、″職場におけるメンタルヘルス対策・過重労働対策・心身両面にわたる健康づくり″、[online]、厚生労働省ホームページ、[平成26年1月3日検索]、インターネット<http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei12/>
しかしながら、従業員のメンタルヘルスについて、各企業において十分な管理運用がなされていないのが実情である。厚生労働省が提供している情報においても、セルフチェックの域に留まり、企業として管理改善を実現できない場合がある。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、従業員のメンタルヘルスを維持、管理するための労務管理システム、労務管理方法及び労務管理プログラムを提供することにある。
(1)上記課題を解決するための労務管理システムは、従業員の労務について、異動、昇降格、業務内容の変化を含む業務状況、前記従業員の個人状況として、冠婚葬祭、家族構成の変化、転居を含む個人環境に係る変化履歴を記憶した個人情報記憶部と、前記従業員のメンタルヘルスチェックの評価値を蓄積する評価結果記憶部と、前記従業員及び管理者のクライアント端末に接続された制御部とを備える。そして、前記制御部が、前記個人情報記憶部から、抽出対象期間において部署の異動、昇降格の何れかに関する業務状況における変化の有無、及び冠婚葬祭、家族構成の変化、転居の何れかに関する個人状況における変化の有無に基づいて、メンタルヘルスチェックの対象者を特定し、前記対象者のクライアント端末に対して、メンタルヘルスチェックの受診案内を送信し、前記対象者が受診したメンタルヘルスチェックの評価値を、受診日に関連付けて前記評価結果記憶部に記録し、前記評価結果記憶部に記録された評価値に基づいて判定されたメンタルヘルス不調者の前記業務状況及び前記個人状況を前記個人情報記憶部から取得し、前記取得した状況において共通する共通要因を判定し、前記共通要因をストレス要因候補として、前記評価結果記憶部に記録し、前記受診日に関連付けられた評価値の履歴と、前記業務状況及び前記個人状況の履歴とを関連付けた情報とともに、前記ストレス要因候補を含めた注意喚起を、前記管理者のクライアント端末に出力し、新たに従業員の勤務状況を取得した場合、前記勤務状況を受け付けた従業員が前記メンタルヘルス不調者かどうかを判定し、前記メンタルヘルス不調者の勤務状況において注意喚起を要する勤務状態を検知した場合には、前記従業員のクライアント端末に注意喚起を出力することを特徴とする。これにより、状況変化に応じて、従業員のメンタル状態を把握することができる。
(2)上記労務管理システムは、前記個人状況において変化が記録されている従業員を、前記メンタルヘルスチェックの対象者として特定することが好ましい。これにより、個人状況の変化を考慮して、メンタル状態を評価することができる。
(3)上記労務管理システムは、前記業務状況において、特定の抽出条件が記録されている従業員を、前記メンタルヘルスチェックの対象者として特定することが好ましい。これにより、勤務状況を考慮して、メンタル状態を評価することができる。
(4)上記労務管理システムは、前記抽出条件を、前記個人情報記憶部に記録された従業員の勤務形態に基づいて決定することが好ましい。これにより、多様な勤務形態に応じて、メンタル状態を評価することができる。
(5)上記労務管理システムは、前記メンタルヘルスチェックの対象者について、前記従業員の勤務状況に応じて、前記メンタルヘルスチェックの受診期限を決定することが好ましい。これにより、従業員の業務状況を考慮して、メンタル状態を評価することができる。
(6)上記労務管理システムは、前記メンタルヘルスチェックの受診者の評価値の統計値に基づいて、対象者が受診したメンタルヘルスチェックの評価値の偏差値を算出し、前記偏差値に基づいて、前記受診者の評価結果を出力することが好ましい。これにより、統計値からのずれに基づいて、メンタル状態を評価することができる。
(7)上記労務管理システムは、評価結果に対応してコメントを記録したコメント記憶部を更に備え、前記受診者の評価結果に対応したコメントを前記コメント記憶部から取得して、前記対象者のクライアント端末に対して出力することが好ましい。これにより、対象者は、メンタルヘルスチェックの結果を容易に把握することができる。
本発明によれば、従業員のメンタルヘルスを維持、管理することができる。
本実施形態のシステム概略図。 本実施形態において用いるデータの説明図であって、(a)は個人情報記憶部、(b)は月次情報記憶部、(c)は質問マスタ記憶部、(d)は受診対象者情報記憶部、(e)は回答記憶部、(f)は評価結果記憶部に記録されたデータの説明図。 本実施形態の処理手順の説明図。 本実施形態の処理手順の説明図。 本実施形態の処理手順の説明図。 本実施形態の処理手順の説明図。 本実施形態の処理手順の説明図。 本実施形態の処理手順の説明図。 他の実施形態の処理手順の説明図。 他の実施形態の処理手順の説明図。 他の実施形態の処理手順の説明図。 他の実施形態の出力画面の説明図。 他の実施形態の処理手順の説明図。 他の実施形態の評価結果出力の説明図。
<第1の実施形態>
以下、図1〜図8を用いて、労務管理システム、労務管理方法及び労務管理プログラムを具体化した一実施形態を説明する。本実施形態では、従業員の人事や勤務状態に関する情報を活用することにより、メンタルチェックを必要とする従業員を特定し、健康状態の維持管理を図る場合を想定する。
図1に示すように、本実施形態では、クライアント端末10に接続された管理サーバ20を用いる。
クライアント端末10は、従業員や管理者が用いるコンピュータ端末である。このクライアント端末10は、出力部や入力部を備えている。出力部は各種情報を出力するための手段であり、ディスプレイ等により構成される。また、入力部は各種情報を入力するための手段であり、キーボードやポインティングデバイス等により構成される。
管理サーバ20は、労務管理を行なうためのコンピュータシステムである。この管理サーバ20は、制御部21、個人情報記憶部22、月次情報記憶部23、質問マスタ記憶部24、受診対象者情報記憶部25、回答記憶部26、評価結果記憶部27を備えている。
制御部21は、CPU、RAM及びROM等のメモリ等を備えた制御手段を有し、労務管理を行なう処理を実行する。このための労務管理プログラムを実行することにより、制御部21は、管理部211、抽出部212、検査部213、評価部214として機能する。
管理部211は、従業員の個人情報や勤務時間に関する情報を取得し、個人情報記憶部22、月次情報記憶部23に記録する。更に、管理部211は、管理者の指示に基づいて、各処理部を制御する処理を実行する。管理部211は、メンタルヘルスチェックの回答を専門機関(メンタルヘルスチェック機関)に送信するための送信先情報を保持している。なお、メンタルヘルスチェック機関は、任意の機関を指定して管理部211に保持させることができる。
抽出部212は、メンタルヘルスチェックを受診させる従業員を抽出する処理を実行する。この抽出部212は、期間区分指定に応じて時間評価値を算出するための算出式(評価値算出式)に関するデータを保持している。ここで、期間区分指定においては、単月各月で条件を参照する場合や、平均各月の月次データを合計し、指定した月数で割った平均値を算出する場合がある。更に、抽出部212は、抽出対象かどうかを判定するための抽出条件値に関するデータを保持している。
検査部213は、従業員に対するメンタルヘルスチェックの実施を管理する処理を実行する。この検査部213は、質問マスタ記憶部24に記録されたメンタルヘルスチェックの質問を、受診対象者のクライアント端末10に出力する。そして、クライアント端末10から取得した回答を回答記憶部26に記録する。
評価部214は、メンタルヘルスチェックにおける回答に基づいて、メンタル状態の評価・分析処理を実行する。
図2(a)に示すように、個人情報記憶部22には、各従業員の属性についての個人情報管理レコード220が記録されている。この個人情報管理レコード220は、従業員の個人情報が登録された場合に記録される。個人情報管理レコード220は、社員コード、氏名、所属、役職、勤務形態、連絡先、個人状況、業務状況、メンタル対応に関するデータを含んで構成される。
社員コードデータ領域には、各従業員を特定するための識別子に関するデータが記録されている。
氏名データ領域には、この従業員の氏名に関するデータが記録されている。
所属データ領域には、この従業員が所属する部署を特定するための識別子に関するデータが記録されている。
役職データ領域には、この従業員の役職を特定するための識別子に関するデータが記録されている。
勤務形態データ領域には、この従業員との雇用契約に基づいた勤務形態(常勤、非常勤、時短、フレックス等)を特定するための識別子に関するデータが記録されている。
連絡先データ記憶領域には、この従業員に通知を送信するための連絡先(例えば、メールアドレス)に関するデータが記録されている。
個人状況データ領域には、この従業員の個人環境に係る変化履歴(例えば、冠婚葬祭、家族構成の変化や転居等)に関するデータが記録されている。この変化履歴においては、状況変化があった年月日に関連付けて、状況変化の内容が記録される。
業務状況データ領域には、この従業員の業務環境に係る変化履歴(異動、昇降格、業務内容の変化等)に関するデータが記録されている。この変化履歴においても、状況変化があった年月日に関連付けて、状況変化の内容が記録される。
メンタル対応データ領域には、この従業員に対して提供された処遇改善、カウンセリングに関するデータが記録されている。
図2(b)に示すように、月次情報記憶部23には、各従業員の勤務状況についての月次情報管理レコード230が記録される。この月次情報管理レコード230は、従業員の勤務状況が登録された場合に記録される。月次情報管理レコード230は、社員コード、年月、勤務時間に関するデータを含んで構成される。
社員コードデータ領域には、各従業員を特定するための識別子に関するデータが記録されている。
年月データ領域には、この従業員が勤務した年月に関するデータが記録されている。
勤務時間データ領域には、この従業員が、この年月において就業した勤務時間に関するデータが記録されている。
図2(c)に示すように、質問マスタ記憶部24には、メンタル状態を評価するための質問に関する質問マスタレコード240が記録される。この質問マスタレコード240は、メンタルヘルスチェックで用いる質問が登録された場合に記録される。質問マスタレコード240は、検査種別、質問コード、選択肢、評価指標に関するデータを含んで構成される。
検査種別データ領域には、メンタルヘルスチェックの種別を特定するための識別子に関するデータが記録されている。本実施形態では、検査種別として、以下のメニューを実施する。
(a)ストレスチェック、(b)社会適応状況評価、(c)鬱傾向検査、(d)精神健康評価、(e)コーピング能力評価、(f)新規採用者向け適性検査、(g)職業ストレス検査、(h)職業生活における精神健康状態検査、(i)人間関係調査。
質問コードデータ領域には、各質問を特定するための識別子に関するデータが記録されている。この質問コードを用いることにより、1次/2次検査の識別、検査種別に含まれる各質問を特定することができる。
選択肢データ領域には、この質問に対する回答を選択するための選択肢に関するデータが記録されている。
評価指標データ領域には、各選択肢を選択した従業員のメンタル状態を評価するための指標に関するデータが記録されている。評価指標としては、例えば、ストレスの高さを評価するための数値を用いる。
図2(d)に示すように、受診対象者情報記憶部25には、メンタルヘルスチェックにおける受診対象者についての受診対象者管理レコード250が記録される。この受診対象者管理レコード250は、メンタルヘルスチェックを受診する従業員を抽出した場合に登録され、メンタルヘルスチェックを受診した場合に更新記録される。受診対象者管理レコード250は、社員コード、検査種別、受診期限、受診日に関するデータを含んで構成される。
社員コードデータ領域には、メンタルヘルスチェックの受診対象者である従業員を特定するための識別子に関するデータが記録される。
検査種別データ領域には、この従業員が受診するメンタルヘルスチェックの種別を特定するための識別子に関するデータが記録される。
受診期限データ領域には、このメンタルヘルスチェックを受診する期限(年月日)に関するデータが記録される。
受診日データ領域には、メンタルヘルスチェックの受診日に関するデータが記録される。なお、従業員が未受診の場合には空欄となる。
図2(e)に示すように、回答記憶部26には、メンタルヘルスチェックにおける各従業員の回答についての回答管理レコード260が記録される。この回答管理レコード260は、従業員がメンタルヘルスチェックを受けた場合に記録される。回答管理レコード260は、社員コード、受診日、質問コード、回答に関するデータを含んで構成される。
社員コードデータ領域には、メンタルヘルスチェックを受けた従業員を特定するための識別子に関するデータが記録される。
受診日データ領域には、メンタルヘルスチェックの受診日に関するデータが記録される。
質問コードデータ領域には、メンタルヘルスチェックにおいてメンタル状態を評価するための質問を特定するための識別子に関するデータが記録される。
回答データ領域には、この従業員が選択した選択肢を特定するための識別子に関するデータが記録される。
図2(f)に示すように、評価結果記憶部27には、各従業員におけるメンタルヘルスチェックの評価結果管理レコード270が記録される。この評価結果管理レコード270は、従業員におけるメンタルヘルスチェックの回答を評価した場合に記録される。評価結果管理レコード270は、社員コード、受診日、評価結果に関するデータを含んで構成される。
社員コードデータ領域には、メンタルヘルスチェックを受けた従業員を特定するための識別子に関するデータが記録される。
受診日データ領域には、この従業員におけるメンタルヘルスチェックの受診日に関するデータが記録される。
評価結果データ領域には、メンタルヘルスチェックにおける回答の評価や分析結果に関するデータが記録される。
次に、上述したシステムにおいて、労務管理を行なうための方法を説明する。
(全体の概要)
次に、図3を用いて、全体の概要を説明する。
まず、管理サーバ20の制御部21は、対象者抽出処理を実行する(ステップS1−1)。具体的には、管理者が、クライアント端末10を利用して、管理サーバ20にアクセスし、対象者抽出設定画面を取得する。そして、管理者が、対象者抽出設定画面を用いて、メンタルヘルスチェック対象者の抽出条件を設定する。この場合、制御部21の抽出部212は、抽出条件に応じて、メンタルヘルスチェック対象者を抽出する。
次に、管理サーバ20の制御部21は、メンタルヘルスチェック処理を実行する(ステップS1−2)。具体的には、制御部21の検査部213は、設定された抽出条件に該当する対象者のクライアント端末10に対して、メンタルヘルスチェックの受診を促す通知を送信する。この場合、メンタルヘルスチェック対象者は、クライアント端末10を用いて、管理サーバ20にアクセスする。そして、検査部213は、質問マスタ記憶部24に記録された質問を、クライアント端末10のディスプレイに出力する。更に、検査部213は、クライアント端末10において入力された回答を取得する。この場合、検査部213は、社員コード、受診日に関連付けて回答を記録した回答管理レコード260を生成し、回答記憶部26に記録する。更に、検査部213は、このメンタルヘルスチェック対象者の受診対象者管理レコード250に受信日(現在日時)を記録する。
次に、管理サーバ20の制御部21は、回答の評価処理を実行する(ステップS1−3)。具体的には、制御部21の評価部214は、回答記憶部26に記録された回答に対して、質問マスタ記憶部24に記録された評価指標を取得し、評価指標を総合した評価結果を生成する。そして、評価部214は、社員コード、受診日に関連付けて評価結果を記録した評価結果管理レコード270を生成し、評価結果記憶部27に登録する。
次に、管理サーバ20の制御部21は、2次検査が必要かどうかについての判定処理を実行する(ステップS1−4)。具体的には、制御部21の評価部214は、評価結果記憶部27に記録されている評価結果に基づいて、2次検査の要否を判定する。評価結果が基準値以上の場合には、2次検査が必要と判定する。
2次検査が必要と判定した場合(ステップS1−4において「YES」の場合)、管理サーバ20の制御部21は、2次検査処理を実行する(ステップS1−5)。具体的には、制御部21の検査部213は、2次検査の対象者のクライアント端末10に対して、2次検査の受診を促す通知を送信する。この場合、2次検査の対象者は、クライアント端末10を用いて、管理サーバ20にアクセスする。そして、検査部213は、質問マスタ記憶部24に記録された2次検査用質問を、クライアント端末10に出力する。そして、検査部213は、クライアント端末10において入力された回答を取得する。検査部213は、社員コード、受診日に関連付けて回答を記録した回答管理レコード260を生成し、回答記憶部26に記録する。
なお、2次検査が不要と判定した場合(ステップS1−4において「NO」の場合)、管理サーバ20の制御部21は、2次検査処理(ステップS1−5)をスキップする。
次に、管理サーバ20の制御部21は、結果出力処理を実行する(ステップS1−6)。具体的には、制御部21の管理部211は、管理者のクライアント端末10に、検査結果を送信する。
次に、管理サーバ20の制御部21は、結果分析処理を実行する(ステップS1−7)。具体的には、制御部21の管理部211は、検査結果を専門機関に送信する。専門機関では、検査結果に基づいて、各従業員のメンタル状態を分析する。そして、評価部214は、専門機関から、分析結果を取得し、評価結果記憶部27において、社員コード、受診日に関連付けられた評価結果管理レコード270に、評価結果(分析結果)を記録する。
次に、管理サーバ20の制御部21は、状況監視処理を実行する(ステップS1−8)。具体的には、制御部21の管理部211は、メンタルヘルス不調と判定された従業員について、個人情報記憶部22、月次情報記憶部23において状況変化を追跡・監視する。例えば、メンタルヘルス不調の従業員に対して、管理者は処遇改善、カウンセリングを実施する。ここで、処遇改善としては、「残業時間の削減」、「休職」、「部門異動」、「産業医の診察」等がある。この場合、個人情報記憶部22の個人情報管理レコード220に、メンタル対応情報を記録する。更に、管理部211は、評価結果管理レコード270にメンタルヘルス不調が記録されている場合には、この従業員の個人情報管理レコード220の業務状況や月次情報管理レコード230の勤務時間を監視する。ここで、管理部211が、状況変化や勤務時間の増加を検知した場合には、管理者のクライアント端末10に対して注意喚起メッセージを送信する。
(対象者抽出処理)
次に、図4を用いて、状況変化に応じた対象者抽出処理(ステップS1−1)を説明する。この処理は、管理者が、クライアント端末10を利用して、管理サーバ20にアクセスし、状況変化に基づく対象者抽出を指示した場合に実行される。ここでは、状況変化があった従業員を、メンタルヘルスチェックの対象者として抽出する。具体的には、個人情報記憶部22において、各従業員を特定し、特定した従業員毎に以下の処理を繰り返す。
まず、管理サーバ20の制御部21は、業務状況の変化の確認処理を実行する(ステップS2−1)。具体的には、制御部21の抽出部212は、処理対象の従業員の個人情報管理レコード220に記録された業務状況において、抽出対象期間内に状況変化(他部署への異動や昇降格等)についての記録の有無を確認する。
次に、管理サーバ20の制御部21は、個人状況の変化の確認処理を実行する(ステップS2−2)。具体的には、制御部21の抽出部212は、個人情報管理レコード220に記録された個人状況において、抽出対象期間内に個人状況の変化(冠婚葬祭、家族構成の変化、転居等)についての記録の有無を確認する。
次に、管理サーバ20の制御部21は、状況変化があるかどうかについての判定処理を実行する(ステップS2−3)。具体的には、制御部21の抽出部212は、個人情報管理レコード220において、業務状況や個人状況についての記録がある場合、状況変化があると判定する。
状況変化があると判定した場合(ステップS2−3において「YES」の場合)、管理サーバ20の制御部21は、対象者としての特定処理を実行する(ステップS2−4)。具体的には、制御部21の抽出部212は、この従業員についての受診対象者管理レコード250を生成し、受診対象者情報記憶部25に記録する。
一方、状況変化がないと判定した場合(ステップS2−3において「NO」の場合)、管理サーバ20の制御部21は、対象者としての特定処理(ステップS2−4)をスキップする。
すべての従業員について、上記処理を終了するまで繰り返す。
次に、管理サーバ20の制御部21は、一覧表の出力処理を実行する(ステップS2−5)。具体的には、制御部21の抽出部212は、受診対象者管理レコード250に含まれる従業員の氏名や所属を含めた一覧表を、管理者のクライアント端末10のディスプレイに出力する。
(対象者抽出処理)
次に、図5を用いて、勤務時間に応じた対象者抽出処理(ステップS1−1)を説明する。この処理は、管理者が、クライアント端末10を利用して、管理サーバ20にアクセスし、業務状況に基づく対象者抽出を指示した場合に実行される。ここでは、抽出対象期間、個人状況や業務状況のチェック項目(加算項目や減算項目)に応じて、メンタルヘルスチェック対象者の抽出条件を設定することができる。このチェック項目は、勤務形態に対応して設定することができる。ここでは、勤務形態に対応して、チェック項目(加算項目や減算項目)、期間区分指定等を変更して、メンタルヘルスチェックの対象者として抽出する。具体的には、個人情報記憶部22において、各従業員を特定し、特定した従業員毎に以下の処理を繰り返す。
まず、管理サーバ20の制御部21は、勤務形態の特定処理を実行する(ステップS3−1)。具体的には、制御部21の抽出部212は、処理対象の従業員の個人情報管理レコード220に記録された勤務形態を特定する。
次に、管理サーバ20の制御部21は、期間区分指定の特定処理を実行する(ステップS3−2)。具体的には、制御部21の抽出部212は、評価対象の従業員について、抽出対象期間の月次情報管理レコード230を月次情報記憶部23から抽出する。そして、抽出部212は、対象者抽出設定画面において設定された期間区分指定を取得する。ここでは、単月又は数ヶ月平均の時間外・休日労働時間の基準を独自に設定することができる。
次に、管理サーバ20の制御部21は、時間チェック項目の特定処理を実行する(ステップS3−3)。具体的には、制御部21の抽出部212は、抽出した月次情報管理レコード230に記録された項目において、時間チェック項目における勤務時間を取得する。時間チェック項目としては、加算項目、減算項目等が含まれる。
次に、管理サーバ20の制御部21は、時間チェック項目に応じて時間評価値の算出処理を実行する(ステップS3−4)。具体的には、制御部21の抽出部212は、取得した時間チェック項目の勤務時間を、期間区分指定に応じた評価値算出式に代入して、時間評価値を算出する。
次に、管理サーバ20の制御部21は、抽出条件に該当するかどうかについての判定処理を実行する(ステップS3−5)。具体的には、制御部21の抽出部212は、算出した時間評価値と抽出条件値とを比較する。算出した時間評価値が抽出条件値以上の場合には、抽出条件に該当すると判定する。
抽出条件に該当すると判定した場合(ステップS3−5において「YES」の場合)、管理サーバ20の制御部21は、対象者としての特定処理を実行する(ステップS3−6)。具体的には、制御部21の抽出部212は、この従業員についての受診対象者管理レコード250を生成し、受診対象者情報記憶部25に記録する。
一方、抽出条件に該当しないと判定した場合(ステップS3−5において「NO」の場合)、管理サーバ20の制御部21は、対象者としての特定処理(ステップS3−6)をスキップする。
すべての従業員について、上記処理を終了するまで繰り返す。
次に、管理サーバ20の制御部21は、一覧表の出力処理を実行する(ステップS3−7)。具体的には、制御部21の抽出部212は、受診対象者管理レコード250に含まれる従業員の氏名や所属を含めた一覧表を、管理者のクライアント端末10のディスプレイに出力する。ここでは、受診対象者毎に、時間評価値と抽出条件値との乖離に応じて、識別できるように表示する。例えば、乖離が大きい場合には、乖離が小さい場合よりも目立つ色彩を用いる。具体的には、抽出条件値を「超勤時間:60時間」とした場合、「60時間以上80時間未満」を黄色、「80時間以上」を赤色で表示する。また、乖離が大きい順番に並び替えて出力するようにしてもよい。
(メンタルヘルスチェック)
次に、図6を用いて、メンタルヘルスチェック(ステップS1−2)を説明する。
まず、管理サーバ20は、チェック対象者に受診案内を送信する受診通知処理を説明する。対象者抽出処理において特定した従業員(受診対象者)毎に以下の処理を繰り返す。
ここで、管理サーバ20の制御部21は、メンタルヘルスチェック受診期限設定処理を実行する(ステップS4−1)。具体的には、制御部21の管理部211は、管理者のクライアント端末10のディスプレイに、受診期限設定画面を出力する。この受診期限設定画面には、受診対象者情報記憶部25に記録されている受診対象者管理レコード250の従業員を表示した対象者リストが出力される。更に、この対象者リストには、個人情報記憶部22の個人情報管理レコード220に記録されている属性(例えば、所属)を含める。そして、管理者は、クライアント端末10を用いて、メンタルヘルスチェックの受診期限を設定する。例えば、受診対象者の所属に応じて、受診期限を指定する。この場合、管理部211は、受診対象者管理レコード250において、指定された受診期限を記録する。
次に、管理サーバ20の制御部21は、メンタルヘルスチェック受診の通知処理を実行する(ステップS4−2)。具体的には、制御部21の管理部211は、個人情報記憶部22に記録された個人情報管理レコード220において、受診対象者の連絡先を特定する。そして、管理部211は、この連絡先に対して、メンタルヘルスチェック受診の案内(検査種別、受診期限等)を送信する。
以上の処理を、すべての受診対象者に対して繰り返す。
そして、受診対象者は、受診案内に従って、メンタルヘルスチェックを受診する。
更に、管理サーバ20は、受診状況確認処理を実行する。
ここでは、管理サーバ20の制御部21は、受診期限が間近かどうかについての判定処理を実行する(ステップS5−1)。具体的には、制御部21の検査部213は、受診対象者管理レコード250の受診期限までの残り日数を算出する。そして、残り日数が基準数以下となっている場合には、受診期限が間近と判定する。
受診期限が間近と判定した場合(ステップS5−1において「YES」の場合)、管理サーバ20の制御部21は、未受診者の検索処理を実行する(ステップS5−2)。具体的には、制御部21の管理部211は、回答記憶部26において、回答管理レコード260の登録の有無を確認する。回答管理レコード260の登録がない場合には、未受診者と判定する。
次に、管理サーバ20の制御部21は、未受診者への通知処理を実行する(ステップS5−3)。具体的には、制御部21の管理部211は、未受診者の連絡先に対して、メンタルヘルスチェックの受診を促す通知を送信する。
(結果出力処理)
次に、図7を用いて、結果出力処理(ステップS1−6)を説明する。この処理は、管理者や従業員が、クライアント端末10を利用して、管理サーバ20にアクセスし、結果出力を指示した場合に実行される。ここでは、状況変化とストレス評価結果を並べて出力する。
まず、管理サーバ20の制御部21は、結果一覧出力処理を実行する(ステップS6−1)。具体的には、制御部21の評価部214は、管理者のクライアント端末10によるアクセスの場合には、評価結果の抽出条件設定画面を出力する。この抽出条件設定画面においては、メンタルヘルス状況を出力する対象者を抽出する条件を設定することができる。管理者が抽出条件を設定した場合、評価部214は、抽出条件を取得する。そして、評価部214は、個人情報記憶部22、回答記憶部26を用いて、設定された抽出条件に一致する従業員の社員コードを特定する。なお、従業員のクライアント端末10によるアクセスの場合には、自分の社員コードを特定する。次に、評価部214は、特定した社員コードの評価結果管理レコード270を評価結果記憶部27から抽出し、結果一覧画面を作成する。そして、評価部214は、結果一覧画面をクライアント端末10のディスプレイに出力する。
次に、管理サーバ20の制御部21は、状況変化の抽出処理を実行する(ステップS6−2)。具体的には、結果一覧画面において、状況変化の抽出対象の従業員を指定する。この場合、制御部21の評価部214は、結果一覧において指定された従業員について、個人情報記憶部22の個人情報管理レコード220から、個人状況、業務状況を取得する。
次に、管理サーバ20の制御部21は、状況変化及び評価結果の表示処理を実行する(ステップS6−3)。具体的には、制御部21の評価部214は、同じ時間軸上において、状況変化の履歴と、評価結果の履歴とを並べて表示する。
次に、管理サーバ20の制御部21は、状況変化毎に以下の処理を繰り返す。ここでは、この場合、単一の状況変化や、複数の状況変化の組み合わせを用いる。
まず、管理サーバ20の制御部21は、検査結果について相関性評価処理を実行する(ステップS6−4)。具体的には、制御部21の評価部214は、状況変化と、メンタルヘルスチェック結果の変化との相関性について評価する。具体的には、両者を変数とした相関係数を算出する。この相関性により、状況変化とメンタルヘルスチェック結果の変化との連動の有無を判定する。
次に、管理サーバ20の制御部21は、相関性がある状況変化があるかどうかについての判定処理を実行する(ステップS6−5)。具体的には、制御部21の評価部214は、メンタルヘルスチェック結果との相関係数が、基準値以上の状況変化を検出した場合には、関連性がある状況変化と判定する。
相関性がある状況変化があると判定した場合(ステップS6−5において「YES」の場合)、管理サーバ20の制御部21は、相関性がある状況変化について注意喚起処理を実行する(ステップS6−6)。具体的には、制御部21の評価部214は、管理者のクライアント端末10のディスプレイに、注意喚起画面を出力する。この注意喚起画面には、メンタルヘルスチェック結果と連動している状況変化と、その相関係数に関する情報を含める。
一方、相関性がある状況変化がないと判定した場合(ステップS6−5において「NO」の場合)、管理サーバ20の制御部21は、相関性がある状況変化について注意喚起処理(ステップS6−6)をスキップする。
(結果分析処理)
次に、図8を用いて、結果分析処理(ステップS1−7)を説明する。この処理は、管理者が、クライアント端末10を利用して、管理サーバ20にアクセスし、結果分析を指示した場合に実行される。ここでは、全体的な傾向を考慮しながら、各個人のストレス要因を出力する。
まず、管理サーバ20の制御部21は、評価結果の取得処理を実行する(ステップS7−1)。具体的には、制御部21の評価部214は、評価結果記憶部27に登録された評価情報を取得する。
次に、管理サーバ20の制御部21は、メンタルヘルス不調者の特定処理を実行する(ステップS7−2)。具体的には、制御部21の評価部214は、取得した評価情報を用いて、メンタルヘルス不調者を特定する。
次に、管理サーバ20の制御部21は、メンタルヘルス不調者に共通する要因の検索処理を実行する(ステップS7−3)。具体的には、制御部21の評価部214は、特定したメンタルヘルス不調者の個人情報管理レコード220、月次情報管理レコード230を、それぞれ個人情報記憶部22、月次情報記憶部23から取得する。そして、評価部214は、個人情報管理レコード220、月次情報管理レコード230に含まれる項目毎に、メンタルヘルス不調者の分布状況を生成する。例えば、個人情報管理レコード220の個人状況、業務状況、月次情報管理レコード230の勤務時間を用いて、メンタルヘルス不調者の分布状況を生成する。ここで、メンタルヘルス不調者の人数が基準数以上の項目については、共通要因と判定する。
次に、管理サーバ20の制御部21は、処理対象のメンタルヘルス不調者を特定して、メンタルヘルス不調者毎に以下の処理を繰り返す。
ここでは、管理サーバ20の制御部21は、共通要因があるかどうかについての判定処理を実行する(ステップS7−4)。具体的には、制御部21の評価部214は、処理対象のメンタルヘルス不調者の個人情報管理レコード220、月次情報管理レコード230の各項目において、共通要因が含まれるかどうかを判定する。ここで、個人情報管理レコード220、月次情報管理レコード230に共通要因が含まれている場合には、共通要因があると判定する。
共通要因があると判定した場合(ステップS7−4において「YES」の場合)、管理サーバ20の制御部21は、要因の出力処理を実行する(ステップS7−5)。具体的には、制御部21の評価部214は、ストレス要因として共通要因をストレス要因候補として、評価結果管理レコード270の分析データ領域に記録する。更に、評価部214は、管理者のクライアント端末10のディスプレイに、ストレス要因候補を出力する。
一方、共通要因がないと判定した場合(ステップS7−4において「NO」の場合)、管理サーバ20の制御部21は、個別情報の取得処理を実行する(ステップS7−6)。具体的には、制御部21の評価部214は、メンタルヘルス不調者の個人情報管理レコード220において、各状況変化を取得する。
次に、管理サーバ20の制御部21は、状況変化があるかどうかについての判定処理を実行する(ステップS7−7)。具体的には、制御部21の評価部214は、個人情報管理レコード220の履歴情報において、状況変化の有無を確認する。
状況変化があると判定した場合(ステップS7−7において「YES」の場合)、管理サーバ20の制御部21は、要因の出力処理を実行する(ステップS7−8)。具体的には、制御部21の評価部214は、状況変化がある項目(個別事情)をストレス要因候補として、評価結果管理レコード270の分析データ領域に記録する。更に、評価部214は、管理者のクライアント端末10のディスプレイに、ストレス要因候補を出力する。
一方、状況変化がないと判定した場合(ステップS7−7において「NO」の場合)、管理サーバ20の制御部21は、要因検討の注意喚起処理を実行する(ステップS7−9)。具体的には、制御部21の評価部214は、要因検討が必要であることを、評価結果管理レコード270の分析データ領域に記録する。更に、評価部214は、管理者のクライアント端末10のディスプレイに、要因検討が必要であることを示すメッセージを出力する。
本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)本実施形態においては、管理サーバ20の制御部21は、対象者抽出処理を実行する(ステップS1−1)。ここでは、状況変化や勤務時間に応じて対象者を抽出する。これにより、所定条件に基づいて従業員を特定して、メンタルヘルスチェックを受診させることができる。
(2)本実施形態においては、管理サーバ20の制御部21は、メンタルヘルスチェック処理(ステップS1−2)、回答の評価処理(ステップS1−3)を実行する。2次検査が必要と判定した場合(ステップS1−4において「YES」の場合)、管理サーバ20の制御部21は、2次検査処理を実行する(ステップS1−5)。これにより、1次検査ではメンタルヘルス状況を十分にできなかった従業員に対して、2次検査を行なうことができる。
(3)本実施形態においては、管理サーバ20の制御部21は、結果分析処理を実行する(ステップS1−7)。管理サーバ20の制御部21は、状況監視処理を実行する(ステップS1−8)。これにより、メンタルヘルスチェック結果に応じて、要観察の従業員に対する観察により、状態悪化を未然に検知することができる。
(4)本実施形態においては、管理サーバ20の制御部21は、業務状況の変化の確認処理(ステップS2−1)、個人状況の変化の確認処理(ステップS2−2)を実行する。状況変化があると判定した場合(ステップS2−3において「YES」の場合)、管理サーバ20の制御部21は、対象者としての特定処理を実行する(ステップS2−4)。入社や転勤、部署異動、職務・職位の変更、労働環境・労働条件の変化に伴ってメンタルヘルス不調を発症する可能性がある。このような可能性がある従業員に対して、不調の予兆を捉えて悪化の抑制や、早期ケアを図ることができる。更に、業務上の変化だけではなく、従業員各人の個別事情(冠婚葬祭、転居等)によってもストレスを受ける可能性がある。このようなストレスについても検知してメンタルヘルスチェックを受診させることができる。
(5)本実施形態においては、管理サーバ20の制御部21は、勤務形態の特定処理(ステップS3−1)、期間区分指定の特定処理(ステップS3−2)、時間チェック項目に応じて時間評価値の算出処理(ステップS3−4)を実行する。そして、管理サーバ20の制御部21は、抽出条件に該当するかどうかについての判定処理を実行する(ステップS3−5)。勤務形態に応じて、従業員が受けるストレスは異なる。更に、短期間であっても強いストレスを受けたり、低いストレスを長期間にわたって受けたりする場合もある。このような、状況に応じた抽出条件を設定して、メンタルヘルスチェックの対象者を抽出することができる。
(6)本実施形態においては、管理サーバ20の制御部21は、メンタルヘルスチェック受診期限設定処理を実行する(ステップS4−1)。そして、管理サーバ20の制御部21は、未受診者の検索処理を実行する(ステップS5−2)。管理サーバ20の制御部21は、未受診者の通知処理を実行する(ステップS5−3)。これにより、所定期間内にメンタルヘルスチェックを実施することができる。
(7)本実施形態においては、管理サーバ20の制御部21は、状況変化及び評価結果の表示処理を実行する(ステップS6−3)。これにより、状況変化に連動したメンタルヘルス状態を評価することができる。そして、蓄積された履歴データからストレス改善や悪化等の傾向を把握することができる。
(8)本実施形態においては、管理サーバ20の制御部21は、検査結果について相関性評価処理を実行する(ステップS6−4)。相関性がある状況変化があると判定した場合(ステップS6−4において「YES」の場合)、管理サーバ20の制御部21は、相関性がある状況変化について注意喚起処理を実行する(ステップS6−6)。これにより、メンタルヘルスに対する影響要因の特定を支援することができる。
(9)本実施形態においては、管理サーバ20の制御部21は、メンタルヘルス不調者に共通する要因の検索処理を実行する(ステップS7−3)。共通要因があると判定した場合(ステップS7−4において「YES」の場合)、管理サーバ20の制御部21は、要因の出力処理を実行する(ステップS7−5)。これにより、メンタルヘルスに対する影響要因の特定を支援することができる。
(10)本実施形態においては、共通要因がないと判定した場合(ステップS7−4において「NO」の場合)、管理サーバ20の制御部21は、個別情報の取得処理を実行する(ステップS7−6)。状況変化があると判定した場合(ステップS7−7において「YES」の場合)、管理サーバ20の制御部21は、要因の出力処理を実行する(ステップS7−8)。これにより、メンタルヘルスに対する個人的な要因の特定を支援することができる。
<第2の実施形態>
次に、労務管理システム、労務管理方法及び労務管理プログラムを具体化した第2の実施形態を説明する。第1の実施形態では、管理サーバ20の制御部21は、対象者抽出処理(ステップS1−1)、メンタルヘルスチェック処理(ステップS1−2)を実行する。このメンタルヘルスチェックの前に、対象者に対して面談を行なうようにしてもよい。例えば、従業員の上長が面談を行なう。この場合、管理サーバ20は、面談者や面談項目を見直す担当者(例えば、管理サーバ20の管理担当者)のクライアント端末10に接続される。そして、管理サーバ20は、面談を支援する処理を実行する。このため、管理サーバ20に、面談結果を評価するための面談項目評価テーブルを記憶させておく。この面談項目評価テーブルには、面談項目に対して、面談における回答に対する評価点(重み付け値)が記録されている。
図9を用いて、全体の流れを説明する。
まず、管理サーバ20の制御部21は、ステップS1−1と同様に、対象者抽出処理を実行する(ステップS8−1)。
次に、管理サーバ20の制御部21は、面談支援処理を実行する(ステップS8−2)。ここでは、管理サーバ20が、面談における面談者の支援処理を行なう。この処理については、図10を用いて後述する。なお、ここで、自己申請による面談希望を受けた場合には、この希望者に対する面談を行なうようにしてもよい。この場合にも、この面談支援処理(ステップS8−2)を実行する。
次に、管理サーバ20の制御部21は、ステップS1−2と同様に、メンタルヘルスチェック処理を実行する(ステップS8−3)。
次に、管理サーバ20の制御部21は、回答の評価を行ない、必要に応じて、ステップS1−5と同様に、2次検査処理を実行する(ステップS8−4)。
次に、管理サーバ20の制御部21は、ステップS1−7と同様に、結果分析処理を実行する(ステップS8−5)。
次に、管理サーバ20の制御部21は、面談項目見直し処理を実行する(ステップS8−6)。ここでは、面談における評価の適正化を図るために、面談項目評価テーブルを、後続のメンタルヘルスチェックや結果分析に応じて、更新する。この処理については、図11を用いて説明する。
(面談支援処理)
次に、図10を用いて、面談支援処理を説明する。
まず、管理サーバ20の制御部21は、面談画面出力処理を実行する(ステップS9−1)。具体的には、制御部21の面談支援部は、面談者のクライアント端末10に面談画面を出力する。
図12に示すように、面談画面500には、面談者が面談対象者に対して行なう質問や、面談対象者から出た回答を入力するラジオボタン501が設けられている。更に、面談対象者の挙動に関する情報を入力するためのラジオボタン502が設けられている。更に、面談画面500には、面談者が面談において気が付いたことを入力する所見欄503が設けられている。
次に、管理サーバ20の制御部21は、面談結果の取得処理を実行する(ステップS9−2)。具体的には、制御部21の面談支援部は、クライアント端末10の面談画面において入力された面談結果を取得する。
次に、管理サーバ20の制御部21は、面談結果の評価処理を実行する(ステップS9−3)。具体的には、制御部21の面談支援部は、面談結果の内容を、面談項目評価テーブルを用いて採点する。
次に、管理サーバ20の制御部21は、メンタルヘルスチェックが必要かどうかについての判定処理を実行する(ステップS9−4)。具体的には、制御部21の面談支援部は、面談項目について面談結果に対応した評価点を、面談項目評価テーブルから取得する。
メンタルヘルスチェックが必要と判断した場合(ステップS9−4において「YES」の場合)、管理サーバ20の制御部21は、メンタルヘルスチェック受診案内処理を実行する(ステップS9−5)。具体的には、制御部21の面談支援部は、面談対象者のメールアドレスに対して、メンタルヘルスチェック受診の案内を送信する。一方、メンタルヘルスチェックは不要と判断した場合(ステップS9−4において「NO」の場合)、管理サーバ20の制御部21は、面談支援処理を終了する。
(面談項目見直し処理)
次に、図11を用いて、面談項目見直し処理を説明する。
まず、管理サーバ20の制御部21は、メンタルヘルスチェック検査結果の取得処理を実行する(ステップS10−1)。具体的には、制御部21のフィードバック部は、面談対象者のメンタルヘルス検査結果を取得する。
次に、管理サーバ20の制御部21は、面談項目における結果との相関性の評価処理を実行する(ステップS10−2)。具体的には、制御部21のフィードバック部は、面談項目における結果とメンタルヘルス検査結果との相関性を算出する。
次に、管理サーバ20の制御部21は、評価テーブルの見直しが必要かどうかについての判定処理を実行する(ステップS10−3)。具体的には、制御部21のフィードバック部は、相関性が少ない面談項目を特定する。そして、フィードバック部は、その相関係数が基準値以下の場合には、見直しを要する面談項目として特定する。
評価テーブルの見直しが必要と判断した場合(ステップS10−3において「YES」の場合)、管理サーバ20の制御部21は、評価テーブルの見直し提案処理を実行する(ステップS10−4)。具体的には、制御部21のフィードバック部は、見直しを要する面談項目を、管理サーバ20の管理担当者のクライアント端末10に出力する。
一方、評価テーブルの見直しは不要と判断した場合(ステップS10−3において「NO」の場合)、管理サーバ20の制御部21は、評価テーブルの見直し提案処理(ステップS10−4)をスキップする。
次に、管理サーバ20の制御部21は、面談所見に含まれるキーワードの抽出処理を実行する(ステップS10−5)。具体的には、制御部21のフィードバック部は、メンタルヘルス検査結果において評価が悪い面談対象者の面談データを抽出する。そして、フィードバック部は、抽出した面談データに含まれる所見においてキーワードを抽出する。
次に、管理サーバ20の制御部21は、共通キーワードがあるかどうかについての判定処理を実行する(ステップS10−6)。具体的には、制御部21のフィードバック部は、所定数字以上の面談データにおいて、同じキーワードを抽出できた場合には、共通キーワードがあると判定する。
共通キーワードがあると判定した場合(ステップS10−6において「YES」の場合)、管理サーバ20の制御部21は、面談項目の提案処理を実行する(ステップS10−7)。具体的には、制御部21のフィードバック部は、共通キーワードを管理者のクライアント端末10に出力する。
一方、共通キーワードがないと判定した場合(ステップS10−6において「NO」の場合)、管理サーバ20の制御部21は、面談項目の提案処理(ステップS10−7)をスキップして、面談項目見直し処理を終了する。
これにより、面談を介して、対象者の状況を把握し、この状況に応じてメンタルヘルスチェック受診の要否を判定することができる。更に、フィードバックにより、面談項目の見直しを行ない、的確な面談を促進することができる。
<第3の実施形態>
次に、労務管理システム、労務管理方法及び労務管理プログラムを具体化した第3の実施形態を説明する。第1の実施形態では、質問マスタ記憶部24には、メンタル状態を評価するための質問に関する質問マスタレコード240が記録される。そして、検査種別として、(a)ストレスチェック〜(i)人間関係調査を実施する場合を想定した。検査種別はこれに限定されるものではなく、これらの一部や、他の検査種別を組み合わせることも可能である。第3の実施形態では、「労働者のメンタルヘルス不調の第一次予防の浸透手法に関する調査研究」の研究成果である新職業性ストレス簡易調査票を用いて、メンタル状態を評価する場合を想定する。
本実施形態では、質問マスタ記憶部24には、新職業性ストレス簡易調査票における尺度分類に含まれる各尺度に対する各質問を記録する。
新職業性ストレス簡易調査票を用いる場合、質問マスタ記憶部24の各質問に対して、メンタルヘルスチェックの尺度分類、尺度を識別するための情報を関連付けて記録しておく。
尺度分類には、「仕事の負担」、「仕事の資源:作業レベル」、「仕事の資源:部署(グループ)」、「仕事の資源:事業所レベル」、「アウトカム」に関する項目が含まれる。
尺度には、尺度分類を更に詳細化した項目が含まれる。例えば、「仕事の負担」には、「仕事の量的負担」、「仕事の質的負担」、「身体的負担度」、「職場での対人関係」、「職場環境」、「情緒的負担」、「役割葛藤」、「ワーク・セルフ・バランス」の8個の尺度が含まれる。
更に、質問マスタ記憶部24において、各尺度には、1つ以上の質問が関連付けられている。
質問マスタレコード240の選択肢データ領域には、この質問に対する回答を選択するための選択肢に関するデータが記録されている。選択肢として、例えば、「そうだ」、「まあそうだ」、「ややちがう」、「ちがう」等を用いる。
質問マスタレコード240の評価指標データ領域には、各選択肢を評価するための配点(1から4点)に関するデータが記録されている。
更に、本実施形態では、管理サーバ20は、偏差値記憶部、判定基準記憶部、コメント記憶部を備える。
偏差値記憶部には、各尺度について、統計値(平均点と標準偏差)が記録される。この統計値は、新職業性ストレス簡易調査票を用いて行なわれた全国的な調査に基づいて算出される。
判定基準記憶部には、尺度や尺度分類毎に判定結果を算出するための評価テーブルが記録される。この判定基準記憶部には、尺度評価テーブル、尺度分類評価テーブル、総合評価テーブルを含む。
尺度評価テーブルにおいては、尺度及び偏差範囲毎に対して評価値(ここでは、A〜D)が割り当てられている。
尺度分類評価テーブルにおいては、尺度分類毎に、各尺度分類に含まれる尺度の評価値に基づいて判定値を算出するためのルールが記録されている。例えば、尺度の評価値が「すべてA」の場合には尺度分類の判定値「A」、尺度の評価値が「Bが一つ以上で、他はA」の場合には尺度分類の判定値「B」、「Cが1つ又は2つで、他はA又はB」の場合には尺度分類の判定値「C」等を付与するルールが記録されている。
総合評価テーブルにおいては、各尺度分類の判定値に基づいて、総合評価判定値を算出するためのルールが記録されている。ここでは、尺度分類の判定値が「すべてA」の場合は総合評価判定値「A」、尺度分類の判定値が「一つ以上Bを含み、他はA又はB」は総合評価判定値「B」等のルールが記録されている。
コメント記憶部には、尺度分類の判定値、総合評価結果に対して、メンタルヘルスプロフィールに出力するコメントに関するデータが記録される。
(メンタルヘルスチェック処理)
次に、図13を用いて、メンタルヘルスチェック処理を説明する。
ここでは、管理サーバ20の制御部21は、質問画面出力処理を実行する(ステップS11−1)。具体的には、制御部21の検査部213は、クライアント端末10に質問画面を出力する。この質問画面には、質問マスタ記憶部24に記録されている質問及び選択肢が表示される。そして、メンタルヘルスチェックの受診者は、質問画面における質問の選択肢を選択する。
次に、管理サーバ20の制御部21は、回答の選択処理を実行する(ステップS11−2)。具体的には、制御部21の検査部213は、クライアント端末10から、質問毎に選択された選択肢に関するデータを取得する。そして、検査部213は、回答記憶部26に記録する。
そして、管理サーバ20の制御部21は、尺度分類毎、尺度毎に、以下の処理を繰り返す。
ここでは、管理サーバ20の制御部21は、選択肢毎に採点処理を実行する(ステップS11−3)。具体的には、制御部21の評価部214は、質問マスタ記憶部24を用いて、回答記憶部26に記録された選択肢に対する配点を取得する。次に、評価部214は、この尺度に属する質問について、取得した配点の統計値を算出する。本実施形態では、統計値として、配点を合計した合計点を質問数で除算した平均値を算出する。そして、評価部214は、偏差値記憶部に記録された統計値を用いて、平均値の偏差値を算出する。次に、評価部214は、判定基準記憶部に記録された尺度評価テーブルを用いて、算出した偏差値が属する偏差範囲に対応した評価値を取得する。そして、評価部214は、算出した評価値を尺度に関連付けてメモリに仮記憶する。
この処理を、すべての尺度について繰り返す。
次に、管理サーバ20の制御部21は、尺度分類の判定処理を実行する(ステップS11−4)。具体的には、制御部21の評価部214は、判定基準記憶部に記録された尺度分類評価テーブルを用いて、メモリに仮記憶した尺度毎の評価値に対応した判定値を取得する。そして、評価部214は、算出した判定値を尺度分類に関連付けてメモリに仮記憶する。
この処理を、すべての尺度分類について繰り返す。
次に、管理サーバ20の制御部21は、総合評価の算出処理を実行する(ステップS11−5)。具体的には、制御部21の評価部214は、判定基準記憶部に記録された尺度分類評価テーブルを用いて、メモリに仮記憶した尺度分類毎の判定値に対応した総合評価判定値を取得する。そして、評価部214は、算出した総合評価判定値をメモリに仮記憶する。
次に、管理サーバ20の制御部21は、コメントの付与処理を実行する(ステップS11−6)。具体的には、制御部21の評価部214は、コメント記憶部から、メモリに仮記憶した尺度分類毎の判定値、総合評価結果に対応したコメントを取得する。
次に、管理サーバ20の制御部21は、メンタルヘルスプロフィールの出力処理を実行する(ステップS11−7)。具体的には、制御部21の評価部214は、尺度分類毎に、メモリに仮記憶された各尺度の評価値を用いて、レーダーチャートを作成する。本実施形態では、このレーダーチャートは、4段階で評価する。この場合、評価部214は、偏差値記憶部に記録された平均値を基準値「3」として、評価値を各段階への割当を行なう。
そして、図14に示すように、評価部214は、評価結果出力としてメンタルヘルスプロフィール600を作成して、クライアント端末10に出力する。このメンタルヘルスプロフィール600には、受診者情報601、各尺度分類における個別判定結果情報602、総合評価結果情報603が含まれる。個別判定結果情報602には、各尺度を要素とするレーダーチャート、判定値、コメントを含む。総合評価結果情報603には、総合評価判定値、コメントを含む。そして、評価部214は、生成したメンタルヘルスプロフィール600を、受診者本人のクライアント端末10に送信する。
なお、上記各実施形態は以下のように変更してもよい。
・上記各実施形態では、管理サーバ20の制御部21は、メンタルヘルスチェック受診期限設定処理を実行する(ステップS4−1)。ここで、管理サーバ20が、受診期限の設定を支援するようにしてもよい。この場合には、例えば、従業員の繁忙状況を考慮して受診期限を設定する。具体的には、制御部21は、月次情報記憶部23から勤務時間情報を取得する。そして、制御部21は、年間を通じての勤務時間の変動に基づいて、業務の繁忙状況を特定する。具体的には、受診期限を設定する当月の勤務時間(過去平均)が年間平均勤務時間よりも長い場合には、長めの受診期限を設定する。一方、同月勤務時間が年間平均勤務時間よりも短い場合には、短めの受診期限を設定する。
・上記各実施形態では、管理サーバ20の制御部21は、状況監視処理を実行する(ステップS1−8)。ここで、人事異動の登録を行なった場合、メンタルヘルスチェック結果に基づいて、リスクを出力するようにしてもよい。例えば、従業員の人間性や職場適性におけるメンタルヘルスチェックにおいて注意事項がある場合、特定の人間関係がある部署や、職場適性に合っていない部署への異動登録が行なわれた場合には、注意喚起メッセージを出力する。
また、管理部211は、企業内での対人関係(相性)診断において問題があると判定した従業員の場合には、所定期間内に人事異動や配置転換が行なわれたかどうかを監視する。ここで、所定期間内に適切な対応が行なわれていない場合には、管理者のクライアント端末10に対して注意喚起メッセージを送信する。これにより、適性のミスマッチを回避し、職場不適応によるメンタルヘルス不調を招かない対応を講じることができる。
・上記各実施形態では、結果分析処理において、各個人のストレス要因を出力する評価を行なった。この結果分析処理における評価対象は、個人のストレス分析に限定されるものではない。例えば、部門間、職位間等の所定グループ間での対比分析を行なうようにしてもよい。この場合には、管理サーバ20の制御部21は、所定グループ(部門や職位等)毎に、各グループに属する従業員のメンタルヘルスチェック結果を評価結果記憶部27から取得する。そして、制御部21は、グループ毎に、メンタルヘルスチェック結果の統計値を算出する。次に、制御部21は、各グループ(部門や職位等)について、メンタルヘルスチェック結果の統計値を対比させて出力する。ここで、近似した属性(職務内容が類似した部門や近い職位)を考慮して出力することも可能である。この場合には、管理サーバ20に、各部門の属性(職務内容等)や職位の階級順番に関するデータを記憶させておく。そして、制御部21は、近似した属性を有するグループを対比させて出力する。これにより、多様な観点で対比分析を行ない、メンタル状態の傾向を把握することができる。
・上記各実施形態では、管理サーバ20の制御部21は、状況監視処理を実行する(ステップS1−8)。ここで、勤務スケジュール作成時に、過去の勤務状況やメンタルヘルスチェック結果等に応じて注意喚起を出力するようにしてもよい。具体的には、管理サーバ20の制御部21は、クライアント端末10から、従業員の勤務スケジュールを取得する。この場合、制御部21は、評価結果記憶部27のメンタルヘルスチェック結果を用いて、勤務スケジュールを受け付けた従業員が不調者かどうかを判定する。そして、評価結果記憶部27に不調者として登録されている場合、制御部21は、勤務スケジュールにおいて勤務状態を確認する。ここで、勤務スケジュールにおいて、所定回数以上連続した勤務(過重勤務)や、所定時刻以降の勤務(夜間勤務)を検知した場合には、制御部21は、クライアント端末10に注意喚起メッセージを出力する。
・上記第3実施形態では、評価部214は、生成したメンタルヘルスプロフィール600を、受診者本人のクライアント端末10に送信する。ここで、このメンタルヘルスプロフィール600を、パスワードを設定して暗号化し、評価結果記憶部27に記録するようにしてもよい。この場合には、メンタルヘルスプロフィール600の格納場所を示す情報(URL)及びパスワードを、メンタルヘルスチェックの受診者本人のクライアント端末10に送信する。
更に、受診者の同意に基づいて、第三者(例えば、上司や労務管理者等)に対して、本人のメンタルヘルスプロフィール600の閲覧を許容できるようにしてもよい。この場合には、管理サーバ20の制御部21は、受診者のクライアント端末10から、閲覧を許可する閲覧許容対象者の社員情報(例えば、社員コード)を取得する。そして、管理サーバ20の制御部21は、閲覧許容対象者に対して、メンタルヘルスプロフィール600の格納場所を示す情報(URL)及びパスワードを送信する。これにより、メンタルヘルスチェック受診者の個人情報を保護するとともに、必要に応じて、関係者との間で情報共有を行なうことができる。
・上記各実施形態では、管理サーバ20の制御部21は、結果分析処理を実行する(ステップS1−7、S8−5)。これに加えて、管理サーバ20の制御部21は、効果確認処理を実行するようにしてもよい。具体的には、管理サーバ20の制御部21は、定期的に、個人情報記憶部22からメンタルヘルス不調者について、処遇改善情報を取得する。更に、制御部21は、評価結果記憶部27から、処遇改善後のメンタルヘルスチェックの評価結果を取得し、その経過情報を取得する。次に、制御部21は、経過情報に基づいて、有効度(改善効果)を算出する。そして、制御部21は、各メンタルヘルス不調者の処遇改善の内容と改善効果との相関性を算出することにより、各処遇改善の有効性を評価する。例えば、改善効果があったメンタルヘルス不調者の人数が多い処遇改善については有効性が高いと判定する。そして、制御部21は、処遇改善の内容毎に算出した改善効果を、管理者のクライアント端末10に出力する。これにより、管理者は、処遇改善の効果を把握することができる。そして、新たなメンタルヘルス不調者に対して、有効性が高い処遇改善を行なうことができる。
10…クライアント端末、20…管理サーバ、21…制御部、211…管理部、212…抽出部、213…検査部、214…評価部、22…個人情報記憶部、23…月次情報記憶部、24…質問マスタ記憶部、25…受診対象者情報記憶部、26…回答記憶部、27…評価結果記憶部。

Claims (8)

  1. 従業員の労務について、異動、昇降格、業務内容の変化を含む業務状況、前記従業員の個人状況として、冠婚葬祭、家族構成の変化、転居を含む個人環境に係る変化履歴を記憶した個人情報記憶部と、
    前記従業員のメンタルヘルスチェックの評価値を蓄積する評価結果記憶部と、
    前記従業員及び管理者のクライアント端末に接続された制御部とを備えた労務管理システムであって、
    前記制御部が、
    前記個人情報記憶部から、抽出対象期間において部署の異動、昇降格の何れかに関する業務状況における変化の有無、及び冠婚葬祭、家族構成の変化、転居の何れかに関する個人状況における変化の有無に基づいて、メンタルヘルスチェックの対象者を特定し、
    前記対象者のクライアント端末に対して、メンタルヘルスチェックの受診案内を送信し、
    前記対象者が受診したメンタルヘルスチェックの評価値を、受診日に関連付けて前記評価結果記憶部に記録し、
    前記評価結果記憶部に記録された評価値に基づいて判定されたメンタルヘルス不調者の前記業務状況及び前記個人状況を前記個人情報記憶部から取得し、前記取得した状況において共通する共通要因を判定し、前記共通要因をストレス要因候補として、前記評価結果記憶部に記録し、前記受診日に関連付けられた評価値の履歴と、前記業務状況及び前記個人状況の履歴とを関連付けた情報とともに、前記ストレス要因候補を含めた注意喚起を、前記管理者のクライアント端末に出力し、新たに従業員の勤務状況を取得した場合、前記勤務状況を受け付けた従業員が前記メンタルヘルス不調者かどうかを判定し、前記メンタルヘルス不調者の勤務状況において注意喚起を要する勤務状態を検知した場合には、前記従業員のクライアント端末に注意喚起を出力することを特徴とする労務管理システム。
  2. 前記業務状況において、特定の抽出条件が記録されている従業員を、前記メンタルヘルスチェックの対象者として特定することを特徴とする請求項1に記載の労務管理システム。
  3. 前記抽出条件を、前記個人情報記憶部に記録された従業員の勤務形態に基づいて決定することを特徴とする請求項2に記載の労務管理システム。
  4. 前記メンタルヘルスチェックの対象者について、前記従業員の勤務状況に応じて、前記メンタルヘルスチェックの受診期限を決定することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の労務管理システム。
  5. 前記メンタルヘルスチェックの受診者の評価値の統計値に基づいて、対象者が受診したメンタルヘルスチェックの評価値の偏差値を算出し、前記偏差値に基づいて、前記受診者の評価結果を出力することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の労務管理システム。
  6. 評価結果に対応してコメントを記録したコメント記憶部を更に備え、
    前記受診者の評価結果に対応したコメントを前記コメント記憶部から取得して、前記対象者のクライアント端末に対して出力することを特徴とする請求項5に記載の労務管理システム。
  7. 従業員の労務について、異動、昇降格、業務内容の変化を含む業務状況、前記従業員の個人状況として、冠婚葬祭、家族構成の変化、転居を含む個人環境に係る変化履歴を記憶した個人情報記憶部と、
    前記従業員のメンタルヘルスチェックの評価値を蓄積する評価結果記憶部と、
    前記従業員及び管理者のクライアント端末に接続された制御部とを備えた労務管理システムを用いる労務管理方法であって、
    前記制御部が、
    前記個人情報記憶部から、抽出対象期間において部署の異動、昇降格の何れかに関する業務状況における変化の有無、及び冠婚葬祭、家族構成の変化、転居の何れかに関する個人状況における変化の有無に基づいて、メンタルヘルスチェックの対象者を特定し、
    前記対象者のクライアント端末に対して、メンタルヘルスチェックの受診案内を送信し、
    前記対象者が受診したメンタルヘルスチェックの評価値を、受診日に関連付けて前記評価結果記憶部に記録し、
    前記評価結果記憶部に記録された評価値に基づいて判定されたメンタルヘルス不調者の前記業務状況及び前記個人状況を前記個人情報記憶部から取得し、前記取得した状況において共通する共通要因を判定し、前記共通要因をストレス要因候補として、前記評価結果記憶部に記録し、前記受診日に関連付けられた評価値の履歴と、前記業務状況及び前記個人状況の履歴とを関連付けた情報とともに、前記ストレス要因候補を含めた注意喚起を、前記管理者のクライアント端末に出力し、新たに従業員の勤務状況を取得した場合、前記勤務状況を受け付けた従業員が前記メンタルヘルス不調者かどうかを判定し、前記メンタルヘルス不調者の勤務状況において注意喚起を要する勤務状態を検知した場合には、前記従業員のクライアント端末に注意喚起を出力することを特徴とする労務管理方法。
  8. 従業員の労務について、異動、昇降格、業務内容の変化を含む業務状況、前記従業員の個人状況として、冠婚葬祭、家族構成の変化、転居を含む個人環境に係る変化履歴を記憶した個人情報記憶部と、
    前記従業員のメンタルヘルスチェックの評価値を蓄積する評価結果記憶部と、
    前記従業員及び管理者のクライアント端末に接続された制御部とを備えた労務管理システムに用いる労務管理プログラムであって、
    前記制御部を、
    前記個人情報記憶部から、抽出対象期間において部署の異動、昇降格の何れかに関する業務状況における変化の有無、及び冠婚葬祭、家族構成の変化、転居の何れかに関する個
    人状況における変化の有無に基づいて、メンタルヘルスチェックの対象者を特定し、
    前記対象者のクライアント端末に対して、メンタルヘルスチェックの受診案内を送信し、
    前記対象者が受診したメンタルヘルスチェックの評価値を、受診日に関連付けて前記評価結果記憶部に記録し、
    前記評価結果記憶部に記録された評価値に基づいて判定されたメンタルヘルス不調者の前記業務状況及び前記個人状況を前記個人情報記憶部から取得し、前記取得した状況において共通する共通要因を判定し、前記共通要因をストレス要因候補として、前記評価結果記憶部に記録し、前記受診日に関連付けられた評価値の履歴と、前記業務状況及び前記個人状況の履歴とを関連付けた情報とともに、前記ストレス要因候補を含めた注意喚起を、前記管理者のクライアント端末に出力し、新たに従業員の勤務状況を取得した場合、前記勤務状況を受け付けた従業員が前記メンタルヘルス不調者かどうかを判定し、前記メンタルヘルス不調者の勤務状況において注意喚起を要する勤務状態を検知した場合には、前記従業員のクライアント端末に注意喚起を出力する手段として機能させることを特徴とする労務管理プログラム。
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