JP6188413B2 - 光源モジュールおよび照明器具 - Google Patents
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Description
また、すべての明るさレベルに対応できる共通の放熱フィンを用意しておき、照明器具の区別なく用いることも考えられるが、例えば明るさレベルが大きな照明器具では、必要とする十分な放熱効果が得られなかったり、また、明るさレベルが小さな照明器具では、放熱フィンが大きすぎてそのままでは照明器具へ組み込むことが困難、かつ照明器具の重量が重くなってしまったりするという課題があった。
そのため、各照明器具の明るさレベルに対応した放熱量を有する放熱フィンをそれぞれ用意する必要がないため、製造コストを抑えることができる。
また、すべての明るさレベルに対応できる共通の放熱フィンを用意する必要がないため、明るさレベルが大きな照明器具では、必要とする十分な放熱効果が得られなかったり、 また、明るさレベルが小さな照明器具では、放熱フィンが大きすぎてそのままでは照明器具へ組み込むことが困難、かつ照明器具重量が重くなってしまったりするということを回避できる。
実施の形態.
図1は、本発明の実施の形態に係る光源モジュールの取付基板1の正面図、図2は、本発明の実施の形態に係る光源モジュールの放熱基板3の上面図、図3は、本発明の実施の形態に係る光源モジュールの放熱基板3の下面図である。
本実施の形態に係る光源モジュールは、取付基板1と放熱基板3とで構成されている。
取付基板1は、図1に示すように円形状の金属板であり、表面には扇状の貫通孔2が複数形成されている。ここで、円形状の取付基板1は、中心に向かうにつれて放熱基板3を配置できる領域が狭くなる。そのため、貫通孔2の形状を本実施の形態のように扇状、またはその他中心に向かって幅が狭くなるような形状とすることにより、取付基板1の狭い領域にまで放熱基板3を配置でき、取付基板1の配置領域を有効に活用することができる。
このように形成することによって、取付基板1の面を有効に利用して、できるだけ多くの貫通孔2を形成することができる。
また、放熱基板3の形状や大きさも貫通孔2に合わせて任意に決めることができる。
また、放熱基板3の下面に放熱フィン4が一体形成されているとしたが、放熱基板3に別体の放熱フィン4を取り付けるような構成としてもよい。
また、放熱基板3の取付基板1への取り付け方法としては、例えば両者に嵌合部を設け、嵌合することにより取り付ける。
例えば、明るさがクラス500である照明器具の場合、図4に示すように5個の放熱基板3(5000lm)を必要とする。そのため、これらの放熱基板3が取付基板1に対してバランスよく配置されるように、蓋部2cを除去して5個の貫通孔2を開放し、その開放された貫通孔2からLED5が見えるように各放熱基板3を配置し、取付基板1に取り付ける。
次に、明るさがクラス700である照明器具の場合、図5に示すように9個の放熱基板3(7000lm)を必要とする。そのため、これらの放熱基板3が取付基板1に対してバランスよく配置されるように、蓋部2cを除去して9個の貫通孔2を開放し、その開放された貫通孔2からLED5が見えるように各放熱基板3を配置し、取付基板1に取り付ける。
次に、明るさがクラス900である照明器具の場合、図6に示すように13個の放熱基板3(9000lm)を必要とする。そのため、取付基板1のすべての蓋部2cを除去して13個の貫通孔2を開放し、その開放された貫通孔2からLED5が見えるように各放熱基板3を配置し、取付基板1に取り付ける。
上記のようにして組み立てられた光源モジュール10は、図7に示すように、取付基板1の放熱基板3が取り付けられている側に、取付アーム11が取り付けられており、その反対側のLED5が見える面に、図8に示すようにLED5と対向する位置にレンズ12aが設けられた透光カバー12が取り付けられている。
取付アーム11は、ネジ孔が複数(本実施の形態では3個)形成されており、天井などにネジ固定するためのものである。
透光カバー12は、LED5を保護し、LED5の光を拡散させるためのものであり、意匠性をよくする目的もある。
また、光源モジュール10には、電源を供給する電源装置14が接続コード13を介して取り付けられている。
また、すべての明るさレベルに対応できる共通の放熱フィンを用意する必要がないため、明るさレベルが大きな照明器具では、必要とする十分な放熱効果が得られなかったり、また、明るさレベルが小さな照明器具では、放熱フィンが大きすぎてそのままでは照明器具へ組み込むことが困難、かつ照明器具重量が重くなってしまったりするということを回避できる。
Claims (10)
- 少なくとも3つの貫通孔が扇状に形成された取付基板と、
一方の面に光源としてのLEDを、他方の面に前記LEDの発する熱を放出する放熱フィンを、それぞれ有し、前記貫通孔側に前記LEDが配置されるように取り付けられた放熱基板と、を備え、
前記貫通孔は、少なくとも2つの貫通孔が同心円上に形成され、残りの貫通孔が前記2つの貫通孔の間かつ前記同心円上とは異なる位置に形成された
ことを特徴とする光源モジュール。 - 必要とする明るさに応じた数の前記放熱基板が、前記取付基板に取り付けられる
ことを特徴とする請求項1に記載の光源モジュール。 - 前記貫通孔は、扇状に形成されている
ことを特徴とする請求項1または2に記載の光源モジュール。 - 前記放熱基板は、平面視して扇状に形成されている
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の光源モジュール。 - 前記放熱基板は、前記貫通孔よりも大きな輪郭を有する
ことを特徴とする請求項4に記載の光源モジュール。 - 前記取付基板は円形であり、前記貫通孔は同心円上に等間隔に形成されている
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の光源モジュール。 - 前記貫通孔は、少なくとも2つ以上の同心円上に、円周方向にずらして等間隔に形成されている
ことを特徴とする請求項6に記載の光源モジュール。 - 前記貫通孔は、前記取付基板の中心に向かって幅が狭くなるように形成されている
ことを特徴とする請求項3、または請求項3に従属する請求項4〜7のいずれか一項に記載の光源モジュール。 - 前記貫通孔は、それを閉塞している蓋部を打ち抜いて除去することにより開放される
ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の光源モジュール。 - 請求項1〜9のいずれか一項に記載の光源モジュールを備えた照明器具。
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