JP6188278B2 - ロータを有する真空ポンプ - Google Patents

ロータを有する真空ポンプ Download PDF

Info

Publication number
JP6188278B2
JP6188278B2 JP2012099727A JP2012099727A JP6188278B2 JP 6188278 B2 JP6188278 B2 JP 6188278B2 JP 2012099727 A JP2012099727 A JP 2012099727A JP 2012099727 A JP2012099727 A JP 2012099727A JP 6188278 B2 JP6188278 B2 JP 6188278B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
balance
vacuum pump
balancing
mass
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012099727A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012233477A (ja
Inventor
ヘルムート・ベルンハルト
ヴォルフガング・ローバッハ
ヘルベルト・シュタムラー
アンジャ・シュトロー
ベルンハルト・タッツバー
Original Assignee
プファイファー・ヴァキューム・ゲーエムベーハー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by プファイファー・ヴァキューム・ゲーエムベーハー filed Critical プファイファー・ヴァキューム・ゲーエムベーハー
Publication of JP2012233477A publication Critical patent/JP2012233477A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6188278B2 publication Critical patent/JP6188278B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D29/00Details, component parts, or accessories
    • F04D29/66Combating cavitation, whirls, noise, vibration or the like; Balancing
    • F04D29/661Combating cavitation, whirls, noise, vibration or the like; Balancing especially adapted for elastic fluid pumps
    • F04D29/662Balancing of rotors
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D19/00Axial-flow pumps
    • F04D19/02Multi-stage pumps
    • F04D19/04Multi-stage pumps specially adapted to the production of a high vacuum, e.g. molecular pumps
    • F04D19/042Turbomolecular vacuum pumps
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D29/00Details, component parts, or accessories
    • F04D29/05Shafts or bearings, or assemblies thereof, specially adapted for elastic fluid pumps
    • F04D29/056Bearings
    • F04D29/058Bearings magnetic; electromagnetic
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D29/00Details, component parts, or accessories
    • F04D29/05Shafts or bearings, or assemblies thereof, specially adapted for elastic fluid pumps
    • F04D29/056Bearings
    • F04D29/059Roller bearings

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Non-Positive Displacement Air Blowers (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

本発明は、請求項1の上位概念に記載の真空ポンプ、請求項12の上位概念に記載の装置および請求項13の上位概念に記載の方法に関するものである。
真空ポンプ、特に高速回転ロータを有する真空ポンプの運転性能は、それに対応して、1つまたは複数のロータの釣合い精度に大きく依存する。真空ポンプの製造工程においては、釣合い過程は、最善の条件下で且つ一部特殊な装置内で実行されるので、きわめて高い釣合い精度が達成可能である。
さらに、真空ポンプ、特に分子真空ポンプおよびターボ分子真空ポンプは、できるだけ低い最終圧力が必要とされる清浄な用途においてのみ使用されてきた。今日では、真空ポンプは全く別の条件下で使用されている。真空ポンプが、ロータ上およびポンプ・システム内に一部多量のプロセス堆積物を導くプロセス・ガスを吸引するために利用されることが、ますます多くなってきた。汚染度が高い場合、僅か数カ月以内で、新たに釣合いをとらないかぎり継続運転が不可能なほどに、真空ポンプの釣合い精度が低下することがある。
この問題に対する対策は、従来技術において既知である。
この対策の1つは適切な温度管理である。この場合、堆積物を回避するために、真空ポンプの個々の領域において加熱処理が行われる。
堆積物を制限するための他の方法は、不活性ガスを供給することである。この目的は、プロセス成分を真空ポンプの表面から十分に遮断するか、または、ポンプ通過速度を加速させることである。
表面の機能的なコーティング並びにガス案内形状の最適化もまた使用される。
結局、これらの対策は、堆積過程を減速させることにより、この避けられない事態を遅らせるにすぎない。釣合い精度は、さらに低下し、且つ、いずれは釣合い精度が改善されなければならない状態に到達する。これは、一般に、真空ポンプの交換、即ち交換のためにプロセスが停止されるので、高い材料費および時間損失を意味する。
したがって、本発明の課題は、不釣合い変化をコスト的に有利に修正可能な真空ポンプを提供することである。
この課題は、請求項1の特徴を有する真空ポンプにより、請求項12の特徴を有する装置により、および請求項13の特徴を有する方法により解決される。請求項2ないし11は有利な変更態様を与える。
請求された特徴は、その釣合い精度が簡単に改善可能な真空ポンプを提供する。釣合い精度の改善は、客先の現場において提供可能である。本発明は、真空ポンプを客先の装置から取り外すことなく実行可能である。場合により、真空ポンプの解体を伴うコストのかかる交換の代わりに、プロセスの休止中に、迅速な釣合い修正が可能である。これにより、コストおよび時間に関して、きわめて有利となる。
幾つかの実施例およびそれらの変更態様により、本発明を詳細に説明し、且つ、それらの利点を解明することとする。
図1は、真空ポンプを備えた装置を略図で示す。 図2は、転がり軸受および磁気軸受内に支持されたロータを有する真空ポンプの構成部品を略図で示す。 図3は、第5の軸線内の磁気軸受により能動的に支持されたロータを有する真空ポンプの構成部品を略図で示す。 図4は、釣合い状態を示すための原理図を示す。 図5は、釣合い状態の変化を説明するための原理図を示す。 図6は、釣合い内孔を有する釣鐘状ロータの断面図を示す。 図7は、釣合い手段を有する釣鐘状ロータの平面図を示す。 図8は、釣合い手段の高さ内における釣鐘状ロータの断面図を示す。
図1は、真空ポンプを備えた装置を略図で示す。例えば、その中でコーティング・プロセスが行われる室2は、室フランジ4を有し、室フランジに、真空ポンプ10が気密をなして着脱可能に固定されている。真空ポンプは、その内部にロータ20を内包する。真空ポンプ内で供給され、且つ、圧縮されるガスは、ガス出口配管6に移送され、ガス出口配管は、例えば、図示されていない背圧真空ポンプに連絡し、背圧真空ポンプは、次にガスを大気圧まで圧縮する。真空ポンプは、ポンプ電子装置12を有し、ポンプ電子装置は、真空ポンプに直接フランジ接続されていてもよい。ポンプ電子装置の内部に種々の役目をなす電子装置構成部品14、例えば、駆動装置構成部品、インタフェース操作部品等が設けられている。ポンプ電子装置に指示要素16が結合され、指示要素は、ポンプ電子装置のハウジング内の画像スクリーンとして、着脱可能に結合された、光信号計器を有する手動装置として、またはインタフェースを介して結合されたコンピュータとして形成されていてもよい。
真空ポンプの内部機構の第1の実施形態が図2に略図で示されている。ロータ20は、軸22を有し、軸は少なくとも1つのディスク・ハブ24を支持し、ディスク・ハブに羽根26のリムが固定されている。軸の第1の端部は、軸受ステータ46および軸受ロータ48を含むラジアル永久磁気軸受44により支持される。拘束軸受36は、きわめて大きなたわみを導く高い力がロータにかかった場合に、軸受ステータと軸受ロータとの接触を阻止する。
軸の第2の端部は、第1の端部の反対側に存在する。軸の第2の端部付近において、軸は、転がり軸受50により回転可能に軸方向および径方向に支持される。
永久磁気軸受と転がり軸受との間において、軸上にモータ磁石40が装着され、モータ磁石は、通電されるモータ・ステータ38と協働して軸を回転軸線200の周りに高速回転させる。
ディスク・ハブとモータ磁石との間に、ロータは、軸と共に回転可能に結合されたホルベック・ハブ30を有し、ホルベック・ハブは、ホルベック・シリンダ32を支持する。
ロータの釣合いをとるために、ロータは釣合い手段を有している。釣合い手段は、図2の例においては、釣合い内孔、およびその中に装着された、例えば、ねじ込まれた釣合いおもりを含む。釣合いおもり104を有する第1の数の釣合い内孔102が永久磁気軸受の付近に設けられている。釣合いおもり108を有する第2の数の釣合い内孔106がホルベック・ハブ内に設けられている。
モータ・ステータの通電は、通電ライン140を介してモータ・ステータと結合された駆動装置制御ユニット130により行われる。ロータ位置検出ユニット132は、位置検出分岐ライン142を介して通電ラインと結合され、且つ、通電ラインの信号、例えば、モータ磁石により誘導された逆起電力からロータ位置を評価する。ホール・センサ等の使用が考えられるが、図示の例は、部品を省略することによりコスト的な利点を有し、且つ、誤差の原因を排除する。ロータ位置検出ユニットは、駆動装置制御ユニットの構成部品であってもよく、また、例えば、正弦状に整流された同期モータの場合には、ロータ位置を決定するために、駆動装置制御ユニット内において実行されるモータ・モデルを使用してもよい。
転がり軸受に振動センサ52が結合され、振動センサは、転がり軸受の振動を測定する。この振動信号内にロータ20の不釣合いに関する情報が含められている。振動センサは、センサ・ライン144を介して評価ユニット134と作動結合されている。評価ユニットは、さらに、位置検出ライン148を介してロータ位置検出ユニットと作動結合されている。
評価ユニットは、振動信号から不釣合いに関する情報を生成し、且つ、ロータ位置に関する情報に割り当てるように形成されている。ロータ上の割当て手段、例えば、ホルベック・ハブに設けられた切込み100により、不釣合いに関する情報を釣合い内孔および釣合いおもりに一義的に割り当てることが可能である。
部品の協働作用および方法を詳細に説明する前に、図3は、真空ポンプ10の内部機構の同様に適切な形態を示している。
この例においては、ロータ20は、軸22のほかに、しばしば略して釣鐘と呼ばれる釣鐘状本体28を含み、釣鐘状本体は羽根26を支持している。釣鐘により中空空間が形成され、中空空間内に軸が配置されている。軸を包囲して、中空空間は、第5の軸線内に、ロータを支持するための磁気軸受の構成部品の少なくとも一部を含んでいる。
ロータは、釣合い手段を有し、釣合い手段は、釣合い内孔および釣合いおもりを含む。第1の釣合い面の釣合い内孔102およびその中に存在する釣合いおもり104は、釣鐘の正面側、即ち、軸を避けた外側に存在する。第2の釣合い面の釣合い内孔106およびその中に存在する釣合いおもり108は、釣鐘の外筒上の2つの羽根列の間に設けられている。ロータを長時間運転して、これにより堆積物が発生した後における釣合いおもりへのアクセス可能性を保証するために、釣合い内孔および釣合いおもりが保護されていてもよい。このために、カバー80が設けられ、カバー80は、第1の面の釣合い内孔を保護し、且つ、釣鐘と着脱可能に結合されている。羽根列の間にカバー82が設けられていてもよく、カバー82は、例えば、釣鐘を包囲するメタルバンドとして形成されている。
例えば、小さな切込み100として凹みの形に形成されている割当て手段は、モータ磁石の位置に対する釣合い内孔の割当て、および、これにより釣合い内孔に対するロータの釣合い状態の割当てを可能にする。
堆積物から保護するために、割当て手段、図示の例においては切込みが、釣合い内孔と同様にカバーされていてもよい。図3に一代替態様が示され、この代替態様は釣合い内孔および釣合いおもりにも使用可能である。遮断ガス入口84から釣鐘の下側に遮断ガスが導入され、これにより、釣鐘のみならず、磁気軸受もまたプロセス・ガスから保護される。ここで、遮断ガスがマーキングの上を流動して、プロセス堆積物がマーキング上に堆積されないように、マーキングが釣鐘上に配置されている。
磁気軸受装置は、軸の釣鐘側端部に付属された上部ラジアル軸受ステータ60、上部ラジアル・センサ62、下部ラジアル軸受ステータ64並びに下部ラジアル・センサ66を含む。これらのラジアル軸受により、それぞれ直角な2つの方向内において支持が行われる。ラジアル・センサは、ラジアル軸受ステータの内部における軸の位置に関する情報を与える。
残りの第5の軸線は、回転軸線200に沿って配置され、且つ、アキシアル軸受により支持される。アキシアル軸受ステータ68およびロータ側のアキシアル軸受ディスク70がアキシアル軸受として働く。
ラジアル軸受ステータおよびアキシアル軸受ステータのコイルの通電は、ラジアル・センサおよびアキシアル・センサの信号に従って、センサおよびコイルと結合された磁気軸受制御ユニット136から調節される。センサの信号はロータの不釣合い状態に関する情報を含む。
十分な数の拘束軸受36は、軸受が通電されていないときの軸支持を保証する。
駆動装置は、軸にしたがってロータを高速で回転させ、且つ、モータ・ステータ38およびモータ・ロータ40を含む。モータ・ステータの通電は、駆動装置制御ユニット130により通電ライン140を介して行われる。
適切な形でロータの回転位置を検出するロータ位置検出ユニット132が設けられている。図示の例において、位置検出分岐ライン142が設けられ、位置検出分岐ラインを介して、モータ・ロータのモータ磁石により誘導された逆起電力から、軸受情報が決定される。
評価ユニット134は、ロータ位置検出ユニット132および磁気軸受制御ユニット136と作動結合されている。評価ユニットは、ロータ位置が磁気軸受センサ信号から決定されたロータの釣合い状態に割り当てられるように形成されている。マーキングに基づき、次に、釣合い状態が釣合い内孔および釣合いおもりに一義的に割り当てられている。
図2および3に示した上記の部品の協働作用を図4により詳細に説明することとする。第1の釣合い面204および第2の釣合い面206が略図で示され、これらの釣合い面内に釣合いおもり104および108が設けられている。これらの釣合いおもりを用いて、ロータは、製造時にできるだけ良好に釣合いがとられ、これにより、回転軸線200の周りの規則回転が得られる。
モータ・ロータは、例えば、モータ磁石の磁化方向から決定される代表方向202を有している。モータ・ロータおよび釣合い内孔はロータ上に位置固定であるので、この方向は、釣合い内孔の位置に固定して割り当てられている。同様に、マーキング100もまた、ロータ上において位置が固定されている。
運転中に、例えば、ロータ上に堆積物が形成されてくる。このような堆積物は完全に回転対称に形成されないので、堆積物は釣合い状態を変化させ、このことが、図4に、不釣合い面210内の1つの不釣合い208により示されている。不釣合いは、回転軸線の周りに不規則回転を発生させる。ここでは、種々の釣合い面の釣合いおもりを変化させることにより、この不釣合いを修正することが目的である。
不釣合いの影響はセンサ信号内に含まれている。この検定は、回転軸線に垂直な2つの方向内のセンサにより検出可能である。代替態様として、1つの方向のみを測定する1つのセンサが設けられていてもよく、また、不釣合いは、回転軸線の周りの回転の間に、あるときはセンサ方向に、且つ、あるときはセンサ方向に直角に存在するので、この信号が次に位相解析される。
ここで、評価ユニットは、不釣合いによって変化された釣合い状態から、釣合い面内の個々の釣合いおもりの必要な変化を導き、且つ、これをロータ位置に割り当てるように形成されている。この場合、不釣合いの絶対値が出力されてもよい。しかしながら、より簡単な形態は、ポンプの製造後の釣合い状態に対して釣合い状態の相対変化のみを決定するように評価ユニットを形成する設計がなされている。これから、釣合い手段の必要な変化が行われ、図示の例においては、個々の釣合いおもりの必要な変化が行われる。この変化は、はじめに、ロータ位置に割り当てられ、即ち、方向202に割り当てられている。この方向は、割当て手段に対して固定の関係にあるので、変化はこの割当て手段にも割り当てられている。指示要素16を介して釣合いおもりの必要な変化を出力したのち、指示要素は、それに対応して釣合い手段の変化に関する情報を出力するように適合されているので、サービス・エンジニアは、ロータの割当て手段、例えば、切込みを探し出し、これから出発して個々の釣合い内孔を探し出し、且つ、その中に存在する釣合いおもりを調整することにより、必要な変化を行うことが可能である。この調整は、釣合いおもりの単なる交換であってもよい。
釣合い状態の経過および釣合いをとる方法を、図5に示す二次元の場合に対する略図で詳細に説明することとする。
釣合い面204内に釣合いおもり104a−104dが設けられ、釣合いおもりは、ロータの周囲に分布され、且つ、回転軸線200に対し間隔をなして配置されている。第1の方向212およびそれに垂直な第2の方向214は釣合い面を形成する。
ロータは、質量重心が回転軸線と一致するように正確に製造可能ではない。したがって、ロータは、はじめに製造時釣合い状態230内に存在し、この釣合い状態は、高い要求回転数においてロータの規則回転を可能にするものではない。このために、質量重心が回転軸線に十分に近接して存在するような初期釣合い状態232を達成するように、釣合いおもりが設けられている。この場合、質量は、初期状態240a−240d内に使用され、この方法ステップの後、ロータは初期釣合い状態内に存在する。
ポンプを使用中、次第に堆積物が形成され、堆積物234による釣合い状態が達成されるまで、堆積物は、釣合い経過250にしたがって釣合い状態を変化させる。この釣合い状態は、ポンプの以後の運転に対して、ロータの釣合い修正を必要とする。
前記のように、釣合い状態はセンサ信号内に含まれている。評価ユニットは、釣合い手段の変化を計算し、これをロータ位置に割り当て、且つ、割当て手段により釣合い手段に割り当てるように設計され、且つ、形成されている。代替態様として、不釣合いの絶対値が計算され、且つ、出力されてもよい。両方の場合、方法の一部として、ロータの釣合い状態がモニタリングされ、且つ、ロータ位置に割り当てられる。
ここで、本方法は、例えば、上記堆積物によって釣合い状態が変化したとき、釣合い状態を改善するためにロータに設けられた釣合い手段が変化されるように行われる。一例として、質量変化244a−244dにより、釣合いおもりが釣合い後の質量242a−242dとされる。この結果、ロータの以後の運転を可能にする新たな釣合い状態236が達成される。
図6は、釣合い状態の一変更態様を、図3のロータの断面図として示し、この場合、この方法は、図2のロータにも使用可能である。周方向に伸長する羽根26の列が平面図で示されている。羽根は釣鐘28に固定されている。釣鐘の周囲に沿って釣合い内孔106が分布されている。釣合い内孔の全てまたはその一部は、釣合い内孔112のように貫通して形成されていてもよい。
割当て手段は、図2および3に示されている切込みの代わりに、または、これに追加して、より大きい直径を有する釣合い内孔110を含んでいてもよい。
割当て手段の他の一変更態様は、周方向内に、釣合いおもりの非回転対称分布を有している。図6にこれが示されている。釣合い内孔106は通常の間隔220内に存在し、この場合、非対称に配置された内孔114が設けられ、これらの内孔は、隣接する釣合い内孔の少なくとも1つに対して短縮された間隔222を有している。
図7および8は割当て手段の他の実施形態を示す。
図7に釣鐘28を有するロータ20の平面図が示され、釣鐘の外周に羽根26が配置されている。回転軸線200の付近の内部領域内に回転軸線に対し間隔260をなして結合ねじ150が設けられ、結合ねじにより、釣鐘は図3に示されている軸に固定されている。この例においては、割当て手段は非対称結合ねじ152を含む。この非対称は、回転軸線に対するより短い間隔262により達成される。代替態様または追加態様として、この結合ねじは他の直径を有していてもよい。例えば、ワッシャ、マーキング、色識別等を用いて、これらの非対称結合ねじを他の結合ねじに対して区別する他のタイプもまた考えられる。釣合い手段は、この例においては、周囲に分布されている調節位置154を含む。この位置において、例えば、切削または研磨により材料が削り取られ、これにより、ロータの釣合い状態が適切に変化される。非対称結合ねじは、調節位置の1つに一義的に割り当てられ、これにより、割当て手段によって釣合い手段が一義的にロータ位置に割り当てられている。
図8に、釣合い内孔112の高さにおける、釣鐘28を有するロータの断面図が示されている。ロータの外周に羽根26が固定されている。羽根の数および釣合い内孔の数は、余りを有して割算可能な比をなし、図示の例においては、8つの羽根および5つの釣合い内孔が設けられている。この数の比により、例えば1つの羽根の羽根端縁158に一義的に割り当てられている、割り当てられた釣合い内孔156を提供することが可能である。割当て手段は、この例においては、ロータの要素、即ち、羽根を含み、羽根は釣合い手段、即ち、釣合い内孔とは異なる形で回転軸線200の周りに分布されているので、釣合い手段の、要素の1つへの一義的な割当てが形成される。
釣合い内孔および調節位置のほかに、従来技術においては、例えば、偏心して形成された釣合いリングのような手段もまた既知であり、これを回転軸線の周りに回転させることにより、釣合い状態が適切に変化される。本発明は、この方法にも使用可能である。
2・・・室
4・・・室フランジ
6・・・ガス出口配管
10・・・真空ポンプ
12・・・ポンプ電子装置
14・・・電子装置構成部品
16・・・指示要素
20・・・ロータ
22・・・軸
24・・・ディスク・ハブ
26・・・羽根
28・・・釣鐘状本体(釣鐘)
30・・・ホルベック・ハブ
32・・・ホルベック・シリンダ
36・・・拘束軸受
38・・・モータ・ステータ
40・・・モータ磁石(モータ・ロータ)
44・・・永久磁気軸受
46・・・軸受ステータ
48・・・軸受ロータ
50・・・転がり軸受(玉軸受)
52・・・振動センサ
60・・・上部ラジアル軸受ステータ
62・・・上部ラジアル・センサ(ラジアル軸受隙間センサ)
64・・・下部ラジアル軸受ステータ
66・・・下部ラジアル・センサ(ラジアル軸受隙間センサ)
68・・・アキシアル軸受ステータ
70・・・アキシアル軸受ディスク
80、82・・・カバー
84・・・遮断ガス入口
100・・・凹み(マーキング、切込み)
102、106、110、112、114、156・・・釣合い内孔
104、104a−104d、108・・・釣合いおもり
130・・・駆動装置制御ユニット
132・・・ロータ位置検出ユニット
134・・・評価ユニット
136・・・磁気軸受制御ユニット
140・・・通電ライン
142・・・位置検出分岐ライン
144・・・センサ・ライン
146・・・ライン
148・・・位置検出ライン
150・・・結合ねじ
152・・・非対称結合ねじ
154・・・調節位置
158・・・羽根端縁
200・・・回転軸線
202・・・代表方向
204、206・・・釣合い面
208・・・不釣合い
210・・・不釣合い面
212、214・・・方向
220・・・内孔間隔
222・・・短縮された間隔
230・・・製造時釣合い状態
232・・・初期釣合い状態
234・・・堆積物
236・・・新たな釣合い状態
240a−240d・・・初期状態
242a−242d・・・釣合い後の質量
244a−244d・・・質量変化
250・・・釣合い経過
260・・・間隔
262・・・より短い間隔

Claims (13)

  1. 釣合い手段を含むロータ(20)と、
    前記ロータを回転させる駆動装置(38、40)と、
    前記ロータを支持するための軸受(44、50;60、64、68、70)と、
    前記ロータの釣合い状態、即ちロータの質量重心を測定し、且つ、前記釣合い状態(232)の変化を検出するように適合されている評価ユニット(134)と協働するセンサ手段と
    を備える真空ポンプ(10)であって、
    該真空ポンプは、前記ロータの位置、即ちロータの回転位置を決定するために、ロータ位置検出ユニット(132)と協働するものにおいて、
    前記釣合い状態の変化に対処するために前記釣合い手段の調整が可能なように、前記ロータの位置、即ちロータの回転位置に前記ロータの釣合い状態、即ちロータの質量重心を割り当てるために前記評価ユニットによって前記釣合い手段の必要な変化を導くときに、前記釣合い手段のロータ上の位置の基準として使用され、前記釣合い手段に対して固定的な位置にある割当て手段が設けられ、前記釣合い手段は、それぞれ1つの釣合いおもり(104、108;104a、104b、104c、104d)を受け入れるための、前記ロータ上に分布された複数の釣合い内孔(102、106;110、112、114、156)を含み、前記割当て手段は、前記釣合い手段の非回転対称形状としてもしくは前記釣合い内孔(114)の非回転対称分布としてロータ上において位置が固定されて形成されている、真空ポンプ。
  2. 前記軸受の1つが、前記ロータ(20)を径方向に支持する玉軸受(50)を含む、請求項1に記載の真空ポンプ。
  3. 前記軸受が、能動的ラジアル磁気軸受(60、64)を含む、請求項1に記載の真空ポンプ。
  4. 前記センサ手段は、振動センサ(52)を含み、該センサ手段は、少なくとも1つの方向内の振動を測定するように設けられている、請求項1ないし3のいずれかに記載の真空ポンプ。
  5. 前記センサ手段は、ラジアル軸受隙間センサ(62、66)を含む、請求項3に記載の真空ポンプ。
  6. 前記釣合い状態は、不釣合い(208)の絶対値および位置を含む、請求項1ないし5のいずれかに記載の真空ポンプ。
  7. 前記釣合い状態は、不釣合い(208)の相対変化を含む、請求項1ないし5のいずれかに記載の真空ポンプ。
  8. 前記割当て手段は、前記ロータ上のマーキングを含む、請求項1ないし7のいずれかに記載の真空ポンプ。
  9. 前記マーキングは、前記ロータ上の凹み(100)を含む、請求項8に記載の真空ポンプ。
  10. 前記釣合い手段もしくは前記釣合い内孔(102、106;110、112、114、156)は、プロセス堆積物から保護されている、請求項1ないし9のいずれかに記載の真空ポンプ。
  11. 前記割当て手段は、前記ロータの要素の1つへの前記釣合い手段の割当てが行われるように、回転軸線の周りに分布されている前記ロータの要素を含む、請求項1ないし10のいずれかに記載の真空ポンプ。
  12. 釣合い手段を含むロータ(20)と、
    前記ロータを回転させる駆動装置(38、40)と、
    前記ロータを支持するための軸受(44、50;60、64、68、70)と、
    前記ロータの釣合い状態(232)、即ちロータの質量重心を測定するためのセンサ手段と、
    前記釣合い状態の変化を検出するように適合されている評価ユニット(134)と、
    前記ロータの位置、即ちロータの回転位置を決定するためのロータ位置検出ユニット(132)と
    を有する真空ポンプ(10)を備えた装置において、
    前記真空ポンプは、前記釣合い状態の変化に対処するために釣合い手段の調整が可能なように、前記ロータの位置、即ちロータの回転位置に前記ロータの釣合い状態、即ちロータの質量重心を割り当てるために前記評価ユニットによって前記釣合い手段の必要な変化を導くときに、前記釣合い手段のロータ上の位置の基準として使用され、前記釣合い手段に対して固定的な位置にある割当て手段を備え、前記釣合い手段は、それぞれ1つの釣合いおもり(104、108;104a、104b、104c、104d)を受け入れるための、前記ロータ上に分布された複数の釣合い内孔(102、106;110、112、114、156)を含み、前記割当て手段は、前記釣合い手段の非回転対称形状としてもしくは前記釣合い内孔(114)の非回転対称分布としてロータ上において位置が固定されて形成されている、装置。
  13. 初期釣合い状態(232)にもたらされている、請求項1ないし11のいずれかに記載の真空ポンプ(10)のロータ(20)の釣合いをとる方法において、
    前記ロータの釣合い状態、即ちロータの質量重心がモニタリングされ、
    前記ロータの釣合い状態、即ちロータの質量重心がロータの位置、即ちロータの回転位置に割り当てられ、
    前記釣合い状態が変化したとき、前記真空ポンプの休止中に、前記割当て手段を基準にして前記釣合い手段を探し出し、前記評価ユニットによって導かれた前記釣合い手段の必要な変化に基づいて前記釣合い手段が修正されることで、該釣合い状態を改善する真空ポンプのロータの釣合いをとる方法。
JP2012099727A 2011-05-05 2012-04-25 ロータを有する真空ポンプ Expired - Fee Related JP6188278B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102011105806A DE102011105806A1 (de) 2011-05-05 2011-05-05 Vakuumpumpe mit Rotor
DE102011105806.4 2011-05-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012233477A JP2012233477A (ja) 2012-11-29
JP6188278B2 true JP6188278B2 (ja) 2017-08-30

Family

ID=46000618

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012099727A Expired - Fee Related JP6188278B2 (ja) 2011-05-05 2012-04-25 ロータを有する真空ポンプ

Country Status (3)

Country Link
EP (1) EP2520807B1 (ja)
JP (1) JP6188278B2 (ja)
DE (1) DE102011105806A1 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102012112492A1 (de) * 2012-12-18 2014-06-18 Pfeiffer Vacuum Gmbh Vakuumsystem
DE102013113400A1 (de) * 2013-12-03 2015-06-03 Pfeiffer Vacuum Gmbh Pumpe und Verfahren zum Wuchten eines Rotors
DE102014103060B4 (de) * 2014-03-07 2019-01-03 Pfeiffer Vacuum Gmbh Verfahren zum Wuchten eines Rotors einer Vakuumpumpe oder eines Rotors einer Rotationseinheit für eine Vakuumpumpe
EP3244067B1 (de) * 2016-05-10 2020-07-22 Pfeiffer Vacuum Gmbh Vakuumpumpe und verfahren zum verringern einer restunwucht in einer vakuumpumpe
EP3244068B1 (de) * 2016-05-10 2020-01-01 Pfeiffer Vacuum Gmbh Vakuumpumpe
US11105203B2 (en) 2018-01-29 2021-08-31 Carrier Corporation High efficiency centrifugal impeller with balancing weights
JP6973348B2 (ja) * 2018-10-15 2021-11-24 株式会社島津製作所 真空ポンプ
JP7363397B2 (ja) * 2019-11-13 2023-10-18 株式会社島津製作所 真空ポンプの振動測定方法および真空ポンプ

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4064704A (en) * 1975-12-05 1977-12-27 Ird Mechanalysis, Inc. Vibration analyzing apparatus
DE3818556A1 (de) * 1988-06-01 1989-12-07 Pfeiffer Vakuumtechnik Magnetlager fuer eine schnell rotierende vakuumpumpe
US5544073A (en) * 1994-06-02 1996-08-06 Computational Systems, Inc. Rotor balancing calculator
DE19627921A1 (de) * 1996-07-11 1998-01-15 Leybold Vakuum Gmbh Verfahren zum Wuchten eines Rotors sowie für die Durchführung dieses Verfahrens geeigneter Rotor
JP2001241393A (ja) * 1999-12-21 2001-09-07 Seiko Seiki Co Ltd 真空ポンプ
JP2003021092A (ja) * 2001-07-03 2003-01-24 Boc Edwards Technologies Ltd 真空ポンプ
JP2003021093A (ja) * 2001-07-05 2003-01-24 Boc Edwards Technologies Ltd 真空ポンプ
JP2003336597A (ja) * 2002-03-12 2003-11-28 Boc Edwards Technologies Ltd ターボ分子ポンプ
JP4400348B2 (ja) * 2004-07-09 2010-01-20 株式会社島津製作所 ターボ分子ポンプおよびバランス修正方法
DE602004025916D1 (de) * 2004-07-20 2010-04-22 Varian Spa Rotationsvakuumpumpe und ihr Auswuchtverfahren
DE102004050743A1 (de) * 2004-10-19 2006-04-20 Pfeiffer Vacuum Gmbh Vibrationsarme Vakuumpumpe
DE102007027711A1 (de) * 2007-06-15 2008-12-18 Pfeiffer Vacuum Gmbh Verfahren zum Betreiben einer Anordnung mit Vakuumpumpe und Anordnung mit einer Vakuumpumpe
JP4934089B2 (ja) * 2008-04-09 2012-05-16 株式会社荏原製作所 ターボ分子ポンプ
JP2011012611A (ja) * 2009-07-02 2011-01-20 Shimadzu Corp 回転体のアンバランス修正方法、アンバランス修正装置および真空ポンプ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012233477A (ja) 2012-11-29
EP2520807B1 (de) 2017-05-10
EP2520807A2 (de) 2012-11-07
EP2520807A3 (de) 2014-09-24
DE102011105806A1 (de) 2012-11-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6188278B2 (ja) ロータを有する真空ポンプ
JP4934391B2 (ja) ロータのアンバランスを動的に測定する装置
JP5190464B2 (ja) 非接触ブレード振動測定方法
JP5693083B2 (ja) 軸受状態監視装置及び方法
US8690525B2 (en) Vacuum pump
CA2662034C (en) Permanent magnet rotor crack detection
JP6085321B2 (ja) 真空ポンプのローター、又は真空ポンプの為の回転ユニットのローターのバランスを取るための方法
US8729758B2 (en) Rotational machine, method for the determination of a tilting of a rotor of a rotational machine, as well as a processing plant
US5487640A (en) Balancing rings for assembled steam turbines
CN103278114A (zh) 一种超声波管壁测厚装置
CN107607320B (zh) 用于测试平衡鼓转子涡动特性的实验台装置及方法
US11698320B2 (en) Rotor balancing method and apparatus
JP2010151773A (ja) 回転機器状態監視用複合センサ
JP7008460B2 (ja) ポンプ監視装置、及びポンプ監視方法
US11499428B2 (en) Rotor balancing method and apparatus
JP2015094686A (ja) 回転軸のたわみ量測定方法および測定装置
CN1647763A (zh) 成像断层造影设备
US11248489B2 (en) Monitoring sensor for state of blade of rotating machine, position adjustment method for sensor, and rotating machine
JP2001330510A (ja) 回転機械の異常診断方法
US20180074089A1 (en) Device and method for measuring a rotational movement of a rotatable structural component, in particular a rotational direction
US20140090467A1 (en) Detecting probe mounting device
JP2002039177A (ja) 非接触軸受スピンドル装置
JP6029888B2 (ja) モータ診断装置、方法及びプログラム
KR101349331B1 (ko) 자성유체 실링장치 및 이를 이용한 진공 처리 장치
WO2017149921A1 (ja) 振動計測装置、振動計測システム及び振動計測方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20130319

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20130327

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140911

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150715

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150805

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20151102

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160202

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160803

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20161101

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170329

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170522

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170705

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170801

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6188278

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees