JP6186842B2 - 照明装置、投射装置および投射型映像表示装置 - Google Patents

照明装置、投射装置および投射型映像表示装置 Download PDF

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Description

本発明は、反射型の光学素子を用いた照明装置、投射装置および投射型映像表示装置に関する。
例えば特許文献1に開示されているように、レンズアレイやホログラムからなる光学素子を用いた照明装置が知られている。このような照明装置によれば、光学素子への入射光の入射方向を予め調整しておくことによって、比較的高精度に所定の領域を照明することができるといった利点がある。しかしながら、光学素子が反射型の光学素子である場合、光学素子への入射光は、当該光学素子から照明光が進み出る側の面へ入射することになる。したがって、光学素子への入射光の光路を調整する素子等を、当該光学素子から進み出る照明光の光路を避けながら、配置する必要がある。このように光学素子の周囲において光学素子への入射光の光路を設計する上での制約があることから、反射型の光学素子を用いた照明装置では、装置が大型化してしまうといった問題が生じていた。
この問題は、光学素子が反射型ホログラムを用いる場合により顕著となっていた。まず、反射型ホログラムにおいて高効率での回折を実現するためには、特定の波長域の光を光学素子に所定の方向から精度良く入射させる必要がある。また、複数の反射型ホログラムを積層して光学素子を作製することも可能である。この場合、互いに異なる複数波長域の光を用いることによって所望の色での照明が可能になる点において有用であるが、複数の光源を用いることによって照明装置の大型化の問題がさらに深刻となる。
さらに昨今では、特許文献1に開示されているように、コヒーレント光が光学素子上を走査するようにして当該光学素子へコヒーレント光を照射することにより、光学素子からの照明光によって照明される領域上でのスペックルの発生を抑制することが研究されている。このような照明装置においては、走査デバイスの導入によって装置の大型化が進み、また、光学素子への入射光の光路設計もより制約される。
WO2012/033179A1
本発明は、以上の点を考慮したなされたものであり、小型化された照明装置、並びに、この照明装置を有する投射装置および投射型映像表示装置を提供することを目的とする。
本発明による照明装置は、
反射型のホログラム記録媒体を含む光学素子と、
光を照射する照射装置と、
前記照射装置からの光を前記光学素子へ誘導する折り返し光学系であって、前記照射装置からの光が入射する反射素子を有した折り返し光学系と、を備え、
前記照射装置からの光は、一方の側から他方の側へと前記光学素子を透過して、前記反射素子の各位置に入射し、
前記光学素子の前記反射型ホログラムは、前記折り返し光学系によって誘導されて前記他方の側から各位置に入射する光を回折し、前記光学素子の各位置に入射して回折された光が少なくとも一部分において互いに重なる領域をそれぞれ照明する。
本発明による照明装置において、前記照射装置は、光を生成する光源と、前記光源からの光の進行方向を変化させて、前記光が前記反射素子上を走査するようにする走査デバイスと、を有するようにしてもよい。
本発明による照明装置において、前記照射装置は波長域が異なる複数の光を照射し、前記光学素子は、前記照射装置から照射される複数の波長域の光の各々に対応して複数の反射型のホログラム記録媒体を積層して有するようにしてもよい。
本発明による照明装置において、前記複数の波長域の光は、同一光路を進む合成光として、前記照射装置から照射されるようにしてもよい。
本発明による照明装置において、前記折り返し光学系は、前記反射素子で反射された光を受ける第2反射素子を有し、前記第2反射素子で反射された光が前記光学素子へ入射し、前記光学素子の前記反射型ホログラムで回折された光は、前記反射素子と前記第2反射素子との間を通過するようにしてもよい。
本発明による照明装置において、前記折り返し光学系から前記光学素子への入射光の光軸と前記光学素子への法線方向との両方に平行な面内において、前記照射装置から前記折り返し光学系の前記反射素子への入射光の光軸と、前記折り返し光学系から前記光学素子への入射光の光軸とは、前記光学素子の面方向を基準として逆側に傾斜していてもよい。
本発明による投射装置は、
上述した本発明による照明装置のいずれかと、
前記照明装置によって照明されるべき領域と重なる位置に配置され、前記照明装置によって照明される空間光変調器と、を備える。
本発明による投射装置が、前記空間光変調器上に得られる変調画像をスクリーン上に投射する投射光学系を、さらに備えるようにしてもよい。
本発明による投射型映像表示装置は、
上述した本発明による投射装置のいずれかと、
前記空間光変調器で得られた変調画像を投影されるスクリーンと、を備える。
本発明は、反射型のホログラム記録媒体を含む光学素子を用いた照明装置を小型化することができる。
図1は、本発明による一実施の形態を説明するための図であって、照明装置、投射装置および投射型映像表示装置の概略構成を示す図である。 図2は、図1の照明装置の光学素子をなすホログラム記録媒体を作製するための露光方法を説明するための図である。 図3は、図2の露光方法を経て作製されたホログラム記録媒体の作用を説明するための図である。 図4は、照明装置の折り返し光学系の一変形例を説明するための図である。
以下、図面を参照して本発明の一実施の形態について説明する。なお、本件明細書に添付する図面においては、図示と理解のしやすさの便宜上、適宜縮尺および縦横の寸法比等を、実物のそれらから変更し誇張してある。
図1に示す投射型映像表示装置10は、スクリーン15と、映像光を投射する投射装置20と、を有している。投射装置20は、仮想面上に位置する被照明領域LZを照明する照明装置40と、被照明領域LZと重なる位置に配置された照明装置40によって照明される空間光変調器30と、空間光変調器30からのコヒーレント光をスクリーン15に投射する投射光学系25と、を有している。すなわち、ここで説明する一実施の形態において、照明装置40は、空間光変調器30を照明するための照明装置として、投射装置20に組み込まれている。とりわけ本実施の形態では、照明装置40は、コヒーレント光によって被照明領域LZを照明し、且つ、照明装置40には、スペックルを目立たなくさせる工夫がなされている。
空間光変調器30としては、例えば、透過型の液晶マイクロディスプレイを用いることができる。この場合、照明装置40によって面状に照明される空間光変調器30が、画素毎にコヒーレント光を選択して透過させることにより、空間光変調器30をなすディスプレイの画面上に変調画像が形成されるようになる。こうして得られた変調画像は、投射光学系25によって、等倍で或いは変倍されてスクリーン15へ投射される。これにより、変調画像がスクリーン15上に等倍で或いは変倍され、通常拡大されて表示され、観察者は当該画像を観察することができる。なお、空間光変調器30としては、DMD(Digital Micromirror Device)などのMEMS素子等の反射型のマイクロディスプレイを用いることも可能である。
また、空間光変調器30の入射面は、照明装置40によってコヒーレント光を照射される被照明領域LZと同一の形状および大きさであることが好ましい。この場合、照明装置40からのコヒーレント光を、スクリーン15への映像の表示に高い利用効率で利用することができるからである。
スクリーン15は、透過型スクリーンとして構成されていてもよいし、反射型スクリーンとして構成されていてもよい。なお、スクリーン15に投射されたコヒーレント光は、拡散され、観察者に映像として認識されるようになる。この際、スクリーン上に投射されたコヒーレント光は拡散によって干渉し、スペックルを生じさせることになる。ただし、ここで説明する投射型映像表示装置10では、以下に説明する照明装置40が、時間的に角度変化するコヒーレント光で、空間光変調器30が重ねられている被照明領域LZを照明するようになっている。より具体的には、以下に説明する照明装置40は、コヒーレント光からなる拡散光で被照明領域LZを照明するが、この拡散光の入射角度が経時的に変化していく。この結果、スクリーン15上でのコヒーレント光の拡散パターンも時間的に変化するようになり、コヒーレント光の拡散で生じるスペックルが時間的に重畳されて目立たなくなる。
次に、照明装置40について説明する。図1に示された照明装置40は、光の進行方向を被照明領域LZへ向ける光学素子50と、光を照射する照射装置60と、照射装置60からの光を光学素子50に誘導する折り返し光学系70と、を有している。
照射装置60は、特定波長域のコヒーレント光を射出する光源機構61と、光源機構61からの光の進行方向を折り返し光学系70に向ける偏向デバイス64を有している。偏向デバイス64は、発散光束をなす光線の光路をたどるようにして光源機構61で生成されたコヒーレント光を折り返し光学系70へ入射させる。また、図1に示すように、照射装置60から折り返し光学系70へ向かう光の光路は、光学素子50を横切っている。したがって、図示された実施の形態では、光学素子50を基準とした一方の側に照射装置60が配置され、光学素子50を基準として一方の側とは逆側となる他方の側に折り返し光学系70が配置されている。
具体的な構成として、偏向デバイス64は、光源機構61からのコヒーレント光の光路を経時的に変化させる走査デバイス65として構成されている。走査デバイス65は、光源機構61からの光を反射させるミラーデバイス66を有しており、ミラーデバイス66の反射面66aの向きが経時的に変化するようになっている。図示された例では、ミラーデバイス66が、軸線RAを中心として回動するようになっている。この結果、照射装置60から照射される光は、軸線RAを中心とした発散光束をなす光線の光路をたどるようにして折り返し光学系70へ向かう。
折り返し光学系70は、照射装置60からの光を反射する第1反射素子71と、第1反射素子71で反射された光をさらに反射して光学素子50に向ける第2反射素子72と、を有している。本実施の形態では、照射装置60の走査デバイス65が、光源機構61からの光の進行方向を経時的に変化させる。したがって、照射装置60から照射される光は、第1反射素子71上を走査する。同様に、第1反射素子71で光路を調整された光は、第2反射素子72上を走査するようにして第2反射素子72に入射し、第2反射素子72で光路を調整された光は、光学素子50上を走査するようにして当該光学素子50に入射するようになる。
なお、本実施の形態において、第1反射素子71は、凹面鏡として構成されており、発散光束をなす光線の光路をたどるようにして入射してくる光を、反射して平行光化する。すなわち、第1反射素子71から第2反射素子72に向かう光は、平行光束をなす光線の光路をたどる。一方、第2反射素子72は、平面鏡として形成されている。したがって、折り返し光学系70から光学素子50へ入射する光は、平行光束をなす光線の光路をたどるようになる。
次に、照明装置40の光学素子50について説明する。光学素子50は、図1に示すように、各位置に入射した光を被照明領域LZ内の全域に広がるように拡散させる光拡散要素乃至は光拡散要素としての反射型のホログラム記録媒体55を有している。図示する例で光学素子50をなしているホログラム記録媒体55は、照射装置60から照射されるコヒーレント光を再生照明光として受けて、当該コヒーレント光を高効率で回折することができる。とりわけ、ホログラム記録媒体55は、その各位置、言い換えると、その各点とも呼ばれるべき各微小領域に入射するコヒーレント光を回折することによって、散乱板6の像5を再生することができるようになっている。
上述したように、照射装置60及び折り返し光学系70は、コヒーレント光が、光学素子50のホログラム記録媒体55上を走査するようにして、光学素子50へコヒーレント光を照射する。したがって、ある瞬間に、コヒーレント光を照射されているホログラム記録媒体55上の領域は、ホログラム記録媒体55の表面の一部分であって、とりわけ図示する例では、点と呼ばれるべき微小領域となっている。
そして、ホログラム記録媒体55上を走査するコヒーレント光は、ホログラム記録媒体55上の各位置に、当該ホログラム記録媒体55の回折条件を満たすような入射角度で、入射するようになっている。とりわけ、図1に示すように、照射装置60からホログラム記録媒体55の各位置に入射したコヒーレント光が、それぞれ、被照明領域LZに重ねて散乱板6の像5を再生するようになっている。すなわち、照射装置60からホログラム記録媒体55の各位置に入射したコヒーレント光は、それぞれ、光学素子50で拡げられて少なくとも一部分において重なる領域に進むようになり、この重なる領域が被照明領域LZをなしている。
このような回折作用を可能にするホログラム記録媒体55として、図示する例では、フォトポリマーを用いた反射型の体積型ホログラムが用いられている。このホログラム記録媒体55は、図2に示すように、実物の散乱板6からの散乱光を物体光Loとして用いて作製されている。図2には、ホログラム記録媒体55をなすようになる感光性を有したホログラム感光材料58に、互いに干渉性を有したコヒーレント光からなる参照光Lrと物体光Loとが露光されている状態が、示されている。
参照光Lrは、例えば、特定波長域のレーザ光を発振するレーザ光源からのレーザ光が用いられており、平行光束として一定の方向に沿って進みホログラム感光材料58に入射する。一具体例として、レーザ光源から放出された直進光としてのレーザ光を、まず、スペイシャルフィルタ等で発散させ(拡げ)て発散光束に変換し、次に、コリーメータを用いて、所定のビーム断面積を有する平行光束に変換し、その後、ホログラム感光材料58に入射させる。
次に、物体光Loは、たとえばオパールガラスからなる散乱板6からの散乱光として、ホログラム感光材料58に入射する。ここでは作製されるべきホログラム記録媒体55が反射型なので、物体光Loは、参照光Lrとは反対側の面からホログラム感光材料58へ入射する。物体光Loは、参照光Lrと干渉性を有している必要がある。したがって、例えば、同一のレーザ光源から発振されたレーザ光を分割して、分割された一方を上述の参照光Lrとして利用し、他方を物体光Loとして使用することができる。
図2に示す例では、散乱板6の板面への法線方向と平行な平行光束が、散乱板6へ入射して散乱され、そして、散乱板6を透過した散乱光が物体光Loとしてホログラム感光材料58へ入射している。この方法によれば、通常安価に入手可能な等方性散乱板を散乱板6として用いた場合に、散乱板6からの物体光Loが、ホログラム感光材料58の全域に概ね均一な光量分布で入射することが可能となる。またこの方法によれば、散乱板6による散乱の度合いにも依存するが、ホログラム感光材料58の各位置に、散乱板6の出射面6aの全域から概ね均一な光量で参照光Lrが入射しやすくなる。このような場合には、得られたホログラム記録媒体55の各位置に入射した光が、それぞれ、散乱板6の像5を同様の明るさで再生すること、および、再生された散乱板6の像5が概ね均一な明るさで観察されることが実現され得る。
以上のようにして、参照光Lrおよび物体光Loがホログラム記録材料58に露光されると、参照光Lrおよび物体光Loが干渉してなる干渉縞51が生成され、この光の干渉縞が、何らかのパターン(体積型ホログラムでは、一例として、屈折率変調パターン)として、ホログラム記録材料58に記録される。その後、ホログラム記録材料58の種類に対応した適切な後処理が施され、ホログラム記録媒体55が得られる。なお、図2及び図3に示すように、干渉縞51をなす各縞模様は、参照光Lrが進む方向と物体光Loが進む方向との中間となる方向に延びるようになる。
図3には、図2の露光工程を経て得られたホログラム記録媒体55の回折作用(再生作用)が示されている。図3に示すように、図2のホログラム感光材料58から形成されたホログラム記録媒体55は、露光工程で用いられたレーザ光と同一波長の光であって、露光工程における参照光Lrの光路を逆向きに進む光によって、そのブラッグ条件が満たされるようになる。すなわち、図3に示すように、ホログラム感光材料58に対する平行光束としての参照光Lrの進行方向と同一の方向に沿って逆向きに進む平行光束は、再生照明光Laとして、当該ホログラム感光材料58と同一位置に配置されたホログラム記録媒体55に高効率で回折されるようになる。ホログラム記録媒体55で回折された再生光Lbは、露光工程時におけるホログラム感光材料58に対する散乱板6の相対位置(図2参照)と同一の位置関係をなすようになるホログラム記録媒体50に対する特定の位置に、散乱板6の再生像5を生成する。
この際、散乱板6の再生像5を生成する再生光Lb、すなわち再生照明光Laをホログラム記録媒体55で回折してなる光Lbは、露光工程時に散乱板6からホログラム感光材料58へ向かって進んでいた物体光Loの光路を逆向きに進む光として散乱板6の像5の各点を再生する。そして、上述したように、また図2に示すように、露光工程時に散乱板6の出射面6aの各位置から出射する散乱光Loが、それぞれ、ホログラム感光材料58の概ね全領域に入射するように拡散している。すなわち、ホログラム感光材料58上の各位置には、散乱板6の出射面6aの全領域からの物体光Loが入射し、結果として、出射面6a全体の情報がホログラム記録媒体55の各位置にそれぞれ記録されている。このため、図3に示された、再生照明光Laとして機能する平行光束をなす各光は、それぞれ単独で、ホログラム記録媒体55の各位置に入射して互いに同一の輪郭を有した散乱板6の像5を、互いに同一の位置、すなわち被照明領域LZに再生することができる。
すなわち、図1に示された投射装置20の各構成要素の配置、及び、この配置にともなった光学素子50への入射光の光路や光学素子50と被照明領域LZとの相対位置関係を予め考慮して、ホログラム感光材料58への参照光の光路およびホログラム感光材料58と散乱板6との相対位置関係を決定することにより、投射装置20に適用され得る所望の回折特性を有したホログラム記録媒体55を得ることができる。
なお、図示された実施の形態において、照射装置60の光源機構61は、互いに異なる波長域の複数のコヒーレント光を合成してなる合成光SLを射出するように構成されている。図1に示された例では、照射装置60は、第1波長域の第1コヒーレント光Laと、第1波長域とは異なる第2波長域の第2コヒーレント光Lbと、第1波長域および第2波長域の両方と異なる第3波長域の第3コヒーレント光Lcと、を合成してなる合成光SLを照射する。例えば、第1波長域が第1の原色成分(例えば、赤色成分)に対応し、第2波長域が第2の原色成分(例えば、緑色成分)に対応し、且つ、第3波長域が第3の原色成分(例えば、青色成分)に対応して、照射装置60が、第1〜第3の原色成分の加法混色によって、白色光を照射することができる。
具体的な構成として、光源機構61は、各コヒーレント光の波長域に対応した波長域のコヒーレント光をそれぞれ発振する複数の光源61a,61b,61cと、複数の光源61a,61b,61cからのコヒーレント光を合成する合成デバイス62と、を有している。光源機構61には、複数の光源として、第1波長域の第1コヒーレント光Laを発振する第1光源61aと、第2波長域の第2コヒーレント光Lbを発振する第2光源61bと、第3波長域の第3コヒーレント光Lcを発振する第3光源61cと、が設けられている。一方、合成デバイス62として、例えばハーフミラーといった、二つの光を合成する種々の部材、部品、装置等を用いることができる。
一方、図1に点線で示すように、光学素子50は、照射装置60から照射される複数の光の波長域の光La,Lb,Lcの各々に対応して複数の反射型のホログラム記録媒体55a,55b,55cを含んでいる。ホログラム記録媒体55a,55b,55cをなす反射型体積ホログラムは、波長選択性を有している。したがって、合成光SL中の各コヒーレント光55a,55b,55cは、対応するホログラム記録媒体55a,55b,55cによって回折され、被照明領域LZに進むことになる。
次に、以上の構成からなる照明装置40、投射装置20および投射型映像表示装置10の作用について説明する。
まず、照射装置60は、コヒーレント光が折り返し光学系70の第1反射素子71上を走査するようにして、光学素子50へコヒーレント光を照射する。具体的には、光源機構61で一定方向に沿って進む特定波長のコヒーレント光La,Lb,Lcの合成光SLが生成され、このコヒーレント光が走査デバイス65で進行方向を変えられる。走査デバイス65は、周期的な回動動作を行っており、この結果、照射装置60から射出される合成光SLは、発散光束をなす光線の光路をたどるようにして、折り返し光学系70の第1反射素子71上に入射する。
折り返し光学系70は、第1反射素子71及び第2反射素子72での反射により、照射装置60からのコヒーレント光を光学素子50に誘導する。折り返し光学系70によって誘導された合成光SLは、光学素子50上を走査するようにして光学素子50上の各位置に入射する。この際、光学素子50の各位置に入射したコヒーレント光La,Lb,Lcは、対応するホログラム記録媒体55a,55b、55cのブラッグ条件を満たす。この結果、各位置に入射したコヒーレント光La,Lb,Lcは、それぞれ、ホログラム記録媒体55a,55b、55cでの回折により、被照明領域LZに重ねて散乱板6の像5を再生する。すなわち、照射装置60から折り返し光学系70を介してホログラム記録媒体55の各位置に入射したコヒーレント光La,Lb,Lcは、それぞれ、光学素子50で拡散ないしは拡げられて、被照明領域LZの全域に入射するようになる。このようにして、照射装置60は、被照明領域LZを合成光SLで白色に照明することができる。
図1に示すように、投射装置20においては、照明装置40の被照明領域LZと重なる位置に空間光変調器30が配置されている。このため、空間光変調器30は、照明装置40によって面状に照明され、画素毎にコヒーレント光を選択して透過させることにより、映像を形成するようになる。この映像は、投射光学系25によってスクリーン15に投射される。スクリーン15に投射されたコヒーレント光は、拡散され、観察者に映像として認識されるようになる。ただし、この際、スクリーン上に投射されたコヒーレント光は拡散によって干渉し、スペックルを生じさせ得る。
しかしながら、本実施の形態による照明装置40によれば、次に説明するように、スペックルを極めて効果的に目立たなくさせることができる。
スペックルを目立たなくさせるには、偏光・位相・角度・時間といったパラメータを多重化し、モードを増やすことが有効であるとされている。ここでいうモードとは、互いに無相関なスペックルパターンのことである。例えば、複数のレーザ光源から同一のスクリーンに異なる方向からコヒーレント光を投射した場合、レーザ光源の数だけ、モードが存在することになる。また、同一のレーザ光源からのコヒーレント光を、時間を区切って異なる方向から、スクリーンに投射した場合、人間の目で分解不可能な時間の間にコヒーレント光の入射方向が変化した回数だけ、モードが存在することになる。そして、このモードが多数存在する場合には、光の干渉パターンが無相関に重ねられ平均化され、結果として、観察者の目によって観察されるスペックルが目立たなくなるものと考えられている。
上述した照明装置40では、コヒーレント光が、光学素子50上を走査するようにして、光学素子50に照射される。また、照射装置60からホログラム記録媒体55の各位置に入射したコヒーレント光は、それぞれ、同一の被照明領域LZの全域をコヒーレント光で照明するが、当該被照明領域LZを照明するコヒーレント光の照明方向は互いに異なる。そして、コヒーレント光が入射するホログラム記録媒体55上の位置が経時的に変化するため、被照明領域LZへのコヒーレント光の入射方向も経時的に変化する。
被照明領域LZを基準にして考えると、被照明領域LZ内の各位置には絶えずコヒーレント光が入射してくるが、その入射方向は、図1に矢印A1で示すように、常に変化し続けることになる。結果として、空間光変調器30の透過光によって形成された映像の各画素をなす光が、図1に矢印A2で示すように経時的に光路を変化させながら、スクリーン15の特定の位置に投射されるようになる。
以上のことから、上述してきた照明装置40を用いることによれば、映像を表示しているスクリーン15上の各位置において時間的にコヒーレント光の入射方向が変化していき、且つ、この変化は、人間の目で分解不可能な速さであり、結果として、人間の目には、相関の無いコヒーレント光の散乱パターンが多重化されて観察されることになる。したがって、各散乱パターンに対応して生成されたスペックルが重ねられ平均化されて、観察者に観察されることになる。これにより、スクリーン15に表示されている映像を観察する観察者に対して、スペックルを極めて効果的に目立たなくさせることができる。
なお、人間によって観察される従来のスペックルには、スクリーン15上でのコヒーレント光の散乱を原因とするスクリーン側でのスペックルだけでなく、スクリーンに投射される前におけるコヒーレント光の散乱を原因とする投射装置側でのスペックルも発生し得る。この投射装置側で発生したスペックルパターンは、空間光変調器30を介してスクリーン15上に投射されることによって、観察者に認識され得るようにもなる。しかしながら、本実施の形態によれば、コヒーレント光が光学素子50上を連続的に走査し、そして光学素子50の各位置に入射したコヒーレント光La,Lb,Lcが、それぞれ、空間光変調器30が重ねられた被照明領域LZの全域を照明するようになる。すなわち、光学素子50が、スペックルパターンを形成していたそれまでの波面とは別途の新たな波面を形成し、複雑且つ均一に、被照明領域LZ、さらには、空間光変調器30を介してスクリーン15を照明するようになる。このような光学素子50での新たな波面の形成により、投射装置側で発生するスペックルパターンは不可視化されることになる。
また本実施の形態では、光学素子50をなすホログラム記録媒体55の各位置に入射するコヒーレント光が、互いに同一の位置に、散乱板6の像5を生成するとともに、当該像5に重ねて空間光変調器30が配置されている。このため、ホログラム記録媒体55で回折された光を、高効率で、映像形成のために利用することが可能となり、照射装置60の光源機構61からの光の利用効率の面においても優れる。
ところで、以上のような照明装置40では、反射型の光学素子50が用いられており、この光学素子50への入射光は、当該光学素子50のうちの被照明領域LZを照明する照明光が進み出る側の面へ入射することになる。すなわち、光学素子50への入射光の光路を制御する折り返し光学系70は、当該光学素子50から進み出る照明光の光路を避けながら、配置される必要がある。このように光学素子50の周囲において光路設計に対する制約があることから、反射型の光学素子を用いた照明装置では、装置が大型化してしまうといった問題が生じていた。そして装置の大型化といった問題は、本実施の形態のように、照射装置60が互いに異なる複数の波長域のコヒーレント光La,Lb,Lcを投射するようになっている装置、さらには、スペックル問題の解消のため、照射装置60が走査デバイス65を偏向デバイス64として含んでいる装置においてより顕著となる。
この点に対し、本実施の形態では、照射装置60から投射される光は、ホログラム記録媒体55によってなされる光学素子50を一方の側から他方の側へと透過し、折り返し光学系70に入射する。したがって、図示された実施の形態では、光学素子50を基準とした一方の側に照射装置60を配置し、光学素子50を基準として一方の側とは逆側となる他方の側に折り返し光学系70を配置することができる。このため、光学素子50の存在に起因した光路設計の制約を緩和して、光路設計の自由度が増し、照明装置40、さらには投射装置20及び投射型映像表示装置10を小型化することが可能となる。
照射装置60から折り返し光学系70の第1反射素子71へ照射される光について、このような光路設計が可能となる理由は、光学素子50が反射型体積ホログラムにより形成されているためである。反射型の体積ホログラムは、鋭い波長選択性及び角度選択性を呈する。言い換えると、反射型の体積ホログラムは、製造段階における露光条件に起因して決定されるブラッグ条件を満たさない光を、高い回折効率で回折することはない。したがって、照射装置60から照射される光は、ブラッグ条件を満たさない限りにおいて、光学素子50から重大な光学作用を及ぼされることはない。したがって、図1に示すように、照射装置60から照射された光は、その進行方向を大きく曲げられることなく、光学素子50を透過することが可能となる。
また、図1に示された実施の形態では、折り返し光学系70から光学素子50への入射光の光軸OA2と光学素子50への法線方向との両方に平行な面内において、すなわち図1において、照射装置60から折り返し光学系70の反射素子71への入射光の光軸OA1と、折り返し光学系70から光学素子50への入射光の光軸OA2とは、光学素子の面方向を基準として逆側に傾斜している。言い換えると、図1の紙面において、上下方向に延びる光学素子50の面方向に対して、光軸OA1は右上がりであるのに対して、光軸OA2は、光軸OA1とは逆の左上がりとなっている。ここで、面方向とは、光学素子50を全体的かつ大局的に観察した場合において光学素子50によって画定される面と平行な方向のことを意味する。また、光軸とは、対象となる光線または光束が進む際に通過する領域の中心に位置する軸線のことを意味する。
光軸OA2と光学素子50への法線方向との両方に平行な面内において、光軸OA1と光軸OA2とが光学素子50の面方向を基準として逆側に傾斜している場合には、図2及び図3に示されているホログラム記録媒体55に記録された干渉縞51の向きからも理解され得るように、照射装置60から折り返し光学系70に向かう光の進行方向は、当該干渉縞51のブラッグ条件を満たす方向から大きくずれた方向となる。すなわち、照射装置60から折り返し光学系70に向かう光は、ホログラム記録媒体55のブラッグ条件を満たし難くなる傾向が生じる。したがって、光のロスや迷光の発生等を効果的に回避しながら、照射装置60から照射された光が光学素子50を透過して折り返し光学系70に向かうことができる。言い換えると、照射装置60から照射された光が光学素子50を透過することのデメリットを回避することができる。
さらに本実施の形態では、光学素子50のホログラム記録媒体55で回折されて被照明領域LZへ進む光は、折り返し光学系70の第1反射素子71と第2反射素子72との間を通過する。このような構成によれば、第1反射素子71および第2反射素子72の配置に関する設計の自由度が増し、照明装置40、投射装置20及び投射型映像表示装置10をより小型化することが可能となる。
なお、上述した実施の形態に対して様々な変更を加えることが可能である。以下、図面を適宜参照しながら、変形の一例について説明する。以下の説明で用いる図面では、上述した実施の形態における対応する部分に対して用いた符号と同一の符号を用いており、重複する説明を省略する。
上述した実施の形態にて説明した折り返し光学系70の構成は一例に過ぎない。例えば図4に示すように、照射装置60からの光が、平面鏡として構成された第1反射素子71に入射して反射され、第1反射素子71からの反射光が、凹面鏡として構成された第2反射素子72にて一定の向きに反射されて光学素子50に入射するようにしてもよい。
また、上述した実施の形態において、照射装置60が複数波長域の合成光を照射する例を示したが、これに限られない。同様に、光学素子50が、ホログラム記録媒体55を一つのみ含むようにしてもよい。
さらに、上述した実施の形態において、照射装置60がコヒーレント光を照射するようにした例を示したが、これに限られず、非コヒーレント光を照射するようにしてもよい。
さらに、上述した実施の形態において、照射装置60が偏向デバイス64として、走査デバイス65を有し、折り返し光学系70及び光学素子50に対して光が走査するようにして入射する例を示したが、これに限られない。例えば、偏向デバイス64がスペイシャルフィルタとして形成され、整形された発散光束が照射装置60から折り返し光学系70へ照射されるようにしてもよい。
さらに、上述した実施の形態において、照明装置40が、投射装置20及び投射型映像表示装置10に組み込まれた例を示したが、これに限られず、スキャナ用の照明装置等、種々の用途に適用され得る。
なお、以上において上述した実施の形態に対するいくつかの変形例を説明してきたが、当然に、複数の変形例を適宜組み合わせて適用することも可能である。
5 像
6 散乱板
10 投射型映像表示装置
15 スクリーン
20 投射装置
25 投射光学系
30 空間光変調器
40 照明装置
50 光学素子
51 干渉縞
55 ホログラム記録媒体
55a ホログラム記録媒体
55b ホログラム記録媒体
55c ホログラム記録媒体
58 ホログラム感光材料
60 照射装置
61 光源機構
61a 光源(第1光源)
61b 光源(第2光源)
61c 光源(第3光源)
64 偏向デバイス
65 走査デバイス
66 ミラーデバイス(反射デバイス)
66a ミラー(反射面)
70 折り返し光学系
71 第1反射素子
72 第2反射素子
LZ 被照明領域
SL 合成光
La コヒーレント光(第1コヒーレント光)
Lb コヒーレント光(第2コヒーレント光)
Lc コヒーレント光(第3コヒーレント光)

Claims (7)

  1. 反射型のホログラム記録媒体を含む光学素子と、
    コヒーレント光を照射する照射装置と、
    前記照射装置からの光を前記光学素子へ誘導する折り返し光学系であって、前記照射装置からの光が入射する反射素子を有した折り返し光学系と、を備え、
    前記照射装置からの光は、一方の側から他方の側へと前記光学素子を透過して、前記反射素子の各位置に入射し、
    前記光学素子の前記反射型のホログラムは、前記折り返し光学系によって誘導されて前記他方の側から各位置に入射する光を回折し、前記光学素子の各位置に入射して回折された光が同一の領域をそれぞれ照明する、照明装置。
  2. 前記照射装置は、コヒーレント光を生成するコヒーレント光源と、前記コヒーレント光源からの光の進行方向を変化させて、前記光が前記反射素子上を走査するようにする走査デバイスと、を有する、請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記照射装置は、波長域が異なる複数の光を照射し、
    前記光学素子は、前記照射装置から照射される複数の波長域の光の各々に対応して複数の反射型のホログラム記録媒体を積層して有する、請求項1又は2に記載の照明装置。
  4. 前記折り返し光学系は、前記反射素子で反射された光を受ける第2反射素子を有し、
    前記第2反射素子で反射された光が前記光学素子へ入射し、
    前記光学素子の前記反射型のホログラムで回折された光は、前記反射素子と前記第2反射素子との間を通過する、請求項1〜3のいずれか一項に記載の照明装置。
  5. 前記折り返し光学系から前記光学素子への入射光の光軸と前記光学素子への法線方向との両方に平行な面内において、前記照射装置から前記折り返し光学系の前記反射素子への入射光の光軸と、前記折り返し光学系から前記光学素子への入射光の光軸とは、前記光学素子の面方向を基準として逆側に傾斜している、請求項1〜4のいずれか一項に記載の照明装置。
  6. 照明装置と、
    前記照明装置によって照明される空間光変調器と、を備え、
    前記照明装置は、
    反射型のホログラム記録媒体を含む光学素子と、
    コヒーレント光を照射する照射装置と、
    前記照射装置からの光を前記光学素子へ誘導する折り返し光学系であって、前記照射装置からの光が入射する反射素子を有した折り返し光学系と、を有し、
    前記照射装置からの光は、一方の側から他方の側へと前記光学素子を透過して、前記反射素子の各位置に入射し、
    前記光学素子の前記反射型のホログラムは、前記折り返し光学系によって誘導されて前記他方の側から各位置に入射する光を回折し、前記光学素子の各位置に入射して回折された光が空間光変調器の同一の領域をそれぞれ照明する、投射装置。
  7. 照明装置と、
    前記照明装置によって照明される空間光変調器と、
    前記空間光変調器で得られた変調画像を投影されるスクリーンと、を備え、
    前記照明装置は、
    反射型のホログラム記録媒体を含む光学素子と、
    コヒーレント光を照射する照射装置と、
    前記照射装置からの光を前記光学素子へ誘導する折り返し光学系であって、前記照射装置からの光が入射する反射素子を有した折り返し光学系と、を有し、
    前記照射装置からの光は、一方の側から他方の側へと前記光学素子を透過して、前記反射素子の各位置に入射し、
    前記光学素子の前記反射型のホログラムは、前記折り返し光学系によって誘導されて前記他方の側から各位置に入射する光を回折し、前記光学素子の各位置に入射して回折された光が空間光変調器の同一の領域をそれぞれ照明する、投射型映像表示装置。
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