JP6186633B2 - 動力伝達部材、並びに、モータ内蔵ローラ - Google Patents

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Description

本発明は、モータの動力をローラに伝達する動力伝達部材に関するものである。また、本発明は、その動力伝達部材を備えたモータ内蔵ローラに関するものである。
ローラコンベア装置の構成部品として、モータ内蔵ローラが知られている。モータ内蔵ローラは、ローラ本体内にモータと減速機とが内蔵され、内部のモータを駆動することによって、外側のローラ本体が回転するものである。より詳細には、モータ内蔵ローラは、モータの動力をローラ本体に伝動する動力伝達部材が備えられており、その動力伝達部材を介して、モータの回転力がローラ本体に伝達される構成である。
ところで、このローラ本体に動力を伝達する動力伝達部材には、従来より、様々な形式のものが知られているが、動力の伝達効率や部品の加工容易性等の観点から、ローラ本体の内壁に一体的に固定する構造のものが多用されている(例えば特許文献1)。そして、従来より、動力伝達部材をローラ本体に固定する方法としては、以下に示す方法が一般化している。
すなわち、動力伝達部材をローラ本体に圧入して固定する圧入固定式と、動力伝達部材をローラ本体内に配してピン等を介して固定する他部材介入固定式と、動力伝達部材をローラ本体内に配してローラ本体の一部を内側にかしめて固定するかしめ固定式と、さらには圧入固定式と他部材介入固定式とかしめ固定式のいずれかを組み合わせた複合固定式である。
特開2002−145438号公報
しかしながら、従来の固定方式を用いた場合、ローラ本体の製造上のばらつき、特にローラ本体の内径のばらつきにより、動力伝達部材がローラ本体に固定できないあるいは固定が不十分となる問題が発生していた。
また、従来の固定方式、特に動力伝達部材をローラ本体に圧入する形式のものは、動力伝達部材の大きさをローラ本体の内壁と同程度の大きさに設定しているため、製造時において、動力伝達部材をローラ本体内の所望の位置(ローラ本体の軸線方向中間あたりであって、モータを含む動力部の出力軸と接続し得る位置)に配置しづらいという不満があった。その結果、動力伝達部材の取り付け作業には相当の時間を要し、製造における作業効率を著しく低下させていた。
そこで、本発明では、従来技術の問題点に鑑み、ローラ本体に製造上のばらつきがあったとしても、ローラ本体に確実に固定でき、さらには製造時における作業の高効率化を図ることができる動力伝達部材、並びに、モータ内蔵ローラを提供することを課題とする。
上記課題を解決するべく提供される請求項1に記載の発明は、モータ内蔵ローラが有するローラ本体に内蔵されるものであり、ローラ本体内に配されたモータを含む動力部の出力軸から出力される回転力を、ローラ本体に伝動する動力伝達部材であって、調整部材と、一対の挟持部材と、一対の挟持部材が離反方向に移動することを阻止する姿勢維持手段を有し、前記姿勢維持手段には挿通体があり、前記調整部材は環状を呈しており、その内壁側であって軸線方向両端に傾斜面を構成する傾斜部があり、前記傾斜面は、調整部材の軸線方向両端側から中央側に向けて当該調整部材の内径を縮小する方向に傾斜し、調整部材の内壁側であって傾斜部の間には平坦部があり、前記挟持部材は皿形状を呈していて平面構造の壁部と立体構造の傾斜周壁部を有し、一対の挟持部材の間には、軸保持体が設けられており、当該軸保持体の直径は調整部材の平坦部における内径とほぼ同一の大きさであり、当該軸保持体には出力軸が挿通されて軸保持体に回転力を伝動する軸挿入孔と、前記挿通体が挿通される孔があり、前記調整部材の軸線方向両端に前記一対の挟持部材が配され、一対の挟持部材を相対的に近接する方向に移動させることによって、前記調整部材がローラ本体の径方向外側に向かって移動あるいは変形するものであり、動力伝達部材をローラ本体内に挿入した状態で、前記挟持部材を相対的に近接する方向に移動させることによって、前記調整部材をローラ本体の内周面に押し付け、姿勢維持手段で挟持部材の離反を阻止することによってローラ本体内で固定され、前記姿勢維持手段が前記挟持部材に設けられているか、又は前記挟持部材とは別の部材であって前記挟持部材に貫通孔があり前記挿通体が前記挟持部材の貫通孔と軸保持体の前記孔に挿通されていることを特徴とする動力伝達部材である。
本発明の動力伝達部材は、ローラ本体内に挿入した状態で、一対の挟持部材を相対的に近接する方向に移動させることによって、調整部材がローラ本体の径方向外側に向かって移動あるいは変形するため、ローラ本体の大きさが製造上のばらつきを有しているか否かに関わらず、調整部材とローラ本体とを確実に当接した状態にすることができる。すなわち、ローラ本体の大きさに製造のばらつきによる差異があったとしても、ローラ本体の内周面に調整部材を確実に押し付けることができる。そして、本発明では、姿勢維持手段で挟持部材の離反を阻止することによって、調整部材がローラ本体の内周面に押し付けられた状態を維持させることができる。このように、本発明の動力伝達部材は、ローラ本体内において、挟持部材を近接した姿勢、つまり調整部材をローラ本体の内周面に押し付けた姿勢で維持させることによって、ローラ本体との一体性を高めて、ローラ本体への圧着を行うことができる。すなわち、本発明によれば、挟持部材を移動させるだけで、動力伝達部材をローラ本体内に確実に圧着させることができるため、ローラ本体の大きさに製造上のばらつきがあったとしても、動力伝達部材の取り付けを容易且つ確実に行うことができる。
また、本発明では、動力伝達部材をローラ本体内に挿通してから、調整部材をローラ本体の内周面に押し付けることができるため、従来のように、動力伝達部材をローラ本体内に配する際に、必要以上に作業時間を要することがない。すなわち、本発明によれば、モータ内蔵ローラの製造における作業効率を飛躍的に向上させることができる。
請求項1に記載の発明では、調整部材は、挟持部材が当接する傾斜面を有し、挟持部材を調整部材の傾斜面に沿って移動させると、当該調整部材がローラ本体の径方向外側に移動あるいは変形し、ローラ本体の内周面に押し付けられる。
かかる構成によれば、挟持部材を、調整部材に設けられた傾斜部に沿って移動させることで、調整部材をローラ本体の径方向外側に移動あるいは変形させることができるため、動力伝達部材のローラ本体への圧着の容易性及び確実性をより高めることが可能である。
請求項1に記載の発明では、調整部材は、環状を呈しており、その内壁側に前記傾斜面が設けられ、当該傾斜面は、調整部材の軸線方向両端側から中央側に向けて、当該調整部材の内径を縮小方向に傾斜している。
かかる構成によれば、環状の調整部材の軸線方向両端側に、傾斜面をそれぞれ設けたため、調整部材の圧着作用をより効率的に発揮させることができる。
請求項2に記載の発明は、一対の挟持部材には、互いに向き合った壁部を有し、当該壁部には部材厚方向に貫通した1又は複数の貫通孔が設けられており、姿勢維持手段は、前記貫通孔に挿通できる挿通体を有し、姿勢維持手段の挿通体を、互いに向き合った壁部に跨るように貫通孔に挿通し、当該挿通体の一部を変形することにより、挟持部材の離反を阻止できることを特徴とする請求項1に記載の動力伝達部材である。
かかる構成によれば、挟持部材に挿通した姿勢維持手段の挿通体の一部を変形することにより、挟持部材の離反を阻止できるため、動力伝達部材の取り付け作業をより容易にすることができる。
請求項1に記載の発明では、動力伝達部材は、一対の挟持部材の間には、動力部の出力軸を保持する軸保持体が設けられている。
金属などの剛性が高い材料を加工する場合、厚みが増す程手間が掛かる場合がある。
そこで、かかる手間を軽減するべく提供される請求項に記載の発明は、前記軸保持体は、保持孔が設けられた板体が複数積層されて形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の動力伝達部材である。
かかる構成によれば、板体を複数枚積層して軸保持体を形成しているため、所望の形状や大きさを呈した軸保持体を手間なく容易に成形することができる。
請求項4に記載の発明は、モータを含む動力部がローラ本体に内蔵され、動力部から伝達される動力によってローラ本体が回転するモータ内蔵ローラであって、動力部の動力をローラ本体に伝達する動力伝達部材を有し、動力伝達部材は、調整部材と、一対の挟持部材と、一対の挟持部材が離反方向に移動することを阻止する姿勢維持手段を有し、前記姿勢維持手段には挿通体があり、前記調整部材は環状を呈しており、その内壁側であって軸線方向両端に傾斜面を構成する傾斜部があり、前記傾斜面は、調整部材の軸線方向両端側から中央側に向けて当該調整部材の内径を縮小する方向に傾斜し、調整部材の内壁側であって傾斜部の間には平坦部があり、前記挟持部材は皿形状を呈していて平面構造の壁部と立体構造の傾斜周壁部を有し、一対の挟持部材の間には、軸保持体が設けられており、当該軸保持体の直径は調整部材の平坦部における内径とほぼ同一の大きさであり、当該軸保持体には出力軸が挿通されて軸保持体に回転力を伝動する軸挿入孔と、前記挿通体が挿通される孔があり、前記調整部材の軸線方向両端に前記一対の挟持部材が配され、一対の挟持部材を相対的に近接する方向に移動させることによって、前記調整部材がローラ本体の径方向外側に向かって移動あるいは変形するものであり、ローラ本体内に挿入した状態で、前記調整部材を相対的に近接する方向に移動させることによって、前記調整部材をローラ本体の内周面に押し付け、姿勢維持手段で挟持部材の離反を阻止することによってローラ本体内で固定されるものであり、前記姿勢維持手段が前記挟持部材に設けられているか、又は前記挟持部材とは別の部材であって前記挟持部材に貫通孔があり前記挿通体が前記挟持部材の貫通孔と軸保持体の前記孔に挿通されていることを特徴とするモータ内蔵ローラである。
本発明のモータ内蔵ローラは、ローラ本体内に動力伝達部材を配した状態で、挟持部材を近接した姿勢、つまり調整部材をローラ本体の内周面に押し付けた姿勢で維持させることができ、それによって、動力伝達部材とローラ本体との一体性を高められる構成とされている。つまり、本発明では、動力伝達部材とローラ本体との一体性を高めることで、動力伝達部材をローラ本体内に圧着させている。すなわち、本発明によれば、挟持部材を移動させるだけで、動力伝達部材をローラ本体内に圧着させることができるため、ローラ本体の大きさに製造上のばらつきがあったとしても、動力伝達部材を確実且つ容易にローラ本体に取り付けることが可能である。
また、本発明では、ローラ本体内に挿通してから、調整部材をローラ本体の内周面に押し付けることができるため、従来のように、動力伝達部材をローラ本体内に配する際に、必要以上に作業時間を要することがない。すなわち、本発明によれば、モータ内蔵ローラの製造における作業効率を飛躍的に向上させることができる。
本発明の動力伝達部材、並びに、モータ内蔵ローラは、動力伝達部材をローラ本体の内部に配した状態で、一対の挟持部材を相対的に近接するように移動させて、調整部材をローラ本体の内周面に押し付けて圧着させることができるため、ローラ本体の大きさに製造上のばらつきがあったとしても、動力伝達部材のローラ本体への取り付けを確実且つ容易にすることが可能である。また、本発明では、ローラ本体内に動力伝達部材を配してから、調整部材をローラ本体の内周面に押し付けることができるため、モータ内蔵ローラの製造における作業効率を飛躍的に向上させることが可能である。
本発明の実施形態に係るモータ内蔵ローラを示す正面図である。 図1のモータ内蔵ローラを示す断面図である。 図1のモータ内蔵ローラを示す分解斜視図である。 図1のモータ内蔵ローラに内蔵されたモータユニットを示す断面図である。 動力伝達部材を示す斜視図である。 図5の動力伝達部材を示す分解斜視図である。 調整部材を示す正面図である。 調整部材の一部を破断した断面斜視図である。 図7の調整部材を示すA−A断面図である。 挟持部材を示す正面図である。 図10の挟持部材を示すB−B断面図である。 姿勢維持部材を示す正面図である。 プレートを示す正面図である。 図13のプレートを示すC−C断面図である。 図1の動力伝達部材を示す断面図である。(調整部材及び姿勢維持部材のみにハッチ) (a)〜(d)は動力伝達部材をモータ内蔵ローラのローラ本体に挿入した状態で挟持部材を相対的に近接させてその姿勢を固定するまでの経時的変化を示す説明図である。(調整部材及び姿勢維持部材のみにハッチ) 調整部材の変形例を示す斜視図である。
以下に、本発明の実施形態に係るモータ内蔵ローラについて説明する。
本実施形態のモータ内蔵ローラ1は、モータ12の駆動力をローラ本体11に伝達する動力伝達部材2に特徴があり、その他の基本構造に関しては、従来公知のそれと同様である。そこで、まず、モータ内蔵ローラ1の基本構造について簡単に説明する。
モータ内蔵ローラ1の基本構造は、図1〜3に示すように、円筒形のローラ本体11と、蓋部材41、42を有し、その内部にモータ12と減速機13からなる動力部4が内蔵された構成である。ただし、本実施形態では、モータ12、減速機13及び回路基板43がユニット化されたモータ内蔵ローラ用のモータユニット3が内蔵された構成である。
ローラ本体11は、両端が開口した円筒である。そして、ローラ本体11の両端を閉塞するように、蓋部材41、42が装着されている。
一方(図2の左側)の蓋部材41は、図2に示すように、円筒状のローラ本体嵌合部材52と、軸受け54及び本体側軸部材53が一体化されたものである。また、他方(図2の右側)の蓋部材42は、ローラ本体嵌合部材55と、軸受け56が一体化されたものである。なお、本体側軸部材53は、断面形状がほぼ六角形を呈している。
モータユニット3は、図2〜4に示すように、円筒形のケース44を有し、その内部にモータ12、減速機13及び回路基板43が内蔵された構成である。また、ケース44には、軸線方向一方の端部から外方向に向けて突出する固定側軸45と、軸線方向他方の端部から外方向に向けて突出する駆動側軸(出力軸)46が設けられている。
固定側軸45は、モータユニット3をローラ本体11内に配置した状態で、他方の蓋部材42の軸受け56に挿通される軸であり、ローラ本体11の1つの本体側軸部材として機能する部分である。
駆動側軸46は、モータユニット3をローラ本体11内に配置した状態で、後述する動力伝達部材2に接続される軸であり、動力部4の動力をローラ本体11に出力する回転軸である。
なお、固定側軸45及び駆動側軸46はいずれも、断面形状がほぼ六角形を呈している。
以上が、モータ内蔵ローラ1の基本構造の説明である。
次に、本発明の特徴的構成たる動力伝達部材2について説明する。
本実施形態の動力伝達部材2は、モータ内蔵ローラ1において、ローラ本体11内に配され、モータ12の動力をローラ本体11に伝達する部材である。そして、その機能を果たすべく、動力伝達部材2は、図5、6に示すように、調整部材5と、一対の挟持部材6、7と、姿勢維持部材(姿勢維持手段)8と、軸保持体10とを備えた構成である。
調整部材5は、ゴム等の弾性を備えた部材によって形成された短尺の円筒体である。すなわち、調整部材5は、図7に示すように、正面視した形状がほぼ環状を呈している。また、調整部材5は、図8に示すように、内周面側に2つの傾斜部20、21が設けられている。傾斜部20、21はいずれも、調整部材5の軸線方向端部から中央側に向かって傾斜した部分であり、図9に示すように、調整部材5の中央側に向かうにつれて、調整部材5の内径が縮小傾向となるような勾配に設定されている。換言すれば、本実施形態では、傾斜部20、21における断面が、平坦な外周面を基準として、調整部材5の軸線方向両端から軸線方向中央側に向かうにつれて部材厚が厚くなるような形状となっている。
また、本実施形態では、調整部材5の軸線方向両端に位置するいずれの傾斜部20、21も、調整部材5の軸線方向に延びた長さの全長(全幅)の半分よりも短い領域を占めるように設定されている。そして、本実施形態では、傾斜部20、21の間に、平坦部22を介在させている。すなわち、本実施形態では、調整部材5の内径が、傾斜部20、21においては、調整部材5の中央側に向かうにつれて縮小傾向となり、平坦部22においては、いずれの箇所においても傾斜部20、21の最小内径と同一である。
挟持部材6、7は、いずれも金属製であり、図6に示すように、同一形状に成形されたものが採用されているため、一方(図2の左側)の挟持部材6についてのみ説明する。
挟持部材6は、外観が若干深さを有した皿形状を呈しており、平面構造の円板壁部15と立体構造の傾斜周壁部16とで構成されている。
円板壁部15は、図10に示すように、円形の板体であり、その直径が調整部材5の平坦部22における内径よりも若干大きい設定である。そして、円板壁部15には、部材厚方向に貫通した1つの軸挿通孔23と、3つの姿勢維持用孔25a〜25cと、3つの補助孔35a〜35cが設けられている。
軸挿通孔23は、モータユニット3が有する動力部4の駆動側軸(出力軸)46が挿通される孔である。すなわち、軸挿通孔23は、円板壁部15の中央の位置において、開口形状が六角形となるように形成されている。
姿勢維持用孔25a〜25cは、後述する姿勢維持部材8の挿通体18が挿通される孔である。そして、姿勢維持用孔25a〜25cはいずれも、円板壁部15の中央から離反した位置、具体的には軸挿通孔23の周囲に形成されている。より詳細には、姿勢維持用孔25a〜25cは、軸挿通孔23の周囲において、図10に示すように、円板壁部15の円周方向に角度θ(本実施形態では120°)の間隔で配されている。また、姿勢維持用孔25a〜25cはいずれも、開口形状が長方形であり、その開口の長手縁端が円板壁部15の円周方向に沿うように配されている。
補助孔35a〜35は、後述する軸保持体10の係合突起36が嵌り込む孔である。そして、補助孔35a〜35cはそれぞれ、姿勢維持用孔25a〜25cとほぼ同一の円周上であって、姿勢維持用孔25a〜25cの位置と重ならない位置に形成されている。より詳細には、補助孔35a〜35cは、前記条件を満足しつつ、円板壁部15の円周方向に角度φ(本実施形態では120°)の間隔で配されている。なお、各補助孔35a〜35cは、開口形状が円形である。
傾斜周壁部16は、内空状の円錐を輪切りにしたような形状を呈しており、図11に示すように、円板壁部15と接続された固定端から外側の自由端に向けて徐々に拡がりを呈した部分である。すなわち、傾斜周壁部16は、固定端側の内外径が、自由端側の内外径よりも小さくされている。なお、傾斜周壁部16の自由端側の外径は、調整部材5の軸線方向端部の内径よりも若干大きく、且つ、モータ内蔵ローラ1のローラ本体11の内径よりも若干小さく設定されている。
姿勢維持部材8は、一対の挟持部材6、7と組み合わせて使用されるもので、土台部17と、その土台部17から立設した3つの挿通体18a〜18cとで構成されている。
土台部17は、円形の板体であり、その直径が挟持部材6、7の円板壁部15の直径と同程度の大きさである。そして、土台部17には、部材厚方向に貫通した1つの軸挿通孔26が設けられている。軸挿通孔26は、モータユニット3の動力部4の駆動側軸46が挿通される孔である。そして、軸挿通孔26は、図12に示すように、土台部17の中央の位置において、開口形状が六角形となるように形成されている。
挿通体18a〜18cはいずれも、土台部17の平面からほぼ直交方向に張り出した突片であり、張出方向長さが一定以上となるように設定されている。また、各挿通体18a〜18cは、土台部17の縁端側に配されており、土台部17の円周方向に角度τ(本実施形態では120°)の間隔で配されている。また、挿通体18a〜18cはいずれも、断面形状が長方形であり、その断面の長手縁端が土台部17の円周方向に沿うように配されている。
軸保持体10は、モータユニット3が有する動力部4の駆動側軸46を保持するものであり、図6に示すように、金属製のプレート(板体)27を複数(本実施形態では3枚)積層した構成である。
プレート27は、円形の板体であり、その直径が調整部材5の平坦部22における内径とほぼ同一の大きさとされている。そして、プレート27には、部材厚方向に貫通した1つの軸挿通孔28と、3つの姿勢維持用孔30a〜30cと、3つの係合突起36a〜36cが設けられている。なお、プレート27の軸挿通孔28と姿勢維持用孔30a〜30cの構成及び位置関係は、図13に示すように、前記した挟持部材6、7の軸挿通孔23と姿勢維持用孔25a〜25cの構成及び位置関係とほぼ同様のものであるため、説明を省略する。
係合突起36a〜36cは、プレート27の一方の平面から外側に突出した凸部である。より具体的には、係合突起36a〜36cは、図14に示すように、プレート27の他方の平面側から一方の平面側を押し上げるように凸部が形成された部分である。すなわち、プレート27は、係合突起36a〜36cの裏面側に係合凹部37a〜37cが形成されている。また、係合突起36a〜36cは、前記した挟持部材6、7の補助孔35a〜35cと同様、図13に示すように、姿勢維持用孔30a〜30cの間に1つずつ配されており、それぞれがプレート27の円周方向に角度γ(本実施形態では120°)の間隔で形成されている。
なお、プレート27の係合突起36a〜36cと係合凹部37a〜37cは、プレート27を積層した際に、互いに嵌り込む大きさに設定されている。
続いて、本実施形態の動力伝達部材2を構成する各部材の位置関係について説明する。
本実施形態の動力伝達部材2は、図5、15に示すように、調整部材5の軸線方向両端に一対の挟持部材6、7が配されている。具体的には、一対の挟持部材6、7は、調整部材5の軸線方向両端側から内側に嵌り込むように配置され、さらに傾斜周壁部16が調整部材5の傾斜部20、21に沿うような姿勢にされている。すなわち、調整部材5に配された挟持部材6、7は、傾斜周壁部16の傾斜方向を、調整部材5の傾斜方向に沿わせた姿勢にしている。換言すれば、挟持部材6、7は、調整部材5の内外を基準として、傾斜周壁部16の自由端側がその固定端側よりも外側寄りに配されている。
そして、その一対の挟持部材6、7に跨るように、姿勢維持部材8が配置されている。具体的には、一対の挟持部材6、7の間には、図15に示すように、軸保持体10が配されており、姿勢維持部材8は、挟持部材6、7と軸保持体10とに跨るように配置されている。
より詳細に説明すると、一対の挟持部材6、7及び軸保持体10は、調整部材5の軸線方向に、姿勢維持用孔25a〜25cと姿勢維持用孔30a〜30cが連通するような配置にされており、その状態の姿勢維持用孔25a〜25c及び姿勢維持用孔30a〜30cに、姿勢維持部材8の挿通体18a〜18cが挿通されている。すなわち、姿勢維持部材8は、一対の挟持部材6、7のうちの一方の側(本実施形態では図15の右側に位置する挟持部材7)から、挿通体18a〜18cが姿勢維持用孔25a〜25c及び姿勢維持用孔30a〜30cに挿通された配置である。換言すれば、姿勢維持部材8は、土台部17が、挿通体18a〜18cの挿通側の挟持部材7に当接し得るように配されている。
また、この状態の姿勢維持部材8は、挿通体18a〜18cの先端側が、一対の挟持部材6、7のうちの他方の側(本実施形態では図15の左側に位置する挟持部材6)から露出している(以下、露出部33という)。なお、この挿通体18a〜18cの露出部33は、後述するが、挟持部材6、7の相対的な離反方向への移動を阻止する機能を果たし得る部分である。
また、この状態の一対の挟持部材6、7及び軸保持体10は、調整部材5の軸線方向に、軸挿通孔23と軸挿通孔28が連通するような配置であり、その連通した軸挿通孔23、28に、姿勢維持部材8の軸挿通孔26が連通する配置とされている。すなわち、挟持部材6、7と軸保持体10と姿勢維持部材8は、出力軸たるモータユニット3の駆動側軸46を軸挿通孔23、28、26に挿通し得る配置にされている。
次に、本実施形態の動力伝達部材2の機能及びその使用方法について説明する。
本実施形態の動力伝達部材2は、ローラ本体11内に挿入した状態で、全体の径方向長さを拡径できる機能を有するものである。すなわち、本実施形態の動力伝達部材2は、ローラ本体11内において、動力伝達部材2を拡径させ、最外郭の調整部材5をローラ本体11の内周面に押し付けることで、圧着作用を働かせ固定することができるものである。
具体的な使用方法について説明すると、まず、動力伝達部材2を、図16(a)に示すように、調整部材5の外周面がローラ本体11の内周面に向き合うような姿勢にして、ローラ本体11内における所定の位置に配置する。すなわち、動力伝達部材2を、その軸線方向がローラ本体11の軸線方向に沿うような姿勢にして、ローラ本体11内に配置する。
そして、その状態で、一対の挟持部材6、7に、両者が相対的に近接するように外力を加える。すなわち、ローラ本体11内部に挿入可能な棒状の工具を使用して、ローラ本体11の両端側から、一対の挟持部材6、7の円板壁部15が互いに近接するような外力を加える。すると、図16(b)に示すように、挟持部材6、7の双方が、調整部材5の内部において、軸線方向中央に近づくように移動する。より詳細には、挟持部材6、7は、調整部材5の傾斜部20、21に沿いながら、調整部材5の軸線方向中央に向けて移動する。
ここで、上記したように、挟持部材6、7の円板壁部15の直径は、調整部材5の平坦部22の内径よりも大きい。より具体的には、本実施形態では、円板壁部15の直径は、調整部材5の傾斜部20、21の中途の位置における内径とほぼ同一とされている。つまり、調整部材5の傾斜部20、21においては、前記中途の位置よりも平坦部22寄りの内径が、円板壁部15の直径より小さい設計にされている。
そのため、挟持部材6、7を傾斜部20、21に沿わせて近接方向に移動させた場合、前記傾斜部20の中途の位置において、挟持部材6、7は進行が妨げられる。
ところが、本実施形態では、上記したように、調整部材5は弾性を有したゴム等であり、挟持部材6、7が調整部材5よりも剛性に富んだ金属であるため、挟持部材6、7を前記傾斜部20、21の中途の位置から無理矢理移動させたとしても、調整部材5から受ける反力によって殆ど変形を生じることはなく、逆に調整部材5を変形させることができる。
すなわち、挟持部材6、7を互いに近接する方向に移動させることによって、調整部材5の内径及び外径を径方向に拡げる作用を及ぼすことができる。
そして、図16(c)に示すように、挟持部材6、7をさらに近接するように移動させると、さらに調整部材5が拡径されて、ローラ本体11の内周面に押し付けられる。すなわち、調整部材5をローラ本体11の内周面に圧着させることができる。そして、この状態において、ローラ本体11の一方の端部側から、別の工具を挿入し、挟持部材6、7の姿勢を固定する。より具体的には、姿勢維持部材8の挿通体18a〜18cの露出部33が確認できるローラ本体11の端部側から、前記別の工具を挿入し、露出部33を変形させて、挟持部材6、7が互いに離反方向へ移動することを阻止する。すると、調整部材5とローラ本体11の圧着状態が維持され、動力伝達部材2がローラ本体11内に完全に固定される。
以上のように、本実施形態では、挟持部材6、7を、互いに近接する方向に移動させることによって、動力伝達部材2の全径を拡径させることができ、その作用によって、ローラ本体11内に固定することができるため、モータ内蔵ローラ1の組み立て作業の容易化を図ることができる。その結果、本実施形態では、作業効率が向上し、コスト削減を図ることができる。
また、本実施形態では、動力伝達部材2が、ローラ本体11内に挿入してから、拡径して固定するものであるため、従来に比べて、挿入時に要する作業時間を大幅に短縮することができる。これにより、さらなる作業効率の向上を図ることができる。
上記実施形態では、短尺の円筒状の調整部材5を採用した構成を示したが、本発明はこれに限定されず、片状の調整部材を採用した構成であっても構わない。この場合、例えば、図17に示すように、2つの片状の調整部材60を、ローラ本体11の同一直径上に位置するように配することが望ましい。これにより、動力伝達部材を、上記実施形態と同様、ローラ本体11の内周面に圧着させて固定させることができる。
なお、本構成によれば、調整部材60は、一対の挟持部材6、7を近接方向に移動させることによって、変形させるというよりも、移動させる構成である。そのため、調整部材60は、全体がローラ本体11の内周面に押し付けられる方向に移動することで、上記実施形態と同様の圧着作用を働かせることができる。
また、上記実施形態では、挟持部材6、7の圧縮力により、調整部材5の径を拡げるような作用を働かせて、動力伝達部材2をローラ本体11内に固定する構成を示したが、本発明はこれに限定されず、挟持部材の圧縮力により、調整部材の断面自体を、ローラ本体11の軸線方向に交差する方向に変形させて、ローラ本体11内に圧着させる構成であっても構わない。また、この構成を採用する場合は、調整部材と挟持部材が当接する部分を傾斜させなくても構わない。
上記実施形態では、姿勢維持手段として、別途用意した姿勢維持部材8を用いた構成を示したが、本発明はこれに限定されず、一対の挟持部材のうちのいずれか一方に、姿勢維持手段の機能を付加した構成であっても構わない。すなわち、上記実施形態に示した姿勢維持部材8の挿通体18a〜18cを、挟持部材に設けた構成である。
また、本発明では、土台部17を備えず、挿通体のみで構成された姿勢維持部材を用いても構わない。
上記実施形態では、姿勢維持部材8に3つの挿通体18a〜18cを設けた構成を示したが、本発明はこれに限定されず、2つあるいは4つ以上の挿通体を設けた構成であっても構わない。
上記実施形態では、複数のプレート27を積層した積層構造の軸保持体10を備えた構成を示したが、本発明はこれに限定されず、プレート27を持たない単体の軸保持体を備えた構成であっても構わない。
上記実施形態では、動力伝達部材2を、モータ12及び減速機13がユニット化されたモータユニット3を備えたモータ内蔵ローラ1に適用させた構成を示したが、本発明はこれに限定されず、単体のモータ12がローラ本体11に配された構成のモータ内蔵ローラに適用させた構成であっても構わない。
1 モータ内蔵ローラ
2 動力伝達部材
3 モータユニット(動力部)
5 調整部材
6、7 挟持部材
8 姿勢維持部材(姿勢維持手段)
10 軸保持体
11 ローラ本体
12 モータ(動力部)
13 減速機
15 円板壁部(壁部)
16 傾斜周壁部
18 挿通体
20 傾斜部
25、30 姿勢維持用孔
27 プレート(板体)
33 露出部
46 駆動側軸(出力軸)

Claims (4)

  1. モータ内蔵ローラが有するローラ本体に内蔵されるものであり、ローラ本体内に配されたモータを含む動力部の出力軸から出力される回転力を、ローラ本体に伝動する動力伝達部材であって、
    調整部材と、一対の挟持部材と、一対の挟持部材が離反方向に移動することを阻止する姿勢維持手段を有し、前記姿勢維持手段には挿通体があり、
    前記調整部材は環状を呈しており、その内壁側であって軸線方向両端に傾斜面を構成する傾斜部があり、前記傾斜面は、調整部材の軸線方向両端側から中央側に向けて当該調整部材の内径を縮小する方向に傾斜し、調整部材の内壁側であって傾斜部の間には平坦部があり、
    前記挟持部材は皿形状を呈していて平面構造の壁部と立体構造の傾斜周壁部を有し、
    一対の挟持部材の間には、軸保持体が設けられており、当該軸保持体の直径は調整部材の平坦部における内径とほぼ同一の大きさであり、当該軸保持体には出力軸が挿通されて軸保持体に回転力を伝動する軸挿入孔と、前記挿通体が挿通される孔があり、
    前記調整部材の軸線方向両端に前記一対の挟持部材が配され、
    一対の挟持部材を相対的に近接する方向に移動させることによって、前記調整部材がローラ本体の径方向外側に向かって移動あるいは変形するものであり、
    動力伝達部材をローラ本体内に挿入した状態で、前記挟持部材を相対的に近接する方向に移動させることによって、前記調整部材をローラ本体の内周面に押し付け、姿勢維持手段で挟持部材の離反を阻止することによってローラ本体内で固定され、
    前記姿勢維持手段が前記挟持部材に設けられているか、又は前記挟持部材とは別の部材であって前記挟持部材に貫通孔があり前記挿通体が前記挟持部材の貫通孔と軸保持体の前記孔に挿通されていることを特徴とする動力伝達部材。
  2. 一対の挟持部材には、互いに向き合った壁部を有し、当該壁部には部材厚方向に貫通した1又は複数の貫通孔が設けられており、
    姿勢維持手段は、前記貫通孔に挿通できる前記挿通体を有し、
    姿勢維持手段の挿通体を、互いに向き合った壁部に跨るように貫通孔に挿通し、当該挿通体の一部を変形することにより、挟持部材の離反を阻止できることを特徴とする請求項1に記載の動力伝達部材。
  3. 前記軸保持体は、軸挿入孔を構成する保持孔が設けられた板体が複数積層されて形成され、
    前記板体には係合突起があり、当該係合突起の裏面側には係合凹部があり、隣接する板体の係合突起と係合凹部があり、隣接する板体の係合突起と係合凹部が互いに嵌まり込んでいることを特徴とする請求項1又は2に記載の動力伝達部材。
  4. モータを含む動力部がローラ本体に内蔵され、動力部から伝達される動力によってローラ本体が回転するモータ内蔵ローラであって、
    動力部の動力をローラ本体に伝達する動力伝達部材を有し、
    動力伝達部材は、調整部材と、一対の挟持部材と、一対の挟持部材が離反方向に移動することを阻止する姿勢維持手段を有し、前記姿勢維持手段には挿通体があり、
    前記調整部材は環状を呈しており、その内壁側であって軸線方向両端に傾斜面を構成する傾斜部があり、前記傾斜面は、調整部材の軸線方向両端側から中央側に向けて当該調整部材の内径を縮小する方向に傾斜し、調整部材の内壁側であって傾斜部の間には平坦部があり、
    前記挟持部材は皿形状を呈していて平面構造の壁部と立体構造の傾斜周壁部を有し、
    一対の挟持部材の間には、軸保持体が設けられており、当該軸保持体の直径は調整部材の平坦部における内径とほぼ同一の大きさであり、当該軸保持体には出力軸が挿通されて軸保持体に回転力を伝動する軸挿入孔と、前記挿通体が挿通される孔があり、
    前記調整部材の軸線方向両端に前記一対の挟持部材が配され、
    一対の挟持部材を相対的に近接する方向に移動させることによって、前記調整部材がローラ本体の径方向外側に向かって移動あるいは変形するものであり、ローラ本体内に挿入した状態で、前記調整部材を相対的に近接する方向に移動させることによって、前記調整部材をローラ本体の内周面に押し付け、姿勢維持手段で挟持部材の離反を阻止することによってローラ本体内で固定されるものであり、
    前記姿勢維持手段が前記挟持部材に設けられているか、又は前記挟持部材とは別の部材であって前記挟持部材に貫通孔があり前記挿通体が前記挟持部材の貫通孔と軸保持体の前記孔に挿通されていることを特徴とするモータ内蔵ローラ。
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