JP6185946B2 - 入力装置 - Google Patents

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Description

本発明は、透光性の基板の表面に、複数の電極層と、それぞれの電極層から延び出る配線層とが形成された入力装置に関する。
情報表示端末機器や携帯用電話機などでは、液晶表示パネルなどの表示パネルの前方に透光性のタッチパネルが配置されている。タッチパネルは透光性の基板の表示領域(操作領域)にITOなどで形成された複数の電極層が形成されており、それぞれの電極層から延びる配線層が、表示領域(操作領域)の周囲の配線領域に引き出されている。
前記配線層はITOに銀や銅などの低抵抗金属材料が重ねられて形成されるが、狭い配線領域に複数本の配線層が配置されるため、個々の配線層は電極層に比べて幅寸法がきわめて細く、隣接する配線層の間隔も狭いものとなる。
基板の表面に電極層と配線層とが連続して形成されていると、製造工程において配線層が損傷しやすい課題がある。その第1の原因は、配線層をウエットエッチングで形成する際に、電極層に電荷が蓄積されやすいが、電極層と配線層とが連続していると、エッチング液内でのいわゆる電池効果により配線層が必要以上に細くエッチングされ、配線層が損傷を受けやすくなる。
第2の原因は、配線層などをパターニングする際に、タッチパネルの基板をステージに吸着させた状態でエッチング処理が行われるが、この処理の後に基板をステージから剥がすときの摩擦などにより一部の電極層に静電気が帯電しやすい。この場合に電極層と配線層とが連続していると隣り合う配線層の間で大きな電位差が発生することがあり、配線層間で放電が生じて配線層が破損することがある。
上記課題を解決するために特許文献1に記載された入力装置の製造方法では、表示領域に形成された透光性の電極層と、表示領域の周囲に形成された配線層とを予め分離しておき、電極層と配線層のパターニングが完了した後に、ITOと金などの積層体で形成されるブリッジ配線によって、電極層と配線層とを接続している。この方法では、電極層および配線層のパターニングの工程において、配線層が損傷する課題を解消することができる。
特開2014−67236号公報
特許文献1に記載された入力装置の製造方法では、細く形成されている配線層と電極層とを1本の細いブリッジ配線で接続している。そのため、入力装置の操作中に大きな電荷が帯電している指などが接近し、帯電部と電極層または配線層との電位差により、電極層と配線層に過大な電流が流れたときに、1本の細いブリッジ配線では過大電流に耐えることができず、ブリッジ配線自体が破断してしまうという新たな課題が生じる。
前記ブリッジ配線を厚くて幅広に形成すれば過大電流に対する容量を大きくできるが、この場合には、ブリッジ配線が目立ちやすくなるため、ブリッジ配線を表示領域内に配置することができず、ブリッジ配線を表示領域から外れた領域に配置することが必要になり、表示領域の周囲の非表示領域を幅広に設けることが必要になる。
また、細いブリッジ配線を表示領域に設けた場合においても、特許文献1のようにブリッジ配線を縦方向に平行に配置すると、表示パネルに設けられた前記カラーフィルタのサブピクセルの配列方向とブリッジ配線の配列方向が平行になるため、ブリッジ配線の縁部にぎらつきが生じるなどし、ブリッジ配線が目立ちやすくなる。
本発明は上記従来の課題を解決するものであり、電極層と配線層とを電気的に分離して形成し、パターニングなどの後に電極層と配線層とをブリッジ接続する構造において、ブリッジ接続部の耐圧を大きくでき、ブリッジ配線の断線が生じにくい構造の入力装置を提供することを目的としている。
また本発明は、ブリッジ配線を表示領域に配置しても目立たないようにした入力装置を提供することを目的としている。
本発明は、透光性の基板の表面に、透光性の導電材料で形成された複数の電極層が設けられている入力装置において、
前記表面には、前記電極層と同じ導電材料で形成された配線連結層が前記電極層と分離されて形成され、前記配線連結層から配線層が延びており、
前記電極層と前記配線連結層の境界部に、前記電極層の対向縁部と前記配線連結層の対向縁部とが対向するギャップ部が形成され、前記ギャップ部は、前記基板の縦方向と横方向に対して傾斜する傾斜部を有しており、前記傾斜部において、前記電極層の上から前記配線連結層の上に延びる導電材料の連結ブリッジ層が形成されていることを特徴とするものである。
例えば本発明の入力装置は、前記傾斜部は、前記縦方向と横方向に対して互いに異なる向きに傾斜する第1の傾斜部と第2の傾斜部を有しており、少なくとも一方の傾斜部に前記ブリッジ層が形成されているものである。
本発明の入力装置は、配線層と一体の配線連結層を電極層と分離して形成することにより、配線層のパターニングなどの際に、配線層が損傷を受ける現象が生じにくくなる。また、電極層と配線連結層とのギャップ部を基板の縦方向と横方向に対して斜めに形成し、このギャップ部を渡る連結ブリッジ層も斜めに形成することで、連結ブリッジ層の耐圧を高めることができる。
本発明の入力装置は、前記連結ブリッジ層は細長形状であり、前記連結ブリッジ層の長辺が、前記電極層の前記対向縁部および前記配線連結層の前記対向縁部と直交していることが好ましい。
本発明の入力装置は、前記電極層は第1の電極列と第2の電極層とに区分され、
前記第1の電極列は縦方向に連続し、前記第2の電極層は、前記第1の電極列を挟んで横方向へ配列しており、前記第1の電極列を覆う絶縁層と前記絶縁層の上に形成された導電材料の電極ブリッジ層とが形成され、前記電極ブリッジ層によって横方向に並ぶ前記第2の電極層どうしが接続されており、
前記電極ブリッジ層と前記連結ブリッジ層とが同じ導電材料で形成されていることが好ましい。
本発明の入力装置は、前記基板の裏側に表示光を与える表示パネルが設けられ、前記表示パネルの内部または外表面にカラーフィルタが設けられて、前記カラーフィルタのそれぞれのサブピクセルが縦方向と横方向に配列しており、
前記連結ブリッジ層は、前記表示パネルの画像の表示領域において前記サブピクセルの配列方向と傾斜して設けられていることが好ましい。
上記のように構成すると、連結ブリッジ層を表示領域に配置したとしても、連結ブリッジ層が目立つのを防止できるようになる。
この場合に、前記連結ブリッジ層は、幅寸法が10μm以上で20μm以下であり、1つの前記電極層と1つの前記配線連結層とが対向する前記ギャップ部に、前記連結ブリッジ層が4本以上形成されていることが好ましい。
また、本発明の入力装置は、連結ブリッジ層を表示領域以外に形成してもよく、この場合には、前記連結ブリッジ層の幅寸法をWμm、1つの前記電極層と1つの前記配線連結層とが対向する前記ギャップ部に設けられる前記連結ブリッジ層の本数をN本としたときに、W×Nが60以上であることが好ましい。
本発明の入力装置は、配線層と一体の配線連結層と電極層とを連結ブリッジ層で接続することにより、配線層をパターニングする製造工程で、電極層と配線層とを電気的に分離でき、配線層が損傷を受けるのを防止できるようになる。また、連結ブリッジ層を細く形成しても、耐圧を高く保つことができ、さらに、連結ブリッジ層を表示領域に配置しても目立たなくすることが可能である。
本発明の実施の形態の入力装置を示す分解斜視図、 本発明の実施の形態の入力装置の構造を示す断面図、 本発明の実施の形態の入力装置における電極層の配列パターンを示す平面図、 図3をIV−IV線で切断した拡大断面図、 電極層と配線連結層を拡大して示す拡大平面図、 図5をVI−VI線で切断した拡大断面図、 カラーフィルタのサブピクセルの配列と連結ブリッジ層との相対位置関係を示す拡大平面図、 比較例における電極層と配線連結層とのブリッジ接続構造を示す拡大平面図、
図1と図2に示す入力装置1は、タッチパネル10と表示パネル30とが一体化されている。表示パネル30の前方に背部フィルム3を挟んでタッチパネル10が重ねられ、さらに前方に前面パネル2が重ねられている。ただし本発明の入力装置1は、表示パネル30と組み合わされる目的のためにタッチパネル10のみで流通するものが含まれる。この場合は、タッチパネル10が本発明の入力装置である。
図2に示すように、表示パネル30はカラー液晶パネルである。表示パネル30は、バックライト用の導光層31を有している。LEDなどの光源から発せられた光は導光層31からその上の層に与えられる。導光層31の上に、偏光フィルタ32、下側ガラス基板33、下側透明電極34、配向層35が順に積層されている。その上に液晶層36を介して、配向層37、上側透明電極38、カラーフィルタ39、上側ガラス基板41、偏光フィルタ42が順に配置されている。
図7には、カラーフィルタ39を構成しているサブピクセル45R,45G,45Bが示されている。サブピクセル45Rは赤色層、サブピクセル45Gは緑色層、サブピクセル45Bは青色層である。3色のサブピクセル45R,45G,45Bは全て同じ形状と同じ面積を有しており、短辺がX方向と平行に向けられ長辺がY方向と平行に向けられた長方形状である。図7に示すように、3色のサブピクセル45R,45G,45Bが1組となって、各組が、X方向とY方向に直線的な列を成して配列されている。
表示パネル30の下側透明電極34と上側透明電極38とに駆動電力が与えられ、それぞれのサブピクセルに対応する液晶画素の光の透過量が制御されて、加法混合方式でカラー表示が行われる。
なおカラーフィルタ39は、表示パネル30の上側ガラス基板41よりも上方の外表面に設けられていてもよい。
表示パネル30から発せられるカラー表示光は、背部フィルム3とタッチパネル10および前面パネル2を透過して前方へ送られて、図3に示す境界線VLで囲まれた表示領域(操作領域)にカラー画像が与えられる。
図1と図3に示す入力装置1は、Y方向が縦方向でX方向が横方向である。
入力装置1を構成するタッチパネル10は、1枚の透光性の基板11の入力側に向けられている表面11aに、第1の電極列12と第2の電極列13が形成されている。本明細書での透光性とは、純粋な透明に限られず、例えば全光線透過率が80%以上のものが好ましく含まれる。
基板11は、可撓性のフィルム状材料から構成されており、例えばPETフィルムが用いられる。または、基板11をやや厚みのある樹脂パネルやガラス基板で構成することも可能である。第1の電極列12と第2の電極列13は、透光性の導電材料で形成されている。透光性の導電材料は、ITO(Indium Tin Oxide)、SnO、ZnOなどの酸化金属層、銀ナノワイヤーやカーボンナノワイヤーなどの導電性ナノワイヤー層、メッシュ状に形成された薄い金属層、あるいは導電性ポリマー層などである。
図3に示すように、第1の電極列12は、四角形状または菱形形状の複数の第1の電極層12aを有している。複数の第1の電極層12aは、Y方向に向けて直線的に配列し、Y方向に隣り合う第1の電極層12aが連結部12bによって連結されている。第1の電極層12aと連結部12bは、同じ導電材料で一体に形成されている。
第2の電極列13は、複数の第2の電極層13aを有している。第2の電極層13aは、第1の電極層12aと同じ形状で同じ面積に形成されている。第2の電極層13aは、第1の電極列12の連結部12bを挟むように互いに独立して形成されており、それぞれがX方向に向けて直線的に配列している。
図3と図4に示すように、第1の電極列12のそれぞれの連結部12bの上に絶縁層14が形成されている。絶縁層14はノボラック樹脂あるいはノボラック樹脂とアクリル樹脂などの透光性の有機絶縁材料で形成されている。
前記絶縁層14の表面に電極ブリッジ層15が形成され、この電極ブリッジ層15によって、連結部12bを挟んでX方向に隣接する第2の電極層13aどうしが導通させられている。電極ブリッジ層15は、ITO/CuNi、ITO/AuまたはITO/Au合金との積層導電層、ITO/CuNi/ITO、ITO/Au/ITO、ITO/Au合金/ITOなどの積層導電層で形成されている。電極ブリッジ層15は、目視しにくいように細く且つ薄く形成されている。
タッチパネル10は、図3において一転鎖線で示す境界線VLで囲まれた領域が表示領域で且つ操作領域であり、第1の電極層12aと連結部12bと第2の電極層13aおよび絶縁層14と電極ブリッジ層15は、いずれも表示領域で且つ操作領域内に設けられている。
タッチパネル10は、境界線VLの外側の領域が非表示領域である。タッチパネル10の前方に設けられた前面パネル2はガラス板やアクリル系などの透明な合成樹脂材料で形成されている。図1に示すように、前面パネル2は、境界線VLで囲まれた前記表示領域(操作領域)に対向する部分が透明であり、境界線VLの外側に対向する部分に加飾層2aとなる着色層が形成され、タッチパネル10の境界線VLよりも外側の領域が、前面パネル2の前方から目視できないように隠されている。
図3に示すように、縦方向(Y方向)に連続する第1の電極列12では、境界線VLに最も近い位置に端部電極層12cが形成されている。端部電極層12cの形状は任意であるが、図の実施の形態では、第1の電極層12aを半分とした形状に相当している。端部電極層12cは第1の電極層12aおよび連結部12bと同じ透光性の導電材料で連続して形成されており、端部電極層12cとこれに隣接する第1の電極層12aは連結部12bで連結されている。
横方向(X方向)に連続する第2の電極列13では、境界線VLに最も近い位置に端部電極層13cが設けられている。端部電極層13cの形状は任意であるが、実施の形態では第2の電極層13aを半分とした形状に相当している。端部電極層13cは、第2の電極層13aと同じ透光性の導電材料で形成されている。端部電極層13cとこれに隣接する第2の電極層13aは、X1側の端部に位置する第1の電極列12の連結部12bを挟んで配置されており、連結部12bの上に絶縁層14と電極ブリッジ層15が形成され、電極ブリッジ層15によって端部電極層13cと第2の電極層13aとが接続されている。
表示領域(操作領域)のY1側には、個々の端部電極層12cと対向する配線連結層21が形成されている。配線連結層21は少なくとも端部電極層12cと対応する部分が境界線VLよりも内側の表示領域(操作領域)に位置している。配線連結層21は、第1の電極列12と同じITOや導電性ナノワイヤー層などの透光性の導電材料で形成されている。
それぞれの配線連結層21には縦配線層22が一体に形成されている。縦配線層22は、配線連結層21と一体に形成されたITOなどの透光性の導電材料に銀や銅などの低抵抗の金属材料層が重ねられて構成されている。縦配線層22は、境界線VLよりも外側の非表示領域内で配線されている。
表示領域(操作領域)のX1側には、個々の端部電極層13cと対向する配線連結層23が形成されている。配線連結層23は少なくとも端部電極層13cと対応する部分が境界線VLよりも内側の表示領域(操作領域)に位置している。配線連結層23は、第2の電極列13と同じITOや導電性ナノワイヤー層などの透光性の導電材料で形成されている。
それぞれの配線連結層23には横配線層24が一体に形成されている。横配線層24は、縦配線層22と同じ導電材料で同じ工程で形成されている。
図1に示すように、タッチパネル10の基板11には、Y1側の縁部にコネクタ部25,26が設けられており、縦配線層22がコネクタ部25の位置に延び、横配線層24がコネクタ部26の位置に延びている。なお、コネクタ部25,26は同じ領域に接近して形成されていてもよい。あるいは、基板11の一部が細長く延び出る配線帯となっており、縦配線層22と横配線層24がこの配線帯上で引き出されていてもよい。
図5には、Y1側に位置する端部電極層12cと配線連結層21との対向部が拡大して示されている。
端部電極層12cと配線連結層21の境界部では、端部電極層12cの対向縁部12dと配線連結層21の対向縁部21aとがギャップ部(隙間部)27を介して対向しており、端部電極層12cと配線連結層21が電気的に分離されている。ギャップ部27では、端部電極層12cの対向縁部12dと配線連結層21の対向縁部21aとの対向幅寸法δが一定である。対向幅寸法δは10〜40μm程度である。
ギャップ部27の平面形状は、縦方向(Y方向)と横方向(X方向)の双方に対して傾斜する第1傾斜部27aと第2の傾斜部27bを有している。図5に示す例では、第1の傾斜部27aがX1方向に対して反時計方向へ傾斜し、第2の傾斜部27bが時計方向へ傾斜している。第1の傾斜部27aと第2の傾斜部27bのX方向に対する角度θは、例えば15〜75度の範囲で設定される。なお、第1の傾斜部27aと第2の傾斜部27bのX方向に対する傾き角度が互いに相違していてもよい。またギャップ部27は、第1の傾斜部27aと第2の傾斜部27bとの境界部にX方向に延びる直線部を含んでいてもよい。
図5と図6に示すように、第1の傾斜部27aでは、端部電極層12cと配線連結層21との間にギャップ部27を跨いで連結ブリッジ層28が形成されている。連結ブリッジ層28は幅寸法Wよりも長さ寸法Lが大きい長尺形状であり、長辺が端部電極層12cの対向縁部12dならびに配線連結層21の対向縁部21aと直角に交わるように形成されている。連結ブリッジ層28は、前記電極ブリッジ層15と同じ導電材料で同じ工程で形成されている。なお、連結ブリッジ層28は第2の傾斜部27bに形成されていてもよいし、第1の傾斜部27aと第2の傾斜部27bの双方に形成されていてもよい。
図3と図5に示す実施の形態では、ギャップ部27と連結ブリッジ層28が境界線VLよりも内側の表示領域(操作領域)に設けられている。したがって、タッチパネル10を透して表示パネル30の画面を目視するときに、連結ブリッジ層28が目立たないことが必要である。そのためには、連結ブリッジ層28の幅寸法Wは10μm以上で20μm以下程度が好ましい。連結ブリッジ層28の長さ寸法Lは、端部電極層12cと配線連結層21とに確実に接合されて導通されることが必要であり、例えばギャップ部27の対向幅寸法δの2倍以上が好ましい。また上限は表示状態で目立たなくするために、対向幅寸法δの15倍以下程度が好ましい。
また、連結ブリッジ層28が境界線VLよりも内側の表示領域(操作領域)に設けられている場合には、連結ブリッジ層28の長手方向をX−Y方向の双方に対して傾けて配置することで、さらに連結ブリッジ層28を目立たなくすることが可能である。
図7に示すように、表示パネル30に設けられたカラーフィルタ39のサブピクセル45R,45G,45Bは、長辺と短辺がX方向とY方向と平行に向けられ、一定ピッチで規則的に配列している。そのため、連結ブリッジ層28の長辺がY方向あるいはY方向と平行に延びていると、表示パネル30からタッチパネル10にカラー表示光が与えられたときに、連結ブリッジ層28の長辺の縁部が光るように反応し、操作者に与えられるカラー画像の中に多数のちらつきが目視されることがある。特に、三原色のいずれかの単色の画像を表示する領域において前記ちらつきが目視されやすい。
その理由は、長方形のサブピクセル45R,45G,45Bの長辺と、連結ブリッジ層28の長辺とが平行であると、サブピクセルから発せられる同じ色相の光が連結ブリッジ層28の縁部に集中しやすいからであると予測される。
これに対し、図7に示すように、連結ブリッジ層28の長辺が、サブピクセル45R,45G,45Bの長辺を横切るように斜めに延びていると、同じ色相の光が連結ブリッジ層28の縁部に集中することが起こりにくくなり、その結果、カラー画像を表示する領域、特に三原色の単色が表示される領域にちらつきが発生しにくくなる。
また、図5に示すように、ギャップ部27のX−Y方向に対して傾斜している傾斜部(第1の傾斜部27a)に連結ブリッジ層28を直交させるように複数本配置することで、大きく帯電した指やその他の物が接近して放電により端部電極層12cと配線連結層20との間に過大電流が流れたときに、連結ブリッジ層28が断線しにくくなり、耐電圧を高めることが可能になる。
その理由は、ギャップ部22が第1の電極列12が延びる方向であるY方向に対して斜めに形成されていると、端部電極層12cに至った電流がギャップ部22および連結ブリッジ層28に到達するまでの電流経路が迂回状態となり、短時間に連結ブリッジ層28に電流が集中するのを避けることができるためであると予測される。さらに、斜めに形成された対向縁部12d,21aに連結ブリッジ層28を直交させることで、連結ブリッジ層28と端部電極層12cとの接触抵抗および連結ブリッジ層28と配線連結層21との接触抵抗を低下させることができるためであると考えられる。さらには、ギャップ部27を第1の傾斜部27aと第2の傾斜部27bを有する形状とすることで、ギャップ部27を実質的に長くでき、ギャップ部27に一時的に蓄積される電荷量を増大させることができる。その結果、連結ブリッジ層28に対して短時間のうちの過大電流が集中するのを避けることができるためであると考えられる。
また、連結ブリッジ層28の幅寸法Wを小さくして表示状態で目立たなくし、しかも端部電極層12cと配線連結層20との間を通過する電流に対する連結ブリッジ層28の電流許容量を大きく確保するためには、連結ブリッジ層28を複数本設けることが好ましい。例えば、連結ブリッジ層28の幅寸法Wが10μm以上で20μm以下程度であるときは、1つの端部電極層12cと1つの配線連結層20との対向部に、連結ブリッジ層28を4本以上設けることが好ましい。
上記のように、端部電極層12cと配線連結層21との境界部に傾斜部を有するギャップ部27を設け、細長い連結ブリッジ層28をギャップ部27に直交するように複数本設けることで、端部電極層12cと配線連結層21との対向部の耐電圧を高めることができ、静電気による放電が発生して過大な電流が流れても連結ブリッジ層28が破損しにくくなる。さらに細長い形状の連結ブリッジ層28を、長方形のサブピクセル45R,45G,45Bの配列方向であるX−Y方向に対して斜めに形成することで、カラー表示光内に位置する連結ブリッジ層28を目立たなくすることが可能である。
X1側に位置している端部電極層13cと配線連結層23との対向部にも図5に示すように第1の傾斜部27aと第2の傾斜部27bを有するギャップ部27が形成されており、細長い連結ブリッジ層28がギャップ部27の傾斜部を直交するように配置されている。X1側の端部電極層13cと配線連結層23との接続部においても、前記と同様の効果を得ることができる。
前記実施の形態のタッチパネル10は、第1の電極列12と第2の電極列13との間に静電容量が形成されているが、入力操作によって前面パネル2の表面に指を接触させると、第1の電極層12aまたは第2の電極層13aと指との間の静電容量が付加されて、静電容量の合計値が変化する。
第1の電極列12に対して各列ごとに順番に駆動電力を印加し、第2の電極列13から検出される電流値を列ごとに順番に計測することで、X−Y座標上での指の接近位置を算出することができる。
次に、タッチパネル10の製造方法を説明する。
製造工程では、PETなどの透光性の基板11の表面11aに、ITOなどの透光性の導電材料とその表面に積層された銅層などの低抵抗の金属材料層を有する複合材料を使用する。フォトリソ工程およびエッチング工程で縦配線層22と横配線層24のパターンの上にのみ金属材料層を残し、他の領域の金属材料層を除去する。その後、フォトリソ工程およびエッチング工程で、透光性の導電材料層をパターニングし、第1の電極列12と第2の電極列13を形成し、同時にITOなどの導電材料に銅層などの金属材料層が積層された配線層22,24を形成し、それ以外の領域のITOなどを除去する。
このとき、縦配線層22と一体の配線連結層21が同時に形成されるが、配線連結層21と端部電極層12cはギャップ部27で分離されている。また横配線層24と一体の配線連結層23が同時に形成されるが、配線連結層23と端部電極層13cはギャップ部27で分離されている。
したがって、第1の電極列12と第2の電極列13および配線層22,24をエッチングでパターニングする際に、第1の電極層12aや第2の電極層13aに電荷が溜まったとしても、縦配線層22と横配線層24はこれら電極層12a,13aと導通していないため、いわゆる電池効果によって縦配線層22と横配線層24が必要以上にエッチングされてしまう現象を抑制できる。
また、フォトリソ工程とエッチング工程は、基板11がステージに吸着されて保持された状態で行われるが、パターニング処理後に基板11をステージから剥がすときの摩擦力で第1の電極層12aや第2の電極層13aに大きな電荷が蓄積されたとしても、この電荷が縦配線層22と横配線層24に伝達されることがないため、隣接する第1の配線層22間や隣接する第2の配線層24間で放電が発生するのを防止でき、配線層22,24のいずれかが焼き切れるなどの問題を抑制しやすくなる。
第1の電極列12と第2の電極列13および縦配線層22と横配線層24がパターニングされた後に、基板11の表面にノボラック樹脂などの透明絶縁材料が塗工され、フォトリソ工程とエッチング工程によって絶縁層14が所定の形状で形成される。
さらに、アモルファスのITOと金属層とアモルファスITOの積層体などが全面に形成され、フォトリソ工程とエッチング工程によって、電極ブリッジ層15と連結ブリッジ層28が同時に形成される。
端部電極層12cと配線連結層21との間に図5に示すパターンのギャップ部27を形成し、端部電極層12cと配線連結層21とを連結ブリッジ層28で接合して耐電圧の測定を行った。
PETフィルムの基板11の表面に端部電極層12cと配線連結層21を平均厚さが25nmのITOで形成し、端部電極層12cと配線連結層21との間に第1の傾斜部27aと第2の傾斜部27bを有するギャップ部27を形成した。ギャップ部27の第1の傾斜部27aおよび第2の傾斜部27bの長さHを320μmとし、第1の傾斜部27aと第2の傾斜部27bのX方向に対する傾き角度θの絶対値を約30度とした。ギャップ部27の対向幅寸法δは20μmとした。
連結ブリッジ層28は、長さ寸法Lを220μmとし、幅寸法を15μmとした。耐電圧の実験では、ギャップ部27を図5よりもさらにX方向へ長くし、連結ブリッジ層28を5本形成した。連結ブリッジ層28のX方向の配列ピッチを600μmとした。連結ブリッジ層28の構成は、電極層側から厚さ15nmのアモルファスITO/厚さ12nmの金層/厚さ35nmのアモルファスITO層の順に積層された3層構造である。
比較例として図8に示すように、実施例と同じ形状で同じ厚さの端部電極層12cと同じく実施例と同じ形状で同じ厚さの配線連結層21を形成し、この2つの層の間に、X方向に直線的延びるギャップ部27Aを形成した。ギャップ部27Aの対向幅寸法δを20μmとした。連結ブリッジ層28は、前記実施の形態と同じ積層構造で同じ寸法とした。連結ブリッジ層28のY方向に対する傾き角度θは実施例と同じであり、連結ブリッジ層28のX方向の配列ピッチを実施例と同じに設定した。
実施例と比較例の耐電圧の測定結果を以下の表1に示す。
この測定は、比較例と実施例共に、3個のタッチパネルを試料として使用した。それぞれの試料のタッチパネルについて、X方向に並ぶ複数の端部電極層12cと複数の配線連結層21のうちの、基板11の左端に位置するものと中央に位置するものと右端に位置するものの3か所に対して測定を行った。以下の表1では、比較例と実施例共に、左端に位置する端部電極層12cと複数の配線連結層21に対して行った測定結果を試料1,2,3に関して示している。これは中央に位置する端部電極層12cと複数の配線連結層21に関して行った測定と、右端に位置する端部電極層12cと複数の配線連結層21に関して行った測定においても同じである。
表1内の測定数値は、端部電極層12cと配線連結層21との対向部に設けられた5本の連結ブリッジ層28のうちいずれかが破断したときの最大電圧(単位はkV)を示している。
Figure 0006185946
表1から、ギャップ部27を傾斜部を有する形状とし、ギャップ部27の傾斜部に直交するように連結ブリッジ層28を形成することによって、同じ連結ブリッジ層28を使用した比較例よりも耐電圧を高くすることを確認できた。
次に、前記実施例と同じ構造で同じ寸法の端部電極層12cと配線連結層21およびギャップ部27を使用し、連結ブリッジ層28の幅寸法Wと本数Nとを変えて耐電圧を測定した。連結ブリッジ層28の積層構造は実施例と同じとし、長さ寸法Lを220μmとし、Y方向に対する傾き角度θをほぼ30度とした。また連結ブリッジ層28のX方向の配置ピッチを600μmとした。
Figure 0006185946
上記表2から連結ブリッジ層28の幅寸法Wが15μmのときは4本以上、50μmでは3本以上、100μmと150μmでは1本以上で、比較例よりも耐電圧が高くなることを確認できた。
ただし、幅寸法Wが50μm以上のときは、背後からカラー表示光が与えられたときに目立つことが確認された(表2の「不可視」の評価で「×」)
表2から、ギャップ部27と連結ブリッジ層28が表示領域に配置されるときは、1つの端部電極層と1つの配線連結層に関して、幅寸法Wが10μm以上で20μm以下の連結ブリッジ層28を4本以上設けることが好ましい。
また、ギャップ部27と連結ブリッジ層28を境界線VLよりも外側の加飾層2aで覆われる非表示領域に設ける場合には、前記幅寸法Wμmと連結ブリッジ層28の本数Nとから求められるW×Nが60以上であれば、耐電圧を向上させる効果を得ることが解る。
1 入力装置
2 前面パネル
2a 加飾層
10 タッチパネル
11 基板
12 第1の電極列
12a 第1の電極層
12b 連結部
12c 端部電極層
13 第2の電極列
13a 第2の電極層
13c 端部電極層
14 絶縁層
15 電極ブリッジ層
21,23 配線連結層
22 縦配線層
24 横配線層
27 ギャップ部
28 連結ブリッジ層
29a 第1の傾斜部
29b 第2の傾斜部
30 表示パネル
45R,45G,45B サブピクセル

Claims (7)

  1. 透光性の基板の表面に、透光性の導電材料で形成された複数の電極層が設けられている入力装置において、
    前記表面には、前記電極層と同じ導電材料で形成された配線連結層が前記電極層と分離されて形成され、前記配線連結層から配線層が延びており、
    前記電極層と前記配線連結層の境界部に、前記電極層の対向縁部と前記配線連結層の対向縁部とが対向するギャップ部が形成され、前記ギャップ部は、前記基板の縦方向と横方向に対して傾斜する傾斜部を有しており、前記傾斜部において、前記電極層の上から前記配線連結層の上に延びる導電材料の連結ブリッジ層が形成されていることを特徴とする入力装置。
  2. 前記傾斜部は、前記縦方向と横方向に対して互いに異なる向きに傾斜する第1の傾斜部と第2の傾斜部を有しており、少なくとも一方の傾斜部に前記ブリッジ層が形成されている請求項1記載の入力装置。
  3. 前記連結ブリッジ層は細長形状であり、前記連結ブリッジ層の長辺が、前記電極層の前記対向縁部および前記配線連結層の前記対向縁部と直交している請求項1または2記載の入力装置。
  4. 前記電極層は第1の電極列と第2の電極層とに区分され、
    前記第1の電極列は縦方向に連続し、前記第2の電極層は、前記第1の電極列を挟んで横方向へ配列しており、前記第1の電極列を覆う絶縁層と前記絶縁層の上に形成された導電材料の電極ブリッジ層とが形成され、前記電極ブリッジ層によって横方向に並ぶ前記第2の電極層どうしが接続されており、
    前記電極ブリッジ層と前記連結ブリッジ層とが同じ導電材料で形成されている請求項1ないし3のいずれかに記載の入力装置。
  5. 前記基板の裏側に表示光を与える表示パネルが設けられ、前記表示パネルの内部または外表面にカラーフィルタが設けられて、前記カラーフィルタのそれぞれのサブピクセルが縦方向と横方向に配列しており、
    前記連結ブリッジ層は、前記表示パネルの画像の表示領域において前記サブピクセルの配列方向と傾斜して設けられている請求項1ないし4のいずれかに記載の入力装置。
  6. 前記連結ブリッジ層は、幅寸法が10μm以上で20μm以下であり、1つの前記電極層と1つの前記配線連結層とが対向する前記ギャップ部に、前記連結ブリッジ層が4本以上形成されている請求項5記載の入力装置。
  7. 前記連結ブリッジ層の幅寸法をWμm、1つの前記電極層と1つの前記配線連結層とが対向する前記ギャップ部に設けられる前記連結ブリッジ層の本数をN本としたときに、W×Nが60以上である請求項1ないし4のいずれかに記載の入力装置。
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