JP6184235B2 - インバータ試験システム、インバータ試験方法、インバータ試験装置およびインバータ試験プログラム - Google Patents

インバータ試験システム、インバータ試験方法、インバータ試験装置およびインバータ試験プログラム Download PDF

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Description

本発明は、インバータ装置を試験する技術に関するものである。
モータを制御するインバータ装置の開発段階において、インバータ装置の制御基板の性能を評価する試験を行うためにインバータ装置にモータと負荷装置とを接続し、インバータ装置を実際に作動させる。
インバータ装置の試験時には、インバータ装置がモータを誤動作させてしまったときの安全を確保するために安全器具の取り付け等が必要である。このため、インバータ装置の試験を開始する前に多くの準備時間を要する。
そこで、コンピュータを用いてモータを模擬し、インバータ装置を試験するシステムが知られている(例えば、特許文献1)。
インバータ装置は制御基板と主回路基板とを備え、出力容量が異なる複数のインバータ装置は異なる主回路基板を備える一方で同じ制御基板を備える。つまり、制御基板はインバータ装置の出力容量によらず共通である。
そのため、出力容量が異なる複数のインバータ装置について試験を行う場合、制御基板を取り換える必要はないが、主回路基板とモータとを試験対象の出力容量に応じて取り換える必要がある。
また、インバータ装置の設定項目に設定値を設定し、試験ケース毎に試験を実施し、インバータ装置が出力する電流・電圧の波形および試験の実施によって得られるその他のデータを保存し、試験結果に基づいて制御基板の性能を評価するために、人手を要していた。
特開2009−284637
本発明は、例えば、複数の主回路基板を制御する制御機能を有する制御基板を備えるインバータ装置を容易に試験できるようにすることを目的とする。
本発明のインバータ試験システムは、
モータを駆動させる出力電力の電力値が異なる複数の主回路基板を制御する制御機能を有する制御基板を備えるインバータ装置を試験する。
前記インバータ試験システムは、シミュレーション装置とインバータ試験装置とを備える。
前記インバータ試験装置は、
前記複数の主回路基板のうちの特定の主回路基板の出力電力の電力値を含んだ試験データを記憶する試験データ記憶部と、
前記試験データに含まれる前記電力値を前記シミュレーション装置に通知するシミュレータ設定部とを備える。
前記シミュレーション装置は、
前記複数の主回路基板の主回路基板別に、主回路基板の出力電力の電力値と、主回路基板を模擬するための主回路モデルと、を記憶する主回路モデル記憶部と、
前記インバータ試験装置から通知される電力値に基づいて前記特定の主回路基板を模擬するための主回路モデルを前記主回路モデル記憶部から選択し、選択した前記主回路モデルを用いて前記特定の主回路基板を模擬する主回路模擬部とを備える。
本発明によれば、例えば、複数の主回路基板を制御する制御機能を有する制御基板を備えるインバータ装置を容易に試験することができる。
実施の形態1におけるインバータ試験システム100の構成図である。 実施の形態1におけるインバータ試験装置200の機能構成図である。 実施の形態1におけるインバータ試験方法の一例を示すフローチャートである。 実施の形態1におけるインバータ試験方法の一例を示すフローチャートである。 実施の形態1におけるインバータ試験方法の一例を示すフローチャートである。 実施の形態1における試験データベース291の一例を示す図である。 実施の形態1における主回路管理データ392の一例を示す図である。 実施の形態1におけるモータ管理データ394の一例を示す図である。 実施の形態1における試験結果データベース292の一例を示す図である。 実施の形態1におけるインバータ試験装置200のハードウェア構成の一例を示す図である。
実施の形態1.
複数の主回路基板を制御する制御機能を有する制御基板を備えるインバータ装置を容易に試験する形態について説明する。
図1は、実施の形態1におけるインバータ試験システム100の構成図である。
実施の形態1におけるインバータ試験システム100の構成について、図1に基づいて説明する。
インバータ試験システム100は、インバータ装置110の制御基板111(制御回路ともいう)を試験するシステムである。
例えば、インバータ試験システム100は、制御基板111に搭載される制御ソフトウェアを試験する。制御ソフトウェアは制御基板111を動作させるためのプログラムである。
インバータ試験システム100は、インバータ装置110と、インバータ試験装置200と、シミュレーション装置300とを備える。
インバータ装置110、インバータ試験装置200およびシミュレーション装置300は、ケーブルなどを介して互い接続する。
インバータ装置110は、モータ(電動機ともいう)を駆動するための装置である。
インバータ装置110は、主回路基板(単に主回路ともいう)を制御する制御基板111を備える。主回路基板は、インバータ装置に接続されるモータに電力(電流、電圧)を供給することによってモータを駆動する主回路を備える。
制御基板111は、指令と呼ばれる電気信号を主回路基板に出力することによって、主回路基板を制御する。指令はインバータ装置110の出力周波数、つまり、主回路基板の出力周波数を決定する。インバータ装置110の出力周波数はモータの単位時間当たりの回転数(以下、回転周波数という)に相当する。
主回路基板は、指令の電流、電圧または周波数などの特性に応じて動作することにより、モータに電力を供給する。
モータは、主回路基板から供給される電力によって、モータに掛かる負荷の大きさ(負荷トルクともいう)に応じた周波数で回転する。
また、主回路基板はモータの現在の回転周波数に応じて電流を制御基板111にフィードバックし、制御基板111は主回路基板からフィードバックされる電流の特性に応じて指令を制御する。
通常のインバータ装置は制御基板111と共に主回路基板を備えるが、実施の形態のインバータ装置110は主回路基板を備えず、主回路基板はシミュレーション装置300によって模擬される。
シミュレーション装置300は、インバータ装置110の主回路基板と、主回路基板によって駆動されるモータと、モータに負荷を掛ける負荷装置とを模擬する装置である。
シミュレーション装置300は、主回路模擬部310と、モータ模擬部320と、負荷模擬部330と、シミュレーション記憶部390とを備える。
主回路模擬部310は、主回路管理データ392に基づいて主回路モデル391を選択し、選択した主回路モデル391を実行することによって主回路基板を模擬する。
主回路モデル391は、主回路基板を模擬するためのソフトウェア(プログラムともいう。以下同様)である。
主回路管理データ392は、主回路基板の種類毎に主回路基板の種類と主回路モデル391とを対応付けるデータである。例えば、主回路管理データ392は、主回路容量毎に主回路容量と主回路モデル391とを対応付ける。主回路容量(主回路基板の種類の一例)は、主回路基板が出力する出力電力の大きさ(電力値)である。
モータ模擬部320は、モータ管理データ394に基づいてモータモデル393を選択し、選択したモータモデル393を実行することによってモータを模擬する。
モータモデル393は、モータを模擬するためのソフトウェアである。
モータ管理データ394は、モータの種類毎にモータの種類とモータモデル393とを対応付けるデータである。例えば、モータ管理データ394は、モータ容量毎にモータ容量とモータモデル393とを対応付ける。モータ容量(モータの種類の一例)は、モータが出力する出力電力の大きさ(電力値)である。
負荷模擬部330は、負荷モデル395を実行することによって負荷装置を模擬する。
負荷モデル395は、負荷装置を模擬するためのソフトウェアである。
シミュレーション記憶部390は、シミュレーション装置300が使用、生成または入出力するデータを記憶する。
例えば、シミュレーション記憶部390は、主回路容量別に主回路モデル391を記憶し、モータ容量別にモータモデル393を記憶する。また、シミュレーション記憶部390は、主回路管理データ392と、モータ管理データ394と、負荷モデル395とを記憶する。
インバータ試験装置200は、インバータ装置110とシミュレーション装置300とを制御することによって、インバータ装置110の制御基板111を試験する。
以下、インバータ装置110の制御基板111に関する試験を「インバータ試験」という。制御基板111の機能を評価する試験または制御基板111の性能を評価する試験はインバータ試験の一例である。
図2は、実施の形態1におけるインバータ試験装置200の機能構成図である。
実施の形態1におけるインバータ試験装置200の機能構成について、図2に基づいて説明する。
インバータ試験装置200は、試験制御部210と、試験記憶部290(試験データ記憶部、試験結果データ記憶部の一例)とを備える。
インバータ試験装置200は、インバータ設定部221と、インバータ制御部222と、インバータ情報収集部223(試験情報取得部の一例)とを備える。
インバータ試験装置200は、シミュレータ設定部231と、シミュレータ情報収集部232(試験情報取得部の一例)と、負荷制御部233とを備える。
インバータ試験装置200は、時間測定部241と、試験結果判定部242と、グラフ生成部243とを備える。
試験記憶部290は、インバータ試験装置200が使用、生成または入出力するデータを記憶する。
例えば、試験記憶部290は、インバータ試験で使用する1つ以上の試験データを含む試験データベース291およびインバータ試験によって得られる1つ以上の試験結果データを含む試験結果データベース292を記憶する。
試験制御部210は、インバータ試験装置200の各機能構成を制御する。
インバータ設定部221は、試験データベース291に含まれる試験データに従って、インバータ装置110の設定項目に設定値を設定する。設定項目は動作条件を指定するための項目であり、パラメータともいう。設定値は動作条件を示す条件値であり、パラメータ値ともいう。
インバータ装置110の設定項目の一例として、インバータ装置110の設定周波数および加速時間が挙げられる。インバータ装置110の設定周波数は、インバータ装置110の出力周波数の目標値である。また、インバータ装置110の加速時間は、インバータ装置110の出力周波数が設定周波数に達するまでに要する時間の目標値である。なお、インバータ装置110の出力周波数は、制御基板111が主回路基板を制御することによって回転させるモータの回転周波数に相当する。
インバータ制御部222は、試験の開始時にインバータ装置110を起動し、試験の終了時にインバータ装置110を停止する。
例えば、インバータ制御部222は、設定周波数が設定された後にインバータ装置110を起動し、インバータ装置110の出力周波数が設定周波数に達したときにインバータ装置110を停止する。
インバータ情報収集部223は、インバータ装置110から現在の状態を示す状態情報を収集する。収集する状態情報の一例として、インバータ装置110の出力周波数およびエラー情報などが挙げられる。
シミュレータ設定部231は、試験データベース291に含まれる試験データに従って、主回路モデル391およびモータモデル393をシミュレーション装置300に指定する。
シミュレータ情報収集部232は、シミュレーション装置300から現在の状態を示す状態情報を収集する。収集する状態情報の一例として、モータの回転周波数またはモータを流れる電流の値など、モータ模擬部320が模擬するモータに関する値が挙げられる。また、負荷模擬部330が模擬する負荷装置に関する値(例えば、モータに掛かる負荷トルクの値)が挙げられる。
負荷制御部233は、シミュレーション装置300の負荷模擬部330を制御することによって、負荷模擬部330が模擬する負荷トルクの大きさを変更する。
時間測定部241は試験に要した時間、つまり、試験の開始時から終了時までの試験時間を測定する。
例えば、インバータ制御部222は、インバータ装置110が起動してから、インバータ装置110の出力周波数が設定周波数に達するまでの時間を測定する。
試験結果判定部242は、試験によって得られた情報(例えば、時間測定部241によって測定された試験時間)に基づいて制御基板111の試験の合否を判定する。
グラフ生成部243は、インバータ情報収集部223およびシミュレータ情報収集部232が収集した情報に基づいて試験結果を表す試験結果グラフを生成し、生成した試験結果グラフを表示する。
図3、図4および図5は、実施の形態1におけるインバータ試験方法の一例を示すフローチャートである。
実施の形態1におけるインバータ試験方法の一例について、図3から図5に基づいて説明する。
S101(図3参照)において、試験制御部210は、試験データベース291から未選択の試験データを一つ選択する。
例えば、試験制御部210は、図6に示すような試験データベース291から先頭行、つまり、No.1の試験データを選択する。
S101の後、処理はS102に進む。
図6は、実施の形態1における試験データベース291の一例を示す図である。
実施の形態1における試験データベース291の一例について、図6に基づいて説明する。
試験データベース291は、インバータ試験で使用する1つ以上の試験データを含むファイルである。
図6の試験データベース291は複数の試験データを含み、各試験データは「試験種類」「主回路容量」「モータ容量」「インバータ設定項目」「負荷条件」「期待値」を含む。
「試験種類」は、インバータ試験の種類を示す。「加速試験」「負荷試験」はインバータ試験の種類の一例である。
「主回路容量」は、主回路基板が出力する電力の大きさ(出力電力の電力値)を示す。
「モータ容量」は、モータが出力する電力の大きさ(出力電力の電力値)を示す。
「インバータ設定項目」は、インバータ装置110の設定項目の項目名(動作条件の条件名)および設定値(条件値)を示す。「設定周波数」「加速時間」は設定項目の項目名の一例である。
「負荷条件」は、モータに掛ける負荷トルクの増減量を示す。
「期待値」は、制御基板111に期待(要求)される性能値を示す。例えば、「期待値」は、インバータ装置110が起動してからインバータ装置110の出力周波数が設定周波数に達するまでの時間の目標値(目標時間)を示す。
図3に戻り、S102から説明を続ける。
S102において、インバータ設定部221は、S101で選択された試験データからインバータ装置110の設定項目に設定する設定値を取得し、取得した設定値をインバータ装置110の設定項目に設定する。
例えば、S101で選択された試験データが図6のNo.1の試験データである場合、インバータ設定部221は、このNo.1の試験データから「設定周波数」の設定値「60Hz(ヘルツ)」と「加速時間」の設定値「5.0秒」とを取得する。そして、インバータ設定部221は、インバータ装置110と通信を行い、インバータ装置110の設定項目「設定周波数」「加速時間」に設定値「60Hz」「5.0秒」を設定する。
S102の後、処理はS103に進む。
S103において、シミュレータ設定部231は、S101で選択された試験データから主回路容量の値を取得し、取得した主回路容量の値をシミュレーション装置300に送信する。主回路容量の値は主回路モデル391を指定する情報の一例である。
シミュレーション装置300の主回路模擬部310は主回路容量の値を受信し、受信した主回路容量の値に対応する主回路モデル391を選択する。
例えば、S101で選択された試験データが図6のNo.1の試験データである場合、シミュレータ設定部231は、このNo.1の試験データから主回路容量の値「11kW(キロワット)」を取得し、取得した主回路容量の値をシミュレーション装置300に送信する。シミュレーション装置300の主回路模擬部310は主回路容量の値「11kW」を受信し、受信した値と同じ値に対応付けられた主回路モデル391の識別名「主回路001」を主回路管理データ392(図7参照)から取得する。そして、シミュレーション装置300の主回路模擬部310は、複数の主回路モデル391のうち、識別名「主回路001」で識別される主回路モデル391を選択する。
S103の後、処理はS104に進む。
図7は、実施の形態1における主回路管理データ392の一例を示す図である。
実施の形態1における主回路管理データ392の一例について、図7に基づいて説明する。
主回路管理データ392は、主回路基板の種類(例えば、主回路容量)毎に主回路基板の種類と主回路モデル391とを対応付けるデータである。
図7の主回路管理データ392は、「主回路容量」「コンデンサ容量」「主回路モデル」を対応付けている。
「主回路容量」は、主回路基板の種類を特定するための項目の一例である主回路容量の値を示す。
「コンデンサ容量」は、主回路基板の種類を特定するための項目の一例であるコンデンサ容量の値を示す。コンデンサ容量は、主回路基板が備えるコンデンサのうち特定のコンデンサの静電容量の大きさである。
「主回路モデル」は、主回路モデル391を識別する識別名を示す。
図3に戻り、S104から説明を続ける。
S104において、シミュレータ設定部231は、S101で選択された試験データからモータ容量の値を取得し、取得したモータ容量の値をシミュレーション装置300に送信する。モータ容量の値はモータモデル393を指定する情報の一例である。
シミュレーション装置300のモータ模擬部320はモータ容量の値を受信し、受信したモータ容量の値に対応するモータモデル393を選択する。
例えば、S101で選択された試験データが図6のNo.1の試験データである場合、シミュレータ設定部231は、このNo.1の試験データからモータ容量の値「11kW」を取得し、取得したモータ容量の値をシミュレーション装置300に送信する。シミュレーション装置300のモータ模擬部320はモータ容量の値「11kW」を受信し、受信した値と同じ値に対応付けられたモータモデル393の識別名「モータ001」をモータ管理データ394(図8参照)から取得する。そして、シミュレーション装置300のモータ模擬部320は、複数のモータモデル393のうち、識別名「モータ001」で識別されるモータモデル393を選択する。
S104の後、処理はS109に進む。
なお、S102からS104までの処理の順番は問わず、S102からS104までの各処理が同時に実行されても構わない。
図8は、実施の形態1におけるモータ管理データ394の一例を示す図である。
実施の形態1におけるモータ管理データ394の一例について、図8に基づいて説明する。
モータ管理データ394は、モータの種類(例えば、モータ容量)毎にモータの種類とモータモデル393とを対応付けるデータである。
図8のモータ管理データ394は、「モータ容量」「一次抵抗」「モータモデル」を対応付けている。
「モータ容量」は、モータの種類を特定するための項目の一例であるモータ容量の値を示す。
「一次抵抗」は、モータの種類を特定するための項目の一例である一次抵抗の値を示す。一次抵抗は、モータが備える一次抵抗のうち特定の一次抵抗の大きさである。
「モータモデル」は、モータモデル393を識別する識別名を示す。
図3に戻り、S109から説明を続ける。
S109において、試験制御部210は、S101で選択した試験データに含まれる試験種類を判定する。
試験種類が「加速試験」を示す場合、処理は図4のS111に進む。例えば、S101で選択された試験データが図6のNo.1の試験データである場合、処理は図4のS111に進む。
試験種類が「負荷試験」を示す場合、処理は図5のS111に進む。例えば、S101で選択された試験データが図6のNo.3の試験データである場合、処理は図5のS111に進む。
まず、図4に基づいて、加速試験用の処理について説明する。
S111(図4参照)において、インバータ制御部222はインバータ装置110と通信を行い、インバータ装置110を起動する。
インバータ装置110が起動すると、インバータ装置110の制御基板111は基板に搭載された制御ソフトウェアの実行を開始する。
以後、インバータ装置110およびシミュレーション装置300は以下のように動作する。
インバータ装置110の制御基板111は、徐々に増加させる出力周波数が加速時間(設定時間)が経過するときに設定周波数に達するように、シミュレーション装置300に指令信号を出力する。
シミュレーション装置300は指令信号を入力し、シミュレーション装置300の主回路模擬部310は指令信号の特性に応じて主回路基板の出力周波数を模擬する。主回路基板の出力周波数はインバータ装置110の出力周波数に相当する。
シミュレーション装置300のモータ模擬部320は、主回路模擬部310によって模擬された主回路基板の出力周波数および負荷模擬部330によって模擬される負荷装置の負荷トルクに応じて、モータの回転周波数を模擬する。
また、シミュレーション装置300の主回路模擬部310は、モータ模擬部320によって模擬されたモータの回転周波数に応じて、主回路基板から制御基板111へのフィードバック電流を模擬する。
そして、インバータ装置110の制御基板111は、模擬されたフィードバック電流を入力し、フィードバック電流の特性(例えば、電流の大きさ)に応じて指令信号を制御する。
S111の後、処理はS112に進む。
S112において、時間測定部241は試験時間の測定を開始する。
S112の後、処理はS121に進む。
なお、S111とS112とは順番を入れ替えても構わず、S111とS112とが同時に実行されても構わない。
S121において、インバータ情報収集部223はインバータ装置110と通信を行い、インバータ装置110の出力周波数の現在値を取得する。
但し、インバータ情報収集部223がインバータ装置110から出力周波数の現在値を取得する代わりに、シミュレータ情報収集部232がシミュレーション装置300から主回路模擬部310が模擬する出力周波数の現在値またはモータ模擬部320が模擬する回転周波数の現在値を取得しても構わない。その場合、以降の処理において、インバータ情報収集部223によって取得された出力周波数の現在値の代わりに、インバータ情報収集部223によって取得された出力周波数の現在値または回転周波数の現在値が使用される。
S121の後、処理はS122に進む。
S122において、インバータ情報収集部223は、S121で取得した出力周波数の現在値と、S101で選択された試験データに含まれる設定周波数の設定値とを比較する。
出力周波数の現在値が設定周波数の設定値以上である場合(YES)、処理はS131に進む。
出力周波数の現在値が設定周波数の設定値未満である場合(NO)、処理はS121に戻る。
S131において、時間測定部241は試験時間の測定を終了する。
S131の後、処理はS132に進む。
S132において、インバータ制御部222はインバータ装置110と通信を行い、インバータ装置110を停止する。
インバータ装置110が停止すると、インバータ装置110の制御基板111は制御ソフトウェアの実行を終了する。
S132の後、処理はS141に進む。
なお、S131とS132とは順番を入れ替えても構わず、S131とS132とが同時に実行されても構わない。
S141において、試験結果判定部242は、時間測定部241によって測定された試験時間の長さと、S101で選択された試験データに含まれる期待値が示す加速時間の長さとに基づいて、制御基板111の合否判定を行う。
例えば、試験時間の長さと期待値との差が合格範囲内(例えば、0.1秒以下)である場合、試験結果判定部242は制御基板111が合格要件を満たしていると判定する(合格判定)。そうでない場合、試験結果判定部242は制御基板111が合格要件を満たしていないと判定する(不合格判定)。
但し、試験結果判定部242は、試験データに含まれる期待値の代わりに試験データに含まれる加速時間の設定値を用いて、制御基板111の合否判定を行っても構わない。
S141の後、処理はS142に進む。
S142において、試験制御部210は、S101で選択した試験データ、時間測定部241によって測定された試験時間およびS141で得られた合否判定の結果などを含んだ試験結果データを生成する。
そして、試験制御部210は、生成した試験結果データを試験結果データベース292に追加で設定する。
例えば、試験制御部210は、試験データの番号と試験時間と合否判定の結果とを含んだ試験データを生成し、生成した試験データを試験結果データベース292に追加することによって、図9に示すような試験結果データベース292を生成する。
図9は、実施の形態1における試験結果データベース292の一例を示す図である。
S142の後、処理はS191に進む。
S191において、試験制御部210は、S101(図3参照)で選択していない試験データが試験データベース291に残っているか否かを判定する。
未選択の試験データが残っている場合(YES)、処理はS101に戻る。
未選択の試験データが残っていない場合(NO)、インバータ試験方法の処理は終了する。
以上の加速試験により、目標の加速時間が経過するときにインバータ装置110の出力周波数を設定周波数に達するように主回路基板を制御できるか否かについて、インバータ装置110の制御基板111を試験することができる。
次に、図5に基づいて、負荷試験用の処理について説明する。
インバータ制御部222はインバータ装置110を起動し(S111)、インバータ情報収集部223はインバータ装置110から出力周波数を取得し(S121)、インバータ情報収集部223は出力周波数と設定周波数とを比較する(S122)。S121およびS122は出力周波数が設定周波数以上になるまで繰り返され、その後、処理はS151に進む。
S111、S121およびS122の内容は、同じ符号が付された加速試験用の処理(図4参照)と同じである。
S151において、負荷制御部233は、S101で選択された試験データから負荷条件の値を取得する。
また、負荷制御部233はシミュレーション装置300と通信を行い、負荷条件の値をシミュレーション装置300に通知する。
そして、シミュレーション装置300の負荷模擬部330は、模擬している負荷トルクを負荷条件の値だけ上昇させる。
例えば、S101で選択された試験データが図6のNo.3の試験データである場合、負荷制御部233は、このNo.3の試験データから負荷条件の値「2.0」を取得する。そして、負荷制御部233はこの負荷条件の値をシミュレーション装置300に通知し、シミュレーション装置300のモータ模擬部320は負荷トルクを負荷条件の値「2.0」だけ上昇させる。
S151の後、処理はS152に進む。
S152において、シミュレータ情報収集部232はシミュレーション装置300と通信を行い、モータ模擬部320が模擬しているモータの回転周波数の現在値と負荷模擬部330が模擬している負荷トルクの現在値とを取得する。
シミュレータ情報収集部232は、回転周波数の現在値と負荷トルクの現在値とを対応付けてシミュレーション記憶部390に記憶する。
S152の後、処理はS153に進む。
S153において、インバータ情報収集部223はインバータ装置110と通信を行い、インバータ装置110がエラー状態であるか否かを示す状態情報を取得し、取得した状態情報に基づいてインバータ装置110がエラー状態であるか否かを判定する。
インバータ装置110がエラー状態である場合(YES)、処理はS154に進む。
インバータ装置110がエラー状態でない場合(NO)、処理はS151に戻る。
S154において、グラフ生成部243は、S152で記憶された回転周波数の各値および負荷トルクの各値を用いて、回転周波数と負荷トルクとの関係を表す試験結果グラフを生成する。グラフ生成部243は、生成した試験結果グラフをディスプレイに表示する。また、グラフ生成部243は、試験結果グラフを表すデータを試験結果データとして試験結果データベース292に加える。
S154の後、処理はS191に進む。
S191において、試験制御部210は、S101(図3参照)で選択していない試験データが試験データベース291に残っているか否かを判定する。
未選択の試験データが残っている場合(YES)、処理はS101に戻る。
未選択の試験データが残っていない場合(NO)、インバータ試験方法の処理は終了する。
以上の負荷試験により、負荷トルクが変化した場合にモータを適当な周波数で回転させることができるか否かについて、インバータ装置110の制御基板111を試験することができる。また、試験結果をグラフ化することができる。
以上のインバータ試験方法により、インバータ装置110の設定、インバータ試験の実行、制御基板111の合否判定および試験結果データの保存を自動で実施することができる。
但し、上記のインバータ装置110の設定項目、インバータ試験の種類、合否判定の方法および試験結果データの内容は一例であり、上記の内容に限られない。
なお、シミュレーション装置300は、以下のようなソフトウェアを用いて実装することができる。
コンピュータを用いてシミュレーションを行うリアルタイムソフトウェアとしてNEAT社のRT−LABというソフトウェアが実用化されている。このソフトウェアは、MathWorks社のMATLAB/simulinkで作成されたシミュレーションモデルをOPAL−RT Technologies Inc社のリアルタイムシミュレータによってシミュレーションする仕組みを提供する。
図10は、実施の形態1におけるインバータ試験装置200のハードウェア構成の一例を示す図である。
実施の形態1におけるインバータ試験装置200のハードウェア構成の一例について、図10に基づいて説明する。
インバータ試験装置200は、演算装置901、補助記憶装置902、主記憶装置903、通信装置904および入出力装置905を備えるコンピュータである。
演算装置901、補助記憶装置902、主記憶装置903、通信装置904および入出力装置905はバス909に接続している。
演算装置901は、プログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)である。
補助記憶装置902は、例えば、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリまたはハードディスク装置である。
主記憶装置903は、例えば、RAM(Random Access Memory)である。
通信装置904は、有線または無線でインターネット、LAN(ローカルエリアネットワーク)、電話回線網またはその他のネットワークを介して通信を行う。
入出力装置905は、例えば、マウス、キーボード、ディスプレイ装置である。
プログラムは、通常は補助記憶装置902に記憶されており、主記憶装置903にロードされ、演算装置901に読み込まれ、演算装置901によって実行される。
例えば、オペレーティングシステム(OS)が補助記憶装置902に記憶される。また、「〜部」として説明している機能を実現するプログラム(インバータ試験プログラムの一例)が補助記憶装置902に記憶される。そして、OSおよび「〜部」として説明している機能を実現するプログラムは主記憶装置903にロードされ、演算装置901によって実行される。
「〜の判断」、「〜の判定」、「〜の抽出」、「〜の検知」、「〜の設定」、「〜の登録」、「〜の選択」、「〜の生成」、「〜の入力」、「〜の出力」等の処理の結果を示す情報、データ、信号値または変数値が主記憶装置903または補助記憶装置902にファイルとして記憶される。また、インバータ試験装置200が使用するその他のデータが主記憶装置903または補助記憶装置902に記憶される。
図10は実施の形態1におけるインバータ試験装置200のハードウェア構成の一例を示すものであり、インバータ試験装置200のハードウェア構成は図10に示す構成と異なる構成であってもよい。なお、シミュレーション装置300のハードウェア構成もインバータ試験装置200と同様である。
実施の形態1に係る方法(インバータ試験方法の一例)は、フローチャート等を用いて説明している手順、または、それとは一部異なる手順によって実現することができる。
100 インバータ試験システム、110 インバータ装置、111 制御基板、200 インバータ試験装置、210 試験制御部、221 インバータ設定部、222 インバータ制御部、223 インバータ情報収集部、231 シミュレータ設定部、232 シミュレータ情報収集部、233 負荷制御部、241 時間測定部、242 試験結果判定部、243 グラフ生成部、290 試験記憶部、291 試験データベース、292 試験結果データベース、300 シミュレーション装置、310 主回路模擬部、320 モータ模擬部、330 負荷模擬部、390 シミュレーション記憶部、391 主回路モデル、392 主回路管理データ、393 モータモデル、394 モータ管理データ、395 負荷モデル、901 演算装置、902 補助記憶装置、903 主記憶装置、904 通信装置、905 入出力装置、909 バス。

Claims (11)

  1. ンバータ装置に備わる制御基板を試験するインバータ試験システムであって、
    前記制御基板は、モータを駆動させる出力電力の電力値が異なる複数の主回路基板を制御する制御機能を有し、
    前記インバータ試験システムは、シミュレーション装置とインバータ試験装置とを備え、
    前記インバータ試験装置は、
    前記複数の主回路基板のうちの特定の主回路基板の出力電力の電力値を含んだ試験データを記憶する試験データ記憶部と、
    前記試験データに含まれる前記電力値を前記シミュレーション装置に通知するシミュレータ設定部とを備え、
    前記シミュレーション装置は、
    前記複数の主回路基板の主回路基板別に、主回路基板の出力電力の電力値と、主回路基板を模擬するための主回路モデルと、を対応付けて記憶する主回路モデル記憶部と、
    前記インバータ試験装置から通知される電力値に基づいて前記特定の主回路基板を模擬するための主回路モデルを前記主回路モデル記憶部から選択し、選択した前記主回路モデルを用いて前記制御基板を試験するために前記特定の主回路基板を模擬する主回路模擬部とを備える
    ことを特徴とするインバータ試験システム。
  2. 前記試験データは、前記特定の主回路基板の出力周波数の目標値と、前記特定の主回路基板の出力周波数が前記目標値以上になるまでに要する目標時間とを含み、
    前記インバータ試験装置は、
    前記主回路模擬部によって模擬される前記特定の主回路基板の出力周波数を繰り返し取得する試験情報取得部と、
    前記インバータ装置が起動してから前記試験情報取得部によって取得された出力周波数が前記試験データに含まれる前記目標値以上になるまでの時間を測定する時間測定部と、
    前記時間測定部によって測定された時間と前記試験データに含まれる前記目標時間とを比較し、比較結果に基づいて前記制御基板の合否を判定する試験結果判定部とを備える
    ことを特徴とする請求項1記載のインバータ試験システム。
  3. 前記シミュレーション装置は、
    前記特定の主回路基板によって駆動されるモータを模擬するモータ模擬部と、
    前記モータ模擬部によって模擬される前記モータに負荷トルクを掛ける負荷装置を模擬する負荷模擬部とを備え、
    前記インバータ試験装置は、
    前記負荷模擬部によって模擬される前記負荷装置の負荷トルクを繰り返し変化させる負荷制御部を備え、
    前記試験情報取得部は、前記負荷制御部によって前記負荷装置の負荷トルクが変化される毎に、前記モータ模擬部によって模擬された前記モータの回転周波数と、前記負荷模擬部によって模擬された前記負荷装置の負荷トルクとを取得する
    ことを特徴とする請求項2記載のインバータ試験システム。
  4. 前記インバータ試験装置は、
    前記試験情報取得部によって取得された複数の回転周波数と前記試験情報取得部によって取得された複数の負荷トルクとの関係を表す試験結果グラフを生成するグラフ生成部を備える
    ことを特徴とする請求項3記載のインバータ試験システム。
  5. 前記シミュレーション装置は、
    前記特定の主回路基板によって駆動されるモータを模擬するモータ模擬部と、
    前記モータ模擬部によって模擬される前記モータに負荷トルクを掛ける負荷装置を模擬する負荷模擬部とを備え、
    前記インバータ試験装置は、
    前記負荷模擬部によって模擬される前記負荷装置の負荷トルクを繰り返し変化させる負荷制御部と、
    前記負荷制御部によって前記負荷装置の負荷トルクが変化される毎に、前記モータ模擬部によって模擬された前記モータの回転周波数と、前記負荷模擬部によって模擬された前記負荷装置の負荷トルクとを取得する試験情報取得部とを備える
    ことを特徴とする請求項1記載のインバータ試験システム。
  6. 前記試験データは、出力電力が異なる複数のモータのうちの特定のモータの出力電力の電力値を含み、
    前記シミュレータ設定部は、前記試験データに含まれる前記特定のモータの出力電力の電力値を前記シミュレーション装置に通知し、
    前記シミュレーション装置は、
    前記複数のモータのモータ別に、モータの出力電力の電力値と、モータを模擬するためのモータモデルと、を記憶するモータモデル記憶部を備え、
    前記モータ模擬部は、前記シミュレータ設定部から通知される前記特定のモータの出力電力の電力値に基づいて前記特定のモータを模擬するためのモータモデルを選択し、選択した前記モータモデルを用いて前記特定のモータを前記特定の主回路基板によって駆動される前記モータとして模擬する
    ことを特徴とする請求項3から請求項5のいずれかに記載のインバータ試験システム。
  7. 前記試験データは、出力電力が異なる複数のモータのうちの特定のモータの出力電力の電力値を含み、
    前記シミュレータ設定部は、前記試験データに含まれる前記特定のモータの出力電力の電力値を前記シミュレーション装置に通知する
    前記シミュレーション装置は、
    前記複数のモータのモータ別に、モータの出力電力の電力値と、モータを模擬するためのモータモデルと、を記憶するモータモデル記憶部と、
    前記シミュレータ設定部から通知される前記特定のモータの出力電力の電力値に基づいて前記特定のモータを模擬するためのモータモデルを前記モータモデル記憶部から選択し、選択した前記モータモデルを用いて前記特定のモータを模擬するモータ模擬部とを備える
    ことを特徴とする請求項1記載のインバータ試験システム。
  8. 前記試験データは、前記インバータ装置の動作条件を示す条件値を含み、
    前記インバータ試験装置は、
    前記試験データに含まれる前記条件値を前記インバータ装置に設定することによって、前記条件値が示す前記動作条件に従って前記インバータ装置を動作させるインバータ設定部を備える
    ことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれかに記載のインバータ試験システム。
  9. ンバータ装置に備わる制御基板を試験するインバータ試験方法であって、
    前記制御基板は、モータを駆動させる出力電力の電力値が異なる複数の主回路基板を制御する制御機能を有し、
    インバータ試験装置は、前記複数の主回路基板のうちの特定の主回路基板の出力電力の電力値を含んだ試験データを記憶する試験データ記憶部を備え、
    シミュレーション装置は、前記複数の主回路基板の主回路基板別に、主回路基板の出力電力の電力値と、主回路基板を模擬するための主回路モデルと、を対応付けて記憶する主回路モデル記憶部を備え、
    前記インバータ試験装置が、前記試験データに含まれる前記電力値を前記シミュレーション装置に通知し、
    前記シミュレーション装置が、前記インバータ試験装置から通知される電力値に基づいて前記特定の主回路基板を模擬するための主回路モデルを前記主回路モデル記憶部から選択し、選択した前記主回路モデルを用いて前記制御基板を試験するために前記特定の主回路基板を模擬する
    ことを特徴とするインバータ試験方法。
  10. ンバータ装置に備わる制御基板を試験するインバータ試験装置であって、
    前記制御基板は、モータを駆動させる出力電力の電力値が異なる複数の主回路基板を制御する制御機能を有し、
    前記複数の主回路基板のうちの特定の主回路基板の出力電力の電力値を含んだ試験データを記憶する試験データ記憶部と、
    前記試験データに含まれる前記電力値をシミュレーション装置に通知することによって、前記制御基板を試験するために前記シミュレーション装置に前記特定の主回路基板を模擬させるシミュレータ設定部とを備えることを特徴とするインバータ試験装置。
  11. 請求項10記載のインバータ試験装置としてコンピュータを機能させるためのインバータ試験プログラム。
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