JP6183805B2 - 吸収性物品 - Google Patents
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また、おむつ1は、長手方向(X方向)に延びる縦中心線CLに対して左右対称形となっている。従って、以下の説明では、左右対称な部分については、主に、一方のみについて説明する。
吸収性コア41の全幅(W1)に対する側部貫通スリット43の幅(W2)の割合(W2/W1)は(図2参照)、0.03以上0.25以下であることが好ましく、0.04以上0.17以下であることが更に好ましい。中央部貫通スリット44の幅の割合も、側部貫通スリット43の幅(W2)の割合と同じである。吸収性コア41の全長(L1)に対する側部貫通スリット43の長さ(L2)の割合(L2/L1)は(図2参照)、0.10以上0.75以下であることが好ましく、0.20以上0.60以下であることが更に好ましい。尚、本実施形態においては、中央部貫通スリット44の長さの割合は、図2に示すように、側部貫通スリット43の長さ(L2)の割合と同じであるが、中央部貫通スリット44の長さの割合を、側部貫通スリット43の長さ(L2)の割合よりも小さくしてもよい。具体的には、吸収性コア41の全幅(W1)は、60mm以上160mm以下であることが好ましく、80mm以上140mm以下であることが更に好ましい。吸収性コア41の全長(L1)は、280mm以上490mm以下であることが好ましく、300mm以上470mm以下であることが更に好ましい。側部貫通スリット43の幅(W2)或いは中央部貫通スリット44の幅は、3.6mm以上30.0mm以下であることが好ましく、4.8mm以上20.4mm以下であることが更に好ましい。側部貫通スリット43の長さ(L2)或いは中央部貫通スリット44の長さは、32mm以上308mm以下であることが好ましく、64mm以上246mm以下であることが更に好ましい。
先ず、サイドシール部Sを破って、おむつ1を展開状態とし、その展開状態のおむつ1から吸収性本体10を引き剥がして外装体5を取り出す。そして取り出した外装体5を伸長した状態において、X方向に3等分の位置にて、Y方向に平行にカットし、3分画領域Ta1,Ta2,Ta3のカットサンプルを作製する。次いで、例えば、分画領域Ta3のカットサンプルを用いて説明すると、分画領域Ta3のカットサンプルについて、最大に伸長した状態のY方向の長さ(最大伸長長さ)を求める。尚、最大に伸長した状態の長さを求める際に、弾性部材53が抜ける場合には、ポイントシール又は超音波シール等の処理を行う。次いで、分画領域Ta3のカットサンプルを、テンシロン万能試験機にチャック間距離100mm(自然状態でのサンプルの長さに応じて変更可能)に固定し、一定速度300mm/minで、先に求めた最大伸長長さの80%の長さまで伸長させた時の引張り荷重(cN)を引っ張り応力とする。測定は、複数回(n=3回)行い、平均値を分画領域Ta3の引っ張り応力とする。分画領域Ta2の引っ張り応力も同様にして求める。
また、おむつ1においては、図2に示すように、背側外装体5Bは、おむつ1長手方向(X方向)に3等分して3分画領域Tb1,Tb2,Tb3を形成した際に、股下領域C寄りの分画領域Tb3の幅方向(Y方向)の引っ張り応力が、中央に位置する分画領域Tb2の幅方向(Y方向)の引っ張り応力よりも低くなっている。前記分画領域Tb2の引っ張り応力に対する前記分画領域Tb3の引っ張り応力の割合(分画領域Tb3の引っ張り応力/分画領域Tb2の引っ張り応力)は、股下領域C寄りの分画領域Tb3の引っ張り応力が低いことによって、吸収性本体10における背側外装体5B(本体部50Bと延出部51B)と厚み方向(Z方向)に重なる領域が、潰れ難くなっており、おむつ1を着用した際に、背側領域Bのフィット性が向上する観点から、0.20以上0.95以下であることが好ましく、0.25以上0.90以下であることが更に好ましい。具体的には、前記分画領域Tb2の引っ張り応力は、110cN以上322cN以下であることが好ましく、108cN以上285cN以下であることが更に好ましい。また、前記分画領域Tb3の引っ張り応力は、56cN以上165cN以下であることが好ましく、68cN以上146cN以下であることが更に好ましい。上記の引っ張り応力は、上述した腹側外装体5Aにおける引っ張り応力と同様の測定方法により測定する。
吸収性本体10を構成する表面シート2、裏面シート3、及び側方カフス6等としては、使い捨ておむつ等の吸収性物品に従来用いられている各種のもの等を特に制限なく用いることができる。例えば、表面シート2としては、単層又は多層構造の不織布や、開孔フィルム等を用いることができる。裏面シート3としては、透湿性の樹脂フィルム等を用いることができる。また、側方カフス6としては、撥水性の単層又は多層構造の不織布等を用いることができる。
また、外装体5の股下外装体5Cを形成する非伸長性のシート材も、外層シート51及び内層シート52と同様のものを用いることができる。
各部材を固定する第1接着剤層71〜第5接着剤層75を形成する接着剤としては、使い捨ておむつ等の吸収性物品に従来用いられている各種のホットメルト接着剤等を特に制限なく用いることができる。
おむつ1は、図3に示すように、吸収体4を構成する吸収性コア41に設けられた一対の側部貫通スリット43,43を通る位置にて、Y方向に沿って断面視すると、各側部貫通スリット43においては、被覆材42の肌側被覆材42Uの非肌対向面と非肌側被覆材42Dの肌対向面とが、第2接着剤層72及び第3接着剤層73を介して接合されている。また、各側部貫通スリット43と厚み方向(Z方向)に重なる領域においては、厚み方向(Z方向)の上方側から下方側に向かって、表面シート2の非肌対向面と肌側被覆材42Uの肌対向面とが第1接着剤層71を介して接合され、非肌側被覆材42Dの非肌対向面と裏面シート3の肌対向面とが第4接着剤層74を介して接合され、裏面シート3の非肌対向面と外装体5の股下外装体5Cの肌対向面とが第5接着剤層75を介して接合されている。その為、おむつ1の着用時においては、図4に示すように、一対の側部貫通スリット43,43の部分が可撓軸となり易く、股下領域Cが屈曲し易く、フィット性が向上する。特に、おむつ1においては、吸収性本体10の両側部に、図2に示すように、伸長状態で配された立体ギャザー形成用弾性部材61を有する側方カフス6,6が設けられている。その為、おむつ1の着用時においては、図4に示すように、立体ギャザー形成用弾性部材61の収縮により側方カフス6の自由端部側が起立して立体ギャザーを形成すると共に、一対の側部貫通スリット43,43の部分が可撓軸となって股下領域Cが更に屈曲し易くなっている。
表面シート、裏面シート、これら両シート間に配された吸収体を備えた縦長の吸収性本体と、該吸収性本体の非肌対向面側に配された外装体とを具備する吸収性物品であって、
前記外装体は、着用者の腹側に配される腹側外装体と、背側に配される背側外装体と、それらの間に位置する股下領域に配される股下外装体とに別部材として区分されており、
前記吸収体は、吸収ポリマーを含む吸収性コアと該吸収性コアを包む被覆材とを有し、
前記吸収性コアは、前記吸収性本体の長手方向に沿う両側部に、厚み方向に貫通する1対の側部貫通スリットが長手方向に延在しており、
各前記側部貫通スリットにおいては、前記被覆材における肌対向面側の肌側被覆材と非肌対向面側の非肌側被覆材とが接合されており、各該側部貫通スリットと厚み方向に重なる領域においては、前記肌側被覆材と前記表面シートとが接合され、且つ前記非肌側被覆材と前記裏面シートとが接合され、且つ該裏面シートと前記外装体とが接合されている吸収性物品。
前記吸収性コアは、前記1対の側部貫通スリットの間の中央部に、厚み方向に貫通する中央部貫通スリットが長手方向に延在している前記<1>に記載の吸収性物品。
<3>
前記側部貫通スリットの形状や長さが、前記中央部貫通スリットの形状や長さと同じであり同形同大に形成されている前記<1>又は<2>に記載の吸収性物品。
<4>
前記吸収性コアの全幅(W1)に対する前記側部貫通スリットの幅(W2)の割合(W2/W1)は、0.03以上0.25以下、好ましくは0.04以上0.17以下である前記<1>〜<3>の何れか1に記載の吸収性物品。
<5>
前記吸収性コアの全長(L1)に対する前記側部貫通スリットの長さ(L2)の割合(L2/L1)は、0.10以上0.75以下、好ましくは0.20以上0.60以下である前記<1>〜<4>の何れか1に記載の吸収性物品。
<6>
前記側部貫通スリットの幅(W2)或いは前記中央部貫通スリットの幅は、3.6mm以上30.0mm以下、好ましくは4.8mm以上20.4mm以下である前記<1>〜<5>の何れか1に記載の吸収性物品。
<7>
前記側部貫通スリットの長さ(L2)或いは前記中央部貫通スリットの長さは、32mm以上308mm以下、好ましくは64mm以上246mm以下である前記<1>〜<6>の何れか1に記載の吸収性物品。
<8>
各前記側部貫通スリットは、その長手方向の中心が、着用者の背側に配される背側領域側よりも、着用者の腹側に配される腹側領域側にずれて配されている前記<1>〜<7>の何れか1に記載の吸収性物品。
<9>
前記腹側外装体は、前記吸収性物品の外面を形成する外層シートと、該外層シートの内面側に配され、該吸収性物品の内面を形成する内層シートと、それらシート間に幅方向に伸長状態で配されて固定された複数本の糸状の弾性部材とを含んで構成されており、
各前記側部貫通スリットは、その前記腹側外装体側の端部が、前記複数本の弾性部材の内の最も前記股下領域側の弾性部材の位置に達していない前記<1>〜<8>の何れか1に記載の吸収性物品。
<10>
前記側部貫通スリットは、背側外装体側の端部が、該背側外装体を構成する複数本の弾性部材の内の最も股下領域側の弾性部材の位置に達していない前記<1>〜<9>の何れか1に記載の吸収性物品。
前記吸収性コアは、前記1対の側部貫通スリットの間の中央部に、厚み方向に貫通する中央部貫通スリットが長手方向に延在しており、
前記中央部貫通スリットは、腹側外装体側の端部が、該腹側外装体を構成する複数本の弾性部材の内の最も股下領域側の弾性部材の位置に達していない前記<1>〜<10>の何れか1に記載の吸収性物品。
<12>
前記吸収性コアは、前記1対の側部貫通スリットの間の中央部に、厚み方向に貫通する中央部貫通スリットが長手方向に延在しており、
前記中央部貫通スリットは、背側外装体側の端部が、該背側外装体を構成する複数本の弾性部材の内の最も股下領域側の弾性部材の位置に達していない前記<1>〜<11>の何れか1に記載の吸収性物品。
<13>
前記吸収性本体の長手方向に沿う両側部には、長手方向に伸長状態で配された弾性部材を有する側方カフスが設けられている前記<1>〜<12>の何れか1に記載の吸収性物品。
<14>
各前記側部貫通スリットにおいては、幅方向に沿って断面視して、前記肌側被覆材と前記非肌側被覆材とが接合された位置、前記肌側被覆材と前記表面シートとが接合された位置、前記非肌側被覆材と前記裏面シートとが接合された位置、及び該裏面シートと前記外装体とが接合された位置が、重なっている前記<1>〜<13>の何れか1に記載の吸収性物品。
<15>
前記中央部貫通スリットにおいては、前記肌側被覆材と前記非肌側被覆材とが接合されており、該中央部貫通スリットと厚み方向に重なる領域においては、前記肌側被覆材と前記表面シートとが接合され、前記非肌側被覆材と前記裏面シートとが接合され、該裏面シートと前記外装体とが接合されている前記<2>〜<14>の何れか1に記載の吸収性物品。
<16>
前記腹側外装体と前記背側外装体とは、おむつ幅方向(Y方向)に関しては、長さが同じに形成されており、おむつ長手方向(X方向)に関しては、該背側外装体の長さが該腹側外装体の長さよりも長く形成されている前記<1>〜<15>の何れか1に記載の吸収性物品。
<17>
前記腹側外装体及び前記背側外装体(本体部と延出部)には、それぞれ、複数本の弾性部材が、それぞれ幅方向(Y方向)に沿って伸張状態で延びており、且つおむつの長手方向(X方向)に間隔を開けて配されており、
前記腹側外装体及び前記背側外装体(本体部と延出部)における前記吸収性本体と重なる領域では、前記弾性部材が個々分断されている前記<1>〜<16>の何れか1に記載の吸収性物品。
<18>
前記腹側外装体は、おむつ長手方向(X方向)に3等分して3分画領域Ta1,Ta2,Ta3を形成した際に、股下領域寄りの分画領域Ta3の幅方向(Y方向)の引っ張り応力が、中央に位置する分画領域Ta2の幅方向(Y方向)の引っ張り応力よりも低くなっている前記<1>〜<17>の何れか1に記載の吸収性物品。
<19>
前記分画領域Ta2の引っ張り応力に対する前記分画領域Ta3の引っ張り応力の割合(分画領域Ta3の引っ張り応力/分画領域Ta2の引っ張り応力)は、0.65以上0.95以下、好ましくは0.70以上0.90以下である前記<1>〜<18>の何れか1に記載の吸収性物品。
<20>
前記分画領域Ta2の引っ張り応力は、110cN以上204cN以下、好ましくは133cN以上181cN以下である前記<1>〜<19>の何れか1に記載の吸収性物品。
<21>
前記分画領域Ta3の引っ張り応力は、89cN以上165cN以下、好ましくは108cN以上146cN以下である前記<1>〜<20>の何れか1に記載の吸収性物品。
前記背側外装体は、おむつ長手方向(X方向)に3等分して3分画領域Tb1,Tb2,Tb3を形成した際に、股下領域寄りの分画領域Tb3の幅方向(Y方向)の引っ張り応力が、中央に位置する分画領域Tb2の幅方向(Y方向)の引っ張り応力よりも低くなっている前記<1>〜<21>の何れか1に記載の吸収性物品。
<23>
前記分画領域Tb2の引っ張り応力に対する前記分画領域Tb3の引っ張り応力の割合(分画領域Tb3の引っ張り応力/分画領域Tb2の引っ張り応力)は、0.20以上0.95以下、好ましくは0.25以上0.90以下である前記<1>〜<22>の何れか1に記載の吸収性物品。
<24>
前記分画領域Tb2の引っ張り応力は、110cN以上322cN以下、好ましくは108cN以上285cN以下である前記<1>〜<23>の何れか1に記載の吸収性物品。
<25>
前記分画領域Tb3の引っ張り応力は、56cN以上165cN以下、好ましくは68cN以上146cN以下である前記<1>〜<24>の何れか1に記載の吸収性物品。
<26>
前記外装体は、前記吸収性コアの備える1対の前記側部貫通スリットと重なる領域における構成シートの数に比べて、該側部貫通スリットよりも腹側領域側の前記吸収体の端部と重なる領域における構成シートの数の方が多い前記<1>〜<25>の何れか1に記載の吸収性物品。
<27>
前記吸収体を構成する前記吸収性コアに設けられた前記中央部貫通スリットを通る位置にて、幅方向(Y方向)に沿って断面視すると、該中央部貫通スリットにおいては、前記被覆材の肌側被覆材の非肌対向面と非肌側被覆材の肌対向面とが、第2接着剤層及び第3接着剤層を介して接合されている前記<1>〜<26>の何れか1に記載の吸収性物品。
<28>
前記側部貫通スリットと重なる領域においては、厚み方向(Z方向)の上方側から下方側に向かって、前記表面シートの非肌対向面と前記肌側被覆材の肌対向面とが第1接着剤層を介して接合され、前記非肌側被覆材の非肌対向面と前記裏面シートの肌対向面とが第4接着剤層を介して接合され、該裏面シートの非肌対向面と前記外装材の股下外装体の肌対向面とが第5接着剤層を介して接合されている前記<1>〜<27>の何れか1に記載の吸収性物品。
<29>
第1接着剤層及び第2接着剤層がスパイラル状に接着剤を塗工して形成され、第3接着剤層及び第4接着剤層が全面に接着剤を塗工して形成され、第5接着剤層がストライプ状に接着剤を塗工して形成されている前記<1>〜<28>の何れか1に記載の吸収性物品。
<30>
前記側部貫通スリット及び前記中央部貫通スリットにおいては、断面視して、全面塗工の第3接着剤層によって前記肌側被覆材と前記非肌側被覆材とが接合された位置と、全面塗工の第4接着剤層によって該非肌側被覆材と前記裏面シートとが接合された位置とは一致して重なっているが、スパイラル状の塗工の第1接着剤層によって前記表面シートと前記肌側被覆材とが接合された位置と、ストライプ状の塗工の第5接着剤層によって前記裏面シートと前記外装材の股下外装体とが接合された位置とが一致しておらず、重なっていない前記<1>〜<29>の何れか1に記載の吸収性物品。
<31>
第2接着剤層が、前記中央部貫通スリットを除く領域にスパイラル状に接着剤を塗工して形成されており、第3接着剤層が、該中央部貫通スリットを除く領域にストライプ状に接着剤を塗工して形成されている前記<1>〜<30>の何れか1に記載の吸収性物品。
10 吸収性本体
2 表面シート
3 裏面シート
4 吸収体
41 吸収性コア
43 側部貫通スリット
44 中央部貫通スリット
42 被覆材
42U 肌側被覆材
42D 非肌側被覆材
5 外装体
5A 腹側外装体
5B 背側外装体
5C 股下外装体
51 外層シート
52 内層シート
53 弾性部材
6 側方カフス
61 立体ギャザー形成用弾性部材
71 第1接着剤層
72 第2接着剤層
73 第3接着剤層
74 第4接着剤層
75 第5接着剤層
A 腹側領域、B 背側領域、C 股下領域
Claims (7)
- 表面シート、裏面シート、これら両シート間に配された吸収体を備えた縦長の吸収性本体と、該吸収性本体の非肌対向面側に配された外装体とを具備する吸収性物品であって、
前記外装体は、着用者の腹側に配される腹側外装体と、背側に配される背側外装体と、それらの間に位置する股下領域に配される股下外装体とに別部材として区分されており、
前記吸収体は、吸収ポリマーを含む吸収性コアと該吸収性コアを包む被覆材とを有し、
前記吸収性コアは、前記吸収性本体の長手方向に沿う両側部に、厚み方向に貫通する1対の側部貫通スリットが長手方向に延在しており、
各前記側部貫通スリットにおいては、前記被覆材における肌対向面側の肌側被覆材と非肌対向面側の非肌側被覆材とが接合されており、各該側部貫通スリットと厚み方向に重なる領域においては、前記肌側被覆材と前記表面シートとが接合され、且つ前記非肌側被覆材と前記裏面シートとが接合され、且つ該裏面シートと前記外装体とが接合されている吸収性物品。 - 前記吸収性コアは、前記1対の側部貫通スリットの間の中央部に、厚み方向に貫通する中央部貫通スリットが長手方向に延在している請求項1に記載の吸収性物品。
- 各前記側部貫通スリットは、その長手方向の中心が、着用者の背側に配される背側領域側よりも、着用者の腹側に配される腹側領域側にずれて配されている請求項1又は2に記載の吸収性物品。
- 前記外装体は、着用者の腹側に配される腹側外装体と、背側に配される背側外装体と、それらの間に位置する股下領域に配される股下外装体とに別部材として区分されており、
前記腹側外装体は、前記吸収性物品の外面を形成する外層シートと、該外層シートの内面側に配され、該吸収性物品の内面を形成する内層シートと、それらシート間に幅方向に伸長状態で配されて固定された複数本の糸状の弾性部材とを含んで構成されており、
各前記側部貫通スリットは、その前記腹側外装体側の端部が、前記複数本の弾性部材の内の最も前記股下領域側の弾性部材の位置に達していない請求項1〜3の何れか1項に記載の吸収性物品。 - 前記吸収性本体の長手方向に沿う両側部には、長手方向に伸長状態で配された弾性部材を有する側方カフスが設けられている請求項1〜4の何れか1項に記載の吸収性物品。
- 各前記側部貫通スリットにおいては、幅方向に沿って断面視して、前記肌側被覆材と前記非肌側被覆材とが接合された位置、前記肌側被覆材と前記表面シートとが接合された位置、前記非肌側被覆材と前記裏面シートとが接合された位置、及び該裏面シートと前記外装体とが接合された位置が、重なっている請求項1〜5の何れか1項に記載の吸収性物品。
- 前記中央部貫通スリットにおいては、前記肌側被覆材と前記非肌側被覆材とが接合されており、該中央部貫通スリットと厚み方向に重なる領域においては、前記肌側被覆材と前記表面シートとが接合され、前記非肌側被覆材と前記裏面シートとが接合され、該裏面シートと前記外装体とが接合されている請求項2〜6の何れか1項に記載の吸収性物品。
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