JP6183692B2 - 熱処理装置 - Google Patents
熱処理装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6183692B2 JP6183692B2 JP2013130641A JP2013130641A JP6183692B2 JP 6183692 B2 JP6183692 B2 JP 6183692B2 JP 2013130641 A JP2013130641 A JP 2013130641A JP 2013130641 A JP2013130641 A JP 2013130641A JP 6183692 B2 JP6183692 B2 JP 6183692B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reaction tube
- heated
- heat treatment
- surface portion
- lamp group
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 title claims description 68
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 60
- 239000007789 gas Substances 0.000 claims description 32
- HBMJWWWQQXIZIP-UHFFFAOYSA-N silicon carbide Chemical compound [Si+]#[C-] HBMJWWWQQXIZIP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 12
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 10
- 239000002826 coolant Substances 0.000 claims description 8
- 239000010453 quartz Substances 0.000 claims description 8
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N silicon dioxide Inorganic materials O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 8
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 claims description 6
- 239000012495 reaction gas Substances 0.000 claims description 4
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 claims description 2
- 229910021420 polycrystalline silicon Inorganic materials 0.000 claims 1
- 229910010271 silicon carbide Inorganic materials 0.000 description 10
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 7
- 239000012535 impurity Substances 0.000 description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 239000002344 surface layer Substances 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 2
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 1
- 230000003647 oxidation Effects 0.000 description 1
- 238000007254 oxidation reaction Methods 0.000 description 1
- 238000002834 transmittance Methods 0.000 description 1
Images
Description
一般に光照射による熱処理装置においては、ランプと被加熱体の距離が加熱効率に大きな影響を及ぼし、距離が離れるほど効率は悪化する。
本発明では、前記光照射加熱手段は、前記上側ランプ群及び前記下側ランプ群が、鉛直方向に関し、各ランプが重ならない位置に配置されている場合にも効果的である。
本発明では、前記被加熱体を支持するためのサセプタを有し、当該サセプタが炭化珪素の高純度の多結晶の光吸収体からなる場合にも効果的である。
本発明では、前記複数のランプは、照射する光の波長が200nmから遠赤外領域までの光を含む場合にも効果的である。
本発明では、前記反応管内の残留ガスを検出するガス検出器を有し、当該ガス検出器において得られた結果に基づいて前記反応管の排気量を制御する場合にも効果的である。
本発明では、前記冷却手段は、前記反応管の温度を500℃程度に維持する場合にも効果的である。
そして、本発明によれば、反応管を直接加熱しないので、不純物ガスの発生をきわめて少なくすることができ、これによりクリーンな雰囲気において熱処理を行うことができる
。
図1は、本実施の形態の熱処理装置の全体構成を示す概略図である。
図1に示すように、本実施の形態の熱処理装置1は、いわゆるコールドウォール方式のもので、例えば金属材料からなる装置本体2内に、光透過性の反応管3が設けられて構成されている。
装置本体2内の反応管3の周囲には、後述するように複数のランプを有する加熱手段4(光照射加熱手段)が設けられている。
そして、これらガス導入手段5及びガス排出手段6により、装置本体2内を冷却媒体で循環させて反応管3及び加熱手段4を冷却する冷却手段7が構成されている。
そして、反応管3内には、支持部材23によって支持されたサセプタ20が設けられ、このサセプタ20上に例えば炭化珪素基板等の被加熱体21が支持されるようになっている。支持部材23は、例えばピン形状の部材24を介してサセプタ20を支持している。
さらに、反応管3の他方の端部のガス排出弁9の後段には、不純物ガス等の残留ガスの濃度を検出するためのガス検出器22が設けられている。
本発明においては、反応管3の長手方向についての断面形状が長円形状に形成されているものである。
一方、本発明の場合、反応管3の材料は特に限定されることはないが、赤外線領域の光に対する光透過率の高さ並びに高純度の石英管の入手の容易さの観点からは、石英からなるものを用いることが好ましい。
サセプタ20上には被加熱体21が反応管3の長軸方向である水平方向に向けて支持されるようになっている。この場合、被加熱体21が、反応管3の中央部分に配置されるように構成されている。
加熱手段4のランプは、それぞれ細長棒状に形成され、反応管3の長手方向と平行となるように配置されている。
そして、これら上側ランプ群40、下側ランプ群41、左側ランプ群42、右側ランプ群43の周囲には、それぞれの光を反射するためのリフレクタ10が設けられている。
図4に示すように、本実施の形態では、上側ランプ群40の6個のランプは、同一のピッチPで配列されている。
また、下側ランプ群41の7個のランプについても、同一のピッチPで配列されている。
本実施の形態では、例えば図4において基準線M、Nで示すように、上側ランプ群40と、下側ランプ群41を、反応管3の長手方向と直交する方向である水平方向(図中Y軸方向)に、ピッチPの半分、すなわち、P/2だけ変位させて配置するようにしている。
そして、ガス供給源8から反応管3内に反応ガスを導入するとともに、加熱手段4を動作させて被加熱体21に対して光照射を行う。この場合、被加熱体21の温度が1200℃以上になるように光照射を行う。
熱処理の際には、ガス検出器22を動作させ、反応管3内の不純物ガス等の残留ガスの濃度を検出する。そして、ガス検出器22において得られた結果に基づいて排気量を制御するようにする。
そして、本実施の形態によれば、反応管3を直接加熱しないので、不純物ガスの発生をきわめて少なくすることができ、これによりクリーンな雰囲気において熱処理を行うことができる。
例えば、上記実施の形態では、被加熱体として炭化珪素基板を加熱する場合を例にとって説明したが、本発明はこれに限られず、Si基板等の熱処理を行う場合にも適用することができる。
ただし、本発明は炭化珪素基板に対して1200℃以上の高温で熱処理を行い酸化膜を形成する場合に最も有効となるものである。
この場合、例えば加熱手段のランプの相対的な位置関係については、上記実施の形態の場合と同一となるように構成することにより本発明の目的を達成することができる。
2…装置本体
3…反応管
4…加熱手段
7…冷却手段
20…サセプタ
21…被加熱体
22…ガス検出器
30,31…水平面部分
32,33…円弧面部分
40…上側ランプ群
41…下側ランプ群
Claims (6)
- 平板状の被加熱体を1200℃以上で熱処理するためのコールドウォール方式の熱処理装置であって、
装置本体と、
前記装置本体内において、反応ガスを導入可能で細長形状に形成され、前記平板状の被加熱体を収容する光透過性の石英からなる反応管と、
前記装置本体内で前記反応管の外部に配置され、前記被加熱体に対して光を照射して加熱するランプを有する光照射加熱手段と、
前記装置本体内において、前記反応管及び前記光照射加熱手段を冷却媒体によって冷却する冷却手段と、を有し、
前記反応管は、その長手方向についての断面形状が、長円形状に形成され、
前記長円形状は、前記平板状の被加熱体の主面に対して平行で且つ対向する上側水平面部分及び下側水平面部分、並びに、前記上側水平面部分及び下側水平面部分の両端とそれぞれ連続する右側円弧面部分及び左側円弧面部分を有し、
前記光照射加熱手段は、当該反応管の長手方向と平行に配置された棒状のランプを複数有し、当該複数のランプは、前記上側水平面部分の近傍に設けられた上側ランプ群、前記下側水平面部分の近傍に設けられた下側ランプ群、前記右側円弧面部分の近傍に設けられた右側ランプ群、及び前記左側円弧面部分の近傍に設けられた左側ランプ群からなる熱処理装置。 - 前記上側ランプ群及び前記下側ランプ群が、鉛直方向に関し、各ランプが重ならない位置に配置されている請求項1記載の熱処理装置。
- 前記被加熱体を支持するためのサセプタを有し、当該サセプタが炭化珪素の高純度の多結晶の光吸収体からなる請求項1又は2のいずれか1項記載の熱処理装置。
- 前記複数のランプは、照射する光の波長が200nmから遠赤外領域までの光を含む請求項1乃至3のいずれか1項記載の熱処理装置。
- 前記反応管内の残留ガスを検出するガス検出器を有し、当該ガス検出器において得られた結果に基づいて前記反応管の排気量を制御する請求項1乃至4のいずれか1項記載の熱処理装置。
- 前記冷却手段は、前記反応管の温度を500℃程度に維持する請求項1乃至5のいずれか1項記載の熱処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013130641A JP6183692B2 (ja) | 2013-06-21 | 2013-06-21 | 熱処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013130641A JP6183692B2 (ja) | 2013-06-21 | 2013-06-21 | 熱処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015005652A JP2015005652A (ja) | 2015-01-08 |
JP6183692B2 true JP6183692B2 (ja) | 2017-08-23 |
Family
ID=52301306
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013130641A Active JP6183692B2 (ja) | 2013-06-21 | 2013-06-21 | 熱処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6183692B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6814572B2 (ja) * | 2016-08-25 | 2021-01-20 | 株式会社Screenホールディングス | 熱処理装置 |
JP7338977B2 (ja) * | 2019-01-29 | 2023-09-05 | 株式会社Screenホールディングス | ガス検知方法および熱処理装置 |
Family Cites Families (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5437257Y2 (ja) * | 1974-05-30 | 1979-11-08 | ||
JPS59158954A (ja) * | 1983-03-02 | 1984-09-08 | Ushio Inc | 光照射加熱装置 |
JPS61129817A (ja) * | 1984-11-28 | 1986-06-17 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体製造装置 |
JPS61198735A (ja) * | 1985-02-28 | 1986-09-03 | Fujitsu Ltd | フラツシユランプアニ−ル装置 |
JPH069193B2 (ja) * | 1987-02-17 | 1994-02-02 | 信越石英株式会社 | 減圧熱処理装置に用いられる反応管 |
JPS647519A (en) * | 1987-06-30 | 1989-01-11 | Oki Electric Ind Co Ltd | Annealing device |
JPH0410410A (ja) * | 1990-02-02 | 1992-01-14 | Sharp Corp | 薄膜製造装置 |
DE4109956A1 (de) * | 1991-03-26 | 1992-10-01 | Siemens Ag | Verfahren zum kurzzeittempern einer halbleiterscheibe durch bestrahlung |
JP3524679B2 (ja) * | 1996-06-21 | 2004-05-10 | 東芝セラミックス株式会社 | 高純度CVD−SiC質の半導体熱処理用部材及びその製造方法 |
JP3421198B2 (ja) * | 1996-07-04 | 2003-06-30 | 大日本スクリーン製造株式会社 | 基板の熱処理装置 |
JP2001085336A (ja) * | 1999-09-10 | 2001-03-30 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 基板処理装置及び基板処理方法 |
JP4290389B2 (ja) * | 2002-06-03 | 2009-07-01 | Necエレクトロニクス株式会社 | ランプアニ−ル装置 |
JP2004349479A (ja) * | 2003-05-22 | 2004-12-09 | Koyo Thermo System Kk | 枚葉式熱処理装置 |
JP2008117892A (ja) * | 2006-11-02 | 2008-05-22 | Toshiba Corp | 半導体製造装置および半導体装置の製造方法 |
-
2013
- 2013-06-21 JP JP2013130641A patent/JP6183692B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015005652A (ja) | 2015-01-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3627590A (en) | Method for heat treatment of workpieces | |
US9351341B2 (en) | Heat treatment apparatus for heating substrate by irradiating substrate with flash of light | |
TW201923905A (zh) | 熱處理方法 | |
JP5338723B2 (ja) | 加熱装置 | |
KR20110009187A (ko) | 어닐링 장치 | |
JP2008210623A (ja) | フィラメントランプおよび光照射式加熱処理装置 | |
KR20120011878A (ko) | 가스 공급부를 갖는 석영 윈도우 및 이를 통합하는 프로세싱 장비 | |
JP6183692B2 (ja) | 熱処理装置 | |
TW201338077A (zh) | 具有底座以幫助減少加熱燈附近的氣流之加熱燈 | |
TWI849673B (zh) | 熱處理系統中用於局部加熱的支承板 | |
JP5964630B2 (ja) | 熱処理装置 | |
JP4502220B2 (ja) | 熱処理装置 | |
JP2008053401A (ja) | ランプ加熱装置 | |
TW201545260A (zh) | 加熱器區塊及利用所述加熱器區塊的基板熱處理裝置 | |
JPS61129834A (ja) | 光照射型熱処理装置 | |
JP5449645B2 (ja) | 熱処理用シリコンプレートの製造方法。 | |
JP3789366B2 (ja) | 熱処理装置 | |
TW201300585A (zh) | 結晶裝置、結晶方法以及熱處理系統 | |
JP3443779B2 (ja) | 半導体基板の熱処理装置 | |
JP2005019725A (ja) | アニール装置及びアニール方法 | |
JP2003124134A (ja) | 加熱処理装置および加熱処理方法 | |
JP2005072468A (ja) | 半導体ウエハの熱処理装置 | |
JPH0992624A (ja) | 熱処理炉 | |
JP6450932B2 (ja) | プラズマ処理装置及び方法 | |
JP3609380B2 (ja) | 熱処理装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160608 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160606 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170208 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170214 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170414 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20170414 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170704 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170713 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6183692 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |