JP6182954B2 - 電子機器、及び、電子機器のシャーシ - Google Patents

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本願の開示する技術は、電子機器、及び、電子機器のシャーシに関する。
従来、シャーシと、このシャーシにブラケット等の中間部材を介して固定されたユニットとを備えた電子機器が知られている。
特開2012−128783号公報 特開2005−228407号公報 特開2003−272371号公報
このような電子機器では、ユニットがブラケット等の中間部材を介してシャーシに固定されるので、部品点数及び組立工数の増加によりコストアップとなる。また、このような電子機器では、ユニットの防振性を確保することが望まれる場合がある。
そこで、本願の開示する技術は、一つの側面として、電子機器のコストダウンと、ユニットの防振性の確保とを目的とする。
本願の開示する技術の一観点に係る電子機器は、シャーシ本体と、前記シャーシ本体に形成された一対の側方支持部と、前記一対の側方支持部における高さ方向の端部に形成された切欠部とを有するシャーシと、前記一対の側方支持部の間に配置され、前記シャーシ本体に搭載されたユニットと、前記ユニットに設けられ、前記切欠部と嵌合された防振部材と、を備え、前記シャーシは、前記一対の側方支持部のうち一方の側方支持部を他方の側方支持部と反対側から支持する第一補強部材と、前記一対の側方支持部のうち他方の側方支持部を一方の側方支持部と反対側から支持する第二補強部材とを有し、前記第一補強部材は、前記一方の側方支持部に対する前記他方の側方支持部と反対側に配置されると共に、前記一方の側方支持部に沿って延びる第一補強部と、前記第一補強部の長手方向の一端側から前記一対の側方支持部の対向方向に沿って延びる第二補強部とを有する平面視にてL字状に形成され、前記第二補強部材は、前記他方の側方支持部に対する前記一方の側方支持部と反対側に配置されると共に、前記第一補強部の長手方向に前記第二補強部と離間し、且つ、前記第二補強部の長手方向に沿って延びている。
本願の開示する技術によれば、電子機器をコストダウンすることができると共に、ユニットの防振性を確保することができる。
電子機器の分解斜視図である。 シャーシユニットの分解斜視図である。 シャーシの分解斜視図である。 シャーシの斜視図である。 図4のA部拡大図である。 ユニットアッセンブリの分解斜視図である。 シャーシユニットの縦断面図である。
以下、本願の開示する技術の一実施形態を説明する。
図1に示されるように、本実施形態に係る電子機器10は、表示器一体型のパーソナルコンピュータとされている。この電子機器10は、表示ユニット11、フロントパネル12、シャーシユニット13、リアカバー14、及び、スタンド15を備えている。
表示ユニット11は、四角形のパネル状に形成されており、フロントパネル12は、表示ユニット11の外周部に沿う四角形の枠状に形成されている。
シャーシユニット13は、板金製のシャーシ20と、光ディスクドライブユニット21(以下、略してODDユニット21と称する)と、制御基板22と、ハードディスクドライブユニット23(以下、略してHDDユニット23と称する)等を有している。ODDユニット21、制御基板22、及び、HDDユニット23は、シャーシ20の本体部を形成するシャーシ本体24にそれぞれ搭載されている。リアカバー14は、シャーシ20を収容し得る長方形の平皿状に形成されている。
シャーシ20は、リアカバー14に固定され、表示ユニット11は、シャーシ20に対するリアカバー14側と反対側からシャーシ20に固定される。また、フロントパネル12は、表示ユニット11に対するリアカバー14側と反対側からリアカバー14に固定される。
スタンド15は、ベースパネル25と、支柱26と、ヒンジ部27と、ヒンジパネル28とを有している。支柱26の下端は、ベースパネル25に固定されており、ヒンジパネル28は、ヒンジ部27を介して支柱26の上端に取り付けられている。このヒンジパネル28は、リアカバー14に形成された開口を通じてシャーシ20に設けられた後述のヒンジ固定用パネル30に結合される。
また、この電子機器10は、より具体的には、次のように構成されている。すなわち、図2に示されるように、シャーシ20の本体部を形成するシャーシ本体24は、板状に形成されている。このシャーシ本体24の略中央部には、ユニットの一例であるHDDユニット23を搭載するための搭載領域32が確保されている。
図3,図4に示されるように、搭載領域32におけるシャーシ本体24の縦方向(矢印L方向)の両側には、シャーシ20の板金加工時にシャーシ20の一部が切り起こされることにより形成された一対の側方支持部34,36が形成されている。この一対の側方支持部34,36は、シャーシ本体24に対して起立されており、シャーシ本体24の縦方向に対向している。また、この一対の側方支持部34,36は、シャーシ本体24の横方向(矢印C方向)に沿って延びている。
一方の側方支持部34の長手方向の両端側には、切欠部38がそれぞれ形成されている。この切欠部38は、一方の側方支持部34における高さ方向の端部(上端部)に形成されており、一方の側方支持部34における高さ方向の上側に開口している。
同様に、他方の側方支持部36の長手方向の両端側には、切欠部40がそれぞれ形成されている。この切欠部40は、他方の側方支持部36における高さ方向の端部(上端部)に形成されており、他方の側方支持部36における高さ方向の上側に開口している。各切欠部38,40は、一対の側方支持部34,36の対向方向に沿って見た場合にU字状を成している。
また、一方の側方支持部34には、第一バネ部42が形成されている。この第一バネ部42は、一対の切欠部38の間に位置している。この第一バネ部42は、一方の側方支持部34の長手方向に延びる片持ち片により形成されている。第一バネ部42における長手方向一方側の端部は、一方の側方支持部34における一方の切欠部38側の部位に接続されており、第一バネ部42における長手方向他方側の端部は、自由端とされている。この第一バネ部42は、その自由端側に向かうに従って他方の側方支持部36の側に向かうように一方の側方支持部34に対して傾斜して形成されている。
同様に、他方の側方支持部36には、第二バネ部44が形成されている。この第二バネ部44は、一対の切欠部40の間に位置している。この第二バネ部44は、他方の側方支持部36の長手方向に延びる片持ち片により形成されている。第二バネ部44における長手方向一方側の端部は、他方の側方支持部36における一方の切欠部40側の部位に接続されており、第二バネ部44における長手方向他方側の端部は、自由端とされている。この第二バネ部44は、その自由端側に向かうに従って一方の側方支持部34の側に向かうように他方の側方支持部36に対して傾斜して形成されている。
なお、一対の側方支持部34,36の一方の側(矢印L1側)は、電子機器10(図1参照)が正規の状態で設置された場合の鉛直方向下側とされる。他方の側方支持部36に対する第二バネ部44の突出高さは、一方の側方支持部34に対する第一バネ部42の突出高さに比して高くなっている。
また、一方の側方支持部34には、一対の取付片46が形成されている。一対の取付片46は、一方の側方支持部34に対して折り曲げられており、一方の側方支持部34の高さ方向(矢印T方向)を板厚方向として形成されている。
さらに、一方の側方支持部34には、一対のガイド部48が形成されており、他方の側方支持部36には、一対のガイド部50が形成されている。各ガイド部48,50は、側方支持部の高さ方向(矢印T方向)を長手方向として延びている。また、一方の側方支持部34に形成された一対のガイド部48は、他方の側方支持部36の側に突出するアーチ状に形成されており、他方の側方支持部36に形成された一対のガイド部50は、一方の側方支持部34の側に突出するアーチ状に形成されている。
一方の側方支持部34に対するガイド部48の突出高さは、第一バネ部42の突出高さよりも低くなっている。同様に、他方の側方支持部36に対するガイド部50の突出高さは、第二バネ部44の突出高さよりも低くなっている。
また、図4に示されるように、シャーシ20は、第一補強部材52及び第二補強部材54を有している。第一補強部材52は、複数のビス56(図3参照)によりシャーシ本体24に固定されている。補強部材の一例である第一補強部材52は、第一補強部60及び第二補強部62を有しており、平面視にて概略L字状に形成されている。
第一補強部60は、一方の側方支持部34に対する他方の側方支持部36と反対側に配置されると共に、一方の側方支持部34に沿って延びている。第二補強部62は、第一補強部60の長手方向の一端側から一対の側方支持部34,36の対向方向に沿って延びている。
第一補強部60は、下壁部64、側壁部65、及び、上壁部66を有している。下壁部64は、シャーシ本体24に重ね合わされており、側壁部65は、上壁部66及び下壁部64における一方の側方支持部34側の端部同士を連結している。また、上壁部66は、側壁部65の高さ方向に下壁部64と対向している。
また、第一補強部60は、一方の側方支持部34と離間して設けられている。第一補強部60の側壁部65には、一方の側方支持部34に向けて延出する一対の延出部68が形成されている。この一対の延出部68は、第一補強部60の長手方向に離間して形成されている。また、一対の延出部68は、いずれも第一補強部60の長手方向を板厚方向として形成されている。
各延出部68の先端部には、側方支持部の高さ方向を板厚方向する結合片70が形成されている(図5も参照)。各結合片70には、取付片46が重ね合わされており、この結合片70及び取付片46は、ネジ72により固定されている。そして、このようにして結合片70及び取付片46が結合されることにより、一方の側方支持部34は、延出部68によって他方の側方支持部36と反対側から支持されている。
第二補強部材54は、第一補強部材52と同様に、複数のビスによりシャーシ本体24に固定されている。この第二補強部材54は、他方の側方支持部36に対する一方の側方支持部34と反対側に配置されている。この第二補強部材54は、第一補強部60の長手方向に第二補強部62と離間しており、且つ、第二補強部62の長手方向に沿って延びている。
第二補強部材54は、下壁部74、側壁部75、及び、上壁部76を有している。下壁部74は、シャーシ本体24に重ね合わされており、側壁部75は、上壁部76及び下壁部74における一方の端部同士を連結している。また、上壁部76は、側壁部75の高さ方向に下壁部74と対向している。この第二補強部材54は、他方の側方支持部36に対する一方の側方支持部34と反対側から他方の側方支持部36に当接されている。そして、この第二補強部材54は、他方の側方支持部36を一方の側方支持部34と反対側から支持している。
図6に示されるように、HDDユニット23は、薄型の直方体により形成されている。このHDDユニット23における両側一対の側面23A,23Bには、ネジ穴82が形成されている。複数の防振ゴム84,86は、防振部材の一例であり、円環状に形成されている。そして、この防振ゴム84,86の内側にネジ88が挿入されると共に、このネジ88の先端部がネジ穴82に螺入されることにより、防振ゴム84,86は、HDDユニット23の側面23A,23Bにそれぞれ取り付けられている。このようにして複数の防振ゴム84,86が取り付けられたHDDユニット23は、複数の防振ゴム84,86と共にハードディスクドライブユニットアッセンブリ90を形成している。
そして、HDDユニット23は、図7に示されるように、一対の側方支持部34,36の間に配置されて、シャーシ本体24の搭載領域32に搭載される。また、複数の防振ゴム84,86は、複数の切欠部38,40の各々と嵌合される。また、このようにしてHDDユニット23がシャーシ本体24に搭載されると、HDDユニット23は、第一バネ部42によって他方の側方支持部36の側に弾性支持されると共に、第二バネ部44によって一方の側方支持部34の側に弾性支持される。また、HDDユニット23の筐体92は、金属製とされており、第一バネ部42及び第二バネ部44は、筐体92と接触している。これにより、筐体92は、第一バネ部42及び第二バネ部44を介してシャーシ本体24と導通(短絡)している。
ヒンジ固定用パネル30は、上述のように、スタンド15に設けられたヒンジパネル28(図1参照)と結合されるものである。このヒンジ固定用パネル30は、平面視にてHDDユニット23と略同様の四角形状を成している。図7に示されるように、このヒンジ固定用パネル30は、HDDユニット23に対するシャーシ本体24と反対側からHDDユニット23に重ね合わされる。
また、ヒンジ固定用パネル30における横幅方向(矢印L方向)の一方側には、延長部94が形成されている。この延長部94は、一方の側方支持部34に対する他方の側方支持部36と反対側に延びており、第一補強部60の上壁部66と重ね合わされている。延長部94及び上壁部66は、第一補強部60における長手方向両端側の位置にてネジ96により結合されている(図2も参照)。
また、ヒンジ固定用パネル30における横幅方向の他方側には、一対のフランジ98が形成されている。第二補強部62及び第二補強部材54には、一対のフランジ98と対応する位置に結合片100(図4参照)がそれぞれ形成されており、一対のフランジ98は、結合片100とそれぞれ重ね合わされている。そして、この一対のフランジ98及び結合片100は、ネジ102により結合されている。
また、このようにしてヒンジ固定用パネル30が第一補強部材52及び第二補強部材54に固定された状態では、HDDシャーシ20が、図7に示されるように、シャーシ本体24と反対側からヒンジ固定用パネル30によって支持される。また、ヒンジ固定用パネル30の裏面には、弾性部材の一例である防振スポンジ106が貼り付けられている。そして、ヒンジ固定用パネル30が第一補強部材52及び第二補強部材54に固定された状態では、防振スポンジ106が、ヒンジ固定用パネル30とHDDユニット23との間に介在される。
さらに、上述の一方の側方支持部34と第一補強部60との間には、制御基板22(図1参照)から延びるケーブル108が配索されている(図2,図5も参照)。延出部68には、ケーブル108が挿通される切欠状の開口部110が形成されている。開口部110は、上述の切欠部38,40と同じ方向に開口している。また、図7に示されるように、ヒンジ固定用パネル30に形成された延長部94、一方の側方支持部34、及び、第一補強部60の側壁部65は、ケーブル108を覆うシールド部112を形成している。
次に、本実施形態の作用及び効果について説明する。
以上詳述したように、本実施形態によれば、シャーシ本体24には、一対の側方支持部34,36が形成されており、この一対の側方支持部34,36における高さ方向の端部には、切欠部38,40が形成されている。また、HDDユニット23には、防振ゴム84,86が取り付けられており、この防振ゴム84,86が切欠部38,40と嵌合されることにより、HDDユニット23は、シャーシ20に取り付けられている。従って、HDDユニット23をシャーシ20に取り付けるためのブラケット等の中間部材が不要になるので、部品点数及び組立工数を削減することができる。これにより、電子機器10をコストダウンすることができる。
しかも、上述のように、HDDユニット23には、複数の防振ゴム84,86が取り付けられており、この複数の防振ゴム84,86が切欠部38,40と嵌合されることにより、HDDユニット23は、シャーシ20に取り付けられている。従って、HDDユニット23をシャーシ20に弾性支持することができるので、HDDユニット23の防振性も確保することができる。
また、シャーシ20は、スタンド15に設けられたヒンジパネル28(図1参照)と結合されるヒンジ固定用パネル30を有しており、このヒンジ固定用パネル30は、HDDユニット23をシャーシ本体24と反対側から支持している。従って、シャーシ20からのHDDユニット23の脱落を抑制することができる。また、HDDユニット23をシャーシ20に固定するためにヒンジ固定用パネル30を用いているので、部品点数の増加を抑制することができる。
また、図7に示されるように、ヒンジ固定用パネル30とHDDユニット23との間には、防振スポンジ106が介在されている。従って、HDDユニット23の防振性を確保することができる。
また、図2に示されるように、シャーシ20は、一方の側方支持部34を他方の側方支持部36と反対側から支持する第一補強部材52と、他方の側方支持部36を一方の側方支持部34と反対側から支持する第二補強部材54とを有している。従って、一対の側方支持部34,36の支持剛性を高めることができるので、この一対の側方支持部34,36の倒れ変形を抑制することができる。これにより、HDDユニット23をシャーシ20にしっかりと固定することができる。
特に、第一補強部材52には、一方の側方支持部34に向けて延出する複数の延出部68が形成されており、一方の側方支持部34は、この複数の延出部68により支持されている(図5も参照)。従って、シャーシ20に縦方向(矢印L方向)に衝撃が加わった場合でも、一方の側方支持部34の倒れ変形を抑制することができる。
また、図2に示されるように、上述のヒンジ固定用パネル30は、第一補強部材52及び第二補強部材54に固定される。従って、ヒンジ固定用パネル30の支持剛性を高めることができる。また、ヒンジ固定用パネル30は、図1に示されるヒンジパネル28と結合される剛性(強度)の高い部材とされている。従って、このヒンジ固定用パネル30により第一補強部材52及び第二補強部材54の剛性を高めることができ、ひいては、一対の側方支持部34,36の支持剛性も高めることができる。
また、第一補強部材52は、一方の側方支持部34に沿って延びる第一補強部60と、一対の側方支持部34,36の対向方向に沿って延びる第二補強部62とを有する平面視にてL字状に形成されている。従って、このL字状を成す第一補強部60及び第二補強部62により第一補強部材52自体の剛性も高めることができる。
また、第一補強部60は、一方の側方支持部34と離間して設けられており、この一方の側方支持部34と第一補強部60との間には、ケーブル108が配索されている。従って、ケーブル108を真っ直ぐに配索させることができるので、ケーブル108の長さを短くすることができ、ひいては、コストダウンを図ることができる。
しかも、ヒンジ固定用パネル30の延長部94、一方の側方支持部34、及び、第一補強部60の側壁部65は、ケーブル108を覆うシールド部112を形成している。従って、ケーブル108のシールド性を確保することができる。
また、一方の側方支持部34には、第一バネ部42が形成されており、他方の側方支持部36には、第二バネ部44が形成されている。そして、HDDユニット23は、第一バネ部42により他方の側方支持部36の側に弾性支持されると共に、第二バネ部44により一方の側方支持部34の側に弾性支持される。従って、この第一バネ部42及び第二バネ部44によりHDDユニット23をシャーシ20の縦方向における正しい位置に位置決めすることができる。
また、一方の側方支持部34の側(矢印L1側)は、図1に示される電子機器10が正規の状態で設置された場合の鉛直方向下側とされる。ところが、他方の側方支持部36に対する第二バネ部44の突出高さは、一方の側方支持部34に対する第一バネ部42の突出高さに比して高くなっている。従って、HDDユニット23に重力が作用した場合でも、HDDユニット23からの第二バネ部44の離間を抑制して、HDDユニット23をシャーシ20の縦方向における正しい位置に位置決めすることができる。
また、第一バネ部42及び第二バネ部44は、HDDユニット23の金属製の筐体92と接触しており、筐体92とシャーシ本体24とを短絡させる短絡片としての機能も有している。従って、部品点数の増加を抑制することができる。
次に、本実施形態の変形例について説明する。
本実施形態において、電子機器10は、一例として、表示器一体型のパーソナルコンピュータとされていた。しかしながら、電子機器10は、表示器一体型のパーソナルコンピュータ以外の電子機器とされていても良い。
また、シャーシ本体24には、ユニットの一例として、HDDユニット23が搭載されていた。しかしながら、シャーシ本体24には、HDDユニット23の代わりに他のユニット(例えば、バッテリユニット等)が搭載されても良い。
また、HDDユニット23には、防振部材の一例として防振ゴム84,86が取り付けられていた。しかしながら、HDDユニット23には、防振ゴム84,86以外の防振部材が取り付けられても良い。
また、ヒンジ固定用パネル30とHDDユニット23との間には、弾性部材の一例として、防振スポンジ106が介在されていた。しかしながら、ヒンジ固定用パネル30とHDDユニット23との間には、防振スポンジ106以外の弾性部材が介在されていても良い。
また、上記複数の変形例は、適宜、組み合わされて実施されても良い。
以上、本願の開示する技術の一実施形態について説明したが、本願の開示する技術は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
なお、上述の本願の開示する技術の一態様に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
シャーシ本体と、前記シャーシ本体に形成された一対の側方支持部と、前記一対の側方支持部における高さ方向の端部に形成された切欠部とを有するシャーシと、
前記一対の側方支持部の間に配置され、前記シャーシ本体に搭載されたユニットと、
前記ユニットに設けられ、前記切欠部と嵌合された防振部材と、
を備えた電子機器。
(付記2)
前記シャーシは、スタンドに設けられたヒンジパネルと結合されたヒンジ固定用パネルを有し、
前記ヒンジ固定用パネルは、前記ユニットを前記シャーシ本体と反対側から支持している、
付記1に記載の電子機器。
(付記3)
前記ヒンジ固定用パネルと前記ユニットとの間には、弾性部材が介在されている、
付記2に記載の電子機器。
(付記4)
前記シャーシは、前記一対の側方支持部のうち一方の側方支持部を他方の側方支持部と反対側から支持する補強部材を有している、
付記2又は付記3に記載の電子機器。
(付記5)
前記シャーシは、前記補強部材としての第一補強部材と、前記一対の側方支持部のうち他方の側方支持部を一方の側方支持部と反対側から支持する第二補強部材とを有し、
前記ヒンジ固定用パネルは、前記第一補強部材及び前記第二補強部材に固定されている、
付記4に記載の電子機器。
(付記6)
前記第一補強部材は、前記一方の側方支持部に対する前記他方の側方支持部と反対側に配置されると共に、前記一方の側方支持部に沿って延びる第一補強部と、前記第一補強部の長手方向の一端側から前記一対の側方支持部の対向方向に沿って延びる第二補強部とを有する平面視にてL字状に形成され、
前記第二補強部材は、前記他方の側方支持部に対する前記一方の側方支持部と反対側に配置されると共に、前記第一補強部の長手方向に前記第二補強部と離間し、且つ、前記第二補強部の長手方向に沿って延びている、
付記5に記載の電子機器。
(付記7)
前記第一補強部は、前記一方の側方支持部と離間して設けられ、
前記第一補強部には、前記一方の側方支持部に向けて延出されて前記一方の側方支持部を支持する延出部が形成されている、
付記6に記載の電子機器。
(付記8)
前記第一補強部には、前記第一補強部の長手方向に離間する複数の箇所に前記延出部が形成されている、
付記7に記載の電子機器。
(付記9)
前記一方の側方支持部と前記第一補強部との間には、ケーブルが配索されている、
付記7又は付記8に記載の電子機器。
(付記10)
前記延出部には、前記ケーブルが挿通される開口部が形成されている、
付記9に記載の電子機器。
(付記11)
前記ヒンジ固定用パネル、前記一方の側方支持部、及び、前記第一補強部は、前記ケーブルを覆うシールド部を形成している、
付記9又は付記10に記載の電子機器。
(付記12)
前記一対の側方支持部の一方の側は、前記電子機器が正規の状態で設置された場合の鉛直方向下側とされる、
付記4〜付記11のいずれか一項に記載の電子機器。
(付記13)
前記一対の側方支持部の一方には、前記ユニットを前記一対の側方支持部の他方の側に弾性支持する第一バネ部が形成され、
前記一対の側方支持部の他方には、前記ユニットを前記一対の側方支持部の一方の側に弾性支持する第二バネ部が形成されている、
付記1〜付記12のいずれか一項に記載の電子機器。
(付記14)
前記一対の側方支持部の一方の側は、前記電子機器が正規の状態で設置された場合の鉛直方向下側とされ、
前記他方の側方支持部に対する前記第二バネ部の突出高さは、前記一方の側方支持部に対する前記第一バネ部の突出高さに比して高くなっている、
付記13に記載の電子機器。
(付記15)
前記第一バネ部及び前記第二バネ部は、前記ユニットの金属製の筐体と接触している、
付記13又は付記14に記載の電子機器。
(付記16)
前記ユニットは、ハードディスクドライブユニットである、
付記1〜付記15のいずれか一項に記載の電子機器。
(付記17)
前記一対の側方支持部は、板金加工により前記シャーシ本体に一体に形成されている、
付記1〜付記16のいずれか一項に記載の電子機器。
(付記18)
前記防振部材は、前記ユニットにおける両側一対の側面に取り付けられた防振ゴムである、
付記1〜付記17のいずれか一項に記載の電子機器。
(付記19)
シャーシ本体と、
前記シャーシ本体に形成され、前記シャーシ本体に搭載されるユニットの両側に配置される一対の側方支持部と、
前記一対の側方支持部における高さ方向の端部に形成された切欠部と、
を備えた電子機器のシャーシ。
(付記20)
スタンドに設けられたヒンジパネルと結合され、前記ユニットを前記シャーシ本体と反対側から支持するヒンジ固定用パネルをさらに備えた、
付記19に記載の電子機器のシャーシ。
(付記21)
前記一対の側方支持部のうち一方の側方支持部を他方の側方支持部と反対側から支持する補強部材をさらに備えた、
付記20に記載の電子機器のシャーシ。
(付記22)
前記補強部材としての第一補強部材と、前記一対の側方支持部のうち他方の側方支持部を一方の側方支持部と反対側から支持する第二補強部材とを備えた、
付記21に記載の電子機器のシャーシ。
(付記23)
前記第一補強部材は、前記一方の側方支持部に対する前記他方の側方支持部と反対側に配置されると共に、前記一方の側方支持部に沿って延びる第一補強部と、前記第一補強部の長手方向の一端側から前記一対の側方支持部の対向方向に沿って延びる第二補強部とを有する平面視にてL字状に形成され、
前記第二補強部材は、前記他方の側方支持部に対する前記一方の側方支持部と反対側に配置されると共に、前記第一補強部材の長手方向に前記第二補強部と離間し、且つ、前記第二補強部の長手方向に沿って延びている、
付記22に記載の電子機器のシャーシ。
(付記24)
前記第一補強部は、前記一方の側方支持部と離間して設けられ、
前記第一補強部には、前記一方の側方支持部に向けて延出されて前記一方の側方支持部を支持する延出部が形成されている、
付記23に記載の電子機器のシャーシ。
(付記25)
前記第一補強部には、前記第一補強部の長手方向に離間する複数の箇所に前記延出部が形成されている、
付記24に記載の電子機器のシャーシ。
(付記26)
前記ヒンジ固定用パネル、前記一方の側方支持部、及び、前記第一補強部は、ケーブルを覆うシールド部を形成している、
付記23〜付記25のいずれか一項に記載の電子機器のシャーシ。
(付記27)
前記一対の側方支持部の一方には、前記ユニットを前記一対の側方支持部の他方の側に弾性支持する第一バネ部が形成され、
前記一対の側方支持部の他方には、前記ユニットを前記一対の側方支持部の一方の側に弾性支持する第二バネ部が形成されている、
付記19〜付記26のいずれか一項に記載の電子機器のシャーシ。
(付記28)
前記一対の側方支持部の一方の側は、前記電子機器が正規の状態で設置された場合の鉛直方向下側とされ、
前記他方の側方支持部に対する前記第二バネ部の突出高さは、前記一方の側方支持部に対する前記第一バネ部の突出高さに比して高くなっている、
付記27に記載の電子機器のシャーシ。
10 電子機器
15 スタンド
20 シャーシ
23 ハードディスクドライブユニット/HDDユニット(ユニットの一例)
24 シャーシ本体
28 ヒンジパネル
30 ヒンジ固定用パネル
32 搭載領域
34 一方の側方支持部
36 他方の側方支持部
38,40 切欠部
42 第一バネ部
44 第二バネ部
52 第一補強部材(補強部材の一例)
54 第二補強部材
60 第一補強部
62 第二補強部
68 延出部
84,86 防振ゴム(防振部材の一例)
92 筐体
106 防振スポンジ(弾性部材の一例)
108 ケーブル
110 開口部
112 シールド部

Claims (6)

  1. シャーシ本体と、前記シャーシ本体に形成された一対の側方支持部と、前記一対の側方支持部における高さ方向の端部に形成された切欠部とを有するシャーシと、
    前記一対の側方支持部の間に配置され、前記シャーシ本体に搭載されたユニットと、
    前記ユニットに設けられ、前記切欠部と嵌合された防振部材と、
    を備え
    前記シャーシは、前記一対の側方支持部のうち一方の側方支持部を他方の側方支持部と反対側から支持する第一補強部材と、前記一対の側方支持部のうち他方の側方支持部を一方の側方支持部と反対側から支持する第二補強部材とを有し、
    前記第一補強部材は、前記一方の側方支持部に対する前記他方の側方支持部と反対側に配置されると共に、前記一方の側方支持部に沿って延びる第一補強部と、前記第一補強部の長手方向の一端側から前記一対の側方支持部の対向方向に沿って延びる第二補強部とを有する平面視にてL字状に形成され、
    前記第二補強部材は、前記他方の側方支持部に対する前記一方の側方支持部と反対側に配置されると共に、前記第一補強部の長手方向に前記第二補強部と離間し、且つ、前記第二補強部の長手方向に沿って延びている、
    電子機器。
  2. 前記シャーシは、スタンドに設けられたヒンジパネルと結合されたヒンジ固定用パネルを有し、
    前記ヒンジ固定用パネルは、前記ユニットを前記シャーシ本体と反対側から支持している、
    請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記ヒンジ固定用パネルは、前記第一補強部材及び前記第二補強部材に固定されている、
    請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記一方の側方支持部と前記第一補強部との間には、ケーブルが配索されている、
    請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の電子機器。
  5. 前記一対の側方支持部の一方には、前記ユニットを前記一対の側方支持部の他方の側に弾性支持する第一バネ部が形成され、
    前記一対の側方支持部の他方には、前記ユニットを前記一対の側方支持部の一方の側に弾性支持する第二バネ部が形成されている、
    請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の電子機器。
  6. シャーシ本体と、
    前記シャーシ本体に形成され、前記シャーシ本体に搭載されるユニットの両側に配置される一対の側方支持部と、
    前記一対の側方支持部における高さ方向の端部に形成された切欠部と、
    前記一対の側方支持部のうち一方の側方支持部を他方の側方支持部と反対側から支持する第一補強部材と、
    前記一対の側方支持部のうち他方の側方支持部を一方の側方支持部と反対側から支持する第二補強部材とを有し、
    前記第一補強部材は、前記一方の側方支持部に対する前記他方の側方支持部と反対側に配置されると共に、前記一方の側方支持部に沿って延びる第一補強部と、前記第一補強部の長手方向の一端側から前記一対の側方支持部の対向方向に沿って延びる第二補強部とを有する平面視にてL字状に形成され、
    前記第二補強部材は、前記他方の側方支持部に対する前記一方の側方支持部と反対側に配置されると共に、前記第一補強部の長手方向に前記第二補強部と離間し、且つ、前記第二補強部の長手方向に沿って延びている、
    電子機器のシャーシ。
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