JP6181562B2 - 下半身用衣類 - Google Patents

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Description

本発明は、主として女性用の下半身用衣類に関し、特に、丈が膝下から足首まででアウターウェア用途として着用されるレギンス等と呼ばれる下半身用衣類であって、デザイン性を高めたリバーシブル仕様の下半身用衣類に関する。なお、丈が膝より上でアウターウェア用途として着用されるリバーシブル仕様の下半身用衣類であっても構わない。
近年の生活習慣上、人が靴を履くときに足に装着する衣類としての靴下を多くの人々が使用している。そのような衣類の中で、特に、女性の下半身を覆うストッキングは、外出時における女性の脚部の保護さらには脚線美の向上の観点等から、広く世間に浸透している。
一方、最近、若年層の女性を中心に、上述のストッキングの代わり着用するファッションとして、レギンスが流行している。このレギンスは、脚にぴったりとフィットするようにされた下半身用衣類であり、足元や足全体を温めつつもデザイン性に優れていることから、着用者にとって、お洒落なアイテムの一つになりつつある。
このレギンスは、たとえば、丈の短いスカートやワンピースの下に着用してスカートの下からレギンスを見せたファッションや、パンツとして着用してレッグを長く見せてレッグラインを美麗に強調するファッションが若い女性を中心に流行っている。このようにこのレギンスは、アウターウェア用途として着用されている。
このようなレギンスを始めとするアウターウェア用途の下半身用衣類を、表裏で色または/および模様が異なる1枚布で仕立ててリバーシブル仕様とすると、さらにファッションのバリエーションが広がる。たとえば、1泊程度の旅行において1日目と2日目とで表裏を替えて着用することができ、着替えを準備しないでもファッションのバリエーションが広がる。衣類をリバーシブル仕様とすること自体は公知であって、たとえば、特開2007−262641号公報(特許文献1)および特開2002−317313号公報(特許文献2)に開示されている。
特許文献1は、表側および裏側がほぼ同等の意匠を有するリバーシブルな衣類であって、表裏面の縫目部意匠が一部あるいは全部異なる事を特徴とし、表側あるいは裏側のどちらかの襟、袖、裾等の端部の縫目をある一定幅の布で蔽う様に縫い付けて見栄えの良い意匠にする事を特徴とした衣類を開示する。
特許文献2は、互いに縫着して連続させる布端部にそれぞれJ状折曲部を設けて、折返端片と本体部との間に袋部を形成し、これらJ状折曲部を向かい合わせて重ね、一方の折返端片を他方の袋部に挿入して両方の折返端片を本体部で挟み込んで4枚重ねの状態とし、この重ね合わせ部分の両側折曲端近傍を縫着して表裏両面を同一縫製状態とし、かつ、各布の先端部をU形状としたカバー布の内部に挿入すると共に、該カバー布の両端縁を内向きに折り返し、上記布先端部とカバー布とを5枚重ね状態で縫着して布先端部を封入し、表裏両面を同一縫製状態としていることを特徴とするリバーシブル寝衣を開示する。
特開2007−262641号公報 特開2002−317313号公報
しかしながら、下半身用衣類に関しては、特許文献1には、伸縮性のある一枚布の生地で仕立てられたパンツ(肌着)が開示されているのみであって、特許文献2には、表側と裏側の区別がついていた縫着部を表裏の区別がつかない構成としたリバーシブル仕様のデザイン性に乏しい業務用寝衣が開示されているのみである。このため、いずれの特許文献に開示された技術をレギンスを一例とするアウターウェアとしての下半身用衣類に適用したところで、デザイン性の高いファッションウェアが実現することはない。
本発明は、従来技術の上述の問題点に鑑みて開発されたものであり、その目的とするところは、丈が膝下から足首までの間または膝より上で、アウターウェア用途として着用されるパンツタイプの下半身用衣類であって、デザイン性を高めたリバーシブル仕様の下半身用衣類を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る下半身用衣類は以下の技術的手段を講じている。
すなわち、本発明に係る下半身用衣類は、丈が膝下から足首までの間または膝より上で、アウターウェア用途として着用されるパンツタイプの下半身用衣類であって、表裏面で意匠が異なる1枚の生地を複数のパーツに裁断して、前記パーツを縫製して下半身用衣類が構成され、前記生地の一方の面を下半身用衣類の表側にした場合に、前記生地の他方の面の意匠が表れる部分が存在しないことを特徴とする。
また、本発明の別の形態に係る下半身用衣類は、丈が膝下から足首までの間または膝より上で、アウターウェア用途として着用されるパンツタイプの下半身用衣類であって、表裏面で意匠が異なる1枚の生地を複数のパーツに裁断して、前記パーツを縫製して下半身用衣類が構成され、前記生地の一方の面を下半身用衣類の表側にした場合に、前記生地の他方の面の意匠が表れる部分が所望の位置に存在することを特徴とする。
好ましくは、前記複数のパーツには少なくとも脚を挿入する後側の身頃となる身頃生地および2枚の尻ポケット生地を含み、前記下半身用衣類の表裏の意匠が所望の意匠になるように身頃生地および尻ポケット生地の表裏を揃えて、2枚の尻ポケット生地で身頃生地を挟んで、身頃生地における表裏の同じ位置に共通の縫製糸で縫製するように構成することができる。
さらに好ましくは、前記複数のパーツには少なくとも1枚の疑似ポケット周縁生地および脚を挿入する前側の身頃となる身頃生地を含み、疑似ポケット周縁生地は湾曲したテープ状であって、前記下半身用衣類の表裏の意匠が所望の意匠になるように身頃生地および疑似ポケット周縁生地の表裏を揃えて、疑似ポケット周縁生地を身頃生地に縫製糸で縫製し、疑似ポケット周縁生地を縫製した面における疑似ポケット上周縁が疑似ポケット周縁生地で表わされ、疑似ポケット周縁生地を縫製した面の裏面における疑似ポケット上周縁が身頃生地で表わされ、疑似ポケットの周縁が前記縫製糸により縁取られているように構成することができる。
さらに好ましくは、前記複数のパーツには少なくとも脚を挿入する身頃生地および裾周囲生地を含み、裾周囲生地はテープ状であって、前記下半身用衣類の表裏の意匠が所望の意匠になるように身頃生地および裾周囲生地の表裏を揃えて、裾周囲生地を身頃生地の一方の面のみに縫製糸で縫製するように構成することができる。
本発明の下半身用衣類によれば、丈が膝下から足首までまたは丈が膝より上でアウターウェア用途として着用される下半身用衣類であって、デザイン性を高めたリバーシブル仕様の下半身用衣類を提供することができる。
本発明の実施の形態に係るリバーシブルレギンスの正面図であって、(A)が無地側(第1の態様の表側(外観側)で第2の態様の裏側(肌側))で(B)が柄側(第1の態様の裏側(肌側)で第2の態様の表側(外観側))である。 本発明の実施の形態に係るリバーシブルレギンスの背面図であって、(A)が無地側で(B)が柄側である。 本発明の実施の形態に係るリバーシブルレギンスの側面図であって、(A)が無地側で(B)が柄側である。 本発明の実施の形態に係るリバーシブルレギンスの別の側面図であって、(A)が無地側で(B)が柄側である。 図1(A)の部分拡大図である。 図1(B)の部分拡大図である。 図2(A)の部分拡大図である。 図2(B)の部分拡大図である。 図3(A)の部分拡大図である。 図3(B)の部分拡大図である。 図1のリバーシブルレギンスの裾部分の拡大図であって、(A)が無地側の拡大図であって、(B)が柄側の拡大図である。 図1のリバーシブルレギンスの断面図であって、(A)が図1(A)に示すA−A線の断面図であって、(B)が図2(A)に示すB−B線の断面図である。 図1のリバーシブルレギンスの背面ポケット(尻ポケット)部分の断面図であって、(A)が図2(A)に示すC−C線の断面図であって、(B)が図2(A)に示すD−D線の断面図である。 図1のリバーシブルレギンスの断面図であって、図3(A)に示すE−E線の断面図である。 図1のリバーシブルレギンスの型紙を示す図である。
以下、本発明の実施の形態に係る下半身用衣類の一例であるリバーシブルレギンス(以下単にレギンスと記載する場合がある)100を、図面に基づき詳しく説明する。図1〜図4にレギンス100の全体図を示し、図5〜図11にレギンス100の各部の拡大図を示し、図12〜図14にレギンス100の各部の断面図(断面線は図1(A)、図2(A)および図3(A)に記載)を示し、図15にレギンス100の型紙を示す。なお、本発明に係る下半身用衣類はレギンスに限定されるものではない。
[レギンス全体構造]
このレギンス100は、丈が膝下から足首までの間、アウターウェア用途として着用されるパンツタイプの下半身用衣類の一例であって、リバーシブル仕様となっている。なお、本発明に係るレギンスは、丈が膝より上でアウターウェア用途として着用される衣類(丈の短いレギンス)であっても構わない。
このレギンス100は、図15に示す型紙のように、表裏面で意匠が異なる1枚の生地を複数のパーツに裁断して、これらのパーツを縫製することにより構成されている。なお、図15においては、表裏面で意匠が異なる1枚の生地を、レギンス100の第1の態様における表側である無地の生地が紙面の表側になるように(すなわち図15の紙面表面側に無地側しか表れず図15の紙面裏面側に柄地側が表れるように)記載している。
このレギンス100は、図1(A)、図2(A)、図3(A)および図4(A)に示すように、生地の一方の面である無地側(図15で表されている面)をレギンス100の表側にした第1の態様(リバーシブル仕様の無地側使い)と、図1(B)、図2(B)、図3(B)および図4(B)に示すように、生地の他方の面である柄側(図15で表されていない面)をレギンス100の表側にした第2の態様(リバーシブル仕様の柄側使い)とで着用できる。なお、図1〜図4においては、これらの第1の態様および第2の態様を明確に区別するために、レギンス100の全体に柄地であることを示すハッチングを付しているが、図5〜図11の拡大図においては、生地のつなぎ目および縫製ライン(ミシン等を用いて糸により縫製したライン)が明確になるようにハッチングを一部のみに付している。
なお、このレギンス100は、第1の態様では有色で無地のレギンスとして、第2の態様では有色で(第1の態様の有色と同じであっても異なっても構わない)柄地のレギンスとして説明するが、本発明に係るレギンスはこれに限定されるものではない。たとえば、第1の態様も第2の態様も無地であって異なる色使いであっても構わないし、第1の態様も第2の態様も同じ柄地であって異なる色使いであっても構わないし、第1の態様も第2の態様も異なる柄地であって異なる色使いであっても構わない。
そして、このレギンス100は、生地の一方の面である無地側をレギンス100の表側にした第1の態様の場合に、生地の他方の面である柄側の意匠が表れる部分が存在せず、生地の他方の面であるの柄側をレギンス100の表側にした第2の態様の場合に、生地の
一方の面である無地側の意匠が表れる部分が存在しないことを特徴とする。
以下においては、この特徴を含めて、レギンス100の詳細について説明する。
図1〜図4および図15を参照して、このレギンス100は、大きくは、右前身頃生地110と左前身頃生地120と右後身頃生地130と左後身頃生地140とを、胴部(1本の筒状部)と脚を挿入する2本の筒部とが構成されるように縫製して、胴部に第1のウエスト生地160および第2のウエスト生地162でウエストゴム164(図12参照)を挟んで縫着した構造を備える。この場合において、第1のウエスト生地160は、第1の態様で無地が表側に表れるように、第2のウエスト生地160は、第2の態様で柄地が表側に表れるように、縫着される。
そして、このレギンス100においては上述した特徴を備えつつ、レギンス100の尻側の左右には尻ポケットが設けられ、レギンス100の腹側の左右には疑似ポケットが設けられ、レギンス100において脚を挿入する2本の筒部の末端には裾周囲生地が設けられている。以下においては、これらを含むレギンス100の詳細な構造について説明する。
[レギンス詳細構造]
・尻ポケット(背面ポケット)
図15に示すように、このレギンス100を構成する複数のパーツには、脚を挿入する後側の身頃となる身頃生地である右後身頃生地130および左後身頃生地140ならびに4枚の尻ポケット生地170を含む。なお、尻ポケットは、表裏に1つずつ(左右片方の尻側のみで両面)でもよいので、尻ポケット生地は少なくとも2枚(2枚以上)であればよい。
そして、レギンス100の表裏の意匠が所望の意匠になるように(ここでは、上述した特徴である第1の態様で無地のみが表側に表れるように第2の態様で柄地のみが表側に表れるように)右後身頃生地130、左後身頃生地140および尻ポケット生地170の表裏を揃えて、2枚の尻ポケット生地170で右後身頃生地130または左後身頃生地140を挟んで、後身頃生地における表裏の同じ位置に共通の縫製糸(縫製ライン300)で、右後身頃生地130および左後身頃生地140にそれぞれ表裏2枚ずつ尻ポケット生地170を縫製している。
図7〜図10、図13および図15を参照して、この尻ポケットについてさらに説明する。
図13(A)に示すように、図15に示すパターンの尻ポケット生地170の上縁を折り返して折り返した部分を縫製ライン302および縫製ライン304で縫製する。このとき、図示するように、縫製ライン302および縫製ライン304により2枚の生地が縫製される。さらに、図13(A)および図13(B)に示すように、尻ポケット生地170の上縁以外の周縁を尻ポケットの形状に合わせて折り返して折り返した部分を縫製ライン300で縫製する。このとき、図示するように、縫製ライン300により5枚の生地が縫製される。
このように縫製された尻側の尻ポケットは、図7および図8ならびに図9および図10を参照すれば、後身頃生地における表裏の同じ位置に共通の縫製糸(縫製ライン300)で、尻ポケット生地170が縫製されていることがわかる。
・疑似ポケット
図15に示すように、このレギンス100を構成する複数のパーツには、脚を挿入する前側の身頃となる身頃生地である右前身頃生地110および左前身頃生地120ならびに2枚の右前疑似ポケット周縁生地112および左前疑似ポケット周縁生地122を含む。なお、疑似ポケットは、左右に1つずつ(左右片方のみの腹側)でもよいので、疑似ポケット周縁生地は少なくとも1枚(1枚以上)であればよい。また、右前疑似ポケット周縁生地112および左前疑似ポケット周縁生地122は、湾曲したテープ状の形状を備える。
そして、レギンス100の表裏の意匠が所望の意匠になるように(ここでは、上述した特徴である第1の態様で無地のみが表側に表れるように第2の態様で柄地のみが表側に表
れるように)右前身頃生地110、左前身頃生地120および右前疑似ポケット周縁生地112および左前疑似ポケット周縁生地122の表裏を揃えて、右前疑似ポケット周縁生地112および左前疑似ポケット周縁生地122を右前身頃生地110、左前身頃生地120にそれぞれ縫製糸(縫製ライン208、縫製ライン210)で縫製している。
図5、図6、図9、図10、図12(A)および図15を参照して、この疑似ポケットについてさらに説明する。
図12(A)に示すように、図15に示すパターンの右前疑似ポケット周縁生地112および左前疑似ポケット周縁生地122を無地側を表側にして断面がループ状とする。
そして、その断面がループ状の右前疑似ポケット周縁生地112の下側で右前疑似ポケット周縁生地112の二重部分と右前身頃生地110とを縫製ライン210で縫製する。また、その断面がループ状の右前疑似ポケット周縁生地112の上側で右前疑似ポケット周縁生地112の二重部分と右前疑似ポケット生地114および二重に折り返した右前身頃生地110とを縫製ライン208で縫製する。また、その断面がループ状の左前疑似ポケット周縁生地122の上側で左前疑似ポケット周縁生地122の二重部分と左前疑似ポケット生地124および二重に折り返した左前身頃生地120とを縫製ライン208で縫製する。このとき、図示するように、縫製ライン208により5枚の生地が縫製される。また、その断面がループ状の左前疑似ポケット周縁生地122の下側で左前疑似ポケット周縁生地122の二重部分と左前身頃生地120とを縫製ライン210で縫製する。このとき、図示するように、縫製ライン210により3枚の生地が縫製される。
このように縫製された腹側の疑似ポケットは、疑似ポケット周縁生地が表裏のいずれか一面側にしか縫製されていない。また、疑似ポケットの周縁が縫製糸による縫製ライン208および縫製ライン210により縁取られている。
そして、疑似ポケット周縁生地を縫製した面(第1の態様における表側の無地)において、疑似ポケット上周縁112Tまたは疑似ポケット上周縁122Tが、右前疑似ポケット周縁生地112または左前疑似ポケット周縁生地122で表わされ、疑似ポケット下周縁112Bまたは疑似ポケット下周縁122Bが、右前疑似ポケット周縁生地112または左前疑似ポケット周縁生地122で表わされている。
さらに、疑似ポケット周縁生地を縫製した面の裏面(第2の態様における表側の柄地)において、疑似ポケット上周縁110Tまたは疑似ポケット上周縁120Tが、右前身頃生地110または左前身頃生地120で表わされ、こちら側には疑似ポケット下周縁が存在しない。
このように縫製された腹側の疑似ポケットは、疑似ポケット周縁生地が表裏のいずれか一面側にしか縫製されていないにもかかわらず、表裏面で疑似ポケットを構成することができる。
・脚裾部
図15に示すように、このレギンス100を構成する複数のパーツには、脚を挿入する前側の身頃となる身頃生地である右前身頃生地110および左前身頃生地120ならびに後側の身頃となる身頃生地である右後身頃生地130および左後身頃生地140を含み、さらに、テープ状の裾周囲生地150を含む。なお、裾周囲生地150は第1の態様における裏面側の左右の2脚分の2枚あればよいので、第1の態様における表面側の2枚は必要としない。
そして、レギンス100の表裏の意匠が所望の意匠になるように(ここでは、上述した特徴である第1の態様で無地のみが表側に表れるように第2の態様で柄地のみが表側に表れるように)右前身頃生地110、左前身頃生地120、右後身頃生地130、左後身頃生地140、および裾周囲生地150の表裏を揃えて、裾周囲生地150を右前身頃生地110および右後身頃生地130の柄地の面のみに、裾周囲生地150を左前身頃生地120および左後身頃生地140の柄地の面のみに、それぞれ縫製糸(縫製ライン212、縫製ライン214)で縫製している。
図11、図12(A)、図12(B)および図15を参照して、この裾周囲についてさらに説明する。
図12(A)および図12(B)に示すように、図15に示すパターンの裾周囲生地150を柄地側を表側にして断面がループ状とする。
そして、その断面がループ状の裾周囲生地150の下側で、裾周囲生地150の二重に折り返した部分の1枚の生地(脚挿入筒の径方向の外側の生地)の裏側の生地と身頃生地(右前身頃生地110、左前身頃生地120、右後身頃生地130、左後身頃生地140)の二重に折り返した部分の1枚の生地(脚挿入筒の径方向の内側の生地)とを縫製ライン214で縫製する。具体的には、筒状の身頃生地に平面状の裾周囲生地150を縫合して二重に折り返せば良い。このとき、図示するように、縫製ライン214により2枚の生地のみが縫製される。また、その断面がループ状の裾周囲生地150の上側で、裾周囲生地150の二重部分と身頃生地(右前身頃生地110、左前身頃生地120、右後身頃生地130、左後身頃生地140)とを縫製ライン212で縫製する。このとき、図示するように、縫製ライン212により3枚の生地が縫製される。
このように縫製された脚裾部は、裾周囲生地150が表裏のいずれか一面側にしか縫製されていない。
そして、裾周囲生地150を縫製した面(第2の態様における表側の柄地)において、裾上周縁150Tが、裾周囲生地150で表わされ、裾下周縁110B、120B、130B、140Bまたは裾下周縁150Bが、身頃生地(右前身頃生地110、左前身頃生地120、右後身頃生地130、左後身頃生地140)または裾周囲生地150で表わされている。
さらに、裾周囲生地150を縫製した面の裏面(第1の態様における表側の無地)において、裾下周縁110B、120B、130B、140Bが、身頃生地(右前身頃生地110、左前身頃生地120、右後身頃生地130、左後身頃生地140)で表わされ、こちら側には裾上周縁が存在しない。
このように縫製された脚裾部は、裾周囲生地150が表裏のいずれか一面側にしか縫製されていないにもかかわらず、表裏面で脚裾部を構成することができる。
・ウエスト部、腰部
図15に示すように、このレギンス100を構成する複数のパーツには、脚を挿入する前側の身頃となる身頃生地である右前身頃生地110および左前身頃生地120ならびに後側の身頃となる身頃生地である右後身頃生地130および左後身頃生地140を含み、これらで胴部と脚を挿入する2本の筒部とが構成されるように縫製される。そして、胴部においては、第1のウエスト生地160および第2のウエスト生地162でウエストゴム164を挟んで縫着したウエスト構造を備え、腰部においては、右後腰生地132および左後腰生地142がこのウエスト構造に縫合され、右後腰生地132に右後身頃生地130が左後腰生地142に左後身頃生地140がそれぞれ縫着され、腹部においては、右前身頃生地110、左前身頃生地120、右前疑似ポケット生地114、左前疑似ポケット生地124(さらに右前疑似ポケット周縁生地112および左前疑似ポケット周縁生地122)がこのウエスト構造に縫合されている。
以下に、このウエスト部および腰部の構造について説明する。
ウエスト部においては、レギンス100の表裏の意匠が所望の意匠になるように(ここでは、上述した特徴である第1の態様で無地のみが表側に表れるように第2の態様で柄地のみが表側に表れるように)第1のウエスト生地160および第2のウエスト生地162の表裏を揃えて、第1のウエスト生地160および第2のウエスト生地162を縫製糸(縫製ライン200)で縫製し、第1のウエスト生地160および第2のウエスト生地162に右前身頃生地110、左前身頃生地120、右前疑似ポケット生地114、左前疑似ポケット生地124(さらに右前疑似ポケット周縁生地112および左前疑似ポケット周縁生地122)を挟み込んで縫製糸(縫製ライン202)で縫製している。
図5〜図10、図12(A)、図12(B)および図15を参照して、このウエスト部および腰部についてさらに説明する。
図12(A)に示すように、図15に示すパターンの第1のウエスト生地160を柄地側を表側にして断面がループ状として、第2のウエスト生地162を無地側を表側にして
断面がループ状とする。
そして、その断面がループ状の第1のウエスト生地160および第2のウエスト生地162の上側で、第1のウエスト生地160の二重に折り返した部分の1枚の生地(脚挿入筒の径方向の内側の生地)第2のウエスト生地162の二重に折り返した部分の1枚の生地(脚挿入筒の径方向の外側の生地)とを縫製ライン200で縫製する。具体的には、平面状の第1のウエスト生地160と平面状の第2のウエスト生地162とを平面で縫合して二重に折り返せば良い。このとき、図示するように、縫製ライン200により2枚の生地のみが縫製される。
また、その断面がループ状の第1のウエスト生地160および第2のウエスト生地162の下側で、第1のウエスト生地160の二重に折り返した部分2枚の生地と第2のウエスト生地162の二重に折り返した部分の2枚の生地とで、右前身頃生地110、左前身頃生地120、右前疑似ポケット生地114、左前疑似ポケット生地124(さらに右前疑似ポケット周縁生地112および左前疑似ポケット周縁生地122)を挟み込んで縫製糸(縫製ライン202)で縫製する。このとき、図示するように、縫製ライン202により5枚の生地が縫製される。また、この場合において、図12(A)および図12(B)に示す位置に、ループ状のウエストゴム164がウエスト部に内包される。
このように縫製されたウエスト部は、ウエスト部上周縁160Tまたはウエスト部上周縁162Tが、第1のウエスト生地160または第2のウエスト生地162で表わされ、ウエスト部下周縁160Bまたはウエスト部下周縁162Bが第1のウエスト生地160または第2のウエスト生地162で表わされ、ウエスト部においては縫製ライン202のみが外観上見える。
図12(B)に示すように、後身頃側も前身頃側と同じようにウエスト部が縫製される。
そして、異なるのは、その断面がループ状の第1のウエスト生地160および第2のウエスト生地162の下側で、第1のウエスト生地160の二重に折り返した部分2枚の生地と第2のウエスト生地162の二重に折り返した部分の2枚の生地とで、右後腰生地132および左後腰生地142を挟み込んで縫製糸(縫製ライン202)で縫製する。このとき、図示するように、縫製ライン202により5枚の生地が縫製される。
この右後腰生地132および左後腰生地142は、図12(B)に示すように、右後身頃生地130および左後身頃生地140とそれぞれ縫製される。このとき、図示するように、縫製ライン204により3枚の生地が縫製され、縫製ライン206により4枚の生地が縫製される。
このときの縫製は、図14に示すように、前後の身頃を縫製するE−E断面と同じである。図14に示すように、このレギンス100において、右前身頃生地110と右後身頃生地130とは、図示するように、縫製ライン400により3枚の生地が縫製され、縫製ライン402により4枚の生地が縫製される。
なお、左前身頃生地120には、(2以上の生地を縫合していないという意味の)疑似的な縫製ライン500が設けられている。
以上のようにして、本実施の形態に係るレギンスによると、尻ポケット部、疑似ポケット部、脚裾部等において、表裏で同じデザインを備え、かつ、第1の態様の場合に柄側の意匠が表れる部分が存在せず、第2の態様の場合に無地側の意匠が表れる部分が存在しないパーフェクトなリバーシブル仕様のレギンスを提供することができる。
なお、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
一例として、上述したレギンス100は、第1の態様の場合に柄側の意匠が表れる部分が存在せず、第2の態様の場合に無地側の意匠が表れる部分が存在しないことを特徴としたが、第1の態様の場合に柄側の意匠が表れる部分が所望の位置に存在するようにしたり、第2の態様の場合に無地側の意匠が表れる部分が所望の位置に存在するようにしたりす
るようにしても構わない。
このような例として、たとえば、レギンス100の第1の態様においては無地側に無地の尻ポケットを設けているが、敢えて無地側に柄地の尻ポケットを設けるようにデザインしても構わない。さらに、レギンス100の第1の態様においては無地側に無地の疑似ポケット周縁を設けているが、敢えて無地側に柄地の疑似ポケット周縁を設けるようにデザインしても構わない。さらに、レギンス100の第1の態様においては柄側に柄地の裾周囲を設けているが、敢えて無地側に柄地の裾周囲を設けるようにデザインしても構わない。
本発明は、丈が膝下から足首までまたは丈が膝より上でアウターウェア用途として着用される下半身用衣類に好適であり、特に、デザイン性を高めたリバーシブル仕様の下半身用衣類に特に好適である。
100 レギンス
110 右前身頃生地
112 右前疑似ポケット周縁生地
114 右前疑似ポケット生地
120 左前身頃生地
122 左前疑似ポケット周縁生地
124 左前疑似ポケット生地
130 右後身頃生地
132 右後腰生地
140 左後身頃生地
142 左後腰生地
150 裾周囲生地
160 第1のウエスト生地
162 第2のウエスト生地
170 尻ポケット生地

Claims (4)

  1. 丈が膝下から足首までの間または膝より上で、アウターウェア用途として着用されるパンツタイプの下半身用衣類であって、
    表裏面で意匠が異なる1枚の生地を複数のパーツに裁断して、前記パーツをパンツ形状に縫製した生地を含んで下半身用衣類が構成され、
    前記1枚の生地の一方の面を下半身用衣類の表側にした場合に、前記1枚の生地の他方の面の意匠が表れる部分が存在せず、
    前記複数のパーツには少なくとも脚を挿入する後側の身頃となる身頃生地および2枚の尻ポケット生地を含み、
    前記下半身用衣類の表裏の意匠が所望の意匠になるように身頃生地および尻ポケット生地の表裏を揃えて、2枚の尻ポケット生地で身頃生地を挟んで、身頃生地における表裏の同じ位置に共通の縫製糸で縫製したことを特徴とするリバーシブル仕様の下半身用衣類。
  2. 丈が膝下から足首までの間または膝より上で、アウターウェア用途として着用されるパンツタイプの下半身用衣類であって、
    表裏面で意匠が異なる1枚の生地を複数のパーツに裁断して、前記パーツをパンツ形状に縫製した生地を含んで下半身用衣類が構成され、
    前記1枚の生地の一方の面を下半身用衣類の表側にした場合に、前記1枚の生地の他方の面の意匠が表れる部分が存在せず、
    前記複数のパーツには少なくとも1枚の疑似ポケット周縁生地および脚を挿入する前側の身頃となる身頃生地を含み、疑似ポケット周縁生地は湾曲したテープ状であって、
    前記下半身用衣類の表裏の意匠が所望の意匠になるように身頃生地および疑似ポケット周縁生地の表裏を揃えて、疑似ポケット周縁生地を身頃生地に縫製糸で縫製し、
    疑似ポケット周縁生地を縫製した面における疑似ポケット上周縁が疑似ポケット周縁生地で表わされ、
    疑似ポケット周縁生地を縫製した面の裏面における疑似ポケット上周縁が身頃生地で表わされ、
    疑似ポケットの周縁が前記縫製糸により縁取られていることを特徴とするリバーシブル仕様の下半身用衣類。
  3. 丈が膝下から足首までの間または膝より上で、アウターウェア用途として着用されるパンツタイプの下半身用衣類であって、
    表裏面で意匠が異なる1枚の生地を複数のパーツに裁断して、前記パーツをパンツ形状に縫製した生地を含んで下半身用衣類が構成され、
    前記1枚の生地の一方の面を下半身用衣類の表側にした場合に、前記1枚の生地の他方の面の意匠が表れる部分が所望の位置に存在し、
    前記複数のパーツには少なくとも脚を挿入する後側の身頃となる身頃生地および2枚の尻ポケット生地を含み、
    前記下半身用衣類の表裏の意匠が所望の意匠になるように身頃生地および尻ポケット生地の表裏を揃えて、2枚の尻ポケット生地で身頃生地を挟んで、身頃生地における表裏の同じ位置に共通の縫製糸で縫製したことを特徴とするリバーシブル仕様の下半身用衣類。
  4. 丈が膝下から足首までの間または膝より上で、アウターウェア用途として着用されるパンツタイプの下半身用衣類であって、
    表裏面で意匠が異なる1枚の生地を複数のパーツに裁断して、前記パーツをパンツ形状に縫製した生地を含んで下半身用衣類が構成され、
    前記1枚の生地の一方の面を下半身用衣類の表側にした場合に、前記1枚の生地の他方の面の意匠が表れる部分が所望の位置に存在し、
    前記複数のパーツには少なくとも1枚の疑似ポケット周縁生地および脚を挿入する前側の身頃となる身頃生地を含み、疑似ポケット周縁生地は湾曲したテープ状であって、
    前記下半身用衣類の表裏の意匠が所望の意匠になるように身頃生地および疑似ポケット周縁生地の表裏を揃えて、疑似ポケット周縁生地を身頃生地に縫製糸で縫製し、
    疑似ポケット周縁生地を縫製した面における疑似ポケット上周縁が疑似ポケット周縁生地で表わされ、
    疑似ポケット周縁生地を縫製した面の裏面における疑似ポケット上周縁が身頃生地で表わされ、
    疑似ポケットの周縁が前記縫製糸により縁取られていることを特徴とするリバーシブル仕様の下半身用衣類。
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