JP6180732B2 - ユーザ端末、無線基地局及び無線通信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、次世代移動通信システムにおけるユーザ端末、無線基地局及び無線通信方法に関する。
UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)ネットワークにおいては、周波数利用効率及びピークデータレートの向上などを目的として、HSDPA(High Speed Downlink Packet Access)やHSUPA(High Speed Uplink Packet Access)を採用することにより、W−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)をベースとしたシステムの特徴を最大限に引き出すことが行われている。このUMTSネットワークについては、更なる周波数利用効率及びピークデータレートの向上、遅延の低減などを目的としてロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)が検討されている(非特許文献1)。
LTEではW−CDMAとは異なり、マルチアクセス方式として、下り回線(下りリンク)にOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)をベースとした方式を用い、上り回線(上りリンク)にSC−FDMA(Single Carrier Frequency Division Multiple Access)をベースとした方式を用いている。
上りリンクで送信される信号は、図1に示すように、適切な無線リソースにマッピングされてユーザ端末(UE(User Equipment)#1,UE#2)から無線基地局に送信される。この場合、ユーザデータは、上り共有チャネル(PUSCH:Physical Uplink Shared Channel)に割り当てられる。また、制御情報は、ユーザデータと同時に送信する場合にはPUSCHと多重され、制御情報のみを送信する場合には上り制御チャネル(PUCCH:Physical Uplink Control Channel)に割り当てられる。
上りリンクで送信される制御情報には、下りリンクの品質情報(CQI:Channel Quality Indicator)や、下り共有チャネル(PDSCH:Physical Downlink Shared Channel)信号に対する送達確認信号(ACK/NACK)等が含まれる。
ところで、第3世代のシステム(W−CMDA)は、概して5MHzの固定帯域を用いて、下り回線で最大2Mbps程度の伝送レートを実現できる。一方、LTEのシステムでは、1.4MHz〜20MHzの可変帯域を用いて、下り回線で最大300Mbps及び上り回線で75Mbps程度の伝送レートを実現できる。また、UMTSネットワークにおいては、更なる周波数利用効率及びピークデータレートの向上などを目的として、LTEの後継のシステムも検討されている(例えば、「LTEアドバンスト」又は「LTEエンハンスメント」と呼ぶこともある(以下、「LTE−A」という))。
さらに、LTE−Aシステムでは、半径数キロメートル程度の広いカバレッジを有するマクロセル内に、半径数十メートル程度の局所的なカバレッジ有するスモールセル(例えば、ピコセル、フェムトセル、RRH等)が形成されるHetNet(Heterogeneous Network)が検討されている(例えば、非特許文献2)。HetNetは、マクロセルとスモールセルとの少なくとも一部が地理的に重複して配置される無線通信システムである。
LTE−Aシステムでは、周波数帯域が異なる複数の基本周波数ブロック(コンポーネントキャリア(CC:Component Carrier))を集約して広帯域化するキャリアアグリゲーション(CA:Carrier Aggregation)が検討されている。LTE−Aシステムでは、LTEシステムとの後方互換性(Backward compatibility)を保ちながら広帯域化を図るために、単一の基本周波数ブロックをLTEシステムで使用可能な周波数帯域(例えば、20MHz)とすることが合意されている。
また、LTE−Aシステムの上りリンクにおいては、無線アクセス方式としてSC−FDMAの適用が検討されている。このため、複数の下りCCで送信された下りリンク信号に対するフィードバック制御情報(CQI、ACK/NACK等)について、上りシングルキャリア送信の特性を維持するために単一のCCから送信することが検討されている。
この場合、複数の下りCCの下りリンク信号に対するフィードバック制御情報は、単純にはCC数倍に増大するため、CAを利用するCCの増加に応じて単一のCCからビット数が大きいフィードバック制御情報を送信する必要がある。そのため、CC数(セル数)に応じて適用する上り制御チャネルフォーマット(PUCCHフォーマット)を選択することにより、フィードバック制御情報の送信を適切に行うことが検討されている。
一方で、HetNetにおいてマクロセルとスモールセル間でCAを行う場合、上述したように、フィードバック制御情報を単一のセル(例えば、マクロセル)の上りCCから選択的に送信することが考えられる。この場合、例えば、各セルの下りCCで送信されるPDSCH信号に対する送達確認信号をマクロセルの上りCCを介してフィードバックすると、マクロセル内のスモールセル数、および下りCC数に応じてマクロセルの上りCCに配置するPUCCHリソースが増大してしまう。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、HetNetにおいてキャリアアグリゲーションを利用する場合であっても、上りリンク伝送におけるフィードバック制御情報を適切に制御することができるユーザ端末、無線基地局及び無線通信方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係るユーザ端末は、プライマリセルとセカンダリセルのコンポーネントキャリアをそれぞれ用いて下り共有チャネル信号を受信する受信部と、受信した下り共有チャネル信号に対する送達確認信号を生成する生成部と、前記送達確認信号を所定の上り制御チャネルリソースで送信する送信部と、を有し、前記送信部は、前記送達確認信号の内容及び/又は上り制御チャネルフォーマットに基づいて、プライマリセルとセカンダリセルの上り制御チャネルリソースの一方又は双方前記送達確認信号を送信することを特徴とする。
本発明によれば、HetNetにおいてキャリアアグリゲーションを利用する場合であっても、上りリンク伝送におけるフィードバック制御情報を適切に制御することができる。
上りリンクの信号をマッピングするチャネル構成を説明するための図である。 LTE(Rel.8)システムにおける送達確認信号のための無線リソースを説明するための模式図である。 LTE(Rel.8)のPUCCH format 1a/1bで規定された送達確認信号のマッピングテーブルを示す図である。 送達確認信号の送信に適用するマッピングテーブルの一例を示す図である。 送達確認信号の送信に用いるPUCCHリソースの割当てを説明するための図である。 PUCCH format 3を説明するための図である。 PUCCH format 3を利用して送達確認信号を送信する場合のPUCCHリソースの割当てを説明するための図である。 HetNetにおけるキャリアアグリゲーションを説明するための図である。 HetNetにおける基地局内キャリアアグリゲーションを利用する際のPUCCHリソースの割当ての一例を示す図である。 HetNetにおける基地局間キャリアアグリゲーションを利用する際のPUCCHリソースの割当ての一例を示す図である。 本実施の形態に係るユーザ端末及び無線基地局装置を有する無線通信システムの構成を説明するための図である。 本発明の実施の形態に係るユーザ端末の概略構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係る無線基地局の概略構成を示す図である。
ユーザ端末は、下り共有チャネル(PDSCH)信号に対する送達確認信号(ACK/NACK)を、上り制御チャネル(PUCCH)を用いて送信することができる。送達確認信号(再送応答信号)は、送信信号が適切に受信されたことを示す肯定応答(ACK:Acknowledgement)又はそれが適切に受信されなかったことを示す否定応答(NACK:Negative Acknowledgement)で表現される。
無線基地局は、ACKによりPDSCH信号の送信成功を判断し、NACKによりPDSCH信号に誤りが検出されたことを判断する。また、無線基地局は、上りリンクにおいて送達確認信号に割当てられた無線リソースの受信電力が所定値以下である場合にDTX(Discontinuous Transmission)であると判定することができる。DTXは、「ACKもNACKもユーザ端末から通知されなかった」という判定結果であり、例えば、これはユーザ端末が下り制御チャネル(PDCCH)信号を受信できなかったことを意味する。
また、ユーザ端末は、送達確認信号を割当てるPUCCHリソースとして、上位レイヤシグナリング(例えば、RRCシグナリング)で設定されるパタメータと、PDCCHの制御チャネル要素(CCE:Control Channel Element)番号(CCEインデックス)、拡張PDCCH(E−PDCCH)の拡張CCE(ECCE)番号(ECCEインデックス)から決定することができる(図2参照)。PUCCHリソースとしては、例えば、OCC(Orthogonal Cover Code)、CS(Cyclic Shift)、RB(Resource Block)インデックス等を利用することができる。ユーザ端末は、所定のPUCCHリソースに送達確認信号を多重して無線基地局にフィードバックする。
また、LTE(Rel.8)では、下り共有チャネル(PDSCH)信号に対する送達確認信号の通知フォーマット(PUCCH format 1a/1b)が規定されている(図3参照)。
1コードワード(1CW)伝送(1トランスポートブロック数(1TB))の場合は、“ACK”、“NACK”、“DTX”の3状態が規定され(図3A参照)、2コードワード(2CW)伝送(2トランスポートブロック数(2TB))の場合は“ACK、ACK”、“ACK、NACK”、“NACK、ACK”、“NACK、NACK”、“DTX”の5状態が規定されている(図3B参照)。なお、以下の説明において、“ACK”を“A”、“NACK”を“N”、“DTX”を“D”とも表記する。
図3のマッピングテーブルにおいて、“0”は当該サブフレームで、ユーザ端末が無線基地局に対して情報を送信しないことを示し、“1”、“−1”、“j”、“−j”はそれぞれ特定の位相状態を表している。例えば、図3Aにおいて、“1”、“−1”はそれぞれ「0」、「1」に相当し、1ビットの情報を表すことができる。また、図3Bにおいて、“1”、“−1”、“j”、“−j”は、それぞれ「00」、「11」、「10」、「01」のデータに相当し、2ビットの情報を表すことができる。したがって、PUCCH format 1a/1bにおいては、最大2ビットまでの送達確認信号の送信が可能となっている。
一方、LTE−Aシステムにおいては、上りシングルキャリア送信の特性を維持するために、複数の下りCCで送信されたPDSCH信号に対する送達確認信号を特定のCC(プライマリセル)のPUCCHを用いてフィードバックすることが検討されている。さらに、LTE−Aシステムでは、PUCCH format 1a/1bと複数のPUCCHリソース(位相状態の情報とPUCCHリソースの位置情報)を用いて、送達確認信号をフィードバックすることが検討されている(チャネルセレクション(channel selection)、またはPUCCH format 1a/1b with channel selection)。チャネルセレクションにおいては、複数CCの送達確認信号の組み合わせを、位相状態の情報とPUCCHリソースの位置情報で規定するマッピングテーブルが合意されている。
<チャネルセレクション>
現在、LTE−AシステムのFDD方式においては、2CCのとき、チャネルセレクションを用いることが合意されている。図4に、キャリアアグリゲーションを2CC(プライマリセル(PCell)及びセカンダリセル(SCell))で行う場合に、チャネルセレクションで利用するマッピングテーブルの一例を示す。マッピングテーブルはACK/NACKビット数によって異なり、このビット数は上位レイヤシグナリング(例えば、RRCシグナリング)により設定されるCC数及び送信モード(TB数、又はCW数等)に基づいて決定される。
図4Aは、PUCCH format 1bに対して2つのPUCCHリソース(Ch1及びCh2)を設定する場合(PCell及びSCellが1CWの場合)を示している。図4Bは、PUCCH format 1bに対して3つのPUCCHリソース(Ch1〜Ch3)を設定する場合(PCell及びSCellの一方が1CW、他方が2CWの場合)を示している。図4Cは、PUCCH format 1bに対して4つのPUCCHリソース(Ch1〜Ch4)を設定する場合(PCell及びSCellが2CWの場合)を示している。
マッピングテーブルにおける無線リソース(例えば、Ch1〜Ch4)としては、LTEシステムと同様に、OCC(Orthogonal Cover Code)、CS(Cyclic Shift)、RB(Resource Block)インデックス等を用いることができる。
ユーザ端末は、CC毎のPDSCH信号に対する送達確認信号(ACK/NACK)の組み合わせと、図4に示したマッピングテーブルとに基づいて、送達確認信号の送信に利用するPUCCHリソース(Ch1〜Ch4のいずれか)を決定する。例えば、PCell及びSCellがそれぞれ2CWの場合に、PCellのPUSCH信号に対する送達確認信号として“NACK,ACK”、SCellのPUSCH信号に対する送達確認信号として“ACK,ACK”をフィードバックする際には、PUCCHリソース(Ch2)におけるQPSK変調シンボルの“−j”を用いる(図4C参照)。
チャネルセレクションにおけるPUCCHのリソースとして、例えば、図4Cに示すマッピングテーブルにおいて、PUCCHリソース(例えば、Ch1、Ch2)は、PCellにおけるPDCCHのCCEインデックス(例えば、最も若い番号)を用いて指定することができる。
また、他のPUCCHリソース(例えば、Ch3、Ch4)は、上位レイヤシグナリング(例えば、RRCシグナリング)と下り制御情報(DCI)とを用いて指定することができる(図5参照)。具体的には、上りリンクPCellに対して、1又は2つのPUCCHリソース(例えば、Ch3、Ch4)からなるセットを4セットだけ上位レイヤシグナリングでユーザ端末に通知する。そして、SCellのPDSCHをスケジューリングする下り制御情報に含まれるARI(ACK/NACK Resource Indicator)を用いて複数のPUCCHリソースの中から所定のPUCCHリソースをダイナミックに指定することができる。
ここで、ARIとは、送達確認信号に使用するPUCCHリソースをダイナミックに指定するための識別情報である。例えば、無線基地局は、各ユーザ端末に対してRRCシグナリングにより複数(例えば、4つ)のPUCCHリソースを割当て、当該複数のPUCCHリソースの中から、ARIを用いて所定のPUCCHリソースをダイナミックに指定する。ARIを規定するビットフィールドは、SCellのPDCCHにおけるTPCコマンドフィールド(2ビット)で置換することができる。
<PUCCHフォーマット3>
また、LTE−Aにおいては、多数のACK/NACKビットを伝送するためにPUCCHフォーマット3が新たに規定されている。PUCCHフォーマット3では、PDSCHと同様に、信号がDFT(Discrete Fourier Transform)ベースのプリコーディングにより生成され、直交符号(OCC:Orthogonal Cover Code)により異なるUEを多重することができる(図6参照)。具体的には、複数セルのACK/NACKに対して、チャネル符号化を行い、1サブフレームあたりのビット数を48ビットとして出力する。出力された48ビットの系列に対して位相偏移変調(QPSK)により24シンボルにした後、DFT処理を行う。
PUCCHフォーマット3を適用することにより、FDDシステムでは最大10個のACK/NACKがサポートされ、TDDシステムでは最大20ビットのACK/NACKがサポートされる。つまり、PUCCHフォーマット3は、CA適用時の複数セル(例えば、FDDでは3Cell以上)のACK/NACKのフィードバック用のフォーマットとして好適に用いられる。
PUCCHフォーマット3で利用するPUCCHリソースは、無線基地局からユーザ端末に明示的(explicitly)に通知する構成とすることができる。例えば、RRCシグナリングを用いて、上りリンクにおけるPCellに複数のPUCCHリソース(例えば、4つのリソース)を割当て、ユーザ端末に通知する。また、下りリンクにおけるSCellで送信されるPDSCH信号に対応するPDCCH信号において、TPCコマンドフィールド(例えば、2ビット)をARI用のフィールドとして利用する(図7参照)。
つまり、無線基地局は、ARIを利用してRRCシグナリングで通知した複数のPUCCHリソースの中から1つのPUCCHリソースをダイナミックに割当てることができる。なお、ユーザ端末は、ARIを含むSCellのPDCCH信号を1つも受信しない場合には、PCellのPDCCHのCCEインデックスを用いてPUCCHリソースを選択することができる(Rel.8におけるPUCCH format 1a/1bと同じ方法)。
このように、CAにおけるセル数(ACK/NACKのビット数)に応じてPUCCHフォーマット(PUCCHフォーマット1a/1b、チャネルセレクション、PUCCHフォーマット3等)を選択して利用することにより、複数CCの送達確認信号のフィードバックを適切に行うことができる。
<HetNet CA>
ところで、Rel.12以降では、HetNetにおけるキャリアアグリゲーションが検討されており、この場合の送達確認信号のPUCCH無線リソースの割当てが問題となる。以下に、HetNetでCAを適用する場合のPUCCHリソース割当てについて説明する。
図8Bは、HetNetの概念図である。図8Bに示すように、HetNetは、マクロセルと地理的に重畳するように多数のスモールセルが配置される無線通信システムである。ここでは、マクロセルを形成する無線基地局(以下、マクロ基地局という)、各スモールセルを形成する無線基地局(スモール基地局)、マクロ基地局及びスモール基地局の少なくとも一つと通信を行うユーザ端末を含む。
図8に示すように、マクロセルでは、例えば、800MHzや2GHzなど、相対的に周波数帯が低いキャリアF1を用い、多数のスモールセルSでは、例えば、3.5GHzなど、相対的に周波数帯が高いキャリアF2を用いる構成とすることができる。なお、マクロ基地局は、eNodeB(eNB)、マクロeNB(MeNB)、送信ポイント等と称されても良い。また、スモール基地局は、ピコeNB、フェムトeNB、RRH(Remote Radio Head)、送信ポイント等と称されてもよい。また、マクロ基地局と各スモール基地局とは、例えば、光ファイバー、X2インターフェース又は無線リンクを介して接続された構成とすることができる。
ただし、Rel.11までの検討では、基地局内キャリアアグリゲーション(Intra−eNB CA)のみがサポートされており、このような構成において、マクロ基地局とスモール基地局は、例えば、光ファイバーを介してCAを適用する。この場合、上述したように、送達確認信号をプライマリセル(例えば、マクロセル)の上りCCのPUCCHに集約してフィードバックする。
しかしながら、図8Bに示すように、マクロセルのカバレッジエリア内に複数のスモールセル(RRH)が存在する構成では、マクロセル(PCell)と、同一CCを用いる複数のスモールセル(RRH#1(SCell#1)、RRH#2(SCell#2))の送達確認信号をマクロセルの上りPUCCHリソースに割当てることとなる。この場合、スモールセル数の増加に伴いSCellの数が増加するため、送達確認信号の割当てに必要となるPCellのPUCCHリソースが増大してしまう(図8A参照)。
そこで、本発明者らは、HetNetのCAにおいて、送達確認信号を割当てるPUCCHリソースとして、PCellに加えてSCellにPUCCHリソースを配置することにより、PCellにおけるPUCCHリソースの増大を抑制することを見出した。
具体的には、送達確認信号の割当てを行うPUCCHリソースの候補としてPCellだけでなくSCellも考慮して、送達確認信号の内容及び/又は利用する上り制御チャネルフォーマット等に応じて、ユーザ端末がプライマリセルとセカンダリセルのPUCCHリソースの一方又は双方に送達確認信号の割当てを行う。
以下に、本実施の形態について図面を参照して具体的に説明する。なお、以下の説明では、HetNetのキャリアアグリゲーションの形態として、基地局内キャリアアグリゲーション(Intra−eNB CA)と、基地局間キャリアアグリゲーション(Inter−eNB CA)の場合についてそれぞれ説明する。
<Intra−eNB CA>
基地局内キャリアアグリゲーション(Intra−eNB CA)は、マクロ基地局だけに通信制御部(例えば、BB(ベースバンド)処理部やスケジューリング部など)が設けられるHetNet構成で行われる。かかるHetNet構成では、マクロ基地局とスモール基地局とが光ファイバーで接続される。また、マクロ基地局が、マクロセルにおける低周波数帯キャリアF1を用いた通信とスモールセルにおける高周波数帯キャリアF2を用いた通信との双方を制御する。
基地局内CAにおいて、従来はプライマリセル(例えば、マクロセル)におけるCC及びセカンダリセル(例えば、スモールセル)におけるCCで送信されるPDSCH信号に対する送達確認信号を、プライマリセルのPUCCHリソースに集約して割当てる構成となっていた。
本実施の形態では、HetNetで基地局内CAを行う場合に、SCellにもPUCCHリソースを配置し、ユーザ端末が送達確認信号の割当てを行うPUCCHリソースとして、プライマリセルのPUCCHリソースとセカンダリセルのPUCCHリソースを利用する。また、ユーザ端末は、送達確認信号の内容及び/又は適用する上り制御チャネルフォーマット等に基づいて、プライマリセルとセカンダリセルのいずれか一方のPUCCHリソースを選択して、送達確認信号の割当てを行う。以下に、基地局内CAにおけるPUCCHリソースの割当て方法として、2Cellの場合と3Cell以上の場合についてそれぞれ具体的に説明する。
(2Cellの場合)
2Cellで基地局内CAを行う場合、送達確認信号の割当てを行うPUCCHリソースとして、Rel.10におけるチャネルセレクションを利用(リユース)して設定することができる。本実施の形態では、Rel.10のチャネルセレクションにおいてRRCシグナリングにより設定されるプライマリセルのPUCCHリソースに変えて、セカンダリセルのPUCCHリソースを用いる(図9A参照)。
例えば、上記図4Bに示すように3つのPUCCHリソース(Ch1〜Ch3)を設定する場合、Ch1及びCh2はRel.10と同様にプライマリセルにおけるPDCCHのCCEインデックスに基づいて設定する(プライマリセルが2CWの場合)。一方で、Ch3については、プライマリセルのPUCCHリソース(RRCシグナリングで通知)でなく、セカンダリセルのPDSCHに対応するPDCCHのCCEインデックスに基づいて、セカンダリセルのPUCCHリソースを設定する。
また、上記図4Cに示すように4つのPUCCHリソース(Ch1〜Ch4)を設定する場合、Ch1及びCh2はRel.10と同様にプライマリセルにおけるPDCCHのCCEインデックスに基づいて設定する。一方で、Ch3、Ch4については、プライマリセルのPUCCHリソース(RRCシグナリングで通知)でなく、セカンダリセルのPDSCHに対応するPDCCHのCCEインデックスに基づいて、セカンダリセルのPUCCHリソースを設定する。
つまり、チャネルセレクションにおいて、送達確認信号の割当て候補となる複数のPUCCHリソースとして、PCellのPUCCHリソース(Ch1、Ch2)とSCellのPUCCHリソース(Ch3、Ch4)を設定する。ユーザ端末は、各セル(CC)のCWの送達確認信号の内容に基づいて、マッピングテーブルを参照して複数のPUCCHリソース(Ch1〜Ch4)の中から所定PUCCHリソースを選択する。そして、選択したPUCCHリソースに送達確認信号をマッピングして、無線基地局(例えば、マクロ基地局)にフィードバックする。
なお、ユーザ端末は、プライマリセルからのみPDCCHを受信する場合(例えば、あるサブフレームにおいてセカンダリセルのPDCCHを受信しない場合)、プライマリセルのPDCCHのCCEインデックスを用いて、プライマリセルのPUCCHリソースを選択する。この場合、無線基地局(例えば、マクロ基地局)は、プライマリセルにおけるPUCCHリソース候補(例えば、Ch1、2)に基づいて送達確認信号を検出し、再送制御処理を行うことが可能となる。
また、ユーザ端末は、セカンダリセルからのみPDCCHを受信する場合(例えば、あるサブフレームにおいてプライマリセルのPDCCHを受信しない場合)、セカンダリセルのPDCCHのCCEインデックスを用いて、セカンダリセルのPUCCHリソースを選択する。この場合、無線基地局(例えば、マクロ基地局)は、セカンダリセルにおけるPUCCHリソース候補(例えば、Ch3、4)に基づいて送達確認信号を検出し、再送制御処理を行うことが可能となる。
また、ユーザ端末は、プライマリセル及びセカンダリセルの双方からPDCCHを受信する場合、送達確認信号の内容に応じてプライマリセル又はセカンダリセルの所定のPUCCHリソースを選択する。この場合、無線基地局(例えば、マクロ基地局)は、プライマリセルとセカンダリセルにおけるPUCCHリソース候補(Ch1〜4)に基づいて送達確認信号を検出し、再送制御処理を行うことが可能となる。
なお、プライマリセルのPUCCHリソース(Ch1、Ch2)はRel.10と同様にプライマリセルのPDCCHのCCEインデックスに基づいて決定することができる。また、セカンダリセルのPUCCHリソース(Ch3、Ch4)はRel.10のプライマリセルと同様にセカンダリセルのPDCCHのインデックスに基づいて決定することができる。
このように、2Cellで基地局内CAを行う場合、各セル(CC)の送達確認信号はプライマリセル又はセカンダリセルのPUCCHのいずれか一方に集約されてフィードバックされる。このように、セカンダリセルにおけるPUCCHリソースを用いる場合でも、チャネルセレクションのマッピングテーブルを用いることで、プライマリセルとセカンダリセルの上りリンクにおいて同時送信を避けることができる(図9A参照)。さらに、Rel.10のチャネルセレクションと比較して、RRCシグナリングにより設定されるプライマリセルのPUCCHリソースを不要とすることができる。
このように、送達確認信号の割当て候補となる複数のPUCCHリソースとして、PCellとSCellのPUCCHリソースを利用することにより、HetNetでセル内CAを行う場合であっても、送達確認信号の割当てに必要となるPCellのPUCCHリソースの増大を抑制することが可能となる。
(3Cell以上の場合)
3Cell以上で基地局内CAを行う場合、送達確認信号の割当てを行うPUCCHリソースとして、既に規定されているPUCCHフォーマット3を利用(リユース)することができる。本実施の形態では、Rel.10のPUCCHフォーマット3においてRRCシグナリングにより設定されるプライマリセルのPUCCHリソースに変えて、セカンダリセルのPUCCHリソースを用いる(図9B参照)。
例えば、無線基地局は、上位レイヤシグナリング(例えば、RRCシグナリング)を用いて、各ユーザ端末の上りリンクのSCellに複数のリソース(例えば、4つのリソース)を設定して、ユーザ端末に通知する。また、無線基地局は、ARIを利用して、上位レイヤシグナリングで設定した複数のSCellのPUCCHリソースから1つのPUCCHリソースをダイナミックに割当てることができる。なお、無線基地局は、ARIをSCellのPDCCHに含めてユーザ端末に通知することができる。
また、ユーザ端末は、ARIを含むSCellのPDCCHを1つも受信しない場合(例えば、あるサブフレームにおいてプライマリセルからのみPDCCHを受信する場合)、PCellのPDCCHのCCEインデックスを用いてPUCCHリソースを選択する(PUCCHフォーマット1a/1bを利用する)ことができる。この場合、無線基地局(例えば、マクロ基地局)は、プライマリセルのPDCCHのCCEインデックスに基づいて設定されるプライマリセルのPUCCHリソースに基づいて送達確認信号を検出し、再送制御処理を行うことが可能となる。
また、ユーザ端末は、セカンダリセルからのみPDCCHを受信する場合(例えば、あるサブフレームにおいてプライマリセルのPDCCHを受信しない場合)、複数のセカンダリセルのPUCCHリソースの中からARIにより指定される1つのPUCCHリソースを選択する(PUCCHフォーマット3を利用する)。この場合、無線基地局(例えば、マクロ基地局)は、セカンダリセルの所定PUCCHリソースに基づいて送達確認信号を検出し、再送制御処理を行うことが可能となる。
また、ユーザ端末は、プライマリセル及びセカンダリセルからPDCCHを受信する場合、複数のセカンダリセルのPUCCHリソースの中からARIにより指定される1つのPUCCHリソースを選択する(PUCCHフォーマット3を利用する)。この場合、無線基地局(例えば、マクロ基地局)は、プライマリセル、およびセカンダリセルの所定PUCCHリソースに基づいて送達確認信号を検出し、再送制御処理を行うことが可能となる。
このように、3Cell以上で基地局内CAを行う場合、プライマリセルからのみPDCCHを受信する場合はプライマリセルのPUCCHを利用し、それ以外の場合には、各セル(CC)の送達確認信号がセカンダリセルのPUCCHに集約されてフィードバックされる。このため、プライマリセルとセカンダリセルの上りリンクにおいて同時送信を避けることができる(図9B参照)。また、Rel.10のPUCCHフォーマット3と比較して、送達確認信号はセカンダリセルのPUCCHリソースに割当てられる。
このように、PUCCHフォーマット3を利用する際に送達確認信号の割当て候補となる複数のPUCCHリソースとして、各SCellのPUCCHリソースを用いることにより、HetNetでセル内CAを行う場合であっても、送達確認信号の割当てに必要となるPCellのPUCCHリソースの増大を抑制することが可能となる。
<Inter−eNB CA>
基地局間キャリアアグリゲーション(Inter−eNB CA)は、マクロ基地局とスモール基地局との双方に通信制御部(例えば、BB(ベースバンド)処理部やスケジューリング部など)が設けられるHetNet構成で行われる。かかるHetNet構成では、マクロ基地局とスモール基地局とが、X2インターフェースなどのリンク(有線又は無線を問わない)で接続される。したがって、マクロ基地局とスモール基地局間でダイナミックなコーディネーションが期待できないため、HARQ処理などは、各基地局内で行う必要がある。また、マクロ基地局は、マクロセルにおける低周波数帯キャリアF1を用いた通信を制御し、スモール基地局は、スモールセルにおける高周波数帯キャリアF2を用いた通信を制御する。
基地局間CAでは、ユーザ端末が、マクロセルとスモールセルからそれぞれ下りCCを介して受信したPDSCH信号に対して送達確認信号を生成し、当該送達確認信号をマクロセルとスモールセルの上りCCのPUCCHを介してそれぞれ個別にフィードバックする。つまり、基地局間CAでは、ユーザ端末から各無線基地局への送達確認信号をCC毎、あるいは無線基地局毎に並列的に行う必要がある。以下に、基地局間CAにおけるPUCCHリソースの割当て方法として、2Cellの場合と3Cell以上の場合についてそれぞれ具体的に説明する。
(2Cellの場合)
2Cellで基地局間CAを行う場合、送達確認信号の割当てを行うPUCCHリソースとして、Rel.10までのPUCCH format 1a/1bのメカニズムを利用(リユース)することができる。本実施の形態では、プライマリセルとセカンダリセルの一方、または双方のPUCCHリソースを用いる(図10A参照)。
つまり、送達確認信号の割当て候補となる複数のPUCCHリソースとして、PCellのPUCCHリソース(Ch1、Ch2)とSCellのPUCCHリソース(Ch3、Ch4)が設定される。ユーザ端末は、各セルのPDSCHに対する送達確認信号を各セルのPUCCHリソースに割当てて、無線基地局毎に、PUCCH format 1a/1bを用いてフィードバックする。この場合、各セルのPUCCHリソースは、各セルのPDCCHのCCEインデックスに基づいて設定することができる。ユーザ端末は、セル毎に、送達確認信号の内容に基づいて所定のPUCCHリソースを選択する。
なお、ユーザ端末は、プライマリセルからのみPDCCHを受信する場合(例えば、あるサブフレームにおいてセカンダリセルのPDCCHを受信しない場合)、プライマリセルのPDCCHのCCEインデックスを用いて、プライマリセルのPUCCHリソースを選択する。この場合、無線基地局(例えば、マクロ基地局)は、プライマリセルにおけるPUCCHリソース候補(例えば、Ch1、2)に基づいて送達確認信号を検出し、再送制御処理を行うことが可能となる。
また、ユーザ端末は、セカンダリセルからのみPDCCHを受信する場合(例えば、あるサブフレームにおいてプライマリセルのPDCCHを受信しない場合)、セカンダリセルのPDCCHのCCEインデックスを用いて、セカンダリセルのPUCCHリソースを選択する。この場合、無線基地局(例えば、スモール基地局)は、セカンダリセルにおけるPUCCHリソース候補(例えば、Ch3、4)に基づいて送達確認信号を検出し、再送制御処理を行うことが可能となる。
また、ユーザ端末は、プライマリセル及びセカンダリセルの双方からPDCCHを受信する場合、各セルの送達確認信号の内容に応じて、それぞれプライマリセル及びセカンダリセルの所定のPUCCHリソースを選択する。この場合、無線基地局(例えば、マクロ基地局)は、プライマリセルにおけるPUCCHリソース候補(Ch1、2)に基づいて送達確認信号を検出し、再送制御処理を行うことが可能となる。一方で、無線基地局(例えば、スモール基地局)は、セカンダリセルにおけるPUCCHリソース候補(Ch3、4)に基づいて送達確認信号を検出し、再送制御処理を行うことが可能となる。
このように、2Cellで基地局間CAを行う場合、各セル(CC)の送達確認信号はプライマリセルとセカンダリセルのPUCCHでそれぞれフィードバックされる。このため、プライマリセルとセカンダリセルの上りリンクにおいて同時送信が起こる構成となる(図10A参照)。また、Rel.10のチャネルセレクションと比較して、RRCシグナリングにより設定されるプライマリセルのPUCCHリソースを不要とすることができる。
(3Cell以上の場合)
3Cell以上で基地局間CAを行う場合、セル毎に別々に送達確認信号のフィードバックを行うのでなく、所定のセルをグループ化して、セルグループ毎に送達確認信号のPUCCHリソース割当てを制御する。例えば、同一基地局内の複数セルをグループ化する構成が考えられる。本実施の形態では、複数のセルをそれぞれグループ化して、セルグループ毎にグループ内のセル数に応じてPUCCHフォーマット(PUCCHフォーマット1a/1b、チャネルセレクション、PUCCHフォーマット3等)を適宜選択して、送達確認信号のフィードバックを行う。
例えば、図10Bに示すように3セル以上でCAを行う場合に、PCell(マクロセル)とSCell(スモールセル)毎に分類してグループ化し、セルグループ毎にグループ内のセル数に応じて所定のPUCCHフォーマットを利用する。図10Bに示す場合、PCell(例えば、マクロセル)で構成されるセルグループ#1では、セル数が1つであるためPCellのPDSCHに対する送達確認信号は、PCellのPUCCHリソースを利用してフィードバックする。この場合、PUCCHフォーマット1a/1bを利用することができる。
一方、SCell(例えば、スモールセル)で構成されるセルグループ#2では、セル数が複数(ここでは、2セル)であるため、複数のSCellのPDSCHに対する送達確認信号のフィードバックとして、チャネルセレクション(3セル以上の場合には、PUCCHフォーマット3)を利用することができる。
この場合、セルグループ#2については、上述した基地局内CA(Intra−eNB CA)と同様に考えることができるため、上述した基地局内CAのメカニズムを用いることができる。つまり、セルグループ#2に対しては、Rel−10におけるPUCCHリソース割当て法を用いてもよいし、上述したようにセカンダリセルのPUCCHリソースも利用するPUCCHリソース割当て法を用いてもよい。特に、Rel.10におけるPUCCHリソース割当て法を用いる場合、各セルグループ内でプライマリセルとセカンダリセルを定義しても良い(これをサブプライマリセルやサブセカンダリセルと呼んでも良い)。このサブプライマリセルやサブセカンダリセルは、例えば、上位レイヤシグナリングにより通知されてもよい。これにより、サブプライマリセルは、各セルグループ(基地局)内においてプライマリセル相当の機能を持つことが可能となる。
また、図10Bにおいては、各セルグループの送達確認信号はそれぞれ各セルグループ内の1つのセル(プライマリセル、サブプライマリセル)のPUCCHからフィードバックされるため、セルグループ間の上りリンクにおいて同時送信が起こる構成となる。一方で、セルグループ内においては、各セルグループを構成するセルの送達確認信号が所定セルに集約されてフィードバックされるため、同じセルグループを構成するセル間で同時送信を避けることができる。
なお、図10Bでは、セルグループの分類方法として、セルの種別(PCell又はSCell(マクロセル又はスモールセル))に基づいて行っているが、本実施の形態はこれに限られない。
(無線通信システム)
以下に、本実施の形態に係る無線通信システムについて詳細に説明する。図11は、本実施の形態に係る無線通信システムの概略構成図である。なお、図11に示す無線通信システムは、例えば、LTEシステム或いは、SUPER 3Gが包含されるシステムである。この無線通信システムでは、LTEシステムのシステム帯域幅を1単位とする複数の基本周波数ブロック(コンポーネントキャリア)を一体としたキャリアアグリゲーションが適用される。また、この無線通信システムは、IMT−Advancedと呼ばれても良いし、4G、FRA(Future Radio Access)と呼ばれても良い。
図11に示す無線通信システム1は、マクロセルC1を形成する無線基地局21と、マクロセルC1内に配置され、マクロセルC1よりも狭いスモールセルC2を形成する無線基地局22a及び22bとを備えている。また、マクロセルC1及び各スモールセルC2には、ユーザ端末10が配置されている。ユーザ端末10は、無線基地局21及び無線基地局22の双方と無線通信可能に構成されている。
ユーザ端末10と無線基地局21との間は、相対的に低い周波数帯域(例えば、2GHz)で帯域幅が広いキャリアを用いて通信を行うことができる。一方、ユーザ端末10と無線基地局22との間は、相対的に高い周波数帯域(例えば、3.5GHzなど)で帯域幅狭いキャリアが用いられてもよいし、無線基地局21との間と同じキャリアが用いられてもよい。無線基地局21及び各無線基地局22は、有線接続又は無線接続されている。
無線基地局21及び各無線基地局22は、それぞれ上位局装置30に接続され、上位局装置30を介してコアネットワーク40に接続される。なお、上位局装置30には、例えば、アクセスゲートウェイ装置、無線ネットワークコントローラ(RNC)、モビリティマネジメントエンティティ(MME)等が含まれるが、これに限定されるものではない。また、各無線基地局22は、無線基地局21を介して上位局装置に接続されてもよい。
なお、無線基地局21は、相対的に広いカバレッジを有する無線基地局であり、eNodeB、無線基地局、送信ポイントなどと呼ばれてもよい。また、無線基地局22は、局所的なカバレッジを有する無線基地局であり、ピコ基地局、フェムト基地局、Home eNodeB、RRH、マイクロ基地局、送信ポイントなどと呼ばれてもよい。以下、無線基地局21及び22を区別しない場合は、無線基地局20と総称する。各ユーザ端末10は、LTE、LTE−Aなどの各種通信方式に対応した端末であり、移動通信端末だけでなく固定通信端末を含んでよい。
無線通信システムにおいては、無線アクセス方式として、下りリンクについてはOFDMA(直交周波数分割多元接続)が適用され、上りリンクについてはSC−FDMA(シングルキャリア−周波数分割多元接続)が適用される。OFDMAは、周波数帯域を複数の狭い周波数帯域(サブキャリア)に分割し、各サブキャリアにデータをマッピングして通信を行うマルチキャリア伝送方式である。SC−FDMAは、システム帯域幅を端末毎に1つ又は連続したリソースブロックからなる帯域に分割し、複数の端末が互いに異なる帯域を用いることで、端末間の干渉を低減するシングルキャリア伝送方式である。
ここで、図11に示す無線通信システムで用いられる通信チャネルについて説明する。下りリンクの通信チャネルは、各ユーザ端末10で共有されるPDSCHと、下りL1/L2制御チャネル(PDCCH、PCFICH、PHICH、EPDCCH)とを有する。PDSCHにより、ユーザデータ及び上位制御情報が伝送される。PDCCHにより、PDSCHおよびPUSCHのスケジューリング情報等が伝送される。PCFICH(Physical Control Format Indicator Channel)により、PDCCHに用いるOFDMシンボル数が伝送される。PHICH(Physical Hybrid-ARQ Indicator Channel)により、PUSCHに対するHARQのACK/NACKが伝送される。また、EPDCCH(拡張PDCCH)により、PDSCH及びPUSCHのスケジューリング情報等が伝送されてもよい。このEPDCCHは、PDSCH(下り共有データチャネル)と周波数分割多重するように配置することができる。
上りリンクの通信チャネルは、各ユーザ端末10で共有される上りデータチャネルとしてのPUSCHと、上りリンクの制御チャネルであるPUCCHとを有する。このPUSCHにより、ユーザデータや上位制御情報が伝送される。また、PUCCHにより、下りリンクの無線品質情報(CQI)、送達確認信号(ACK/NACK)等が伝送される。
次に、図12を参照して、送達確認信号のフィードバックを行うユーザ端末の構成について説明する。
以下の説明においては、CAが適用される場合に、ユーザ端末から送達確認信号を所定のセルのチャネル(PUCCH又はPUSCH)、所定のPUCCHフォーマット(PUCCHフォーマット1a/1b、チャネルセレクション、PUCCHフォーマット3)でフィードバックする場合について説明する。なお、以下の説明においては、複数CC(PCellとSCell)の下り共有チャネル(PDSCH)信号に対する送達確認信号を送信する場合を示す。
図12に示すユーザ端末は、送信部と、受信部とを備えている。受信部は、受信信号を制御情報とデータ信号に分離するチャネル分離部1400と、OFDM信号を復調するデータ情報復調部1401と、PCell及びSCell毎の下りデータ信号に対して再送確認する再送制御判定部1402とを有している。一方、送信部は、送達確認信号選択部1201と、上り共有チャネル(PUSCH)処理部1000と、第1ACK/NACK処理部1100と、第2ACK/NACK処理部1110と、SRS信号生成部1301と、DM−RS信号生成部1302と、チャネル多重部1202と、IFFT部1203と、CP付与部1204とを有している。主に、送達確認信号選択部1201、上り共有チャネル(PUSCH)処理部1000、第1ACK/NACK処理部1100及び第2ACK/NACK処理部1110を用いて、送達確認信号(再送制御信号)のフィードバックが制御される。
データ情報復調部1401は、下りOFDM信号を受信し復調する。すなわち、下りOFDM信号からCPを除去し、高速フーリエ変換し、BCH信号あるいは下り制御信号が割当てられたサブキャリアを取り出し、データ復調する。複数のCCから下りOFDM信号を受信した場合には、CC毎にデータ復調する。データ情報復調部1401は、データ復調後の下り信号を再送制御判定部1402に出力する。
再送制御判定部1402は、受信した下りデータ信号(PDSCH信号)が誤りなく受信できたか否かを判定し、下り共有チャネル信号が誤りなく受信できていればACK、誤りが検出されればNACK、下りデータ信号が検出されなければDTXの各状態を再送確認して判定結果を出力する。セル内CAにおいて、各無線基地局との通信にそれぞれCCが割当てられている場合は、マクロ基地局は、CC毎に下りデータ信号が誤りなく受信できたか否かを判定する。一方で、セル間CAにおいては、各基地局の再送制御判定部1402がそれぞれの無線基地局に対応するCCの下りデータ信号の判定を行う。再送制御判定部1402は、判定結果を送信部(ここでは、送達確認信号選択部1201)に出力する。
送達確認信号選択部1201は、送達確認信号のフィードバックに適用する物理上りチャネルやPUCCHフォーマットを選択する。具体的には、上りデータ信号の送信の有無に応じて、送達確認信号を上り共有チャネル(PUSCH)に含めて送信するか、上り制御チャネル(PUCCH)で送信するかを決定する。また、上り制御チャネルで送信する場合には、送達確認信号に適用するPUCCHフォーマットを選択する。
例えば、送達確認信号選択部1201は、PUSCHを介して上り信号(ユーザデータ)を送信する場合には、再送制御判定部1402から出力された判定結果を上り共有チャネル処理部1000に出力する。一方、送達確認信号選択部1201は、上り信号(ユーザデータ)を送信しない場合には、PUCCHフォーマット1a/1b用の第1ACK/NACK処理部1100及び/又はPUCCHフォーマット3用の第2ACK/NACK処理部1110に出力し、各送達確認信号を所定のPUCCHフォーマットで生成する。
送達確認信号選択部1201は、PUCCHリソースを用いて送達確認信号をフィードバックする場合、キャリアアグリゲーションを適用するセル(PCellとSCell)数に基づいて、PUCCHフォーマットを選択することができる。例えば、CAを適用するセルが2セルである場合にはチャネルセレクションを適用し、CAを適用するセルが3セルである場合にはPUCCHフォーマット3(PCellのPDCCHのみ受信した場合には、PUCCHフォーマット1a/1b)を適用する。
上り共有チャネル処理部1000は、再送制御判定部1402の判定結果に基づいて、送達確認信号のビットを決定する制御情報ビット決定部1006と、ACK/NACKビット系列を誤り訂正符号化するチャネル符号化部1007、送信すべきデータ系列を誤り訂正符号化するチャネル符号化部1001と、符号化後のデータ信号をデータ変調するデータ変調部1002、1008と、変調されたデータ信号と送達確認信号を時間多重する時間多重部1003と、時間多重した信号にDFT(Discrete Fourier Transform)するDFT部1004と、DFT後の信号をサブキャリアにマッピングするサブキャリアマッピング部1005とを有している。
PUCCHフォーマット1a/1b用の第1ACK/NACK処理部1100は、送達確認信号の送信に用いるPUCCHリソースを制御するチャネル選択制御部1101と、PSKデータ変調を行うPSKデータ変調部1102と、PSKデータ変調部1102で変調されたデータに巡回シフトを付与する巡回シフト部1103と、巡回シフト後の信号にブロック拡散符号でブロック拡散するブロック拡散部1104と、ブロック拡散後の信号をサブキャリアにマッピングするサブキャリアマッピング部1105とを有している。
チャネル選択制御部1101は、PCellのPUCCH又はSCellのPUCCHのCCEインデックスから送達確認信号の送信に利用するPUCCHリソースを決定する。例えば、セル内CAの場合、チャネルセレクションにおいて、送達確認信号の割当て候補となる複数のPUCCHリソース(例えば、図4におけるCh1〜Ch4)は、PCellのPUCCH又はSCellのPUCCHのCCEインデックスから決定される。リソース選択情報は、PSKデータ変調部1102、巡回シフト部1103、ブロック拡散部1104及びサブキャリアマッピング部1105に通知される。一方で、セル間CAの場合、送達確認信号の割当てを行うPUCCHリソースとして、Rel.10までのPUCCH format 1a/1bが利用される。つまり、各無線基地局におけるチャネル選択制御部がPUCCH format 1a/1bで用いるPUCCHリソースを決定する。
PSKデータ変調部1102は、チャネル選択制御部1101から通知された情報に基づいて、位相変調(PSKデータ変調)を行う。例えば、PSKデータ変調部1102において、QPSKデータ変調による2ビットのビット情報に変調する。
巡回シフト部1103は、CAZAC(Constant Amplitude Zero Auto Correlation)符号系列の巡回シフトを用いて直交多重を行う。具体的には、時間領域の信号を所定の巡回シフト量だけシフトする。なお、巡回シフト量はユーザ毎に異なり、巡回シフト番号に対応づけられている。巡回シフト部1103は、巡回シフト後の信号をブロック拡散部1104に出力する。ブロック拡散部(直交符号乗算手段)1104は、巡回シフト後の参照信号に直交符号を乗算する(ブロック拡散する)。ここで、参照信号に用いるOCC(ブロック拡散符号番号)については、上位レイヤからRRCシグナリングなどで通知しても良く、データシンボルのCSに予め関連付けられたOCCを用いても良い。ブロック拡散部1104は、ブロック拡散後の信号をサブキャリアマッピング部1105に出力する。
サブキャリアマッピング部(割当て部)1105は、チャネル選択制御部1101から通知された情報に基づいて、ブロック拡散後の信号をサブキャリアにマッピングする。また、サブキャリアマッピング部1105は、マッピングされた信号をチャネル多重部1202に出力する。
PUCCHフォーマット3用の第2ACK/NACK処理部1110は、ACK/NACKのビット系列等を誤り訂正符号化するチャネル符号化部1111と、PSKデータ変調を行うPSKデータ変調部1112と、PSKデータ変調部1112で変調されたデータにDFTするDFT部1113と、DFT後の信号にブロック拡散符号でブロック拡散するブロック拡散部1114と、ブロック拡散後の信号をサブキャリアにマッピングするサブキャリアマッピング部1115とを有している。
DFT部1113は、データ変調後の信号にDFTして周波数領域の信号に変換し、DFT後の信号をブロック拡散部1114に出力する。ブロック拡散部1114は、DFT後の信号に直交符号(OCC(ブロック拡散符号番号))を乗算する。OCCについては、上位レイヤからRRCシグナリングなどで通知しても良く、データシンボルのCSに予め関連付けられたOCCを用いても良い。
サブキャリアマッピング部(割当て部)1115は、ブロック拡散後の信号をサブキャリアにマッピングする。また、サブキャリアマッピング部1115は、マッピングされた信号をチャネル多重部1202に出力する。なお、マッピングするPUCCHリソースは、無線基地局から上位レイヤシグナリング(例えば、RRCシグナリング)で通知される複数のSCellのリソースの中から、SCellの下り制御情報に含まれるARIで指定される所定リソースとすることができる。
SRS信号生成部1301は、SRS(Sounding RS)信号を生成してチャネル多重部1202に出力する。また、DM−RS信号生成部1302は、DM−RS信号を生成してチャネル多重部1202に出力する。
チャネル多重部1202は、上り共有チャネル処理部1000、第1ACK/NACK処理部1100、第2ACK/NACK処理部1110からの信号と、SRS信号生成部1301、DM−RS信号生成部1302からの参照信号とを時間多重して、上り制御チャネル信号を含む送信信号とする。
IFFT部1203は、チャネル多重された信号をIFFTして時間領域の信号に変換する。IFFT部1203は、IFFT後の信号をCP付与部1204に出力する。CP付与部1204は、直交符号乗算後の信号にCPを付与する。そして、PCell及び/又はSCellのPUCCHリソースを用いて上り送信信号が無線基地局に対して送信される。
次に、図13を参照して、上記図12に示したユーザ端末と無線通信を行う無線基地局の機能構成について説明する。
図13に示す無線基地局は、送信部と、受信部とを備えている。送信部は、上りリソース(PUCCHリソース)割当て情報信号生成部2010と、他の下りリンクチャネル信号と、上りリソース割当て情報信号とを多重してOFDM信号を生成するOFDM信号生成部2020とを有する。ここで、他の下りリンクチャネル信号は、データ、参照信号、制御信号などを含む。
上りリソース割当て情報信号生成部2010は、CAZAC番号、リソースマッピング情報(RBインデックス)、巡回シフト番号、ブロック拡散符号番号(OCC番号)を含む上りリソース割当て情報信号を生成する。例えば、上りリソース割当て情報信号生成部2010は、ユーザ端末がPUCCHフォーマット3を適用する場合に上位レイヤシグナリング(例えば、RRCシグナリング)で通知する複数のPUCCHリソース候補や、ARIで通知するPUCCHリソースを決定する。
上りリソース割当て情報信号生成部2010は、ユーザ端末がPUCCHフォーマット3を適用する場合に設定する複数のPUCCHリソース候補として、SCellのリソースを設定する。
OFDM信号生成部2020は、他の下りデータ信号及び上りリソース割当て情報信号を含む下りリンクチャネル信号をサブキャリアにマッピングし、逆高速フーリエ変換(IFFT)し、CPを付加することにより、下り送信信号を生成する。このように生成された下り送信信号は、下りリンクでユーザ端末に送信される。
受信部は、受信信号からCPを除去するCP除去部2030と、受信信号を高速フーリエ変換(FFT)するFFT部2040と、FFT後の信号をデマッピングするサブキャリアデマッピング部2050と、サブキャリアデマッピング後の信号に対してブロック拡散符号(OCC)で逆拡散するブロック逆拡散部2060、2100と、サブキャリアデマッピング後の信号から巡回シフトを除去して対象とするユーザの信号を分離する巡回シフト分離部2070と、ユーザ分離後の信号及び逆拡散後の信号に対して、データ復調するデータ復調部2080と、データ復調後の信号を復号するデータ復号部2090とを有している。
なお、受信部の機能ブロックにはユーザデータ(PUSCH)を受信する処理ブロックが図示されていないが、ユーザデータ(PUSCH)は図示しないデータ復調部及びデータ復号部により復調され、復号される。
CP除去部2030は、CPに相当する部分を除去して有効な信号部分を抽出する。CP除去部2030は、CP除去後の信号をFFT部2040に出力する。FFT部2040は、受信信号をFFTして周波数領域の信号に変換する。FFT部2040は、FFT後の信号をサブキャリアデマッピング部2050に出力する。サブキャリアデマッピング部2050は、リソースマッピング情報を用いて周波数領域の信号から上り制御チャネル信号である送達確認信号を抽出する。サブキャリアデマッピング部2050は、抽出された送達確認信号をブロック逆拡散部2060、2100にそれぞれ出力する。
ブロック逆拡散部2060では、ブロック拡散、すなわち直交符号(OCC)を用いて直交多重された受信信号を、ユーザ端末で用いた直交符号で逆拡散する。そして逆拡散後の信号を巡回シフト分離部2070へ出力する。
巡回シフト分離部2070は、巡回シフトを用いて直交多重された制御信号を、巡回シフト番号を用いて分離する。ユーザ端末10からの上り制御信号には、ユーザ毎に異なる巡回シフト量で巡回シフトが行われている。したがって、ユーザ端末10で行われた巡回シフト量と同じ巡回シフト量だけ逆方向に巡回シフトを行うことにより、受信処理の対象とするユーザの制御信号を分離することができる。なお、ブロック逆拡散部2060、巡回シフト分離部2070は、PUCCHフォーマット1a/1bで生成された送達確認信号について処理を行う。
ブロック逆拡散部2100では、ブロック拡散、すなわち直交符号(OCC)を用いて直交多重された受信信号を、ユーザ端末で用いた直交符号で逆拡散する。なお、ブロック逆拡散部2100は、PUCCHフォーマット3で生成された送達確認信号について処理を行う。
データ復調部2080は、巡回シフト分離された信号又はブロック逆拡散された信号をデータ復調した後に、データ復号部2090に出力する。データ復号部2090は、データ復調部2080から出力された信号を復号してセル毎の再送制御情報(ACK/NACK等)を取得する。無線基地局は、得られた再送制御情報を用いて新規データの送信(ACKの場合)、データの再送信(NACKの場合)を行う。
以上のように、送達確認信号の割当て候補となる複数のPUCCHリソースとして、PCellとSCellのPUCCHリソースを利用することにより、HetNetでセル内CAを行う場合であっても、送達確認信号の割当てに必要となるPCellのPUCCHリソースの増大を抑制することが可能となる。
本発明の範囲を逸脱しない限りにおいて、上記説明における処理部の数、処理手順については適宜変更して実施することが可能である。また、図に示される要素の各々は機能を示しており、各機能ブロックがハードウエアで実現されても良く、ソフトウエアで実現されてもよい。また、実施の形態で説明した各構成を適宜組み合わせて実施することが可能である。
1 無線通信システム
10 ユーザ端末
20 無線基地局
30 上位局装置
40 コアネットワーク
1000 上り共有チャネル処理部
1001 チャネル符号化部
1002 データ変調部
1003 時間多重部
1004 DFT部
1005 サブキャリアマッピング部
1006 制御情報ビット決定部
1007 チャネル符号化部
1008 データ変調部
1100 第1ACK/NACK処理部
1101 チャネル選択制御部
1102 PSKデータ変調部
1103 巡回シフト部
1104 ブロック拡散部
1105 サブキャリアマッピング部
1110 第2ACK/NACK処理部
1111 チャネル符号化部
1112 PSKデータ変調部
1113 DFT部
1114 ブロック拡散部
1115 サブキャリアマッピング部
1201 送達確認信号選択部
1202 チャネル多重部
1203 IFFT部
1204 CP付与部
1301 SRS信号生成部
1302 DM−RS信号生成部
1400 チャネル分離部
1401 データ情報復調部
1402 再送制御判定部
2010 PUCCHリソース割当て情報信号生成部
2020 OFDM信号生成部
2030 CP除去部
2040 FFT部
2050 サブキャリアデマッピング部
2060 ブロック逆拡散部
2070 巡回シフト分離部
2080 データ復調部
2090 データ復号部
2100 ブロック逆拡散部

Claims (8)

  1. ライマリセルとセカンダリセルのコンポーネントキャリアをそれぞれ用いて下り共有チャネル信号を受信する受信部と、
    受信した下り共有チャネル信号に対する送達確認信号を生成する生成部と、
    前記送達確認信号を所定の上り制御チャネルリソースで送信する送信部と、を有し、
    前記送信部は、前記送達確認信号の内容及び/又は上り制御チャネルフォーマットに基づいて、プライマリセルとセカンダリセルの上り制御チャネルリソースの一方又は双方前記送達確認信号を送信することを特徴とするユーザ端末。
  2. 設定されるセル数が2である場合に、前記送達確認信号の送信を行う上り制御チャネルリソースの候補として、プライマリセル及びセカンダリセルの上り制御チャネルリソースが設定され、前記送信部は、前記送達確認信号の内容に基づいてプライマリセルとセカンダリセルの上り制御チャネルリソースの一方で前記送達確認信号を送信することを特徴とする請求項1に記載のユーザ端末。
  3. 設定されるセル数が3以上である場合に、前記送達確認信号の送信を行う上り制御チャネルリソースの候補として、複数のセカンダリセルの上り制御チャネルリソースが設定され、前記送信部は、セカンダリセルの下り制御情報に基づいて複数のセカンダリセルの上り制御チャネルリソースの中から選択された所定の上り制御チャネルリソースで前記送達確認信号を送信することを特徴とする請求項1に記載のユーザ端末。
  4. 前記複数のセカンダリセルの上り制御チャネルリソースは、上位レイヤシグナリングにより通知されることを特徴とする請求項に記載のユーザ端末。
  5. 設定されるセル数が3以上であり、セカンダリセルから下り制御情報を受信しない場合に、前記送信部は、プライマリセルの上り制御チャネルリソースで前記送達確認信号を送信することを特徴とする請求項に記載のユーザ端末。
  6. 前記送信部は、プライマリセルの下り共有チャネル信号に対する送達確認信号を、当該プライマリセルの下り共有チャネル信号に対する下り制御チャネルのCCEインデックスを用いて決定したプライマリセルの上り制御チャネルリソースで送信し、セカンダリセルの下り共有チャネル信号に対する送達確認信号を、当該セカンダリセルの下り共有チャネル信号に対する下り制御チャネルのCCEインデックスを用いて決定したセカンダリセルの上り制御チャネルリソースで送信することを特徴とする請求項1に記載のユーザ端末。
  7. ーザ端末に下り共有チャネル信号を送信する送信部と、
    前記ユーザ端末から前記下り共有チャネル信号に対する送達確認信号を所定の上り制御チャネルリソースで受信する受信部と、
    前記送達確認信号に基づいて再送制御を行う制御部と、を有し、
    前記受信部は、前記送達確認信号の内容及び/又は上り制御チャネルフォーマットに基づいて前記ユーザ端末において決定された、プライマリセルとセカンダリセルの上り制御チャネルリソースの一方又は双方で前記送達確認信号を受信することを特徴とする無線基地局。
  8. ーザ端末無線通信方法であって、
    ライマリセルとセカンダリセルのコンポーネントキャリアをそれぞれ用いて下り共有チャネル信号を受信する工程と、
    信した下り共有チャネル信号に対する送達確認信号を生成する工程と、
    前記送達確認信号を所定の上り制御チャネルリソースで送信する工程と、を有し、
    記送達確認信号の内容及び/又は上り制御チャネルフォーマットに基づいて、プライマリセルとセカンダリセルの上り制御チャネルリソースの一方又は双方前記送達確認信号を送信することを特徴とする無線通信方法。
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