JP6180282B2 - タブレット端末支持装置 - Google Patents

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Description

本発明は、タブレット端末を立てた姿勢で保持するためのタブレット端末支持装置に関する。
従前より、列車の運転台の近傍には、走行する路線の時刻表を記した用紙が専用の保持装置により立てた姿勢で保持されている。乗務員は、適宜、時刻表に対して指さし確認をしながら運転を行うように義務づけられている(たとえば特許文献1を参照。)。
実公平1−38617号公報
運転台の近傍に時刻表を設置することは列車の走行に必須の義務規定となっているため、乗務員は常に担当予定の路線の時刻表を携行しているが、事故などの影響で予定外の路線の列車を担当しなければならない場合や、臨時の時刻表が必要になる場合もある。乗務員が担当する路線の時刻表を持ち合わせていない場合には、管理部門から停車中の駅へのFAX送信などの方法で時刻表を提供しなければならないため、手間がかかり、列車の発車が大幅に遅れるおそれがある。
そこで、各種路線の時刻表を電子データにして保存し、必要な時刻表のデータを呼び出してモニタに表示する方法をとれば、いずれの路線の乗務にも速やかに対応することができ、問題の解決が可能である。特に、タブレット端末を使用すれば、データの保存や表示をそれ一台で行うことができ、取り扱いも簡単である。また、仮に必要なデータが保存されていなかったとしても、通信によりデータを取得することができるという利点があり、上記問題の解決に適している。
タブレット端末に表示された時刻表を運転しながら確認できるようにするには、紙製の時刻表と同様に、タブレット端末を立てた姿勢で保持する必要がある。また、列車の走行による振動の影響などでタブレット端末が倒れないように工夫する必要がある。
しかし、タブレット端末を強固に固定してしまうと、取り外しが困難になる。タブレット端末を時刻表を表示する以外の目的に使用する可能性や、充電などの目的で外部機器に接続する必要性を考慮すると、タブレット端末は容易に取り外しできる状態で支持されるのが望ましい。
本発明は、上記の各問題に着目してなされたもので、タブレット端末を立てた姿勢で安定して保持すると共に、タブレット端末の取り付けや取り外しを容易に行うことができるタブレット端末支持装置を提供することを目的とする。
本発明によるタブレット端末支持装置は、板状のタブレット端末を支持するためのホルダーと、ホルダーを立てた姿勢で保持する固定台とから成る。ホルダーは、タブレット端末を前面側に拘束した状態で支持する表板部と、タブレット端末の表示面に対応する大きさの背板部とを有する。表板部の上端部と背板部の上端部との間は可撓性を有する第1の接続片を介して一体に連結され、表板部の下端部と背板部の下端部との間は可撓性を有する第2の接続片を介して分離可能に連結される。固定台の前面には、ホルダーの背板部の両側部を支えることが可能な保持具が開閉可能に設けられている。
上記の構成によれば、固定台の保持具を開いて、タブレット端末を支持するためのホルダーの背板部を固定台に位置合わせした後、保持具を閉じることによって、ホルダーの背板部の両側部が保持具により支えられた状態になり、ホルダーおよびホルダーに支持されるタブレット端末を立てた姿勢で固定することができる。
固定台の保持具を開いて背板部の両側部の保持を解除すれば、ホルダーをタブレット端末を支持した状態のまま取り出すことができる。第2の接続片による表板部の下端部と背板部の下端部との連結を解除し、背板部を前面側へ反転させれば、タブレット端末の表示面を背板部により覆うことができる。その後、背板部の下端部と表板部の下端部とを第2の接続片によって連結して、背板部がずれないようにし、タブレット端末を、ホルダーに支持された状態のまま持ち運ぶことができる。
上記のタブレット端末支持装置の一実施形態では、第2の接続片は背板部の下端部に取り付けられており、第2の接続片と表板部との連結部分に相互に着脱が可能な止め部材が取り付けられる。
上記の実施形態によれば、止め部材によって第2の接続片を表板部に容易に連結したり、取り外したりすることができる。
他の実施形態においては、前記表板部は、前面側にタブレット端末の収容が可能な収容部を有する。この収容部は、タブレット端末の表示面の外周に沿って一周する矩形状の枠体部と、枠体部のいずれか一辺と表板部の前面との間の間隙部分に形成されたタブレット端末の出し入れ口と、枠体部の他の辺と表板部の前面との間の間隙部分を塞ぐ襠部とで構成されている。
上記の実施形態によれば、タブレット端末は、背面が表板部の前面に支持されると共に、表示面の周縁部が枠体部により支持され、厚み部分が襠部により支持されるので、タブレット端末がホルダーから脱落することがない。出し入れ口より収容部に対してタブレット端末を容易に出し入れできるので、充電器などの機器と接続するためにタブレット端末を取り出す必要が生じた場合にも、容易に対応することができる。
他の実施形態において、前記固定台は、ホルダーの背板部を前面上に支持する支持部と、左右一対の側壁部とを有する。側壁部の少なくとも一方は支持部に対して起伏可能に形成される。また、各側壁部の対向する面には、保持具を構成する止め部材がホルダーの背板部の横幅より狭い間隔を隔てて内向きに突設されるとともに、支持部と各止め部材との間にホルダーの背板部の両側縁が係合する溝が形成されている。
上記の実施形態によれば、ホルダーの背板部が固定台の支持部により支持されると共に、背板部の両側縁が支持部と各止め部材との間に形成された溝に係合するので、ホルダーを容易にかつしっかりと保持することができる。また、側壁部を倒せば、背板部の拘束が解除されるので、ホルダーの取り外しも容易である。
本発明によれば、ホルダーを固定台の保持具に保持させることによって、タブレット端末を立てた姿勢で安定して支持することができる。また保持具の開閉という簡単な作業によってホルダーを固定台に取り付けたり、取り外したりすることができる。しかも、取り外し後は、背板部を前面側に反転させて表板部の前面に被せれば、タブレット端末の表示面が背板部により保護され、ホルダーに支持された状態のままタブレット端末を持ち運ぶことができ、利便性が高められる。
タブレット端末支持装置の外観を示す斜視図である。 固定台の外観を示す斜視図である。 立てた姿勢のホルダーの外観を示す斜視図である。 立てた姿勢のホルダーの左側面図である。 開かれた状態のホルダーの正面図および背面図である。 第2の接続片の詳細な構成を示す正面図である。 ホルダーが固定台に保持された状態を示す平面図である。 紙製の時刻表が固定台に保持された状態を示す平面図である。 固定台から取り外されたホルダーがタブレット端末の保護ケースとして使用される状態を示す正面図である。 固定台から取り外されたホルダーがタブレット端末の保護ケースとして使用される状態を示す背面図である。
図1は、本発明が適用されたタブレット端末支持装置10の外観を示している。
このタブレット端末支持装置10は、列車の運転台の近傍にタブレット端末3を立てた状態で支持するためのもので、タブレット端末3を支持するホルダー1と、ホルダー1を立てた姿勢で固定するスチール製の固定台2とで構成される。
固定台2は、背面に設けられた取付金具(図示せず。)によって、運転席の斜め前方の窓枠または壁面に固定される。この実施例の固定台2は、従来の紙製の時刻表4(図8を参照。)を保持することも可能であり、図2に示すように、時刻表4の紙面を照らす照明装置25が設けられている。
図2は、ホルダー1が取り外された状態の固定台2を示している。
この固定台2は、ホルダー1を前面で支持するための支持部23を有しており、支持部23の両側には側壁部21,22が、下部には底板24が、それぞれ設けられている。
一方の側壁部21は、内面の一部が開放されたケース体により構成され、ケース体内には、上記の照明装置25を構成する2個のLED基板26,26が上下に固定されている。各LED基板26には、長さ方向に沿って並ぶ複数のLED(図示せず。)がケース体の開放部分に向けて搭載されている。なお、各LEDは、背面側の電源ボックス200から電源の供給を受けて点灯する。
他方の側壁部22は帯板材により構成され、上下方向の3箇所に配置された蝶番27、27,27を介して支持部23に起伏可能に取り付けられている。各蝶番27には図示しないバネが組み込まれており、側壁部22はバネによって支持部23の前面に起立するように付勢される。側壁部22を内側から外側へ押すと、側壁部22が倒れて開放され、その押圧力が解除されると、側壁部22はバネの復元力によって元の起立姿勢に復帰する。
左右の側壁部21,22は、ホルダー1の後述する背板部12の横幅に応じた距離を隔てて対向しており、対向する面には、それぞれ止め部材28,28が内向きに突設されている。この実施例では、止め部材28として上下方向に長い帯板状のものを用いているが、これに限らず、例えば、複数個の爪状の板材を上下方向に並べたようなものであってもよい。各止め部材28,28は、ホルダー1の背板部12の横幅より狭い間隔を隔てて対向している。支持部23の前面と各止め部材28,28との間には、ホルダー1の背板部12の両側縁が係合する溝20が形成される。
支持部23の前面の上部、下部、および高さ中央部には、ホルダー1の背板部12を押圧状態で支持するための板バネ29が、取り付けられている。
図3および図4は、上記固定台2に組み付けられるために組み立てられた状態のホルダー1の外観を、図5(1)(2)は、固定台2より取り外されて開かれた状態のホルダー1の外観を、それぞれ示している。
この実施例のホルダー1は合成皮革製であって、タブレット端末3に応じた大きさを有する矩形状の表板部11と、表板部11の背後に位置する矩形状の背板部12と、表板部11の上端部と背板部12の上端部とを連結する第1の接続片13と、表板部11の下端部と背板部12の下端部とを連結する第2の接続片14とを備えている。表板部11の前面側には、4枚のシート状の襠部16a,16b,16c,16dを介して矩形状の枠体部15が設けられ、この枠体部15と表板部11との間の空間部分がタブレット端末3の収容が可能な収容部となっている。
なお、ホルダー1を構成する各パーツは、表革と人工スエードによる裏革とを縫い合わせたものであり、図3〜6では、表革の部分のみ、端縁部の縫い目を破線により表している。表革と裏革との間には、必要に応じて芯材が設けられ、その芯材の有無や芯材の種類によって各パーツの固さが調整されている。
表板部11はタブレット端末3の背面全体を支持することが可能な大きさに形成されている。枠体部15は、表板部11と同じ外形であり、タブレット端末の表示面を視認し得るように表示面の外周に沿って一周し、その内側が矩形の窓となっている。背板部12は、表板部11や枠板部15とほぼ同じ縦幅であるが、横幅は、表板部11より短く、枠体部15の窓の開口幅より長い。
表板部11および背板部12には容易に変形しないように芯材が設けられているが、第1の接続片13は芯材を含まず柔軟であり、いずれの箇所でも自由に撓ませることができる。この接続片13の横幅は背板部12の横幅より短く、さらに、固定台2の止め部材28,28間の距離より短い。また接続片13は、固定台2の止め部材28から固定台2の前面開口までの距離に対応する長さを有し、両端がそれぞれ表板部11の上端縁および背板部12の上端縁に一体に固着されている。
第2の接続片14も、横幅が固定台2の止め部材28,28間の距離より短く、図6に示すように、第2の接続片14の一端が、背板部12の下端縁に一体に固着されている。この接続片14には、一対の芯材143,144が設けられており、背板部12の下端縁と芯材143との間、および芯材143と芯材144との間に、前後に屈曲可能なように微小な幅の隙間による屈曲部141,142が形成されている。
第2の接続片14の表面の芯材144に対応する箇所には、図5(1)に示すように、面ファスナ101が固着されている。
前記の各襠部16a〜16dは、横幅が枠体部15や表板部11の対応する辺よりも短く、各辺の幅中央部に位置決めされている。上下の各辺の襠部16a,16bおよび左右の一方の襠部16cは、表板部11の前面と枠体部15との間にタブレット端末3の厚みに応じた空間を形成するのに必要な長さを有し、表板部11と枠板部15との双方に一体に固着される。一方、左右の他方の襠部16dは、出し入れ口を開閉する蓋を兼ねており、表板部11の背面側に回り込むことが可能な長さに設定され、図5(1)(2)に示すように、一端が枠体部15に一体に固着され、他端には、面ファスナ102が設けられている。
図5(2)に示すように、表板部11の背面には、下端部に前記第2の接続片14の面ファスナ101を止めるための面ファスナ103が、側縁部に襠部16dの面ファスナ102を止めるための面ファスナ104が、それぞれ取り付けられている。
襠部16dの面ファスナ102と表板部11の面ファスナ104とをかみ合わせて連結することによって、枠体部15の四辺の全てが表板部11に連結された状態になり、表板部11の前面側にタブレット端末3の収容および保持が可能な閉じられた収容部が形成される。この収容部にタブレット端末3を収容するとき、表板部11の前面によりタブレット端末3の背面が支持されると共に、枠体部15によってタブレット端末3の表示面の周縁部が支持され、各襠部16a〜16dによってタブレット端末3の厚み部分が支持される。襠部16dの面ファスナ102と表板部11の面ファスナ104との連結を外せば、その開放部分の表板部11と枠体部15との間がタブレット端末3の出し入れ口となる。
上記した構成のホルダー1にタブレット端末3を保持させて固定台2に組み付けるには、まず、ホルダー1の襠部16dの面ファスナ102と表板部11の面ファスナ104との連結を外し、表板部11と枠体部15との間に形成された出し入れ口から、表示面を前方に向けた状態のタブレット端末3を表板部11と枠体部15との間の空間に挿入する。次いで、各面ファスナ102,104をかみ合わせて連結すると、タブレット端末3は、表板部11、枠体部15、および襠部16a〜16dにより形成された収容部内に拘束された状態で支持される。
つぎに、図3,4に示すように、第1の接続片13を撓ませ、背板部12を、表板部11の背後に位置させ、第2の接続片14を各屈曲部141,142の位置で屈曲させて、面ファスナ101を表板部11の背面の面ファスナ103にかみ合わせて連結する。
上記のように組み立てられたホルダー1を固定台2に取り付けるには、図7の一点鎖線で示すように、固定台2の一方の側壁部22を外側へ倒して開放した後、ホルダー1の背板部12を固定台2の支持部23の前面に位置させ、背板部12の一側縁部を固定台2の側壁部21の止め部材28と支持部23との間の溝20に挿入する。この位置決め状態を維持して側壁部22を起立させると、側壁部22の止め部材28と支持部23との間の溝20に背板部12の他方の側縁部が係入された状態になる。
この状態では、固定台2の支持部23に設けられた板バネ29を介してホルダー1の背板部12が支持部23の前面上に支持されると共に、各溝20,20に入った背板部12の両側縁部が、板バネ29によって止め部材28,28に押し付けられて支持される。これにより、背板部12および接続片14が固定台2の底板24上にしっかりと支持される。
この実施例では、ホルダー1の表板部11の横幅が固定台2の側壁部21,22間の開口幅より大きく、また、第1の接続片13の長さを固定台2の止め部材28から固定台2の前面開口までの距離に対応させているので、表板部11は側壁部21,22間の開口面上に位置する。このとき、表板部11の上端部は各側壁部21,22の前面に支持され、表板部11の下端部は、第2の接続片14の芯材143を含む部分によって背板部12との距離を保って底板24上に支持されており、表板部11のずれや揺動を防ぐことができる。
上記のとおり、ホルダー1の背板部12が固定台2にしっかりと固定され、タブレット端末3を支持する表板部11も動かない状態で保持されるので、走行時の列車の振動が固定台2にまで伝搬しても、タブレット端末3が揺れたり位置ずれしたりすることがなく、、タブレット端末3は立てた姿勢で安定して支持される。
なお、上記の固定台2に、ホルダー1に代えて紙製の時刻表4を取り付ける場合には、図8に示すように、時刻表4の左右の側縁部を固定台2の止め部材28,28と支持部23との間の溝20,20に係入させる。これにより、背後の板バネ29により時刻表4は支持部23の前面に押されて支持されると共に、時刻表4の両側縁が各止め部材28,28に押し付けられて支持され、時刻表4は立てた姿勢で保持される。
上記のホルダー1を固定台2から取り外す場合には、固定台2の側壁部22を外側に倒してホルダー1の背板部12の拘束を解除することにより、固定台2の支持部23の前面からホルダ1を取り出すことができる。
つぎに、取り外したホルダー1の第2の接続片14と表板部11との連結を外し、背板部12を前面側へ反転させて背板部12を枠体部15上に重ねた後、第2の接続片14を表板部11の背面側にまわして、第2の接続片14の面ファスナ101を表板部11の背面の面ファスナ103にかみあわせて連結する。これにより図9および図10に示すように、表板部11と背板部12との間に枠体部15およびタブレット端末3が挟まれた状態になり、枠体部15の窓内に露出していたタブレット端末3の表示面が背板部12により覆われ、背板部12の下端部と表板部11の下端部とが接続片14を介して連結される。よって、タブレット端末3はホルダー1に支持された状態のまま保護され、タブレット端末3の保管や持ち歩きのために別の保護ケースを用意する必要がない。
表板部11と枠体部15と4つの襠部16a〜16dとにより形成される収容部の空間に若干の余裕をもたせておけば、規格が異なる複数種のタブレット端末3が使用される場合でも、いずれの規格にも対応させることができる。
なお、この発明は上記の実施例に限られるものではなく、たとえば、以下のような変形例を採択することができる。
タブレット端末3の規格が統一されている場合には、枠体部15や襠部16a〜16dを設けることに代えて、表板部11の周縁部の適所(たとえば四隅)に板バネ状の取付具を配備し、これらの取付具と表板部11との間にタブレット端末3を挟み込んで固定する構成のものであってもよい。また、タブレット端末3の背面の適所にネジ軸部を突設し、一方、表板部11のネジ軸部に対応する箇所に孔部を設け、ネジ軸部を孔部に挿入してナットにより固定することもできる。これらの取付方法によれば、タブレット端末3の厚み部分が露出した状態になるので、タブレット端末3をホルダー2に支持した状態のままで外部機器に接続することが容易になる。
また、タブレット端末3のサイズが小さい場合には、表板部11の横幅を背板部12に合わせて、表板部11も固定台2の側壁部21,22間に位置させ、止め部材28,28の前面に表板部11を支持してもよい。
なお、ホルダー1の材料は、合成皮革に限らず、布や合成樹脂など、タブレット端末3の回路の動作を阻害するおそれがない材料を、適宜選択する。
また、第2の接続片14と表板部11の背面とを連結するのに、面ファスナ101,103に代えて、たとえばスナップを用いることもできる。枠体部15の連結片16dと表板部11とを連結する部材も同様に、面ファスナ102,104に限定されるものではない。さらに、上記実施例の固定台2は壁や窓枠に固定されるものとしたが、これに限らず、水平面上に定置されるスタンド式のものであってもよい。
なお、タブレット端末支持装置10により支持されるタブレット端末3は、時刻表のデータを表示する用途に限らず、必要に応じて運行マニュアルや管理部門からのメッセージなどを表示する用途に使用することもできる。
また、タブレット端末支持装置10は、列車の運転室への導入に限らず、タブレット端末3の表示画面を確認しながら作業をする必要がある現場(たとえば工場、調理場、店舗のレジなど)にも導入することができ、また、一般家庭で画像などを鑑賞する用途にも利用することができる。
ところで、タブレット端末支持装置10により支持されたタブレット端末3が長時間使用される場合には、支持された状態のままでタブレット端末3に電源を供給できるようにするのが望ましい。この課題を解決するのに好適な方法として、タブレット端末支持装置10にワイヤレス給電の機能を設けることも可能である。
たとえば、ホルダー1に対しては、背板部12のタブレット端末3の内部のアンテナに対応する箇所に穴をあけると共に、固定台2の支持部23に対して、背板部12が支持部23に対向したときに穴に対向する位置に電磁誘導式のワイヤレス給電器を取り付けると、タブレット端末3のアンテナと給電器との間には表板部11が位置するだけであるので、給電用の電波がタブレット端末3に届きやすくなる。よって、ホルダ1および固定台2により支持されたタブレット端末3に情報を表示しながら、非接触で電源を供給することができ、タブレット端末3の長時間の使用が可能になる。なお、上記の穴が蓋板などにより塞がれるような構成にしておけば、ホルダー1を固定台2から取り外して背板部12を前面側に反転させた場合には、背板部12によってタブレット端末の表示面の全体を覆うことができる。
1 ホルダー
2 固定台
3 タブレット端末
10 タブレット端末支持装置
11 表板部
12 背板部
13,14 接続片
15 枠体部
16a〜16d 襠部
20 溝
21,22 側壁部
23 支持部
28 止め部材
101,102,103,104 面ファスナ

Claims (4)

  1. 板状のタブレット端末を支持するためのホルダーと、ホルダーを立てた姿勢で保持する固定台とから成り、前記ホルダーは、タブレット端末を前面側に拘束した状態で支持する表板部と、前記タブレット端末の表示面に対応する大きさの背板部とを有し、前記表板部の上端部と背板部の上端部との間は可撓性を有する第1の接続片を介して一体に連結され、前記表板部の下端部と背板部の下端部との間は可撓性を有する第2の接続片を介して分離可能に連結されており、前記固定台の前面には、前記ホルダーの背板部の両側部を支えることが可能な保持具が開閉可能に設けられて成るタブレット端末支持装置。
  2. 前記第2の接続片は背板部の下端部に取り付けられており、第2の接続片と表板部との連結部分には相互に着脱が可能な止め部材が取り付けられている請求項1に記載されたタブレット端末支持装置。
  3. 前記表板部は、前面側に前記タブレット端末の収容が可能な収容部を有し、前記収容部は、タブレット端末の表示面の外周に沿って一周する矩形状の枠体部と、前記枠体部のいずれか一辺と表板部の前面との間の間隙部分に形成されたタブレット端末の出し入れ口と、前記枠体部の他の辺と表板部の前面との間の間隙部分を塞ぐ襠部とで構成されている請求項1に記載されたタブレット端末支持装置。
  4. 前記固定台は、前記ホルダーの背板部を前面上に支持する支持部と、左右一対の側壁部とを有し、側壁部の少なくとも一方は前記支持部に対して起伏可能に形成され、各側壁部の対向する面には、前記保持具を構成する止め部材が前記ホルダーの背板部の横幅より狭い間隔を隔てて内向きに突設されるとともに、前記支持部と各止め部材との間に前記ホルダーの背板部の両側縁が係合する溝が形成されている請求項1に記載されたタブレット端末支持装置。
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