JP6179859B2 - カテーテルの留置位置の事前確認具 - Google Patents

カテーテルの留置位置の事前確認具 Download PDF

Info

Publication number
JP6179859B2
JP6179859B2 JP2013226369A JP2013226369A JP6179859B2 JP 6179859 B2 JP6179859 B2 JP 6179859B2 JP 2013226369 A JP2013226369 A JP 2013226369A JP 2013226369 A JP2013226369 A JP 2013226369A JP 6179859 B2 JP6179859 B2 JP 6179859B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cuff
mark
hole
catheter
blood removal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013226369A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015084971A (ja
Inventor
利章 大原
利章 大原
一史 櫻間
一史 櫻間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okayama University NUC
Original Assignee
Okayama University NUC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Okayama University NUC filed Critical Okayama University NUC
Priority to JP2013226369A priority Critical patent/JP6179859B2/ja
Publication of JP2015084971A publication Critical patent/JP2015084971A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6179859B2 publication Critical patent/JP6179859B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)

Description

本発明は、血液透析用のカフ型カテーテルの留置を行う際に、事前にカテーテルの留置位置を確認するために用いる事前確認具に関する。
日本では、2012年時点で約30万人の維持血液透析が必要な患者が存在している。さらに、毎年約3万8000人に対して新規に血液透析が導入されている。
日本で血液透析を受けている患者は、その約90%が自己血管を用いた動静脈シャントにより行っているが、2〜3%程度の患者は、血液透析用カテーテルを用いて行っている。一方、世界では、2004年統計で、末期腎不全と診断された約180万人の患者のうち、約68%が血液透析を受けており、そのうちの80%以上の患者が自己血管を用いた動静脈シャントで血液透析を行っている。
カテーテル透析の割合は、国によって差があり、2〜25%と幅がある。血液透析用カテーテルには2種類あり、カフ型と非カフ型に分類される。
カフ型カテーテルは、血管内から直接体外へ誘導される非カフ型カテーテルと比較して、皮下トンネルを経由して対外に誘導されるために感染予防となり、長期的に使用できるカテーテルとして知られている(例えば、特許文献1参照。)。特に、カテーテルの先端は送血用と脱血用の2つに分かれており、脱血用カテーテルの方が数センチ短く設定されている。
このような透析用のカテーテルを用いる場合には、通常、カテーテルの留置前に脱血穴及び送血穴の位置設定を放射線透視下に設定することは行っておらず、右内頚静脈から穿刺を行い、気管分岐部よりもやや足側に送血カテーテル先端を、気管分岐部付近に脱血用カテーテル先端を留置している。
特表2005−516693号公報
上述したように、カテーテルの留置前には、ほとんどの場合で脱血穴及び送血穴の位置設定を行わずに、経験に基づいて留置を行っているのであるが、脱血穴の位置が十分に脱血可能な太い上大静脈ではなく、上大静脈よりも径が細い腕頭静脈内に留置される場合があった。このようにカテーテルの脱血穴が腕頭静脈内に留置された場合には、脱血不良を生じるおそれがあった。
そして、実際に脱血不良が生じた場合には、カテーテルを完全に交換することが必要であり、1本あたり4万5千円程度のカテーテルの費用を患者が負担することによる経済的な負担増だけでなく、既に留置しているカテーテルの除去に際してカテーテルのカフの除去にともなう切開のような侵襲を与えることによる身体的な負担増を招くという問題があった。
さらに、脱血穴の位置の問題だけでなく、カテーテルの長さが十分でなかった場合には、穿刺部からカテーテル体外誘導部(出口部)の距離が短くなるおそれがあったり、あるいは穿刺部近傍でカテーテルを屈曲させてしまうことで脱送血が困難となったりする問題もあった。
本発明者らはこのような現状に鑑み、カフ型カテーテルを体内に留置する前に、放射線透視下で脱血穴及び送血穴の位置をあらかじめ設定しておくことで、上記の問題点を解決できると考え、放射線透視下での脱血穴及び送血穴の位置設定を行いやすくするための研究開発を行う中で、本発明を成すに至ったものである。
本発明のカテーテルの留置位置の事前確認具は、血液透析に用いるカフ型カテーテルを体内に留置する前に、放射線透視下でカフ型カテーテルの脱血穴及び送血穴の留置位置を設定するために用いる所定長さの長手状基体からなる事前確認具である。
特に、長手状基体には、カフ型カテーテルの送血穴、脱血穴、及びカフと対応する位置と、カフ型カテーテルを体外に誘導する出口に対応する位置に、放射線に対して不透過な金属材料で送血穴部マーク、脱血穴部マーク、カフ部マーク、出口部マークとを設けるとともに、カフ部マークの部分には長手状基体を貫通するカフ部貫通孔を設け、出口部マークの部分には長手状基体を貫通する出口部貫通孔を設け、カフ部貫通孔及び出口部貫通孔を通して、カフ型カテーテルが留置される患者の体表面にマーキング可能としているものである。
さらに、本発明のカテーテルの留置位置の事前確認具では、長手状基体に、カフ部マークよりも脱血穴部マーク寄りの位置から出口部マークまでの間に、長手状基体を貫通する貫通孔を長手状基体の長手方向に沿って所定間隔で複数設けていることにも特徴を有し、さらには、脱血穴部マークを始点側脱血穴部マークと終点側脱血穴部マークとで構成していることにも特徴を有するものである。
本発明によれば、送血穴部マーク、脱血穴部マーク、カフ部マーク、出口部マークを設けた事前確認具であらかじめカテーテルの留置位置を設定しておくことで、カテーテルの脱血穴を上大静脈に適正に留置することができ、脱血不良の発生を防止できる。
さらに、カフ部マークの部分に設けたカフ部貫通孔、及び出口部マークの部分に設けた出口部貫通孔を介して、カフ部及び出口部のマーキングを行っておくことで、このマーキングに基づいてカフ型カテーテルを留置することでカフ型カテーテルを適正配置とすることができ、カフ型カテーテルの屈曲防止や必要な距離の確保などを確実とすることができる。
本発明に係る事前確認具の説明図である。 本発明に係る事前確認具の説明図である。 本発明に係る事前確認具の使用方法の説明図である。 本発明に係る事前確認具の使用方法の説明図である。 本発明に係る事前確認具の使用方法の説明図である。 本発明に係る事前確認具の使用方法の説明図である。 変形例の事前確認具の説明図である。
本発明のカテーテルの留置位置の事前確認具は、血液透析に用いるカフ型カテーテルを体内に留置する前に、放射線透視下でカフ型カテーテルの脱血穴及び送血穴の留置位置を設定するために用いるものである。
図1及び図2に示すように、事前確認具Aは、所定長さの長手状基体10で構成している。
長手状基体10は、体内に留置するカフ型カテーテルとほぼ同じ長さとすることが望ましい。長手状基体10の材質は、X線に対して不透過であれば何であってもよく、本実施形態では、ポリウレタン製としている。また、本実施形態では、幅寸法が1cm、厚さ寸法が0.5mm、長さ寸法が45cmとした2枚のポリウレタンシートを重ねて一体化して長手状基体10としている。他の実施形態として、例えばカフ型カテーテルと同一材質のチューブで構成することもでき、チューブで構成した場合には、径方向に押しつぶして扁平状とすることが望ましい。長手状基体10は、カフ型カテーテルと同材質で、大きさ的にも同程度としておくことで、カフ型カテーテルに近い撓みの応力を生じやすくすることでき、カフ型カテーテルに屈曲が生じない程度に曲げる際の加減を把握しやすくすることができる。
長手状基体10には、カフ型カテーテルの送血穴、脱血穴、及びカフと対応する位置と、カフ型カテーテルを体外に誘導する出口に対応する位置に、放射線に対して不透過な金属材料で送血穴部マーク11、脱血穴部マーク12、カフ部マーク13、出口部マーク14とを設けている。
特に、脱血穴部マーク12は、始点側脱血穴部マーク12aと終点側脱血穴部マーク12bとで構成して、所定長さの脱血領域を明示可能としている。
また、本実施形態では、使用するカフ型カテーテルが、送血穴が設けられている送血管と、脱血穴が設けられている脱血管とをスプリット可能とされているスプリットカテーテルであるため、そのスプリットの限界地点に対応する位置として、長手状基体10にはスプリット限度マーク15を設けている。
本実施形態では、送血穴部マーク11、始点側脱血穴部マーク12a、終点側脱血穴部マーク12b、カフ部マーク13、出口部マーク14、スプリット限度マーク15は、それぞれ鉛板で構成しており、長手状基体10を構成している一方のポリウレタンシートの所定位置にそれぞれ送血穴部マーク11、始点側脱血穴部マーク12a、終点側脱血穴部マーク12b、カフ部マーク13、出口部マーク14、スプリット限度マーク15を載置した後に、他方のポリウレタンシートを貼り合わせて一体化している。
図1及び図2に示すように、本実施形態では、送血穴部マーク11、始点側脱血穴部マーク12a、終点側脱血穴部マーク12b、カフ部マーク13、出口部マーク14、スプリット限度マーク15は、それぞれ平面視正方形状としているが、正方形状に限定するものではなく適宜の形状としてよく、特にそれぞれのマークを識別可能とする特異的な形状としてもよい。
本実施形態では、カフ部マーク13、出口部マーク14及びスプリット限度マーク15には中央部分に貫通孔を設けることで、送血穴部マーク11、始点側脱血穴部マーク12a、終点側脱血穴部マーク12bとは異なり、放射線透視下で孔開きのマークとして識別され、送血穴部マーク11、始点側脱血穴部マーク12a、終点側脱血穴部マーク12bと容易に識別可能として、誤認識を生じることを防止できる。
さらに、長手状基体10には、カフ部マーク13、出口部マーク14及びスプリット限度マーク15に設けた貫通孔と同一部分に、それぞれ長手状基体10を貫通するカフ部貫通孔13h、出口部貫通孔14h及びスプリット限度部貫通孔15hを設けている。
このカフ部貫通孔13h、出口部貫通孔14h及びスプリット限度部貫通孔15hは、少なくとも、後述するマーキング用のペン先が挿入可能な程度の大きさとしている。
また、本実施形態の長手状基体10には、カフ部マーク13よりも脱血穴部マーク12寄りの位置から出口部マーク14までの間に、長手状基体10を貫通する貫通孔hを長手状基体10の長手方向に沿って所定間隔で複数設けている。
この貫通孔hの大きさもマーキング用のペン先が挿入可能な程度の大きさとしている。
以下において、上述したように構成した事前確認具の使用方法ついて説明する。なお、カフ型カテーテルの留置が施される患者は、それまでの処置の課程で内頚静脈から非カフ型カテーテルが既に留置されている場合が多く、以下においては、非カフ型カテーテルからカフ型カテーテルの切り替えとしてカフ型カテーテルの留置が行われる場合を想定して説明する。
まず、カフ型カテーテルの留置が施される患者は、X線撮影装置のベッドの上に仰向けに横たわらせておく。
次いで、図3に示すように、患者の前胸部に事前確認具Aを仮置きして、長さが十分であることを確認し、X線撮影装置による撮影によって患者の気管分岐部Tを確認する。また、患者には、既に非カフ型カテーテルが留置されていることにより、X線撮影装置による撮影によって非カフ型カテーテルが映り込んでおり、事前確認具Aの粗々の配置位置を確認する。
次いで、事前確認具Aの位置調整を行う。すなわち、事前確認具Aは、非カフ型カテーテルに沿わせながら、始点側脱血穴部マーク12aと終点側脱血穴部マーク12bとが気管分岐部Tを挟むように位置を調整し、粘着テープSで固定する(図4参照)。
さらに、事前確認具Aは、非カフ型カテーテルの位置に沿わせながら内頚静脈近傍まで粘着テープSで固定した後、右腕方向に湾曲させて粘着テープSで固定する。
粘着テープSによる事前確認具Aの固定後に、X線撮影装置による撮影を行って、事前確認具Aが適正に配置されているかを確認するとともに、撮影された映像をプレフィッティングフィルムとして保存する。このプレフィッティングフィルムは、事前確認具Aにおける送血穴部マーク11の位置を記録するためのものである。
プレフィッティングフィルムの撮影後、図4に示すように、適当な油性ペン等のマーキング用のペンPを用い、事前確認具Aに設けたカフ部貫通孔13h、出口部貫通孔14h、スプリット限度部貫通孔15h及び出口部マーク14までに設けた貫通孔hにペン先を挿入しながら患者の皮膚にマーキングを行う。特に、出口部マーク14までに設けた貫通孔hを介して行ったマーキングによって、図5に示すように点線状のガイドラインGを形成する。
マーキングは、図5に示すように、少なくともカフ部と出口部が識別できるように、カフ部及び出口部ではそれぞれマーキングの形態を異ならせている。本実施形態では、図5に示すように、カフ部と出口部は×印とし、それ以外は点印としている。なお、スプリット限度部部分を明示するマーキングを行ってもよく、必要であれば、送血穴部、始点側脱血穴部、終点側脱血穴部もマーキングするようにしてもよい。
カフ部及び出口部のマーキングの形態は、×印に限定するものではなく、識別可能となる適宜のマーキングを行ってもよく、特に、カフ部は所定長さの領域を有するため、その領域も表示可能となるように、例えば、事前確認具の長手方向に沿った長孔状にカフ部貫通孔を形成してもよい。
所定のマーキングの完了後、全体像を把握して、カフ型カテーテルの留置を開始する。
はじめに、皮膚を十分に消毒し、既に留置されている非カフ型カテーテルを横切開してカテーテルを切断し、ガイドワイヤーを右心房に向かって進めて、ガイドワイヤーを留置するとともに、非カフ型カテーテルを除去する。
次いで、ガイドワイヤーを介してカフ型カテーテルを挿入する。カフ型カテーテルを所定長さだけ挿入した後に、ガイドワイヤーは除去する。
カフ型カテーテルの挿入後、X線撮影装置による撮影を行いながら、挿入したカフ型カテーテルの先端の位置を、プレフィッティングフィルムに記録した送血穴部マークの位置に合わせ込む。
すなわち、カフ型カテーテルは、X線透視下では送血穴のある先端部分は識別可能であるが、脱血穴は識別困難であるため、挿入したカフ型カテーテルの先端の位置によって、適正な位置に達しているかを判定することとしている。
カフ型カテーテルの先端の位置を確認した後、カフ型カテーテルの後端側をトンネネラー(図示せず)に挿入し、内頚静脈へカフ型カテーテルが挿入されている箇所から出口部に向かって、事前にマーキングしていたガイドラインに沿ってトンネネラーにより皮下にカフ型カテーテルを通す。
さらに、事前にマーキングしていた出口部部分からトンネネラーを体外へ誘導して、図6に示すように、カフ型カテーテルCの後端側を体外へ誘導する。
カフ型カテーテルCの後端側を体外へ誘導した後、X線撮影装置による撮影を行って、カフ型カテーテルCが適正に留置できたかを確認するとともに、撮影された映像をポストフィッティングフィルムとして保存する。なお、カフ型カテーテルCの後端側を体外に誘導する際に、カフ型カテーテルの先端の位置がずれることがあるが、ポストフィッティングフィルムの撮影の際にずれを確認して、必要であれば調整し、プレフィッティングフィルムでの送血穴部マークの位置と、ポストフィッティングフィルムでのカフ型カテーテルCの先端の位置をできるだけ一致させている。
カフ型カテーテルCが適正に留置できたことを確認した後、カフ型カテーテルCのカフを膨張させ、また、頚部及び出口部部分の傷口の処置を行う。
このように、事前確認具Aであらかじめカフ型カテーテルCの留置位置を設定しておくことで、カフ型カテーテルCの脱血穴を上大静脈に適正に留置することができ、脱血不良の発生を防止できる。
特に、脱血穴部マーク12を始点側脱血穴部マーク12aと終点側脱血穴部マーク12bとで構成していることで、脱血穴を上大静脈に留置する際の目印となる気管分岐部Tとの位置関係を適切に認識することができ、常に適正な状態にカフ型カテーテルCを留置可能とすることができる。
さらに、カフ部マーク13の部分に設けたカフ部貫通孔13h、及び出口部マーク14の部分に設けた出口部貫通孔14hを介して、カフ部及び出口部のマーキングを行っておくことで、このマーキングに基づいてカフ型カテーテルCを留置することでカフ型カテーテルCを適正配置とすることができ、カフ型カテーテルCの屈曲防止や必要な距離の確保などを確実とすることができる。
特に、事前確認具Aには、カフ部マーク13よりも脱血穴部マーク12寄りの位置から出口部マーク14までの間に、長手状基体10を貫通する貫通孔hを長手状基体10の長手方向に沿って所定間隔で複数設けていることによって、この貫通孔hを介したマーキングを簡単に行うことができるとともに、マーキングによって形成されたガイドラインGに沿ってカフ型カテーテルCを留置することでカフ型カテーテルCを適正配置とすることができ、カフ型カテーテルCに生じやすい屈曲を確実に防止できる。
本実施形態では、事前確認具は、帯状としたポリウレタンシートを重ねて一体化して長手状基体としているため、幅方向の可撓性が、厚み方向の可撓性よりも劣ることとなりやすく、頚部近傍で長手状基体を湾曲させる際に、湾曲させにくいことがある。
そこで、例えば図7に示すように、長手状基体10'の幅方向の両側に、長手状基体10'の長手方向に沿って複数の凹部16を設けておくことで、幅方向の可撓性を向上させておいてもよく、長手状基体10'の柔軟性を高める構造としてもよい。
特に、凹部16は、長手状基体10'に貫通孔h'を形成する際に用いる打抜加工装置等を用いて形成することで、比較的容易に形成できる。
A 事前確認具
C カフ型カテーテル
G ガイドライン
P ペン
S 粘着テープ
T 気管分岐部
10 長手状基体
11 送血穴部マーク
12 脱血穴部マーク
12a 始点側脱血穴部マーク
12b 終点側脱血穴部マーク
13 カフ部マーク
13h カフ部貫通孔
14 出口部マーク
14h 出口部貫通孔
15 スプリット限度マーク
15h スプリット限度部貫通孔
h 貫通孔

Claims (3)

  1. 血液透析に用いるカフ型カテーテルを体内に留置する前に、放射線透視下で前記カフ型カテーテルの脱血穴及び送血穴の留置位置を設定するために用いる所定長さの長手状基体からなる事前確認具であって、
    前記長手状基体には、前記カフ型カテーテルの送血穴、脱血穴、及びカフと対応する位置と、前記カフ型カテーテルを体外に誘導する出口に対応する位置に、前記放射線に対して不透過な金属材料で送血穴部マーク、脱血穴部マーク、カフ部マーク、出口部マークとを設けるとともに、
    前記カフ部マークの部分には、前記長手状基体を貫通するカフ部貫通孔を設け、
    前記出口部マークの部分には、前記長手状基体を貫通する出口部貫通孔を設け、
    前記カフ部貫通孔及び前記出口部貫通孔を通して、前記カフ型カテーテルが留置される患者の体表面にマーキング可能としている事前確認具。
  2. 前記長手状基体には、前記カフ部マークよりも前記脱血穴部マーク寄りの位置から前記出口部マークまでの間に、前記長手状基体を貫通する貫通孔を前記長手状基体の長手方向に沿って所定間隔で複数設けている請求項1に記載の事前確認具。
  3. 前記脱血穴部マークは、始点側脱血穴部マークと終点側脱血穴部マークとで構成している請求項1または請求項2に記載の事前確認具。
JP2013226369A 2013-10-31 2013-10-31 カテーテルの留置位置の事前確認具 Active JP6179859B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013226369A JP6179859B2 (ja) 2013-10-31 2013-10-31 カテーテルの留置位置の事前確認具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013226369A JP6179859B2 (ja) 2013-10-31 2013-10-31 カテーテルの留置位置の事前確認具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015084971A JP2015084971A (ja) 2015-05-07
JP6179859B2 true JP6179859B2 (ja) 2017-08-16

Family

ID=53048434

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013226369A Active JP6179859B2 (ja) 2013-10-31 2013-10-31 カテーテルの留置位置の事前確認具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6179859B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6829804B2 (ja) * 2017-03-10 2021-02-17 国立大学法人 岡山大学 カテーテルの留置位置の事前確認具の製造方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE69823214T2 (de) * 1997-10-01 2005-03-10 Boston Scientific Ltd., St. Michael Kit zur Längenbestimmung von Kathetern vor ihrer Einführung
US20060015039A1 (en) * 2004-07-19 2006-01-19 Cassidy Kenneth T Guidewire bearing markings simplifying catheter selection
JP4707140B2 (ja) * 2005-07-15 2011-06-22 朝日インテック株式会社 医療用処置具

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015084971A (ja) 2015-05-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10004879B2 (en) Central venous access system
EP2049184B1 (en) Facilitation of antegrade insertion of a guidewire into the superficial femoral artery
EP3056161A1 (en) Angioplasty guidewire
US20170259056A1 (en) Implant and delivery system for neural stimulator
US20150151090A1 (en) Coaxial guide coil for interventional cardiology procedures
CA2863920C (en) Occlusion access system
US20200086084A1 (en) Fossa ovalis penetration
CN107684660B (zh) 鼻窦扩张手术中的球囊定位
US20220226043A1 (en) Transvascular Electrosurgical Devices and Systems and Methods of using the same
EP2512576A4 (en) INTRAVASCULAR CATHETER WITH POSITIONING MARKINGS AND METHOD FOR PLACING IT
JP2015520635A5 (ja)
US20240180540A1 (en) Treatment of appendage openings
US20160192952A1 (en) Reentry device
JP6179859B2 (ja) カテーテルの留置位置の事前確認具
AU2016200681B2 (en) Navigation of an angioplasty guidewire
CN215608660U (zh) 一种用于分叉病变的导丝辅助装置及具有其的医疗器械
JP5775584B2 (ja) ガイドワイヤが備えられたカテーテルセット
US11484377B2 (en) Rail tension extraction devices
US20130345554A1 (en) Methods for recanalization of vessels
US20150216558A1 (en) Tunnelling device with tube and olive
JP6504446B2 (ja) 皮下トンネル用穿刺針
CA3180527A1 (en) Device for capturing guide wires
JP2012187325A (ja) 医療用具
EP2990068A1 (en) A device for facilitating the insertion of an endovascular element over a guide-wire
JP2003126264A (ja) ガイドワイヤー

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160727

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170419

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170606

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170707

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6179859

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350