JP6179135B2 - 情報処理装置、プログラム、及び、方法 - Google Patents

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本発明は、情報処理装置、プログラム、及び、方法に関する。
顧客への電話対応業務を行う事業所や部門としてコールセンターがある。コールセンターは顧客からの問い合わせ等に対して適切かつ円滑に回答をすることが求められる。例えば、特許文献1には、コールセンターにおいて迅速かつ正確に解決策を顧客に提供することができるシステムの一例が記載されている。
ところで、近年、顧客は、いわゆるスマートフォンといったインターネットとの親和性が高い多機能携帯端末を使用することが多くなった。それに伴い、コールセンターは、顧客に対して電話による音声対応のみならず、インターネット等を介して端末画面を顧客に確認させながら顧客に対する問い合わせに対して回答することが増えている。
例えば、顧客からのWebサイトの操作方法の問い合わせに対し、コールセンターはWebサイトの画面を実際に顧客に確認あるいは操作させながら通話にて顧客に説明を行うことがある。その際、顧客がスマートフォン等を用いていると、顧客が画面を見ている状態であるのか、あるいは、スピーカーに耳をあててコールセンターからの説明を聞いている状態であるのかがコールセンターには分からないという問題がある(図1参照)。コールセンターにとっては、顧客が画面を閲覧しておりスピーカーから耳を離した状態であるにもかかわらず話し続けても無駄であり、円滑なコミュニケーションが阻害される。また、顧客がスピーカーに耳をあて説明を聞ける状態であるにもかかわらずコールセンターが説明を行わない場合にも円滑なコミュニケーションが阻害される。
このような問題に関連し、携帯電話端末とユーザとの距離を測定する方法が知られている。例えば、特許文献2には、ユーザが携帯電話端末を手に持って通話する姿勢を取るとき、ユーザの頭部の部位に対向する携帯電話端末の部位の近傍に近接センサを配置することが記載されている。そして、特許文献2には、着信後に近接センサで測定した測定距離と閾値との比較結果に基づいて携帯電話端末への着信に応答するか否かを判定することが記載されている。このような近接センサが用いられることで、ユーザと携帯電話端末との距離を測定することが可能である。
特開2001−338121号公報 特開2012−156662号公報
しかし、特許文献2に記載の携帯電話端末では、ユーザの状態をコールセンター等の通話相手に知らせることができない。そのため、上記技術では依然として円滑なコミュニケーションを行うことができないという問題がある。そこで、本発明は、円滑なコミュニケーションを行うことのできる情報処理装置、プログラム、及び、方法を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するため、本発明の一形態は、情報処理装置であって、ユーザの通話中に当該ユーザ頭部と自装置との距離を測定するセンサと、前記センサにより測定された前記距離が所定値以上である場合に、通話可能状態か否かを判定する判定手段と、前記判定に応じて、前記ユーザが通話可能でないことを示す情報を送信するか否か決定する決定手段と、前記決定に応じて、前記情報を自装置と通話中の外部装置に送信する送信手段と、を備え、前記決定手段は、前記判定が通話可能状態である場合に前記情報を送信しないことを決定し、前記判定が通話可能状態でない場合に前記情報を送信することを決定する。
また、本願発明の一形態は、ユーザの通話中に当該ユーザ頭部と自装置との距離を測定するセンサを備える情報処理装置に、前記センサにより測定された前記距離が所定値以上である場合に、通話可能状態か否かを判定させる判定ステップと、前記判定に応じて、前記ユーザが通話可能状態でないことを示す情報を送信するか否か決定させる決定ステップと、前記決定に応じて、前記情報を自装置と通話中の外部装置に送信させる送信ステップと、を実行させ、前記決定ステップでは、前記判定が通話可能状態である場合に前記情報を送信しないことを決定させ、前記判定が通話可能状態でない場合に前記情報を送信することを決定させる、情報処理プログラムを提供する。
また、本発明の一形態は、ユーザの通話中に当該ユーザ頭部と自装置との距離を測定するセンサを備える情報処理装置が、前記センサにより測定された前記距離が所定値以上である場合に、通話可能状態か否かを判定し、前記判定に応じて、前記ユーザが通話可能でないことを示す情報を送信するか否かを決定し、前記決定に応じて前記情報を自装置と通話中の外部装置に送信し、前記決定は、前記判定が通話可能状態である場合に前記情報を送信しないことを決定し、前記判定が通話可能状態でない場合に前記情報を送信することを決定する情報処理方法を提供する。
また、本発明の一形態は、通話中の外部装置から、当該外部装置と当該外部装置のユーザ頭部との距離を示す情報を受信する受信手段と、前記距離が所定値以上である場合に、通話可能状態か否かを判定する判定手段と、前記判定に応じて、前記ユーザが通話可能でないことを示す情報を出力するか否かを決定する決定手段と、前記決定に応じて前記情報を出力する出力手段と、を備え、前記決定手段は、前記判定が通話可能状態である場合に前記情報を出力しないことを決定し、前記判定が通話可能状態でない場合に前記情報を出力することを決定する、情報処理装置を提供する。
本発明は、円滑なコミュニケーションを行うことのできる情報処理装置、プログラム、及び、方法を提供する。
端末装置とユーザとの関係の一例を示す図である。 情報処理システム1の構成の一例を示す図である。 携帯端末11の構成の一例を示す図である。 情報処理システム1の動作の一例を示す図である。 携帯端末11の構成の一例を示す図である。 携帯端末11の動作の一例を示す図である。 携帯端末11の構成の一例を示す図である。 携帯端末11の方向の一例を説明する図である。 携帯端末11の動作の一例を示す図である。 携帯端末11の構成の一例を示す図である。 携帯端末11の動作の一例を示す図である。 受信装置21の構成の一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。なお、以下の説明における装置等を構成する各部は、論理回路等のハードウェアで構成される。また、各部は、コンピュータの制御部、メモリ、メモリにロードされたプログラム、プログラムを格納するハードディスク等の記憶ユニット、ネットワーク接続用インターフェースなどからなり、ハードウェアとソフトウェアの任意の組合せによって実現されても良い。そして特に断りのない限り、その実現方法、装置は限定されない。
<実施形態1>
図2には、本実施の形態における情報処理システム1をコールセンターに適用した一例が示されている。その場合、情報処理システム1は、例えば、携帯端末11、コールセンター端末12を備える。
図3に示されるように、携帯端末11は、例えば、スピーカー110、マイク111、センサ112、決定部113、表示部114、通信部115、制御部116、入力部117を備える。
スピーカー110は、電気信号を物理的な振動に変えて、音声などの音を生み出す通常のスピーカーである。スピーカー110は、例えば端末装置11の表面に設けられる。
マイク111は、物理的な振動である音を電気信号に変換する通常のマイクロホンである。マイク111は、図2に示されるように、例えばスピーカー110と同様の面に設けられる。このような配置により、図1の左下に示すように、ユーザは携帯端末11を保持してスピーカー110を耳に当て、マイク111を口元に当てることができる。スピーカー110、マイク111の位置関係は通常の携帯電話やスマートフォン等と同様であるが、これに限定されるものではない。
センサ112は、ユーザ頭部と携帯端末11との距離を測定する機能を有する近接センサである。センサ112は、例えば赤外線方式により距離を測定する。赤外線方式とは、不図示の発光素子から放出された赤外線がユーザ頭部等の物体に当たって反射して戻ってきた反射光の量に基づいて物体との距離を測定する方式である。すなわち、距離を測定するとは、実際に距離そのものが測定される場合のみならず、反射光の量が測定される場合など、物体との距離が間接的に測定される場合も含む。従って、距離とは、距離そのもののみならず、物体によって反射された反射光の量でも良い。あるいは、距離とは、反射光の量ではなく、反射光を受けた不図示の受光素子のフォトダイオードの出力電流の値でも良い。このように、距離とは、長さを示す物理量そのもののみならず、距離に変換可能な物理量も含む。
センサ112は、例えば、スピーカー110の付近に備えられる。ユーザは耳をスピーカー110に当てて音声を聞き取るため、この場合のセンサ112は、ユーザの耳付近と携帯端末11との距離を測定できる。あるいは、センサ112は、例えばマイク111の付近に備えられる。ユーザは口元をマイク111に当てて声を発するため、この場合のセンサ112は、ユーザの口元付近と携帯端末11との距離を測定できる。このように、センサ112は、ユーザの耳や口や顔などの、通話をする際に携帯端末11に近づける部分(ユーザ頭部とよぶ)と携帯端末11との距離を測定できる位置に備えられる。
ユーザ頭部と携帯端末11との距離を端末使用距離あるいは単に使用距離とよぶ。センサ112は、例えば、携帯端末11の通話中に起動され、所定のタイミングで端末使用距離を測定する。センサ112は周期的に端末使用距離を測定しても良い。
決定部113は、センサ112により測定された使用距離に基づき、所定の情報を通話中の外部装置(単に通話相手ともよぶ)宛てに送信するか否かを決定する。ここで、所定の情報とは、例えば、使用距離が所定値以上であることを示す情報や、ユーザが通話可能でないことを示す情報である。ユーザが通話可能でないことを示す情報は、例えば、外部装置がコールセンター端末12である場合、コールセンター端末12のディスプレイに対して、例えば「現在あなたの声はお客様には聞こえておりません」との表示をさせる情報である。該情報は、所定の色や記号等であっても良いし、所定音であっても良いし、センサ112により測定された距離を示す情報であっても良い。このような情報をコールセンター端末12等のディスプレイに表示させる方法は種々の方法があり、例えば、所定のアプリケーションソフトを端末装置11やコールセンター端末12等が備えていても良い。
所定値は予め設定された距離であり、不図示の記憶部に格納される。所定値は、ユーザが設定できるようにしても良い。例えば、電話が行われる場合に携帯端末11とユーザ頭部との距離は通常0乃至数mm〜1cm程度であると考えられる。そのため、所定値は数mmあるいは1cmでも良い。
また、ユーザは、通話相手の声が大きい場合には、耳をスピーカー110から遠ざける場合がある。そのため、通話相手の声の大きさに応じて所定値が変更されるようにしても良い。例えば、携帯端末11は、不図示の音量判定部を備えても良い。そして、音量判定部が通話相手の音量を測定し、該音量が所定値以上である場合には、制御部116が所定値を通常の値よりも大きな値に変更しても良い。あるいは、該音量が大きくなるほど所定値が大きくなるように、制御部116が所定値を変更しても良い。
決定部113は、センサ112から使用距離を取得し、使用距離が所定値以上のときに所定の情報を通話中の外部装置宛てに送信することを決定する。
表示部114は、各種情報を表示させる液晶や無機、有機EL(electroluminescence)、発光ダイオード等のディスプレイである。ユーザは、例えば、アプリケーションソフトを起動させて表示部114に各種情報を表示させたり、インターネット等を介して表示部114に各種情報を表示させる。
通信部115は、携帯装置11の通話相手となる外部装置との間で信号の送受信を行う。通話相手との間には無線基地局等が介在しても良く、その場合に通信部115は無線基地局等との間での電波の送受信を行う。また、通信部115は、ゲートウェイ等を介してインターネットへアクセス可能であっても良い。このように、端末装置11は、通話機能を備える携帯電話等である。通信部115は、上述の所定の情報を外部装置に送信する。所定の情報の通信方法は、特段限定されず、インターネットを含むコンピュータネットワーク上のデータ通信回線を利用しても良い。
入力部117は、携帯端末11に各種情報を入力するボタンやタッチパネル等の入力手段である。制御部116は、携帯端末11の各部を制御する。例えば制御部116はCPU(Central Processing Unit)などからなり、OS(Operating system)を動作させて装置等の全体を制御する。また制御部116は、不図示のメモリにプログラムやデータを読み出し、これに従って各種の処理を実行する。コンピュータプログラムは、通信網に接続されている図示しない外部コンピュータからダウンロードされても良い。
コールセンター端末12は、コールセンターのオペレータ等が使用する端末である。コールセンター端末12は、携帯端末11と通話を行うことのできる機能を備える。例えばコールセンター端末12は、通常のPC(personal computer)と電話機から構成されても良い。また、コールセンター端末12は、携帯端末11と同一の機能を有する携帯端末でも良いし、他の端末装置、電話機等であっても良い。コールセンター端末12は、携帯端末11から、ユーザが通話可能でないことを示す情報を受信したとき、該情報をコールセンター端末12のオペレータに通知可能な構成を備える。例えば、コールセンター端末12は、ディスプレイに対して「現在あなたの声はお客様には聞こえておりません」との表示あるいは音声等により出力させる機能を有する。
次に、本実施の形態における情報処理システム1の動作について説明する。
図4は、本実施の形態における情報処理システム1の動作の一例を示す図である。まず、携帯端末11のユーザは、コールセンターに問い合わせを行う。具体的には、ユーザは携帯端末11を用いてコールセンター端末12と通話を開始する(ステップS10)。携帯端末11のセンサ112は、端末使用距離の測定を行う。決定部113は測定された端末使用距離を取得し、該距離が所定値以上であるか否かを判定する(ステップS11)。
端末使用距離が所定値以上でない場合、携帯端末11はそのまま通話を継続する(ステップS12)。一方、端末使用距離が所定値以上である場合には、決定部113は所定の情報をコールセンター端末12へ送信することを決定する。そして、携帯端末11の通信部115は、所定の情報をコールセンター端末12へ送信する(ステップS13)。ここで、所定の情報とは、上述したように、例えばユーザが通話可能でないことを示す情報である。所定の情報を受信したコールセンター端末12はユーザが通話可能でないことを表示あるいは音声等により出力する。該出力を感知したオペレータは、携帯端末11のユーザと携帯端末11との距離が離れており、ユーザはオペレータの音声が聞こえていない状態であると認識することができる。
本実施の形態によれば、端末装置のユーザの状態を通話相手に知らせることが可能となるため、円滑なコミュニケーションを行うことのできる端末装置、情報処理システムが提供される。
なお、本実施の形態では、情報処理システム1をコールセンター適用した場合を例としたが、携帯端末11の通話先はコールセンターである必要はない。例えば、情報処理システム1は個人間あるいは業者間のコミュニケーション支援にも用いられることは当業者に容易に理解される。また、端末装置を携帯端末11として説明したが、端末装置は携帯可能である必要はない。これは、特に携帯可能である場合を除き、以下の実施の形態でも同様である。したがって、端末装置は単に情報処理装置とよばれても良い。また、通話方法としては、インターネットを含むコンピュータネットワーク上のデータ通信回線を利用したコミュニケーション(例えばチャット等)等であっても良い。
<実施形態2>
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。本実施の形態における携帯端末11は、図5に示されるように、第1の実施の形態の携帯端末11の構成に加え、判定部118をさらに備える。
判定部118は、使用距離が所定値以上である場合に、携帯端末11が通話可能状態であるか(例えば、携帯端末11がスピーカーモードやイヤホンモード等であるか)否かを判定する。ここで、スピーカーモードとは、いわゆるハンズフリー通話とも言われ、ユーザ頭部と携帯端末11との距離が離れていても、通話中の相手との通話を行うことができる状態である。例えば、携帯端末11はスピーカー110の他に背面にも不図示のスピーカーを備え、スピーカーモードのときには該スピーカーが作動する。すなわち、携帯端末11がスピーカーモードになると、背面のスピーカーから通話中の相手の音声が聞こえるようになる。このようなスピーカーモードは、例えばユーザが入力部117を介して携帯端末11に所定の操作を行うことで実現される。かかるモードは周知の方法で実現できるため詳細説明を省略する。
また、イヤホンモードとは、携帯端末11に備えられた不図示のイヤホンマイク端子にイヤホンが接続されている状態である。イヤホンが接続されていれば、ユーザ頭部と携帯端末11との距離が離れていても、通話中の相手との通話を行うことができる。このように、スピーカーモードやイヤホンモードの場合には、使用距離が所定値以上である場合でも、ユーザは通話中の相手と通話を続けることができる。このような状態を通話可能状態とよぶ。
判定部118は、使用距離が所定値以上である場合に、携帯端末11が通話可能状態であるか否かを判定する。
決定部113は、判定部118が通話可能状態であると判定した場合、所定の情報を通話相手に送信しないと決定する。すなわち、通信部115は、通話可能状態である場合には所定の情報を通話相手に対して送信しない。
本実施の形態における携帯端末11の動作例を図6を用いて説明する。
まず、ユーザは携帯端末11を用いて通話相手と通話を開始する(ステップS20)。携帯端末11のセンサ112は、端末使用距離の測定を行う。決定部113は測定された端末使用距離を取得し、該距離が所定値以上であるか否かを判定する(ステップS21)。該距離が所定値以上でない場合(ステップS21、No)、携帯端末11はそのまま通話を継続する(ステップS22)。
端末使用距離が所定値以上である場合(ステップS21、Yes)、判定部118は、携帯端末11が通話可能状態であるか否かを判定する(ステップS23)。
通話可能状態である場合(ステップS23、Yes)、携帯端末11はそのまま通話を継続する(ステップS22)。
通話可能状態でない場合(ステップS23、No)、決定部113は所定の情報を通話相手へ送信することを決定する。そして、携帯端末11の通信部115は、所定の情報を通話相手へ送信する(ステップS24)。
本実施の形態によれば、端末装置のユーザの状態を通話相手に知らせることが可能となるため、円滑なコミュニケーションを行うことのできる端末装置、情報処理システムが提供される。特に、本実施の形態の携帯端末11は、自装置が通話可能状態であるか否かまで判定するため、より正確にユーザの状態を通話相手に知らせることが可能となる。
<実施形態3>
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。本実施の形態における携帯端末11は、図7に示すように、第1または第2の実施の形態の携帯端末11の構成に加え、タイマ119、第2センサ120をさらに備える。
第2センサ120は、携帯端末11の傾きや動きを検知する加速度センサである。例えば、第2センサ120は、重力方向に対する携帯端末11の方向を検知する。図8に示されるように、ユーザが携帯端末11を用いて通話を行う場合、携帯端末11は図の左側に示すような向きとなる(スピーカー110が上、マイク111が下の向き)。この向きを縦向きとよぶ。これに対し、ユーザが携帯端末11を机上等に置く場合、携帯端末11は図の右側に示すような、縦向きと垂直な向きとなる。この向きを横向きとよぶ。第2センサ120は、このような携帯端末11の向きを検知する。また、第2センサ120は、携帯端末11の加速度を測定することで、携帯端末11が静止状態であるか否かを検知することができる。
タイマ119は、センサ112により測定された端末使用距離が所定値以上である場合であり、かつ、第2センサにより検知された携帯端末11の向きが横向きである場合に作動する計時手段である。タイマ119は、予め設定された時間が経過したことを決定部113に通知する。予め設定された時間とは、ユーザが予め設定した時間であっても良いし、不図示の記憶部に予め書き込まれた所定時間であっても良い。
決定部113は、タイマ119から予め設定された時間が経過したことの通知を受けると、通信部115を介して、通話相手に対し第2の所定の情報を通知させる。ここで第2の所定の情報とは、実施形態1、2で説明した所定の情報と区別可能な情報であり、例えば、携帯端末11が放置状態であることを示す情報である。該情報は、例えば、通話相手に対して、「相手の電話は放置(離席中、取り込み中等)されています」などの表示を行わせる情報である。
本実施の形態における携帯端末11の動作例を図9を用いて説明する。
まず、ユーザは携帯端末11を用いて通話相手と通話を開始する(ステップS30)。携帯端末11のセンサ112は、端末使用距離の測定を行う。決定部113は測定された端末使用距離を取得し、該距離が所定値以上であるか否かを判定する(ステップS31)。
端末使用距離が所定値以上でない場合には、そのまま通話が継続される(ステップS32)。一方、端末使用距離が所定値以上である場合(ステップS31、Yes)、第2センサ120は、携帯端末11の向きを測定する。携帯端末11の向きが横向きである場合(ステップS33、Yes)には、タイマ119が作動する。所定時間が経過した場合(ステップS34、Yes)、タイマ119は決定部113に所定時間が経過したことを通知する。決定部113は、該通知を受けると、通信部115を介して、通話相手に対し第2の所定の情報を通知させる(ステップS35)。
携帯端末11の向きが横向きでない場合(ステップS33、No)には、実施形態1、2と同様に携帯端末11は、通話相手に所定の情報を通知する。なお、ステップS33でNoの場合、端末装置11には、実施形態2のステップS23以降のフローを行わせても良い。
また、ステップS34において、タイマ119の測定時間が所定時間を経過する前には、ステップS31以降のフローを定期的に携帯端末11に行わせても良い。
本実施の形態によれば、端末装置のユーザの状態を通話相手に知らせることが可能となるため、円滑なコミュニケーションを行うことのできる端末装置、情報処理システムが提供される。
通常、携帯端末11が横向きである場合、ユーザは携帯端末11を机上等に載置しているから、ユーザと携帯端末11との距離は離れていると考えられる。もっとも、ユーザ自身が携帯端末11と共に横向きになって通話をすることもありうるため、一概にユーザと携帯端末11との距離が離れているとは限らない。そこで本実施の形態では、携帯端末11が自装置の向きを測定する第2のセンサ120、および、タイマ119を備える。そして、端末使用距離が所定値以上で携帯端末の向きが横向きの場合にはタイマ119が作動する。そして、携帯端末11は、タイマ119が所定時間経過した場合には放置状態であることを示す情報を通話相手に送信する。
このような実施形態によれば、通話相手は、通話中の相手が一時的に音声を聞こえない状態にあるのか、それとも、放置した状態であるのかを把握することができる。従って、通話相手には、ユーザの状態がより正確に把握される。また、放置状態であるか否かが把握されることによって、いたずら電話等にも対応することが可能となる。
本実施の形態の変形例として、携帯端末11は、ユーザが入力部117等を所定時間操作していない(例えばタッチパネルやボタンに一定時間操作がない)ことや自装置が動いていないことを検知する不図示の検知部を備えていても良い。そして、ユーザの操作がないことをトリガーとして、放置状態であるか否かが決定されても良い。
<実施形態4>
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。本実施の形態における端末装置11は、図10に示されるように、センサ112、決定部113、通信部115を備える。これらの各部の機能は実施形態1で説明したため説明を省略する。
図11に示されるように、本実施の形態における携帯端末11のセンサ112は、ユーザの通話中にユーザ頭部と携帯端末11との端末使用距離を測定する(ステップS40)。
次に、決定部113は、センサ112により測定された距離に基づき、所定の情報を送信するか否か決定する(ステップS41)。次に、通信部115(送信手段)は、前記決定により、所定の信号を、通話中の外部装置に送信する(ステップS42)。
本実施の形態によれば、端末装置のユーザの状態を通話相手に知らせることが可能となるため、円滑なコミュニケーションを行うことのできる端末装置が提供される。
<実施形態5>
次に、本発明の第5の実施の形態について説明する。本実施の形態における受信装置21は、図12に示されるように、受信部211、判定部212、出力部213を備える。
受信部211は、通話中の相手となる携帯電話等の端末装置等から距離を含む情報を受信する。ここでの端末装置等とは、上述のように、例えばセンサ112を備え、当該センサ112によって測定された端末使用距離を通話中の外部装置に送信する機能を備える。また、端末装置等は、測定された端末使用距離を、例えば、周期的、または略周期的あるいはランダムに外部装置に送信する。受信部211は、このように送信される端末使用距離を含む情報(端末使用距離そのものであっても良い)を端末装置等から受信する。
判定部212は、受信部211が受信した情報に含まれる端末使用距離が所定値以上であるか否かを判定する。
出力部213は、判定部212により所定値以上と判定された場合に、所定の情報を出力する。出力先は、受信装置211が備える、あるいは受信部211に接続される不図示の表示部、スピーカー等である。出力先が表示部である場合、出力される所定の情報とは、例えば、「現在あなたの声は相手に聞こえておりません」との文字情報や、所定の色、記号等である。出力先がスピーカーである場合、出力される所定の情報とは、例えばアラーム音である。
本実施の形態によれば、端末装置のユーザの状態を通話相手が知ることが可能となるため、円滑なコミュニケーションを行うことのできる情報処理装置が提供される。その理由は、通話相手となる端末装置等から端末使用距離を取得し、該距離が所定値以上である場合に受信装置がその旨を出力するためである。
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解しうる様々な変更をすることができる。
例えば、本発明は以下の付記のように記載されうるが、以下に限られない。
(付記1)
ユーザの通話中に当該ユーザ頭部と自装置との距離を測定するセンサと、
前記センサにより測定された前記距離に基づき、所定の情報を送信するか否か決定する決定手段と、
前記決定により、前記所定の情報を自装置と通話中の外部装置に送信する送信手段と、
を備える情報処理装置。
(付記2)
前記所定の情報は、前記ユーザが通話可能でないことを示す情報であり、
前記決定手段は、前記距離が所定値以上のときに前記情報を送信することを決定する
付記1に記載の情報処理装置。
(付記3)
前記距離が所定値以上である場合に、通話可能状態か否かを判定する判定手段をさらに備え、
前記送信手段は、通話可能状態である場合には前記情報を送信しない
付記2に記載の情報処理装置。
(付記4)
自装置の向きを測定する第2のセンサ、および、タイマをさらに備え、
前記距離が所定値以上で前記向きが所定方向の場合には前記タイマが作動し、前記送信手段は、前記タイマが所定時間経過した場合には放置状態であることを示す情報を前記外部装置に送信する付記1乃至3のいずれかに記載の情報処理装置。
(付記5)
前記外部装置から前記自装置に向かって発せられる音量の大きさを測定する音量判定手段と、
測定された前記音量が大きいほど前記所定値の値を大きな値に設定する制御手段と、
を備える付記1乃至4のいずれかに記載の情報処理装置。
(付記6)
請求項1乃至5のいずれかに記載の情報処理装置と、
前記外部装置とからなる情報処理システム。
(付記7)
ユーザの通話中に当該ユーザ頭部と自装置との距離を測定するセンサを備える端末装置に、
前記センサにより測定された前記距離に基づき、所定の情報を送信するか否か決定させる決定ステップと、
前記決定により、前記所定の情報を自装置と通話中の外部装置に送信させる送信ステップと、
を実行させる情報処理プログラム。
(付記8)
前記所定の情報は、前記ユーザが通話可能でないことを示す情報であり、
前記決定ステップは、前記距離が所定値以上のときに前記情報を送信することを決定するステップである付記7に記載の情報処理プログラム。
(付記9)
前記距離が所定値以上である場合に、通話可能状態か否かを判定する判定ステップをさらに実行させ、
前記送信ステップにおいて、通話可能状態である場合には前記情報を送信させない
付記8に記載の情報処理プログラム。
(付記10)
ユーザの通話中に当該ユーザ頭部と自装置との距離を測定するセンサを備える端末装置が、
前記センサにより測定された前記距離に基づき、所定の情報を送信するか否か決定し、
前記決定により、前記所定の情報を自装置と通話中の外部装置に送信する
情報処理方法。
(付記11)
前記所定の情報は、前記ユーザが通話可能でないことを示す情報であり、
前記距離が所定値以上のときに前記情報を送信することを決定する付記10に記載の情報処理方法。
(付記12)
前記距離が所定値以上である場合に、通話可能状態か否かをさらに判定し、
通話可能状態である場合には前記情報を送信しない付記10に記載の情報処理方法。
(付記13)
通話機能を備える情報処理装置であって、
ユーザの通話中に当該ユーザ頭部と自装置との距離が所定値以下である場合に、通話中の外部装置に所定の情報を送信する情報処理装置。
(付記14)
通話中の端末装置から、当該端末装置と当該端末装置のユーザ頭部との距離を示す情報を受信する受信手段と、
前記距離が所定値以上であるか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により所定値以上と判定された場合に、所定の情報を出力する出力手段と、を備える情報処理装置。
1 情報処理システム
11 携帯端末
12 コールセンター端末
110 スピーカー
111 マイク
112 センサ
113 決定部
114 表示部
115 通信部
116 制御部
117 入力部
118 判定部
119 タイマ
120 第2センサ

Claims (5)

  1. ユーザの通話中に当該ユーザ頭部と自装置との距離を測定するセンサと、
    前記センサにより測定された前記距離が所定値以上である場合に、通話可能状態か否かを判定する判定手段と、
    前記判定に応じて、前記ユーザが通話可能でないことを示す情報を送信するか否か決定する決定手段と、
    前記決定に応じて、前記情報を自装置と通話中の外部装置に送信する送信手段と、を備え
    前記決定手段は、前記判定が通話可能状態である場合に前記情報を送信しないことを決定し、前記判定が通話可能状態でない場合に前記情報を送信することを決定する、
    報処理装置。
  2. 自装置の向きを測定する第2のセンサ、およびタイマをさらに備え、
    前記距離が所定値以上で前記向きが所定方向の場合には前記タイマが作動し、前記送信手段は、前記タイマが所定時間経過した場合には第2の所定の情報を前記外部装置に送信する請求項1に記載の情報処理装置。
  3. ユーザの通話中に当該ユーザ頭部と自装置との距離を測定するセンサを備える情報処理装置に、
    前記センサにより測定された前記距離が所定値以上である場合に、通話可能状態か否かを判定させる判定ステップと、
    前記判定に応じて、前記ユーザが通話可能状態でないことを示す情報を送信するか否か決定させる決定ステップと、
    前記決定に応じて、前記情報を自装置と通話中の外部装置に送信させる送信ステップと、を実行させ
    前記決定ステップでは、前記判定が通話可能状態である場合に前記情報を送信しないことを決定させ、前記判定が通話可能状態でない場合に前記情報を送信することを決定させる、
    報処理プログラム。
  4. ユーザの通話中に当該ユーザ頭部と自装置との距離を測定するセンサを備える情報処理装置が、
    前記センサにより測定された前記距離が所定値以上である場合に、通話可能状態か否かを判定し、
    前記判定に応じて、前記ユーザが通話可能でないことを示す情報を送信するか否かを決定し、
    前記決定に応じて、前記情報を自装置と通話中の外部装置に送信し、
    前記決定は、前記判定が通話可能状態である場合に前記情報を送信しないことを決定し、前記判定が通話可能状態でない場合に前記情報を送信することを決定する
    情報処理方法。
  5. 通話中の外部装置から、当該外部装置と当該外部装置のユーザ頭部との距離を示す情報を受信する受信手段と、
    前記距離が所定値以上である場合に、通話可能状態か否かを判定する判定手段と、
    前記判定に応じて、前記ユーザが通話可能でないことを示す情報を出力するか否かを決定する決定手段と、
    前記決定に応じて前記情報を出力する出力手段と、を備え
    前記決定手段は、前記判定が通話可能状態である場合に前記情報を出力しないことを決定し、前記判定が通話可能状態でない場合に前記情報を出力することを決定する、
    報処理装置。
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