JP6178975B2 - 固体撮像装置 - Google Patents

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Description

本開示は、光電変換部が半導体基板上方に配置された積層型の固体撮像装置に関する。
近年、MOS(Metal Oxide Semiconductor)型の固体撮像装置は携帯機器カメラ、車載カメラ及び監視カメラに搭載されている。
これらの固体撮像装置には高解像度の撮像能力が求められているため、固体撮像装置の微細化および多画素化が必要となっている。従来の固体撮像装置においては画素の微細化によってフォトダイオードのサイズも縮小している。それに伴い、飽和信号量が低下すること、及び、開口率が減少することにより感度が低下するという課題があった。
この課題を解決する固体撮像装置として、積層型の固体撮像装置が提案されている。積層型固体撮像装置では、半導体基板の上方に光電変換膜が積層されているため、受光面積が大きいというメリットがある。そして、当該固体撮像装置は光電変換膜内における光電変換によって発生した電荷を半導体基板内でCCD(Charge Coupled Device)回路またはCMOS(Complementaly MOS)回路を用いて読みだす構造となっている。
従来の積層型の固体撮像装置として、特許文献1に示すものがある。特許文献1に示す積層型の固体撮像装置では、第1導電型イオン注入層(電荷蓄積領域)のリーク電流を抑制するために、電荷蓄積領域の上に、N層及び第1メタルコンタクト(コンタクトプラグ)を囲むように第2導電型イオン注入層(表面層)を形成している。
特開2009−164604号公報
しかしながら、トランジスタと電荷蓄積領域の間の表面層を、ピニングに十分な濃度で形成する場合、トランジスタと電荷蓄積領域との接続不良が発生する。表面層と共に電荷蓄積領域を高濃度化すると、電荷蓄積領域の結晶欠陥の増加等によって、リーク電流が増大する。
逆に、表面層を低濃度化する場合は、コンタクトプラグ周辺の空乏層面積が拡大するため、表面欠陥による電荷蓄積領域へのリーク電流が増加する。
また、微細化のためにコンタクトプラグとトランジスタのゲート電極との間の距離を短くした場合、ゲート電極とコンタクトプラグとの間に形成された表面層によって、ゲート電極とコンタクトプラグとの間の表面に急峻なPN接合が形成される。そのため、トンネル電流によるリーク電流も発生する。
本開示は、上記課題に鑑み、微細化時においても、トランジスタと電荷蓄積領域との接続不良を起こさず、リーク電流を抑制できる積層型の固体撮像装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本開示の一形態に係る固体撮像装置は、半導体基板と、前記半導体基板上にアレイ状に配置された複数の単位画素と、前記単位画素毎に配置された画素電極と、前記画素電極上に配置され、光を電気信号に変換する光電変換膜と、前記光電変換膜上に配置された透明電極と、前記画素電極と電気的に接続され、前記光電変換膜からの電荷を蓄積し、前記半導体基板内に配置された第一導電型の電荷蓄積領域と、前記
電荷蓄積領域と前記画素電極とを電気的に接続するコンタクトプラグと、前記半導体基板表面に配置され、前記コンタクトプラグと前記電荷蓄積領域とを接続し、前記電荷蓄積領域よりも前記第一導電型の不純物濃度が高い接続部と、前記電荷蓄積領域と電気的に接続された第1のトランジスタと、 前記電荷蓄積領域を隣接する素子および隣接する前記単位画素と分離するための分離領域と、 前記半導体基板表面において、前記接続部及び前記分離領域の間に配置される、前記第一導電型とは反対の導電型である第二導電型の表面層と、前記半導体基板表面において、前記接続部と、前記第1のトランジスタのゲート電極直下半導体基板表面との間に配置される第1の不純物領域と、を備え、前記第1の不純物領域は前記第二導電型の不純物濃度が前記表面層よりも低い、又は、前記第一導電型である。



本開示によれば、微細化時においても、トランジスタと電荷蓄積領域との接続不良を起こさず、リーク電流を抑制できる積層型の固体撮像装置を提供することができる。
第1の実施形態における固体撮像装置を示す図 第1の実施形態における固体撮像装置の動作を示すタイミングチャート 第1の実施形態における固体撮像装置の断面図 第2の実施形態における固体撮像装置の断面図 第3の実施形態における固体撮像装置の断面図 第1の実施形態に係る固体撮像装置の製造過程における断面図 第1の実施形態に係る固体撮像装置の製造過程における断面図 第1の実施形態に係る固体撮像装置の製造過程における断面図 第1の実施形態に係る固体撮像装置の製造過程における断面図 第1の実施形態に係る固体撮像装置の製造過程における断面図 第1の実施形態に係る固体撮像装置の製造過程における断面図 第2の実施形態に係る固体撮像装置の製造過程における断面図 第2の実施形態に係る固体撮像装置の製造過程における断面図 第2の実施形態に係る固体撮像装置の製造過程における断面図 第2の実施形態に係る固体撮像装置の製造過程における断面図 第2の実施形態に係る固体撮像装置の製造過程における断面図 第2の実施形態に係る固体撮像装置の製造過程における断面図 第2の実施形態に係る固体撮像装置の製造過程における隣接画素の断面図 第3の実施形態に係る固体撮像装置の製造過程における断面図 第3の実施形態に係る固体撮像装置の製造過程における断面図 第3の実施形態に係る固体撮像装置の製造過程における断面図 第3の実施形態に係る固体撮像装置の製造過程における断面図 第3の実施形態に係る固体撮像装置の製造過程における断面図 第3の実施形態に係る固体撮像装置の製造過程における断面図 第3の実施形態に係る固体撮像装置の製造過程における断面図 実施形態に係る撮像装置の構成例を示す図
以下、本開示の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、特許請求の範囲に係る発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。また、本開示の範囲を逸脱しない範囲で、適宜変更は可能である。さらに、複数の実施形態における各構成要素を任意に組み合わせても良い。実質的に同一の構成に対しては同じ符号を付して、説明を省略することがある。
(第1の実施形態)
まず、第1の実施形態に係る固体撮像装置の構成を説明する。
(回路構成)
図1に示すように第1の実施形態に係る固体撮像装置は、半導体基板上にアレイ状に配置された複数の単位画素11と、単位画素11に種々のタイミング信号を供給する垂直走査部(行走査部とも呼ぶ)13と、単位画素11の信号を順次、水平出力端子142へ読み出す水平走査部(列走査部とも呼ぶ)15と、列ごとに形成された列信号線141と、単位画素11を暗時の状態にリセットするために列ごとに設けられたリセット線126とを備えている。
なお、図1において、単位画素11を「2行2列」分だけを記載しているが、行数及び列数は任意に設定して良い。
単位画素11は光電変換部111と、増幅トランジスタ108aと、リセットトランジスタ108bと、選択トランジスタ108cとを備えている。
光電変換部111は、単位画素11毎に配置された画素電極113と、画素電極113上に配置され、光を電気信号に変換(光電変換)する光電変換膜114と、光電変換膜114上に配置された透明電極115とを有する。
なお、本明細書において、「上」、「上方」とは、半導体基板から光電変換部への方向を指す。
画素電極113は単位画素11毎に分離されている。透明電極115は、光電変換膜114に対して、光電変換に必要な所定の電圧を印加する。
光電変換部111は、増幅トランジスタ108aのゲート及びリセットトランジスタ108bのドレインと、光電変換部制御線131との間に接続されている。
画素電極113にゲートが接続された増幅トランジスタ108aは、画素電極113の電圧に応じた信号電圧を、選択トランジスタ108cを介して列信号線141に出力する。増幅トランジスタ108aのソース及び選択トランジスタ108cのドレインは、共通の拡散層で形成される。
リセットトランジスタ108bのドレインは画素電極113と接続され、ソースは対応するリセット線126に接続されている。リセット線126はリセット端子VRに接続されている。
選択トランジスタ108cのゲートは、アドレス制御線121を介して垂直走査部13と接続されている。リセットトランジスタ108bのゲートは、リセット制御線123を介して垂直走査部13と接続されている。アドレス制御線121及びリセット制御線123は行ごとに設けられている。
光電変換部制御線131は、全単位画素11の透明電極115と共通に接続されている。列毎に設けられた列信号線141は、列信号処理部21を介して水平走査部15と接続されている。列信号処理部21は、例えば、相関二重サンプリングに代表される雑音抑制信号処理、及び、アナログ/デジタル変換処理等を行う。
(駆動タイミングチャート)
図2は本実施形態に係る固体撮像装置の基本的な撮像動作を示すタイミングチャートである。
本実施形態に係るリセットトランジスタ108bはp型MOSトランジスタであり、そのゲートに入力されるリセット信号に含まれるリセットパルスが負パルス(下向きのパルス)であり、リセットパルスの後縁(後ろのエッジ)が立ち下がりエッジである例について説明する。
図2のSELnは、n(n:自然数)行目の行選択信号を示す。RSTnは、n行目の行リセット信号を示す。1水平周期は、行選択信号が有効になってから次の行選択信号が有効になるまで(SEL1の立ち下がりからSEL2の立ち下がりまで)の期間であり、1行分の単位画素から信号電圧を読み出すために必要な期間である。1垂直周期は、全行の単位画素から信号電圧を読み出すために必要な期間である。
(画素断面構造)
図3は、第1の実施形態に係る固体撮像装置の1つの単位画素11の断面図である。
半導体基板101の上方には、光電変換部111が形成されている。光電変換部111は、有機材料、又は、アモルファスシリコン及びゲルマニウムに代表される半導体を含む材料などで構成される光電変換膜114と、光電変換膜114の半導体基板101側の面に形成された画素電極113と、光電変換膜114の入射光の入射側の面上に形成された透明電極115とを有している。光電変換膜114は、光吸収係数が大きいため、シリコンよりも量子効率が良い。
画素電極113は、コンタクトを介して増幅トランジスタ108aのゲート電極及び電荷蓄積領域104と接続されている。電荷蓄積領域104は、リセットトランジスタ108bのソースである拡散層としても機能する。
図3に示す単位画素11は、N型の半導体基板101と、半導体基板101上方に配置された光電変換部111からの信号電荷を蓄積するP型の電荷蓄積領域104と、画素電極113と電荷蓄積領域104とを電気的に接続するコンタクトプラグ107aと、電荷蓄積領域104の表面に配置されたN型の表面層105と、半導体基板101との間にゲート酸化膜(図示せず)を介して形成されるリセットトランジスタ108bのゲート電極120と、コンタクトプラグ107aとゲート電極120直下の半導体基板101とを電気的に接続する第1の不純物領域103と、コンタクトプラグ107aと電荷蓄積領域104とを電気的に接続するP型の第2の不純物領域106と、コンタクトプラグ107a上の第1配線107bとを備える。
電荷蓄積領域104を隣接する素子および隣接する単位画素11と分離するための分離領域102と、コンタクトプラグ107aと電荷蓄積領域104との接続部との間に、表面層105は配置される。
第1の不純物領域103は、半導体基板101表面において、コンタクトプラグ107aと電荷蓄積領域104との接続部を囲うように配置され、リセットトランジスタ108bのゲート電極とコンタクトプラグ107aとの間には配置されていない。
第1の不純物領域103は、表面層105よりも低濃度のN型であってもよいし、第2の不純物領域106よりも低濃度のP型であってもよい。
第1の不純物領域103がP型領域の場合、Pチャネルのリセットトランジスタ108bと、コンタクトプラグ107aとの間にポテンシャル障壁が形成されない。これによりリセットトランジスタ108bをONにしたときに、電荷蓄積領域104の電荷をリセットするのに十分な電流を確保することが可能となる。逆に、第1の不純物領域103がN型領域の場合、リセットトランジスタ108bとコンタクトプラグ107aの間にポテンシャル障壁が形成されるため、信号電荷量が多い場合など、電荷蓄積領域104の電荷をリセットしきれない場合がある。しかし、第一の不純物領域103のN型不純物濃度が、少なくとも表面層105よりも低ければ、リセットトランジスタ108bと、コンタクトプラグ107aとの間のポテンシャル障壁を低減することができ、十分なON電流を確保することが可能となる。
なお、第1の不純物領域103がN型領域の場合、不純物濃度を増加させる(表面層105の濃度に近づける)ほど、リセットトランジスタ108bとコンタクトプラグ107aとが接続されにくくなるため、ON電流は不足する。しかし、リセットトランジスタがOFFの状態の間は半導体基板101表面に形成される空乏層を抑制し、リーク電流を低減しやすくなるという利点はある。第一の不純物領域103はリセットトランジスタのON電流の確保の観点、リーク電流抑制の観点の双方から、短く作製することが好ましい。
第1の不純物領域は、平面視において、ゲート電極120の周囲を囲むサイドウォール116と少なくとも部分的に重なっていてもよい。なお、本明細書において「平面視」とは、半導体基板表面の垂線方向から見ることを指す。
第2の不純物領域106は、電荷蓄積領域104よりも高濃度のP型不純物を有していることが好ましい。コンタクトプラグ107aと電荷蓄積領域104とのコンタクト抵抗を低減するためである。
リセットトランジスタ108bは、第2のコンタクトプラグ125を介してリセット端子VRと接続される。また、第2のコンタクトプラグ125は、リセットトランジスタ108bのソースであるP型の第3の不純物領域127と、P型の第4の不純物領域129を介して接続されている。第4の不純物領域129の不純物濃度は、第3の不純物領域127よりも高い方が好ましい。第2のコンタクトプラグ125と第3の不純物領域127とのコンタクト抵抗を低減するためである。
コンタクトプラグ107a、第1配線107b及び第2のコンタクトプラグ125はポリシリコンで構成されていても良いし、W、Cu及びAlのいずれかを含む金属で構成されていても良い。
第1配線107bはサイドウォール116と平面視において、重なるように配置されていてもよい。
第1配線107bは第1金属プラグ110aを介して第2配線112aと接続されている。第3配線112bは第2金属プラグ110bを介して第2配線112aと接続されている。第4配線112cは第3金属プラグ110cを介して第3配線112bと接続されている。画素電極113は第4金属プラグ110dを介して第4配線112cと接続されている。ゲート電極120は第5金属プラグ122を介して第5配線124と接続されている。
各金属プラグ及び第2から第5配線はW、Cu及びAlのいずれかを含む金属で構成されていることが好ましい。なお、本実施形態はあくまで一例であり、配線の層数は任意である。
第2配線112aと第5配線124上には、拡散防止層130aが配置されている。第3配線112b上には、拡散防止層130bが配置されている。第4配線112c上には、拡散防止層130cが配置されている。各拡散防止層は、配線材料の拡散を防ぐために設けられ、SiN、SiCやSiCN等で構成される。
各配線層間にはそれぞれ、SiO2等から構成される絶縁層109a、109b、109c及び109dが配置されている。
電荷蓄積領域104は結晶欠陥によるリーク電流低減のため、1016cm-3以上、1018cm-3以下の低濃度のP型領域で形成することが好ましい。また、拡散容量を減らすことで変換利得を高めるために、第2の不純物領域106のみを電荷蓄積領域として利用する場合は、電荷蓄積領域104は省略しても構わない。また、第2の不純物領域106はコンタクト抵抗低減のために1018cm-3以上のP型領域で形成することが好ましい。また、表面層105は基板表面をN型にピニングするために1018cm-3以上のN型領域で形成することが好ましい。第1の不純物領域103はリセットトランジスタ108bのON動作時にポテンシャル障壁を形成しないように1017cm-3以下のN型、またはP型領域で形成することが好ましい。
光電変換膜114で生成された電荷のうち信号電荷として正孔が画素電極113を介して電荷蓄積領域104に蓄積される。一方、電子は透明電極115に排出される。電荷蓄積領域104に蓄積された信号電荷に応じて増幅トランジスタ108aのゲート電極に印加される電圧が増加する。
信号読み出し後にリセットトランジスタ108bのゲート電極120に所定の電圧を印加することで、電荷蓄積領域104はリセット電圧に設定される。
上記の構成であれば、表面層105を高濃度で形成しても、電荷蓄積領域104のリセット動作に影響を及ぼさないため、良好なトランジスタ特性が得られる。また、リセットトランジスタ108bがオフの状態において、サイドウォール116直下の領域はゲート電極120と、コンタクトプラグ107aへの電圧印加によりN型へのピニングが可能となる。従って、表面層105が存在しないことによるリーク電流を抑制できる。
回路構成上、リセットトランジスタ108bと電荷蓄積領域104との間に転送トランジスタを設ける場合は、図1で説明したリセットトランジスタ108bを転送トランジスタに置き換えて配置してもよい。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。第1の実施形態との相違点を主に説明し、重複する説明は省略する。
(画素断面構造)
図4は第2の実施形態に係る固体撮像装置における1つの画素に含まれる電荷蓄積領域104とリセットトランジスタ108bとを含む構成を示す断面図である。
第1の実施形態とは異なり、コンタクトプラグ107aとゲート電極120との間のサイドウォール116下部にも、P型の第2の不純物領域106が配置されている。つまり、第2の不純物領域106は、平面視において、サイドウォール116と少なくとも部分的に重なっている。そして、第2の不純物領域106と前記コンタクトプラグとが、平面視において重ならない領域を有している。
上記の構成により、コンタクトプラグ107aとゲート電極120との間のP型濃度が高くなるため、リセットトランジスタ108bがON時に電荷蓄積領域104と接続しやすくなる。
第1配線107bは、第1の実施形態に比べて、半導体基板101により近い位置に配置されている。また、第1配線107bは、平面視において、ゲート電極120を部分的に覆うように配置されていてもよい。
上記の構成により、リセットトランジスタ108bのOFF時に、ゲート電極120とコンタクトプラグ107aへの電圧印加により、サイドウォール116下をN型に、さらにピニングしやすくなる。そのため、電荷蓄積領域104へのリーク電流を抑制できる。
コンタクトプラグ107aが平面視において、サイドウォール116と部分的に重なるように配置されていてもよい。この構成により、コンタクトプラグ107aとサイドウォール116との間に配置される表面層105が無くなるため、表面欠陥によるリーク電流が抑制できる。また微細化にも有利である。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態について説明する。第1及び第2の実施形態との相違点を主に説明し、重複する説明は省略する。
(断面構造図)
図5は第3の実施形態に係る固体撮像装置における1つの画素に含まれる電荷蓄積領域104とリセットトランジスタ108bとを含む構成を示す断面図である。
図5に示すコンタクトプラグ107aの半導体基板101からの高さが図4に示す構成よりもさらに低い。
上記の構成により、P型の第2の不純物領域106をサイドウォール116下部にさらに広げられる。そのため、リセットトランジスタ108bがON時に電荷蓄積領域104と、さらに接続しやすくなる。
また、コンタクトプラグ107aは、第2の実施形態と比較して、さらに幅が広く形成されている。
上記の構成により、コンタクトプラグ107a形成時の合わせズレによって、電荷蓄積領域104とコンタクトプラグ107aとが正常にコンタクトできなくなることを抑止できる。
(第1の実施形態に係る固体撮像装置の製造方法)
以下、第1の実施形態に係る固体撮像装置の製造方法について、図6A〜Fに示す断面図を参照して説明する。
まず、図6Aに示すように、N型のイオン注入により、半導体基板101に分離領域102を形成する。また、P型のイオン注入により、半導体基板101に電荷蓄積領域104を形成する。
続いて、図6Bに示すように、電荷蓄積領域104の一部と平面視において重なるように、リセットトランジスタ108bのゲート電極120を形成する。第1の不純物領域103は便宜上色分けをしているが、次の過程で形成される表面層105より濃度が低ければ、ゲート電極120直下の半導体基板表面等、他の領域の濃度と同程度でも構わない。なお、「同程度」とは、製造上の誤差を含む。
この過程において、リセットトランジスタ108bのソースである第3の不純物領域127、ゲート電極を持つMOSトランジスタ(増幅トランジスタ108a及び選択トランジスタ108c)、当該MOSトランジスタ形成と同時に信号処理を行う周辺回路を構成するトランジスタ、及び、当該MOSトランジスタのソース・ドレインも形成する。
この時、リセットトランジスタ108bの閾値電圧Vtを調整するためにゲート電極120下にN型のイオン注入をしてもよい。この注入により第1の不純物領域103の濃度も調整できる。
続いて、図6Cに示すように、ゲート電極120の周りには、例えば、SiON等からなるサイドウォール116を形成する。この時、他のMOSトランジスタに対しても同時にサイドウォールを形成する。また、サイドウォール116をマスクとしたN型のイオン注入により、表面層105を形成する。
続いて、図6Dに示すように絶縁層109aをスパッタリング法またはCVD法を用いて堆積する。その後、コンタクトプラグ107aを形成する部分にコンタクトホール107a´を形成する。そして、コンタクトホール107a´上からP型のイオン注入を行うことで、第2の不純物領域106を形成する。
続いて、図6Eに示すように107a´上からW、Cu及びAlのいずれかを含む金属またはポリシリコンなどの半導体材料からなる導電体132をCVD法またはスパッタリング法を利用して堆積する。
続いて、図6Fに示すように一般的な方法を用いて第1金属プラグ110aおよび、第2配線112aを形成する。そして、第2金属プラグ110b、第3金属プラグ110c及び第4金属プラグ110d、第3配線112b及び第4配線112c、絶縁層109b及び109c、画素電極113、光電変換膜114、透明電極115、保護膜(図示せず)、カラーフィルタ(図示せず)およびレンズ(図示せず)を形成することで、図3に示す構造が形成される。なお、これらの製造方法は従来の積層型の固体撮像装置の製造方法と同様であるので詳細な説明は割愛する。
なお、コンタクトプラグ107aをサイドウォール116から離れた位置に形成する場合は、コンタクトプラグ107aとゲート電極120との間に表面層105が注入されないようなマスクを別途用いて形成してもよい。
(第2の実施形態に係る固体撮像装置の製造方法)
第2の実施形態に係る固体撮像装置の製造方法について、図7A〜Fに示す断面図を参照して説明する。以下、第1の実施形態に係る固体撮像装置の製造方法と異なる箇所を中心に説明する。
図7A及び図7Bにおける過程は、第1の実施形態における図6A及び図6Bと実質的に同様であるため、説明を省略する。
図7Cに示すように、ゲート電極120の周りにはサイドウォール116を形成する。この時、他のMOSトランジスタも同時にサイドウォールを形成する。また、サイドウォール116をマスクとしたN型のイオン注入により、表面層105を形成する。
このとき、表面層105の注入時のツイスト角度はゲート電極120側に向ける。これによりサイドウォール116下部にもN型領域である表面層105を作成できるため、サイドウォール116下部の空乏層の広がりを抑制でき、電荷蓄積領域104へのリーク電流を抑制できる。
なお、ツイスト角度とは、オリエンテーションフラット又はノッチを基準として、ウェーハを回転させた角度を言う。
図7Cに平面図も表示する。サイドウォール116をマスクとしてリセットトランジスタ108b側にN型のイオン注入を行うことで、サイドウォール116下部のN型不純物濃度が増加する。そのため、リセットトランジスタ108bのOFF時に表面のピニングが行いやすくなる。
続いて、図7Dに示すように絶縁層130をスパッタリング法またはCVD法を用いて堆積する。その後、コンタクトプラグ107aを形成する部分にコンタクトホール107a´を形成する。そして、コンタクトホール107a´上からP型のイオン注入を行うことで、第2の不純物領域106を形成できる。
このとき、図7DのAA´断面図に示すように、コンタクトホール107a´の半導体基板101表面からの高さ、つまり、コンタクトプラグ107aの半導体基板101表面からの高さを、第1の実施形態に係るコンタクトホール107a´よりも低く形成する。例えば、ゲート電極120の半導体基板101表面からの高さより低く形成すればよい。
このような構成とすることで、コンタクトホール107a´上からP型のイオン注入をする際のツイスト角度をゲート電極120側に向けられるため、P型の第2の不純物領域106がサイドウォール116直下にも形成できる。
なお、コンタクトプラグ107aのリセットトランジスタ108bのチャネル方向に延びる辺の長さは、コンタクトプラグ107aのチャネル方向と直交する方向に延びる辺の長さより長く形成されていてもよい。
また、図7Cの時点では、N型の表面層105を斜めに注入したことにより、サイドウォール直下の濃度はN型側にシフトしている。コンタクトホール107a´上からのP型イオン注入により、第1の不純物領域103のN型の不純物濃度を低化、またはP型の導電型へ変化させられる。
また、図7DのBB´断面図に示すように、表面層105において、コンタクトホール107a´と隣接していない領域に関しては、P型イオン注入が行われていないため、N型不純物濃度が保たれている。この構成により、リセットトランジスタ108bのオフ時にピニングしやすくなるため、電荷蓄積領域104へのリーク電流を抑制しやすくなる。
以上の過程によって、コンタクトプラグ107aとリセットトランジスタ108bとを、さらに接続しやすく形成できる。
図7E及び図7Fでの過程は、第1の実施形態における図6E及び図6Fと実質的に同様であるため、説明を省略する。
なお、図8に示すように、隣接する単位画素A及び単位画素Bが、単位画素Aと単位画素Bとの境界面で対称に配置されている場合は、図7Dに示した工程において、第2の不純物領域106を形成するためにツイスト角度を180度回転した条件でP型イオン注入を行う必要がある。
例えば、単位画素Aにイオン注入する場合は、単位画素Bの表面層105側にもP型のイオン注入が行われる恐れがあるため、単位画素Bの表面層105において注入欠陥の増大によるリーク電流増加が懸念される。しかし、単位画素Bのゲート電極120及び該ゲート電極120上の絶縁層130が、単位画素Bのコンタクトホール107a´へのイオン注入を遮るように設計することで、単位画素Bの表面層105側への注入が防げる。
このようにすれば、単位画素A及び単位画素Bそれぞれの第2の不純物領域106が、単位画素Aと単位画素Bとの境界面に対称に形成され、第2の不純物領域106を形成する際に余計なマスク等が不要となる。
(第3の実施形態の製造方法)
第3の実施形態に係る固体撮像装置の製造方法について、図9A〜Fに示す断面図を参照して説明する。以下、第2の実施形態に係る固体撮像装置の製造方法と異なる箇所を中心に説明する。
まず、図9Aから図9Cにおける過程は、第2の実施形態における図7Aから図7Cと実質的に同様であるため、説明を省略する。
図9Dに示すように絶縁層130をスパッタリング法またはCVD法を用いて堆積する。その後、コンタクトプラグ107aを形成する部分にコンタクトホール107a´を形成する。そして、コンタクトホール107a´上からP型のイオン注入を行うことで、第2の不純物領域106を形成できる。
このとき、コンタクト抵抗低減に必要なコンタクトプラグ幅をA、製造装置の制約により発生し得る合わせズレの最大長さをBとしたとき、コンタクトホール107a´の幅はA+B以上であることが望ましい。これにより、合わせズレの発生によりコンタクトホール107a´がサイドウォール116に完全に重なることでコンタクトが取れなくなることを防げる。
続いて、図9Eに示すようにコンタクトホール107a´上から導電体132をCVD法またはスパッタリング法を利用して堆積する。
続いて、図9Fに示すように堆積した導電体132に対してドライエッチングを行うことで、第一配線107bを形成する。
このとき、第一配線107bのy軸方向の長さを、ゲート電極120のy軸方向の長さよりも長く形成する。より好ましくは、第一配線107bのy軸方向の長さを、サイドウォール116のy軸方向の長さよりも長く形成する。
この構成により、コンタクトプラグ107aに電圧を印加した場合に、電荷蓄積領域104の電圧がリセットトランジスタ108bのオフ電圧に近づくに連れて、サイドウォール116下部をN型にピニングしやすくなるため、電荷蓄積領域104のリーク電流を抑制しやすくなる。
ここで、x軸方向はリセットトランジスタ108bのチャネル方向であり、y軸方向は該チャネル方向と直交する方向である。なお、ここでいう「直交」とは、略直交、つまり、製造上の誤差を含む。具体的には、±5°以内の誤差を含む。
続いて、図9Gに示すように一般的な方法を用いて第1金属プラグ110aおよび、第2配線112aを形成する。そして、第2金属プラグ110b、第3金属プラグ110c及び第4金属プラグ110d、第3配線112b及び第4配線112c、絶縁層109b及び109c、画素電極113、光電変換膜114、透明電極115、保護膜(図示せず)、カラーフィルタ(図示せず)およびレンズ(図示せず)を形成することで、図5に示す構造が形成される。なお、これらの製造方法は従来の積層型固体撮像装置の製造方法と同様であるので詳細な説明は省略する。
なお、図において、第2の不純物領域106及び第4の不純物領域129を曲面的な形状として図示しているのはあくまで例示であり、形状は問わない。つまり、矩形であっても構わないし、その他の形状であっても構わない。
(実施形態に係る固体撮像装置を用いた撮像装置)
以下、上述した第1〜第3の実施形態のいずれかで説明した固体撮像装置を用いた撮像装置(カメラ)について説明する。
図10は撮像装置200の全体構成を示すブロック図である。撮像装置200は、レンズ201と、固体撮像装置206と、信号処理回路207と、出力インターフェース209とを備える。
固体撮像装置206は、上述した第1〜第3の実施形態のいずれかで説明した固体撮像装置である。また、画素アレイ202には、上述した複数の単位画素11が行列状に配置されている。行選択回路203及び列選択回路204は、図1に示す垂直走査部13及び水平走査部15に対応する。
レンズ201は、被写体を画素アレイ202上に結像する。画素アレイ202で得られた信号は行選択回路203、列選択回路204及び読み出し回路205を通じて信号処理回路207へ順次送られる。信号処理回路207は、受け取った信号に信号処理を施し、信号処理後の画像信号を、ディスプレイ及びメモリを含む出力インターフェース209へ出力する。
なお、本開示は、上記の実施形態に限定されるものではない。例えば、半導体基板101を、半導体基板101に形成されているウェルと置き換えてもよい。
また、上記実施形態に係る固体撮像装置は典型的には集積回路であるLSIとして実現される。これらは個別に1チップ化されてもよいし、一部又は全てを含むように1チップ化されてもよい。
また、集積回路化はLSIに限るものではなく、専用回路又は汎用プロセッサで実現してもよい。LSI製造後にプログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)、又はLSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサを利用してもよい。
また、上記断面図等において、各構成要素の角部及び辺を直線的に記載しているが、製造上の理由により、角部及び辺が丸みをおびたものも本開示に含まれる。
また、上記第1〜第3の実施形態に係る固体撮像装置、撮像装置及びそれらの変形例の機能のうち少なくとも一部を組み合わせてもよい。
また、上記で用いた数字は、全て実施形態を具体的に説明するために例示するものであり、本開示は例示された数字に制限されない。さらに、ハイ/ローにより表される論理レベル又はオン/オフにより表されるスイッチング状態は、実施形態を具体的に説明するために例示するものであり、例示された論理レベル又はスイッチング状態の異なる組み合わせにより、同等な結果を得ることも可能である。
また、トランジスタ、及び不純物領域等のN型及びP型等は、実施形態を具体的に説明するために例示するものであり、これらを反転し、同等の結果を得ることも可能である。また、上記で示した各構成要素の材料は、全て実施形態を具体的に説明するために例示するものであり、本開示は例示された材料に制限されない。
また、構成要素間の接続関係は、実施形態を具体的に説明するために例示するものであり、本開示の機能を実現する接続関係はこれに限定されない。
また、ブロック図における機能ブロックの分割は一例であり、複数の機能ブロックを一つの機能ブロックとして実現したり、一つの機能ブロックを複数に分割したり、一部の機能を他の機能ブロックに移してもよい。また、類似する機能を有する複数の機能ブロックの機能を単一のハードウェア又はソフトウェアが並列又は時分割に処理してもよい。
また、上記説明では、MOSトランジスタを用いた例を示したが、他のトランジスタを用いてもよい。また、分離領域102を不純物注入により作製する例を示したが、Shallow Trench Isolation(STI)、Local Oxidation of Silicon(LOCOS)等酸化膜を用いた分離手法で作製してもよい。
本開示は、固体撮像装置に適用できる。また、本開示は、固体撮像装置を用いる、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ、携帯電話用カメラ、又は監視カメラ等の撮像装置に適用できる。
11 単位画素
13 垂直走査部
15 水平走査部
21 列信号処理部
101 半導体基板
102 分離領域
103 第1の不純物領域
104 電荷蓄積領域
105 表面層
106 第2の不純物領域
107a コンタクトプラグ
107a´ コンタクトホール
107b 第1配線
108a 増幅トランジスタ
108b リセットトランジスタ
108c 選択トランジスタ
109a、109b、109c、109d 絶縁層
110a 第1金属プラグ
110b 第2金属プラグ
110c 第3金属プラグ
110d 第4金属プラグ
111 光電変換部
112a 第2配線
112b 第3配線
112c 第4配線
113 画素電極
114 光電変換膜
115 透明電極
116 サイドウォール
121 アドレス制御線
122 第5金属プラグ
123 リセット制御線
124 第5配線
125 第2のコンタクトプラグ
126 リセット線
127 第3の不純物領域
129 第4の不純物領域
130a、130b、130c 拡散防止層
131 光電変換部制御線
132 導電体
141 列信号線
142 水平出力端子
200 撮像装置
201 レンズ
202 画素アレイ
203 行選択回路
204 列選択回路
205 読み出し回路
206 固体撮像装置
207 信号処理回路
209 出力インターフェース

Claims (12)

  1. 半導体基板と、
    前記半導体基板上にアレイ状に配置された複数の単位画素と、
    前記単位画素毎に配置された画素電極と、
    前記画素電極上に配置され、光を電気信号に変換する光電変換膜と、
    前記光電変換膜上に配置された透明電極と、
    前記画素電極と電気的に接続され、前記光電変換膜からの電荷を蓄積し、前記半導体基板内に配置された第一導電型の電荷蓄積領域と、
    前記電荷蓄積領域と前記画素電極とを電気的に接続するコンタクトプラグと、
    前記半導体基板表面に配置され、前記コンタクトプラグと前記電荷蓄積領域とを接続し、前記電荷蓄積領域よりも前記第一導電型の不純物濃度が高い接続部と、
    前記電荷蓄積領域と電気的に接続された第1のトランジスタと、
    前記電荷蓄積領域を隣接する素子および隣接する前記単位画素と分離するための分離領域と、
    前記半導体基板表面において、前記接続部及び前記分離領域の間に配置される、前記第一導電型とは反対の導電型である第二導電型の表面層と、
    前記半導体基板表面において、前記接続部と、前記第1のトランジスタのゲート電極直下半導体基板表面との間に配置される第1の不純物領域と、
    を備え、
    前記第1の不純物領域は前記第二導電型の不純物濃度が前記表面層よりも低い、又は、前記第一導電型である
    固体撮像装置。
  2. 前記接続部は、平面視において、前記コンタクトプラグと、少なくとも部分的に重なっている
    請求項1に記載の固体撮像装置。
  3. 前記固体撮像装置は、さらに、
    前記ゲート電極の周囲を囲むサイドウォールを備え、
    前記第1の不純物領域は、平面視において、前記サイドウォールと少なくとも部分的に重
    なっている
    請求項1又は2に記載の固体撮像装置。
  4. 前記接続部と前記コンタクトプラグとが、平面視において重ならない領域を有する
    請求項2に記載の固体撮像装置。
  5. 前記コンタクトプラグは、平面視において、前記サイドウォールと部分的に重なっている請求項3に記載の固体撮像装置。
  6. 前記接続部は、平面視において、前記サイドウォールと少なくとも部分的に重なっている請求項3に記載の固体撮像装置。
  7. 前記固体撮像装置は、さらに、
    前記画素電極と前記コンタクトプラグとを電気的に接続する金属プラグと、
    前記金属プラグと前記コンタクトプラグとを電気的に接続する第1配線とを備え、
    前記第1配線は、平面視において、前記ゲート電極を部分的に覆うように配置されている請求項1から6のいずれかに記載の固体撮像装置。
  8. 前記コンタクトプラグの前記半導体基板表面からの高さは、前記ゲート電極の前記半導体基板表面からの高さより低い
    請求項4に記載の固体撮像装置。
  9. 前記複数の単位画素は、隣接する第1の単位画素と第2の単位画素とを有し、
    前記第1の単位画素の前記接続部と、前記第2の単位画素の前記接続部とが、前記第1の単位画素と前記第2の単位画素との境界面に対称に形成されている
    請求項4に記載の固体撮像装置。
  10. 前記第1配線の第1の方向に延びる辺の長さは、前記ゲート電極の前記第1の方向に延びる辺の長さよりも長く、
    前記第1の方向は、前記第1のトランジスタのチャネル方向と直交する
    請求項7に記載の固体撮像装置。
  11. 前記コンタクトプラグの前記第1のトランジスタのチャネル方向に延びる辺の長さは、前記コンタクトプラグの前記チャネル方向と直交する方向に延びる辺の長さより長い
    請求項1から10のいずれかに記載の固体撮像装置。
  12. 前記第1のトランジスタは、前記電荷蓄積領域に蓄積された電荷を排出するリセットトランジスタである
    請求項1から11のいずれかに記載の固体撮像装置。
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