JP6177431B2 - ユーザ機器を管理するための方法、装置、及びシステム - Google Patents

ユーザ機器を管理するための方法、装置、及びシステム Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、通信技術の分野に関し、特に、ユーザ機器を管理するための方法、装置、及びシステムに関する。
ワイヤレスブロードバンドの課題に対処し、第3世代パートナーシッププロジェクト(The 3rd generation partnership project,3GPP)ネットワークの主要な利点を維持するために、3GPPは、モバイル通信ネットワークのためのロングタームエボリューション(long term evolution,LTE)スキームを定めている。この進化型スキームのガイダンスの下で、新たなモバイル通信ネットワークアーキテクチャ、つまり、ロングタームエボリューション/システムアーキテクチャエボリューション(Long Term Evolution /System Architecture Evolution,LTE/SAE)ネットワークシステムのアーキテクチャが定義されている。
図1は、従来技術におけるLTE/SAEネットワークシステムのアーキテクチャ図である。LTE/SAEネットワークシステムは、進化型ノードB(evolved Node B,eNB、進化型基地局とも称される)101と、これらの基地局を管理するモビリティマネジメントエンティティ/サービングゲートウェイ(Mobility Management Entity/Serving Gateway,MME/SGW)102とを含む。MME/SGW102とeNB101との間のS1リンクは、S1インターフェースを通じて確立され、eNB101間のX2リンクは、X2インターフェースを通じて確立される。
具体的には、S1リンクは、制御プレーン機能とユーザプレーン機能とを含む、無線アクセスネットワークにおける無線リソースにアクセスする機能を提供する。S1リンクの制御プレーンインターフェース(S1−MME)は、eNBとMMEとの間のアプリケーションプロトコルの機能を提供し、アプリケーションプロトコルメッセージを送信するために使用されるシグナリングベアリング機能を提供し、S1リンクのユーザプレーンインターフェース(S1−U)は、eNBとSGWとの間でユーザプレーンデータを送信する機能を提供する。
LTE/SAEシステムにおいて、1つのeNBは、S1−MME接続を複数のMMEと確立し得、複数のMMEは、MMEプール(MME pool)を形成する。ユーザ機器(user equipment,UE)がeNBからのネットワークにアクセスする場合、eNBは、MMEを選択して、UEにサービスを提供し、専用のS1−MME接続を確立する。
ネットワーク信頼性を改善するために、異なる地理的ロケーションにおけるMMEプールは、互いに冗長性を提供し得る。そのため、相互バックアップを提供するMMEプール内のeNBは、ローカルMMEプールに接続し得、バックアップMMEプールにも接続し得る。例えば、図2に示されるネットワーキングにおいて、eNB210は、MMEプール220に接続し、MMEプール230にも接続し得る。eNB210のカバレッジ内のUEにとって、MMEプール220は、ローカルMMEプール(local MME pool)であり、MMEプール230は、バックアップMMEプール(redundancy MME pool又はbackup MME pool)である。障害が、UEによってアクセスされるローカルMMEプール220において発生した場合、ローカルMMEプール220のカバレッジ内のeNB210は、S1−MME接続をバックアップMMEプール230と確立し、ローカルMMEプール220のカバレッジ内のUEは、バックアップMMEプール230へ移行される。
エリアベースのMME管理ポリシーに基づいて、ローカルMMEプール220が回復された場合、以前にバックアップMMEプール230へ移行されたUEは、元のローカルMMEプール220へ移行される必要がある。しかしながら、現在のところ、UEがバックアップMMEプールから元のローカルMMEプールへ移行される場合、UE移行障害の問題に直面する。
このことに鑑みて、本発明の実施形態は、ユーザ機器を管理するための方法、装置、及びシステムを提供して、ユーザ機器がバックアップMMEプールからローカルMMEプールへ移行され損なうという問題に対処する。
第1の態様によれば、第1のモビリティマネジメントエンティティMMEによって、第1のMMEにアクセスするユーザ機器が第2のMMEプールのカバレッジ内のユーザ機器であるかを判定するステップであって、第1のMMEは、第1のMMEプールに位置し、第1のMMEプールは、第2のMMEプールのバックアップMMEプールである、判定するステップと、第1のMMEによって、ユーザ機器が第2のMMEプールのカバレッジ内のユーザ機器であり、且つ、第2のMMEプールが正常な状態にある場合、ユーザ機器をオフロードするステップとを含む、ユーザ機器を管理するための方法が提供される。
第1の態様の第1の取り得る実装において、第1のMMEによって、第1のMMEにアクセスするユーザ機器が第2のMMEプールのカバレッジ内のユーザ機器であるかを判定するステップは、ユーザ機器によって登録されるトラッキングエリア情報に従って、ユーザ機器が第2のMMEプールのカバレッジ内のユーザ機器であるかを判定するステップを含む。
第1の態様の第1の取り得る実装に関連して、第1の態様の第2の取り得る実装において、第1のMMEによって、第1のMMEにアクセスするユーザ機器が第2のMMEプールのカバレッジ内のユーザ機器であるかを判定するステップの前に、本方法は、基地局によって報告されるトラッキングエリア情報を受信するステップであって、ユーザ機器が、基地局のカバレッジ内に存在する、受信するステップと、ユーザ機器によって登録され、ユーザ機器によって報告されるトラッキングエリア情報を受信するステップとをさらに含み、第1のMMEによって、第1のMMEにアクセスするユーザ機器が第2のMMEプールのカバレッジ内のユーザ機器であるかを判定するステップが、基地局によって報告されるトラッキングエリア情報と、ユーザ機器によって登録されるトラッキングエリア情報とが一致するかを判定するステップと、基地局によって報告されるトラッキングエリア情報と、ユーザ機器によって登録されるトラッキングエリア情報とが一致する場合、ユーザ機器は第2のMMEプールのカバレッジ内のユーザ機器であると判定するステップとを含む。
第1の態様の第1又は第2の取り得る実装に関連して、第1の態様の第3の取り得る実装において、ユーザ機器によって登録される前記トラッキングエリア情報は、トラッキングエリアIDTAI又はトラッキングエリアコードTACである。
第1の態様に関連して、第1の態様の第4の取り得る実装において、本方法は、ユーザ機器が、第1のMMEに、第2のMMEプールのカバレッジ内の基地局と第1のMMEとの間のS1リンクを通じてアクセスする場合、加入者IDをユーザ機器に割り当てるステップであって、加入者IDは、フラグを含み、フラグの値は、既定値である、割り当てるステップをさらに含み、第1のMMEによって、第1のMMEにアクセスするユーザ機器が第2のMMEプールのカバレッジ内のユーザ機器であるかを判定するステップが、加入者IDにおけるフラグが既定値であるかを判定するステップと、フラグが既定値である場合、ユーザ機器が第2のMMEプールのカバレッジ内のユーザ機器であると判定するステップとを含む。
第1の態様に関連して、第1の態様の第5の取り得る実装において、本方法は、ユーザ機器が第1のMMEに第2のMMEプールのカバレッジ内の基地局と第1のMMEとの間のS1リンクを通じてアクセスする場合、加入者IDをユーザ機器に割り当てるステップであって、加入者IDは、M−TMSIを含み、M−TMSIの値は、プリセットの番号セグメント(preset number segment)内である、割り当てるステップをさらに含み、第1のMMEによって、第1のMMEにアクセスするユーザ機器が第2のMMEプールのカバレッジ内のユーザ機器であるかを判定するステップが、加入者IDにおけるM−TMSIの値がプリセットの番号セグメント内であるかを判定するステップと、M−TMSIの値がプリセットの番号セグメント内である場合、ユーザ機器は第2のMMEプールのカバレッジ内のユーザ機器であると判定するステップとを含む。
第1の態様又は第1の態様の第1から第5の取り得る実装のうちの1つに関連して、第1の態様の第6の取り得る実装において、第1のMMEによって、ユーザ機器をオフロードするステップは、第1のMMEによって、ロードリバランシング手続きを開始して、ユーザ機器をオフロードするステップを含む。
第1の態様又は第1の態様の第1から第5の取り得る実装のうちの1つに関連して、第1の態様の第7の取り得る実装において、第1のMMEによって、ユーザ機器をオフロードするステップは、第1のMMEによって、デタッチ動作をユーザ機器に対して実行することによってユーザ機器をオフロードするステップを含む。
第1の態様又は第1から第7の取り得る実装のうちの1つに関連して、第1の態様の第8の取り得る実装において、第1のMMEによって、ユーザ機器をオフロードするステップの前に、本方法は、第2のMMEプールにおける第2のMMEによって送信される通知メッセージを受信するステップであって、通知メッセージは、第2のMMEプールが正常な状態に戻ったことを通知するために使用される、受信するステップをさらに含み、第1のMMEによって、ユーザ機器をオフロードするステップが、第1のMMEによって、ユーザ機器が第2のMMEプールのカバレッジ内のユーザ機器であり、且つ、第1のMMEが通知メッセージを受信する場合、ユーザ機器をオフロードするステップを含む。
第1の態様又は第1の態様の第1から第7の取り得る実装のうちの1つに関連して、第1の態様の第9の取り得る実装において、第1のMMEによって、ユーザ機器をオフロードするステップの前に、本方法は、第1のMMEと第2のMMEとの間のリンクが正常であるかを検出するステップであって、第2のMMEは、第2のMMEプールに位置する、検出するステップをさらに含み、第1のMMEによって、ユーザ機器をオフロードするステップが、第1のMMEによって、ユーザ機器が第2のMMEプールのカバレッジ内のユーザ機器であり、且つ、第1のMMEと第2のMMEとの間のリンクが正常であることが検出される場合、ユーザ機器をオフロードするステップを含む。
第1の態様又は第1の態様の第1から第9の取り得る実装のうちの1つに関連して、第1の態様の第10の取り得る実装において、第1のMMEによって、ユーザ機器をオフロードするステップは、ユーザ機器が第2のMMEプールのカバレッジ内のユーザ機器であり、且つ、第2のMMEプールが正常な状態にある場合、既定のネットワーク調整期間内に、ユーザ機器をオフロードするステップを含む。
第2の態様によれば、ユーザ機器を管理するための装置が提供され、第1のモビリティマネジメントエンティティMMEに適用される。ここで、第1のMMEは、第1のMMEプールに位置し、第1のMMEプールは、第2のMMEプールのバックアップMMEプールである。本装置は、第1のMMEにアクセスするユーザ機器が第2のMMEプールのカバレッジ内のユーザ機器であるかを判定するように構成された判定ユニットと、ユーザ機器が第2のMMEプールのカバレッジ内のユーザ機器であり、且つ、第2のMMEプールが正常な状態にある場合、ユーザ機器をオフロードするように構成されたオフローディングユニットとを含む。
第2の態様の第1の取り得る実装において、判定ユニットは、ユーザ機器によって登録されるトラッキングエリア情報に従って、ユーザ機器が第2のMMEプールのカバレッジ内のユーザ機器であるかを判定する。
第2の態様の第1の取り得る実装に関連して、第2の態様の第2の取り得る実装において、本装置は、基地局によって報告されるトラッキングエリア情報と、ユーザ機器によって登録され、ユーザ機器によって報告されるトラッキングエリア情報とを受信するように構成された受信ユニットであって、ユーザ機器は、基地局のカバレッジ内に存在する、受信ユニットをさらに含み、判定ユニットが、基地局によって報告されるトラッキングエリア情報とユーザ機器によって登録されるトラッキングエリア情報とが一致する場合、ユーザ機器は第2のMMEプールのカバレッジ内のユーザ機器であると判定するように具体的に構成される。
第2の態様の第1又は第2の取り得る実装に関連して、第2の態様の第3の取り得る実装において、ユーザ機器によって登録されるトラッキングエリア情報は、トラッキングエリアIDTAI又はトラッキングエリアコードTACである。
第2の態様に関連して、第2の態様の第4の取り得る実装において、本装置は、ユーザ機器が第1のMMEに第2のMMEプールのカバレッジ内の基地局と第1のMMEとの間のS1リンクを通じてアクセスする場合、加入者IDをユーザ機器に割り当てるように構成された割り当てユニットであって、加入者IDは、フラグを含み、フラグの値は、既定値である、割り当てユニットをさらに含み、判定ユニットが、加入者IDにおけるフラグが既定値である場合、ユーザ機器は第2のMMEプールのカバレッジ内のユーザ機器であると判定するように具体的に構成される。
第2の態様に関連して、第2の態様の第5の取り得る実装において、本装置は、ユーザ機器が第1のMMEに第2のMMEプールのカバレッジ内の基地局と第1のMMEとの間のS1リンクを通じてアクセスする場合、加入者IDをユーザ機器に割り当てるように構成された割り当てユニットであって、加入者IDは、M−TMSIを含み、M−TMSIの値は、プリセットの番号セグメント内である、割り当てユニットをさらに含み、判定ユニットが、加入者IDにおけるM−TMSIがプリセットの番号セグメント内である場合、ユーザ機器は第2のMMEプールのカバレッジ内のユーザ機器であると判定するように具体的に構成される。
第2の態様又は第2の態様の第1から第5の取り得る実装のうちの1つに関連して、第2の態様の第6の取り得る実装において、オフローディングユニットは、ロードリバランシング手続きを使用することによって、ユーザ機器をオフロードする。
第2の態様又は第2の態様の第1から第5の取り得る実装のうちの1つに関連して、第2の態様の第7の取り得る実装において、オフローディングユニットは、デタッチ動作をユーザ機器に対して実行することによって、ユーザ機器をオフロードする。
第2の態様又は第2の態様の第1から第7の取り得る実装のうちの1つに関連して、第2の態様の第8の取り得る実装において、オフローディングユニットは、ユーザ機器が第2のMMEプールのカバレッジ内のユーザ機器であり、且つ、第1のMMEが通知メッセージを受信する場合、ユーザ機器をオフロードするように構成され、通知メッセージは、第2のMMEプールにおける第2のMMEによって送信され、第2のMMEプールが正常な状態に戻ったことを通知するために使用される。
第2の態様又は第2の態様の第1から第7の取り得る実装のうちの1つに関連して、第2の態様の第9の取り得る実装において、本装置は、第1のMMEと第2のMMEとの間のリンクが正常であるかを検出するように構成された検出ユニットであって、第2のMMEは、第2のMMEプールに位置する、検出ユニットをさらに含み、オフローディングユニットが、ユーザ機器が第2のMMEプールのカバレッジ内のユーザ機器であり、且つ、検出ユニットが第1のMMEと第2のMMEとの間のリンクが正常であることを検出する場合、ユーザ機器をオフロードするように構成される。
第3の態様によれば、コンピュータ読取可能な媒体を含み、前記コンピュータ読取可能な媒体は、第1の態様又は第1の態様の実装のうちのいずれか1つに係る方法を実行するために使用されるプログラムコードのグループを含む、コンピュータプログラム製品が提供される。
第4の態様によれば、第1のMMEプールに位置する第1のMMEと、第2のMMEプールに位置する第2のMMEであって、前記第1のMMEプールは、前記第2のMMEプールのバックアップMMEプールである、第2のMMEと、前記第2のMMEプールのカバレッジ内に位置する基地局であって、前記第2のMMEプールとの接続を確立するように構成され、障害が前記第2のMMEプールにおいて発生した場合、前記第1のMMEプールとの接続を確立するように構成される、基地局と、前記第2のMMEプールに前記基地局を通じてアクセスし、障害が前記第2のMMEプールにおいて発生した場合、前記第1のMMEプールに前記基地局を通じてアクセスするように構成されるユーザ機器と、第2の態様又は第2の態様の実装のうちのいずれか1つに係るユーザ機器を管理するための装置であって、前記第1のMMEにおいて提供される、装置とを含む、通信システムが提供される。
前述の方法、装置、及びシステムにおいては、第1のMMEプールが、第2のMMEプールのバックアップMMEプールであり、第2のMMEプールにおいて障害が発生した場合、第2のMMEプールのカバレッジ内のUEが、第1のMMEプールにアクセスすることが分かる。第1のMMEプールにおけるMMEは、前述の方法を使用して、このMMEにアクセスするUEが第2のMMEプールからのものであるかを判定し、第2のMMEプールが正常に戻った場合に、第2のMMEプールからのものであるUEをオフロードし得る。このように、RRC確立手続きにおいて、eNBが、第2のMMEプールにおけるMMEをUEのためにeNBのポリシーに従って選択し、S1−MME接続を確立し得るように、UEは、もはや第1のMMEプールにおけるMMEに関する情報をRRC接続要求に付加しない。前述の方法を使用することによって、第2のMMEプールから第1のMMEプールへ移行されたUEは、第2のMMEプールへ戻ることができ、それによって、UEがバックアップMMEプールからローカルMMEプールへ移行され損ねるという問題を解決することが分かる。
本発明の実施形態における技術的解決策をより明確に説明するために、下記は、実施形態を説明するために必要とされる添付の図面を簡単に紹介する。明らかに、下記の説明における添付の図面は、本発明の幾つかの実施形態を示しており、当業者は、創作的努力なしに、これらの添付の図面から他の図面を導き出し得る。
従来技術におけるLTE/SAEネットワークシステムのアーキテクチャ図である。 本発明の実施形態に係る通信システムの概略図である。 本発明の実施形態1に係る、UEを管理するための方法のフローチャートである。 本発明の実施形態2に係る、UEを管理するための方法のフローチャートである。 本発明の実施形態3に係る、UEを管理するための方法の適用シナリオを例示する概略図である。 本発明の実施形態3に係る、UEを管理するための方法の信号フローの図である。 本発明の実施形態6に係る、UEを管理するための方法のフローチャートである。 本発明の実施形態7に係る、UEを管理するための方法のフローチャートである。 本発明の実施形態8に係る、UEを管理するための方法のフローチャートである。 本発明の実施形態9に係る、UEを管理するための方法のフローチャートである。 本発明の実施形態10に係る、UEを管理するための装置の概略構造図である。 本発明の実施形態10に係る、UEを管理するための別の装置の概略構造図である。 本発明の実施形態10に係る、UEを管理するためのさらに別の装置の概略構造図である。 本発明の実施形態10に係る、UEを管理するためのさらに別の装置の概略構造図である。 本発明の実施形態11に係るMMEの概略構造図である。 本発明の実施形態11に係る別のMMEの概略構造図である。
本発明の実施形態の課題、技術的解決策、及び利点をより明確にするために、下記は、本発明の実施形態における技術的解決策を、本発明の実施形態において添付の図面を参照しつつ、明確且つ完全に説明する。明らかに、説明される実施形態は、本発明の全部というよりもむしろ一部である。当業者によって、創作的努力なしに本発明の実施形態に基づいて得られる全ての他の実施形態は、本発明の保護範囲内に収まるべきものである。
現在のところ、障害がローカルMMEプールにおいて発生した場合、ローカルMMEプールのカバレッジ内のeNBは、バックアップMMEプールにおけるMMEをポリシーに従って選択し、S1−MME接続を確立する。選択されたMMEは、SAE一時モバイル加入者ID(SAE−temporary mobile subscriber identity,S−TMSI)又はグローバル一意一時ID(globally unique temporary identity,GUTI)をUEに割り当て、ここで、S−TMSI又はGUTIは、MMEに関する情報を含む。例えば、S−TMSIは、MMEコード(MME code,MMEC)を含み、GUTIは、グローバル一意MME ID(globally unique MME identity,GUMMEI)を含む。UEが無線リソース制御(radio resource control,RRC)接続要求を開始するたびに、UEは、MMEに関する情報(MMEC又はGUMMEI)をこの要求に付加し、eNBは、MMEに関する付加された情報に従って、対応するMMEをサービングMMEと判定する。そのため、UEによって登録されるトラッキングエリア(tracking area,TA)が変化しない限り、UEがRRC接続を開始するたびに、eNBは、バックアップMMEプールにおける前述の選択されたMMEをサービングMMEとして選択する。このように、UEは、ローカルMMEプールへ戻ることができず、それによって、UE移行障害を引き起こす。
前述の問題を考慮すると、下記の実施形態は、バックアップMMEプールにおけるMMEが、ローカルMMEプールから移行されたUEを認識することを可能にする。また、MMEが、ローカルMMEプールが正常に戻ったことを検出すると、MMEは、UEをオフロードする。このように、UEが元のローカルMMEプールへ移行されることができるように、eNBは、ローカルMMEプールにおけるMMEをUEのためにポリシーに従って選択する。
下記の説明において、バックアップMMEプールにおけるMMEは、バックアップMMEと称され、ローカルMMEプールにおけるMMEは、ローカルMMEと称される。
留意すべき点は、バックアップMMEプール及びローカルMMEプールが、一般に、一定の距離によって地理的に分離される点である。この場合において、バックアップMMEプールは、遠隔MMEプール(remote MME pool)とも称され、対応するバックアップMMEは、遠隔MME(remote MME)とも称される。
さらに、ローカルMMEプール及びバックアップMMEプールの機能は、互換性があり、ローカルMME及びバックアップMMEの機能も、互換性がある。異なるMMEプールのカバレッジ内のUEの場合、それらのローカルMMEプールとバックアップMMEプールとは異なる。例えば、図2において、eNB210のカバレッジ内のUEの場合、ローカルMMEプールは、MMEプール220であり、バックアップMMEプールは、MMEプール230である。また、eNB240のカバレッジ内のUEの場合、ローカルMMEプールは、MMEプール230であり、バックアップMMEプールは、MMEプール220である。前記は、MMEプールが互いにバックアップを提供する場合を説明する。ただし、本発明の実施形態は、この場合に限定されることを意図されない。MMEプール230が、MMEプール220のバックアップとなってもよいし、別のMMEプールが、MMEプール230のバックアップとなってもよい。
また、MMEプールは、1つのMMEのみを含み得る。例えば、図2におけるMMEプールの各々が1つのMMEのみを含み、2つのMMEが相互バックアップを提供し得、又は一方のMMEが他方のMMEのバックアップとなる場合が存在し得る。
留意すべき点は、この適用例の実施形態において、障害がMMEプールにおいて発生した場合、それは、MMEプールにおける全てのMMEがMMEプールのカバレッジ内のUEに対してサービスを提供することができないということを意味し、MMEプールが正常に戻った場合又は正常な状態にある場合、それは、MMEプールにおける少なくとも1つのMMEがMMEプールのカバレッジ内のUEに対してサービスを提供することができるということを意味する点である。
図3は、本発明の実施形態1に係る、UEを管理するための方法のフローチャートである。図3に示されるように、本方法は、下記のステップを含む。
S301:第1のMMEは、第1のMMEにアクセスするUEが第2のMMEプールのカバレッジ内のUEであるかを判定する。ここで、第1のMMEは、第1のMMEプールに位置し、第1のMMEプールは、第2のMMEプールのバックアップMMEプールである。
S302:UEが、第2のMMEプールのカバレッジ内のUEであり、且つ、第2のMMEプールが、正常な状態にある場合、第1のMMEは、UEをオフロードする。
第1のMMEプールは、第2のMMEプールのバックアップMMEプールであり、障害が第2のMMEプールにおいて発生した場合、第2のMMEプールのカバレッジ内のUEは、第1のMMEプールにアクセスすることが分かる。第1のMMEプールにおけるMMEは、前述の方法を使用して、MMEにアクセスするUEが第2のMMEプールからのものであるかを判定し、第2のMMEプールが正常に戻った場合、第2のMMEプールからのものであるUEをオフロードする。このように、RRC確立手続きにおいて、eNBが第2のMMEプールにおけるMMEをUEのためにeNBのポリシーに従って選択し、S1−MME接続を確立し得るように、UEは、もはや第1のMMEプールにおけるMMEに関する情報をRRC接続要求に付加しない。前述の方法を使用することによって、第2のMMEプールから第1のMMEプールへ移行されたUEは、第2のMMEプールへ戻ることができ、それによって、UEがバックアップMMEプールからローカルMMEプールへ移行され損なうという問題を解決することが分かる。
留意すべき点は、この実施形態及び下記の実施形態におけるオフローディング(off−load)が、S1接続及びMMEとUEとの間のRRC接続を開放することを指す点である。また、第2のMMEプールが正常に戻った場合、第1のMMEは、第2のMMEプールのカバレッジ内のUEを直ちにオフロードし得、又はネットワーク調整期間を設定し、その期間内にUEをオフロードし得る。ネットワーク調整期間は、比較的軽いトラフィックを有する期間、例えば、夜の12時以降であってもよく、良好なユーザ経験を確保するために、異なるエリアに基づいて具体的に設定され得る。この実施形態において、前述のステップS302は、ネットワーク調整期間内に実行される。下記の全ての実施形態におけるオフローディング手続きは、ネットワーク調整期間内に実行されてもよく、このことは繰り返し説明されないであろう。
また、eNBがMMEをUEのために選択するポリシーは、優先度、ネットワークトポロジ等に基づくMME選択スキームであってもよく、このことは当業者には明らかであり、詳細は、ここでは繰り返し説明されない。
図4は、本発明の実施形態2に係る、UEを管理するための方法のフローチャートである。図4に示されるように、本方法は、下記のステップを含む。
S401:第1のMMEは、第1のMMEにアクセスするUEが第1のMMEプールのカバレッジ内のUEであるかを判定する。ここで、第1のMMEは、第1のMMEプールに位置し、第1のMMEプールは、第2のMMEプールのバックアップMMEプールである。
S402:UEが、第1のMMEプールのカバレッジ内のUEではなく、且つ、第2のMMEプールが、正常な状態にある場合、第1のMMEは、UEをオフロードする。
前述の方法は、第1のMMEプールが1つの第2のMMEプールのみにバックアップを提供する(つまり、任意の他のMMEプールにバックアップを提供しない)場合に適用可能である。この場合において、UEが、第1のMMEプールのカバレッジ内のUEではない場合、UEは、第2のMMEプールのカバレッジ内のUEである。そのため、第2のMMEプールが正常に動作する場合、第1のMMEプールのカバレッジ内に存在しないUEは、オフロードされる。
さらに、前述の方法は、第1のMMEプールが複数のMMEプールにバックアップを提供する、つまり、複数の第2のMMEプールが存在する場合にも適用可能である。この場合において、全ての第2のMMEプールが正常に動作する場合、第1のMMEプールにおけるMMEは、第1のMMEプールのカバレッジ内に存在しないUEをオフロードする。
この実施形態における第1のMMEプールにおけるMMEは、前述の方法を使用して、MMEにアクセスするUEが第1のMMEプールのカバレッジ内のUEであるかを判定し得、第2のMMEプールが正常に戻った場合、第1のMMEプールのカバレッジ内に存在しないUEは、オフロードされることが分かる。このように、RRC確立手続きにおいて、eNBが第2のMMEプールにおける対応するMMEをUEのためにeNBのポリシーに従って選択し、S1−MME接続を確立し得るように、UEは、もはや第1のMMEプールにおけるMMEに関する情報をRRC接続要求に付加しない。前述の方法を使用することによって、第2のMMEプールから第1のMMEプールへ移行されたUEは、第2のMMEプールへ戻ることができ、それによって、ユーザ機器がバックアップMMEプールからローカルMMEプールへ移行され損なうという問題を解決する。
前述の実施形態において、第1のMMEは、第1のMMEにアクセスするUEがローカルUE(つまり、第1のMMEプールのカバレッジ内のUE)又は遠隔の移行されたUE(つまり、第2のMMEプールのカバレッジ内のUE)であるかを、UEによって登録されるTA情報に従って、又はUEに割り当てられたIDに付加されるフラグに従って、又はIDを割り当てられたUEがローカルUE若しくは遠隔の移行されたUEであるかに応じて変化するIDコンテンツに従って、区別し得る。下記は、詳細な説明を、具体例を使用することによって与える。
(実施例3)
この実施形態においては、UEによって登録されるTA情報が使用されて、第1のMMEにアクセスするUEがローカルUE又は遠隔の移行されたUEであるかが区別される。
この場合においては、第1のMMEが、第1のMMEにアクセスするUEが第2のMMEプールのカバレッジ内のUEであるかを判定する前述のステップS301は、UEが第2のMMEプールのカバレッジ内のUEであるかを、UEによって登録されるTA情報に従って判定するステップを含む。
具体的には、UEは、UEによって登録されるTA情報を、第1のMMEへ、S1インターフェースメッセージを使用することによって報告し得る。例えば、アタッチ手続きにおいて、UEは、UEによって登録されるTA情報を、第1のMMEへ、アタッチ要求(attach request)メッセージを使用することによって報告する。また、eNBが、S1−MME接続を第1のMMEと確立する場合、eNBは、eNBが位置するTAに関する情報を第1のMMEへ報告し得る。例えば、eNBは、TA情報を、第1のMMEへ、S1アプリケーションプロトコル(S1 Application Protocol,S1AP)メッセージをS1ハンドオーバ手続きにおいて使用することによって報告し得る。このように、第1のMMEは、UEによって報告されるTA情報とeNBによって報告されるTA情報とを比較し、どのS1リンクからUEがハンドオーバされるかを判定し、それによって、UEが第2のMMEプールのカバレッジ内のUEであるかを判定し得る。
留意すべき点は、UEがアタッチ(attach)手続きに加えてトラッキングエリア更新(tracking area update,TAU)などの手続きを使用することによってTA情報を報告し得る点であるが、これに対して、本発明の実施形態は、いかなる限定も課さない。また、本発明のこの実施形態は、TA情報をeNBによって報告するプロセスに対しても、いかなる限定も課さない。
トラッキングエリア情報(UEによって登録されるTA情報と、基地局によって報告されるTA情報とを含む)は、トラッキングエリアID(tracking area identity,TAI)又はトラッキングエリアコード(tracking area code,TAC)であり得る。
図5は、本発明の実施形態3に係る、UEを管理するための方法の適用シナリオを例示する概略図である。図5に示されるように、第2のMMEプール520のためのバックアップを提供する第1のMMEプール510と、第2のMMEプール520とは、一定の距離によって地理的に分離されている。トラッキングエリアTA3は、第1のMMEプール510のカバレッジ511内に存在し、基地局eNB5及びeNB6は、トラッキングエリアTA3に配置されている。トラッキングエリアTA1及びTA2は、第2のMMEプール520のカバレッジ521内に存在し、基地局eNB1及びeNB2は、トラッキングエリアTA1に配置され、基地局eNB3及びeNB4は、トラッキングエリアTA2に配置されている。第1のMMEプール510と第2のMMEプール520とは地理的に分離されているため、第1のMMEプール510のトラッキングエリアTA3は、第2のMMEプール520のトラッキングエリアTA1及びTA2とは異なる。そのため、UEは、トラッキングエリア情報に従って区別され得る。
図5と図6に示される信号フローとを参照しつつ、下記は、この実施形態においてUEを管理するための方法を詳細に説明する。
例えば、第2のMMEプールのカバレッジ521内のUE530は、トラッキングエリアTA1に登録し、第2のMMEプール520に基地局eNB2を通じてアクセスする。障害が第2のMMEプール520において発生した場合、基地局eNB2は、第1のMMEプール510におけるMMEを、基地局eNB2のポリシーに従って、例えば、選択されるべきMMEが前述の第1のMMEであるというポリシーに従って選択し、S1−MME接続を第1のMME(S610)と確立する。S1−MME接続確立手続きにおいて、eNBは、eNB2が位置するTA1に関するTA情報(TAIがここでは例として使用される)を第1のMMEへ報告する。次いで、UE530が第1のMMEにアクセスすると、UE530は、S1インターフェースメッセージを使用することによって、UE530によって登録されるTAのTAIを報告し(S620)、第1のMMEは、S−TMSI又はGUTIなどのUE IDをUE530に割り当てる(S630)。ここで、割り当てられたUE IDは、MMEC又はGUMMEIなどの、第1のMMEに関する情報を含む。アタッチ手続きを例として使用すると、ステップS620は、アタッチ要求(attach request)メッセージを送信するプロセスであり、ここで、アタッチ要求メッセージは、TAIを伝達する。ステップS630は、アタッチ承認(attach accept)メッセージを送信するプロセスであり、ここで、アタッチ承認メッセージは、S−TMSI又はGUTIを伝達する。
第2のMMEプール520が正常に戻ると、第1のMMEプール510のTAと第2のMMEプール520のTAとは異なるため、第1のMMEは、UE530によって報告されるTAIに従って、第1のMMEプール510から移行されたUE530を認識し(S640)、UE530をオフロードする(S650)。S1及びRRC接続が解放された後、オフロードされたUE530は、RRC接続確立要求を開始する(S660)。この場合には、RRC確立手続きにおいて、UE530は、もはやMMEC又はGUMMEI情報をRRC接続要求に付加せず、基地局eNB2は、第2のMMEプールにおけるMMEをUE530のためにeNB2のポリシーに従って選択し、S1−MME接続を確立し得(S670)、それによって、バックアップMMEプールからローカルMMEプールへのUEの成功裡の移行を実装する。
留意すべき点は、UEによって登録されるTA情報に従って、第1のMMEにアクセスするUEがローカルUEであるか又は遠隔の移行されたUEであるかが区別される場合、第1のMMEが、第1のMMEにアクセスするUEが第1のMMEプールのカバレッジ内のUEであるかを判定する、前述の実施形態2におけるステップS401は、UEが第1のMMEプールのカバレッジ内のUEであるかを、UEによって登録されるTA情報に従って判定するステップを含む点である。
第1のMMEは、第1のMMEプールのTA情報を知り得るため、第1のMMEは、UEが第1のMMEプールのカバレッジ内のUEであるかを、UEによって報告されるTA情報と第1のMMEプールのTA情報とを比較することによって判定し得る。
(実施例4)
この実施形態においては、第1のMMEがIDをUEに割り当てる場合、第1のMMEは、第1のMMEにアクセスするUEがローカルUEであるか又は遠隔の移行されたUEであるかを区別するために、フラグをIDに付加する。
具体的には、UEが第1のMMEにアクセスする場合、第1のMMEは、UEが第2のMMEプールのカバレッジ内のユーザ機器であるかを識別するために、又はUEが第1のMMEに第2のMMEプールのカバレッジ内の基地局と第1のMMEとの間のS1リンクを通じてアクセスするかを識別するために、UEに割り当てられる加入者IDにフラグを付加する。例えば、UEが、第1のMMEに、第2のMMEプールのカバレッジ内の基地局と第1のMMEとの間のS1リンクを通じてアクセスする場合、フラグは「1」に設定される。そうでない場合、フラグは「0」に設定される。
このように、第2のMMEプールが正常に戻る場合、第1のMMEは、第1のMMEにアクセスするユーザ機器の加入者IDにおけるフラグに従って、第2のMMEプールから移行されたUEをオフロードし得る。
例えば、第1のMMEは、加入者IDをUEにアタッチ要求において又はTAU手続きにおいて割り当て得る。また、割り当てられる加入者IDは、前述の実施形態におけるものと同じであり、S−TMSI又はGUTIであり得る。
この実施形態は、フラグにおけるビットの数を限定しない。しかしながら、1ビットは、一般に、目的を果たすために充分である。S−TMSIを例として使用すると、S−TMSIは、MMECと、MMEモバイル加入者ID(MME−temporary mobile subscriber identity,M−TMSI)とによって形成される。M−TMSIにおける専用ビットは、フラグとして使用されて、どのS1リンクにUEが由来するかが区別され得る。
この実施形態は、前述の実施形態1と組み合わされてもよく、この場合には、UEを管理するための前述の方法は、
UEが第1のMMEにアクセスする場合、加入者IDをUEに割り当てるステップであって、加入者IDは、フラグを含み、UEが第1のMMEに第2のMMEプールのカバレッジ内の基地局と第1のMMEとの間のS1リンクを通じてアクセスする場合、フラグを既定値に設定する、割り当てるステップ
をさらに含み、
対応して、第1のMMEが、第1のMMEにアクセスするUEが第2のMMEプールのカバレッジ内のUEであるかを判定する、前述のステップS301は、
加入者IDにおけるフラグが既定値であるかを判定するステップと、
フラグが既定値である場合、UEは第2のMMEプールのカバレッジ内のUEであると判定するステップと
を含む。
対応して、前述のステップS302が実行されて、UEがオフロードされる。
この実施形態は、前述の実施形態2と組み合わされてもよく、この場合には、UEを管理するための前述の方法は、
UEが第1のMMEにアクセスする場合、加入者IDをUEに割り当てるステップであって、加入者IDは、フラグを含み、UEが第1のMMEに第2のMMEプールのカバレッジ内の基地局と第1のMMEとの間のS1リンクを通じてアクセスする場合、フラグを既定値に設定する、割り当てるステップ
をさらに含み、
対応して、第1のMMEが、第1のMMEにアクセスするUEが第1のMMEプールのカバレッジ内のUEであるかを判定する、前述のステップS401は、
加入者IDにおけるフラグが既定値であるかを判定するステップと、
フラグが既定値である場合、UEは第1のMMEプールのカバレッジ内のUEではないと判定するステップと
をさらに含む。
対応して、前述のステップS402が実行されて、UEがオフロードされる。
(実施例5)
この実施形態においては、第1のMMEがIDをUEに割り当てる場合、第1のMMEは、そのIDの異なるコンテンツも使用して、第1のMMEにアクセスするUEがローカルUEであるか又は遠隔の移行されたUEであるかを区別し得る。
例えば、第1のMMEは、第1のMMEにアクセスするUEがローカルUEであるか又は遠隔の移行されたUEであるかを判定するために、専用のM−TMSIセグメントを、第2のMMEプールから移行されたUEに割り当て得る。
例えば、M−TMSIは、32ビットを有し、このうち、0から2は、第1のMMEにアクセスするUEに割り当てられ得、ここで、0<n<32であり、2n+1から232−nは、第1のMMEにアクセスする遠隔の移行されたUEに割り当てられる。このように、第1のMMEは、M−TMSIに従って、第1のMMEにアクセスするUEが第2のMMEプールのカバレッジ内のUEであるかを判定し得る。
この実施形態は、前述の実施形態1と組み合わされてもよく、この場合には、UEを管理するための前述の方法は、
UEが第1のMMEにアクセスする場合、加入者IDをUEに割り当てるステップであって、加入者IDは、M−TMSIを含み、UEが第1のMMEに第2のMMEプールのカバレッジ内の基地局と第1のMMEとの間のS1リンクを通じてアクセスする場合、M−TMSIの値は、プリセットの番号セグメント内である、割り当てるステップ
をさらに含み、
対応して、第1のMMEが、第1のMMEにアクセスするUEが第2のMMEプールのカバレッジ内のUEであるかを判定する、前述のステップS301は、
加入者IDにおけるM−TMSIの値がプリセットの番号セグメント内であるかを判定するステップと、
M−TMSIの値がプリセットの番号セグメント内である場合、UEは第2のMMEプールのカバレッジ内のUEであると判定するステップ
を含む。
対応して、前述のステップS302が実行されて、UEがオフロードされる。
この実施形態は、前述の実施形態2と組み合わされてもよく、この場合には、UEを管理するための前述の方法は、
UEが第1のMMEにアクセスする場合、加入者IDをUEに割り当てるステップであって、加入者IDは、M−TMSIを含み、UEが第1のMMEに第2のMMEプールのカバレッジ内の基地局と第1のMMEとの間のS1リンクを通じてアクセスする場合、M−TMSIの値は、プリセットの番号セグメント内である、割り当てるステップ
をさらに含み、
対応して、第1のMMEが、第1のMMEにアクセスするUEが第1のMMEプールのカバレッジ内のUEであるかを判定する、前述のステップS401は、
加入者IDにおけるM−TMSIの値が、プリセットの番号セグメント内であるかを判定するステップと、
M−TMSIの値がプリセットの番号セグメント内である場合、UEは第1のMMEプールのカバレッジ内のUEではないと判定するステップと
を含む。
対応して、前述のステップS402が実行されて、UEがオフロードされる。
留意すべき点は、前述の実施形態において、UEをオフローディングすることが、ロードリバランシング手続き又はデタッチ手続きを使用することによって実装され得る点である。下記は、実施形態6及び実施形態7を参照しつつ、説明を与えており、実施形態6及び実施形態7は、前述の実施形態のうちの任意の1つと組み合わされ得る。
(実施例6)
ロードリバランシング手続きを用いたUEのオフローディング
図7は、本発明の実施形態6に係る、UEを管理するための方法のフローチャートである。図7に示されるように、本方法は、下記のステップを含む。
S701:第1のMMEは、第1のMMEにアクセスするUEが第2のMMEプールのカバレッジ内のUEであるかを判定する。ここで、第1のMMEは、第1のMMEプールに位置し、第1のMMEプールは、第2のMMEプールのバックアップMMEプールである。
S702:UEが、第2のMMEプールのカバレッジ内のUEであり、且つ、第2のMMEプールが、正常な状態にある場合、第1のMMEは、ロードリバランシング(load re−balancing)手続きを開始する。
ロードリバランシング手続きを用いることで、S1接続及びUEとMMEとの間のRRC接続が、開放され得る。S1接続及びRRC接続が解放された後、UEは、TAU手続きを開始する。この場合には、RRC確立手続きにおいて、UEは、もはやS−TMSI又はGUMMEI情報をRRC接続要求に付加せず、eNBは、第1のMMEプールにおけるMMEをUEのためにeNBのポリシーに従って選択し、S1−MME接続を確立し得る。
(実施例7)
デタッチ手続きを用いたUEのオフローディング
図8は、本発明の実施形態7に係る、UEを管理するための方法のフローチャートである。図8に示されるように、本方法は、下記のステップを含む。
S801:第1のMMEは、第1のMMEにアクセスするUEが第2のMMEプールのカバレッジ内のUEであるかを判定する。ここで、第1のMMEは、第1のMMEプールに位置し、第1のMMEプールは、第2のMMEプールのバックアップMMEプールである。
S802:UEが、第2のMMEプールのカバレッジ内のUEであり、且つ、第2のMMEプールが、正常な状態にある場合、第1のMMEは、デタッチ(detach)動作をUEに対して実行する。
デタッチ動作がUEに対して実行された後、S1接続及びUEとMMEとの間のRRC接続が、解放され得る。S1接続及びRRC接続が解放された後、UEは、TAU手続きを開始する。この場合には、RRC確立手続きにおいて、UEは、もはやS−TMSI又はGUMMEI情報をRRC接続要求に付加せず、eNBは、第1のMMEプールにおけるMMEをUEのためにeNBのポリシーに従って選択し、S1−MME接続を確立し得る。
留意すべき点は、前述の実施形態において、第1のMMEをトリガしてUEをオフロードするための方法は、第2のMMEプールが正常に戻った後、第1のMMEをトリガするためのコマンドを手動で実行して、第2のMMEプールからのものであるUEをオフロードすることであり得る点である。本方法は、MME間のインターフェースメッセージを使用して、第1のMMEをトリガして、UEをオフロードすること、つまり、第2のMMEプールが、第1のMMEに、第2のMMEプールの状態が変化するときに通知することであってもよい。このように、第2のMMEプールが正常に戻る場合、第1のMMEは、ロードリバランシング手続き又はデタッチ手続きを積極的に開始して、第2のMMEプールからのものであるUEをオフロードし得る。本方法は、MMEによって、MME間のリンク(S10リンク)の状態を周期的に検出し、リンクの状態に従って、第1のMMEをトリガして、第2のMMEプールからのものであるUEをオフロードすることであってもよい。例えば、第1のMMEが、第1のMMEと第2のMMEプールにおける第2のMMEとの間のS10リンクが障害状態から正常な状態へ変化したことを検出する場合、第1のMMEは、ロードリバランシング手続き又はデタッチ手続きを積極的に開始して、第2のMMEプールからのものであるUEをオフロードする。下記は、実施形態8及び実施形態9を参照しつつ、説明を与え、実施形態8及び実施形態9は、前述の実施形態のうちの任意の1つと組み合わされ得る。
(実施例8)
MME間のインターフェースメッセージは、第1のMMEをトリガしてUEをオフロードするために使用される。つまり、第2のMMEプールは、第1のMMEに、第2のMMEプールの状態が変化するときに通知する。このように、第2のMMEプールが正常に戻る場合、第1のMMEは、ロードリバランシング手続き又はデタッチ手続きを積極的に開始して、第2のMMEプールからのものであるUEをオフロードし得る。
図9は、本発明の実施形態8に係る、UEを管理するための方法のフローチャートである。図9に示されるように、本方法は、下記のステップを含む。
S901:第1のMMEは、第2のMMEプールにおける第2のMMEによって送信される通知メッセージを受信する。ここで、通知メッセージは、第1のMMEに、第2のMMEプールが正常な状態に戻ったことを通知するために使用される。
S902:第1のMMEは、第1のMMEにアクセスするUEが第2のMMEプールのカバレッジ内のUEであるかを判定する。
S903:UEが、第2のMMEプールのカバレッジ内のUEである場合、第1のMMEは、UEをオフロードする。
前述のステップS902及びS903は、実施形態2におけるステップS402及びS403と置換されてもよく、詳細は、ここでは繰り返し説明されない。
(実施例9)
MMEは、MME間のリンク(S10リンク)の状態を周期的に検出し、第2のMMEプールからのものであるUEをオフローディングすることは、そのリンクの状態に従ってトリガされる。
図10は、本発明の実施形態9に係る、UEを管理するための方法のフローチャートである。図10に示されるように、本方法は、下記のステップを含む。
S101:第1のMMEは、第1のMMEと第2のMMEとの間のリンクが正常であるかを検出する。ここで、第2のMMEは、第2のMMEプールに位置する。
S102:第1のMMEは、第1のMMEにアクセスするUEが第2のMMEプールのカバレッジ内のUEであるかを判定する。
S103:UEが、第2のMMEプールのカバレッジ内のUEであり、且つ、第1のMMEと第2のMMEとの間のリンクが正常であることが検出される場合、第1のMMEは、UEをオフロードする。
留意すべき点は、前述の第2のMMEが、特定のMMEを指さず、一般的な意味において第2のMMEプールにおけるMMEを指す点である。さらに、第1のMMEは、周期的に又はイベントをトリガすることに応答して、第1のMMEと第2のMMEとの間のリンクが正常であるかを検出し得る。例えば、第1のMMEが、第1のMMEにアクセスするUEは第2のMMEプールのカバレッジ内のUEを含むと判定する場合、第1のMMEは、前述のリンクが正常であるかを周期的に検出し始める。この実施形態は、実施形態8と組み合わされてもよい。第2のMMEは、通知メッセージを送信して、第2のMMEの状態における変化を通知する。通知メッセージに従って、障害が第2のMMEプールにおいて発生していることを知ると、第1のMMEは、前述のリンクが正常であるかを周期的に検出し始める。
前述のステップS102及びS103は、実施形態2におけるステップS402及びS403と置換されてもよく、詳細は、ここでは繰り返し説明されない。
(実施例10)
図11は、本発明の実施形態10に係る、UEを管理するための装置の概略構造図である。装置110は、第1のMMEに適用され、実施形態1から実施形態9に係る方法のうちのいずれか1つを実行するように構成される。第1のMMEは、第1のMMEプールに位置し、第1のMMEプールは、第2のMMEプールのバックアップMMEプールである。図11に示されるように、装置110は、判定ユニット111と、オフローディングユニット112とを含む。ここで、判定ユニット111は、第1のMMEにアクセスするUEが第2のMMEプールのカバレッジ内のUEであるかを判定するように構成される。オフローディングユニット112は、UEが第2のMMEプールのカバレッジ内のUEであり、且つ、第2のMMEプールが正常な状態にある場合に、UEをオフロードするように構成される。
第1のMMEプールは、第2のMMEプールのバックアップMMEプールであり、障害が第2のMMEプールにおいて発生した場合、第2のMMEプールのカバレッジ内のUEは、第1のMMEプールにアクセスすることが分かる。第1のMMEプールにおけるMMEは、前述の装置110を使用して、MMEにアクセスするUEが第2のMMEプールからのものであるかを判定し、第2のMMEプールが正常に戻った場合、第2のMMEプールからのものであるUEをオフロードし得る。このように、RRC確立手続きにおいては、eNBが第2のMMEプールにおけるMMEをUEのためにeNBのポリシーに従って選択し、S1−MME接続を確立し得るように、UEは、もはや第1のMMEプールにおけるMMEに関する情報をRRC接続要求に付加しない。前述の方法を使用することによって、第2のMMEプールから第1のMMEプールへ移行されたUEは、第2のMMEプールへ戻ることができ、それによって、UEがバックアップMMEプールからローカルMMEプールへ移行され損なうという問題を解決することが分かる。
前述の実施形態3におけるように、判定ユニット111は、UEが第2のMMEプールのカバレッジ内のUEであるかを、UEによって登録されるTA情報に従って、具体的に判定し得る。
この場合においては、図12に示されるように、前述の装置110は、基地局によって報告されるTA情報と、UEによって登録され、UEによって報告されるTA情報とを受信するように構成された受信ユニット113をさらに含み得る。ここで、ユーザ機器は、基地局のカバレッジ内に存在する。判定ユニット111は、基地局によって報告されるTA情報がUEによって登録されるTA情報と一致する場合、UEは第2のMMEプールのカバレッジ内のUEであると判定するように具体的に構成される。このように、オフローディングユニット112は、UEをオフロードし得る。
前述のTA情報は、UEによって登録されるTA情報と、基地局によって報告されるTA情報とを含み、TAI又はTACであり得る。
前述の実施形態4におけるように、判定ユニット111は、UEが第2のMMEプールのカバレッジ内のUEであるかを、UEの加入者IDに従って判定し得る。
この場合においては、図13に示されるように、前述の装置110は、UEが第1のMMEに第2のMMEプールのカバレッジ内の基地局と第1のMMEとの間のS1リンクを通じてアクセスする場合に、加入者IDをUEに割り当てるように構成された割り当てユニット114をさらに含み得る。ここで、加入者IDは、フラグを含み、フラグの値は、既定値である。判定ユニット111は、加入者IDにおけるフラグが既定値である場合、UEは第2のMMEプールのカバレッジ内のUEであると判定するように具体的に構成される。
前述の実施形態5におけるように、別の実施形態において、割り当てユニット114は、UEが第1のMMEに第2のMMEプールのカバレッジ内の基地局と第1のMMEとの間のS1リンクを通じてアクセスする場合に、加入者IDをUEに割り当てるように構成され得る。ここで、加入者IDは、M−TMSIを含み、M−TMSIの値は、プリセットの番号セグメント内である。判定ユニット111は、加入者IDにおけるM−TMSIの値がプリセットの番号セグメント内である場合、UEは第2のMMEプールのカバレッジ内のUEであると判定するように具体的に構成される。
随意的に、前述の実施形態6におけるように、オフローディングユニット112は、ロードリバランシング手続きを使用することによってUEをオフロードしてもよい。
随意的に、前述の実施形態7におけるように、オフローディングユニット112は、デタッチ動作をUEに対して実行することによってUEをオフロードしてもよい。
さらに、オフローディングユニット112をトリガしてUEをオフロードするための方法は、第2のMMEプールが正常に戻った後に、オフローディングユニット112をトリガするためのコマンドを手動で実行して、第2のMMEプールからのものであるUEをオフロードすることであり得る。
本方法は、MME間のインターフェースメッセージを使用して、オフローディングユニット112をトリガして、UEをオフロードすること、つまり、第2のMMEプールが、第1のMMEに、第2のMMEプールの状態が変化するときに通知することであってもよい。このように、第2のMMEプールが正常に戻る場合、オフローディングユニット112は、ロードリバランシング手続き又はデタッチ手続きを積極的に開始して、第2のMMEプールからのものであるUEをオフロードし得る。この場合において、オフローディングユニット112は、UEが第2のMMEプールのカバレッジ内のUEである場合に、UEをオフロードするように構成され、第1のMMEは、通知メッセージを受信する。ここで、通知メッセージは、第2のMMEプールにおける第2のMMEによって送信され、第2のMMEプールが正常な状態に戻ったことを通知するために使用される。
本方法は、MMEによって、MME間のリンク(S10リンク)の状態を周期的に検出し、リンクの状態に従って、オフローディングユニット112をトリガして、第2のMMEプールからのものであるUEをオフロードすることであってもよい。例えば、第1のMMEが、第1のMMEと第2のMMEプールにおける第2のMMEとの間のS10リンクが障害状態から正常な状態へ変化することを検出する場合、オフローディングユニット112は、ロードリバランシング手続き又はデタッチ手続きを積極的に開始して、第2のMMEプールからのものであるUEをオフロードする。この場合において、図14に示されるように、前述の装置110は、第1のMMEと第2のMMEとの間のリンクが正常であるかを検出するように構成された検出ユニット115をさらに含み得る。ここで、第2のMMEは、第2のMMEプールに位置する。オフローディングユニット112は、UEが第2のMMEプールのカバレッジ内のUEである場合、UEをオフロードするように具体的に構成され、検出ユニット115は、第1のMMEと第2のMMEとの間のリンクが正常であることを検出する。
留意すべき点は、前述の判定ユニット111及びオフローディングユニット112が、MMEのプロセッサから独立したハードウェアの形式で実装されてもよく、別個に若しくは共に実装されてもよく、マイクロプロセッサの形式であってもよく、又はMMEのプロセッサ内にハードウェアの形式で埋め込まれてもよく、MMEのプロセッサが判定ユニット111及びオフローディングユニット112に対応する動作を実行するように、MMEのプロセッサにソフトウェアの形式で記憶されてもよい点である。受信ユニット113は、MMEのインターフェース回路であってもよく、割り当てユニット114は、判定ユニット111若しくはオフローディングユニット112と同じ形式で実装され、判定ユニット111及びオフローディングユニット112と一体化されても、又は別個に実装されてもよい。検出ユニット115は、判定ユニット111若しくはオフローディングユニット112と同じ形式で実装されてもよく、判定ユニット111及びオフローディングユニット112と一体化されても、又は別個に実装されてもよく、MMEのインターフェース回路に一体化されてもよい。本発明のこの実施形態は、これに対していかなる限定も課さない。前述のプロセッサは、中央処理装置(CPU)、マイクロプロセッサ、単一チップマイクロコンピュータ等であってもよい。
(実施例11)
図15は、本発明の実施形態11に係るMMEの概略構造図である。
図15に示されるように、MME150は、第1のインターフェース回路151と、第2のインターフェース回路152と、メモリ153と、第1のインターフェース回路151、第2のインターフェース回路152、及びメモリ153に接続されるプロセッサ154とを含む。第1のインターフェース回路151は、基地局と通信するように構成され、第2のインターフェース回路152は、別のMMEと通信するように構成され、メモリ153は、MMEによる動作のために必要とされるパラメータ又はプログラムコードなどの情報を記憶するように構成され、プロセッサ154は、判定ユニット111及びオフローディングユニット112に対応する動作を実行するように構成される。
例えば、判定ユニット111及びオフローディングユニット112が、メモリ153においてソフトウェアの形式で記憶される場合、メモリ153は、プログラムコードのグループを記憶するように構成され、プロセッサ154は、メモリ153において記憶されるプログラムコードを起動し、例えば、第1のMMEにアクセスするUEが第2のMMEプールのカバレッジ内のUEであるかを判定するステップであって、第1のMMEが、第1のMMEプールに位置し、第1のMMEプールが、第2のMMEプールのバックアップMMEプールである、ステップと、UEが第2のMMEプールのカバレッジ内のUEであり、且つ、第2のMMEプールが正常な状態にある場合、UEをオフロードするステップとを含む、実施形態1又は実施形態2における動作を実行するように構成される。
別の例として、判定ユニット111及びオフローディングユニット112が、ハードウェアの形式で一体化されて、プロセッサ154を形成する場合、プロセッサは、判定ユニット111及びオフローディングユニット112に対応する動作を実行するように構成される。
前述の実施形態3におけるように、プロセッサは、UEが第2のMMEプールのカバレッジ内のUEであるかを、UEによって登録されるTA情報に従って具体的に判定し得る。この場合において、第1のインターフェース回路151は、基地局によって報告されるTA情報と、UEによって登録され、UEによって報告されるTA情報とを受信するように構成される。ここで、ユーザ機器は、基地局のカバレッジ内に存在する。プロセッサ154は、基地局によって報告されるTA情報と、UEによって登録され、UEによって報告されるTA情報とが一致するかを判定し、基地局によって報告されるTA情報と、UEによって登録されるTA情報とが一致する場合、UEをオフロードするように構成される。
前述の実施形態4におけるように、プロセッサ154は、UEが第2のMMEプールのカバレッジ内のUEであるかを、UEの加入者IDに従って判定し得る。この場合において、プロセッサ154は、加入者IDをUEに割り当てるようにさらに構成される。ここで、加入者IDは、フラグを含み、UEが第1のMMEに第2のMMEプールのカバレッジ内の基地局と第1のMMEとの間のS1リンクを通じてアクセスする場合、フラグの値は、既定値である。プロセッサ154は、加入者IDにおけるフラグが既定値であるかを判定し、加入者IDにおけるフラグが既定値である場合、UEをオフロードするようにさらに構成される。
前述の実施形態5におけるように、別の実施形態において、プロセッサ154に割り当てられる加入者IDは、M−TMSIを含み、UEが第1のMMEに第2のMMEプールのカバレッジ内の基地局と第1のMMEとの間のS1リンクを通じてアクセスする場合、M−TMSIの値は、プリセットの番号セグメント内である。プロセッサ154は、加入者IDにおけるM−TMSIの値がプリセットの番号セグメント内であるかを判定し、加入者IDにおけるM−TMSIの値がプリセットの番号セグメント内である場合、UEをオフロードするようにさらに構成される。
随意的に、前述の実施形態6におけるように、プロセッサ154は、ロードリバランシング手続きを使用することによってUEをオフロードしてもよい。
随意的に、前述の実施形態7におけるように、プロセッサ154は、デタッチ動作をUEに対して実行することによってUEをオフロードしてもよい。
さらに、プロセッサ154をトリガしてUEをオフロードするための方法は、第2のMMEプールが正常に戻った後に、プロセッサ154をトリガするためのコマンドを手動で実行して、第2のMMEプールからのものであるUEをオフロードすることであってもよい。
本方法は、MME間のインターフェースメッセージを使用し、プロセッサ154をトリガして、UEをオフロードすること、つまり、第2のMMEプールが、第1のMMEに、第2のMMEプールの状態が変化したときに通知することであってもよい。このように、第2のMMEプールが、正常に戻った場合、プロセッサ154は、ロードリバランシング手続き又はデタッチ手続きを積極的に開始して、第2のMMEプールからのものであるUEをオフロードし得る。この場合において、プロセッサ154は、UEが第2のMMEプールのカバレッジ内のUEであり、且つ、第2のインターフェース回路152が通知メッセージを受信する場合、UEをオフロードするように構成される。ここで、通知メッセージは、第2のMMEプールにおける第2のMMEによって送信され、第2のMMEプールが正常な状態に戻ったことを通知するために使用される。
本方法は、MMEによって、MME間のリンク(S10リンク)の状態を周期的に検出し、リンクの状態に従って、プロセッサ154をトリガして、第2のMMEプールからのものであるUEをオフロードすることであってもよい。例えば、第1のMMEが、第1のMMEと第2のMMEプールにおける第2のMMEとの間のS10リンクが障害状態から正常な状態へ変化することを検出する場合、プロセッサ154は、ロードリバランシング手続き又はデタッチ手続きを積極的に開始して、第2のMMEプールからのものであるUEをオフロードする。この場合において、図16に示されるように、前述の装置150は、第1のMMEと第2のMMEとの間のリンクが正常であるかを検出するように構成された検出回路155をさらに含み得る。ここで、第2のMMEは、第2のMMEプールに位置する。プロセッサ154は、UEが第2のMMEプールのカバレッジ内のUEである場合、UEをオフロードするように具体的に構成され、検出回路155は、第1のMMEと第2のMMEとの間のリンクが正常であることを検出する。検出回路155は、独立して実装されてもよく、又は第2のインターフェース回路152に一体化されてもよい。
上記の実施形態の説明を通じて、当業者は、本発明がハードウェア、若しくはファームウェア、又はこれらの組み合わせによって実装され得ることを明確に理解することができる。本発明がソフトウェアによって実装される場合、前述の機能は、コンピュータ読取可能な媒体において記憶され、又は、1若しくは複数の命令若しくはコードとしてコンピュータ読取可能な媒体において送信され得る。コンピュータ読取可能な媒体は、コンピュータ記憶媒体と通信媒体とを含む。ここで、通信媒体は、コンピュータプログラムを1つの場所から別の場所へ伝送するために都合が良い任意の媒体を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセス可能な任意の利用可能な媒体であり得る。下記は、一例であるが、本発明は、この例に限定されない。コンピュータ読取可能な媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROM、又は光ディスク及び磁気ディスクといった他の記憶媒体、又は他の磁気記憶デバイス、又は期待されるプログラムコードを命令若しくはデータ構造の形式で伝達若しくは記憶することができ、コンピュータによってアクセス可能な任意の他の媒体を含み得る。また、任意の接続は、適切な場合には、コンピュータ読取可能であり得る。例えば、ソフトウェアが、ウェブサイト、サーバ、又は他の遠隔ソースから、同軸ケーブル、光ファイバ及びケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、又は、赤外線、無線、若しくはマイクロ波などの無線技術、同軸ケーブル、光ファイバ及びケーブル、ツイストペア、DSLなどの無線技術を使用することによって送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバ及びケーブル、ツイストペア、DSL、又は赤外線、無線、若しくはマイクロ波などの無線技術は、媒体の定義に含まれる。例えば、本発明において使用されるディスク(Disk)及びディスク(disc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザディスク、光ディスク、デジタル多用途ディスク(DVD)、フロッピーディスク、及びブルーレイディスクを含む。ここで、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に複製し、ディスク(disc)は、レーザを使用することによってデータを光学的に複製する。前述の組み合わせも、コンピュータ読取可能な媒体の保護範囲内に収まるべきものである。
結論として、前述の実施形態は、本発明の技術的解決策の例示的な実施形態に過ぎず、本発明を限定することを意図されない。任意の変形、均等な置換、及び本発明の原理から逸脱することなく行われる改良は、本発明の保護範囲内に収まるべきものである。

Claims (20)

  1. ユーザ機器を管理するための方法であって、
    第1のモビリティマネジメントエンティティ(MME)によって、前記第1のMMEにアクセスするユーザ機器が第2のMMEプールのカバレッジ内のユーザ機器であるかを判定するステップであって、前記第1のMMEは、第1のMMEプールに位置し、前記第1のMMEプールは、前記第2のMMEプールのバックアップMMEプールであり、前記第2のMMEプールで障害が発生したとき、前記第2のMMEプールのカバレッジ内のユーザ機器は、前記第1のMMEプールにアクセスする、判定するステップと、
    前記第1のMMEによって、前記ユーザ機器が前記第2のMMEプールのカバレッジ内のユーザ機器であり、且つ、前記第2のMMEプールが正常な状態に戻った場合、前記ユーザ機器をオフロードするステップであって、前記オフロードは、S1接続、及び前記第1のMMEと前記ユーザ機器との間の無線リソース制御(RRC)接続の開放を指す、ステップ
    を含む、方法。
  2. 第1のMMEによって、前記第1のMMEにアクセスするユーザ機器が第2のMMEプールのカバレッジ内のユーザ機器であるかを前記判定するステップが、
    前記ユーザ機器が前記第2のMMEプールのカバレッジ内のユーザ機器であるかを、前記ユーザ機器によって登録されるトラッキングエリア情報に従って判定するステップ
    を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 第1のMMEによって、前記第1のMMEにアクセスするユーザ機器が第2のMMEプールのカバレッジ内のユーザ機器であるかを前記判定するステップの前に、前記方法が、
    基地局によって報告されるトラッキングエリア情報を受信するステップであって、前記ユーザ機器が、前記基地局のカバレッジ内に存在する、受信するステップと、
    前記ユーザ機器によって登録され、前記ユーザ機器によって報告される前記トラッキングエリア情報を受信するステップと
    をさらに含み、
    第1のMMEによって、前記第1のMMEにアクセスするユーザ機器が第2のMMEプールのカバレッジ内のユーザ機器であるかを前記判定するステップが、
    前記基地局によって報告される前記トラッキングエリア情報と、前記ユーザ機器によって登録される前記トラッキングエリア情報とが一致するかを判定するステップと、
    前記基地局によって報告される前記トラッキングエリア情報と、前記ユーザ機器によって登録される前記トラッキングエリア情報とが一致する場合、前記ユーザ機器は前記第2のMMEプールのカバレッジ内のユーザ機器であると判定するステップと
    を含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記ユーザ機器によって登録される前記トラッキングエリア情報が、トラッキングエリアID(TAI)又はトラッキングエリアコード(TAC)である、請求項2又は3に記載の方法。
  5. 前記ユーザ機器が、前記第1のMMEに、前記第2のMMEプールのカバレッジ内の基地局と前記第1のMMEとの間のS1リンクを通じてアクセスする場合、加入者IDを前記ユーザ機器に割り当てるステップであって、前記加入者IDは、フラグを含み、前記フラグの値は、既定値である、割り当てるステップ
    をさらに含み、
    第1のMMEによって、前記第1のMMEにアクセスするユーザ機器が第2のMMEプールのカバレッジ内のユーザ機器であるかを前記判定するステップが、
    前記加入者IDにおける前記フラグが既定値であるかを判定するステップと、
    前記フラグが前記既定値である場合、前記ユーザ機器が前記第2のMMEプールのカバレッジ内のユーザ機器であると判定するステップと
    を含む、請求項1に記載の方法。
  6. 前記ユーザ機器が前記第1のMMEに前記第2のMMEプールのカバレッジ内の基地局と前記第1のMMEとの間のS1リンクを通じてアクセスする場合、加入者IDを前記ユーザ機器に割り当てるステップであって、前記加入者IDは、M−TMSIを含み、前記M−TMSIの値は、プリセットの番号セグメント内である、割り当てるステップ
    をさらに含み、
    第1のMMEによって、前記第1のMMEにアクセスするユーザ機器が第2のMMEプールのカバレッジ内のユーザ機器であるかを前記判定するステップが、
    前記加入者IDにおける前記M−TMSIの前記値が前記プリセットの番号セグメント内であるかを判定するステップと、
    前記M−TMSIの前記値が前記プリセットの番号セグメント内である場合、前記ユーザ機器は前記第2のMMEプールのカバレッジ内のユーザ機器であると判定するステップと
    を含む、請求項1に記載の方法。
  7. 前記第1のMMEによって、前記ユーザ機器を前記オフロードするステップが、
    前記第1のMMEによって、ロードリバランシング手続きを開始して、前記ユーザ機器をオフロードするステップ、又は
    前記第1のMMEによって、デタッチ動作を前記ユーザ機器に対して実行することによって前記ユーザ機器をオフロードするステップ
    を含む、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記第1のMMEによって、前記ユーザ機器を前記オフロードするステップの前に、前記方法が、
    前記第2のMMEプールにおける第2のMMEによって送信される通知メッセージを受信するステップであって、前記通知メッセージは、前記第2のMMEプールが前記正常な状態に戻ったことを通知するために使用される、受信するステップ
    をさらに含み、
    前記第1のMMEによって、前記ユーザ機器を前記オフロードするステップが、
    前記ユーザ機器が前記第2のMMEプールのカバレッジ内のユーザ機器であり、且つ、前記第1のMMEが前記通知メッセージを受信する場合、前記第1のMMEによって、前記ユーザ機器をオフロードするステップ
    を含む、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記第1のMMEによって、前記ユーザ機器を前記オフロードするステップの前に、前記方法が、
    前記第1のMMEと第2のMMEとの間のリンクが正常であるかを検出するステップであって、前記第2のMMEは、前記第2のMMEプールに位置する、検出するステップ
    をさらに含み、
    前記第1のMMEによって、前記ユーザ機器を前記オフロードするステップが、
    前記第1のMMEによって、前記ユーザ機器が前記第2のMMEプールのカバレッジ内のユーザ機器であり、且つ、前記第1のMMEと前記第2のMMEとの間の前記リンクが正常であることが検出される場合、前記ユーザ機器をオフロードするステップ
    を含む、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記第1のMMEによって、前記ユーザ機器を前記オフロードするステップが、
    前記ユーザ機器が前記第2のMMEプールのカバレッジ内のユーザ機器であり、且つ、前記第2のMMEプールが前記正常な状態にある場合、ネットワーク調整期間内に、前記ユーザ機器をオフロードするステップであって、前記ネットワーク調整期間は異なるエリアに基づき前記エリア内におけるトラフィックを考慮して予め設定される、ステップ
    を含む、請求項1から9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 第1のモビリティマネジメントエンティティ(MME)に適用される、ユーザ機器を管理するための装置であって、前記第1のMMEは、第1のMMEプールに位置し、前記第1のMMEプールは、第2のMMEプールのバックアップMMEプールであり、前記第2のMMEプールで障害が発生したとき、前記第2のMMEプールのカバレッジ内のユーザ機器は、前記第1のMMEプールにアクセスし、前記装置は、
    前記第1のMMEにアクセスするユーザ機器が前記第2のMMEプールのカバレッジ内のユーザ機器であるかを判定するように構成された判定ユニットと、
    前記ユーザ機器が前記第2のMMEプールのカバレッジ内のユーザ機器であり、且つ、前記第2のMMEプールが正常な状態にある場合、前記ユーザ機器をオフロードするように構成されたオフローディングユニットであって、前記オフロードは、S1接続、及び前記第1のMMEと前記ユーザ機器との間の無線リソース制御(RRC)接続の開放を指す、オフローディングユニット
    を備える、装置。
  12. 前記判定ユニットが、前記ユーザ機器が前記第2のMMEプールのカバレッジ内のユーザ機器であるかを、前記ユーザ機器によって登録されるトラッキングエリア情報に従って判定する、請求項11に記載の装置。
  13. 基地局によって報告されるトラッキングエリア情報と、前記ユーザ機器によって登録され、前記ユーザ機器によって報告される前記トラッキングエリア情報とを受信するように構成された受信ユニットであって、前記ユーザ機器は、前記基地局のカバレッジ内に存在する、受信ユニット
    をさらに備え、
    前記判定ユニットが、前記基地局によって報告される前記トラッキングエリア情報と前記ユーザ機器によって登録される前記トラッキングエリア情報とが一致する場合、前記ユーザ機器は前記第2のMMEプールのカバレッジ内のユーザ機器であると判定するように具体的に構成される、請求項12に記載の装置。
  14. 前記ユーザ機器によって登録される前記トラッキングエリア情報が、トラッキングエリアID(TAI)又はトラッキングエリアコード(TAC)である、請求項12又は13に記載の装置。
  15. 前記ユーザ機器が、前記第1のMMEに、前記第2のMMEプールのカバレッジ内の基地局と前記第1のMMEとの間のS1リンクを通じてアクセスする場合、加入者IDを前記ユーザ機器に割り当てるように構成された割り当てユニットであって、前記加入者IDは、フラグを含み、前記フラグの値は、既定値である、割り当てユニット
    をさらに備え、
    前記判定ユニットが、前記加入者IDにおける前記フラグが既定値である場合、前記ユーザ機器は前記第2のMMEプールのカバレッジ内のユーザ機器であると判定するように具体的に構成される、請求項11に記載の装置。
  16. 前記ユーザ機器が、前記第1のMMEに、前記第2のMMEプールのカバレッジ内の基地局と前記第1のMMEとの間のS1リンクを通じてアクセスする場合、加入者IDを前記ユーザ機器に割り当てるように構成された割り当てユニットであって、前記加入者IDは、M−TMSIを含み、前記M−TMSIの値は、プリセットの番号セグメント内である、割り当てユニット
    をさらに備え、
    前記判定ユニットが、前記加入者IDにおける前記M−TMSIが前記プリセットの番号セグメント内である場合、前記ユーザ機器は前記第2のMMEプールのカバレッジ内のユーザ機器であると判定するように具体的に構成される、請求項11に記載の装置。
  17. 前記オフローディングユニットが、ロードリバランシング手続きを使用することによって、前記ユーザ機器をオフロードする、又は
    前記オフローディングユニットが、デタッチ動作を前記ユーザ機器に対して実行することによって、前記ユーザ機器をオフロードする、請求項11から16のいずれか一項に記載の装置。
  18. 前記オフローディングユニットが、前記ユーザ機器が前記第2のMMEプールのカバレッジ内のユーザ機器であり、且つ、前記第1のMMEが通知メッセージを受信する場合、前記ユーザ機器をオフロードするように構成され、前記通知メッセージは、前記第2のMMEプールにおける第2のMMEによって送信され、前記第2のMMEプールが前記正常な状態に戻ったことを通知するために使用される、請求項11から17のいずれか一項に記載の装置。
  19. 前記第1のMMEと第2のMMEとの間のリンクが正常であるかを検出するように構成された検出ユニットであって、前記第2のMMEは、前記第2のMMEプールに位置する、検出ユニット
    をさらに備え、
    前記オフローディングユニットが、前記ユーザ機器が前記第2のMMEプールのカバレッジ内のユーザ機器であり、且つ、前記検出ユニットが前記第1のMMEと前記第2のMMEとの間の前記リンクが正常であることを検出する場合、前記ユーザ機器をオフロードするように構成される、請求項11から17のいずれか一項に記載の装置。
  20. コンピュータに、請求項1から10のいずれか一項に記載の前記方法を実行させる、プログラム。
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