JP6176029B2 - シミュレーション装置、シミュレーションプログラム及びシミュレーション方法 - Google Patents
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Description
は、それぞれ粒子aの位置ベクトル、速度ベクトル、密度、圧力、質量である。
は、カーネル関数で、粒子の分布から連続場を構成するのに用い、以下の3次のスプライン関数(式2)等がよく使われる。
すなわち、本発明の一態様によれば、シミュレーションプログラムにおいて、コンピュータに、連続体を粒子の集まりで表現した連続体モデルの基準粒子から影響半径内の1つ以上の第1の近傍粒子について、前記連続体モデルの変位後の前記第1の近傍粒子の位置とカーネル関数に基づいて、前記基準粒子と前記第1の近傍粒子との第1の相互作用を算出させ、前記変位後に前記基準粒子から影響半径内に入った1つ以上の第2の近傍粒子について、前記連続体モデルの変位後の位置とカーネル関数に基づいて、前記基準粒子と前記第2の近傍粒子との第2の相互作用を算出させ、前記第1の相互作用及び前記第2の相互作用に基づいて、前記基準粒子と前記基準粒子の現時点の近傍粒子との相互作用を算出させ、前記第1の相互作用を算出させる場合、前記カーネル関数の変形勾配テンソルを用いることを特徴とするシミュレーションプログラムが提供される。
本発明は、シミュレーション装置、コンピュータに実行させるシミュレーションプログラム及びシミュレーション方法であって、シミュレーションの対象である連続体を粒子の集まりとして捕らえる。
図1において、シミュレーション装置100は、処理部101、格納部102及び出力部103を備え、初期条件111に基づいて粒子法による数値計算を行って、シミュレーション結果112を出力する。
処理部101が実行するシミュレーション処理は、連続体を粒子の集まりで表現した連続体モデルの基準粒子から影響半径内の1つ以上の第1の近傍粒子について、この連続体モデルの変位後の第1の近傍粒子の位置とカーネル関数に基づいて、基準粒子と第1の近傍粒子との第1の相互作用を算出する。また、シミュレーション処理は、変位後に基準粒子から影響半径内に入った1つ以上の第2の近傍粒子について、連続体モデルの変位後の位置とカーネル関数に基づいて、基準粒子と第2の近傍粒子との第2の相互作用を算出する。そして、これら第1の相互作用及び第2の相互作用に基づいて、基準粒子と基準粒子の現時点の近傍粒子との相互作用を算出する。なお、第1の相互作用を算出させる場合、カーネル関数の変形勾配テンソルを用いる。
本発明を適用したシミュレーション処理は、基準位置での近傍粒子を取り扱う場合に、「弾性体の変形によって、影響半径は弾性体の粒子の変形にしたがって変化する」と仮定することにより、変形後のカーネルに変形の大きさを示すパラメータである変形勾配テンソルを用いた補正項を導入し、下記(式5)として計算する。
は、a粒子の(n−1)ステップでの変形勾配テンソルである。
図3において、弾性体を構成する任意の粒子である基準位置(以下、基準粒子301ともいう。)から影響半径302内には、複数の近傍粒子303が定義されている。弾性体が変形すると、その変形に伴い影響半径302も変形する。
P=1 (xnear/2h<0.5)
P=xnear/2h (0.5≦xnear/2h<1)
P=0.5 (xnear/2h>1)
そして、ステップS209において、一定ステップ数の経過、又は一定のシミュレーション内時間の経過など、必要に応じて計算結果を外部ファイルとして出力する。
自己接触問題を解く場合、図6に示すように、当初の近傍粒子303においては上述のように連続体粒子の運動を解き、弾性体の変形後に新たに近接した近傍粒子601に関しては、基準粒子301と近傍粒子601の接触が起こったとして反発力を求める。この場合、当初及び変形後の両方とも、若しくは当初のみ近接している近傍粒子303に関しては、上述したように何らかの割合により異なる影響力を与えてもよい。そして、反発力の算出にはペナルティ法などを用いてもよい。この場合、それぞれの影響力は弾性体の運動と接触という異なるものであるため、その影響力の割合は変化させないでもよい。
は、基準座標系を用いた場合の影響半径)。
:第1ピオラキルヒホッフ応力)という(式15)を用いて、基準座標系を用いた応力に変換して計算を行う。
このように、本発明の実施の形態は、粒子法を用いた数値計算において広く利用可能である。例えば、鋳造過程を解析することで製品設計に用いることができる。弾性体に対して適用することで、製品設計の際に封止ゲルの形状などを適切に決定することができる。
101 処理部
102 格納部
103 出力部
111 初期条件
112 シミュレーション結果
301 基準粒子
302 影響半径
303 近傍粒子
401 遠方粒子
601 近傍粒子
801 CPU(Central Processing Unit)
802 メモリ
803 入力装置
804 出力装置
805 外部記録装置
806 媒体駆動装置
807 ネットワーク接続装置
808 バス
809 可搬型記録媒体
810 通信ネットワーク
Claims (5)
- コンピュータに、
連続体を粒子の集まりで表現した連続体モデルの基準粒子から影響半径内の1つ以上の第1の近傍粒子について、前記連続体モデルの変位後の前記第1の近傍粒子の位置とカーネル関数に基づいて、前記基準粒子と前記第1の近傍粒子との第1の相互作用を算出させ、
前記変位後に前記基準粒子から影響半径内に入った1つ以上の第2の近傍粒子について、前記連続体モデルの変位後の位置とカーネル関数に基づいて、前記基準粒子と前記第2の近傍粒子との第2の相互作用を算出させ、
前記第1の相互作用及び前記第2の相互作用に基づいて、前記基準粒子と前記基準粒子の現時点の近傍粒子との相互作用を算出させ、
前記第1の相互作用を算出させる場合、前記カーネル関数の変形勾配テンソルを用いることを特徴とするシミュレーションプログラム。 - 前記基準粒子と前記基準粒子の現時点の近傍粒子との相互作用の算出は、前記第1の相互作用の算出結果と前記第2の相互作用の算出結果を任意の割合で算出させることを特徴とする請求項1記載のシミュレーションプログラム。
- 前記第1の相互作用の算出結果と前記第2の相互作用の算出結果の算出の割合は、前記連続体モデルの変位の大きさに応じて定めることを特徴とする請求項2記載のシミュレーションプログラム。
- コンピュータが、
連続体を粒子の集まりで表現した連続体モデルの基準粒子から影響半径内の1つ以上の第1の近傍粒子について、前記連続体モデルの変位後の前記第1の近傍粒子の位置とカーネル関数に基づいて、前記基準粒子と前記第1の近傍粒子との第1の相互作用を算出し、
前記変位後に前記基準粒子から影響半径内に入った1つ以上の第2の近傍粒子について、前記連続体モデルの変位後の位置とカーネル関数に基づいて、前記基準粒子と前記第2の近傍粒子との第2の相互作用を算出し、
前記第1の相互作用及び前記第2の相互作用に基づいて、前記基準粒子と前記基準粒子の現時点の近傍粒子との相互作用を算出し、
前記第1の相互作用を算出する場合、前記カーネル関数の変形勾配テンソルを用いることを特徴とするシミュレーション方法。 - 連続体を粒子の集まりで表現した連続体モデルの基準粒子から影響半径内の1つ以上の第1の近傍粒子について、前記連続体モデルの変位後の前記第1の近傍粒子の位置とカーネル関数に基づいて、前記基準粒子と前記第1の近傍粒子との第1の相互作用を算出する第1相互作用算出手段と、
前記変位後に前記基準粒子から影響半径内に入った1つ以上の第2の近傍粒子について、前記連続体モデルの変位後の位置とカーネル関数に基づいて、前記基準粒子と前記第2の近傍粒子との第2の相互作用を算出する第2相互作用算出手段と、
前記第1相互作用算出手段によって算出した第1の相互作用及び前記第2相互作用算出手段によって算出した前記第2の相互作用に基づいて、前記基準粒子と前記基準粒子の現時点の近傍粒子との相互作用を算出する相互作用算出手段と、
を備え、
前記第1相互作用算出手段は、前記カーネル関数の変形勾配テンソルを用いて前記第1の相互作用を算出することを特徴とするシミュレーション装置。
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