JP6175942B2 - 接続部材、電子装置及び電子装置の製造方法 - Google Patents

接続部材、電子装置及び電子装置の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、接続部材、接続部材を用いた電子装置及び電子装置の製造方法に関する。
電子装置に含まれる電子部品の1種であるLGA(Land Grid Array)型の表面実装型半導体パッケージ(半導体素子)は、回路基板への高密度実装が可能であり、また、高機能化に伴う多ピン化にも対応することが可能である。
このような半導体パッケージと回路基板との電気的接続には、支持体にこれを貫通するように弾性のある導電部を設けた接続部材を用いることが知られている。このような接続部材の導電部に、半導体パッケージ等の接続対象物の電極を押圧し、導電部を圧縮することで、それらを電気的に接続する。
特開2008−59895号公報 特開平11−307155号公報 特開2010−10319号公報 特開2001−237039号公報
しかし、接続対象物である半導体パッケージや回路基板に反りがある場合、並びに、これらの電極の高さにばらつきがある場合には、接続部材の導電部に対する圧縮荷重にもばらつきが生じ、接続対象物と導電部との間に接続不良が発生する可能性がある。
本発明の一観点によれば、第1方向に貫通する第1貫通孔を備える基板と、前記第1貫通孔を貫通して前記基板から突出し、前記第1方向に塑性を有する第1部分と、前記第1方向に弾性を有する第2部分とを備える第1導体部とを含む接続部材が提供される。
開示の接続部材によれば、接続対象物との接続信頼性を向上させることが可能になる。
実施の形態に係る電子装置の一例の要部断面模式図である。 実施の形態に係る接続部材の一例を示す図である。 実施の形態に係る接続部材に関する圧縮特性を示す図である。 実施の形態に係る接続部材を回路基板と電子部品の接続に用いた場合の別例の説明図である。 別形態の接続部材を回路基板と電子部品の接続に用いた場合の説明図である。 第1支持基板配置工程の一例の要部断面模式図である。 第1弾性材料導入工程の一例の要部断面模式図である。 弾性材料導入後の状態の一例を示す要部断面模式図である。 第2支持基板配置工程の一例の要部断面模式図である。 第2弾性材料導入工程の一例の要部断面模式図である。 支持基板配置工程の一例の要部断面模式図である。 弾性材料導入工程の一例の要部断面模式図である。 弾性材料移動工程の一例の要部断面模式図である。 実施の形態に係る接続部材の変形例の説明図である。
以下、実施の形態について説明する。
図1は実施の形態に係る電子装置の一例の要部断面模式図である。
図1に示す電子装置1は、回路基板10、接続部材(LGAコネクタ)20、電子部品30、放熱板40、補強板50、及びバネ付きねじ60を含んでいる。
回路基板10は、その一方の面に形成された複数の電極10aを有している。これらの電極10aは、回路基板10の内部に形成された、図示しない配線、或いは、配線及び配線間を接続するビアに、電気的に接続されている。また、回路基板10は、バネ付きねじ60が挿通される貫通孔11を有している。
接続部材20は、支持基板21と、回路基板10の各電極10aに対応する位置にそれぞれ支持基板21を貫通するように設けられた導電性の導電部(接続導体)22を有している。各接続導体22は、塑性を有する第1部分(塑性変形部)22bと、弾性を有する第2部分(弾性変形部)22aと、を有している。各接続導体22は、その塑性変形部22bで、対応する位置の回路基板10の電極10aと、電気的に接続されている。尚、接続部材20の詳細については後述する。
電子部品30は、パッケージ基板31aの一方の面側に半導体チップ31bが実装されたLGA型の半導体パッケージ31、及びその半導体パッケージ31に熱的に接続されたヒートスプレッダ32を有している。
電子部品30は、パッケージ基板31aの半導体チップ31b実装面側と反対の面側に形成された複数の電極30aを有している。これらの電極30aは、接続部材20の各接続導体22に対応する位置(回路基板10の各電極30aに対応する位置)に形成されている。各電極30aは、対応する位置にある接続導体22の塑性変形部22bと、電気的に接続されている。各電極30aは、パッケージ基板31aの内部に形成された、図示しない配線、或いは、配線及び配線間を接続するビアを介して、半導体チップ31bに電気的に接続されている。
このように回路基板10と電子部品30とは、接続部材20を介して、電気的に接続された状態になっている。
放熱板40は、電子部品30の上に、直に或いはサーマルグリース等の伝熱部材(図示せず)を介して、配置されている。放熱板40は、図示しない放熱フィン、及びバネ付きねじ60が挿通される貫通孔41を有している。
補強板50は、回路基板10の裏面側(接続部材20及び電子部品30が搭載される面側と反対の面側)に配置されている。補強板50には、放熱板40及び回路基板10の貫通孔41,11に挿通されたバネ付きねじ60の先端部が螺着されている。
上記のような構成を有する電子装置1は、例えば、次のようにして組み立てることができる。
まず、回路基板10上に接続部材20を、各電極10aと接続導体22との位置合わせを行って、配置する。次いで、その接続部材20の上に電子部品30を、各接続導体22と電極30aとの位置合わせを行って、配置する。このようにして配置した電子部品30の上に、放熱板40を配置する。そして、バネ付きねじ60を、放熱板40及び回路基板10の貫通孔41,11に挿通し、その先端部を、回路基板10の裏面に配置した補強板50に螺着する。
バネ付きねじ60を補強板50に締め付けることで、放熱板40によって電子部品30が回路基板10側に押圧される。この押圧により、電子部品30の電極30aと接続部材20の接続導体22の上端側、接続導体22の下端側と回路基板10の電極10aを、いずれも接触(圧接)させ、弾性を有する接続導体22を圧縮させて、電子部品30と回路基板10を電気的に接続する。
続いて、接続部材20について、より詳細に説明する。
図2は実施の形態に係る接続部材の一例を示す図であって、(A)は平面模式図、(B)は(A)のX−X断面模式図である。尚、図2には、押圧を行う前の状態を示している。
図2(A),(B)には、矩形平板状の支持基板21の周辺部に、複数の接続導体22が配列された接続部材20を例示している。接続部材20を挟んで配置される上記の回路基板10及び電子部品30には、図2(A)に示すような平面配置の接続導体22に対応する位置に、電極10a,30aが配置されている。
接続部材20の各接続導体22は、図2(B)に示すように、支持基板21に設けられた貫通孔21aを貫通してその支持基板21の両面から突出する弾性変形部22aと、その先端部に設けられた塑性変形部22bとを有する。
このような接続部材20の接続導体22は、押圧時、その圧縮荷重に応じて圧縮する。圧縮荷重が増加するに連れて弾性変形部22aは弾性圧縮し、塑性変形部22bは、一定の圧縮荷重以上で圧縮されると、ひずみ量は増加するもののその応力がほとんど変化しないで塑性変形する。
上記のような接続部材20の支持基板21には、例えば、絶縁性及び耐熱性に優れる、ポリイミド樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、或いはこれらをガラスクロス等で補強して剛性を高めたものが用いられる。支持基板21の寸法は、例えば、幅42mm×奥行き42mm×厚さ1.3mm程度とされる。
接続導体22の弾性変形部22aには、導電性を有する弾性材料、例えば、絶縁性の弾性材料に導電性のフィラーを含有させたものが用いられる。
弾性変形部22aに用いる弾性材料には、例えば、シリコーンゴム、フッ素ゴム、イソプレンゴム、ウレタンゴム等の合成ゴム又は天然ゴムを用いることができる。これらの弾性材料のうち、例えばシリコーンゴムは、耐熱性、環境安定性、圧縮永久歪み特性に優れ、弾性変形部22aの材料として好適である。
弾性変形部22aに用いるフィラーには、例えば、金、銀、銅、白金、パラジウム、鉛、錫等の金属を含む粒子、ベリリウム銅、青銅、リン青銅、黄銅等の合金を含む粒子を用いることができる。このほか、フィラーには、カーボン、導電性セラミック等の導電性粒子、カーボン粒子の表面又は導電性若しくは絶縁性のセラミック粒子の表面に金属をコーティングしたもの等を用いることができる。フィラーに用いる金属(粒子の全体又は一部に用いる金属)のうち、例えば銀は、接触抵抗が小さく、弾性変形部22aのフィラーの材料として好適である。
弾性変形部22aは、例えば、直径0.5mm、高さ2.3mm程度の寸法の柱状とする。
接続導体22の塑性変形部22bには、導電性を有する塑性変形材料、例えば、絶縁性の樹脂材料に中空金属フィラーを含有させたものが用いられる。
絶縁性樹脂材料には、例えば、シリコーン樹脂を用いることができる。シリコーン樹脂は、耐熱性、環境安定性に優れ、塑性変形部22bの材料として好適である。塑性変形部22bに用いる中空金属フィラーには、例えば、金、銀、銅、白金、パラジウム、鉛、錫等、又は、磁性を有する鉄、コバルト、ニッケル等の金属を含む中空粒子、ベリリウム銅、青銅、リン青銅、黄銅等の合金を含む中空粒子を用いることができる。このほか、フィラーには、中空樹脂、中空シリカ等の中空粒子の表面に上記の金属をコーティングしたもの等を用いることができる。フィラーに用いる金属(粒子の全体又は一部に用いる金属)のうち、例えば銀は、接触抵抗が小さく、塑性変形部22bのフィラーの材料として好適である。このような塑性変形部22bに圧縮荷重が加わると、その応力が中空金属フィラーの降伏応力以上となる範囲において、中空金属フィラーが塑性変形(座屈変形)を開始し、塑性変形部22bが塑性変形する。中空金属フィラーの割合が多いほど塑性変形部22bの変形量が大きくなり、また後述する塑性変形中のプラトー領域において、応力の増加が抑えられる。さらには、中空金属フィラーの含有量が多くなると、塑性変形部22bの電気抵抗率が減少し、接続導体22の電気特性が向上する。塑性変形部22bにおける中空金属フィラーの含有量は例えば70vol%以上である。
塑性変形部22bは、例えば、弾性変形部22aの両側の端面にそれぞれ、直径0.5mm、高さ0.2mmの寸法の柱状とする。
このように接続部材20は、弾性変形部22aと、その先端部に設けられた塑性変形部22bを有する。電子装置1の組み立て時には、回路基板10と電子部品30との間に、このような接続部材20が配置された状態で、放熱板40、補強板50及びバネ付きねじ60を用いた押圧が行われる。
次に、このような接続導体22の塑性変形部22b及び接続導体22の圧縮特性について説明する。
図3は実施の形態に係る接続部材に関する圧縮特性を示す図であって、(A)は接続導体22の塑性変形部22bの場合、(B)は接続導体22の場合におけるひずみ量に対する応力の変化をそれぞれ示している。尚、図3では横軸はひずみ量(mm)を、縦軸は応力(N/mm2)をそれぞれ表している。また、塑性変形部22bは、シリコーン等の絶縁性樹脂材料に中空金属フィラーをその含有率が比較的高くなるように含有させている中空金属集合体であり、多孔質金属と同様の圧縮特性を示す。
塑性変形部22bは圧縮荷重が加えられて、当該圧縮荷重が増加していくと、図(A)に示す圧縮特性のようにひずみ量が増加するに伴い、応力が増加し降伏応力(Q点)に達する。その後、ひずみ量が増加しても、降伏応力に達した応力はほとんど変化することがなく、ほぼ降伏応力が維持される。このように降伏応力に達した応力がほとんど変化しないひずみ量の範囲はプラトー領域と呼ばれる。
また、接続導体22は、このような塑性変形部22bと共に弾性変形部22aを有することで、図(B)に示すような圧縮特性を示すようになる。
接続導体22に対して圧縮荷重を加え始め、当該圧縮荷重を増加していくと、主に弾性変形部22aが変形する。このため、接続導体22では、弾性変形部22aの方の圧縮特性が優位となり、接続導体22の応力はひずみ量に対して弾性的に変化する。その後、ひずみ量の増加に伴い、接続導体22の応力が降伏応力(Q点)に達すると、主に塑性変形部22bが変形するようになる。このため、接続導体22では、塑性変形部22bの方の圧縮特性が優位となり、接続導体22の応力はひずみ量に対して殆ど変化しない(塑性変形する)ようになる(プラトー領域)。
このような圧縮特性を鑑みて、接続部材20は、圧縮荷重を加えられた際のひずみ量がプラトー領域内に収まり、その際の降伏応力が所定の応力以上になるように、塑性変形部22bに含有される中空金属フィラーの大きさ、その外殻の厚さ並びにその分量等を選択しておく。降伏応力は、接続導体22と電極10a,30aとが安定して接触するための接触応力以上になるように制御しておくことが望ましい。このような接触応力は、例えば、直径40μm、厚さ0.3μmである球状の銀の中空金属フィラーを含む塑性変形部22bの場合には、およそ1.3MPaである。
続いて、このように応力及びひずみ量が制御された接続導体22を有する接続部材20を回路基板10及び電子部品30の接続に用いた場合について説明する。
図4は実施の形態に係る接続部材を回路基板と電子部品の接続に用いた場合の別例の説明図である。尚、図4には、電子装置1における、接続部材20、回路基板10及び電子部品30の要部を模式的に図示している。
図4には、回路基板10及び電子部品30の双方に反りが生じており、それにより、回路基板10の複数の電極10a間、及び電子部品30の複数の電極30a間に、それぞれ面内の高さばらつきが生じている場合を例示している。即ち、対向する電極10a,30a間の距離が一定でなく、ばらつきが生じている場合を例示している。
電子装置1の組み立て時には、このような回路基板10と電子部品30の間に、接続部材20が配置された状態で、放熱板40、補強板50及びバネ付きねじ60を用いた押圧が行われる。
この押圧の際には、まず、回路基板10及び電子部品30の電極10a,30a間の距離が短い箇所P1において、接続部材20の接続導体22が電極10a,30aと接触する。その後、更に押圧が進むと、電極10a,30a間の距離が短い箇所P1、長い箇所P2のいずれの接続導体22も、電極10a,30a間に挟まれて圧縮され、電極10a,30aに圧接された状態となる。それにより、回路基板10と電子部品30が電気的に接続される。
このとき、電極10a,30a間の距離が短い箇所P1では、長い箇所P2に比べて、接続導体22の圧縮が大きくなる。但し、このような箇所P1では、圧縮した塑性変形部22bが電極10a,30aと接触した後は、塑性変形するために、塑性変形部22bに対する過剰な圧縮を抑えることができる。
したがって、弾性変形部22aが弾性変形し、塑性変形部22bが塑性変形するために、接続部材20の各接続導体22は回路基板10及び電子部品30の反り形状に追従するように変形する。この際、各接続導体22は、塑性変形部22bの塑性変形に伴って応力の増加が抑制されるため、それらの間の応力のばらつきが小さく、接続部材20に対する押圧力を抑えることができる。
ここで比較のため、電子装置1において、上記の接続部材20に替え、別形態の接続部材を用いて、回路基板10と電子部品30を接続する場合について説明する。
図5は別形態の接続部材を回路基板と電子部品の接続に用いた場合の説明図であって、(A)は押圧が小さい状態の一例を示す図、(B)は押圧が大きい状態の一例を示す図である。
図5(A),(B)には、支持基板101にそれを貫通する複数の接続導体102が設けられた接続部材100を用いて、回路基板10と電子部品30との接続を行う場合を例示している。接続部材100の接続導体102は、導電性を有する弾性材料で形成されており、また、支持基板101両面に円錐台状の突出部が形成されている。このような接続部材100を用いて、上記同様、反りにより、対向する電極10a,30a間の距離にばらつきが生じている回路基板10と電子部品30とを、電気的に接続する場合を想定する。
この場合、接続部材100に対する押圧が小さいときには、図5(A)に示すように、電極10a,30a間の距離が短い箇所P1では、電極10a,30aに接続導体102が圧接される。このとき、電極10a,30a間の距離が長い箇所P2では、未だ接続導体102の先端が電極30aと接触しない場合がある。全ての接続導体102を電極30aに接触させるため、押圧を更に大きくすると、図5(B)に示すように、いずれの箇所P1,P2の接続導体102も圧縮され、電極10a,30aに圧接されるようになる。それにより、全ての接続導体102を用いて、回路基板10と電子部品30を電気的に接続することが可能になる。
しかし、このとき、電極10a,30a間の距離が短い箇所P1では、長い箇所P2に比べて、接続導体102に、より大きな圧力(圧縮荷重)がかかっており、その圧縮が大きくなっている。このように圧縮が大きい接続導体102は、時間の経過に伴うクリープ変形により、その接続導体102の寿命が低下し、接続部材100の寿命が低下する恐れがある。このような寿命の低下は、回路基板10及び電子部品30に反りが生じていない場合でも、押圧が大きく、接続導体102の圧縮が大きければ、時間の経過と共に、同様に起こり得る。また、このように圧縮荷重が大きくなると、回路基板10及び電子部品30(箇所P1)が過剰な荷重を受けることで、それらに損傷が生じ、回路基板10及び電子部品30の品質が低下してしまう。
これに対し、実施の形態に係る接続部材20では、各接続導体22が、弾性変形部22a、及びその先端部にそれぞれ設けた塑性変形部22bを有する。
このような接続部材20によれば、電子装置1の組み立て時に接続部材20が押圧される際、たとえ電極10a,30a間の距離にばらつきが生じていても、塑性変形部22bは電極10a,30aと接触して一定以上の圧縮荷重がかかると塑性変形する。接続導体22は、電極10a,30aの高さのばらつきに追従して変形して、接続部材20に対する押圧を抑え、回路基板10と電子部品30とを電気的に接続させる。これにより、回路基板10と電子部品30との接続信頼性の向上を図ることが可能になる。
また、塑性変形部22bが塑性変形することにより、回路基板10及び電子部品30の接続導体22からの荷重が抑制されて、回路基板10及び電子部品30に対する損傷の発生を抑えることができる。
続いて、一例として、接続部材20の形成方法について説明する。
図6は、第1支持基板配置工程の一例の要部断面模式図である。
まず、複数の貫通孔21aを形成した支持基板21を用意する。このような支持基板21は、所定材質の平板状基板に、フォトリソグラフィ技術、エッチング技術、機械的な穴開け加工技術等を用い、所定位置に、所定寸法の貫通孔21aを所定数形成することによって、形成することができる。
用意した支持基板21は、図6に示すような上金型311と下金型312を有する第1金型310内に、上金型311と下金型312の間に挟むようにして配置する。上金型311には、支持基板21の各貫通孔21aに対応する位置に、形成する接続部材20(図2)の、弾性変形部22aに相当する形状の凹部311aが形成されている。また、下金型312にも同様に、支持基板21の各貫通孔21aに対応する位置に、形成する接続部材20(図2)の、弾性変形部22aに相当する形状の凹部312aが形成されている。
尚、ここでは図示を省略するが、この第1金型310には、貫通孔21a及び凹部311a,312aに弾性材料を導入するための導入経路、弾性材料の導入に伴って内部空間から押し出されるガス等を外部に排出するための排出口が形成されている。
図7は第1弾性材料導入工程の一例の要部断面模式図、図8は弾性材料導入後の状態の一例を示す要部断面模式図である。
第1金型310内に支持基板21を配置した後、図7に示すように、導電性を有する弾性材料22cを導入する。例えば、銀等を含む導電性フィラーをシリコーンゴムに含有させた弾性材料(硬化前)22cを、第1金型310内に導入する。第1金型310内に導入された弾性材料22cは、図7に示したように、支持基板21の各貫通孔21a、及び第1金型310の各凹部311a,312aに充填される。
このように各貫通孔21a及び凹部311a,312aに充填した弾性材料22cを、加熱等によって硬化させ、弾性変形部22aを形成する。弾性変形部22aは、弾性材料22cの導電性フィラーの含有量、硬化温度等を調整することにより形成する。その後、第1金型310を取り外すことで、図8に示すように、支持基板21の各貫通孔21aの位置に、各貫通孔21aに充填され更に支持基板21の両面に突出する弾性変形部22aが形成された、構造体20aを得る。
図9は第2支持基板配置工程の一例の要部断面模式図である。
構造体20aの形成後は、それを図9に示すような上金型411と下金型412を有する第2金型410内に、上金型411と下金型412の間に挟むようにして配置する。上金型411には、構造体20aの各弾性変形部22aに対応する位置に、形成する接続部材20(図2)の、弾性変形部22aと、その先端部に設ける塑性変形部22bとに相当する形状の凹部411aが形成されている。また、下金型412にも同様に、構造体20aの各弾性変形部22aに対応する位置に、形成する接続部材20(図2)の、弾性変形部22aと、その先端部に設ける塑性変形部22bとに相当する形状の凹部412aが形成されている。
尚、ここでは、弾性材料の凹部411a,412aへの導入経路、及びガス等の排出口については、図示を省略している。
図10は第2弾性材料導入工程の一例の要部断面模式図である。
第2金型410内に構造体20aを配置した後、図10に示すように、絶縁性又は導電性を有する弾性材料22dを導入する。例えば、中空金属フィラーをシリコーンゴムに含有させた弾性材料(硬化前)22d、又は金属を表面にコーティングした中空粒子のフィラーをシリコーンゴムに含有させた弾性材料(硬化前)22dを、第2金型410内に導入する。第2金型410内に導入された弾性材料22dは、図10に示したように、各凹部411a,412aに充填される。
このように各凹部411a,412aに充填した弾性材料22dを、加熱等によって硬化させ、塑性変形部22bを形成する。その後、第2金型410を取り外すことで、上記図2に示したような、弾性変形部22aと、その先端部に形成された塑性変形部22bとを有する接続部材20を得ることができる。
次に、接続部材20の別の形成方法について説明する。
図11は、支持基板配置工程の一例の要部断面模式図である。
まず、図6と同様に、複数の貫通孔21aを形成した支持基板21を用意する。
用意した支持基板21は、図11に示すように、図9で説明した上金型411と下金型412を有する第2金型410内に、上金型411と下金型412の間に挟むようにして配置する。上金型411には、支持基板21の各貫通孔21aに対応する位置に、形成する接続部材20(図2)の、弾性変形部22a及び塑性変形部22bに相当する形状の凹部411aが形成されている。また、下金型412にも同様に、支持基板21の各貫通孔21aに対応する位置に、形成する接続部材20(図2)の、弾性変形部22a及び塑性変形部22bに相当する形状の凹部412aが形成されている。
図12は弾性材料導入工程の一例の要部断面模式図である。
第2金型410内に支持基板21を配置した後、図12に示すように、導電性を有する弾性材料22eを導入する。例えば、銀等を含む導電性のフィラーと、鉄等の磁性を有する金属を含む中空金属フィラーとをシリコーンゴムに含有させた弾性材料(硬化前)22eを、第2金型410内に導入する。第2金型410内に導入された弾性材料22eは、図12に示すように、支持基板21の各貫通孔21a、及び第2金型410の各凹部411a,412aに充填される。
尚、ここでも、弾性材料の凹部411a,412aへの導入経路、及びガス等の排出口については、図示を省略している。
図13は弾性材料移動工程の一例の要部断面模式図である。
支持基板21の各貫通孔21a、及び各凹部411a,412aに弾性材料22eが充填された第2金型410に対して、図13に示すように上金型411の上方からコイル511により、また、下金型412の下方からコイル512によりそれぞれ磁場を印加する。
第2金型410に充填されている弾性材料22eでは、中空金属フィラーは印加された磁場からの磁力を受けて各凹部411a,412aの(コイル511,512側の)先端部にそれぞれ移動する。弾性材料22eは、図13に示すように各凹部411a,412aの(コイル511,512側の)先端部には主に中空金属フィラーを含む弾性材料22gに、各貫通孔21a及び凹部411a,412aの中間部には導電性フィラーを含む弾性材料22fに分離する。
このように分離した状態の弾性材料22f,22gを、加熱等によって硬化させ、弾性変形部22aと塑性変形部22bとを形成する。塑性変形部22bは、弾性材料22eの中空金属フィラーの含有量、硬化温度等と共に、コイル511,512からの磁場の強さを調整することにより所望の高さ(厚さ)で形成することができる。その後、第2金型410を取り外すことで、上記図2に示したような、弾性変形部22aの先端部に塑性変形部22bが形成された接続部材20を得ることができる。
また、以上の説明では、押圧が進んだ時に、弾性変形部22aの先端部にそれぞれ形成した同一の塑性変形部22bが電極10a,30aの表面領域内に接触するように接続導体22が形成されている場合を例示したが、塑性変形部22bは、必ずしもこのような形態に限定されるものではない。
図14は実施の形態に係る接続部材の変形例の説明図であって、(A)は第1変形例の要部断面模式図、(B)は第2変形例の要部断面模式図、(C)は第3変形例の要部断面模式図である。
図14(A)に示す接続部材201は、塑性変形部22bが弾性変形部22aの片側(回路基板10と接続される側(図1))のみに形成されている。
回路基板10に比べて、半導体パッケージ等の電子部品30の寸法精度が高く、反り並びに電極30aの高さのばらつきが少ない場合には、図14(A)に示すように回路基板10の電極10aと接触する側のみに塑性変形部22bを形成する。これにより、接続部材20の各接続導体22は回路基板10の反り形状に追従するように変形する。
尚、電子部品30に比べて、回路基板10の寸法精度が高く、反り並びに電極10aの高さのばらつきが少ない場合には、塑性変形部22bを弾性変形部22aの他方の片側(電子部品30と接続される側(図1))のみに形成することで、上記と同様の効果が得られる。
図14(B)に示す接続部材202は、その位置に応じて、弾性変形部22aの高さ(厚さ)と弾性変形部22aの先端部の塑性変形部22bの高さ(厚さ)とをそれぞれ異ならせている。
回路基板10及び電子部品30の反り形状、電極10a,30aの高さのばらつき等が予め分かっている場合に、回路基板10及び電子部品30からの圧縮荷重の大きさに応じて接続導体22の塑性変形部22bの高さを変化させる。具体的には、その圧縮荷重が大きくなる箇所に対応する接続導体22の塑性変形部22bの高さは高くし、一方、その圧縮荷重が小さくなる箇所に対応する接続導体22の塑性変形部22bの高さは低くする。例えば、図4の回路基板10が下に凸状であって、電子部品30が上に凸状の反り形状である場合に利用する接続部材202は、図14(B)に示すように、接続導体22の位置が中心から外側になるに連れて塑性変形部22bの高さを高くする。
これにより、接続導体22の塑性変形部22bの塑性変形可能な範囲を大きくでき、接続導体22を回路基板10及び電子部品30の反り形状等に追従させることが容易となり、接続導体22間の応力のばらつきをより低減することができるようになる。
尚、図14(B)のように塑性変形部22bの高さを変化させる代わりに、塑性変形部22bの高さが同一か否かに関わらず、塑性変形部22bに含まれる中空金属フィラーの分量を変化させることも可能である。具体的には、回路基板10及び電子部品30からの圧縮荷重が大きくなる箇所に対応する接続導体22の塑性変形部22bに含まれる中空金属フィラーの分量を多くし、一方、その圧縮荷重が小さくなる箇所に対応する接続導体22の塑性変形部22bに含まれるその分量を少なくする。このように、回路基板10及び電子部品30からの圧縮荷重に応じて中空金属フィラーの分量を変化させても、図14(B)と同様の効果が得られる。
また、図14(C)に示す接続部材203は、弾性変形部22aと塑性変形部22bとが交互に複数層形成されている。このような接続部材203でも、接続部材20(図2)と同様に、接続部材20の各接続導体22は回路基板10の反り形状に追従し、その弾性変形部22aの過剰な圧縮を抑えることができる。
以上説明したように、この実施の形態に係る接続部材20,201,202,203によれば、弾性変形部22aが弾性変形し、塑性変形部22bが塑性変形するために、接続部材20の各接続導体22は回路基板10と電子部品30との反り形状に追従するように変化する。この際、各接続導体22は、塑性変形部22bの塑性変形に伴って応力の増加が抑制されるため、それらの間の応力のばらつきが小さく、接続部材20全体に対して必要な押圧力を抑えることができ、接続信頼性を確保することが可能になる。
尚、上記の接続部材20等は、上記のようなLGA型の半導体パッケージを含む電子部品に限らず、半導体パッケージを含まないような電子部品と回路基板との接続にも、同様に適用可能である。
更にまた、上記の接続部材20等は、回路基板と電子部品との電気的接続に限らず、回路基板間や、電子部品間等、異なる電子素子間の電気的接続にも、同様に適用可能である。
また、以上の説明では、支持基板21の両面に弾性変形部22aが突出する接続部材20等を例にして述べた。このほか、これらの接続部材20等を用いて接続する接続対象物の組み合わせによっては、支持基板21の一方の面側にのみ弾性変形部22aが突出する形態とすることも可能である。
以上説明した実施の形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1) 第1貫通孔を備える基板と、
前記第1貫通孔を貫通して前記基板から突出し、塑性を有する第1部分を備える第1導体部と
を含むことを特徴とする接続部材。
(付記2) 前記第1導体部は、弾性を有する第2部分を備えることを特徴とする付記1に記載の接続部材。
(付記3) 前記第1部分は、前記第1導体部の先端部に設けられていることを特徴とする付記1又は2に記載の接続部材。
(付記4) 前記第1部分は、樹脂と、前記樹脂内に含有された中空の導電性粒子とを含むことを特徴とする付記1乃至3のいずれかに記載の接続部材。
(付記5) 前記基板は、第2貫通孔を備え、
前記第2貫通孔を貫通して前記基板から突出し、塑性を有し且つ前記第1部分と異なる厚みを有する第3部分を備える第2導体部を更に含むことを特徴とする付記1乃至4のいずれかに記載の接続部材。
(付記6) 貫通孔を備える基板を準備する工程と、
前記基板に、前記貫通孔を貫通して前記基板から突出し、塑性を有する第1部分を備える導体部を設ける工程と
を含むことを特徴とする接続部材の製造方法。
(付記7) 前記導体部は、弾性を有する第2部分を備えることを特徴とする付記6に記載の接続部材の製造方法。
(付記8) 前記導体部を設ける工程は、
前記第2部分を設ける工程と、
前記第2部分上に前記第1部分を設ける工程と
を含むことを特徴とする付記7に記載の接続部材の製造方法。
(付記9) 貫通孔を備える基板と、前記貫通孔を貫通して前記基板から突出し、塑性を有する第1部分を備える導体部とを含む接続部材と、
前記導体部の一端側及び他端側にそれぞれ配置され、前記導体部を介して電気的に接続された第1電子部品及び第2電子部品と
を含むことを特徴とする電子装置。
(付記10) 貫通孔を備える基板と、前記貫通孔を貫通して前記基板から突出し、塑性を有する第1部分を備える導体部とを含む接続部材を準備する工程と、
第1電子部品及び第2電子部品を準備する工程と、
前記第1電子部品及び前記第2電子部品を、前記導体部の一端側及び他端側にそれぞれ配置する工程と、
前記第1電子部品及び前記第2電子部品を押圧し、前記導体部を介して電気的に接続する工程と
を含むことを特徴とする電子装置の製造方法。
1 電子装置
10 回路基板
10a,30a 電極
11,21a,41 貫通孔
20,100,201,202,203 接続部材
20a 構造体
21,101 支持基板
22,102 接続導体
22a 弾性変形部
22b 塑性変形部
22c,22d,22e,22f,22g 弾性材料
30 電子部品
31 半導体パッケージ
31a パッケージ基板
31b 半導体チップ
32 ヒートスプレッダ
40 放熱板
50 補強板
60 バネ付きねじ
310 第1金型
410 第2金型
311,411 上金型
312,412 下金型
311a,312a,411a,412a 凹部
511,512 コイル
P1,P2 箇所

Claims (5)

  1. 第1方向に貫通する第1貫通孔を備える基板と、
    前記第1貫通孔を貫通して前記基板から突出し、前記第1方向に塑性を有する第1部分と、前記第1方向に弾性を有する第2部分とを備える第1導体部と
    を含むことを特徴とする接続部材。
  2. 前記第1部分は、樹脂と、前記樹脂内に含有された中空の導電性粒子とを含むことを特徴とする請求項1に記載の接続部材。
  3. 前記基板は、前記第1方向に貫通する第2貫通孔を備え、
    前記第2貫通孔を貫通して前記基板から突出し、前記第1方向に塑性を有し且つ前記第1部分と異なる厚みを有する第3部分と、前記第1方向に弾性を有する第4部分とを備える第2導体部を更に含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の接続部材。
  4. 第1方向に貫通する貫通孔を備える基板と、前記貫通孔を貫通して前記基板から突出する導体部とを含み、前記導体部が、前記第1方向に塑性を有する第1部分と、前記第1方向に弾性を有する第2部分とを備える接続部材と、
    前記導体部の一端側及び他端側にそれぞれ配置され、前記導体部を介して電気的に接続された第1電子部品及び第2電子部品と
    を含むことを特徴とする電子装置。
  5. 第1方向に貫通する貫通孔を備える基板と、前記貫通孔を貫通して前記基板から突出する導体部とを含み、前記導体部が、前記第1方向に塑性を有する第1部分と、前記第1方向に弾性を有する第2部分とを備える接続部材の、前記導体部の一端側及び他端側にそれぞれ、第1電子部品及び第2電子部品を配置する工程と
    前記第1電子部品及び前記第2電子部品を押圧し、前記導体部を介して前記第1電子部品及び前記第2電子部品を電気的に接続する工程
    を含むことを特徴とする電子装置の製造方法。
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