JP6175225B2 - 表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、表示部を備えた表示装置に関し、特に、立てた状態での使用と、寝かせた状態での使用を想定している表示装置に関する。
表示部を備えた表示装置であって、立てた状態での使用と、寝かせた状態での使用という、少なくとも2つの使用状態を想定している表示装置があり、このような表示装置として、例えば特許文献1に記載されている携帯情報表示端末が知られている。
この特許文献1に記載されている携帯情報表示端末は、表示部が表面に設けられた筐体を備え、この筐体の表示部側の表面とは反対側の表面、つまり筐体の後面側に、支持部分が一体的に設けられている。そして、表示部を立てた状態で携帯情報表示端末を使用する場合には、この支持部分が底部支持部を構成し、表示部を寝かせた状態で携帯情報表示端末を使用する場合には、この支持部分が載置面に対して所定の角度傾斜させた状態で筐体を支持するように構成されている。
特開2011−141330号公報
特許文献1に記載されているような表示装置は、支持部分であるスタンド部が筐体の後面側に一体的に設けられた構成となっている。したがって、スタンド部は、表示装置を上記のようにして使用する際には必要となるものであるが、例えば表示装置をカバンに収納して持ち運ぶような場合には邪魔になってしまうという問題がある。
特に、表示装置を立てた状態で安定して支えるには、スタンド部にはある程度の高さが必要であり、また、表示装置を寝かせた状態で使用する場合であっても、適正な角度で支持するためには、スタンド部にある程度の高さが必要となる。したがって、表示装置をカバンに収納するような場合、スタンド部は余計なスペースをとってしまうため、非常に邪魔なものとなってしまう。
また、立てた状態での使用や寝かせた状態での使用の他に、使用者が手に持って表示装置を使用する場合が考えらえる。その場合には、持ち方等によっては、使用者にとってスタンド部が邪魔になってしまうことがある。
そこで、本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、表示部を収容する筐体の後面側にスタンド部が取り付けられ、表示部を立てた状態で使用する場合には、スタンド部が縦置きにおける支持部を構成し、表示部を寝かせた状態で使用する場合には、スタンド部が横置きにおける支持部を構成する表示装置において、この表示装置を持ち運ぶ際等に、スタンド部が邪魔にならない表示装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の第1の態様は、表示部と、前記表示部を収容する筐体と、前記筐体の後面側に取り付けられたスタンド部と、を備え、前記スタンド部は、前記表示部を立てた状態では縦置き支持部として機能し、前記表示部を寝かせた状態では横置き支持部として機能する表示装置であって、前記筐体の後面下部に窪みを設けてベース載置部が配置され、前記スタンド部は、前記ベース載置部および前記筐体の下側部の両方に重なるベース部と、前記ベース部に一体的に設けられ前記縦置き支持部及び前記横置き支持部として機能する突出部と、からなり、前記スタンド部は、前記ベース部を前記ベース載置部に沿って下方に移動させることにより前記筐体から取り外し可能となっており、前記ベース部の下側部と前記筐体の下側部とが重なる位置に前記ベース部の前記筐体下方への移動を防止するロック部が設けられ、前記筐体の下側部と重なる前記ベース部の下側部に、前記ベース部の下側部に沿って移動することにより前記ロックによる施錠と解錠を行うスライド部が設けられていることを特徴とする。
本発明の第1の態様によれば、表示部を立てた状態で使用する場合と、表示部を寝かせた状態で使用する場合の、少なくとも2つの使用状態が想定されている表示装置において、表示部を立てた状態では縦置き支持部として機能し、表示部を寝かせた状態では横置き支持部として機能するスタンド部が、表示部を収容する筐体に対して着脱できるようになっている。したがって、表示装置を持ち運ぶ際等に、スタンド部を筐体から取り外すことができるため、カバン等に収納しても邪魔にならない。また、筐体の後面に沿ってベース部を移動することで着脱できるので、例えば、スタンド部の着脱にネジを用いるような面倒な着脱作業を必要とすることなく、簡単に着脱することできる。また、ロック部でロックしておくことにより、表示装置を使用している際に、スタンド部が使用者の意に反して外れてしまうことがない。さらに、表示装置を手に持って使用する場合、通常使用者の指先は筐体の後面に位置することになるので、誤ってスライド部を触ってしまうおそれを低減することができる。
また、本発明の第2の態様は、第1の態様にかかる表示装置であって、前記ベース部の下側部には、前記スライド部よりも高い突起部が設けられていることを特徴とする。
本発明の第の態様によれば、縦置き状態の使用時に、ロック部が載置面と接触して解錠してしまうことを防ぐことができる。
また、本発明の第の態様は、第1または第2の態様にかかる表示装置であって、前記ベース部の内側で、前記筐体の下側部と重なる位置に、前記スタンド部の前後方向への移動を防止する嵌合部が設けられていることを特徴とする。
本発明の第の態様によれば、スタンド部の前後方向への移動、つまり筐体の後面とスタンド部とが近づいたり離れたりする方向への移動が規制されるので、スタンド部を筐体から外れ難くすることができる。
本発明の実施形態1に係る表示装置の立てた状態での斜視図(a)と、寝かせた状態での斜視図(b)である。 本発明の実施形態1にかかる表示装置の背後からの斜視図である。 図2に示した表示装置からスタンド部を外した分解斜視図である。 図2に示した表示装置からスタンド部を分離した分解斜視図である。 図4に示すAの拡大図(a)と、図4に示すBの拡大図(b)である。 図4に示すCの拡大図(a)と、図4に示すDの拡大図(b)である。 本発明の実施形態2にかかる表示装置の背後からの斜視図である。
以下、本発明の実施形態を、図面を用いて詳細に説明する。但し、以下に示す実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するための表示装置を例示するものであって、本発明をこの表示装置に特定することを意図するものではない。本発明は特許請求の範囲に含まれるその他の実施形態のものにも均しく適応し得るものである。なお、本発明の表示装置の具体的なものとしては、携帯用端末装置がある。
[実施形態1]
まず、図1、図2を参照して、実施形態1に係る表示装置1を説明する。図1(a)は、表示装置1を立てた状態で使用している時の表示装置1の斜視図である。図1(b)は、表示装置1を寝かせた状態で使用している時の表示装置1の斜視図である。図2は、背後からみた表示装置1の斜視図である。
表示装置1は、表示部10と、表示部10を収容する筐体20と、筐体の後面側に取り付けられているスタンド部30と、で構成されている。そして、この表示装置1は、図1(a)、(b)に示すように、少なくとも二つの使用状態が想定されている。
一つは、図1(a)に示すように、机等の載置面2に対して、立てた状態で表示装置1を使用する場合である(縦置き状態)。なお、表示装置1を立てた状態で使用するとは、表示部10の表示面が載置面2に対して45°以上の状態で表示装置1が使用される場合のことである。そして、縦置き状態では、スタンド部30は、表示装置1を載置面2に対して所定の角度(例えば、65°)傾斜させて支持しており、縦置き支持部として機能する。このように縦置き状態での使用としては、例えば、使用者が表示部10に表示されるTV等の映像を観る場合が考えらえる。
一方、もう一つは、図1(b)に示すように、載置面2に対して、寝かせた状態で表示装置1を使用する場合である(横置き状態)。なお、表示装置1を寝かせた状態で使用するとは、表示部10の表示面が載置面2に対して45°以下の状態で表示装置1が使用される場合のことである。そして、横置き状態では、スタンド部30は、表示装置1を載置面2に対して所定の角度(例えば、35°)傾斜させて支持しており、横置き支持部として機能する。このように横置き状態での使用としては、先ほど述べた映像を観る場合の他に、例えば、後述する表示部10の入力機能を使って、指先やスタイラスペンを使っての入力操作を行う場合が考えられる。
なお、以上のような縦置き状態と横置き状態では、スタンド部30は表示装置1に取り付けられたままになっており、表示装置1は、縦置き状態と横置き状態とで上下が逆転することになる。また、表示装置1の上下の逆転に伴って、表示部10での表示方向も上下逆転することになる。以下の説明においては、縦置き状態における表示装置1を基準に上下の方向を規定して述べる。
つぎに、図1、図2とともに、図3を参照して、表示装置1の構成について詳細を説明する。図3は、図2に示した表示装置1の分解斜視図である。なお、図3では、スタンド部30は図示されていない。
表示部10は、表示面となる表示パネル11(図3では図示せず)と、図示していない制御基板や、制御基板と表示パネル11とを接続するフレキシブルプリント基板等で構成されている。表示パネル11は、液晶パネルや有機ELパネル等のフラットパネルディスプレイである。また、表示パネル11は、図示するように、表示装置1を縦置き状態或いは横置き状態で使用する際に、横方向に長い矩形状のパネルとなっている。
また、表示部10は、タッチパネル等の入力デバイスを表示パネル11とともに備えており、入力部としての機能も備えている。そして、使用者は、入力部としての機能も備えた表示部10を有する表示装置1を用いて、表示部10を介して画像をみるだけなく、表示部10を介して指先や後述するスタイラスペン40等を使った入力操作を行うこともできる。なお、入力デバイスは、表示パネル11と別体でも、表示パネル11内に内蔵されている構成でもよい。また、上記のように、縦置き状態と横置き状態で表示部10での表示方向が上下逆転するので、表示部10は使用状態に応じて適正な表示方向へ表示を変更できるようになっている。
筐体20は、表示部10を収容するものであり、本実施形態では、前面カバー21と、中枠22と、後面カバー23と、で構成されている。
前面カバー21は、表示部10の表示パネル11を露出するための開口部24が設けられた額縁部24aと、額縁部24aの端部から後側に立設し、表示部10の側部を覆う上側部21a、下側部21b、側部21c、21dからなる。
中枠22には、前部22aに表示パネル10が載置され、後部22bに表示パネル10用の制御基板や、通信用基板等の制御部が載置される。また、前部22aや後部22bの表面には、各種の基板や基板等と接続するフレキシブルプリント基板等を固定するためのフックや溝が複数設けられている。
後面カバー23は、中枠22の後部22b全体を覆うカバー部25と、カバー部25の端部から前側に立設し、表示部10の側部を覆う上側部23a、下側部23b、側部23c、23dからなる。なお、後面カバー23については、詳細を後述する。
以上のような筐体20に表示部10が収容されている。また、本実施形態においては、前面カバー21の上側部21a、下側部21b、側部21c、21dと、後面カバー23の上側部23a、下側部23b、側部23c、23dとが互いに係合し、筐体20の上側部20a、下側部20b、側部20c、20dが形成されている。
なお、本実施形態においては、この上側部20aと側部20cとで形成される角に収納孔20eが形成されており、この収納孔20eを介して、筐体20内にスタイラスペン40が出し入れ可能に収容される。このスタイラスペン40は、使用者が表示部10を介して入力操作を行う際に用いるためのものである。
そして、筐体20の後面カバー23にスタンド部30を取り付けて表示装置1は構成されている。つぎに、この後面カバー23とスタンド部30の詳細について、図4、図5、図6を用いて詳細に説明する。図4は、図2に示した表示装置1からスタンド部30を分離した斜視図である。なお、図4に示されているスタンド部30は、スタンド部30の内部がわかるように前後が逆になって示されている。また、図5(a)は、図4のAの拡大
図、図5(b)は、図4のBの拡大図である。さらに、図6(a)は、図4のCの拡大図、図6(b)は、図4のDの拡大図である。
まず、本実施形態のスタンド部30は、後面カバー23へ着脱可能に取り付けられるベース部31と、このベース部31から後側に伸びる突出部32とで構成されている。このベース部31と突出部32とは、樹脂による一体成型によって作られている。
ベース部31は、後面カバー23の下方側の形状に沿った形状をしており、後述する着脱手段によって、後面カバー23に対して着脱可能に取り付けられるものである。突出部32は、ベース部31側から、載置面2と接触する先端側に向かって徐々に細くなっている。そして、先端には緩衝材としてのラバー32aが取り付けられている。
また、ベース部31は、後面カバー23の下側部23bを覆うように重なりながら、下側部23bの端部まで伸びており、ベース下側部31bを形成している。また、ベース部31は、後面カバー23の側部23c、23dを覆うように重なりながら、側部23c、23dの端部まで伸びており、ベース側部31c、31dを形成している。
そして、このベース部31には、着脱手段である2つのフック部33a、33bが形成されている。この2つのフック部33a、33bは、ベース部31の上端に設けられており、また、ベース部31の左右の両端近傍に設けられている。
一方、後面カバー23のカバー部25には、図4や図5(b)に示すように、ベース部31と重なるベース載置部25aが、ベース部31の厚み分だけ低く窪んで形成されている。そして、このベース載置部25aには、フック部33a、33bに対応する位置に、フック係合部26a、26bがそれぞれ設けられている。
フック係合部26aには、フック部33aが係合できるよう、ベース載置部25aから少し窪んでいる受け部126aと、この受け部126の側面から後面カバー23の内側へフック部33aを挿入するための開口部226aとが設けられている。なお、同様に、フック係合部26bにも、フック部33bが係合できるよう、受け部126bと、開口部226bとが設けられている。
そして、スタンド部30のベース部31をベース載置部25aに沿って移動させると、フック部33a、33bが、それぞれ受け部126a、126bへ達し、更にベース部31をベース載置部25aに沿って移動させることで、フック部33a、33bがそれぞれ開口部226a、226bを介して、後面カバー23内へ挿入され、後面カバー23の内側と係合されることになる。そして、後面カバー23にスタンド部30が取り付けられと、図2に示すように、ベース部31表面と、カバー部25の表面は、略面一となる。また、後面カバー23からスタンド部30を取り外す際には、ベース部31をベース載置部25aに沿って、取り付ける時とは反対の方向へ移動させることによって、スタンド部30を取り外すことができる。
このように、本実施形態の表示装置1においては、スタンド部30のベース部31を、後面カバー23のベース載置部25aに沿って移動させることで、表示装置1からスタンド部30を着脱できるように構成している。したがって、例えば、着脱手段をネジ等で構成する場合に比べ、スタンド部30の着脱を簡単に行うことができる。また、表示装置1からスタンド部30を取り外した状態でも、スタンド部30の位置にはベース載置部25aがあり、筐体20の内部が露出してしまうこともないので、スタンド部30のない状態で表示装置1を手に持って使用することができる。
ところで、本実施形態においては、上記のように、ベース部31を、ベース載置部25aに沿って移動させることで、表示装置1に対してスタンド部30が着脱できるようになっている。したがって、例えば、表示装置1を手に持って使用している際に、突出部32に使用者の指が当たったりすると、ベース部31がベース載置部25aを移動してしまい、使用者が意図していない時に、スタンド部30が表示装置1から外れてしまうことがある。
そこで、本実施形態において、表示装置1には、ベース載置部25aでのベース部31の移動を防ぐためのロック部41が設けられている。このロック部41には、ベース下側部31bに設けられたスライド部42と、後面カバー23のベース載置部25aに設けられたロック係合部43とが備わっている。
スライド部42は、2つのフック部33a、33bの間に位置している。そして、スライド部42には、図6(a)に示すように、使用者によってベース下側部31bの側面に沿って移動されるロックスイッチ44と、ロックスイッチ44の移動に伴って移動するロック用突起45と、ロックスイッチ44の施錠時と解錠時のクリック感を与えるための弾性部46とが備わっている。また、ロック係合部43には、図6(b)に示すように、ロック用突起45が収まる挿入部47と、挿入部47の側壁を成す施錠壁48とが備わっている。そして、ロック部41は、施錠壁48に対するロック用突起45の位置によって、ベース部31の移動が不可能な施錠状態(施錠壁47ありの位置)と、ベース部31の移動が可能な解錠状態(施錠壁47なしの位置)を実現している。
なお、弾性部46は、突起46aと、この突起46aに弾性を付与するための開口部46bを備えており、ロックスイッチ44の施錠時と解錠時のクリック感は、この突起46aが、接触部材46c(図4参照)に形成された接触面の溝(或いは突起)と係合したり外れたりすることよって与えられる。この接触部材46cは、図6(a)に示すロック用突起45の両側にあるネジ49によってスライド部42に固定されている。
このように、本実施形態においては、ベース載置部25aでのベース部31の移動を防ぐためのロック部41を設けておくことで、施錠状態では、使用者が意図していない時に、スタンド部30が表示装置1から外れないようになっている。
また、本実施形態においては、ロック部41におけるロックスイッチ44が、スタンド部30の突出部32からは離れた位置である、ベース部31のベース下側部31bに形成されている。例えば、使用者が表示装置1を持ち上げたり、持って使用したりすると、後面カバー23側に手が位置することになる。したがって、表示装置1の後側となる突出部32の近くにロックスイッチ44が設けられていると、ロックスイッチ44に指が触れたり、無意識にロックスイッチ44を触ったりして、ロック部41が解錠状態になってしまうおそれがある。しかしながら、本実施形態のように、ロックスイッチ44がベース下側部31bに位置することによって、上記のようなおそれが低減されることになる。
ところで、本実施形態においては、ロック部41におけるロックスイッチ44が、ベース下側部31bに形成されている。したがって、図1(a)に示した表示装置1を縦置き状態で使用する場合に、表示装置1の向きを変えたりすると、ロックスイッチ44が載置面2と接触して移動することで、解除状態になってしまうおそれがある。
そこで、本実施形態においては、スタンド部30のベース下側部31bにおいて、ロックスイッチ44の両側に、突起部34を設けている。この突起部34の高さは、ロックスイッチ44の表面よりも高くなっている。そして、図1(a)に示した表示装置1を縦置き状態で使用する場合に、2つの突起部34が載置面2と直接接触しており、ロックスイ
ッチ44が載置面2と接触しないようになっている。したがって、この突起部34によって、ロックスイッチ44は載置面2と直接接触しないため、ロックスイッチ44が移動して解除状態になることを防止することができる。
なお、本実施形態においては、突起部34がベース下側部31bに設けているが、ロックスイッチ44と載置面2が接触するのを防止するためのこの突起部34は、前面カバー21の下側部21bに設けられていてもよい。
ところで、本実施形態おいては、ベース載置部25aでのベース部31の移動を防ぐためのロック部41を設けておくことで、施錠状態では、使用者が意図していない時に、スタンド部30が表示装置1から外れないようになっている。一方で、ロック部41を形成しているスライド部42は、使用者によってロックスイッチ44の操作が行われる構成となっている。したがって、使用者がスタンド部30を表示装置1に取り付けた際に、ロックスイッチ44の操作を忘れたり、意識的にロックスイッチ44の操作を行わなかったりすることも考えられる。このような場合には、ベース部31が移動してしまうおそれがある。
また、特に、表示装置1には、スタンド部30に突出部32が設けられている。このような突出部32を直接握ったりすると、スタンド部30に前後方向の力が加わりやすく、前後方向の力が加わることで、スタンド部30がベース載置部25aから離れる方向へ動き、着脱手段を形成するフック部33a、33bがフック係合部26a、26bから外れやすくなってしまう。
そこで、本実施形態においては、ロック部41によってベース部31が施錠状態になっていなくても、ベース載置部25aでベース部31が移動し難くなるように、また、特にスタンド部30に前後方向の力が加わっても、スタンド部30がベース載置部25aから離れる方向へ動かないように、表示装置1にはスタンド部30と後面カバー23とが嵌合する嵌合部が設けられている。
具他的には、この嵌合部は、図4や図5に示すように、後面カバー23に形成された嵌合凹部と、ベース部31の内側に形成された嵌合凸部と、で形成されている。
なお、この嵌合凹部は、後面カバー23の下側部23bと側部23c(23d)とに渡って形成された溝からなる嵌合凹部27a(27b)である。
また、嵌合凸部は、図5(b)に示すようにベース部31の内側に形成された、2つの嵌合凸部35a、35bである。嵌合凸部35aは、ベース下側部31bの内側で、嵌合凹部27aと嵌合する位置に設けられている。また、嵌合凸部35bは、ベース下側部31bとベース側部31cの内側で、嵌合凹部27aと嵌合する位置において、ベース下側部31bとベース側部31cとに渡って設けられている。なお、図示していないが、嵌合凹部27bと嵌合する2つの嵌合凸部も、ベース部31の内側に形成されている。
そして、嵌合凹部と嵌合凸部が嵌合することで、ベース載置部25aにおけるベース部31の移動が難しくなり、また、嵌合状態では、スタンド部30に前後方向の力が加わっても、スタンド部30の前後方向への移動が規制されるため、着脱手段を形成するフック部33a、33bがフック係合部26a、26bから非常に外れ難くなる。なお、後面カバー23に嵌合凸部、ベース部31に嵌合凹部が形成されていても構わない。
[実施形態2]
つぎに、実施形態2の表示装置1aについて、図7を用いて説目する。図7は、実施形
態2に係る表示装置1aの背面斜視図である。なお、実施形態1の表示装置1と同一の構成部分には同一の参照符号を付与し、その詳細な説明は省略する。
本実施形態においては、スタンド部30の突出部32aの形状が、図7に示すように、中心に窪みを備えたものになっている。このような形状の突出部32aであっても、実施形態1と同様の効果を奏することができる。また。突出部32aに窪みが設けられていることによって、表示装置1aを手に持った状態で、縦方向に長い表示画面の状態で使用する場合に、使用者にとって表示装置1aを持ちやすくなる。
なお、上記の実施形態では、着脱手段としてベース部31の上端に設けられた2つのフック部33a、33bを示したが、フック部は、ベース側部31c、31dに設けられていても構わない。また、フック部33a、33b以外の着脱手段でも構わない。具体的には、例えば、着脱手段は、ベース部31の厚みを薄くすることで、ベース部31に弾性を持たせ、このベース部31の弾性を利用して、後面カバー23と係合するもの等がある。
1、1a…表示装置
2…載置面
10…表示部
20…筐体
21…前面カバー
23…後面カバー
20a、21a、23a…上側部
20b、21b、23b…下側部
20c、20d、21c、21d、23c、23d…側部
25…カバー部
25a…ベース載置部
26a、26b…フック係合部
30…スタンド部
31…ベース部
31b…ベース下側部
31c、31d…ベース側部
32…突出部
33a、33b…フック部
41…ロック部
42…スライド部
43…ロック係合部

Claims (3)

  1. 表示部と、
    前記表示部を収容する筐体と、
    前記筐体の後面側に取り付けられたスタンド部と、を備え、
    前記スタンド部は、前記表示部を立てた状態では縦置き支持部として機能し、前記表示部を寝かせた状態では横置き支持部として機能する表示装置であって、
    前記筐体の後面下部に窪みを設けてベース載置部が配置され、
    前記スタンド部は、前記ベース載置部および前記筐体の下側部の両方に重なるベース部と、前記ベース部に一体的に設けられ前記縦置き支持部及び前記横置き支持部として機能する突出部と、からなり、
    前記スタンド部は、前記ベース部を前記ベース載置部に沿って下方に移動させることにより前記筐体から取り外し可能となっており、
    前記ベース部の下側部と前記筐体の下側部とが重なる位置に前記ベース部の前記筐体下方への移動を防止するロック部が設けられ、
    前記筐体の下側部と重なる前記ベース部の下側部に、前記ベース部の下側部に沿って移動することにより前記ロックによる施錠と解錠を行うスライド部が設けられている、ことを特徴とする表示装置。
  2. 記ベース部の下側部には、前記スライド部よりも高い突起部が設けられていることを特徴とする請求項に記載の表示装置。
  3. 記ベース部の内側で、前記筐体の下側部と重なる位置に、前記スタンド部の前後方向への移動を防止する嵌合部が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の表示装置
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