JP6175153B2 - 路面管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、採石現場や工事現場におけるダンプトラックの走行路の路面状態を管理する路面管理システムに関する。
採石現場や工事現場では、採石や土砂等の掘削物を運搬するために複数台のダンプトラックが運用されており、ダンプトラックは、積込場と放出場との間の走行路を往復する。ここで、ダンプトラックの走行路の路面に凹凸があると、過剰な燃料消費やタイヤの摩耗といった影響を受けるとともに、運転者に不快感を与えてしまう。そこで、このような課題を解決するため、路面の凹凸を検出して補修する路面補修システムが提唱されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の路面補修システムでは、ダンプトラックの前面にミリ波センサが設けられており、このミリ波センサは、走行路の路面に送信波を照射して路面からの反射波を受光することにより、ミリ波センサの設置位置から路面までの距離を検出する。ダンプトラックに搭載された制御装置は、ミリ波センサの検出結果に基づき、路面の凹凸を判断する。詳しく説明すると、ミリ波センサの設置位置から凹凸のない平地の路面までの距離を基準値とし、ミリ波センサで検出された距離がこの基準値より所定値以上大きいか若しくは小さい場合に、路面に補修が必要なほど大きな凹凸があると判断する。
そして、上述したダンプトラックの制御装置は、路面に補修が必要なほど大きな凹凸があると判断したときに、その路面の位置として、GPS装置で演算されたダンプトラックの位置を記憶する。また、ダンプトラックの位置の履歴により、ダンプトラックの走行軌跡を作成する。そして、路面凹凸位置情報と走行軌跡情報を管理局に送信する。
管理局の制御装置は、ダンプトラックからの路面凹凸位置情報と走行軌跡情報を受信し、これに基づいて走行路の補修必要位置を示した補修マップデータを作成する。そして、補修マップデータを補修車両(例えばモータグレーダ)に送信する。補修車両に搭載された制御装置は、管理局からの補修マップデータを受信し、これを表示器に表示させる。その結果、補修車両の運転者は、表示器に表示された補修必要位置まで補修車両を走行させ、補修作業が行えるようになっている。
特開2010−242345号公報
上記特許文献1では、ミリ波センサを用いて路面までの距離を検出し、その検出結果に基づき、ダンプトラックの走行方向における路面の凹凸を判断するようになっている。しかし、走行中のダンプトラックがダメージを受けやすい路面状態とは、ダンプトラックの走行方向に凹凸がある路面状態(言い換えれば、ダンプトラックの車体を走行方向に傾斜させるような路面状態)よりも、ダンプトラックの車体にネジレを生じさせるような路面状態である。具体的には、例えば、ダンプトラックが通過した路面に轍ができ、その上をダンクトラックが異なる方向で通過すると、車体にネジレを生じさせる可能性がある。また、例えば、ダンプトラックの積載物が路面に落下し、その上をダンクトラックの4箇所の車輪のうちの1箇所が乗り上げると、車体にネジレを生じさせる可能性がある。そして、このような路面の状態を検知して補修することは、ダンプトラックの寿命の観点から重要であった。
本発明は、上記事柄に鑑みてなされたものであり、その目的は、ダンプトラックがダメージを受けやすい路面の状態を検知することができ、その路面の位置を表示することができる路面管理システムを提供することにある。
(1)上記目的を達成するために、採石現場や工事現場におけるダンプトラックの走行路の路面状態を管理する路面管理システムにおいて、前記ダンプトラックの前方左側、前方右側、後方左側、及び後方右側の車輪にそれぞれ対応して設けられた4つのサスペンションにおける状態量を検出するサスペンション状態量検出手段と、前記ダンプトラックの位置を取得する位置取得手段と、前記ダンプトラックの走行速度を検出する走行速度検出手段と、走行中の前記ダンプトラックの位置毎に、前記サスペンション状態量検出手段で検出された前記4つのサスペンションの状態量が、それぞれに対応して設定された基準範囲内にあるか否かを判定するサスペンション状態量判定手段と、前記4つのサスペンションの状態量のうちのいずれか1つが前記基準範囲外にあり残りの3つが前記基準範囲内にあると判定された場合に、対応する前記ダンプトラックの位置での路面が粗悪状態であると判定する路面状態判定手段と、前記路面状態判定手段で粗悪状態であると判定された路面の位置を表示する表示手段とを有し、前記サスペンション状態量判定手段は、前記ダンプトラックの積載荷重及び車体傾斜角度に応じて前記4つのサスペンションの状態量のそれぞれに対する基準値を設定する基準値設定手段と、前記サスペンション状態量検出手段で検出された前記4つのサスペンションの状態量を対応する前記基準値で除算することにより、前記4つのサスペンションの影響度をそれぞれ演算する影響度演算手段と、走行中の前記ダンプトラックの位置毎に、前記影響度演算手段で演算された前記4つのサスペンションの影響度における平均値を演算し、前記4つのサスペンションの影響度のそれぞれと前記平均値との比である影響係数を演算する影響係数演算手段と、走行中の前記ダンプトラックの位置毎に、前記影響係数演算手段で演算された前記4つのサスペンションの影響係数が、予め設定された所定の範囲内にあるか否かを判定する影響係数判定手段とを有し、前記路面状態判定手段は、前記4つのサスペンションの影響係数のうちのいずれか1つが前記所定の範囲外にあり残りの3つが前記所定の範囲内にあると判定された場合に、対応する前記ダンプトラックの位置での路面が粗悪状態であると判定する。
)上記()において、好ましくは、前記4つのサスペンションの影響係数のうちのいずれか1つが前記所定の範囲外にあり残りの3つが前記所定の範囲内にあると判定された場合に、前記所定の範囲外にある影響係数の大きさに応じて路面の粗悪状態を段階的に評価する段階評価手段を有し、前記表示手段は、前記路面状態判定手段で粗悪状態であると判定された路面の位置を表示するとともに、前記段階評価手段で評価された粗悪状態の段階を表示する。
)上記(1)又は(2)において、好ましくは、前記4つのサスペンションは、油圧シリンダでそれぞれ構成されており、前記サスペンション状態量検出手段は、前記4つのサスペンションの状態量として、前記4つの油圧シリンダの圧力を検出する。
)上記(1)〜()のいずれか1つにおいて、好ましくは、前記位置取得手段で取得された前記ダンプトラックの位置の履歴から前記ダンプトラックの走行経路を作成する走行経路作成手段を有し、前記表示手段は、前記走行経路作成手段で作成された前記ダンプトラックの走行経路を表示するとともに、前記路面状態判定手段で粗悪状態であると判定された路面の位置を表示する。
)上記(1)〜()のいずれか1つにおいて、好ましくは、前記表示手段は、管理局及び補修車両のうちの少なくとも一方に設ける。
)上記(1)〜()のいずれか1つにおいて、好ましくは、前記表示手段は、前記ダンプトラックに設ける。
本発明によれば、ダンプトラックがダメージを受けやすい路面の状態を検知することができ、その路面の位置を表示することができる。
本発明の第1の実施形態における運行管理システムの概略構成を表す概略図である。 図1で示されたダンプトラックの構造を一例として表す側面図である。 本発明の第1の実施形態における運行管理システムの制御構成を表すブロック図である。 図3で示された管理局のサーバの機能的構成を表すブロック図である。 図3で示された管理局のサーバの路面情報作成部の制御処理内容を表すフローチャートである。 図3で示された管理局の表示器で表示された全体表示画面を一例として表す図である。 図3で示された管理局の表示器で表示された部分拡大表示画面を一例として表す図である。 本発明の第2の実施形態における運行管理システムの制御構成を部分的に表すブロック図である。 図8で示された管理局の表示器で表示された全体表示画面を一例として表す図である。
以下、本発明の路面管理システムの好適な実施形態として、採石現場や工事現場で運用された車両を管理する運行管理システムを例にとって説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態における運行管理システムの概略構成を表す概略図であり、図2は、図1で示されたダンプトラックの構造を一例として表す側面図である。図3は、本発明の第1の実施形態における運行管理システムの制御構成を表すブロック図である。
採石現場や工事現場では、例えば図1で示すように、掘削作業や積込作業等を行う複数台のショベル1と、ショベル1で掘削された採石や土砂等の掘削物を、ショベル1が位置する積込場から放出場へ運搬する複数台のダンプトラック2とが運用されている。そして、本実施形態の運行管理システムでは、管理局3(詳細には、例えば採石現場や工事現場の近傍若しくは遠隔地に設置された管理事務所)にサーバ4が設置されている。このサーバ4は、無線中継局5を介しショベル1やダンプトラック2との間で情報を送受信しており、ショベル1やダンプトラック2の位置を管理するとともに、ダンプトラック2の走行路の路面状態を管理するようになっている。
ショベル1は、図3で示すように、複数のGPS衛星6から受信した信号に基づいてショベル1(自機)の現在位置を演算する位置演算装置7Aと、この位置演算装置7Aで演算されたショベル1の位置情報を管理局3へ送信する無線通信装置8Aとを搭載している。
ダンプトラック2は、図2で示すように、車体9と、この車体9の前方下部に回転可能に設けられた左右の前輪10L,10R(但し、図2中10Lのみ示す)と、車体9の後方下部に回転可能に設けられた左右の後輪11L,11R(但し、図2中11Lのみ示す)と、ダンプトラック2の走行速度を検出する速度センサ12(図3参照)と、車体9の傾斜角度を検出する角度センサ32と、車体9の後方上部にヒンジピン13を介し上下方向に回動可能(傾斜可能)に設けられた荷台14と、この荷台14を車体9に対して回動させるダンプシリンダ15と、車体9の前方上部に設けられたキャブ16(運転室)とを備えている。キャブ16内には、運転席、走行操作用のペダル及びハンドル、荷台操作用のレバー、並びに表示器(詳細には、例えば液晶ディスプレイ)17A(図3参照)等が設けられている。
車体9と前輪10L,10Rとの間には前輪側サスペンション18L,18R(但し、図2中18Lのみ示す)が設けられ、車体9と後輪11L,11Rとの間には後輪側サスペンション19L,19R(但し、図2中19Lのみ示す)が設けられている。4つのサスペンション18L,18R,19L,19Rは油圧シリンダでそれぞれ構成されており、それらの圧力を検出する4つの圧カセンサ20A〜20D(図3参照)が設けられている。なお、ダンプトラック2が凹凸のない平坦地で走行している場合の前輪側サスペンション18L,18Rの支持荷重と後輪側サスペンション19L,19Rの支持荷重(反力)は、前輪10L,10Rの数(各一輪)と後輪11L,11Rの数(各二輪)の違い等の理由により、異なっている。すなわち、後輪側サスペンション19L,19Rの圧力は、前輪側サスペンション18L,18Rの圧力より大きくなっている。
また、ダンプトラック2は、図3で示すように、複数のGPS衛星6から受信した信号に基づきダンプトラック2(自機)の現在位置を演算する位置演算装置7Bと、この位置演算装置7Bで演算されたダンプトラック2の位置情報を含む各種のデータを周期的に収集又は演算して時刻と関連付けて記録する情報記録装置21と、この情報記録装置21で記録されたデータを管理局3へ送信するとともに、管理局3からマップのデータ(詳細は後述)を受信する無線通信装置8Bと、管理局3から受信したマップのデータを記憶するマップ記憶装置22と、表示器17Aにマップ記憶装置22で記憶されたマップを表示させるとともに自機の現在位置を表示させたり、情報記録装置21で記録された他のデータ(詳細には、例えば現在の走行速度、積載荷重、及び車体傾斜角度など)を表示させたりする表示制御装置23とを備えている。
情報記録装置21は、位置演算装置7Bで演算されたダンプトラック2の位置以外に、走行速度センサ12で検出されたダンプトラック2の走行速度、角度センサ32で検出されたダンプトラック2の車体傾斜角度、及び圧力センサ20A〜20Dで検出されたサスペンション18L,18R,19L,19Rの圧力を収集して、時刻と関連付けて記録する。
また、情報記録装置21は、荷台14の積載荷重を演算する機能を有している(積載荷重演算手段)。詳しく説明すると、例えば、ダンプトラック2の走行速度が予め設定された閾値(数km/h)以上であるか否かを判断することにより、ダンプトラック2が走行中であるか否かを判定する。そして、ダンプトラック2が走行中であると判定されたときのサスペンション18L,18R,19L,19Rの圧力と対応する油圧シリンダの断面積とを積算してサスペンション18L,18R,19L,19Rの支持荷重をそれぞれ演算し、それらを合算して総支持荷重を演算し、この総支持荷重から車体9及び荷台14の自重を減算して積載荷重を演算する。そして、演算した積載荷重を、時刻と関連付けて記録するようになっている。
管理局3は、図3で示すように、サーバ4と、無線通信装置8Cと、表示器17Bとを備えている。サーバ4は、無線通信装置8Cを介し、ショベル1から位置情報を受信するとともに、ダンプトラック2から位置情報を含むデータを受信する。そして、ダンプトラック2から受信したデータに基づき、後述するマップを作成して記憶する。また、表示器17Bに作成したマップを表示させるとともに、ショベル1やダンプトラック2の現在位置を表示させる。また、サーバ4は、無線通信装置8Cを介し、ダンプトラック2に作成したマップのデータを送信するようになっている。
次に、上述した管理局3のサーバ4について詳細を説明する。図4は、サーバ4の機能的構成を表すブロック図である。
管理局3のサーバ4は、ダンクトラップ2の位置の履歴に基づいてダンプトラック2の走行経路を作成する走行経路作成部24と、ダンクトラップ2の走行速度、積載荷重、車体傾斜角度、及びサスペンション18L,18R,19L,19Rの圧力に基づいてダンプトラック2の走行経路の路面状態を判定し、その判定結果とダンクトラップ2の位置とを関連付けて路面情報を作成する路面情報作成部25と、予め取得された採石現場や工事現場のマップに対し走行経路作成部24で作成されたダンプトラック2の走行経路を付加する走行経路マッピング部26及び路面情報作成部25で作成された路面情報を付加する路面情報マッピング部27からなるマップ作成部28と、このマップ作成部28で作成されたマップのデータを記憶するマップ記憶部29と、表示器17Bにマップ記憶部29で記憶されたマップを表示するとともに、ショベル1やダンプトラック2の現在位置を表示する表示制御部30とを有している。
なお、本実施形態では、サーバ4のマップ記憶部29で記憶されたマップのデータは、無線通信装置8Cを介し、ダンプトラック2に送信されるようになっている。そして、上述したように、ダンプトラック2のマップ記憶装置22は、無線通信装置8Bを介し管理局3から受信したマップのデータを記憶し、表示制御装置23は、マップ記憶装置22で記憶されたマップを表示器17Aに表示するとともに、自機の現在位置を表示するようになっている。
本実施形態の要部である路面情報作成部25は、走行中のダンプトラック2におけるサスペンション18L,18R,19L,19Rの圧力のうちのいずれか1つが基準範囲外にあり残りの3つが基準範囲内にあると判定された場合に、対応するダンプトラック2の位置での路面が粗悪状態(すなわち、ダンプトラック2の車体9にネジレを生じさせるような状態)であると判定するようになっている。このような路面情報作成部25の処理手順を以下説明する。
図5は、サーバ4の路面情報作成部25の処理内容を表すフローチャートである。
まず、ステップ100では、ある時刻におけるダンプトラック2の走行速度を入力する。その後、ステップ110に進んで、入力したダンプトラック2の走行速度が予め設定された閾値(数km/h)以上であるか否かを判断することにより、ダンプトラック2が走行中であるか否かを判定する。例えば走行中でないと判定された場合(言い換えれば、走行速度が閾値未満である場合)は、ステップ110の判定が満たされず、前述のステップ100に戻って、別の時刻におけるダンプトラック2の走行速度を入力する。一方、例えば走行中であると判定された場合(言い換えれば、走行速度が閾値以上である場合)は、ステップ120に移る。
ステップ120では、同じ時刻におけるダンプトラック2の位置、積載荷重、車体傾斜角度、及び4つのサスペンション18L,18R,19L,19Rの圧力P(FL),P(FR),P(RL),P(RR)を入力する。その後、ステップ130に進んで、入力した積載荷重及び車体傾斜角度に応じて、前輪側サスペンション18L,18Rの圧力P(FL),P(FR)に対する基準値PFと、後輪側サスペンション19L,19Rの圧力P(RL),P(RR)に対する基準値PRとを設定する。詳しく説明すると、基準値PFは、ダンプトラック2が凹凸のない路面を一定速度で走行したときの前輪側サスペンション18L,18Rの圧力であり、同様に、基準値PRは、ダンプトラック2が凹凸のない路面を一定速度で走行したときの後輪側サスペンション19L,19Rの圧力である。サーバ4には積載荷重及び車体傾斜角度の組合せと基準値PF,PRとの相関データが予め記憶されており、前述のステップ120で入力した積載荷重及び車体傾斜角度に対応する基準値PF,PRを読み込む。
そして、ステップ140に進んで、前述のステップ120で入力した前輪側サスペンション18L,18Rの圧力P(FL),P(FR)を基準値PFで除算することにより、前輪側サスペンション18L,18Rの影響度α(FL),α(FR)を演算する。同様に、前述のステップ120で入力した後輪側サスペンション19L,19Rの圧力P(RL),P(RR)を基準値PRで除算することにより、後輪側サスペンション19L,19Rの影響度α(RL),α(RR)を演算する。そして、ステップ150に進んで、4つの影響度α(FL),α(FR),α(RL),α(RR)における平均値αavを演算し、その後、ステップ160に進んで、影響度α(FL)と平均値αavの比である影響係数β(FL)、影響度α(FR)と平均値αavの比である影響係数β(FR)、影響度α(RL)と平均値αavの比である影響係数β(RL)、影響度α(RR)と平均値αavの比である影響係数β(RR)を演算する。
そして、ステップ170に進んで、4つの影響係数β(FL),β(FR),β(RL),β(RR)が予め設定された所定の範囲内(例えば0.95≦β≦1.05)にあるか否かを判定する(言い換えれば、|β(FL)−1|、|β(FR)−1|、|β(RL)−1|、|β(RR)−1|が予め設定された所定値(例えば0.05)以下であるか否かを判定する)。例えば4つの影響係数が所定の範囲外(すなわち、(例えばβ<0.95、若しくは1.05<β)にある場合や、3つの影響係数が所定の範囲外にあって残りの1つの影響係数が所定の範囲内にある場合、2つの影響係数が所定の範囲外にあって残りの2つの影響係数が所定の範囲内にある場合は、ステップ180の判定が満たされず、前述のステップ100に戻って、別の時刻におけるダンプトラック2の走行速度を入力する。
一方、例えば1つの影響係数が所定の範囲外にあって残りの3つの影響係数が所定の範囲内にある場合は、ステップ180の判定が満たされ、ステップ190に移る。ステップ190では、前述のステップ120で入力したダンプトラック2の位置での路面が粗悪状態であると判定し、その路面情報を路面情報マッピング部27に出力する。
なお、上記において、圧力センサ20A〜20Dは、特許請求の範囲に記載のダンプトラックの前方左側、前方右側、後方左側、及び後方右側の車輪にそれぞれ対応して設けられた4つのサスペンションにおける状態量を検出するサスペンション状態量検出手段を構成する。位置演算装置7Bは、ダンプトラックの位置を取得する位置取得手段を構成する。速度センサ12は、ダンプトラックの走行速度を検出する走行速度検出手段を構成する。また、サーバ4の路面情報作成部25が行う前述の図5のステップ110は、走行速度検出手段で検出されたダンプトラックの走行速度が予め設定された閾値以上である場合に、ダンプトラックが走行中であると判定する走行判定手段を構成する。
また、サーバ4の路面情報作成部25が行う前述の図5のステップ120〜170は、走行中のダンプトラックの位置毎に、サスペンション状態量検出手段で検出された4つのサスペンションの状態量が、それぞれに対応して設定された基準範囲内にあるか否かを判定するサスペンション状態量判定手段を構成する。詳しく説明すると、サーバ4の路面情報作成部25が行う前述の図5のステップ130は、ダンプトラックの積載荷重及び車体傾斜角度に応じて4つのサスペンションの状態量のそれぞれに対応する基準値を設定する基準値設定手段を構成する。また、サーバ4の路面情報作成部25が行う前述の図5のステップ140は、サスペンション状態量検出手段で検出された4つのサスペンションの状態量を対応する基準値で除算することにより、4つのサスペンションの影響度をそれぞれ演算する影響度演算手段を構成する。また、サーバ4の路面情報作成部25が行う前述の図5のステップ150及び160は、走行中のダンプトラックの位置毎に、影響度演算手段で演算された4つのサスペンションの影響度における平均値を演算し、4つのサスペンションの影響度のそれぞれと平均値との比である影響係数を演算する影響係数演算手段を構成する。また、サーバ4の路面情報作成部25が行う前述の図5のステップ170は、走行中のダンプトラックの位置毎に、影響係数演算手段で演算された4つのサスペンションの影響係数が、予め設定された所定の範囲内にあるか否かを判定する影響係数判定手段を構成する。
また、サーバ4の路面情報作成部25が行う前述の図5のステップ180は、4つのサスペンションの状態量のうちのいずれか1つが基準範囲外にあり残りの3つが基準範囲内にあると判定された場合に、対応するダンプトラックの位置での路面が粗悪状態であると判定する路面状態判定手段を構成し、かつ、4つのサスペンションの影響係数のうちのいずれか1つが所定の範囲外にあり残りの3つが所定の範囲内にあると判定された場合に、対応するダンプトラックの位置での路面が粗悪状態であると判定する路面状態判定手段を構成する。
また、サーバ4の走行経路作成部24は、位置取得手段で取得されたダンプトラックの位置の履歴からダンプトラックの走行経路を作成する走行経路作成手段を構成する。また、表示器17A,17Bは、路面状態判定手段で粗悪状態であると判定された路面の位置を表示する表示手段を構成し、かつ、走行経路作成手段で作成されたダンプトラックの走行経路を表示するとともに、路面状態判定手段で粗悪状態であると判定された路面の位置を表示する表示手段を構成する。
以上のように構成された本実施形態の作用効果を、以下説明する。
管理局3の表示器17Bには、例えば図6で示す全体表示画面のように、複数の積込場及び複数の放出場がマップ表示されるとともに、複数のショベル1の現在位置がマーク表示されるようになっている。また、複数のダンプトラック2の走行経路がマップ表示されるとともに、複数のダンプトラック2の現在位置がマーク表示されるようになっている。
そして、例えば図6で示す全体表示画面や図7で示す部分拡大表示画面のように、4つのサスペンション18L,18R,19L,19Rの圧力のうちのいずれか1つが基準範囲外にあり残りの3つが基準範囲内にあると判定されたときのダンプトラック2の位置、すなわち、ダンプトラック2の車体9にネジレを生じさせるような粗悪状態であると判定された路面の位置は、色や線種等を変えて表示されるようになっている。したがって、本実施形態においては、ダンプトラック2がダメージを受けやすい路面の状態を検知することができ、その路面の位置を表示することができる。その結果、管理者は補修車両(例えばモータグレーダ)の運転者に指示して、ダンプトラック2がダメージを受けやすい路面の状態を補修することが可能となり、ダンプトラック2の寿命を向上させることができる。
また、ダンプトラック2の表示器17Aには、複数の積込場、複数の放出場、複数のダンプトラック2の走行経路がマップ表示されるとともに、自機の現在位置がマーク表示されるようになっている。そして、上述のような粗悪状態であると判定された路面の位置は、色や線種等を変えて表示されるようになっている。これにより、ダンプトラック2の運転者は、そのような位置では慎重に運転することが可能となり、悪影響を軽減することができる。
また、本実施形態では、ダンプトラック2は、積載荷重を演算するための検出手段として、走行速度センサ12及び圧力センサ20A〜20Dを設けており、それらの検出結果を路面状態の判定にも利用している。そのため、路面状態を判定するための検出手段を新たに設ける必要がなく、部品点数の削減及びコスト低減を図ることができる。また、例えば特許文献1のようにミリ波センサを採用する場合と比べ、コスト低減を図ることができる。
なお、上記第1の実施形態においては、管理局3のサーバ4で作成したマップを、管理局3の表示器17Bだけでなく、ダンプトラック2の表示器17Aにも表示させた場合を例にとって説明したが、これに限られない。すなわち、例えば管理局3の表示器17Bだけに表示させ、ダンプトラック2の表示器17Aに表示させなくともよい。また、上記第1の実施形態においては、管理局3の表示器17Bは、ダンプトラック2の走行路とともに、ショベル1やダンプトラック2の現在位置を表示する場合を例にとって説明したが、これに限られずショベル1やダンプトラック2の現在位置を表示しなくともよい。このような場合も、管理者は補修車両の運転者に指示して、ダンプトラック2がダメージを受けやすい路面の状態を補修することが可能となり、ダンプトラック2の寿命を向上させることができる。
また、上記第1の実施形態においては、特に説明しなかったが、サーバ4は、4つの影響係数β(FL),β(FR),β(RL),β(RR)のうちのいずれか1つが所定の範囲外(例えばβ<0.95、若しくは1.05<β)にあり残りの3つが所定の範囲内(例えば0.95≦β≦1.05)にあると判定された場合に、所定の範囲外にある影響係数の大きさに応じて路面の粗悪状態を段階的に評価してもよい(段階評価手段)。具体的には、所定の範囲外にある影響係数が第1段階の範囲(例えば0.90≦β<0.95、若しくは1.05<β≦1.10)にあれば第1段階の粗悪状態、第2段階の範囲(例えばβ<0.90、若しくは1.10<β)にあれば第2段階の粗悪状態と評価してもよい。そして、表示器17A,17Bに、粗悪状態の段階を色や線種等を変えて表示してもよい。このような変形例においては、路面の補修作業の優先順位を決めることができる。
また、上記第1の実施形態においては、管理局3のサーバ4の路面情報作成部25は、4つのサスペンション18L,18R,19L,19Rの圧力がそれぞれに対応して設定された基準範囲内にあるか否かを判定する方法として、前述の図5で示すような処理手順を例にとって説明したが、これに限られない。すなわち、例えばダンプトラック2が凹凸のない平坦地で走行している場合に前輪側サスペンション18L,18Rの圧力P(FL),P(FR)と後輪側サスペンション19L,19Rの圧力P(RL),P(RR)が同じであれば、それらを基準値PF又はPRで除算しなくともよい。また、サスペンション18L,18R,19L,19Rの圧力P(RL),P(RR),P(RL),P(RR)におけるダンプトラック2の走行速度の影響が小さければ、平均値を演算し、平均値との比を演算しなくともよい。また、積載荷重や車体傾斜角度の影響が小さければ、基準範囲を固定してもよい。このような場合も、上記同様の効果を得ることができる。
本発明の第2の実施形態を、図8〜図10により説明する。なお、本実施形態において、上記第1の実施形態と同等の部分には同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
図8は、本発明の第2の実施形態における運行管理システムの制御構成を部分的に表すブロック図である。
本実施形態では、管理局3のサーバ4Aは、無線中継局5を介しショベル1、ダンプトラック2、及びモータグレーダ31(補修車両の一例)との間で情報を送受信しており、ショベル1、ダンプトラック2、及びモータグレーダ31の位置を管理するとともに、ダンプトラック2の走行路の路面状態を管理するようになっている。
モータグレーダ31は、複数のGPS衛星6から受信した信号に基づきモータグレーダ31(自機)の現在位置を演算する位置演算装置7Cと、この位置演算装置7Cで演算されたモータグレーダ31の位置情報を管理局3へ送信するとともに、管理局3からマップのデータを受信する無線通信装置8Dと、管理局3から受信したマップのデータを記憶するマップ記憶装置22Aと、表示器17C(表示手段)にマップ記憶装置22Aで記憶されたマップを表示させるとともに、自機の現在位置を表示させる表示制御装置23Aとを備えている。
サーバ4Aは、無線通信装置8Cを介し、ショベル1及びモータグレーダ31から位置情報を受信するとともに、ダンプトラック2から位置情報を含むデータを受信する。そして、上記サーバ4と同様、ダンプトラック2から受信したデータに基づき、マップを作成して記憶する。詳細には、走行中のダンプトラック2におけるサスペンション18L,18R,19L,19Rの圧力のうちのいずれか1つが基準範囲外にあり残りの3つが基準範囲内にあると判定された場合に、対応するダンプトラック2の位置での路面が粗悪状態(すなわち、ダンプトラック2の車体9にネジレを生じさせるような状態)であると判定し、その路面情報をマップに付加するようになっている。また、表示器17Bに作成したマップを表示させるとともに、ショベル1、ダンプトラック2、及びモータグレーダ31の現在位置を表示させる。また、サーバ4は、無線通信装置8Cを介し、ダンプトラック2及びモータグレーダ31に作成したマップのデータを送信するようになっている。
以上のように構成された本実施形態においても、上記第1の実施形態と同様の効果が得られる。
すなわち、管理局3の表示器17Bには、例えば図9で示す全体表示画面のように、複数の積込場及び複数の放出場がマップ表示されるとともに、複数のショベル1の現在位置がマーク表示されるようになっている。また、複数のダンプトラック2の走行経路がマップ表示されるとともに、複数のダンプトラック2の現在位置がマーク表示されるようになっている。また、複数のモータグレーダ31の現在位置がマーク表示されるようになっている。
そして、例えば図9で示す全体表示画面のように、ダンプトラック2の車体9にネジレを生じさせるような粗悪状態であると判定された路面の位置は、色や線種等を変えて表示されるようになっている。したがって、本実施形態においても、ダンプトラック2がダメージを受けやすい路面の状態を検知することができ、その路面の位置を表示することができる。その結果、管理者はモータグレーダ31の運転者に指示して、ダンプトラック2がダメージを受けやすい路面の状態を補修することが可能となり、ダンプトラック2の寿命を向上させることができる。
また、モータグレーダ31の表示器17Cには、複数の積込場、複数の放出場、複数のダンプトラック2の走行経路がマップ表示されるとともに、自機の現在位置がマーク表示されるようになっている。そして、上述のような粗悪状態であると判定された路面の位置は、色や線種等を変えて表示されるようになっている。これにより、モータグレーダ31の運転者は、そのような位置まで自機を走行させ、補修作業が行えるようになっている。したがって、ダンプトラック2の寿命を向上させることができる。
なお、上記第2の実施形態においては、管理局3のサーバ4Aで作成したマップを、管理局3の表示器17B及びモータグレーダ31の表示器17Cに表示させる場合を例にとって説明したが、これに限られない。すなわち、モータグレーダ31の表示器17Cだけに表示させてもよい。この場合も、ダンプトラック2がダメージを受けやすい路面の状態を補修することが可能となり、ダンプトラック2の寿命を向上させることができる。
また、上記第1及び第2の実施形態においては、管理局3のサーバ4が、ダンクトラップ2の位置の履歴に基づいてダンプトラック2の走行経路を作成する走行経路作成部24と、ダンクトラップ2の走行速度、積載荷重、車体傾斜角度、及びサスペンション18L,18R,19L,19Rの圧力に基づいてダンプトラック2の走行経路の路面状態を判定し、その判定結果とダンクトラップ2の位置とを関連付けて路面情報を作成する路面情報作成部25とを有する場合を例にとって説明したが、これに限られない。すなわち、例えばダンプトラック2の情報記録装置21が、走行経路作成部24及び路面情報作成部25と同様の機能を有してもよい。この場合も、上記同様の効果を得ることができる。
また、上記第1及び第2の実施形態においては、ダンプトラック2の情報記録装置21が積載荷重を演算する機能を有する場合を例にとって説明したが、これに限られない。すなわち、例えば、管理局3のサーバ4が積載荷重を演算する機能を有してもよい。この場合も、上記同様の効果を得ることができる。
また、上記第1及び第2の実施形態においては、サスペンション17L,17R,18L,18Rを油圧シリンダで構成し、それらの状態量として圧力を検出する場合を例にとって説明したが、これに限られない。すなわち、例えば空圧シリンダで構成し、それらの状態量として圧力を検出してもよい。また、例えばスプリングで構成し、それらの状態量として縮み量を検出してもよい。その場合、サスペンション状態量検出手段として、4つのサスペンションの縮み量をそれぞれ検出する変位センサを設ければよい。そして、サーバは、4つのサスペンションの縮み量のうちのいずれか1つが基準範囲外にあり残りの3つが基準範囲内にあると判定された場合に、対応するダンプトラック2の位置での路面が粗悪状態(すなわち、ダンプトラック2の車体9にネジレを生じさせるような状態)であると判定すればよい。このような場合も、上記同様の効果を得ることができる。
2 ダンプトラック
3 管理局
4 サーバ(走行判定手段、サスペンション状態量判定手段、路面状態判定手段、走行経路作成手段)
4A サーバ(走行判定手段、サスペンション状態量判定手段、路面状態判定手段、走行経路作成手段)
7B 位置演算装置(位置取得手段)
10L,10R 前輪
11L,11R 後輪
12 速度センサ(走行速度検出手段)
17A〜17C 表示器(表示手段)
18L,18R 前輪側サスペンション
19L,19R 後輪側サスペンション
20A〜20D 圧力センサ(サスペンション状態量検出手段)

Claims (6)

  1. 採石現場や工事現場におけるダンプトラックの走行路の路面状態を管理する路面管理システムにおいて、
    前記ダンプトラックの前方左側、前方右側、後方左側、及び後方右側の車輪にそれぞれ対応して設けられた4つのサスペンションにおける状態量を検出するサスペンション状態量検出手段と、
    前記ダンプトラックの位置を取得する位置取得手段と、
    前記ダンプトラックの走行速度を検出する走行速度検出手段と、
    走行中の前記ダンプトラックの位置毎に、前記サスペンション状態量検出手段で検出された前記4つのサスペンションの状態量が、それぞれに対応して設定された基準範囲内にあるか否かを判定するサスペンション状態量判定手段と、
    前記4つのサスペンションの状態量のうちのいずれか1つが前記基準範囲外にあり残りの3つが前記基準範囲内にあると判定された場合に、対応する前記ダンプトラックの位置での路面が粗悪状態であると判定する路面状態判定手段と、
    前記路面状態判定手段で粗悪状態であると判定された路面の位置を表示する表示手段とを有し、
    前記サスペンション状態量判定手段は、
    前記ダンプトラックの積載荷重及び車体傾斜角度に応じて前記4つのサスペンションの状態量のそれぞれに対する基準値を設定する基準値設定手段と、
    前記サスペンション状態量検出手段で検出された前記4つのサスペンションの状態量を対応する前記基準値で除算することにより、前記4つのサスペンションの影響度をそれぞれ演算する影響度演算手段と、
    走行中の前記ダンプトラックの位置毎に、前記影響度演算手段で演算された前記4つのサスペンションの影響度における平均値を演算し、前記4つのサスペンションの影響度のそれぞれと前記平均値との比である影響係数を演算する影響係数演算手段と、
    走行中の前記ダンプトラックの位置毎に、前記影響係数演算手段で演算された前記4つのサスペンションの影響係数が、予め設定された所定の範囲内にあるか否かを判定する影響係数判定手段とを有し、
    前記路面状態判定手段は、
    前記4つのサスペンションの影響係数のうちのいずれか1つが前記所定の範囲外にあり残りの3つが前記所定の範囲内にあると判定された場合に、対応する前記ダンプトラックの位置での路面が粗悪状態であると判定することを特徴とする路面管理システム。
  2. 請求項記載の路面管理システムにおいて、
    前記4つのサスペンションの影響係数のうちのいずれか1つが前記所定の範囲外にあり残りの3つが前記所定の範囲内にあると判定された場合に、前記所定の範囲外にある影響係数の大きさに応じて路面の粗悪状態を段階的に評価する段階評価手段を有し、
    前記表示手段は、前記路面状態判定手段で粗悪状態であると判定された路面の位置を表示するとともに、前記段階評価手段で評価された粗悪状態の段階を表示することを特徴とする路面管理システム。
  3. 請求項1又は2記載の路面管理システムにおいて、
    前記4つのサスペンションは、油圧シリンダでそれぞれ構成されており、
    前記サスペンション状態量検出手段は、前記4つのサスペンションの状態量として、前記4つの油圧シリンダの圧力を検出することを特徴とする路面管理システム。
  4. 請求項1〜のいずれか1項記載の路面管理システムにおいて、
    前記位置取得手段で取得された前記ダンプトラックの位置の履歴から前記ダンプトラックの走行経路を作成する走行経路作成手段を有し、
    前記表示手段は、前記走行経路作成手段で作成された前記ダンプトラックの走行経路を表示するとともに、前記路面状態判定手段で粗悪状態であると判定された路面の位置を表示することを特徴とする路面管理システム。
  5. 請求項1〜のいずれか1項記載の路面管理システムにおいて、
    前記表示手段は、管理局及び補修車両のうちの少なくとも一方に設けたことを特徴とする路面管理システム。
  6. 請求項1〜のいずれか1項記載の路面管理システムにおいて、
    前記表示手段は、前記ダンプトラックに設けたことを特徴とする路面管理システム。
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