JP6173515B2 - 状態監視システム及び状態監視方法 - Google Patents
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前記サーバ送信部は、前記携帯端末に前記状態情報を送信してから所定時間以内に前記状態情報が変化しない場合、予め定められた連絡先に前記状態情報を通知してもよい。
<第1の実施形態>
[状態監視システムSの構成]
図1は、第1の実施形態に係る状態監視システムS及び当該状態監視システムSの外部環境を示す図である。状態監視システムSは、携帯端末1と、複数の開閉センサ2と、登録アクセスポイント3と、サーバ4とを備える。
以下、状態監視システムSを構成する携帯端末1及びサーバ4の機能構成について説明する。
図3は、第1の実施形態に係る携帯端末1の機能構成図である。
携帯端末1は、入力部11と、表示部12と、無線部13と、記憶部14と、制御部15とを備える。
表示部12は、例えば、液晶ディスプレイや有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等により構成される。表示部12は、制御部15の制御に応じてサーバ4から送信された警告情報等を表示する。
続いて、サーバ4の機能構成について説明する。図4は、第1の実施形態に係るサーバ4の機能構成図である。サーバ4は、通信部41と、記憶部42と、制御部43とを備える。
記憶部42は、例えば、ROM及びRAM等により構成される。記憶部42は、サーバ4を機能させるための各種プログラムを記憶する。記憶部42は、ネットワークNを介して外部機器からダウンロードされたプログラムを記憶してもよい。
具体的には、サーバ受信部431は、携帯端末1に宅内警備用アプリケーションの初期設定が行われた際に送信される、登録アクセスポイント3のMACアドレスと、宅内警備用アプリケーションのアプリケーションIDと、開閉センサ2の識別情報とを受信する。サーバ受信部431は、これらの情報を登録部432に出力する。なお、本実施形態では、サーバ受信部431が、登録アクセスポイント3の識別情報としてMACアドレスを受信することとしたが、これに限らず、MACアドレスの代わりに、登録アクセスポイント3を一意に識別できる他の情報を受信してもよい。
続いて、状態監視システムSにおける処理の流れについて説明する。図6は、第1の実施形態に係る状態情報の変化に係る処理の流れを示すシーケンス図である。
図7は、第1の実施形態に係る携帯端末1が所定の住宅Aから離れたときの処理の流れを示すシーケンス図である。
以上のとおり、第1の実施形態に係る状態監視システムSでは、携帯端末1が、無線通信のアクセスポイントとの接続状況に基づいて登録アクセスポイント3の圏内に存在していないと判定すると、当該判定結果をサーバ4に送信し、サーバ4が、携帯端末1から判定結果を受信すると、記憶部42に記憶されている登録アクセスポイント3の周辺の状態を示す状態情報を携帯端末1に送信する。
[サーバ4において携帯端末1が宅内に存在するか否かを判定する]
続いて、第2の実施形態について説明する。第1の実施形態では、携帯端末1が、登録アクセスポイント3の圏内に存在しているか否かを判定することにより、携帯端末1のユーザが在宅か否かを判定する例について説明した。これに対し、第2の実施形態では、サーバ4において、携帯端末1のユーザが在宅か否かを判定する点で第1の実施形態と異なる。
図9は、第2の実施形態に係る携帯端末1が所定の住宅Aから離れたときの処理の流れを示すシーケンス図である。
判定部435は、携帯端末1におけるアクセスポイントとの接続状況を示す接続状況情報に基づいて、携帯端末1が登録アクセスポイント(登録AP)3の圏内に存在しているか否かを判定する(S21)。具体的には、記憶部42には、図10に示すように、登録アクセスポイント3のBSSIDとアプリケーションIDとが関連付けられて、登録アクセスポイント情報として予め記憶されている。判定部435は、登録アクセスポイント情報を参照し、受信したアプリケーションIDに関連付けられている登録アクセスポイント3のBSSIDを特定する。そして、判定部435は、特定したBSSIDが接続状況情報に含まれているBSSIDと一致するか否かを判定することにより、携帯端末1が登録アクセスポイント3の圏内に存在しているか否かを判定する。判定部435は、特定したBSSIDが、接続状況情報に含まれているBSSIDと一致しない場合、携帯端末1が登録アクセスポイント3の圏内に存在していないと判定し、S22に処理を移す。
続いて、サーバ送信部434は、状態情報が、鍵の解錠状態若しくは扉又は窓の開状態を示しているか否かを判定する(S23)。サーバ送信部434は、開状態又は解錠状態であると判定すると、当該状態情報を含む警告情報を携帯端末1に送信する。
続いて、携帯端末1の端末受信部155は、サーバ4から状態情報を含む警告情報を受信すると、当該警告情報を表示部12に表示させる(S24)。
以上、第2の実施形態の状態監視システムSは、サーバ4において、携帯端末1から受信した接続状況情報に基づいて、当該携帯端末1が登録アクセスポイント3の圏内に存在していないと判定すると、記憶部42に記憶されている登録アクセスポイント3の周辺の状態を示す状態情報を携帯端末1に送信する。
[複数の携帯端末1のうち、登録アクセスポイント3と最も近い携帯端末1に状態情報を通知する]
続いて、第3の実施形態について説明する。第1の実施形態では、携帯端末1が1台の場合について説明した。これに対し、第3の実施形態では、携帯端末1が複数台存在する点で第1の実施形態と異なる。例えば、家族で携帯端末1を複数台所有する場合、家族全員が別々に外出する場合がある。本実施形態に係る状態監視システムSにおいて、サーバ4は、家族の全員が外出中の場合に、自宅に最も近いユーザの携帯端末1に対して警告情報を送信し、当該ユーザに迅速な対応を促す。以下、本実施形態に係る状態監視システムSの詳細について説明を進める。
位置情報取得部156は、例えば、無線部13を介して、複数のGPS衛星から定期的に位置情報を受信することにより位置情報を取得する。なお、位置情報取得部156は、判定部153が登録アクセスポイント3の圏内に存在していないと判定したことに応じて、位置情報を取得してもよい。
以上、第3の実施形態の状態監視システムSは、サーバ送信部434は、複数の携帯端末1のうち、最も近い携帯端末1に状態情報を送信する。このようにすることで、自宅の近くにいる人に優先的に通知して迅速な対応を促すことができる。また、一度に複数の携帯端末1のユーザに状態情報を送信しないので、複数の携帯端末1のユーザ間で情報が錯綜して混乱することを防止することができる。
[複数の携帯端末1のうち、所定の携帯端末1に状態情報を通知する]
続いて、第4の実施形態について説明する。第4の実施形態では、第3の実施形態と同様に、携帯端末1が複数台存在する点で第1の実施形態と異なる。例えば、家族で携帯端末1を複数台所有する場合、所定の携帯端末1を親が所有し、他の携帯端末1を子供が所有する場合がある。この場合、親が外出中の場合、親は、子供が在宅中であっても、宅内の状態を把握したいことがある。本実施形態では、このようなケースに対応し、他の携帯端末1のユーザが在宅中であっても、サーバ4が所定の携帯端末1に対して状態情報を送信する。以下、第4の実施形態の詳細について説明を進める。
図14に示すように、管理情報には、登録アクセスポイントのMACアドレスと、第1アプリケーションIDと、第2アプリケーションIDと、1以上の開閉センサ2の識別情報とが関連付けて記憶されていることが確認できる。ここで、第1アプリケーションIDは、例えば、親が所有する所定の携帯端末1に記憶されている宅内警備用アプリケーションのアプリケーションIDである。また、第2アプリケーションIDは、例えば、子供が所有する、所定の携帯端末1とは異なる他の携帯端末1に記憶されている宅内警備用アプリケーションのアプリケーションIDである。
以上、第4の実施形態の状態監視システムSは、サーバ送信部434は、サーバ受信部431が所定の携帯端末1から判定結果を受信すると、他の携帯端末1から判定結果を受信しているか否かにかかわらず、所定の携帯端末1に状態情報を送信する。このようにすることで、例えば、親が所定の携帯端末1を所有し、子供が他の携帯端末1を所有しているケースにおいて、親が外出中の場合に、子供が在宅中であっても宅内の状態を把握することができる。
Claims (7)
- 複数の携帯端末とサーバとを備える状態監視システムであって、
前記複数の携帯端末のそれぞれは、
前記携帯端末が、予め登録した登録アクセスポイントの圏内に存在しているか否かを判定する判定部と、
前記圏内に存在していないと判定した判定結果の情報である非在圏情報を、前記サーバに送信する端末送信部とを有し、
前記サーバは、
前記端末送信部から送信される前記非在圏情報と、前記登録アクセスポイントから、前記登録アクセスポイントの周辺の出入口に設けられている鍵の施錠状態又は扉若しくは窓の開閉状態を検出する1以上の開閉センサによる検出結果を示す状態情報と、を受信するサーバ受信部と、
前記状態情報として、前記開閉センサによる検出結果を記憶する記憶部と、
前記サーバ受信部が前記状態情報を受信すると、前記記憶部に記憶されている前記状態情報を、受信した状態情報に更新する更新部と、
前記サーバ受信部が前記非在圏情報を前記複数の携帯端末のうち第1携帯端末から受信している場合に、前記検出結果が前記鍵の解錠状態又は前記扉若しくは窓の開状態を示しているとともに、前記複数の携帯端末のうち前記第1携帯端末とは異なる第2携帯端末から前記非在圏情報を受信していないとき、前記第1携帯端末に前記状態情報を送信するサーバ送信部とを有する、
状態監視システム。 - 前記サーバ送信部は、前記第1携帯端末に対して、前記状態情報に加え、前記第2携帯端末からの前記非在圏情報を受信していないことを送信する、
請求項1に記載の状態監視システム。 - 前記サーバ送信部は、前記記憶部に記憶されている前記状態情報が所定の時間帯に変化すると、前記第1携帯端末に前記状態情報を送信する、
請求項1又は2に記載の状態監視システム。 - 前記サーバ送信部は、前記第1携帯端末に状態情報を送信した後に、前記サーバ受信部が前記鍵の施錠状態又は扉若しくは窓の閉状態を示す前記状態情報を受信したことにより前記記憶部に記憶されている前記状態情報が変化した場合に、前記第1携帯端末に当該状態情報を送信する、
請求項1から3のいずれか1項に記載の状態監視システム。 - 前記記憶部は、前記第1携帯端末と、前記第2携帯端末とを関連付けて記憶し、
前記サーバ送信部は、前記第1携帯端末からメッセージを受け付けると、当該第1携帯端末に関連付けられている第2携帯端末に当該メッセージを送信する、
請求項1から4のいずれか1項に記載の状態監視システム。 - 複数の携帯端末のそれぞれが、
予め登録した登録アクセスポイントの圏内に存在するか否かを判定する手順と、
前記圏内に存在していないと判定した判定結果の情報である非在圏情報を、サーバに送信する手順とを実行し、
前記サーバが、
前記登録アクセスポイントの周辺の出入口に設けられている鍵の施錠状態又は扉若しくは窓の開閉状態を検出する1以上の開閉センサによる検出結果を示す状態情報を受信すると、記憶部に記憶されている状態情報を、受信した状態情報に更新する手順と、
前記複数の携帯端末のうち第1携帯端末から前記非在圏情報を受信している場合に、前記検出結果が前記鍵の施錠状態又は前記扉若しくは窓の開状態を示しているとともに、前記複数の端末のうち前記第1携帯端末とは異なる第2携帯端末から所定時間以内に前記非在圏情報を受信していないとき、前記第1携帯端末に前記状態情報を送信する手順とを実行する、
状態監視方法。 - 複数の携帯端末のそれぞれが、
前記携帯端末が予め登録した登録アクセスポイントとの接続状況を示す接続状況情報をサーバに送信する手順を実行し、
前記サーバが、
前記登録アクセスポイントの周辺の出入口に設けられている鍵の施錠状態又は扉若しくは窓の開閉状態を検出する1以上の開閉センサによる検出結果を示す状態情報を受信すると、記憶部に記憶されている状態情報を、受信した状態情報に更新する手順と、
前記複数の携帯端末から受信した前記接続状況情報に基づいて、前記複数の携帯端末が、前記登録アクセスポイントの圏内に存在しているか否かを判定する手順と、
前記複数の携帯端末のうち第1携帯端末が前記圏内に存在していないと判定した場合に、前記記憶部に記憶されている前記状態情報が前記鍵の解錠状態又は前記扉若しくは窓の開状態を示しているとともに、前記複数の携帯端末のうち前記第1携帯端末とは異なる第2携帯端末が前記圏内に存在していると判定したとき、前記第1携帯端末に前記状態情報を送信する手順とを実行する、
状態監視方法。
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