JP6172817B2 - 薬品送り装置および薬品管理器具 - Google Patents

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Description

本発明の態様は、一般的に、薬品送り装置および薬品管理器具に関する。
例えば、医師が複数の種類の薬品を患者に処方した場合において、患者が一回あたり(例えば朝食後)に服用する薬品の種類あるいは薬品の数が比較的多いことがある。この場合において、患者は、薬品を服用することを煩雑に感ずることがある。あるいは、例えば年配の患者などは、いずれの種類の薬品をいずれの数だけ服用すればよいか分からないことがある。これに対して、一回当たりに服用する薬品が1つの袋に包装(一包化)された包装袋がある。また、そのような包装袋が連続した包装袋帯がある。これによれば、例えば、朝食後、昼食後および夕食後のそれぞれの1回あたりに服用する薬品は、より明確になる。
しかし、例えば年配の患者などは、薬品を服用するときに、包装袋帯の両端部のうちのいずれの端部の包装袋の薬品を服用すればよいか分からない場合がある。そのため、例えば薬品が一包化された包装袋の包装袋帯を管理する点においては、さらなる改善が望まれている。
登録実用新案第3154211号公報
本発明は、かかる課題の認識に基づいてなされたものであり、薬品の管理を向上させることができる薬品送り装置および薬品管理器具を提供することを目的とする。
実施形態によれば、ケーシングと、操作部と、送り部と、を含む薬品送り装置が提供される。前記ケーシングは、底部及び回転軸を含む。前記操作部は、前記ケーシングに対して着脱可能に固定され前記回転軸とともに回転する。前記送り部は、前記回転軸を介して前記操作部から伝達された力により回転する。前記底部は、それぞれに薬品が包装された複数の包装袋を有する包装袋帯のうちの一部を前記底部と前記送り部との間で挟設する。前記送り部が所定の方向へ回転すると前記包装袋帯が前記送り部から力を受けて移動し、前記包装袋が前記ケーシングの外部および前記ケーシングの内部の少なくともいずれかへ送られる。前記底部の前記送り部側の上面は、前記回転軸に対して垂直な方向に延びる溝を有する。
本発明の態様によれば、薬品の管理を向上させることができる薬品送り装置および薬品管理器具が提供される。
本発明の実施の形態に係る薬品送り装置を備えた薬品管理器具を表す模式的斜視図である。 本実施形態に係る薬品送り装置を備えた薬品管理器具を表す模式的平面図である。 本実施形態に係る薬品送り装置を備えた薬品管理器具を表す模式的平面である。 図4(a)及び図4(b)は、薬品が一包化された包装袋の包装袋帯を例示する模式図である。 本実施形態に係る薬品送り装置を備えた薬品管理器具を表す模式的分解図である。 図6(a)及び図6(b)は、本実施形態に係る箱を表す模式的平面図である。 図7(a)は、本実施形態に係る操作部を例示する模式的平面図であり、図7(b)は、本実施形態に係る回転軸、送り部及び操作部固定部を例示する模式的平面図である。 本実施形態に係る薬品管理器具の各部材のバリエーションを例示する表である。 図9(a)及び図9(b)は、本実施形態に係る、別の薬品管理器具を表す模式的平面図である。 本実施形態に係る、さらに別の薬品管理器具を例示する模式的平面図である。 図11(a)は、本実施形態に係る薬品管理器具の使用形態の一例を表す模式的平面図であり、図11(b)は、本実施形態の連結台を表す模式的斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1は、本発明の実施の形態に係る薬品送り装置を備えた薬品管理器具を表す模式的斜視図である。
図2は、本発明の実施の形態に係る薬品送り装置を備えた薬品管理器具を表す模式的平面図である。
図3は、本発明の実施の形態に係る薬品送り装置を備えた薬品管理器具を表す模式的平面図である。
図4は、薬品が一包化された包装袋の包装袋帯を例示する模式図である。
図1〜図3に表した薬品管理器具10は、薬品送り装置100と、箱200と、を備える。薬品送り装置100は、ケーシング110と、操作部120と、送り部141と、を有する。なお、図2は、薬品管理器具10を上方から眺めた状態を表し、図3は、薬品管理器具10を右側方から眺めた状態を表す。
ケーシング110は、回転軸131と、回転軸受け部111(第1の側部)と、回転軸受け部112(第2の側部)と、上部113と、底部114と、操作部120と、を有する。
例えば図3に表したように、箱200は、右壁部211と、左壁部212と、前壁部215と、後壁部219と、を有する。箱200の内部には、空間201が設けられている。箱200は、空間201において包装袋帯50(図4参照)を収納することができる。
箱200の右壁部211には、窓部213(第2の窓部)が設けられている。窓部213は、光透過性の材料により形成されている。窓部213の材料としては、例えば、光透過性の樹脂やガラスなどが挙げられる。この例では、窓部213の平面形状は、矩形であるが、多角形、円形または楕円形など任意の形状でよい。
箱200の前壁部215には、貼付部217(図1参照)が設けられている。貼付部217は、箱200の前壁部215の表面(外面)から後退した位置に設けられている。例えば、貼付部217は、凹形状を呈する。貼付部217の第1の長さD1は、例えば約4センチメートル(cm)以上6cm以下程度である。貼付部217の第2の長さD2は、例えば約7cm以上9cm以下程度である。なお、この例では、貼付部217の平面形状は、矩形であるが、円形や多角形など任意の形状でよい。
底部114は、箱200の上に設けられる。底部114は、例えば平板状である。また、図2及び図3に示すように、底部114には、挿入孔119(開口部)が設けられている。挿入孔119は、底部114の下方(箱200の内部)と、底部114の上方(ケーシング110の内部)とを繋ぐ開口部である。
この例では、底部114は、挿入孔119を形成する前側面119fと後側面119rとを有する。言い換えると、挿入孔119は、前側面119f及び後側面119rに接し、前側面119fと後側面119rとの間に挟まれた空間である。図3に表したように、底部114の断面において、前側面119fの形状は、後方側に凸の曲面状である。また、挿入孔119の幅(前側面119fと後側面119rとの間の距離)は、15mm程度である。
回転軸受け部111は、底部114の右後方において、底部114上に立設されている。回転軸受け部112は、底部114の左後方において、底部114の上に立設されている。回転軸受け部111及び回転軸受け部112は、対向するように設けられている。
例えば、図3に示すように、回転軸受け部111の前方側の縁部111fは、上下方向(略鉛直方向)に延びる辺を有する。同様に、この例では、回転軸受け部112の前方側の縁部112fも、上下方向に延びる辺を有する。
また、上部113は、底部114と対向し、回転軸131及び送り部141を上から覆う。例えば、上部113の形状は平板状であるが、可撓性を有する。上部113は、弾性を有する材料を含む。例えば、上部113は、アクリルなどの樹脂によって形成される。
上部113の後部は、回転軸受け部111及び回転軸受け部112によって挟まれ、回転軸受け部111と回転軸受け部112とによって支持されている。一方、上部113の前部は、回転軸受け部111及び回転軸受け部112に直接支持されていない。これにより、上部113の先端部113bは、略上下方向に変位可能である。具体的には、先端部113bは、回転軸受け部111の前端及び回転軸受け部112の前端を軸として、回転可能または略上下方向に変位可能である。
また、先端部113bの位置は、底部114の前方側の縁部114bよりも後側であることが望ましい。そして、外部から力が加えられていない状態において、先端部113bは、底部114から離間していることが望ましい。これにより、先端部113bと底部114との間には、隙間が形成され、後述するように、この隙間を、包装袋帯50の取出口116として用いることができる。
上部113には、図1に示すような窓部113a(第1の窓部)を設けてもよい。窓部113aは、光透過性の材料により形成される。窓部113aの材料としては、例えば、光透過性の樹脂やガラスなど挙げられる。
ケーシング110の内部には、空洞部101(図3参照)が設けられている。空洞部101は、回転軸受け部111と、回転軸受け部112と、上部113と、底部114と、により囲まれた領域に相当する。
回転軸131は、ケーシング110の空洞部101に設けられ、ケーシング110に対して回動自在に軸支されている。例えば、回転軸131は、回転軸受け部111及び回転軸受け部112によって回転可能に支持されている。
操作部120は、回転軸131の一端部および回転軸131の他端部のそれぞれに設けられている。操作部120は、回転軸131によりケーシング110に対して回転自在に軸支されている。操作部120は、回転軸131に固定され、回転軸131とともに回転可能である。言い換えれば、回転軸131は、操作部120と連結され、操作部120の回転とともに回転可能である。
操作部120は、図1に表したように把持部121と、操作孔123と、を有する。例えば、使用者は、把持部121を持ち操作部120を回転させることができる。または、使用者は、操作孔123に指などを入れ操作部120を回転させることができる。使用者が操作部120を回転させると、回転軸131は、操作部120とともに回転する。この例では、操作部120の平面形状は、円形である。また、円の外周に沿った操作部120の表面に凹凸部(溝)を設けてもよい。
送り部141は、例えば、スポンジやゴムなどの弾性を有する材料を含む。送り部141は、回転軸131により、ケーシング110に対して回転自在に軸支されている。送り部141は、回転軸131に接着剤などで取り付けられている。これにより、送り部141は、回転軸131とともに回転する。使用者が操作部120を回転させると、送り部141は、回転軸131を介して操作部120から伝達されたトルク(回転力)により回転する。または、送り部141は、例えば樹脂や金属などを含む歯車であってもよい。送り部141が歯車である場合にも、送り部141は、回転軸131に取り付けられ、回転軸131とともに回転する。
図4(a)に表した包装袋帯50では、一回当たりに服用する薬品が1つの包装袋51に包装(一包化)されている。包装袋帯50は、複数の包装袋51を有する。隣り合う複数の包装袋51は、切断線53を介して互いに接続されている。例えば、患者は、切断線53において1つの包装袋51を切り取り、その包装袋51の中の薬品を取り出すことで、1回当たりの薬品を服用することができる。包装袋51の表面には、表示部55が設けられている。表示部55には、例えば、患者名55aや日付55bや服薬時間55cなどが記載されている。なお、表示部55に記載される事項は、患者名55a、日付55bおよび服薬時間55cに限定されるわけではない。包装袋51の材料としては、一般的に、樹脂や紙などが挙げられる。
次に、本実施形態にかかる薬品管理器具10の使用方法について説明する。
例えば年配の患者などは、薬品を服用するときに、包装袋帯50の両端部のうちのいずれの端部の包装袋51の薬品を服用すればよいか分からない場合がある。例えば、約2週間程度の薬品が処方された場合には、包装袋帯50は、比較的長い。そのため、例えば、患者は、包装袋帯50の両端部のうちのいずれの端部の包装袋51の薬品から服用し始めたのか分からなくなることがある。
これに対して、本実施形態では、図3に表したように、使用者は、ケーシング110の底部114の後方部114aと、送り部141と、の間に包装袋帯50を挟む。ここで、前述したように、送り部141は、弾性を有する材料を含む。これにより、図3に表したように、送り部141は、送り部141自身と、ケーシング110の底部114の後方部114aと、の間に包装袋帯50を挟設し保持することができる。なお、後方部114aとは、底部114の一部であって、送り部141と対向する部分をいう。
送り部141は、送り部141自身と後方部114aとの間に包装袋帯50を挟設した状態では、わずかに変形し包装袋帯50を後方部114aへ押し付ける。一方で、ケーシング110の底部114の後方部114aは、後方部114a自身と送り部141との間に包装袋帯50を挟設した状態では、包装袋帯50を送り部141へ押し付ける。つまり、送り部141は、後方部114aの側へ向かう付勢力を包装袋帯50に与える。一方で、後方部114aは、送り部141の側へ向かう付勢力を包装袋帯50に与える。これにより、包装袋帯50は、ケーシング110の底部114の後方部114aと、送り部141と、の間に挟設され保持される。
使用者は、後方部114aと送り部141との間に包装袋帯50を狭設させるときには、包装袋帯50の端に位置する包装袋(複数の包装袋51のうちで最初に服用する薬品の包装袋)を、挿入孔119を介して、ケーシング110の空洞部101へ挿入し、後方部114aと送り部141との間に挟む。
続いて、使用者が図3に表した矢印A2の方向へ操作部120を回転させると、送り部141は、回転軸131を介して操作部120から伝達されたトルク(回転力)により、図3に表した矢印A3の方向へ回転する。これにより、包装袋帯50の端に位置する包装袋は、ケーシング110の底部114の後方部114aと、送り部141と、の間において、より確実に挟設され保持される。
なお、使用者は、包装袋帯50を、挿入孔119を通して底部114の上に載せた状態で、送り部141を上から被せるようにして、後方部114aと送り部141とで包装袋帯50を挟むようにしてもよい。
続いて、使用者は、包装袋の薬品よりも後に服用する薬品の複数の包装袋51の帯(包装袋帯50)を箱200の空間201に適宜収納することができる。
なお、使用者は、包装袋帯50を箱200の空間201に収納した後に、前述した方法により、包装袋帯50の端に位置する包装袋を後方部114aと送り部141との間に挟設させてもよい。
例えば、使用者は、操作部120を図3に表した矢印A2の方向に、さらに回転させる。すると、図3に表した矢印A3のように、送り部141が操作部120の回転方向と同じ方向に、さらに回転する。送り部141が図3に表した矢印A3の方向に回転すると、包装袋帯50は、送り部141から力を受け、底部114の上を図3に表した矢印A6の方向へ移動する。これにより、服用開始の薬品の包装袋がケーシング110の外部へ送り出され、ケーシング110の取出口116から出てくる。なお、服用途中の場合(服用開始の薬品をすでに服用済みの場合)には、包装袋帯50のうちの端部に存在する包装袋51がケーシング110の取出口116から出てくる。
続いて、使用者は、図3に表した矢印A11の方向へ向かって上部113の先端部113bを押す。言い換えれば、使用者は、上部113の先端部113bを底部114へ向かって押す。前述したように、上部113は、弾性を有する材料を含む。また、ケーシングの回転軸受け部111及び回転軸受け部112は、上部113の後部を支持し、上部113の前部を直接支持していない。そのため、使用者は、上部113の先端部113bを比較的容易に底部114へ向かって押すことができる。
すると、ケーシング110の取出口116から出てきた包装袋51は、上部113の先端部113bと底部114との間に挟まれ、上部113の先端部113bにより底部114に押し付けられる。例えば、使用者は、上部113の先端部113bの縁部113cを包装袋帯50の切断線53に当てることにより、服用する薬品の包装袋51を比較的容易に包装袋帯50から切り離すことができる。
このとき、図3に表したように、上部113の先端部113bの縁部113cは、底部114の前方側の縁部114bよりも後方側に位置する。言い換えれば、縁部113cと回転軸131との間の距離は、縁部114bと回転軸131との間の距離よりも短い。そのため、使用者は、上部113の先端部113bにより包装袋51を底部114に押し付けた状態であっても、例えば包装袋帯50の切断線53を比較的容易に視認することができる。
本実施形態によれば、使用者は、包装袋帯50が取出口116から垂下することを抑え、必要な包装袋51を1つずつ取出口116からケーシング110の外部へ送り出すことができる。これにより、使用者は、服用すべき薬品が包装された包装袋51をより明確に認識することができる。これにより、薬品の管理を向上させることができる。
前述したように、窓部113aがケーシング110の上部113に設けられている。これによれば、使用者は、包装袋51を取出口116から出す前に、窓部113aを通して包装袋51の表示部55に記載された事項を確認することができる。そのため、使用者は、包装袋51を取出口116から出す前に、服用する薬品が包装された包装袋51を事前に確認し、服用すべき薬品とは異なる薬品を服用することをより確実に抑えることができる。これにより、薬品の管理をより向上させることができる。
なお、ケーシング110の全体または上部113が、光透過性の材料により形成されていてもよい。これによれば、窓部113aが上部113に設けられていなくとも、使用者は、ケーシング110の外側から包装袋51を事前に確認することができる。
前述したように、箱200の右壁部211には窓部213が設けられている。これによれば、使用者は、窓部213を通して箱200の空間201を見ることで、包装袋帯50の残りの包装袋51を確認することができる。これにより、薬品送り装置100を箱200から取り外すことなく、簡易的に包装袋帯50の残りの包装袋51を確認することができる。
なお、箱200の全体が、光透過性の材料により形成されていてもよい。これによれば、窓部213が右壁部211に設けられていなくとも、使用者は、箱200の外側から簡易的に包装袋帯50の残りの包装袋51を確認することができる。
例えば患者名が記載されたシートや患者の顔写真などが貼付部217に貼られている場合には、薬品管理器具10が複数の患者の間において取り違えられることを抑制することができる。
使用者が図3に表した矢印A7の方向へ操作部120を回転させると、底部114の上の包装袋帯50は、図3に表した矢印A8の方向へ移動する。つまり、使用者は、図3に表した矢印A7の方向へ操作部120を回転させることにより、挿入孔119を通して包装袋帯50の一部をケーシング110の外部(例えば箱200の空間201)へ送り出すことができる。これにより、例えば包装袋帯50に皺が生じた場合には、使用者は、操作部120を図3に表した矢印A7の方向へ回転させることで皺を取ることができる。また、不要な包装袋51が取出口116からケーシング110の外部へ出た場合でも、その不要な包装袋51をケーシング110の空洞部101へ戻すことができる。
また、図2に表したように、回転軸受け部111の前方側の縁部111fは、上部113の前方側の縁部113cよりも後方に位置し、操作部120の前方側の縁部120fよりも後方に位置する。このため、図1に示すように、ケーシング110の側面には、上部113の前部と底部114との間に、開口部110sが設けられている。使用者は、窓部113aが設けられない場合でも、開口部110sからケーシング110の内部を視認することができる。これにより、包装袋51の表示部55に記載された事項を確認したり、操作部120による包装袋帯50を送り出すときに、その動きを確認したりすることができる。また、使用者は、開口部110sから指を挿入することができる。これにより、使用者は、包装袋帯50に直接触れて、包装袋帯50に生じた皺を取ったり、包装袋帯50の位置を調整したりすることができる。
また、既に述べたとおり、挿入孔119を形成する底部114の面(前側面119f)は、凸曲面である。これにより、包装袋帯50が送り出されるときに、底部114の角に引っ掛かりにくくなる。したがって、包装袋帯50をよりスムーズに送り出すことができる。
また、図2に示すように、底部114の送り部141と対向する上面114uに、前後方向(回転軸131に対して垂直な方向)に延びる複数の溝114jを形成してもよい。これにより、底部114上における包装袋帯50との摩擦を低減することができ、包装袋帯50をよりスムーズに送り出すことができる。
また、包装袋帯50を箱200の内部に収納する際には、図4(b)に表したような芯材57を用いてもよい。芯材57は、筒状又は柱状である。芯材57には、樹脂や紙など任意の材料が用いられる。包装袋帯50は、芯材57に巻き付けられた状態で、箱200の内部に収納される(図10を参照)。図10に表した例では、芯材57は、箱200の内部において、任意の手段によって軸支され、箱200の底から離間した位置に配置される。このような芯材57を用いることによって、包装袋帯50の箱200内での動きが滑らかとなる。これにより、包装袋帯50をより滑らかに送り出すことができる。
図5は、本発明の実施の形態に係る薬品送り装置を備えた薬品管理器具を表す模式的分解図である。
実施形態に係る薬品管理器具は、図5に表したように、使用者によって組立及び分解が可能である。これに関して、以下、薬品管理器具10の各部分の具体例について説明する。
実施形態に係る薬品管理器具10は、箱200と底部114とを着脱可能に固定する固定手段を有する。この例では、固定手段として、底部114に設けられた突起部117と、箱200に設けられた突起部受け穴200cと、が用いられる。
図6(a)は、箱200を上方から眺めた模式的平面図であり、図6(b)は、箱200を側方から眺めた模式的平面図である。
図6(a)及び図6(b)に表したように、箱200は、4つの突起部受け穴200cを有する。この例では、右壁部211の上面に2つの突起部受け穴200cが設けられ、左壁部212の上面に2つの突起部受け穴200cが設けられる。例えば、突起部受け穴200cの径は、2mm程度であり、深さは、4mm程度である。
なお、各壁部の厚さT1〜T5は、それぞれ8mmであり、底部114の厚さT6は、8mmである。前壁部215の前方側の縁部215fと突起部受け穴200cとの間の距離L1及びL2は、それぞれ、30mm、60mmである。また、箱200の長さ(前壁部215の前方側の縁部215fと、後壁部219の後方側の縁部219fと、の間の距離L3)は、120mmである。箱200の幅(右壁部211の右側方の縁部211fと、左壁部212の左側方の縁部212fと、の間の距離L4)は、90mmである。箱200の高さ(距離L5)は、80mmである。箱200の内部の横幅(右壁部211と左壁部212との間の距離)は、包装袋帯50の幅よりも広くされる。また、挿入孔119の横幅(左右方向に沿った長さ)も、包装袋帯50の幅よりも広くされる。なお、本実施例において示す各寸法は、包装袋帯50の幅が70mmである場合における一例であり、実施形態は、示した寸法に限られない。例えば、包装袋帯50の幅は、90mmである場合もある。
図5に表したように、底部114の下面には、突起部117が設けられる。突起部117は、箱200の突起部受け穴200cの数及び位置に応じて設けられる。この例では、図6(a)及び図6(b)に示した突起部受け穴200cの位置に応じて、4つの突起部117が設けられる。なお、上記の突起部117及び突起部受け穴200cのそれぞれの数や位置は、一例であり、上記に限定されない。
突起部117は、底部114が箱200に載置された状態において突起部受け穴200cと係合し、底部114が箱200に対して上下方向及び水平方向に移動することを抑制する。
図5に戻って説明すると、薬品送り装置100は、回転軸受け部(111又は112)と底部114とを着脱可能に固定する固定手段を有する。この例では、固定手段として、回転軸受け部に設けられた側部突起部(突起部111p及び突起部112p)と、底部114に設けられた側部突起受け穴114cと、が用いられる。
具体的には、回転軸受け部111の下面に2つの突起部111pが設けられ、回転軸受け部112の下面に2つの突起部112pが設けられている。これらの突起部の数及び位置におうじて、底部114の上面に4つの側部突起受け穴114cが設けられている。なお、突起部111p、突起部112p及び側部突起受け穴114cのそれぞれの数や位置は、一例であり上記に限定されない。
突起部111p及び112pは、回転軸受け部(111又は112)が底部114の上に載置された状態において側部突起受け穴と係合し、回転軸受け部が底部114に対して上下方向及び水平方向に移動することを抑制する。
なお、上記の突起部117、突起部111p及び1112pのそれぞれは、いわゆる「だぼ」のような形態であっても良いし、鉤形の形状を有するスナップフィットのような形態であってもよい。また、これらの固定手段には、ネジや面ファスナー等の任意の固定手段を用いても良いが、使用者による組立及び分解が容易であることが望ましい。
また、回転軸受け部111には回転軸受け孔111eが設けられ、回転軸受け部112には、回転軸受け孔112eが設けられる。回転軸131の右端を回転軸受け孔111eに挿通し、回転軸131の左端を回転軸受け孔112eに挿通することができる。これにより、回転軸131は、回転軸受け部111及び回転軸受け部112によって回動自在に軸支される。
図7(a)は、操作部120を例示する模式的平面図である。
既に述べたように、この例では、操作部120は、円板状であり、複数の操作孔123を有する。また、操作部120には、操作部固定孔124が設けられている。例えば、操作部120の円の径D3は70mmであり、操作孔123の径D4は、15mmであり、操作部固定孔124の径D5は、15mmである。
図5に示すように、操作孔123には、把持部125を挿通することができる。挿通された把持部125は、把持部固定部126によって操作孔123に固定される。例えば、把持部固定部126にはネジが用いられる。把持部125と把持部固定部126とによって操作部120を挟むことで、固定が行われる。
図7(b)は、回転軸131、送り部141及び操作部固定部135を例示する模式的平面図である。
図7(b)に表したように、回転軸131は、例えば筒状(パイプ状)である。回転軸131の径(外径)D6は例えば15mmであり、送り部141の径(外径)D7は例えば28mmである。操作部固定部135は、パイプ状の回転軸131に挿入されるネジの形状を有する。操作部固定部135の外径D8は、17mm程度である。
図5に表したように、回転軸131の右端を回転軸受け孔111e及び操作部固定孔124に挿通する。同様に、回転軸131の左端を回転軸受け孔112e及び操作部固定孔124に挿通する。そして、操作部固定部135と回転軸131とによって、操作部120を狭持する。これにより、操作部120を回転軸131に固定することができる。
なお、操作部固定部135及び把持部固定部126には、回転操作によって緩まない措置を行うことが望ましい。例えば、操作部固定部135及び把持部固定部126には逆ネジや接着剤を用いてもよい。但し、使用者が分解できる程度の強度の固定であることが望ましい。
回転軸受け部(111又は112)は、上部113を支持する支持手段を有する。例えば、図5に表したように、回転軸受け部111は、上部差込溝111gを有し、回転軸受け部112は、上部差込溝112gを有する。上部差込溝111g及び上部差込溝112gは、互いに対向するように設けられ、幅が1mm程度のスリット状である。また、スリット(溝)は、曲線状であり、上部113は可撓性を有する。このため、曲線状のスリットの形状に沿って、上部113を挿し込むことができる。このようにして、上部113は、上部差込溝111g及び上部差込溝112gに挟まれ、支持される。
さらに、上部113は、底部114に設けられた上部差込溝114gに当接するまで挿し込まれる。挿し込まれた上部113は、上部固定ビス133によって上部差込溝114gに固定される。このようにして、使用者が簡易に、上部113の着脱を行うことが可能である。
以上説明したように、実施形態に係る薬品管理器具10の各部材(箱200、底部114、回転軸受け部111、回転軸受け部112、回転軸131、送り部141、操作部120、操作部固定部135、把持部125、上部113など)は、使用者によって着脱可能である。これにより、使用者が適宜部材を交換することができる。上述の薬品管理器具10の機能を損なわない範囲で、各部材に、色、材質及び形状等についてのバリエーションを用意することができる。例えば、各部材に対して寸法等の規格を定め、規格に従った部材を使用者が自由に組み合わせることが可能である。例えば、樹脂を用いた箱200、金属を用いた回転軸受け部(111及び112)、木材を用いた操作部120及び樹脂を用いた上部113を組み合わせてオリジナル品を作ることができる。このように、薬品管理器具10を、使用者ごとの独自のものとし、意匠性を向上させることができる。
病院など複数の患者がいる場所において、複数の薬品管理器具10を用いる場合、患者ごとに独自の薬品管理器具10を用いることで、どの薬品管理器具10がどの患者のものであるか判別し易くなる。これにより、薬品の取り違えを抑制することができる。また、患者自身がオリジナルの薬品管理器具10を作ることで、愛着を覚え、薬品の服用を促すことができる。
例えば、送り部141の弾性が劣化した場合には、操作部固定部135を外し、回転軸受け部(111及び112)を底部114から引き抜くことで、薬品管理器具10を分解し、送り部141を交換することができる。このように、実施形態に係る薬品管理器具10によれば、特定の部材が劣化した場合でも、当該部材だけを簡易に交換することができる。
図8は、本発明の実施の形態に係る薬品管理器具の各部材のバリエーションを例示する表である。なお、表中の「△」は使用可能な材料を示し、「○」は使用可能な材料のうち望ましい材料を示す。
図8に表したように、回転軸受け部(111及び112)、操作部120、底部114、箱200及び回転軸131のそれぞれには、樹脂、金属、木材、ガラス、陶器、紙、または、これらの組合せを用いることができる。送り部141には、樹脂、紙、または、これらの組合せを用いることができる。上部113には、樹脂、金属、紙、または、これらの組合せを用いることができる。操作部固定部135、把持部121及び把持部固定部126のそれぞれには、樹脂、金属、木材、ガラス、陶器、紙、または、これらの組合せを用いることができる。
例えば、樹脂を材料とする場合は、樹脂のカラーバリエーションを用意することができる。金属を材料とする場合は、金属の素材や仕上げのバリエーションを用意することができる。木材を材料とする場合は、木材の素材や仕上げのバリエーションを用意することができる。金属の素材のバリエーションとしては、例えば真鍮、ステンレス又はアルミ等が挙げられる。木材の素材としては、例えばスギ、ヒノキ、楓又は紫檀等が挙げられる。また、仕上げのバリエーションとしては、鏡面仕上げ、ツヤ出し又はツヤ消し等が挙げられる。各部材に、カラー塗装等の装飾加工や、防錆塗装、防湿塗装等の保護加工を施してもよい。但し、用いられる素材や仕上げは、上記に限定されない。
部材同士の接合部分の寸法、位置及び形状等を統一することで多様な部材の組合せが可能となる。但し、接合に支障がない範囲において、各部材の寸法を変更してもよい。上述した距離L1〜L5、厚さT1〜T6及び径D1〜D8等の寸法や各部材の形状は、一例であり、薬品管理器具10の機能を損なわない範囲で適宜変更可能である。例えば、薬品管理器具10は、以下の図9(a)及び図9(b)に示すような形態であってもよい。
図9(a)及び図9(b)は、本発明の実施の形態に係る、別の薬品管理器具を例示する模式的平面図である。
図9(a)及び図9(b)に表した薬品管理器具では、上述の箱200の代わりに箱200aが用いられ、底部114の代わりに底部214が用いられている。
図9(a)は、薬品送り装置を側方から眺めた模式的平面図であり、図9(b)は、箱200a及び底部214を前方から眺めた模式的平面図である。
図9(b)に表したように、箱200aの各壁部の厚さや底部214の厚さは、一定でなくてもよい。例えば、突起部受け穴200cが設けられる領域を相対的に厚くし、それ以外の領域を相対的に薄くしてもよい。同様に、底部214についても、突起部117が設けられる領域を相対的に厚くし、それ以外の領域を相対的に薄くしてもよい。
また、底部214は、水平面内に延在する平板状でなく、部分的に湾曲していてもよい。例えば、図9(a)に表したように、底部214が薄い場合、底部214の後方部214a(送り部と対向する部分)は、下方へ湾曲した形状を有していてもよい。これにより、挿入孔119での包装袋帯50の送り出しをスムーズにすることができる。
また、回転軸受け部111及び回転軸受け部112は、図9(a)の2点鎖線で表した回転軸受け部210のように、操作部120や先端部113bよりも前方まで延出した形状であってもよい。但し、既に述べたとおり、上部113の前部は、回転軸受け部に直接支持されていないことが望ましい。
図10は、本発明の実施の形態に係る、さらに別の薬品管理器具を例示する模式的平面図である。
図10は、図3に表した模式的平面図に対応する。図10に表した薬品管理器具11は、回転機能材220を有する。これ以外は、薬品管理器具11は、図3に関して説明した薬品管理器具10と同様である。
回転機能材220は、挿入孔119に隣接して設けられる。例えば、回転機能材220は、前側面119fに取り付けられる。回転機能材220としては、例えば、ローラーやプーリーのような部材が挙げられる。回転機能材220の回転軸は、回転軸131と略平行に配置され、包装袋帯50は、回転機能材220に接した状態でセットされる。これにより、包装袋帯50が送り出されるときに回転機能材220が回転し、包装袋帯50がよりスムーズに送り出される。
図11(a)は、本実施形態にかかる薬品管理器具の使用形態の一例を例示する模式的平面図である。
図11(b)は、本実施形態の連結台を表す模式的斜視図である。
なお、図11(a)では、説明の便宜上、窓部113aを省略している。
例えば、使用者は、複数の薬品管理器具10を連結させて使用することができる。すなわち、図11(a)に表したように、使用者は、複数の薬品管理器具10を用意し、任意の薬品管理器具10の把持部121を、その任意の薬品管理器具10と隣り合う他の薬品管理器具10の操作孔123に挿入する。任意の薬品管理器具10の把持部121は、その任意の薬品管理器具10と隣り合う他の薬品管理器具10の操作孔123と係合し、その任意の薬品管理器具10と隣り合う他の薬品管理器具10の操作部120を作動させることができる。これにより、使用者は、複数の薬品管理器具10を連結させ、複数の操作部120を連動して回転させることができる。つまり、操作部120は、連結装置として機能する。これによれば、使用者は、複数の包装袋帯50をまとめて管理することができる。
例えば、使用者は、図11(b)に表した連結台300を使用して複数の薬品管理器具10を連結させてもよい。図11(b)に表した連結台300は、保持部310を有する。保持部310は、薬品管理器具10の箱200を保持することができる。これにより、図11(a)に表したように、使用者は、連結台300の保持部310に箱200を保持させた状態で、複数の操作部120を比較的容易に連動して回転させることができる。なお、図11(a)および図11(b)に関する説明では、2つの薬品管理器具10が連結された例を挙げた。但し、薬品管理器具10が連結される数は、2つに限定されず、3つ以上であってもよい。3つ以上の薬品管理器具10が連結される場合でも、図11(a)および図11(b)に関して前述した実施形態と同様の形態を利用することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明はこれらの記述に限定されるものではない。前述の実施の形態に関して、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、薬品送り装置100および箱200などが備える各要素の形状、寸法、材質、配置などや操作部120、窓部113a、および取出口116などの設置形態などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
10…薬品管理器具、 50…包装袋帯、 51…包装袋、 53…切断線、 55…表示部、 55a…患者名、 55b…日付、 55c…服薬時間、 57…芯材、 100…薬品送り装置、 101…空洞部、 110…ケーシング、 110s…開口部、 111…回転軸受け部、 111e…回転軸受け孔、 111f…縁部、 111g…上部差込溝、 111p…突起部、 112…回転軸受け部、 112e…回転軸受け孔、 112f…縁部、 112g…上部差込溝、 112p…突起部、 113…上部、 113a…窓部、 113b…先端部、 113c…縁部、 114…底部、 114a…後方部、 114b…縁部、 114c…側部突起受け穴、 114g…上部差込溝、 114j…溝、 114u…上面、 116…取出口、 117…突起部、 119…挿入孔、 119f…前側面、 119r…後側面、 120…操作部、 120f…縁部、 121…把持部、 123…操作孔、 124…操作部固定孔、 125…把持部、 126…把持部固定部、 131…回転軸、 133…上部固定ビス、 135…操作部固定部、 141…送り部、 200、200a…箱、 200c…突起部受け穴、 201…空間、 210…回転軸受け部、 211…右壁部、 211f…縁部、 212…左壁部、 212f…縁部、 213…窓部、 214…底部、 214a…後方部、 215…前壁部、 215f…縁部、 217…貼付部、 219…後壁部、 219f…縁部、 220…回転機能材、 300…連結台、 310…保持部

Claims (8)

  1. 底部及び回転軸を含むケーシングと、
    前記ケーシングに対して着脱可能に固定され前記回転軸とともに回転する操作部と、
    前記回転軸を介して前記操作部から伝達された力により回転する送り部と、
    を備え、
    前記底部は、それぞれに薬品が包装された複数の包装袋を有する包装袋帯のうちの一部を前記底部と前記送り部との間で挟設し、
    前記送り部が所定の方向へ回転すると前記包装袋帯が前記送り部から力を受けて移動し、前記包装袋が前記ケーシングの外部および前記ケーシングの内部の少なくともいずれかへ送られ
    前記底部の前記送り部側の上面は、前記回転軸に対して垂直な方向に延びる溝を有する薬品送り装置。
  2. 底部及び回転軸を含むケーシングと、
    前記ケーシングに対して着脱可能に固定され前記回転軸とともに回転する操作部と、
    前記回転軸を介して前記操作部から伝達された力により回転する送り部と、
    を備え、
    れぞれに薬品が包装された複数の包装袋を有する包装袋帯のうちの一部は、前記底部の挿入孔を通って前記底部の上に載せられた状態で前記送り部が上から被せられることにより、前記底部と前記送り部との間で挟設され
    前記送り部が所定の方向へ回転すると前記包装袋帯が前記送り部から力を受けて移動し、前記包装袋が前記ケーシングの外部および前記ケーシングの内部の少なくともいずれかへ送られる薬品送り装置。
  3. 前記ケーシングは、可撓性を有し前記底部の上方に位置する前記回転軸を上方から覆う着脱可能な上部と、前記上部の前部と前記底部との間において、前記ケーシングの側面に形成された開口部と、を含む請求項1または2に記載の薬品送り装置。
  4. 前記ケーシングは、前記底部に対して着脱可能に固定され前記回転軸を回転可能に支持する回転軸受け部をさらに含む請求項3に記載の薬品送り装置。
  5. 記上部の先端部は、前記底部の方向へ変位可能である請求項3または4に記載の薬品送り装置。
  6. 記回転軸受け部は、前記上部の後部を支持する請求項記載の薬品送り装置。
  7. 前記底部は、前記包装袋帯が挿入される挿入孔と、前記挿入孔を形成する凸曲面と、を有する請求項1〜のいずれか1つに記載の薬品送り装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか1つに記載の薬品送り装置と、
    前記包装袋帯を収納可能な空間を有する箱と、
    を備えた薬品管理器具。
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