JP6172733B2 - 医用画像診断システム - Google Patents

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Description

本発明は、被検体内の断層像を表示する医用画像表示装置を含む医用画像診断システムに関する。
超音波診断装置等の医用画像診断装置は、複数の画像取得工程の組み合わせにより形成されるプロトコルを作動させることにより被検体内の画像データを取得する事ができる。また、各画像取得工程は複数の画像取得条件(パラメータ)を含んでおり、各画像取得条件は医用画像診断装置を用いる各ユーザにより最適化される。しかし、医用画像診断装置は多様な機能を有しており、初心者ユーザには各画像取得条件の最適化が困難であった。
一方、特許文献1では、ユーザがネットワーク上でプロトコルを開示し、プロトコルを複数のユーザの共有資源として利用する旨を示している。これにより、ユーザはネットワーク上から必要なプロトコルをダウンロードして用いる事により、困難な画像取得条件の最適化を省略する事ができる。また、プロトコルの選択のために、第3者のプロトコルに対する評価等のプロトコルの選択基準が提供されている。
特開2003−52660号公報
しかし、特許文献1では、ネットワーク上に開示された多数の中からプロトコルを選ばなければならず、初心者ユーザにはその選択が困難な場合があった。また、選択の幅が広がることにより却って検査効率を低下させる場合があった。
本発明では、プロトコルの選択の幅を狭めることによりユーザの使用を容易にし、かつ品質の高いプロトコルが提供される医用画像診断システムを提供することを目的とする。
第1観点の医用画像診断システムは、被検体内の画像データを取得する第1の医用画像診断装置を有する医用画像診断システムである。このシステムは、第1の医用画像診断装置内の第1の記憶手段に記憶され複数の画像取得工程の組み合わせにより形成され単一の第1ユーザのみが編集が可能である第1プロトコルと、第1の医用画像診断装置とネットワークを介して接続された第2の記憶手段に記憶され、複数の画像取得工程の組み合わせにより形成され認証された第2ユーザにより編集が可能である第2プロトコルとを備える。更にシステムは、第1の医用画像診断装置を操作する操作ユーザが第1プロトコル又は第2プロトコルを選択する選択手段と、選択手段で選択された第1プロトコル又は第2プロトコルを読込み実行する読込実行部と、を備える。
第2観点の医用画像診断システムは、第1観点において、第2プロトコルが、第2ユーザが操作する第2の医用画像診断装置で使われた画像取得工程を、第2の記憶手段にアップロードして上書き保存される。
第3観点の医用画像診断システムは、第1観点において、各画像取得工程が、数値により表される画像取得条件を有し、第2プロトコルの画像取得条件が、第2ユーザによりアップロードされた2以上の画像取得条件の平均値により形成される。
第4観点の医用画像診断システムは、第1観点から第3観点において、読込実行部に読込まれた第1プロトコル又は第2プロトコルが、第1の医用画像診断装置内で画像取得工程が編集され、第1プロトコル又は第2プロトコルとは異なる第3プロトコルとして第1の医用画像診断装置内又は第2の記憶手段に記憶される。
第5観点の医用画像診断システムは、第1観点から第4観点において、操作ユーザが、被検体の画像データの取得に熟練した熟練ユーザと被検体の画像データの取得に熟練していない初心者ユーザとを含み、第2ユーザが、被検体の画像データの取得に熟練した熟練ユーザのみであり、第1ユーザから認証が与えられる。
第6観点の医用画像診断システムは、第1観点から第5観点において、医用画像診断装置が、超音波診断装置、核磁気共鳴現象又は放射線を利用して画像データを取得する装置のいずれか1つである。
本発明の医用画像診断システムによれば、ユーザが容易に使用することができ、かつ品質の高いプロトコルを提供することができる。
第1ユーザ11が超音波診断システム100を用いて被検体20の断層像を観察している様子が示された図である。 超音波診断システム100の構成図である。 (a)は、第2プロトコルの画像取得条件の決定方法が示されたフローチャートである。 (b)は、図3(a)のステップS101及びステップS102の実施例を説明するための図である。 (c)は、図3(a)のステップS103及びステップS104の実施例を説明するための図である。 超音波診断システム100を使用した画像データ取得方法が示されたフローチャートである。 (a)は、検査目的が示された画像表示部111の正面図である。 (b)は、選択手段114が表示された画像表示部111の正面図である。 肝臓を測定中の画像表示部111の正面図である。
以下、本発明の好適な実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明の範囲は以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものではない。
(第1実施形態)
医用画像診断システムは、医用画像診断装置及びネットワーク上に配置されたプロトコルを含んで形成される。以下に説明する第1実施形態では、医用画像診断装置に超音波診断装置が用いられた超音波診断システムについて説明する。
<超音波診断システム100の構成>
図1は、第1ユーザ11が超音波診断システム100を用いて被検体20の断層像を観察している様子が示された図である。図1では、被検体20がベッド30に寝ており、第1ユーザ11が超音波診断装置110を使用して被検体20の断層像を観察している。超音波診断装置110は、送受信プローブ120と、画面表示部111と、筐体115と、を有している。送受信プローブ120は超音波を送信し、また被検体20の体内からの超音波エコーを受信する。筐体115は、ハードディスク、中央演算処理装置、及びメモリー等の構成部品を含む。これら構成部品は、後述の図2で説明される読込実行部112及び画像データ保存部113を構成する。ハードディスクなどは第1の記憶手段として第1プロトコル群140等が保存されている。超音波診断装置110は、送受信プローブ120が受信した超音波エコーに基づいて被検体20の断層像となる画像を構成し、画面表示部111に断層像を表示させる。また、超音波診断装置110は、例えばクラウドサービス130等のネットワークに接続されている。
図2は、超音波診断システム100の構成図である。超音波診断システム100は、複数の超音波診断装置とネットワーク上のクラウドサービス130とにより構成されている。クラウドサービス130は第2の記憶手段を含み、第2の記憶手段には第2プロトコル群150が記憶されている。図2では第2プロトコル群150とサーバー10とが別々に示されているが、第2プロトコル群150はサーバー10内に形成されていても良い。
図2では、複数の超音波診断装置が超音波診断装置110、超音波診断装置110a、及び超音波診断装置110bとして示されている。超音波診断装置110a及び超音波診断装置110bは、超音波診断装置110と同様の構成を有する超音波診断装置110とは異なる場所に設置された装置であり、それぞれ第2ユーザ12及び第3ユーザ13により操作されている。超音波診断装置110は送受信プローブ120により取得された被検体20の画像データが保存される画像データ保存部113を有している。また、超音波診断装置110には、第1プロトコルにより形成される第1プロトコル群140が記憶されている。プロトコルは複数の画像取得工程の組み合わせであり、ある一例のプロトコルは、「Bモード」、「カラードプラモード」及び「測定モード」を含む。また別の一例のプロトコルは、「Bモード」、「Mモード」及び「造影モード」を含む。プロトコルを読込実行部112に読込ませ実行させることにより被検体20の様々な部位の画像データを取得する。
例えば超音波診断装置における画像取得工程は、エコーの強さを輝度の明るさで表す「Bモード」、Bモードでは見えない血管の存在部位を示すことができる「カラードプラモード」、動きのある部位を観察する場合に用いられる「Mモード」、生体内血行動態に色を付けてリアルタイムで表示する「パワードプラモード」、血管壁の動きをリアルタイムに測定する「測定モード」、微小気泡からなる造影剤を使用する「造影モード」等がある。
また、これらの画像取得工程には、それぞれ「ゲイン」、「ダイナミックレンジ」、「送信周波数」、「フレームレート」、「フィルタの種類」、「走査線密度」等の画像取得条件(パラメータ)が設定される。
図2では、例として第1プロトコル群140が「Default」(141)、「Adult」(142)、「Pediatric」(143)の3つの第1プロトコルにより形成されている状態が示されている。「Default」(141)は初期値として設定された一般的なプロトコルであり、「Adult」(142)は初期値として設定された大人用のプロトコルであり、「Pediatric」(143)は初期値として設定された子供用のプロトコルである。これらの第1プロトコルは、認証等の手段により、例えば超音波診断装置110の管理者等の単一のユーザのみが編集を行うことができる。第1プロトコルを編集できる単一のユーザは、認証の発行が可能な超音波診断装置110のベンダー(vendor)であっても良い。超音波診断装置110を操作して被検体20の断層像を取得する操作ユーザは読込みのみを行うことができ、編集を行うことができない。
また、図2ではネットワーク上に設置されているクラウドサービス130が示されており、クラウドサービス130には第2プロトコルにより形成される第2プロトコル群150が記憶されている。第1ユーザ11はクラウドサービス130にアクセスし、第2プロトコルを読込実行部112に読込んで使用することができる。
クラウドサービス130には他の超音波診断装置を使用する第2ユーザ12及び第3ユーザ13もネットワークを介してアクセスすることが可能になっている。また、第2プロトコルは認証ID(identification)を有する複数のユーザにより編集されることが可能になっている。第2プロトコルは、認証IDを有するユーザのみに編集を行う権限を与えることで悪意を持った編集等がされることが防がれるとともに、複数のユーザに編集等の権限を与えることにより、品質の高いプロトコルとして形成される。
図2では、クラウドサービス130に記憶される第2プロトコルの例として「Mutual」(131)が示されている。第2プロトコル群150はクラウドサービス130上に設置されるサーバー10により処理及び制御がなされている。サーバー10の管理は、例えば超音波診断装置のベンダーが行うことができる。また、ベンダー等が認証IDを管理し、ベンダー等は、超音波診断装置110の熟練度が高いユーザに対して認証IDを提供する。ベンダー等は、熟練度が低いユーザに対しては認証IDを与えず又は熟練度が落ちたユーザに対して認証IDを取り消す。認証IDを有しない初心者ユーザは「Mutual」の読込みのみができるとしても良い。これにより、「Mutual」の画像取得条件をより信頼性の高いものとすることができる。
一方、ベンダー等は、認証IDを、超音波診断装置110を用いるユーザ全てに与えることもできる。これにより多くのプロトコルが得られ、より多くのユーザが好ましいと考える値に画像取得条件を近づける事ができる。
超音波診断装置110では、超音波診断装置110の画像表示部111に選択手段114が示される。選択手段114は第1プロトコル又は第2プロトコルを選択するものであり、第1ユーザ11により第1プロトコル又は第2プロトコルが選択されて測定が行われる。
<第2プロトコルについて>
図3(a)は、第2プロトコルの画像取得条件の決定方法が示されたフローチャートである。以下に図3(a)を参照して、第2プロトコルとしての「Mutual」の形成例を説明する。「Mutual」には、被検体20の部位、例えば、「心臓」、「肝臓」などに応じて、複数の第2プロトコルが用意される。
図3(a)のステップS101では、認証IDが与えられた複数のユーザが「Mutual」のプロトコルをクラウドサービス130にアップロードする(送信する)。これにより、クラウドサービス130に「Mutual」のプロトコルが形成される。例えば、最初に初期設定の「Mutual」のプロトコルが記憶されており、次に認証IDが与えられた一人目のユーザが「Mutual」のプロトコルをアップロードする。さらにその後、認証IDが与えられたニ人目のユーザが「Mutual」のプロトコルをアップロードする。
図3(b)は、図3(a)のステップS101及びステップS102の実施例を説明するための図である。プロトコルが含む画像取得工程(例えばBモード)は、画像取得条件を有する。その画像取得条件の一つとして、例えば超音波の送信周波数が含まれる。図3(a)のステップS101では、例えば初期設定の送信周波数が3500kHz(D01)として設定されており、認証IDが与えられた一人目の第2ユーザ12が3400kHz(D02)をアップロードする。次に認証IDを有するニ人目の第3ユーザ13が3600kHz(D03)の送信周波数のデータをアップロードする。第2ユーザ12及び第3ユーザ13がアップロードするプロトコルは、共通する画像取得条件も多くある。サーバー10は、同じ画像取得条件と異なる画像取得条件とを検出する。
ステップS102では、アップロードされた画像取得条件の平均値が「Mutual」に登録される。例えば、図3(b)において、3500kHz(D01)、3400kHz(D02)、3600kHz(D03)の送信周波数の平均値として3500kHz(M01)がサーバー10で計算される。そして、この平均値が「Mutual」が含む画像取得工程が有する画像取得条件の送信周波数として登録されている。
ステップS103では、認証IDが与えられた三人目のユーザが新たなプロトコルを「Mutual」にアップロードする。
図3(c)は、図3(a)のステップS103及びステップS104の実施例を説明するための図である。ステップ3では、例えば、第1ユーザ11により「Mutual」に新たに3600kHz(D04)という送信周波数のデータが送信される。
ステップS104では、「Mutual」の画像取得条件が編集され、書き換えられる。例えば、図3(c)において、既存の条件である3500kHz(D01)、3400kHz(D02)、3600kHz(D03)と、ステップS103で新たに送信された3600kHz(D04)との平均値である3525kHz(M02)がサーバー10で計算され、この値が「Mutual」の新たな画像取得条件として書き換えられる。第2プロトコルの編集は、このような例えば画像取得条件の平均値を取るといった特定の法則及びアルゴリズムに従って、又は分析されるなどして行われることができる。
図3(a)のフローチャートで示されるように、第2プロトコルの画像取得条件は新たな画像取得条件が送信される毎に編集され、書き換えられる。そのため、第2プロトコルの画像取得条件は、多くのユーザにより画像取得条件が送信されることで多くのユーザが好ましいと考える画像取得条件に近づいていく。また、多くのユーザが好む条件を含むプロトコルは、品質が高いと考えられる。超音波診断装置110に関しての初心者ユーザは、このような第2プロトコルを使用することにより、容易に測定を行うことができる。
図3では、画像取得条件(パラメータ)の一つとして、超音波の送信周波数を取り上げたが、ゲイン、フレームレートなど別の画像取得条件であっても同様である。
<超音波診断システム100を使用した測定>
図4は、超音波診断システム100を使用した画像データ取得方法が示されたフローチャートである。以下に、このフローチャートに従って、超音波測定システム100による画像データの取得方法を説明する。図4におけるフローチャートでは第1ユーザ11が超音波診断装置110に不慣れな初心者であることを前提に説明する。
ステップS201では、第1ユーザ11は画像表示部111で検査目的を選択する。検査目的の選択では、例えば「心臓」、「肝臓」等の測定部位が選択される。
図5(a)は、検査目的が示された画像表示部111の正面図である。検査目的は、肝臓、心臓等の検査部位等が表示される。ユーザは、例えばカーソル111aを上下させて目的の検査部位を表示させて選択する。
検査目的は、検査部位の他に、被検者の性別、被検者の年齢の範囲、及び被検者の体重の範囲等の客観的に判別が容易である項目を含んでいても良い。これらの検査目的は超音波診断装置110に関しての初心者ユーザでも判別が容易であり、初心者ユーザの判断を必要としない項目であることが望ましい。第1ユーザ11の判断を必要とする項目を含む場合、初心者ユーザにとって超音波診断装置110の使用の困難性が増すためである。
図4に戻って、ステップS202では、画像表示部111に選択手段114が表示される。第1ユーザ11は、その中から一つのプロトコルを選択する。
図5(b)は、選択手段114が表示された画像表示部111の正面図である。画像表示部111に表示されている選択手段114は、第1プロトコル群140及び第2プロトコル群150を表示している。第1プロトコル群140は例えば図1(b)で示された「Default」(141)、「Adult」(142)、「Pediatric」(143)の3つを表示し、第2プロトコル群150は例えば図1(b)で示された「Mutual」(131)を表示している。初心者である第1ユーザ11はこの中から一つを選択する。
ステップS202では、第1ユーザ11が第1プロトコル群140又は第2プロトコル群150のどちらのプロトコルを用いるか、又はどのようなプロトコルの使用をするかの選択基準をあらかじめ決めておくことで初心者ユーザであっても迷わずプロトコルを選択することができる。
図3を使って説明したように、第2プロトコル群150は新たな条件が送られることにより編集されるのに対し、第1プロトコル群140は基本的に編集されない。そのため、第1プロトコル群140は、第2プロトコル群150の条件に意図しない編集が加えられてしまった場合などに使用するバックアップ用のプロトコルとして用いることができる。また、第1プロトコル群140はネットワーク上に配置されていても良いが、超音波診断装置110内に配置されることによりネットワークが使用できない場合に用いるバックアップ用のプロトコルとしても用いることができる。そのため、例えば初心者ユーザは基本的に第2プロトコル群150を用いるように決めておき、第2プロトコル群150で画像取得した場合に違和感を覚えた場合等には第1プロトコル群140を用いるように決めておくことができる。
また、ステップS201で選択する検査目的に年齢の範囲等の項目がある場合には、選択手段114において第1プロトコル群140として「Default」(141)、第2プロトコル群150として「Mutual」(131)の2つのプロトコルのみを表示させていても良い。プロトコルの数が少なくなることにより、より初心者ユーザが扱い易くなる。さらに、ステップS201とステップS202との順番は、入れ替わっていても良い。すなわち、初めに第1プロトコル又は第2プロトコルを選択し、その後に検査目的を選択しても良い。
ステップS203では、プロトコルが読込実行部112に読み込まれ、送受信プローブ120で被検体20の画像データが取得される。第1ユーザ11がプロトコルを読込実行部112に読み込ませた後には、第1ユーザ11は新たな設定等をすることなく超音波診断装置110による測定を行うことができる。
ステップS204では、画像データが画像データ保存部113に保存される。取得された画像データが画像データ保存部113に保存され、超音波診断装置110による測定が終了する。
以上のように、超音波診断システム100では第1ユーザ11が高度な判断をする必要がなく、初心者ユーザでも判断容易な客観的事実のみの入力で使用をすることができるため、初心者ユーザでも容易に使用することができる。また、複数の認証IDの保有者により形成される第2プロトコルを使用することにより、多くのユーザが勧める条件及び品質が高いと考えられる条件で超音波診断装置110による測定を行うことができる。
(第2実施形態)
第2実施形態として、超音波診断システム100の構成に関しての幾つかの変形例について説明する。
<第2プロトコルのアップロードについて>
図6は、肝臓を測定中の画像表示部111の正面図である。第2プロトコルを用いて超音波診断を行う第2ユーザ12又は第3ユーザ13は、図4のステップS203において、例えば、図6の画面を見ながら測定を行うことができる。画面表示の右側は行なっている検査の条件が表示されている検査条件表示部210であり、画面表示の左側は送受信プローブ120により取得された画像データが表示される画像データ表示部220である。
検査条件表示部210は、検査対象の表示211、画像取得工程の表示212、及び画像取得条件の表示213を表示する。第2プロトコルの認証IDを有する第2ユーザ12又は第3ユーザ13は、画像取得条件の表示213に記載されている各パラメータの数値を変更して調整しながら測定を行うことができる。ここで調整されたデータが第2プロトコルとしてクラウドサービス130にアップロードされることにより、第2プロトコルは随時改良されていくことができる。
また、初心者ユーザに対して、超音波診断システム100は第1実施形態に示されたように容易な測定方法を提供する。さらに超音波診断システム100は熟練したユーザに対しても、多くのユーザが勧める条件を含む第2プロトコルを提供する。熟練したユーザが初めて測定する部位であっても、さらに改良を加える第2プロトコルを容易に提供することができる。
<第2プロトコルの変形例>
第2プロトコルは、図3(a)に示されたように図3(a)のフローチャートでは、クラウドサービス130にアップロードされたプロトコルのうち、異なる画像取得条件を平均化する例であったがこれに限られない。第2プロトコルは、最新のアップロードされた条件で上書きされても良い。熟練した第2ユーザ12又は第3ユーザ13が第2プロトコルを改良し上書きしていくことにより、第2プロトコルを洗練されたより使いやすいものとしていくことができる。例えば、初期設定の送信周波数が3500kHz(D01)として設定されており、認証IDが与えられた一人目の第2ユーザ12が3400kHz(D02)をアップロードすると、3400kHzが上書きされ、次に認証IDを有するニ人目の第3ユーザ13が3600kHz(D03)の送信周波数のデータをアップロードすると、3600kHzが上書きされる。
また、初期値に対して新たな第2プロトコルがアップロードされ、そのプロトコルが含む画像取得工程(例えばBモード)の画像取得条件が異なる際に、どのように処理するかは、平均値又は上書きに限られない。例えばアップロードされた複数の条件の中の最小値を用いる、又は最大値を用いる等、適宜変更してもよい。また、画像取得条件はON又はOFFの選択等の数値を有しない条件も存在しうる。このような条件では、最新の値を用いる、アップロードされた複数の条件の中の多数の同じ条件を採用する、などの設定がされても良い。すなわち、第2プロトコルでは画像取得条件毎にアップロードされた条件が分析されて、その分析結果を反映するように設定されることができる。
<第3プロトコルについて>
第1プロトコルは書き換えを行うことができず、第2プロトコルは条件が変化する。そのため、超音波診断システム100を使用する熟練した第2ユーザ12又は第3ユーザ13は、ユーザ自身が調整したプロトコルを保存するために第3プロトコルを作成しても良い。熟練した第2ユーザ12又は第3ユーザ13が調整したプロトコルにより形成される第3プロトコルは、超音波診断装置110内、又は第2の記憶手段等のネットワーク上に配置することができる。第3プロトコルがネットワーク上に配置された場合、ユーザはこのネットワークに接続されたどの超音波診断装置においても常にユーザ自身が調整したプロトコルを使用することができる。また、このような第3プロトコルは複数のユーザに共有されていても良い。第3プロトコルは、第1プロトコル又は第2プロトコルを複製して熟練した第2ユーザ12又は第3ユーザ13が自由に調整することで作成することができる。
以上、本発明の最適な実施形態について詳細に説明したが、当業者に明らかなように、本発明はその技術的範囲内において実施形態に様々な変更・変形を加えて実施することができる。
例えば、上記の実施形態では医用画像システムとして超音波診断装置を有する超音波診断システムについて説明された。しかし、医用画像診断装置には、超音波診断装置、MRI(magnetic resonance imaging)装置又はX線CT(Computed Tomography)装置等の核磁気共鳴現象又は放射線を利用して画像データを取得する装置などが用いられても良い。
10 … サーバー
11 … 第1ユーザ
12 … 第2ユーザ
13 … 第3ユーザ
20 … 被検体
30 … ベッド
100 … 超音波診断システム
110 … 超音波診断装置
111 … 画像表示部
111a … カーソル
112 … 読込実行部
113 … 画像データ保存部
114 … 選択手段
115 … 筐体
120 … 送受信プローブ
130 … クラウドサービス
131 … 「Mutual」
140 … 第1プロトコル群
141 … 「Default」
142 … 「Adult」
143 … 「Pediatric」
150 … 第2プロトコル群
210 … 検査条件表示部
211 … 検査対象の表示
212 … 画像取得工程の表示
213 … 画像取得条件の表示
220 … 画像データ表示部

Claims (5)

  1. 被検体内の画像データを取得する第1の超音波診断装置を有する超音波診断システムであって、
    前記第1の超音波診断装置内の第1の記憶手段に記憶され、複数の画像取得工程の組み合わせにより形成され、単一の第1ユーザのみが編集が可能である第1プロトコルと、
    前記第1の超音波診断装置とネットワークを介して接続された第2の記憶手段に記憶され、複数の画像取得工程の組み合わせにより形成され、認証された第2ユーザにより編集が可能である第2プロトコルと、
    前記第1の超音波診断装置を操作する操作ユーザが、前記第1プロトコル又は前記第2プロトコルを選択する選択手段と、
    前記選択手段で選択された前記第1プロトコル又は前記第2プロトコルを読込み、実行する読込実行部と、
    を備える超音波診断システム。
  2. 前記第2プロトコルは、前記第2ユーザが操作する第2の超音波診断装置で使われた画像取得工程を、前記第2の記憶手段にアップロードして上書き保存される請求項1に記載の超音波診断システム。
  3. 前記各画像取得工程は、画像取得のパラメータが設定されており
    前記第2プロトコルの前記画像取得のパラメータが、前記第2ユーザによりアップロードされた2以上の画像取得のパラメータの平均値により形成される請求項1に記載の超音波診断システム。
  4. 前記読込実行部に読込まれた前記第1プロトコル又は前記第2プロトコルは、前記第1の超音波診断装置内で前記画像取得工程が編集され、前記第1プロトコル又は前記第2プロトコルとは異なる第3プロトコルとして前記第1の超音波診断装置内又は前記第2の記憶手段に記憶される請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の超音波診断システム。
  5. 前記操作ユーザは、前記被検体の画像データの取得に熟練した熟練ユーザと前記被検体の画像データの取得に熟練していない初心者ユーザとを含み、
    前記第2ユーザは、前記被検体の画像データの取得に熟練した熟練ユーザのみであり、前記第1ユーザから前記認証が与えられる請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の超音波診断システム。
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