JP6172429B2 - レンズ駆動装置及びカメラ付き携帯端末 - Google Patents

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本発明はレンズ駆動装置に関し、特に、小型カメラに用いられるオートフォーカス用レンズ駆動装置に関する。
カメラ付き携帯電話機等の携帯端末には小型カメラが搭載されているものが多い。この小型カメラには、オートフォーカス用レンズ駆動装置が用いられる。従来から、種々のオートフォーカス用レンズ駆動装置が提案されている。
このようなレンズ駆動装置に使用される駆動部(駆動機構)として、ボイス・コイル・モータ(VCM)を使用したVCM方式が用いられる。VCM方式のレンズ駆動装置では、駆動部(駆動機構)として、駆動コイル(コイル)と、ヨークおよび永久磁石(マグネット)から構成される磁気回路とを備えている。レンズ駆動装置は、アクチュエータとも呼ばれる。VCM方式の駆動部(駆動機構)は、「ムービングコイル方式」の駆動部(駆動機構)と、「ムービングマグネット方式」の駆動部(駆動機構)とに大別される。
「ムービングコイル方式」の駆動部(駆動機構)では、駆動コイル(コイル)が可動部側に設けられ、永久磁石(マグネット)が固定部側に設けられる。これに対して、「ムービングマグネット方式」の駆動部(駆動機構)では、永久磁石(マグネット)が可動部側に設けられ、駆動コイル(コイル)が固定部側に設けられる。
近年、カメラ付きの携帯端末においては、持ち運びの利便性等から小型化、薄型化が要求されており、カメラ付きの携帯端末に用いられるレンズ駆動装置に対して、当然に小型化、薄型化が要求されている。
そのため、駆動部(駆動機構)として1つの永久磁石(マグネット)のみを使用したレンズ駆動装置が提案されている。
例えば、特許文献1(特許第4765472号公報)は、レンズ中心に対してアクチュエータが非対称に配置されているレンズ駆動装置において、フォーカス動作時におけるレンズの光軸に対する適正な姿勢を維持することができる、レンズ駆動装置を開示している。特許文献1に開示されたレンズ駆動装置は、レンズを保持してレンズの光軸方向に移動可能な可動部と、可動部を収納する固定部と、レンズの中心に対して非対称に配置され、可動部を光軸方向上向きに移動させる駆動機構と、一端及び他端が可動部及び固定部にそれぞれ固定された複数の弾性部材とを備えている。複数の弾性部材は、各一端と可動部との固定点が光軸に略直交する同一平面に設けられている。そして、弾性部材と固定部(固定ホルダ)との取り付け位置(高さ)を変更することにより、弾性部材による弾性力中心をアクチュエータの推力中心近傍にずらしている。
また、この特許文献1に開示されたレンズ駆動装置においては、実施の形態例として、ムービングマグネット方式の駆動機構を開示している。その駆動機構では、可動部側にマグネットを配置し、固定部側にヨークとコイルを配置している。また、特許文献1は、固定部側にマグネットを配置し、可動部側にコイルとヨークを配置した、ムービングコイル方式の駆動機構を採用してもよいことを記載している。
特許第4765472号公報(図1〜図4、[0048]〜[0078]、[0091])
前述した特許文献1に開示されたレンズ駆動装置においては、ムービングマグネット方式の駆動機構の場合、可動部側にマグネットを配置し、ムービングコイル方式の駆動機構の場合、可動部側にコイルとヨークを配置している。そのため、可動部の重量が重くなり、そのような可動部を移動させためには、コイルに大電流を流す必要がある。したがって、上記特許文献1に開示されたレンズ駆動装置では、消費電力が大きくなるという問題がある。
本発明の課題は、消費電力が少なくて済む、小型のレンズ駆動装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、説明が進むにつれて明らかになるだろう。
本発明によれば、固定部(12)と、レンズ組立体を保持して固定部(12)に対してレンズ組立体の光軸(O)方向に移動可能な可動部(14)と、固定部(12)に対して可動部(14)を光軸(O)方向に変位可能に支持する弾性部材(22,24)と、固定部(12)に対して可動部(14)を光軸(O)方向に上下動させる駆動機構と、を備えたレンズ駆動装置(10)であって、駆動機構は、固定部(12)に固定された、実質的に四角筒状の外筒部(202)を含むヨーク(20)と、このヨーク(20)の四角筒状の外筒部(202)の内壁に固定された1つの平板状磁石(18)と、この1つの平板状磁石(18)と対向するように、可動部(14)に固定された駆動コイル(16)と、から構成され、光軸(O)方向から見たときに、ヨーク(20)の四角筒状の外筒部(202)は、該光軸(O)を内部に含むような範囲領域に形成され、且つ光軸(O)方向と平行な方向へ延在しており、光軸(O)と直交する方向から見たときに、ヨーク(20)の四角筒状の外筒部(202)は、該光軸(O)と直交する方向と平行に延在して形成され、かつ互いに直交する4つの内壁を持ち、4つの内壁は、光軸(O)から互いに直交する半径方向外側へ延在する四方に形成されており、この1つの平板状磁石(18)は、四方の内の一方側であって、ヨーク(20)の四角筒状の外筒部(202)の4つの内壁内の1つの特定の内壁のみに設けられており、駆動コイル(16)は、光軸(O)と直交する可動部(14)の一方側に固定されており、弾性部材(22,24)は、可動部(14)が光軸(O)方向に沿って傾くことなく移動可能なように、四方に関して、一方側とこの一方側とは光軸(O)を間に挟んだ反対側である他方側とで、アンバランスになっているバネ定数を持つ、ことを特徴とするレンズホルダ駆動装置が得られる。
上記本発明によるレンズ駆動装置(10)において、固定部は、光軸(O)方向の下側に配置され、中央部に開口(122a)を持つ四角形のベース部(122)を含むベース(12)を有し、ヨーク(20)は、ベース(12)のベース部(122)の外周端部から上方へ立設する上記四角筒状の外筒部(202)と、この外筒部の上端に設けられた四角外形のリング状上端部(204)と、このリング状上端部の一方側の内端から下方へ延出するバックヨーク(206)と、から構成されてよい。この場合、バックヨーク(206)は駆動コイル(16)内に挿入され、1つの平板状磁石(18)は、駆動コイル(16)の一部を間に挟んで、バックヨーク(206)と対向するように、四角筒状の外筒部(202)の特定の内壁に固定される。そして、ベース(12)と、ヨーク(20)の四角筒状の外筒部(202)と、ヨーク(20)のリング状上端部(204)とによって筺体が構成される。また、可動部は、レンズ組立体を保持するための筒状部(140)を有するレンズホルダ(14)を有してよい。この場合、レンズホルダ(14)は、筒状部(140)から一方側へ突出して、駆動コイル(16)を保持するコイル保持部(142)を有する。さらに、ベース(12)は、上記ベース部(122)と、このベース部の一方側とは直交しかつ互いに対向する両側端部から上方へ突出する一対のベース突出部(124)と、を有し、弾性部材は、レンズホルダ(14)の筒状部(140)の上側に配置された上側板バネ(22)と、レンズホルダ(14)の筒状部(140)の下側に配置された下側板バネ(24)と、備えてよい。この場合、上側板バネ(22)は、レンズホルダ(14)の筒状部(140)の上端に取り付けられる内周側端部(222)と、一対のベース突出部(124)に取り付けられる外周側端部(224)と、内周側端部と外周側端部との間に設けられた複数の腕部(226)と、から構成される。下側板バネ(24)は、レンズホルダ(14)の筒状部(140)の下端に取り付けられる内周側端部(242)と、ベース(12)に取り付けられる外周側端部(244)と、内周側端部と外周側端部との間に設けられる複数の腕部(226)と、から構成されてよい。ベース(12)には、撮像素子が取付け可能である。
また、本発明によれば、上記レンズ駆動装置(10)を組み込んだことを特徴とするカメラ付き携帯端末(100)が得られる。
尚、上記括弧内の参照符号は、理解を容易にするために付したものであり、一例に過ぎず、これらに限定されないのは勿論である。
本発明では、駆動コイルのみを可動部側に配置し、1つの平板状磁石とヨークとを固定部側に配置しているので、可動部の重量を軽くすることができ、レンズ駆動装置の消費電力を抑えることができる。
本発明の一実施の形態によるレンズ駆動装置の斜視図である。 図1に示したレンズホルダ駆動装置の分解斜視図である。 図1の線III-IIIについての断面図である。 フォトリソグラフィ技術を用いたエッチング加工により、下側板バネと第1及び第2の電極端子とを一緒(一度)に製造して得られる、共取り構造を示す平面図である。 図1乃至図3に示したレンズ駆動装置を搭載したカメラ付き携帯端末の外観を示す斜視図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図1乃至図3を参照して、本発明の一実施の形態によるレンズ駆動装置10について説明する。図1はレンズ駆動装置10を示す斜視図であり、図2はレンズ駆動装置10の分解斜視図である。図3は図1の線III-IIIについての断面図である。ここでは、図1乃至図3に示されるように、直交座標系(X,Y,Z)を使用している。図1乃至図3に図示した状態では、直交座標系(X,Y,Z)において、X軸は前後方向(奥行方向)であり、Y軸は左右方向(幅方向)であり、Z軸は上下方向(高さ方向)である。そして、図1乃至図3に示す例においては、上下方向Zがレンズの光軸O方向である。
但し、実際の使用状況においては、光軸O方向、すなわち、Z軸方向が前後方向となる。換言すれば、Z軸の上方向が前方向となり、Z軸の下方向が後方向となる。
図示のレンズ駆動装置10は、駆動源(駆動機構)として、ボイス・コイル・モータ(VCM)を使用した「ムービングコイル方式」の駆動機構(VCM方式)を備えた、レンズホルダ駆動装置である。
図示のレンズ駆動装置10は、オートフォーカス可能なカメラ付きの携帯電話、スマートフォン、ノート型パソコン、タブレット型パソコン、携帯型ゲーム機、Webカメラ、車載用カメラなどに備えられる。
レンズ駆動装置10は、レンズ組立体(レンズバレル)(図示せず)を取り付けることが可能なレンズホルダ14(後述する)を光軸O方向に移動させるためのものである。レンズ駆動装置10は、Z軸方向(光軸O方向)の下側(後側)に配置されたベース12を有する。このベース12の下部(後部)には、図示はしないが、モジュール基板に配置された撮像素子が搭載される。この撮像素子は、レンズ組立体により結像された被写体像を撮像して電気信号に変換する。撮像素子は、例えば、CCD(charge coupled device)型イメージセンサ、CMOS(complementary metal oxide semiconductor)型イメージセンサ等により構成される。したがって、レンズ駆動装置10と、モジュール基板と、撮像素子との組み合わせによって、カメラモジュールが構成される。
ベース12は、固定部として働く。ベース12の構成については、後で詳細に説明する。図示の例では、ベース12の材質として、寸法精度が良く、耐熱性に優れた樹脂が使用される。そのような樹脂は、例えば、大塚化学株式会社製のポチコン(登録商標)や液晶ポリマー(LCP)であってよい。
レンズ駆動装置10は、レンズ組立体(レンズバレル)を保持するための筒状部140を有するレンズホルダ14と、このレンズホルダ14に後述するように固定された駆動コイル16と、この駆動コイル16と対向する1つの平板状永久磁石18と、永久磁石18を内壁面に備えたヨーク20と、レンズホルダ14の筒状部140の光軸O方向両側に設けられた一対の弾性部材22、24とを備える。
レンズ組立体とレンズホルダ14との組み合わせは、レンズ体(可動部)と呼ばれる。すなわち、可動部は、レンズ組立体を保持して、ベース(固定部)12に対して光軸O方向に移動可能である。
永久磁石18は後述するようにヨーク20に吸着されている。永久磁石18は、光軸Oに対して直交する半径方向外側の四方の内の一方側(図示の例では、後側)にのみ設けられている。駆動コイル16は、永久磁石18と対向するように、可動部の一方側(後側)に固定されている。
永久磁石18とヨーク20とによって磁気回路(18,20)が構成される。磁気回路(18,20)と駆動コイル16との組み合わせによって、ムービングコイル方式の駆動機構が構成される。
一対の弾性部材22、24は、レンズホルダ14を径方向に位置決めした状態で光軸O方向に変位可能に支持する。一対の弾性部材22、24のうち、一方の弾性部材22は上側弾性部材と呼ばれ、他方の弾性部材24は下側弾性部材と呼ばれる。尚、上側弾性部材22と下側弾性部材24とは、総称して、弾性部材(22,24)と呼ばれる。図示の弾性部材(22,24)は板バネから構成される。従って、上側弾性部材22は上側板バネとも呼ばれ、下側弾性部材24は下側板バネとも呼ばれる。
また、前述したように、実際の使用状況においては、Z軸方向(光軸O方向)の上方向が前方向、Z軸方向(光軸O方向)の下方向が後方向となる。したがって、上側弾性部材(上側板バネ)22は前側スプリングとも呼ばれ、下側弾性部材(下側板バネ)24は後側スプリングとも呼ばれる。
上側弾性部材(上側板バネ、前側スプリング)22および下側弾性部材(下側板バネ、後側スプリング)24は、例えば、ステンレス鋼やベリリウム銅などの金属製からなる。そして、上側弾性部材(上側板バネ、前側スプリング)22および下側弾性部材(下側板バネ、後側スプリング)24は、所定の薄板に対するプレス加工、あるいはフォトリソグラフィ技術を用いたエッチング加工により製造される。尚、プレス加工よりもエッチング加工の方が好ましい。その理由は、エッチング加工では、板バネに残留応力が残らないからである。
ヨーク20は、ベース(固定部)12に固定される。ヨーク20は、実質的に四角筒状をしている。すなわち、ヨーク20は、ベース20の外周端部から上方へ立設する四角筒形状の外筒部202と、この外筒部202の上端(前端)で、外筒部202の内側へ延出するリング状上端部204と、このリング状上端部204の一方側(後側)の内端から下方へ延出するバックヨーク206とを有する。すなわち、バックヨーク206は、光軸Oと平行に垂直下方へ延在している。外筒部202はシールドヨークとも呼ばれる。リング状上端部204は、開口204aを持つ。
ベース12と、ヨーク20の外筒部202と、ヨーク20のリング状上端部204とによって筐体が構成される。
一方、駆動コイル16は、矩形リング筒状をしている。すなわち、駆動コイル16は、内側長辺部162と、外側長辺部164と、これらを接続する両端部166とから構成されている。レンズホルダ14は、筒状部140から一方側(後側)へ突出して、駆動コイル16を保持する断面コ字型のコイル保持部142を有する。コイル保持部142の内壁面に、駆動コイル16の内側長辺部162と両端部166の外周面が、接着剤で接着固定される。また、レンズホルダ14は、コイル保持部142の底部に、駆動コイル16の底面部を位置決めするための位置決め端部144を持つ。
このように、レンズホルダ14は、筒状部140と、コイル保持部142と、位置決め端部144とから構成される。図示の例では、レンズホルダ14の材質は、ポリカーボネート(PC)から成る。
図3に示されるように、バックヨーク206は駆動コイル16内に挿入される。永久磁石18は、駆動コイル16の一部(外側長辺部164)を間に挟んで、バックヨーク206と対向するように、外筒部202の内壁に固定されている。
このように、本実施の形態では、駆動機構として1つの平板状永久磁石18のみを使用するので、レンズ駆動装置10のコストダウンにつなげることができる。また、駆動コイル16の全長を短くできるので、レンズ駆動装置10のコストダウンにつなげることができる。
ベース12は、中央部に開口部122aを持つベース部122と、このベース部122の一方側(後側)とは直交しかつ互いに対向する両側端部(図示の例では、右端部と左端部)から上方へ突出する一対の板状ベース突出部124とを有する。一対の板状ベース突出部124は、その上端で上方へ突出する4個の第1のベース突起124aを持つ。また、ベース部122は、各板状ベース突出部124を間に挟んで上方へ突出する4個の第2のベース突起122bを持つ。さらに、ベース部122は、その一方側(後側)の両端角部で、上方へ突出する2個の第3のベース突起122cを持つ。
上側弾性部材(上側板バネ、前側スプリング)22は、レンズホルダ14の筒状部140における光軸O方向上側(前側)に配置される。下側弾性部材(下側板バネ、後側スプリング)24は、レンズホルダ14の筒状部140における光軸O方向下側(後側)に配置される。
詳述すると、上側弾性部材(上側板バネ、前側スプリング)22は、レンズホルダ14の筒状部140の上端部に取り付けられる内周側端部222と、一対の板状ベース突出部124に後述するように取り付けられる外周側端部224とを有する。内周側端部222と外周側端部224との間には、4本の腕部226が設けられている。各腕部226は、内周側端部222と外周側端部224とを繋いでいる。
一方、下側弾性部材(下側板バネ、後側スプリング)24は、レンズホルダ14の筒状部140の下端に取り付けられる内周側端部242と、ベース12に後述のようにして取り付けられる外周側端部244とを有する。内周側端部242と外周側端部244とに間には、4本の腕部246が設けられている。各腕部246は、内周側端部242と外周側端部244とを繋いでいる。
尚、内周側端部は内輪とも呼ばれ、外周側端部は外輪とも呼ばれる。
上側弾性部材(上側板バネ、前側スプリング)22の内周側端部222は、レンズホルダ14の筒状部140の上端に固定されている。一方、上側弾性部材(上側板バネ、前側スプリング)22の外周側端部224は、一対の板状ベース突出部124の上端に固定されている。
詳述すると、上側弾性部材(上側板バネ、前側スプリング)22の外周側端部224は、一対の板状ベース突出部124の上記4個の第1のベース突起124aがそれぞれ嵌入される4つの嵌入穴224aを持つ。したがって、一対の板状ベース突出部124の4個の第1のベース突起124aを、対応する上側弾性部材22の4つの嵌入穴224aにそれぞれ嵌入し、4個の第1のベース突起124aの先端を熱溶着することにより、外周側端部224は、一対の板状ベース突出部124の上端に固定される。
このように、上側弾性部材(上側板バネ、前側スプリング)22を、ヨーク20側ではなくベース12側に取り付けているので、製品の基準取りが容易になり、可動部の中心ずれを抑制することができる。また、上側弾性部材(上側板バネ、前側スプリング)22をベース12側に取り付ける構造を採用しているので、レンズ駆動装置10の組み立てフローをシンプル化でき、工程の自動化が容易になるという利点もある。
上述したように、下側弾性部材(下側板バネ、後側スプリング)24の内周側端部242は、レンズホルダ14の筒状部140の下端側に固定されている。一方、下側弾性部材(下側板バネ、後側スプリング)24の外周側端部244は、ベース12に固定される。
詳述すると、前述したように、ベース12のベース部122は、上方へ突出する4個の第2のベース突起122bを持つ。下側板バネ24の外周側端部244は、これら4個の第2のベース突起122bが嵌入する4つの嵌入穴244aを持つ。したがって、ベース部122の4個の第2のベース突起122bを、対応する外周側端部244の4つの嵌入穴244aにそれぞれ嵌入し、4個の第2のベース突起122bの先端を熱溶着することにより、外周側端部244は、ベース部122に固定される。
尚、図示はしないが、レンズホルダ14の筒状部140の内周壁には雌ネジが切られている。又、図示はしないが、レンズ組立体(レンズバレル)の外周壁には、上記雌ネジに螺合される雄ネジが切られている。従って、レンズ組立体(レンズバレル)をレンズホルダ14に装着するには、レンズ組立体(レンズバレル)をレンズホルダ14の筒状部140に対して光軸O周りに回転して光軸O方向に沿って螺合することにより、レンズ組立体(レンズバレル)をレンズホルダ14内に収容し、接着剤などによって互いに接合する。
図2に示されるように、レンズ駆動装置10は、駆動コイル16に電力を供給するための第1及び第2の電極端子32−1、32−2を備えている。前述したように、ベース12のベース部122は、2個の第3のベース突起122cを持つ。第1及び第2の電極端子32−1、32−2は、これら2個の第3のベース突起122cが嵌入する2つの嵌入穴32aを持つ。したがって、ベース部122の2個の第3のベース突起122cを、対応する第1及び第2の電極端子32−1、32−2の2つの嵌入穴32aにそれぞれ嵌入し、2個の第3のベース突起122cの先端を熱溶着することにより、第1及び第2の電極端子32−1、32−2は、ベース部122に固定される。
一方、下側弾性部材(下側板バネ、後側スプリング)24は、互いに電気的に絶縁された第1及び第2の板バネ片24−1、24−2から構成されている。第1及び第2の電極端子32−1、32−2は、それぞれ、第1及び第2の板バネ片24−1、24−2の外周側端部244に、はんだ又はレーザ溶接で電気的に接続される。
一方、第1の板バネ片24−1は、その内周側端部242に第1の端子部242−1を持つ。第2の板バネ片24−2は、その内周側端部242に第2の端子部242−2を持つ。第1の端子部242−1は、駆動コイル16の第1の末端部(図示せず)とはんだで電気的に接続され、第2の端子部242−2は、駆動コイル16の第2の末端部(図示せず)とはんだで電気的に接続される。
したがって、第1及び第2の電極端子32−1、32−2から第1及び第2の板バネ片24−1、24−2を介して駆動コイル16に通電することで、永久磁石18の磁界と駆動コイル16に流れる電流による磁界との相互作用によって、レンズホルダ14(レンズ組立体)を光軸O方向に位置調整することが可能である。
図4は、フォトリソグラフィ技術を用いたエッチング加工により、下側板バネ24と第1及び第2の電極端子32−1、32−2とを一緒(一度)に製造して得られる、共取り構造を示す平面図である。
この共取り構造では、第1及び第2の板バネ片24−1、24−2と、第1及び第2の電極端子32−1、32−2とが、第1乃至第4のダミー片34−1、34−2、34−3、および34−4によって連結点で互いに連結されている。
従って、共取り構造から第1乃至第4のダミー片34−1〜34−4を連結点で切断することにより、下側板バネ24の第1及び第2の板バネ片24−1、24−2と、第1及び第2の電極端子32−1、32−2とがばらばらに分離される。
このように、第1及び第2の電極端子32−1、32−2を、下側板バネ24と共取り構造にすることにより、コストを削減することができる。
上記レンズホルダ駆動装置10において、レンズ組立体を保持するレンズホルダ14と駆動コイル16との組み合わせは、中央部に配置された柱状の可動部(14,16)として働く。また、ベース12、永久磁石18、ヨーク20の組み合わせは、可動部(14,16)の周囲に配置された筒状の固定部(12、18,20)として働く。
すなわち、本実施の形態に係るレンズ駆動装置10では、駆動コイル16のみを可動部側に配置し、永久磁石18とヨーク20とを固定部側に配置している。その為、可動部の重量を軽くすることができる。その結果、可動部(14,16)を移動させために、駆動コイル16に大電流を流す必要がない。したがって、レンズ駆動装置19での消費電力を抑えることができる。
本実施の形態に係るレンズ駆動装置10では、磁気回路(18,20)が、光軸Oに対して直交する半径方向外側の四方の内の一方側(後側)にのみ配置されている。その為、可動部(14,16)が光軸O方向に沿って上下動する場合に、可動部(14,16)にチルトが発生するおそれがある。
そこで、本実施の形態に係るレンズ駆動装置10では、可動部(14,16)が光軸O方向に沿って傾くことなく移動可能なように、弾性部材(22,24)のバネ定数をアンバランスにしている。すなわち、弾性部材(22,24)のバネ定数を、磁気回路(18,20)が設けられる一方側(後側)と、この一方側(後側)とは光軸Oを間に挟んだ反対側である他方側(前側)とで、アンバランスにしている。
より具体的には、弾性部材(22,24)の一方側(後側)のバネ定数を大きく(硬く)、弾性部材(22,24)の他方側(前側)のバネ定数を小さく(弱く)している。
このように、弾性部材(22,24)のバネ定数をアンバランスにすることによって、磁気回路(18,20)が一方側(後側)にのみ配置されていても、可動部(14,16)を光軸O方向に沿って傾くことなく移動させることが可能となる。
尚、弾性部材(22,24)のバネ定数をアンバランスにする方法には種々の方法を採用することができる。例えば、弾性部材(22,24)の板厚や形状、重量等を、一方側と他方側で変化させたりすれば良い。
図5は、レンズ駆動装置10を搭載したカメラ付き携帯端末100の外観を示す斜視図である。図示のカメラ付き携帯端末100は、カメラ付き携帯電話機であって、折りたたまれた状態を示している。カメラ付きの携帯端末100の所定の位置にレンズ駆動装置10が取り付けられている。このような構成により、使用者は、カメラ付き携帯端末100を用いて撮影することができる。
尚、本例では、カメラ付き携帯端末100としてカメラ付き携帯電話機の場合を例に挙げて示しているが、カメラ付き携帯端末は、スマートフォン、ノート型パソコン、タブレット形パソコン、携帯型ゲーム機、Webカメラ、車載用カメラであってもよい。
上述したように、本発明の実施の形態によるレンズ駆動装置10には、次に述べるような効果を奏する。
第1に、消費電力を省くことができることである。何故なら、可動部に駆動コイルのみを配置しているからである。
第2に、コストダウンにつなげることができることである。何故なら、磁気回路として1つの平板状磁石のみを使用していると共に、駆動コイルの全長を短くできるからである。
第3に、従来と同等の性能を確保できることである。何故なら、弾性部材のバネ定数をアンバランスに設計することにより、可動部のチルトを抑制することができるからである。
第4に、可動部の中心ずれを抑制することができることである。何故なら、上側板バネをベース側に取り付ける構造を採用しているので、製品の基準取りが容易になるからである。
第5に、組み立てフローをシンプル化でき、工程の自動化が容易になることである。何故なら、上側板バネをベース側に取り付ける構造を採用しているからである。
第6に、コスト削減が可能になることである。何故なら、電極端子と下側板バネとを共取り構造にしているからである。
以上、本発明についてその好ましい実施の形態によって説明してきたが、本発明の精神を逸脱しない範囲内で、種々の変形が当業者によって可能であるのは明らかである。例えば、上記実施の形態では、1つの平板状磁石を光軸に対して直交する半径方向外側の後側にのみ設けているが、1つの平板状磁石は、光軸に対して直交する半径方向外側の四方の内の一方側にのみ設けられてよい。
10 レンズ駆動装置
12 ベース
122 ベース部
122a 開口部
122b 第2のベース突起
122c 第3のベース突起
124 板状ベース突出部
124a 第1のベース突起
14 レンズホルダ
140 筒状部
142 コイル保持部
144 位置決め端部
16 駆動コイル
162 内側長辺部
164 外側長辺部
166 両端部
18 平板状永久磁石
20 ヨーク
202 外筒部(シールドヨーク)
204 リング状上端部
204a 開口
206 バックヨーク
22 上側弾性部材(上側板バネ、前側スプリング)
222 内周側端部(内輪)
224 外周側端部(外輪)
224a 嵌入穴
226 腕部
24 下側弾性部材(下側板バネ、後側スプリング)
24−1、24−2 板バネ片
242 内周側端部(内輪)
242−1、242−2 端子部
244 外周側端部(外輪)
244a 嵌入穴
246 腕部
32−1、32−2 電極端子
32a 嵌入穴
34−1〜34−4 ダミー片
100 カメラ付き携帯端末
O 光軸

Claims (8)

  1. 固定部と、
    レンズ組立体を保持して前記固定部に対して該レンズ組立体の光軸方向に移動可能な可動部と、
    前記固定部に対して前記可動部を前記光軸方向に変位可能に支持する弾性部材と、
    前記固定部に対して前記可動部を前記光軸方向に上下動させる駆動機構と、
    を備えたレンズ駆動装置であって、
    前記駆動機構は、
    前記固定部に固定された、実質的に四角筒状の外筒部を含むヨークと、
    該ヨークの前記四角筒状の外筒部の内壁に固定された1つの平板状磁石と、
    前記1つの平板状磁石と対向するように、前記可動部に固定された駆動コイルと、
    から構成され、
    前記光軸方向から見たときに、前記ヨークの前記四角筒状の外筒部は、該光軸を内部に含むような範囲領域に形成され、且つ前記光軸方向と平行な方向へ延在しており、
    前記光軸と直交する方向から見たときに、前記ヨークの前記四角筒状の外筒部は、該光軸と直交する方向と平行に延在して形成され、かつ互いに直交する4つの内壁を持ち、
    前記4つの内壁は、前記光軸から互いに直交する半径方向外側へ延在する四方に形成されており、
    前記1つの平板状磁石は、前記四方の内の一方側であって、前記ヨークの前記四角筒状の外筒部の前記4つの内壁内の1つの特定の内壁のみに設けられており、
    前記駆動コイルは、前記光軸と直交する前記可動部の前記一方側に固定されており、
    前記弾性部材は、前記可動部が前記光軸方向に沿って傾くことなく移動可能なように、前記四方に関して、前記一方側と該一方側とは前記光軸を間に挟んだ反対側である他方側とで、アンバランスになっているバネ定数を持つ、
    ことを特徴とするレンズ駆動装置。
  2. 前記固定部は、前記光軸方向の下側に配置され、中央部に開口を持つ四角形のベース部を含むベースを有し、
    前記ヨークは、前記ベースの前記ベース部の外周端部から上方へ立設する前記四角筒状の外筒部と、該四角筒状の外筒部の上端に設けられた四角外形のリング状上端部と、該リング状上端部の前記一方側の内端から下方へ延出するバックヨークと、から構成され、
    前記バックヨークは前記駆動コイル内に挿入されており、
    前記1つの平板状磁石は、前記駆動コイルの一部を間に挟んで、前記バックヨークと対向するように、前記四角筒状の外筒部の前記特定の内壁に固定されている、
    請求項1に記載のレンズ駆動装置。
  3. 前記ベースと、前記ヨークの前記四角筒状の外筒部と、前記ヨークのリング状上端部とによって筺体が構成される、請求項2に記載のレンズ駆動装置。
  4. 前記可動部は、前記レンズ組立体を保持するための筒状部を有するレンズホルダを有し、
    前レンズホルダは、前記筒状部から前記一方側へ突出して、前記駆動コイルを保持するコイル保持部を有する、請求項2又は3に記載のレンズ駆動装置。
  5. 前記ベースは、前記ベース部と、該ベース部の前記一方側とは直交しかつ互いに対向する両側端部から上方へ突出する一対のベース突出部と、を有し、
    前記弾性部材は、前記レンズホルダの筒状部の上側に配置された上側板バネと、前記レンズホルダの筒状部の下側に配置された下側板バネと、備え、
    前記上側板バネは、前記レンズホルダの筒状部の上端に取り付けられる内周側端部と、前記一対のベース突出部に取り付けられる外周側端部と、前記内周側端部と前記外周側端部との間に設けられる複数の腕部と、から構成される、
    請求項4に記載のレンズ駆動装置。
  6. 前記下側板バネは、前記レンズホルダの筒状部の下端に取り付けられる内周側端部と、前記ベースに取り付けられる外周側端部と、前記内周側端部と前記外周側端部との間に設けられる複数の腕部と、から構成される、請求項5に記載のレンズ駆動装置。
  7. 前記ベースには、撮像素子が取付け可能であることを特徴とする、請求項2から6のいずれか1つに記載のレンズ駆動装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1つに記載のレンズ駆動装置を組み込んだことを特徴とするカメラ付き携帯端末。
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