JP6172151B2 - 光増幅器の励起用光源およびその制御方法 - Google Patents

光増幅器の励起用光源およびその制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、光増幅器の励起用光源およびその制御方法に関し、特に、長期信頼性が要求される光増幅器の励起用光源およびその制御方法に関する。
光通信システムにおいては、光ファイバ中を伝播して減衰した光信号を増幅するために光増幅器が用いられる。このような光増幅器は、例えば光海底ケーブルシステムにおいては海底に設置された光中継器等で使用されるため、長期間にわたる高信頼性が要求される。
光通信システムでは光増幅器として、エルビウム(Er)等の希土類元素を光ファイバに添加し励起用光源によって励起する光ファイバ型の光増幅器が広く用いられている。この場合、光増幅器の長期信頼性を確保するためには、励起用光源に対しても長期間にわたる高信頼性が要求される。
このような励起用光源を用いた光増幅器の一例が特許文献1に記載されている。特許文献1に記載された関連する光増幅器は、駆動回路4aにより駆動される励起光源5a、駆動回路4bにより別途駆動される励起光源5b、光電気変換器11a、光電気変換器11b、電圧合成器12、比較器13、および基準電圧発生器9を有する。ここで、光電気変換器11aは、励起光源5aにより発生された励起光の一部を光電気変換し、光電気変換器11bは、励起光源5bにより発生された励起光の一部を光電気変換する。電圧合成器12は、光電気変換器11a、11bにより光電気変換された電圧信号を合成する。比較器13は、電圧合成器12から出力された電圧信号と基準電圧発生器9からの基準電圧とを比較し、その電圧信号が基準電圧一定となるような可変制御信号を駆動回路4bに出力する。
ここで、励起光源5aはその励起光出力にかかわらず、一定の駆動電流で駆動される。この励起光源5aが劣化してその励起光出力が低下すると、光合波された合波光が低下し、その結果、電圧合成器12からの電圧信号が低下する。すると、駆動回路4bは、電圧信号が予め設定された一定値になるまで励起光源5bの励起光出力を上げる。このようにして、励起光源5aが劣化しても希土類添加光ファイバ1に供給される励起光は一定に保たれ、安定した光増幅特性が得られる、としている。
また、特許文献2には、複数の励起光源、出力レベル検出手段、出力レベル制御手段、励起光レベル検出手段、励起光レベル制御手段、および光合波手段を有する光増幅器が記載されている。ここで、出力レベル検出手段は、光増幅器の出力光信号のレベルを検出する。出力レベル制御手段は、検出された出力光レベル信号に基づいて出力光レベルが安定化するように複数の励起光源のうちの一励起光源を制御する。励起光レベル検出手段は、一励起光源以外の励起光源が出力する励起光のレベルをそれぞれ検出する。励起光レベル制御手段は、検出された各励起光レベル信号に基づいて各励起光レベルが安定化するように各励起光源を制御する。光合波手段は、全ての励起光源が出力する励起光を合波して光増幅するための励起光を生成する。
このような構成とすることにより、特許文献2に記載された関連する光増幅器によれば、励起光源を複数有していても、簡単な構成で出力レベル制御を実現できる、としている。
特開2006−128382号公報(段落「0015」〜「0019」、図2) 特開平7−253602号公報(段落「0008」〜「0020」、図1)
上述したように、関連する光増幅器においては、光増幅器の信頼性を高めるために、複数の励起光源を用いた冗長構成を採用している。しかしながら、複数の励起光源を個別に制御することとしているので、冗長度を高めると、励起光源の構成が複雑になるという問題があった。
このように、関連する光増幅器においては、光増幅器の信頼性を高めると励起光源の構成が複雑になる、という問題があった。
本発明の目的は、上述した課題である、関連する光増幅器においては、光増幅器の信頼性を高めると励起光源の構成が複雑になる、という課題を解決する光増幅器の励起用光源およびその制御方法を提供することにある。
本発明の光増幅器の励起用光源は、直列に接続された複数の発光部と、複数の発光部を流れる駆動電流を制御する電流制御部と、電流制御部を制御する制御部、とを有し、発光部は光出力モニタ部をそれぞれ備え、制御部は、光出力モニタ部の各出力に基づいて電流制御部を制御する。
また、本発明の光増幅器の励起用光源は、第1の光出力モニタ部をそれぞれ備えた複数の第1の発光部と第1の電流制御部が直列に接続された第1の光源部と、第2の光出力モニタ部をそれぞれ備えた複数の第2の発光部と第2の電流制御部が直列に接続された第2の光源部と、第1の光出力モニタ部の出力と第2の光出力モニタ部の出力に基づいて、第1の電流制御部と第2の電流制御部を制御する制御部、とを有し、第1の光源部と第2の光源部は並列に接続され、第1の電流制御部は、第1の発光部を流れる第1の駆動電流を制御し、第2の電流制御部は、第2の発光部を流れる第2の駆動電流を制御する。
本発明の光増幅器の励起用光源の制御方法は、複数の発光部に直列に駆動電流を供給し、複数の発光部の光出力の一部をそれぞれ検知し、検知した結果に基づいて、駆動電流を制御する。
また、本発明の光増幅器の励起用光源の制御方法は、複数の第1の発光部に直列に第1の駆動電流を供給し、複数の第2の発光部に直列に第2の駆動電流を供給し、複数の第1の発光部の光出力の一部をそれぞれ検知して第1の光電流を取得し、複数の第2の発光部の光出力の一部をそれぞれ検知して第2の光電流を取得し、第1の光電流と第2の光電流の総和が一定となるように、第1の駆動電流と第2の駆動電流を制御する。
本発明の光増幅器の励起用光源およびその制御方法によれば、光増幅器の高信頼性を実現する簡易な構成の光増幅器の励起用光源が得られる。
本発明の第1の実施形態に係る光増幅器の励起用光源の構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係る光増幅器の励起用光源の構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係る光増幅器の励起用光源の制御部の動作を説明するための図である。
以下に、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。
〔第1の実施形態〕
図1は、本発明の第1の実施形態に係る光増幅器の励起用光源100の構成を示すブロック図である。光増幅器の励起用光源100は、直列に接続された複数の発光部110、これらの複数の発光部110を流れる駆動電流を制御する電流制御部120、および電流制御部120を制御する制御部130を有する。ここで、発光部110は光出力モニタ部をそれぞれ備える。制御部130は、光出力モニタ部の各出力に基づいて電流制御部120を制御する。図1では、光増幅器の励起用光源100が2個の発光部111、112を備えた場合について示したが、これに限らず、3個以上の発光部が直列に接続された構成としてもよい。この場合でも電流制御部120は1個だけ備えればよい。
ここで、発光部110は半導体レーザ(Laser Diode:LD)を備え、光出力モニタ部はフォトダイオード(Photodiode:PD)を備えた構成とすることができる。フォトダイオードは半導体レーザの光出力に応じた光電流PC1、PC2をそれぞれ制御部130に出力する。そして制御部130は、光電流PC1とPC2の総和が一定となるように、駆動電流の値である駆動電流設定値を決定し、駆動電流がこの駆動電流設定値と略同一となるように電流制御部120を制御する構成とすることができる。
このように、本実施形態による光増幅器の励起用光源100は、発光部として複数の典型的には半導体レーザ(LD)を直列に接続した構成である(例えば、図1に示す場合は2個)。ここで、各半導体レーザの発光効率(電気−光変換効率)は略等しいことが望ましい。そして、半導体レーザの後方光出力モニタ用として半導体レーザに内蔵したフォトダイオード(PD)の電流の総和が一定となるように、複数の半導体レーザに流れる電流を制御する。これにより、個々の半導体レーザに何らかの障害が発生した場合であっても、光増幅器の励起用光源100の光出力の総和を一定に保つことができる。その結果、光増幅器の出力も長期間にわたり一定に維持することが可能となる。
次に、本実施形態による光増幅器の励起用光源の制御方法について説明する。本実施形態による光増幅器の励起用光源の制御方法においては、まず、複数の発光部に直列に駆動電流を供給する。そして、これらの複数の発光部の光出力の一部をそれぞれ検知し、検知した結果に基づいて、発光部の駆動電流を制御する。ここで、複数の発光部の光出力の一部を検知して光電流をそれぞれ取得し、このときの光電流の総和が一定となるように駆動電流を制御する構成とすることができる。
上述したように本実施形態によれば、複数の発光部110を有する冗長構成とした場合であっても、1個の電流制御部を備えた構成とすることができる。そのため、本実施形態によれば、光増幅器の高信頼性を実現する簡易な構成の光増幅器の励起用光源100が得られる。
また一般に、光増幅器の安定な出力を長期間にわたって維持するためには、励起用光源の光出力も長期間にわたって安定に保つことが必要である。しかし、励起用光源の発光部に用いられる半導体レーザ等は光学部品であるため、部品固有の障害モードにより、その光出力が低下する可能性がある。しかしながら本実施形態の光増幅器の励起用光源によれば、複数の半導体レーザの一部で光出力の低下が発生した場合であっても、励起用光源としての励起光出力を長期間にわたって確保することが可能である。そのため、光増幅器の出力を長期間にわたって維持することができる。
〔第2の実施形態〕
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。図2は、本発明の第2の実施形態に係る光増幅器の励起用光源2000の構成を示すブロック図である。光増幅器の励起用光源2000は、第1の光源部2100、第1の光源部2100と並列に接続された第2の光源部2200、および制御部2300を有する。
第1の光源部2100は、第1の光出力モニタ部をそれぞれ備えた複数の第1の発光部2110と第1の電流制御部2120が直列に接続された構成である。また、第2の光源部2200は、第2の光出力モニタ部をそれぞれ備えた複数の第2の発光部2210と第2の電流制御部2220が直列に接続された構成である。ここで、第1の電流制御部2120は第1の発光部2110を流れる第1の駆動電流I1を制御し、第2の電流制御部2220は第2の発光部2210を流れる第2の駆動電流I2を制御する。
制御部2300は、第1の光出力モニタ部の出力と第2の光出力モニタ部の出力に基づいて、第1の電流制御部2120と第2の電流制御部2220を制御する。
図2では、第1の光源部2100および第2の光源部2200は、それぞれ2個の第1の発光部2111、2112および第2の発光部2211、2212を備えた場合について示す。しかし、これに限らず、それぞれ3個以上の発光部が直列に接続された構成としてもよい。この場合であっても、第1の光源部2100および第2の光源部2200には、第1の電流制御部2120および第2の電流制御部2220をそれぞれ一個ずつ備えればよい。
このような構成としたことにより、本実施形態の光増幅器の励起用光源2000によれば、発光部の個数に比べて電流制御部の個数を削減することができるので、光増幅器の高信頼性を実現する簡易な構成の光増幅器の励起用光源が得られる。さらに、第1の光源部2100と第2の光源部2200が並列に接続された構成としているので、いずれかの発光部が故障して、一方の光源部の回路が切断状態となった場合であっても、他方の光源部により光出力を維持することができる。そのため本実施形態の光増幅器の励起用光源2000によれば、光増幅器のさらなる高信頼性を実現することができる。
ここで、第1の発光部2110および第2の発光部2210はそれぞれ半導体レーザ(図2中のLD1、LD2、LD3、LD4)を備えた構成とすることができる。ここで、各半導体レーザの発光効率(電気−光変換効率)は略等しいことが望ましい。また、第1の光出力モニタ部および第2の光出力モニタ部はそれぞれフォトダイオードを備えた構成とすることができる。これらのフォトダイオードは半導体レーザの光出力に応じた光電流(PC1、PC2、PC3、PC4)をそれぞれ出力する。そして制御部2300は光電流の総和(PC1+PC2+PC3+PC4)が一定となるように、第1の電流制御部2120と第2の電流制御部2220を制御する構成とすることができる。
次に、制御部2300の構成について、さらに詳細に説明する。制御部2300は、第1の駆動電流制御部2310、第2の駆動電流制御部2320、および駆動電流設定部2330を備えた構成とすることができる。
ここで、駆動電流設定部2330は、光電流の総和(PC1+PC2+PC3+PC4)が一定となるように、第1の駆動電流の値である第1の駆動電流設定値と、第2の駆動電流の値である第2の駆動電流設定値を決定する。
そして、第1の駆動電流制御部2310は、第1の駆動電流I1が第1の駆動電流設定値と略同一となるように第1の電流制御部2120を制御する。また、第2の駆動電流制御部2320は、第2の駆動電流I2が第2の駆動電流設定値と略同一となるように第2の電流制御部2220を制御する。
このような構成とすることにより、複数の半導体レーザ(LD)の一部で光出力の低下が発生した場合であっても、各半導体レーザ(LD)の光出力に応じた光電流の総和(PC1+PC2+PC3+PC4)は一定に保たれる。そのため、このような場合であっても、励起用光源としての励起光出力を一定に保持することが可能である。その結果、光増幅器の出力を長期間にわたって維持することができる。
次に、本実施形態による光増幅器の励起用光源2000の動作について説明する。駆動電流設定部2330は、各半導体レーザの光出力モニタ部としてのフォトダイオードから、各半導体レーザの光出力に応じた光電流(PC1、PC2、PC3、PC4)を取得する。そして、この光電流に基づいて各半導体レーザの動作状態が正常動作であるか故障動作であるかを判別する。
その結果、故障動作状態にある半導体レーザが存在すると判断した場合、駆動電流設定部2330は上述した第1の駆動電流設定値および第2の駆動電流設定値の少なくとも一方を増大する。このとき、第1の駆動電流制御部2310(または第2の駆動電流制御部2320)は、第1の駆動電流I1(または第2の駆動電流I2)が、増大した後の駆動電流設定値と略同一となるように第1の電流制御部2120(または第2の電流制御部2220)を制御する。
これにより、複数の半導体レーザ(LD)の一部が故障状態となり、光出力が低下した場合であっても、各半導体レーザ(LD)の光出力に応じた光電流の総和(PC1+PC2+PC3+PC4)を一定に保つことができる。その結果、励起用光源としての励起光出力を一定に保持することが可能となる。
続いて、本実施形態による光増幅器の励起用光源2000の動作について、図3を用いて具体的に説明する。
図3は、発光部としての半導体レーザ(LD)の故障時における制御論理の一例を示す図であり、4個の半導体レーザ(LD)を使用した場合について示す。図3の縦の行は、故障動作状態にある半導体レーザの個数(p)による分類である。また、横の各列は各半導体レーザ(LD)の光出力、具体的には各フォトダイオードの光電流(PC)毎の分類、および各半導体レーザ(LD)の駆動電流I1、I2を示す。同図中、記号「○」は半導体レーザの動作状態が正常動作である場合を、記号「×」は半導体レーザの動作状態が故障動作である場合をそれぞれ示す。
制御部2300は、それぞれの半導体レーザ(LD)の動作状態に応じた論理演算に基づいて、各半導体レーザ(LD)に流れる駆動電流(I1およびI2)を制御する。これにより、各半導体レーザの光出力の総和である励起光出力が一定となるようにフィードバック制御を行う。
4個の半導体レーザがいずれも正常動作している場合(図3の1行目)、駆動電流I1およびI2をそれぞれ「I」とすると、各半導体レーザの光出力の総和である励起光出力は「4I」に比例する値となる。
4個の半導体レーザのうち、例えば、半導体レーザLD4(PC4)のみが故障した場合(図3中の2行目)、半導体レーザLD1とLD2に流れる駆動電流I1、および半導体レーザLD3とLD4に流れる駆動電流I2をそれぞれ4/3倍にする。このとき、半導体レーザLD4からの光出力は得られないが、半導体レーザLD1とLD2、およびLD3からは「(4/3)I」に比例する光出力がそれぞれ得られる。したがって、各半導体レーザの光出力の総和である励起光出力としては、「4I」に比例する値が得られる。すなわち、3個の半導体レーザで4個の半導体レーザを用いたときと同じ励起光出力を確保することが可能となる。
なお、上述の説明では、4個の半導体レーザを同時に使用することとしたが、これに限らず、初期動作時は4個の半導体レーザのうち2個だけを使用し、残りの2個の半導体レーザは非動作とし、予備系として用いることとしてもよい。例えば、半導体レーザLD1が故障した場合には、半導体レーザLD1およびLD2を流れる駆動電流I1をゼロとし、半導体レーザLD3およびLD4に流れる駆動電流I2を定格動作させることができる。この場合にも、励起光出力を一定とすることができるので、光増幅器の出力を常に確保することが可能となる。
次に、本実施形態による光増幅器の励起用光源の制御方法について説明する。本実施形態による光増幅器の励起用光源の制御方法においては、まず、複数の第1の発光部に直列に第1の駆動電流を供給し、複数の第2の発光部に直列に第2の駆動電流を供給する。このとき、複数の第1の発光部の光出力の一部をそれぞれ検知して第1の光電流を取得し、複数の第2の発光部の光出力の一部をそれぞれ検知して第2の光電流を取得する。そして、第1の光電流と第2の光電流の総和が一定となるように、第1の駆動電流と第2の駆動電流を制御する。
また、第1の光電流と第2の光電流に基づいて、第1の発光部および第2の発光部のそれぞれの動作状態が正常動作であるか故障動作であるかを判別する。そして、故障動作が含まれると判断した場合は、第1の駆動電流および第2の駆動電流の少なくとも一方を増大させることとしてもよい。
上述したように本実施形態によれば、複数の発光部を備えた光源部を並列に複数個接続した冗長構成とした場合であっても、光源部ごとに1個の電流制御部を備えた構成とすることができる。そのため、本実施形態によれば、光増幅器の高信頼性を実現する簡易な構成の光増幅器の励起用光源が得られる。
本発明は上記実施形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で、種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれるものであることはいうまでもない。
この出願は、2012年8月28日に出願された日本出願特願2012−187590を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
100、2000 光増幅器の励起用光源
110 発光部
120 電流制御部
130 制御部
2100 第1の光源部
2110 第1の発光部
2120 第1の電流制御部
2200 第2の光源部
2210 第2の発光部
2220 第2の電流制御部
2300 制御部
2310 第1の駆動電流制御部
2320 第2の駆動電流制御部
2330 駆動電流設定部

Claims (10)

  1. 直列に接続された複数の発光手段と、
    前記複数の発光手段を直列に流れる駆動電流を制御する電流制御手段と、
    前記電流制御手段を制御する制御手段、とを有し、
    前記発光手段は光出力モニタ手段をそれぞれ備え、
    前記制御手段は、前記光出力モニタ手段の各出力に基づいて前記電流制御手段を制御する
    光増幅器の励起用光源。
  2. 請求項1に記載した光増幅器の励起用光源において、
    前記発光手段は半導体レーザを備え、
    前記光出力モニタ手段はフォトダイオードを備え、
    前記フォトダイオードは前記半導体レーザの光出力に応じた光電流をそれぞれ出力し、
    前記制御手段は、前記光電流の総和が一定となるように、前記駆動電流の値である駆動電流設定値を決定し、前記駆動電流が前記駆動電流設定値と略同一となるように前記電流制御手段を制御する
    光増幅器の励起用光源。
  3. 第1の光出力モニタ手段をそれぞれ備えた複数の第1の発光手段と第1の電流制御手段が直列に接続された第1の光源手段と、
    第2の光出力モニタ手段をそれぞれ備えた複数の第2の発光手段と第2の電流制御手段が直列に接続された第2の光源手段と、
    前記第1の光出力モニタ手段の出力と前記第2の光出力モニタ手段の出力に基づいて、前記第1の電流制御手段と前記第2の電流制御手段を制御する制御手段、とを有し、
    前記第1の光源手段と前記第2の光源手段は並列に接続され、
    前記第1の電流制御手段は、前記複数の第1の発光手段を直列に流れる第1の駆動電流を制御し、
    前記第2の電流制御手段は、前記複数の第2の発光手段を直列に流れる第2の駆動電流を制御する
    光増幅器の励起用光源。
  4. 請求項3に記載した光増幅器の励起用光源において、
    前記第1の発光手段および第2の発光手段はそれぞれ半導体レーザを備え、
    前記第1の光出力モニタ手段および前記第2の光出力モニタ手段はそれぞれフォトダイオードを備え、前記フォトダイオードは前記半導体レーザの光出力に応じた光電流をそれぞれ出力し、
    前記制御手段は、前記光電流の総和が一定となるように、前記第1の電流制御手段と前記第2の電流制御手段を制御する
    光増幅器の励起用光源。
  5. 請求項4に記載した光増幅器の励起用光源において、
    前記制御手段は、駆動電流設定手段と、第1の駆動電流制御手段と、第2の駆動電流制御手段とを備え、
    前記駆動電流設定手段は、前記光電流の総和が一定となるように、前記第1の駆動電流の値である第1の駆動電流設定値と、前記第2の駆動電流の値である第2の駆動電流設定値を決定し、
    前記第1の駆動電流制御手段は、前記第1の駆動電流が前記第1の駆動電流設定値と略同一となるように前記第1の電流制御手段を制御し、
    前記第2の駆動電流制御手段は、前記第2の駆動電流が前記第2の駆動電流設定値と略同一となるように前記第2の電流制御手段を制御する
    光増幅器の励起用光源。
  6. 請求項5に記載した光増幅器の励起用光源において、
    前記駆動電流設定手段は、前記光電流に基づいて各半導体レーザの動作状態が正常動作であるか故障動作であるかを判別し、
    故障動作状態にある半導体レーザが存在すると判断した場合は、前記第1の駆動電流設定値および前記第2の駆動電流設定値の少なくとも一方を増大する
    光増幅器の励起用光源。
  7. 複数の発光手段に、前記複数の発光手段を直列に流れる駆動電流を供給し、
    前記複数の発光手段の光出力の一部をそれぞれ検知し、
    前記検知した結果に基づいて、前記駆動電流を制御する
    光増幅器の励起用光源の制御方法。
  8. 請求項7に記載した光増幅器の励起用光源の制御方法において、
    前記複数の発光手段の光出力の一部を検知して光電流をそれぞれ取得し、
    前記光電流の総和が一定となるように前記駆動電流を制御する
    光増幅器の励起用光源の制御方法。
  9. 複数の第1の発光手段に、前記複数の第1の発光手段を直列に流れる第1の駆動電流を供給し、
    複数の第2の発光手段に、前記複数の第2の発光手段を直列に流れる第2の駆動電流を供給し、
    前記複数の第1の発光手段の光出力の一部をそれぞれ検知して第1の光電流を取得し、
    前記複数の第2の発光手段の光出力の一部をそれぞれ検知して第2の光電流を取得し、
    前記第1の光電流と前記第2の光電流の総和が一定となるように、前記第1の駆動電流と前記第2の駆動電流を制御する
    光増幅器の励起用光源の制御方法。
  10. 請求項9に記載した光増幅器の励起用光源の制御方法において、
    前記第1の光電流と前記第2の光電流に基づいて、前記第1の発光手段および前記第2の発光手段のそれぞれの動作状態が正常動作であるか故障動作であるかを判別し、
    故障動作が含まれると判断した場合は、前記第1の駆動電流および前記第2の駆動電流の少なくとも一方を増大させる
    光増幅器の励起用光源の制御方法。
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