JP6169244B2 - コンバージョンプレス - Google Patents

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Description

[関連出願の相互参照]
本出願は、2013年3月15日に出願された「CONVERSION SYSTEM」と題する米国仮特許出願第61/790,363号の元出願であって、その優先権を主張する。
開示及び特許請求される概念は、変換システムに関しており、より詳細には、マルチ出力変換システムに関している。当該マルチ出力変換システムは、各エンドレーン又はタブに関連したクランクシャフトを用いている。レーンは、総負荷の隔離部分であって、それによって、クランクシャフト毎に加えられる負荷が低減及び揃えられる。
例えば、食料や飲料のような製品を保持する金属容器(例えば、缶)には、一般的に、イージーオープン缶エンドが設けられており、その上にて、プルタブがティアーストリップ(tear strip)又は可分パネル(severable panel)に取り付けられている(例えば、リベット留めされているが、これに限定されない)。可分パネルは、缶エンドの外面(例えば、表側(public side))のスコアラインによって規定される。プルタブは、持ち上げられる及び/又は引っ張られると、スコアラインを切断して、可分パネルを屈曲及び/又は除去するように構成されており、これにより、缶の中身を取り出すための開口が生じる。
缶エンドは、シェル及びタブから構成される。シェル及びタブは個々のプレスにおいて作られる。巻かれたシート状金属製品(例えば、シート状アルミニウムやシード状鋼であるが、これらに限定されない)からシェルを切り出し、成形することによって、シェルは作製される。別個のプレスにおいて、缶エンド用タブは、一続きのコイルを、タブダイを通して供給することによって作製される。シェル及びタブは、コンバージョンプレスに搬送される。コンバージョンプレスでは、ブランクのシェルは、ベルトに供給されて、当該ベルトは、レーンダイとして既知の細長い順送り型を通じて割り送りする(indexes)。レーンダイは、パネル、スコア及び一体型リベットをシェルに形成する幾つかのツーリングステーションを含んでいる。レーンダイは、上側ツーリングアセンブリ及び下側ツーリングアセンブリの部分である。タブはダイ(複数の場合もあり)を通じて長手方向に移動する。タブダイ(複数の場合もあり)の長手方向軸は、レーンダイの長手方向軸にほぼ垂直に配置されている。最後のツールステーションにおいて、タブはシェルに結合されており、それによって、缶エンドが形成される。
一般的に、コンバージョンプレスの各ツールステーションは、上側ツール部材を含んでおり、これは、プレスラムの作動を受けて下側ツール部材に向けて進められるように構成されている。シェルは、上側ツール部材と下側ツール部材の間に受け入れられる。言い換えれば、シェルは、上側ツールアセンブリと下側ツールアセンブリの間に受け入れられる。上側ツールアセンブリは、下側ツールアセンブリから離間している上側位置と、下側ツールアセンブリに隣接した下側位置との間で往復運動するように構成されている。従って、上側ツールアセンブリが第2の位置にある場合、上側ツール部材はシェルと係合し、上側及び/又は下側ツールアセンブリはそれぞれ、シェルの表側及び/又は製品側(例えば、缶本体と向き合う内側)に作用して、幾つかの上述した変換動作を実施する。サイクルが完了すると、プレスラムは上側ツールアセンブリを後退させ、部分的に変換されたシェルが次に続くツールステーションへと移動されて、又は、同じステーション内で工具が変更されて、次の変換動作が実施される。
上述したように、コンバージョンプレスは、通常、一度に複数の缶エンドを処理するように構成されている。即ち、コンバージョンプレスは、個々に「レーン」を規定する複数のレーンダイを含んでいる。各レーンは、連続した複数のツールステーションを含んでいる。偶数のレーン、例えば、4つのレーンを含むことが一般的である。各レーン内の連続したツールステーションは同一である場合もあるし、又は異なる場合もある。一般的に、各レーン内の最初のツールステーションは、バブル形成のような形成動作を、又は、一体型リベットを作製する最初の形成を実施する。この動作は強い力を必要とするが、力を加える箇所はラムから最も離れており、結果として転倒モーメント(tipping moment)が最も高くなる。
コンバージョンプレスは通常、全てのダイセットに作用する単一の細長いラムを含んでいる。ラムは、約80トンの重畳された力(複数の場合もあり)を加える。そのような力を与えることが可能なラムは大きくて、大型の駆動アセンブリを必要とする。この力は、ラムの長手方向軸に沿って加えられる。ラムは通常、上側ツール部材を支持するダイシューの中央位置に結合される。従って、4つのレーンがある場合、ラムは、2つの中央レーン間に取り付けられて、全てのツールステーションからずれている(offset)。この構成において、ラム、ダイシュー、及びそれらの間の連結部は、不平衡である複数の負荷及びモーメントアームを受ける。即ち、ラムは何れの単一のレーンとも揃えられていないため、コンバージョンプレスのレーンが単一であり、プレスラムがレーンと揃えられている場合には存在しないか、又はより低いであろう様々な転倒モーメント(即ち、トルク)がラム、ダイシュー、及びそれらの間の連結部に加わる。
最初のツールステーションにおけるバブル動作は、後続のツールステーションよりも大きい転倒モーメントを生成するので、ラム、ダイシュー及びそれらの間の連結部に対する力は、さらに不平衡となる。即ち、バブル動作は最も大きい力を必要としないかも知れないが、バブル動作は、最初のツールステーションにおいて行われるので、ツールレーンの中央からの距離は、他のツールステーションの距離よりも大きい。従って、その距離に大きい力を乗算することによって、最も大きい転倒モーメントが生じてしまう。しかしながら、タブレーンダイが受ける力はより小さく、そのため、タブレーンダイアセンブリに関して負荷及び転倒モーメントが引き起こす問題はより少ない。しかしながら、タブレーンは、ラムがタブレーンダイを作動させると、ラムに対して転倒モーメントを生じる。即ち、結合されること、及び、ラムから離間することによって、ラム及び他の要素は、たとえタブレーンダイアセンブリがそれらの同じ力によって相対的に影響されない場合であっても、タブレーンダイアセンブリに起因する摩耗及び裂開を受ける。コンバージョンプレスを操作するのに必要とされる大きい力、さらには不平衡負荷によって、これらの要素は歪められ、それによって、ラム、ダイシューを含むエンドレーンダイアセンブリ、及びそれらの間の連結部に対する摩耗及び裂開(tear)が引き起こされる。
さらに、ラムは通常、ダイシュー及びツーリングステーションの上に配置される。一般的に、ツーリング要素の上にラムアセンブリを構築することは、ツーリング要素の下にラムのための空間をもたらすよりも容易である。従って、ラムは通常、形成されている缶エンドの上に配置される。この構成においては、ラム内/上で使用される潤滑剤及び冷却流体が、缶エンドに滴下することがある。
特定の例が付表Aに開示されており、図Aに示すように、コンバージョンプレスは、3つのレーン、即ち、レーンA、B、及びCを含んでいる。各エンドレーンは通常、8つのツーリングステーションを含んでおり、各タブレーンは通常、17個のツーリングステーションを含んでいる。第1ページにあるデータ表に示すように、最初の3つのステーションにおける負荷は、他のステーションよりも大きい。レーンAのステークステーション(stake station)を原点として使用して、各レーン及びステーションの転倒モーメントを求めることができる。これらの計算を付表ページ2〜6に示す。例えば、レーンBはX軸に沿って配置されているため、レーンAのツールステーションのXモーメントのアームはない。さらに、ラム中心は示されている箇所に配置されている。原点に対する様々な負荷及びモーメントアームを知ることによって、ラム中心に対する負荷及びモーメントアームを、付表Aのページ7に示すように求めることができる。これらの負荷は平衡していないため、ラムプレスは、ラム中心から離間した位置に配置される「キスブロック(kiss blocks)」を含んでいる(3つが示されている)。キスブロックが歪められると、それらはラム力を平衡させる反発力を生成する。即ち、対向するキスブロックが、上側ツールアセンブリ及び下側ツールアセンブリに配置される。一般的に、上側ツールアセンブリが第2の位置に移動すると、キスブロックは互いに接して、ツーリングステーションを平らにする。
即ち、キスブロックは、各ダイシューと、各上側及び下側ツール部材との間に配置される。キスブロックは、硬化鋼から作製される。キスブロックはツールステーションに配置され、ここで、最終的な製品仕様は、0.0001インチ以内に保持されなければならない。上側ツーリング要素が下がると、キスブロックは係合し、0.025インチだけ歪められる。即ち、上側ツーリングアセンブリ及び下側ツールアセンブリは、第2の位置において最小間隔を有する。上側ツーリングアセンブリ及び下側ツーリングアセンブリが最小間隔に達する直前に、キスブロックは互いに係合する。上側ツーリングアセンブリ及び下側ツーリングアセンブリが、互いに係合する時点とそれらの第2の位置との間で動く距離が、本明細書で言う、キスブロックの「歪み」又は「干渉」である。干渉する時間中、キスブロックは、マシュマロが圧力で変形するのとほぼ同じように変形する。
歪みの量は、形成動作の前に設定される。通常、ツールアセンブリは、第2の位置に動かされて、上側ツールアセンブリ及び下側ツールアセンブリの相対位置は、キスブロックが歪められるように調整される。この調整は、「前負荷(pre-load)」として特定される。種々の箇所におけるキスブロックの前負荷歪みは、常に同じではない。例えば、非負荷側(下流、仕上げ製品側)キスブロックが0.025インチの歪みで前負荷をかけられると、負荷側(上流、非仕上げ側)キスブロックは、約0.009インチ〜0.011インチ、又は約0.010インチの歪みにある。キスブロックの歪みは、ラムの全ての歪みを実質的に取り除き、また、プレス内の一切の連結部/軸受の隙間にも対処する。この構成では、キスブロックは、上側ツーリングがほほ平坦であり、下部ツーリングに平行であることを保証する。これは、スコアのような、上側ツーリングと下側ツーリングの間の任意のエンド材料の残余が、±0.00045インチ(即ち、0.0009インチ範囲)の精度に維持されることも保証する。ダイアセンブリが分離すると、キスブロックは、それらの元の形状に戻りながら振動する。この振動は、「飛び移り(snap through)」として知られており、コンバージョンプレスに摩耗及び裂開を引き起こす。飛び移り振動は、歪みがより大きくなると増大する。
不平衡な力、それに関連した摩耗及び裂開と、ラム及び関連する駆動部の大きさと、流体が缶エンドに滴下する可能性とが、既知のプレスの問題である。キスブロックが歪む度合い、即ち、キスブロックの歪みの量も欠点である。
開示及び特許請求される概念における少なくとも1つの実施形態は、マルチ出力コンバージョンプレスを提供する。クランクシャフトは、幾つかのレーン内のツーリングアセンブリの動きを生じさせる。例示的な実施形態では、3つのエンドレーン及び1つのタブレーンがある。クランクシャフトは、マルチ出力コンバージョンプレスのレーンのうちの、総数よりも少ないレーンに関連したツーリングアセンブリを動かすように構成されている。即ち、例えば、4レーンのコンバージョンプレスは、各々が2つのレーンのツーリングアセンブリを作動させる2つのクランシャフトを含み得る。例示的な実施形態にでは、各エンドレーン及び各タブレーンは、関連するクランクシャフトを有する。即ち、エンドレーンに関連した3つのクランクシャフトがあり、タブレーンに関連した1つのクランクシャフトがある。この構成では、関連する駆動部及びコンバージョンプレスを駆動するのに必要とされる力は、プレスの全てのレーンに結合されているラムを駆動するのに必要とされる力よりも大幅に小さい。連結アセンブリ及びツーリングアセンブリに作用する力及びモーメントを低減することによって、摩耗及び裂開が低減される。さらに、総負荷のうちのより小さい割合が、各レーン/クランクシャフトに位置整合及び低減されているため、キスブロックが歪められる度合いがより小さくなっており、これによって、上述した飛び移り振動が低減する。
各クランクシャフトは細長くなっており、クランクシャフトの長手方向軸は、関連するエンドレーンの長手方向軸にほぼ平行に延びている。例示的な実施形態では、各エンドレーンのクランクシャフトは、単一の関連するエンドレーンのほぼ下に配置されている。この構成では、連結アセンブリが受ける偏力、即ち、変換システム構成要素に対する転倒モーメントを生成する力がより小さい。さらに、この構成では、連結アセンブリ及びツーリングアセンブリの摩耗及び裂開が低減される。さらに、クランクシャフトがツーリングアセンブリの下に配置されるため、クランクシャフトや駆動部に関連する潤滑剤及び他の流体が缶エンドに滴下しない。
タブレーンに関連したクランクシャフトは、タブレーンの長手方向軸にほぼ垂直に配置されている。タブレーンに関連したクランクシャフトはまた、タブレーンのほぼ下に配置されており、それによって、クランクシャフトに関連した潤滑剤及び他の流体からの汚染が低減する。タブレーンキスブロックは、形成動作中に干渉を受けない。即ち、タブレーンのツーリングアセンブリのキスブロックと他の要素との間には隙間がある。さらに、タブレーンがエンドレーンから分離しているため、タブレーン内の力はエンドレーンのダイアセンブリには影響を及ぼさない。即ち、タブレーンのダイアセンブリをエンドレーンのダイアセンブリから分離することによって、摩耗及び裂開が低減する。
従って、開示及び特許請求される概念は、複数の細長いレーンセットを含む缶エンド変換システムを提供し、各レーンセットは、クランクシャフトと、連結アセンブリと、第1のツーリングアセンブリと、第2のツーリングアセンブリとを含んでいる。缶エンド変換システムは、各クランクシャフトに動作可能に結合されているマルチプレス駆動アセンブリをさらに含んでいる。各クランクシャフトは、細長い本体を含んでいる。各クランクシャフト本体の長手方向軸は、レーンセット長手方向軸にほぼ平行である。各クランクシャフトアセンブリは、クランクシャフトに回転可能に結合されている。各連結アセンブリは、第1のツーリングアセンブリに結合されている。各第2のツーリングアセンブリは、クランクシャフトに対してほぼ一定の位置に配置されている。従って、各クランクシャフトの回転は、第1のツーリングアセンブリが第2のツーリングアセンブリから離間した第1の位置と、第1のツーリングアセンブリが第2のツーリングアセンブリに隣接する第2の位置との間で、第1のツーリングアセンブリを動かす。シェル及びタブがコンバージョンプレスを通過すると、第1のツーリングアセンブリが第2の位置へと移動している最中に、形成動作が行われる。
好適な実施形態の以下の説明を、添付の図面と共に読むと、本発明を完全に理解することができる。
図1は、缶エンド変換システムの等角図である。 図2は、缶エンド変換システムの別の等角図である。 図3は、缶エンド変換システムの端面図である。 図4は、明確にするために1つのプレスユニットが取り外されている缶エンド変換システムの上面図である。 図5は、缶エンド変換システムの断面図である。 図6は、缶エンド変換システムの側断面図である。 図7は、明確にするために、選択したツーリング構成要素が取り外されているエンドプレスユニットの部分等角図である。 図8は、エンドプレスユニットの第1の側断面図である。 図9は、明確にするために、選択したツーリング構成要素が取り外されているエンドプレスユニットの第2の側断面図である。 図10は、明確にするために、選択したツーリング構成要素が取り外されているエンドプレスユニットの部分端面図である。 図11は、明確にするために、選択したツーリング構成要素が取り外されているタブプレスユニットの部分等角図である。 図12は、タブプレスユニットの第1の側断面図である。 図13は、明確にするために、選択したツーリング構成要素が取り外されているタブプレスユニットの第2の側断面図である。 図14は、明確にするために、選択したツーリング構成要素が取り外されているタブプレスユニットの部分端面図である。 図15Aは、変換システムを、従来技術のラムプレスと比較して示す上面図である。 図15Bは、変換システムを、従来技術のラムプレスと比較して示す正面図である。 図15Cは、変換システムを、従来技術のラムプレスと比較して示す側面図である。 図16は、変換システムを、従来技術のラムプレスに対して比較した図である。 図17は、コンバージョンプレスの代替の実施形態の上面図である。
説明を目的として、開示される概念の実施形態を、飲料/ビール缶の缶エンドに適用されるものとして説明するが、それらは、例えば、限定ではなく、ビール及び飲料以外の液体のための缶、及び食料缶のような他の容器にも利用され得ることは明らかであろう。
本明細書において図面に示し、以下の明細書において説明する特定の要素は、単に説明のみを目的とした非限定的な例として提供される、開示される概念の単に例示的な実施形態であることが理解されよう。それ故、本明細書において開示される実施形態に関係する特定の寸法、向き及び他の物理的特徴は、開示される概念の範囲に対する限定と解釈されるべきではない。
例えば、時計回り、反時計回り、左、右、上、下、上方、下方、及びそれらの派生語のような、本明細書において使用される方向を示す語句は、図面に示す要素の向きに関しており、明確に記載されていない限り、特許請求の範囲に対する限定ではない。
本明細書において使用されるように、「缶」及び「容器」という用語は、物(例えば、限定ではなく、液体、食料、任意の他の適切な物)を含むように構成されており、限定ではないが、食料缶、並びに、ビール及び炭酸飲料缶のような飲料缶を明示的に含む任意の既知の又は適切な容器を指すために、実質的に交換可能に使用される。
本明細書において使用されるように、「缶エンド」という用語は、缶を密封するために缶に結合されるように構成された蓋又はクロージャを指す。
本明細書において使用されるように、「マルチ出力(multi-out)」コンバージョンプレスは、シェルの2つ以上のレーンがサイクル中にタブに結合されているコンバージョンプレスである。
本明細書において使用されるように、「1つの」及び「その」などの単数形は、文脈が明瞭に別様に定めていない限り、複数への言及を含んでいる。
本明細書において使用されるように、2つ以上の部品又は構成要素が「結合」されているという記載は、連結が行われている限り、それらの部品が直接的に又は間接的に、即ち、1又は複数の中間部品又は構成要素を通じて接合されている、又は共に動作することを意味するものとする。本明細書において使用されるように、「直接的に結合」されているとは、2つの要素が互いに直に接していることを意味する。本明細書において使用されるように、「固定して結合」されている、又は「固定」されているとは、2つの構成要素が、互いに対して一定の向きを維持しながら一つとなって動くように結合されていることを意味する。
本明細書において使用されるように、2つ以上の部品又は構成要素が互いに「係合」しているという記述は、それらの部品が、直接的に、或いは1又は複数の中間部品又は構成要素を介して、互いに対して力を与えていることを意味するものとする。
本明細書において使用されるように、「一体の(unitary)」という単語は、構成要素が単一ピース又は単一ユニットとして作製されることを意味する。即ち、別個に作製されて、その後、ユニットとして共に結合されているピースを含む構成要素は、「一体の」構成要素又はボディではない。
本明細書において使用されるように、「幾つかの」という用語は、1又は2以上の整数(即ち、複数)を意味するものとする。
本明細書において使用されるように、「カップリングアセンブリ」は、2つ以上のカップリング又はカップリング構成要素を含んでいる。カップリング又はカップリングアセンブリの構成要素は一般的に、同じ要素又は他の構成要素の一部ではない。そのため、「カップリングアセンブリ」の構成要素は、以下の説明において同時に記載されていない場合がある。
本明細書において使用されるように、「カップリング」は、カップリングアセンブリの1つの要素である。即ち、カップリングアセンブリは、共に結合されるように構成されている少なくとも2つの構成要素、又はカップリング構成要素を含んでいる。カップリングアセンブリの要素は、互いに適合することが理解される。例えば、カップリングアセンブリにおいて、1つの結合要素がスナップソケットである場合、他方の結合要素はスナッププラグである。
本明細書において使用されるように、「対応する」とは、2つの構造的構成要素が、互いに同じようなサイズ及び形状にされており、最小量の摩擦で結合できることを示す。従って、ある部材に「対応する」開口は、部材が最小量の摩擦で開口を通過することができるように、部材よりも僅かに大きいサイズにされる。この定義は、2つの構成要素が共に「ぴったりと(snugly)」フィットするか又は「ぴったりと対応する」と言われる場合には変更される。その状況において、それらの構成要素のサイズ間の差は、さらにより小さく、それによって、摩擦の量は増大する。この定義は、2つの構成要素が「実質的に対応する」と言われる場合にさらに変更される。「実質的に対応する」とは、開口のサイズが、その中に挿入される要素のサイズに非常に近いことを意味する。即ち、一致したフィットのように相当の摩擦を引き起こすほど近くはないが、「対応するようにフィットする」よりは接触及び摩擦が大きく、即ち、「僅かにより大きく」フィットする。
「(動詞)するように構成されている」とは、特定の要素又はアセンブリが、特定の動詞を実施するような形状にされ、サイズにされ、そのように配置され、結合され、及び/又は設定されている構造を有することを意味する。例えば、「動くように構成されている」部材は、別の要素に対して可動に結合されており、部材が動くようにする要素を含んでいる。さもなくば、その部材は、他の要素又はアセンブリに応答して動くように構成されている。
缶エンド変換システム10、より具体的には、飲料及び食料用缶エンド変換システム10’が、図1〜図5に示されている。通常、変換システム10は、缶エンドシェル1’及びタブ2から缶エンド1を形成する。特に、容器産業において、変換済の(pre-converted)缶エンド1は、一般的に、缶エンドシェル1’又は単純にシェル1’と称される。そのような1つのシェル1’が送り装置21上に示されている(両方共、概略的に示されている)。本明細書において定義されるものとしては、「缶エンド」、「缶エンドシェル」及び「シェル」という用語は、交換可能に使用されてよい。さらに、以下で詳述するようにして、タブ2が形成されて、各シェル1’に結合される。
変換動作を実施するために利用される変換システム10が、図1〜図5に部分的に示されている。変換システム10は、ラムプレスを含んでいない。本明細書において使用されるように、「ラムプレス」は、スライド又は液圧ピストンの何れかによって誘導されるラムである。ある実施形態では、そのような「ラムプレス」は約250,000ポンドの圧縮負荷を生じるが、既知であるように、金属の缶エンドを形成するのに必要な負荷又は荷重は、ラムの質量及びスライド/ピストンの速度の関数である。さらに、変換システム10は、限定ではないが、オハイオ州所在のMinster又はスイス所在のBrudererによって製造され、図15A〜図15Cに示すようなプレスのような、当該技術分野において従来既知である「ラムプレス」を含んでいない。即ち、本明細書において使用されるように、「ラムプレス」は、2つの柱が取り付けられている基部から構成されている。2つの柱の上には、クラウンとして既知の、横材ハウジングがある。クラウンは、ラムと、ラムを上下に駆動する必要な連結部、典型的にはクランクとのアセンブリである。
変換システム10は、複数のプレスユニット12を含んでいる。図示のように、4つのプレスユニット12A、12B、12C、12Dがある。以下で詳述するように、4つのプレスユニット12A、12B、12C、12Dは、エンドプレス12A、12B、12Cとして特定される3つのエンドレーン20A、20B、20C(後述する)と、タブプレス12Dとして特定される1つのタブレーン20D(後述する)とを規定する。プレスユニット12は、モジュール式である。本明細書において使用されるように、「モジュール式」とは、1つの「モジュール式」装置を別の「モジュール式」装置と交換することができるように、ほぼ同じ一般的なサイズ及び形状を有する装置を意味する。プレスユニット12は、これらプレスユニット12を共に固定するように構成されているカップリングアセンブリ14を含んでいる。例示的な実施形態では、カップリングアセンブリ14は、1つ又は2つのプレスユニット12をハウジングアセンブリ30に結合するように構成されている連結ピン15を含んでいる。例示的な実施形態では、送り装置21もモジュール式である。即ち、各ユニット12は、送り装置21を含んでおり、又は、後述するように、タブプレス12Dについては、タブ供給アセンブリ23を含んでいる。
エンドプレスユニット12A、12B、12Cは、ほぼ同じであるので、1つのプレスユニットのみを以下においては説明する。各プレスユニット12は、ほぼ同様の要素を含むことは理解されよう。さらに、タブレーン20D及び連結アセンブリの方向を除いて、タブプレス12Dもエンドプレスユニット12A、12B、12Cと同様であって、別途注記しない限り、同様な要素を含んでいる。参照目的で、2つのプレスユニット12の要素を説明する必要がある場合、別個のプレスユニットの要素は文字によって識別される。さらに、各プレスユニット12の要素は「関連付けられている」。即ち、本明細書において使用されるように、「関連付けられている」とは、それらの要素が同じプレスユニット12の一部であり、共に動作し、又は、何らかの態様で互いに対して/一緒に作動することを意味する。プレスユニット12の外部の要素が、複数のプレスユニット12と関連付けられる場合がある。例えば、後述するように、マルチプレス駆動アセンブリ160が複数のプレスユニット12と関連付けられる。従って、例えば、第1のプレスユニット12Aの後述するクランクシャフト52A及び連結アセンブリ90Aは、「関連付けられて」互いと共に動作するが、第2のプレスユニット12Bのそれらの要素からは分離している。各プレスユニット12は、幾つかの細長いレーンセット20(又は、レーンセット20、若しくはレーン20)と、クランクシャフト52(図6〜図13)と、連結アセンブリ90(図6〜図13)と、第1のツーリングアセンブリ130と、第2のツーリングアセンブリ140(図8及び図12、概略的に図示)とを含んでいる。レーンセット20は、エンドレーン20A、20B若しくは20Cとして、又はタブレーン20Dとしてさらに特定され得る。図示されていない例示的な一実施形態では、エンドプレスユニット12は、別個のハウジングアセンブリ(図示せず)をさらに含んでいる。例示的な実施形態では、プレスユニット12A、12B、12C、12Dは、共通のハウジングアセンブリ30内に配置される。例示的な実施形態では、詳細に後述するように、マルチプレス駆動アセンブリ160が、複数のプレスユニット12と関連付けられる。
本明細書において使用されるように、「レーン」は、その上をシェル1’又はタブ2が通る経路であって、第1のツーリングアセンブリ130によって、より詳細には「レーン」上に配置されている第1のレーンダイ131によって、そして、第2のツーリングアセンブリ140によって、より詳細には「レーン」の下に配置されている第2のレーンダイ141によって概して規定される。即ち、各レーンセット20は、第1のツーリングアセンブリ130及び第2のツーリングアセンブリ140と、他の部分的構成要素及び要素とを含んでおり、他の部分的構成要素及び要素は、形成動作の間、それらの上をシェル1’又はタブ2が移動する経路を規定する。これらの要素は詳細に後述する。「レーンのセット」は、同じ第1のツーリングアセンブリ130及び第2のツーリングアセンブリ140によって規定される幾つかのレーン20があることを意味する。即ち、例示的な実施形態(図示せず)において、第1のツーリングアセンブリ130及び第2のツーリングアセンブリ140の単一の対は、複数のレーンダイ131、141を含んでおり、複数のレーン20を規定する。別の例示的な実施形態と以下で説明する実施形態とにおいて、各プレスユニット12は単一のレーン20を含んでいる。レーン20は細長いので、各レーン20A、20B、20C、20D(図示の通り)は、長手方向軸22A、22B、22C、22Dを有する。後述するように、エンドレーンの長手方向軸22A、22B、22Cは概して互いに平行である。タブレーンの長手方向軸22Dは、エンドレーンの長手方向軸22A、22B、22Cに対してほぼ垂直に延びる。
各エンドレーン20A、20B、20Cに関連した送り装置21(図2)がある。各送り装置21は、幾つかのワークピースを、即ち、缶エンドシェル1’を漸進的に(progressively)前進させる、又は「割り送りする」ように構成されている。即ち、本明細書において使用されるように、「漸進的に前進させる」又は「割り送りする」とは、後述するように、プレスシステム10の各サイクルの間、送り装置21が、ワークピースを所定の距離だけ前方に動かすことを意味する。さらに後述するように、プレスシステム10は、幾つかのツールステーション150を含んでいる。例示的な実施形態では、送り装置21は、各サイクルの間に1つのツールステーション150分だけ、各ワークピースを前進させる。
さらに、タブレーン20Dは、例示的な実施形態では、タブ供給アセンブリ23を含んでいる。タブ供給アセンブリ23は、プッシュタブフィーダ24及びプルタブフィーダ26を含んでいる。プッシュタブフィーダ24は、タブレーン20Dの「上流」に、即ち、タブ供給材料(feed stock)がタブレーン20Dに入る前の場所に配置されている。プルタブフィーダ26はタブレーン20Dの「下流」に、即ち、タブ供給材料がタブレーン20Dを出た後の場所に配置されている。プッシュタブフィーダ24及びプルタブフィーダ26の両方は、タブレーン20Dを通じてタブ供給材料を前進させるように構成されている。さらに、プッシュタブフィーダ24及びプルタブフィーダ26の各々は、カム割り送りギアボックス(図示せず)を駆動するサーボモータ(図示せず)を含んでいる。サーボモータは、カム割り送りギアボックスを用いて、タブ供給材料と、その形成後のタブとを同期して前進させるように構成されている。即ち、タブ供給材料は、シェル1’がエンドレーン20A、20B、20Cを通って前進する速度とほぼ同じ速度で、タブレーン20Dに沿って前方に割り送りされる。さらに、例示的な実施形態では、スクラップチョッパアセンブリ28がプルタブフィーダ26に隣接して配置又は結合されている。スクラップチョッパアセンブリ28は、タブレーン20Dを出る残余のタブ供給材料を切断し、又は他の様態で切り落とすように構成されている。送り装置21及びタブ供給アセンブリ23は一般的に、後述するように、第1のツーリングアセンブリ130が第2の位置から第1の位置に動いている時間中に動作することが理解される。
例示的な実施形態では、ハウジングアセンブリ30は、幾つかの側壁32、幾つかの床取付部34と、幾つかの固定取付板36とを含んでいる。例示的な実施形態では、ハウジングアセンブリ30は、4つの側壁32を有する略矩形の断面を有する。側壁32は、幾つかの開口38(図示されているカバープレートの後ろ)を含んでよく、それらは、ハウジングアセンブリ30によって規定される封止された空間に対するアクセスを提供する。床取付部34は、側壁32の下にてハウジングアセンブリ30の各隅に配置されており、側壁は床取付部に結合、直接的に結合、又は固定されている。各固定取付板36は、例示的な実施形態では、略水平な面内に配置されている平坦部材である。各固定取付板36は、ハウジングアセンブリ側壁32の上端に結合されているか、直接的に結合又は固定されている。各取付板36はまた、個々のプレスユニット12A、12B、12C、12Dの一部であるとも考えられることに留意のこと。即ち、プレスユニット12が取り外される又は交換される場合にて、取付板36はプレスユニット12に留まる。さらに、各第2のツーリングアセンブリ140は、例示的な実施形態では、関連する取付板36に結合、直接的に結合、又は固定されている。図示されていない別の例示的な実施形態では、ハウジングアセンブリ30は、幾つかのフレーム部材を含んでおり、それらフレーム部材は、様々な動作可能に結合されている要素及び第2のツーリングアセンブリ140を支持するためのフレームアセンブリを形成する。
駆動アセンブリは、出力シャフトを有するモータを含んでいる。モータは、出力シャフトに回転運動を与え、図示していない一実施形態では、出力シャフトは、後述するクランクシャフト52に直接的に結合されている。同じく図示していない別の例示的な実施形態では、駆動アセンブリは、限定ではないが、ベルト、タイミングベルト又はチェーンのような張力部材(tension member)をさらに含んでいる。図示していない例示的な実施形態では、駆動アセンブリは、出力シャフトに選択的に固定される駆動ホイールをさらに含んでいる。即ち、駆動ホイールは、シャーピンによって出力シャフトに固定される。シャーピンは、所定レベルの力又は回転トルクでせん断するように構成されている。後述するように、そのような事態の間、反回転力がクランクシャフト52に加えられ、その力がシャーピンの所定レベルの力又は回転トルクを超えることを前提として、シャーピンはせん断し、出力シャフトとクランクシャフト52との間の動作可能な結合を破断する。張力部材は、出力シャフトからクランクシャフト52へと回転運動を伝達するために、出力シャフト、より詳細には駆動ホイールとクランクシャフトとの間で延びている。即ち、駆動アセンブリは、クランクシャフト52に「動作可能に結合されている」。本明細書において使用されるように、「動作可能に結合されている」とは、1つの要素における運動が別の要素に伝達されることを意味する。ハウジングアセンブリ30に対するモータの位置は選択可能であり、例えば、複数のプレスユニットが互いに隣接して配置されており、各々がそれ自体のモータ(図示せず)を有する場合、各モータは、例えば、レーン20に沿って配置されてもよいことに留意のこと。
図示されている例示的な実施形態では、図1〜図2に示されているマルチプレス駆動アセンブリ160は、複数のプレスユニット12A、12B、12C、12Dと関連付けられている。即ち、マルチプレス駆動アセンブリ160は、出力シャフト164を有するモータ162と、出力シャフト302を有するクラッチ/ブレーキアセンブリ300と、直接駆動連結アセンブリ166とを含んでいる。直接駆動連結アセンブリ166は、後述するクラッチ/ブレーキアセンブリ300を介してモータ162に動作可能に結合されている。即ち、モータ出力シャフト164の回転運動は、直接駆動連結アセンブリ166、より詳細には、連結シャフト170に伝達される。
直接駆動連結アセンブリ166は、幾つかの連結シャフト170及びギアボックス172を含んでいる。プレスユニット12A、12B、12C、12D毎に1つの直角マイターギアボックス(right angle miter gearbox)172がある。各ギアボックス172は、対向する両側から延びる2つの連結シャフト170を含んでいる。各連結シャフト170及びクラッチアセンブリ出力シャフト302は、選択可能カップリング174を含んでいる。各選択可能カップリング174は、別の選択可能カップリング174に選択可能に(即ち、取り外し自在に)固定されて結合されるように構成されている。図示のように、選択可能カップリング174は互いに結合されており、それによって、連結シャフト170が、隣接するギアボックス172の連結シャフト170に、又は、クラッチアセンブリ出力シャフト302に結合される。この構成では、連結シャフト170は、互いに、及び、出力シャフト164に、固定されて結合される。即ち、連結シャフト170及びクラッチアセンブリ出力シャフト302は共に回転する。
各ギアボックス172は、図4に示すように、プレスシャフト176及びピニオンギア178をさらに含んでいる。各プレスシャフト176は略水平に、連結シャフト170の回転軸に対して約90度の角度で延びている。各ギアボックス172内には、変換連結部(図示せず)があって、連結シャフト170の回転運動を各プレスシャフト176における回転運動に変換する。即ち、例示的な実施形態では、各ギアボックス172内には、幾つかのマイターギア(図示せず)があって、1つの回転軸を中心とした連結シャフト170の回転運動を、例示的な実施形態では垂直である別の軸又は回転回りのプレスシャフト176の回転に変換するように構成されている。各ギアボックスピニオンギア178は、関連するプレスシャフト176に結合、直接的に結合、又は固定されている。図6に示すように、各ギアボックスピニオンギア178は、後述するように、クランクシャフトピニオンギア63と動作可能に係合する。この構成では、各プレスユニット12は直接駆動連結アセンブリ166から容易に分離される。即ち、プレスユニット12をハウジングアセンブリから取り外すことによって、ギアボックスピニオンギア178及びクランクシャフトピニオンギア63も分離される。
上述したように、プレスユニット12A、12B、12C、12Dはほぼ同じである。エンドプレスユニット12Aを図6〜図9に示し、タブプレスユニット12Dを図10〜図13に示す。同様の参照符号は、同様の要素を特定する。各クランクシャフトアセンブリ50は、クランクシャフト52と、クランクシャフト取付アセンブリ54と、カウンタウェイトアセンブリ56とを含んでいる。各クランクシャフト52は、回転軸62(本明細書においてはクランクシャフト長手方向軸62としても特定される)を有する細長い概して円筒形の本体60と、一方の端部にあるピニオンギア63と、幾つかのオフセット軸受64とを含んでいる。クランクシャフトピニオンギア63は、ギアボックスピニオンギア178に対応し、即ち、動作可能に結合されるように構成されており、ギアボックスピニオンギアに動作可能に結合されている。従って、モータ162の回転運動は、各クランクシャフト52に伝達される。オフセット軸受64は、ほぼ円筒形の表面66を含んでいる。従って、オフセット軸受64の各々は中心軸を有する。オフセット軸受64の中心軸は、クランクシャフト本体の回転軸62からずれている。さらに、オフセット軸受64は、ほぼ同じ半径方向にずれている。即ち、例示的な実施形態では、オフセット軸受64の中心軸はほぼ揃えられている(即ち、同じ線上に配置されている)。クランクシャフト取付アセンブリ54は、離間した2つの取付ブロック70、72を含んでいる。各クランクシャフト取付ブロック70、72は、ほぼ円形の開口74を規定している。例示的な実施形態では、軸受76は、各クランクシャフト取付ブロックの開口74に配置される。さらに、例示的な実施形態では、クランクシャフト取付ブロック70、72は、固定取付板36の下側に結合、直接的に結合、又は固定されている。
クランクシャフト52は、クランクシャフト取付アセンブリ54に回転可能に結合されている。即ち、例示的な実施形態では、クランクシャフト本体60の端部はクランクシャフト取付ブロック70、72内に配置されており、回転可能に結合されている。エンドプレスユニット12A、12B、12Cにおいて、クランクシャフト52は、クランクシャフトの長手方向軸62が関連するエンドレーンの長手方向軸22とほぼ平行であるように向けられている。上述したように、各クランクシャフト52と、例示的な実施形態では、各クランクシャフトピニオンギア63とは、ギアボックスピニオンギア178に動作可能に結合されている。さらに、各プレスシャフト176は、クランクシャフト本体回転軸62にほぼ揃えられており、即ち、平行である。従って、モータ162の回転運動は、各クランクシャフト52に伝達される。
上述したように、タブプレスユニット12Dは、エンドプレスユニット12A、12B、12Cと同様の要素を含んでいる。さらに、タブプレスユニットのクランクシャフト52Dは、プレスユニットのクランクシャフト回転軸62A、62B、62Cにほぼ平行である長手方向軸62Dを有する。しかしながら、タブプレスユニットのクランクシャフト長手方向軸62Dは、タブプレスレーンのタブレーンの長手方向軸22Dに対してほぼ垂直に延びる。さらに、後述するタブプレスユニットのキスブロック138D、148Dは、形成動作中に負荷を受けない。
クランクシャフトのカウンタウェイトアセンブリ56は、おもり80及び支持部材82を含んでいる。クランクシャフトのカウンタウェイトアセンブリの支持部材82は、上端84及び下端86を有する。支持部材上端84は、例示的な実施形態では、ほぼ円形の開口である回転カップリングを規定する。軸受88が、支持部材上端84の開口に配置されてよい。オフセット軸受64でなく、クランクシャフト本体60の中間部分が、支持部材上端84に回転可能に配置される。支持部材下端86は、おもり80に結合、直接的に結合、又は固定されている。おもり80は、ハウジングアセンブリ30の下側壁32の上方に配置される。即ち、おもり80はクランクシャフト52によって懸垂され、そのため、おもり80はクランクシャフト52を下向きに付勢する。この構成では、クランクシャフト52は、オフセット軸受64がクランクシャフト本体の回転軸62を中心とした円状経路で移動することによって、クランクシャフト本体の回転軸62を中心として回転するように構成されている。
連結アセンブリ90は、クランクシャフト52と第1のツーリングアセンブリ130の間の機械的連結をもたらす。連結アセンブリ90は、クランクシャフト52、より詳細にはオフセット軸受64に回転可能に結合されており、オフセット軸受64の回転運動を、第1のツーリングアセンブリ130の垂直往復運動に変換する。連結アセンブリ90は、幾つかの駆動ロッド92と、取付プラットフォーム94と、幾つかのガイドピン96とを含んでいる。例示的な実施形態では、オフセット軸受64毎に1つの駆動ロッド92がある(図示のものでは2つ)。各駆動ロッド92は、第1の端部100及び第2の端部102を有する。各駆動ロッド端部100、102は、ほぼ円形の開口を規定する。軸受64は、駆動ロッド端部100、102の開口に配置され得る。駆動ロッドの各第1の端部100は、オフセット軸受64に回転可能に結合されている。駆動ロッドの第2の端部102については後述する。
連結アセンブリの取付プラットフォーム94は、平坦部材110と、幾つかの取付ブロック112とを含んでいる。例示的な実施形態では、連結アセンブリの取付プラットフォームの平坦部材110は、矩形平坦部材110である。図示のように、駆動ロッド92あたり1つの連結アセンブリの取付ブロック112がある。各連結アセンブリの取付ブロック112は、連結アセンブリの取付プラットフォームの平坦部材110の一方の平坦な側(図示のものでは下側)に結合、直接的に結合、又は固定されている。各連結アセンブリ取付ブロック112は、軸114を含んでいる。各連結アセンブリ軸114は、駆動ロッドの第2の端部102に回転可能に結合されている。即ち、各軸114は、駆動ロッドの第2の端部102を通って延びている。連結アセンブリ取付プラットフォーム94は、重量を追加するために追加の部材を含んでもよい。即ち、連結アセンブリの取付プラットフォーム94はまた、平衡錘としても作用する。
これまで説明してきた構成において、クランクシャフト本体回転軸62を中心としたクランクシャフト52の回転によって、オフセット軸受64がクランクシャフト本体回転軸62を中心とした円状経路で動かされる。この動きは、駆動ロッド92に略垂直の動きを付与する。駆動ロッドの各第1の端部は、それが取り付けられているオフセット軸受64のクランクシャフト本体回転軸62を中心とした円状経路に従うが、駆動ロッド92の全体的な動きは、概して垂直往復運動であることが理解される。従って、連結アセンブリの取付プラットフォーム94は、上側位置と下側位置の間で往復運動する。
ガイドピン96は各々、第1の端部122及び第2の端部124を有する細長い本体120を有する。例示的な実施形態では、4つのガイドピン96がある。各ガイドピン96、より詳細にはガイドピンの各第1の端部122は、連結アセンブリの取付プラットフォームに平坦部材110の上側に結合、直接的に結合、又は固定されている。例示的な実施形態では、ガイドピン96は、矩形パターンで配置されている。ガイドピン96はほぼ垂直に延びている。図示のように、ガイドピン96は固定取付板36を通過する。そのため、固定取付板36は、例示的な実施形態では、各ガイドピン96のためのガイドピン通路37を含んでいる。さらに、各ガイドピン通路37は、ガイドスリーブ35及びガイドスリーブ軸受33を含んでよい。この構成において、ガイドピン96は、取付プラットフォーム94と共に往復運動する。
第1のツーリングアセンブリ130及び第2のツーリングアセンブリ140は、缶エンド1を形成して、それにタブ2を結合するために共に動作する。第1のツーリングアセンブリ130は、ほぼ平坦な支持部材129と、細長い第2のレーンダイ131と、第1のダイシュー132とを含んでいる。第1のツーリングアセンブリの支持部材129は、略水平である、関連する取付板36にほぼ平行に向けられている。第1のレーンダイ131は、幾つかの第1のツーリング構成要素134を含んでいる。第2のツーリングアセンブリ140は、細長い第2のレーンダイ141と、第2のダイシュー142とを含んでいる。第2のレーンダイ141は、幾つかの第2のツーリング構成要素144を含んでいる。第1のレーンダイ131及び第2のレーンダイ141は互いに対向して配置されており、互いに向き合っている。即ち、第1のレーンのダイシュー132は、第1のツーリングアセンブリの支持部材129の内(下)面に結合、直接的に結合、又は固定されている。第1のレーンダイ131は、第1のレーンのダイシュー132に結合、直接的に結合、又は固定されている。同様に、第2のレーンのダイシュー142は、取付板36の内(下)面に結合、直接的に結合、又は固定されている。第2のレーンダイ141は、第2のレーンのダイシュー142に結合、直接的に結合、又は固定されている。本明細書において使用されるように、ツーリングアセンブリの支持部材129及び取付板36の「内」面は、互いに向き合う側である。
上述したように、第1のレーンダイ131及び第2のレーンダイ141は、レーン20を規定する。第1のツーリングアセンブリ及び第2のツーリングアセンブリは、別の例示的な実施形態では、ダイホルダ(図示せず)及びダイベッド(図示せず)をさらに含んでいる。ダイベッドは、例示的な実施形態では、平坦部材であり、ダイホルダは、レーンダイ131、141のための取付部である。ダイシュー132、142は、ダイベッドとレーンダイ131、141との間に配置される。別の例示的な実施形態では、第1のツーリングアセンブリ及び第2のツーリングアセンブリは、ダイシュー132、142を含んでいない。これは、ダイシュー132、142が、形成動作からの衝撃をダイベッドにわたって拡散させ、それによって摩耗を低減するように構成されているため、可能である。上述したように、変換システム10は、負荷が低減されて動作し、それによって、ダイシュー132、142の必要性を改善する。
プレスユニット12に関連した負荷が低減することにある程度起因して、第1のツーリングアセンブリ130は、ラムプレス200のツーリングアセンブリに一般的に必要とされる要素を含んでいないことにさらに留意のこと。例えば、ラムプレス200のツーリングアセンブリは、ラムプレスガイドピンを有するダイセット(又はダイシュー)を利用する。そのようなラムプレスガイドピンは一般的に、約10インチの直径を有しており、第1のツーリングアセンブリ130に相当の重量を追加する。ラムプレスガイドピンの重量は、ラムプレスに増大した負荷及び転倒モーメントを追加する。さらに、ラムプレスのための駆動部は、ラムプレスガイドピンを動かすために追加の動力を与えなければならない。そのようなラムプレスガイドピンは、本発明の第1のツーリングアセンブリ130の一部ではない。それ故に、本発明の第1のツーリングアセンブリ130は、ラムプレスの第1のツーリングアセンブリよりも軽量である。これは、更に、変換システム10の他の要素がそれほど頑丈でなく、それ故に、また軽量でもあることを可能にする。
後述するように、エンドプレスユニット12A、12B、12Cは、関連するクランクシャフト本体の回転軸62を中心としてほぼ対称である負荷及び転倒モーメントを受ける。エンドレーン支持部材129A、129B、129Cは各々、幾つかの平坦部材192を含む支持構造190A、190B、190Cを含んでいる。平坦部材は、ツーリングアセンブリ支持部材129の外面に結合、直接的に結合、又は固定されている。平坦部材192の面は、エンドレーン支持部材129A、129B、129Cの面にほぼ垂直に延びている。エンドプレスユニット12A、12B、12Cの負荷及び転倒モーメントは、関連するクランクシャフト本体の回転軸62を中心としたほぼ対称なパターンに配置されるため、エンドプレスユニット支持構造190A、190B、190Cもまた、関連するクランクシャフト本体の回転軸62を中心として対称である。即ち、図示のように、支持構造190A、190B、190Cは、面が関連クランクシャフト本体の回転軸62にほぼ平行になって配置されている3つの平坦部材192と、面が関連クランクシャフト本体の回転軸62にほぼ垂直になって配置されている2つの平坦部材192とを含んでいる。
後述するように、タブレーン20Dは、関連するクランクシャフト本体の回転軸62にほぼ垂直に配置されている。そのため、タブプレスユニット支持構造190Dは非対称である。即ち、タブプレスユニット支持構造190Dもまた、タブレーン支持部材129Dの面にほぼ垂直に延びる面を有する幾つかの平坦部材192を含んでいる。しかしながら、タブプレスユニット支持構造190Dは、非対称パターンに配置される。
ツーリング構成要素134、144は協働する。協働するツーリング構成要素134、144は、本明細書において使用されるように、2つのツーリング構成要素134、144がワークピースを成形するために共に動作することを意味する。例えば、パンチ及びダイが、2つの協働するツーリング構成要素である。従って、第1のツーリング構成要素134毎に、協働する第2のツーリング構成要素144がある。そのため、ツーリング構成要素134、144は、まとめて「協働するツーリング構成要素の対」又は「ツールステーション150」として特定される場合がある。変換システム10は、例えば、限定ではなく、リベット形成、パネル形成、スコアリング、エンボス加工、及び/又は最終ステーキングのような任意の様々な所望の動作を実施するように構成されている任意の既知の又は適切な数及び/又は構成のツールステーション150を有してもよいことが理解されるであろう。利用可能なツールステーションの追加の非限定的な例は、例えば、米国特許第7,270,246号明細書に記載されている。
第1のツーリング構成要素134は、第1のダイシュー132に結合、直接的に結合、又は固定されている。第1のツーリング構成要素134は、直列に、即ち、ほぼ直線経路に沿って配置されている。第2のツーリング構成要素144は、第2のダイシュー142に結合、直接的に結合、又は固定されている。第2のツーリング構成要素144は、直列に、即ち、ほぼ直線経路に沿って配置されている。第1のダイシュー132は、第2のダイシュー142の上に配置されており、垂直に動くように構成されている。協働する対のツーリング構成要素134、144は、互いに対向して配置されていることが理解される。従って、第1のツーリングアセンブリ130は、第1のツーリングアセンブリ130が第2のツーリングアセンブリ140から離間した第1の位置と、第1のツーリングアセンブリ130が第2のツーリングアセンブリ140に隣接する第2の位置との間で移動する。第2の位置において、第1のツーリングアセンブリ130は十分に第2のツーリングアセンブリ140に近くて、上から下への動き(即ち、第1の位置から第2の位置への動き)の間、協働するツーリング構成要素134、144の対は、缶エンドシェル1’又はタブ2と係合し、それに対して形成動作を実施する。第1のツーリングアセンブリ130が第2の位置にある場合に形成動作が行われると考えられてもよいが、実際には、形成動作は、ちょうど第1のツーリングアセンブリ130が第2の位置に向かって動く際に行われることが理解される。さらに、上述したように、協働するツーリング構成要素134、144の対が配置される経路がレーン20を規定する。従って、協働するツーリング構成要素134、144は、レーン20で直列に配置される。さらに、例示的な実施形態では、第1のツーリングアセンブリ130、より詳細には第1のダイシュー132は、水平面内でほぼ矩形の断面を有する。
ガイドピン96は、連結アセンブリの取付プラットフォームの平坦部材110と第1のダイシュー132との間に延びている。従って、各ガイドピン96は、取付プラットフォーム94及び第1のツーリングアセンブリ130に結合、直接的に結合、又は固定されている。第2のダイシュー142は、固定取付板36の上側に結合、直接的に結合、又は固定されている。この構成において、第2のツーリングアセンブリ140は、クランクシャフト52に対してほぼ静止しており、第1のツーリングアセンブリ130は、クランクシャフト52に対してほぼ垂直に動く。即ち、上述したように、駆動ロッド92の動きが、取付プラットフォーム94に垂直往復運動を付与する。取付プラットフォーム94の動きが、ガイドピン96を介して第1のツーリングアセンブリ130に垂直運動を付与する。言い換えれば、この構成において、第1のツーリングアセンブリ130はハウジングアセンブリ30に可動に結合されており、第2のツーリングアセンブリ140はハウジングアセンブリ30に結合されている。第1のツーリングアセンブリ130が往復運動する度に、プレスユニット12は、1つのサイクルを完了する。
さらに、この構成において、マルチプレス駆動アセンブリ160及び直接駆動連結アセンブリ166は、互いに動作可能に結合されている。さらに、駆動連結アセンブリ166は、各プレスユニットのクランクシャフト52に動作可能に結合されている。各プレスユニット12A、12B、12C、12Dにて、以下の要素、即ち、クランクシャフト52、連結アセンブリ90、及び第1のツーリングアセンブリ130は全て、互いに動作可能に結合されている。従って、マルチプレス駆動アセンブリ160の動きは、各第1のツーリングアセンブリ130に伝達される。
上述したように、第1のツーリングアセンブリ130は、ほぼ矩形の断面を有しており、ガイドピン96は、例示的な実施形態では、矩形パターンで配置される。上述したように、クランクシャフト52は、クランクシャフトの長手方向軸62が関連するレーンの長手方向軸22とほぼ平行であるように向けられている。この構成において、第1のツーリングアセンブリ130に作用する負荷は、複数のレーンに対して単一のラムを使用するプレスよりも転倒モーメントが少ない。この構成は、連結アセンブリ90の要素の歪みをさらに低減する。
上述したように、4つのプレスユニット12A、12B、12C、12Dはほぼ同じであるが、顕著な例外は、タブレーン20Dの方向、及び、タブプレスのキスブロック138D、148D(後述)に対する負荷がないことである。即ち、3つのエンドレーン20A、20B、20Cは、クランクシャフト本体の回転軸62とほぼ揃えられており、例示的な実施形態では、エンドレーンの長手方向軸22A、22B、22Cは、関連するクランクシャフト本体の回転軸62の上に配置されて、関連するクランクシャフト本体の回転軸62とほぼ揃えられている。タブレーンの長手方向軸22Dは、エンドレーンの長手方向軸22A、22B、22Cに対してほぼ垂直に延びている。これは、タブレーンの長手方向軸22Dが、関連するクランクシャフト本体の回転軸62にほぼ垂直に延びることを意味する。さらに、これは、タブプレスの第1のツーリングアセンブリ130及び第2のツーリングアセンブリ140、並びに、第1のダイレーンダイ131及び第2のダイレーンダイ141が、関連するクランクシャフトの本体回転軸62にほぼ垂直に延びるタブレーン20を規定することを意味する。異なる向きで生じる更なる力及び転倒モーメントに対応するために、タブレーン支持部材129Dは、上述したように非対称である。
上述したように、各レーンダイ132、141は、例示的な実施形態では、8つのツールステーション150を含む順送りダイである。プレスのサイクル毎に、シェル1’は送り装置21によって1つのツールステーション150へ、その後、次のツールステーション150へと動かされる。各ステーションで行われる作業は異なり、それ故、各ステーションの負荷は異なる。例示的な実施形態では、最初の3つのツールステーション150がリベットを形成し、レーンダイ131、141における負荷のほぼ半分を生じる。各ツールステーションの負荷は、大きくて約10,000ポンドまで、小さくて約100ポンドまで及び得る。
例示的な実施形態では、エンドプレスユニットの第1のツーリングアセンブリ130A、130B、130Cと、第2のツーリングアセンブリ140A、140B、140Cとは、形成動作中の負荷に加えて前負荷を受ける第1のキスブロック138A、138B、138C及び第2のキスブロック148A、148B、148Cとして示されている幾つかのキスブロックをさらに含んでいる。例示的な実施形態では、各ダイシュー132A、132B、132C、142A、142B、142Cと各ツーリング構成要素134A、134B、134C、144A、144B、144Cとの間に配置されている1つのキスブロック13A、13B、13C、14A、14B、14Cがある。開示されている構成、即ち、エンドレーン20A、20B、20Cに関連したツーリング構成要素134A、134B、134C、144A、144B、144Cを駆動するクランクシャフト52を有する構成において、キスブロック138A、138B、138C、148A、148B、148Cは、約0.002インチだけ歪められる。従って、キスブロック138A、138B、138C、148A、148B、148Cが生じる反力は、プレスラムを利用するシステムによって必要とされる反力よりも大幅に小さい。変換システム10について、コンバージョンプレスとは対照的に、第1のキスブロック138A、138B、138Cと第2のキスブロック148A、148B、148Cとは、第1のツーリングアセンブリ130A、130B、130Cの往復運動の間に、約0.001と0.004インチの間歪められ、又は例示的な実施形態では、約0.002インチ歪められるように構成されている。ここでも、タブレーンキスブロック138D、148Dは、エンドレーンキスブロック138A、138B、138C、148A、148B、148Cと同様には負荷を受けないことに留意のこと。
さらに、マルチプレス駆動アセンブリ160に動作可能に結合されているクランクシャフト52A、52B、52C、52Dの相対位置は、例示的な実施形態では異なっている。即ち、クランクシャフト52A、52B、52C、52Dの向きは互いからずれており、それによって、形成動作中にて、特定の時点にて1つのプレスユニットのみが係合する。そのようなオフセットクランクシャフト52を有する変換システム10は、本明細書において使用されるように、第1のツーリングアセンブリ130及び第2のツーリングアセンブリ140に独立して、順次負荷をかけるように構成されている。即ち、一度に1つのみのプレスユニット12の第1のツーリングアセンブリ130が、第2の位置にある。この構成では、マルチプレス駆動アセンブリモータ162は、後述するプレスラム200におけるものよりも小さいモータである。その上、3出力変換システム10を含むマルチ出力変換システム10のマルチプレス駆動アセンブリモータ162は、約5〜25トン、又は約15トンの最大負荷をもたらすように構成されてよい。即ち、第1のツーリングアセンブリ130が第2の位置に向かって移動すると、各クランクシャフト52によって加えられる負荷は、モジュールあたり約5トン〜25トン、又は約15トンとなる。従って、3出力変換システム10を用いたこの実施形態では、マルチプレス駆動アセンブリモータ162は、約60トンの負荷をもたらす。別の実施形態では、クランクシャフト52A、52B、52C、52Dは、ほぼ同じ向きであり、全ての第1のツーリングアセンブリ130A、130B、130C、130Dは、互いとほぼ同期して動く。
例示的な実施形態では、クランクシャフト52A、52B、52C、52Dの相対位置は逐次的にずれている。例えば、オフセット軸受64が一番上、即ち12:00(12時)の位置にある場合、クランクシャフト52は第1の位置にある。「時」位置を使用した位置の記述は、広くクランクシャフト間の相対オフセットを表し、限定ではないことに留意のこと。オフセット軸受64(後述)が一番下、即ち6:00(6時)の位置にある場合、クランクシャフト52A、52B、52C、52Dは第1の位置から第2の位置へと回転する。これらのオフセットは、図5には示されていないことに留意のこと。
例示的な実施形態では、第1のプレスユニットのクランクシャフト52Aが第1の位置(12:00時の位置)にある場合、第2のプレスユニットのクランクシャフト52Bは、第1の位置のすぐ後ろ、例えば、11:00時に位置付けられる。「後ろ」とは、クランクシャフト52が動いている向きに関連している。言い換えれば、第2のプレスユニットのクランクシャフト52Bの向きは、第1のプレスユニットのクランクシャフト52Aの向きからずれている。クランクシャフト52の「向き」は、クランクシャフト回転軸62についての向きに関しており、何らかの他の点、線又は面に対するクランクシャフト52の向きではないことが理解される。例示的な実施形態では、第2のプレスユニットのクランクシャフト52Bは、約1〜44度、又は、約2〜30度、又は、約5〜20度、又は約10度、第1のプレスユニットのクランクシャフト52Aの「後ろ」にずれている。即ち、第2のプレスユニットのクランクシャフト52Bは、第1のプレスユニットのクランクシャフトの位置の後ろの方向にずれている。第3のプレスユニットのクランクシャフト52Cは、同様に、第2のプレスユニットのクランクシャフト52Bからずれており、例えば、10:00時の位置にあり、第4のプレスユニットのクランクシャフト52Dは、同様に、第3のプレスユニットのクランクシャフト52Cからずれており、例えば、9:00時の位置にある。この構成において、第1のプレスユニットのクランクシャフト52Aが第1の位置から外れて第2の位置に向かって動くと、第2のプレスユニットのクランクシャフト52Bは第1の位置に向かって動く。その後、第2のプレスユニットのクランクシャフト52Bが第1の位置から外れて第2の位置に向かって動くと、第3のプレスユニットのクランクシャフト52Cは第1の位置に向かって動き、以下同様である。
さらに、例示的な実施形態では、第4のプレスユニットのクランクシャフト52Dが第2の(6:00時)位置を過ぎて動くと、クランクシャフト52A、52B、52C、52Dの何れも第2の位置には無くて、又は、第2の位置に向って動いていない。従って、送り装置21は、後述するツーリングアセンブリ130、140からの干渉を受けることなく、缶シェル1’を前進させることができる。別の例示的な実施形態では、第4のプレスユニットのクランクシャフト52Dがちょうど第2の(6:00時)位置を過ぎて動くと、第1のプレスユニットのクランクシャフト52Aは第2の位置に向かって動いている。
クランクシャフト52A、52B、52C、52Dが回転すると、関連する第1のツーリングアセンブリ130A、130B、130C、130Dは、第1のツーリングアセンブリ130が第2のツーリングアセンブリ140から離間した第1の位置と、第1のツーリングアセンブリ130が第2のツーリングアセンブリ140に隣接する第2の位置との間で、垂直に往復運動する。従って、クランクシャフト52A、52B、52C、52Dの向きが互いに対してずれていると、各プレスユニットの第1のツーリングアセンブリ130の動きは、他のプレスユニット12から時間的に僅かにずれている。例えば、この構成では、一度に1つのプレスユニット12のみが第2の位置にあり、言い換えれば、何れの2つのプレスユニットの第1のツーリングアセンブリ130も、同時に第2の位置にはない。
第1のツーリングアセンブリ130が第2の位置に向かって動くと、形成動作が行われる。従って、第1のツーリングアセンブリ130が第2の位置に向かって動くと、プレスユニット12に反力が作用する。従って、プレスユニット12がそれらの第1のツーリングアセンブリ130を第2の位置に向かって順次、独立して動かすと、変換システム10は、順次的な個別の負荷及び反力にさらされる。従って、一度に複数のレーン20によって生じる反力を克服しなければならず、単一のラムを使用するコンバージョンプレスとは異なり、変換システム10は、時間にわたって反力を分割する。従って、マルチプレス駆動アセンブリ160は、後述するラムプレス200と同じ力を生じることを必要とされない。
従って、例示的な構成において、マルチプレス駆動アセンブリ160並びに各プレスユニット12A、12B、12C、12D及びそれらの要素が受ける負荷、転倒モーメント、キスブロックの歪み、及び応力が低減する。これによって、更に、ラムが同時に複数のダイを作動させるプレスユニットよりも、様々な要素を小さく軽量にすることが可能になる。即ち、マルチプレス駆動アセンブリ160及び各プレスユニット12A、12B、12C、12Dの「動作特性」の大半が、既知の変換システムと比較して低減される。本明細書において使用されるように、「動作特性」は、要素の重量及び物理特性(例えば、長さ、高さ、幅、断面積、体積など)、並びに、それに加えられる負荷、歪み、転倒モーメント、及び応力を含んでいる。さらに、「低減した動作特性」とは、動作特性の大半が、従来のラムプレス200の、又は従来のラムプレス200によって経験される「よりも」小さく、軽く、又は「低い」ことを意味する。様々な要素が低減した動作特性を有するため、変換システム10自体が、低減した動作特性を有する。
一実施形態では、変換システム10及び様々な要素の低減した動作特性は、開示されている概念の大きな特徴であって、当該特徴は、上述した、選ばれた問題を解決することに留意のこと。しかしながら、開示される概念の態様は他の実施形態において使用されてよく、そのため、特許請求の範囲が動作特性を記載しない限り、動作特性は、開示される概念の重大な特徴ではないことに留意のこと。
例えば、例示的な実施形態では、マルチプレス駆動アセンブリ160は、約70トン(140,000ポンド)〜80トン(160,000ポンド)の力、又は約75トン(150,000ポンド)の力を与える。別の例示的な実施形態では、マルチプレス駆動アセンブリ160は、約50トン(100,000ポンド)〜69トン(138,000ポンド)の力又は約60トン(120,000ポンド)の力を与える。従って、マルチプレス駆動アセンブリ160のこの動作特性、即ち、与えられる負荷は、上述したように、典型的な約250,000ポンドの負荷を与えるラムプレス200と比較して低減されている。
さらに、この構成において、連結アセンブリ90の要素は、受ける負荷がより低く、より小さい構成要素から作製することができる。例えば、ガイドピン96は、上述したラムプレスガイドピンの10.5インチの直径と比較して、1.0〜5.0インチ、又は、2.0〜3.0インチ、又は、約2.5インチの直径を有する。
缶エンド変換システム10が上述したように構成されると、駆動アセンブリ160及びクランクシャフトアセンブリ50は、第1のツーリングアセンブリ130及び第2のツーリングアセンブリ140の下に配置される。この構成において、駆動アセンブリ160及びクランクシャフトアセンブリ50は、レーン20に潤滑剤又は他の液体を滴下し、形成された缶エンドシェル1’を汚染することはない。その上、開示された構成では、変換システム10は、ラムプレスよりも大幅に小さい。図15A〜図15Cに示すように、例示の3出力変換システム10が、3出力ラムプレス200と比較される(例示的な実施形態の関連寸法を図15A〜図15Cに示す)。図示のように、変換システム10は、ラムプレス200の体積の約50%である体積と、ラムプレス200の高さの約50%である高さとを有する。より詳細には、図15A〜図15Cに示すように、変換システム10又は10’(「ハウジングアセンブリ30及び幾つかのプレスユニット12A、12B、12C、12D」という記載に含まれる全ての要素)は、約60インチ〜100インチ、又は約81.0インチの高さと、約120インチ〜160インチ、又は約144.0インチの長さと、約60インチ〜約90インチ、又は約74.1インチの幅とを有する。従って、変換システム10、即ち、ハウジングアセンブリ30及び幾つかのプレスユニット12A、12B、12C、12Dの体積は、約200ft〜800ft、又は約500ftである。変換システム10のこれらの動作特性は、約120.0インチの長さ、約154.6インチの高さ、約108.1インチの幅、及び、約1,160.5ftの体積を有する典型的なラムプレス200と比較して低減されている。
関連するレーン20にほぼ垂直な取付板36の寸法が、様々なエンドレーン20A、20B、20Cがどれだけ互いに近くに配置されるかを決定することにさらに留意のこと。別の例示的な実施形態では、各プレスユニット12のサイズは、ジグザグ状の端部を有する取付板36’を提供することによってさらに低減される。即ち、4出力コンバージョンプレス10を示す図16に示されているように、取付板36’の端部は略直線状ではない。むしろ、取付板36’は、オフセット39を含んでおり、これは、取付板36’がエンドレーン20A、20B、20Cを入れ子にして互いにより近くに位置付けることを可能にするように構成されている。
さらに、変換システム10のレーンダイの重量は、ラムプレス200の1,100ポンドのレーンダイ(図示せず)よりも約50%軽い。即ち、変換システム10の第1のレーンダイ131は、合計で、約450〜550ポンド、又は、約480ポンドの重量を有する。言い換えれば、負荷の低減によって、変換システム10は、ラムプレス200の第1のレーンダイよりも重量が約50%軽い第1のレーンダイ131を使用する。例えば、ラムプレス200は、約1,150ポンドの最大重量を有するダイを動かすように構成されており、上側ダイは一般的に、最大許容可能重量に近い重量を有する。変換システム10の単一の第1のレーンダイ131の重量は、約80ポンド〜160ポンド、約100ポンド〜140ポンド、又は約120ポンドである。従って、タブレーン20Dを有する3出力変換システム10は、重量がまとめて合計約320ポンド〜640ポンド、又は、約400ポンド〜560ポンド、又は約480ポンド(4×第1のレーンダイの重量)である第1のレーンダイ131を有する。言い換えれば、第1のレーンダイ131の合計重量は、約320ポンド〜640ポンド、約400ポンド〜560ポンド、又は約480ポンドである。合計ダイ重量は、レーン20の数に応じて決まること、及び、4出力コンバージョンプレスは、より重い重量(ほぼ5×第1のレーンのダイの重量)を有することが理解される。これは、マルチプレス駆動アセンブリ160によって動かされ、大きな転倒モーメントを引き起こす質量である。さらに、第2のレーンダイ141は、ほぼ同様の重量を有する。
モジュール式プレスユニット12を使用する変換システム10では、ツーリング負荷はモジュールあたり約15トンである。これは、モジュール式プレスユニット12と、ツーリング負荷と、モータが与えるように構成されている負荷とを使用する例示的な3出力変換システム10では、約60トン(120,000ポンド)である。さらに、負荷が低減されるため、エンドレーンのキスブロック138A、138B、138C、148A、148B、148Cの干渉は、ラムプレス200のキスブロックが経験する干渉よりも約80%小さい。即ち、ラムプレス200のキスブロックは、約0.009〜0.011、又は約0.010インチのキスブロック歪みを有しており、一方で、変換システム10は、各プレスユニット12内で約0.001〜0.004、又は約0.002インチのキスブロック歪みを有する。上述したように、エンドレーンのキスブロック138A、138B、138C、148A、148B、148C内の歪みが小さくなるほど、「飛び移り」が小さくなる。即ち、歪みが低減することによって、振動が低減し、それ故、摩耗及び裂開が低減する。従って、エンドレーンのキスブロック138A、138B、138C、148A、148B、148Cのこれらの動作特性は、ラムプレス200と比較して低減されている。
図8に示すように、例示的な実施形態では、キスブロックの前負荷がウェッジアセンブリ500によって加えられる。図示のように、ウェッジアセンブリ500は、2つのウェッジ部材502、504を含んでいる。ウェッジ部材502、504は、例示的な実施形態では、関連する第1のツーリングアセンブリの平坦支持部材129の断面積にほぼ等しい断面積を有する本体を含んでいる。さらに、例示的な実施形態では、各ウェッジ部材502、504は、他方のウェッジ部材502、504とほぼ同様であるテーパを有する本体506、508を有する。少なくとも一方のウェッジ部材502、504は、第1のツーリングアセンブリの平坦支持部材129に可動に結合されており、第1のツーリングアセンブリの平坦支持部材129と第1のダイシュー132との間に配置されている。少なくとも一方のウェッジ部材502、504は、ウェッジ部材本体506、508の厚い方の端部に配置されている、選択可能に調整可能なカップリング512を含んでいる。各ウェッジ部材502、504は、調整可能カップリング512によって、第1のツーリングアセンブリの平坦支持部材129に可動に結合されている。
図示のように、ウェッジ部材502、504は、一方のウェッジ部材502、504の薄い端部が、他方のウェッジ502、504の厚い端部に隣接して配置された状態で配置されている。この構成において、調整可能カップリング512は、ウェッジ部材502、504を互いに対して前進又は後退させるのに使用される。ウェッジ部材502、504が互いに向かって前進する場合、ウェッジアセンブリ500の全体的な厚さは増加して、第1のツーリングアセンブリ130が第2の位置にあると、関連するエンドレーンのキスブロック138A、138B、138C、148A、148B、148Cの歪みを増大する。
さらに、モジュール式変換システム10は、転倒負荷を約50%低減することを可能にする。即ち、ユニット12における転倒負荷は、ラムプレス200について付表Aにおいて開示されている転倒負荷よりも約50%小さい。付表Aにおいて説明されているように、転倒負荷は、ツーリングステーション及び選択される原点に対する位置における負荷に基づいて決定できる。
図示されていない代替の実施形態では、駆動アセンブリ40は、クランクシャフト52ではなくカムシャフト(図示せず)に結合される。この実施形態では、駆動ロッドは、カムシャフトの上で垂直に延伸し、第2のツーリングアセンブリ140に結合される。第2のツーリングアセンブリ140は、ほぼ垂直な固定ガイドピン(図示せず)に可動に結合される。駆動ロッドがカム表面にわたって動くと、第2のツーリングアセンブリ140は第1のツーリングアセンブリ130に向かって持ち上げられる。さらなる代替の実施形態では、第2のツーリング構成要素144は、第2のツーリングアセンブリ140内に可動に配置され、独立してほぼ垂直に動くように構成されている。例えば、各第2のツーリング構成要素144は、ほぼ垂直なガイドピン(図示せず)に配置されてもよい。この実施形態では、第2のツーリング構成要素144毎に駆動ロッド(図示せず)があって、各駆動ロッドに対して作用するカム(図示せず)は、他のカムからずれている。この構成では、各ツールステーション150は、僅かに異なる時点において作動する(作動期間は重なってもよい)。従って、一度に全てのツールステーション150を作動させなければならないクランクシャフト又はカムシャフトと比較した場合、カムシャフトを回転させるのに必要とされる合計の力が低減される。
本発明の特定の実施形態が詳細に説明されてきたが、本開示の全体的な教示に照らしてそれらの詳細に対する様々な修正形態及び代替形態が展開され得ることが当業者には理解されよう。従って、開示されている特定の構成は、例示であるようにのみ意図されており、添付の特許請求の範囲及びその任意の均等物の全範囲で与えられるべきである本発明の範囲に対する限定ではない。
Figure 0006169244
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Claims (16)

  1. 缶エンド変換システム10であって、
    ハウジングアセンブリ30と、
    モータ162を含む駆動アセンブリ160と、
    複数のプレスユニット12と、
    を備えており、
    各プレスユニット12は、幾つかの細長いレーンセット20と、駆動アセンブリ160と、幾つかのクランクシャフト52と、幾つかの関連する第1のツーリングアセンブリ130及び第2のツーリングアセンブリ140とを含んでおり、
    駆動アセンブリのモータ162は、関連するクランクシャフト52に動作可能に結合されており、
    各クランクシャフト52は、関連する第1のツーリングアセンブリ130に動作可能に結合されており、
    各第1のツーリングアセンブリ130は、ハウジングアセンブリ30に移動可能に結合されており、
    各第2のツーリングアセンブリ140は、ハウジングアセンブリ30に結合されており、
    各クランクシャフト52の回転が、関連する第1のツーリングアセンブリ130を、第1のツーリングアセンブリ130が第2のツーリングアセンブリ140から離間している第1の位置と、第1のツーリングアセンブリ130が第2のツーリングアセンブリ140に隣接する第2の位置との間で移動させ、
    複数のプレスユニット12の幾つかは、動作特性を低減しており、
    各クランクシャフト52の向きは、他のクランクシャフトからずれており、
    各プレスユニット12は、関連する第1のツーリングアセンブリ130を、他のプレスユニット12から時間的にずらして第2位置へと移動させ、
    複数のプレスユニット12は、3つのエンドプレスユニット12A−12Cと、1つのタブプレスユニット12Dとを含んでおり、
    2つのプレスユニットの第1のツーリングアセンブリ130は、同時に第2位置に存在しない、缶エンド変換システム。
  2. 第1のツーリングアセンブリ130が第2位置に移動する際に各クランクシャフト52によって加えられる負荷は、約5トン〜25トンである、請求項1に記載の缶エンド変換システム。
  3. 第1のツーリングアセンブリ130が第2位置に移動する際に各クランクシャフト52によって加えられる負荷は、約15トンである、請求項2に記載の缶エンド変換システム。
  4. ハウジングアセンブリ30と幾つかのプレスユニット12とは、体積を占めており、
    その動作体積は、約200ft〜800ftである、請求項1に記載の缶エンド変換システム。
  5. 前記体積は、約500ftである、請求項4に記載の缶エンド変換システム。
  6. ハウジングアセンブリ30と幾つかのプレスユニット12とは、約60〜100インチの高さを有する、請求項4に記載の缶エンド変換システム。
  7. ハウジングアセンブリ30と幾つかのプレスユニット12とは、約81.0インチの高さを有する、請求項6に記載の缶エンド変換システム。
  8. ハウジングアセンブリ30と幾つかのプレスユニット12とは、約60〜90インチの幅を有する、請求項4に記載の缶エンド変換システム。
  9. ハウジングアセンブリ30と幾つかのプレスユニット12とは、約74.1インチの幅を有する、請求項8に記載の缶エンド変換システム。
  10. 第1のツーリングアセンブリ130及び第2のツーリングアセンブリ140の少なくとも1つは、幾つかのキスブロック138、148を含んでおり、
    各キスブロック138、148は、第1ツーリングアセンブリ130が第2位置に移動する際に、圧縮力を加えられ、
    前記圧縮力は、各キスブロック138、148を歪め、
    各キスブロック138、148の歪みは、約0.001〜0.004インチである、請求項1に記載の缶エンド変換システム。
  11. 各キスブロック138、148の歪みは、約0.002インチである、請求項10に記載の缶エンド変換システム。
  12. 複数のプレスユニット12は、3つのエンドプレスユニット12A−12Cと、1つのタブプレスユニット12Dとを含んでおり、
    駆動アセンブリのモータ162は、約70〜80トンの負荷をもたらす、請求項1に記載の缶エンド変換システム。
  13. 駆動アセンブリのモータ162は、約60トンの負荷をもたらす、請求項12に記載の缶エンド変換システム。
  14. 各プレスユニットのクランクシャフト52の向きは、隣接するプレスユニットのクランクシャフトの向きから約10度ずれている、請求項に記載の缶エンド変換システム。
  15. 各第1のツーリングアセンブリ130は、第1のダイ131を含んでおり、これら第1のダイ131の総重量は、約450〜550ポンドである、請求項に記載の缶エンド変換システム。
  16. 第1のダイ131の総重量は、約480ポンドである、請求項15に記載の缶エンド変換システム。
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