JP6167559B2 - 変換器、制御装置、及び電力変換方法 - Google Patents

変換器、制御装置、及び電力変換方法 Download PDF

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Description

本発明は、交流電力と直流電力に変換する変換器、制御装置、及び電力変換方法に関する。
電気機器の多くは、商用電源から出力される交流電力を直流電力に変換して動作している。そして、交流電力を直流電力に変換するには、AC(Alternating Current)−DC(Direct Current)コンバータ等の変換器が利用される。このような変換器は複数のスイッチ素子を有しており、これらのスイッチ素子のON/OFF状態を切り替えることにより、電力を変換している。また、交流電力と直流電力を双方向に変換する変換器を用いて、商用電源からの交流電力を直流電力に変換して蓄電池の充電を行ったり、当該蓄電池が蓄えている直流電力を交流電力に変換して商用電源に供給したりする蓄電システムが普及している。
特許文献1には、スイッチ素子を用いて、交流電力の電圧値を昇圧及び降圧する回路、及び直流電力を交流電力に変換する回路の一例が開示されている。
特開2012−182982号公報
スイッチ素子としては、一般的にトランジスタが用いられている。このようなスイッチ素子のON/OFF状態を切り替える際、ドレイン−ソース間に印加されている電圧及び電流の積によってスイッチング損失が発生する。そして、このスイッチング損失を低減させるためには、スイッチ素子のON/OFF状態をできる限り高速に切り替えることが求められる。しかし、スイッチ素子のON/OFF状態を高速に切り替えると、主経路やスイッチ素子に急激な電流変化が生じ、リンギングが発生する恐れがある。さらに、スイッチ素子のON/OFF状態を高速に切り替えると、急激な電圧変化によるセルフターンオンが発生する恐れがある。このリンギングやセルフターンオンは、過大な損失を生み、電力変換時の効率悪化の要因となる。
本発明の目的は、リンギングやセルフターンオンの発生を抑え、電力変換時の損失を低減する変換器、制御装置、及び電力変換方法を提供することにある。
本発明によれば、
交流電力を直流電力に変換する変換器であって、
直列に接続されて閉回路を形成する第1乃至第4スイッチ素子と、
前記第1及び第2スイッチ素子の間に位置する第1入力端子と、
前記第3及び第4スイッチ素子の間に位置する第2入力端子と、
前記第1及び第4スイッチ素子の間に位置する正極出力端子と、
前記第2及び第3スイッチ素子の間に位置する負極出力端子と、
前記第1乃至第4スイッチ素子の動作を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記第1入力端子に印加されている電圧の瞬時値に基づいて、前記第1スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間と、前記第2スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間とを制御し、
前記第2入力端子に印加されている電圧の瞬時値に基づいて、前記第3スイッチ素子のゲート電圧の立上り及び立下り時間と、前記第4スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間とを制御する、
変換器が提供される。
本発明によれば、
直列に接続されて閉回路を形成する第1乃至第4スイッチ素子と、
前記第1及び第2スイッチ素子の間に位置する第1入力端子と、
前記第3及び第4スイッチ素子の間に位置する第2入力端子と、
前記第1及び第4スイッチ素子の間に位置する正極出力端子と、
前記第2及び第3スイッチ素子の間に位置する負極出力端子と、
を備える回路の動作を制御する制御装置であって、
前記第1入力端子に印加されている電圧の瞬時値に基づいて、前記第1スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間と、前記第2スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間とを制御し、
前記第2入力端子に印加されている電圧の瞬時値に基づいて、前記第3スイッチ素子のゲート電圧の立上り及び立下り時間と、前記第4スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間とを制御する、
制御装置が提供される。
本発明によれば、
交流電力を直流電力に変換する変換器により実行される電力変換方法であって、
直列に接続されて閉回路を形成する第1乃至第4スイッチ素子と、
前記第1及び第2スイッチ素子の間に位置する第1入力端子と、
前記第3及び第4スイッチ素子の間に位置する第2入力端子と、
前記第1及び第4スイッチ素子の間に位置する正極出力端子と、
前記第2及び第3スイッチ素子の間に位置する負極出力端子と、
前記第1乃至第4スイッチ素子の動作を制御する制御部と、
を備える変換器が、
前記第1入力端子に印加されている電圧の瞬時値に基づいて、前記第1スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間と、前記第2スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間とを制御し、
前記第2入力端子に印加されている電圧の瞬時値に基づいて、前記第3スイッチ素子のゲート電圧の立上り及び立下り時間と、前記第4スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間とを制御する、
ことを含む電力変換方法が提供される。
本発明によれば、リンギングやセルフターンオンの発生を抑え、電力変換時の損失を低減できる。
第1実施形態における変換器の構成例を示す図である。 制御部の詳細な構成例を示す図である。 制御部が、第1乃至第4スイッチ素子の動作を制御する流れを説明するための図である。 交流電源から印加されている電圧の時間波形、及び第1入力端子と第2入力端子との間に接続された2つの仮想キャパシタの中点を基準とした場合における、第1入力端子及び第2入力端子にそれぞれ印加されている電圧の時間波形を示す図である。 第1乃至第4スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間を決定する流れを説明するための図である。 第1乃至第4スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間を制御する回路の一例を示す図である。 第2実施形態における変換器の構成例を示す図である。 三相交流電源から印加される電圧の波形を示す図である。 第3実施形態における蓄電システムの構成例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態における変換器10の構成例を示す図である。図1において、変換器10は、スイッチング回路100と、制御部102と、フィルタ回路150と、変流器160とを有する。スイッチング回路100は、交流電源200と接続されており、当該交流電源200から印加される交流電力を直流電力に変換する。制御部102は、交流電源200からスイッチング回路100に印加されている電圧の瞬時値に基づいて、当該スイッチング回路100に含まれる第1スイッチ素子112、第2スイッチ素子114、第3スイッチ素子116、及び第4スイッチ素子118の動作を制御する。フィルタ回路150は、交流電源200のノイズ成分を除去する。変流器160は、フィルタ回路150で平滑化された電流を制御部102で扱えるように、適切な大きさに変更する。
スイッチング回路100は、第1スイッチ素子112と、第2スイッチ素子114と、第3スイッチ素子116と、第4スイッチ素子118とを含む。第1乃至第4スイッチ素子112〜118は、直列に接続されて閉回路を形成している。第1スイッチ素子112と第2スイッチ素子114との間には、第1入力端子108が配置されている。第3スイッチ素子116と第4スイッチ素子118との間には、第2入力端子110が配置されている。また、第1及び第2入力端子は、それぞれ交流電源200に接続されている。第1スイッチ素子112と第4スイッチ素子118との間には、正極出力端子104が配置されている。第2スイッチ素子114と第3スイッチ素子116との間には、負極出力端子106が配置されている。第1乃至第4スイッチ素子112〜118には、図示しないが、ダイオード等の整流素子が並列に接続されており、第1乃至第4スイッチ素子112〜118のON/OFF状態の切替と合わせて、交流電力を直流電力に変換する。そして、正極出力端子104と負極出力端子106からは、スイッチング回路100を介することによって交流電力から変換された直流電力が出力される。また、正極出力端子104と負極出力端子106から直流電力が入力された場合、入力された直流電力は、第1乃至第4スイッチ素子112〜118のON/OFF状態を切り替えることにより交流電力に変換され、交流電源200側に供給される。
制御部102は、交流電源200から第1入力端子108及び第2入力端子110に対してそれぞれ印加されている電圧の瞬時値に基づいて、第1乃至第4スイッチ素子112〜118の各ゲート端子に印加されるゲート電圧の立上り時間及び立下り時間を制御する。ここで、制御部102の詳細な構成例を図2に示す。図2では、制御部102は、検出部1022、時間決定部1024、及び信号出力部1026を有する。
検出部1022は、交流電源200から印加されている電圧(印加電圧)の瞬時値を検出する。検出部1022は、例えば、印加電圧の電圧値を常時モニタリングすることにより、第1入力端子108及び第2入力端子110に印加されている印加電圧の瞬時値を検出できる。そして、検出部1022は、第1入力端子108及び第2入力端子110にそれぞれ印加されている電圧の瞬時値に基づいて、第1乃至第4スイッチ素子112〜118にそれぞれ印加されている電圧を判断する。
また、検出部1022は、印加電圧の電圧値をモニタリングしなくとも、印加電圧の位相を用いて、印加電圧の瞬時値を把握することができる。ここで、印加電圧の位相は、例えば、位相の初期整合を行った時間からの経過時間と、当該印加電圧の周期とを用いて判断することができる。制御部102は、印加電圧の周期がT[s]、初期整合時点からの経過時間をt[s]とした場合、例えば、以下の式1を用いて位相φを算出することができる。例えば、印加電圧の周波数が50[Hz]、すなわち周期Tが0.02[s]であり、経過時間tが0.005[s]の場合を考える。この場合、下記の式1を用いると、位相φは90度と算出される。そして、制御部102は、この90度という位相から、印加電圧の瞬時値が141[V]と判断できる。
Figure 0006167559
また、検出部1022は、上記の式1の右辺第2項を用いて、経過時間tから印加電圧の瞬時値を判断することもできる。詳細には、上記の式1の第2項から算出される値が"0"又は"1/2"の場合は、印加電圧の瞬時値は0[V]と判断できる。また、同様に、上記の式1の第2項から算出される値が"1/4"であれば印加電圧の瞬時値は141[V]と、"3/4"であれば印加電圧の瞬時値は−141[V]と判断できる。このように、経過時間と周期から算出される値に応じて、印加電圧の瞬時値を把握することもできる。
ここで、制御部102(検出部1022)が、第1乃至第4スイッチ素子112〜118にそれぞれ印加されている電圧を判断する流れについて、図3及び図4を用いて説明する。図3は、制御部102が、第1乃至第4スイッチ素子112〜118にそれぞれ印加されている電圧を判断する流れを説明するための図である。図3では、第1入力端子108及び第2入力端子110の間と、正極出力端子及び負極出力端子との間に、それぞれ2つの仮想キャパシタが直列に接続されているとみなす。また、図3において、第1入力端子108及び第2入力端子110の間に接続された2つの仮想キャパシタの中点Aと、正極出力端子104及び負極出力端子106の間に接続された2つの仮想キャパシタの中点Bとが共に接地されているとみなす。なお、図3では、交流電源200から実効値100[V]の交流電圧が印加され、正極出力端子104及び負極出力端子106を介して500[V]の直流電圧が出力されるものとする。
図4は、交流電源200から印加されている電圧の波形、及び第1入力端子108と第2入力端子110との間に接続された2つの仮想キャパシタの中点Aを基準とした場合における、第1入力端子108及び第2入力端子110にそれぞれ印加されている電圧の波形を示す図である。図4(a)は、交流電源200から印加されている電圧の波形を示している。交流電源200から実効値100Vの交流電圧が印加されている場合、その電圧は、図4(a)に示されるように、141[V]〜−141[V]の間を周期的に変動する。図4(b)は、第1入力端子108と第2入力端子110との間に接続された2つの仮想キャパシタの中点Aを基準とした場合における、第1入力端子108に印加されている電圧の波形を示している。中点Aを基準とした場合、第1入力端子108に印加されている電圧は、図4(b)に示されるように、70[V]〜−70[V]の間で周期的に変動しているように見える。図4(c)は、第1入力端子108と第2入力端子110との間に接続された2つの仮想キャパシタの中点Aを基準とした場合における、第2入力端子110に印加されている電圧の波形を示している。中点Aを基準とした場合、第2入力端子110に印加されている電圧は、図4(c)で示されるように、第1入力端子108に印加されている電圧に対して位相が反転した状態で、70[V]〜−70[V]の間で周期的に変動しているように見える。図4(b)及び図4(c)に示される波形は中点Aを基準とした相対的な波形であり、これらの波形を合成すると、図4(a)に示される波形となる。
ここで、第1乃至第4スイッチ素子112〜118にそれぞれ印加されている電圧は、交流電源200から印加されている電圧の瞬時値に依存して変動する。例えば、交流電源200から印加されている電圧の位相が0又は180度のときの印加電圧の瞬時値は0[V]であり、このとき、図4(b)を参照すると、第1入力端子108に印加されている電圧の瞬時値は0[V]になる。ここで、中点Aと中点Bが仮想接地されていることを考えると、第1スイッチ素子112及び第2スイッチ素子114の中点Cの電圧は"250[V]+0[V]=250[V]"になる。そして、正極出力端子104と負極出力端子106との間には500Vの電圧が印加されているため、第1スイッチ素子112に印加されている電圧と第2スイッチ素子114に印加されている電圧は等しく250[V]になる。また、同様に、図4(c)を参照すると、第2入力端子110に印加されている電圧の瞬時値も0[V]になる。よって、第3スイッチ素子116及び第4スイッチ素子118に印加されている電圧も250[V]になる。
一方、交流電源200から印加されている電圧の位相が90度のときの印加電圧の瞬時値は141[V]であり、このとき、図4(b)を参照すると、第1入力端子108に印加されている電圧の瞬時値は70[V]になる。ここで、中点Aと中点Bが仮想接地されていることを考えると、第1スイッチ素子112及び第2スイッチ素子114の中点Cの電圧は"250[V]+70[V]=320[V]"になる。そして、正極出力端子104と負極出力端子106との間には500Vの電圧が印加されているため、第1スイッチ素子112に印加されている電圧は180[V]になり、第2スイッチ素子114に印加されている電圧は320[V]になる。また、同様に、図4(c)を参照すると、第2入力端子110に印加されている電圧の瞬時値は−70[V]になる。そのため、第3スイッチ素子116及び第4スイッチ素子118の中点Dの電圧は"250[V]−70[V]=180[V]"になる。すなわち、第3スイッチ素子116に印加されている電圧は180[V]になり、第4スイッチ素子118に印加されている電圧は320[V]になる。
なお、交流電源200から印加されている電圧の位相が270度のときの印加電圧の瞬時値は−141[V]であり、このとき、第1入力端子108及び第2入力端子110に印加されている電圧の瞬時値は、位相が90度のときと逆になる。すなわち、第1スイッチ素子112及び第3スイッチ素子116に印加されている電圧は320[V]になり、第2スイッチ素子114及び第4スイッチ素子118に印加されている電圧は180[V]になる。
このように、制御部102は、交流電源200から印加されている電圧の位相から、第1入力端子108及び第2入力端子110にそれぞれ印加されている電圧の瞬時値を判断する。そして、制御部102は、第1入力端子108及び第2入力端子110にそれぞれ印加されている電圧の瞬時値に基づいて、第1乃至第4スイッチ素子112〜118にそれぞれ印加されている電圧を把握することができる。
時間決定部1024は、第1乃至第4スイッチ素子112〜118にそれぞれ印加されている電圧に応じて、第1乃至第4スイッチ素子112〜118のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間を決定する。詳細には、あるスイッチ素子において印加されている電圧が高い場合は、ON/OFF状態を切り替えた際の電圧の変化量が大きくなるため、時間決定部1024は、ゲート電圧の立上り時間及び立下り時間を長く設定する。これにより、急激な電圧変化の発生が抑制される。一方、あるスイッチ素子に印加されている電圧が低い場合は、ON/OFF状態を切り替えた際の電圧の変化量が小さくなるため、時間決定部1024は、ゲート電圧の立上り時間及び立下り時間を短く設定する。これにより、ドレイン−ソース間に印加されている電圧及び電流を時間で積分した際の面積(スイッチング損失)が低減される。
また、図3及び図4を用いて説明したとおり、第1乃至第4スイッチ素子112〜118にそれぞれ印加されている電圧は、第1入力端子108及び第2入力端子110にそれぞれ印加されている電圧の瞬時値に依存する。また、第1入力端子108及び第2入力端子110にそれぞれ印加されている電圧の瞬時値は、交流電源200から印加される電圧の位相から求めることができる。そこで、時間決定部1024は、例えば、検出部1022で検出された位相から求められる電圧の瞬時値、あるいは、当該検出された位相そのものを引数として立上り時間及び立下り時間を算出する関数を用いて、立上り時間及び立下り時間を決定してもよい。また、時間決定部1024は、検出部1022で検出された位相から求められる電圧の瞬時値、あるいは、当該検出された位相そのものと、立上り時間及び立下り時間とを対応付けたテーブルを用いて、立上り時間及び立下り時間を決定してもよい。これらの関数やテーブルでは、急激な電圧変化を防ぐために、スイッチ素子の両端に印加される電圧が高いほど、そのスイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間が長くなるように設定される。また、これらの関数やテーブルでは、スイッチング損失を低減するために、スイッチ素子の両端に印加される電圧が低いほど、そのスイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間が短くなるように設定される。また、これらの関数やテーブルは、変換器10のメモリやストレージ等の記憶部に記憶されていてもよいし、外部に位置する他の装置の記憶部に記憶されていてもよい。
ここで、制御部102(時間決定部1024)が、第1乃至第4スイッチ素子112〜118のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間を決定する流れを、図5を用いて説明する。図5は、第1乃至第4スイッチ素子112〜118のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間を決定する流れを説明するための図である。図5の上段のグラフは、交流電源200から印加されている電圧の波形を示している。また、図5の中段のグラフは、第2スイッチ素子112及び第4スイッチ素子118のゲート電圧の時間変化を例として示している。図5の下段の表は、(a)〜(c)で示される領域における第1乃至第4スイッチ素子112〜118のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間の詳細を示している。
図5の上段のグラフは、閾値電圧Vth1及びVth2によって、(a)〜(c)の3つの領域に区切られている。閾値電圧Vth1及びVth2は、セルフターンオン等の発生を防止するために、第1乃至第4スイッチ素子112〜118のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間を切り替える指標である。閾値電圧Vth1は、セルフターンオン等を発生しやすい所定の値以上の電圧が、第2スイッチ素子114及び第4スイッチ素子118に印加される点を示す。閾値電圧Vth2は、セルフターンオン等を発生しやすい所定の値以上の電圧が、第1スイッチ素子112及び第3スイッチ素子116に印加される点を示す。この閾値電圧Vth1及びVth2は、回路構成や入出力電圧の関係により適宜設定される。制御部102は、この閾値電圧Vth1及びVth2を用いて、第1乃至第4スイッチ素子112〜118のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間を制御する。また、第1入力端子108及び第2入力端子110に印加されている電圧の瞬時値は、交流電源200の位相から判断できるため、制御部102は、閾値電圧Vth1及びVth2となる位相を用いて、第1乃至第4スイッチ素子112〜118のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間を制御してもよい。
図3に示すような入出力電圧を例とすると、図4を用いて説明したとおり、第1乃至第4スイッチ素子112〜118に印加されている電圧は、180[V]から320[V]の間を周期的に変動する。ここで、印加されている電圧が180[V]に近いほど、セルフターンオンが発生しにくいと言え、逆に、320[V]に近いほど、セルフターンオンが発生しやすいと言える。例えば、図5の(a)で示される領域は、180[V]〜320[V]の触れ幅の中間である250[V]近傍の電圧が、各スイッチ素子に印加されている領域と言える。すなわち、第1スイッチ素子112及び第2スイッチ素子114、並びに、第3スイッチ素子116及び第4スイッチ素子118に印加されている電圧にそれほど差がない。そのため、制御部102は、図5の表に示すように、第1乃至第4スイッチ素子112〜118のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間を同じ長さとして制御する。
また、図5の(b)で示される領域では、第1入力端子108に印加されている電圧の瞬時値は正の値になり、第2スイッチ素子114に印加されている電圧は、第1スイッチ素子112に印加されている電圧よりも高くなる。また、第2入力端子110に印加されている電圧の瞬時値は負の値になり、第4スイッチ素子118に印加されている電圧は、第3スイッチ素子116に印加されている電圧よりも高くなる。さらに、第2スイッチ素子114及び第4スイッチ素子118に印加されている電圧は所定の値以上となるため、高速にスイッチングした場合、セルフターンオン等が発生しやすい。そこで、制御部102は、図5の表の(b)列に示すように、第2スイッチ素子114及び第4スイッチ素子118のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間を、(a)のときよりも長く設定する。一方、第1スイッチ素子112及び第3スイッチ素子116に印加されている電圧は低くなるため、高速にスイッチングしてもセルフターンオン等が発生しにくい。そこで、制御部102は、図5の表の(b)列に示すように、第1スイッチ素子112及び第3スイッチ素子116の立上り時間及び立下り時間を、(a)のときよりも短くする。
また、図5の(c)で示される領域では、第1入力端子108に印加されている電圧の瞬時値は負の値になり、第1スイッチ素子112に印加されている電圧は、第2スイッチ素子114に印加されている電圧よりも高くなる。また、第2入力端子110に印加されている電圧の瞬時値は正の値になり、第3スイッチ素子116に印加されている電圧は、第4スイッチ素子118に印加されている電圧よりも高くなる。さらに、第1スイッチ素子112及び第3スイッチ素子116に印加されている電圧は所定の値以上となるため、高速にスイッチングした場合、セルフターンオン等が発生しやすい。そこで、制御部102は、図5の表の(c)列に示すように、第1スイッチ素子112及び第3スイッチ素子116のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間を、(a)のときよりも長く設定する。一方、第2スイッチ素子114及び第4スイッチ素子118に印加されている電圧は低くなるため、高速にスイッチングしてもセルフターンオン等が発生しにくい。そこで、制御部102は、図5の表の(c)列に示すように、第2スイッチ素子114及び第4スイッチ素子118の立上り時間及び立下り時間を、(a)のときよりも短くする。
なお、ここでは、ゲート電圧の立上り時間及び立下り時間を段階的に切り替える例を説明したが、これに限らず、交流電源200から印加されている電圧の位相から判断される電圧の瞬時値に応じて連続的に切り替えるようにしてもよい。詳細には、位相が0度より大きく180度未満の場合は、第1入力端子108に印加されている電圧の瞬時値は正の値となり、第2入力端子110に印加されている電圧の瞬時値は負の値となる。この場合、制御部102は、位相が0又は180度の時の立上り時間及び立下り時間を基準として、第1スイッチ素子112及び第3スイッチ素子116の立上り時間及び立下り時間を短くし、第2スイッチ素子114及び第4スイッチ素子118のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間を長くする。また、位相が180度より大きく360度未満の場合は、第1入力端子108に印加されている電圧の瞬時値は負の値となり、第2入力端子110に印加されている電圧の瞬時値は正の値となる。この場合、制御部102は、位相が0又は180度の時の立上り時間及び立下り時間を基準として、第1スイッチ素子112及び第3スイッチ素子116の立上り時間及び立下り時間を長くして、第2スイッチ素子114及び第4スイッチ素子118のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間よりも短くする。
このように、制御部102は、第1乃至第4スイッチ素子112〜118のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間を制御できる。また、一般的に、各スイッチ素子のON/OFF状態を切り替える周波数は、交流電源から印加される電圧の周波数と比較して圧倒的に大きいため、上述したようなゲート電圧の立上り時間及び立下り時間の制御が可能となる。
信号出力部1026は、時間決定部1024により決定された、第1乃至第4スイッチ素子112〜118のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間を用いて、第1乃至第4スイッチ素子112〜118のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間を制御する制御信号S1〜S4を生成する。そして、信号出力部1026は、当該制御信号S1〜S4を、第1乃至第4スイッチ素子112〜118のそれぞれに出力し、第1乃至第4スイッチ素子112〜118の動作を制御する。
ここで、制御信号S1〜S4に応じて第1乃至第4スイッチ素子112〜118のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間を制御する回路の一例を図6に示す。図6に示されるような回路は、第1乃至第4スイッチ素子112〜118にそれぞれ設けられている。
図6(a)に示されるゲート制御回路126aは、ゲート電圧の立上り時間を連続的に切り替えて制御する回路の一例である。ゲート制御回路126aは、時間制御回路1261と、可変抵抗1262と、ゲートスイッチ素子1263とを有する。なお、ゲートスイッチ素子1263の可変抵抗1262と対向していない端子は、ゲート電圧を供給する電源(不図示)に接続されている。ゲートスイッチ素子1263のON/OFF状態は、制御部102から出力される制御信号に応じて切り替わる。ゲートスイッチ素子1263がON状態の間は、電源からゲート電圧が供給される。そして、第1乃至第4スイッチ素子112〜118は、各々のゲートスイッチ素子1263を介して供給されるゲート電圧が所定の閾値電圧以上である場合にON状態になる。ここで、可変抵抗1262の抵抗値が大きくなると、その抵抗値に応じて可変抵抗1262とゲートスイッチ素子1263との接続点の電圧は高くなる。また、可変抵抗1262の抵抗値が小さくなると、その抵抗値に応じて可変抵抗1262とゲートスイッチ素子1263との接続点の電圧は低くなる。すなわち、時間制御回路1261は、ゲート電圧の立上り時間及び立下り時間を制御する制御信号に応じて可変抵抗1262の抵抗値を変化させる時間を調整することにより、ゲート電圧の立上り時間及び立下り時間を連続的に調整できる。
図6(b)に示されるゲート制御回路126bは、ゲート電圧の立上り時間を段階的に切り替えて制御する回路の一例である。図6(b)に示されるゲート制御回路126bは、時間制御回路1261と、スイッチ素子1264及び1265と、抵抗1266とを有する。2つのスイッチ素子1264及び1265の立上り時間及び立下り時間は、当該スイッチ素子の特性や時間制御回路1261からスイッチ素子1264及び1265までの信号の伝達経路等により異なっている。スイッチ素子1264及び1265の抵抗1266と対向していない端子は、ゲート電圧を供給する電源(不図示)に接続されている。抵抗1266は、スイッチ素子1264及び1265を介して供給されるゲート電圧が、閾値以上となるように調整する役割を果たす。時間制御回路1261は、ゲートの立上り時間及び立下り時間を制御する制御信号に応じて、スイッチ素子1264及び1265のうち、いずれか一方をON状態とする。これにより、時間制御回路1261は、ゲート電圧の立上り時間及び立下り時間を切り替えることができる。なお、ゲート制御回路126bは、立上り時間及び立下り時間の異なる3以上のスイッチ素子を有していてもよい。このようにすれば、各スイッチ素子の立上り時間及び立下り時間を3段階以上に切り替えることができる。
以上、本実施形態によれば、まず、交流電源200から印加されている電圧の瞬時値が検出される。そして、検出された印加電圧の瞬時値を用いて、第1入力端子108及び第2入力端子110のそれぞれに印加されている電圧の瞬時値が把握される。そして、第1入力端子108及び第2入力端子110のそれぞれに印加されている電圧の瞬時値に基づいて、第1乃至第4スイッチ素子112〜118のそれぞれに印加されている電圧が把握される。そして第1乃至第4スイッチ素子112〜118のそれぞれに印加されている電圧に基づいて、第1乃至第4スイッチ素子112〜118のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間が制御される。具体的には、両端に印加されている電圧が高いスイッチ素子のON/OFF状態を切り替える場合は、ゲート電圧の立上り時間及び立下り時間が長く設定される。これにより、両端に高い電圧が印加されているスイッチ素子のON/OFF状態を切り替えることにより発生する、急激な電圧変化を抑制することができる。すなわち、リンギングやセルフターンオンの発生を抑制することができ、電力変換時の損失を低減させることができる。また、両端に印加されている電圧が低いスイッチ素子のON/OFF状態を切り替える場合は、ゲート電圧の立上り時間及び立下り時間が短く設定される。これにより、リンギングやセルフターンオンが起こりにくい場合には、高速にスイッチ素子のON/OFF状態を切り替えて、スイッチング損失を低減させることができる。
(第2実施形態)
本実施形態は、スイッチング回路100が第5スイッチ素子122と第6スイッチ素子124とを有する点、及び電源が三相交流電源202である点を除き、第1実施形態と同様である。
図7は、第2実施形態における変換器10の構成例を示す図である。図7において、スイッチング回路100は、第3入力端子120と、第5スイッチ素子122と、第6スイッチ素子124とを更に有する。第5スイッチ素子122の一端は、第1スイッチ素子112と第4スイッチ素子118との間に接続されている。また、第6スイッチ素子124の一端は、第2スイッチ素子114と第3スイッチ素子116との間に接続されている。また、第5スイッチ素子122の他端は、第6スイッチ素子124の他端と接続されている。第3入力端子120は、第2スイッチ素子114と第3スイッチ素子116との間に接続されている。
三相交流電源202は、第1乃至第3相の電圧を、第1乃至第3入力端子108、110、120のそれぞれに印加する。図8は、三相交流電源202から印加される電圧の波形を示す図である。三相交流電源202から印加される電圧は、第1相電圧、第2相電圧、及び第3相電圧により構成される。図8に示すように、第1乃至第3相電圧の位相は、互いに120度ずつずれている。そして、第1乃至第3相電圧は、第1乃至第3入力端子108、110、120にそれぞれ印加される。なお、第1乃至第3入力端子108、110、120のそれぞれに、どの相の電圧が印加されるかは任意であり、特に限定されない。
制御部102は、第1実施形態と同様に、三相交流電源202から印加されている第1相〜第3相電圧の位相を用いて、第1乃至第3入力端子108、110、120に印加されている電圧の瞬時値を判断する。ここで、第1乃至第3相電圧は、それぞれ位相が120度ずれている。すなわち、第1相電圧が印加されている場合は、第1実施形態と同様に、位相から電圧の瞬時値を判断することができる。また、第2相電圧が印加されている場合は、例えば、第1相電圧で検出された位相に120を加算することで、位相から電圧の瞬時値を判断することができる。また、第3相電圧が印加されている場合は、例えば、第1相電圧で検出された位相に240を加算することで、位相から電圧の瞬時値を判断することができる。このように、本実施形態においても、第1乃至第3入力端子108、110、120にそれぞれ印加されている電圧の瞬時値を把握することができる。そして、第1実施形態と同様に、第1乃至第3入力端子108、110、120にそれぞれ印加されている電圧の瞬時値に基づいて、第1乃至第6スイッチ素子112〜118、122、124にそれぞれ印加されている電圧を把握し、各スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間を制御することができる。なお、制御部102は、第1実施形態と同様に、第1〜第3相電圧の電圧値をそれぞれモニタリングすることで、第1〜第3相電圧の瞬時値を取得してもよい。
以上、本実施形態によれば、三相交流を用いる場合であっても、各スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間を制御することができる。よって、本実施形態によっても、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
(第3実施形態)
本実施形態では、上述の各実施形態で説明した変換器10を用いた蓄電システムについて説明する。
図9は、第3実施形態における蓄電システム300の構成例を示す図である。蓄電システム300は、変換器10、商用電源302、蓄電池304により構成される。変換器10は、商用電源302と蓄電池304との間に接続される。
変換器10は、商用電源302からの交流電力を直流電力に変換して蓄電池304に供給する。そして、蓄電池304は、変換部10によって変化された直流電力を蓄える。また、ここで蓄えられた電力は、例えば、電力使用量のピーク時など、商用電源302の供給量が不足した場合に、商用電源302に対して供給される。このとき、変換器10は、蓄電池304からの直流電力を交流電力に変換して商用電源302に供給する。なお、ここで蓄えられた電力は、商用電源302に供給する以外にも、他の電気機器を動かすために使用されてもよい。
本実施形態によれば、上述した各実施形態と同様に、交流電力を直流電力に変換する際の電力損失を低減させ、効率よく蓄電池304へ電力を蓄えることができる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。例えば、上述した実施形態では、入力電圧の位相を示す信号に基づいて、各入力端子に印加されている電圧の瞬時値を算出したが、電圧計等を用いて、電圧の瞬時値を直接測定してもよい。また、特に説明しなかったが、変換器10は、一方向のAC−DCコンバータであってもよいし、双方向のAC−DCコンバータであってもよい。また、変換器10は、AC−ACコンバータであってもよい。
以下、参考形態の例を付記する。
1.
交流電力を直流電力に変換する変換器であって、
直列に接続されて閉回路を形成する第1乃至第4スイッチ素子と、
前記第1及び第2スイッチ素子の間に位置する第1入力端子と、
前記第3及び第4スイッチ素子の間に位置する第2入力端子と、
前記第1及び第4スイッチ素子の間に位置する正極出力端子と、
前記第2及び第3スイッチ素子の間に位置する負極出力端子と、
前記第1乃至第4スイッチ素子の動作を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記第1入力端子に印加されている電圧の瞬時値に基づいて、前記第1スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間と、前記第2スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間とを制御し、
前記第2入力端子に印加されている電圧の瞬時値に基づいて、前記第3スイッチ素子のゲート電圧の立上り及び立下り時間と、前記第4スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間とを制御する、
変換器。
2.
前記制御部は、
前記第1及び第2入力端子にそれぞれ印加されている電圧の位相を用いて、前記第1及び第2入力端子に印加されている電圧の瞬時値を判断する、
1.に記載の変換器。
3.
前記制御部は、
前記第1入力端子に印加されている電圧の瞬時値が正の値である場合は、前記第1スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間を、前記第2スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間よりも短く設定し、
前記第1入力端子に印加されている電圧の瞬時値が負の値である場合は、前記第1スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間を、前記第2スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間よりも長く設定し、
前記第2入力端子に印加されている電圧の瞬時値が正の値である場合は、前記第4スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間を、前記第3スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間よりも短く設定し、
前記第2入力端子に印加されている電圧の瞬時値が負の値である場合は、前記第4スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間を、前記第3スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間よりも長く設定する、
1.又は2.に記載の変換器。
4.
一端が前記第1及び第4スイッチ素子の間に接続される第5スイッチ素子と、
一端が前記第5スイッチの他端と接続され、他端が前記第2及び前記第3スイッチ素子の間に接続される第6スイッチ素子と、
前記第5及び第6スイッチ素子の間に位置する第3入力端子と、
を更に備え、
前記制御部は、
前記第3入力端子に印加されている電圧の瞬時値に基づいて、前記第5スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間と、前記第6スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間とを制御する、
1.から3.のいずれか1つに記載の変換器。
5.
前記制御部は、
前記第3入力端子に印加されている電圧の位相を用いて、前記第3入力端子に印加されている電圧の瞬時値を判断する、
4.に記載の変換器。
6.
前記制御部は、
前記第3入力端子に印加されている電圧の瞬時値が正の値である場合は、前記第5スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間を、前記第6スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間よりも短く設定し、
前記第3入力端子に印加されている電圧の瞬時値が負の値である場合は、前記第5スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間を、前記第6スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間よりも長く設定する、
4.又は5.に記載の変換器。
7.
直列に接続されて閉回路を形成する第1乃至第4スイッチ素子と、
前記第1及び第2スイッチ素子の間に位置する第1入力端子と、
前記第3及び第4スイッチ素子の間に位置する第2入力端子と、
前記第1及び第4スイッチ素子の間に位置する正極出力端子と、
前記第2及び第3スイッチ素子の間に位置する負極出力端子と、
を備える回路の動作を制御する制御装置であって、
前記第1入力端子に印加されている電圧の瞬時値に基づいて、前記第1スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間と、前記第2スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間とを制御し、
前記第2入力端子に印加されている電圧の瞬時値に基づいて、前記第3スイッチ素子のゲート電圧の立上り及び立下り時間と、前記第4スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間とを制御する、
制御装置。
8.
前記制御装置は、
前記第1及び第2入力端子にそれぞれ印加されている電圧の位相を用いて、前記第1及び第2入力端子に印加されている電圧の瞬時値を判断する、
7.に記載の制御装置。
9.
前記制御装置は、
前記第1入力端子に印加されている電圧の瞬時値が正の値である場合は、前記第1スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間を、前記第2スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間よりも短く設定し、
前記第1入力端子に印加されている電圧の瞬時値が負の値である場合は、前記第1スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間を、前記第2スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間よりも長く設定し、
前記第2入力端子に印加されている電圧の瞬時値が正の値である場合は、前記第4スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間を、前記第3スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間よりも短く設定し、
前記第2入力端子に印加されている電圧の瞬時値が負の値である場合は、前記第4スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間を、前記第3スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間よりも長く設定する、
7.又は8.に記載の制御装置。
10.
前記閉回路は、
一端が前記第1及び第4スイッチ素子の間に接続される第5スイッチ素子と、
一端が前記第5スイッチの他端と接続され、他端が前記第2及び前記第3スイッチ素子の間に接続される第6スイッチ素子と、
前記第5及び第6スイッチ素子の間に位置する第3入力端子と、
を更に備えており、
前記制御装置は、
前記第3入力端子に印加されている電圧の瞬時値に基づいて、前記第5スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間と、前記第6スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間とを制御する、
7.から9.のいずれか1つに記載の制御装置。
11.
前記制御装置は、
前記第3入力端子に印加されている電圧の位相を用いて、前記第3入力端子に印加されている電圧の瞬時値を判断する、
10.に記載の制御装置。
12.
前記制御装置は、
前記第3入力端子に印加されている電圧の瞬時値が正の値である場合は、前記第5スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間を、前記第6スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間よりも短く設定し、
前記第3入力端子に印加されている電圧の瞬時値が負の値である場合は、前記第5スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間を、前記第6スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間よりも長く設定する、
10.又は11.に記載の制御装置。
13.
交流電力を直流電力に変換する変換器により実行される電力変換方法であって、
直列に接続されて閉回路を形成する第1乃至第4スイッチ素子と、
前記第1及び第2スイッチ素子の間に位置する第1入力端子と、
前記第3及び第4スイッチ素子の間に位置する第2入力端子と、
前記第1及び第4スイッチ素子の間に位置する正極出力端子と、
前記第2及び第3スイッチ素子の間に位置する負極出力端子と、
前記第1乃至第4スイッチ素子の動作を制御する制御部と、
を備える変換器が、
前記第1入力端子に印加されている電圧の瞬時値に基づいて、前記第1スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間と、前記第2スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間とを制御し、
前記第2入力端子に印加されている電圧の瞬時値に基づいて、前記第3スイッチ素子のゲート電圧の立上り及び立下り時間と、前記第4スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間とを制御する、
ことを含む電力変換方法。
14.
前記変換器が、
前記第1及び第2入力端子にそれぞれ印加されている電圧の位相を用いて、前記第1及び第2入力端子に印加されている電圧の瞬時値を判断する、
ことを含む13.に記載の電力変換方法。
15.
前記変換器が、
前記第1入力端子に印加されている電圧の瞬時値が正の値である場合は、前記第1スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間を、前記第2スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間よりも短く設定し、
前記第1入力端子に印加されている電圧の瞬時値が負の値である場合は、前記第1スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間を、前記第2スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間よりも長く設定し、
前記第2入力端子に印加されている電圧の瞬時値が正の値である場合は、前記第4スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間を、前記第3スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間よりも短く設定し、
前記第2入力端子に印加されている電圧の瞬時値が負の値である場合は、前記第4スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間を、前記第3スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間よりも長く設定する、
ことを含む13.又は14.に記載の電力変換方法。
16.
前記変換器は、
一端が前記第1及び第4スイッチ素子の間に接続される第5スイッチ素子と、
一端が前記第5スイッチの他端と接続され、他端が前記第2及び前記第3スイッチ素子の間に接続される第6スイッチ素子と、
前記第5及び第6スイッチ素子の間に位置する第3入力端子と、
を更に備えており、
前記変換器が、
前記第3入力端子に印加されている電圧の瞬時値に基づいて、前記第5スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間と、前記第6スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間とを制御する、
ことを含む13.から15.のいずれか1つに記載の電力変換方法。
17.
前記変換器が、
前記第3入力端子に印加されている電圧の位相を用いて、前記第3入力端子に印加されている電圧の瞬時値を判断する、
ことを含む16.に記載の電力変換方法。
18.
前記変換器が、
前記第3入力端子に印加されている電圧の瞬時値が正の値である場合は、前記第5スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間を、前記第6スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間よりも短く設定し、
前記第3入力端子に印加されている電圧の瞬時値が負の値である場合は、前記第5スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間を、前記第6スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間よりも長く設定する、
ことを含む16.又は17.に記載の電力変換方法。
10 変換器
100 スイッチング回路
102 制御部
1022 検出部
1024 時間決定部
1226 信号出力部
104 第1出力端子
106 第2出力端子
108 第1入力端子
110 第2入力端子
112 第1スイッチ素子
114 第2スイッチ素子
116 第3スイッチ素子
118 第4スイッチ素子
120 第3入力端子
122 第5スイッチ素子
124 第6スイッチ素子
126 ゲート制御回路
126a ゲート制御回路
126b ゲート制御回路
1261 時間制御回路
1262 可変抵抗
1263 ゲートスイッチ素子
1264 ゲートスイッチ素子
1265 ゲートスイッチ素子
1266 抵抗
150 フィルタ回路
160 変流器
200 交流電源
202 三相交流電源
300 蓄電システム
302 商用電源
304 蓄電池
S1 制御信号
S2 制御信号
S3 制御信号
S4 制御信号
S5 制御信号
S6 制御信号

Claims (13)

  1. 交流電力を直流電力に変換する変換器であって、
    直列に接続されて閉回路を形成する第1乃至第4スイッチ素子と、
    前記第1及び第2スイッチ素子の間に位置する第1入力端子と、
    前記第3及び第4スイッチ素子の間に位置する第2入力端子と、
    前記第1及び第4スイッチ素子の間に位置する正極出力端子と、
    前記第2及び第3スイッチ素子の間に位置する負極出力端子と、
    前記第1乃至第4スイッチ素子の動作を制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記第1入力端子に印加されている電圧の瞬時値に基づいて、前記第1スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間と、前記第2スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間とを制御し、
    前記第2入力端子に印加されている電圧の瞬時値に基づいて、前記第3スイッチ素子のゲート電圧の立上り及び立下り時間と、前記第4スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間とを制御する、
    変換器。
  2. 前記制御部は、
    前記第1及び第2入力端子にそれぞれ印加されている電圧の位相を用いて、前記第1及び第2入力端子に印加されている電圧の瞬時値を判断する、
    請求項1に記載の変換器。
  3. 前記制御部は、
    前記第1入力端子に印加されている電圧の瞬時値が正の値かつ第1の閾値よりも大きい場合は、前記第1スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間を、前記第2スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間よりも短く設定し、
    前記第1入力端子に印加されている電圧の瞬時値が負の値かつ第2の閾値よりも小さい場合は、前記第1スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間を、前記第2スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間よりも長く設定し、
    前記第2入力端子に印加されている電圧の瞬時値が正の値かつ前記第1の閾値よりも大きい場合は、前記第4スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間を、前記第3スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間よりも短く設定し、
    前記第2入力端子に印加されている電圧の瞬時値が負の値かつ前記第2の閾値よりも小さい場合は、前記第4スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間を、前記第3スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間よりも長く設定する、
    請求項1又は2に記載の変換器。
  4. 一端が前記第1及び第4スイッチ素子の間に接続される第5スイッチ素子と、
    一端が前記第5スイッチの他端と接続され、他端が前記第2及び前記第3スイッチ素子の間に接続される第6スイッチ素子と、
    前記第5及び第6スイッチ素子の間に位置する第3入力端子と、
    を更に備え、
    前記制御部は、
    前記第3入力端子に印加されている電圧の瞬時値に基づいて、前記第5スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間と、前記第6スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間とを制御する、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の変換器。
  5. 前記制御部は、
    前記第3入力端子に印加されている電圧の位相を用いて、前記第3入力端子に印加されている電圧の瞬時値を判断する、
    請求項4に記載の変換器。
  6. 前記制御部は、
    前記第3入力端子に印加されている電圧の瞬時値が正の値かつ前記第1の閾値よりも大きい場合は、前記第5スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間を、前記第6スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間よりも短く設定し、
    前記第3入力端子に印加されている電圧の瞬時値が負の値かつ前記第2の閾値よりも小さい場合は、前記第5スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間を、前記第6スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間よりも長く設定する、
    請求項3を引用する請求項4又は5に記載の変換器。
  7. 直列に接続されて閉回路を形成する第1乃至第4スイッチ素子と、
    前記第1及び第2スイッチ素子の間に位置する第1入力端子と、
    前記第3及び第4スイッチ素子の間に位置する第2入力端子と、
    前記第1及び第4スイッチ素子の間に位置する正極出力端子と、
    前記第2及び第3スイッチ素子の間に位置する負極出力端子と、
    を備える回路の動作を制御する制御装置であって、
    前記第1入力端子に印加されている電圧の瞬時値に基づいて、前記第1スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間と、前記第2スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間とを制御し、
    前記第2入力端子に印加されている電圧の瞬時値に基づいて、前記第3スイッチ素子のゲート電圧の立上り及び立下り時間と、前記第4スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間とを制御する、
    制御装置。
  8. 前記制御装置は、
    前記第1及び第2入力端子にそれぞれ印加されている電圧の位相を用いて、前記第1及び第2入力端子に印加されている電圧の瞬時値を判断する、
    請求項7に記載の制御装置。
  9. 前記制御装置は、
    前記第1入力端子に印加されている電圧の瞬時値が正の値かつ第1の閾値よりも大きい場合は、前記第1スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間を、前記第2スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間よりも短く設定し、
    前記第1入力端子に印加されている電圧の瞬時値が負の値かつ第2の閾値よりも小さい場合は、前記第1スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間を、前記第2スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間よりも長く設定し、
    前記第2入力端子に印加されている電圧の瞬時値が正の値かつ前記第1の閾値よりも大きい場合は、前記第4スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間を、前記第3スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間よりも短く設定し、
    前記第2入力端子に印加されている電圧の瞬時値が負の値かつ前記第2の閾値よりも小さい場合は、前記第4スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間を、前記第3スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間よりも長く設定する、
    請求項7又は8に記載の制御装置。
  10. 前記閉回路は、
    一端が前記第1及び第4スイッチ素子の間に接続される第5スイッチ素子と、
    一端が前記第5スイッチの他端と接続され、他端が前記第2及び前記第3スイッチ素子の間に接続される第6スイッチ素子と、
    前記第5及び第6スイッチ素子の間に位置する第3入力端子と、
    を更に備えており、
    前記制御装置は、
    前記第3入力端子に印加されている電圧の瞬時値に基づいて、前記第5スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間と、前記第6スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間とを制御する、
    請求項7から9のいずれか1項に記載の制御装置。
  11. 前記制御装置は、
    前記第3入力端子に印加されている電圧の位相を用いて、前記第3入力端子に印加されている電圧の瞬時値を判断する、
    請求項10に記載の制御装置。
  12. 前記制御装置は、
    前記第3入力端子に印加されている電圧の瞬時値が正の値かつ前記第1の閾値よりも大きい場合は、前記第5スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間を、前記第6スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間よりも短く設定し、
    前記第3入力端子に印加されている電圧の瞬時値が負の値かつ前記第2の閾値よりも小さい場合は、前記第5スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間を、前記第6スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間よりも長く設定する、
    請求項9を引用する請求項10又は11に記載の制御装置。
  13. 交流電力を直流電力に変換する変換器により実行される電力変換方法であって、
    直列に接続されて閉回路を形成する第1乃至第4スイッチ素子と、
    前記第1及び第2スイッチ素子の間に位置する第1入力端子と、
    前記第3及び第4スイッチ素子の間に位置する第2入力端子と、
    前記第1及び第4スイッチ素子の間に位置する正極出力端子と、
    前記第2及び第3スイッチ素子の間に位置する負極出力端子と、
    前記第1乃至第4スイッチ素子の動作を制御する制御部と、
    を備える変換器が、
    前記第1入力端子に印加されている電圧の瞬時値に基づいて、前記第1スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間と、前記第2スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間とを制御し、
    前記第2入力端子に印加されている電圧の瞬時値に基づいて、前記第3スイッチ素子のゲート電圧の立上り及び立下り時間と、前記第4スイッチ素子のゲート電圧の立上り時間及び立下り時間とを制御する、
    ことを含む電力変換方法。
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