JP6166877B2 - ゴルフクラブヘッド - Google Patents

ゴルフクラブヘッド Download PDF

Info

Publication number
JP6166877B2
JP6166877B2 JP2012183415A JP2012183415A JP6166877B2 JP 6166877 B2 JP6166877 B2 JP 6166877B2 JP 2012183415 A JP2012183415 A JP 2012183415A JP 2012183415 A JP2012183415 A JP 2012183415A JP 6166877 B2 JP6166877 B2 JP 6166877B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
club head
golf club
score line
striking surface
auxiliary grooves
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012183415A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013043092A (ja
Inventor
エー カーライル スコット
エー カーライル スコット
ジェイ パーク シャロン
ジェイ パーク シャロン
ディー シールキ ブライアン
ディー シールキ ブライアン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dunlop Sports Co Ltd
Original Assignee
Dunlop Sports Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dunlop Sports Co Ltd filed Critical Dunlop Sports Co Ltd
Publication of JP2013043092A publication Critical patent/JP2013043092A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6166877B2 publication Critical patent/JP6166877B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63BAPPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
    • A63B53/00Golf clubs
    • A63B53/04Heads
    • A63B53/0445Details of grooves or the like on the impact surface
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63BAPPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
    • A63B53/00Golf clubs
    • A63B53/04Heads
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63BAPPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
    • A63B53/00Golf clubs
    • A63B53/04Heads
    • A63B53/047Heads iron-type
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63BAPPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
    • A63B60/00Details or accessories of golf clubs, bats, rackets or the like
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K26/00Working by laser beam, e.g. welding, cutting or boring
    • B23K26/352Working by laser beam, e.g. welding, cutting or boring for surface treatment
    • B23K26/359Working by laser beam, e.g. welding, cutting or boring for surface treatment by providing a line or line pattern, e.g. a dotted break initiation line
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K26/00Working by laser beam, e.g. welding, cutting or boring
    • B23K26/36Removing material
    • B23K26/362Laser etching
    • B23K26/364Laser etching for making a groove or trench, e.g. for scribing a break initiation groove
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63BAPPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
    • A63B53/00Golf clubs
    • A63B53/04Heads
    • A63B53/0408Heads characterised by specific dimensions, e.g. thickness

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Physical Education & Sports Medicine (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Golf Clubs (AREA)

Description

本発明は、ゴルフクラブヘッドに関する。
(著作権委任)
以下の開示は著作権保護の対象となり得る。著作権所有者は、特許庁に記録が残る場合、この開示を含む文献の、何人による複製にも異議を唱えないが、それ以外については、適用可能なすべての著作権を保有する。
ゴルフクラブの製造における一般的な要望は、打ったボールに大きなスピンを付与する打撃面を有するクラブヘッドを製造することである。特に、アイアンタイプおよびユーティリティタイプのゴルフクラブヘッドは通常、複数の溝またはスコアラインを有する打撃面を含む。そのようなスコアラインは、少なくとも、水および細片を溝で排出し、打撃面とゴルフボールとの間の摩擦を改善することで、ゴルフボールにスピンを付与するのに寄与する。しかし、打ったゴルフボールにかかるスピンを強くするスコアラインの能力は、スコアライン幾何形状を規定するUSGA規定によってある程度制限されている。さらに、従来のスコアラインは、打撃面とゴルフボールとの間の低い動的相互作用特性に対処することができない。
打撃面のスピンを付与する能力をさらに改善するために、従来のクラブヘッドは、スコアラインに加えて、またはそれに代えて、低スケールの表面テクスチャを設けた。しかし、そのような表面テクスチャは、エラストマーをコーティングしたゴルフボールと金属製の打撃面との間の特有の相互作用に適合しない傾向がある。さらに、従来の表面テクスチャは急激に摩耗しやすく、製造するのにコストがかかりやすい。
また、一般的な打撃面の表面テクスチャは通常、ゴルファーが試みることができる様々なゴルフショットタイプのそれぞれに対して高いスピンを可能にする効果がない。例えば、ゴルファーが従来のクラブヘッドを使用して、特定のスイング速度で打ったゴルフボールは、ゴルファーがクラブフェースをオープンにして、すなわち、「フロップショット」でショットを試みた場合に、クラブヘッドをスクエアにしてアドレスする通常のゴルフショットと比較して、ボールのスピンが通常弱くなる。
本発明の特定の実施形態は、その1つまたは複数の態様において、有利にも、スピン生成の改善、プレイヤーの自信の強化、およびゴルフクラブのプレイ性の向上を実現するゴルフクラブヘッドを含むことができる。
様々な実施形態によれば、ゴルフクラブヘッドは、第1のスコアライン、および第1のスコアラインに隣接する第2のスコアラインを含む複数のスコアラインと、それぞれが複数のスコアラインから離間した複数の補助溝とを有する打撃面を含む。クラブヘッドが基準位置にある場合に、打撃面に対してほぼ垂直であり、第1および第2のスコアラインを通る第1の架空鉛直面において、第1のパスが、第1の架空鉛直面と打撃面との間の第1の交線によって形成される。複数の補助溝は、第1のスコアラインと第2のスコアラインとの間で測定した、0.17以上の第1の占有率を有する。打撃面に対してほぼ垂直であり、第1および第2のスコアラインを通る第2の架空鉛直面において、第2の架空鉛直面は、第1の架空面から水平方向に離間し、第2のパスが、第2の架空鉛直面と打撃面との
間の第2の交線によって形成され、複数の補助溝は、第1のスコアラインと第2のスコアラインとの間で測定した第2の占有率を有する。第2の占有率は、第1の占有率と異なる。
様々な実施形態によれば、ゴルフクラブヘッドは、基準位置に向きを合わされた場合に、上部部分および上部部分と反対側の底部部分と、ヒール部分およびヒール部分と反対側のトウ部分と、ヒール部分から延びるホーゼルと、打撃面とを含む。打撃面は、第1のスコアラインおよび第1のスコアラインに隣接する第2のスコアラインを含む複数のスコアラインと、それぞれが複数のスコアラインから離間した複数のテクスチャ要素とを有する。それぞれが打撃面に対してほぼ垂直であり、それぞれが第1および第2のスコアラインを通る第1および第2の架空鉛直面は、水平方向に10mmだけ互いに離間する。それぞれが打撃面に対してほぼ垂直であり、それぞれが第1および第2のスコアラインを通る第3および第4の架空鉛直面は、それぞれ第1および第2の架空鉛直面の両方に対してトウ側に配置され、水平方向に10mmだけ互いに離間する。第1の領域は、第1の架空面および第2の架空面によって範囲を限定され、第1の領域では、複数のテクスチャ要素が、第1および第2のスコアライン間で測定した平均占有率Cを有する。第2の領域は、第3の架空面および第4の架空面によって範囲を限定され、第2の領域では、複数のテクスチャ要素が、第1および第2のスコアライン間で測定した平均占有率Cを有する。比率C/Cは0.85以下である。
様々な実施形態によれば、ゴルフクラブヘッドは、大地面を基準とする基準位置に向きを合わされた場合に、ヒール部分およびヒール部分と反対側のトウ部分と、ヒール部分から延びるホーゼルと、打撃面とを含む。打撃面は、打撃面平面、フェースセンタ、フェースセンタを含む中央領域、中央領域の外の周辺領域、および少なくとも、第1のスコアラインと第1のスコアラインに隣接する第2のスコアラインとを含む複数のスコアラインを有する。複数のスコアラインは、中央領域および周辺領域に延びる。打撃面はまた、複数のスコアラインの範囲内に少なくとも部分的に散在する複数の補助溝を有する。複数の補助溝は、中央領域および周辺領域に延びる。中央領域では、複数の補助溝の1つまたは複数が、大地面を基準としてほぼ水平なパスをたどり、複数の補助溝は、第1のスコアラインと第2のスコアラインとの間で0.17以上の平均占有率を有する。周辺領域では、複数の補助溝の1つまたは複数が、大地面を基準として水平でないパスをたどり、周辺領域において、複数の補助溝の1つまたは複数は、打撃面平面で測定して、大地面に対して5°〜20°の角度で傾斜する
様々な実施形態によれば、ゴルフクラブヘッドは、大地面を基準とした基準位置に向きを合わされた場合に、ヒール部分およびヒール部分と反対側のトウ部分と、ヒール部分から延びるホーゼルと、打撃面とを含む。打撃面は、打撃面平面と、最もヒール側の伸長部、最もトウ側の伸長部、および最もヒール側の伸長部と最もトウ側の伸長部との間の水平距離である幅Wを有する複数のスコアラインとを有する。複数のスコアラインは、少なくとも、第1のスコアライン、および第1のスコアラインに隣接する第2のスコアラインを含む。複数の補助溝は、複数のスコアラインの範囲内に少なくとも部分的に散在する。打撃面平面に対して垂直な第1の架空鉛直面は、複数のスコアラインの最もヒール側の伸長部を通る。第1の架空鉛直面に対して平行な第2の架空鉛直面は、複数のスコアラインの最もトウ側の伸長部を通る。第3の架空鉛直面は、第1の架空鉛直面に対して平行であり、第1の架空鉛直面と第2の架空鉛直面との間で等距離にある。第4の架空鉛直面は、第1の架空鉛直面に対して平行であり、第3の架空鉛直面から最もヒール側の伸長部に向かって距離Dだけ離間し、距離Dは、0.10*W〜0.45*Wである。第5の架空鉛直面は、第1の架空鉛直面に対して平行であり、第3の架空鉛直面から最もトウ側の伸長部に向かって距離Dだけ離間する。中央領域は、第4および第5の架空鉛直面によって範囲を限定される。ヒール領域は、第1および第4の架空鉛直面によって範囲を限定される。トウ領域は、第2および第5の架空鉛直面によって範囲を限定される。中央領域では、複
数の補助溝の1つまたは複数が、大地面を基準としてほぼ水平なパスをたどり、複数の補助溝は、第1のスコアラインと第2のスコアラインの間で測定した、0.17以上の占有率を有する。さらに、ヒール領域およびトウ領域の少なくとも一方では、複数の補助溝の1つまたは複数が、大地面を基準として水平でないパスをたどり、ヒール領域およびトウ領域の少なくとも一方における複数の補助溝の占有率は、中央領域における複数の補助溝の占有率と異なる
下記に詳細に説明する各種実施例の一つまたは複数によって提示されるような、様々な態様の本発明によるゴルフクラブヘッドのこれらのおよび他の特徴および利点が、下記の説明、添付図面、および添付の特許請求の範囲を検討した後に明らかになるであろう。添付図面は単に例示を目的としており、本発明の範囲を限定することを意図されていない。
本発明は、その1つまたは複数の態様において、添付図面の図に一例として示されるのであって、限定する目的で示されるのではない。
様々な実施形態によるゴルフクラブヘッドの正面図である。 トウ側の側面図である。 さらなる細部を示す、図1のゴルフクラブヘッドの正面図である。 図2aの上図(1)は、図2のA−A’架空面でのトウ側の断面図である。図2aの下図(2)は、図2のA−A’架空面でのトウ側の拡大断面図である。 図2bの上図(1)は、図2のB−B’架空面でのトウ側の断面図である。図2bの下図(2)は、図2のB−B’架空面でのトウ側の拡大断面図である。 打撃面平面が紙面内にある、図2によるゴルフクラブヘッドの図である。 図3のゴルフクラブヘッドの部分詳細図である。 図3bの上図は、図3aのゴルフクラブヘッドの部分詳細図である。図3bの下図(1)は、図3bの上図のC−C’架空面でのトウ側の断面図である。 図3cの上図は、図3aのゴルフクラブヘッドの部分詳細図である。図3cの下図(1)は、図3cの上図のD−D’架空面でのトウ側の断面図である。 打撃面平面が紙面内にある、図3のゴルフクラブヘッドの正面図である。 打撃面平面が紙面内にある、様々な実施形態によるゴルフクラブの正面図である。
説明のために、これらの図は必ずしも一定の縮尺で描かれていない。すべての図において、同じまたは同様の要素は同じ参照数字で示されている。
以下に開示する、本発明によるゴルフクラブヘッドの1つまたは複数の新規でかつ非自明の態様および特徴の代表例は、いかなる態様でも限定することを意図されるものではない。さらに、本発明の種々の態様および特徴は、単独で、または新規で非自明の、様々な互いの組み合わせおよび部分的組み合わせで使用することができる。
アイアンタイプおよびユーティリティタイプのゴルフクラブヘッドは通常、ゴルフボールと接し、これを打撃する打撃面を含む。ゴルフボールにスピンを付与するのに寄与するために、複数の溝またはスコアラインが打撃面に設けられている。フェースの一部は、スコアラインの範囲を越えて広がる、様々なタイプの表面処理がなされた領域を有することができる。従来から、スコアラインの向きは、打撃面がターゲットラインに対してゴルフボールをスクエアにインパクトする場合に、スピンが最大になるようにされる。しかし、打撃面の向きがターゲットラインから外れた場合、例えば、ゴルファーが、クラブヘッドのフェースをオープンにして「フロップショット」を試みた場合に、スピン生成およびプレイ性が低下する。
打撃面は、プレイ性を高めるために選択的にテクスチャを形成される。ボールと接触す
るフェース上の点、ならびに接触経路の向きおよび位置は、行われる特定のゴルフショットに応じて変わる。ボールがフェアウエイにあり、ゴルファーが「通常の」スイングをする場合、ゴルファーは、クラブフェースの下側部分、典型的にはクラブフェースの下側中央部分でボールと接触させようとする。そのような場合に、結果として得られる、打撃面に沿ったボールの接触経路は、下記に定義するような、大地面を基準とした基準位置でクラブヘッドを見た場合に実質的に鉛直であり、打撃面の中央に位置する。フロップショットの場合、ゴルファーは、クラブフェースを大きくオープンにし、その結果として、接触点位置および角度方向が変わる。他のタイプのショットにフェースのさらに別の部分を使用することができ、例えば、ゴルファーによっては、トウがプレイ用地表面の方を向いた状態で、フェースの一番外側のトウ部分をチップショット用のボール接触点として使用するものもいる。したがって、フェースには、ゴルファーが行うことができる様々なタイプのショットのそれぞれを改善するために、様々なテクスチャを形成することができる。
全米ゴルフ協会(USGA)は、米国内でのゴルフを管理するRules of Golfを発行および維持している。USGAルールのAppendix IIは、ゴルフクラブに対するいくつかの制限を規定している。例えば、現在のところ、溝の幅は0.035インチを超えることができず、溝の深さは0.020インチを超えることができず、インパクトが意図される領域内の表面粗さは、装飾サンドブラストまたは微細フライス削りの粗さを超えてはならない。米国以外のゴルフのルールの管理機関であるThe Royal and Ancient Golf Club of St Andrewsは、現在のところ、ゴルフクラブの構造に対して同様な制限を規定している。
本発明の特定の実施形態は、その1つまたは複数の態様において、有利にも、複数の補助溝、および/またはテクスチャ要素をゴルフクラブヘッドの打撃面に組み入れることによって、スピン生成の改善、プレイヤーの自信の強化、およびゴルフクラブのプレイ性の向上を実現したゴルフクラブヘッドを含むことができる。
1つまたは複数の実施形態では、および図1〜図1aに例として示すように、ゴルフクラブヘッド100には、アイアンタイプのゴルフクラブヘッドが含まれる。ゴルフクラブヘッド100がアイアンタイプのゴルフクラブヘッドとして図示され、ウエッジとしての従来の使用法に関連して説明されるが、ただし、ゴルフクラブヘッド100は、アイアンタイプ、パタータイプ、ウッドタイプ、ハイブリッドタイプなどのゴルフクラブヘッドの任意のものとすることができることに留意されたい。さらに、ゴルフクラブヘッド100が、右利き用のゴルフクラブヘッドであるとして図示されているが、ゴルフクラブヘッド100上の任意の位置についての任意の言及が、左利き用のゴルフクラブヘッドに反映および適用されることに留意されたい。
図1を参照すると、ゴルフクラブヘッド100は、トウ部分101、ヒール部分103、上部部分105、底部部分107、およびヒール部分103に最も近いゴルフクラブヘッドから延びる、シャフト(図示せず)を受け入れるホーゼル109を有する。ホーゼル109は、ホーゼル109の直径断面の中心点を通るホーゼル中心線110を有する。ホーゼル109はまた、通常、ゴルフクラブヘッド100に関して任意の形状または位置をとることができる。この応用例の図は、ホーゼル109を有するゴルフクラブヘッド100を示しているが、ゴルフクラブヘッド100は、図示したホーゼル109の代わりに、単にシャフト受け入れ領域、例えば、開孔を有し、「ホーゼルなし」とすることができる。
ゴルフクラブヘッド100はまた、ゴルフボールを打撃する打撃面111を有する。打撃面111は、複数のスコアライン113と、スコアライン113間に散在し、一部の実施形態では、それに代えて、またはそれに加えて、スコアライン113が通常占有する領
域の外に配置される複数の補助溝115とを有する。打撃面111と接触するゴルフボールにスピンを付与するのに寄与するために、複数のスコアライン113が打撃面111に設けられている。スコアラインは、例えば、フライス削り、必要に応じて、スピンミリング(spin−milling)で機械切削することができるし、または鍛造、スタンピング、圧延、プレス加工、もしくは鋳造することができる。1つまたは複数の実施形態では、複数の補助溝115は、スコアライン伸長部間に延びる様々なタイプの表面処理である。一部の実施形態では、補助溝115は、打撃面111をトウ部分101からヒール部分103まで横断したときに、それに加えて、またはそれに代えて、打撃面111を上部部分105から底部部分107まで横断したときに、スコアライン113間での占有率および/または向きが変わる。打撃面は通常、架空の打撃面平面112内にある(図1aを参照のこと)。例えば、打撃面111は、平面であるか、テクスチャを形成されるか、スコアライン、溝を含むか、または若干の湾曲、例えば、大きな曲率半径の膨らみ、および/もしくは起伏を有することができる。
従来から、スコアライン113の向きは、「通常の」ショット時に、打撃面111が、基準位置に対して、または、言い換えると、ターゲットラインに対して、ゴルフボールにスクエアにインパクトしたときに、スピンが最大限になるようにされる。しかし、補助溝を全く有さない従来のゴルフクラブヘッドの打撃面の向きが基準位置から外れた場合、スピン生成およびプレイ性が低下する。
図1に示すゴルフクラブヘッド100は基準位置にある。本明細書において、「基準位置」という用語は、ホーゼル中心線、例えば、ホーゼル中心線110が、大地面102を基準として架空鉛直ホーゼル面104にあり、スコアライン113が、大地面102に対して全体的に平行に延びるゴルフクラブヘッド、例えば、クラブヘッド100の位置を指す。水平の、または鉛直の、という用語は、別途指定がない限り、大地面を基準として基準位置にあるゴルフクラブヘッドに関して指示するものである。
一部の実施形態では、例えば、図1に示すように、補助溝115は、ゴルフクラブヘッド100が、基準位置から外れた方向に向けられた場合に、スピン性能、およびプレイヤーの自信を高めるために、打撃面111全体にわたって向きおよび占有率が変わる。補助溝115を含んでいないゴルフクラブヘッド100、および補助溝115を含むゴルフクラブヘッド100のそれぞれが基準位置から外れた場合に、これらのゴルフクラブヘッド間で、スピン生成が増加することにより、生成されるスピンを全体的に増やすことができ、かつ/または失われるスピン量を少なくすることができる。
1つまたは複数の実施形態では、打撃面111が研磨され、ニッケル層が加えられ、打撃面111がサンドブラストにかけられ、第2のニッケル層が加えられ、次いで、補助溝115が形成される。加工ステップおよび材料のこの組み合わせにより、補助溝115の色調と打撃面111との間に美的に魅力のあるコントラストが生まれる。一部の実施形態では、最終のニッケルコーティング工程の結果、暗色または黒色の仕上がりとなり、コントラストをさらに強くする。さらに、そのようなコントラストにより、補助溝の視認性が高くなり、一部の実施形態では、クラブヘッドをゴルフボールと整列させるゴルファーの能力が高まる。
好ましくは、補助溝115を形成する前に、代替の、または追加の仕上げ工程をクラブヘッド100の打撃面111に適用することができる。例えば、補助溝115は、微細フライス削りされた、媒体ブラストされた、化学エッチングされた、スタンピングされた、鍛造された、レーザピーニングされた、研磨されていない、他の金属層を有する、酸化膜で覆われた、サンドブラストされていない等の打撃面111に付加することができる。さらなる実施形態は、鋳造、フライス削り、機械切削、鍛造、表面焼入れ、めっき、媒体ブ
ラスト、陽極酸化処理などにかけられた基材と組み合わせて、微細表面テクスチャを組み入れることができる。材料、形態、表面テクスチャ、積層材などを変えることで、補助溝115との魅力的なコントラストを生み出す美的効果を得ることができ、アライメントを手助けするモアレパターンを発生させ、より大きなスケールの粗さ曲線を形成し、水/細片を溝で排出するのに寄与し、性能および/またはプレイヤーがゴルフショット時に受け取るフィードバックの量を変えることができる。
補助溝115は、1つまたは複数の実施形態では、高温レーザによって形成されたテクスチャとしての窪みであり、高温レーザは、打撃面の表面を局所的に軟化させて、窪みと、窪みを囲む通常粗面化される領域とを形成し、別途「レーザミリング」として公知である。一部の実施形態では、そのようなレーザミリングによる熱により、レーザミリングが当たる領域で打撃面111が処理され、その結果として、より耐久性のある表面と、機械式のフライス削り/機械切削よりも狭い寸法公差とが得られる。レーザミリングに代えて、またはレーザミリングに加えて、補助溝115は、化学エッチング、媒体ブラスト、フライス削り、微細フライス削り、クロスミリング(cross−milling)、スタンピングなどによって形成することができる。
レーザミリングは比較的非侵入的である。言い換えると、レーザミリングは非常に浅いので、打撃面111の構造上の完全性に悪影響を及ぼすことがない。したがって、打撃面を厚くする必要はない。さらに、補助溝115を形成するレーザミリング手法は通常、応力集中の発生を回避し、清浄かつ正確である。この正確さにより、フライス削りなどの他の加工と比べた場合に、廃棄物が最小限になり、清浄性が増す。したがって、レーザミリングはコスト効率がよい。さらに、レーザミリングは、スコアライン113の構造を阻害することなく適用することができ、場合によっては、後研磨をあまり必要とせず、それにより、さらに、機械をほとんど摩耗させることなく、高度なスピン面を低コストでもたらす。
補助溝115は、影響を受けた打撃面111の領域の色調を変えて、魅力的なコントラストを生み出す。このコントラストにより、スコアライン113の視認性が高まり、ゴルフクラブヘッド100をゴルフボールと適切に整列させるゴルファーの能力が高まり、それによって、ゴルフクラブヘッド100に対するプレイヤーの認識を改善し、ゴルフショットを成功させる自身の能力に対するプレイヤーの自信を高める。
図2を参照すると、図1のクラブヘッド100がさらに詳細に示されている。打撃面111は、複数のスコアライン113と、スコアライン113間に散在する補助溝115とを含む。上記のように、一部の実施形態では、補助溝は、スコアラインが通常占有する領域の外に延びる。複数のスコアライン113は、最もヒール側の伸長部152、最もトウ側の伸長部154、最上の伸長部156、および最下の伸長部158を含む。打撃面111はフェースセンタ117を含む。本明細書に示す「フェースセンタ」とは、水平方向には、複数のスコアライン113のうちの最もトウ側の伸長部154と最もヒール側の伸長部152との間の中間にあり、鉛直方向には、複数のスコアライン113のうちの最上の伸長部156と最下の伸長部158との間の中間にある、クラブヘッドの打撃面上の点を意味する。
図2を再度参照すると、打撃面111は、フェースセンタ117を含み、これを囲む、連続する架空中央領域119を含む。周辺領域121は、完全に中央領域の外に配置されている。中央領域119において、補助溝115は概ね水平である。周辺領域121において、補助溝115は傾斜している。連続的に変化する補助溝115のセット、例えば、フライス削りされたフェースと外観が同様である、湾曲した補助溝115のセット、分離した点(ドットまたはダッシュ)、または通常ヒール−トウ方向に変化するパターンをた
どる、小さい、離間した形状体(例えば、下記に説明する図5を参照のこと)などの、向きが変化する他の補助溝115を具現化することができる。様々な実施形態では、パターンの変化は、漸進的ではなくて急激である。補助溝115の向きがそのように変化することで、下記にさらに詳細に説明する特有の性能上の利点が得られる。
図1および図2に示すように、補助溝115は、ゴルフクラブヘッド100のヒール部分103およびトウ部分101のそれぞれの近くにおいて、打撃面平面112で測定して水平面から約15°である分離した直線パスをたどる。一部の実施形態では、ヒール側部分103およびトウ側部分101に最も近い補助溝115は、クラブヘッド100が基準位置にある場合に、打撃面平面112で測定して、水平面から5°〜50°傾斜した分離した直線パスをたどる。具体的には、トウ部分101に最も近い補助溝は、水平面から5°〜50°上向きに傾き、一方、ヒール部分103に最も近い補助溝は、水平面から下向きに傾く。より好ましくは、およびサイドスピンがゴルフボールに付与される可能性を最小限にするか、またはなくすことを考慮して、分離した直線パスは、クラブヘッドが基準位置にある場合に、打撃面平面で測定して水平面から5°〜20°傾斜する。上向き傾斜または下向き傾斜の角度は、トウ部分101および/またはヒール部分103の近くでほぼ一定でよいし、または変化してもよく、したがって、打撃面111の位置に応じて決めてもよい。
図2に示すように、打撃面111と接触するゴルフボールにスピンを付与するのに寄与するために、複数のスコアライン113が打撃面111に設けられている。複数のスコアライン113の第1のスコアライン114および第2のスコアライン116が示されている。しかし、第1のスコアライン114および第2のスコアライン116は、打撃面111上の任意の隣接するスコアライン113の対とすることができる。A−A’鉛直断面は、第1のスコアライン114および第2のスコアライン116を含む、打撃面の中央領域119を通る。一部の実施形態では、A−A’鉛直断面は、フェースセンタ117を通る。代替実施形態では、A−A’鉛直断面は、フェースセンタ117から横方向に離間する。B−B’鉛直断面は、A−A’鉛直断面から横方向に離間し、第1のスコアライン114および第2のスコアライン116を通ることを含めて、打撃面111の周辺領域121を通る。示すように、B−B’鉛直断面は、A−A’鉛直断面に対してトウ側である。一方、代替実施形態では、B−B’鉛直断面は、A−A’鉛直断面に対してヒール側である。具体的には、B−B’鉛直断面は、鉛直A−A’断面から横方向に距離10mmだけ離間している。一方、代替実施形態では、この距離は10mmを超えるか、または10mm未満である。
図2aの上図(1)(以下、単に図2a(1)と表す)は、図2のゴルフクラブヘッド100の中央領域119を通るA−A’鉛直断面のトウ側の図を示している。打撃面111は、打撃面平面112と概ね同一平面上にある。打撃面平面112は、最大深さを含む、各スコアライン113および補助溝115の深さが測定される基準面を画定する。図2aの下図(2)(以下、単に図2a(2)と表す)で説明される詳細図に対応する強調領域2a(2)は、破線で示されている。
図2a(1)の強調領域2a(2)の拡大図である図2a(2)を参照すると、第1のスコアライン114および第2のスコアライン116が示されている。第1のスコアライン114の最下点118は、第1のスコアライン114の下側縁部、打撃面平面112、およびA−A’断面が交差する点として示されている。第2のスコアライン116の最上点120は、第2のスコアライン116の上側縁部、打撃面平面112、およびA−A’断面が交差する点として示されている。示すように、スコアライン116の断面輪郭は、負の丸みの付いた領域160および正の丸みの付いた領域162を含むことができる。
第1のパス150は、A−A’断面と打撃面111との交線によって、打撃面111に沿って第1のスコアライン114の最下点118と第2のスコアライン116の最上点120との間に形成されている。第1のパス150の距離λが、第1のスコアライン114の最下点118と、第2のスコアライン116の最上点120との間に示されている。A−A’断面内の隣接するスコアラインの各対間の距離は実質的に一定であるのが好ましい。しかし、代替実施形態では、隣接するスコアラインの各対を隔てる距離は異なる。距離ωは、補助溝115の第1の幅である。A−A’断面内の各補助溝の幅は実質的に一定であるのが好ましい。しかし、代替実施形態では、そのような幅は異なる。距離ωは、第2のスコアライン116の幅である。A−A’断面内の各スコアラインの幅は実質的に一定であるのが好ましい。しかし、代替実施形態では、そのような幅は異なる。
距離dは、補助溝115の1つの深さである。A−A’断面内に示す各補助溝の深さは実質的に一定である、すなわち、補助溝の形成時に使用される材料除去工程に関連する通常の許容値の範囲内であるのが好ましい。しかし、代替実施形態では、そのような深さは異なる。距離dは、第2のスコアライン116の深さである。A−A’断面に示す各スコアラインの深さは一定であるのが好ましい。しかし、代替実施形態では、そのような深さは異なる。
本明細書において、「占有率」という用語は、特定の鉛直断面内の特定の長さにわたる補助溝の占有率を指し、特定の鉛直断面の特定のセグメントを横切るすべての補助溝の幅の総計の、特定の鉛直断面の特定のセグメントの全長に対する比率として求められる。
例えば、中央領域119、例えば、A−A’断面では、複数の補助溝115の第1のパス150に沿った占有率は、1つまたは複数の実施形態では、0.12以上である。ただし、エラストマータイプのゴルフボールと金属製打撃面との間の特有の相互作用を考慮すると、複数の補助溝115の第1のパス150に沿った占有率は、0.17〜0.25であるのがより好ましい。一方、特に、ゴルフボールと接触する位置に応じて、選択可能なスピン特性を有する打撃面を提供することを意図される代替実施形態では、占有率は、スピンを小さくすることを意図された領域において、0.17未満とすることができる。
望ましいスピン結果をさらに得るために、一実施形態では、補助溝115の平均深さは15μm以下である。別の実施形態では、補助溝115の平均深さは12μm以下である。さらなる実施形態では、補助溝115の平均深さは、6μm〜12μmである。
また、一部の実施形態では、補助溝115の平均幅は1.0mm以下である。別の実施形態では、補助溝115の平均幅は0.5mm以下である。さらに別の実施形態では、補助溝の平均幅は0.25mm以下である。別の実施形態では、補助溝115の平均幅は0.20mm以下である。さらなる実施形態では、補助溝115の平均幅は、0.12mm〜0.18mmである。
本明細書において、複数の補助溝の「出現頻度」とは、クラブヘッドの打撃面の特定の鉛直断面の特定のパスを横切るすべての補助溝の数量を指す。A−A’断面内の第1のパス150にわたる補助溝115の出現頻度は、0.90溝/mm以上であるのが好ましい。より好ましくは、およびエラストマータイプのゴルフボールと金属性打撃面との間の特有の動的相互作用を考慮すると、そのような出現頻度は1.00溝/mm以上である。より好ましくは、そのような出現頻度は1.10溝/mm以上である。さらなる実施形態では、そのような出現頻度は、1.70溝/mm以下である。下記に説明するように、この範囲外に補助溝の出現頻度を増やす、または減らすことは、所望するボールスピンに悪影響を及ぼす。補助溝115の出現頻度は、打撃面111上でかつ単一の断面、例えば、A−A’断面内の複数のスコアライン113の任意の2つの隣接するスコアライン間で一定
であってよいし、または変わってもよく、あるいは横方向に離間した複数の断面間で変わってもよい。言い換えると、スコアライン113の同じまたは異なる対間の第1の出現頻度は、ゴルフクラブヘッド100の切りとられる断面の位置に応じて、スコアライン113の同じ、または異なる対間の第2の出現頻度と同じでよいし、あるいは異なってもよい。ただし、一般的には、出現頻度を変えることは、別の向きの打撃面111に対して、スピン生成に有益な影響を及ぼす。
複数のスコアライン113の任意の2つ間の補助溝115の数量に関しては、一実施形態では、補助溝115の数量は、5つの補助溝115以下である。別の実施形態では、補助溝115の数量は、4つの補助溝115以下である。さらなる実施形態では、補助溝115の数量は、3つの補助溝115以上である。
以下の表1−1、表1−2は、出現頻度、占有率、および補助溝115の向きと、ロボット試験を使用したスピン生成との関係を示す、収集した性能データを示している。表1−1は、打撃面111の中央領域119の特定の断面におけるゴルフクラブヘッド100の補助溝の出現頻度および占有率を、インパクト後のゴルフボールのスピン速度と比較した、収集した性能データを示しており、打撃面111の位置は各試験用クラブヘッドに対して一定である。
Figure 0006166877
図2bの上図(1)(以下、単に図2b(1)と表す)は、図2のゴルフクラブヘッド100の周辺領域121を通るB−B’鉛直断面のトウ側の図を示している。打撃面平面112は、スコアライン113および補助溝115の深さが測定される基準面として示され、そのような働きをする。図2bの下図(2)(以下、単に図2b(2)と表す)に示される詳細図に対応する強調領域2b(2)は破線で示されている。
図2b(1)の強調領域2b(2)の拡大図である図2b(2)を参照すると、第1のスコアライン114および第2のスコアライン116が示されている。第1のスコアライン114の最下点118は、第1のスコアライン114の下側縁部、打撃面平面112、およびB−B’断面が交差する点として示されている。第2のスコアライン116の最上点120は、第2のスコアライン116の上側縁部、打撃面平面112、およびB−B’断面が交差する点として示されている。第2のパス123は、B−B’断面と打撃面111との交線によって打撃面111に沿って形成され、第2のパス123は、第1のスコアライン114の最下点118と第2のスコアライン116の最上点120とによって範囲を限定されている。距離λは、第1のスコアライン114の最下点118と、第2のス
コアライン116の最上点120との間に示されている。距離ωは、補助溝115の幅である。距離ωは、第2のスコアライン116の幅である。距離dは補助溝115の深さである。距離dは、第2のスコアライン116の深さである。距離ω、dは、第2のスコアライン116に関して示されているが、第1のスコアライン114、または複数のスコアライン113のうちの他の任意のスコアラインも、そのそれぞれの幅および深さを同じか、または異なる値とすることができる。
1つまたは複数の実施形態では、第1のパス150に沿って(すなわち、A−A’断面内で)、および第2のパス123に沿って(すなわち、B−B’断面内で)、第1のスコアライン114と第2のスコアライン116との間に存在する補助溝115の占有率、出現頻度、および/または数量は互いに異なる。上記のように、占有率のこの相違により、ゴルフボールをインパクトしたときに、ゴルフクラブヘッド100の向きに応じてスピン生成が変わる。具体的には、同じ第1のスコアライン114と第2のスコアライン116との間で、B−B’断面を横切る補助溝の占有率は、A−A’断面を横切る補助溝の占有率未満であるのが好ましい。具体的には、そのような占有率は0.18以下である。より好ましくは、そのような占有率は、0.05〜0.18である。さらにより好ましくは、そのような占有率は、0.12〜0.16であり、最も好ましくは、0.15にほぼ等しい。
同様に、B−B’断面内の第2のパス123を横切るすべての補助溝115の出現頻度は、A−A’断面内の第1のパスを横切るすべての補助溝115の出現頻度未満である。具体的には、そのような出現頻度は、1.30溝/mm以下であるのが好ましい。より好ましくは、そのような出現頻度は、0.50溝/mm〜1.15溝/mmである。さらにより好ましくは、そのような出現頻度は、0.85溝/mm〜1.05溝/mmであり、最も好ましくは、0.95溝/mm〜1.05溝/mmである。同様に、B−B’断面内の第2のパスを横切る補助溝の単なる数量は、A−A’断面の第1のパスを横断する数量未満であり、一部の実施形態では、4つ未満である。
表1−2は、複数のスコアラインはあるが、補助溝のない打撃面を有する第1のゴルフクラブヘッドと、第1のゴルフクラブヘッドと同一であるが、図1および図2に示すパターンをたどる補助溝を有する第2のゴルフクラブヘッドとの性能データを含む。「…スピン速度の変化」は、クラブヘッドをスクエアにしたロボット試験によるショット(すなわち、通常のショット)と、同じスイング速度で、クラブヘッドをかなりオープンフェースに向けたロボット試験によるショット(すなわち、フロップショット)との間の、測定したバックスピンの変化を示している。スコアライン113のみを有するゴルフクラブヘッド100で、打撃面111をオープンにすると、生じるスピン量は、通常のショットよりも316rpm少ない。一方、図1に示すような角度付き−一直線−角度付きの向きにある補助溝115を有するゴルフクラブヘッド100の場合、フロップショットで生じるスピンの量は、実際に23rpmだけ増えている。したがって、フロップショット時に、スコアライン113のみを有するゴルフクラブヘッド100と、補助溝115を有するゴルフクラブヘッド100との間で、スピン生成性能が339rpmだけ改善されている。
Figure 0006166877
図3は、打撃面平面112が紙面内にあるように向きを合わされた、図1および図2のゴルフクラブヘッド100を示し、さらなる細部を示している。第1の架空鉛直面130、第2の架空鉛直面132、第3の架空鉛直面134、および第4の架空鉛直面136はそれぞれ、打撃面111の一部を通り、複数のスコアライン113の一部を通っている。第1の架空面130および第2の架空面132は、互いに10mmだけ離間している。第3の架空面134および第4の架空面136も互いに10mm離間し、第1の架空鉛直面130および第2の架空鉛直面132に対して共にトウ側に配置されている。図3aにさらに詳細に示す選択部分として、強調領域3aも示されている。
図3aは、図3の強調領域3aを示しており、第1のスコアライン114、第2のスコアライン116、および補助溝115が見える打撃面111の部分に関して、図が拡大されている。第1の架空面130、第2の架空面132、第3の架空面134、および第4の架空面136も示されている。図3bの上図、図3cの上図でさらに詳細に示す強調選択部分3b、3cは、それぞれ破線で示されている。
図3bの上図は、第1のスコアライン114と第2のスコアライン116との間で、かつ第3の架空鉛直面134と第4の架空鉛直面136との間の複数の補助溝115の平均占有率がどのようにして測定されるかを示す、図3aの強調された部分(強調選択部分3b)の拡大図を示している。本明細書において、複数の補助溝、例えば、補助溝115の「平均占有率」とは、特定の第1および第2の架空鉛直面間であって、かつ互いに隣接する特定の第1および第2のスコアライン間で、1mm間隔で行われる複数の占有率測定の平均を指す。
したがって、第1のスコアライン114と第2のスコアライン116との間で、かつ第3の架空鉛直面134と第4の架空鉛直面136との間の、複数の補助溝115の平均占有率を求めるために(図3bの上図を参照のこと)、lが第4の架空鉛直面136に沿って行われ、その後、第3の架空鉛直面134に達するまで、各連続する占有率測定l、l、…、lが1mm間隔で行われるように、占有率測定を1mm間隔で行う。
例示的な占有率測定が、C−C’断面内のlで行われている。図3bの下図(1)は、第1のスコアライン114および第2のスコアライン116を示し、複数の補助溝115のうちのこの特定の断面を横切る3つの補助溝を有するC−C’断面のトウ側の図である。横切る補助溝の幅は、ω、ω、およびωで示されている。C−C’断面は、第1のスコアライン114と第2のスコアライン116との間の距離がlである位置で切り取られている。したがって、C−C’断面での補助溝115の占有率は、(ω+ω+ω)/lとして算出される。第1のスコアライン114、第2のスコアライン116、第1の架空鉛直面130、および第2の架空鉛直面132によって範囲を限定される領域内の補助溝115の平均占有率は、図3cの下図(1)に示すように、同様の態様で測定され、例示的な占有率測定lがD−D’鉛直断面で行われている。
第1のスコアライン114と第2のスコアライン116との間、かつ第3の架空鉛直面134と第4の架空鉛直面136との間(図3bの上図を参照のこと)で測定された複数の補助溝115の平均占有率をCで表す。第1のスコアライン114と第2のスコアライン116との間、かつ第1の架空鉛直面130と第2の架空鉛直面132との間(図3cの上図を参照のこと)で測定された複数の補助溝115の平均占有率をCで表す。
好ましくは、Cは0.15以上である。より好ましくは、Cは0.18〜0.25であり、最も好ましくは約0.20である。好ましくは、Cは0.20以下である。より好ましくは、Cは0.12〜0.18であり、最も好ましくは約0.15である。好ましくは、CおよびCには、CがCよりも大きいという関係がある。より具体的には、Cは、好ましくは、少なくとも0.25、より好ましくは、少なくとも0.35だけCよりも大きい。それに代えて、またはそれに加えて、占有率比C/Cは0.85以下である。別の実施形態では、占有率比C/Cは0.80以下である。さらに別の実施形態では、比率C/Cは、0.70〜0.80である。それに代えて、またはそれに加えて、打撃面111のフェースセンタ117は、第1のスコアライン114、第2のスコアライン116、第1の架空鉛直面130、および第2の架空鉛直面132によって限定される領域内に配置される。
図4では、図1のゴルフクラブヘッド100が、さらに細部を図解して示されている。示すように、打撃面111の打撃面平面112は紙面内にある。複数のスコアライン113は打撃面111に配置されている。複数のスコアライン113は、最もヒール側の伸長部152、最もトウ側の伸長部154、最上の伸長部156、および最下の伸長部158を含む。第5の架空鉛直面138は打撃面平面112に対して垂直であり、複数のスコアライン113の最もヒール側の伸長部152を通っている。第6の架空鉛直面140は打撃面平面112に対して垂直であり、複数のスコアライン113の最もトウ側の伸長部154を通っている。第7の架空鉛直面142は打撃面平面112に対して垂直であり、フェースセンタ117を通っている。複数の補助溝115も打撃面に配置され、一部の実施形態では、複数のスコアライン113から完全に離間している。補助溝115をスコアライン113から完全に離間させることで、補助溝115は、スコアライン113の摩擦機能を可能にする構造を阻害せず、補助溝115は、スコアラインの構造上の完全性も阻害しない。具体的には、そのような間隔により、スコアラインの縁部のまわりに応力領域が意図せず発生することがなくなり、かつ/または摩耗を受けやすい意図しない鋭利な領域がなくなる。あるいは、そのような間隔により、それ自体で製造コストを上げ、設計の精度を低下させ、スコアライン113の摩擦機能を可能にする利益に悪影響を及ぼすことがある、スコアライン113の縁部のまわりのさらなる研削、および/または研磨の必要性が低減される。
補助溝115は、補助溝パターンが、例えば、水平の離間した溝から、大地面に対して傾斜した、クラブヘッド100のヒール部分103に最も近い離間した溝に移行する第1
の移行位置146を画定する。第2の移行位置148で、補助溝パターンは、水平の離間した溝から、大地面に対して傾斜した、クラブヘッド100のトウ部分101に最も近い離間した溝に再度移行する。一部の実施形態では、移行位置146、148のいずれか、または両方は、打撃面平面112と打撃面平面112に対して垂直な鉛直面との交線に位置する。代替の実施形態では、移行位置146、148のいずれか、または両方は、スコアライン113の伸長方向に対して傾斜した直線パスに沿って位置する。代替実施形態では、移行位置146、148のいずれか、または両方は、打撃面平面112に沿った全体的に曲線をなすパスをたどる。
第8の架空鉛直面144は、打撃面平面112に対して垂直であり、移行位置146と同一平面上にある。第9の架空鉛直面145は、打撃面平面112に対して垂直であり、移行位置148と同一平面上にある。
複数のスコアライン113の幅Wは、複数のスコアライン113の最もヒール側の伸長部152と最もトウ側の伸長部154との間の横方向距離を表す。幅Wは、35mm〜65mmの範囲内であるのが好ましく、より好ましくは45mm〜55mm、最も好ましくは約50mmである。第5の架空鉛直面138および第8の架空鉛直面144は距離Lだけ離間している。距離Lは、12mm〜18mmであるのが好ましく、より好ましくは約15mmである。第7の架空鉛直面142および第8の架空鉛直面144は距離Lだけ離間している。距離Lは、6mm〜14mmであるのが好ましく、より好ましくは約10mmである。第7の架空鉛直面142および第9の架空鉛直面145は距離Lだけ離間している。距離Lは、6mm〜14mmであるのが好ましく、より好ましくは約10mmである。第6の架空鉛直面140および第9の架空鉛直面145は距離Lだけ離間している。距離Lは、12mm〜18mmであるのが好ましく、より好ましくは約15mmである。
様々な実施形態では、第7の架空面142は、第5の架空面138と第6の架空面140との間で等距離にある。すなわち、L+L=L+Lである。それに加えて、またはそれに代えて、第8の架空面144および第9の架空面145は、第7の架空面142から距離Dだけ離間している。一部の実施形態では、距離Dは、0.10*W〜0.45*Wであるのが好ましい。
様々な実施形態では、中央領域は、第8の架空鉛直面144および第9の架空鉛直面145によって範囲を限定され、ヒール領域は、第5の架空鉛直面138および第8の架空鉛直面144によって範囲を限定され、トウ領域は、第6の架空鉛直面140および第9の架空鉛直面145によって範囲を限定される。一部の実施形態では、補助溝115の少なくとも1つは、中央領域内にある、大地面を基準としてほぼ水平なパスをたどる。
図5は、トウ部分201、ヒール部分203、上部部分205、底部部分207、およびヒール部分203に最も近いホーゼル209を有するゴルフクラブヘッド200を示している。ゴルフクラブヘッド200はまた、複数のスコアライン213と、複数のスコアライン213間に散在する複数のテクスチャ要素、または補助溝215とがある打撃面211を有する。この実施形態では、複数のテクスチャ要素215は、加えられた表面テクスチャからなる一連の分離した領域である。示すように、テクスチャ要素は、「ダッシュ状の」要素セットの形態をとる。しかし、代替実施形態では、テクスチャ要素は、円形形状の要素、長方形形状の要素、正方形形状の要素、三角形形状の要素、六角形形状の要素、またはそれらの任意の組み合わせを含む、任意の多角形形状を含むことができる。それに代えて、またはそれに加えて、テクスチャ要素は不規則形状の要素を含む。テクスチャ要素215は、図1に示す実施形態の補助溝に関して説明したものと同様な工程によって形成されるのが好ましい。特に、テクスチャ要素は、レーザミリング操作で形成される熱
処理領域を含むのが好ましい。さらに、テクスチャ要素は、図1〜4の実施形態に関連して説明した補助溝115と同様な深さであるのが好ましい。
第1の架空鉛直面219は、打撃面211の中央領域を通るとして示されている。第2の架空鉛直面221は、打撃面211のトウ側領域を通るとして示されている。第3の架空鉛直面223は、打撃面211のヒール側領域を通るとして示されている。テクスチャ要素215は、中央領域においてほぼ水平である。テクスチャ要素215は、ヒール側およびトウ側領域のそれぞれで水平の向きから外れて、例えば、打撃面平面において、大地面に対して傾斜している。テクスチャ要素215は、図1および図2の実施形態に関連して説明し、そのような実施形態に関して打撃面上の対応する位置で規定した値と同様な出現頻度値、占有率値、および平均占有率値を含むように構成されるのが好ましい。
本発明が、現時点でのその好ましい態様に関連して説明されたが、次に続く添付の特許請求の範囲に記載される場合を除いて、前述のものに限定されることを意図しない本発明の趣旨および範囲から逸脱することなく、多数の変更、修正、および等価物での代用が可能であると当業者には分かるであろう。
100、200 ゴルフクラブヘッド
101、201 トウ部分
102 大地面
103、203 ヒール部分
104 架空鉛直ホーゼル面
105、205 上部部分
107、207 底部部分
109、209 ホーゼル
110 ホーゼル中心線
111、211 打撃面
112 打撃面平面
113、213 スコアライン
114 第1のスコアライン
115、215 補助溝
116 第2のスコアライン
118 第1のスコアラインの最下点
119 架空中央領域
120 第2のスコアラインの最上点
121 周辺領域
123 第2のパス
130 第1の架空鉛直面
132 第2の架空鉛直面
134 第3の架空鉛直面
136 第4の架空鉛直面
138 第5の架空鉛直面
140 第6の架空鉛直面
142 第7の架空鉛直面
144 第8の架空鉛直面
145 第9の架空鉛直面
152 最もヒール側の伸長部
154 最もトウ側の伸長部
156 最上の伸長部
158 最下の伸長部
160 負の丸みの付いた領域
162 正の丸みの付いた領域
219 第1の架空鉛直面
221 第2の架空鉛直面
223 第3の架空鉛直面

Claims (26)

  1. 第1のスコアラインと、前記第1のスコアラインに隣接する第2のスコアラインとを含む複数のスコアラインと、
    前記複数のスコアラインからそれぞれが離間した複数の補助溝と、
    を有する打撃面を含むゴルフクラブヘッドであって、
    基準位置にある場合に、
    前記打撃面に対してほぼ垂直であり、前記第1および第2のスコアラインを通る第1の架空鉛直面において、第1のパスが、前記第1の架空鉛直面と前記打撃面との間の第1の交線によって形成され、前記複数の補助溝は、前記第1のスコアラインと前記第2のスコアラインとの間で測定した、0.17以上の第1の占有率を有し、
    前記打撃面に対してほぼ垂直であり、前記第1および第2のスコアラインを通る第2の架空鉛直面において、前記第2の架空鉛直面は、前記第1の架空面から水平方向に離間し、第2のパスが、前記第2の架空鉛直面と前記打撃面との間の第2の交線によって形成され、前記複数の補助溝は、前記第1のスコアラインと前記第2のスコアラインとの間で測定した第2の占有率を有し、前記第2の占有率は前記第1の占有率と異なる、ゴルフクラブヘッド。
  2. 前記複数の補助溝のそれぞれは、15μm以下の平均深さを有する、請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
  3. 前記第1の架空鉛直面において、前記複数の補助溝は、前記第1および第2のスコアライン間で測定した、1.0溝/mm以上の出現頻度を有する、請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
  4. 前記第1の架空鉛直面において、前記複数の補助溝は、前記第1および第2のスコアライン間で測定した、1.10溝/mm以上の出現頻度を有する、請求項3に記載のゴルフクラブヘッド。
  5. 前記第1の占有率は、0.25以下である、請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
  6. 前記複数の補助溝のそれぞれは、1.0mm以下の平均幅を有する、請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
  7. 前記複数の補助溝のそれぞれは、0.5mm以下の平均幅を有する、請求項6に記載のゴルフクラブヘッド。
  8. 前記複数の補助溝のそれぞれは、熱処理された要素を含む、請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
  9. 前記打撃面は、媒体ブラストされたテクスチャ、レーザピーニングされたテクスチャ、フライス削りされたテクスチャ、化学エッチングされたテクスチャ、および微細フライス削りされたテクスチャからなる群から選択されるテクスチャで形成されたテクスチャ付き表面領域を含み、
    前記複数の補助溝が、前記テクスチャ付き領域に少なくとも部分的に付加される、請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
  10. 基準位置に向きを合わされた場合に、
    上部部分、および前記上部部分と反対側の底部部分と、
    ヒール部分、および前記ヒール部分と反対側のトウ部分と、
    前記ヒール部分から延びるホーゼルと、
    打撃面と、
    を含むゴルフクラブヘッドであって、前記打撃面は、
    第1のスコアラインと、前記第1のスコアラインに隣接する第2のスコアラインとを含む複数のスコアラインと、
    それぞれが前記複数のスコアラインから離間した複数のテクスチャ要素と、
    それぞれが前記打撃面に対してほぼ垂直であり、それぞれが前記第1のスコアラインおよび前記第2のスコアラインを通り、水平方向に10mmだけ互いに離間した第1および第2の架空鉛直面と、
    それぞれが前記打撃面に対してほぼ垂直であり、それぞれが前記第1のスコアラインおよび前記第2のスコアラインを通り、それぞれが前記第1の架空鉛直面および前記第2の架空鉛直面の両方に対してトウ側に配置され、水平方向に10mmだけ互いに離間した第3および第4の架空鉛直面と、
    前記第1の架空面および前記第2の架空面によって範囲を限定された第1の領域であって、前記複数のテクスチャ要素が、前記第1のスコアラインと前記第2のスコアラインとの間で測定した平均占有率Cを有する第1の領域と、
    前記第3の架空面および前記第4の架空面によって範囲を限定された第2の領域であって、前記複数のテクスチャ要素が、前記第1のスコアラインと前記第2のスコアラインとの間で測定した平均占有率Cを有し、比率C/Cが0.85以下である第2の領域と、
    を含む、ゴルフクラブヘッド。
  11. 前記複数のテクスチャ要素のそれぞれは、15μm以下の平均深さを有する、請求項10に記載のゴルフクラブヘッド。
  12. 前記比率C/Cは0.80以下である、請求項10に記載のゴルフクラブヘッド。
  13. 前記平均占有率Cは0.18以上である、請求項10に記載のゴルフクラブヘッド。
  14. 前記平均占有率Cは0.18〜0.25である、請求項13に記載のゴルフクラブヘ
    ッド。
  15. 前記第1の領域において、前記複数のテクスチャ要素は、1.0要素/mm以上の出現頻度を含む、請求項10に記載のゴルフクラブヘッド。
  16. 前記複数のテクスチャ要素のそれぞれは、1.0mm以下の平均幅を有する、請求項10に記載のゴルフクラブヘッド。
  17. 前記複数のテクスチャ要素のそれぞれは、熱処理された要素を含む、請求項10に記載のゴルフクラブヘッド。
  18. 前記打撃面は、媒体ブラストされたテクスチャ、レーザピーニングされたテクスチャ、フライス削りされたテクスチャ、化学エッチングされたテクスチャ、および微細フライス削りされたテクスチャからなる群から選択される第1のテクスチャで形成されたテクスチャ付き表面領域を含み、
    前記複数のテクスチャ要素は、前記第1のテクスチャと異なる第2のテクスチャで形成され、前記複数のテクスチャ要素は、前記テクスチャ付き領域に少なくとも部分的に付加される、請求項10に記載のゴルフクラブヘッド。
  19. 大地面を基準として基準位置に向きを合わされた場合に、
    ヒール部分、および前記ヒール部分と反対側のトウ部分と、
    前記ヒール部分から延びるホーゼルと、
    打撃面と、
    を含むゴルフクラブヘッドであって、前記打撃面は、
    打撃面平面と、
    フェースセンタと、
    前記フェースセンタを含む中央領域と、
    前記中央領域の外の周辺領域と、
    少なくとも、第1のスコアラインと、前記第1のスコアラインに隣接する第2のスコアラインとを含み、前記中央領域および前記周辺領域に延びる複数のスコアラインと、
    前記複数のスコアライン内に少なくとも部分的に散在し、前記中央領域および前記周辺領域に延びる複数の補助溝と、
    を有する、ゴルフクラブヘッドにおいて、
    前記中央領域において、前記複数の補助溝の1つまたは複数が、前記大地面を基準としてほぼ水平なパスをたどり、前記複数の補助溝は、前記第1のスコアラインと前記第2のスコアラインの間で0.17以上の平均占有率を有し、
    前記周辺領域において、前記複数の補助溝の1つまたは複数が、前記大地面を基準として水平でないパスをたどり、
    前記周辺領域において、前記複数の補助溝の1つまたは複数は、前記打撃面平面で測定して、前記大地面に対して5°〜20°の角度で傾斜する、ゴルフクラブヘッド。
  20. 前記周辺領域おいて、前記複数の補助溝の1つまたは複数は、前記大地面に対して直線的に傾斜したパスをたどる、請求項19に記載のゴルフクラブヘッド。
  21. 前記複数の補助溝のそれぞれは、15μm以下の平均深さを有する、請求項19に記載のゴルフクラブヘッド。
  22. 前記平均占有率は、0.25以下である、請求項19に記載のゴルフクラブヘッド。
  23. 前記複数の補助溝のそれぞれは、1.0mm以下の平均幅を有する、請求項19に記載
    のゴルフクラブヘッド。
  24. 前記複数の補助溝のそれぞれは、熱処理された要素を含む、請求項19に記載のゴルフクラブヘッド。
  25. 大地面を基準として基準位置に向きを合わされた場合に、
    ヒール部分、および前記ヒール部分と反対側のトウ部分と、
    前記ヒール部分から延びるホーゼルと、
    打撃面と、
    を含むゴルフクラブヘッドであって、前記打撃面は、
    打撃面平面と、
    最もヒール側の伸長部、最もトウ側の伸長部、および前記最もヒール側の伸長部と前記最もトウ側の伸長部との間の水平距離である幅Wを有し、少なくとも、第1のスコアラインと、前記第1のスコアラインに隣接する第2のスコアラインとを含む複数のスコアラインと、
    前記複数のスコアラインの範囲内に少なくとも部分的に散在する複数の補助溝と、
    前記打撃面平面に対して垂直であり、前記複数のスコアラインの前記最もヒール側の伸長部を通る第1の架空鉛直面と、
    前記第1の架空鉛直面に対して平行であり、前記複数のスコアラインの前記最もトウ側の伸長部を通る第2の架空鉛直面と、
    前記第1の架空鉛直面に対して平行であり、前記第1の架空鉛直面と前記第2の架空鉛直面との間で等距離にある第3の架空鉛直面と、
    前記第1の架空鉛直面に対して平行であり、前記第3の架空鉛直面から前記最もヒール側の伸長部に向かって、0.10*W〜0.45*Wである距離Dだけ離間する第4の架空鉛直面と、
    前記第1の架空鉛直面に対して平行であり、前記第3の架空鉛直面から前記最もトウ側の伸長部に向かって距離Dだけ離間した第5の架空鉛直面と、
    前記第4の架空鉛直面および前記第5の架空鉛直面によって範囲を限定された中央領域と、
    前記第1の架空鉛直面および前記第4の架空鉛直面によって範囲を限定されたヒール領域と、
    前記第2の架空鉛直面および前記第5の架空鉛直面によって範囲を限定されたトウ領域と、
    を有する、ゴルフクラブヘッドにおいて、
    前記中央領域において、前記複数の補助溝の1つまたは複数は、前記大地面を基準としてほぼ水平なパスをたどり、前記複数の補助溝は、前記第1のスコアラインと前記第2のスコアラインの間で測定した、0.17以上の占有率を有し、
    前記ヒール領域および前記トウ領域の少なくとも一方において、前記複数の補助溝の1つまたは複数は、前記大地面を基準として水平でないパスをたどり、
    前記ヒール領域および前記トウ領域の少なくとも一方における前記複数の補助溝の占有率は、前記中央領域における前記複数の補助溝の占有率と異なる、ゴルフクラブヘッド。
  26. 大地面を基準として基準位置に向きを合わされた場合に、
    ヒール部分、および前記ヒール部分と反対側のトウ部分と、
    前記ヒール部分から延びるホーゼルと、
    打撃面と、
    を含むゴルフクラブヘッドであって、前記打撃面は、
    前記打撃面と概ね同一平面上にある打撃面平面と、
    少なくとも、第1のスコアラインと、前記第1のスコアラインに隣接する第2のスコアラインとを含む複数のスコアラインと、
    を有する、ゴルフクラブヘッドにおいて、
    1つまたは複数の第1の補助溝が、前記複数のスコアライン間に散在し、かつ前記複数のスコアラインから完全に離間し、前記大地面を基準として、前記打撃面平面で測定して、水平面に対して5°〜20°の角度で上向きに傾斜するパスをたどり、
    1つまたは複数の第2の補助溝が、前記複数のスコアライン間に散在し、かつ前記複数のスコアラインから完全に離間し、前記大地面を基準として、前記打撃面平面で測定して、水平面に対して5°〜20°の角度で下向きに傾斜するパスをたどる、ゴルフクラブヘッド。
JP2012183415A 2011-08-23 2012-08-22 ゴルフクラブヘッド Active JP6166877B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US13/215,917 2011-08-23
US13/215,917 US8684861B2 (en) 2011-08-23 2011-08-23 Golf club head

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013043092A JP2013043092A (ja) 2013-03-04
JP6166877B2 true JP6166877B2 (ja) 2017-07-19

Family

ID=47744512

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012183415A Active JP6166877B2 (ja) 2011-08-23 2012-08-22 ゴルフクラブヘッド

Country Status (3)

Country Link
US (9) US8684861B2 (ja)
JP (1) JP6166877B2 (ja)
CN (1) CN102949823B (ja)

Families Citing this family (46)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8752271B2 (en) * 2004-07-30 2014-06-17 Acushnet Company Golf club groove configuration
US9452326B2 (en) * 2011-09-30 2016-09-27 Karsten Manufacturing Corporation Grooves of golf club heads and methods to manufacture grooves of golf club heads
US8684861B2 (en) 2011-08-23 2014-04-01 Sri Sports Limited Golf club head
JP5937417B2 (ja) * 2012-04-30 2016-06-22 ダンロップスポーツ株式会社 ゴルフクラブヘッド
US8979670B2 (en) 2013-01-18 2015-03-17 Dunlop Sports Company, Ltd. Golf club head with textured striking face
US8858361B2 (en) * 2013-01-18 2014-10-14 Dunlop Sports Co. Ltd. Golf club head with textured striking face
US9737771B2 (en) 2013-07-18 2017-08-22 Karsten Manufacturing Corporation Golf club heads having a hydrophobic surface and methods to manufacture golf club heads having a hydrophobic surface
CN103567514B (zh) * 2013-11-09 2016-02-17 宁海胜利模具有限公司 一种抛物镜面型芯的高精度铣削方法
JP6183191B2 (ja) * 2013-12-04 2017-08-23 株式会社遠藤製作所 ゴルフクラブヘッド
US9649542B2 (en) * 2014-05-13 2017-05-16 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club heads and methods to manufacture golf club heads
US20190232126A1 (en) * 2014-02-20 2019-08-01 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club heads and methods to manufacture golf club heads
US9539477B2 (en) * 2014-06-20 2017-01-10 Dunlop Sports Co., Ltd. Golf club head having texture pattern and method for producing the same
JP6981954B2 (ja) * 2014-06-20 2021-12-17 住友ゴム工業株式会社 ゴルフクラブヘッド及びその製造方法
JP6449565B2 (ja) * 2014-06-20 2019-01-09 住友ゴム工業株式会社 ゴルフクラブヘッド及びその製造方法
JP6386276B2 (ja) * 2014-07-09 2018-09-05 ブリヂストンスポーツ株式会社 ゴルフクラブヘッド
JP6386277B2 (ja) * 2014-07-09 2018-09-05 ブリヂストンスポーツ株式会社 ゴルフクラブヘッド
KR102106952B1 (ko) * 2014-10-31 2020-05-06 카스턴 매뉴팩츄어링 코오포레이숀 골프 클럽 헤드의 그루브 및 골프 클럽 헤드의 그루브의 제조 방법
JP2016221099A (ja) * 2015-06-02 2016-12-28 ブリヂストンスポーツ株式会社 製造方法、ゴルフクラブヘッド及び設計方法
US20160361608A1 (en) * 2015-06-10 2016-12-15 Klaus John Eisenmenger Process for Thermal Spray Coating of a Golf Club Head and Golf Club Head with Thermally Sprayed Coating
US9427636B1 (en) * 2015-09-04 2016-08-30 Callaway Golf Company Golf club head manufacturing method
US10232231B2 (en) 2015-09-11 2019-03-19 Karsten Manufacturing Corporation Golf club head having surface features that influence golf ball spin
US9844709B2 (en) * 2015-09-24 2017-12-19 Acushnet Company Golf club striking surface
GB2543090B (en) * 2015-10-09 2020-02-19 Univ Dublin City An interference fit fastener and method of fabricating same
JP6447453B2 (ja) * 2015-10-19 2019-01-09 株式会社遠藤製作所 ゴルフクラブヘッド
JP6982572B2 (ja) * 2016-01-05 2021-12-17 モッド ゴルフ テクノロジーズ,リミティド ライアビリティ カンパニー 調節可能交換可能コンポーネントゴルフクラブヘッド
US10238930B2 (en) * 2016-09-30 2019-03-26 Dunlop Sports Co. Ltd. Golf club head
US10843052B2 (en) * 2016-09-30 2020-11-24 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Golf club head
US10039963B2 (en) * 2016-09-30 2018-08-07 Dunlop Sports Co., Ltd. Golf club head
KR102515880B1 (ko) 2016-12-19 2023-03-30 카스턴 매뉴팩츄어링 코오포레이숀 국부적으로 밀링 가공된 골프 클럽 페이스
US10857430B2 (en) 2016-12-19 2020-12-08 Karsten Manufacturing Corporation Localized milled golf club face
US11161020B2 (en) 2016-12-19 2021-11-02 Karsten Manufacturing Corporation Localized milled golf club face
US10874915B2 (en) 2017-08-10 2020-12-29 Taylor Made Golf Company, Inc. Golf club heads
US11701557B2 (en) 2017-08-10 2023-07-18 Taylor Made Golf Company, Inc. Golf club heads
USD952781S1 (en) * 2018-03-08 2022-05-24 Callaway Golf Company Golf club face
USD953463S1 (en) * 2018-03-08 2022-05-31 Callaway Golf Company Golf club face
USD857136S1 (en) * 2018-03-08 2019-08-20 Callaway Golf Company Golf club face
USD901612S1 (en) * 2018-03-08 2020-11-10 Callaway Golf Company Golf club face
JP7091744B2 (ja) * 2018-03-19 2022-06-28 住友ゴム工業株式会社 ゴルフクラブヘッド
JP7031442B2 (ja) * 2018-03-30 2022-03-08 住友ゴム工業株式会社 ゴルフクラブヘッド
US11504588B2 (en) 2018-06-06 2022-11-22 Taylor Made Golf Company, Inc. Rusty oxidizable metal face golf club head
JP7120824B2 (ja) 2018-06-22 2022-08-17 ブリヂストンスポーツ株式会社 ゴルフクラブヘッド
US10835787B1 (en) * 2018-11-15 2020-11-17 Cobra Golf Corporation Golf club with perimeter face machining
JP6770600B2 (ja) * 2019-01-29 2020-10-14 美津濃株式会社 アイアンゴルフクラブヘッド
CN110091054B (zh) * 2019-05-20 2022-03-15 中国科学院宁波材料技术与工程研究所 基于激光离散化、高效铣磨及激光铣削的复合加工方法
US10596421B1 (en) * 2019-07-17 2020-03-24 Callaway Golf Company Golf club head with adjustable hosel
US11202944B1 (en) 2020-06-15 2021-12-21 Acushnet Company Laser-contrasted golf club head and manufacturing process

Family Cites Families (47)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB244377A (en) * 1925-09-10 1925-12-17 James Brown Improvements relating to cast iron mantel register grates
US5451056A (en) * 1994-08-11 1995-09-19 Hillerich And Bradsby Co., Inc. Metal wood type golf club
US5800285A (en) 1997-03-19 1998-09-01 Sturm, Ruger & Company, Inc. Method of fabricating golf club parts carrying artwork etched after fabrication and parts with such artwork
JP3475083B2 (ja) 1998-06-26 2003-12-08 住友ゴム工業株式会社 ゴルフクラブヘッド
US6048277A (en) * 1998-07-13 2000-04-11 Raymond; David Golf club head having upwardly directed and opposing, oblique score lines
US6198066B1 (en) 1999-02-24 2001-03-06 Sturm, Ruger & Company, Inc. Method and apparatus for radiated beam marking of a golf club part and such part
US6398665B1 (en) * 2000-02-23 2002-06-04 Anthony J. Antonious Golf club with unique ball striking face configuration
US6257994B1 (en) * 2000-03-24 2001-07-10 Anthony J. Antonious Ball striking face configurations for golf putters
US20020091014A1 (en) 2001-01-11 2002-07-11 Aldrich Darin James Laser surface modified materials and their incorporation into golf clubs
WO2002100492A1 (en) 2001-06-11 2002-12-19 Taylor Made Golf Company, Inc. Golf club face and methods for making it
JP2003033454A (ja) 2001-07-23 2003-02-04 Endo Mfg Co Ltd ゴルフクラブヘッドの製造方法
US7967695B2 (en) 2003-11-26 2011-06-28 Max Out Golf Labs, LLC Systems and methods for fitting golf equipment
US6659885B1 (en) * 2002-02-01 2003-12-09 Panda Golf, Inc. Golf club head
US6710287B2 (en) 2002-08-22 2004-03-23 Fu Sheng Industrial Co., Ltd. Laser engraving and coloring method for a golf club head
US7278928B2 (en) 2003-11-25 2007-10-09 Taylor Made Golf Company, Inc. Golf club striking face
US7758449B2 (en) * 2003-12-12 2010-07-20 Acushnet Company Golf club head having a grooved and textured face
US8752271B2 (en) * 2004-07-30 2014-06-17 Acushnet Company Golf club groove configuration
US7976404B2 (en) * 2003-12-12 2011-07-12 Acushnet Company Golf club head having a grooved and textured face
US7918747B2 (en) * 2004-07-30 2011-04-05 New Text Golf club head having a grooved face
US7520045B2 (en) 2004-12-29 2009-04-21 Fu Sheng Industrial Co., Ltd. Heat treating method for golf club head
US7491131B2 (en) 2005-01-04 2009-02-17 Vinton Philip G Golf putter heads
US7371190B2 (en) 2005-04-14 2008-05-13 Acushnet Company Iron-type golf clubs
TWI276448B (en) 2006-01-24 2007-03-21 Fu Sheng Ind Co Ltd A surface-modified golf club head
JP5170992B2 (ja) * 2006-07-24 2013-03-27 ブリヂストンスポーツ株式会社 ゴルフクラブヘッド
US9566480B2 (en) 2006-08-22 2017-02-14 Max Out Golf Llc Treatment for the hitting surface of a golf club and a method for applying the same
JP4917414B2 (ja) * 2006-11-28 2012-04-18 ブリヂストンスポーツ株式会社 ゴルフクラブヘッド
US8287401B2 (en) * 2006-11-28 2012-10-16 Bridgestone Sports Co., Ltd. Putter head
US7815521B2 (en) * 2006-12-01 2010-10-19 Bridgestone Sports, Co., Ltd. Golf club head
US20080307631A1 (en) 2007-06-18 2008-12-18 Chon-Chen Lin Method for forming a pattern on a golf club head
US7874937B2 (en) * 2007-12-19 2011-01-25 Taylor Made Golf Company, Inc. Composite articles and methods for making the same
JP5161692B2 (ja) 2008-08-01 2013-03-13 ダンロップスポーツ株式会社 アイアン型ゴルフクラブセット
JP4856688B2 (ja) * 2008-11-05 2012-01-18 Sriスポーツ株式会社 ゴルフクラブヘッド
CN101991938A (zh) * 2009-08-18 2011-03-30 宝丰精密事业股份有限公司 一种高尔夫球头
US8376877B1 (en) * 2009-12-02 2013-02-19 Callaway Golf Company Method and golf club
US20110165963A1 (en) * 2010-01-07 2011-07-07 Callaway Golf Company Golf club head with narrow-spaced grooves
US8506420B2 (en) * 2010-04-16 2013-08-13 Callaway Golf Company Golf club head with grooves
JP5485779B2 (ja) * 2010-04-30 2014-05-07 ブリヂストンスポーツ株式会社 ゴルフクラブヘッド
JP5485780B2 (ja) * 2010-04-30 2014-05-07 ブリヂストンスポーツ株式会社 ゴルフクラブヘッド
JP5638844B2 (ja) * 2010-06-02 2014-12-10 ブリヂストンスポーツ株式会社 ゴルフクラブヘッド
US8827832B2 (en) * 2011-04-12 2014-09-09 Cobra Golf Incorporated Golf club heads with enlarged grooves
US8523703B2 (en) * 2011-08-22 2013-09-03 Guerin Design Putter Co, LLC Putter type golf club head with improved ball striking face configuration
US8684861B2 (en) * 2011-08-23 2014-04-01 Sri Sports Limited Golf club head
JP5981208B2 (ja) * 2012-04-24 2016-08-31 ブリヂストンスポーツ株式会社 形成方法及びゴルフクラブヘッド
US9011266B2 (en) * 2012-08-07 2015-04-21 Dunlop Sports Co. Ltd. Golf club head
US8858361B2 (en) * 2013-01-18 2014-10-14 Dunlop Sports Co. Ltd. Golf club head with textured striking face
US8979670B2 (en) * 2013-01-18 2015-03-17 Dunlop Sports Company, Ltd. Golf club head with textured striking face
JP6449565B2 (ja) * 2014-06-20 2019-01-09 住友ゴム工業株式会社 ゴルフクラブヘッド及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20160001142A1 (en) 2016-01-07
US9975014B2 (en) 2018-05-22
US9162116B2 (en) 2015-10-20
CN102949823A (zh) 2013-03-06
US9555298B2 (en) 2017-01-31
US20170087424A1 (en) 2017-03-30
US11383138B2 (en) 2022-07-12
US20200206583A1 (en) 2020-07-02
US10974105B2 (en) 2021-04-13
US20130053171A1 (en) 2013-02-28
US10238926B2 (en) 2019-03-26
US20190160348A1 (en) 2019-05-30
US20140155192A1 (en) 2014-06-05
JP2013043092A (ja) 2013-03-04
US20210205671A1 (en) 2021-07-08
CN102949823B (zh) 2017-04-12
US8684861B2 (en) 2014-04-01
US10610744B2 (en) 2020-04-07
US20220296971A1 (en) 2022-09-22
US20180243616A1 (en) 2018-08-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6166877B2 (ja) ゴルフクラブヘッド
JP6915376B2 (ja) テクスチャ打撃フェースを有するゴルフクラブヘッド
JP6257635B2 (ja) ゴルフクラブヘッドおよびゴルフクラブの製造方法
US9427632B2 (en) Golf club heads with enlarged grooves
US8506420B2 (en) Golf club head with grooves
US7918747B2 (en) Golf club head having a grooved face
US7976406B2 (en) Golf club head having a grooved and textured face
US20110165963A1 (en) Golf club head with narrow-spaced grooves
US11344776B2 (en) Golf club head with textured striking face

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150616

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160719

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160803

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20160930

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161201

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170614

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170626

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6166877

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250