JP6166655B2 - 電子回路ユニット及びその製造方法 - Google Patents

電子回路ユニット及びその製造方法 Download PDF

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本発明は、例えば、自動車の電子制御ユニット(ECU:Erectronic Control Unit)等に適用される電子回路ユニット、特に、モールド樹脂で外装ケースを回路基板と一体に形成した電子回路ユニット及びその製造方法に関するものである。
電子部品を搭載した回路基板(プリント配線板やバスバー配線板など)を、コネクタ等を装備した1つの電子回路ユニットとしてモジュール化する場合、従来では一般的に、別途成形した樹脂製のハードケースに回路基板を組み込むことで電子回路ユニットとしていた(特許文献1参照)。
しかし、そのように構成した場合、部品点数が多くなる上、組立費用が嵩むことになる。
そこで、電子部品を搭載した回路基板を金型内にセットして、外装ケースを熱可塑性樹脂でインサート成形することが考えられている。このように外装ケースをインサート成形によるモールド樹脂で構成する場合、別途ハードケースを樹脂で成形して回路基板をその中に組み込む必要がなくなるため、部品点数を少なくできる上、組立手間も省略できるメリットが得られる。
特開2000−134766号公報
ところで、回路基板を金型内にセットして外装ケースをモールド成形する場合、成形時の樹脂による圧力(特に金型内への樹脂の充填圧力)に耐えられない電子部品(例えば、電解コンデンサや発振子、フィルタ等)に圧力がかからないようにする必要がある。
そこで、成形時の樹脂による圧力に耐えられない電子部品をまとめて回路基板上の特定の場所に配置し、その特定の場所を金型の外部に露出させた状態で、金型に回路基板をセットして、外装ケースを射出成形することが考えられる。
しかし、そのように外装ケースをモールド成形した場合、露出部分の背面側に作用する成形時の樹脂の圧力によって、回路基板が変形し、内層の導体配線パターンや電子回路などに損傷が生じるおそれがあることがわかった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、外装ケースの射出成形時に生じる回路基板や電子回路の損傷を抑制することのできる電子回路ユニット及びその製造方法を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係る電気回路ユニットは、下記(1)〜(3)を特徴としている。
(1) 電子部品が搭載され、モールド樹脂によって形成される外装ケースで覆われた回路基板の板面の一部に、背面側が前記モールド樹脂で覆われ、表面側が前記外装ケースから露出しているモールド除外部が設けられた電子回路ユニットであって、
前記外装ケースは、前記モールド除外部の背面側に位置する前記外装ケースの背面壁が、前記外装ケースの他の部分を構成する樹脂よりも流動性の高い樹脂によって形成されることによって、流動性の異なる複数の樹脂により多色成形されている
ことを特徴とする電子回路ユニット。
(2) 前記外装ケースに一体にコネクタハウジングが設けられている
ことを特徴とする上記(1)に記載の電子回路ユニット。
(3) 前記外装ケースにヒンジを介して一体に前記モールド除外部を覆う蓋体が設けられている
ことを特徴とする上記(1)または(2)に記載の電子回路ユニット。
上記(1)の構成の電子回路ユニットによれば、モールド除外部の背面側に位置する外装ケースの背面壁を構成する樹脂として、外装ケースの他の部分を構成する樹脂よりも流動性の高い樹脂が使用されているので、外装ケースの射出成形時に、モールド除外部の回路基板に作用する樹脂による圧力を低減することができる。従って、樹脂の圧力による回路基板の変形を抑制することができ、回路基板や電子回路の損傷を抑制することができる。また、外装ケースが、流動性の異なる複数の樹脂により多色成形されているので、全体のコストを抑えながら、外装ケースの各部で樹脂固有の性質を活かすことができる。
上記(2)の構成の電子回路ユニットによれば、外装ケースにコネクタハウジングを一体に設けているので、コネクタを別途組み付ける必要がなくなる。
上記(3)の構成の電子回路ユニットによれば、外装ケースにヒンジを介して一体にモールド除外部を覆う蓋体を設けているので、部品点数を増やさずに、蓋体によりモールド除外部を保護することができる。
前述した目的を達成するために、本発明に係る電気回路ユニットの製造方法は、下記(4)を特徴としている。
(4) 電子部品が搭載され、モールド樹脂によって形成される外装ケースで覆われた回路基板の板面の一部に、背面側が前記モールド樹脂で覆われ、表面側が前記外装ケースから露出しているモールド除外部が設けられた電子回路ユニットの製造方法であって、
前記回路基板を金型内にセットし、
前記金型内のキャビティに溶融樹脂を充填して前記外装ケースを射出成形する際に、前記モールド除外部の背面側に位置する前記外装ケースの背面壁を構成する樹脂として、前記外装ケースの他の部分を構成する樹脂よりも流動性の高い樹脂を使用することによって、流動性の異なる複数の樹脂により前記外装ケースを多色成形する
ことを特徴とする電子回路ユニットの製造方法。
上記(4)の構成の電子回路ユニットの製造方法によれば、モールド除外部の背面側に位置する外装ケースの背面壁を構成する樹脂として、外装ケースの他の部分を構成する樹脂よりも流動性の高い樹脂を使用することで、外装ケースを、流動性の異なる複数の樹脂により多色成形する。これにより、外装ケースの射出成形時に、モールド除外部の回路基板に作用する樹脂による圧力を低減することができる。従って、樹脂の圧力による回路基板の変形を抑制することができ、回路基板や電子回路の損傷を抑制することができる。また、外装ケースを、流動性の異なる複数の樹脂により多色成形するので、全体のコストを抑えながら、外装ケースの各部で樹脂の性質を活かすことができる。
本発明によれば、外装ケースの射出成形時に、モールド除外部の回路基板に作用する樹脂による圧力を低減することができる。従って、樹脂の圧力による回路基板の変形を抑制することができ、回路基板や電子回路の損傷を抑制することができる。また、外装ケースを、流動性の異なる複数の樹脂により多色成形するので、全体のコストを抑えながら、外装ケースの各部で樹脂固有の性質を活かすことができる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、本発明の実施形態の電子回路ユニットの外観斜視図である。 図2(a)から図2(c)は、前記電子回路ユニットの構成図で、図2(a)は上面図、図2(b)は側面図、図2(c)は下面図である。 図3は、図2(a)のIII−III矢視断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1は、実施形態の電子回路ユニットの外観斜視図、図2(a)から図2(c)は前記電子回路ユニットの構成図で、図2(a)は上面図、図2(b)は側面図、図2(c)は下面図、図3は、図2(a)のIII−III矢視断面図である。
図1及び図2(a)、(b)、(c)に示すように、本実施形態の電子回路ユニット1は、電子部品11を搭載し全周がモールド樹脂による外装ケース20で覆われた矩形状の回路基板10の板面の一部に、背面側がモールド樹脂で覆われるものの表面側がモールド樹脂で覆われずに外装ケース20から露出しているモールド除外部10Aが設けられた電子回路ユニットである。
この電子回路ユニット1の外装ケース20には、コネクタ2を構成するコネクタハウジング23が一体に形成されている。コネクタハウジング23は、回路基板10の表面側に回路基板10に対して垂直な方向に突設されている。また、外装ケース20には、コネクタ2から遠い位置に位置させて、薄肉のヒンジ31を介して、一体にモールド除外部10Aを覆うための蓋体30が開閉自在に形成されている。
回路基板10のモールド除外部10Aは、外装ケース20を射出成形する際に、成形時の樹脂による圧力に耐えられない電子部品(例えば、電解コンデンサや発振子、フィルタ等)11をまとめて回路基板10の表面側の一箇所に配置した部分であり、蓋体30に近い位置に配置されている。このモールド除外部10Aは、製品段階で、外装ケース20に設けた開口部20Aから外部に露出しており、開口部20Aの周縁部は、回路基板10の表面側に被さり、蓋体30の内面の凸枠部32が嵌まる嵌合枠部22として形成されている。
また、図3に示すように、モールド除外部10Aの背面側は、外装ケース20の背面壁を構成するモールド樹脂によって覆われている。モールド除外部10Aの背面に位置する外装ケース20の背面壁上の部分(以下、「モールド除外部の背面壁」という)20Bは、外装ケース20の他の部分20Cとは別の熱可塑性樹脂で構成されている。
すなわち、外装ケース20の他の部分(主にモールド除外部の背面壁20Bを除く部分)20Cは、例えば、工業製品として高い強靱性や耐熱性などを発揮でき、しかも、安価に入手可能なエンジニアリング・プラスチックであるポリブチレンテレフタレート(PBT)で構成されている。しかし、モールド除外部の背面壁20B(または、少なくともモールド除外部の背面壁20Bを含むように限定された部分)だけは、外装ケース20の他の部分20Cを構成する樹脂(PBT等)よりも溶融時の流動性の高い樹脂、例えば、液晶ポリマー(LCP)で構成されている。これは、流動性の高い樹脂を用いることで、射出成形時の樹脂による圧力を低減するためである。
従って、外装ケース20は、流動性の異なる2種類の樹脂により2色成形されている。もちろん、モールド除外部の背面壁20Bを構成する樹脂を、外装ケース20の他の部分を構成する樹脂よりも流動性の高い樹脂とするという条件を満たせば、別の樹脂の組み合わせを選択することもできる。
また、図1から図2(c)に示すように、外装ケース20の開口部20Aの周囲の適宜の複数箇所には、蓋体30によって開口部20Aを塞いだときに、蓋体30側のロック部38と係合して蓋体30を閉位置にロックする係合部28が設けられている。また、蓋体30には、例えば、背の高い電子部品11を回路基板10に実装したときに、その頭部分を収容できる部品収容部35が設けられ、蓋体30全体の装着高さを低くできるようになっている。
また、図3に示すように、回路基板10の内層(必要に応じて基板の表面層も含む)には、銅箔による複数層(図3では模式的に2層を示すが何層でも可)の導体配線パターン12が設けられている。また、回路基板10の表面側や背面側に実装された電子部品(その一つを符号11で示す)は、所定の導体配線パターン12にそれぞれ端子が電気的に接続されている。
また、回路基板10の所定部位においては、回路基板10と交差する方向(回路基板10の表面側)に延びるコネクタ端子15の基端部が所定の導体配線パターン12に接続されている。この場合、コネクタ端子15としては、例えば、回路基板10に圧入することで導体配線パターン12に容易に接続できるプレスフィット端子が用いられている。
次に電子回路ユニット1の製造方法(特に外装ケース20の成形方法)について説明する。
この電子回路ユニット1の外装ケース20を成形する場合は、予め、回路基板10の所定箇所にコネクタ端子15を装着しておき、回路基板10を図3中二点鎖線で示す金型100内にセットする。その際、モールド除外部10Aは、金型100の開口部100Aから外部(または、金型100の内部であっても、樹脂を充填しない条件で確保した非キャビティ空間)に露出させておく。そして、金型100内のキャビティ(図3において外装ケース20を構成する樹脂が充填されている空間)に溶融樹脂を充填して、外装ケース20を成形する。
ところで、モールド除外部10Aの背面側は、樹脂で覆うことになっているので、この部分(モールド除外部の背面壁20B)を形成するキャビティにも溶融樹脂が充填されるが、表面側のモールド除外部10Aには溶融樹脂が充填されない。
従って、回路基板10の表面側と背面側の力のアンバランスにより、溶融樹脂の充填時に、モールド除外部10Aの回路基板10には、樹脂の圧力によって背面側から表面側に向かう力Pが作用することになる。この力Pが過大に作用すると、回路基板10に変形が生じて、回路基板10の内層の導体配線パターン12や電子回路11に損傷が生じる可能性がある。
そこで、この電子回路ユニット1の製造方法では、モールド除外部の背面壁20Bを含む部分だけを、外装ケース20の他の部分よりも流動性の高い樹脂で成形することにしている。流動性の高い樹脂を使用することにより、射出成形時に回路基板10に作用する樹脂の圧力(溶融樹脂の充填圧力)を低減できるからである。
実際の成形は2色成形で行う。例えば、図3のH1で示す範囲を、ポリブチレンテレフタレート(PBT)を用いて1次金型で成形する。そうすることで、モールド除外部の背面壁20Bを除く外装ケース20の他の部分20Cを成形することができる。次に、図3のH2で示す範囲を、流動性の高い液晶ポリマー(LCP)を用いて2次金型で成形する。そうすることで、モールド除外部の背面壁20Bを含む部分を、外装ケース20の他の部分20Cと一体に結合した状態で成形することができる。成形条件により1次金型と2次金型を逆にしてもよい。1次金型と2次金型は、別に用意してもよいが、同じ1つの金型の中のコアの移動で作り出すことができる。
また、以上の射出成形を行うことにより、コネクタ端子15の周囲が筒状のコネクタハウジング23で包囲され、コネクタ2が構成される。そして、図3に示すように、筒状のコネクタハウジング23の内部に確保された相手側コネクタの嵌合空間2Aの奥部に、コネクタ端子15の基端部を固着する奥壁部24が形成される。従って、コネクタ端子15としてプレスフィット端子を用いた場合にも、コネクタ端子15を強固に保持固定することができ、相手側コネクタを嵌合した際にコネクタ端子15にこじりが作用した場合にも、高い耐久性を発揮することができる。
上記のように電子回路ユニット1やその製造方法を構成したことにより、外装ケース20の射出成形時に、モールド除外部10Aの回路基板10に作用する樹脂による圧力を低減することができる。従って、樹脂の圧力による回路基板10の変形を抑制することができ、回路基板10や電子回路11の損傷を抑制することができる。また、外装ケース20が、流動性の異なる複数の樹脂により2色成形されているので、全体のコストを抑えながら、外装ケース20の各部で樹脂固有の性質を活かすことができる。
また、本実施形態によれば、外装ケース20にコネクタハウジング23を一体に形成しているので、コネクタを別途組み付ける必要がなくなる。
また、外装ケース20にヒンジ31を介して一体にモールド除外部10Aを覆う蓋体30を設けているので、部品点数を増やさずに、蓋体30によりモールド除外部10Aを保護することができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
例えば、上記実施形態では、外装ケース20を2色成形した場合を示したが、外装ケース20の各部を、より多種類の樹脂を用いて多色成形することもできる。
ここで、上述した本発明に係る電子回路ユニット及びその製造方法の実施形態の特徴をそれぞれ以下(1)〜(4)に簡潔に纏めて列記する。
(1) 電子部品(11)が搭載され、モールド樹脂によって形成される外装ケース(20)で覆われた回路基板(10)の板面の一部に、背面側が前記モールド樹脂で覆われ、表面側が前記外装ケースから露出しているモールド除外部(10A)が設けられた電子回路ユニット(1)であって、
前記外装ケースは、前記モールド除外部の背面側に位置する前記外装ケースの背面壁(モールド除外部の背面壁20B)が、前記外装ケースの他の部分(20C)を構成する樹脂よりも流動性の高い樹脂によって形成されることによって、流動性の異なる複数の樹脂により多色成形されている
ことを特徴とする電子回路ユニット。
(2) 前記外装ケースに一体にコネクタハウジング(23)が設けられている
ことを特徴とする上記(1)に記載の電子回路ユニット。
(3) 前記外装ケースにヒンジ(31)を介して一体に前記モールド除外部を覆う蓋体(30)が設けられている
ことを特徴とする上記(1)または(2)に記載の電子回路ユニット。
(4) 電子部品(11)が搭載され、モールド樹脂によって形成される外装ケース(20)で覆われた回路基板(10)の板面の一部に、背面側が前記モールド樹脂で覆われ、表面側が前記外装ケースから露出しているモールド除外部(10A)が設けられた電子回路ユニットの製造方法であって、
前記回路基板を金型(100)内にセットし、
前記金型内のキャビティに溶融樹脂を充填して前記外装ケースを射出成形する際に、前記モールド除外部の背面側に位置する前記外装ケースの背面壁(モールド除外部の背面壁20B)を構成する樹脂として、前記外装ケースの他の部分(20C)を構成する樹脂よりも流動性の高い樹脂を使用することによって、流動性の異なる複数の樹脂により前記外装ケースを多色成形する
ことを特徴とする電子回路ユニットの製造方法。
1 電子回路ユニット
10 回路基板
10A モールド除外部
11 電子部品
20 外装ケース
20B モールド除外部の背面壁
20C 外装ケースの他の部分
23 コネクタハウジング
30 蓋体
31 ヒンジ

Claims (4)

  1. 電子部品が搭載され、モールド樹脂によって形成される外装ケースで覆われた回路基板の板面の一部に、背面側が前記モールド樹脂で覆われ、表面側が前記外装ケースから露出しているモールド除外部が設けられた電子回路ユニットであって、
    前記外装ケースは、前記モールド除外部の背面側に位置する前記外装ケースの背面壁が、前記外装ケースの他の部分を構成する樹脂よりも流動性の高い樹脂によって形成されることによって、流動性の異なる複数の樹脂により多色成形されている
    ことを特徴とする電子回路ユニット。
  2. 前記外装ケースに一体にコネクタハウジングが設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子回路ユニット。
  3. 前記外装ケースにヒンジを介して一体に前記モールド除外部を覆う蓋体が設けられている
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の電子回路ユニット。
  4. 電子部品が搭載され、モールド樹脂によって形成される外装ケースで覆われた回路基板の板面の一部に、背面側が前記モールド樹脂で覆われ、表面側が前記外装ケースから露出しているモールド除外部が設けられた電子回路ユニットの製造方法であって、
    前記回路基板を金型内にセットし、
    前記金型内のキャビティに溶融樹脂を充填して前記外装ケースを射出成形する際に、前記モールド除外部の背面側に位置する前記外装ケースの背面壁を構成する樹脂として、前記外装ケースの他の部分を構成する樹脂よりも流動性の高い樹脂を使用することによって、流動性の異なる複数の樹脂により前記外装ケースを多色成形する
    ことを特徴とする電子回路ユニットの製造方法。
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