JP6166343B2 - 通信制御方法、基地局及びユーザ端末 - Google Patents

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Description

本発明は、D2D通信をサポートする移動通信システムにおいて用いられる通信制御方法、基地局、及びユーザ端末に関する。
移動通信システムの標準化プロジェクトである3GPP(3rd Generation Partnership Project)では、リリース12以降の新機能として、端末間(Device to Device:D2D)通信の導入が検討されている(非特許文献1参照)。
D2D通信では、近接する複数のユーザ端末(ユーザ端末群)が、コアネットワークを介さずに直接的な通信を行う。すなわち、D2D通信のデータパスはコアネットワークを経由しない。一方、移動通信システムの通常の通信(セルラ通信)のデータパスはコアネットワークを経由する。
3GPP技術報告 「TR 22.803 V12.0.0」 2012年12月
D2D通信は、移動通信システムに割り当てられた周波数帯域(いわゆる、ライセンスバンド)内で行われることが想定されている。従って、セルラ通信とD2D通信との間の干渉の影響により、通信品質の劣化が生じる虞がある。
そこで、本発明は、セルラ通信とD2D通信との間の干渉を抑制可能とする通信制御方法、基地局、及びユーザ端末を提供する。
実施形態に係る通信制御方法は、データパスがコアネットワークを経由するセルラ通信と、データパスが前記コアネットワークを経由しない直接的な端末間通信であるD2D通信と、をサポートする移動通信システムにおいて用いられる。前記通信制御方法は、第1の基地局のセルに在圏する第1のユーザ端末が、前記D2D通信の通信相手になり得る近傍端末の発見に関する発見用信号を送信する送信ステップと、前記発見用信号を第2の基地局が受信したことに応じて、受信した発見用信号に関する干渉情報を、前記通信装置から前記第1の基地局に通知する通知ステップと、を有する。
実施形態に係る基地局は、他の基地局のセルに在圏するユーザ端末から送信される信号であって、かつ前記D2D通信の通信先とすべき近傍端末の発見用信号を前記基地局が受信したことに応じて、受信した発見用信号に関する干渉情報を前記他の基地局に通知する制御部を有する。
実施形態に係る基地局は、前記基地局のセルに在圏しており、かつ前記D2D通信を行っているユーザ端末に対して、前記D2D通信の通信相手になり得る近傍端末の発見に関する発見用信号の送信を指示する指示情報を送信する制御部を有する。
実施形態に係るユーザ端末は、基地局のセルに在圏している。前記ユーザ端末は、前記ユーザ端末が前記D2D通信を行っている場合において、前記D2D通信の通信相手になり得る近傍端末の発見に関する発見用信号の送信を指示する指示情報を前記基地局から受信した場合に、前記発見用信号を送信する制御部を有する。
LTEシステムの構成図である。 UEのブロック図である。 eNBのブロック図である。 LTEシステムにおける無線インターフェイスのプロトコルスタック図である。 LTEシステムで使用される無線フレームの構成図である。 D2D通信における直接通信モードを説明するための図である。 第1実施形態及び第2実施形態に係る動作環境を説明するための図である。 第1実施形態に係る動作シーケンス図である。
[実施形態の概要]
第1実施形態及び第2実施形態に係る通信制御方法は、データパスがコアネットワークを経由するセルラ通信と、データパスが前記コアネットワークを経由しない直接的な端末間通信であるD2D通信と、をサポートする移動通信システムにおいて用いられる。前記通信制御方法は、第1の基地局のセルに在圏する第1のユーザ端末が、前記D2D通信の通信相手になり得る近傍端末の発見に関する発見用信号を送信する送信ステップと、前記発見用信号を第2の基地局が受信したことに応じて、受信した発見用信号に関する干渉情報を、前記通信装置から前記第1の基地局に通知する通知ステップと、を有する。
前記第1実施形態及び第2実施形態において、前記通信装置は、前記第1の基地局の隣接基地局である。
第1実施形態では、前記通知ステップにおいて、前記通信装置は、前記発見用信号の受信電力が閾値を超える場合に、前記干渉情報を前記第1の基地局に通知する。
第1実施形態では、前記発見用信号は、前記第1のユーザ端末を識別するための端末識別子を含む。前記通知ステップにおいて、前記通信装置は、前記端末識別子を前記干渉情報に含める。
第1実施形態では、前記通知ステップにおいて、前記通信装置は、前記通信装置における前記発見用信号の受信電力、又は、前記発見用信号及び/又はD2D通信信号の送信電力制御情報を、前記干渉情報に含める。
第1実施形態では、前記通知ステップにおいて、前記通信装置は、前記第1の基地局を含む全ての隣接基地局に対して前記干渉情報を通知する。
第1実施形態では、前記発見用信号は、前記第1の基地局のセルを識別するためのセル識別子を含む。前記通知ステップにおいて、前記通信装置は、前記発見用信号に含まれる前記セル識別子に基づいて、前記第1の基地局に対して前記干渉情報を通知する。
第1実施形態では、前記通信装置が、前記第1のユーザ端末が前記発見用信号の送信に使用する無線リソースの情報を前記第1の基地局と共有するステップと、前記通信装置が、前記共有した情報に基づいて、前記発見用信号の受信を検知するステップと、をさらに有する。
第1実施形態では、前記発見用信号を第2のユーザ端末が受信したことに応じて、前記第2のユーザ端末における前記発見用信号の受信電力に関する電力情報を、前記第2のユーザ端末から、前記第2のユーザ端末のサービングセルに送信するステップをさらに有する。
第1実施形態では、前記第1の基地局が前記干渉情報を受信したことに応じて、前記発見用信号及び/又はD2D通信信号の送信電力を低下させるための電力制御情報を、前記第1の基地局から前記第1のユーザ端末に送信するステップをさらに有する。
第2実施形態では、前記第1の基地局が、前記D2D通信を行っている前記第1のユーザ端末に対して、前記発見用信号の送信を指示する指示情報を送信する指示ステップをさらに有する。前記送信ステップにおいて、前記D2D通信を行っている前記第1のユーザ端末は、前記指示情報の受信に応じて、前記発見用信号を送信する。
第2実施形態では、前記指示ステップにおいて、前記第1の基地局は、前記干渉情報の受信に応じて、前記D2D通信を行っている前記第1のユーザ端末に対して前記指示情報を送信する。
第2実施形態では、前記送信ステップにおいて、前記D2D通信を行っている前記第1のユーザ端末は、前記発見用信号を周期的に送信する。前記通信制御方法は、前記第1の基地局が前記干渉情報に基づいて前記第1のユーザ端末を与干渉端末として特定した場合に、前記発見用信号の送信停止を指示する指示情報を前記第1の基地局から前記第1のユーザ端末に送信するステップをさらに有する。
第2実施形態では、前記指示ステップにおいて、前記第1の基地局は、前記D2D通信を行っている前記第1のユーザ端末の地理的位置が前記第2の基地局の地理的位置と近接すると判断した場合に、前記D2D通信を行っている前記第1のユーザ端末に対して前記指示情報を送信する。
第2実施形態では、前記通信制御方法は、前記D2D通信を行っている前記第1のユーザ端末を前記第1の基地局が前記干渉情報に基づいて与干渉端末として特定した場合に、干渉回避制御として、前記D2D通信の送信電力を低下させるための電力制御情報、又は前記D2D通信の無線リソースを変更するためのリソース情報を当該第1のユーザ端末に送信するステップをさらに有する。
第2実施形態では、前記通信制御方法は、前記干渉回避制御の実行可否を示す情報を前記第1の基地局から前記通信装置に通知するステップをさらに有する。
その他の実施形態では、前記通信装置は、相互に近接する複数のユーザ端末からなるクラスタにおいて、前記D2D通信を制御するユーザ端末である。
第1実施形態及び第2実施形態に係る基地局は、データパスがコアネットワークを経由するセルラ通信と、データパスが前記コアネットワークを経由しない直接的な端末間通信であるD2D通信と、をサポートする移動通信システムにおいて用いられる。前記基地局は、他の基地局のセルに在圏するユーザ端末から送信される信号であって、かつ前記D2D通信の通信相手になり得る近傍端末の発見に関する発見用信号を前記基地局が受信したことに応じて、受信した発見用信号に関する干渉情報を、前記通信装置から前記第1の基地局に通知する制御部を有する。
第1実施形態及び第2実施形態に係る基地局は、データパスがコアネットワークを経由するセルラ通信と、データパスが前記コアネットワークを経由しない直接的な端末間通信であるD2D通信と、をサポートする移動通信システムにおいて用いられる。前記基地局は、前記基地局のセルに在圏しており、かつ前記D2D通信を行っているユーザ端末に対して、前記D2D通信の通信相手になり得る近傍端末の発見に関する発見用信号の送信を指示する指示情報を送信する制御部を有する。
第1実施形態及び第2実施形態に係るユーザ端末は、データパスがコアネットワークを経由するセルラ通信と、データパスが前記コアネットワークを経由しない直接的な端末間通信であるD2D通信と、をサポートする移動通信システムにおいて、前記基地局のセルに在圏している。前記ユーザ端末は、前記ユーザ端末が前記D2D通信を行っている場合において、前記D2D通信の通信相手になり得る近傍端末の発見に関する発見用信号の送信を指示する指示情報を前記基地局から受信した場合に、前記発見用信号を送信する制御部を有する。
[第1実施形態]
以下、図面を参照して、3GPP規格に準拠して構成される移動通信システム(LTEシステム)にD2D通信を導入する場合の実施形態を説明する。
(LTEシステム)
図1は、第1実施形態に係るLTEシステムの構成図である。図1に示すように、LTEシステムは、複数のUE(User Equipment)100と、E−UTRAN(Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network)10と、EPC(Evolved Packet Core)20と、を含む。E−UTRAN10は無線アクセスネットワークに相当し、EPC20はコアネットワークに相当する。E−UTRAN10及びEPC20は、LTEシステムのネットワークを構成する。
UE100は、移動型の通信装置であり、接続先のセル(サービングセル)との無線通信を行う。UE100はユーザ端末に相当する。
E−UTRAN10は、複数のeNB200(evolved Node−B)を含む。eNB200は基地局に相当する。eNB200は、1又は複数のセルを管理しており、自セルとの接続を確立したUE100との無線通信を行う。なお、「セル」は、無線通信エリアの最小単位を示す用語として使用される他に、UE100との無線通信を行う機能を示す用語としても使用される。
eNB200は、例えば、無線リソース管理(RRM)機能と、ユーザデータのルーティング機能と、モビリティ制御及びスケジューリングのための測定制御機能と、を有する。
EPC20は、複数のMME(Mobility Management Entity)/S−GW(Serving−Gateway)300を含む。MMEは、UE100に対する各種モビリティ制御等を行うネットワークノードであり、制御局に相当する。S−GWは、ユーザデータの転送制御を行うネットワークノードであり、交換局に相当する。MME/S−GW300により構成されるEPC20は、eNB200を収容する。
eNB200は、X2インターフェイスを介して相互に接続される。また、eNB200は、S1インターフェイスを介してMME/S−GW300と接続される。
次に、UE100及びeNB200の構成を説明する。
図2は、UE100のブロック図である。図2に示すように、UE100は、アンテナ101と、無線送受信機110と、ユーザインターフェイス120と、GNSS(Global Navigation Satellite System)受信機130と、バッテリ140と、メモリ150と、プロセッサ160と、を有する。メモリ150及びプロセッサ160は、制御部を構成する。UE100は、GNSS受信機130を有していなくてもよい。また、メモリ150をプロセッサ160と一体化し、このセット(すなわち、チップセット)をプロセッサ160’としてもよい。
アンテナ101及び無線送受信機110は、無線信号の送受信に用いられる。アンテナ101は、複数のアンテナ素子を含む。無線送受信機110は、プロセッサ160が出力するベースバンド信号を無線信号に変換してアンテナ101から送信する。また、無線送受信機110は、アンテナ101が受信する無線信号をベースバンド信号に変換してプロセッサ160に出力する。
ユーザインターフェイス120は、UE100を所持するユーザとのインターフェイスであり、例えば、ディスプレイ、マイク、スピーカ、及び各種ボタンなどを含む。ユーザインターフェイス120は、ユーザからの操作を受け付けて、該操作の内容を示す信号をプロセッサ160に出力する。GNSS受信機130は、UE100の地理的な位置を示す位置情報を得るために、GNSS信号を受信して、受信した信号をプロセッサ160に出力する。バッテリ140は、UE100の各ブロックに供給すべき電力を蓄える。
メモリ150は、プロセッサ160によって実行されるプログラムと、プロセッサ160による処理に使用される情報と、を記憶する。プロセッサ160は、ベースバンド信号の変調・復調及び符号化・復号などを行うベースバンドプロセッサと、メモリ150に記憶されるプログラムを実行して各種の処理を行うCPU(Central Processing Unit)と、を含む。プロセッサ160は、さらに、音声・映像信号の符号化・復号を行うコーデックを含んでもよい。プロセッサ160は、後述する各種の処理及び各種の通信プロトコルを実行する。
図3は、eNB200のブロック図である。図3に示すように、eNB200は、アンテナ201と、無線送受信機210と、ネットワークインターフェイス220と、メモリ230と、プロセッサ240と、を有する。メモリ230及びプロセッサ240は、制御部を構成する。なお、メモリ230をプロセッサ240と一体化し、このセット(すなわち、チップセット)をプロセッサとしてもよい。
アンテナ201及び無線送受信機210は、無線信号の送受信に用いられる。アンテナ201は、複数のアンテナ素子を含む。無線送受信機210は、プロセッサ240が出力するベースバンド信号を無線信号に変換してアンテナ201から送信する。また、無線送受信機210は、アンテナ201が受信する無線信号をベースバンド信号に変換してプロセッサ240に出力する。
ネットワークインターフェイス220は、X2インターフェイスを介して隣接eNB200と接続され、S1インターフェイスを介してMME/S−GW300と接続される。ネットワークインターフェイス220は、X2インターフェイス上で行う通信及びS1インターフェイス上で行う通信に用いられる。
メモリ230は、プロセッサ240によって実行されるプログラムと、プロセッサ240による処理に使用される情報と、を記憶する。プロセッサ240は、ベースバンド信号の変調・復調及び符号化・復号などを行うベースバンドプロセッサと、メモリ230に記憶されるプログラムを実行して各種の処理を行うCPUと、を含む。プロセッサ240は、後述する各種の処理及び各種の通信プロトコルを実行する。
図4は、LTEシステムにおける無線インターフェイスのプロトコルスタック図である。図4に示すように、無線インターフェイスプロトコルは、OSI参照モデルのレイヤ1乃至レイヤ3に区分されており、レイヤ1は物理(PHY)レイヤである。レイヤ2は、MAC(Media Access Control)レイヤと、RLC(Radio Link Control)レイヤと、PDCP(Packet Data Convergence Protocol)レイヤと、を含む。レイヤ3は、RRC(Radio Resource Control)レイヤを含む。
物理レイヤは、符号化・復号、変調・復調、アンテナマッピング・デマッピング、及びリソースマッピング・デマッピングを行う。UE100の物理レイヤとeNB200の物理レイヤとの間では、物理チャネルを介してデータが伝送される。
MACレイヤは、データの優先制御、及びハイブリッドARQ(HARQ)による再送処理などを行う。UE100のMACレイヤとeNB200のMACレイヤとの間では、トランスポートチャネルを介してデータが伝送される。eNB200のMACレイヤは、上下リンクのトランスポートフォーマット(トランスポートブロックサイズ、変調・符号化方式(MCS))、及び割当リソースブロックを決定するスケジューラを含む。
RLCレイヤは、MACレイヤ及び物理レイヤの機能を利用してデータを受信側のRLCレイヤに伝送する。UE100のRLCレイヤとeNB200のRLCレイヤとの間では、論理チャネルを介してデータが伝送される。
PDCPレイヤは、ヘッダ圧縮・伸張、及び暗号化・復号化を行う。
RRCレイヤは、制御プレーンでのみ定義される。UE100のRRCレイヤとeNB200のRRCレイヤとの間では、各種設定のための制御メッセージ(RRCメッセージ)が伝送される。RRCレイヤは、無線ベアラの確立、再確立及び解放に応じて、論理チャネル、トランスポートチャネル、及び物理チャネルを制御する。UE100のRRCとeNB200のRRCとの間にRRC接続がある場合、UE100は接続状態(RRC connected state)であり、そうでない場合、UE100はアイドル状態(RRC idle state)である。
RRCレイヤの上位に位置するNAS(Non−Access Stratum)レイヤは、セッション管理及びモビリティ管理などを行う。
図5は、LTEシステムで使用される無線フレームの構成図である。LTEシステムは、下りリンクにはOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiplexing Access)、上りリンクにはSC−FDMA(Single Carrier Frequency Division Multiple Access)がそれぞれ適用される。
図5に示すように、無線フレームは、時間方向に並ぶ10個のサブフレームで構成され、各サブフレームは、時間方向に並ぶ2個のスロットで構成される。各サブフレームの長さは1msであり、各スロットの長さは0.5msである。各サブフレームは、周波数方向に複数個のリソースブロック(RB)を含み、時間方向に複数個のシンボルを含む。リソースブロックは、周波数方向に複数個のサブキャリアを含む。UE100に割り当てられる無線リソースのうち、周波数リソースはリソースブロックにより特定でき、時間リソースはサブフレーム(又はスロット)により特定できる。
下りリンクにおいて、各サブフレームの先頭数シンボルの区間は、主に制御信号を伝送するための物理下りリンク制御チャネル(PDCCH)として使用される制御領域である。また、各サブフレームの残りの区間は、主にユーザデータを伝送するための物理下りリンク共有チャネル(PDSCH)として使用できる領域である。
上りリンクにおいて、各サブフレームにおける周波数方向の両端部は、主に制御信号を伝送するための物理上りリンク制御チャネル(PUCCH)として使用される制御領域である。また、各サブフレームにおける周波数方向の中央部は、主にユーザデータを伝送するための物理上りリンク共有チャネル(PUSCH)として使用できる領域である。
(D2D通信)
第1実施形態に係るLTEシステムは、直接的なUE間通信であるD2D通信をサポートする。ここでは、D2D通信を、LTEシステムの通常の通信(セルラ通信)と比較して説明する。
セルラ通信は、コアネットワークであるEPC20をデータパスが経由する。データパスとは、ユーザデータ(ユーザプレーン)の通信経路である。これに対し、D2D通信は、UE間に設定されるデータパスがEPC20を経由しない。よって、EPC20のトラフィック負荷を削減できる。
UE100は、近傍に存在する他のUE100を発見し、D2D通信を開始する。D2D通信には、直接通信モード及び局所中継モード(Locally Routedモード)がある。
図6は、D2D通信における直接通信モードを説明するための図である。図6に示すように、直接通信モードは、データパスがeNB200を経由しない。相互に近接するUE100−1D及びUE100−2Dは、eNB200のセルにおいて、低送信電力で直接的に無線通信を行う。よって、UE100の消費電力の削減、及び隣接セルへの干渉の低減といったメリットを得られる。
UE100−1D及びUE100−2Dは、eNB200のセルにおいて直接通信モードのD2D通信を行うD2D UE(D2D端末)である。接続状態にあるUE100−1D及びUE100−2Dは、eNB200から割り当てられる無線リソースを用いて、D2D通信を行う。UE100−1D及びUE100−2Dは、ユーザデータを相互に送受信し、制御信号をeNB200と送受信する。このように、D2D通信の制御は、eNB200の主導で行われる。
UE100−1D及びUE100−2Dのうち何れか一方のUEは、D2D通信において他方のUEを制御可能なアンカーUE(アンカー端末)であってもよい。アンカーUEは、D2D通信に使用する無線リソースの決定権を持っていてもよく、他方のUE(通信相手UE)に対して制御信号を送信可能であってもよい。アンカーUEが存在する場合、他方のUE(通信相手UE)は、制御信号をeNB200と送受信せずにアンカーUEと送受信することがある。
UE100−Cは、eNB200のセルにおいてセルラ通信を行うセルラUE(セルラ端末)である。接続状態にあるUE100−Cは、eNB200から割り当てられる無線リソースを用いて、セルラ通信を行う。UE100−Cは、ユーザデータ及び制御信号をeNB200と送受信する。
なお、局所中継モードは、UE間のデータパスがeNB200を経由するものの、当該データパスがEPC20を経由しない。すなわち、局所中継モードにおいて、UE100−1D及びUE100−2Dは、EPC20を介さずにeNB200を介して無線通信を行う。局所中継モードは、EPC20のトラフィック負荷を削減できるものの、直接通信モードに比べてメリットが少ない。よって、第1実施形態では、直接通信モードを主として想定する。
また、第1実施形態では、D2D通信は、LTEシステムに割り当てられた周波数帯域(いわゆる、ライセンスバンド)内で行われる。
なお、D2D通信が開始されるケースとして、(a)近傍端末を発見するための動作を行うことによって近傍端末を発見した後に、D2D通信が開始されるケースと、(b)近傍端末を発見するための動作を行わずにD2D通信が開始されるケースがある。
例えば、上記(a)のケースでは、UE100−1及びUE100−2のうち一方のUE100が、近傍に存在する他方のUE100を発見することで、D2D通信が開始される。
このケースの場合、UE100は、近傍端末を発見するために、自身の近傍に存在する他のUE100を発見する(Discover)機能、及び/又は、UE100は、他のUE100から発見される(Discoverable)機能を有する。
具体的には、UE100−1は、近傍端末を発見するため又は近傍端末に発見されるために用いられる発見信号(Discovery信号/Discoverable信号)を送信する。発見信号を受信したUE100−2は、UE100−1を発見する。UE100−2が、発見信号に対する応答を送信することで、発見信号を送信したUE100−1は、近傍端末であるUE100−2を発見する。
なお、UE100は、近傍端末を発見しても必ずしもD2D通信を行う必要はなく、例えば、UE100−1及びUE100−2は、互いに相手を発見した後に、ネゴシエーションを行って、D2D通信を行うか否かを判定してもよい。UE100−1及びUE100−2のそれぞれは、D2D通信を行うことに同意した場合に、D2D通信を開始する。なお、UE100−1は、近傍端末を発見した後にD2D通信を行わなかった場合、上位レイヤ(例えば、アプリケーションなど)に近傍のUE100(すなわち、UE100−2)の発見を報告してもよい。例えば、アプリケーションは、当該報告に基づく処理(例えば、UE100−2の位置を地図情報にプロットする処理など)を実行できる。
また、UE100は、近傍端末を発見したことをeNB200に報告し、近傍端末との通信をセルラ通信によって行うかD2D通信によって行うかの指示をeNB200から受けることも可能である。
一方、上記(b)のケースでは、例えば、UE100−1は、D2D通信相手を特定せずに、D2D通信用の信号の送信(ブロードキャストによる報知など)を開始する。これにより、UE100は、近傍端末の発見の有無にかかわらず、D2D通信を開始できる。なお、D2D通信用の信号の待ち受け動作を行っているUE100−2は、UE100−1からの当該信号に基づいて、同期又は/及び復調を行う。
(第1実施形態に係る動作)
次に、第1実施形態に係る動作について説明する。図7は、第1実施形態に係る動作環境を説明するための図である。図7に示すように、MeNB(マクロ基地局)200−1は、セル1(マクロセル)を管理する。セル1には、UE100−1及び100−2が在圏する。すなわち、セル1は、UE100−1及び100−2のそれぞれのサービングセルである。第1実施形態では、UE100−1及び100−2のそれぞれは、セル1において接続状態にある。
PeNB(ピコ基地局)200−2は、セル1内にあるセル2(ピコセル)を管理する。PeNB200−2は、MeNB200−1の隣接eNBに相当する。セル2は、セル1よりもカバレッジの小さいセルである。このように、第1実施形態では、セル1(マクロセル)内にセル2(ピコセル)が設けられる動作環境を想定する。
UE100−1及び100−2は、セル1に接続するものの、セル2の近傍に位置する。よって、UE100−1及び100−2がD2D通信を行うことを想定すると、UE100−1及び/又は100−2からの送信信号がセル2に干渉の影響を与えて、セル2において通信品質の劣化が生じる虞がある。
第1実施形態では、UE100−1は、D2D通信の通信相手となり得る近傍端末の発見に関する発見用信号を送信する。発見用信号を送信するUE100−1は、D2D通信を行っていなくてもよく、D2D通信を行っていてもよい。
第1実施形態では、発見用信号は、近傍端末を発見するための信号(Discovery信号)である。ただし、発見用信号は、近傍端末から発見されるための信号(Discoverable信号)であってもよい。Discovery信号は、D2D通信中に送信されるデータ信号(D2D通信信号)と同等の送信電力で送信されてもよい。
図8は、第1実施形態に係る動作シーケンス図である。
図8に示すように、ステップS101において、PeNB200−2は、UE100−1がDiscovery信号の送信に使用する無線リソース(時間・周波数リソース)の情報をMeNB200−1と共有する。第1実施形態では、Discovery信号の送信に使用する無線リソースの情報は、MeNB200−1からPeNB200−2に通知される。例えば、MeNB200−1は、Discovery信号の送信タイミングを当該送信タイミングの前にPeNB200−2に通知してもよく、Discovery信号の送信タイミングが周期的である場合には当該周期又は当該周期に対応するタイミング(サブフレームなど)をPeNB200−2に通知してもよい。また、MeNB200−1及び/又はPeNB200−2は、Discovery信号の送信タイミングにおいてセルラ通信を停止する、及び/又はD2D通信を停止するよう制御してもよい。
ステップS102において、UE100−1は、Discovery信号を送信する。Discovery信号は、UE100−1を識別するためのUE識別子を含む。Discovery信号は、MeNB200−1のセルを識別するためのセル識別子をさらに含んでもよい。PeNB200−2は、UE100−1からのDiscovery信号を受信する。ここで、PeNB200−2は、MeNB200−1と共有した情報に基づいて、Discovery信号の受信を検知する。
ステップS103乃至S105において、PeNB200−2は、Discovery信号を受信したことに応じて、受信したDiscovery信号に関するDiscovery干渉情報(Indication)をMeNB200−1に通知する。第1実施形態では、PeNB200−2は、Discovery信号の受信電力が閾値を超える場合(S103;Yes)に、Discovery干渉情報をMeNB200−1に通知することを決定する。ステップS104において、PeNB200−2は、MeNB200−1に通知するDiscovery干渉情報を生成する。Discovery干渉情報は、以下の情報を含む。
・Discovery信号に含まれるUE識別子。
・PeNB200−2におけるDiscovery信号の受信電力、又は、Discovery信号及び/又はD2D通信信号の送信電力制御情報。ここで送信電力制御情報とは、例えば電力削減要求(送信電力をどの程度下げるべきかを示す情報)、送信電力の上限(最大送信電力)、又は送信電力指定値を示す情報である。
Discovery干渉情報は、Discovery信号を受信した無線リソース(リソースブロック、サブフレーム、周波数帯)の情報、Discovery信号の受信電力から推定されるパスロス(伝搬損失)の情報、Discovery信号を受信したセル(セル2)のセル識別子などを含んでもよい。Discovery干渉情報のフォーマット例を表1に示す。
Figure 0006166343
ステップS105において、PeNB200−2は、Discovery干渉情報をMeNB200−1に通知する。PeNB200−2は、Discovery干渉情報を、X2インターフェイス上でMeNB200−1に直接的に通知してもよく、S1インターフェイス上でMeNB200−1に間接的に通知してもよい。PeNB200−2は、MeNB200−1を含む全ての隣接eNBに対してDiscovery干渉情報を通知する。或いは、Discovery信号にセル識別子が含まれる場合、PeNB200−2は、当該セル識別子が示すセル(セル1)に対してのみDiscovery干渉情報を通知してもよい。
MeNB200−1は、PeNB200−2からのDiscovery干渉情報に含まれるUE識別子に対応するUEが自セルに存在することを確認した場合に、PeNB200−2に応答を返してもよい。これに対し、当該UE識別子に対応するUEが自セルに存在しない場合、MeNB200−1は、その旨をPeNB200−2に通知してもよい。
一方、ステップS102において、UE100−2は、UE100−1からのDiscovery信号を受信する。ステップS106乃至S108において、UE100−2は、Discovery信号を受信したことに応じて、UE100−2におけるDiscovery信号の受信電力に関するDiscovery電力情報をサービングセル(セル1)に送信する。第1実施形態では、UE100−2は、Discovery信号の受信電力が閾値を超える場合(S106;Yes)に、Discovery電力情報をMeNB200−1に送信することを決定する。ステップS107において、UE100−2は、MeNB200−1に送信するDiscovery電力情報を生成する。Discovery電力情報は、以下の情報を含む。
・Discovery信号に含まれるUE識別子。
・UE100−2におけるDiscovery信号の受信電力、又は、Discovery信号及び/又はD2D通信信号の受信電力の所要受信電力に対する比(UE100−1の送信電力をどの程度下げてもよいかを示す情報)。ここで所要受信電力とは、D2D通信を確立又は維持するために必要とされる受信電力である。
UE100−2は、MeNB200−2からの要求又は設定に応じてDiscovery電力情報を送信してもよい。UE100−2は、D2D通信の開始を要求するためのD2D要求にDiscovery電力情報を含めて送信してもよい。
ステップS108において、UE100−2は、Discovery電力情報をMeNB200−1に送信(報告)する。
ステップS109乃至S114において、MeNB200−1は、PeNB200−2からのDiscovery干渉情報を受信したことに応じて、Discovery信号及び/又はD2D通信信号の送信電力を低下させるための電力制御情報をUE100−1に送信する。第1実施形態では、ステップS109において、MeNB200−1は、PeNB200−2からのDiscovery干渉情報と、UE100−2からのDiscovery電力情報と、に基づいて、UE100−1の送信電力を低下させるか否かを判定する。例えば、MeNB200−1は、Discovery電力情報から「低下できる送信電力」を特定し、かつ、Discovery干渉情報から「低下すべき送信電力」を特定する。そして、MeNB200−1は、低下すべき送信電力が、低下できる送信電力以下である場合には、UE100−1の送信電力を低下させると判定する。
これに対し、低下すべき送信電力が、低下できる送信電力を超える場合には、MeNB200−1は、UE100−1の送信電力の低下量についてPeNB200−2とネゴシエーションを行ってもよい。例えば、MeNB200−1は、低下できる送信電力(又は低下後の送信電力)をPeNB200−2に通知する(S110)。PeNB200−2は、低下できる送信電力(又は低下後の送信電力)を受け入れるか否かを判定し(S111)、判定結果をMeNB200−1に通知する(S112)。
或いは、MeNB200−1は、低下すべき送信電力が、低下できる送信電力を超える場合において、UE100−1及び100−2がD2D通信を行っていない場合には、当該D2D通信を開始させないよう制御してもよい。
ステップS113において、MeNB200−1は、UE100−1についての低下後の送信電力(Discovery信号及び/又はD2D通信信号の送信電力)を決定する。MeNB200−1は、決定した送信電力(PDisvovery設定)をUE100−1に通知(設定)する。UE100−1は、MeNB200−1から通知された送信電力でDiscovery信号及び/又はD2D通信信号の送信を行う(S114)。UE100−1は、D2D通信を行う場合、通知された送信電力をUE100−2に通知してもよい。
このように、第1実施形態では、PeNB200−2が、Discovery信号を受信したことに応じて、受信したDiscovery信号に関するDiscovery干渉情報(Indication)をMeNB200−1に通知することにより、MeNB200−1は、干渉を抑制するための送信電力制御を行うことができる。
[第2実施形態]
第2実施形態について、第1実施形態との相違点を説明する。第2実施形態に係る動作環境は第1実施形態と同様である。以下において、第2実施形態に係る動作を説明する。
第1に、MeNB200−1は、D2D通信を行っているUE100−1に対して、Discovery信号の送信を指示する指示情報を送信する。D2D通信を行っているUE100−1は、指示情報の受信に応じて、Discovery信号を送信する。
MeNB200−1は、D2D通信を行っているUE100−1の地理的位置がPeNB200−2の地理的位置と近接すると判断した場合に、指示情報をUE100−1に送信してもよい。UE位置情報を求める手法は周知であるため、ここでは説明を省略する。
或いは、MeNB200−1は、指示情報を定期的にUE100−1に送信してもよく、定期的なDiscovery信号の送信を指示する指示情報をUE100−1に送信してもよい。
或いは、MeNB200−1は、PeNB200−2からDiscovery干渉情報を受信した場合に、指示情報をUE100−1に送信してもよい。
或いは、MeNB200−1は、EPC20からの要求又は設定に応じて、指示情報をUE100−1に送信してもよい。
第2に、PeNB200−2は、上述した第1実施形態と同様に、Discovery信号を受信し、Discovery干渉情報をMeNB200−1に送信する。
第3に、MeNB200−1は、PeNB200−2からのDiscovery干渉情報に基づいてUE100−1を与干渉UEとして特定した場合に、以下の何れかの干渉回避制御を行う。
・D2D通信の送信電力を低下させるための電力制御情報をUE100−1に送信する。
・D2D通信の無線リソースを変更するためのリソース情報をUE100−1に送信する。例えば、変更先の無線リソースは、PeNB200−2からMeNB200−1に予め通知されているD2D用リソース、PeNB200−2が上りリンクの割当を行わないブランクサブフレーム、又はPeNBを運用していない別バンドである。
・D2D通信からセルラ通信への切り替えをUE100−1に指示する。
なお、MeNB200−1は、UE100−1がDiscovery信号を周期的に送信する場合において、MeNB200−1がDiscovery干渉情報に基づいてUE100−1を与干渉UEとして特定した場合に、Discovery信号の送信停止を指示する指示情報をUE100−1に送信してもよい。
このように、第2実施形態では、MeNB200−1が、D2D通信を行っているUE100−1に対してDiscovery信号の送信を指示する指示情報を送信することにより、UE100−1が隣接eNBに干渉を与えているか否か(与干渉UEであるか否か)を確認できる。
[その他の実施形態]
上述した各実施形態では、MeNB200−1(マクロセル)及びPeNB200−2(ピコセル)が設置された動作環境を例に説明したが、同種のeNB(同種のセル)が設置された動作環境に本発明を適用してもよい。
或いは、上述した各実施形態において、PeNB200−2と同様の動作を、相互に近接する複数のUE100からなるD2D UE群(クラスタ)において、D2D通信を制御するUEであるクラスタヘッド(CHUE)が行ってもよい。具体的には、CHUEは、上述したS101〜S105、S110〜S112におけるPeNB200−2と同様の動作を行うことができる。
なお、CHUEは、クラスタにおける同期の基準となり、当該クラスタにおいてD2D通信を制御するUEである。すなわち、CHUEは、上述のアンカーUEであってもよい。CHUEは、UE100−1及びUE100−2が属するクラスタに属していてもよいし、異なるクラスタに属していてもよい。
CHUEとPeNB200−2とは、無線リソースのスケジューリングが可能である点が共通する。
上述した各実施形態において、UE100−1は、MeNB200−1から通知された送信電力でDiscovery信号及び/又はD2D通信信号の送信を行っていたが(S114参照)、これに限られない。UE100−1は、MeNB200−1から通知された送信電力に基づいて、Discovery信号及び/又はD2D通信信号の送信電力を決定してもよい。具体的には、UE100−1は、通知された送信電力以下の送信電力を、Discovery信号及び/又はD2D通信信号の送信電力に決定する。UE100−1は、決定した送信電力をUE100−1に通知してもよい。なお、UE100−1は、D2D通信に使用する無線リソースをスケジューリングする場合に、Discovery信号及び/又はD2D通信信号の送信電力を決定してもよい。
上述した各実施形態において、UE100−2は、Discovery電力情報をMeNB200−1に送信(報告)していたが(S108参照)、これに限られない。例えば、UE100−2は、MeNB200−1が管理するセル・カバレッジ外に位置する場合、MeNB200−1が管理するセル・カバレッジに在圏するUE100−1を介して、Discovery電力情報をMeNB200−1に送信(報告)してもよい。或いは、UE100−1は、MeNB200−1のセル・カバレッジ外に位置するUE100−2からDiscovery電力情報を受信した場合、MeNB200−1に送信する代わりに、UE100−1についての低下後の送信電力(Discovery信号及び/又はD2D通信信号の送信電力)を決定してもよい。
また、上述した各実施形態において、MeNB200−1は、PDCCH(Physical Downlink Control Channerl)を用いて、決定した送信電力(PDisvovery設定)をUE100−1に通知してもよい。
上述した各実施形態では、D2D通信における直接通信モードを主として想定していたが、直接通信モードに代えて局所中継モードを適用してもよい。
上述した各実施形態では、本発明をLTEシステムに適用する一例を説明したが、LTEシステムに限定されるものではなく、LTEシステム以外のシステムに本発明を適用してもよい。
なお、米国仮出願第61/766468号(2013年2月19日出願)の全内容が、参照により、本願明細書に組み込まれている。
以上のように、本発明に係る通信制御方法、基地局、及びユーザ端末は、セルラ通信とD2D通信との間の干渉を抑制できるため、移動通信分野において有用である。

Claims (17)

  1. データパスがコアネットワークを経由するセルラ通信と、データパスが前記コアネットワークを経由しない直接的な端末間通信であるD2D通信と、をサポートする移動通信システムにおいて用いられる通信制御方法であって、
    第1の基地局のセルに在圏する第1のユーザ端末が、前記D2D通信の通信相手になり得る近傍端末の発見に関する発見用信号を送信する送信ステップと、
    前記発見用信号を通信装置が受信したことに応じて、受信した発見用信号に関する干渉情報を、前記通信装置から前記第1の基地局に通知する通知ステップと、を有し、
    前記通信装置は、前記第1の基地局に隣接する第2の基地局であることを特徴とする通信制御方法。
  2. 前記通知ステップにおいて、前記第2の基地局は、前記発見用信号の受信電力が閾値を超える場合に、前記干渉情報を前記第1の基地局に通知することを特徴とする請求項1に記載の通信制御方法。
  3. 前記発見用信号は、前記第1のユーザ端末を識別するための端末識別子を含み、
    前記通知ステップにおいて、前記第2の基地局は、前記端末識別子を前記干渉情報に含めることを特徴とする請求項1に記載の通信制御方法。
  4. 前記通知ステップにおいて、前記第2の基地局は、前記第2の基地局における前記発見用信号の受信電力、又は、前記発見用信号及び/又はD2D通信信号の送信電力制御情報を、前記干渉情報に含めることを特徴とする請求項1に記載の通信制御方法。
  5. 前記通知ステップにおいて、前記第2の基地局は、前記第1の基地局を含む全ての隣接基地局に対して前記干渉情報を通知することを特徴とする請求項1に記載の通信制御方法。
  6. 前記発見用信号は、前記第1の基地局のセルを識別するためのセル識別子を含み、
    前記通知ステップにおいて、前記第2の基地局は、前記発見用信号に含まれる前記セル識別子に基づいて、前記第1の基地局に対して前記干渉情報を通知することを特徴とする請求項1に記載の通信制御方法。
  7. 前記第2の基地局が、前記第1のユーザ端末が前記発見用信号の送信に使用する無線リソースの情報を前記第1の基地局と共有するステップと、
    前記第2の基地局が、前記共有した情報に基づいて、前記発見用信号の受信を検知するステップと、
    をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の通信制御方法。
  8. 前記発見用信号を第2のユーザ端末が受信したことに応じて、前記第2のユーザ端末における前記発見用信号の受信電力に関する電力情報を、前記第2のユーザ端末から、前記第2のユーザ端末のサービングセルに送信するステップをさらに有することを特徴とする請求項1に記載の通信制御方法。
  9. 前記第1の基地局が前記干渉情報を受信したことに応じて、前記発見用信号及び/又はD2D通信信号の送信電力を低下させるための電力制御情報を、前記第1の基地局から前記第1のユーザ端末に送信するステップをさらに有することを特徴とする請求項1に記載の通信制御方法。
  10. 前記第1の基地局が、前記D2D通信を行っている前記第1のユーザ端末に対して、前記発見用信号の送信を指示する指示情報を送信する指示ステップをさらに有し、
    前記送信ステップにおいて、前記D2D通信を行っている前記第1のユーザ端末は、前記指示情報の受信に応じて、前記発見用信号を送信することを特徴とする請求項1に記載の通信制御方法。
  11. 前記指示ステップにおいて、前記第1の基地局は、前記干渉情報の受信に応じて、前記D2D通信を行っている前記第1のユーザ端末に対して前記指示情報を送信することを特徴とする請求項10に記載の通信制御方法。
  12. 前記送信ステップにおいて、前記D2D通信を行っている前記第1のユーザ端末は、前記発見用信号を周期的に送信し、
    前記通信制御方法は、前記第1の基地局が前記干渉情報に基づいて前記第1のユーザ端末を与干渉端末として特定した場合に、前記発見用信号の送信停止を指示する指示情報を前記第1の基地局から前記第1のユーザ端末に送信するステップをさらに有することを特徴とする請求項11に記載の通信制御方法。
  13. 前記指示ステップにおいて、前記第1の基地局は、前記D2D通信を行っている前記第1のユーザ端末の地理的位置が前記第2の基地局の地理的位置と近接すると判断した場合に、前記D2D通信を行っている前記第1のユーザ端末に対して前記指示情報を送信することを特徴とする請求項10に記載の通信制御方法。
  14. 前記通信制御方法は、前記D2D通信を行っている前記第1のユーザ端末を前記第1の基地局が前記干渉情報に基づいて与干渉端末として特定した場合に、干渉回避制御として、前記D2D通信の送信電力を低下させるための電力制御情報、又は前記D2D通信の無線リソースを変更するためのリソース情報を前記第1のユーザ端末に送信するステップをさらに有することを特徴とする請求項11に記載の通信制御方法。
  15. 前記通信制御方法は、前記干渉回避制御の実行可否を示す情報を前記第1の基地局から前記第2の基地局に通知するステップをさらに有することを特徴とする請求項14に記載の通信制御方法。
  16. データパスがコアネットワークを経由するセルラ通信と、データパスが前記コアネットワークを経由しない直接的な端末間通信であるD2D通信と、をサポートする移動通信システムにおいて用いられる通信制御方法であって、
    第1の基地局のセルに在圏する第1のユーザ端末が、前記D2D通信の通信相手になり得る近傍端末の発見に関する発見用信号を送信する送信ステップと、
    前記発見用信号を通信装置が受信したことに応じて、受信した発見用信号に関する干渉情報を、前記通信装置から前記第1の基地局に通知する通知ステップと、
    を有し、
    前記通信装置は、相互に近接する複数のユーザ端末からなるクラスタにおいて、前記D2D通信を制御するユーザ端末であることを特徴とする通信制御方法。
  17. データパスがコアネットワークを経由するセルラ通信と、データパスが前記コアネットワークを経由しない直接的な端末間通信であるD2D通信と、をサポートする移動通信システムにおいて用いられる基地局であって、
    他の基地局のセルに在圏するユーザ端末から送信される信号であって、かつ前記D2D通信の通信相手になり得る近傍端末の発見に関する発見用信号を前記基地局が受信したことに応じて、受信した発見用信号に関する干渉情報を前記他の基地局に通知する制御部を有することを特徴とする基地局。
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