JP6165568B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6165568B2
JP6165568B2 JP2013189784A JP2013189784A JP6165568B2 JP 6165568 B2 JP6165568 B2 JP 6165568B2 JP 2013189784 A JP2013189784 A JP 2013189784A JP 2013189784 A JP2013189784 A JP 2013189784A JP 6165568 B2 JP6165568 B2 JP 6165568B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inkjet recording
clock frequency
recording apparatus
ink jet
jet recording
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013189784A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015054465A (ja
Inventor
竜一 林
竜一 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Screen Holdings Co Ltd
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Screen Holdings Co Ltd
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Screen Holdings Co Ltd, Ricoh Co Ltd filed Critical Screen Holdings Co Ltd
Priority to JP2013189784A priority Critical patent/JP6165568B2/ja
Publication of JP2015054465A publication Critical patent/JP2015054465A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6165568B2 publication Critical patent/JP6165568B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Ink Jet (AREA)

Description

本発明は、インクジェット記録装置に関する。
近年、コンピュータ装置等の電子機器から放出される電磁波ノイズ(EMI)によって、他の電子機器に障害を及ぼす問題が発生している。このためVCCI(情報処理装置等電波障害自主協議会)では、放射されるEMIレベルを定められた規格値以下に抑えるように規制している。EMIの一部は、発生源である電子回路部分が高周波デジタル信号を伝送する際に、基板間を接続するケーブルをアンテナとして放射される。EMI抑制手段として、発生源である電子回路部分はシミュレーション技術が進んだことで、容易に対策を実施できる。
しかし、EMIの放射源となるケーブルは、実機での実装位置や配置の仕方等による要因変動が大きい。このため、シミュレーション技術を用いた予測が困難であり、実機実装時に対策しているのが現状である。
ここで、特許文献1(特開2006−106331号公報)には、互いに異なる基本周波数を有するスペクトラム拡散クロックジェネレータを用いて、同一基本周波数によるケーブルからの放射EMIの重畳を抑制する方法が開示されている。
また、特許文献2(特開2004−122584号公報)には、フラットケーブルを導電性部材に這わせ、導電性部材をグランドレベル(GNDレベル)に接続した筐体金属に固定することで、放射EMIを抑制する方法が開示されている。
特許文献1に開示されている技術は、多数の負荷を接続する機器において、設定できるクロック周波数は限られる。このため、負荷をグループ分けし、グループ毎にクロック周波数を設定することも考えられるが、グループ内での同一周波数によるケーブルからの放射EMIが重畳する問題がある。
特許文献2に開示されている技術は、GNDレベルに接続した筐体金属に這わせるため、実装経路が限定される問題がある。また、1本のケーブルに対し1つの導電性部材を必要とするため、新たな部材の追加が必要となる問題がある。
本発明は、EMIを効果的に抑制したインクジェット記録装置の提供を目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、複数のインクジェット記録ヘッドと、インクジェット記録ヘッドを駆動するための、基準クロック周波数とは異なるクロック周波数のクロック信号を生成する複数の駆動制御部と、複数のアナログ信号ラインおよびグランドラインを備えたアナログ系信号ラインと、複数のデジタル信号ラインを備えたデジタル系信号ラインとを含み、アナログ系信号ラインが外側となるように折畳んだ形状を備え、インクジェット記録ヘッドと駆動制御部とを接続する複数の多芯フラットケーブルとを有する。
本発明によれば、電磁波ノイズ(EMI)を効果的に抑制することができるという効果を奏する。
図1は、第1の実施の形態のインクジェット記録装置における全体構成図である。 図2は、インクジェット記録Mdの斜視図である。 図3は、インクジェット記録ヘッドの配置構成を示す図である。 図4は、インクジェット記録ヘッドの拡大底面図である。 図5は、多数の負荷を接続する機器における問題点を説明するための図である。 図6は、第1の実施の形態のインクジェット記録装置に設けられているインクジェット記録ヘッドMdの側面図である。 図7は、インクジェット記録ヘッドMdの機能ブロック図である。 図8は、グループ毎に設定される各クロック周波数のクロック信号の波形図である。 図9は、第1の実施の形態のインクジェット記録装置における、送信側FPGAと受信側FPGAの動作を示すフローチャートである。 図10は、第1の実施の形態のインクジェット記録装置に設けられている多芯フラットケーブルの断面図である。 図11は、第1の実施の形態のインクジェット記録装置に設けられている多芯フラットケーブルの形状を示す図である。 図12は、第2の実施の形態のインクジェット記録装置に設けられている多芯フラットケーブルの形状を示す図である。 図13は、第3の実施の形態のインクジェット記録装置に設けられている多芯フラットケーブルの形状を示す図である。 図14は、第4の実施の形態のインクジェット記録装置に設けられている多芯フラットケーブルの形状を示す図である。
以下に添付図面を参照して、インクジェット記録装置の実施の形態を詳細に説明する。
(概要)
実施の形態のインクジェット記録装置は、多数の負荷を相当数の多芯フラットケーブルを介して接続する機器において、上位の駆動基板からグループ分けした負荷のグループ毎に、異なるクロック周波数を設定し伝送する。グループ毎に異なるクロック周波数を設定することで、上位の駆動基板に接続された負荷からの電磁波ノイズ(EMI)を分散することができる。
また、実施の形態のインクジェット記録装置は、多芯フラットケーブルの片側の信号ラインを、グランド信号(GND信号)の多いアナログ系信号ラインとして使用する。また、もう片側の信号ラインはクロック信号を含むデジタル系信号ラインとして使用する。そして、アナログ系信号ラインが外側となるように折畳む。多芯フラットケーブルをアナログ系信号ラインが外側となるように折畳むことで、GND信号のケーブルをシールドとして作用させることができる。そして、上位の駆動基板にて設定されたクロック周波数が共通する負荷グループ毎において、接続された多芯フラットケーブルのデジタル信号ラインから放射されるEMIの重畳を抑制することができる。
また、多数の負荷を接続する機器において、設定できるクロック周波数の種類が限られた場合、負荷のグループ毎に設定されたクロック周波数による多芯フラットケーブルからの放射EMIの重畳を抑制できる。また、電子機器内での多芯フラットケーブルを、筐体金属に這わせる必要がないため、実装経路を限定しない。また、信号伝送方法を制御することにより、多芯フラットケーブル単体でEMI抑制効果を持つため、新たな部材の追加を不用とすることができる。
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態のインクジェット記録装置における全体構成図である。第1の実施の形態のインクジェット記録装置は、オンデマンド方式のライン走査型インクジェット記録装置となっている。このインクジェット記録装置は、装置本体Xと、記録媒体供給部2と、記録媒体回収部13とを有している。装置本体Xは、記録媒体1と、記録媒体1の幅方向の位置決めを行う規制ガイド3と、記録媒体1の張力を一定に保つ駆動ローラと従動ローラのインフィード部4とを有している。
また、装置本体Xは、記録媒体1の張力に応じて上下し位置信号を出力するダンサローラ5と、EPC(Edge Position Control)6と、蛇行量検出器7とを有している。また、装置本体Xは、インクジェット記録ヘッドモジュール(インクジェット記録Md)8と、インクジェット記録Md8と対向して設けられたプラテン9と、乾燥モジュール(乾燥Md)10とを有している。また、装置本体Xは、記録媒体1を設定された速度で駆動させる駆動ローラと従動ローラのアウトフィード部11と、記録媒体1を装置外に排紙する駆動ローラと従動ローラからなるプラー12とを有している。
インクジェット記録Md8は、印字ノズルを印刷幅全域に配置したラインヘッドを有する。インクジェット記録Md8は、カラー印刷を、ブラック、シアン、マゼンダ、イエローの各ラインヘッドにより行う。各ラインヘッドのノズル面は、プラテン9上に所定の隙間を保って支持されている。インクジェット記録Md8が、記録媒体1の搬送速度に応じてインク吐出を行うことで、記録媒体1上にカラー画像が形成される。
図2に、インクジェット記録Md8の斜視図を示す。インクジェット記録Md8は、駆動制御基板18と、インクジェット記録ヘッド15と、多芯フラットケーブル19と、アジャストプレート20とを有している。駆動制御基板18は、インクジェット記録ヘッド15内の圧電素子を駆動するための駆動波形、および画像データを生成するための回路を設けたリジッド基板となっている。また、駆動制御基板18は、駆動制御部の一例となっている。
多芯フラットケーブル19は、駆動制御基板18とインクジェット記録ヘッド15とを電気的に接続している。アジャストプレート20は、複数のインクジェット記録ヘッド15を高精度に配置固定している。インクジェット記録ヘッド15は、圧電素子を内蔵し、駆動制御基板18から送信される駆動波形、および画像データに応じて圧電素子を駆動することで、記録媒体1にインク滴を吐出する。
一例ではあるが、実施の形態のインクジェット記録装置の場合、一枚の駆動制御基板18で、最大4個のインクジェット記録ヘッド15を制御可能となっている。また、アジャストプレート20には、16個のインクジェット記録ヘッド15が設けられている(この場合、4枚の駆動制御基板18が4枚必要となる)。なお、駆動制御基板18が駆動する4個のインクジェット記録ヘッド15の位置は任意である。
図3は、インクジェット記録ヘッド15の配置構成を示す図である。図3に示すように、インクジェット記録ヘッドMd8は、ブラック用ヘッドアレイ14K、シアン用ヘッドアレイ14C、マゼンダ用ヘッドアレイ14M、およびイエロー用ヘッドアレイ14Yの集合体により構成されている。ブラック用ヘッドアレイ14Kは、ブラックのインク滴を吐出する。シアン用ヘッドアレイ14Cは、シアンのインク滴を吐出する。マゼンダ用ヘッドアレイ14Mは、マゼンダのインク滴を吐出する。イエロー用ヘッドアレイ14Yは、イエローのインク滴を吐出する。
各ヘッドアレイ14K,14C,14M,14Yは、それぞれインクジェット記録ヘッド15が、記録媒体1の搬送方向(矢印方向)と直交する方向に、ライン状に複数、設けられている。このようにインクジェット記録ヘッドMd8をアレイ化することにより広域な印刷領域幅を確保している。
図4は、インクジェット記録ヘッド15の拡大底面図である。インクジェット記録ヘッド15のノズル面(底面)17には、多数の印字ノズル16が千鳥状に配列されている。この例の場合、1列が64個の印字ノズル16を、2列で千鳥状となるように配列している。このように、多数の印字ノズル16を千鳥配列することで、高解像度化を図ることができる。
図5は、多数の負荷を接続する機器における問題点を説明するための図である。特許文献1(特開2006−106331号公報)には、各負荷に対して周波数を設定する技術が開示されている。基準クロックから周波数を設定するためには、例えばFPGA内で、基準クロック周波数を、分周(整数分の1倍)および逓倍(整数倍)する。そして、これら分周逓倍比を組み合わせることで、基準クロック周波数とは異なるクロック周波数のクロック信号を生成する。
特許文献1の技術の場合、負荷を多数接続する機器において、負荷数と同等の周波数種を設定するためには、上位の駆動基板に搭載されたFPGA内で分周逓倍比の組み合わせを細分化し、多種のクロック周波数を生成する必要がある。しかし、分周逓倍比の組み合わせを細分化するほど、発生するジッタが大きくなる。なお、ジッタとは、図5の(a)の符号を付した図に示す正常なパルス信号に対して、図5の(b)の符号を付した図に示すように、基準時間から時間軸方向に、パルスにズレまたは揺らぎを生じる現象である。ジッタが大きくなると隣接するパルス信号に干渉し、信号が正しく伝送されないおそれがある。
負荷を多数接続する機器において、ジッタを許容値に抑えるには、分周逓倍比の組み合わせ数を限定する必要があるため、生成できる周波数種が限られる。一つの解決手段として、負荷をグループ分けし、グループ毎の周波数を設定する方法がある。しかし、この方法では、グループ内の同一周波数によってフラットケーブルから放射されるEMIの重畳を防止することが困難となる。
実際のライン走査型インクジェット記録装置では記録媒体1の幅に合わせ、約200個のインクジェット記録ヘッド15が設けられている。この場合、放射EMIの重畳を抑制するために、インクジェット記録ヘッド15と同じ数のクロック周波数を設定する。しかし、分周逓倍比の組み合わせの更なる細分化が必要となるうえ、発生するジッタも、より大きくなるため、現実的ではない。
そこで、約200個のインクジェット記録ヘッド15に対し、放射EMIの重畳を抑制する一つの手段として、200個を、20個を一つのグループとする10グループに分け、グループ毎に周波数を設定する。しかし、この方法では、グループ内の20個のインクジェット記録ヘッド15を駆動するための20本の多芯フラットケーブル19からは、同一周波数のEMIが放射され、重畳が起きEMIレベルが高くなるおそれがある。
図6は、第1の実施の形態のインクジェット記録装置における、インクジェット記録ヘッドMd8の側面図である。インクジェット記録ヘッドMd8は、駆動制御基板18と、多芯フラットケーブル19と、インクジェット記録ヘッド15とを有している。なお、図6は、図面の簡略化を図るため、駆動制御基板18とインクジェット記録ヘッド15を一対一の関係で図示している。
駆動制御基板18は、各ヘッドの特性に応じた駆動波形を生成するD/Aコンバータ37と、D/Aコンバータ37から出力されるアナログ信号を電圧増幅部であるオペアンプ24とを有している。また、駆動制御基板18は、オペアンプ24から出力される駆動波形電圧を電流増幅し、インクジェット記録ヘッド15内の圧電素子へ供給するMOSFETである電流増幅部22を有している。また、駆動制御基板18は、電流増幅部22の損失として発せられるジュール熱を冷却する冷却フィン21と、圧電素子への電流供給を補助する電解コンデンサ23とを有している。
また、駆動制御基板18は、上位制御部であるコントローラから送信される画像データと基準クロック周波数から設定された各周波数のシリアライズ処理を実施し、インクジェット記録ヘッド15へ送信する送信側FPGA36を有している。また、駆動制御基板18は、インクジェット記録ヘッド15と電気的接続を図るための多芯フラットケーブル19を着脱するコネクタ25を有している。
多芯フラットケーブル19は、圧電素子への駆動波形と画像データ、およびクロック周波数を同一ケーブルで伝送するために、多芯で構成されている。
インクジェット記録ヘッド15は、送信された画像データと各周波数のデシリアライズ処理を実施する受信側FPGA29が設けられたヘッド基板30と、フレキシブルプリント基板31と、インクが充填されたインクタンク33とを有している。また、インクジェット記録ヘッド15は、インクを供給するためのジョイント部32と、フレキシブルプリント基板31を介して一体化した圧電素子駆動IC基板34と、ヘッド部35とを有している。また、インクジェット記録ヘッド15は、多芯フラットケーブル19を着脱するコネクタ26を有している。
ヘッド基板30は、インクタンク33の側面にタッピンネジ28にて固定される。ヘッド基板30と圧電素子駆動IC基板34を電気的に接続するフレキシブルプリント基板31は、柔軟な素材で構成された基板であり、容易に折り曲げることが可能である。この実施の形態のインクジェット記録装置の場合、駆動波形生成部(電流増幅部22および冷却フィン21)をインクジェット記録ヘッド15の外側に実装している。更に、この実施の形態のインクジェット記録装置は、リジッド基板とフレキシブルプリント基板31を一体化した基板を使用する(コネクタを設けない)ことで、インクジェット記録ヘッドの小型化を実現している。
図7は、インクジェット記録ヘッドMd8の機能ブロック図である。図7において、画像データは、上位制御部であるコントローラ38から、駆動制御基板18に設けられた送信側FPGA36に伝送される。送信側FPGA36は、主に、発信器(OSC)39からの基準クロックに基づいて、画像データを処理する画像データ処理Mdと、基準クロック周波数とは異なる周波数を設定する周波数設定Md40とを有する。また、送信側FPGA36は、設定された周波数のスペクトラムを拡散するSSCG設定Mdと、パラレル信号をシリアル信号に変換するシリアライザ41と、画像データに応じて駆動波形データを制御する駆動波形制御Mdを有する。
駆動波形データは、D/Aコンバータ37によりアナログ電圧に変換され、電圧増幅部であるオペアンプ24および電流増幅であるMOSFET22により、インクジェット記録ヘッド15に印加するための駆動波形電圧に変換される。処理された画像データと、周波数設定Md40と、SSCG設定Mdにより設定された設定周波数は、シリアライザ41によりシリアル変換される。そして、アナログ信号である駆動波形電圧と、同一の多芯フラットケーブル19を介してヘッド基板30に伝送される。
受信側FPGA29内では、受信したシリアル信号をデシリアライザ42によりパラレル変換し、圧電素子駆動ICのレジスタにセットする。圧電素子駆動ICでは画像データに応じてセレクタによりアナログスイッチ43をONまたはOFFし、圧電素子部44へ伝送される駆動波形電圧を制御することで、インクを吐出し画像を形成する。
この実施の形態のインクジェット記録装置では、複数のヘッド基板30をグループ分けし、グループ毎に上位の駆動制御基板18の周波数設定Md40により周波数を設定する。グループ分け方法の一例として、図3に示したインクジェット記録ヘッド15の配置構成において、同一インク色のインクジェット記録ヘッドを同一グループとする。
すなわち、一例として、第1のヘッド基板を設けたインクジェット記録ヘッド15はブラックとする。第2のヘッド基板を設けたインクジェット記録ヘッド15は、シアンとする。第3のヘッド基板を設けたインクジェット記録ヘッド15は、マゼンダとする。そして、第4のヘッド基板を設けたインクジェット記録ヘッド15は、イエローとする。この場合、各ヘッド基板へ伝送するクロック信号のクロック周波数を、それぞれ異なる値に設定する。
グループ分け方法の他の例として、図3に示したインクジェット記録ヘッド15の配置構成において、隣接するインクジェット記録ヘッド15を異なるグループとし、クロック周波数を異なる値に設定する。すなわち、第1〜第4のヘッド基板が、同一インク色(例えばブラック)のインクジェット記録ヘッド15を駆動する場合、各ヘッド基板へ伝送するクロック周波数を、それぞれ異なる値に設定する。
図8は、上述のグループ毎に設定されるクロック周波数のクロック信号の波形図である。図8の(a)の符号を付した図面に示すように、OSC39で生成される基準クロック周波数f0に対し、周波数設定Md40により、グループ毎にクロック周波数を設定する。この実施の形態のインクジェット記録装置では、一枚の駆動制御基板18に対し、4枚のヘッド基板30を接続している。このため。各ヘッド基板30のグループに設定されるクロック周波数は、例えばグループAのクロック周波数を、図8の(b)の符号を付した図面に示すように、クロック周波数fαとする。
また、グループBのクロック周波数を、図8の(c)の符号を付した図面に示すように、クロック周波数fβとする。また、グループCのクロック周波数を、図8の符号(d)を付した図面に示すように、クロック周波数fγとする。また、グループDのクロック周波数を、図8の符号(e)を付した図面に示すように、クロック周波数fδとする。
図8の(b)の符号を付した図面に示すクロック周波数fαと、図8の(c)の符号を付した図面に示すクロック周波数fβは、図8の(a)の符号を付した図面に示す基準クロック周波数f0より高く設定されている。また、図8の(d)の符号を付した図面に示すクロック周波数fγと、図8の(e)の符号を付した図面に示すクロック周波数fδは、図8の(a)の符号を付した図面に示す基準クロック周波数f0より低く設定されている。また、基準クロック周波数f0との大小関係は問わない。
なお、駆動制御基板18内の画像データ処理Mdおよび駆動波形制御Mdは、OSC39が生成する基準クロックと同期処理している。このため、画像データ処理Mdおよび駆動波形制御Mdによる基準クロック周波数f0のEMI放射、および重畳を抑制するために、各ヘッド基板に設定される周波数(fα〜fδ)は、基準クロック周波数f0と異なる値に設定されている。
図9は、第1の実施の形態のインクジェット記録装置における、送信側FPGA36と受信側FPGA29の動作を示すフローチャートである。図9のフローチャートにおいて、電源ON後、駆動制御基板18の送信側FPGA36とヘッド基板30の受信側FPGA29をコンフィグレーションし(ステップS1)、それぞれのFPGAをリセットする(ステップS2)。リセット完了後、各ヘッド基板30のグループを確認する(ステップS3)。グループ情報は、予めヘッド基板30毎に、受信側FPGA29に書き込み済みである。
この実施の形態のインクジェット記録装置では、ヘッド基板30に対してグループAであるか否かを判別し(ステップS4)、Yesならば、図8の(b)の符号を付した図面に示したクロック周波数αに設定する(ステップS5)。そして、SSCG設定し(ステップS6)、スタンバイ状態に移行する(ステップS8)。なお、ノイズ等により任意のクロック周波数が設定されない場合は、ステップS7でエラーが発生したものと判別し、上位制御部に報告する(ステップS7:Yes)。ステップS6でSSCG設定後、ステップS7でエラーが発生しないものと判別した場合は(ステップS7:No)、ステップS8に進み、スタンバイ状態に移行する。
これに対して、ステップS4でヘッド基板30に対してグループAでないものと判別した場合、ステップS9に処理を進め、ヘッド基板30に対してグループBであるか否かを判別する。Yesならば、図8の(c)の符号を付した図面に示したクロック周波数βに設定する(ステップS10)。そして、SSCG設定し(ステップS11)、任意のクロック周波数が設定された場合(ステップS12:No)、エラーが発生していないため、スタンバイ状態に移行する(ステップS8)。なお、ノイズ等により任意のクロック周波数が設定されない場合、エラーが発生したものと判別し(ステップS12:Yes)、上位制御部に報告する。
また、ステップS9でヘッド基板30に対してグループBでないものと判別した場合、ステップS13に処理を進め、ヘッド基板30に対してグループCであるか否かを判別する。Yesならば、図8の(d)の符号を付した図面に示したクロック周波数γに設定する(ステップS14)。そして、SSCG設定し(ステップS15)、任意のクロック周波数が設定された場合(ステップS16:No)、エラーが発生していないため、スタンバイ状態に移行する(ステップS8)。なお、ノイズ等により任意のクロック周波数が設定されない場合(ステップS16:Yes)、エラーが発生したものと判別し、上位制御部に報告する。
また、ステップS13でヘッド基板30に対してグループCでないものと判別した場合、ステップS17に処理を進め、ヘッド基板30に対してグループDであるものと判別する。そして、図8の(e)の符号を付した図面に示したクロック周波数δに設定する(ステップS18)。また、SSCG設定し(ステップS19)、任意のクロック周波数が設定された場合(ステップS20:No)、エラーが発生していないため、スタンバイ状態に移行する(ステップS8)。なお、ノイズ等により任意のクロック周波数が設定されない場合(ステップS20:Yes)、エラーが発生したものと判別し、上位制御部に報告する。
図10は、多芯フラットケーブル19のケーブル断面図である。図10に示すように、多芯フラットケーブル19は、線番1〜線番Z(Zは、2以上の自然数)の多芯で形成されている。実施の形態のインクジェット記録装置では、一端側(線番1側)が、駆動制御基板18より生成された駆動波形電圧等を伝送するアナログ系信号ラインとなっている。また、他端側(線番Z側)が、画像データおよび設定された周波数のクロック信号等のデジタル信号を伝送するデジタル系信号ラインとなっている。
すなわち、多芯フラットケーブル19は、複数のアナログ信号ラインおよびグランドラインを備えたアナログ系信号ラインと、複数のデジタル信号ラインを備えたデジタル系信号ラインとに二分されている。
また、アナログ系信号ラインでは、アナログ信号ライン(図10中、○印のライン)と、グランドライン(GND:図10中、●印のライン)とが交互に配置されている。これにより、隣接する駆動波形電圧同士による電気的クロストークを抑制している。
図11は、第1の実施の形態のインクジェット記録装置に設けられている多芯フラットケーブル19の断面図である。第1の実施の形態では、図11に示すように、アナログ系信号ライン(線番1側)が外側となるように、駆動制御基板18からヘッド基板30への信号送信方向Aと返信方向Bに対して垂直の方向Cに、多芯フラットケーブル19を2回以上折畳んで設けている。
これにより、内側の画像データおよび設定された周波数のクロック信号等のデジタル系信号ラインから放射されるEMI45を、外側のアナログ系信号ラインに配置されたGNDラインでシールドすることができる。このため、多芯フラットケーブル19がケーブル単体として放射するEMI46を抑制することができる。
以上の説明から明らかなように、第1の実施の形態のインクジェット記録装置は、多数接続される負荷をグループ分けし、グループ毎に周波数を設定することで、EMIの重畳を抑制することができる。また、多芯フラットケーブル19を、アナログ信号系ラインとデジタル系信号ラインとに分けることにより、隣接する駆動波形電圧同士による電気的クロストークを抑制することができる。さらに、多芯フラットケーブル19を、アナログ系信号ライン(線番1側)が外側となるように、2回以上折畳んだ形状とする。これにより、内側のデジタル系信号ラインから放射されるEMIを、外側のアナログ系信号ラインに配置されたGNDラインでシールドすることができる。このため、多芯フラットケーブル19がケーブル単体として放射するEMIを抑制することができる。
なお、本願発明の出願人が、負荷として約200個のインクジェット記録ヘッド15を設けた機器において、試作実験を図ったところ、100MHz〜200MHzの周波数帯域で5〜10dB程度のEMI抑制効果を得られることが確認された。
(第2の実施の形態)
次に、第2の実施の形態のインクジェット記録装置の説明をする。この第2の実施の形態のインクジェット記録装置は、第1の実施の形態で説明したように折畳んだ多芯フラットケーブル19同士を2本重ねたものである。なお、上述の第1の実施の形態と以下に説明する第2の実施の形態とでは、この点のみが異なる。このため、以下、この差異の説明のみ行い、重複説明は省略する。
すなわち、この第2の実施の形態のインクジェット記録装置の場合、図12に示すようにアナログ系信号ライン(線番1側)が外側となるように、2回以上折畳んだ多芯フラットケーブル19同士を2本重ねて形成している。
これにより、各多芯フラットケーブル19のケーブルの接触領域47では、互いのケーブルから放射されるEMI46を互いにシールドできるため、更なるEMI抑制効果を得ることができる他、上述の第1の実施の形態と同じ効果を得ることができる。
(第3の実施の形態)
次に、第3の実施の形態のインクジェット記録装置の説明をする。この第3の実施の形態のインクジェット記録装置は、多芯フラットケーブル19を渦巻き状に巻回した形状としたものである。なお、上述の各実施の形態と以下に説明する第3の実施の形態とでは、この点のみが異なる。このため、以下、この差異の説明のみ行い、重複説明は省略する。
第3の実施の形態の場合、図13に示すようにアナログ系信号ライン(線番1側)が外側となるように、駆動制御基板18からヘッド基板30への信号送信方向Aと返信方向Bに対して垂直の方向Cに、多芯フラットケーブル19を渦巻き状に巻いた形状としている。
これにより、内側の画像データおよび設定された周波数のクロック信号等のデジタル系信号ラインから放射されるEMI48を、外側のアナログ系信号ラインに配置されたGNDラインでシールドすることができる。このため、ケーブル単体として放射されるEMI49を抑制できる他、上述の各実施の形態と同様の効果を得ることができる。
(第4の実施の形態)
次に、第4の実施の形態のインクジェット記録装置の説明をする。この第4の実施の形態のインクジェット記録装置は、渦巻き状にした多芯フラットケーブル19同士を2本束ねたものである。なお、上述の第3の実施の形態と以下に説明する第4の実施の形態とでは、この点のみが異なる。このため、以下、この差異の説明のみ行い、重複説明は省略する。
第4の実施の形態の場合、図14に示すようにアナログ系信号ライン(線番1側)が外側となるように渦巻き状に巻いた形状とした多芯フラットケーブル19を、2本束ねている。
これにより、多数の負荷を接続する場合に、渦巻き状に巻いた形状とした各多芯フラットケーブル19の接触領域50において、互いのケーブルから放射されるEMI49を互いにシールドできる。このため、更なるEMI抑制効果を得ることができる他、上述の各実施の形態と同様の効果を得ることができる。
上述の各実施の形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な各実施の形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことも可能である。各実施の形態および各実施の形態の変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
X 本体
1 記録媒体
2 記録媒体供給部
3 規制ガイド
4 インフィード部
5 ダンサローラ
6 EPC
7 蛇行量検出器
8 インクジェット記録ヘッドモジュール
9 プラテン
10 乾燥Md
11 アウトフィード部
12 プラー
13 記録媒体回収部
14Y イエロー用ヘッドアレイ
14C シアン用ヘッドアレイ
14K ブラック用ヘッドアレイ
14M マゼンダ用ヘッドアレイ
15 インクジェット記録ヘッド
16 印字ノズル
17 ノズル面
18 駆動制御基板
19 多芯フラットケーブル
20 アジャストプレート
21 冷却フィン
22 電流増幅部
23 電解コンデンサ
24 オペアンプ
25 コネクタ
26 コネクタ
28 タッピンネジ
30 ヘッド基板
31 フレキシブルプリント基板
32 ジョイント部
33 インクタンク
34 基板
35 ヘッド部
37 コンバータ
38 コントローラ
41 シリアライザ
42 デシリアライザ
43 アナログスイッチ
44 圧電素子部
47 接触領域
50 接触領域
特開2006−106331号公報 特開2004−122584号公報

Claims (8)

  1. 複数のインクジェット記録ヘッドと、
    前記インクジェット記録ヘッドを駆動するための、基準クロック周波数とは異なるクロック周波数のクロック信号を生成する複数の駆動制御部と、
    複数のアナログ信号ラインおよびグランドラインを備えたアナログ系信号ラインと、複数のデジタル信号ラインを備えたデジタル系信号ラインとを含み、前記アナログ系信号ラインが外側となるように折畳んだ形状を備え、前記インクジェット記録ヘッドと前記駆動制御部とを接続する複数の多芯フラットケーブルと
    を有するインクジェット記録装置。
  2. 前記複数の多芯フラットケーブルは、前記アナログ系信号ラインが外側となるように折り畳まれた各多芯フラットケーブル同士を、アナログ系信号ラインが外側となるように重ねて形成されていること
    を特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. 前記多芯フラットケーブルは、アナログ系信号ラインが外側となるように渦巻き状に巻回した形状を有すること
    を特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  4. 前記多芯フラットケーブルは、前記アナログ系信号ラインが外側となるように渦巻き状に巻回した形状とされた各多芯フラットケーブル同士を束ねて形成されていること
    を特徴とする請求項3に記載のインクジェット記録装置。
  5. 前記インクジェット記録ヘッドは、ライン状に複数配置されていること
    を特徴とする請求項1から請求項4のうち、いずれか一項に記載のインクジェット記録装置。
  6. 前記駆動制御部は、設定された各クロック周波数による電磁波ノイズが特定の周波数帯域に重畳することを防止するように決定された、前記基準クロック周波数とは異なるクロック周波数のクロック信号を生成すること
    を特徴とする請求項1から請求項5のうち、いずれか一項に記載のインクジェット記録装置。
  7. 前記駆動制御部は、同一インク色の前記インクジェット記録ヘッドを同一グループとし、グループ毎に伝送するクロック周波数を設定すること
    を特徴とする請求項1から請求項6のうち、いずれか一項に記載のインクジェット記録装置。
  8. 前記駆動制御部は、隣接する前記インクジェット記録ヘッドを異なるグループとし、グループ毎に伝送するクロック周波数を設定すること
    を特徴とする請求項1から請求項6のうち、いずれか一項に記載のインクジェット記録装置。
JP2013189784A 2013-09-12 2013-09-12 インクジェット記録装置 Active JP6165568B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013189784A JP6165568B2 (ja) 2013-09-12 2013-09-12 インクジェット記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013189784A JP6165568B2 (ja) 2013-09-12 2013-09-12 インクジェット記録装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015054465A JP2015054465A (ja) 2015-03-23
JP6165568B2 true JP6165568B2 (ja) 2017-07-19

Family

ID=52819197

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013189784A Active JP6165568B2 (ja) 2013-09-12 2013-09-12 インクジェット記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6165568B2 (ja)

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0672119U (ja) * 1993-03-19 1994-10-07 沖電線株式会社 信号及び電源線入り複合ケーブル
JP2003330654A (ja) * 2002-05-13 2003-11-21 Canon Inc 記録装置
JP2006278218A (ja) * 2005-03-30 2006-10-12 Oki Electric Cable Co Ltd フラットケーブル及び柔軟形シース付きフラットケーブル
JP2007069377A (ja) * 2005-09-05 2007-03-22 Canon Inc 画像形成装置
JP2008279616A (ja) * 2007-05-08 2008-11-20 Canon Inc 記録装置、及びクロック生成方法
JP4871818B2 (ja) * 2007-09-12 2012-02-08 アルプス電気株式会社 デジタル放送波受信装置
JP2012196820A (ja) * 2011-03-18 2012-10-18 Seiko Epson Corp 液体噴出装置及び液体噴出方法
JP5903861B2 (ja) * 2011-12-09 2016-04-13 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015054465A (ja) 2015-03-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7999186B2 (en) Liquid ejecting apparatus and signal transmission channel
US9039126B2 (en) Liquid ejection head substrate and liquid ejection head
US20150062212A1 (en) Element substrate, printhead, and printing apparatus
JP6165568B2 (ja) インクジェット記録装置
US9340049B2 (en) Multiple-conductor flat cable
JP2008006655A (ja) 記録ヘッド、ヘッドカートリッジ及びこれらのいずれかを用いた記録装置
US20230039603A1 (en) Electronic device
CN107443908B (zh) 元件基板、打印头和打印设备
WO1995032865A1 (en) Ink on demand type ink jet head assembly energization system
JP2018158490A (ja) 大判プリンター
JP6089869B2 (ja) 液滴吐出装置
JP7147412B2 (ja) 液体吐出装置及び配線部材
US7797831B2 (en) Method for manufacturing recording apparatus
US9656462B2 (en) Liquid ejecting apparatus
US8256856B2 (en) Liquid droplet jetting apparatus
US11214062B2 (en) Liquid discharging apparatus
JP2018158492A (ja) 大判プリンター
EP4253059A1 (en) Liquid discharge device and wiring substrate
JP7050954B2 (ja) ヘッド駆動装置、ヘッド装置、印刷装置、及びヘッド駆動方法
JP2020062772A (ja) シリアルプリンター
US20230042550A1 (en) Electronic device
JP2007076174A (ja) 記録ヘッドシステム
JP2017189872A (ja) 液体吐出装置および駆動回路
US10040284B2 (en) Discharge element substrate, printhead, and printing apparatus
JP2022043689A (ja) 電子機器、及び半導体集積回路装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20150527

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20150527

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160830

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170524

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170530

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170621

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6165568

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250