JP6165353B2 - 挿入装置 - Google Patents

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Description

本発明は、回転自走式の挿入装置に関する。
一般に、内視鏡装置等の挿入装置は、管腔内に挿入される。この種の挿入装置のうち、回転自走式等と呼ばれる挿入装置が知られている。回転自走式の内視鏡装置では、例えば挿入部の外周面に螺旋形状のフィンが形成されたスパイラルチューブ等と呼ばれる回転筐体が設けられている。回転筐体が回転すると、回転筐体に形成されたフィンが管腔内壁に接触して応力を発生させる。この応力により、挿入部は、挿入方向又は抜去方向に自走する。この種の回転自走式の挿入装置に関する提案は、例えば日本国特開2014−064686号公報においてなされている。
一般の挿入装置は、回転筐体を回転させるためのモータの駆動電流が閾値以上となったときにモータの回転を停止させるトルクリミット機能を有している。ここで、一般の挿入部装置は、例えば管腔内の壁面に沿って湾曲自在に構成された湾曲部を有している。回転筐体が設けられた湾曲部における湾曲が大きくなっている状態では、回転筐体を回転させるために必要な駆動電流の値は増大する。この場合、本来のトルクリミット機能を動作させたい負荷よりも小さな負荷でトルクリミット機能が動作してしまう。
本発明は、前記の事情に鑑みてなされたもので、湾曲部の湾曲形状によらずに一定の負荷がかかったときにトルクリミット機能を動作させることができる挿入装置を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明の一態様の挿入装置は、湾曲自在に構成された挿入部と、前記挿入部の外周面に長手軸周りに回転可能に設けられる回転筐体と、前記回転筐体を回転させるモータと、前記モータに駆動電流を供給して前記モータの駆動を制御する駆動制御部と、前記駆動電流の上限値であるトルクリミット値を保持するトルクリミット値保持部と、前記駆動電流を検出する駆動電流検出部と、前記挿入部の湾曲形状を検出する湾曲形状検出部により検出された湾曲形状が前記回転筐体の湾曲する湾曲点の数により異なる湾曲状態のいずれに該当するか判定する形状判定部と、前記形状判定部の判定結果により前記トルクリミット値保持部に保持されているトルクリミット値を補正するトルクリミット値補正部とを具備する。
本発明によれば、湾曲部の湾曲形状によらずに一定の負荷がかかったときにトルクリミット機能を動作させることができる挿入装置を提供することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る挿入装置の一例としての内視鏡システムの構成の概略を示す図である。 図2Aは、基本状態における湾曲形状を示す図である。 図2Bは、複数湾曲状態における湾曲形状を示す図である。 図3Aは、基本状態のトルクリミット設定テーブルの例を示す図である。 図3Bは、複数湾曲状態のトルクリミット設定テーブルの例を示す図である。 図4は、回転制御のフローチャートである。 図5は、トルクリミット制御のフローチャートである。 図6は、トルクリミット値の補正制御のフローチャートである。 図7Aは、Uターンしている挿入部を示す図である。 図7Bは、ループ形状を有する挿入部を示す図である。 図8は、スパイラルチューブが設けられていない部分の湾曲形状を考慮したトルクリミット設定テーブルである。 図9は、曲率半径とトルクリミット値の直線近似式の例である。 図10は、形状検出センサとしてのUPDプローブと形状認識装置とを組み合わせて挿入部の湾曲形状を検出するように構成された内視鏡システム1の構成例である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る挿入装置の一例としての内視鏡システムの構成の概略を示す図である。この図に示すように、内視鏡システム1は、内視鏡100と、制御ユニット200と、回転操作ユニット360とを有している。
内視鏡100は、回転自走式の内視鏡であって、挿入部110を有している。挿入部110は、細長形状であり、生体内に挿入されるように構成されている。また、内視鏡100は、挿入部110に取り付けられ、内視鏡100の各種操作を行うための操作部160を有している。操作部160は、使用者によって保持される。内視鏡100の操作部160と制御ユニット200とは、ユニバーサルケーブル190によって接続されている。以下では、挿入部110の先端の側を先端側と称する。また挿入部110の操作部160が設けられている側を基端側と称する。挿入部110の先端側から基端側に沿った方向を長手方向とする。
挿入部110は、先端硬性部112と、湾曲部114と、蛇管部116とを有する。先端硬性部112は、挿入部110の最先端の部分であり、湾曲しないような構成を有している。
先端硬性部112は、撮像素子120を有している。撮像素子120は、例えば挿入部110の先端側の被写体像に基づく画像信号を生成する。撮像素子120で生成された画像信号は、挿入部110及びユニバーサルケーブル190を通る画像信号線を介して制御ユニット200の画像処理部201に伝送される。湾曲部114は、先端硬性部112の基端側に形成されている部分であり、操作部160に設けられた図示しない操作部材の操作に応じて能動的に湾曲するように構成されている。蛇管部116は、湾曲部114の基端側に形成されている部分であり、外力によって受動的に湾曲する。
蛇管部116には、回転部130が取り付けられている。また、回転部130の先端側には、回転筐体であるスパイラルチューブ132が取り付けられている。回転部130は、操作部160に内蔵されたモータ150の駆動力をスパイラルチューブ132まで伝達する。また、スパイラルチューブ132は、例えばゴムや樹脂等の軟性材料により筒形状に形成されている。このスパイラルチューブ132の外周面には、スパイラルチューブ132の長手軸に沿って螺旋形状のフィン134が設けられている。なお、スパイラルチューブ132は、回転部130から取り外し可能に構成されていても良い。
また、挿入部110の内部には形状検出センサ118が設けられている。形状検出センサ118は、挿入部110に装着されたスパイラルチューブ132の湾曲形状を検出するためのセンサであって、挿入部110における少なくともスパイラルチューブ132が設けられている部分の1箇所、好ましくは複数箇所の湾曲形状を検出可能なように配置されている。勿論、形状検出センサ118は、挿入部110の全体の湾曲形状を検出可能なように配置されていても良い。形状検出センサ118の出力信号は、挿入部110及びユニバーサルケーブル190を通るセンサ信号線を介して制御ユニット200の湾曲形状検出部204に伝送される。形状検出センサ118としては、例えば挿入部110の湾曲(歪)に応じた信号を出力する歪センサ、挿入部に内蔵されたコイルからの磁界を検出することで形状を検出するUPD(挿入形状観測装置)、挿入部に内蔵された光センサへの光の入射量によって形状を検出するセンサ等が用いられる。本実施形態における形状検出センサ118は、挿入部110の形状を検出できれば特定の構造のセンサに限られるものではない。
また、回転部130は、モータ150に接続されている。モータ150は、操作部160及びユニバーサルケーブル190を通るアクチュエータ電流信号線を介して制御ユニット200の駆動制御部202に接続されている。
モータ150は、回転操作ユニット360を用いた操作によって動作する。モータ150の回転力は、回転部130に伝達される。その結果、スパイラルチューブ132に設けられたフィン134は、長手軸周りに回転する。フィン134が例えば管腔内壁といった壁部に接した状態で回転すると、挿入部110を自走させるような応力が発生する。例えば小腸や大腸においては、小腸や大腸の内壁に存在する襞をフィン134が手繰りよせることによって挿入部110に応力が作用する。この応力によって挿入部110が自走する。挿入部110が自走することにより、使用者による挿入部110の挿入作業及び抜去作業が補助される。また、モータ150は、パルス発生部を有している。パルス発生部は、モータ150の回転速度に応じたパルス信号(回転速度信号)を生成し、回転速度信号を、ユニバーサルケーブル190を通る回転速度信号線を介して制御ユニット200に入力する。この回転速度信号によってモータ150の回転速度が制御される。
回転操作ユニット360は、例えばフットスイッチである。フットスイッチは、使用者によって踏み込まれるペダルを有し、ペダルの踏み込みの強さに応じた指令信号を発する。
制御ユニット200は、内視鏡システム1の各部を制御する。制御ユニット200は、画像処理部201と、駆動制御部202と、トルクリミット値保持部203と、湾曲形状検出部204と、形状判定部205と、トルクリミット値補正部206とを有する。
画像処理部201は、挿入部110及びユニバーサルケーブル190を介して画像処理部201に入力された画像信号に対して画像処理を施す。また、画像処理部201は、処理した画像信号を図示しない表示ユニットに入力することで表示ユニットに内視鏡画像を表示させる。
駆動制御部202は、例えばASICによって構成され、回転操作ユニット360で生成された指令信号を取り込んで指令値を取得する。また、駆動制御部202は、モータ150の回転速度信号を取得する。そして、駆動制御部202は、指令値と回転速度信号とに基づいて駆動電流を生成する。さらに、駆動電流をモータ150に供給してモータ150を駆動する。また、駆動制御部202は、駆動電流検出部2021を有し、駆動電流値とトルクリミット値保持部203に保持されているトルクリミット値とを比較し、駆動電流がトルクリミット値以上になったときにモータ150の回転を停止させる。このようなトルクリミット機能により、モータ150の過度なトルクの発生が抑制される。このため、管腔内壁に不要な力がかかるおそれを低減することが可能である。
トルクリミット値保持部203は、トルクリミット機能を動作させるための閾値であって、駆動電流の上限値であるトルクリミット値を保持する。トルクリミット値保持部203は、例えば不揮発性メモリによって構成される。
湾曲形状検出部204は、形状検出センサ118の出力からスパイラルチューブ132の湾曲形状を検出する。湾曲形状は、例えば曲率半径[mm]によって表される。この場合、湾曲形状検出部204は、形状検出センサ118の出力から曲率半径を計算する。
形状判定部205は、湾曲形状検出部204で検出された湾曲形状が予め定めたスパイラルチューブ132の特徴的な湾曲状態の何れに該当するかを判定し、その判定結果を示す信号を、スパイラルチューブ132の湾曲形状としての曲率半径の情報とともにトルクリミット値補正部206に入力する。予め定めた湾曲状態とは、例えば(1)基本状態、(2)複数湾曲状態の2つの状態である。
基本状態とは、スパイラルチューブ132の湾曲がないストレート状態に対して、図2Aに示すように、スパイラルチューブ132の1点が湾曲している状態である。図2Aでは、スパイラルチューブ132が曲率半径R=100[mm]で湾曲している例とスパイラルチューブ132が曲率半径R=50[mm]で湾曲している例とが示されている。
複数湾曲状態とは、ストレート状態に対して、図2Bに示すように、スパイラルチューブ132の複数点がそれぞれ異なる方向に湾曲している状態である。図2Bでは、スパイラルチューブ132の基端側の1点が上に凸となるように曲率半径R1=50[mm]で湾曲し、先端側の1点が下に凸となるように曲率半径R2=100[mm]で湾曲している例が示されている。スパイラルチューブ132は、実際には、上下方向及び左右方向に湾曲し得る。スパイラルチューブ132が上下方向と左右方向の両方に湾曲している場合は、それぞれの方向で1点が湾曲していたとしても複数湾曲状態であると見なされる。
トルクリミット値補正部206は、湾曲形状に応じたトルクリミット値を記憶したトルクリミット設定テーブル2061を有し、形状判定部205で判定された湾曲形状に応じたトルクリミット値Ith_tをトルクリミット設定テーブル2061から取得してトルクリミット値保持部203の設定を書き換えるように補正する。
一般に、内視鏡の挿入部は湾曲することで硬さが硬くなるように変化する。ここで、挿入部におけるスパイラルチューブの装着部分が硬くなると、スパイラルチューブを回転させるために必要なモータのトルクも増加する。このトルクがトルクリミット値以上である場合、スパイラルチューブを回転させることができなくなる。そこで、本実施形態では、湾曲量が大きくなるほど、すなわち曲率半径が小さくなるほどにトルクリミット値の大きさを大きくするように補正が行われる。トルクリミット設定テーブル2061は、このような曲率半径とトルクリミット値との関係を記憶したテーブルである。トルクリミット設定テーブルは、基本状態と複数湾曲状態のそれぞれについて設けられている。
図3Aは、基本状態のトルクリミット設定テーブルの例である。基本状態のトルクリミット設定テーブルでは、曲率半径R=400[mm]以上である場合には、湾曲によるトルクリミット機能への影響はストレート状態と同等であるとしている。このような曲率半径R=400[mm]を基準として、それよりも曲率半径Rが小さくなる場合にはそれに応じてトルクリミット値Ith_tは順次に小さくなる。トルクリミット値Ith_tの実際の値は、例えば実験や数値解析によって得られるものであって、図3Aの値はあくまでも一例である。
図3Bは、複数湾曲状態のトルクリミット設定テーブルの例である。複数湾曲状態のトルクリミット設定テーブルも、基本的には、曲率半径R=400[mm]を基準として、それよりも曲率半径が小さくなるほどにトルクリミット値は小さくなる。ただし、複数湾曲状態では、2つの曲率半径R1、R2の組み合わせによって最終的なトルクリミット値Ith_tを決定する。トルクリミット値Ith_tの実際の値は、例えば実験や数値解析によって得られるものであって、図3Bの値はあくまでも一例である。なお、複数湾曲状態としては、3点以上の湾曲も考えられる。ただし、スパイラルチューブの長さは限定的である(最大でも長さ300[mm]程度)ので、図3Bで示したよりも困難な3点以上の湾曲は殆ど生じないと考えられる。したがって、図3Bのようなトルクリミット設定テーブルの設定は有効である。
以下、本実施形態の内視鏡システム1の動作を説明する。図4は、内視鏡100のモータ150の回転制御のフローチャートである。図5は、トルクリミット制御のフローチャートである。図6は、トルクリミット値の補正制御のフローチャートである。図4、図5、図6の制御は、例えば非同期に行われる。勿論、図4、図5、図6の制御は、同期して行われても良い。
まず、回転制御について図4を参照して説明する。図4の処理は、駆動制御部202によって行われる。例えば、内視鏡システム1の電源がオンされると、図4の処理が開始される。ステップS101において、駆動制御部202は、回転操作ユニット360から指令信号を受け取り、この指令信号に基づいて、使用者による回転操作ユニット360のペダルの踏み込みに応じた回転速度の指令値を取得する。
ステップS102において、駆動制御部202は、モータ150のパルス発生部からの回転速度信号を受け取り、この回転速度信号に基づいて、回転速度の現在値を取得する。
ステップS103において、駆動制御部202は、指令値と現在値との偏差に応じた駆動電流信号を生成する。そして、駆動制御部202は、生成した駆動電流信号をモータ150に供給してモータ150を駆動する。その後、処理はステップS101に戻る。
次に、トルクリミット制御について図5を参照して説明する。図5の処理は、駆動制御部202によって行われる。例えば、図4の回転制御が開始されると、図5の処理が開始される。ステップS201において、駆動制御部202は、現在の駆動電流信号に基づいて現在の駆動電流値Imtrを取得する。
ステップS202において、駆動制御部202は、駆動電流値Imtrと現在のトルクリミット値保持部203に保持されているトルクリミット値Ithとを比較し、Imtr<Ithであるか否かを判定する。ステップS202においてImtr<Ithであると判定された場合に、処理はステップS201に戻る。ステップS202においてImtr<Ithでないと判定された場合に、処理はステップS203に移行する。
ステップS203において、駆動制御部202は、モータ150への駆動電流信号の供給を停止することによってトルクリミット機能を動作させる。その後、処理は終了される。トルクリミット機能が動作した後、例えばペダルの踏み込みが解除されるとトルクリミット機能は解除される。トルクリミット機能が解除されると、図5の処理が再び行われる。
次に、トルクリミット補正制御について図6を参照して説明する。図6の処理は、湾曲形状検出部204、形状判定部205、トルクリミット値補正部206によって行われる。例えば、内視鏡システム1の電源がオンされると、図6の処理が開始される。ステップS301において、湾曲形状検出部204は、形状検出センサ118の出力から挿入部110の湾曲形状を検出する。例えば、スパイラルチューブ132の複数箇所の形状を検出可能なように形状検出センサ118が設けられているとすると、湾曲形状検出部204は、スパイラルチューブ132の湾曲形状として、それぞれの箇所の曲率半径を計算する。
ステップS302において、形状判定部205は、湾曲形状検出部204で検出された湾曲形状が基本状態と複数湾曲状態の何れに該当するかを判定し、その判定結果を示す信号を、スパイラルチューブ132の湾曲形状としての曲率半径の情報とともにトルクリミット値補正部206に入力する。形状の判定は、例えば複数点の曲率半径がストレート状態を示す400mm未満であるか否かを判定することによって行われる。複数点の曲率半径がストレート状態を示す400mm未満である場合には、複数湾曲状態であると判定される。
ステップS303において、トルクリミット値補正部206は、湾曲形状の判定結果に応じて、図3Aによって示される基本状態のトルクリミット設定テーブルと図3Bによって示される複数湾曲状態のトルクリミット設定テーブルとの何れかを選択する。
そして、トルクリミット値補正部206は、先に計算された曲率半径と対応するトルクリミット値Ith_tを、選択したトルクリミット設定テーブルから取得する。
ステップS304において、トルクリミット値補正部206は、トルクリミット値保持部203に保持されているトルクリミット値IthとステップS303で取得したトルクリミット値Ith_tとが異なっているか否かを判定する。ステップS304においてトルクリミット値Ithとトルクリミット値Ith_tとが異なっていないと判定された場合には、処理はステップS301に戻る。この場合には、トルクリミット値保持部203にそれまで保持されているトルクリミット値Ithで図5のトルクリミット制御が行われる。ステップS304においてトルクリミット値Ithとトルクリミット値Ith_tとが異なっていると判定された場合には、処理はステップS305に移行する。ステップS305において、トルクリミット値補正部206は、ステップS304においてトルクリミット値Ithをトルクリミット値Ith_tに置き換える補正を行う。その後、処理はステップS301に戻る。この場合には、置き換え後のトルクリミット値Ithで図5のトルクリミット制御が行われる。
以上説明したように本実施形態によれば、スパイラルチューブ132の湾曲形状に応じてトルクリミット値を補正することにより、スパイラルチューブ132の湾曲形状が変化したとしても、スパイラルチューブ132に実際にかかる負荷が同じ状態でトルクリミット機能を動作させることが可能である。
[変形例1]
以下、本実施形態の変形例について説明する。前述した実施形態のトルクリミット値補正部206は、スパイラルチューブ132の湾曲形状に応じてトルクリミット値を補正している。これに加えて、スパイラルチューブ132が設けられていない部分の湾曲形状に応じてもトルクリミット値を補正するようにしても良い。例えば、図7Aで示すように挿入部110の先端がUターンしているような場合や、図7Bで示すように挿入部110の途中でループしている場合にはフィン134の部分でなくてもモータ150の回転に影響を与える。したがって、このような挿入部110の形状をも考慮してトルクリミット値を補正することがより望ましい。
図8は、スパイラルチューブ132が設けられていない部分の湾曲形状を考慮したトルクリミット設定テーブルである。このトルクリミット設定テーブルは、図3A又は図3Bを用いて取得されたトルクリミット値Ith_t1(前述のトルクリミット値Ith_t)をさらに補正するテーブルである。このテーブルにおいて、挿入部110の湾曲形状は、例えば曲率半径Ri[mm]とループ角度r[deg]とによって定義される。ループ角度rは、挿入部110の湾曲部分を周とする円弧の中心点周りの角度である。
図8の例では、挿入部110の湾曲形状における曲率半径RiがRi>200[mm]である、すなわちそれほど大きく湾曲していない場合には、ループ角度rの影響はないとしている。一方、Riが200[mm]以下である場合には、Riが小さくなるほどに、また、ループ角度rが大きくなるほどにトルクリミット値Ith_t2の値は小さくなる。トルクリミット値Ith_t2の実際の値は、例えば実験や数値解析によって得られるものであって、図8の値はあくまでも一例である。また、図8のトルクリミット設定テーブルを用いてトルクリミット値をさらに補正する以外の処理は、前述した実施形態の手法がそのまま適用される。したがって説明を省略する。
以上説明したような変形例1では、スパイラルチューブ132以外の部分の挿入部110の湾曲形状に応じてもトルクリミット値を補正することにより、より正確なトルクリミット制御を行うことが可能である。
[変形例2]
前述した実施形態及び変形例ではテーブルを参照してトルクリミット値を補正している。しかしながら、トルクリミット値の補正は、必ずしもテーブルの参照によって行われなくても良い。例えば、曲率半径Rとトルクリミット値Ith_tとが図9で示すような直線式Ith_t=f(R)(fは1次関数)で近似できるときには、テーブルの代わりにこの直線式を用いて補正が行われるようにトルクリミット値補正部206が構成されていても良い。図9は、直線近似の例であるが、曲線近似できる場合でも同様である。
[変形例3]
前述した実施形態及び変形例では、湾曲形状検出部及び形状判定部は、制御ユニット200の内部に設けられている。しかしながら、湾曲形状検出部及び形状判定部は、制御ユニット200の外部に設けられていてもよい。また、形状検出センサも挿入部110の内部にもうけられていなくてもよい。図10は、形状検出センサ118としてのUPDプローブと形状認識装置400とを組み合わせて挿入部110の湾曲形状を検出するように構成された内視鏡システム1の構成例である。
形状認識装置400には形状検出センサ118としてのUPDプローブが装着されている。UPDプローブは、例えば操作部160に設けられた処置具口402を介して挿入部110の内部に挿入される。
形状認識装置400は、湾曲形状検出部404と、形状判定部406とを有している。湾曲形状検出部404は、湾曲形状検出部204と同様の構成を有し、UPDプローブの出力からスパイラルチューブ132の湾曲形状を検出する。形状判定部406は、形状判定部205と同様の構成を有し、湾曲形状検出部404で検出された湾曲形状が予め定めたスパイラルチューブ132の特徴的な湾曲状態の何れに該当するかを判定し、その判定結果を示す信号を、制御ユニット200と形状認識装置400との間の機器間通信により、スパイラルチューブ132の湾曲形状としての曲率半径の情報とともにトルクリミット値補正部206に入力する。トルクリミット値補正部206は、形状判定部406で判定された湾曲形状に応じてトルクリミット値保持部203の設定を書き換えるように補正する。
図10のような構成により、湾曲形状検出部及び形状判定部を制御ユニット200とは別体とすることができる。また、形状検出センサも内視鏡100とは別体とすることができる。
以上実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形や応用が可能なことは勿論である。
また、上述した実施形態による各処理は、コンピュータとしてのCPU等に実行させることができるプログラムとして記憶させておくこともできる。この他、メモリカード、磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリ等の外部記憶装置の記憶媒体に格納して配布することができる。そして、CPU等は、この外部記憶装置の記憶媒体に記憶されたプログラムを読み込み、この読み込んだプログラムによって動作が制御されることにより、上述した処理を実行することができる。

Claims (5)

  1. 湾曲自在に構成された挿入部と、
    前記挿入部の外周面に長手軸周りに回転可能に設けられる回転筐体と、
    前記回転筐体を回転させるモータと、
    前記モータに駆動電流を供給して前記モータの駆動を制御する駆動制御部と、
    前記駆動電流の上限値であるトルクリミット値を保持するトルクリミット値保持部と、
    前記駆動電流を検出する駆動電流検出部と、
    前記挿入部の湾曲形状を検出する湾曲形状検出部により検出された湾曲形状が前記回転筐体の湾曲する湾曲点の数により異なる湾曲状態のいずれに該当するか判定する形状判定部と、
    前記形状判定部の判定結果により前記トルクリミット値保持部に保持されているトルクリミット値を補正するトルクリミット値補正部と、
    を具備する挿入装置。
  2. 前記形状判定部の判定結果により、湾曲することで変化するトルクリミット値を算出するトルクリミット算出部をさらに具備し、
    前記トルクリミット値補正部は、前記トルクリミット算出部で算出されるトルクリミット値に基づき前記トルクリミット値保持部に保持されているトルクリミット値を補正する請求項1に記載の挿入装置。
  3. 前記形状判定部は、前記湾曲形状検出部により検出された湾曲形状が前記回転筐体の湾曲がないストレート状態に対して前記回転筐体の一点が湾曲している第1の湾曲状態と前記ストレート状態に対して前記回転筐体の複数点がそれぞれ異なる方向に湾曲している第2の湾曲状態といずれかに該当するかを判定する請求項1に記載の挿入装置。
  4. 前記湾曲形状は、曲率半径によって表される請求項1乃至3の何れか1項に記載の挿入装置。
  5. 前記トルクリミット算出部は、曲率半径とトルクリミット値との関係式からトルクリミット値を算出する請求項2に記載の挿入装置。
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