JP6164147B2 - 電池制御システム及びその制御方法 - Google Patents

電池制御システム及びその制御方法 Download PDF

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Description

この発明は、二次電池を備えた電池制御システム及びその制御方法に関する。
電動車両等に搭載される二次電池の残存容量(SOC:State−Of−Charge)は、二次電池の満充電時は100%、完全放電時は0%である。一般的に二次電池においては、その二次電池にて使用可能なSOC上限(例えばSOC100%)を超えて充電を行う過充電の状態やSOC下限(例えばSOC0%)を超えて放電を行う過放電の状態になると、二次電池の損傷等の問題が発生する可能性がある。また、二次電池の使用中に、SOCを推定する場合は、二次電池に対する入出力電流を積算することにより、SOCの推定が可能であることが知られている。
しかしながら、このSOC推定方法では、入出力電流の測定誤差のために入出力電流の積算された値にも誤差が発生するため、入出力電流を積算することにより求められるSOCの推定にも誤差(SOC推定誤差)が発生する。そのためSOC推定誤差が大きい場合でも、真のSOCがSOC上限以上になったりSOC下限以下になったりしないようにするため、図4に示すように、SOC推定誤差の絶対値の積算値であるSOC推定誤差最大値に基づいてSOC上限に対してはSOC上限よりも低いSOC使用上限(例えばSOC90%)を設定し、SOC下限に対してはSOC下限よりも高いSOC使用下限(例えばSOC10%)を設定する。充電及び放電をこのSOC使用上限からSOC使用下限までの範囲のSOCで行う制御をすることで、過充電及び過放電に対するSOCの安全マージンを確保している。
しかしながら、このSOC推定方法では、二次電池の連続稼働中には入出力電流の測定誤差が積算されるので、二次電池の連続稼働時間が長くなるほどSOC推定誤差が大きくなる。これに対応するため、SOC推定誤差最大値を大きく設定すると、SOC使用可能範囲が狭くなってしまう。これに対して、特許文献1に記載の発明では、電流センサと、電圧センサと、電流積算期間における電流積算残存容量を算出する電流積算算出部と、電圧積算期間における電圧積算残存容量を算出する電圧積算算出部とを備え、電流積算残存容量変化量及び電圧積算率変化量を求め、電流積算残存容量変化量及び電圧積算率変化量から容量維持率を算出しているので、残存容量の算出精度を向上できる。
特開2012−58028号公報
しかしながら、特許文献1に記載の電池制御システムでは、電流積算算出部と電圧積算算出部とを設ける必要があり、電池制御システムの構成が複雑になるという問題点があった。
この発明はこのような問題を解決するためになされたものであり、簡単な構成で二次電池の残存容量の算出精度を向上した電池制御システム及びその制御方法を提供することを目的とする。
この発明に係る電池制御システムの制御方法は、定格上の残存容量上限及び残存容量下限を有する二次電池を備える電池制御システムの制御方法であって、電池制御システムは、電池制御システムの連続稼働時間を測定する連続稼働時間測定手段と、二次電池への入出力電流の積算値を基に二次電池の残存容量を推定する残存容量推定手段と、連続稼働時間を基に、二次電池の残存容量推定値における誤差の絶対値の積算である残存容量推定誤差最大値を求める残存容量推定誤差最大値計算手段とを備え、連続稼働時間を測定開始する第1のステップと、連続稼働時間から、残存容量推定誤差最大値計算手段は残存容量推定誤差最大値を求め、二次電池の定格上の残存容量上限と該残存容量推定誤差最大値との差である残存容量使用上限及び該残存容量推定誤差最大値と二次電池の定格上の残存容量下限との差である残存容量使用下限のうち少なくとも一つを求める第2のステップとを含む。
電池制御システムは、二次電池の開路電圧を測定する開路電圧測定手段をさらに備え、残存容量推定手段が、二次電池の残存容量を推定する第3のステップと、二次電池に入出力電流がないときに開路電圧測定手段が二次電池の開路電圧を測定し、二次電池の開路電圧を基に二次電池の残存容量を求め、第3のステップで推定した残存容量を置き換えて補正する第4のステップと、連続稼働時間の測定値が初期化され、さらに残存容量推定誤差最大値が初期化される第5のステップと、第1のステップから第5のステップまでを繰り返す第6のステップと含んでもよい。
残存容量推定誤差最大値は、連続稼働時間と残存容量推定誤差最大値との関係を示したマップに基づいて求められてもよい。
連続稼働時間と残存容量推定誤差最大との関係を示すマップは、残存容量使用上限を求める場合と、残存容量使用下限を求める場合とで、異なるマップであってもよい。
この発明に係る電池制御システムは、定格上の残存容量上限及び残存容量下限を有する二次電池を備える電池制御システムであって、電池制御システムは、電池制御システムの連続稼働時間を測定する連続稼働時間測定手段と、二次電池への入出力電流の積算値を基に二次電池の残存容量を推定する残存容量推定手段と、連続稼働時間を基に、二次電池の残存容量推定値における誤差の絶対値の積算である残存容量推定誤差最大値を求める残存容量推定誤差最大値計算手段とを備え、連続稼働時間測定手段は、連続稼働時間を測定開始する第1のステップを行い、連続稼働時間から、残存容量推定誤差最大値計算手段は残存容量推定誤差最大値を求め、二次電池の定格上の残存容量上限と該残存容量推定誤差最大値との差である残存容量使用上限及び該残存容量推定誤差最大値と二次電池の定格上の残存容量下限との差である残存容量使用下限のうち少なくとも一つを求める第2のステップを行う。
電池制御システムは、二次電池の開路電圧を測定する開路電圧測定手段をさらに備え、残存容量推定手段が、二次電池の残存容量を推定する第3のステップを行い、二次電池に入出力電流がないときに開路電圧測定手段が二次電池の開路電圧を測定し、二次電池の開路電圧を基に二次電池の残存容量を求め、第3のステップで推定した残存容量を置き換えて補正する第4のステップを行い、連続稼働時間の測定値が初期化され、さらに残存容量推定誤差最大値が初期化される第5のステップを行い、電池制御システムは、第1のステップから第5のステップまでを繰り返してもよい。
この発明によれば、連続稼働時間を測定開始する第1のステップと、連続稼働時間から、残存容量推定誤差最大値計算手段は残存容量推定誤差最大値を求め、二次電池の定格上の残存容量上限と該残存容量推定誤差最大値との差である残存容量使用上限及び該残存容量推定誤差最大値と二次電池の定格上の残存容量下限との差である残存容量使用下限のうち少なくとも一つを求める第2のステップとを含むことにより電池制御システムの残存容量算出精度を向上できる。
この発明の実施の形態に係る電池制御システムの概略図である。 この発明の実施の形態に係る電池制御システムに設けられた電池モジュールの連続稼働時間とSOC推定誤差最大値との関係を示す図である。 この発明の実施の形態に係る電池制御システムの動作のフローチャートである。 一般的な二次電池のSOC上限とSOC使用上限及びSOC下限とSOC使用下限との関係を示す図である。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
この発明の実施の形態に係る電池制御システムの構成を図1に示す。図示しない電動車両の電池制御システム1に、電池パック2が設けられている。電池パック2の内部には、電池モジュール3と、電池ECU8とが設けられている。電池モジュール3は、二次電池である複数の電池セル4を直列に接続したものである。電池モジュール3の正極側には、モジュールスイッチ5が接続されている。モジュールスイッチ5の電池モジュール3に接続されていない側からの配線上には、電流センサ6が設けられていて、電池モジュール3の出力電流を測定する。電流センサ6は、例えば、ホール素子を用いた磁気比例式電流センサであるが、それに限定されない。
モジュールスイッチ5の電池モジュール3に接続されていない側からの配線には、メインスイッチ7が接続されている。電池パック2の外側ケースに開口するようにコネクタ9が設けられており、電池モジュール3のモジュールスイッチ5に接続されていない側からの配線と、メインスイッチ7のモジュールスイッチ5に接続されていない側からの配線とがコネクタ9に接続されている。電池ECU8は、モジュールスイッチ5と、メインスイッチ7と、電池モジュール3を構成する複数の電池セル4の両端と、コネクタ9と、電流センサ6の出力端子と、温度センサ14とに接続されている。
電池ECU8には、図2(a)に示すように、電池制御システム1の連続稼働時間Tに対する電池モジュール3のSOC推定誤差最大値Eの関係を示したマップが記録されている。ここで、連続稼働時間Tとは、メインスイッチ7及びモジュールスイッチ5がオンの状態にあることにより電池モジュール3に電力の出力がある時間の積算である。また、SOC推定誤差最大値Eはパーセント単位で定義されている。このマップでは、横軸で示される連続稼働時間Tが初期値の0である場合は、縦軸で示されるSOC推定誤差最大値が初期値かつ最小値のaである。連続稼働時間Tが増加していくと、電池モジュール3の出力電流の測定誤差が積算されていくので、出力電流の測定誤差に起因するSOC推定誤差も増大する。その結果、SOC推定誤差の絶対値の積算値であるSOC推定誤差最大値Eが増大する。そして、図2(b)に示すように、ある連続稼働時間TにおけるSOC推定誤差最大値Eの値を、電池モジュール3の定格上のSOC下限に足した値がSOC使用下限となり、電池モジュール3の定格上のSOC上限からSOC推定誤差最大値Eの値を引いた値がSOC使用上限となる。
コネクタ9は、電池パック2外の配線と接続しているコネクタ10に接続されることにより、電池パック2内の配線と電池パック2外の配線とを接続する。コネクタ10は、図示しない車両の稼働に使用する補機11と、インバータ12とに接続されている。また、図示しない車両には走行制御ECU13が設けられており、走行制御ECU13は、インバータ12と、コネクタ10とに接続されている。電池ECU8と、走行制御ECU13とは、コネクタ9とコネクタ10とを介して配線で接続されていることにより、各種制御情報の通信を行うことができる。
次に、この発明の実施の形態に係る電池制御システムの制御方法の動作を図3のフローチャートを参照して説明する。
図示しない電動車両の使用を開始する前は、メインスイッチ7及びモジュールスイッチ5はオフの状態になっている。ユーザによるキー操作等により、電動車両が起動し使用を開始すると、走行制御ECU13は、電池ECU8が記憶している電池制御システム1の連続稼働時間Tの情報をリセットする(ステップS1)。続いて電池ECU8は、電池モジュール3の無負荷時の電圧(開路電圧)を測定し、電池モジュール3のSOC−開路電圧特性を利用して電池モジュール3のSOCを求める(ステップS2)。ここで、電池ECU8は開路電圧測定手段を構成する。
電池ECU8は、連続稼働時間Tに対するSOC推定誤差最大値Eの関係を示したマップ(図2(a)参照)から連続稼働時間T=0の時のSOC推定誤差最大値E=aを得て、SOC上限とSOC下限とSOC推定誤差最大値E=aとからSOC使用上限(SOC上限−a)とSOC使用下限(SOC下限+a)(図2(b)参照)とを決定する(ステップS3)。ECU13は電池ECU8に、メインスイッチ7及びモジュールスイッチ5をオンにする指示を送信し、電池ECU8はメインスイッチ7及びモジュールスイッチ5をオンにする(ステップS4)。さらに、電池ECU8は、連続稼働時間Tのカウントを開始する(ステップS5)。電池ECU8は、電流センサ6にて測定した電池モジュール3の出力電流値の測定を開始する(ステップS6)。
電池モジュール3の出力電流値の測定開始後、ある一定時間後に電池ECU8は、ステップS2で求められたSOCを、電池モジュール3の出力電流の積算値を基に計算された電池モジュール3のSOC推定値で更新する(ステップS7)。ここで、電池ECU8は残存容量推定手段を構成する。さらに電池ECU8は連続稼働時間Tを測定する(ステップS8)。ここで、電池ECU8は連続稼働時間測定手段を構成する。そして、電池ECU8は、積算された連続稼働時間T=T1から、新たなSOC推定誤差最大値E=E1(図2(a)参照)を得て、新たなSOC使用上限(SOC上限−E1)とSOC使用下限(SOC上限+E1)(図2(b)参照)とを決定する(ステップS9)。ここで、ECU8は残存容量推定誤差最大値計算手段を構成する。以降は、新たなSOC使用上限とSOC使用下限とを使用する。
電動車両の使用中に、走行制御ECU13は、電動車両が使用停止したかどうかを監視している(ステップS10)。ここで、電動車両の使用停止とは、ユーザの操作により電動車両の駐車ブレーキがかけられる等の操作の有無によって判定してもよいし、一定時間車両の走行がない場合に使用停止と判定してもよい。電動車両が使用停止したと判断した場合、走行制御ECU13は電池ECU8へ指示を出し、電池ECU8はメインスイッチ7とモジュールスイッチ5とをオフにする(ステップS11)。さらに電池ECU8は、電池モジュール3の開路電圧を測定し、SOC−開路電圧特性を利用して電池モジュール3のSOCを求める(ステップS12)。次に電池ECU8は、ステップS12で求めたSOCによって、電池モジュール3からの出力電流の積算値から求めたSOC推定値を置き換え、すなわち補正し、SOC推定誤差最大値Eを、連続稼働時間T=0のときの値であるSOC推定誤差最大値E=aにリセットする(図2(a)参照)(ステップS13)。これにより、SOC使用下限はSOC下限+aとなり、SOC使用上限はSOC上限−aとなる。SOC推定値の補正後、電池ECU8はSOC推定値の補正を実施したことを記憶する(ステップS14)。
走行制御ECU13がステップS10にて、電動車両を使用停止していないと判断した場合は、そのまま電池モジュール3からの電流出力を継続する。その後、電池ECU8は、開路電圧によるSOC推定値の補正を実施したかどうかを判定する(ステップS15)。開路電圧によるSOC推定値の補正を実施した場合は、ステップS1から動作を繰りかえす。開路電圧によるSOC推定値の補正を実施していない場合は、ステップS7から動作を繰り返す。ただし、この場合には、ステップS13において補正されたSOC補正値を更新する。
このように、連続稼働時間Tを測定開始して、連続稼働時間Tから、電池モジュール3のSOC推定値における誤差の絶対値の積算であるSOC推定誤差最大値を求め、電池モジュール3の定格上のSOC上限と該SOC推定誤差最大値との差であるSOC使用上限及びSOC推定誤差最大値と電池モジュール3の定格上のSOC下限との差であるSOC使用下限のうち少なくとも一つを求めることにより電池制御システムの残存容量算出精度を向上できる。
この実施の形態では、電池モジュール3から電流を出力する(放電)場合を想定して電池モジュール3からの出力電流を利用してSOC使用下限及びSOC使用上限の計算をしていたが、電池モジュール3へ電流を入力(充電)して電池モジュール3への入力電流を利用してSOC使用下限及びSOC使用上限の計算をしてもよいし、電池制御システム1の連続稼働中に電池モジュール3への放電と充電とが切り替わって行われる場合は、入出力電流からSOC使用下限及びSOC使用上限の計算をしてもよい。また、電池モジュール3から放電する場合はSOC使用下限のみを求めてもよいし、電池モジュール3へ充電する場合はSOC使用上限のみ求めてもよい。
この実施の形態では、電池ECU8によって連続稼働時間Tの測定やリセットを実施し、またSOC使用上限及びSOC使用下限の計算を実施していたが、走行制御ECU13によって実施してもよい。
この実施の形態では、連続稼働時間Tは、メインスイッチ7のオンである時間であったが、電流センサ6で回路を流れる電流を検出している時間であってもよい。
この実施の形態では、電池モジュール3の開路電圧の測定を電池ECU8によって測定していたが、電圧計を備える等の方法で測定してもよい。
この実施の形態では、連続稼働時間Tに対する電池モジュール3のSOC推定誤差最大値Eを求めるために、連続稼働時間Tに対する電池モジュール3のSOC推定誤差最大値Eの関係を示したマップを使用していたが、連続稼働時間Tから電池モジュール3のSOC推定誤差最大値Eが求めることができるのであれば関数等他の手段であってもよい。
この実施の形態では、電池モジュール3の開路電圧を測定して求めていたが、電池モジュール3の充放電電流及び端子電圧から開路電圧を推定する公知の方法等を用いて、電池モジュール3の開路電圧を推定して求めてもよい。
この実施の形態では、電池モジュール3は電池パック2内に1つだけ設けられていたが、複数の電池モジュール3を設けてもよい。その場合、電池モジュール3毎にモジュールスイッチ5を設け、各モジュールスイッチ5のオンである時間を連続稼働時間Tとし、SOC推定誤差及びSOC上限及びSOC下限及びSOC使用上限及びSOC使用下限等の各電池モジュール3のパラメータを別々に管理することにより、各電池モジュール3毎に連続稼働時間TにおけるSOC使用上限及びSOC使用下限を求めることができる。
この実施の形態では、ステップS13で、SOC推定誤差最大値Eを、連続稼働時間T=0のときの値であるSOC推定誤差最大値E=aにリセットしたが、その後、ステップS1から繰り返す時に、連続稼働時間Tの情報をリセットし(ステップS1)、SOC推定誤差最大値E=aを得る(ステップS3)ので、重複しないようにステップS13での動作を省いてもよい。
この実施の形態では、連続稼働時間Tに対する電池モジュール3のSOC推定誤差最大値Eの関係を、上限/下限の場合で同じにしたが、上限/下限で異なる関係であってもよい。この場合、電池ECU8には、連続稼働時間Tに対する電池モジュール3の上限用SOC推定誤差最大値Eの関係を示したマップと、連続稼動時間Tに対する電池モジュール3の下限用SOC推定誤差最大値E’の関係を示したマップが記録される。また、連続稼働時間Tが初期値の0である場合のSOC推定誤差最大値の初期値かつ最小値を、上限/下限で異なる値であっても良い。即ち、連続稼働時間Tと残存容量推定誤差最大Eとの関係を示すマップは、残存容量使用上限を求める場合と、残存容量使用下限を求める場合とで異なるようにする。そして、ある連続稼働時間Tにおける上限用SOC推定誤差最大値Eの値を、電池モジュール3の定格上のSOC上限から引いた値がSOC使用上限となり、連続稼働時間Tにおける下限用SOC推定誤差最大値E’の値を、電池モジュール3の定格上のSOC下限に足した値がSOC使用下限となる。
1 電池制御システム、3 電池モジュール(二次電池)、6 電流センサ、8 電池ECU(開路電圧測定手段、残存容量推定手段、連続稼働時間測定手段、残存容量推定誤差最大値計算手段)。

Claims (6)

  1. 定格上の残存容量上限及び残存容量下限を有する二次電池を備える電池制御システムの制御方法であって、
    前記電池制御システムは、
    前記電池制御システムの連続稼働時間を測定する連続稼働時間測定手段と、
    前記二次電池への入出力電流の積算値を基に前記二次電池の残存容量を推定する残存容量推定手段と、
    前記連続稼働時間を基に、前記二次電池の残存容量推定値における誤差の絶対値の積算である残存容量推定誤差最大値を求める残存容量推定誤差最大値計算手段と
    を備え、
    前記連続稼働時間を測定開始する第1のステップと、
    前記連続稼働時間から、前記残存容量推定誤差最大値計算手段は前記残存容量推定誤差最大値を求め、前記二次電池の定格上の残存容量上限と該残存容量推定誤差最大値との差である残存容量使用上限及び前記該残存容量推定誤差最大値と前記二次電池の定格上の残存容量下限との差である残存容量使用下限のうち少なくとも一つを求める第2のステップと
    を含む、電池制御システムの制御方法。
  2. 前記電池制御システムは、前記二次電池の開路電圧を測定する開路電圧測定手段をさらに備え、
    前記残存容量推定手段が、前記二次電池の残存容量を推定する第3のステップと、
    前記二次電池に入出力電流がないときに前記開路電圧測定手段が前記二次電池の開路電圧を測定し、前記二次電池の開路電圧を基に前記二次電池の残存容量を求め、前記第3のステップで推定した残存容量を置き換えて補正する第4のステップと、
    前記連続稼働時間の測定値が初期化され、さらに前記残存容量推定誤差最大値が初期化される第5のステップと、
    前記第1のステップから第5のステップまでを繰り返す第6のステップと
    を含む、請求項1に記載の電池制御システムの制御方法。
  3. 前記残存容量推定誤差最大値は、前記連続稼働時間と前記残存容量推定誤差最大値との関係を示したマップに基づいて求められる、請求項1〜2のいずれか一項に記載の電池制御システムの制御方法。
  4. 前記連続稼働時間と前記残存容量推定誤差最大値との関係を示すマップは、前記残存容量使用上限を求める場合と、前記残存容量使用下限を求める場合とで、異なるマップである、請求項3に記載の電池制御システムの制御方法。
  5. 定格上の残存容量上限及び残存容量下限を有する二次電池を備える電池制御システムであって、
    前記電池制御システムは、
    前記電池制御システムの連続稼働時間を測定する連続稼働時間測定手段と、
    前記二次電池への入出力電流の積算値を基に前記二次電池の残存容量を推定する残存容量推定手段と、
    前記連続稼働時間を基に、前記二次電池の残存容量推定値における誤差の絶対値の積算である残存容量推定誤差最大値を求める残存容量推定誤差最大値計算手段と
    を備え、
    前記連続稼働時間測定手段は、前記連続稼働時間を測定開始する第1のステップを行い、
    前記連続稼働時間から、前記残存容量推定誤差最大値計算手段は前記残存容量推定誤差最大値を求め、前記二次電池の定格上の残存容量上限と該残存容量推定誤差最大値との差である残存容量使用上限及び前記該残存容量推定誤差最大値と前記二次電池の定格上の残存容量下限との差である残存容量使用下限のうち少なくとも一つを求める第2のステップを行う、電池制御システム。
  6. 前記電池制御システムは、前記二次電池の開路電圧を測定する開路電圧測定手段をさらに備え、
    前記残存容量推定手段が、前記二次電池の残存容量を推定する第3のステップを行い、
    前記二次電池に入出力電流がないときに前記開路電圧測定手段が前記二次電池の開路電圧を測定し、前記二次電池の開路電圧を基に前記二次電池の残存容量を求め、前記第3のステップで推定した残存容量を置き換えて補正する第4のステップを行い、
    前記連続稼働時間の測定値が初期化され、さらに前記残存容量推定誤差最大値が初期化される第5のステップを行い、
    前記電池制御システムは、前記第1のステップから第5のステップまでを繰り返す、請求項5に記載の電池制御システム。
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