JP6163181B2 - ユーザ端末、無線基地局及び無線通信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、次世代移動通信システムにおけるユーザ端末、無線基地局及び無線通信方法に関する。
UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)ネットワークにおいて、さらなる高速データレート、低遅延などを目的としてロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)が仕様化された(非特許文献1)。また、LTEからの更なる広帯域化及び高速化を目的として、LTEの後継システム(例えば、LTE−A(LTE-Advanced)、FRA(Future Radio Access)、4G、5Gなどともいう)も検討されている。
ところで、近年、通信装置の低コスト化に伴い、ネットワークに繋がれた装置が、人間の手を介さずに相互に通信して自動的に制御を行う機器間通信(M2M:Machine-to-Machine)の技術開発が盛んに行われている。特に、3GPP(Third Generation Partnership Project)は、M2Mの中でも機器間通信用のセルラシステムとして、MTC(Machine Type Communication)の最適化に関する標準化を進めている(非特許文献2)。MTC用ユーザ端末(MTC UE(User Equipment))は、例えば電気メータ、ガスメータ、自動販売機、車両、その他産業機器などの幅広い分野への利用が考えられている。
MTCでは、コストの低減及びセルラシステムにおけるカバレッジエリアの改善の観点から、簡易なハードウェア構成で実現可能なMTC用ユーザ端末(LC(Low-Cost)−MTC UE)の需要が高まっている。このようなLC−MTC UEの通信方式として、非常に狭い帯域でのLTE通信(例えば、NB−LTE(Narrow Band LTE)、NBセルラIoT(Narrow Band cellular Internet of Things)、クリーンスレート(clean slate)などと呼ばれてもよい)が検討されている。
NB−LTEで通信するユーザ端末(以下、NB−LTE端末という)は、既存のLTEシステムでサポートされる最小のシステム帯域幅(1.4MHz)よりも狭い帯域(例えば、200kHz)の送受信性能を有するユーザ端末として検討されている。
しかしながら、既存のLTEシステムの最小のシステム帯域幅よりも狭い帯域に使用帯域が制限されるNB−LTE端末に対して、既存システムにおけるデータ信号(例えば、PDSCH:Physical Downlink Shared ChannelやPUSCH:Physical Uplink Shared Channel)の送受信手法を適用することは困難であることが想定される。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、既存のLTEシステムの最小のシステム帯域幅よりも狭い帯域に使用帯域が制限される場合に、適切にデータ信号を送受信可能なユーザ端末、無線基地局及び無線通信方法を提供することを目的の一つとする。
本発明の一態様に係るユーザ端末は、既存のLTE(Long Term Evolution)システムでサポートされる最小の使用帯域幅よりも狭い狭帯域で通信するユーザ端末であって、下り制御情報を受信する受信部と、前記下り制御情報に含まれる指示情報に基づいて下りデータ信号及び/又は上りデータ信号のスケジューリング単位となる期間を制御する制御部と、を具備することを特徴とする。

本発明によれば、既存のLTEシステムの最小のシステム帯域幅よりも狭い帯域に使用帯域が制限される場合に、適切にデータ信号を送受信できる。
NB−LTE端末の使用帯域の説明図である。 下り信号の信号配置の一例を示す図である。 第1の態様に係る下り信号の多重方法の一例を示す図である。 第1の態様の変更例に係る下り信号の多重方法の一例を示す図である。 第2の態様に係るスケジューリング単位の説明図である。 第2の態様に係るスケジューリング単位の制御の説明図である。 上り信号の多重方法の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る無線通信システムの概略構成図である。 本発明の一実施形態に係る無線基地局の全体構成の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る無線基地局の機能構成の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るユーザ端末の全体構成の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るユーザ端末の機能構成の一例を示す図である。
NB−LTE端末では、処理能力の低下を許容して、ハードウェア構成を簡略化することが検討されている。例えば、NB−LTE端末では、既存のユーザ端末(LTE端末)に比べて、ピークレートの減少、トランスポートブロックサイズ(TBS:Transport Block Size)の制限、リソースブロック(RB:Resource Block、PRB:Physical Resource Block等とも呼ばれる)の制限、受信RF(Radio Frequency)の制限などを適用することが検討されている。
使用帯域の上限がシステム帯域(例えば、20MHz(100RB)、1コンポーネントキャリアなど)に設定される既存のユーザ端末とは異なり、NB−LTE端末の使用帯域の上限は所定の狭帯域(例えば、200kHz、1PRBなど)に制限される。帯域が制限されたNB−LTE端末は、既存のユーザ端末との関係を考慮してLTE/LTE−Aのシステム帯域内で動作させることが検討されている。
例えば、LTE/LTE−Aのシステム帯域において、帯域が制限されたNB−LTE端末と帯域が制限されない既存のユーザ端末との間で、周波数多重がサポートされてもよい。したがって、NB−LTE端末は、サポートする最大の帯域が既存のLTEでサポートされる最小のシステム帯域(例えば、1.4MHz)の一部の狭帯域である端末と表されてもよいし、LTE/LTE−Aでサポートされる最小のシステム帯域(例えば、1.4MHz)よりも狭帯域の送受信性能を有する端末と表されてもよい。
図1は、システム帯域内における狭帯域の配置例を示す図である。図1では、LTEシステムの最小のシステム帯域(1.4MHz)に比べて狭い所定の狭帯域(例えば、200kHz)が、システム帯域の一部に設定されている。当該狭帯域は、NB−LTE端末によって検出可能な周波数帯域に相当する。なお、LTEシステムの最小のシステム帯域(1.4MHz)は、LTE Rel.13のLC−MTCの使用帯域でもある。
なお、NB−LTE端末の使用帯域となる狭帯域の周波数位置は、システム帯域内で変化可能な構成とすることが好ましい。例えば、NB−LTE端末は、所定の期間(例えば、サブフレーム)毎に異なる周波数リソースを用いて通信することが好ましい。これにより、NB−LTE端末に対するトラヒックオフロードや、周波数ダイバーシチ効果が実現でき、周波数利用効率の低下を抑制することができる。したがって、NB−LTE端末は、周波数ホッピングや周波数スケジューリングの適用を考慮して、RFの再調整(retuning)機能を有することが好ましい。
なお、下りリンクの送受信に用いられる狭帯域(DL NB:Downlink Narrow Band)と上りリンクの送受信に用いられる狭帯域(UL NB:Uplink Narrow Band)とは異なる周波数帯を用いてもよい。また、DL NBは下り狭帯域と呼ばれてもよいし、UL NBは上り狭帯域と呼ばれてもよい。
NB−LTE端末は、狭帯域に配置される下り制御信号(下り制御チャネル)を用いて下り制御情報(DCI:Downlink Control Information)を受信するが、当該下り制御信号は、EPDCCH(Enhanced Physical Downlink Control Channel)と呼ばれてもよいし、MPDCCH(MTC PDCCH)と呼ばれてもよいし、NB−PDCCHと呼ばれても良い。
また、NB−LTE端末は、狭帯域に配置される下りデータ信号(下り共有チャネル)を用いて下りデータを受信するが、当該下りデータ信号は、PDSCH(Physical Downlink Shared Channel)と呼ばれてもよいし、MPDSCH(MTC PDSCH)と呼ばれてもよいし、NB−PDSCHと呼ばれても良い。
また、NB−LTE端末向けの上り制御信号(上り制御チャネル)(例えば、PUCCH(Physical Uplink Control Channel))及び上りデータ信号(上り共有チャネル)(例えば、PUSCH(Physical Uplink Shared Channel))はそれぞれ、MPUCCH(MTC PUCCH)、MPUSCH(MTC PUSCH)、NB−PUSCHなどと呼ばれてもよい。以上のチャネルに限られず、NB−LTE端末が利用するチャネルは、同じ用途に用いられる従来のチャネルにMTCを示す「M」やNB−LTEを示す「N」、または「NB」を付して表されてもよい。
また、NB−LTE UE向けのSIB(System Information Block)が規定されてもよく、当該SIBはMTC−SIB、NB−SIBなどと呼ばれてもよい。
また、NB−LTEでは、カバレッジを拡張するために、複数のサブフレームに渡って同一の下り信号及び/又は上り信号を送受信する繰り返し送信/受信を行うことも検討されている。なお、同一の下り信号及び/又は上り信号が送受信される複数のサブフレーム数は、繰り返し数(repetition number)とも呼ばれる。また、当該繰り返し数は、繰り返しレベルによって示されてもよい。当該繰り返しレベルは、カバレッジ拡張(CE:Coverage Enhancement)レベルとも呼ばれる。
以上のような既存のLTEシステムの最小のシステム帯域幅よりも狭い帯域に使用帯域が制限されるNB−LTE端末に対して、LTEシステムにおけるデータ信号(例えば、PDSCHやPUSCH)の送受信手法を適用する場合、データ信号を適切に受信できなくなることや、チャネル推定精度が低下する恐れがある。
図2Aでは、LTEシステムの最小のシステム帯域(1.4MHz(=6PRB))に使用帯域が制限される場合における下り制御信号(PDCCH)、下りデータ信号(PDSCH)及び下り参照信号の配置が示される。一方、図2Bでは、LTEシステムの最小のシステム帯域よりも狭い帯域(200kHz(=1PRB))に使用帯域が制限される場合における下り制御信号(PDCCH)、下りデータ信号(PDSCH)及び下り参照信号の配置が示される。
図2Bに示す場合、1PRBである使用帯域内で下りデータ信号に割り当て可能なリソースエレメントが少なくなるため、PDSCHのトランスポートブロックサイズ(TBS)が小さくなる。この結果、PDSCHのトランスポートブロック(TB)が制御ヘッダ(例えば、MAC(Medium Access Control)ヘッダ)だけで埋まってしまい、ペイロード(例えば、ユーザデータや上位レイヤ制御情報)を伝送できなくなる恐れがある。
また、図2Bに示す場合、使用帯域内における下り参照信号の数が図2Aと比較して減少するため、チャネル推定精度が低下する恐れがある。
このように、下り制御信号、下りデータ信号及び下り参照信号を同一サブフレーム内に配置する既存手法は、既存のLTEシステムの最小のシステム帯域幅よりも狭い帯域に使用帯域が制限される場合には適合しないことが想定される。また、上りデータ信号と上り制御信号とを同一のサブフレーム内に配置する場合についても同様である。
そこで、本発明者らは、データ信号と制御信号とを異なるサブフレームに配置することで、既存のLTEシステムの最小のシステム帯域幅(1.4MHz(=6PRB))よりも狭い帯域(例えば、200kHz(=1PRB))に使用帯域が制限される場合に、データ信号を適切に送受信可能とすること、或いは、チャネル推定精度を向上させることを着想し、本発明に至った。
以下、本発明の一実施形態に係る無線通信方法について詳細に説明する。なお、以下において、既存のLTEシステムの最小のシステム帯域幅(1.4MHz)よりも狭い帯域は、200kHzであり、1リソースブロック(PRB)で構成されるものとするが、これに限られない。
(下りリンク)
(第1の態様)
第1の態様では、下り信号の多重方法について説明する。第1の態様において、下り参照信号と下りデータ信号とは、異なるサブフレームに時分割多重される。また、下り制御信号も、下り参照信号と下りデータ信号とは異なるサブフレームに多重される。すなわち、第1の態様では、下り参照信号と、下り制御信号と、下りデータ信号とが、それぞれ異なるサブフレームに時分割多重される。
図3では、下り参照信号(DL−RS)と、下り制御信号(M−PDCCH)と、下りデータ信号(PDSCH)とが、それぞれ異なるサブフレームに時分割多重される例が示される。図3に示すように、下り参照信号と下り制御信号と下りデータ信号とを異なるサブフレームに配置することで、下りデータ信号を割り当て可能なリソースエレメントを増加させることができるので、TBSを大きくできる。また、下り参照信号の配置数を増加させることができるので、チャネル推定精度の低下を防止できる。
図3において、下り参照信号(DL−RS)は、セル固有参照信号(CRS:Cell-specific Reference Signal)、チャネル状態情報参照信号(CSI−RS:Channel State Information−Reference Signal)、PDSCH或いはM−PDCCHの復調に用いられる復調用参照信号(DMRS:DeModulation Reference Signal)、セルの発見用信号(DRS:Discovery Reference Signal)、同期信号(SS:Synchronization Signal、プライマリ同期信号(PSS:Primary Synchronization Signal)及びセカンダリ同期信号(SSS:Secondary Synchronization Signal)を含む)の少なくとも一つである。
図3の下り参照信号用のサブフレームでは、CRS、CSI−RS、DM−RS、SSの少なくとも一つは、既存の密度よりも高い密度で配置することができる。
また、下り参照信号用のサブフレーム数(図3では、1サブフレーム)は、アンテナポート(AP)数、カバレッジ要求に応じて、制御されてもよい。なお、当該下り参照信号用のサブフレーム数は、上位レイヤシグナリング(例えば、RRC(Radio Resource Control)シグナリングや報知情報)、又は、下り制御情報(DCI)によりNB−LTE端末に通知(configure)されてもよい。
また、図3において、下りデータ信号(PDSCH)のチャネル符号化は、LTEシステムにおけるターボ符号化の代わりに、畳み込み符号化(convolutional coding)を用いて行われてもよい。このようなTBSが小さい場合には、畳み込み符号化を用いることにより、特性改善することができる。
また、下りデータ信号は、複数のサブフレームに渡って繰り返しあり(with repetition)で送信されてもよいし、繰り返しなし(without repetition)で送信されてもよい。また、複数のサブフレームを用いる場合は、カバレッジ拡張のために同一データを繰り返し送っても良いし、スループットを向上させるために、TBSを大きくして複数のサブフレームにマッピングしても良い。
また、下りデータ信号は、下りデータ信号が多重されるサブフレームにおけるCRSの有無(presence)に基づいてレートマッチングされてもよい。将来の無線通信システムでは、CRSを配置しないことも想定されるため、CRSの有無を示す情報が、上位レイヤシグナリング又は下り制御情報によりNB−LTE端末に通知されてもよい。ユーザ端末は、CRSの有無に基づいて、下りデータ信号の受信(例えば、復号など)を制御してもよい。
第1の態様によれば、下り参照信号と下り制御信号と下りデータ信号とが異なるサブフレームに配置されるので、下りデータ信号を割り当て可能なリソースエレメントを増加させることができる。この結果、使用帯域がLTEシステムの最小のシステム帯域よりも狭い帯域に制限される場合でも、TBSを大きくできるので、下りユーザデータを適切に伝送できる。また、下り参照信号の配置数を増加させることができるので、チャネル推定精度の低下を防止できる。
<変更例>
上記第1の態様では、下り制御信号は、下り参照信号と下りデータ信号とは異なるサブフレームに多重される。一方、変更例では、下り制御信号は、下り参照信号と同一のサブフレームに多重される。
NB−LTE端末の使用帯域をLTEシステムの最小のシステム帯域よりも狭い帯域に制限する場合、下りデータ信号のスケジューリングや適応変調符号化を適用しないことも想定される。この場合、下り制御信号のオーバーヘッドが減少することが想定される。そこで、変更例では、下り制御信号を下り参照信号と同一のサブフレームに多重する。
図4では、下り制御信号(M−PDCCH)が、下り参照信号(DL−RS)と同一のサブフレームに多重される例が示される。例えば、DM−RSベースの送信モード(TM(Transmission mode))であるTM9や10が設定された場合においても、M−PDCCHと同一のサブフレームにはDM−RSを配置して送信するものの、後続するPDSCHのサブフレームではDM−RSを送信しない。なお、図4において、下り参照信号と下り制御信号とは、同一のサブフレーム内で、時分割多重されてもよいし、周波数分割多重されてもよい。下り参照信号と下り制御信号とを同一のサブフレームに多重することにより、下りデータ信号に割り当て可能な無線リソースを更に増加させることができる。
(第2の態様)
第2の態様では、下りデータ信号のスケジューリング単位について説明する。第2の態様は、第1の態様及びその変更例と組み合わせることが可能である。
図5は、下りデータ信号のスケジューリング単位の説明図である。図5Aに示すように、既存のLTEシステムにおけるスケジューリング単位は、1サブフレームである。既存のLTEシステムの最小のシステム帯域(1.4MHz)を使用帯域とする場合、スケジューリング単位である1サブフレームにおいて最大6PRBが割り当てられる。
一方、NB−LTE端末の使用帯域が既存のLTEシステムの最小のシステム帯域(1.4MHz)より狭い帯域(200kHz(=1PRB))に制限される場合、図5Bに示すように、6PRBを時間方向に並べることで、6サブフレームをスケジューリング単位とすることが検討されている。6PRBを時間方向に並べた6サブフレームをスケジューリング単位とすることにより、スケジューリング制御を簡易化できる。
しかしながら、スケジューリング単位を6サブフレームに固定する場合、パケットサイズの小さいデータを伝送しようとすると、無線リソースの利用効率が悪化する恐れがある。具体的には、6サブフレームをスケジューリング単位とする場合、伝送しようとするデータに対してTBSが大きくなりすぎる恐れがある。このため、スケジューリング単位を6以下の複数のサブフレームで柔軟に構成することが望まれる。
そこで、第2の態様では、下りデータ信号のスケジューリング単位を6以下の複数のサブフレームとし、当該スケジューリング単位を動的に制御する。例えば、NB−LTE端末は、下りデータ信号のスケジューリング単位を、6サブフレームから、6サブフレームより小さい複数のサブフレームに切り替える。
また、NB−LTE端末は、スケジューリング単位の切り替えを指示する指示情報、又は、下りデータ信号の変調及び符号化方式(MCS:Modulation and Coding Scheme)インデックス、又は、下りデータ信号のトランスポートブロックサイズ(TBS)に基づいて、スケジューリング単位を切り替えてもよい。なお、当該指示情報、MCSインデックスは、DCIに含まれてもよい。TBSは、MCSインデックスに基づいて特定されてもよい。
図6は、スケジューリング単位の動的制御例を示す図である。図6では、3サブフレームのスケジューリング単位と、6サブフレームのスケジューリング単位とが動的に制御される例を示す。なお、スケジューリング単位は、3サブフレーム又は6サブフレームに限られず、6以下のサブフレームであればいずれであってもよい。
第2の態様によれば、スケジューリング単位を6以下の複数のサブフレームに切り替えることができるので、パケットサイズの小さいデータを伝送しようとする場合に、無線リソースの利用効率が悪化するのを防止できる。
(上りリンク)
第1の態様(変更例を含む)で説明した下り信号の多重方法は、上り信号に適用することも可能である。また、第2の態様で説明した下り信号のスケジューリング単位の制御は、上り信号に適用することも可能である。以下では、下りリンクとの相違点を説明する。
図7に示すように、上り参照信号と上りデータ信号(例えば、PUSCH)とは、異なるサブフレームに時分割多重される。上り制御信号(例えば、PUCCH)は、図7に示すように、上り参照信号と上りデータ信号とは異なるサブフレームに多重されてもよいし、上り参照信号と上りデータ信号とは異なるサブフレームに多重されてもよい。
図7において、上り参照信号(UL−RS)は、サウンディング参照信号(SRS:Sounding Reference Signal)、上りデータ信号の復調に用いられる復調用参照信号(DMRS:DeModulation Reference Signal)の少なくとも一つである。
また、図7に示すように、上り制御信号は、当該上り制御信号の復調に用いられる復調用参照信号(DMRS:DeModulation Reference Signal)と同一のサブフレームに多重されてもよい。
また、図7では、異なるチャネルに対して単一の送信電力制御を適用しても良い。この場合、DL割り当て用のDCIのTPCコマンド、またはULグラント用のTPCコマンドのいずれかを省略することが可能である。
(無線通信システム)
以下、本発明の一実施形態に係る無線通信システムの構成について説明する。この無線通信システムでは、上述した各態様に係る無線通信方法が適用される。ここでは、狭帯域に使用帯域が制限されたユーザ端末としてNB−LTE端末を例示するが、これに限定されるものではない。
図8は、本発明の一実施形態に係る無線通信システムの概略構成図である。図8に示す無線通信システム1は、マシン通信システムのネットワークドメインにLTEシステムを採用した一例である。当該無線通信システム1では、LTEシステムのシステム帯域幅を1単位とする複数の基本周波数ブロック(コンポーネントキャリア)を一体としたキャリアアグリゲーション(CA)及び/又はデュアルコネクティビティ(DC)を適用することができる。また、LTEシステムが下りリンク及び上りリンク共に最小1.4MHzから最大20MHzまでのシステム帯域に設定されるものとするが、この構成に限られない。
なお、無線通信システム1は、SUPER 3G、LTE−A(LTE-Advanced)、IMT−Advanced、4G(4th generation mobile communication system)、5G(5th generation mobile communication system)、FRA(Future Radio Access)などと呼ばれてもよい。
無線通信システム1は、無線基地局10と、無線基地局10に無線接続する複数のユーザ端末20A、20B及び20Cとを含んで構成されている。無線基地局10は、上位局装置30に接続され、上位局装置30を介してコアネットワーク40に接続される。なお、上位局装置30には、例えば、アクセスゲートウェイ装置、無線ネットワークコントローラ(RNC)、モビリティマネジメントエンティティ(MME)などが含まれるが、これに限定されるものではない。
複数のユーザ端末20(20A−20C)は、セル50において無線基地局10と通信を行うことができる。例えば、ユーザ端末20Aは、LTE(Rel−10まで)又はLTE−Advanced(Rel−10以降も含む)をサポートするユーザ端末(以下、LTE端末)であり、他のユーザ端末20B、20Cは、マシン通信システムにおける通信デバイスとなるNB−LTE端末である。以下、特に区別を要しない場合は、ユーザ端末20A、20B及び20Cは単にユーザ端末20と呼ぶ。
NB−LTE端末20B、20Cは、既存のLTEシステムでサポートされる最小のシステム帯域幅よりも狭帯域(例えば、200kHz)に使用帯域が制限されたユーザ端末である。なお、NB−LTE端末20B、20Cは、LTE、LTE−Aなどの各種通信方式に対応した端末であってもよく、電気メータ、ガスメータ、自動販売機などの固定通信端末に限らず、車両などの移動通信端末でもよい。また、ユーザ端末20は、他のユーザ端末20と直接通信してもよいし、無線基地局10を介して通信してもよい。
無線通信システム1においては、無線アクセス方式として、下りリンクに直交周波数分割多元接続(OFDMA:Orthogonal Frequency Division Multiple Access)が適用され、上りリンクにシングルキャリア−周波数分割多元接続(SC−FDMA:Single-Carrier Frequency Division Multiple Access)が適用される。OFDMAは、周波数帯域を複数の狭い周波数帯域(サブキャリア)に分割し、各サブキャリアにデータをマッピングして通信を行うマルチキャリア伝送方式である。SC−FDMAは、システム帯域幅を端末毎に1つ又は連続したリソースブロックからなる帯域に分割し、複数の端末が互いに異なる帯域を用いることで、端末間の干渉を低減するシングルキャリア伝送方式である。なお、上り及び下りの無線アクセス方式は、これらの組み合わせに限られない。
無線通信システム1では、下りリンクのチャネルとして、各ユーザ端末20で共有される下り共有チャネル(PDSCH:Physical Downlink Shared Channel)、報知チャネル(PBCH:Physical Broadcast Channel)、下りL1/L2制御チャネルなどが用いられる。PDSCHにより、ユーザデータや上位レイヤ制御情報、所定のSIB(System Information Block)が伝送される。また、PBCHにより、MIB(Master Information Block)が伝送される。
下りL1/L2制御チャネルは、PDCCH(Physical Downlink Control Channel)、EPDCCH(Enhanced Physical Downlink Control Channel)、PCFICH(Physical Control Format Indicator Channel)、PHICH(Physical Hybrid-ARQ Indicator Channel)などを含む。PDCCHにより、PDSCH及びPUSCHのスケジューリング情報を含む下り制御情報(DCI:Downlink Control Information)などが伝送される。PCFICHにより、PDCCHに用いるOFDMシンボル数が伝送される。PHICHにより、PUSCHに対するHARQの送達確認情報(ACK/NACK)が伝送される。EPDCCHは、PDSCHと周波数分割多重され、PDCCHと同様にDCIなどの伝送に用いられる。
無線通信システム1では、上りリンクのチャネルとして、各ユーザ端末20で共有される上り共有チャネル(PUSCH:Physical Uplink Shared Channel)、上りL1/L2制御チャネル(PUCCH:Physical Uplink Control Channel)、ランダムアクセスチャネル(PRACH:Physical Random Access Channel)などが用いられる。PUSCHは、上りデータチャネルと呼ばれてもよい。PUSCHにより、ユーザデータや上位レイヤ制御情報が伝送される。また、PUCCHにより、下りリンクの無線品質情報(CQI:Channel Quality Indicator)、送達確認情報(ACK/NACK)などが伝送される。PRACHにより、セルとの接続確立のためのランダムアクセスプリアンブルが伝送される。
なお、MTC端末/NB−LTE端末向けのチャネルは、MTCを示す「M」やNB−LTEを示す「N」を付して表されてもよく、例えば、MTC端末/NB−LTE端末向けのEPDCCH、PDSCH、PUCCH、PUSCHはそれぞれ、MPDCCH、MPDSCH、MPUCCH、MPUSCHなどと呼ばれてもよい。
無線通信システム1では、下り参照信号として、セル固有参照信号(CRS:Cell-specific Reference Signal)、チャネル状態情報参照信号(CSI−RS:Channel State Information-Reference Signal)、復調用参照信号(DMRS:DeModulation Reference Signal)、位置決定参照信号(PRS:Positioning Reference Signal)などが伝送される。また、無線通信システム1では、上り参照信号として、測定用参照信号(SRS:Sounding Reference Signal)、復調用参照信号(DMRS)などが伝送される。なお、DMRSはユーザ端末固有参照信号(UE-specific Reference Signal)と呼ばれてもよい。また、伝送される参照信号は、これらに限られない。
<無線基地局>
図9は、本発明の一実施形態に係る無線基地局の全体構成の一例を示す図である。無線基地局10は、複数の送受信アンテナ101と、アンプ部102と、送受信部103と、ベースバンド信号処理部104と、呼処理部105と、伝送路インターフェース106とを備えている。なお、送受信部103は、送信部及び受信部で構成される。
下りリンクにより無線基地局10からユーザ端末20に送信されるユーザデータは、上位局装置30から伝送路インターフェース106を介してベースバンド信号処理部104に入力される。
ベースバンド信号処理部104では、ユーザデータに関して、PDCP(Packet Data Convergence Protocol)レイヤの処理、ユーザデータの分割・結合、RLC(Radio Link Control)再送制御などのRLCレイヤの送信処理、MAC(Medium Access Control)再送制御(例えば、HARQ(Hybrid Automatic Repeat reQuest)の送信処理)、スケジューリング、伝送フォーマット選択、チャネル符号化、逆高速フーリエ変換(IFFT:Inverse Fast Fourier Transform)処理、プリコーディング処理などの送信処理が行われて各送受信部103に転送される。また、下り制御信号に関しても、チャネル符号化や逆高速フーリエ変換などの送信処理が行われて、各送受信部103に転送される。
送受信部103は、下り信号を受信するとともに、上り信号を送信する。下り信号は、下り制御信号(例えば、PDCCH/EPDCCH/M−PDCCHなど)、下りデータ信号(例えば、PDSCHなど)、下り参照信号(例えば、CSI−RS(Channel State Information-Reference Signal)、CRS(Cell-specific Reference Signal)など)を含む。上り信号は、上り制御信号(例えば、PUCCHなど)、上りデータ信号(例えば、PUSCHなど)、上り参照信号(例えば、SRS(Sounding Reference Signal)、DM−RS(DeModulation-Reference Signal)など)を含む。
具体的には、送受信部103は、ベースバンド信号処理部104からアンテナ毎にプリコーディングして出力されたベースバンド信号を無線周波数帯に変換して送信する。送受信部103で周波数変換された無線周波数信号は、アンプ部102により増幅され、送受信アンテナ101から送信される。送受信部103は、LTEシステムの最小のシステム帯域幅(1.4MHz)よりも狭い帯域(狭帯域)(例えば、200kHz)で、各種信号を送受信することができる。
送受信部103は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるトランスミッター/レシーバー、送受信回路又は送受信装置とすることができる。
一方、上り信号については、各送受信アンテナ101で受信された無線周波数信号がそれぞれアンプ部102で増幅される。各送受信部103はアンプ部102で増幅された上り信号を受信する。送受信部103は、受信信号をベースバンド信号に周波数変換して、ベースバンド信号処理部104に出力する。
ベースバンド信号処理部104では、入力された上り信号に含まれるユーザデータに対して、高速フーリエ変換(FFT:Fast Fourier Transform)処理、逆離散フーリエ変換(IDFT:Inverse Discrete Fourier Transform)処理、誤り訂正復号、MAC再送制御の受信処理、RLCレイヤ、PDCPレイヤの受信処理がなされ、伝送路インターフェース106を介して上位局装置30に転送される。呼処理部105は、通信チャネルの設定や解放などの呼処理や、無線基地局10の状態管理や、無線リソースの管理を行う。
伝送路インターフェース106は、所定のインターフェースを介して、上位局装置30と信号を送受信する。また、伝送路インターフェース106は、基地局間インターフェース(例えば、CPRI(Common Public Radio Interface)に準拠した光ファイバ、X2インターフェース)を介して隣接無線基地局10と信号を送受信(バックホールシグナリング)してもよい。
図10は、本実施形態に係る無線基地局の機能構成の一例を示す図である。なお、図10では、本実施形態における特徴部分の機能ブロックを主に示しており、無線基地局10は、無線通信に必要な他の機能ブロックも有しているものとする。図10に示すように、ベースバンド信号処理部104は、制御部301と、送信信号生成部302と、マッピング部303と、受信信号処理部304と、を備えている。
制御部301は、下りデータ信号(PDSCH)、下り制御信号(PDCCH、EPDCCH及びM−PDCCHの少なくとも一つ)のスケジューリング(例えば、リソース割り当て)を制御する。また、システム情報、同期信号や、下り参照信号(CRS、CSI−RS、DM−RSなど)のスケジューリングの制御も行う。また、上り参照信号(SRS、DMRSなど)、上りデータ信号(PUSCH)、上り制御信号(PUCCH)、PRACHで送信されるランダムアクセスプリアンブルなどのスケジューリングを制御する。
具体的には、制御部301は、下り参照信号と下りデータ信号とを、異なるサブフレームに時分割多重するよう制御する。また、制御部301は、下り制御信号を、下り参照信号と下りデータ信号とは異なるサブフレームに多重するよう制御してもよい。また、制御部301は、下り制御信号を、下り参照信号と同一のサブフレームに多重するように制御してもよい。
また、制御部301は、下り参照信号が多重されるサブフレーム数を制御してもよい。例えば、アクセスポイント数やカバレッジに基づいて、上記サブフレーム数を制御することができる。また、制御部301は、下りデータ信号が多重サブフレームにおけるCRSの有無に基づいて、下りデータ信号のレートマッチングを行ってもよい。
また、制御部301は、上り参照信号と上りデータ信号とを異なるサブフレームに時分割多重するよう制御する。また、制御部301は、上り制御信号を、上り参照信号と上りデータ信号とは異なるサブフレームに多重するよう制御してもよい。また、制御部301は、上り制御信号を、上り参照信号と同一のサブフレームに多重するように制御してもよい。
また、制御部301は、下り又は/及び上りデータ信号のスケジューリング単位を制御してもよい。具体的には、制御部301は、下り/上りデータ信号のスケジューリング単位を、6サブフレームから、6サブフレームより小さい複数のサブフレームに切り替えてもよい。また、制御部301は、当該切り替えを指示する指示情報を送信するよう制御してもよい。
制御部301は、各種信号を狭帯域に割り当ててユーザ端末20に対して送信するように、送信信号生成部302及びマッピング部303を制御する。例えば、制御部301は、下り参照信号、下り制御信号(M−PDCCH)、下りデータ信号(PDSCH)などを狭帯域で送信するように制御する。
制御部301は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるコントローラ、制御回路又は制御装置とすることができる。
送信信号生成部302は、制御部301からの指示に基づいて、下り信号を生成して、マッピング部303に出力する。例えば、送信信号生成部302は、制御部301からの指示に基づいて、下りデータ信号の割り当て情報を通知する下りグラント(下りアサインメント)及び上りデータ信号の割り当て情報を通知する上りグラントを生成する。
また、送信信号生成部302は、制御部301からの指示に基づいて、上りデータ信号(PUSCH)に対する送達確認情報を含む下り制御信号(M−PDCCH)を生成する。
送信信号生成部302は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明される信号生成器、信号生成回路又は信号生成装置とすることができる。
マッピング部303は、制御部301からの指示に基づいて、送信信号生成部302で生成された下り信号を、所定の狭帯域の無線リソース(例えば、最大1リソースブロック)にマッピングして、送受信部103に出力する。
具体的には、マッピング部303は、制御部301で決定された周波数ホッピングパターンに従って、所定の狭帯域の無線リソースに下り信号をマッピングする。マッピング部303は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるマッパー、マッピング回路又はマッピング装置とすることができる。
受信信号処理部304は、送受信部103から入力された受信信号に対して、受信処理(例えば、デマッピング、復調、復号など)を行う。ここで、受信信号は、例えば、ユーザ端末20から送信される上り信号(上りデータ信号(PUSCH)、上り制御信号(PUCCH)、上り参照信号(SRS、DMRS)など)である。受信信号処理部304は、受信した情報を制御部301に出力する。
また、受信信号処理部304は、受信した信号を用いて受信電力(例えば、RSRP(Reference Signal Received Power))、受信品質(例えば、RSRQ(Reference Signal Received Quality))やチャネル状態などについて測定してもよい。測定結果は、制御部301に出力されてもよい。
受信信号処理部304は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明される信号処理器、信号処理回路又は信号処理装置、並びに、測定器、測定回路又は測定装置から構成することができる。
<ユーザ端末>
図11は、本実施形態に係るユーザ端末の全体構成の一例を示す図である。なお、ここでは詳細な説明を省略するが、通常のLTE端末がNB−LTE端末として振る舞うように動作してもよい。ユーザ端末20は、送受信アンテナ201と、アンプ部202と、送受信部203と、ベースバンド信号処理部204と、アプリケーション部205と、を備えている。なお、送受信部203は、送信部及び受信部から構成される。また、ユーザ端末20は、送受信アンテナ201、アンプ部202、送受信部203などを複数備えてもよい。
送受信アンテナ201で受信された無線周波数信号は、アンプ部202で増幅される。送受信部203は、アンプ部202で増幅された下り信号(下り制御信号(PDCCH/EPDCCH/M−PDCCH)、下りデータ信号(PDSCH)、下り参照信号(CSI−RS、CRSなど)を含む)を受信する。送受信部203は、受信信号をベースバンド信号に周波数変換して、ベースバンド信号処理部204に出力する。
具体的には、送受信部203は、下り信号(例えば、PDSCH)の割り当てが開始される狭帯域(周波数ブロック)を示す開始インデックスを受信する。当該開始インデックスは、下り制御信号(M−PDCCH)により伝送されるDCIに含まれていてもよいし、上位レイヤ制御情報に含まれていてもよい。
また、送受信部203は、下り参照信号が多重されるサブフレーム数を示す情報を受信してもよい(第1の態様)。また、送受信部203は、下り/上り信号のスケジューリング単位の切り替えを指示する指示情報を受信してもよい(第2の態様)。当該指示情報は、DCIに含まれてもよい。或いは、MCSインデックス又はTBSにより黙示的に切り替えが指示されてもよい。
また、送受信部203は、ベースバンド信号処理部204から出力された上り信号(上り制御信号(PUCCH)、上りデータ信号(PUSCH)、上り参照信号(DM−RS、SRS)などを含む)を送信する。送受信部203は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるトランスミッター/レシーバー、送受信回路又は送受信装置とすることができる。
ベースバンド信号処理部204は、入力されたベースバンド信号に対して、FFT処理や、誤り訂正復号、再送制御の受信処理などを行う。下りリンクのユーザデータは、アプリケーション部205に転送される。アプリケーション部205は、物理レイヤやMACレイヤより上位のレイヤに関する処理などを行う。また、下りリンクのデータのうち、報知情報もアプリケーション部205に転送される。
一方、上りリンクのユーザデータについては、アプリケーション部205からベースバンド信号処理部204に入力される。ベースバンド信号処理部204では、再送制御の送信処理(例えば、HARQの送信処理)や、チャネル符号化、プリコーディング、離散フーリエ変換(DFT:Discrete Fourier Transform)処理、IFFT処理などが行われて送受信部203に転送される。送受信部203は、ベースバンド信号処理部204から出力されたベースバンド信号を無線周波数帯に変換して送信する。送受信部203で周波数変換された無線周波数信号は、アンプ部202により増幅され、送受信アンテナ201から送信される。
図12は、本実施形態に係るユーザ端末の機能構成の一例を示す図である。なお、図12においては、本実施形態における特徴部分の機能ブロックを主に示しており、ユーザ端末20は、無線通信に必要な他の機能ブロックも有しているものとする。図12に示すように、ユーザ端末20が有するベースバンド信号処理部204は、制御部401と、送信信号生成部402と、マッピング部403と、受信信号処理部404と、測定部405と、を備えている。
制御部401は、送信信号生成部402及びマッピング部403の制御を行う。制御部401は、無線基地局10から送信された下り制御信号(PDCCH/EPDCCH/M−PDCCH)及び下りデータ信号(PDSCH)を、受信信号処理部404から取得する。制御部401は、下り制御信号や、下りデータ信号に対する再送制御の要否を判定した結果などに基づいて、上り制御信号(PUCCH)や上りデータ信号(PUSCH)の生成を制御する。
また、制御部401は、受信信号処理404及び送受信部203の制御を行い、下り制御信号に基づいて、下りデータ信号の受信を制御する。
具体的には、制御部401は、セル固有参照信号(CRS)の有無に基づいてレートマッチングされた下りデータ信号の受信(例えば、復号)を制御してもよい。
また、制御部401は、下り/上りデータ信号のスケジューリング単位を制御してもよい。具体的には、制御部401は、下り/上りデータ信号のスケジューリング単位を、6サブフレームから、6サブフレームより小さい複数のサブフレームに切り替えてもよい。
具体的には、制御部401は、スケジューリング単位の切り替えを指示する指示情報、又は、下りデータ信号のMCSインデックス、又は、下りデータ信号のトランスポートブロックサイズ(TBS)に基づいて、スケジューリング単位を切り替えてもよい。
制御部401は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるコントローラ、制御回路又は制御装置とすることができる。なお、制御部401は、測定部405と合わせて本発明に係る測定部を構成することができる。
送信信号生成部402は、制御部401からの指示に基づいて、上り信号を生成して、マッピング部403に出力する。例えば、送信信号生成部402は、制御部401からの指示に基づいて、上り制御情報(UCI)を含む上り制御信号(PUCCH)を生成する。UCIは、送達確認情報(HARQ−ACK)、チャネル状態情報(CSI)及びスケジューリング要求(SR)の少なくとも一つを含んでもよい。
また、送信信号生成部402は、制御部401からの指示に基づいて上りデータ信号(PUSCH)を生成する。例えば、送信信号生成部402は、無線基地局10から通知される下り制御信号に上りグラントが含まれている場合に、制御部401から上りデータ信号の生成を指示される。
送信信号生成部402は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明される信号生成器、信号生成回路又は信号生成装置とすることができる。
マッピング部403は、制御部401からの指示に基づいて、送信信号生成部402で生成された上り信号を無線リソース(例えば、最大6PRB)にマッピングして、送受信部203へ出力する。マッピング部403は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるマッパー、マッピング回路又はマッピング装置とすることができる。
受信信号処理部404は、送受信部203から入力された受信信号に対して、受信処理(例えば、デマッピング、復調、復号など)を行う。ここで、受信信号は、例えば、無線基地局10から送信される下り信号(下り制御信号(PDCCH/EPDCCH/M−PDCCH)、下りデータ信号(PDSCH)など)である。
受信信号処理部404は、受信した情報を制御部401に出力する。受信信号処理部404は、例えば、報知情報、システム情報、RRCシグナリング、DCIなどを、制御部401に出力する。また、受信信号処理部404は、受信信号や、受信処理後の信号を、測定部405に出力する。
受信信号処理部404は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明される信号処理器、信号処理回路又は信号処理装置とすることができる。また、受信信号処理部404は、本発明に係る受信部を構成することができる。
測定部405は、制御部401からの指示に基づいて、所定周期で周波数ホッピングされる狭帯域(周波数ブロック)のCSIを測定する。CSIは、ランク識別子(RI)、チャネル品質識別子(CQI)、プリコーディングマトリクス識別子(PMI)の少なくとも一つを含む。また、測定部405は、受信した信号を用いて受信電力(RSRP)、受信品質(RSRQ)などについて測定してもよい。なお、処理結果や測定結果は、制御部401に出力されてもよい。
測定部405は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明される測定器、測定回路又は測定装置とすることができる。
なお、上記実施形態の説明に用いたブロック図は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及びソフトウェアの任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現手段は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的に結合した1つの装置により実現されてもよいし、物理的に分離した2つ以上の装置を有線又は無線で接続し、これら複数の装置により実現されてもよい。
例えば、無線基地局10やユーザ端末20の各機能の一部又は全ては、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェアを用いて実現されても良い。また、無線基地局10やユーザ端末20は、プロセッサ(CPU:Central Processing Unit)と、ネットワーク接続用の通信インターフェースと、メモリと、プログラムを保持したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体と、を含むコンピュータ装置によって実現されてもよい。つまり、本発明の一実施形態に係る無線基地局、ユーザ端末などは、本発明に係る無線通信方法の処理を行うコンピュータとして機能してもよい。
ここで、プロセッサやメモリなどは情報を通信するためのバスで接続される。また、コンピュータ読み取り可能な記録媒体は、例えば、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、CD−ROM(Compact Disc−ROM)、RAM(Random Access Memory)、ハードディスクなどの記憶媒体である。また、プログラムは、電気通信回線を介してネットワークから送信されても良い。また、無線基地局10やユーザ端末20は、入力キーなどの入力装置や、ディスプレイなどの出力装置を含んでいてもよい。
無線基地局10及びユーザ端末20の機能構成は、上述のハードウェアによって実現されてもよいし、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールによって実現されてもよいし、両者の組み合わせによって実現されてもよい。プロセッサは、オペレーティングシステムを動作させてユーザ端末20の全体を制御する。また、プロセッサは、記憶媒体からプログラム、ソフトウェアモジュールやデータをメモリに読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。
ここで、当該プログラムは、上記の各実施形態で説明した各動作を、コンピュータに実行させるプログラムであれば良い。例えば、ユーザ端末20の制御部401は、メモリに格納され、プロセッサで動作する制御プログラムによって実現されてもよく、他の機能ブロックについても同様に実現されてもよい。
また、ソフトウェア、命令などは、伝送媒体を介して送受信されてもよい。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア及びデジタル加入者回線(DSL)などの有線技術及び/又は赤外線、無線及びマイクロ波などの無線技術を使用してウェブサイト、サーバ、又は他のリモートソースから送信される場合、これらの有線技術及び/又は無線技術は、伝送媒体の定義内に含まれる。
なお、本明細書で説明した用語及び/又は本明細書の理解に必要な用語については、同一の又は類似する意味を有する用語と置き換えてもよい。例えば、チャネル及び/又はシンボルは信号(シグナリング)であってもよい。また、信号はメッセージであってもよい。また、コンポーネントキャリア(CC)は、キャリア周波数、セルなどと呼ばれてもよい。
また、本明細書で説明した情報、パラメータなどは、絶対値で表されてもよいし、所定の値からの相対値で表されてもよいし、対応する別の情報で表されてもよい。例えば、無線リソースはインデックスで指示されるものであってもよい。
本明細書で説明した情報、信号などは、様々な異なる技術のいずれかを使用して表されてもよい。例えば、上記の説明全体に渡って言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、チップなどは、電圧、電流、電磁波、磁界若しくは磁性粒子、光場若しくは光子、又はこれらの任意の組み合わせによって表されてもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。また、所定の情報の通知(例えば、「Xであること」の通知)は、明示的に行うものに限られず、暗黙的に(例えば、当該所定の情報の通知を行わないことによって)行われてもよい。
情報の通知は、本明細書で説明した態様/実施形態に限られず、他の方法で行われてもよい。例えば、情報の通知は、物理レイヤシグナリング(例えば、DCI(Downlink Control Information)、UCI(Uplink Control Information))、上位レイヤシグナリング(例えば、RRC(Radio Resource Control)シグナリング、MAC(Medium Access Control)シグナリング、報知情報(MIB(Master Information Block)、SIB(System Information Block)))、その他の信号又はこれらの組み合わせによって実施されてもよい。また、RRCシグナリングは、RRCメッセージと呼ばれてもよく、例えば、RRC接続セットアップ(RRCConnectionSetup)メッセージ、RRC接続再構成(RRCConnectionReconfiguration)メッセージなどであってもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態は、LTE(Long Term Evolution)、LTE−A(LTE-Advanced)、SUPER 3G、IMT−Advanced、4G、5G、FRA(Future Radio Access)、CDMA2000、UMB(Ultra Mobile Broadband)、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、UWB(Ultra-WideBand)、Bluetooth(登録商標)、その他の適切なシステムを利用するシステム及び/又はこれらに基づいて拡張された次世代システムに適用されてもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本明細書で説明した方法については、例示的な順序で様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
以上、本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
1 無線通信システム
10 無線基地局
20 ユーザ端末
101 送受信アンテナ
102 アンプ部
103 送受信部
104 ベースバンド信号処理部
105 呼処理部
106 伝送路インターフェース
201 送受信アンテナ
202 アンプ部
203 送受信部
204 ベースバンド信号処理部
205 アプリケーション部
301、401 制御部
302、402 送信信号生成部
303、403 マッピング部
304、404 受信信号処理部
405 測定部

Claims (6)

  1. 既存のLTE(Long Term Evolution)システムでサポートされる最小の使用帯域幅よりも狭い狭帯域で通信するユーザ端末であって、
    下り制御情報を受信する受信部と、
    前記下り制御情報に含まれる指示情報に基づいて下りデータ信号及び/又は上りデータ信号のスケジューリング単位となる期間を制御する制御部と、を具備することを特徴とするユーザ端末。
  2. 前記スケジューリング単位となる期間は、サブフレーム数で示されることを特徴とする請求項1に記載のユーザ端末。
  3. 前記受信部は、前記狭帯域に配置される下り制御信号を用いて、前記下り制御情報を受信することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のユーザ端末。
  4. 前記狭帯域は、1リソースブロックで構成されることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のユーザ端末。
  5. 既存のLTE(Long Term Evolution)システムでサポートされる最小の使用帯域幅よりも狭い狭帯域で通信する無線基地局であって、
    下り制御情報を送信する送信部と、
    下りデータ信号及び/又は上りデータ信号のスケジューリングを制御する制御部と、を具備し、
    前記下り制御情報は、前記下りデータ信号及び/又は前記上りデータ信号のスケジューリング単位となる期間の制御に用いられる指示情報を含むことを特徴とする無線基地局。
  6. 既存のLTE(Long Term Evolution)システムでサポートされる最小の使用帯域幅よりも狭い狭帯域で通信する無線通信方法であって、
    ユーザ端末は、下り制御情報を受信する工程と、前記下り制御情報に含まれる指示情報に基づいて下りデータ信号及び/又は上りデータ信号のスケジューリング単位となる期間を制御する工程と、を有することを特徴とする無線通信方法。
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