JPWO2017038672A1 - ユーザ端末、無線基地局及び無線通信方法 - Google Patents

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Abstract

TDDにおいてDLとULとをTTI毎に切り替え可能な無線通信システムにおいて、各TTIがDL用又はUL用のいずれのTTIであるかを適切に判断すること。本発明のユーザ端末は、下りリンク(DL)又は上りリンク(UL)を伝送時間間隔(TTI)毎に切り替え可能な無線通信システムで用いられるユーザ端末であって、DL用のTTIでDL信号を受信する受信部と、TTIの信号構成に基づいて各TTIがDL用のTTIであるか否かを判断して、前記DL信号の受信を制御する制御部と、を有することを特徴とする。

Description

本発明は、次世代移動通信システムにおけるユーザ端末、無線基地局及び無線通信方法に関する。
UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)ネットワークにおいて、さらなる高速データレート、低遅延などを目的としてロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)が仕様化された(非特許文献1)。また、LTEからの更なる広帯域化及び高速化を目的として、LTEの後継システム(例えば、LTE−A(LTE-Advanced)、FRA(Future Radio Access)、5G(5th generation mobile communication system)などともいう)も検討されている。
将来の無線通信システム(例えば、5G)では、モバイルブロードバンド用途向けにより一層の高速化・大容量化が求められると共に、低遅延化や大量のデバイスからの接続への対応等が要求されることが想定される。また、より一層の高速化・大容量化を図るために、さらに広帯域の周波数スペクトルを利用することも想定される。
以上のような要求条件を満たすため、将来の無線通信システムでは、既存のLTEシステムの無線アクセス方式(LTE RAT:Radio Access Technology)に代えて、新たな無線アクセス方式(5G New RAT)を導入することも想定される。
将来の無線通信システムでは、下りリンク(DL:Downlink)と上りリンク(UL:Uplink)とのトラフィックの変動に柔軟に対応して無線リソースの利用効率を向上させるとともに、低遅延化を図ることが求められる。このため、新たな無線アクセス方式(5G New RAT)では、DLとULとを同一周波数(キャリア)上で時間多重する時分割複信(TDD:Time Division Duplex)において、DLとULとを伝送時間間隔(TTI:Transmission Time Interval)毎に動的に切り替えることを可能とすることが望まれる。
しかしながら、TDDにおいてDLとULとをTTI毎に切り替え可能とする場合、ユーザ端末が、各TTIがDL用又はUL用のいずれのTTIであるかを判断できない恐れがある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、TDDにおいてDLとULとをTTI毎に切り替え可能な無線通信システムにおいて、各TTIがDL用又はUL用のいずれのTTIであるかを適切に判断可能なユーザ端末、無線基地局及び無線通信方法を提供することを目的の一とする。
本発明のユーザ端末の一態様は、下りリンク(DL)又は上りリンク(UL)を伝送時間間隔(TTI)毎に切り替え可能な無線通信システムで用いられるユーザ端末であって、DL用のTTIでDL信号を受信する受信部と、TTIの信号構成に基づいて各TTIがDL用のTTIであるか否かを判断して、前記DL信号の受信を制御する制御部と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、TDDにおいてDLとULとをTTI毎に切り替え可能な無線通信システムにおいて、各TTIがDL用又はUL用のいずれのTTIであるかを適切に判断できる。
図1A及び1Bは、将来の無線通信システムの導入形態の一例を示す図である。 図2A及び2Bは、5G New RATの一例を示す図である。 eIMTAの一例を示す図である。 図4A、4B及び4Cは、第1の態様に係るDL用のTTIの構成の一例を示す図である。 第2の態様に係るTTIの判断動作例を示すフローチャートである。 本実施形態に係る無線通信システムの概略構成の一例を示す図である。 本実施形態に係る無線基地局の全体構成の一例を示す図である。 本実施形態に係る無線基地局の機能構成の一例を示す図である。 本実施形態に係るユーザ端末の全体構成の一例を示す図である。 本実施形態に係るユーザ端末の機能構成の一例を示す図である。
図1は、将来の無線通信システムの導入形態の一例を示す図である。図1Aに示すように、5Gなどの将来の無線通信システムは、既存のLTEシステムに重畳(オーバーレイ)するように導入されることが想定される。
例えば、図1Aでは、既存のLTEシステムの無線アクセス方式(LTE RAT)のセル(LTEセル)内に、将来の無線通信システムの無線アクセス方式(5G New RAT)の多数のセル(5Gセル)が配置される。図1Aに示すように、LTEセルは、相対的に大きいカバレッジを有するマクロセルであり、5GセルはLTEセルよりも小さいカバレッジを有するスモールセルであってもよい。
また、図1Bに示すように、5G New RATのセル(例えば、スモールセル)では、LTE RATのセル(例えば、マクロセル)よりも高い周波数帯を利用することも想定される。
図2は、5G New RATの一例を示す図である。図2Aに示すように、5G New RATでは、周波数パラメータ(例えば、サブキャリア間隔や帯域幅など)をLTE RATのN倍とし、時間パラメータ(例えば、シンボル長)を1/N倍にすることが想定される。この場合、複数のシンボルで構成されるTTIをLTE RATの1msよりも短くできるので、低遅延を実現し易くなる。
或いは、5G New RATでは、周波数パラメータ(例えば、サブキャリア間隔や帯域幅など)をLTE RATの1/N倍とし、時間パラメータ(例えば、シンボル長)をN倍にすることが想定される。この場合、シンボル長が長くなるので、フェージングに対する耐性を向上させることができる(フェージングに対してロバストになる)。
以上のような5G New RATでは、DLとULとのトラフィックの変動に柔軟に対応して無線リソースの利用効率を向上させるとともに、低遅延化を図ることが求められる。このため、5G New RATでは、TDDにおいて、DLとULとをTTI毎に動的に切り替え可能とすることが望まれる。この場合、ユーザ端末が、どのように各TTIがDL用又はUL用のいずれのTTIであるかを瞬時に判断し、DLとULとのTTI毎の切り替えに対応するかが問題となる。
例えば、ユーザ端末に対してDL受信又はUL送信の割り当てがあるTTIにおいては、ユーザ端末は、DL受信が割り当てられたTTIがDL用のTTIであること、UL送信が割り当てられたTTIがUL用のTTIであることを認識できる。
一方、ユーザ端末に対してDL受信又はUL送信の割り当てがないTTIにおいては、DLとULとがTTI毎に切り替えられると、ユーザ端末が、各TTIがDL用又はUL用のいずれのTTIであるかを認識できないことが想定される。
ところで、既存のLTEシステムのTDD(Rel.12 eIMTA:enhanced Interference Mitigation & Traffic Adaptation)では、無線フレーム内のDLサブフレームとULサブフレームとの構成を示すDL/UL構成(TDD DL/UL configuration)内のULサブフレームをDLサブフレームに動的に置き換えること、すなわち、無線フレーム(10ms)単位でDLとULとを動的に切り替えることが許容されている。
図3は、eIMTAの一例を示す図である。図3に示すように、LTE TDDでは、予め定められた複数のDL/UL構成の中から準静的(semi-static)にDL/UL構成(図3では、DL/UL構成3)が選択される。eIMTAでは、選択されたDL/UL構成の一部のULサブフレームをDLサブフレームに動的(dynamic)に置き換えることができ、10ms毎に下り制御情報(DCI:Downlink Control Information)によってユーザ端末に通知される。
このように、DL/UL構成内の一部のULサブフレームだけをDLサブフレームに動的に切り替える場合、eIMTA対応のユーザ端末は、受信したDCIによって、ULサブフレームがDLサブフレームに置き換えられたことを認識できる。
また、DL/UL構成内のULサブフレームだけをDLサブフレームに動的に切り替える場合、eIMTA非対応のユーザ端末に対するバックワードコンパチビリティを確保できる。具体的には、eIMTA非対応のユーザ端末は、ULサブフレームでは、DLのチャネル状態の測定動作等を行わず、UL送信の割り当てがなければ原則としてUL送信も行わない。このため、ULサブフレームをDLサブフレームに置き換えても、eIMTA非対応のユーザ端末に影響はない。
一方、5G RATでは、LTEシステムのeIMTAのように、eIMTAに非対応のユーザ端末に対するバックワードコンパチビリティを考慮する必要はない。このため、5G RATでは、eIMTAのようにDLとULとの切り替えに制約を設ける必要はなく、より柔軟にDLとULとを切り替えること、すなわち、TTI毎にDLとULとを動的に切り替え可能とすることが想定される。
しかしながら、DLとULとをTTI毎に切り替え可能とする場合、DL受信又はUL送信の割り当てがないTTIにおいては、ユーザ端末が、各TTIがDL用又はUL用のいずれのTTIであるかを認識できない恐れがある。
そこで、本発明者らは、DL用のTTIとUL用のTTIとの信号構成に基づいて、ユーザ端末が各TTIがDL用又はUL用のいずれのTTIであるかを識別可能とすることを着想し、本発明に至った。
本発明の一態様において、DL又はULをTTI毎に切り替え可能な無線通信システムで用いられるユーザ端末は、DL用のTTIでDL信号を受信する。当該ユーザ端末は、各TTIの信号構成に基づいてDL用のTTIであるか否かを判断して、上記DL信号の受信を制御する。
以下、本発明の一実施形態に係る無線通信方法について説明する。
(第1の態様)
第1の態様では、ユーザ端末がDL用のTTIであるか否かを判断するための信号構成について説明する。DL用のTTIには、ユーザ端末がDL用のTTIであるか否かを判断するためのプリアンブルが含まれる。ユーザ端末は、各TTIにおけるプリアンブルの検出有無に応じてDL用のTTIであるか否かを判断する。
ここで、プリアンブルとは、無線基地局及びユーザ端末において既知の系列であり、セル固有(セルIDに基づいて生成)であってもよいし、送信ポイント固有(バーチャルIDに基づいて生成)であってもよいし、ビームパターン固有(ビームパターンの識別情報に基づいて生成)であってもよい。また、プリアンブルは、同期、セル認識、受信信号電力測定、チャネル状態情報推定などのいずれかに用いられるような参照信号の一種であってもよい。
図4は、第1の態様に係るDL用のTTIの構成の一例を示す図である。図4Aに示すように、DL用のTTIは、プリアンブルが割り当てられるシンボル(プリアンブルシンボル)と、下り制御チャネルが割り当てられるシンボル(制御シンボル)と、下りデータチャネルが割り当てられるシンボルとを含む。
また、図4Aに示すように、プリアンブルシンボルは、TTI内の先頭に配置される。また、TTI内に分散されるように複数のプリアンブルシンボルが配置されてもよい。例えば、図4Aでは、TTI内の先頭のシンボルと5番目のシンボルとにプリアンブルシンボルが配置される。TTI内の先頭のシンボルにプリアンブルシンボルを配置することにより、ユーザ端末は、当該TTIがDL用のTTIであるか否かの判断を迅速に行うことができる。
また、TTI内のプリアンブルシンボルは、データシンボル及び/又は制御シンボルとシンボル長、サブキャリア間隔、サイクリックプリフィクス(CP)長の少なくともいずれかが異なっていてもよい。
例えば、図4Aに示すように、プリアンブルシンボルのシンボル長は、データシンボル及び制御シンボルのシンボル長よりも短くてもよい。具体的には、図4Bに示すように、プリアンブルシンボルのサブキャリア間隔は、データシンボル(及び/又は、制御シンボル)のサブキャリア間隔のN倍であり、プリアンブルシンボルのシンボル長は、データシンボルのシンボル長の1/N倍であってもよい(Nは、正の整数、ここでは、N=3)。この場合、プリアンブルシンボルの検出時間を短くでき、低遅延を実現しやすくなる。
また、図示しないが、プリアンブルシンボルのサブキャリア間隔は、データシンボル及び/又は制御シンボルの1/N倍(Nは、正の整数)であり、プリアンブルシンボルのシンボル長は、データシンボルのシンボル長のN倍であってもよい。この場合、プリアンブルシンボルのフェージング耐性を向上させることができる。
また、図4Cに示すように、プリアンブルシンボルのCP長は、データシンボル(及び/又は、制御シンボル)のCP長と異なってもよく、例えば短くてもよい。
なお、ユーザ端末は、以上のようなプリアンブルシンボルに基づいて、DL用のTTDであるか否かの判断だけでなく、他の動作を行ってもよい。例えば、ユーザ端末は、プリアンブルシンボルに基づいて、チャネル推定及び/又は時間周波数オフセットの補正を行ってもよい。この場合、図4Aに示すように、DL内のTTI内に複数のプリアンブルシンボルが設けることで、チャネル推定精度を向上させたり、時間周波数オフセットの補正精度を向上させたりすることができる。
(第2の態様)
第2の態様では、ユーザ端末におけるDL用のTTIであるか否かの判断動作について詳細に説明する。
図5は、第2の態様に係るユーザ端末におけるTTIの判断(認識)動作例を示すフローチャートである。ユーザ端末は、TTI毎に図5に示す判断動作を行う。なお、図5は、例示にすぎず、ユーザ端末の判断動作は、これに限られない。
図5に示すように、ユーザ端末は、無線基地局からの指示情報(例えば、ULグラント)によりUL送信が指示されたTTIであるか否かを判断する(ステップS101)。指示情報によりUL送信が指示されたTTIである場合(ステップS101;YES)、ユーザ端末は、ステップS102以降のTTIの判断動作を省略し、当該TTIがUL用のTTIであると判断し(ステップS105)、当該TTIでUL送信を行う。
一方、UL送信が指示されたTTIでない場合(ステップS101;NO)、ユーザ端末は、当該TTIにおいてプリアンブルが含まれるか否かを判断する(ステップS102)。TTI内にプリアンブルが検出される場合(ステップS102;YES)、ユーザ端末は、当該TTIがDL用のTTIであると判断する(ステップS103)。ユーザ端末は、当該DL用のTTIに含まれる参照信号を用いて、時間周波数同期、AGC(Automatic Gain Control)、チャネル推定、下り制御チャネルの復調の少なくとも一つを行うことができる(ステップS104)。
一方、ユーザ端末は、TTI内にプリアンブルが検出されない場合(ステップS102;NO)、ユーザ端末は、当該TTIがUL用のTTIである(DL用のTTIではない)と判断する(ステップS105)。この場合、ユーザ端末は、DL用のTTIであると判断する場合に行う動作(上述の時間周波数同期、AGC、チャネル推定、下り制御チャネルの復調の少なくとも一つ)を行わない。
なお、図5では、無線基地局からの送信指示情報(例えば、ULグラント)によりUL送信が指示されたTTIである場合(ステップS101;YES)、ユーザ端末は、ステップS102以降の動作を省略するが、省略しなくともよい。UL送信が指示されるTTIであるにも関わらず、当該TTIでプリアンブルが検出され、当該TTIがDL用のTTIであると判断される場合、ユーザ端末は、当該UL送信を中止(ドロップ)してもよい。
また、ユーザ端末は、間欠受信(DRX:Discontinuous Reception)状態である場合、上記TTIの判断動作を省略してもよい。
また、ユーザ端末は、Deactivated状態のSecondaryセル(SCell、セカンダリセル)に対しては、上記TTIの判断動作を省略してもよい。
また、ユーザ端末は、無線基地局(ネットワーク)からのリソース情報に基づいて、上記TTIの判断動作を省略してもよい。具体的には、ユーザ端末は、無線基地局から、上記TTIの判断動作を省略可能なリソースを指示するリソース情報(例えば、周期、オフセットなど)を上位レイヤシグナリング(例えば、RRC(Radio Resource Control)シグナリング)や報知情報により受信し、当該リソース情報に基づいて上記TTIの判断動作を省略する。
例えば、長周期のDL専用のTTIが設定され、当該DL専用のTTIにおいて、同期信号やセル認識又は/及び測定用信号を送信することが想定される。この場合、無線基地局は、当該DL専用のTTIの周期及びオフセットを示すリソース情報をユーザ端末に送信する。ユーザ端末は、リソース情報が示す周期及びオフセットによって特定されるDL専用のTTIにおいて、上記TTIの判断動作を省略して(プリアンブルの検出有無に関わらず)、DL用のTTIであると判断する。
以上、本実施形態に係る無線通信方法によれば、DL用のTTIには、ユーザ端末がDL用のTTIであるか否かを判断するためのプリアンブルシンボルが含まれる。このため、DL又はULをTTI毎に切り替え可能とする場合であっても、ユーザ端末は、各TTIにおけるプリアンブルの検出有無に応じてDL用のTTIであるか否かを判断できる。
また、本実施形態に係る無線通信方法によれば、ユーザ端末は、既存のLTEシステム(eIMTA)のように、下り制御チャネルのブラインド復号してDCIを取得せずとも、各TTIにおける信号構成(例えば、プリアンブルの検出有無)によりDL用のTTIであるか否かを判断できる。この結果、低遅延化を図ることもできる。
なお、本実施形態に係る無線通信方法では、DL用のTTI長とUL用のTTI長とを異ならせることもできる。例えば、UL用のTTI長は、DL用のTTI長の1/N倍(Nは、正の整数)であってもよい。また、DL用のTTIには、DL信号に対するフィードバック信号(例えば、HARQ−ACK:Hybrid Automatic Repeat reQuest-ACKnowledgement)を送信するためのシンボルが含まれてもよい。
(無線通信システム)
以下、本発明の一実施形態に係る無線通信システムの構成について説明する。この無線通信システムでは、上記無線通信方法が適用される。なお、上記各態様に係る無線通信方法は、単独で適用されてもよいし、組み合わせて適用されてもよい。
図6は、本発明の一実施形態に係る無線通信システムの概略構成の一例を示す図である。無線通信システム1では、LTEシステムのシステム帯域幅(例えば、20MHz)を1単位とする複数の基本周波数ブロック(コンポーネントキャリア)を一体としたキャリアアグリゲーション(CA)及び/又はデュアルコネクティビティ(DC)を適用することができる。なお、無線通信システム1は、SUPER 3G、LTE−A(LTE−Advanced)、IMT−Advanced、4G、5G、FRA(Future Radio Access)などと呼ばれても良い。また、無線通信システム1では、TDDが適用され、ULとDLとをTTI毎に切り替え可能である。
図6に示す無線通信システム1は、マクロセルC1を形成する無線基地局11と、マクロセルC1内に配置され、マクロセルC1よりも狭いスモールセルC2を形成する無線基地局12a〜12cとを備えている。また、マクロセルC1及び各スモールセルC2には、ユーザ端末20が配置されている。
ユーザ端末20は、無線基地局11及び無線基地局12の双方に接続することができる。ユーザ端末20は、異なる周波数を用いるマクロセルC1とスモールセルC2を、CA又はDCにより同時に使用することが想定される。また、ユーザ端末20は、複数のセル(CC)(例えば、6個以上のCC)を用いてCA又はDCを適用することができる。
ユーザ端末20と無線基地局11との間は、相対的に低い周波数帯域(例えば、2GHz)で帯域幅が狭いキャリア(既存キャリア、Legacy carrierなどと呼ばれる)を用いて通信を行うことができる。一方、ユーザ端末20と無線基地局12との間は、相対的に高い周波数帯域(例えば、3.5GHz、5GHzなど)で帯域幅が広いキャリアが用いられてもよいし、無線基地局11との間と同じキャリアが用いられてもよい。なお、各無線基地局が利用する周波数帯域の構成はこれに限られない。
無線基地局11と無線基地局12との間(又は、2つの無線基地局12間)は、有線接続(例えば、CPRI(Common Public Radio Interface)に準拠した光ファイバ、X2インターフェースなど)又は無線接続する構成とすることができる。
無線基地局11及び各無線基地局12は、それぞれ上位局装置30に接続され、上位局装置30を介してコアネットワーク40に接続される。なお、上位局装置30には、例えば、アクセスゲートウェイ装置、無線ネットワークコントローラ(RNC)、モビリティマネジメントエンティティ(MME)などが含まれるが、これに限定されるものではない。また、各無線基地局12は、無線基地局11を介して上位局装置30に接続されてもよい。
なお、無線基地局11は、相対的に広いカバレッジを有する無線基地局であり、マクロ基地局、集約ノード、eNB(eNodeB)、送受信ポイント、などと呼ばれてもよい。また、無線基地局12は、局所的なカバレッジを有する無線基地局であり、スモール基地局、マイクロ基地局、ピコ基地局、フェムト基地局、HeNB(Home eNodeB)、RRH(Remote Radio Head)、送受信ポイントなどと呼ばれてもよい。以下、無線基地局11及び12を区別しない場合は、無線基地局10と総称する。
各ユーザ端末20は、LTE、LTE−Aなどの各種通信方式に対応した端末であり、移動通信端末だけでなく固定通信端末を含んでもよい。
無線通信システム1においては、無線アクセス方式として、下りリンク(DL)にOFDMA(直交周波数分割多元接続)が適用され、上りリンク(UL)にSC−FDMA(シングルキャリア−周波数分割多元接続)が適用される。OFDMAは、周波数帯域を複数の狭い周波数帯域(サブキャリア)に分割し、各サブキャリアにデータをマッピングして通信を行うマルチキャリア伝送方式である。SC−FDMAは、システム帯域幅を端末毎に1つ又は連続したリソースブロックからなる帯域に分割し、複数の端末が互いに異なる帯域を用いることで、端末間の干渉を低減するシングルキャリア伝送方式である。なお、DL及びULの無線アクセス方式は、これらの組み合わせに限られず、ULでOFDMAが用いられてもよい。また、DL及び/又はULで、NOMA(非直交多元接続)(電力多元接続ともいう)が適用されてもよい。
無線通信システム1では、下りリンクのチャネルとして、各ユーザ端末20で共有される下りデータチャネル(PDSCH:Physical Downlink Shared Channel)、報知チャネル(PBCH:Physical Broadcast Channel)、L1/L2制御チャネル(L1/L2制御信号)などが用いられる。PDSCHにより、ユーザデータや上位レイヤ制御情報、SIB(System Information Block)などが伝送される。また、PBCHにより、MIB(Master Information Block)が伝送される。
L1/L2制御チャネルは、下り制御チャネル(PDCCH(Physical Downlink Control Channel)、EPDCCH(Enhanced Physical Downlink Control Channel))、PCFICH(Physical Control Format Indicator Channel)、PHICH(Physical Hybrid-ARQ Indicator Channel)などを含む。PDCCHにより、PDSCH及びPUSCHのスケジューリング情報を含む下り制御情報(DCI:Downlink Control Information)などが伝送される。PCFICHにより、PDCCHに用いるOFDMシンボル数が伝送される。PHICHにより、PUSCHに対するHARQの送達確認情報(ACK/NACK)が伝送される。EPDCCHは、PDSCH(下りデータチャネル)と周波数分割多重され、PDCCHと同様にDCIなどの伝送に用いられる。
無線通信システム1では、上りリンクのチャネルとして、各ユーザ端末20で共有される上りデータチャネル(PUSCH:Physical Uplink Shared Channel)、上り制御チャネル(PUCCH:Physical Uplink Control Channel)、ランダムアクセスチャネル(PRACH:Physical Random Access Channel)などが用いられる。上りデータチャネルにより、ユーザデータ、上位レイヤ制御情報が伝送される。送達確認情報(ACK/NACK)や無線品質情報(CQI)などの少なくも一つを含む上り制御情報(UCI:Uplink Control Information)は、上りデータチャネル又は上り制御チャネルにより、伝送される。ランダムアクセスチャネルにより、セルとの接続確立のためのランダムアクセスプリアンブルが伝送される。
<無線基地局>
図7は、本発明の一実施形態に係る無線基地局の全体構成の一例を示す図である。無線基地局10は、複数の送受信アンテナ101と、アンプ部102と、送受信部103と、ベースバンド信号処理部104と、呼処理部105と、伝送路インターフェース106とを備えている。なお、送受信アンテナ101、アンプ部102、送受信部103は、それぞれ1つ以上を含むように構成されてもよい。
下りリンクにより無線基地局10からユーザ端末20に送信されるユーザデータは、上位局装置30から伝送路インターフェース106を介してベースバンド信号処理部104に入力される。
ベースバンド信号処理部104では、ユーザデータに関して、PDCP(Packet Data Convergence Protocol)レイヤの処理、ユーザデータの分割・結合、RLC(Radio Link Control)再送制御などのRLCレイヤの送信処理、MAC(Medium Access Control)再送制御(例えば、HARQ(Hybrid Automatic Repeat reQuest)の送信処理)、スケジューリング、伝送フォーマット選択、チャネル符号化、逆高速フーリエ変換(IFFT:Inverse Fast Fourier Transform)処理、プリコーディング処理などの送信処理が行われて送受信部103に転送される。また、DL制御信号に関しても、チャネル符号化や逆高速フーリエ変換などの送信処理が行われて、送受信部103に転送される。
送受信部103は、ベースバンド信号処理部104からアンテナ毎にプリコーディングして出力されたベースバンド信号を無線周波数帯に変換して送信する。送受信部103で周波数変換された無線周波数信号は、アンプ部102により増幅され、送受信アンテナ101から送信される。
また、送受信部103は、ユーザ端末20に対するUL送信又はDL受信を指示する指示情報(例えば、ULグラントやDLアサインメント)を下り制御チャネルにより送信する。また、送受信部103は、TTIの判断動作を省略可能なリソースを指示するリソース情報(例えば、周期、オフセットなど)を上位レイヤシグナリングにより送信してもよい。
本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるトランスミッター/レシーバー、送受信回路又は送受信装置から構成することができる。なお、送受信部103は、一体の送受信部として構成されてもよいし、送信部及び受信部から構成されてもよい。
一方、UL信号については、送受信アンテナ101で受信された無線周波数信号がアンプ部102で増幅される。送受信部103はアンプ部102で増幅されたUL信号を受信する。送受信部103は、受信信号をベースバンド信号に周波数変換して、ベースバンド信号処理部104に出力する。
ベースバンド信号処理部104では、入力されたUL信号に含まれるユーザデータに対して、高速フーリエ変換(FFT:Fast Fourier Transform)処理、逆離散フーリエ変換(IDFT:Inverse Discrete Fourier Transform)処理、誤り訂正復号、MAC再送制御の受信処理、RLCレイヤ及びPDCPレイヤの受信処理がなされ、伝送路インターフェース106を介して上位局装置30に転送される。呼処理部105は、通信チャネルの設定や解放などの呼処理や、無線基地局10の状態管理や、無線リソースの管理を行う。
伝送路インターフェース106は、所定のインターフェースを介して、上位局装置30と信号を送受信する。また、伝送路インターフェース106は、基地局間インターフェース(例えば、CPRI(Common Public Radio Interface)に準拠した光ファイバ、X2インターフェース)を介して隣接無線基地局10と信号を送受信(バックホールシグナリング)してもよい。
図8は、本実施形態に係る無線基地局の機能構成の一例を示す図である。なお、図8は、本実施形態における特徴部分の機能ブロックを主に示しており、無線基地局10は、無線通信に必要な他の機能ブロックも有しているものとする。図8に示すように、ベースバンド信号処理部104は、制御部301と、送信信号生成部302と、マッピング部303と、受信信号処理部304と、測定部305と、を備えている。
制御部301は、無線基地局10全体の制御を実施する。制御部301は、例えば、送信信号生成部302によるDL信号の生成や、マッピング部303による信号のマッピング、受信信号処理部304による信号の受信処理を制御する。
具体的には、制御部301は、DL用のTTIとUL用のTTIとの切り替えを制御する。例えば、制御部301は、DL及び/又はULのトラヒック量に基づいて、DL用のTTIとUL用のTTIとをTTI毎に切り替えてもよい。
また、制御部301は、DL用のTTIに、プリアンブルが割り当てられるプリアンブルシンボルを含めるように、送信信号生成部302及びマッピング部303を制御する。また、制御部301は、DL用のTTIに複数のプリアンブルシンボルを含めるように制御してもよい。
また、制御部301は、プリアンブルシンボルを、データチャネル及び/又は制御チャネルが割当てられるシンボルとシンボル長、サブキャリア間隔、CP長の少なくともいずれかが異なるように、送信信号生成部302及びマッピング部302を制御してもよい(図4)。
また、制御部301は、下りデータチャネル、上りデータチャネルに対する無線リソースの割り当て(スケジューリング)を制御する。制御部301は、割り当てられた無線リソースにおけるUL送信又はDL受信を指示する指示情報を下り制御チャネルにより送信するように制御する。
また、制御部301は、TTIの判断動作を省略可能なリソース(例えば、長周期のDL専用のTTI)を決定し、当該リソースを指示するリソース情報(例えば、周期、オフセットなど)を上位レイヤシグナリングにより送信するように制御してもよい。
制御部301は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるコントローラ、制御回路又は制御装置から構成することができる。
送信信号生成部302は、制御部301からの指示に基づいて、DL信号(下りデータチャネル、下り制御チャネル(L1制御信号)、下り参照信号を含む)を生成して、マッピング部303に出力する。
具体的には、送信信号生成部302は、制御部301からの指示に基づいて、プリアンブルシンボルにマッピングされるプリアンブルを生成し、マッピング部303に出力する。ここで、プリアンブルは、無線基地局10及びユーザ端末20で既知の系列であり、セル固有、送信ポイント固有、又は、ビームパターン固有いずれかであってもよい。
例えば、送信信号生成部302は、セルID、バーチャルセルID、又は、ビームパターンの識別情報のいずれかに基づいて、プリアンブルを生成してもよい。なお、プリアンブルの生成に用いられる情報(例えば、セルID、バーチャルセルID、又は、ビームパターンの識別情報など)は、ユーザ端末20に上位レイヤシグナリングにより通知されてもよい。
送信信号生成部302は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明される信号生成器、信号生成回路又は信号生成装置とすることができる。
マッピング部303は、制御部301からの指示に基づいて、送信信号生成部302で生成されたDL信号を、所定の無線リソースにマッピングして、送受信部103に出力する。
具体的には、マッピング部303は、制御部301からの指示に基づいて、送信信号生成部302で生成されたDL信号を、プリアンブルシンボルにマッピングして、送受信部103に出力する。
マッピング部303は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるマッパー、マッピング回路又はマッピング装置とすることができる。
受信信号処理部304は、ユーザ端末20から送信されるUL信号(上りデータチャネル、上り制御チャネル、上り参照信号を含む)に対して、受信処理(例えば、デマッピング、復調、復号など)を行う。処理結果は、制御部301に出力される。
受信信号処理部304は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明される信号処理器、信号処理回路又は信号処理装置、並びに、測定器、測定回路又は測定装置から構成することができる。
測定部305は、ユーザ端末20からの上り参照信号を用いた測定を行い、測定結果を制御部301に出力する。測定部305は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明される信号処理器、信号処理回路又は信号処理装置、並びに、測定器、測定回路又は測定装置から構成することができる。
<ユーザ端末>
図9は、本発明の一実施形態に係るに係るユーザ端末の全体構成の一例を示す図である。ユーザ端末20は、MIMO伝送のための複数の送受信アンテナ201と、アンプ部202と、送受信部203と、ベースバンド信号処理部204と、アプリケーション部205と、を備えている。
複数の送受信アンテナ201で受信された無線周波数信号は、それぞれアンプ部202で増幅される。各送受信部203はアンプ部202で増幅されたDL信号を受信する。送受信部203は、受信信号をベースバンド信号に周波数変換して、ベースバンド信号処理部204に出力する。
ベースバンド信号処理部204は、入力されたベースバンド信号に対して、FFT処理や、誤り訂正復号、再送制御の受信処理などを行う。下りリンクのユーザデータは、アプリケーション部205に転送される。アプリケーション部205は、物理レイヤやMACレイヤより上位のレイヤに関する処理などを行う。また、下りリンクのデータのうち、報知情報もアプリケーション部205に転送される。
一方、上りリンクのユーザデータについては、アプリケーション部205からベースバンド信号処理部204に入力される。ベースバンド信号処理部204では、再送制御の送信処理(例えば、HARQの送信処理)や、チャネル符号化、プリコーディング、離散フーリエ変換(DFT:Discrete Fourier Transform)処理、IFFT処理などが行われて各送受信部203に転送される。送受信部203は、ベースバンド信号処理部204から出力されたベースバンド信号を無線周波数帯に変換して送信する。送受信部203で周波数変換された無線周波数信号は、アンプ部202により増幅され、送受信アンテナ201から送信される。
なお、送受信部203は、ユーザ端末20に対するUL送信又はDL受信を指示する指示情報(例えば、ULグラントやDLアサインメント)を下り制御チャネルにより受信する。また、送受信部203は、TTIの判断動作を省略可能なリソースを指示するリソース情報(例えば、周期、オフセットなど)を上位レイヤシグナリングにより受信してもよい。
送受信部203は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるトランスミッター/レシーバー、送受信回路又は送受信装置とすることができる。また、送受信部203は、一体の送受信部として構成されてもよいし、送信部及び受信部から構成されてもよい。
図10は、本実施形態に係るユーザ端末の機能構成の一例を示す図である。なお、図10においては、本実施形態における特徴部分の機能ブロックを主に示しており、ユーザ端末20は、無線通信に必要な他の機能ブロックも有しているものとする。図10に示すように、ユーザ端末20が有するベースバンド信号処理部204は、制御部401と、送信信号生成部402と、マッピング部403と、受信信号処理部404と、測定部405と、を備えている。
制御部401は、ユーザ端末20全体の制御を実施する。制御部401は、例えば、送信信号生成部402による信号の生成や、マッピング部403による信号のマッピング、受信信号処理部404による信号の受信処理を制御する。
また、制御部401は、TTIの信号構成に基づいて各TTIがDL用のTTIであるか否かを判断して、DL信号の受信を制御する。また、制御部401は、各TTIにおいてプリアンブルの検出有無に応じてDL用のTTIであるか否かを判断してもよい。
例えば、制御部401は、TTI内にプリアンブルが検出される場合、当該TTIをDL用のTTIであると判断してもよい。この場合、制御部401は、当該DL用のTTIに含まれる参照信号を用いて、時間周波数同期、AGC(Automatic Gain Control)、チャネル推定、下り制御チャネルの復調の少なくとも一つを行うように制御してもよい。
或いは、制御部401は、TTI内にプリアンブルが検出されない場合、当該TTIをUL用のTTIであると判断してもよい。この場合、制御部401は、DL用のTTIと判断される場合に行われる上記処理を行わないように制御してもよい。
また、制御部401は、無線基地局10から通知された所定のTTI(例えば、長周期のDL専用のTTI)について、プリアンブルの検出有無に関わらずDL用のTTIと判断してもよい。なお、所定のTTIは、無線基地局から上位レイヤシグナリングにより通知されるリソース情報(例えば、周期、オフセットなど)に基づいて決定されてもよい。
また、制御部401は、無線基地局10からのUL送信の指示情報(例えば、ULグラント)に基づいてUL信号の送信を制御してもよい。具体的には、制御部401は、上記指示情報によりUL送信が指示されるTTIにおいて、DL用のTTIであるか否かの判断動作を中止してもよい。又は、制御部401は、上記指示情報によりUL送信が指示されるTTIにおいて、DL用のTTIであるか否かの判断動作を行い、当該TTIがDL用のTTIであると判断される場合、上記UL信号の送信を中止してもよい。
また、制御部401は、TTI内のプリアンブルを用いてチャネル推定を行うように測定部405を制御してもよい。また、制御部401は、TTI内のプリアンブルを用いて、時間周波数オフセットの補正を行ってもよい。
制御部401は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるコントローラ、制御回路又は制御装置から構成することができる。
送信信号生成部402は、制御部401からの指示に基づいて、UL信号(上りデータチャネル、上り制御チャネル、上り参照信号を含む)を生成して、マッピング部403に出力する。例えば、送信信号生成部402は、UCIを含む上り制御チャネルを生成する。また、送信信号生成部402は、上りユーザデータを含む上りデータチャネルを生成する。
送信信号生成部402は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明される信号生成器、信号生成回路又は信号生成装置とすることができる。
マッピング部403は、制御部401からの指示に基づいて、送信信号生成部402で生成されたUL信号(上り制御チャネル、上りデータチャネル、上り参照信号など)を無線リソースにマッピングして、送受信部203へ出力する。マッピング部403は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるマッパー、マッピング回路又はマッピング装置とすることができる。
受信信号処理部404は、DL信号(下り制御チャネル(L1制御信号)、下りデータチャネルを含む)に対して、受信処理(例えば、デマッピング、復調、復号など)を行う。受信信号処理部404は、無線基地局10から受信した情報を、制御部401に出力する。受信信号処理部404は、例えば、報知情報、システム情報、RRCシグナリングなどの上位レイヤシグナリングによる制御情報、DCIなどを、制御部401に出力する。
受信信号処理部404は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明される信号処理器、信号処理回路又は信号処理装置から構成することができる。また、受信信号処理部404は、本発明に係る受信部を構成することができる。
測定部405は、無線基地局10からの下り参照信号(例えば、CRS、CSI−RS)に基づいて、チャネル状態を測定(推定)し、測定結果を制御部401に出力する。また、測定部405は、TTI内のプリアンブルシンボルに割り当てられるプリアンブルに基づいて、チャネル状態を推定してもよい。
測定部405は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明される信号処理器、信号処理回路又は信号処理装置、並びに、測定器、測定回路又は測定装置から構成することができる。
なお、上記実施形態の説明に用いたブロック図は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及びソフトウェアの任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現手段は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的に結合した1つの装置により実現されてもよいし、物理的に分離した2つ以上の装置を有線又は無線で接続し、これら複数の装置により実現されてもよい。
例えば、無線基地局10やユーザ端末20の各機能の一部又は全ては、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェアを用いて実現されても良い。また、無線基地局10やユーザ端末20は、プロセッサ(CPU:Central Processing Unit)と、ネットワーク接続用の通信インターフェースと、メモリと、プログラムを保持したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体と、を含むコンピュータ装置によって実現されてもよい。つまり、本発明の一実施形態に係る無線基地局、ユーザ端末などは、本発明に係る無線通信方法の処理を行うコンピュータとして機能してもよい。
ここで、プロセッサやメモリなどは情報を通信するためのバスで接続される。また、コンピュータ読み取り可能な記録媒体は、例えば、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、CD−ROM(Compact Disc−ROM)、RAM(Random Access Memory)、ハードディスクなどの記憶媒体である。また、プログラムは、電気通信回線を介してネットワークから送信されても良い。また、無線基地局10やユーザ端末20は、入力キーなどの入力装置や、ディスプレイなどの出力装置を含んでいてもよい。
無線基地局10及びユーザ端末20の機能構成は、上述のハードウェアによって実現されてもよいし、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールによって実現されてもよいし、両者の組み合わせによって実現されてもよい。プロセッサは、オペレーティングシステムを動作させてユーザ端末の全体を制御する。また、プロセッサは、記憶媒体からプログラム、ソフトウェアモジュールやデータをメモリに読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。
ここで、当該プログラムは、上記の各実施形態で説明した各動作を、コンピュータに実行させるプログラムであれば良い。例えば、ユーザ端末20の制御部401は、メモリに格納され、プロセッサで動作する制御プログラムによって実現されてもよく、他の機能ブロックについても同様に実現されてもよい。
また、ソフトウェア、命令などは、伝送媒体を介して送受信されてもよい。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア及びデジタル加入者回線(DSL)などの有線技術及び/又は赤外線、無線及びマイクロ波などの無線技術を使用してウェブサイト、サーバ、又は他のリモートソースから送信される場合、これらの有線技術及び/又は無線技術は、伝送媒体の定義内に含まれる。
なお、本明細書で説明した用語及び/又は本明細書の理解に必要な用語については、同一の又は類似する意味を有する用語と置き換えてもよい。例えば、チャネル及び/又はシンボルは信号(シグナリング)であってもよい。また、信号はメッセージであってもよい。また、コンポーネントキャリア(CC)は、キャリア周波数、セルなどと呼ばれてもよい。
また、本明細書で説明した情報、パラメータなどは、絶対値で表されてもよいし、所定の値からの相対値で表されてもよいし、対応する別の情報で表されてもよい。例えば、無線リソースはインデックスで指示されるものであってもよい。
本明細書で説明した情報、信号などは、様々な異なる技術のいずれかを使用して表されてもよい。例えば、上記の説明全体に渡って言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、チップなどは、電圧、電流、電磁波、磁界若しくは磁性粒子、光場若しくは光子、又はこれらの任意の組み合わせによって表されてもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。また、所定の情報の通知(例えば、「Xであること」の通知)は、明示的に行うものに限られず、暗黙的に(例えば、当該所定の情報の通知を行わないことによって)行われてもよい。
情報の通知は、本明細書で説明した態様/実施形態に限られず、他の方法で行われてもよい。例えば、情報の通知は、物理レイヤシグナリング(例えば、DCI(Downlink Control Information)、UCI(Uplink Control Information))、上位レイヤシグナリング(例えば、RRC(Radio Resource Control)シグナリング、MAC(Medium Access Control)シグナリング、報知情報(MIB(Master Information Block)、SIB(System Information Block)))、その他の信号又はこれらの組み合わせによって実施されてもよい。また、RRCシグナリングは、RRCメッセージと呼ばれてもよく、例えば、RRC接続セットアップ(RRCConnectionSetup)メッセージ、RRC接続再構成(RRCConnectionReconfiguration)メッセージなどであってもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態は、LTE(Long Term Evolution)、LTE−A(LTE-Advanced)、SUPER 3G、IMT−Advanced、4G、5G、FRA(Future Radio Access)、CDMA2000、UMB(Ultra Mobile Broadband)、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、UWB(Ultra-WideBand)、Bluetooth(登録商標)、その他の適切なシステムを利用するシステム及び/又はこれらに基づいて拡張された次世代システムに適用されてもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本明細書で説明した方法については、例示的な順序で様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
以上、本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
本出願は、2015年9月1日出願の特願2015−172357に基づく。この内容は、全てここに含めておく。

Claims (10)

  1. 下りリンク(DL)又は上りリンク(UL)を伝送時間間隔(TTI)毎に切り替え可能な無線通信システムで用いられるユーザ端末であって、
    DL用のTTIでDL信号を受信する受信部と、
    TTIの信号構成に基づいて各TTIがDL用のTTIであるか否かを判断して、前記DL信号の受信を制御する制御部と、
    を有することを特徴とするユーザ端末。
  2. 前記制御部は、各TTIにおけるプリアンブルの検出有無に応じてDL用のTTIであるか否かを判断することを特徴とする請求項1に記載のユーザ端末。
  3. 前記プリアンブルが割り当てられるシンボルは、下りデータチャネル及び/又は下り制御チャネルが割当てられるシンボルとシンボル長、サブキャリア間隔、サイクリックプリフィクス(CP)長の少なくともいずれかが異なることを特徴とする請求項2に記載のユーザ端末。
  4. 前記プリアンブルは、セル固有、送信ポイント固有、又は、ビームパターン固有いずれかであることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のユーザ端末。
  5. 前記制御部は、前記プリアンブルを用いてチャネル推定及び/又は時間周波数オフセットの補正を行うことを特徴とする請求項2から請求項4のいずれかに記載のユーザ端末。
  6. 前記制御部は、無線基地局から通知された所定のTTIについて、前記プリアンブルの検出有無に関わらずDL用のTTIと判断することを特徴とする請求項2から請求項5のいずれかに記載のユーザ端末。
  7. UL用のTTIでUL信号を送信する送信部を更に有し、
    前記制御部は、無線基地局からのUL送信の指示情報に基づいて前記UL信号の送信を制御することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載のユーザ端末。
  8. 前記制御部は、前記指示情報によりUL送信が指示されるTTIにおいて、DL用のTTIであるか否かの判断動作を中止する、又は、前記指示情報によりUL送信が指示されるTTIがDL用のTTIであると判断される場合、前記UL信号の送信を中止することを特徴とする請求項7に記載のユーザ端末。
  9. 下りリンク(DL)又は上りリンク(UL)を伝送時間間隔(TTI)毎に切り替え可能な無線通信システムで用いられる無線基地局であって、
    DL用のTTIとUL用のTTIとの切り替えを制御する制御部と、
    前記DL用のTTIでDL信号を送信する送信部と、を有し、
    前記送信部は、前記DL用のTTIにおいて、前記ユーザ端末がDL用のTTIであるか否かを判断可能な信号構成でDL信号を送信することを特徴とする無線基地局。
  10. 下りリンク(DL)又は上りリンク(UL)を伝送時間間隔(TTI)毎に切り替え可能な無線通信システムにおける無線通信方法であって、
    ユーザ端末において、
    DL用のTTIでDL信号を受信する工程と、
    各TTIの信号構成に基づいてDL用のTTIであるか否かを判断して、前記DL信号の受信を制御する工程と、
    を有することを特徴とする無線通信方法。
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