JP6160800B1 - 圧電素子駆動回路および流体制御装置 - Google Patents

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Abstract

圧電素子駆動回路(150)は、昇圧回路(22)、駆動回路(10)、波形成形回路(110)、及び演算回路(111)を備える。駆動回路(10)は、LPF付き差動増幅回路(12)、BPF付き増幅回路(13)、インバータ(18)、抵抗(R6)及びコンパレータ(17)を備える。駆動回路(10)は、圧電ポンプ(23)の圧電素子(P)に駆動信号を印加する。波形成形回路(110)は、電圧信号(Vsin)を駆動回路(10)から抽出する。波形成形回路(110)及び演算回路(111)は、電圧信号(Vsin)に基づいて、圧電素子(P)に流れる駆動電流に相当する電圧値(Vd)を求める。演算回路(111)は、電圧値(Vd)に基づいて制御信号(Vfb)を昇圧回路(22)に出力する。昇圧回路(22)は制御信号(Vfb)に基づいてDC電源電圧(Vc)の値を設定し、DC電源電圧(Vc)を出力する。

Description

本発明は、圧電素子に駆動信号を印加する圧電素子駆動回路、及びその圧電素子駆動回路を備える流体制御装置に関する。
従来、圧電素子に駆動信号を印加する圧電素子駆動回路が知られている。例えば特許文献1は、差動増幅回路、増幅回路および反転回路を備える圧電素子駆動回路を開示している。圧電素子駆動回路は、圧電ポンプに備えられる圧電素子に接続する。
この圧電素子駆動回路では、第1制御信号および第2制御信号に基づく駆動信号が圧電素子に印加される。差動増幅回路は、駆動信号に基づいて差動信号を生成する。増幅回路は差動信号を増幅して出力する。この出力信号は、第1制御信号となるとともに、反転回路によりその極性が反転されて第2制御信号となる。即ち、この圧電素子駆動回路ではフィードバックが行われている。
以上により、圧電素子駆動回路は、圧電素子を共振周波数で駆動させることができる。これにより圧電ポンプは、圧電素子の駆動により圧力(負圧又は正圧)を発生させ、流体を輸送する。
特開第2015−159724号
しかしながら、特許文献1の圧電素子駆動回路において、駆動電流が大きい程、圧電ポンプによって発生する圧力、流量又は効率が低下することがある。即ち、駆動電流が大きい程、電力損失が大きくなり、電池の寿命が短くなることがある。また、圧電素子に過大な駆動電流が流れると、圧電素子の振幅が極めて大きくなり、圧電素子にクラックが生じることがある。
そこで、圧力センサ又は流量センサによって圧電ポンプの圧力又は流量を測定し、測定結果に基づいて駆動電流を調整する方法も考えられるが、この方法では、少なくとも圧力センサ又は流量センサを使用する分、圧電素子駆動回路および流体制御装置の製造コストが大幅に増大する。
本発明の目的は、圧力センサ及び流量センサを使用しなくても、圧電素子を最適条件で駆動できる圧電素子駆動回路、及び流体制御装置を提供することにある。
本発明の圧電素子駆動回路は、電源回路と、駆動回路と、制御回路と、を備える。電源回路は、DC電源電圧を出力する。駆動回路は、電源回路から出力されるDC電源電圧に基づいて駆動信号を生成する。駆動回路は、駆動信号を圧電素子に印加する。制御回路は、圧電素子に流れる駆動電流に比例する電圧信号を駆動回路から抽出する。制御回路は例えば、正弦波の電圧信号を駆動回路から抽出することが好ましい。
制御回路は、電圧信号に基づいて、駆動電流の電流値に相当する電圧値を求める。制御回路は、電圧値に基づいて駆動電流の変化を抑制する制御信号を出力する。電源回路は、制御信号に基づいてDC電源電圧の値を設定する。
この構成において電源回路は、制御信号に基づいて、駆動電流の変化を抑制するようにDC電源電圧の値を設定し、DC電源電圧を出力する。これにより、制御回路は、駆動電流が変化しても、駆動電流を一定の電流値に調整する。
そのため、この構成の圧電素子駆動回路は、ポンプの圧力、ポンプの流量、又は効率が最大となる最適条件で圧電素子を常に駆動できる。その結果、電力損失が少なくなり、圧電素子駆動回路に接続する電池の寿命が延びる。
また、この構成の圧電素子駆動回路は、圧電素子に過大な駆動電流が流れることを防止できる。そのため、この構成の圧電素子駆動回路は、圧電素子にクラックが生じることを防止できる。
したがって、この構成の圧電素子駆動回路は、圧力センサ及び流量センサを使用しなくても、圧電素子を最適条件で駆動できる。
また、電源回路は、電池から入力されるDC電圧をDC電源電圧に昇圧し、DC電源電圧を出力する昇圧回路であることが好ましい。
この構成の圧電素子駆動回路は、電池によって圧電素子を駆動する場合でも、圧電素子を大きな振幅で駆動することができる。
なお、駆動回路は、圧電素子に対して直列に接続された抵抗と、駆動電流により生じる抵抗の両端電圧を差動増幅し、電圧信号を出力する差動増幅回路と、を有することが好ましい。
また、制御回路は、非線形領域での増幅が可能な増幅回路を用いて、制御信号を出力するとよい。
この構成では、より安定で確実に、駆動電流を一定にできる。
また、本発明の流体制御装置は、本発明の圧電素子駆動回路と、本発明の圧電素子駆動回路により駆動される圧電素子を有し、圧電素子の駆動により流体を輸送する圧電ポンプと、を備える。例えば圧電ポンプは、負圧を発生させることによって流体を吸引したり、正圧を発生させることによって圧縮した流体を送出したりする。
この構成において本発明の流体制御装置は、本発明の圧電素子駆動回路を備えるため、本発明の圧電素子駆動回路と同様の効果を奏する。
本発明は、圧力センサ及び流量センサを使用しなくても、圧電素子を最適条件で駆動できる。
第1実施形態に係る流体制御装置100の構成を示すブロック図である。 図1に示す圧電素子駆動回路150の構成を示す回路図である。 図1に示す圧電素子駆動回路150における電圧波形を示す図である。 図1に示す昇圧回路22の構成を示す回路図である。 図1に示す圧電ポンプ23における効率、圧力、又は流量と圧電素子Pに供給される駆動電流との関係を示すグラフである。 図1に示す圧電素子Pに供給される駆動電流と圧電素子Pの振幅との関係を示すグラフである。 図1に示す圧電ポンプ23が流量モード又は圧力モードで駆動しているときにおける、圧電素子Pの駆動電流と駆動電圧との関係を示すグラフである。 図1に示す流体制御装置100と従来の流体制御装置とにおける圧電ポンプの駆動時間及び流量の関係を示すグラフである。 第2の実施形態に係る流体制御装置200の構成を示すブロック図である。 図9に示す駆動回路210の構成を示す回路図である。 図9に示す圧電素子駆動回路250における電圧波形を示す図である。 第3の実施形態に係る流体制御装置300の構成を示すブロック図である。 第4の実施形態に係る流体制御装置400の構成を示すブロック図である。
本発明の第1実施形態に係る流体制御装置100について、図を参照して説明する。
図1は、第1実施形態に係る流体制御装置100の構成を示すブロック図である。図2は、図1に示す圧電素子駆動回路150の構成を示す回路図である。図3は、図1に示す圧電素子駆動回路150における電圧波形を示す図である。図4は、図1に示す昇圧回路22の構成を示す回路図である。
流体制御装置100は図1に示すように、電池21、圧電ポンプ23、及び圧電素子駆動回路150を備える。圧電素子駆動回路150は、昇圧回路22、駆動回路10、波形成形回路110、演算回路111、及びMCU112を備える。MCU112は、流体制御装置100の各部の動作を制御する。
なお、波形成形回路110、演算回路111、及びMCU112が、本発明の制御回路を構成する。
圧電ポンプ23は、圧電素子Pを備える。圧電ポンプ23は、圧電素子Pの駆動により負圧又は正圧を発生させる。流体制御装置100は、圧電ポンプ23によって流体を輸送する。
なお、流体制御装置100は例えば、圧電ポンプ23の動作によって流体を吸引する吸引装置、圧電ポンプ23の動作によって圧縮した流体を送出する加圧装置である。加圧装置は例えば、血圧計である。吸引装置は例えば、生体から鼻水を吸引する鼻水吸引装置、生体から痰を吸引する痰吸引装置、生体から母乳を吸引する搾乳装置、生体から胸水や血液などを吸引するドレナージである。
次に、図2、図3を用いて、圧電素子駆動回路150の構成について説明する。まず、駆動回路10の構成について説明する。
駆動回路10は、LPF付き差動増幅回路12、BPF付き増幅回路13、インバータ18、抵抗R6およびコンパレータ17を備える。駆動回路10は、昇圧回路22から出力されるDC電源電圧Vcに基づいて駆動信号を生成する。
駆動回路10は、圧電ポンプ23の圧電素子Pに駆動信号を印加し、圧電素子Pを駆動する。圧電素子Pの第1端子は、インバータ18の出力端子に接続する。圧電素子Pの第2端子は、抵抗R6に接続する。即ち抵抗R6は、圧電素子Pに直列に接続する。
抵抗R6の両端は、LPF(ローパスフィルタ)付き差動増幅回路12の入力端子に接続されている。LPF付き差動増幅回路12は、圧電素子Pに流れる駆動電流により生じる抵抗R6の両端電圧を差動増幅し、電圧信号を出力する。
LPF付き差動増幅回路12のローパスフィルタのカットオフ周波数は、圧電素子Pの所定振動モードの共振周波数が通過帯域内となり、当該共振周波数の3次高調波以上の周波数が減衰帯域内となるように設定されている。これにより、圧電素子Pの所定振動モードにおける共振周波数の高調波成分が抑制される。
LPF付き差動増幅回路12の出力端子は、BPF(バンドパスフィルタ)付き増幅回路13の入力端子に接続する。BPF付き増幅回路13は、入力された電圧信号を所定ゲインで増幅し、出力する。
BPF付き増幅回路13のバンドパスフィルタの通過帯域は、圧電素子Pの所定振動モードの共振周波数が通過帯域内となるように設定されている。さらに、BPF付き増幅回路13のバンドパスフィルタの通過帯域は、圧電素子Pの所定振動モードと異なる振動モードの共振周波数や共振周波数の2次高調波の周波数や例えばスパイク状のノイズの周波数が減衰帯域内となるように設定されている。
これにより、圧電素子Pの所定振動モードと異なる振動モードの共振周波数成分や共振周波数の2次高調波成分が抑制される。このため、BPF付き増幅回路13の出力信号Vsinは図3に示すように、正弦波になる。
増幅回路13の出力端子は、コンパレータ17の入力端子に接続するとともに、インバータ18の入力端子に接続する。コンパレータ17の出力端子は、抵抗R6に接続する。インバータ18の出力端子は圧電素子Pの第1端子に接続する。
コンパレータ17は図3に示すように、昇圧回路22から出力されるDC電源電圧Vcに基づいて第1駆動信号を生成する。コンパレータ17は図3に示すように、入力信号Vsinのレベルが中点電圧VMC以上の場合、出力信号のレベルをHiレベル(DC電源電圧Vc)にし、入力信号Vsinのレベルが中点電圧VMC未満の場合、出力信号のレベルをLowレベル(電圧0V)にする。このため、コンパレータ17の出力信号すなわち第1駆動信号はデューティ比50%の矩形波となる。
インバータ18は図3に示すように、昇圧回路22から出力されるDC電源電圧Vcに基づいて第2駆動信号を生成する。インバータ18は図3に示すように、入力信号Vsinのレベルが中点電圧VMC以上の場合、出力信号のレベルをLowレベル(電圧0V)にし、入力信号Vsinのレベルが中点電圧VMC未満の場合、出力信号のレベルをHiレベル(DC電源電圧Vc)にする。このため、インバータ18の出力信号すなわち第2駆動信号は、コンパレータ17の出力信号に対して位相が反転したデューティ比50%の矩形波となる。
以上の結果、圧電素子Pに印加される駆動信号は図3に示すように、第1駆動信号または第2駆動信号の振幅に対して2倍の振幅(2Vc)を有するデューティ比50%の矩形波となる。
次に、図2を用いて、波形成形回路110及び演算回路111の構成について説明する。
波形成形回路110は、コンデンサC1と、抵抗R4、抵抗R5と、ダイオードD1と、平滑コンデンサC11と、を備える。演算回路111は、抵抗R1と、抵抗R2と、抵抗R3と、を備える。MCU112は、抵抗R7を介して演算回路111に接続する。
波形成形回路110は、圧電素子Pに流れる駆動電流に比例する電圧信号Vsinを駆動回路10から抽出する。波形成形回路110及び演算回路111は、電圧信号Vsinに基づいて、圧電素子Pに流れる駆動電流に相当する電圧値Vdを求める。
詳述すると、波形成形回路110は、BPF付き増幅回路13の出力信号Vsinに対して、コンデンサC1によってDCカットを行い、抵抗R4及び抵抗R5によって抵抗分圧を行い、ダイオードD1によって半波整流を行い、平滑コンデンサC11によって平滑を行う。その後、波形成形回路110は、平滑された電圧Vdを、平滑コンデンサC11から演算回路111に出力する。
演算回路111は、入力した電圧Vdを抵抗R3及び抵抗R2によって抵抗分圧し、昇圧回路22に出力する。さらに、演算回路111は、DC電源電圧Vcを抵抗R1及び抵抗R2によって抵抗分圧し、昇圧回路22に出力する。MCU112のDC出力は、抵抗R7及び抵抗R2によって抵抗分圧し、昇圧回路22に出力する。これらにより、演算回路111は、電圧Vfbを、駆動電流の変化を抑制する制御信号として昇圧回路22に出力する。
次に、図4を用いて、昇圧回路22の構成について説明する。
昇圧回路22は、昇圧制御回路122と、スイッチ素子Q1と、インダクタLと、ダイオードD2と、コンデンサC2と、を備える。
昇圧制御回路122は図4に示すように、制御信号である電圧Vfbに基づいて、電池21から入力される入力電源電圧Vb(この実施形態ではDC1.5V)をスイッチ素子Q1に対するスイッチング制御により昇圧する。そして、昇圧回路22は、昇圧したDC電源電圧Vc(この実施形態ではDC30V)を出力する。昇圧回路22から出力されたDC電源電圧Vcは、駆動回路10に供給される。
そして、駆動回路10内の圧電素子Pの駆動電流に比例した正弦波信号Vsinは、波形成形回路110及び演算回路111を経て昇圧回路22にフィードバックされる。昇圧回路22は、以下の数式1に従って、電圧Vfbを一定に保つように(即ち駆動電流の変化を抑制するように)、駆動回路10のDC電源電圧Vcを、電圧Vdの変化方向とは逆方向に変化させる。昇圧回路22の電圧Vfbの一定値は、昇圧回路22内部で生成される基準電圧により常に一定に設定される。
Figure 0006160800
詳述すると、昇圧回路22は、圧電素子Pの駆動電流が上昇した場合、電圧Vdが上昇するため、DC電源電圧Vcを減少し、逆に圧電素子Pの駆動電流が減少した場合、電圧Vdが減少するため、DC電源電圧Vcを上昇する。これにより、演算回路111は、圧電素子Pの駆動電流を一定の電流値に調整する。
なお、例えば抵抗R7が無限大であるとき、昇圧回路22は、以下の数式2に従って、電圧Vfbを一定に保つように(即ち駆動電流の変化を抑制するように)、駆動回路10のDC電源電圧Vcを、電圧Vdの変化方向とは逆方向に変化させる。
Figure 0006160800
ここで、圧電素子Pの所定振動モードの共振周波数におけるフィードバック系のゲインを1以上とし、位相角を0°とするように、各回路素子の素子値および特性を設定することで、バルクハウゼンの発振条件を満たし、共振周波数による圧電素子Pの駆動が実現される。
次に、圧電素子Pに供給される駆動電流の変化によって生じる圧電ポンプ23の傾向について以下説明する。
図5は、図1に示す圧電ポンプ23における効率、圧力、又は流量と圧電素子Pに供給される駆動電流との関係を示すグラフである。図6は、図1に示す圧電素子Pに供給される駆動電流と圧電素子Pの振幅との関係を示すグラフである。図7は、図1に示す圧電ポンプ23が流量モード又は圧力モードで駆動しているときにおける、圧電素子Pの駆動電流と駆動電圧との関係を示すグラフである。図8は、図1に示す流体制御装置100と従来の流体制御装置とにおける圧電ポンプの駆動時間及び流量の関係を示すグラフである。
なお、図5〜図7中の点線は、圧電素子Pにクラックが生じる範囲を示している。また、図7において、流量モードは、背圧がゼロで流量があるモードであり、圧力モードは、流量がゼロで背圧(図は負圧)があるモードである。また、図8は、流体制御装置100の圧電素子駆動回路150に接続した電池21の寿命と従来の流体制御装置の圧電素子駆動回路に接続した電池21の寿命とを比較した図である。図8は、圧電ポンプの駆動時間が長くなるにつれて電池21の容量が減少し、電池21の容量の減少に伴い圧電ポンプの流量が低下する様子を示している。なお、従来の流体制御装置の圧電素子駆動回路は例えば、特許文献1の圧電素子駆動回路である。
図5に示すように、圧電素子駆動回路150においても一般的な圧電素子駆動回路と同様に、駆動電流がIより大きくなるにつれて、圧電ポンプ23によって発生する圧力、流量又は効率が低下する。即ち、駆動電流がIより大きくなるにつれて、電力損失が大きくなり、電池21の寿命が短くなる。
また、図6に示すように、圧電素子Pの振幅と駆動電流の大きさとは比例関係にある。また、図7に示すように、圧電素子Pに供給される駆動電圧と駆動電流とは比例関係にある。ただし、流量モードと圧力モードでは、同じ駆動電圧でも駆動電流の電流値が異なる。
図5〜図7に示すように、電流値Iを超える過大な駆動電流が圧電素子Pに流れると、圧電素子Pの振幅が限界値A(図6参照)より大きくなり、圧電素子Pにクラックが生じることがある。
そこで、圧電素子駆動回路150における昇圧回路22は前述したように、制御信号に基づいて、駆動電流の変化を抑制するようにDC電源電圧Vcの値を設定し、DC電源電圧Vcを出力する。これにより、波形成形回路110及び演算回路111は、圧電素子Pの駆動電流が変化しても、駆動電流を一定の電流値に調整する。例えば、波形成形回路110及び演算回路111は、圧電素子Pの駆動電流が変化しても、駆動電流を一定の電流値I(図5参照)に調整する。図6に示すように圧電素子Pの振幅も一定になる。
そのため、圧電素子駆動回路150は、圧電ポンプ23の圧力、圧電ポンプ23の流量、又は効率が最大となる最適条件で圧電素子Pを常に駆動できる。その結果、電力損失が少なくなる。そのため、例えば図8に示すように、圧電素子駆動回路150に接続する電池21の寿命は、従来の圧電素子駆動回路に接続する電池21の寿命より延びる。
また、圧電素子駆動回路150は、図5〜図7に示す電流値Iを超える過大な駆動電流が圧電素子Pに流れることを防止できる。そのため、この構成の圧電素子駆動回路150は、圧電素子Pにクラックが生じることを防止できる。例えば圧電素子駆動回路150は、利用者が流量モード及び圧力モードを意識することなく、過大な駆動電流によって圧電ポンプ23が破壊されることを防ぐことができる。
したがって、圧電素子駆動回路150は、圧力センサ及び流量センサを使用しなくても、圧電素子Pを最適条件で駆動できる。
例えば、20kPaを超える負圧環境下では、人体表層の粘膜が損傷する可能性がある。流体制御装置100は、圧電ポンプ23が人体の一部を吸引するとき、圧力センサを使用しなくても20kPa以下で圧電素子Pを駆動できる。
また、圧電素子駆動回路150は、昇圧回路22を備えるため、電池21によって圧電素子Pを駆動する場合でも、圧電素子Pを大きな振幅で駆動することができる。
《第2の実施形態》
本発明の第2の実施形態に係る流体制御装置200について、図を参照して説明する。
図9は、第2の実施形態に係る流体制御装置200の構成を示すブロック図である。図10は、図9に示す駆動回路210の構成を示す回路図である。図11は、図9に示す圧電素子駆動回路250における電圧波形を示す図である。流体制御装置200が流体制御装置100と相違する点は、圧電素子駆動回路250である。その他の構成については同じであるため、説明を省略する。
MCU112の出力端子はインバータ18の入力端子に接続する。インバータ18の出力端子は圧電素子Pの第2端子に接続する。MCU112は、基準信号fcを発生し、インバータ18に出力する。
インバータ18は図11に示すように、基準信号fcのレベルが中点電圧VMC以上の場合、出力信号のレベルをLowレベル(電圧0V)にし、基準信号fcのレベルが中点電圧VMC未満の場合、出力信号のレベルをHiレベル(DC駆動電圧Vc)にする。
なお、図10の内部回路はfcを制御用入力端とし、圧電素子Pの片側または両側を出力端とするハーフブリッジまたはフルブリッジでも良い。
図11の基準信号は直流でも矩形波でも良い。
抵抗R26は、圧電素子Pに直列に接続する。圧電素子Pの第1端子は、抵抗R26を介してグランドGNDに接続する。また、圧電素子Pの第1端子は、BPF付き増幅回路13の入力端子に接続する。
BPF付き増幅回路13は、圧電素子Pに流れる駆動電流により生じる抵抗R26の両端電圧を所定ゲインで増幅し、電圧信号を出力する。BPF付き増幅回路13のバンドパスフィルタの通過帯域は、圧電素子Pの所定振動モードの共振周波数が通過帯域内となるように設定されている。
さらに、BPF付き増幅回路13のバンドパスフィルタの通過帯域は、圧電素子Pの所定振動モードと異なる振動モードの共振周波数や共振周波数の2次高調波の周波数や例えばスパイク状のノイズの周波数が減衰帯域内となるように設定されている。
これにより、圧電素子Pの所定振動モードと異なる振動モードの共振周波数成分や共振周波数の2次高調波成分が抑制される。このため、BPF付き増幅回路13の出力信号Vsinは図11に示すように、正弦波になる。
そして、駆動回路10内の圧電素子Pの駆動電流に比例した正弦波信号Vsinは、波形成形回路110及び演算回路111を経て昇圧回路22にフィードバックされる。
圧電素子駆動回路250における昇圧回路22も前述したように、制御信号Vfbに基づいて、駆動電流の変化を抑制するようにDC電源電圧Vcの値を設定し、DC電源電圧Vcを出力する。これにより、波形成形回路110及び演算回路111は、圧電素子Pの駆動電流が変化しても、駆動電流を一定の電流値に調整する。
したがって、圧電素子駆動回路250は圧電素子駆動回路150と同様に、圧力センサ及び流量センサを使用しなくても、圧電素子Pを最適条件で駆動できる。
《第3の実施形態》
本発明の第3の実施形態に係る流体制御装置300について、図を参照して説明する。
図12は、第3の実施形態に係る流体制御装置300の構成を示すブロック図である。流体制御装置300が流体制御装置100と相違する点は、圧電素子駆動回路350である。圧電素子駆動回路350が圧電素子駆動回路150と相違する点は、演算回路111を省略し、MCU312が波形成形回路110及び昇圧回路22に接続する点である。本実施形態では波形成形回路110及びMCU312が、本発明の制御回路を構成する。
MCU312は、波形成形回路110から入力した電圧Vdを参照し、圧電素子Pが任意の振幅で振動する電圧Vmcuを演算し、電圧Vfbを昇圧回路22に出力する。これにより、電圧Vmcuが、駆動電流の変化を抑制する制御信号として昇圧回路22に入力する。その他の構成については同じであるため、説明を省略する。
例えばVmcuをフレキシブルに変化させることで、搾乳機の様に圧力をフレキシブルに変化させる必要がある吸引器で効果的に作用する。また、第1、第2の実施形態もこの効果を奏する。
圧電素子駆動回路350における昇圧回路22も前述したように、制御信号Vmcuに基づいて、駆動電流の変化を抑制するようにDC電源電圧Vcの値を設定し、DC電源電圧Vcを出力する。これにより、波形成形回路110及び演算回路111は、圧電素子Pの駆動電流が変化しても、駆動電流を一定の電流値に調整する。
したがって、圧電素子駆動回路350は圧電素子駆動回路150と同様に、圧力センサ及び流量センサを使用しなくても、圧電素子Pを最適条件で駆動できる。
なお、本実施形態ではMCU312は、波形成形回路110から入力した電圧Vdを参照し、圧電素子Pが任意の振幅で振動する電圧Vmcuを演算し、電圧Vmcuを昇圧回路22に出力するが、これに限るものではない。実施の際、電圧Vmcuを演算する機能を有さないMCUと昇圧回路22との間に平滑回路を設け、MCUが、波形成形回路110から入力した電圧Vdに対応するPWM信号を平滑回路に出力してもよい。この場合、平滑回路は、PWM信号を平滑した電圧Vmcuを昇圧回路22に出力する。
《第4の実施形態》
本発明の第4の実施形態に係る流体制御装置400について、図を参照して説明する。
図13は、第4の実施形態に係る流体制御装置400の構成を示すブロック図である。流体制御装置400が流体制御装置100と相違する点は、圧電素子駆動回路450の演算回路411である。演算回路411が演算回路111と相違する点は、FETM1を追加した点である。流体制御装置400の他の構成は、流体制御装置100と同様であり、同様の箇所の説明は省略する。
演算回路411は、FETM1、抵抗R1、R2、R3を備える。FETM1のゲート端子は、波形成形回路110に接続されている。FETM1のソース端子は、抵抗R3の一方端に接続されている。抵抗R3の他方端は、昇圧回路22の出力端に接続されている。FETM1のドレイン端子は、抵抗R2と抵抗R1との接続点(抵抗分圧点)に接続されている。
このような構成において、FETM1を非線形領域で動作させる。言い換えれば、フィードバック用の波形成形回路110から入力される電圧Vdの範囲において非線形領域となるようなFETM1を用いる。FETM1は、非線形領域で動作することによって、入力電圧の増加に応じて、この入力電圧の増加分よりも出力電流を大きく増加させることができる。すなわち、入力電圧Vdが増加すると、FETM1の抵抗Rfetは小さくなる。
ここで、昇圧回路22の出力電圧であるDC電源電圧Vcは、以下のように定義できる。
Figure 0006160800
したがって、演算回路411へ入力される電圧Vdが増加すると、昇圧回路22のDC電源電圧Vcは低下する。この際、DC電源電圧Vcの低下量は、演算回路411へ入力される電圧Vdの増加量よりも大きくなる。
すなわち、圧電体Pの駆動電流が増加すると、昇圧回路22のDC電源電圧Vcは低下する。逆に、圧電体Pの駆動電流が減少すると、昇圧回路22のDC電源電圧Vcは増加する。
したがって、本実施形態に係る圧電素子駆動回路450は、より安定で確実に、駆動電流を一定に保つことができる。
なお、FETM1は、オペアンプ等の非線形領域での増幅が可能な他の増幅回路であってもよいが、FETM1を用いることによって、安価且つ簡素な構成で、演算回路411を構成でき、有効である。
《他の実施形態》
なお、前記実施形態において圧電素子駆動回路150、250、350は、圧電ポンプ23の圧電素子Pを駆動しているが、これに限るものではない。実施の際、圧電素子駆動回路150、250、350は例えば、圧電アクチュエータ、圧電トランス、又は圧電MEMS、モータ等にも適用できる。
また、前記実施形態において圧電素子駆動回路150、250、350は、電池21に接続し、入力電源電圧Vbを昇圧しているが、これに限るものではない。実施の際、圧電素子駆動回路150、250、350は、他の直流電源に接続してもよい。
また、前記実施形態において波形成形回路110は、BPF付き増幅回路13から出力される正弦波の電圧信号Vsinを駆動回路10、210から抽出しているが、これに限るものではない。実施の際、波形成形回路110は例えば、BPF付き増幅回路13を通過する前の矩形波の電圧信号を駆動回路10、210から抽出してもよい。
最後に、前記実施形態の説明は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述の実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。さらに、本発明の範囲には、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
P…圧電素子
10…駆動回路
12…LPF付き差動増幅回路
13…BPF付き増幅回路
17…コンパレータ
18…インバータ
21…電池
22…昇圧回路
23…圧電ポンプ
100…流体制御装置
110…波形成形回路
111…演算回路
112…MCU
122…昇圧制御回路
150…圧電素子駆動回路
200…流体制御装置
210…駆動回路
250…圧電素子駆動回路
300…流体制御装置
312…MCU
350…圧電素子駆動回路
400…流体制御装置
450…圧電素子駆動回路

Claims (8)

  1. DC電源電圧を出力する電源回路と、
    前記電源回路から出力される前記DC電源電圧に基づいて駆動信号を生成し、前記駆動信号を圧電素子に印加する駆動回路と、
    前記圧電素子に流れる駆動電流に比例する電圧信号を前記駆動回路から抽出し、前記電圧信号に基づいて、前記駆動電流の電流値に相当する電圧値を求める制御回路と、を備え、
    前記制御回路は、前記電圧値に基づいて前記駆動電流の変化を抑制する制御信号を出力し、
    前記電源回路は、前記制御信号に基づいて前記DC電源電圧の値を設定する、圧電素子駆動回路。
  2. 前記電源回路は、電池から入力されるDC電圧を前記DC電源電圧に昇圧し、前記DC電源電圧を出力する昇圧回路である、請求項1に記載の圧電素子駆動回路。
  3. 前記駆動回路は、前記圧電素子に対して直列に接続された抵抗と、前記駆動電流により生じる前記抵抗の両端電圧を差動増幅し、前記電圧信号を出力する差動増幅回路と、を有する、請求項1又は請求項2に記載の圧電素子駆動回路。
  4. 前記制御回路は、正弦波の前記電圧信号を前記駆動回路から抽出する、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の圧電素子駆動回路。
  5. 前記制御回路は、非線形領域での増幅が可能な増幅回路を用いて、前記制御信号を出力する、
    請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の圧電素子駆動回路。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の圧電素子駆動回路と、
    前記圧電素子駆動回路により駆動される前記圧電素子を有し、前記圧電素子の駆動により流体を輸送する圧電ポンプと、を備える、流体制御装置。
  7. 前記圧電ポンプは、負圧を発生させることによって前記流体を吸引する、請求項6に記載の流体制御装置。
  8. 前記圧電ポンプは、正圧を発生させることによって圧縮した前記流体を送出する、請求項6に記載の流体制御装置。
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