JP6160462B2 - 自動二輪車のフレーム構造 - Google Patents
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Description
D≧G
の関係を成立するように設定される。
自動二輪車のフレーム構造は、車体フレーム11のダウンチューブ17とジョイント部材18との溶接接合面は、車体側面視で、車体後方側に向って後上方に傾斜する傾斜面としたので、エンジン15の前側(フロント)懸架を行なうジョイント部材18の前懸架ブラケットの少なくとも一部を下方に向って先細りのテーパ形状とすることができる。ジョイント部材18を鍛造品で構成し、先細りのテーパ形状とすることで、加工コストの高いスウェージング加工を不要とし、廃止することができる。また、全周溶接されるダウンチューブ17とジョイント部材18との溶接長を長くとることができ、溶接接合部と最小断面の位置を離して、溶接接合部が最小断面でなくなるために強度面で優れたものとなる。
自動二輪車のフレーム構造では、ダウンチューブ17とロアチューブ19とを接続するジョイント部材18を鍛造品47で構成し、鍛造品47の二又部上部の裏面(R面)側にエンジン15の懸架ボス48部を設けた例を示したが、懸架プレート取付ボルトを左右複数本、例えば2本ずつとした場合、鍛造品47のジョイント部材18Aを図12に示すように構成し、ジョイント部材18Aの二又部の分岐部63,63にエンジン懸架ボス48A,48B上部にそれぞれ設けてもよい。懸架ボス48A部は、ジョイント部材18Aの各分岐部63,63の表面(R面)側に設けることによって、ジョイント部材18Aは中央部から左右の分岐部63,63にかけて大きく複数の肉抜き凹部64,65,66を形成することができ、より一層軽量化を図ることができる。
11 車体フレーム
12 ヘッドパイプ
13 メインフレーム
15 エンジン
16 フレームレッグ
17 ダウンチューブ
18,18A ジョイント部材(前懸架ブラケット)
19 ロアチューブ
20 前輪
21 フロントフォーク
22 ハンドルバー
24 ピボット軸
25 スイングアーム
26 後輪
28 シートレール
29 サイドフレーム
30 運転シート
31 燃料タンク
32 枠状空間
33 エンジンケース
34 シリンダアッセンブリ
35 シリンダブロック
36 シリンダヘッド
37 ヘッドカバー
40,43 懸架プレート
41,44 懸架ブラケット
45 サイドメンバ
47 鍛造品
48,48A,48B 懸架ボス
50,51 インロー部(接続部)
53 排気ポート
54 エキゾーストパイブ
56,57,58,59 肉抜き部(肉抜き凹部)
60 水抜き孔
61 チューブ孔
64,65,66 肉抜き凹部
Claims (8)
- 車体フレームの前頭部に設置されるヘッドパイプと、
このヘッドパイプから車体後方に下り傾斜して延びる左右一対のメインフレームと、
前記メインフレームからエンジンの後方を下方に延びる左右一対のフレームレッグと、
前記ヘッドパイプから前記エンジンの前方を下方に延びる1本のダウンチューブと、
前記ダウンチューブの下端に接続されて左右に分岐されるジョイント部材と、
前記ジョイント部材の分岐部に接続され、前記エンジンの下方を車体後方に向って延び、前記フレームレッグに接続される左右一対のロアチューブとを備えた自動二輪車のフレーム構造において、
前記ダウンチューブと前記ロアチューブとを接続する前記ジョイント部材は鍛造品で構成され、
前記ダウンチューブとジョイント部材との溶接接合面が、車体側面視で、前記ダウンチューブの前面側下端からその後面に向って所要の平面部を残して途中から後上方に立ち上る傾斜形状に構成されたことを特徴とする自動二輪車のフレーム構造。 - 前記ジョイント部材のエンジンに対向する後面は、前記ダウンチューブの後面の溶接接合点bから前記ダウンチューブの延長線に対し車体前方側に鋭角θに傾斜している請求項1に記載の自動二輪車のフレーム構造。
- 前記ジョイント部材は、前記ダウンチューブとの溶接位置の最下点aより下方にエンジン懸架用ボスが一体に設けられ、
車体側面視で前記エンジン懸架ボスの外周面と前記ジョイント部材の後面(R面)との交点Cから、前記ジョイント部材の前面(F面)に垂直方向に垂らした線が交差する点を交差点dとし、
前記溶接位置の最下点aと前記交差点dとの距離をD、また、前記交差点dと前記交点Cとの距離をGとしたとき、
D≧G
である請求項1に記載の自動二輪車のフレーム構造。 - 前記ジョイント部材は、その前面(F面)または後面(R面)と直交する方向に鍛造抜きが可能な造形形状に構成され、
前記ジョイント部材のパーティングラインは、前記エンジン懸架ボスの外周面上方側の点Cから、前記ダウンチューブの平面部後端側の溶接点eに向って湾曲して延び、さらに、前記ダウンチューブの溶接点eから後上方に延びるダウンチューブ後面の溶接接合点bに向って開先形状を形成する前記ジョイント部材の先端部がパーティングラインを構成している請求項1に記載の自動二輪車のフレーム構造。 - 前記エンジンの排気ポートから直線的に延びるエキゾーストパイプの出口部は、車体側面視で前記ダウンチューブ後面下部の溶接接合点bと前記ジョイント部材の懸架ボスの外周面上方側の点Cとの間で前記ジョイント部材の側方に案内される請求項1に記載の自動二輪車のフレーム構造。
- 前記ジョイント部材は、懸架ボス設置の裏面側に対向する表面側に車体前方および車体下方側に開放される肉抜き凹部が形成され、
前記ジョイント部材は、上部側に前記ダウンチューブのチューブ孔に連通する軸方向の水抜き孔が形成された請求項1に記載の自動二輪車のフレーム構造。 - 前記ジョイント部材は車体側面視でダウンチューブ下端部からロアチューブに向って先細りのテーパ形状に構成された請求項1に記載の自動二輪車のフレーム構造。
- 前記ジョイント部材は、上端部に車体後方側に上り傾斜するインロー部が設けられ、このインロー部が前記ダウンチューブ下端の傾斜開口部に挿入されて嵌め合され、全周溶接して接合された請求項1に記載の自動二輪車のフレーム構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013250499A JP6160462B2 (ja) | 2013-12-03 | 2013-12-03 | 自動二輪車のフレーム構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013250499A JP6160462B2 (ja) | 2013-12-03 | 2013-12-03 | 自動二輪車のフレーム構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2015107686A JP2015107686A (ja) | 2015-06-11 |
JP6160462B2 true JP6160462B2 (ja) | 2017-07-12 |
Family
ID=53438430
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2013250499A Active JP6160462B2 (ja) | 2013-12-03 | 2013-12-03 | 自動二輪車のフレーム構造 |
Country Status (1)
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2013
- 2013-12-03 JP JP2013250499A patent/JP6160462B2/ja active Active
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