JP6159096B2 - 撮像装置、撮影方法およびプログラム - Google Patents

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本発明は、撮像装置、特に動画撮影中の静止画撮影において、静止画像と代替フレーム画像とを加工パラメータを用い加工を行う撮像装置、及び撮影方法に関するものである。
動画撮影中に静止画撮影を行う際、静止画像に小顔化などの加工を行いたい場合がある。この時、静止画撮影の際に一時的に動画撮影が中断され、動画フレームの一部が欠落するので、この欠落した動画フレームに対応する代替フレーム画像を生成する。ここで静止画像と同じ加工を代替フレーム画像にも行い、次いでエンコードして欠落した動画フレームとすると、動画に不自然な変化が生じる可能性がある。
図1は加工パラメータB(図示せず)を用いて動画に加工処理が行われた動画を記録中の静止画撮影において、欠落した動画フレームを補う代替フレーム画像に、動画静止画像と同じ加工パラメータAを用いて加工を行う場合の処理構成の概略図である。動画撮影中に取得した静止画101を代替フレーム画像用にリサイズし102、そして静止画101とリサイズされた代替フレーム画像102各々とに同じ加工パラメータAを用いて加工を行う103。この時、静止画撮影直前の動画フレームAn104と静止画撮影直後の動画フレームB1106と、その間の代替フレーム画像105に加工の差があるため不自然さが生じる可能性がある。
従来、このような撮像装置に関して、欠落した動画フレームを補間する代替フレーム画像の撮影方法、加工方法が多く提案されている。例えば特許文献1では、静止画像と代替フレーム画像に対して、それぞれ独立にホワイトバランス制御値を設定し、設定されたホワイトバランス制御値を用いて、前記静止画像と前記代替フレーム画像を現像している。しかし、特許文献1には、小顔化などの加工を行って代替フレーム画像を生成する時の加工パラメータの設定構成については述べられていない。
特開2006−287803号公報
そこで本発明の目的は、動画撮影中に、撮影した静止画像に加工パラメータを設定して意図した加工を行い記録する場合に、代替フレーム画像についても、動画に不自然さを与えない加工を行うことを可能にする撮像装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明によれば、動画を撮影中に静止画を撮影する機能を有する撮像装置は、動画の撮影中に撮影した静止画像を取得する静止画像取得手段と、静止画撮影により欠落した動画フレームとして用いるための代替フレーム画像を、前記静止画像から生成する代替フレーム画像生成手段と、動画および静止画像を、それぞれに対応する加工パラメータを用いて加工する画像加工手段と、代替フレーム画像を加工するための代替フレーム画像の加工パラメータを、静止画像および動画を加工するための加工パラメータとは別個に設定して取得する加工パラメータ決定手段とを備え、画像加工手段により、代替フレーム画像の加工パラメータを用いて代替フレーム画像を加工する。
本発明によれば、動画撮影中の静止画撮影において、欠落フレームを補間する代替フレーム画像に適切な加工を施すことが可能となる。
動画撮影中の静止画撮影に置いて、静止画と代替フレーム画像に同一の加工パラメータを用いて加工を行う場合の処理構成の一例を示す図である。 本発明の第1の実施例に係る撮像装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施例に係る動画撮影中の静止画撮影において用いる加工パラメータの一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る動画撮撮影中の静止画撮影動作のフローチャートを示す図である。 本発明の第2の実施例に係る動画撮影中の静止画撮影において用いる加工パラメータの一例を示す図である。 本発明の第2の実施例に係る動画撮撮影中の静止画撮影動作のフローチャートを示す図である。 本発明の第2の実施例に係る加工パラメータの設定動作のフローチャートを示す図である。 本発明の第3の実施例に係る動画撮影中の静止画撮影において用いる加工パラメータの一例を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係る動画撮撮影中の静止画撮影動作のフローチャートを示す図である。 本発明の第3の実施例に係る加工パラメータの設定動作のフローチャートを示す図である。
以下、添付の図面を用いて、本発明の好適な実施の形態を詳細に説明する。
図2は、本発明の第1の実施例に係る撮像装置301の構成を示すブロック図である。
同図において、202は撮像レンズ、203はフォーカス制御、204は絞り、205は204の露光制御、206は撮像素子、207はA/D変換器、208はタイミング制御である。撮像レンズ202から入射した光は絞り204を通過し、撮像素子206によってアナログの電気信号に変換される。A/D変換器207によって、撮像素子206から出力されたアナログ信号をデジタル信号に変換する。209は画像処理部で、A/D変換器207から出力された画像の信号処理及び圧縮などの処理が行われる。210はメモリで、静止画像や動画のデータを格納する。211はユーザの入力を受け付ける操作部、215は記録媒体、216は表示制御部で、217が表示部である。212は加工パラメータ管理部で、静止画、動画、代替フレーム画像各々の加工パラメータを管理する。213は加工パラメータ決定部で、加工パラメータ管理部で管理される加工パラメータを用い、代替フレーム画像用の加工パラメータを決定する。214は画像加工部で、静止画、動画、代替フレーム画像各々の加工を行う。画像加工部214は、静止画、動画を加工パラメータ管理部212で管理されている加工パラメータを用いて加工し、代替フレーム画像を加工パラメータ決定部213で決定した代替フレーム画像用の加工パラメータを用いて加工する。218は制御部で、制御部が含む図示しないメモリに記憶されている制御プログラムを実行して、フォーカス制御203、露光制御203、タイミング制御208、表示制御部215等の制御や、データ転送を制御する。
図2の加工パラメータ管理部212で管理される加工パラメータについて、図3を用いて説明する。
図3は、本実施例において、静止画像と代替フレーム画像とで別個の加工パラメータを用いる場合の加工パラメータの一例を示す図である。図3に示す各加工内容について、静止画像はすべての加工を実施し、動画では美肌と歯のホワイトニング加工についてのみ実施し、他の加工内容については非実施の構成とする。この時、代替フレーム画像用の加工パラメータを、例えば動画で非実施であった加工内容の一部を代替フレーム画像では実施するように、静止画像および動画それぞれの加工パラメータとは個別に設定する。
本実施例では、以上のように設定した、静止画および動画の加工パラメータと異なる代替フレーム画像用の加工パラメータを用いて、代替フレーム画像を加工する。
本実施例の加工パラメータ決定部213を含む撮像装置による動画を撮影中の静止画撮影の動作について、図4のフローチャートを用いて説明する。図4は、本実施例に係る動画撮影開始から代替フレーム画像の動画へのエンコードまでの動作の流れを示したフローチャートである。本動作は、制御部218が制御プログラムを実行して、撮像装置の各部を制御することで達成される。
まず、ユーザが操作部211又はこれとは別個に設けられた図示しない電源スイッチ等を操作することで撮像装置が起動されて(S401)、動画の撮影が開始される(S402)。ここで制御部218は、動画撮影が終了するかどうかを判断する(S403)。動画撮影の終了であれば、撮像装置の動作を終了し(S404)、終了でない場合は、シャッターボタンの全押し操作が行われたかどうかを判断する(S405)。シャッターボタンの全押し操作が行われた場合、制御部218は、動画撮影を中断し(S406)、メモリ310から加工前の静止画像を取得する(S407)。加工前の静止画像取得を行った後は、二つの処理動作が行われる。
一つは、まずユーザが、例えば操作部211を操作して設定した静止画用の加工パラメータを、画像加工部214が加工パラメータ管理部212から取得する(S408)。続いて、画像加工部214は、S407で取得した加工前の静止画像を、S408で取得した加工パラメータを用いて加工し、加工した静止画を保存する(S409およびS410)。
他の処理動作では、制御部218が、S406で動画撮影を中断した期間の欠落した動画フレームに対応する代替フレーム画像用のリサイズ画像を、取得した静止画像から生成する(S411)。次に、ユーザが例えば操作部211を操作して設定した代替フレーム画像用の加工パラメータ情報を、加工パラメータ決定部213が加工パラメータ管理部212から取得し、代替フレーム画像用の加工パラメータとして決定する(S412)。続いて画像加工部214は、S411の代替フレーム画像生成で取得した代替フレーム画像用のリサイズ画像、S412で決定した加工パラメータを用いて代替フレーム画像を加工し、動画にエンコードする(S413およびS414)。S410とS414が終わると、制御部218は動画撮影を再開する(S415)。
なお、本実施例では、静止画用および代替フレーム画像用の加工パラメータをユーザによって設定された加工パラメータを用いて決定したが、撮像装置によって設定されている加工パラメータを用いて決定する形態としてもよい。
また、静止画用加工部と代替フレーム画像用加工部を一つの加工部として図示したが、別々の加工部を用いて、静止画と代替フレーム画像それぞれを別の加工パラメータを用いて、加工する形態としてもよい。また、本実施例では各加工内容の実施、非実施の設定は、ユーザにより設定可能としているが、固定であっても、あるいは撮影時の画像の解像度や撮影モードなどによって管理する構成であってもよい。例えば、代替フレーム画像で実施する加工内容とするかどうかの設定は、静止画像の加工パラメータの各加工内容の加工値が対応する閾値よりも小さい場合に、実施すると設定する構成としてもよい。この場合、閾値を撮影時の画像の解像度や撮影モードなどに応じて変更することも可能である。
本実施例によれば、動画撮影中の静止画撮影において、欠落フレームを補間する代替フレーム画像に適切な加工を施すことが可能となり、代替フレーム画像の加工が、撮影された動画に不自然を与えることを防止することを可能にする。
次に、本発明の第2の実施例を図5乃至7を用いて説明する。本実施例は、静止画像の加工の度合いを示す加工量と、各加工内容の各々に設けた加工量の閾値を用いて代替フレーム画像の加工パラメータを設定する点で第1の実施例と異なる。撮像装置の構成は、第1の実施例と同様であるので、ここでの説明は省略する。以下、本実施例に係る代替フレーム画像の加工パラメータの設定、決定構成について説明する。
まず、図2の加工パラメータ管理部212で管理される加工パラメータについて図5を用いて説明する。
図5は、静止画像の加工の度合いを示す加工量と各加工内容に設けた加工量の閾値を用いて、静止画像とは個別に代替フレーム画像の加工パラメータを設定した場合の一例を示す図である。なお、図5の加工量の値は、値が大きいほど加工の度合いが大きいことを示す。
図5に示す通り、加工内容の各々に加工量の閾値が設けられている。この各閾値と静止画で実施した各加工内容の加工量をそれぞれ比較する。ここで、静止画像で実施した加工内容の加工量が閾値以下である場合は、代替フレーム画像の加工量を静止画の加工量と同一に設定する。また静止画像で実施した加工量が閾値より大きい場合は、代替フレーム画像の加工量を閾値と同一に設定する。
次に、図5に示した本実施例に係る加工パラメータを用いた、動画撮影中の静止画撮影の動作を、図6のフローチャートを用いて説明する。
図6は本実施例に係る、動画撮影開始から代替フレーム画像の動画へのエンコードまでの動作の流れを示したフローチャートである。また図7は本実施例に係る、代替フレーム画像の加工パラメータを設定する流れの詳細を示したフローチャートである。図において、図4に示す第1の実施例の動作と同じ部分は同じ符号を付して示す。
S401乃至S411およびS413乃至S414の動作は、第1の実施例と同様であるのでここでの説明は省略する。
本実施例においても、第1の実施例と同様に、S408での静止画用の加工パラメータを取得後、二つの処理動作が行われる。一つは、第1の実施例と同様の静止画像を加工し、保存する動作である(S409およびS410)。もう一つの処理動作は、本実施例に係る図5の加工パラメータを用いた代替フレーム画像の加工およびエンコードする動作である。以下、この動作を説明する。
S406で制御部218は、動画撮影を中断した期間の欠落した動画フレームに対応する代替フレーム画像用のリサイズ画像を、取得した静止画像から生成する(S411)。次に加工パラメータ決定部213は、加工内容の各々に設けられた加工パラメータの閾値を取得し(S601)、S408で取得した静止画用の加工パラメータと、S601で取得した閾値を用いて代替フレーム画像用の加工パラメータを決定する(S602)。S602の詳細動作については後述する。続いて画像加工部214は、S411の代替フレーム画像生成で取得した代替フレーム画像用のリサイズ画像を、S602で決定した加工パラメータを用いて加工し、動画にエンコードする(S413およびS414)。S410とS414が終わると、制御部218は動画撮影を再開する(S415)。
本実施例の加工パラメータ設定部213の動作について、図7のフローチャートを用いて説明する。
図7は、S602における加工パラメータ決定部213の動作の詳細なフローチャートを示す。加工パラメータに設定されている加工内容を選択する(S701)。選択された加工内容の静止画像の加工量と、選択された加工内容の閾値を比較する(S702)。ここで、静止画像で実施した加工量が閾値以下である場合は、代替フレーム画像の加工量を静止画の加工量と同一に設定する(S703)。また静止画像で実施した加工量が閾値より大きい場合は、代替フレーム画像の加工量を閾値と同一に設定する(S704)。代替フレーム画像の加工パラメータが全て設定されたかを確認し(S705)、設定されていなければ、S701から設定がされていない代替フレーム画像の加工内容の加工パラメータを設定する。以上のような動作で、加工パラメータ決定部213は、代替フレーム画像用の加工パラメータを決定する。
なお、本実施例では、静止画用の加工パラメータをユーザによって設定されたものを用いたが、撮像装置によって設定されている加工パラメータを用いる形態をとってもよい。また静止画像で実施した加工量が閾値より大きい場合は、閾値で代替フレーム画像を加工するとしたが、閾値を基準にして設定した別の加工量で加工する構成にしてもよい。
また静止画像で実施した加工量が閾値より小さい場合は、静止画の加工量で代替フレーム画像を加工するとしたが、閾値を基準にして別に設定した加工量で加工する構成にしてもよい。また本実施例では、静止画用加工部と代替フレーム画像用加工部を一つの加工部として図示したが、別々の加工部を用いて、静止画と代替フレーム画像それぞれを別の加工パラメータを用いて、加工する形態にしてもよい。また、本実施例では加工内容の各々に設定した閾値は固定であったが、撮影時の画像の解像度や撮影モードによって設定して管理する構成にしてもよい。また本実施例では静止画用加工パラメータの取得を代替フレーム用のリサイズ画像取得前に行っているが、静止画の加工動作と代替フレーム画像の加工動作の各々において取得する構成にしてもよい。
本実施例によっても、動画撮影中の静止画撮影において、欠落フレームを補間する代替フレーム画像に適切な加工を施すことが可能となり、代替フレーム画像の加工が、撮影された動画に不自然を与えることを防止することを可能にする。
次に、本発明の第3の実施例を図8乃至10を用いて説明する。本実施例では、代替フレーム画像の加工パラメータの設定に際し、各加工内容の加工量を、静止画の加工パラメータおよび動画の加工パラメータのどちらを基準として設定するかを選択可能とすることを特徴とする。なお、静止画像の加工の度合いを示す加工量に対し、閾値を設ける点は第2の実施例と同様である。また、撮像装置の構成は、第1の実施例と同様であるので、ここでの説明は省略する。
加工パラメータ管理部212で管理される加工パラメータについて図8を用いて説明する。
図8は、本実施例に従って設定された加工パラメータを示す。同図において、代替フレーム画像用の加工パラメータは、静止画像および動画の加工の度合いを示す加工量と、各加工内容に設けた加工量の閾値と、静止画または動画の加工パラメータのどちらを基準として用いるかの選択に基づいて設定されている。なお、同図において、各加工内容の加工量の値は、値が大きいほど加工の度合いが大きいことを示す。
図8によれば、基準として動画の加工パラメータが選択された場合は動画の加工量以下で、また静止画の加工パラメータが選択された場合は静止画の加工量以下の加工量で、代替フレーム画像を加工する。この場合、選択された各加工内容の加工量と、各加工内容に設けられた閾値とを比較し、閾値を超えている場合は、閾値以下の加工量で代替フレーム画像を加工する。
図8に示した本実施例に係る加工パラメータを用いた、動画撮影中の静止画撮影の動作について、図9および10のフローチャートを用いて説明する。
図9は、本実施例に係る動画撮影開始から、代替フレーム画像の動画へのエンコードまでの動作の流れを示すフローチャートである。また図10は、本実施例に係る、代替フレーム画像の加工パラメータを設定する動作の詳細なフローチャートである。図において、図4に示す第1の実施例と動作と同じ部分は同じ符号を付して示す。
S401乃至S411およびS413乃至S414の動作は、第1の実施例と同様であるのでここでの説明は省略する。本実施例でも、S408での静止画用の加工パラメータを取得後、二つの処理動作が行われる。一つは、静止画像を加工し、保存するS409およびS410の動作である。この動作は、第1の実施例での動作と同様であるので、上述のように説明を省略する。ここでは、もう一つの処理動作を説明する。
S406で制御部218は、動画撮影を中断した期間の動画フレームに対応する代替フレーム画像用のリサイズ画像を、取得した静止画像から生成する(S411)。次に加工パラメータ決定部213は、ユーザによって設定された動画用の加工パラメータを加工パラメータ管理部212から取得し(S901)、また加工パラメータの各加工内容に設けられた閾値を取得する(S902)。次に加工パラメータ決定部213は、S408で取得した静止画用の加工パラメータ、S901で取得した動画用加工パラメータのどちらを、代替フレーム画像を加工するパラメータの基準とするかを選択する(S903)。この選択は、ユーザが操作部211を操作して行うことが可能である。S408で取得した静止画用の加工パラメータと、S901で取得した動画用の加工パラメータと、S902で取得した閾値と、S903での動画又は静止画の選択とに基づいて代替フレーム画像用の加工量を設定する(S904)。これにより、代替フレーム画像用の加工パラメータを決定する。S904の動作の詳細については後述する。
続いて画像加工部214は、S413で取得した代替フレーム画像用のリサイズ画像をS904で決定した加工パラメータを用いて代替フレーム画像を加工し、動画にエンコードする(S413およびS414)。S410とS414が終わると、制御部218は動画撮影を再開する(S415)。
本実施に係る加工パラメータ決定部213の動作について、図10のフローチャートを用いて説明する。
図10は、S904における加工パラメータ決定部213の動作の詳細なフローチャートを示す。
まず、加工パラメータに設定されている加工内容を選択する(S1001)。S1001では、選択された加工内容の加工量の基準として、S903において静止画用加工パラメータと動画用加工パラメータのどちらが選択されているかを判断する。静止画用が選択されている場合は、S1001で選択された加工内容の代替フレーム画像への加工量の基準(基準加工量)を静止画の加工量に、動画用が選択された場合は、動画の加工量を基準加工量として選択する(S1003およびS1004)。
次に、S1001で選択された加工内容について、S1003またはS1004で選択された基準加工量と、S1001で選択された加工内容の閾値とを比較する(S1005)。ここで、基準加工量が閾値以下である場合は、代替フレーム画像の加工量を基準加工量と同一に設定する(S1006)。また基準加工量が閾値より大きい場合は、代替フレーム画像の加工量を閾値と同一に設定する(S1007)。代替フレーム画像の加工パラメータが全て設定されたかを確認し(S1008)、設定されていなければ、S1001から設定がされていない代替フレーム画像の加工内容の加工パラメータを設定する。以上のような構成で、加工パラメータ決定部213は、代替フレーム画像用の加工パラメータを決定する。
なお、本実施例では、選択された基準加工量が閾値より大きい場合は閾値で代替フレーム画像を加工するとしたが、閾値を基準にして設定した別の加工量で加工する構成にしてもよい。また選択された基準加工量が閾値より小さい場合は、基準加工量で代替フレーム画像を加工するとしたが、閾値を基準にして設定した別の加工量で加工する構成としてもよい。
また本実施例では、静止画用加工部と動画加工部と代替フレーム画像用加工部を一つの加工部として図示したが、それぞれの加工部を用いて、静止画、動画、代替フレーム画像を別々の加工パラメータを用いて加工する形態をとしてもよい。また本実施例では、図9、図10に示すように、基準となる加工パラメータを選択後に閾値判定を行っているが、静止画用と動画用の加工パラメータを閾値判定した後に、加工パラメータを選択させる構成してもよい。また本実施例では各加工内容に設定した閾値は固定であったが、撮影時の画像の解像度や撮影モードによって設定して管理する構成としてもよい。
また本実施例では、静止画用加工パラメータの取得を代替フレーム用のリサイズ画像の取得前に行っているが、静止画の加工動作と代替フレーム画像の加工動作の各々で取得する構成としてもよい。また本実施例では、代替フレーム用のリサイズ画像の取得後に、動画用の加工パラメータと閾値の取得および基準パラメータの選択を行っているが、いずれについても代替フレーム用のリサイズ画像取得前に行う構成としてもよい。
本実施例によっても、動画撮影中の静止画撮影において、欠落フレームを補間する代替フレーム画像に適切な加工を施すことが可能となり、代替フレーム画像の加工が、撮影された動画に不自然を与えることを防止することを可能にする。
前述した本発明の実施形態における撮像装置における動画像の撮影中の静止画撮影を構成する各手段、並びに動作の各工程は、コンピュータのRAMやROMなどに記憶されたプログラムが動作することによって実現できる。このプログラム及び前記プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は本発明に含まれる。
また、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施形態も可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、一つの機器からなる装置に適用してもよい。
なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム(図4、6、7、9、10に示すフローチャートに対応したプログラム)を、システムまたは装置に直接、または遠隔から供給する場合も含む。そして、そのシステムまたは装置のコンピュータが前記供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。
したがって、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、前記コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であってもよい。
プログラムを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスクなどがある。さらに、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM、DVD−R)などもある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続する方法がある。そして、前記ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記憶媒体にダウンロードすることによっても供給できる。
また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、その他の方法として、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される。さらに、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、その他の方法として、まず記憶媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。そして、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。

Claims (11)

  1. 動画を撮影中に静止画を撮影する機能を有する撮像装置において、
    前記動画の撮影中に撮影した静止画像を取得する静止画像取得手段と、
    前記静止画像の撮影により欠落した動画フレームとして用いるための代替フレーム画像を、前記静止画像から生成する代替フレーム画像生成手段と、
    前記動画および前記静止画像を、それぞれに対応する加工パラメータを用いて加工する画像加工手段と、
    前記代替フレーム画像を加工するための代替フレーム画像の加工パラメータを、前記静止画像および前記動画を加工するための加工パラメータとは別個に設定して取得する加工パラメータ決定手段と、
    を備え、
    前記画像加工手段は、前記代替フレーム画像の加工パラメータを用いて前記代替フレーム画像を加工することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記動画、前記静止画像および前記代替フレーム画像の各パラメータは、少なくとも複数の加工内容に対応する加工量を含み、前記加工パラメータ決定手段は、前記代替フレーム画像に実行する加工内容および対応する加工量の少なくとも一方を、前記静止画像および前記動画それぞれを加工するための加工パラメータとは別個に設定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記加工パラメータ決定手段は、前記代替フレーム画像の加工パラメータの各加工内容の加工量を、前記静止画像の加工パラメータの対応する加工内容の加工量と閾値とに基づいて設定することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記加工パラメータ決定手段は、前記代替フレーム画像の加工パラメータの各加工内容の加工量を、前記動画および静止画像のいずれかの加工パラメータの対応する加工内容の加工量と閾値とに基づいて設定することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  5. 前記加工パラメータ決定手段は、前記代替フレーム画像の加工パラメータの各加工内容の加工量の設定を、前記動画の加工パラメータの対応する加工内容の加工量及び閾値と、前記静止画像の加工パラメータの対応する加工内容の加工量及び閾値とのどちらの加工量及び閾値に基づいて行うかを、前記代替フレーム画像の加工内容ごとに選択することを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  6. 前記加工パラメータ決定手段は、各加工内容の加工量の閾値を、撮影の解像度又は撮影モードに従って設定することを特徴とする請求項3乃至のいずれか一項に記載の撮像装置。
  7. 動画を撮影中に静止画を撮影する機能を有する撮像装置の制御方法において、
    前記動画の撮影中に撮影する機能によって得られた静止画像を取得する静止画像取得ステップと、
    前記静止画像の撮影により欠落した動画フレームとして用いるための代替フレーム画像を、前記静止画像から生成する代替フレーム画像生成ステップと、
    前記動画および前記静止画像を、それぞれに対応する加工パラメータを用いて加工する画像加工ステップと、
    前記代替フレーム画像を加工するための代替フレーム画像の加工パラメータを、前記静止画像および前記動画を加工するための加工パラメータとは別個に設定して取得する加工パラメータ決定ステップと、
    を備え、
    前記画像加工ステップは、前記代替フレーム画像の加工パラメータを用いて前記代替フレーム画像を加工することを特徴とする制御方法。
  8. 動画を撮影中に静止画を撮影する機能を有する撮像装置を制御するプログラムであり、
    コンピュータを、
    前記動画の撮影中に撮影した静止画像を取得する静止画像取得手段、
    前記静止画像の撮影により欠落した動画フレームとして用いるための代替フレーム画像を、前記静止画像から生成する代替フレーム画像生成手段、
    前記動画および前記静止画像を、それぞれに対応する加工パラメータを用いて加工する画像加工手段、
    前記代替フレーム画像を加工するための代替フレーム画像の加工パラメータを、前記静止画像および前記動画を加工するための加工パラメータとは別個に設定して取得し、前記代替フレーム画像の加工パラメータを用いて前記代替フレーム画像を加工する画像加工手段として機能させるプログラム。
  9. 請求項のプログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
  10. コンピュータを、請求項1乃至のいずれか一項に記載された撮像装置の各手段として機能させるプログラム。
  11. コンピュータを、請求項1乃至のいずれか一項に記載された撮像装置の各手段として機能させるプログラムを格納した記憶媒体。
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