JP6157170B2 - 監視支援システム - Google Patents

監視支援システム Download PDF

Info

Publication number
JP6157170B2
JP6157170B2 JP2013069393A JP2013069393A JP6157170B2 JP 6157170 B2 JP6157170 B2 JP 6157170B2 JP 2013069393 A JP2013069393 A JP 2013069393A JP 2013069393 A JP2013069393 A JP 2013069393A JP 6157170 B2 JP6157170 B2 JP 6157170B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gazing point
monitoring
captured image
image
point history
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2013069393A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014192861A (ja
Inventor
祐一郎 蓮池
祐一郎 蓮池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Osaka Gas Co Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Osaka Gas Co Ltd filed Critical Osaka Gas Co Ltd
Priority to JP2013069393A priority Critical patent/JP6157170B2/ja
Publication of JP2014192861A publication Critical patent/JP2014192861A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6157170B2 publication Critical patent/JP6157170B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Description

本発明は、監視者による監視対象領域の監視状態を評価する監視支援システムに関する。
建築現場やケーブル敷設作業現場などの危険な作業位置で作業をする作業員に携帯させ、現場の危険性を回避する指示を与えるとともに、現場作業を克明に記録することができるウェアラブル監視カメラシステムが、特許文献1から知られている。このウェアラブル監視カメラシステムは、身体前方に指向する撮像レンズとこの撮像レンズの近傍に配置したボタン動作のレーザ光発生手段とを有する身体装着型CCDカメラ手段と、ヘッドセットとを備え、CCDカメラ手段からの映像信号とヘッドセットからの音声信号とが記録され、その際、映像に日時情報がスーパーインポーズされる。このウェアラブル監視カメラシステムにより、固定の領域ではなく、作業員が作業するすべての領域の撮像及び録画、さらに音声も記録することができる。このシステムでは、作業員が作業する作業現場の撮影画像には、撮像レンズの近傍に配置したレーザ光発生手段から撮影方向に向けたレーザビームの軌跡も含まれ、このレーザビームの軌跡から作業員の顔の向き(大まかな視線の方向)を読み取ることができる。しかしながら、レーザビーム軌跡は顔の向きに依存しているだけなので、実際に作業者が注視している箇所を把握することができない。したがって、このウェアラブル監視カメラシステムの記録からは、監視対象領域における監視上優先的に重要とされる箇所を作業員が注視しているかどうかは判定することができない。
空間の任意の点を基準とした視線ベクトルを演算することで、ユーザの注視点を空間座標で得ることができる頭部搭載型視線検出装置が特許文献2から知られている。この視線検出装置は、眼球を照明撮影する撮影手段から得られる眼の画像から、照明光が角膜で反射して作る反射像の位置と、頭部から離れた位置に配置された照明手段からの照明光が角膜で反射して作る反射像の位置と、瞳孔の位置とを検出する手段と、この検出結果を用いて空間座標における視線を演算する演算手段を備えている。この特許文献2には、スーパーインポーザを用いて、演算手段から与えられたデータに従い視野カメラ5の出力画像の上に視線情報を重ね合わせた視線映像をディスプレイ装置に表示させることが開示されているが、そのような視線情報付視線映像の記録方法や記録された視線情報付視線映像の利用に関する技術は開示されていない。
特定の画像に対するユーザの注視状態を解析し、この画像内の注視点の密度に基づいてこの画像における未注視領域を識別し、この未注視領域に対するユーザの注意を喚起する画像分析手法が、特許文献3から知られている。しかしながら、この手法は、X線画像における腫瘍の識別、航空写真における軍事目標の識別、物理的構造画像における構造欠陥の識別などのように、1つの注目画像に対して精密に注視を繰り返し、その注視の繰り返しにおいてなお存在する未注視領域を探し出そうとするものである。したがって、この技術を、監視者による監視対象領域の見回りにおける監視状態を撮影画像とそこでの注視点とに基づいて評価する技術に対して適用するのは困難である。
特開2006−148842号公報(図1、図6) 特開2002−143094号公報(図1、図2) 特開2011−175620号公報(図1、図2)
上記実情に鑑み、監視者による監視対象領域の見回りにおける監視状態を、特に監視者が注視した監視対象部位を簡単かつ的確に評価することが可能な監視支援システムが望まれている。
本発明による監視支援システムは、監視対象領域を監視する監視者の視線方向を撮影方向とする視野撮影カメラと、前記視野撮影カメラによる撮影画像上の前記監視者の視点である注視点を当該撮影画像上の位置データとして演算する注視点演算ユニットと、前記撮影画像と前記注視点とを関係付けて前記注視点の変移履歴を示す注視点履歴データを生成する注視点履歴データ生成部と、前記撮影画像と前記注視点履歴データとを記録するデータ記録部と、異なる日時でのあるいは異なる監視者での同一監視対象領域に関する前記撮影画像と前記注視点履歴データとを前記データ記録部から読み出し、読み出された前記撮影画像と前記注視点履歴データとを画像合成し、注視点履歴付き撮影画像として出力する画像出力部とを備えている。
この構成によれば、監視対象領域に監視時に撮影された監視者の視線方向のシーンは、その撮影画像として取得される。さらに、その撮影時における監視者の注視点が当該撮影画像上の位置データとして順次求められ、その注視点の動きを表す変移履歴が注視点履歴データとして生成され、撮影画像と関係づけて記録される。その後、特定の監視対象領域に対する日頃の監視実態を評価するために、異なる日時での同一監視対象領域に関する前記撮影画像と前記注視点履歴データとがデータ記録部から読み出され、これらが画像合成された注視点履歴付き撮影画像が出力される。この出力から、異なる日時で繰り返し監視された監視対象領域における注視点の時系列分布が把握でき、所定期間にわたって監視者が重要な箇所を注視しているかどうかがチェックできる。
なお上記構成では、出力時に撮影画像と注視点履歴データとが画像合成され、注視点履歴付き撮影画像として出力されていたが、先に注視点履歴付き撮影画像を生成してデータ記録部に記録しておいてもよい。そのような構成を採用した本発明による監視支援システムは、監視対象領域を監視する監視者の視線方向を撮影方向とする視野撮影カメラと、前記視野撮影カメラによる撮影画像上の前記監視者の視点である注視点を当該撮影画像上の位置データとして演算する注視点演算ユニットと、前記撮影画像と前記注視点とを関係付けて前記注視点の変移履歴を示す注視点履歴データを生成する注視点履歴データ生成部と、前記注視点履歴データを当該注視点履歴データに対応する前記撮影画像に画像合成し、前記撮影画像を注視点履歴付き撮影画像として記録するデータ記録部と、同一監視対象領域に関する前記注視点履歴付き撮影画像を前記データ記録部から読み出して出力する画像出力部とを備えている。この監視支援システムも先の監視支援システムと実質的に同様な作用効果を有する。
注視点ないしは注視点の集合体である注視点履歴データと撮影画像との合成処理の好適な形態は、注視点履歴データを、対応する撮影画像に対して人的に識別可能でかつ画像処理的に識別可能に合成することである。ここでの「人的に識別可能」とは、画像出力部を通じて出力されたモニタ画面やプリント面からユーザが撮影画像から容易に注視点を識別できるという意味である。また「画像処理的に識別可能」とは、コンピュータによる画像処理を通じて注視点履歴付き撮影画像から注視点を容易に識別できるというという意味である。例えば、撮影シーンにはあまり存在しないような赤色や白色などの注目色を注視点に与えることで画像処理的に識別可能な注視点が得られる。
例えば、プラント設備などの監視対象領域では、少なくとも定期的には監視する必要のある機器が存在する。このような機器が配置されている領域を撮影画像上で設定しておけば、そのような領域を監視者がどの程度注目していたかどうかを、撮影画像における注視点履歴から推定することができると、次回の監視のための重要な指導となる。このため、本発明の好適な実施形態の1つでは、前記監視対象領域において前もって設定されている重要監視箇所と当該監視対象領域の撮影画像上の前記注視点の位置とに基づいて監視不十分箇所を推定する監視判定部が備えられている。
監視者による監視対象領域の見回りにおける監視状態をより簡単かつ的確に評価するためには、適正な監視によって得られた注視点履歴付き撮影画像を比較評価のためのリファレンスとして同時に出力すると効果的である。したがって、本発明の好適な実施形態の1つでは、前記監視対象領域に対する適正な監視に基づく適正注視点履歴付き撮影画像が前もって記録されており、評価対象となる前記注視点履歴付き撮影画像と前記適正注視点履歴付き撮影画像とが比較可能な形態で前記画像出力部から出力される。
監視対象領域がプラント設備などの場合、監視者は制限された空間を歩き回る必要があり、また時には、何らかの操作を行わなければならない。このため、監視者に搭載しなければならない機器は監視者の監視行動の邪魔にならないことが好ましい。このため、監視者に搭載される機器がコンパクトであることが重要である。その一例として、スウェーデンのTobii社から発売されているメガネ型の視線追跡システム「Tobiiグラス」が挙げられる。また、視野撮影カメラと一体化された眼球監視カメラと当該眼球監視カメラによって取得された眼球画像から注視点を演算する演算モジュールから構成されるような視線追跡システムを採用する場合、ヘッドセットとして視野撮影カメラと眼球監視カメラが監視者の頭部に装着され、演算モジュールは胴に装着するとよい。また、ヘッドセットに無線通信機能を持たせることで、演算モジュールを遠隔地に配置することも好適である。
本発明による監視支援システムの基本原理を示す模式図である。 図1で示した基本原理の変形を示す模式図である。 本発明による監視支援システムの具体的な実施形態を示す機能ブロック図である。 監視支援システムのウェアラブル監視ユニットを示す斜視図である。 注視点履歴付き撮影画像の一例を示すモニタ画像図である。 生成された注視点履歴付き撮影画像と登録されている適正注視点履歴付き撮影画像を並列した監視構造評価用のモニタ画像図である。
本発明による監視支援システムの具体的な実施形態を説明する前に、図1と図2とを用いて本発明の基本原理を説明する。
監視対象領域A、B・・・を監視する監視者の視界を撮影するために、監視者の視線方向を撮影方向とする視野撮影カメラ2が監視者に装着されている。さらに、この視野撮影カメラ2による撮影画像上の監視者の視点である注視点を当該撮影画像上の位置データとして演算する注視点演算ユニット3も、通常は監視者に装着されている。注視点演算ユニット3は、監視者の眼球つまり瞳孔の動きを解析して、その瞳孔の向きから注視点を演算する機能を有する。この注視点を順次求めていくことで視線追跡(アイトラッキング)が行われる。
視野撮影カメラ2によって継時的に連続して取得された撮影画像と、同様に継時的に連続して演算された注視点とを関係付けて、特定の監視対象領域A、B・・・に対する撮影画像における注視点の動きである変移履歴を示す注視点履歴データが生成される。この注視点履歴データには、対応する撮影画像の撮影場所である監視対象領域A、B・・・を特定するIDや日時コードが属性データとして付随する。特に、日時コードとして、撮影画像と共通するタイムスタンプが用いられると、撮影画像との関係付けに好都合である。なお、撮影画像が動画であり、毎秒数十コマの撮影画像が生成されるような場合では、各コマの撮影画像に1つの注視点が割り当てられるような注視点位置データを注視点履歴データとしてもよい。いずれにせよ、順次生成される撮影画像と注視点履歴データとは、少なくとも一時的にメモリに記録される。このような撮影画像と注視点履歴データの記録は、監視対象領域A、B・・・毎に、あるいは日時を変えて繰り返し行われる監視毎に、行われる。
監視対象領域A、B・・・に対する監視状態の評価の際には、異なる日時で記録されている同一監視対象領域に関する撮影画像と注視点履歴データとがメモリから読み出される。読み出された撮影画像と注視点履歴データと画像合成することにより注視点履歴付き撮影画像が生成される。この注視点履歴付き撮影画像とは、注視点を示す識別マークを撮影画像上に描画した撮影画像である。識別マークは、背景となる撮影画像の中に紛れ込んでしまわないように、白色など識別力のある色で塗りつぶされる。注視点履歴付き撮影画像は、動画として、あるいは所定時間間隔に表示される静止画としてモニタに表示される。もちろん、ハードコピーとして、注視点履歴付き撮影画像をプリント出力することも可能である。
同一監視対象領域で日時を変えて繰り返し同様な監視が行われている場合、同一監視対象領域における複数の注視点履歴付き撮影画像が存在することになる。そのような複数の注視点履歴付き撮影画像はそれぞれに対して所定の透明化処理を施して重ね合わせて1つの注視点履歴付き撮影画像として、モニタ出力することで、同一箇所を継時的に繰り返して行われる監視における注視点の密度が容易に把握できる。
図2で示された発明の原理は、図1で示されたものに比べて、撮影画像と注視点履歴データとの合成を行うタイミングが異なっている。つまり、図1の原理では、撮影画像と注視点履歴データとをそれぞれ別個に(合成されずに)メモリに記録されているのに対して、図2の原理では、メモリに記録する前に、撮影画像と注視点履歴データとを合成し、注視点履歴付き撮影画像としてメモリに記録されている。
次に、図面を用いて、本発明による監視支援システムの具体的な実施形態の1つを説明する。図3は、監視支援システムの機能ブロック図である。
この監視支援システムでは、図4で例示するように、視野撮影カメラ2と眼球監視カメラ31がヘッドセットHSとして一体的に構成されており、演算モジュール32と注視点履歴データ生成部41とデータ記録部42がポーチセッPSとして一体的に構成されている。つまり、監視支援システムのデータ収集機器は、ヘッドセットHSとポーチセットPSとに集約されて、監視者が身に着けるウェアラブル監視ユニットとして構成されている。
視野撮影カメラ2は、パソコンや携帯電話に搭載されているような小型カメラである。眼球監視カメラ31は、直接的にまたはミラーを介して監視者の目を撮影するカメラであり、視野撮影カメラ2よりさらに小型のものでよい。演算モジュール32は、それ自体は公知のアルゴリズムを用いて眼球監視カメラ31からの眼球撮影画像を解析して、視野撮影カメラによる撮影画像に写されている監視者の視線方向に広がるシーンにおける監視者の注視点を演算する。その際、その注視点は撮影画像上の位置データとして演算される。注視点履歴データ生成部41は、演算モジュール32から時系列的に順次出力される注視点を示す位置データから連続する撮影画像における注視点位置、つまり注視点の撮影画像上での動きを示す注視点履歴データを生成する。データ記録部42は、注視点履歴データ及び視野撮影カメラ2の撮影画像そのものを記録するメモリであり、ハードディスクや半導体メモリなどによって構成される。
図3に示すように、監視支援システムは、さらに画像合成部43、画像出力部44、参照画像登録部50、監視判定部51、判定結果出力部52、モニタ61、プリンタ62を備えている。画像合成部43は、データ記録部42から読み出した撮影画像と注視点履歴データとを合成して、注視点履歴付き撮影画像を生成する。画像出力部44は、注視点履歴付き撮影画像を出力先の出力デバイス、モニタ61またはプリンタ62に応じたフォーマットに変換して出力する。図5に、モニタ61に表示された注視点履歴付き撮影画像が示されているが、撮影画像上に、ここでは二重丸で表示された複数の識別マークMが注視点として表示されている。
画像合成部43、画像出力部44、参照画像登録部50、監視判定部51、判定結果出力部52は、実質的には、コンピュータにインストールされ、その実行によって機能を実現するコンピュータプログラムとして構成されるが、もちろん部分的にはハードウエアによって構成することも可能である。上述したヘッドセットHSとポーチセットPSとからなるウェアラブル監視ユニットとのデータ交換のために、データ記録部42を外部記憶装置としてコンピュータのI/Oインターフェースに接続する。
参照画像登録部50には、監視対象領域に対する適正な監視に基づく適正注視点履歴付き撮影画像が前もって読み出し可能に記録されている。ユーザは、参照した管理対象領域を指定することで、当該管理対象領域に対する適正な監視では、監視者の注視点がどこにあるのか、どのように動くのかを確認することができる。また、この参照画像登録部50には、適正な監視に基づく適正注視点履歴付き撮影画像に基づいて生成された、適正な監視者の注視点の分布状態や分布エリアを示すデータが適正監視リファレンスとして登録されている。適正注視点履歴付き撮影画像は、要求に応じて、通常に実施されている同一監視対象領域での監視作業における注視点履歴付き撮影画像と組み合わされて、画像出力部44を通じて出力される。そのような適正注視点履歴付き撮影画像と通常の注視点履歴付き撮影画像とを対比可能にしたモニタ画面の一例が図6に示されている。図6のモニタ画面には、参照画像登録部50に登録されている適正監視リファレンスに基づく、適正な監視者の適正注視点RPの分布状態や適正管理エリアを示す枠線RLも表示されている。また、ここでも複数の注視点が黒丸表示の識別マークMとして表示されている。
監視判定部51は、監視対象領域において前もって設定されている重要監視箇所と当該監視対象領域の撮影画像上の前記注視点の位置とに基づいて監視不十分箇所を推定するものである。この実施形態の監視判定部51では、データ記録部42から読み出された注視点履歴付き撮影画像における注視点分布が、参照画像登録部50から読み出された同一監視対象領域における適正管理エリアを示す枠線RL内にどの程度入っているかどうかをチェックして、この監視の適正度が判定される。この判定結果は、判定結果出力部52を通じてデータ化され、モニタ61またはプリンタ62を通じて監視可能な形態で出力される。
〔別実施の形態〕
(1)上述した具体的な実施形態では、図1で説明された原理が採用されていたが、実質的には画像合成部43とデータ記録部42とを交換することで、図2で説明された原理を採用した監視支援システムを構築することができる。また、図1で説明された原理と図2で説明された原理の両方を採用した監視支援システムを構築することも可能である。
(2)
上述した具体的な実施形態では、ヘッドセットHSとポーチセットPSとからなるウェアラブル監視ユニットとのデータ交換のために、データ記録部42を外部記憶装置としてコンピュータのI/Oインターフェースに接続したが、これ以外の方法でのデータ交換も可能である。例えば、無線データ通信を用いてデータ交換することも可能である。この場合、監視員の監視中に、注視点履歴付き撮影画像を出力することや、その監視状態を判定して、リアルタイムに監視者に監視助言を行うことも可能である。さらに、この監視支援システム全体をウェアラブル監視ユニットとして構築することも可能である。
本発明による監視支援システムは、都市ガスプラント設備、火力発電プラント設備、ガス管敷設作業現場など、種々の監視が要求される場所に出向かう監視員による、その作業の様子や機器の状態などの監視状態を評価するために利用することができる。
2:視野撮影カメラ
3:注視点演算ユニット
31:眼球監視カメラ
32:演算モジュール
41:注視点履歴データ生成部
42:データ記録部
43:画像合成部
44:画像出力部
50:参照画像登録部
51:監視判定部
52:判定結果出力部
61:モニタ
62:プリンタ

Claims (5)

  1. 監視対象領域を監視する監視者の視線方向を撮影方向とする視野撮影カメラと、
    前記視野撮影カメラによる撮影画像上の前記監視者の視点である注視点を当該撮影画像上の位置データとして演算する注視点演算ユニットと、
    前記撮影画像と前記注視点とを関係付けて前記注視点の変移履歴を示す注視点履歴データを生成する注視点履歴データ生成部と、
    前記撮影画像と前記注視点履歴データとを記録するデータ記録部と、
    異なる日時でのあるいは異なる監視者での同一監視対象領域に関する前記撮影画像と前記注視点履歴データとを前記データ記録部から読み出し、読み出された前記撮影画像と前記注視点履歴データとを画像合成し、注視点履歴付き撮影画像として出力する画像出力部と、
    を備えた監視支援システム。
  2. 監視対象領域を監視する監視者の視線方向を撮影方向とする視野撮影カメラと、
    前記視野撮影カメラによる撮影画像上の前記監視者の視点である注視点を当該撮影画像上の位置データとして演算する注視点演算ユニットと、
    前記撮影画像と前記注視点とを関係付けて前記注視点の変移履歴を示す注視点履歴データを生成する注視点履歴データ生成部と、
    前記注視点履歴データを当該注視点履歴データに対応する前記撮影画像に画像合成し、前記撮影画像を注視点履歴付き撮影画像として記録するデータ記録部と、
    同一監視対象領域に関する前記注視点履歴付き撮影画像を前記データ記録部から読み出して出力する画像出力部と、
    を備えた監視支援システム。
  3. 前記注視点履歴データは、対応する撮影画像に対して人的に識別可能でかつ画像処理的に識別可能に合成される請求項1または2に記載の監視支援システム。
  4. 前記監視対象領域において前もって設定されている重要監視箇所と当該監視対象領域の撮影画像上の前記注視点の位置とに基づいて監視不十分箇所を推定する監視判定部が備えられている請求項3に記載の監視支援システム。
  5. 前記監視対象領域に対する適正な監視に基づく適正注視点履歴付き撮影画像が前もって記録されており、評価対象となる前記注視点履歴付き撮影画像と前記適正注視点履歴付き撮影画像とが比較可能な形態で前記画像出力部から出力される請求項1から4のいずれか一項に記載の監視支援システム。
JP2013069393A 2013-03-28 2013-03-28 監視支援システム Expired - Fee Related JP6157170B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013069393A JP6157170B2 (ja) 2013-03-28 2013-03-28 監視支援システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013069393A JP6157170B2 (ja) 2013-03-28 2013-03-28 監視支援システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014192861A JP2014192861A (ja) 2014-10-06
JP6157170B2 true JP6157170B2 (ja) 2017-07-05

Family

ID=51838722

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013069393A Expired - Fee Related JP6157170B2 (ja) 2013-03-28 2013-03-28 監視支援システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6157170B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6487545B2 (ja) * 2015-05-25 2019-03-20 株式会社ジオクリエイツ 認知度算出装置、認知度算出方法及び認知度算出プログラム
JP6586824B2 (ja) * 2015-08-27 2019-10-09 富士通株式会社 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム
JP6646511B2 (ja) * 2016-04-14 2020-02-14 株式会社フジタ 技能伝承システム及び方法
US10110802B2 (en) * 2016-12-30 2018-10-23 Axis Ab Historical gaze heat map for a video stream
CN110402420B (zh) * 2017-03-23 2022-05-17 东芝三菱电机产业系统株式会社 钢铁厂的分析支援装置
JPWO2022259677A1 (ja) * 2021-06-07 2022-12-15

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3217723B2 (ja) * 1997-03-13 2001-10-15 ▲すすむ▼ 舘 遠隔通信システム及び遠隔通信方法
JP2002143094A (ja) * 2000-11-07 2002-05-21 Nac Image Technology Inc 視線検出装置
JP2005250990A (ja) * 2004-03-05 2005-09-15 Mitsubishi Electric Corp 作業支援装置
JP4474529B2 (ja) * 2004-11-29 2010-06-09 独立行政法人産業技術総合研究所 作業状況記録装置、その記録方法及び記録プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014192861A (ja) 2014-10-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6157170B2 (ja) 監視支援システム
US10554829B2 (en) Information processing device, photographing device, image sharing system, and method of information processing
KR101715001B1 (ko) 웨어러블 기기를 이용한 건설현장의 안전평가 표시 시스템 및 그 방법
JP6732522B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法およびプログラム
JP2020078058A (ja) 画像処理装置、監視システム、画像処理方法、及びプログラム
WO2011052165A1 (ja) 表示画像切替装置及び表示方法
JP2010540970A (ja) 一体型の物体取り込みシステム及び表示装置並びに関連方法
JP5407742B2 (ja) 形状認識方法及び形状認識装置
EP2476999B1 (en) Method for measuring displacement, device for measuring displacement, and program for measuring displacement
KR101211366B1 (ko) 전자발찌 착용자에 대한 영상 감시 시스템 및 방법
CN108830964A (zh) 用于冶金厂房的多功能ar巡检设备
JP5719216B2 (ja) 視線測定装置および視線測定プログラム
WO2019085945A1 (zh) 探测装置、探测系统和探测方法
JP3462754B2 (ja) 監視装置
KR101926510B1 (ko) 광각카메라를 이용한 안면인식 기반의 광역 감시 시스템
JPWO2018100631A1 (ja) 情報処理装置
CN208141469U (zh) 用于冶金厂房的多功能ar巡检设备
JP6941458B2 (ja) 監視システム
JPWO2023008540A5 (ja) ウエアラブル情報処理装置及びプログラム並びに記憶媒体
JP6515473B2 (ja) 動作指示システム、動作指示方法、および、動作指示管理サーバ
KR102152319B1 (ko) 3d 공간상에서 객체의 위치와 크기를 계산하는 방법 및 이를 이용한 영상관제시스템
JP7040627B2 (ja) 算出装置、情報処理方法およびプログラム
JP2017055233A (ja) 表示装置、表示システム、及び、表示装置の制御方法
JP4812099B2 (ja) カメラ位置検出方法
KR102527918B1 (ko) Ar 스마트 글래스 시스템

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160129

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160923

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161004

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161125

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170509

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170606

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6157170

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees