JP6156685B2 - 防音構造体 - Google Patents

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Description

本発明は、防音構造体に関し、特に、空気の流れによる笛鳴りが抑制され防音性に優れた防音構造体に関するものである。
従来、一般的な防音構造体としては、特許文献1,2に記載されたものが知られている。
特許文献1の防音構造体は、グラスウール等の吸音材が充填されたパネル材を支柱で支持した構造を有するものであって、支柱がパネル材で隠れるように設置することで防音効果を得るようにしたものである。
また、特許文献2の防音構造体は、パネル材の表面に、いわゆるヘルムホルツ共鳴器を構成する開口を並設するものであって、ヘルムホルツ共鳴器による吸音を利用した防音構造を備えている。
特開平10−338913号公報 特許第2547927号公報
特許文献1,2の防音構造体では、いずれもパネル材を用いて防音する構造であるため、パネル材によって空間が仕切られることとなり、設置によって通気性や採光性が損なわれるという問題があった。
通気性や採光性を得るために、例えば、パネル材をルーバー状や柵状に細く形成することが考えられるが、このようにすると、ルーバーの間や柵の間を入射音が通過してしまい、入射音を効果的に遮ることが難しかった。
また、特許文献2の防音構造体では、ヘルムホルツ共鳴器としての中空体が構成されているが、中空体に連通するスリットの側方を空気が通る際に笛鳴り現象が生じるおそれがあった。
このように、通気性や採光性と、防音性という、相反する2つの機能に対応するとともに、笛鳴り現象に対応した防音構造体は現状得られていない。
このような観点から、本発明は、通気性、採光性を有しながら空気の流れによる笛鳴り現象を抑制し、防音性に優れた防音構造体を提供することを課題とする。
このような課題を解決する本発明に係る防音構造体は、複数の中空体が間隔を空けて並設されてなる防音構造体であって、前記各中空体は、ヘルムホルツ共鳴器として機能する中空部を有し、前記中空体の並設方向の側面には、前記中空部に連通して長手方向に延びる開口部が設けられており、音が入射される側となる前部側には、前記中空体の側面に沿う空気の流れを不規則な方向に変化させる不規則流発生部が設けられており、前記不規則流発生部は、波形状または凹凸状の輪郭を有する形状であることを特徴とする。
この防音構造体によれば、中空体間への入射音は、中空部の空気と開口部の空気とが共振することにより、開口部の側方にインピーダンス(音響抵抗)の不連続(ミスマッチ)が生じて反射される。さらに、中空体間への入射音は、スリット状の開口部を通じてヘルムホルツ共鳴器として機能する中空部の摩擦損失によって吸音される。一方、中空体間へ流れ込む空気は、不規則流発生部により中空体の側面に沿う不規則な方向への流れに変化される。これにより、スリット状の開口部近辺の空気の流れが乱され、スリット状の開口部の側方を空気が通過する際に生じることのある笛鳴り現象が、好適に抑制される。
また、不規則流発生部を、波形状または凹凸状の輪郭を有する形状に構成することによって、中空体の側面に沿う不規則な方向への流れを好適に形成することができる。
また、本発明は、「前記中空体の前面に取り付けられる前面板を備え、前記不規則流発生部は、前記前面板に設けられている」ことを特徴とする。
この防音構造体によれば、中空体の構造をシンプルなものとすることができ、また、前面板を取り付けるだけで、中空体に不規則流発生部を簡単に設けることができる。したがって、既設の中空体に対しても、前面板を取り付けるだけで笛鳴り現象が抑制された防音構造体とすることができる。
また、本発明は、「前記中空体の前面に形成された凹状部と、前記前面板の背面に設けられ、前記凹状部に挿入される挿入部と、前記挿入部に装着され前記凹状部の内面に抜け止め係止される係止部材と、を備えた」ことを特徴とする。
この防音構造体によれば、前面板の挿入部に係止部材を装着し、これを中空体の凹状部に挿入することで、係止部材を介して中空体に前面板を脱落不能に固定することができる。したがって、ボルトやネジ等を用いた固定に比べて固定作業が容易である。
また、前記不規則流発生部を前記中空体に一体形成することにより、これらを別体とする場合に比べて部品点数を削減でき、コスト低減が可能であるとともに生産性が向上する。
また、本発明は、前記不規則流発生部が前記中空体の前方へ突出するように構成してもよいし、前記不規則流発生部が前記中空体の並設方向に突出するように構成してもよい。いずれの場合においても、笛鳴り現象が抑制された防音構造体とすることができる。
また、本発明は、「前記中空体は、当該中空体の軸方向に延びる2つ以上の形材を嵌合により組み合わせて構成されている」ことを特徴とする。
このような形材の組み合わせによる構成とすることで、スリット状の開口部を形成する際に行う、打ち抜き加工等の機械的加工が行い易いという利点がある。
また、本発明は、「前記中空体の背面には、構造体に固定するための固定部材の配置用溝が形成されている」構成とするのがよく、また、「前記中空体の内面には、形材の軸方向に延びる固定用のビスポケットが形成されている」構成とするのがよい。
この防音構造体によれば、複数並設した中空体を、固定部材を用いて横梁等の構造体に容易に固定することができる。また、固定用のビスポケットを設ければ、中空体の上下の開口を閉塞するカバー部材等を容易にビス止めすることができ、ひいてはヘルムホルツ共鳴器としての機能を容易に高めることができる。したがって、防音機能を有する高欄、柵、フェンス等の防音構造体を容易に組み立てることができる。
また、本発明は、「中空体は、アルミニウム合金製または樹脂製の押出形材からなる」構成とするのがよく、また、「前記開口部は、形材の押出し時に形成される」構成とするのがよい。
この防音構造体によれば、中空体を容易に製造することができる。また、アルミニウム合金製の押出形材は、寸法精度が高く、また、強度を有する割に軽量である。したがって、所望のヘルムホルツ共鳴器として作用する防音構造体を高精度に製造することができる。
また、形材の押出し時に開口部が形成される構成とすることで、打ち抜き加工等の機械的加工が不必要となり、コスト低減および生産性が向上する。
また、本発明は、「中空部には吸音材が配置されている」構成とするのがよい。
このような構成とすることにより、吸音効果をより高めることができ防音機能を向上させることができる。
本発明によれば、通気性、採光性を有しながら空気の流れによる笛鳴り現象を抑制し、防音性に優れた防音構造体が得られる。
本発明の第1実施形態に係る防音構造体としての柵を示す斜視図である。 前面板が取り付けられた中空体を示す斜視図である。 柵の分解斜視図である。 前面板が取り付けられた中空体の拡大平面図である。 (a)は溝部と係止部材と取付用リブとの関係を示す拡大平面図、(b)は中空体の後部の構造を示す横断面図である。 中空体をスリット部分で縦断面とした説明図である。 柵の一部を拡大して示す図であり、(a)は正面図、(b)は背面図である。 (a)は前面板の正面図、(b)は前面板の背面図、(c)は前面板の側面図である。 柵の一部を拡大して示す図であり、(a)は右側面図、(b)は左側面図である。 本発明の第2実施形態に係る防音構造体としての柵を示す図であり、前面板が取り付けられた中空体を示す斜視図である。 柵の分解斜視図である。 中空体の構造を示す横断面図である。 柵の一部を拡大して示す図であり、(a)は正面図、(b)は背面図である。 柵の一部を拡大して示す図であり、(a)は右側面図、(b)は左側面図である。 変形例の中空体を示す平面図である。 変形例の中空体を示す図であり、(a)は横断面図、(b)は柵の右側面図である。 実施例に係る前面板を示す正面図である。 (a)〜(c)は前面板の仕様説明図である。 実施例に係る前面板の仕様を示す表である。 (a)〜(c)は風洞装置と柵との位置関係を示した模式図である。 実施例の結果をまとめた表である。 実施例の結果を示すグラフ(No.1〜3)である。 実施例の結果を示すグラフ(No.4〜6)である。 実施例の結果を示すグラフ(No.7〜9)である。 実施例の結果を示すグラフ(No.10〜12)である。 実施例の結果を示すグラフ(No.13,14)である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。また、以下の実施形態においては、ベランダやバルコニー等に設置される柵(手摺)に防音構造体を適用した例について説明するが、防音構造体が適用される構造物を限定する趣旨ではない。なお、以下の説明においては、中空体1を連結する連結部材5の長手方向に沿う方向を「左右方向(並設方向)」とし、これに直交する方向を「前後方向」とする。
(第1実施形態)
本実施形態に係る防音構造体としての柵Fは、図1に示すように、複数本の中空体1を連結部材5で連結してなる。複数本の中空体1は、ベランダ等の支持構造部K上に設けられた固定部K1上に並設されている。固定部K1の上面K2は、水平かつ平坦に形成されている。
なお、図1に示した柵Fを構成する中空体1の設置個数は、ベランダ等の設置状況等に応じて適宜変更することができる。また、連結部材5は、図示しない支柱に支持してもよいし、図示しない構造物に支持してもよい。例えば、支柱は、固定部K1上にアンカーボルト等によって立設される。なお、支柱は、アルミニウム合金製の押出形材から形成することができる。
中空体1は、図2に示すように、2つのアルミニウム合金製の押出形材(10,20)を嵌合により組み合わせた接合品として構成され、平面視略矩形状(図4参照)とされている。中空体1の内部には、上下方向(押出方向)に貫通する中空部14が形成されている。中空部14の上端および下端の開口は、カバー部材40(図3、図7参照)によってそれぞれ閉塞されている。
そして中空体1の前面には、不規則流発生部として機能する突起部31(凹部32)が設けられた前面板30が取り付けられている。
中空体1は、図3,4に示すように、形状の異なる第1の形材10および第2の形材20を組み合わせて構成されている。第1の形材10および第2の形材20は、押出形材であり、図4に示した端面形状(上端面形状)が、押出方向に連続したものである。なお、形材同士の接合には、溶接や接着剤、ねじ、ボルト等の接合手段を用いることができる。
第1の形材10は、図2,3に示すように、前部11と、この前部11の左右に連続して形成された左側部12,右側部13と、を備えている。左側部12は、右側部13に比べて前後方向において後方へ長く延在しており、第2の形材20の左側部22に係合される。また、右側部13は、第2の形材20の右側部23に係合される。
図4に示すように、前部11の後面中央部には、ビスポケット18が形成されている。このビスポケット18には、図3に示すように、カバー部材40に設けられたビス孔41を通じて固定ビス42が螺入可能である。
なお、ビスポケット18は、押出成形する際に一緒に形成するのがよい。また、ビスポケット18は、断面C字状の開断面である必要はなく、固定ビス42を螺合可能な形状であれば、特に限定されない。
前部11の左右縁部には、上下方向に延在する凹状部としての溝部15,16が形成されている。各溝部15,16は、平面視略コ字形状を呈しており、前面板30を取り付けるための取付用溝として機能する。左側の溝部15は、左側壁15aと、左後壁15bと、左側部12の前壁12aとで囲まれてなる。また、右側の溝部16は、右側壁16aと、右後壁16bと、右側部13の前壁13aとで囲まれてなる。
溝部15(16)の内面には、図5(a)に示すように、くさび状の係止突起11cが形成されている。溝部15の係止突起11cは、溝部15の左側壁15aと前壁12aとの対向する内面において、先端を左後壁15bへ向けて形成されている。溝部16における係止突起11cも同様である。係止突起11cは、各溝部15,16において片面に3つずつ前後方向に間隔を空けて形成されている。このような係止突起11cを有する溝部15,16内には、図4に示すように、係止部材35を介して前面板30の取付用リブ33(挿入部)が挿入される。なお、係止部材35の詳細については、後記する。
左側部12の後壁12bは、図4に示すように、段部12cを介して内側(中空部14側)にオフセット形成されて後方へ延出している。後壁12bの右側面には、小突起12dが形成されている。また、後壁12bの後端部12eは、左側へ向けて直角に折曲形成されている。このような後壁12bは、図4に示すように、第2の形材20に設けられた挿入空間S2に挿入されて、第2の形材20の左側部22に係合される。
右側部13の後端部13bは、内側へ向けて直角に折曲形成されている。後端部13bは、第1の形材10と第2の形材20とを組み付けた際に、第2の形材20の段部23cに当接する。この当接により、第1の形材10の右側部13と第2の形材20の右側部23との前後方向の位置決めがなされる。
右側部13の内側には、右側部13と平行に係合壁17が突出形成されている。係合壁17は、溝部16の右後壁16bの後面から後方へ延出しており、右側部13との間に挿入空間S1を形成している。この挿入空間S1には、第2の形材20の右側部23の前壁23aが挿入される。係合壁17の後端部には、傾斜部17aが形成されている。傾斜部17aは、後方へ向けて右側部13から離れる方向に傾斜している。このような傾斜部17aは、第2の形材20の前壁23aを挿入空間S1に挿入する際のガイドとして機能する。傾斜部17aの前端部17bは、挿入空間S1にくさび状に突出している。この前端部17bは、第2の形材20の右側部23の前壁23aに形成された小突起23dに係合可能であり、前壁23aを挿入空間S1に抜け止め保持する。
第2の形材20は、図4に示すように、後部21と、この後部21の左右に連続して形成された左側部22,右側部23と、を備えている。左側部22は、第1の形材10の左側部12に係合される。また、右側部23は、左側部22に比べて前後方向において前方へ長く延在しており、第1の形材10の右側部13に係合される。
後部21の前面中央部には、ビスポケット28が形成されている。ビスポケット28は前記したビスポケット18と同様である。後部21の前面左側には、左側部22と平行に係合壁27が突出形成されている。係合壁27は、後部21の前面から前方へ延出しており、左側部22との間に挿入空間S2を形成している。この挿入空間S2には、第1の形材10の左側部12の後壁12bが挿入される。係合壁27は、前記した第1の形材10の係合壁17と同形状であり、係合壁17を前後で向きを変えたものが係合壁27となっている。係合壁27の前端部に設けられた傾斜部27aは、第1の形材10の左側部12の後壁12bを挿入空間S2に挿入する際のガイドとして機能する。
傾斜部27aの後端部27bは、第1の形材10の左側部12の後壁12bに形成された小突起12dに係合可能であり、後壁12bを挿入空間S2に抜け止め保持する。
左側部22の前端部22aは、内側へ向けて直角に折曲形成されている。前端部22aは、第1の形材10と第2の形材20とを組み付けた際に、第1の形材10の左側部12の段部12cに当接する。この当接により、第1の形材10の左側部12と第2の形材20の左側部22との前後方向の位置決めがなされる。なお、この位置決めにより、挿入空間S2内において、係合壁27の後端部27bに、第1の形材10の後壁12bの小突起12dが係合するようになっている。
左側部22の後部22bは、後部21の後方へ延在しており、後端部22eが内側へ向けて直角に折曲形成されている。
右側部23には、図2,3に示すように、縦長のスリットが形成されている。スリット20Sは、中空部14により形成される共鳴器の導入部をなし、中空部14と外部とを連通している。スリット20Sは、打ち抜き加工等の機械的加工により形成することができる(図6参照)。
右側部23の前壁23aは、段部23cを介して内側(中空部14側)にオフセット形成され前方へ延出している。前壁23aの右側面には、小突起23dが形成されている。また、前壁23aの前端部23gは、第1の形材10の右側部13側へ向けて直角に折曲形成されている。このような前壁23aは、図4に示すように、第1の形材10に設けられた挿入空間S1に挿入されて、第1の形材10の右側部13に係合される。
第2の形材20の右側部23の後部23bは、後部21の後方へ延在しており、後端部23eが内側へ向けて直角に折曲形成されている。後部21の後方には、後部21と左側部22の後部22bと右側部23の後部23bとで囲われるようにして、配置用溝としての固定用空間24が形成されている。この固定用空間24には、連結部材5に中空体1を固定するための固定部材25(図5(b)参照)が挿入されて配置される。
固定部材25は、中空体1の後端に連結部材5をボルト固定するための部材である。固定部材25は、図5(b)に示すように、板状基部25aと、板状基部25aから後方へ突出する突出後部25bと、ボルト挿通孔25cとを有している。板状基部25aは、左側部22の後部22bの後端部22eと、右側部23の後部23bの後端部23eと、に亘る大きさを有しており、後端部22e,23eの前面22f,23fに当接する後面25f,25fを有している。突出後部25bは、後端部22e,23e間に位置して、固定部材25の左右方向の位置ずれを規制する。
連結部材5は、図1,図9(a)(b)に示すように、側面視で略L字形状を呈しており、縦部5aと横部5bとからなる。縦部5aには、挿通孔5cが形成されている。
中空体1と連結部材5との組み付けは、連結部材5の縦部5aの挿通孔5cにワッシャ26aを介してボルト26を挿通し、このボルト26を固定用空間24に配置した固定部材25のボルト挿通孔25cに螺合することによって行われる。
前面板30は、図8各図に示すように、アルミニウム合金製の押出形材からなり、中空体1の前面を覆うように第1の形材10の前部11に取り付けられる(図7(a)(b)参照)。前面板30の左右両側縁には、上下方向に間隔を空けて突起部31が複数個突出形成されている。各突起部31は、正面視および背面視で凹凸の輪郭を有する略台形状に形成されている。各突起部31の突出端31aは、図9(a)(b)に示すように、左側部12の前端縁部、および右側部13の前端縁部にそれぞれオーバーラップするように後方へ延出している。このような突起部31は、前面板30の左右両側縁に凹部32を相対的に形成することによって、左右両側縁に形成される。
このような突起部31は、中空体1の側面に沿う空気の流れを不規則な方向に変化させる機能を有している。
なお、突起部31は、左側部12よりも左側方へ突出し、また、右側部13よりも右側方へ突出する例を示したが、これに限られることはなく、前部11の前面において、突起部31の突出端31aが左側部12の外面よりも内側に位置し、また、右側部13の外面よりも内側に位置するように形成してもよい。
前面板30の後面には、図8(b)(c)に示すように、取付用リブ33が後方へ向けて突出形成されている。取付用リブ33は、第1の形材10の前部11の溝部15,16にそれぞれ対応して形成されており、係止部材35を介して溝部15,16内に挿入される。取付用リブ33の左右両側面には、係止リブ33aがそれぞれ形成されている。取付用リブ33の後端部33bは、図5(a)に示すように、係止部材35の形状に対応して円状に膨出している。
なお、前面板30は、入射音(騒音)を反射する反射部材としても機能する。
係止部材35は、中空体1の前面に前面板30を取り付けるための部材として機能し、断面略∪字形状を呈し弾力性を有している。係止部材35は、図3に示すように、中空体1の上下方向に間隔を空けて取付用リブ33に対して複数装着される。係止部材35は、図5(a)に示すように、基部35aと、係止突片35b,35cを備えている。係止突片35b,35cは、平面視で前方へ向けて傾斜状に広がるように形成されている。係止突片35bは、その突出端が溝部15,16内の係止突起11cにそれぞれ対向しており、弾力をもって係止突起11cに係止されるようになっている(図4参照)。また、係止突片35cは、基部35aの内側にも突出形成されており、その突出形成された後端部35dが前面板30の係止リブ33aに対向し、弾力をもって係止リブ33aに係止されるようになっている。この後端部35dの係止により、係止部材35が取付用リブ33に脱落不能に取り付けられる。
以上説明した中空体1において、第1の形材10および第2の形材20の組み付けは、前記した第1の形材10の挿入空間S1に第2の形材20の前壁23aを挿入するとともに、第2の形材20の挿入空間S2に第1の形材10の後壁12bを挿入して、これらを嵌合させることで行うことができる。
次に、柵Fの防音作用について説明する。
前面板30は、入射音を反射する反射面として機能するようになっているので、例えば、柵Fに対して前側から入射音が入射されると、前面板30で入射音の一部が直接的に反射される。
一方、中空体1間に侵入した入射音は、中空体1の中空部14の空気とスリット20Sの空気とが共振することにより、スリット20Sの側方にインピーダンス(音響抵抗)の不連続(ミスマッチ)が生じて反射される。さらに、中空体1間への入射音は、スリット20Sを通じて、ヘルムホルツ共鳴器として機能する中空部14の摩擦損失によって吸音される。つまり、共鳴周波数付近の音波が入射すると、スリット20S部分の空気が激しく振動し(中空部14の空気が圧縮・膨張を繰り返すばねとして作用することでスリット20Sの空気が振動する)、摩擦損失による吸音が生じる(入射した音を音響エネルギから熱エネルギへ変換させることで吸音される)。
なお、中空体1間への入射音のうち、主にどの周波数域の音が反射されるかについては、スリット20Sを含む中空部14の仕様(ヘルムホルツ共鳴器の仕様)により設定することができる。
一方、中空体1間へ流れ込む空気は、前面板30の突起部31により、中空体1の側面に沿う不規則な方向への流れに変化される。これにより、スリット20S近辺の空気の流れが乱されることとなり、スリット20Sの側方を空気が通過する際に生じることのある笛鳴り現象が、好適に抑制されることとなる。
以上説明した本実施形態の柵Fによれば、中空体1間を通じて、通気性、採光性を確保することができるとともに、前記した吸音作用によって中空体1間を通過する入射音の割合が低減される。
さらに、前面板30に設けられた突起部31により、スリット20S近辺の空気の流れが好適に乱されることとなり、スリット20Sの側方を空気が通過する際に生じることのある笛鳴り現象が好適に抑制される。
また、突起部31は、凹凸状の輪郭を有する形状とされているので、中空体1の側面に沿う不規則な方向への流れを好適に形成することができる。
また、突起部31は、前面板30に設けられているので、中空体1の構造をシンプルなものとすることができ、また、前面板30を取り付けるだけで、中空体1に突起部31を簡単に設けることができる。したがって、既設の中空体1に対しても、前面板30を取り付けるだけで笛鳴り現象が抑制された柵F(防音構造体)とすることができる。
また、突起部31は、並設方向に突出しているので、中空体1間に流れ込む空気の流れが効果的に乱されることとなり、笛鳴り現象が好適に抑制される。
また、前面板30は、取付用リブ33に係止部材35を装着し、これを中空体1の溝部15,16に挿入することで、係止部材35を介して中空体1に前面板30を脱落不能に固定することができるので、ボルトやネジ等を用いた固定に比べて固定作業が容易である。
また、中空体1は、第1の形材10と第2の形材20を嵌合により組み合わせて構成されているので、スリット20Sを形成する際に行う、打ち抜き加工等の機械的加工が行い易いという利点がある。
また、中空体1の背面には、連結部材5に固定するための固定部材25の固定用空間24が形成されているので、固定部材25の配置が容易であり、後方に突出することもない。また、複数並設した中空体1を固定部材25を用いて連結部材5に容易に固定することができる。
また、中空体1の内面には、形材の軸方向に延びる固定用のビスポケット18,28が形成されているので、ビスポケット18,28を用いて、中空体1の上下の開口をカバー部材40で容易に閉塞することができ、ひいてはヘルムホルツ共鳴器としての機能を容易に高めることができる。したがって、防音機能を有する柵F(高欄、フェンス等の防音構造体)を容易に組み立てることができる。
なお、上下の複数のカバー部材40を、並設方向に長い1つのカバー部材とすることで、柵Fの枠組みとすることもできる。このようにすることで、柵Fの仕上げが容易となる。
また、第1の形材10や第2の形材20等は、アルミニウム合金製の押出形材からなるので、中空部14を有する中空体1を容易に製造することができる。また、アルミニウム合金製の押出形材は、寸法精度が高く、また、強度を有する割に軽量である。したがって、所望のヘルムホルツ共鳴器として作用する柵Fを高精度に製造することができる。
なお、アルミニウム合金製の押出形材に代えて合成樹脂により第1の形材10や第2の形材20等、さらには前面板30を成形してもよい。
(第2実施形態)
本実施形態に係る防音構造体としての柵Fが前記第1実施形態と異なるところは、図10に示すように、突起部31Aが第1の形材10Aに一体的に設けられている点である。
第1の形材10Aは、図11,図12に示すように、前部11に溝部15,16(図4参照)が形成されておらず、左側部12および右側部13が前部11よりも前方へ若干延出されて、突起部31Aが前部11の左右縁部に形成されている。
突起部31Aは、図11〜図13に示すように、前部11の前方へ真直ぐ延出しており、図14(a)(b)に示すように、側面視で凹凸の輪郭を有する略台形状に形成されている。このような突起部31Aは、凹部32を形成することによって相対的に形成される。
このような突起部31Aにおいても、前記第1実施形態と同様に、中空体1の側面に沿う空気の流れを不規則な方向に変化させる機能を有している。
本実施形態の柵Fによれば、突起部31Aが第1の形材10(中空体1)に一体形成されているので、これらを別体とする場合に比べて構成がシンプルになるとともに部品点数を削減でき、コスト低減が可能であるとともに生産性が向上するという利点が得られる。
次に、中空体1の変形例について説明する。
はじめに、図15に示した例は、第1の形材10Bにおける右側部13の後端部13fが、第2の形材20Bにおける右側部23の前端部23fと間隔を空けて対峙するようになっており、この前端部23fとの間にスリット20Sを構成したものである。つまり、本変形例においてスリット20Sは、形材の押出方向に連続して形成され、第1の形材10Bおよび第2の形材20の押出時に形成される。
本変形例において、突起部31Bは、前部11の左右側方に一体的に延出して形成されている。突起部31Bは、前記実施形態と同様に、凹凸の輪郭を有する略台形状(不図示)に形成されており、凹部32Bを形成することによって相対的に形成される。
なお、第2の形材20Bの後部21の左前面には、側壁29a,29bが突出形成されて溝部29が形成されている。一方、第1の形材10Bの後端部12gには、溝部29に挿入される固定用リブ19が形成されている。固定用リブ19は、係止部材35を介して溝部29に係止可能であり、この係止によって第1の形材10Bと第2の形材20とが組み付けられるようになっている。
なお、固定用リブ19には、係止リブ19aが形成されている。
このような柵Fによれば、2つの形材の組み付け時にスリット20Sを形成することができるので、スリット20Sを形成するための打ち抜き加工等の機械的加工が不必要であり、中空体1を容易に製造することができる。
また、図16に示した変形例の中空体1は、第1の形材10Cと第2の形材20Cとを組み合わせることにより、3つの中空部14A〜14Cが形成されるものである。各中空部14A〜14Cは、相互に容積を異ならせている。
第1の形材10Cは、4つの挿入空間S3〜S6を有しており、これらの挿入空間S3〜S6に挿入される挿入壁202〜205が第2の形材20Cに設けられている。
第1の形材10Cの前部101には、突起部31Bが設けられており、また、第1の形材10Cに一体的に設けられた後部104と後壁105,106で囲われて、固定用空間24が形成されている。
なお、第1の形材10Cの左側部102の外側面および第2の形材20Cの右側部201の外側面には、複数の縦溝102a,201aが形成されている。この縦溝102a,201aは、吸音効果の向上、笛鳴り現象の抑制に寄与する。
このように容積の異なる3つの中空部14A〜14Cを有することにより、インピーダンス(音響抵抗)変化を好適に生じさせて所望の周波数域の音を好適に反射することができるとともに、ヘルムホルツ共鳴器により所望の周波数域の音を損失させることができる。
続いて、本発明の実施例について説明する。
<実施例>
実施例の柵として、図1で示したスリット20Sを有する中空体1をベースとし、仕様の異なる14種類の前面板を取り付けた柵No.1〜14を試料として、スリット20Sの形成された面に風を当てることで笛鳴り現象を測定した。
なお、前面板は、図18(a)(c)に示すように、突起部31を両側に形成したもの(両側加工、柵No.1〜12)と、突起部31を片側に形成したもの(片側加工、柵No.13,14)と、を用意した。また、図17に示したNo.1〜14は、図19に示した柵No.1〜14に備わる前面板にそれぞれ対応している。なお、図22〜図26において、「1」〜「14」の周波数特性は柵No.1〜14に対応している。
ここで、図19の表に示した各符号は、図18(a)〜(c)に示した前面板の各部に対応するものであり、符号Aは前面板の幅、符号Pは突起部31のピッチ、符号Nは突起部31の個数、符号L1は前面板の端部(上端部または下端部)から一つ目の凹部32の上下方向の中心位置までの寸法、符号L2はピッチP×個数Nで求まる寸法、符号W1は突起部31の突出端間の寸法、W2は凹部32の底部の寸法、符号Dは突起部31の突出寸法である。また、図18(b)に示すように、突起部31の台形の傾斜角度は135度とした。
なお、各試料において、隣接する中空体1間の距離は30[mm]とした。
また、柵Fは、図20(a)に示すように、風洞装置60のダクト口61の中心軸O1の延長上に、柵Fの平面視における中心G1が位置するように、かつ、図20(b)に示すように、中心G1周りに柵Fを回転させて柵Fの端部をダクト口61に近付けたときに、柵Fの端部とダクト口61との距離が150mmとなるように配置した。また、図20(a)に示すように、マイクMは、柵Fの端部の側方において、中心軸O1から500mmの位置に配置した。
そして、柵Fは、図20(c)に示すように、中心G1を中心として時計周りに中心軸O1から角度θ回転させて、スリット20Sの形成された面に対してダクト口61から吹き出された風が直接当たるように設置した。ここで、角度θは最も笛鳴り現象の生じ易い状態となる14度に設定した。
また、風洞装置60の風速は、15.4m/sに設定した。
<比較例>
比較例に係る柵として、前面板(突起部)を有しないアルミニウム合金製の押出形材からなる中空体1で、柵を作成した。比較例に係る柵において、隣接する中空体間の距離は30[mm]とした。図19において、柵No.0は比較例に係る柵であり、また、図22〜図26において、「0」で示した周波数特性は、比較例に係る柵の周波数特性を表している。
<使用機器>
・風洞設備:低騒音型風洞(鳥取大学製作、風洞吹出口:300mm×300mm)
・マイクロホン:NL−27(リオン(株)製)
・周波数分析器:OR34J((株)東陽テクニカ製)
<試験方法>
まず、比較例の柵において、音圧レベル(SPL[dB])の高い周波数(笛鳴り現象が発生する周波数)を特定するために、風洞装置60と比較例の柵とを前記した所定の距離に設置し、風洞装置60のダクト口61から柵のスリット20Sに風が当たるように風洞装置60を運転した。そして、マイクMを通じて笛鳴り音の計測を行った。
次に、風洞装置60と各試料とを前記した所定の距離に設置し、同様に、風洞装置60のダクト口61から柵のスリット20Sに風が当たるように風洞装置60を運転し、マイクMを通じて笛鳴り音の計測を行った。
結果を図21〜図26に示す。
図21〜図26に示すように、比較例の柵No.0において音圧レベル(SPL[dB])の高い周波数となる、715.63[Hz],1434.38[Hz],1650[Hz]において、実施例1〜14に係る柵No.1〜14は、比較例の柵No.0に比べて、音圧レベル(SPL[dB])がいずれも低減され、笛鳴り現象を抑制して防音機能を向上させることができた。特に、500Hzを超えたあたりから1800Hzに至る広周波数帯で好適に笛鳴り現象を抑制できた。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜設計変更可能である。例えば、中空部14に吸音材を配置してもよい。このような構成とすることにより、吸音効果をより高めることができ防音機能を向上させることができる。
また、中空体1は、矩形状としたが、より前後方向に長い扁平状としてもよい。また、各実施形態や変形例において、中空体1は、縦方向(垂直方向)に配置したものを示したが、これに限られることはなく、横方向(水平方向)や斜めに傾斜する方向に配置してもよい。
また、中空体1は、3つ以上の形材を組み合わせて構成してもよく、一つの形材から構成してもよい。
また、突起部31(31A,31B)等は、凹凸の輪郭を有する略台形状のものを示したが、これに限られることはなく、波形状の輪郭を有するものとしてもよい。また、突起部31等は、前部11よりも後方へオフセットした位置(中空体1間において少なくともスリット20Sよりも前方となる位置)に設けてもよい。
1 中空体
5 連結部材
10,10A〜10C 第1の形材
11 前部
15,16 溝部(凹状部)
18,28 ビスポケット
20,20B,20C 形材
20S スリット(開口部)
24 固定用空間(配置用溝)
30 前面板
31,31A,31B 突起部
33 取付用リブ(挿入部)
35 係止部材

Claims (12)

  1. 複数の中空体が間隔を空けて並設されてなる防音構造体であって、
    前記各中空体は、
    ヘルムホルツ共鳴器として機能する中空部を有し、前記中空体の並設方向の側面には、前記中空部に連通して長手方向に延びる開口部が設けられており、
    音が入射される側となる前部側には、前記中空体の側面に沿う空気の流れを不規則な方向に変化させる不規則流発生部が設けられており、
    前記不規則流発生部は、波形状または凹凸状の輪郭を有する形状であることを特徴とする防音構造体。
  2. 前記中空体の前面に取り付けられる前面板を備え、
    前記不規則流発生部は、前記前面板に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の防音構造体。
  3. 前記中空体の前面に形成された凹状部と、
    前記前面板の背面に設けられ、前記凹状部に挿入される挿入部と、
    前記挿入部に装着され前記凹状部の内面に抜け止め係止される係止部材と、を備えたことを特徴とする請求項に記載の防音構造体。
  4. 前記不規則流発生部は、前記中空体に一体形成されていることを特徴とする請求項1に記載の防音構造体。
  5. 前記不規則流発生部は、前記中空体の前方へ突出していることを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載の防音構造体。
  6. 前記不規則流発生部は、前記中空体の並設方向に突出していることを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載の防音構造体。
  7. 前記中空体は、当該中空体の軸方向に延びる2つ以上の形材を嵌合により組み合わせて構成されていることを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載の防音構造体。
  8. 前記中空体の背面には、構造体に固定するための固定部材の配置用溝が形成されていることを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載の防音構造体。
  9. 前記中空体の内面には、形材の軸方向に延びる固定用のビスポケットが形成されていることを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載の防音構造体。
  10. 前記中空体は、アルミニウム合金製または樹脂製の押出形材からなることを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載の防音構造体。
  11. 前記開口部は、形材の押出し時に形成されることを特徴とする請求項10に記載の防音構造体。
  12. 前記中空部には吸音材が配置されていることを特徴とする請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の防音構造体。
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