JP6858394B2 - ルーバー - Google Patents

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Description

本発明はルーバーに関し、特に、建築物に用いるルーバーに関する。
光や視界などを、選択的に遮断したり透過したりするために、ルーバーが建築物に設けられている。このようなルーバーは、隙間をあけた細長い部材が組まれて構成される。一般には、ルーバーは、空気の流通を確保しつつ、視線を遮る目的で使用される。
一方で、騒音の発生する施設や建築物では、遮音や吸音など、騒音の抑制が求められている。
従来の遮音材として、密度の比較的大きい素材、すなわち重い素材を用いて壁面を構成するものが多い。この場合、視線を遮り、また空気の流通もない閉鎖的な空間を作ることで、遮音性を得るものである。
また、外部(屋外)で使用する吸音材としては、小径の孔を連続的に開けた有孔板(いわゆるパンチングメタル)が用いられている。内部(屋内)で使用する吸音材としては、金属パネル内部にグラスウールやロックウールなどの繊維質系の吸音材を格納したものが用いられている。この吸音材は、音圧による振動を繊維の摩擦熱に変換して吸音効果を得るものであり、室内や閉鎖された空間で用いられている。
さらに、化粧面の反対面に吸音材を挿入するための開口部を設けたルーバー本体と、ルーバー本体の開口部を覆うカバー材と、を設けたものもある(例えば、特許文献1参照)。この防音ルーバーにおいて、ルーバー本体は開口部の開口方向に略垂直に立ち上がる係合部を備え、カバー材は係合部と係合する係止部を備えている。また、ルーバー本体及びカバー材の少なくともいずれかの化粧面に通音孔が設けられている。
特開2013−213334号公報
しかしながら、遮音材を用いて騒音を抑制しようとする場合、閉鎖的な空間を作る必要があるので、空気の流通を確保することはできない。また、パンチングメタルの吸音効果は小さい。
さらに、繊維質系の吸音材を格納したものでは、水に濡れることにより吸音性能が劣化するので、屋外で使用する場合には、金属カバー等に内装する必要があった。金属カバー等に内装すると、構造が複雑になり、吸音性能も低下してしまう。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、より簡単な構造で、空気の流通を確保しつつ、屋外で使用しても所望の吸音性能を維持できるようにするものである。
本発明の一側面のルーバーは、外形が直方体状に形成され、長手方向の側面における厚さが所定の範囲内の厚さに形成され、内側に直方体状の中空部が形成されている木質の部材であって、所定の間隙で配置される複数の部材からなり、中空部の断面形状であって、部材の長手方向の側面に直交する面における断面形状は、一定であり、部材の長手方向の端部において、中空部が開口していて、それぞれの部材の長手方向の側面のいずれかには、長手方向に所定の間隔で、中空部に通じる孔が複数設けられている。
孔は、部材の長手方向の側面に、長手方向に一列に並ぶように設けることができる。
孔は、等間隔に設けることができる。
複数の部材のうちの一方の部材における孔が設けられている側面の向きを、複数の部材のうちの他方の部材における孔が設けられている側面の向きと同じにすることができる。
一方の部材における孔が設けられている側面を、他方の部材に隣接する側の側面とすることができる。
それぞれの部材の長手方向の側面のうち、複数の側面のそれぞれに、長手方向に所定の間隔で並ぶ、中空部に通じる所定の断面積の孔を複数設けることができる。
それぞれの部材の内側には、部材の側面の長手方向に並ぶ2つの中空部を形成することができる。
2つの中空部の断面形状であって、部材の長手方向の側面に直交する面における断面形状を、概ね同じとすることができる。
孔を、部材の長手方向の側面のうち、2つの側面のそれぞれに設け、一方の側面に設けられている孔を、複数の中空部のうちの一方の中空部に通じさせ、他方の側面に設けられている孔を、複数の中空部のうちの他方の中空部に通じさせることができる。
部材を再生木材で形成することができる。
部材を、押出成形することができる。
本発明の一側面においては、外形が直方体状に形成され、長手方向の側面における厚さが所定の範囲内の厚さに形成され、内側に直方体状の中空部が形成されている木質の部材の長手方向の側面のいずれかに、長手方向に所定の間隔で、中空部に通じる孔が複数設けられているので、より簡単な構造で、ヘルムホルツの共鳴効果により吸音することができる。繊維質系などの吸音材が必要ないので、水に濡れることにより吸音性能が劣化することもなく、屋外で使用しても所望の吸音性能を維持できる。複数の部材が、所定の間隙で配置されるので、空気の流通を確保できる。従って、より簡単な構造で、空気の流通を確保しつつ、屋外で使用しても所望の吸音性能を維持できる。
以上のように、本発明によれば、より簡単な構造で、空気の流通を確保しつつ、屋外で使用しても所望の吸音性能を維持できる。
ルーバー11の全体の構成の例を示す正面図である。 ルーバー11の全体の構成の例を示す背面図である。 押出成形材21の構成の例を示す斜視図である。 押出成形材21の構成の例を示す正面図である。 押出成形材21の構成の例を示す背面図である。 押出成形材21の構成の例を示す右側面図である。 押出成形材21の構成の例を示す左側面図である。 押出成形材21の構成の例を示す平面図である。 押出成形材21の構成の例を示す断面図である。 ルーバー11の透過損失の例を示す図である。 ルーバー11の吸音率の例を示す図である。 ルーバー11の吸音率の例を示す図である ルーバー11の吸音率の例を示す図である ルーバー11の吸音率の例を示す図である
以下に本発明の実施の形態を説明するが、本発明の構成要件と、発明の詳細な説明に記載の実施の形態との対応関係を例示すると、次のようになる。この記載は、本発明をサポートする実施の形態が、発明の詳細な説明に記載されていることを確認するためのものである。従って、発明の詳細な説明中には記載されているが、本発明の構成要件に対応する実施の形態として、ここには記載されていない実施の形態があったとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、実施の形態が構成要件に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件以外の構成要件には対応しないものであることを意味するものでもない。
本発明の一側面のルーバー(例えば、図1のルーバー11)は、外形が直方体状に形成され、長手方向の側面における厚さが所定の範囲内の厚さに形成され、内側に直方体状の中空部が形成されている木質の部材であって、所定の間隙で配置される複数の部材(例えば、図3の押出成形材21)からなり、中空部の断面形状であって、部材の長手方向の側面に直交する面における断面形状は、一定であり、部材の長手方向の端部において、中空部が開口していて、それぞれの部材の長手方向の側面のいずれかには、長手方向に所定の間隔で、中空部に通じる孔(例えば、図3の孔41)が複数設けられている。
以下、図1乃至図14を参照して、本発明の実施の形態を説明する。
まず、図1および図2を参照して、本発明の一実施の形態のルーバー11の全体の構成の例を説明する。図1および図2は、それぞれ、ルーバー11の全体の構成の例を示す正面図および背面図である。
ルーバー11は、複数の押出成形材21からなる。押出成形材21の外形は、柱状に形成されている。ルーバー11をなす複数の押出成形材21は、所定の間隙で配置される。これにより、ルーバー11は、空気の流通を確保しつつ、視線を遮る。
詳細は後述するが、押出成形材21の内側には、中空部が形成されている。押出成形材21の側面には、中空部に通じる孔41が形成されている。ルーバー11は、押出成形材21の内側に形成されている中空部と孔41とから得られる、ヘルムホルツの共鳴効果により吸音する。すなわち、ルーバー11は、吸音性を有する。
例えば、図1に示されるように、ルーバー11は、音源の一例であるエアーコンディショナの室外機31の前に設置され、空気の流通を確保しつつ、室外機31からの騒音を吸音する。
例えば、ルーバー11は、商業施設の建築物の外壁に沿って設置されたり、住宅の境界に設置されたりして使用される。また、例えば、ルーバー11は、幼稚園や保育園などの施設と道路や他の住宅との境界に設置される。ルーバー11は、空気の流通を確保しつつ、視線を遮って、騒音を吸音する。
なお、以下、ルーバー11に対して前後の方向をY軸で図示し、上下の方向をZ軸で図示し、左右の方向をX軸で図示する。また、以下、X軸方向のうち、図1中の左側を単に左側とも称し、X軸方向のうち、図1中の右側を単に右側とも称する。さらに、以下、Y軸方向のうち、図1中の手前側を単に前側とも称し、Y軸方向のうち、図1中の奥側を単に後側とも称する。さらにまた、以下、Z軸方向のうち、図1中の上側を単に上側とも称し、Z軸方向のうち、図1中の下側を単に下側とも称する。なお、Z軸方向を、単に上下方向とも称し、X軸およびY軸に平行な面に沿う方向を単に水平方向または横方向とも称する。
図1および図2に示されるルーバー11において、複数の押出成形材21は、左右方向に直線状に同じ間隔で配置されている。また、図1および図2に示されるルーバー11において、複数の押出成形材21のそれぞれの上下の方向の長さは、同一である。図1および図2に示されるルーバー11において、複数の押出成形材21は、側面が平行になるように配置されている。図1および図2に示されるルーバー11において、複数の押出成形材21は、それぞれ、同じ構造とされている。図1および図2に示されるルーバー11において、複数の押出成形材21は、長手方向の側面が上下方向となるように配置されている。
一例として、ルーバー11の高さ(上下方向の長さ)は、1.5m乃至3mとすることができる。また、例えば、押出成形材21の幅(左右方向の長さ)は、3.5cmとすることができる。さらに、例えば、押出成形材21の奥行(前後方向の長さ)は、10cmとすることができる。また、例えば、複数の押出成形材21の間隔は、6.5cmとすることができる。なお、ルーバー11の高さ、幅、奥行き、および間隔は、それぞれ、適宜、任意の長さとすることができる。
なお、ルーバー11において、押出成形材21が配置される間隙は、一定の長さとすることも、部分によって変えることもできる。ルーバー11において、押出成形材21は直線的に配置することもできるし、曲線状に配置することもできる。
また、ルーバー11において、押出成形材21のそれぞれの長さを変えるようにしてもよい。ルーバー11において、押出成形材21のそれぞれの幅を変えるようにしてもよい。ルーバー11において、押出成形材21のそれぞれの奥行を変えるようにしてもよい。さらに、ルーバー11において、複数の押出成形材21を上下方向に重ねるように配置するようにしてもよい。また、ルーバー11において、複数の上側の押出成形材21と複数の下側の押出成形材21とを、上側の押出成形材21の下側の端部を、下側の押出成形材21の上側の端部で挟むように、互い違いに配置するようにしてもよい。
なお、ルーバー11において、押出成形材21は、側面が非平行になるように配置するようにしてもよい。
また、ルーバー11において、相互に異なる構造の押出成形材21からなるようにしてもよい。
なお、ルーバー11において、複数の押出成形材21は、長手方向の側面が水平方向になるように、または所定の傾きをもって配置してもよい。
次に、図3乃至図9を参照して、押出成形材21の構成の例について説明する。図3乃至図9のそれぞれは、押出成形材21の構成の例を示す斜視図、正面図、背面図、右側面図、左側面図、平面図、および断面図である。底面図は、平面図と同様なので、省略する。図9の断面図は、図7の左側面図に示されるAA’線における断面を示す。
押出成形材21は、再生木材からなる。また、押出成形材21は、押出成形されている。
押出成形材21の外形は、柱状に形成されている。言い換えれば、押出成形材21の外形は、直方体状に形成されている。押出成形材21の外形は、水平方向に対して上下方向がより長く形成されている。押出成形材21の背面側の側面には、上下方向に所定の間隔で複数の孔41が設けられている。押出成形材21の左側の側面には、上下方向に所定の間隔で複数の孔42が設けられている。孔41および孔42のそれぞれの断面は、円形とされている。例えば、孔41および孔42のそれぞれの径は、1mm乃至30mmとすることができる。なお、孔41および孔42のそれぞれの径は、後述するヘルムホルツの共鳴効果による共振周波数を所望の周波数にするように、所定の値とされる。
押出成形材21の内側には、直方体状の中空部51および中空部52が形成されている。中空部51および中空部52は、Z軸方向に互いに平行に伸びる。すなわち、中空部51および中空部52は、押出成形材21の側面の長手方向に並ぶ。中空部51および中空部52の水平方向の断面は、概ね同じである。言い換えれば、中空部51および中空部52の断面形状であって、押出成形材21の長手方向の側面に直交する面における断面形状は、概ね同じである。押出成形材21のZ軸方向の両端部において、中空部51および中空部52は開口している。すなわち、押出成形材21の長手方向の端部において、中空部51および中空部52は開口している。
押出成形材21の正面側の側面、背面側の側面、右側の側面、および左側の側面の厚さは、ほぼ一定の厚さとされている。例えば、押出成形材21の正面側の側面、背面側の側面、右側の側面、および左側の側面の厚さは、4mm乃至7mmの範囲のほぼ一定の厚さとされている。すなわち、押出成形材21の長手方向の側面における厚さは、所定の範囲内の厚さに形成されている。なお、押出成形材21の長手方向の側面における厚さは、後述するヘルムホルツの共鳴効果による共振周波数を所望の周波数にするように、所定の値とされる。
図9に示されるように、押出成形材21の背面側の側面に設けられている孔41は、中空部51に通じている。すなわち、孔41は、押出成形材21の背面側の側面に開口し、押出成形材21の内側の中空部51の壁面に開口している。
また、図9に示されるように、押出成形材21の左側の側面に設けられている孔42は、中空部52に通じている。すなわち、孔42は、押出成形材21の左側の側面に開口し、押出成形材21の内側の中空部52の壁面に開口している。
例えば、孔41は、押出成形材21の背面側の側面にZ軸方向の直線上に並ぶように形成されている。また、例えば、孔42は、押出成形材21の左側の側面にZ軸方向の直線上に並ぶように形成されている。すなわち、孔41は、押出成形材21の長手方向の側面に、長手方向に一列に並ぶように設けられている。同様に、孔42は、押出成形材21の長手方向の側面に、長手方向に一列に並ぶように設けられている。
孔41は、Z軸方向に等しい間隔で背面側の側面に形成されている。言い換えれば、所定の隣り合う2つの孔41の断面の中心の距離は、孔41を1つずらした隣り合う2つの孔41の断面の中心の距離と同じである。すなわち、孔41は、等間隔に設けられている。
同様に、孔42は、Z軸方向に等しい間隔で左側の側面に形成されている。言い換えれば、所定の隣り合う2つの孔42の断面の中心の距離は、孔42を1つずらした隣り合う2つの孔42の断面の中心の距離と同じである。すなわち、孔42は、等間隔に設けられている。
ルーバー11において、複数の押出成形材21の構造は同じで、それぞれの押出成形材21が同じ向きに配置されるので、複数の押出成形材21において、孔41または孔42が形成される側面の向きは同じである。すなわち、複数の押出成形材21のうちの一方の押出成形材21における孔41または孔42が設けられている側面の向きは、複数の押出成形材21のうちの他方の押出成形材21における孔41または孔42が設けられている側面の向きと同じである。
ルーバー11において、複数の押出成形材21は、右側面および左側面が隣接するように配置されるので、所定の押出成形材21において孔42が設けられている左側面は、他の押出成形材21の右側面に隣接する。言い換えれば、複数の押出成形材21のうちの一方の押出成形材21における孔42が設けられている側面は、他方の押出成形材21に隣接する側の側面である。
ここで、ヘルムホルツの共鳴効果について説明する。ルーバー11の押出成形材21において、中空部51および中空部52が空洞に相当し、中空部51および中空部52のそれぞれに通じる孔41および孔42がそれぞれ共鳴器に相当する。共鳴器である孔41および孔42のそれぞれに音波が入射すると孔41および孔42のそれぞれの内部の空気が、空洞である中空部51および中空部52のそれぞれの空気バネの共振周波数において激しく振動する。このとき、中空部51および中空部52のそれぞれの摩擦損失により吸音されることになる。
共鳴器の吸音特性は、ヘルムホルツの共鳴効果による共振周波数f0を示す式(1)で表される。
f0=c/2π×(P/(L(l+l’)))^(1/2) ・・・(1)
式(1)において、音速cは音の速さを示し、開口率Pは、孔41の開口の面積を、孔41が設けられている側面に対する中空部51の幅と孔41の間隔との乗数で除して得られた値を示す。空気層厚Lは、孔41が開口している中空部51の壁面からその壁面に対向する壁面までの距離である。頸部長さlは、孔41の長さ、すなわち、孔41が形成されている押出成形材21の側面の厚さである。開口端補正l’は、end correctionなどと称され、固有振動数を計算する場合、実際には管の内部だけでなく、開口部周辺の空気も付加的に振動するため、管の長さを実測値Lではなく実効長L'に補正するものであり、孔41の形状により定まる。
なお、式(1)において、^(1/2)は、1/2乗、すなわち平方根を示す。
式(1)は、孔42および中空部52にも同様に適用される。
なお、出願人による実験の結果によれば、孔41が設けられている側面に対する中空部51の幅と空気層厚Lとに、0.64乃至0.7のいずれかの値を補正係数として乗じると、式(1)の共振周波数f0が、実際の共振周波数とほぼ一致することがわかった。すなわち、中空部51または中空部52の容積の70%程度の空気が空気バネとして働いている。
式(1)から、押出成形材21の幅または奥行を使い勝手の良い30mmから100mmの角柱状にして、共振周波数f0を100Hzから200Hzにするには、孔41の長さ(頸部長さl)、すなわち、孔41が形成されている押出成形材21の側面の厚さを4mm乃至7mmの範囲にすると良い。押出成形材21は、押出成形されている再生木材からなり、木質の部材なので、側面の厚さを得やすい。
アルミニウムなどの素材では、側面の厚さを確保しにくく、低音の音域である100Hzから200Hzの音を吸音させることは困難である。また、200Hz以下の低音の音域の音を、グラスウールなどの繊維質系の吸音材で吸音させることは困難である。
ルーバー11においては、木質の部材である押出成形材21を採用することで、側面の厚さを得やすくなり、低音の音域である100Hzから200Hzの音を吸音させることができる。また、ルーバー11においては、孔41または孔42の開口の面積や孔41または孔42の間隔を調整することで、1kHz程度やこれを超える高音域の音を吸音させることができる。このように、ルーバー11においては、より広い音域の音を吸音させることができる。
孔41が音源に向くようにルーバー11を配置することで、より効果的に吸音させることができる。また、音源の反対側に孔41が向くようにルーバー11を配置しても、音を吸音させることができる。
ルーバー11は、音を吸音するので、音源から発生した音が音源側に回り込まず(戻って、反響せず)、より静かになる。例えば、音を遮蔽するだけだと、音源から発生した音が音源側に回り込んで反響するので、音源では、より音が大きくなり、よりうるさくなる。
なお、押出成形材21の内側には、直方体状の1つの中空部を形成するようにしてもよい。
また、孔41および孔42のそれぞれの断面は、所定の開口の面積が得られれば良いので、円形に限らず、任意の形状でよく、例えば、楕円形、長円形、または四角形などでもよく、星形やハート形などにデザインすることもできる。
また、孔41および孔42のそれぞれの断面形状または開口の面積を、変化させるようにしてもよい。例えば、孔41および孔42のそれぞれの断面の形状を、いわゆる皿座ぐりや深座ぐりの加工を施すなど、側面からの深さにより変えるようにしてもよい。
なお、孔41および孔42のそれぞれは、押出成形材21の長手方向の側面に、長手方向に一列に並ぶように設けられていると説明したが、これに限らず、二列や三列に配置したり、またはZ字状に何度も折れ曲がっている線上(いわゆる、ジクザク、稲妻形)に配置したり、または曲線上に配置したりするなど、任意に配置することもできる。
また、孔41および孔42のそれぞれは、等間隔に設けられていると説明したが、これに限らず、2つまたは3つの長さの間隔が交互に現れるようにしても、間隔が順に長くなるなど、間隔が変化するなど、任意の間隔で設けることもできる。
なお、中空部51に通じる所定の断面積の孔41を、背面側の側面に加えて、左側面に設けるようにしてもよい。この場合、左側面に設けられる孔41は、長手方向に所定の間隔で設けられる。すなわち、それぞれの押出成形材21の長手方向の側面のうち、複数の側面のそれぞれに、長手方向に所定の間隔で並ぶ、中空部51に通じる所定の断面積の孔41を複数設けるようにしてもよい。例えば、Z軸方向の変位に従い、孔41が、背面側の側面と左側面とに交互に設けるようにしてもよい。
また、ルーバー11において、複数の押出成形材21のそれぞれの構造を変えるようにしてもよい。例えば、ルーバー11において、左側面に孔42が設けられてなく、背面側の側面に孔41が設けられている押出成形材21と、背面側の側面に孔41が設けられてなく、左側面に孔42が設けられている押出成形材21とを交互に配置するようにしてもよい。
次に、図10乃至図14を参照して、ルーバー11の吸音特性の例を説明する。図10は、ルーバー11を設けた場合の透過損失の例を示す図である。図11乃至図14は、丸孔である孔41および孔42の径を変化させ、孔41および孔42のそれぞれの間隔を変化させた場合の吸音率の例を示す図である。
なお、図10乃至図14に示される吸音特性は、富山県工業技術センターにおいて実測された結果である。
図10は、音源と音を遮るための壁であって、四角状の窓を有する壁とを設けた場合、四角状の窓に何も設けないときの透過損失と、四角状の窓にルーバー11を設けたときの透過損失とを示す図である。図10において、1点鎖線は、四角状の窓に何も設けないときの透過損失を示し、点線は、丸孔である孔41および孔42の直径を7mmとし、孔41および孔42のそれぞれの間隔を25mmとしたときの透過損失を示し、実線は、丸孔である孔41および孔42の直径を15mmとし、孔41および孔42のそれぞれの間隔を25mmとしたときの透過損失を示す。この場合、押出成形材21の外形は、幅35mmで、奥行き100mmである。押出成形材21のそれぞれの内側には、それぞれ幅27mmで奥行き44mmの中空部51および中空部52が側面の長手方向に並ぶように形成されている。
図10に示されるように、ルーバー11を設けた場合、500Hzから8kHzの周波数帯域において、四角状の窓に何も設けない場合の透過損失以上の透過損失が得られている。すなわち、500Hzから8kHzの周波数帯域において、騒音が減衰されている。
四角状の窓に何も設けない場合に比較して、丸孔である孔41および孔42の直径を7mmとし、孔41および孔42のそれぞれの間隔を25mmとした場合、図10の点線で示されるように、630Hzにおいて、1.5dB以上、1.25kHzにおいて、1.0dB以上、2kHzにおいて、1.5dB以上、3.15kHzにおいて、1.5dB以上、4kHzにおいて、1.0dB以上、5kHzにおいて、1.5dB以上、6.3kHzにおいて、1.0dB以上それぞれ透過損失が大きくなっている。
また、四角状の窓に何も設けない場合に比較して、丸孔である孔41および孔42の直径を15mmとし、孔41および孔42のそれぞれの間隔を25mmとした場合、図10の実線で示されるように、1kHzにおいて、3.0dB以上、1.25kHzにおいて、約2.0dB、2kHzにおいて、1.5dB以上、3.15kHzにおいて、1.5dB以上、4kHzにおいて、1.0dB以上、5kHzにおいて、1.5dB以上、6.3kHzにおいて、1.0dB以上それぞれ透過損失が大きくなっている。
図11は、孔を設けていない部材からなるルーバーの吸音率と、丸孔である孔41および孔42の直径を2mmとし、孔41および孔42のそれぞれの間隔を50mmとした場合のルーバー11の吸音率とを示す図である。この場合、部材および押出成形材21の外形は、幅35mmで、奥行き100mmである。部材および押出成形材21のそれぞれの内側には、それぞれ幅27mmで奥行き44mmの2つの中空部または中空部51若しくは中空部52が側面の長手方向に並ぶように形成されている。
図11において、点線は、孔を設けていない部材からなるルーバーの吸音率を示し、実線は、丸孔である孔41および孔42の直径を2mmとし、孔41および孔42のそれぞれの間隔を50mmとした場合のルーバー11の吸音率を示す。
丸孔である孔41および孔42の直径を2mmとし、孔41および孔42のそれぞれの間隔を50mmとした場合、ルーバー11は、200Hz近辺で共振して、200Hz近辺の音を吸音する。200Hz近辺では、孔を設けていない部材からなるルーバーの吸音率が0.125程度であるのに対して、ルーバー11の吸音率は、0.4を超えている。
図12は、孔を設けていない部材からなるルーバーの吸音率と、丸孔である孔41および孔42の直径を4.5mmとし、孔41および孔42のそれぞれの間隔を50mmとした場合のルーバー11の吸音率とを示す図である。この場合、部材および押出成形材21の外形は、幅35mmで、奥行き100mmである。部材および押出成形材21のそれぞれの内側には、それぞれ幅27mmで奥行き44mmの2つの中空部または中空部51若しくは中空部52が側面の長手方向に並ぶように形成されている。
図12において、点線は、孔を設けていない部材からなるルーバーの吸音率を示し、実線は、丸孔である孔41および孔42の直径を4.5mmとし、孔41および孔42のそれぞれの間隔を50mmとした場合のルーバー11の吸音率を示す。
丸孔である孔41および孔42の直径を4.5mmとし、孔41および孔42のそれぞれの間隔を50mmとした場合、ルーバー11は、400Hz近辺で共振して、400Hz近辺の音を吸音する。400Hz近辺では、孔を設けていない部材からなるルーバーの吸音率が0.05程度であるのに対して、ルーバー11の吸音率は、0.25を超えている。
図13は、孔を設けていない部材からなるルーバーの吸音率と、丸孔である孔41および孔42の直径を7mmとし、孔41および孔42のそれぞれの間隔を25mmとした場合のルーバー11の吸音率とを示す図である。この場合、部材および押出成形材21の外形は、幅35mmで、奥行き100mmである。部材および押出成形材21のそれぞれの内側には、それぞれ幅27mmで奥行き44mmの2つの中空部または中空部51若しくは中空部52が側面の長手方向に並ぶように形成されている。
図13において、点線は、孔を設けていない部材からなるルーバーの吸音率を示し、実線は、丸孔である孔41および孔42の直径を7mmとし、孔41および孔42のそれぞれの間隔を25mmとした場合のルーバー11の吸音率を示す。
丸孔である孔41および孔42の直径を7mmとし、孔41および孔42のそれぞれの間隔を25mmとした場合、ルーバー11は、800Hz近辺で共振して、800Hz近辺の音を吸音する。800Hz近辺では、孔を設けていない部材からなるルーバーの吸音率が0.16程度であるのに対して、ルーバー11の吸音率は、0.30を超えている。
図14は、孔を設けていない部材からなるルーバーの吸音率と、丸孔である孔41および孔42の直径を15mmとし、孔41および孔42のそれぞれの間隔を25mmとした場合のルーバー11の吸音率とを示す図である。この場合、部材および押出成形材21の外形は、幅35mmで、奥行き100mmである。部材および押出成形材21のそれぞれの内側には、それぞれ幅27mmで奥行き44mmの2つの中空部または中空部51若しくは中空部52が側面の長手方向に並ぶように形成されている。
図14において、点線は、孔を設けていない部材からなるルーバーの吸音率を示し、実線は、丸孔である孔41および孔42の直径を15mmとし、孔41および孔42のそれぞれの間隔を25mmとした場合のルーバー11の吸音率を示す。
丸孔である孔41および孔42の直径を15mmとし、孔41および孔42のそれぞれの間隔を25mmとした場合、ルーバー11は、1kHz近辺で共振して、1kHz近辺の音を吸音する。1kHz近辺では、孔を設けていない部材からなるルーバーの吸音率が0.14程度であるのに対して、ルーバー11の吸音率は、0.25を超えている。
このように、中空部51または中空部52の形状に合わせて、孔41または孔42の開口の面積と孔41または孔42のそれぞれの間隔とが調整されると、ルーバー11は、ヘルムホルツの共鳴効果により所定の周波数で共振し、共振する周波数の音を吸音する。
図11乃至図14には、丸孔である孔41および孔42の直径を一定とし、孔41および孔42のそれぞれの間隔を一定とした場合の吸音率を示したが、それぞれの押出成形材21において、孔41および孔42の直径または孔41および孔42の間隔を変化させたり、押出成形材21毎に、孔41および孔42の直径または孔41および孔42の間隔を変化させたりことで、複数の周波数で共振させることができ、それぞれの共振の周波数の音を吸音させることができる。すなわち、この場合、ルーバー11は、特定の周波数帯域の音を吸音させることができる。
言い換えれば、中空部51または中空部52の形状に合わせた、孔41または孔42の開口の面積と孔41または孔42のそれぞれの間隔との調整により、特定の周波数の音の吸音率を大きくするようにしたり、所定の範囲の周波数帯域の音を吸音させたりすることができる。
このように、ルーバー11は、所定の間隙で配置される複数の押出成形材21からなる。押出成形材21は、木質の部材で形成されている。押出成形材21の外形は、直方体状に形成されている。押出成形材21の長手方向の側面における厚さは、所定の範囲内の厚さに形成されている。押出成形材21の内側には直方体状の中空部が形成されている。それぞれの押出成形材21の長手方向の側面のいずれかには、長手方向に所定の間隔で、中空部51に通じる孔41が複数設けられている。
外形が直方体状に形成され、長手方向の側面における厚さが所定の範囲内の厚さに形成され、内側に直方体状の中空部が形成されている木質の押出成形材21の長手方向の側面のいずれかに、長手方向に所定の間隔で、中空部51に通じる孔41が複数設けられているので、より簡単な構造で、ヘルムホルツの共鳴効果により吸音することができる。繊維質系などの吸音材が必要ないので、水に濡れることにより吸音性能が劣化することもなく、屋外で使用しても所望の吸音性能を維持できる。すなわち、一定以上の吸音レベルで安定して吸音できる。複数の押出成形材21が、所定の間隙で配置されるので、空気の流通を確保できる。従って、より簡単な構造で、空気の流通を確保しつつ、屋外で使用しても所望の吸音性能を維持できる。
中空部51の断面形状であって、押出成形材21の長手方向の側面に直交する面における断面形状を、一定として、押出成形材21の長手方向の端部において、中空部51を開口させることができる。
このようにすることで、屋外で使用しても、雨水が流れ出て、雨水が溜まることがないので、所望の吸音性能を維持できる。
孔41は、押出成形材21の長手方向の側面に、長手方向に一列に並ぶように設けることができる。このようにすることで、加工しやすく、また、見栄えをより良くすることができる。
孔41は、等間隔に設けることができる。このようにすることで、加工しやすく、また、見栄えをより良くすることができる。
複数の押出成形材21のうちの一方の押出成形材21における孔41が設けられている側面の向きを、複数の押出成形材21のうちの他方の押出成形材21における孔41が設けられている側面の向きと同じにすることができる。このようにすることで、施工しやすく、また、見栄えをより良くすることができる。
複数の押出成形材21のうちの一方の押出成形材21における孔42が設けられている側面を、他方の押出成形材21に隣接する側の側面とすることができる。このようにすることで、孔42を隠して、目立たなくし、デザインの自由度を上げることができる。
それぞれの押出成形材21の長手方向の側面のうち、複数の側面のそれぞれに、長手方向に所定の間隔で並ぶ、中空部51に通じる所定の断面積の孔41を複数設けることができる。このようにすることで、加工しやすく、また、見栄えをより良くすることができる。また、吸音特性の調整の幅が広がる。
それぞれの押出成形材21の内側には、押出成形材21の側面の長手方向に並ぶ2つの中空部である中空部51および中空部52を形成することができる。このようにすることで、中空部51または中空部52のうち、少なくとも一方に通じる孔41または孔42を設けることで、吸音性と見栄えとを両立させやすくなる。
2つの中空部の断面形状であって、押出成形材21の長手方向の側面に直交する面における断面形状を、概ね同じとすることができる。このようにすることで、吸音する音の周波数を決めやすくなり、加工しやすくなる。
孔41および孔42を、押出成形材21の長手方向の側面のうち、2つの側面のそれぞれに設け、一方の側面に設けられている孔41を、複数の中空部である中空部51および中空部52のうちの一方の中空部51に通じさせ、他方の側面に設けられている孔42を、複数の中空部である中空部51および中空部52のうちの他方の中空部52に通じさせることができる。このようにすることで、より効果的に吸音させることができる。
押出成形材21を再生木材で形成することができる。この場合、耐久性を向上させることができる。
押出成形材21を、押出成形することができる。この場合、中空部51および中空部52をより精度良く形成できるので、所望の特性で吸音させることがより容易になる。
なお、押出成形材21は、コンクリートで形成することもできる。
また、本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
11 ルーバー, 21 押出成形材, 41および42 孔, 51および52 中空部

Claims (11)

  1. 外形が直方体状に形成され、長手方向の側面における厚さが所定の範囲内の厚さに形成され、内側に直方体状の中空部が形成されている木質の部材であって、所定の間隙で配置される複数の部材からなり、
    前記中空部の断面形状であって、前記部材の長手方向の側面に直交する面における断面形状は、一定であり、
    前記部材の長手方向の端部において、前記中空部が開口していて、
    それぞれの前記部材の長手方向の側面のいずれかには、長手方向に所定の間隔で、前記中空部に通じる孔が複数設けられている
    ルーバー。
  2. 請求項1に記載のルーバーにおいて、
    前記孔は、前記部材の長手方向の側面に、長手方向に一列に並ぶように設けられている
    ルーバー。
  3. 請求項1に記載のルーバーにおいて、
    前記孔は、等間隔に設けられている
    ルーバー。
  4. 請求項1に記載のルーバーにおいて、
    複数の前記部材のうちの一方の前記部材における前記孔が設けられている側面の向きは、複数の前記部材のうちの他方の前記部材における前記孔が設けられている側面の向きと同じである
    ルーバー。
  5. 請求項4に記載のルーバーにおいて、
    一方の前記部材における前記孔が設けられている側面は、他方の前記部材に隣接する側の側面である
    ルーバー。
  6. 請求項1に記載のルーバーにおいて、
    それぞれの前記部材の長手方向の側面のうち、複数の側面のそれぞれには、長手方向に所定の間隔で並ぶ、前記中空部に通じる所定の断面積の前記孔が複数設けられている
    ルーバー。
  7. 請求項1に記載のルーバーにおいて、
    それぞれの前記部材の内側には、前記部材の側面の長手方向に並ぶ2つの前記中空部が形成されている
    ルーバー。
  8. 請求項7に記載のルーバーにおいて、
    2つの前記中空部の断面形状であって、前記部材の長手方向の側面に直交する面における断面形状は、概ね同じである
    ルーバー。
  9. 請求項7に記載のルーバーにおいて、
    前記孔は、前記部材の長手方向の側面のうち、2つの側面のそれぞれに設けられ、
    一方の側面に設けられている前記孔は、複数の前記中空部のうちの一方の前記中空部に通じ、
    他方の側面に設けられている前記孔は、複数の前記中空部のうちの他方の前記中空部に通じる
    ルーバー。
  10. 請求項1に記載のルーバーにおいて、
    前記部材は、再生木材からなる
    ルーバー。
  11. 請求項1に記載のルーバーにおいて、
    前記部材は、押出成形されている
    ルーバー。
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