JP6156425B2 - 車両の駆動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の駆動装置、特に、エンジンと変速機との間に回転電機が配設され、エンジンおよび回転電機の少なくとも一方の出力を、変速機を介して駆動輪に伝達する車両の駆動装置に関する。
従来、エンジンと変速機との間に回転電機が配設された車両の駆動装置が知られている。例えば、特許文献1には、エンジンと変速機との間に、ダンパユニットを介してエンジン側に連結された入力軸と変速機側に連結された出力軸とを断接するクラッチと、ロータが出力軸に連結された回転電機とが配設された駆動装置が開示されている。
この駆動装置によれば、回転電機のステータに電流を流してロータを回転駆動させることにより、その出力がクラッチドラムを介して出力軸に伝達されて回転電機による電動走行が実施される。また、クラッチを接続することにより、回転電機でエンジンを始動させることができ、エンジンが始動すればその出力が入力軸からクラッチを介して出力軸に伝達されてエンジン走行又はエンジン及び回転電機による併用走行が実施される。
さらに、回転電機への電流を遮断することにより、回転電機を発電機として作動させることができ、クラッチ接続時においては、エンジン走行が実施されると共に回転電機による発電が実施され、減速時にクラッチを解放することにより、エンジンの連れ回りによるエネルギ損失を抑制して、回転電機によるエネルギ回生を効率良く実施できる。
特開2010−105615号公報
特許文献1の駆動装置では、回転電機及びクラッチが収容される駆動ユニット収容空間と、ダンパユニットが収容されるダンパ収容空間とを仕切る、縦壁が設けられている。縦壁の内径部には前記入力軸が貫通しており、内径部と入力軸との間にオイルシールが装着されている。また縦壁の内径部から径方向の外側位置において、変速機側へ突出した環状突出部が形成されており、該環状突出部の内周に、回転電機のロータを支持するロータ支持部材がロータ用軸受を介して回転自在に支持されている。
ところで、駆動ユニット収容空間には、前記ロータ用軸受を含め種々の軸受が配設されており、これらの軸受には潤滑油が供給されている。そして、この潤滑油が駆動ユニット収容空間からダンパ収容空間側へ漏れ出ることが、縦壁及びオイルシールにより防止されている。この場合、オイルシールとロータ用軸受とが、共に縦壁の内周側において軸方向に位置を異にして配設されているので、駆動装置の軸方向寸法が増大してしまう。
この発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、エンジンと変速機との間に、回転電機が配設された車両の駆動装置の、軸方向寸法をコンパクトに構成することを目的とする。
前記課題を解決するため、本願発明は次のように構成したことを特徴とする。
まず、本願の請求項1に記載の発明は、エンジンと変速機との間に、エンジン側に連結された入力軸と変速機の変速機入力軸に連結された出力軸とを断接するクラッチと、ロータが前記出力軸に連結された回転電機とが配設され、かつ、前記クラッチ及び回転電機のエンジン側に、該クラッチ及び回転電機を収容する空間を形成する縦壁が設けられた車両の駆動装置であって、前記縦壁は、内周部に前記変速機側に延設された筒状の縦壁延設部を有しており、前記縦壁延設部は、外周に、前記ロータを回転自在に支持するロータ用軸受が配置されていると共に、内周に、オイルシールが前記入力軸との間に装着されており、前記ロータ用軸受と前記オイルシールとが、軸方向に重複して位置しており、前記入力軸は、前記クラッチのクラッチハブに連結されており、前記出力軸は、前記入力軸と同一軸心上に配置されていると共に、該入力軸の前記変速機側の端面に設けられた凹部内に突入した出力軸延設部を備えており、前記オイルシールと軸方向に重複する位置で、前記入力軸の前記凹部と前記出力軸の前記出力軸延設部との間に入力軸用軸受が配置されていることを特徴とする車両の駆動装置。
また、請求項2に記載の発明は、前記請求項1に記載の車両の駆動装置において、軸方向において、前記出力軸は、前記変速機側の部分において、前記変速機入力軸に連結されており、前記入力軸は、前記変速機入力軸のエンジン側の端部よりもエンジン側に位置していることを特徴とする。
前記の構成により、本願各請求項の発明によれば、次の効果が得られる。
まず、請求項1に記載の発明によれば、縦壁の内周部に、変速機側に延設された筒状の縦壁延設部を設けて、縦壁延設部の外周にロータ用軸受を配置すると共に、縦壁延設部の内周に入力軸との間にオイルシールを設置することにより、縦壁延設部の内外周にオイルシールとロータ用軸受とを振り分けて配置できる。これにより、ロータ用軸受とオイルシールとを軸方向に重複して配置でき、駆動装置を軸方向にコンパクトに構成できる。
また、入力軸用軸受を、オイルシールと軸方向に重複して配置できるので、より一層、駆動装置を軸方向にコンパクトに構成できる。さらに、入力軸の凹部と該凹部に延びる出力軸延設部との間に軸受を設置することにより、入力軸及び出力軸間の支持剛性を向上できる。
すなわち、本発明に係る車両の駆動装置によれば、エンジンと変速機との間に、回転電機が配設された車両の駆動装置において、軸方向の寸法をコンパクトに構成できる。
本発明による車両の駆動装置の一実施形態を示す断面図である。
以下、本発明の一実施形態を添付の図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る駆動装置の径方向の一方側のみの断面を示した半断面図である。図1に示すように、この実施形態に係る車両の駆動装置1は、エンジン2と、変速機3と、その両者の間に配設されたダンパユニット10及び駆動ユニット20とを有し、エンジン2の出力がダンパユニット10を介して駆動ユニット20の駆動ユニット入力軸7に入力され、駆動ユニット20の出力が駆動ユニット出力軸8から変速機3に入力されるようになっている。
なお、以下の説明において、エンジン2のエンジン出力軸2bの軸方向に関して、変速機3からエンジン2へ向かう方向を駆動装置1の前方と称し、エンジン2から変速機3へ向かう方向を駆動装置1の後方と称して、以下説明する。
ダンパユニット10は、前端がエンジン2のシリンダブロック2aに結合されたダンパケース11を有している。駆動ユニット20は、前端がダンパケース11の後端に結合され、後端が変速機3の変速機ケース3aの前端に結合された駆動ユニットケース21を有している。ダンパケース11と駆動ユニットケース21との間には、径方向内径側へ延びるエンジン側縦壁12が設けられており、駆動ユニットケース21と変速機ケース3aとの間には、径方向内径側へ延びる変速機側縦壁22が設けられている。
エンジン側縦壁12は、ダンパケース11と一体に形成されている。ダンパケース11の内側において、シリンダブロック2aの後端面とエンジン側縦壁12との間に、ドライブプレート41,フライホイール42及びダンパ43が収容されたダンパ収容空間S1が形成されている。一方、変速機側縦壁22は、変速機ケース3aの前部に取り付けられている。駆動ユニットケース21の内側において、エンジン側縦壁12と変速機側縦壁22との間に、回転電機5及びクラッチ6が収容された駆動ユニット収容空間S2が形成されている。
ダンパユニット10は、捩りダンパ装置であって、エンジン出力軸2bに結合されたドライブプレート41外周に、フライホイール42とダンパ43とが共締めされており、ダンパ43の内径部43aに駆動ユニット入力軸7が連結されるようになっている。
エンジン側縦壁12は、内径部に変速機3側に延設された筒状の縦壁延設部13を有し、エンジン出力軸2bと同一軸心上に配置された駆動ユニット入力軸7が、縦壁延設部13内を貫通している。この駆動ユニット入力軸7は、先端部がダンパ43の内径部43aにスプライン嵌合されており、これにより、ドライブプレート41,フライホイール42及びダンパ43を介してエンジン出力軸2bに連結されている。
変速機側縦壁22は、内径部にエンジン2側に延びるボス部23を有し、駆動ユニット入力軸7の後方に同一軸線上に配置された駆動ユニット出力軸8が、該ボス部23を貫通して後方に延びて、駆動ユニット20の出力を変速機3に伝達する。ボス部23には、オイルポンプ30のポンプ室24が形成されている。
また、変速機側縦壁22の前面には、前記ポンプ室24に対応するポンプカバー31が取り付けられ、ポンプ室24とポンプカバー31との間に、インナーロータ32及びアウターロータ33が収容されている。インナーロータ32は、内径部で駆動ユニット出力軸8のオイルポンプ駆動軸部85の外周に係合されており、駆動ユニット出力軸8の回転によりオイルポンプ30が駆動される。
駆動ユニット収容空間S2には、駆動ユニット20を構成する要素として、回転電機5と、クラッチ6と、駆動ユニット入力軸7と、駆動ユニット出力軸8とが配設されている。以下、駆動ユニット20の各要素について、説明する。
回転電機5は、駆動モータ又は発電機あるいはその両方として作動し、駆動ユニット入力軸7と同一軸心上に配置された環状のステータ51と、その内側に同心状に配置された円筒状のロータ52とを有している。ステータ51は、積層板からなるステータ鉄心にコイルを巻回して構成されており、変速機3側へ延びるブラケット53によりエンジン側縦壁12に取り付けられている。
ロータ52は、永久磁石が埋め込まれた積層板により構成されており、その外周がステータ51の内周に所定の隙間を隔てて対向するように、ロータ支持部材54の外周に外嵌して支持されている。
ロータ支持部材54は、ロータ52を支持する円筒状のロータ支持部541と、ロータ支持部541のエンジン2側の端部から内径側へ延びるロータ縦壁542と、ロータ縦壁542の内径部からエンジン2側へ延設された円筒状のロータ用ボス部543とを有している。
ロータ用ボス部543は、縦壁延設部13の外径側に位置しており、ロータ用ボス部543と縦壁延設部13との間に第1軸受91(ロータ用軸受)が配置されている。第1軸受91としては、例えばボールベアリングを使用できる。
また、ロータ52の回転角度を検出するレゾルバ9が、第1軸受91の径方向外側において、該1軸受91と軸方向に重複する位置に配置されている。具体的には、レゾルバ9は、レゾルバステータ27とレゾルバロータ28とを有し、レゾルバステータ27が、エンジン側縦壁12に取り付けられており、レゾルバロータ28がロータ用ボス部543の外周に取り付けられている。
クラッチ6は、エンジン2に連結された駆動ユニット入力軸7と変速機3に連結された駆動ユニット出力軸8とを断接可能に構成されており、ロータ支持部材54のロータ支持部541に結合されたクラッチドラム61と、その内側に配置されて駆動ユニット入力軸7に結合されたクラッチハブ62と、クラッチドラム61とクラッチハブ62との間に配置されて、これらに交互に係合された複数の摩擦板63と、該摩擦板63を締結させるピストン64と、該ピストン64を摩擦板63の解放方向に付勢するスプリング65とを有している。
クラッチドラム61の内周部に結合されたドラム延長部83とピストン64との間に締結用油圧室67が設けられ、油路67aから導入された作動油によって該締結用油圧室67内の油圧が上昇したとき、ピストン64がスプリング65の付勢力に抗して摩擦板63を締結方向に押圧する。また、ピストン64とその反クラッチドラム側に配設されたシールプレート66との間に遠心バランス室68が設けられ、遠心バランス室68に導入される非加圧状態の作動油により、締結用作動室67内の作動油に作用する回転による遠心力によってピストン64を締結方向に押圧する力が相殺される。
駆動ユニット入力軸7は、中空円筒状部材であり、エンジン2側から順に、エンジン出力軸2bの後端に設けられたエンジン出力軸凹部2c内に突入する入力軸延設部71と、ダンパ43の内径部43aにスプライン嵌合される入力軸中間部72と、縦壁延設部13の径方向内側に概ね対向位置する入力軸後部73と、後部において径方向外側へ延びてクラッチハブ62の内径部に例えば溶接により固定される入力軸フランジ部74とを有している。
また、駆動ユニット入力軸7には、後端部から入力軸後部73及び入力軸中間部72にかけて同一軸心に延びる入力軸心孔75が穿設されている。
一方、駆動ユニット出力軸8は、中空円筒状部材であり、エンジン2側から順に、駆動ユニット入力軸7の入力軸心孔75に突入する出力軸延設部81と、クラッチ6の各油圧室67,68の内径部を形成する出力軸中間部82と、出力軸中間部82の後部から径方向外側に延びてクラッチドラム61に結合されたドラム延長部83と、ポンプカバー31の内径部に対向位置する出力軸後部84と、インナーロータ32の内径部に係合するオイルポンプ駆動軸部85とを有している。
また、駆動ユニット出力軸8には、後端部から出力軸中間部82にかけて同一軸心に延びる出力軸心孔86が穿設されている。出力軸心孔86には、変速機3の変速機入力軸3bが挿入されてスプライン嵌合されている。
出力軸後部84とポンプカバー31との間には、第2軸受92が配置されている。すなわち、回転電機5のロータ52は、前側がロータ支持部材54を介して縦壁延設部13に第1軸受91により支持され、後側がクラッチドラム61及び駆動ユニット出力軸8のドラム延長部83を介してポンプカバー31の内周部に第2軸受92により支持されており、これにより駆動ユニット入力軸7の軸心周りに回転自在に構成されている。第2軸受92としては、例えばボールベアリングを使用できる。
また、入力軸延設部71とエンジン出力軸凹部2cとの間には、第3軸受93が配置されており、入力軸心孔75と出力軸延設部81との間には、第4軸受94(入力軸用軸受)が配置されている。すなわち、駆動ユニット入力軸7は、前側が第3軸受93により支持され、後側が第3軸受94により支持されており、これにより駆動ユニット入力軸7の軸心周りに回転自在に構成されている。第3軸受93及び第4軸受94として、例えばニードルベアリングを使用できる。
また、駆動ユニット出力軸8は、前側がクラッチドラム61及びロータ支持部材54を介して第1軸受91により支持され、後側が第2軸受92により支持されており、これにより駆動ユニット入力軸7の軸心周りに回転自在に構成されている。
また、入力軸後部73と縦壁延設部13との間には、オイルシール4が装着されており、エンジン側縦壁12及びオイルシール4により、駆動ユニット収容空間S2内の各軸受を潤滑し又はクラッチ6に供給された作動油(潤滑油)が、ダンパ収容空間S1側へ漏れ出ることが防止されている。
上記構成から明らかなように、縦壁延設部13の外周に第1軸受91が配置され、内周にオイルシール4が装着されている。さらに、オイルシール4と軸方向に重複する位置に第4軸受94が配置されている。換言すると、駆動ユニット入力軸7の入力軸後部73の外周にオイルシール4が装着され、内周(入力軸心孔75)に第4軸受94が配置されている。
また、レゾルバ9が、第1軸受91の径方向外側において、該1軸受91と軸方向に重複する位置に配置されている。したがって、オイルシール4と、第1軸受91と、第4軸受94と、レゾルバ9とがそれぞれ、軸方向に重複した位置に配置されている。
上記構成の駆動装置によれば、軽負荷走行時には、回転電機5のステータ51に電流を流すことによりロータ52が回転駆動され、すなわち回転電機5がモータとして作動する。これにより、回転電機5の駆動力がロータ52と一体に回転するロータ支持部材54、クラッチドラム61及び駆動ユニット出力軸8を介して変速機入力軸3bに伝達されて、変速機3において所定の減速比で減速された後、駆動輪(図示しない)が駆動される。このとき、クラッチ6は非係合状態にあり、エンジン2は停止状態に維持されている。
また、高負荷走行時には、エンジン2を始動し、油路67aを介してピストン64が摩擦板63を締結方向に押圧してクラッチ6が係合状態となり、回転電機5の駆動力に加えてエンジン2の駆動力が、変速機3の変速機入力軸3bに伝達される。
また、減速時においては、クラッチ6の締結用油圧室67から作動油を油路67aから排出させることにより、締結用油圧室67内の油圧を減じて、ピストン64を解放方向へ移動させてクラッチ6を解放状態とし、車両の減速エネルギがエンジン2の回転抵抗で消費されることを防止して、回転電機での回生効率を高めている。
以上説明した本実施形態に係る駆動装置1によれば、エンジン側縦壁12の内径部に、変速機側に延設された筒状の縦壁延設部13を設けて、縦壁延設部13の外周に第1軸受91を配置すると共に、縦壁延設部13の内周に駆動ユニット入力軸7の入力軸後部73との間にオイルシール4を設置することにより、縦壁延設部13の内外周にオイルシール4と第1軸受91とを振り分けて配置できる。したがって、第1軸受91とオイルシール4とを軸方向に重複して配置でき、駆動装置1を軸方向にコンパクトに構成できる。
さらに、オイルシール4と軸方向に重複する位置において、入力軸後部73の内周(入力軸心孔75)と出力軸延設部81との間に第4軸受94を配置することにより、入力軸後部73の内外周にオイルシール4と第4軸受94とを振り分けて配置できる。これによって、より一層、駆動装置1を軸方向にコンパクトに構成できる。
また、駆動ユニット入力軸7の入力軸心孔75と該入力軸心孔75に延びる出力軸延設部81との間に第4軸受94を配置することにより、駆動ユニット入力軸7の支持剛性を向上できる。
また、レゾルバ9は、第1軸受91の外周側であって、該第1軸受91と軸方向に重複する位置で、エンジン側縦壁12に取り付けられているので、より一層、駆動装置1を軸方向にコンパクトに構成できる。
特許請求の範囲に記載された本発明の精神および範囲から逸脱することなく、各種変形及び変更を行うことも可能である。
以上説明したように、本発明に係る車両の駆動装置によれば、エンジンと変速機との間に、回転電機が配設された車両の駆動装置において、軸方向の寸法をコンパクトに構成できるので、この種の製造技術分野において好適に利用される可能性がある。
1 駆動装置
2 エンジン
2b エンジン出力軸
3 変速機
3b 変速機入力軸
4 オイルシール
5 回転電機
6 クラッチ
7 駆動ユニット入力軸
8 駆動ユニット出力軸
9 レゾルバ
10 ダンパユニット
12 エンジン側縦壁
13 縦壁延設部
20 駆動ユニット
51 ステータ
52 ロータ
54 ロータ支持部材
61 クラッチドラム
62 クラッチハブ
63 摩擦板
64 ピストン
71 入力軸延設部
73 入力軸後部
75 入力軸心孔
81 出力軸延設部
91〜94 第1〜第4軸受

Claims (2)

  1. エンジンと変速機との間に、エンジン側に連結された入力軸と変速機の変速機入力軸に連結された出力軸とを断接するクラッチと、ロータが前記出力軸に連結された回転電機とが配設され、かつ、前記クラッチ及び回転電機のエンジン側に、該クラッチ及び回転電機を収容する空間を形成する縦壁が設けられた車両の駆動装置であって、
    前記縦壁は、内周部に前記変速機側に延設された筒状の縦壁延設部を有しており、
    前記縦壁延設部は、外周に、前記ロータを回転自在に支持するロータ用軸受が配置されていると共に、内周に、オイルシールが前記入力軸との間に装着されており、
    前記ロータ用軸受と前記オイルシールとが、軸方向に重複して位置しており、
    前記入力軸は、前記クラッチのクラッチハブに連結されており、
    前記出力軸は、前記入力軸と同一軸心上に配置されていると共に、該入力軸の前記変速機側の端面に設けられた凹部内に突入した出力軸延設部を備えており、
    前記オイルシールと軸方向に重複する位置で、前記入力軸の前記凹部と前記出力軸の前記出力軸延設部との間に入力軸用軸受が配置されていることを特徴とする車両の駆動装置。
  2. 軸方向において、
    前記出力軸は、前記変速機側の部分において、前記変速機入力軸に連結されており、
    前記入力軸は、前記変速機入力軸のエンジン側の端部よりもエンジン側に位置している、
    請求項1に記載の車両の駆動装置。
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